2008年06月09日
名物が見あたらず
出張で今日から名古屋の栄に泊っています。せっかくだから夕食は名古屋らしいものを食べようと、繁華街に出ました。しかし、味噌カツ屋も、きしめん屋も、味噌煮込みうどん屋も見あたりません。
一方で、「本場長崎ちゃんぽん」とか、「熊本直送馬刺し」や「広島お好み焼き」などといった看板は目に入ります。
結局、10分くらい歩きましたが、それらの店は見つからず、チェーン店風の定食屋で夕食をすませました。
せめて、何か名古屋らしいものを、とメニューを見たのですが、とんかつ定食はあるものの、かけるのは、「とんかつソースかデミグラスソース」の二択となっており、味噌ソースはありません。
というわけで、結局食べたのは、野菜炒め定食でした。明日はもう少し情報を集めるなどして、何とか「名物」を食べたいものです。
2008年01月14日
道義のレベル
ここのところ不入りだった大相撲が、本日は早々と前売り券が完売したそうです。理由は、「人殺しに関わった力士よりも重い、大相撲史上最大の制裁」である「二場所連続出場停止処分」を受けた朝青龍関の再出場でした。そして、相撲で快勝した朝青龍関には大歓声が。数ヶ月前の「全国民の怒りを買った」みたいな報道は何だったのか、と改めて思いました。
もっとも、いくつかのスポーツ紙のサイトを見ると、相変らず、偉そうに朝青龍関の事を批判している記事もありました。それはまあ、「言論の自由」だからいいのですが、その記事の下には、毎度の事ではありますが、「Ads by Google」による、胡散臭げな「副業紹介サイトへのリンク」が記載されていました。
母国政府の要請により数十分間サッカーイベントに出るのと、このような胡散臭い商売の宣伝に荷担する事と、どちらが道義的に問題があるのでしょうか。「道義」にうるさいスポーツ紙および、その親会社である商業新聞の連中に、一度検証してほしいものだとつくづく思った、今日の相撲報道でした。
2007年12月31日
2007年を振りかえって
今年は、昨年同様、さまざまな貴重な経験をすることができた一年でした。現在の目標に向けて、ある程度手応えを感じる事もできました。そういう意味では、ある程度、有意義だったとは言えるでしょう。
ただ、惜しむらくは、それらの経験を積む材料となったもののうち、ろくでもない人間による言動が少なからずありました。確かに、そこから反面教師的に学べたものは多いのですが、やはりあまり気持ちのいいものではありません。来年は、またいろいろあると思うのですが、出来ることなら、優れた人の言動から学ぶ機会を得たいものだと思っています。
この一年、当サイトを訪れていただき、有り難うございました。また来年もよろしくお願いいたします。
2007年12月28日
なくなるのは一瞬
職場の向かいににある民家が、ついに地上に屈して立ち退いてしまいました。まだ家の解体工事は始まっていないのですが、それに先駆けて、樹の枝だけを刈るという作業が行われました。作業者に乗った人が電動のこぎりで手際よく枝を落とし、短時間でその樹は幹だけになってしまいました。
半年前の猛暑日、ここの木陰から涼を得て心が安らいだ事がありました。そこまでの木陰を作れるだけの枝振りになるまで何十年かかったか分かりません。しかし、なくなるのは一瞬です。いずれこうなるとは分かってはいましたが、やはり物寂しさを感じました。
2007年12月27日
割れた瞬間
夕食中、味噌汁のお椀を持ち上げたところ、下に水たまりができていました。食卓には飲物や汁物が何点かあったのですが、こぼしたりした記憶はありません。「もしや、今しがたこぼした記憶が欠落してしまったのか?」と一瞬自分の脳をうたがいました。しかし、お椀をよくよく見てみると、縦に裂け目が入っていました。そこから味噌汁がこぼれたようです。
後で台所周辺を確認したのですが、味噌汁のこぼれた跡はありませんでした。ということは、机に置いた時、その衝撃(?)で裂けてしまったと思われます。もちろん、普通に置いたのですが、限界直前だったお椀にとっては、それがトドメになったのでしょう。
限界直前の状態だと、わずかな刺激で壊れる、というのはよく聞きます。しかしながら、それを実際に目の当たりにしたのは生まれて初めての事でした。
2007年12月26日
終わって感じる贅沢さ
昨日までは、街中および店の中はクリスマスの飾り付けがされていました。クリスマスと関係なさそうな忘年会客で賑わう和風居酒屋にも、ツリーが置いてあったりしました。
それが一斉に撤去されているわけですが、その状況を見て、クリスマスグッズの収納が気になりました。ツリーを筆頭に、置いておくにはそこそこの場所が必要です。もちろん、一店舗くらいでは大した場所はいらないのでしょうが、これだけ津々浦々の店舗がクリスマスの飾り付けをしているわけですから、合わせれば相当の面積になります。さらに公共施設の大がかりな飾り付けもあるわけですから、全部合わせれば島一つ分くらいに相当する収納スペースとなるでしょう。
それだけの面積が、一年の一割に満たない期間のための装飾品を置くために使われているわけです。そう考えると、クリスマスというものはかなり贅沢なイベントなのだな、と別の意味で実感させられました。
2007年12月23日
自ら名乗る「絶品」
ロッテリアが大々的に宣伝し、登場直後は売り切れも続出したと言う「絶品チーズバーガー」というのを食べてみました。まあ、確かに従来のチーズバーガーとは、パンや肉の歯ごたえが違うようにも感じました。とはいえ、格が違う、というほどではありません。また、胡椒の味付けがやけに強いのも気になりました。
これが、まだ「新チーズバーガー」くらいの名前だったら、別にどうという事もありません。しかしながら、名前が名前なだけに、「何だ、仰々しい名前をつけてこんなもんかい」と思ってしまいました。
やはり、「絶品」とかいう言葉は、他人が評価する形で出てくる言葉であり、よほどの事がない限り、自分から名乗る言葉ではないな、と改めて思いました。
2007年12月22日
冬至
天気が悪かったのでずっと家にいました。いろいろやっていてふと外を見ると、もう真っ暗でした。「えっ、もうそんな時間が経っていたのか?」と驚いたのですが、時計を見たらまだ17時前です。その時、はじめて今日が冬至という事を思い出しました。
当然ながら、今日だけ日が短い、という事はありません。ここしばらく、少しずつ日が短くなっていたわけです。しかしながら、普段は仕事しているので、気がついたら夜になっている、という生活です。それがたまたま休みだっただけに「冬至らしさ」を実感できたわけで、そういう意味では得したようにも感じました。
というわけで、冬至記念と言うこともあり、夕方の買い物では「ゆずの入浴剤」を30円で購入しました。せこいですが、これでさらなる「冬至気分」を味わおうと思っています。
2007年12月21日
未確認を確認していない?
一部の政治家が「UFO論議」をやっています。暇だなと思う一方で、まあ「本来の仕事」をしようとするとろくな事にならないから、むしろこういう事に熱意を注いだほうがマシか、などとも思っています。
それはそうと、福田首相の談話「私はまだ(UFOを)確認していない」と語った。には驚きました。UFOを日本語訳すると「未確認飛行物体」です。したがって、この談話は、「私は未確認飛行物体を確認していない」という意味になってしまいます。言葉として何の意味もありません。
まあ、「UFO=宇宙人の乗り物」というのが基本概念にあるから、そのような発言になったのでしょう。とはいえ、もう少し言葉の本来の意味を認識してほしいものだ、と思いました。
2007年12月19日
謎のマナー
電車の液晶TV広告を見ていたら、「年賀状のマナー」という宣伝をやっていました。なんでも、それによると、最もマナー違反の年賀状は「文面が全てワープロ文字だけ」との事でした。
自分的には、別にそのような年賀状を貰っても、マナー違反とは思いません。機械的とはいえ、自分宛に安否の報告をしてくれただけで、十分価値があると思います。逆に、慣例化している相手に年賀状を出す際も、特に書くことがなければ、印刷だけですむと思っています。
広告主が誰だかまでは確認しませんでした。しかし、これを真に受けたら「マナー違反の年賀状を送るくらいなら、最初から何も送らないほうがいい」と思う人が多発して、郵便事業株式会社が損するのでは、とは思いました。まあ、これまでと違って、一民間企業になったので、別にその会社が得しようと損しようと知ったことではないのですが・・・。
2007年12月18日
やることなすこと
昨日は、相方が出かけていたので一人で外食でした。で、どのような店を選ぶか、という事ですが、その直前に帰りの電車で失敗を重ねており、自分の選択に自信が持てない状況になっていました。そこで、いろいろ迷った挙げ句、最初に思い浮かんだ店に行ったのですが、これがやはり失敗。やけにしなびた鮭を食べる羽目になりました。
何をやってもダメな時、というのは確かにあるものだ、と思いました。こんな事ならいっそ、カロリーメイトで夕食をすませれば良かったか、とまで思ったほどでした。
というわけで、つかない一日もあったものだと重いながら、風呂に入りました。すると、出る時にバスタオルを取ろうとしたら、棚からかごが落ちてきて顔面を直撃。怪我はありませんでしたが、久々に目の中に火花が飛ぶ経験をしました。
最後まで一貫して悲惨な日でした。まあ、その反動というわけでもないでしょうが、今日は平穏無事な一日を過ごせました。
大は小を兼ねない
とある、東日本を代表する大企業に打ち合わせをしに行きました。社のイメージそのままの巨大なビルが駅前にあり、一番下のフロアを歩いただけでしたが、迷路のように感じました。しかも、これは本社ではなく、支店だというのですから驚きです。
入ってすぐに、「打ち合わせブース」みたいな仕切りが何カ所もあるのですが、そこは先約で満杯だったのか、別の所に通されました。なぜかそこは、高価そうなソファーがあり、奥には絵がかかり、扉は天井まである、というやけに豪華な部屋です。どうみても、業者とちょっと打ち合わせをするような部屋ではありません。
まあ、単に他に場所がなく、空いた高級応接室を使った、という事なのでしょう。しかし、「大は小を兼ねる」というわけにはいかず、このテの打ち合わせにはあまり便利ではありませんでした。ちなみに、ソファには空きがあったものの、招待者である大企業の社員は、わざわざ別の椅子を持ちこんでいました。部屋の意味がわかっているだけに、おそれ多くて座れなかったのでしょうか。
というわけで、豪華さと裏腹に、えらい不便な形で話はすすみました。やはり、どんなものにも「分相応」というのはあるものだな、などと思ったひとときでした。
2007年12月16日
人気キャラの使い場所
本屋のビジネス書のあたりを見ていたら、いきなりケンシロウが目に入りました。なんだと思って見てみたら、「日本はもう死んでいる」なる題名の本での帯でした。帯といっても、表示の7割くらいの大きさですから、実質的には表紙イラストのようなものです。著者は70過ぎとの事ですが、「北斗の拳」のファンなのでしょうか。
内容は、日本財政のふくれあがった借金を憂う、といったものでした。財政についてはさほど知識がないので、この本の内容が参考になるかどうかは断言できません。ただ、あの「帯」を見た限りでは、この本の内容を信じるのは、「この世には一子相伝の暗殺拳が存在し、その修得者は、体の特定部位を突いたり蹴ったりするだけで、相手を爆発させる事ができる」という話を信じるのと同レベルなのでは、と思ってしまいました。
確かに、いまでもパチスロ屋の看板の一つであり、復刻版も出ればスカパーでアニメの再放送も行われている大人気作品です。とはいえ、このような題材を扱った本の実質表紙イラストにふさわしいかどうかは、別問題なのではないでしょうか。
まあ、本屋で平積みになっていたわけですから、私のような考えをするのは少数派で、むしろ「北斗」世代が買っているのかもしれませんが・・・。
とはいえ、やはり「社会科学と北斗神拳」という組み合わせには、違和感を強くおぼえました。
2007年12月12日
テレビの魔力?
何となくJスポーツをつけていたら、身内の通っている高校が出ていました。バスケットボール番組で、「高校バスケ部員に尋ねる、好きなプロバスケットボール選手ランキング」とかいう企画でした。
その時思ったのが、「そう言えば、彼女は野球部のマネージャーとか言っていたっけ。これが野球番組だったら出れたかもしれないのに、残念」と思ってしまいました。
別にTVに権威など感じることは一切ありません。だいたい、仮に出ても一瞬ですし、それによって何かいい事があるわけでもありません。
にも関わらず、「身内が映ってほしかった」と思ったわけです。「TV出演」というものが持つ魔力を感じさせられた一瞬でした。
2007年12月11日
気付くタイミング
見込み客となる外資系のホテル会社へプレゼンしに行きました。すでにお客となっているホテル会社が別にあるのですが、そこは普通のオフィスビル内に事務所があります。今日行ったところも、普通のビジネスビルと思わしき建物でした。そこで、てっきりここも事務所で、ホテルは別の所にあるものだろう、と思って入りました。
そして案内されるまま、エレベーターで目的の階に行きました。そこで降りるといきなり、高級ソファが置いてありました。「お、さすがは外資系、事務所の入口も一味ちがうな」などと驚きながら奥に進みました。するとさらに、「SPA→」みたいな案内表示が出てきました。「うーん、ここまで事務所をホテル風にしているのか」などと、まだ気付かずに歩き、角を曲がったら、そこにはフロントがありました。
さすがにその時点で、自分が来ているのがホテルそのものだと気付きました。いくらそれらしい看板や表示がないとはいえ、普通はエレベーターを出た瞬間に気付くとしたものです。思いこみによる勘違いは今に始まった事ではありません。ただ、振り返ってみると、かなりマヌケだと我ながら思いました。
エレベーターを出てから歩いている間、同行した人にそれらの「感想」を口走らなかったのが、不幸中の幸いでした。
2007年12月09日
立ち枯れ
普段歩かない所へ散歩に行きました。道に沿って花が植えてある所を歩いたのですが、途中で奇妙なものを見ました。向日葵と紫陽花が、花が咲いた状態のまま立ち枯れているのです。特に紫陽花は、6月に咲いた形そのままで、花びらと葉が茶色になったまま植わっている、という状況でした。
そのあたり以外は、普通に秋桜などが咲いているだけに、余計、不思議な感じでした。何か病気でも発生したのでしょうか。
花が散りゆくさま、というのは寂しさを含んだ美しさがあります。それに対し、立ち枯れた花には、「実を結ぶ」という本来の目的が達せられないまま命を失ったというような、無念さみたいなものを感じさせられました。
2007年12月08日
漫画単行本と子供向けメニュー
ロイヤルホストに行きました。テーブルにメニューが置いてあり、その中に「キッズメニュー」というものがありました。当然そこから選ぶ事はないのですが、そのメニューがやけに気になりました。かなりの既視感があるのです。
なんでお子様向けメニューに既視感が?と思って頭を捻らせているうちに、かしましハウスの表紙を思い出しました。
店にあるメニューは、サイトに載っているものと文字の背景色が異なっています。そしてそれは「かしましハウス」題字の背景色と同じです。そして、文字も色の濃淡と模様の有無の違いはあれど、同系列の色を使っています。これなら、既視感をおぼえるのも無理はありません。
なぜこのような類似デザインが誕生したかは分かりません。それはともかく、おかげでメニューを見ている間、「かしましハウス」が頭の中から離れませんでした。
2007年12月04日
他人に感動を伝える
1990年代はプロレスにかなりハマり、月刊誌を二つ買っていた時期もありました。それからいろいろあって離れてはいましたが、スカパーのプロ野球セットでG+が見れた事もあり、毎週月曜および、特別中継のノアは可能な限り見ていました。
そんな中、昨年、小橋選手が腎臓ガンで離脱したと聞いて驚き、しかも片方の腎臓を摘出しながら、リング復帰を目指すと聞いて、再び驚きました。
そして二日には復帰戦がありました。諸事情により、生中継は入場シーンしか見れず、深夜の再放送での観戦となりました。その中で、「病み上がり」という事を感じさせない小橋選手の戦いぶりは、強く心を揺さぶられました。さらに、同じく大病から復帰した経験を持つタッグパートナーの高山選手、さらには長年の仲間である小橋選手に対し、容赦ない攻撃を加え、最後は、通常以上の必殺技を出して勝利した三沢選手と秋山選手の戦いぶりも、これまた素晴らしいものでした。
久しぶりに「他人に感動を伝える」という姿を見たように思いました。小橋選手は大変な闘病が続くでしょうが、これからも頑張り続けてほしいものです。
2007年12月02日
タイヤとグルメ
ちまたで、「東京版ミシュラン」という本が話題になっています。私は、食通とは縁遠い人間ですが、さすがに「三つ星」とか「恨ミシュラン」なる単語により、ミシュランなる、星印の数で店の格付けを行う食通ガイドブックが存在する事くらいは、以前から知っていました。
一方、勤め先のすぐそこに、フランス企業の「ミシュランタイヤ」の日本本社があります。これは、今の社屋に来るまで会社の存在も知らなかったのですが、なかなか立派な事務所です。あと、入口には奇妙な形のイメージキャラクターの像が飾ってあり、異彩を放っています。
ところが、その「グルメガイド」と「タイヤ販売業」が同じ会社によるものだということに、ごく数日前に指摘を受けるまで、気付いていませんでした。冷静に考えれば、どちらも名前が同じ上に、フランス発なのですから、同じ会社がやっているに決まっています。ところが、なぜか頭の中で、二つが全く別世界のものとして分類されていたようで、言われるまで気づきもしませんでした。
毎度の事ですが、思いこみによる誤認識というものは不思議なものです。この年になるとなかなか難しい事は分かってはいますが、もう少し頭の柔軟性がほしいものです。
2007年11月29日
シウマイが発売停止に
私の大好物の一つである、崎陽軒の「シウマイ」が、原材料表示順序がJAS規格に違反していた、という事で、自主回収となったそうです。
一瞬、「白い恋人」みたいに、半年くらい消えるのか、と心配したのですが、12月1日には販売再開との事なので、一安心しました。
報道を見る限り、なるべく印象のいい材料を上に表示しようという策を弄したゆえの事のようです。しかしながら、そんな順番を気にして購入する客など普通はいないでしょう。少なくとも、私は何十回も買っていますが、そんな表示、見た記憶がありません。
今回の件で改めて思ったのは、当然のことながら「嘘はいけない」という事でした。別に正しく表示をしていたところで、シウマイの売上げには関係なかったでしょう。それをこざかしい事をしたために、数日とはいえ、販売できない羽目になったわけです。
個人的にも、何人か嘘を平気でつく経営者を見ていましたが、皆、最後は自業自得の結果になっています。全ての情報を正しく開示する、などという事は確かに不可能です。とはいえ、もう少し正直にしたほうが、会社のためにはもちろん、自分のためにもいいのでは、と改めて思いました。
自分の大好物がこのような形で報道されるのは、かなり辛いものがありました。ぜひとも、このような事はこれで最後にしてもらいたいものです。
2007年11月28日
オタク丼を食べる
9月頭に見かけたオタク丼を売る寿司屋の近くにある客先に、昼前に行く仕事が入りました。というわけで、当然ながら昼は念願の(?)オタク丼を食べました。
内容については、既にネットで知っていたので、特に驚くことはありませんでした。とはいえ、その「上の具とその下の御飯を食べると、また具が出てくる」というのは、面白い上に、食べやすいと思いました。
ちなみに、前回通ったときにはなかった新メニュー「萌え丼」もメニューには載っていました。何でも値段はオタク丼の倍以上となる2,550円です。ランチメニューとしてはかなり高価な部類に入るかと思われます。
早速、帰宅後にネットで調べたところ、具が豪華なのに加え、火の付いた線香花火が刺さって出てくるとのこと。線香花火の刺さった寿司とは、すごい事を考えるものです。ただ、どうせなら、「頼むと近所のメイド喫茶の店員さんが持ってきてくれる」くらいのネタをやったほうが受けるのでは、とも思いました。
「オタク」「萌え」ときたのですから、是非とも次は安永航一郎先生考案の「コミケ寿司」(具は鱒・牡蠣・鯛)をやってほしいものだとも思いました。
2007年11月27日
坊主めくりと蝉丸
昨日、実家で義兄と5歳の甥と三人で坊主めくりをしました。最後にやってから30年近くたっており、ルールなど覚えていません。そこで、ウィキペディアで確認しました。
基本ルールは、「普通の男が出れば手札に、坊主が出れば手札を場に出す、女性が出れば場の札を貰える・場に札がなければもう一枚引ける」というものでした。これについては、おぼろげながら記憶していたものと同じでした。
そこまでは普通なのですが、ウィキペディアではさらに、「さまざまなローカルルール」が紹介されていました。そこで非常に気になったのは「蝉丸」の存在でした。
一応、坊主の一人ではあるのですが、他の坊主よりさらに強力な設定になっているとのことです。中には、「蝉丸を引いたら、全員の手札を自分の手札にできる」などといったローカルルールも紹介されていました。これだと、たとえば、99枚引かれた時点で、1枚も持っていなかった人でも、最後に蝉丸を引けば逆転勝利できる事になります。カードゲームの知識はないのですが、ここまで強力な「切り札」はそうはないのでは、などと驚きながら、通常ルールで競技を始めました。
ゲームは普通に盛り上がりました。しかし、「ローカルルール」を採用しないながらも気にしていた蝉丸は出てきません。見落としていたかと思って、終了後に確認しましたが、やはり彼はいませんでした。どうやら、何らかの理由で紛失してしまったようでした。それを知ったときは、通常ルールであるにも関わらず、なんか損したような気分になりました。
ゲームを振り返ると、40歳・30代末・5歳という異色の三人組で行ったにも関わらず、特に手加減することもなく、普通にゲームは盛り上がりました。そう考えると、「坊主めくり」とはなかなか凄いゲームだな、と改めて感心させられました。次はぜひ「蝉丸ルール」でやりたいものです。
2007年11月25日
TV屋にとっての「悲劇」の価値
昼過ぎにTVをつけたら、「サンデースクランブル」なる番組をやっていました。先週発生した三人行方不明事件を取り上げているのですが、画面の見出しに「点と線、三人不明」みたいに書かれていました。
このTV局では、昨日・本日と、松本清張さんの「点と線」のドラマを放映していました。かなり大がかりに宣伝しているようで、夕方には30分かけて宣伝番組もやっていました。どうやら、これもその宣伝の一環のようです。
しかしながら、今回の事件は、普通の人が不運にも巻き込まれた不幸な話です。以前から、TVの犯罪報道などで、遺族に対する非礼極まりない「取材」は気になっていました。それが今回の件で、いつも気になっていた「視聴率さえ取れればいいのであって、被害者やその周りの人の心情など知ったことではないようだ」のという推測が正しかった事がよくわかりました。
それにしても、見ず知らずの人の悲劇を、「商売ネタ」にするというのも因業な商売だよな、と改めて思いました。
2007年11月24日
意外にカレーにあった食べ物
カレーのランチバイキングをやっている店に行きました。そこでは、カレーとナン・米ならず、種類は少ないとはいえ、サラダ・飲物・デザートが食べ放題で値段は一人900円弱でした。
かなりお得で、カレーの味もかなり私好みでした。ただ、ナンの作成ペースがやけに遅いのです。一応、店内から見えるような形で、専用窯を用いて焼いているのですが、供給が需要にあっていません。
あまり、インドカレーを米で食べるのが好きでないので、ちょっと困りました。その時、ふと隣に盛られているサラダに気付きました。
サラダは好きなのですが、ドレッシングが好みでないので、さほど食べていませんでした。しかしながら、カレーでしびれた口直しなら、ドレッシングなしでも十分サラダを楽しめるのでは、と思いました。そして、カレーを何もつけずにたべ、口の中が辛さで一杯になった頃に、何もつけずにサラダを食べる、というのを繰り返しました。
結論だけ言えば、やはりインドカレーにはナン、サラダには好みのドレッシング、というのが最善だと再認識しました。とはいえ、次善の策としては、なかなか有効だと思いました。
世の中、いろいろな組み合わせが存在し得るものだ、と思いました。同時に、できたらもう少し頻繁にナンを焼いてくれたら、とも当然ながら思いました。
現状逃避
作業中に足をぶつけました。台車に巻き込んだような感じで、一瞬痛みも走りました。
本来なら、すぐに靴を脱いで状況を確認しなければならないはずです。ところが、「まだ作業中だし、怪我が判明したら手当てしなければならない。ならば、終わるまで確認するのは待とう」という考えが浮かんできました。
冷静に考えれば、怪我していながら作業を続けたら、さらに悪化する危険性があります。したがって、ありえない考え方なのですが、なぜかその時はそう思ってしまったのです。
もっとも、このような、現実の危険から目を背ける、というのは私に限ったことではありません。第二次大戦末期の大日本帝国政府が代表例ですが、ちょっと自分の足元を確認すれば済むのに、そこから目を背けて悲惨な結果になったというのは、無数に発生しています。
そのようなニュースや歴史的事例を見る度に、「なぜそこで冷静に現状を認識しないのだ」と思っていたのですが、いざ我が身に降りかかると、同様の事をしてしまったわけです。
やはり、人間というのは、嫌なことから目をそむけようとする本能があるのだろうか、と思いました。もっとも、致命的な失敗を防ぐためには、その「本能」をいかに制御して現状を認識する必要があるわけです。
ちょっとした事故でしたが、思わぬところで自分の欠点と対策を認識することができました。
2007年11月19日
思いこみの怖さ
客先に行くことになりました。場所はかつて通っていた大学のすぐ近くで、最近はご無沙汰しているものの、高校時代から20代半ばまでずっとうろついていた所で、土地勘には自信のあるところです。
客先の地図を見たところ、「ファミリーマートのあるビル」と書いてありました。あのあたりなら、距離感はつかめているから、適当に歩けばファミマはすぐに見つかるだろう、と思い、地図を印刷することなくでかけました。
ところが、いざ目的地の周辺に着いたのはいいのですが、肝心のファミリーマートはありません。ローソンとサークルKはあるのですが、なぜかファミマはないのです。この時点ではある程度時間に余裕を持っていました。そこで「まあ範囲はつかめているので、適当に歩けば、すぐ見つかるだろう」とタカをくくっていました。ところがどうしても見つかりません。
やがて時間が近くなり、どうしようもなくなったので、ついに人に尋ねました。住所から確認して該当する場所に行くとびっくりしました。そこには先ほどから散々みていたサークルKがあったのです。
なぜか頭が、勝手に「サークルK」を「ファミリーマート」に変換していたわけです。我ながらなんでそんな事になったのか分かりません。
とはいえ、せめて地図を印刷していれば、こんな結果にはならなかったわけです。ある程度地理感覚には自信があり、ましてやかつての地元みたいな所、と完全に自己過信に陥っていました。その報いがこのような形で来たわけです。
どんなに自信・経験があることでも、基本を怠れば意味がない、という事を改めて自覚させられた一件でした。
2007年11月18日
コアラ生活?
金曜の夜、ちょっと夜更かしして3時くらいに寝ました。そして目が覚めたら12時過ぎでした。「まあ、夜更かしがたたったか」と思いながら起きて、朝食兼昼食を取ると、再び睡魔に襲われ、気がついたら日が暮れていました。
そして再び起きて夕食を取ると、再び睡魔が。気がついたら23時になっていました。
さすがに寝過ぎたと思いつつ、サイトの更新をして夜食を取りました。これで寝付けなかったら生活リズムが狂うな、と心配していましたが、それは杞憂に終わり、そのまま眠りました。
そして朝、一度は目が覚めた物の、テレビを見ていたらいつの間にかまた寝てしまい、気がついた時は再び12時過ぎでした。17日の3時から18日の正午までで考えると、33時間中、29時間くらい寝ていた計算になります。一日20時間寝るというコアラ並みの生活でした。したがって、マリーンズのファン感謝デーも欠席となってしまいました。
確かに先週は、普段の仕事が忙しかったのにも加え、日曜もかなりハードな日程を過ごしていました。その疲れがどっと出たのでしょう。とはいえ、我ながらよく寝たものだと、驚きました。
逆に言えば、金曜の時点でかなり疲れていたにも関わらず、それを自覚していなかった事になります。土日が休みだから良かったものの、もし用事を入れていれば本格的に体調を壊していたかもしれません。
疲れを自覚できない、というのはその時点ではいいのでしょうが、やはり体には良くないものです。なかなか暇になりませんが、体感できないまでも。自分の行動から、「疲れている」という事を認識する必要があると、強く思いました。
2007年11月17日
閉店セールのおまけ
千葉駅近くの家具屋が閉店セールをしていました。せっかくだからのぞいたところ、前から相方が欲しがっていた椅子が定価の六割引くらいで売っていました。
座り心地も悪くないようだったので、即時購入を決めました。そして購入手続きをしたところ、店員さんから粗品を貰いました。閉店のための餞別といったところでしょうか。
帰ってあけてみたところ、それは「シュレッダー鋏」なるものでした。鋏の刃の部分が三重になっており、切った部分がシュレッダーをかけたような感じになります。試しにクレジットカードの請求書を切ってみたのですが、シュレッダー状態にするには、十回以上も鋏をかける必要があります。到底、シュレッダーの代用にはなりませんでした。
確かにこれでは、売れるわけないでしょう。そのため、「家具屋の閉店セール時のおまけ」になったわけです。いろいろな意味で、消えゆく店の「閉店セールのおまけ」にふさわしい商品だとは思いました。
2007年11月15日
電車待ちついでに「里帰り」
実家の近くで仕事がありました。その後にも別の出先での仕事を入れていたのですが、予定より早く最初の仕事が終わったため、15分ほど余裕ができました。
普段なら、どこかの喫茶店で時間をつぶすところです。しかし、駅から歩いて5分のところに実家はあります。ならば、5分でも慣れた所で過ごそうと思い、急遽「里帰り」を実行しました。
しかし、電話を入れたところ誰もいませんでした。事前に連絡を入れていれば誰か待っていてくれたかも知りませんが、元々行く予定ではなかったのですから仕方ありません。一応、中で5分ほどくつろいだ後、再び駅に戻りました。
一人きりで5分いただけですが、喫茶店などで30分くらい休むよりも、疲れが取れました。
普段も1~2ヶ月に一度は顔を出してはいます。しかしながら、「定例行事」となっている上に、さほど遠いところにあるわけでもないため、「日常生活の一部」という感じでした。したがって、他の人が言う「故郷のありがたさ」という感覚が今ひとつ分かりませんでした。しかし、今回の5分間のおかげで、少しはそれが分かったような気分になりました。
2007年11月12日
スポーツ新時代
数日前、チェスの大会参加者が、ドーピング検査で反応が出て、資格停止になる、という事件がありました。何でも、「アジア室内大会」というスポーツ大会の種目にチェスも入っており、そのため、他競技と同様にドーピング検査も行われたとのこと。その結果、服用している血圧の薬が規定にひっかかってしまった選手が出てしまった、という顛末だったとのことです。
かなり昔から、チェスの団体は、オリンピックの競技種目に加わろうと運動しているそうです。それに向けて順調に進んでいたわけですが、「思わぬ副作用」が発生してしまった、という事でしょうか。
ちなみに、よりスポーツ度を高めたチェス(?)として、チェスボクシングなる競技があるそうです。(※リンク先はIOC承認・国際チェス連盟加盟の日本チェス協会公式サイトです)
こちらは、チェスとボクシングを交互に行い、チェスで勝つか、ボクシングでKOするかのいずれかで勝敗が決まる、というものです。そのため、3年半ほど前に初めて日本で行われた試合では、片方が詰まされながらも、まだ持ち時間が残っているからと投了せずに次のボクシングのラウンドで一発逆転KOを狙った、などという戦術が駆使されたとのことです。
調べれば調べるほど、チェスが「スポーツ化」している事を知り、驚かされました。もう何年かしたら、大学の体育会に「チェス部」、さらには「チェスボクシング部」が加わっていたりするのだろうか、などと思いました。
2007年11月10日
数字遊びと数学
野球の話とかぶりますが、今日のアジアシリーズでは、第一試合が終わった時点で、三チームが決勝に進出する可能性がありました。しかも、日韓・日台・韓台の三パターンが考えられます。
そうなると、第二試合でどのような結果になると、どの組み合わせになるか、というのが非常に気になり始めました。そこで、得失点パターンを表にして、試算しました。
どうせ数時間後には分かることですし、試合内容から見れば、日韓になることはほぼ分かります。とはいえ、そんなのに時間を費やすのですから、そういう数字に基づいた予想をする事自体が楽しいのでしょう。
他にも数字に関するデータを扱ったり、結果を予想したりするのは好きです。しかしながら、学生時代の数学にはあまりいい思い出がありません。
小学校の時の「旅人算」だの「植木算」あたりから追いつけなくなりはじめました。その後、義務教育レベルはなんとかなったものの、受験レベルでは完全に苦手科目に。そして大学は文系志望だった事もあり、高校数学は、共通一次に出題範囲以外は全くもって覚えていません。
自分で言うのも何ですが、数字が好きなのに数学に苦手意識、というのは残念なものがあります。もう少し、素人の(?)数字好きにも楽しめるような数学教育があっても良かったのでは、などと思いました。
まあ、どの教科でも、「楽しみながら学べる」などという事が出来れば、教えるほうもも教わるほうも、苦労することはないのでしょうが・・・。
2007年11月07日
北海道らーめん 魚らん坂
実家の近くの交差点に、1・2階が飲食店になっているビルがあります。1階部分はかつてはカフェバーでしたが、ある時、改装されて、うどん屋になっていました。数年で閉店しましたが、内装はそのままラーメン屋に。その後も、数年に一度閉店しては別のラーメン屋になる、というのを繰り返して現在に至っています。
今の店は2003年に開業した「北海道らーめん 魚らん坂」という店です。聞き慣れない言葉ですが、単に店の近くにある坂の名前をつけただけです。余談ですが、その「魚らん」という言葉ですが、これは、坂の中腹にある魚籃寺というお寺から来ています。
ところで先日、この「魚らん坂」に支店がある事を知りました。ネットで調べてみたら、首都圏に5つほどあるようです。当然ながら、「魚らん坂・○○店」と名乗っているわけです。
子供の頃から地名の「魚籃坂」やバス停「魚籃坂下」という言葉に慣れ親しんでいた身として、この「魚らん坂・○○店」という言葉にはかなりの違和感がありました。
とはいえ、売れている以上、チェーン店展開をするのは当然の事です。ぜひとも、この調子で成長し、「魚らん坂」の名を全国に広め、ゆくゆくは、逆上陸して「魚らん坂・札幌店」を開業してほしいものだと思いました。
2007年11月04日
極めて分かりやすい「ビジネスモデル」宣伝
電車の広告で、三井住友銀行が、「個人ローンの金利が6%から12%」という広告を出していました。借金しないのでよく分かりませんが、金利を売りにする、ということは、サラ金よりは安い、という事なのでしょう。
しかし、銀行がこのような宣伝をする、というのはどうなのか、とも思いました。この銀行に1千万円を1年預けると、年利は0.4%だそうです。すなわち、利息は4万円です。一方、「6%」というのは、500万円以上借りた場合の利子だとの事なので、1000万円を1年借りれば、60万円になるわけです。
金融業界の知識はないのですが、とりあえずこれだけ見ると、この銀行は誰かから1年間1000万円を預かり、それを別の誰かに貸し付けるだけで54万円儲かる、という計算になります。
もちろん、銀行というのは、この利ざやで儲けるわけですから、双方の利率に差があるのは当然です。とはいえ、それを電車の中でまで宣伝する、というのはどうかと思いました。
とにもかくにも、久々に銀行の利率というものを考える機会を得ました。そして、改めて「定期預金は年利5%」の時代からの移り変わりを感じさせられました。
2007年10月31日
好評につき、急遽第二期分を建てた?
扉に、「好評につき第二期募集開始」と書かれたマンションのチラシが入っていました。これが食べ物か何かだったら、「好評だったから販売量を増やし、さらなる利益を求める」という発想は普通です。しかし、マンションで「売り出してみたら好評だったので、もう『第一期』完売直後にもう一棟を建てる」などということはありえないでしょう。
だいたい、このマンションの訪問売り込みは、今月だけで二度も我が家に来ています。そこまでして懸命に売っているのに、「好評」なわけありません。
私などは、もともとマンションを買う気はないからいいのですが、実際に検討している人でも、このチラシを見たら、考え方を変えるのでは、と思うほどの浅はかな広告でした。書いた人は、読み手の思考能力をどのくらいだと想定したのでしょうか。まあ、そのような事も考える能力がないからこそ、あのような宣伝文を書けてしまうのでしょうが・・・。
2007年10月30日
謎のまま消えた宣伝文句
リストラをしようとしたところ、予想以上に希望退職者が多くて、既存の店舗の多くを閉鎖する羽目になったキオスクが、半年ほど前にエフ・スタッフ募集なる広告を大々的に出しました。
何でキヨスクで働く人が「エフ」なのか、皆目見当がつきませんでした。しかし、その謎の造語の効果はなく、相変らず、シャッターを降ろしたキオスクは減りませんでした。そして、その後も募集ポスターは出ていましたが、そこではかつてよりかなり小さい文字で「エフ・スタッフこと契約社員を募集」という文字が書かれたポスターに変わりました。
それでも閉店したキヨスクの営業再開はなく、そして出た募集ポスター第3弾からは、ついに「エフ・スタッフ」という文字は消えていました。まず確実に、このまま永久に封印されるでしょう。そして、この「キオスク」とも「契約社員」とも関係がない「エフ・スタッフ」の意味を知る日も永遠に来ることはなくなりました。
4500km
ちょくちょく書いていたように、今月は出張ラッシュでした。今日の日帰り出張で一段落付いたので移動距離を数えたところ、約4,500kmに達していました。学生時代は、長い休みを利用して、北海道や九州を半月くらいうろついた事がありましたので、自己記録というわけではありません。しかしながら、仕事でこれだけ、と考えると、我ながら驚いてしまいます。
ちなみに今日も、空港から目的地に直行し、そのまま一歩も出ずに、仕事が終わってまた空港に直行、という行動パターン。もちろん仕事ですから当然ですが、わざわざ数百キロ移動して・・・というのは、かつての旅行好きとして、残念なものがあります。
先週、札幌に行った時も思いましたが、いつの日か、金と時間に余裕ができたら、今月行ったところ全てに旅行に行き、今月の借り(?)を返したいものだ、と思いました。
2007年10月27日
台風接近の秋葉原
諸事情により、都内に行く必要が生じました。用事自体は10分程度で済んだので、先日、切らしてしまった、録画用DVDメディアを買いに、秋葉原に行きました。仕事で何度か通りはしましたが、遊びに行くのは、かなり久しぶりでした。ここ数年、常に何か変わっている街なだけあり、久々に歩くと、色々変わっていました。
駅周辺に何本も建てられているビルも何本か完成していました。また、半年ほど前に閉店した、かつて愛用していたパーツ屋は完全に取り壊され、跡地は工事現場になっていました。そして、そこにかかっている札には「まんだらけビル・地上10階地下1階」とのこと。「まんだらけ」になる事は知っていましたが、10階建てとは思わず、驚きました。中野ブロードウェーの古本屋時代から知っており、初めて渋谷に支店を出した時にはちょっと驚いた記憶があります。それが今ではこれだけ巨大化しているわけです。あらためて驚かされました。
その一方で、閉店した「ラオックスコンピュータ館」は、当然ながらシャッターが閉まっていました。長年使っていた店だけに、情報で知っていたとはいえ、実際にその様を見ると、改めてもの寂しさを感じさせられました。
それにしても、台風接近というのに、よく人がいるものだ、と感心させられました。特に、外国人観光客の多さには驚かされました。何がそこまで、国外の人を秋葉原に惹き付けるのか、興味深いところです。
ちなみに、すっかり「秋葉原になくてはならないもの」となったような感じの、「ビラ配りメイドさん」も、台風の中、上着を着て仕事をしていました。これでは、肝心の「メイド服」は一切見えないので、意味はないようにも思えます。しかし、これももはや一つの「定番」なのだろう、などと思いました。
2007年10月25日
紅葉
結局、丸一日以上札幌にいたものの、屋外に出たのは、札幌駅と仕事先でもあるホテルの往復と、そのホテルから道の向こうにあるコンビニに買い物に行った時だけ、という仕事漬けの出張に終わりました。
というわけで、ほとんど外は見ていないのですが、空港と札幌を往復する電車の中などで見た紅葉は印象に残りました。黄色にしろ赤にしろ、本当に色鮮やかでした。特に昨日の電車では、快晴の青い空との対比がまた良く、短い間でしたら、かなり楽しめました。
振り返ってみれば、これまで、あまり立派な紅葉を見た記憶がありません。学生時代も秋は旅行に出ることはありませんでしたし、就職してからはなおさらです。それだけに、短い時間ながら、紅葉が印象に残ったのかもしれません。
いつの日か、秋に休みを取って、のんびり「紅葉狩り」が出来る日がくれば、などとも思った、慌ただしい札幌出張でした。
土地勘が狂う悔しさ
出張で札幌に行きました。8月末に行った時と同じホテルに泊まりました。前回は、空港から直通のバスで行ったのですが、今回は、札幌駅から歩きました。駅の地図で確認したところ、ホテルの場所が、前回想定していたのと、全然違うところにある事に気づきました。
札幌に行ったのはこれでやっと七度目ですし、滞在期間は最長で三日です。当然、土地勘などはありません。しかしながら、子供の頃から、どこにいようと、「自分の実際の居場所と、地図などで認識している居場所」が一致しないと、強い違和感を感じる、という奇妙な感覚を持っています。そのため、前回、自分がおかした「位置誤認識」を非常に悔しく思いました。
なお、目的地に着いた後は、ずっと仕事でした。そのまま建物内でビールを飲みながら夕食を食べ、部屋に戻ったら意識が飛んでしまいました。今頃になって目が覚めましたので、「このまま中にいたまま、というのも・・・」と思い、コンビニに買い物に行きました。その時、吐く息が白くなっていました。とりあえず、今日はそれが唯一の「北海道に来た実感」でした。
2007年10月24日
時間の流れが違う店
先輩に誘われて、とある食堂に入りました。日本橋の界隈で交差点に面し、地下鉄の出口から歩いて10秒という非常に恵まれた立地にある店です。
何の気なしに入ったのですが、店を見て驚きました。テーブルも椅子も古びており、しかも椅子は不揃いです。そして、いずれも今ではあまり見なくなった、二昔前に作られたようなデザインでした。さらに店内をよく見たところ、奥の方には古びた扉があり、「社長室」という札がついていました。一方、壁際には二つの岡持を紐でつなげて作った「手動エレベーター」があり、それが二階にラーメンなどを運んでいましたた。
壁に貼られたメニューの一番右にあった450円のラーメンを頼んだところ、これまた二昔前のような外見と味でした。たとえていうなら、チェーン店などのメニューにある「昔ながらの中華そば」を、さらにレトロにしたような感じです。
懐かしさを覚えながら食べていたら、それを見抜いた先輩に「昔あった店にいったような感じだろ」と言われました。確かにその通りで、内装も味も、1980年代前半に戻ったような感じです。
一時期「昭和三十年代を再現した飲食店街」などというのが流行っていました。しかし、それらにいくら当時の看板などを飾っても、それは「現代社会に人工的につくったもの」でしかありません。対して、この店はまったくもって普通に「1980年代を再現」していました。
いつできた店だか分かりませんが、何十年もの間、この店の中では外とは違う時間の流れ方をしていたのだろうな、などと、少々感慨に浸ったりもできました。なかなか貴重な昼食時間を過ごすことができました。
2007年10月21日
和菓子の消費期限偽装
「白い恋人」に続き、「赤福」の消費期限偽装問題が発覚し、話題になっています。相次ぐ、色の名前をつけた有名菓子の不祥事だけに、次は「金つば」あたりが危ないのでは?などと馬鹿な事を考えたりもしています(もっとも、「金つば」は一つのメーカーの商品ではありませんが・・・)。
しょうもない冗談はともかく、はたから見れば、普通に売っていれば安定して儲けることができるように見える企業が、なぜ、このような事をする羽目になったのでしょうか。単に「特定企業の不祥事」というだけで片付けることができるとは思えません。財界トップが、自社で違法な偽装請負をやっている事を指摘されて、「法律を変えるべきだ」などと言うような、日本の経営者の体質に潜む根源的な問題まで掘り下げて考え、かつ改善しないことには、このような事件は後を絶たないのでは、と思っています。
「パン食べ放題」の謎
いきつけのレストランの一つに、焼きたてパン食べ放題を売りにしている店があります。普段は、昼でも夜でも、パン食べ放題を組み込んだセットメニューがあり、それを普通に頼んでいました。
ところが、今日は、昼と夜の境目という微妙な時間帯に行きました。すると、ランチは終わっており、ディナーはまだなため、セットメニューがありません。そこで、通常のメニューを見たところ、奇妙な事に気づきました。
メニューによってはパン食べ放題がついたりつかなかったりするのですが、なぜか「パン食べ放題」の単品メニューがありません。たとえば、サラダを単品で頼むと、パン食べ放題をつける方法がないのです。
そこで、メニューをさらに見ていると、奇妙な事に気づきました。350円のグラスワインを飲むと、パン食べ放題がついてきます。しかしその一方で、パン食べ放題とドリンクバーを組み合わせたセットが680円で売っていました。ちなみに、ドリンクバー単品は350円です。
こうやって見てみると、一体、「パン食べ放題」の値段はいくらなのか、分からなくなってきました。いずれにせよ、グラスワインを頼めば、350円で腹一杯になるまでパンを食べれる、というのは安上がりだな、などと思いました。
2007年10月14日
グリコ男の一日
明日の仕事に備え、大阪入りしました。護岸工事が行われた道頓堀の水面を見た後、近くにある、今月末で閉店になるという、キリンビールの「館内で作ったビールを出す店」に入りました。
通された席は、ちょうど道頓堀が眼下に見える窓際のカウンター席でした。そして、右斜め前を見ると、道頓堀名物の一つである「巨大なグリコ電飾看板」が目に入りました。
一人で飲んでいる事もあり、その看板をしばらく見ていました。すると、その看板がただ巨大なだけではないことを知ることができました。
まず、暗闇の中、グリコ男が立っています。すると、空が白み初め、やがて朝焼けとなります。すると、グリコ男の背後には、大阪城・通天閣・大阪ドーム・あと一つよくわからない建物が見えてきます。
グリコ男の足下は、陸上競技場のトラックと思われます。まわりは緑色ですから、芝生なのでしょうか。その中で、定期的にトラックの模様が動きます。これは、グリコ男が走っているのを意味しているようです。
そんな中、夜明けだった空は、いつの間にか青空となります。雲が流れたりと変化はありますが、相変らずグリコ男は定期的に走り続けます。
そしてやがて、空が暗くなり始めます。すると、大阪城がライトアップされます。そして夕焼けを経て、さらに空が暗くなると、通天閣もライトアップされます。その中を、グリコ男は、定期的に走り続けるわけです。
そのうち、星が光り出し、空は真っ暗になります。そしてしばらくすると、大阪城が、さらには通天閣のライトアップも終了し、背景には高層ビルが白く映るだけとなります。
そんな中、グリコ男の足下は、定期的に動きます。夜を徹して走っているのでしょうか。そしてやがて夜が明け、最初の風景に戻りました。
ただ巨大なだけだと思ったグリコ男でしたが、実は過酷な一日を過ごしていたようです。ライトアップのタイミングなど、背景の芸の細かさにも感心させられました。
思わぬ所で、貴重な「大阪見物」ができました。あと余談ですが、グリコキャラメルは一粒300mだそうですが、間欠的に走り続けるグリコ男にとって、必要なキャラメルは一日あたり何粒なのだろうか、などとしょうもない事が気になったりもしました。
2007年10月13日
ボクシング騒動雑感
先週行われたボクシングの世界戦で、マスコミが煽っている「ボクシング一家」の次男である選手が敗北した上に、反則を連発した、という事で騒動となっています。私は、試合があることを当日夕方に知り、しかも、長男が出ているものだと勘違いしていた程度の感心しかありませんでした。したがって、試合内容や反則についての論議は今ひとつよくわかりません。
ただ、今回の騒動のニュースを見て、今更ながら、今回試合をした選手が、あまりボクシングが好きではなさそう、という事を知りました。まあ、あの父親の目立ちぶりから、子供の才能を知ってボクシングをやらせた、というよりは、父親の「夢」をかなえるために、子供達をボクシング漬けにしていた、という事は何も知らない私でも分かってはいましたが・・・。
そうやって考えると、反則を指示したとする長男の選手を含め、この兄弟がなんか可哀想に思えてきました。彼らとしては、親の期待に応えようと頑張っているだけなわけです。不評を買っている言動にせよ、親にあわせているようにも思えます。そう考えると、親の期待に応えようといい学校や会社を目指して頑張っている若い人たちとさほど変わりがありません。
その一方で、何年も前からこの兄弟を大袈裟に取り上げてきた報道機関には改めて不快感をおぼえました。本来なら、取り上げるのは世界タイトルを獲得してからでもいいはずです。それを、過剰に取り上げた結果、今に至っているわけですが、少なくとも、それが兄弟にとって幸せをもたらせているとは思えません。
世の中には、たまにこのような「仕込み親」がいます。あのような取り上げ方をしていれば、それらの親も「自分もいつかはマスコミに」と思い、より子供を熱心に仕込む事でしょう。それが子供にとって幸せになるとは思いがたいです。
そういう悲劇を生まないためにも、報道する人には考えてほしい、と言いたいところです。しかしながら、そんなものを求める事自体、いまの商業マスコミ相手には無理だということが分かっています。それだけに、よりやりきれないものを感じました。
2007年10月11日
時間の考え方
やや急な用事で週明けに大阪に行くことになりました。新幹線で行くというような話をしていると、そばにいた、時間の使い方が雑で定評のある人が、「新幹線で行くのか?3時間も車内で大変だな。値段も朝なら飛行機のほうが安いぞ」、見下すような口調で話しかけてきました。どうやら、その人は大阪へは飛行機で行く派のようです。
言われるまでもなく、大阪行きに飛行機を使った事は何度もあります。したがって、乗っている時間だけなら1時間対2時間半と大差ですが、空港と市内への移動および、空港での待ち時間を考えれば、時間差はかなりなくなる事も重々承知しています。
ついでに言うと、料金についても、かなり前から早割の類で買うならともかく、一週間前くらいに航空券を買った場合、空港と市内の交通費を考えれば、こちらもほとんど値段に差がなくならない事も分かっているわけです。
私の場合、元鉄道ファンという事もあり、このへんは知識として持っています。しかしながら、飛行機も新幹線も東京-大阪間はともに多くの本数を走らせている、という事実だけ見れば、別に細かい知識など必要はありません。両者が値段・時間ともに、明確な差はさほどないからこそとも本数が多い、という事は、ちょっと頭を使えば分かるはずです。
逆に言えば、日頃から時間の使い方の下手さに定評があるからこそ、そのような発言が堂々とできるとも言えます。そう考えると、日頃の言行と一致した発言なわけで、良く言うと軸がぶれていない(?)わけです。言っている事はともかく、その一貫性だけは評価に値するか、と思いました。
2007年10月08日
スイッチ
疲れていると、出来ると分かっている事ですら、なかなかできません。この三連休も、取りかかれば30分程度で終わるのが分かっており、最初の日に片付けておこうと思っていた事がありました。ところが、精神的なスイッチがなかなか入らず、手に着いたのは日曜の夜でした。
38年と少々生きているのですが、この「スイッチの入れ方」というのはどうにも分かりません。もちろん、目の前に期限が迫っていればやらざるをえません。しかし、そうでない状態の時、不思議とスイッチが入らないのです。これが自由にオンオフできれば、かなり楽になる事は分かっているのですが・・・。せめて「不惑」に達するまでには何とかしたいものです。
2007年10月07日
千葉県の「鼻先」
再来年に千葉で行われる体育大会のポスターを見ました。イメージキャラは、千葉県の形をした犬です。銚子のあたりが耳で、九十九里が腕で、房総半島が胴体と、特徴的な地形と体のパーツをあわせています。さしずめ、舌はディズニーランドを意味しているのでしょうか。
そんな中で、気になったのが、犬にとって重要な器官である鼻先でした。やけにとんがっており、さらに全身が赤いのに対し、ここだけ黒く塗られています。
この部分にあたるのは野田市になります。千葉県の他市と接するのは市境のうちの総延長のうち南の六分の一ほど。残る六分の五はほぼ均等に埼玉県と茨城県に接しています。
さらに言うと、4年ほど前まで、この野田市の先端部分は関宿町という別の自治体でした。この町はさらに極端で、南の一部が野田市と接するだけで、残りは埼玉県・茨城県と接するという、「行政区分上の岬」とも言える町でした。
地図を見ると、ちょうど分かれたばかりの利根川と江戸川に挟まれた部分にあたります。両河川がそれぞれ千葉県との境界線の役割をしているので、接続している部分が短いながらも、千葉県になったのでしょうか。
犬の鼻を見ていただけで、それら色々な事が頭に浮かんできました。いつか暇が出来たら、このような地史をじっくり調べてみたいものです。
2007年10月05日
万引きと生命
ここのところ、万引き犯を捕まえた店員が、犯人に暴行して死に至らしめた、という事件が多数報道されています。私は、「相手の罪に対して暴力で裁く」という行為は否定するという考えを持っています。したがって、殺人犯を法務大臣の命令で絞殺する事だろうと、「国際社会の要請でテロ撲滅」の名目でイラクやアフガンで民間人を大量虐殺する事だろうと賛成できません。したがって、殺した店員を擁護する気は毛頭ありません。
とはいえ、死んだ犯人の盗んだものが「126円のパン」とか「漫画本一冊」だったとか言って、あたかも「たいした事をしていないのに殺された」というように報道する姿勢もどうかと思います。では仮に、これが「126億円の芸術品」だったら、殺されてもかまわないのか、という論法になりかねないからです。
ただ、その論議とは別に、犠牲者の死を無駄にしないためにも、一連の悲劇は活用できないかとも思っています。今だと、万引き防止の啓発といえば、「万引きは犯罪です」とか「万引きすると、金額の多寡によらず、家族・学校・職場に通報します」といったものくらいです。これを、「万引きした事が原因で、命を落とした人が多々います」とすれば、犯罪防止に役立つでしょう。ついでに、店内には「万引きは犯罪です。万引き犯を殴るのも犯罪です」という標語を貼っておけば、「二次犯罪防止」にも役に立ちそうです。
2007年10月04日
2ヶ月前ながら遠くなった過去
朝、出勤途中で工事が行われていました。見てみたら、コンビニの上にあった喫茶店の撤去作業でした。「○月○日をもって閉店します」という張り紙もあります。
この喫茶店に入った事は一度だけありました。2ヶ月ほど前、客先から帰る途中の昼下がりに、同行していた先輩と後輩と三人で寄りました。ただでさえ二階という立地の悪さに加え、周囲にはより安価な喫茶店が何店かあります。そういう事もあって、店の中はガラガラでした。そう考えると、この閉店も仕方ないと言えるでしょう。
その時一緒に入った後輩は、その時点ですでに辞表を出していました。そして、先輩のほうも、それから半月後に辞表を出し、先月末で去っていきました。
その二人と行った喫茶店が閉店したわけです。その結果、ほんの二ヶ月前にここで過ごした一時は、同行者という点においても、空間という点においても、二度と再現できない時間になったのだな、などと、撤去工事をしている人たちを見ながら、感傷にひたりました。
2007年10月01日
連日の戦い
金曜の夕方から「風邪のひきかけ状態」がちょくちょく出現しています。そんな時に限って、土曜は昼が仕事で夜はナイター。今日は朝から晩まで将棋大会でした。というわけで、土日も休養ができませんでした。しかしながら、来週もバタバタしており、のんびり風邪をひく余裕(?)はありません。
そこで、厚着を初め、オレンジジュースおよび暖かい飲みの物大量摂取を行い。何とか発症を抑えています。そんな中、喉の痛みが引くと、ちょっと「勝った」というような気分になります。
今日も症状が出たり出なかったりで一日を過ごしましたが、何とか抑え切れました。この調子で、未発症のまま根絶させたいものです。
2007年09月30日
忘れ物のおかげ?
昨日、会社に忘れ物をしました。当初は残っていた仕事は風呂敷残業する予定でした。しかし、それならばついでにと思い、土曜出勤することにしました。
その行きがけに、突如携帯が鳴りました。内容は、仕事関係で、緊急出勤せざるをえないような予定外の事件が発生した、というものでした。
もちろん、最初から行くつもりでしたので、特に問題なく、そのまま出勤しました。当然ながら予定より時間は取られましたが、問題もなんとか片付き、何とかナイターにも行くことができました。
結果的には、昨日の忘れ物のおかげで、精神的な損失感もなく、土曜出勤できたわけです。昨日、忘れ物をしたことに気付いた時は、かなり凹んでいましたが、結果的には、それに感謝する事になった一日でした。
2007年09月28日
今更になって大きく報道しても・・・
今更になって7月に発生した「稽古場で序の口力士が不審死」が、警察が立件した事により、大きく報道されています。この事件は、発表当時から「しごき」が原因かと思われていましたが、各マスコミは、事故死程度の扱いでしか取り上げていませんでした。
その一方で、場所後のモンゴルで三日前まで本場所で相撲を取っていた朝青龍関が国の要請でサッカーイベントに出演したら、何かとんでもない大事件であるかのように大々的に報道。本人の行動はもちろん、朝青龍関の診察をした医師の情報、などというどうでもいい事まで大事件のごとく報じていました。
同じ相撲界で、かたや人の死ぬ事件が発生しているにも関わらず、どう考えても「人命」よりは重要度のない「イベント出演」を大きく扱っていたわけです。
そして、警察発表が出たとたん、あたかも「衝撃の真実が発覚した」かのような大報道をしているわけです。
数年前、当時ライブドア社長の堀江現被告が、フジテレビの経営権を得ようとした事件がありました。その時、堀江氏が「マスコミなどはただ発表した事を流すだけ」みたいな事を言ってバカにしたところ、各メディアは一斉に「自分たちの調査報道に価値がある」みたいな反論をした事がありました。
しかし、今回の一連の流れを見る限り、堀江氏の発言は、あながち間違っていなかったのでは、と思えてきます。
各紙は今更ながら、「相撲界の体質が」などと書いています。しかし、そんな事は発生直後に調べて書くべきものです。そんな二ヶ月遅れの記事を書く暇があったら、もう少し自分たちの体質を見つめ直してほしいものです。
2007年09月26日
スカイライナー
午前中に都内で仕事をした後に、午後に成田で仕事、というスケジュールになりました。京成を使うことになったのですが、これまでスカイライナーに乗った事はありません。しかも、幕張本郷に住んでいると、まず乗る機会がありません。そこで、折角の貴重な機会という事で、通常特急でも間に合うにも関わらず、ライナー料金自腹で乗ることにしました。
上野ではガラガラでしたが、日暮里で大量の海外旅行客が乗ってきました。皆、大きなスーツケースを持っています。空港特急なだけに、大荷物置き場も設置されているのですが、そこに置ききれない人もいるくらいの繁盛ぶりでした。連休が明けたばかりではあるのですが、海外旅行する人にはそんな事はあまり関係ないのでしょうか。
同じ車両に乗っていても、自分はこれから仕事で、明日からも同様の日常。対して、この人たちは、明日には何千キロも離れた国外で過ごすのだ、などと思うと、ちょっと不思議な気分になりました。
一瞬、そんなことを思いつつも、あとは車窓を見ていました。京成には年に数回乗りますが、同じ車窓でも、ロングシートに乗って見るのと、リクライニングシートで足を伸ばして見るのでは、何となく違うように見えました。また、家の近くを通り、散歩する時に使う跨線橋の下を通った時は、これまた何とも言えない面白さみたいなものを感じました。
短いながらも、「これが最初で最後のスカイライナーかもしれない」という事もあり、貴重な時間を楽しく過ごすことができました。
2007年09月24日
準黄金週間?
先週、今週と三連休が続きました。期間限定の週休三日制とでもいったところでしょうか。もちろん、四月から五月にかけての連休に比べれば休める日数は少ないです。しかしながら、「四勤三休」が二週間続く、というのは、一週間近い休みが続くのとはまた異なるお得感があります。
また、今日で終了しますが、黄金週間と違って、「終わってしまうのか・・・」という気分にもあまりなりません。そう考えると、色々な意味でなかなかお得な休日だと思いました。いっそのこと、秋分の日も「9月第四月曜」にして、この「準黄金週間」を毎年の恒例にしてもらえないだろうか、などとまで思ったほどでした。
2007年09月23日
蜘蛛の糸
なんか知りませんが、ここ数日、虫が家の中に入ってきます。昨日は午後の間、ハエが室内を飛び回り、うっとうしくてなりませんでした。あまりのうるささに、網戸に張り付いたところを潰そうとしたら、勢い余って網戸を外してしまったほどでした。
そして、今日はふと脇を見ると、蜘蛛が歩いていました。しかし、ジョロウグモみたいな巨大で不気味なものではなく、数センチの小蜘蛛です。それがノロノロと歩いていても、別にうっとうしくはありません。むしろ、安全に外に出してやりたい気分になり、何とか紙切れに乗せて、ベランダに出しました。
その蜘蛛を見ていたら、ふと芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出しました。話のきっかけは、極悪人のカンダカが、道ばたで見た蜘蛛を救った事から始まります。結論だけ言うと、彼は一瞬の希望を見ながらも、結果的に再び地獄に落とされるという、より悲惨な結果になりました。
もしあの時、彼が見かけたのが蜘蛛でなく、ハエやゴキブリだったら、蜘蛛と同じようには扱わず、殺していたのでは、と思いました。そうすれば、結果的にはより深い絶望を味わわずにすんでいたでしょう。
小説上の人物ながら、その不運さ(?)に同情したくなりました。あと、あの話ですが、冷静に考えて、彼でなくても、細い蜘蛛の糸に何十人もぶらさがっていれば、不安になって怒鳴りたくなるでしょう。あの話に出てくる「お釈迦様」はかなり性格が悪いな、と改めて思ったりもしました。
実在から想い出へ
中学の頃だったか、家から歩いて5分くらいの所にセブンイレブンができました。当時は近くに24時間営業のコンビニはなく、昼夜問わず重宝していました。
その後、時がたち、近くに地下鉄の駅ができたこともあり、その店の周辺も変わっていきました。通りの向こうは、かつては花屋やラーメン屋などが並んでいましたが、そこには巨大なビルが建ち、有名出版社や最近人気のデパート系スーパーなどが入り、かつての面影はなくなっていました。
そして昨日、実家に行ったところ、その店が閉店した事を家族から聞かされました。最後に行ったのは一年以上前ですし、愛用していたとはいえ、店そのものに特に思い入れがあったわけでもありません。とはいえ、その日の帰りはわざわざ大回りをして、閉店したことを確認しました。跡地をのぞいてみたら、次の準備のためなのか、連休中の夜だというのに、工事が行われていました。
何が入るのか分かりませんが、いずれにせよ、新たな街における風景の一つになるのでしょう。
これでまた一つ、自分が子供の頃から慣れ親しんでいた風景の一つが、実在するものから、想い出の中にのみ存在するものとなりました。もちろん、40年近く生きているのですから、そんなことはいくらでもあるわけです。とはいえ、何度経験してもやはりこういう移り変わりを見ると、何とも言えない物寂しさを感じてしまいます。
2007年09月21日
「取材商法」の活用法?
社長が問題を起こして消息不明になった、とある企業を調べる必要が生じました。とりあえずググってみたところ、一番上に、その社長が失踪する前に行われたインタビューが掲載されている雑誌のサイトが載っていました。
最初は、「こんな輩を取材するなんて、見る目のない雑誌だな」と笑いました。せっかくだから記事も読んでみたのですが、その記事の程度の低さにまた苦笑させられてしまいました。そしてページの脇にはライター紹介欄があったので、どんな奴が書いているのか、と思って読んでみました。すると、そこにいたのは物書きのプロでなく、一流とは言えないタレントでした。
一瞬、なんで文章の下手なタレントが、冴えない社長のインタビューをする雑誌なんか、どうやって採算を取っているんだ?と不思議に思いました。しかし数秒後に「取材商法」という話を思い出しました。
これは中小企業の社長や自営業者に「記事にするから取材させてくれ」と言い、いざ「取材」をすると掲載料を請求する、という商売です。念のため、その掲載誌で再度ググったところ、やはり「取材商法」に関する記事が大量に出てきました。
最初にこの「商法」を知ったときは、やるほうもセコいし、カモになるほうも間が抜けている。規模も小さいし意味がないな、などと思っていました。しかし、今回の「失踪社長」の件で少々感覚が変わりました。
こんなしょうもない商売にひっかかるような人が経営しているわけです。今回のように、冴えない結末になるのもある意味必然でしょう。そう考えると、「この雑誌に載る人々」というのは、「つきあいや取引は考えたほうがいい人」である可能性が高いと言えるでしょう。つまり、この雑誌は「ダメ紳士録」として考えると、意外に役立つ事に気づかされたのです。世の中、どんなしょうもないものでも、使い方というのはあるものだな、などと、失踪社長の間の抜けたインタビュー記事を読みながら、別の意味で感心しました。
2007年09月20日
「台形の面積」の重要性
「小学生の算数で台形の面積計算を復活させる」とかいうニュースを見ました。確か数年前、これが外れると決まったときも、妙に騒がれた記憶があります。
やけに大きく騒がれますが、これってどのへんが重要なのでしょうか。私も、かつて習った「(上底+下底)×高さ÷2」は、一応覚えています。もっとも、覚えてはいるものの、習って以来、学生時代も社会人になってからも、一度も使った記憶がありません。
まあ、土地でも扱う仕事についたり、台形の土地を買う機会でもあれば、使う機会もあるのでしょう。しかし、前者は極めて限られた職業ですし、後者など、一般人にとっては一生に一度あるかないかです。ちなみに、私が日常生活で「台形」と関わる機会があるのは、プロジェクタの設定をする時だけです。もちろん、その際に面積を求める公式は何ら役に立ちません。
「何を教えるか教えないか」を論ずるのはまあ結構です。しかし、「それを教えることの意味」についての視点が大きく欠如しているように思えます。「円周率を3で教えるか3.14で教えるか」もそうですが、それを教えない事もしくは教える事が、子供にとってどんな意味があるか、という観点をもう少し持ってほしいものです。私としては、そんな事より、利息計算あたりを教えたほうが、よほど有意義だと思っています。
2007年09月17日
31種類の配分
昔から、朝に野菜ジュースを飲む習慣があります。その中で最近愛飲しているのは、キリンの製品なのですが、何と31種類の野菜が入っているとの事です。子供の頃、「V8」というのを飲んで、「八種類とは沢山入っているものだ」と驚いた事がありますが、その4倍近くの種類が入っているのだからすごいものです。
といっても、その味は、トマトジュースを渋く重厚にした、という他社と同じ「野菜ジュース」です。そう考えると、31種類も8種類も大して関係ありません。
そんなことを思っているうちに、各野菜の配合比率が気になり出しました。目の前のコップ一杯の中に、どの野菜がどれだけ含まれているか、という事です。
目の前のコップの中に入っているジュースが240gとすると、おそらくは半分はトマトでしょう。となると、残り120gの中に30種類の野菜がひしめいて(?)いるわけです。単純計算すれば4gずつ入っている計算になります。
そのように考えると、なんか31種類といっても印象が変わってきます。カボチャ4gにセロリ4gとか言われても、あるのかないのか分からないくらいです。これなら、むしろ8種類くらいのほうが、有難味(?)があるのでは、などとも思いました。まあ、別にどんな野菜がどのくらい入っていても、美味しければ別にいいのですが。
2007年09月15日
21世紀の御輿
夕方、出先から会社に戻ろうとしたら、道路の端で交通規制が行われていました。何事かと思って見てみたら、御輿が見えました。どうやら地元の秋祭りのようです。当然ながら、一番最初に来るのは警官です。そしてその後には、半被を着た人が現れました。ところが、この人、半被の上に道路工事の人が身につける反射板をつけています。確かに事故の警官に続いて公道を歩くわけで、事故の危険性があります。便利なものが開発された以上、身につけるのは当然ではあります。
さらにその「反射板半被」の人に続いて御輿の方向を見ながら後ろ向きに歩いている人がいました。しかし、その人達は先導しているわけではありません。それぞれ手にデジカメだかデジタルビデオカメラだかを持ち、我が子とおぼしき人を熱心に撮影していました。
この「半被の上に反射板」が現れ、続いてデジカメ、というのはかなり「祭り」というものから異なっているように感じました。もっとも、私の持つ「祭り」というものに対する概念も、あくまでも20世紀後半以降のものです。それだって、江戸時代の祭りを知っている人にとっては、「似ても似つかないもの」だったでしょう。
そう考えると、これも世の中の流れの一つなのだな、などという気分になりました。
2007年09月13日
ないときに感じる有り難み
今日の午前中は、何回かに渡り、数十分間豪雨が降る、という奇妙な天候でした。不運にも、出勤時間にその時間帯が重なり、靴の中まで浸水しました。そこで、とりあえず乾かすために、古新聞を詰めようと思いました。
ところが、数日前に古新聞はまとめて処分したとのこと。勤め先は、宅配で新聞をとっていないため、それだと社内に新聞は一枚もない、という事になります。
ちなみに、我が家は明日が資源ゴミの回収日なので、古新聞は大量にあります。それを思うと、需要と供給のバランスの悪さに、損したような気分にまでなりました。
困りましたが、ないものは仕方ありません。一瞬、「雨が弱まったら、コンビニまで行って新聞を買ってそれを詰めようか」などと本末転倒極まる事まで考えてしまったほどでした。
もちろん、それを実行に移すことはなく、そのまま放置していました。その結果、10数時間たってもまだ湿気が抜けない靴で帰宅する羽目になりました。意外なところで、「新聞の重要性」を認識させられた一日でした。
2007年09月12日
大ベテラン記者を追放処分にする末期的団体
相撲アナウンサー歴50年を越える、杉山邦博さんという方がいます。中学生時代は私も相撲が大好きでした。そして、場所中の中継を楽しみにしていた人間にとって、杉山さんは、向坂(さきさか)さんとともに、相撲中継の頂点とも言うべき人で、今でもよく覚えています。
その杉山さんに対し、日本相撲協会は、相撲記者クラブの取材証を返上させたそうです。理由は、朝青龍関が一部報道機関の中傷により迷惑を被った一連の件に関わる事だそうです。何でも氏は、TV番組出演した際に相撲協会の行いを批判する発言にうなずいたから(※自身が相撲協会を批判する発言をしたわけではない)とのこと。ところがそれが、理事長氏の逆鱗にふれたらしく、返上を迫られたとのことです。
私は、「記者クラブ」なるものが、いかに日本の報道の品質を落としているかも承知はしており、その存在価値を肯定する気のない人間です。また、かつては、相撲協会に似た、社会人として最低限の常識すら持ち合わせていない輩が頂点になっている組織と関わった経験もあります。したがって、あのような運営形態の組織は、最低限の社会常識すらもちあわせていないおそれがあることも、十二分に承知しています。とはいえ、さすがに今回の「措置」にはかなり呆れました。
そこで驚いて、杉山さんをネットで調べたました。すると、かつて熱烈な初代貴ノ花関(先代二子山親方・故人)のファンだったという事を知りました。当時は現理事長の北の湖氏の最強時代でした。しかしながら、端麗な顔で、小柄な初代貴ノ花関のほうが人気は上。その彼を倒す北の湖関(当時)は勝てば勝つほどブーイングを浴びるような存在だったそうです。
今回のようなしょうもない件で、「出入り禁止」になるのは、いくらなんでも非常識すぎます。そう考えると、もしかしたら北の湖氏は、当時のひいき(?)中継の恨みが忘れられず、何かの機会で杉山氏に復讐(?)する機会を探していたのだろうか、などとまで思ってしまいました。
いずれにせよ、8月に入って以来、やればやるほど、悲惨さをあらわにする相撲協会には笑うよりありません。ぜひともこの勢いでさらに衰退し、「力士経験者のみによる運営」という、19世紀の遺物みたいな経営形態が一日でも早く改善されることを、かつての相撲ファンとしては切望しています。
2007年09月09日
携帯料金
ドコモが、「申し込むと基本料金半額」という広告を出していたので、ドコモショップに手続きに行きました。申込をしたところ、「2年間の契約すれば半額になるが、中途解約の場合は、1万円弱の支払い。しかも2年後の10月に解約しなかった場合は、自動継続で同様の条件になる」との事でした。
かなり厚かましい内容だとは思いました。しかしながら、色々あって、携帯会社はドコモ以外使う予定はありません。というわけで、予定通り契約しました。とりあえず、これで月額1,800円ほど節約できるようです。
というわけで、節約記念(?)に久々に携帯の料金明細を見てみました。すると、無料通話料金となっている部分はほとんど使っていない事が判明しました。まあ、固定電話を含め、仕事上の必要性を除けば自分から電話をかける事はないので、当然と言えば当然でしょう。逆にパケ・ホーダイのほうは大活躍。帰りの電車などで野球の動画中継を見ている事もあり、1パケット0.2円で計算したところ45万円になるパケット料金が3,900円で抑えられている事が分かり、これは得した気分になりました。
そう考えると、割引制度の恩恵はかなり受けているわけです。とはいえ、無料通話分での損失感(?)は否めませんでした。とりあえず、これからは固定電話から発信している簡単な用件は、携帯からかけようと思った次第です。まあ、それで節約できる固定電話の料金は微々たるものでしかないのですが・・・。
2007年09月05日
宝くじの「大安吉日」
職場近くの宝くじ売り場に「本日、大安吉日」という札が出ていました。今日はお日柄がいいから、宝くじを買えば当たる確率が上がりますよ、という宣伝文句かと思われます。
その訴求心はわからなくもありません。しかしながら、この表示を見たときに極めて不可解に思いました。まだこれが、「○○座の人に限っての幸運日」とでもいうなら理解できない事もありません。しかしながら、「万人にとっての大安吉日」というのでしたら、全くもって意味がありません。この日に宝くじを購入した人全てが「大安吉日」である以上、もし、本当にその「お日柄」に御利益があったとしても、同じ日に購入した他の人と「幸運度」は同じわけです。
「大安吉日」が自分だけに御利益があるもの、とでもいうわけでもない限り、まったくもって意味がない宣伝だと思いました。しかしながら、そのような宣伝が続いている、という事は「そのような日に宝くじを買うと当たる確率が上がると思っている人がいる」という事なのでしょう。今ひとつ理解しがたいのですが、世の中には色々な「宣伝効果」が存在するものだな、と驚かされました。
2007年09月04日
「絶景」ではない名風景
TVの温泉旅行番組を見ていたら、中国山地の山あいにある昔ながらの温泉が出てきました。何でも、源泉のある場所に建っているということで、湯船に直接温泉がわき出ています。
その温泉宿の部屋に通されたリポーターさんが、窓の外を見るや、「絶景です」と言っていました。しかしながら、そこに出てきた映像は、低い山あいに流れる川と田んぼがあるだけで、電線なんかも見えています。だからと言って、つまらない景色、というわけではありません。特に目立った物はないながらも、何とも言えない落ち着きを醸し出しています。特に仕事に疲れた身としては、こんな所に行って、温泉につかりながら、こののんびりした景色を見て一日を過ごしたいものだ、と思ったほどでした。
とはいえ、その風景は「絶景」という言葉とは縁遠いものです。このような情景をうまく表現できる言葉があれば、この番組はより面白くなっただろうに、などと、少々もったいなく思いました。
2007年09月03日
流しの餃子
ちょうど小腹が空いたと思ったとき、外から拡声器を通した音声が流れてきました。このあたりに来るのは、たいていは電気製品の回収です。そこで、今日もそれかと思ったところ、そのうち、「餃子~」という音が判別できました。どうやら、流しの餃子販売のようです。
外を見たら、ちょうど車が我がアパートに沿って曲がるところでした。これなら捕まえられる、と思い、財布を持って進行方向へ先回りすることができました。
声をかけたところ、車の中から、小柄で人の良さそうな老人が出てきました。注文したところ「焼きますか」と尋ねられたのでお願いしたところ、車の中で餃子を焼き始めました。なんとものんびりした商売です。しかし、しばらくすると、別の人が現れて注文をしました。そう考えると、この「車を止めて焼く」というのも商売技術のうちなのか、などとも思いました。
メニューには、肉・野菜・キムチ・カレー・ゴボウとありました。その中で、野菜を頼んだのですが、まあ12個500円には見合った味でした。ただ、せっかく多種揃えて12個単位で売るなら、各種を混ぜたセットを売ってもいいのでは、と思いました。せめて、基本と思われる、「肉」と「野菜」のハーフ&ハーフは用意してほしかったものです。
まあ、購入時の雰囲気も含め、いろいろ楽しむことができました。次にもし来る機会があれば、また頼んでみたいものです。
2007年09月01日
伝統と新文化の融合体
客先に行くため、秋葉原の中央通りの一間向こうの通り(総武線鉄橋下から湯島駅へ向かう通り)を歩いていました。ちょうど御茶ノ水と秋葉原の中間あたりに位置するだけあって、この通りの左側が「一般社会」であるのに対し、右側にはアキバ系の店と、昔ながらの店が混在していました。
メイド喫茶と歴史のありそうな寿司屋が交互に並ぶさまを見ながら歩いていたら、交差点の手前に面白い店がありました。店そのものは、古めかしい寿司屋です。ところが、店の前のメニューには大きいアニメ絵が描かれており、そこには「秋葉原名物オタク丼」と書かれていました。
WEBで検索したところ、具が米の上ばかりか中にまで入っているほどの海鮮丼だとか。そして「おいしい・たくさん・くえる」という事で「オタク丼」だそうです。
古くからの飲食店とアキバ系の店が混在している中、最後に出てきたのが、その双方を兼ね備えた店、というのはなかなか面白いオチでした。
今回は時間の都合もあって店頭で見ただけでしたが、機会があったらこの「オタク丼」を食べて見たいものです。
2007年08月31日
サービス料?
昨晩、ちょっと寝付きが悪かったので、寝酒ついでに北海道料理でもと思い、ホテル近くの居酒屋に入りました。とりあえず、座ってメニューを見ようとすると、いきなり最初の注文をせかされ、いきなり、なんだかな、と思わされました。
さて、座った席はカウンターで厨房も見えます。そしてしばらくすると、板前さんが、私の頼んだトマトサラダを作り、台に置いて声をかけました。しかし、サービスの人は誰も反応せず。板前さんもその後もフォローはありません。このまま、トマトサラダが棚晒しにになるのも嫌なので、こちらで声をかけて、持ってきてもらったのですが、特に詫びらしき事もありませんでした。
その後に来た魚料理も口にあわず、早々と退散することにしました。そこで勘定したのですが、伝票を見ると、「サービス料」として飲食代の一割が加算されていました。居酒屋でサービス料というのもなかなか見ません。しかも上記のようなサービス内容です。一瞬、その分の支払いを拒否してやろうかと思いましたが、それも大人げないので、普通に支払って店を出ました。
そして今日の夕食でも店の選択を失敗してしまいました。どうも、今回の出張は、仕事以外ではかなりツイていなかったようです。
今回が札幌は6回目ですが、2度目の時も似たような事がありました。また、4回目の時は、そのような失敗はなかったものの、同行者が体調を崩すという事がありました。どうも偶数回の札幌はゲンが悪いようです。逆に言えば、もし次に行く機会があれば、「当たり」の可能性が高いわけです。まあ、それを楽しみにしよう、と思うことにしました。
2007年08月29日
サッポロクラシックと時計台
今日は一日中札幌。とはいえ、仕事なので、朝起きてから日が暮れるまでで外に出たのは、ローソンに買い物に行った時だけでした。
そして何とか終わって、軽く一杯という事に。洋食の店なので、名物を食べることはできませんでしたが、飲み物にサッポロクラシックの樽生があったので、それを頼みました。ビールの細かい味の違いは分かりませんが、大いに満足できる味でした。
そして宿泊地に向かう途中に時計台があったので、せっかくだから携帯で撮影しました。雪の時計台は何度か見ましたが、夏のしかも夜の時計台は初めて。ライトアップされて夜に浮かぶ時計台というのも、なかなか風情がありました。
※クリックすると大きな画像が同窓で開きます。
久方ぶりの「自然な涼しさ」
出張で札幌に行きました。旅行では計5回行ったことがありましたが、8月に行くのは初めてです。そして新千歳空港で飛行機の外に出たのですが、まだボーディングブリッジに立っただけだというのに「涼しい外気」が体に当たりました。空調の作ったものとは明らかに違う、「自然の涼しさ」です。
関東でもたまには暑さが収まる日はありましたが、「涼しい」と言うよりは「暑くない」という感じでしかありませんでした。そう考えると、このような「自然の涼しさ」を感じたのは1ヶ月ぶりくらいかもしれません。
そして温度計を見たら18度でした。気温が10度台というのを見たのも、いつ以来だろうか、などと思いました。
これまで行った5回のうち4回が冬で1回が初夏でした。その時の豪雪や日の出の早さに比べれば、驚きは少ないだろうと予想していたのですが、いきなり驚かされました。それにしてもボーディングブリッジで「違い」を感じることができるのですから、すごいものです。
2007年08月28日
第三者の一言
一年半ほどの付き合いがある人で、どうしても理解不能な人がいます。一応、会社を経営しているらしいのですが、創業者であるにも関わらず、「起業家らしさ」が感じられません。本人の話を聞いた限りは、苦労して今の地位に上り詰めたかのようなのです。しかしながら、具体的にどのような苦労をしたかは本人の口からもほとんど聞かれません。そしてたまに聞く苦労とやらも、現実的に考えると、「いくら何でもそんなことあるわけないだろう」という内容のものです。もちろん、その苦労に裏付けられた実力のようなものも一切感じられません。
というわけで、知り合い同士で不思議に思っていました。そんな中、ほとんどその人を知らない人と話す機会がありました。そしてその人の話をしたところ、しばらくすると「金持ちのボンボンが、親の金で会社をやらせてもらったのでは?」と素朴な疑問を口にしました。
言われて見ると目から鱗で、かなりの辻褄があいます。
もちろん、それが真実なのかどうかは分かりません。とはいえ、先入観を捨ててちょっと視点を変えると、それまで思いつかないような、かつ整合性の高い考え方ができるものだ、という事に気づき、非常に参考になりました。
2007年08月25日
正露丸
夏ばてなのか、前日のムチャ呑みがたたったか、朝起きたらひどい腹痛でした。あまりにきついので、正露丸を飲む事にしました。通常なら、あのきつい香りと味は、顔をそむけたくなるほどのものがあります。ところが、腹痛がきついせいか、あのにおいが鼻に入ると、むしろ気持ちが落ち着きました。さらに、口の中に広がる味も、美味と感じました。
「辛さを救ってくれる」という心が、臭覚と味覚を変えたのでしょうか。それとも、体が欲しているために、そのような感覚になったのでしょうか。
このまま、この状態が続くと「正露丸中毒」にでもなるのでは、などと冗談半分に思いました。もっとも、正露丸の効果は抜群で、飲んでしばらくすると腹痛は収まったので、それ以上飲む必要性は生じませんでしたが・・・。
2007年08月23日
かばん新調
ここのところ、仕事でノートパソコンを持ち歩く機会が激増しました。これまでの鞄は、今のノートPCを買う前に購入した物。当然ながら、持ち運びを前提にした大きさではありません。そこでこれまでなんとかパンパンになった鞄で我慢していました。しかし来週にはついにノートPCを持参しての出張まで入りました。そこで、いい機会という事で、ヨドバシでPC対応の鞄を購入しました。
そして早速ノートPCを入れてみたのですが、どうもおさまりがうまくいきません。PC自体はきちんと入ります。しかし、他にも多数のポケットの類があるのですが、それに物を入れると、どうもうまく鞄がしまりません。せっかく一回り以上大きい、PC対応のものにしたにも関わらず、結局、以前同様、鞄をしめるのに一苦労している有様です。
もっとも、昔から買った瞬間から使い勝手の良かった鞄、というものはありませんでした。おそらく、この鞄も使い込んでいくうちに、自分にあったものになるのだろう、などと思いつつ、何とかジッパーがしまるように収納をしました。
2007年08月22日
立て替えに便利な額
仕事での外出ついでに、出先近くの店で昼食を取りました。ところが、いざ勘定となった時に、同席した人がお金をおろし忘れた事に気づきました。そこで、とりあえず立て替えたのですが、やはり後でいくら請求すべきか、一応気になります。
そこで、メニューを再確認したところ、何と金額は税込みで「893円」でした。おそらくは、850円に消費税をかけて四捨五入した金額なのでしょう。しかしながら、この「ナニワ金融道」の自動車のナンバーのような額は、その「税抜き価格」以上に覚えやすい額でした。
仮に、同席した人に不備がなければ、別々勘定で千円札を出して、そのまま額も確認せずにお釣りを貰っていたでしょう。当然ながら、価格も意識する事はなかったでしょう。そういう意味では、この貴重な(?)金額を知ることができただけでも、同席者の「おろし忘れ」には感謝しました。
2007年08月21日
豪暑
夏が暑いのは今に始まった事ではありませんが、今年の暑さは桁違いな感じです。今日も日が暮れた後に駅に隣接したビルでちょっと重い物を買い、それを持って駅に入ってホームまでエスカレーターで登ったら、それだけで汗だくになっていました。他にも、賞味期限をわずかに過ぎた袋入りサラダを開けたところ、熱で発酵して漬け物のにおいがしていた、などという事もありました。
子供の頃から夏が好きで、比較的暑さには強いと自覚していたのですが、さすがにこれだけ暑いとこたえます。職場では何とか頭を働かせていますが、帰宅すると頭を使う気が起きないほどです。
この調子でさらに暑くなるのなら、将来はどこか北のほうか山の中に移住しないとやっていけないのでは、などと思いつつ、熱帯夜を過ごしています。
2007年08月18日
地震頻発
ここ数日、千葉では毎日何度も震度3くらいの地震が起きます。寝ている時に発生して、何事かと飛び起きた事も一度ならずあります。
実害は何もないのですが、これだけ頻発すると、大地震の予兆ではないかと不安になります。もっとも、阪神淡路大震災の時はいきなり予兆もなくあれだけの地震になったわけです。それを考えると、これだけ小刻みに地震が起きているのは、まとめると大地震になる地殻変動エネルギーを分割して出している、という見方もできます。
まあ、素人が勝手に考えても仕方ありません。とりあえず、最悪の事態を想定し、被害を最小限におさえる対策を考える必要がある、という事だけは確かなようです。
バリアフリー疑似体感
家からカートに荷物を乗せて、満員の通勤電車を含む3路線乗換してビッグサイトに行きました。人が使っているのはよく見ましたが、自分で使うのは初めてです。
たかだか数キロの段ボールを乗せたカートを引いて歩くだけですが、それだけで、自由に歩ける区間が大幅に制限されました。とにかくまずエレベーターのある場所を気にするようになります。特に西船橋駅で武蔵野線に乗換えた時、二つの経路から一つを選んだところ、エレベーターのない乗換口に来てしまった時は、「エレベーターの有無の案内表示がなんでないのだろうか」などと思いました。
他にも色々と苦労の末に何とか暑い中、往復することができました。ちょっとしたバリアフリー問題を体感できたわけです。
確かに駅でのエレベーター設置など、かなり便利にはなっています。ただ、施設は確かにできているが、それをいかに便利に使ってもらうか、という事についてはあまり考えていないように思えました。今日の私は、最悪、カートごと抱えて持てば、階段での移動も可能です。しかし、そのような事ができない人にとっては、まだまだ動きにくい世の中なのだな、という現状を痛感させられました。
それにしても、あの小さいカートを引くだけで、そのような体験ができるとは思いませんでした。
2007年08月17日
結果の有無で印象が百八十度変わる台詞
「ウルトラマンエース」に、「梶さん」というキャラがいました。ウルトラシリーズ定番の、「主人公も所属する防衛組織」であるTACの一員なのです。ただ、この人はかなり異色で、絶体絶命の非常時でもなければ戦闘には加わらない、純然たる技術専門職なのです。とはいえ、戦いの場面がないと、やはり目立つことはできません。そのため、各隊員に一回くらいはある「隊員個人のエピソード話」も作ってもらえませんでした。
ところが、その彼が非常に印象に残った話がありました。それは、彼の開発した新兵器が設計図ごと破壊された、という時です。しかし、彼は平然と「設計図はもう一枚あります」と言い放ちます。そして、いぶかる皆の前で、自分の頭を指さしました。つまり、もう図を見なくても作れる、という自負なのです。そして有言実行で見事新兵器を作り直し、それで敵を倒していました。
この場面の印象が強く、おかげでこの「梶さん」という名前は今でも覚えています。それくらい、この「頭の中にある」は、心に残る決め台詞でした。
ところが先日、ある仕事をしているときに、全く同じ台詞を聞く機会がありました。その人が「梶さん」を知っているかは不明です。いずれにせよ、かつてTVで見た場面同様、自信満々の態度で彼は自分の頭を指さしました。
しかしながら、「梶さん」とその人には決定的な違いがありました。彼は、その「頭の中にあるもの」を、どこにも具現化できていないのです。それではただの「脳内設計図」でしかありません。結果だけ考えれば、何もしていないのと同じです。
小学生の時にその話の再放送を見たときはは純粋に感心させられた台詞でした。しかし、それから30年近くたって初めて「この台詞は、言うと同時に結果を出せるから凄いのであって、出せなければみっともないだけだ」という事に気づきました。
それに気づかせてくれた、という意味では、この「脳内技術者」には感謝すべきなのでしょう。もっとも、仕事でこんな人に関わってしまった人にとっては、迷惑以外の何者でもないでしょうが・・・。
2007年08月14日
熱波発生装置
夕方、秋葉原駅の乗換階段を下りようとしました。すると、急に上から熱波がきました。ただでさえ暑いなか、「熱さ」が加わったので、驚いて上を見たところ、年代物の鉄製屋根がありました。この屋根が、朝からの厳しい日差しを吸収し、そのため込んだ熱を、下を歩く人に浴びせていたのです。
歩いているだけでこれだけの熱なのですから、表面温度はどのくらいになっていたのでしょうか。冗談抜きで、目玉焼きくらい作れたのでは、と思えたほどでした。
もっとも、各所で改装が続いている秋葉原駅ですから、この階段部分が建て替えられる日もそう遠くはないでしょう。そう考えれば、この「天井からの熱波」も、もう数年すれば「想い出」になるのだろうか、などとも思いました。
2007年08月13日
小変貌と大変貌
三日の間に二回ほど田町に行く機会がありました。最初はかつて住んでいた方向である慶応大学の近く、二度目は反対側の東口のほうでした。
慶応のほうにいった時は、通りが拡張され、沿道の建物が変わっていました。特に慶応の東門が、門でありながら高層ビル(?)になっていたのは驚きました。
しかし二日後に東口に行った時、その程度の変化で驚いていた自分の甘さ(?)を痛感させられました。かつては、駅から出た所は狭い道みたいになっており、「田町駅東口」バス停に行くには少々歩く必要がありました。ところが、10数年ぶりに降り立った東口は、駅前がバスターミナルになっており、駅への階段のすぐそこにバス停ができていました。様々な再開発を見てきましたが、ここまで駅前が変貌したのはあまり見ません。おかげで、かつての土地勘がまったくなくなってしまい、どの方向に何があるのかの見当すらつかなくなってしまっていました。
ごちゃごちゃした駅前を整理して、バスが入れるようにしたい、という欲求は少なからぬ駅にある要望でしょう。現在の隣町である幕張も、そのために色々と苦労しているようです。それが、既に成立している街である田町で成し遂げられていたとは思いませんでした。改めて、都心部の「再開発」の豪快さに驚かされてしまいました。
2007年08月11日
重要な情報を伏せる煽り報道
中田英寿氏が、朝青龍関の問題について、問題とされているサッカーイベントでの状況紹介を含め、見解を書いています。
中田氏は、イベントの直前に朝青龍関が優勝した事に言及し、サッカーイベントに出演できない体調ではないが、怪我の具合は良くなく、巡業を休んで治療する事がおかしいとは思わない、という旨の記述をしています
至極当然の話です。先日、「朝青龍仮病事件」の報道についてで書きましたが、優勝したのが22日、サッカーイベントに出演したのが25日で、その間に怪我はしていません。この事実だけで、「25日のサッカーイベントに出演したから仮病」という論理が成り立たないのは明白なのです。
ところが、中傷を意図した報道はもちろんですが、状況説明に徹した報道でも、この時間軸を書いたものを見たことがありません。たいてい、「千秋楽の後に帰国し、25日にサッカー」です。報道がキャンペーンを張ると、どんな非論理的・非常識な事でも鵜呑みにする人が多いですが、さすがに、「サッカーの三日前が本場所千秋楽だった」という事に気づかれると、煽りが失敗する危険性があると思っているのでしょうか。
2年半ほど前に、JR西日本が百人ほどの死者が出る大惨事を起こした事がありました。ところがその「犯人」であるJR西日本が何ら関係ない社員が飲みに行った事をリークすると、事件そのものの問題より、そちらのほうがが大々的に報道されました。その煽りは成功し、その結果、「百人が死ぬほどの事故を起こした会社」より「関係ない社員が飲みに行った事」に腹を立てる人が大量に発生しました。
今になって冷静に考えれば異常きわまりない事ですが、当時のマスコミの煽り報道を真に受けると、普通にそういう感情になってしまう人が少なからず発生してしまうのです。
もちろんこんな事は今に始まった事ではありません。それこそ、1940年代前半には、連日のように新聞は大嘘を書いていました。そこから何ら進歩せずにここまで来ているわけですが、なぜか不思議と、読者・視聴者は煽られ続けます。
奇妙かつ不思議な気分になると同時に、「煽りの対象がもっと物騒なものだったら・・・」と恐怖感も覚えます。
2007年08月09日
かつてのブーム商品
外出先での昼食となり、マクドナルドに入りました。すると、冬の限定商品として大人気を博した「メガマック」が再び限定商品として売られていました。
半年前は、どの店でも早い時間に売り切れて、実際に売られている所を見たことがありませんでした。そのあまりの人気ぶりに、ビッグマックすら食べたことのない私でも、一度食べてみたいものだ、などと思ったほどでした。
しかし、今回の限定販売では、半年前のような事はなく、普通に販売されています。当時の事も思いだし、せっかくだから食べてみようかとも一瞬思いました。しかし、この暑い中に写真を見ると、それだけでお腹いっぱい、という感じになり、結局注文する気はおきませんでした。冬のブーム時とは対照的な在庫状況もあり、「暑い季節には向かない商品だよな」などと思いました。
もっとも、一緒に食事した20代前半の後輩によると、よく友達と「メガシリーズ」を食べているとのこと。それを聞くと、ただ単に私が年をくっただけなのかもしれませんが・・・。
2007年08月08日
エレベーターまで挨拶
ある程度立派なビルに入っている会社に行くと、用事がすんだ後、向こうの人がエレベーターまで見送りにきてくれます。すぐにエレベーターが来ればまだいいのですが、巡り合わせが悪くてエレベーターがなかなか来ないと、その間の時間というのは間が持たず、困ります。また、帰る客が重なったりすると、挨拶する人達も加わるため、エレベーターホールに多数の人がいることとなり、通行しづらくなります。一方、見送られる身としては、事務所前だろうと、エレベーター前だろうと同じこと、どこで別れても同じことです。むしろ、エレベーターの扉が閉まるまで気が楽にならず、わずかとはいえ、気疲れしてしまいます。
こうやって考えれば考えるほど、この「エレベーターまでお見送り」は、見送るほう、見送られるほう、第三者のいすれにとっても面倒な制度だと思います。よほど虚礼にこだわる人を除けば、廃止して困る人はいないでしょう。たいした実害がない事とはいえ、何とかならないかと、見送られるたびに思います。
2007年08月06日
本屋と地域性
仕事で客先に行く間の空き時間を利用して、ビル内にある本屋をのぞきました。売れ筋ランキングを見ると、仕事に関係する分野で、なかなか興味をひく内容のものがありました。その時は時間がないのでほとんど立ち読みもできませんでした。
そこで休みの日に、内容の確認と場合によってはの購入を目的に隣町の丸善に行きました。しかし、そのビジネスビル内で人気ランキングに入っていた本は、どこにも見あたりません。ビジネス書などの場所をかなりじっくり探して見たのですが、それらしき物すらないのです。
千葉に来てそろそろ10年たちます。これまで、筆者の住むような、都内への通勤者が多い地域の大型書店なら、都内とほぼ同じ品揃えだと思っていました。ところが、実は全然違っていたわけです。
本と本屋に関しては、子供の頃から好きな分野で、いろいろ知っていたつもりでした。しかし、ちょっと興味の対象をずらすと、思ってもいなかった事が分かったわけです。あらためて、世の中の広さみたいなものを認識させられました。
2007年08月04日
悲惨な通り雨
昨日の朝、家を出たら、ちょうど小雨が降り出しました。そこで慌てて一度傘を取りに戻りました。
その時点では、「降り出したのがもう1分も遅ければ、ぬれていた。ツイていた」などと思っていました。
ところが雨はすぐ上がって快晴に。困ったことに、昨日は客先直行です。カラッと晴れているのに、傘を持って現れた私を見て、一緒に客先に行く社員に不思議そうな顔をされ、「家を出たときは降っていた」と事情説明をする羽目になりました。
午後にも別の客先に行く予定があったのですが、一度会社に戻る時間的余裕がありました。ところが、戻ろうとして地下鉄のホームに降りたのとほぼ同時に、「保安設備故障で運転見合わせ」のアナウンスが。代替経路で戻ると、約束の時間にに遅れるか、昼食抜きかの二択になってしまいます。そこで、仕方なく、傘を持ったまま、次の客先に向かいました。そこでは別の社員と現地待ち合わせでしたので、再度、傘を持っている理由を説明する事になってしまいました。
家を出た時点では、空の色もかなり暗く、折りたたみを持っていくような雰囲気ではありませんでした。まあ、「雨が降るのに傘を持たず、ずぶ濡れになる」に比べれば実害はないわけだし、と自分を納得させる事にしました。
2007年07月30日
地域と性格
「薩摩隼人」とか「土佐のいごっそう」など、地域とそこの出身者の性格を結びつける言葉があります。そういう事もあり、ついつい、出身地を聞くと、その地域出身者らしい性格を想像してしまいます。
ところが、先日知り合ったある県の出身者は、その「地域的性格」と百八十度違う性格の持ち主でした。
最初は少々驚きました。しかし、冷静に考えれば、同じ地域の出身者だからだといって、皆が同じ性格をしているわけではありません。もし、一定の地域で全ての人の性格が同じだったら、非常に不気味です。
ちょっと考えてみればすぐ分かる事です。しかしながら、その人に出会うまで、なぜかその事を気づきもしませんでした。先入観というのは恐ろしいものです。
2007年07月28日
子供向けサッカー教室と相撲巡業は運動量が同じ?
この前の名古屋場所で優勝した朝青龍関が、腰の疲労骨折で夏巡業の休場届を出しながら、モンゴルで政府や日本外務省の依頼を受けて子供を指導するサッカーイベントに10数分ほど出場して、中田英寿氏のパスを受けてシュートなどをしたそうです。
これをフジテレビが報道したところ、例のごとく「朝青龍バッシング」が発動。産経新聞などは「引退勧告すべきだ」などと騒いでいます。
記事を見ていると大事件が発生したようですが、果たしてそのような大騒ぎすべきことなのでしょうか。仮にこれが「朝青龍関は、相撲の横綱とモンゴルのプロサッカー選手を兼任しており、相撲は休んだにも関わらず、モンゴルの公式戦には出た」などという事なら、確かに力士として問題があるかもしれません。しかしながら、出場したのは、子供向けの行事です。別に全力を尽くしてサッカーをやったわけではありません。少なくとも、相撲を取ることに比べれば、散歩レベルに等しい運動量でしょう。
対して、相撲の夏巡業は、群馬を起点に東北さらには北海道を回り、最後は群馬に戻る、という行程で、ほぼ毎日異なる場所で、お客さんの前で稽古・土俵入り・花相撲などを行う、というものです。子供向けサッカー教室とは消費する体力・怪我の悪化の危険性とも、次元が違うのは明白です。
だいたい、朝青龍関は先週の日曜日に本場所で優勝したばかりです。そして千秋楽の一番で怪我したわけでもないようです。その横綱が、場所終了の数日後に行われた子供相手のサッカー教室に出れないほどまでの状態だった、というのでしたら、むしろそのほうが異常です。
とくにこのバッシングで大袈裟に騒いでいるのが、日頃から「愛国心教育」を宣伝している産経新聞だというのが笑えます。普段の論調からすれば、「夏巡業に出れないほどの故障をした朝青龍関だが、母国政府、さらには第二の故郷である日本の外務省の要請もあり、あえてサッカー教室に出演し、シュートまで放った。これぞ愛国者の鑑だ」とでも褒め称えるべきではないでしょうか。
一連の報道を見て思ったのは、相も変わらずバッシングを繰り広げる商業マスコミの「品格のなさ」と、高砂親方はまた弟子の足を引っ張るような発言をしているな、という事だけでした。もちろん、同様に感情的な発言を続ける協会幹部にも呆れています。朝青龍関については、こんなに身内に対して冷たい部屋・協会には早く愛想をつかし、33回目の優勝をした時点で相撲は引退して別の格闘技に転向し、そちらで頂点を目指すほうが、人生として得なのでは、とまで思えてきてしまいます。
木陰
昼下がりに外に買い物に出たら、ムワっときました。日差しが肌に刺さるかと思えるほどの熱波でした。店舗の脇を歩いていて空調の室外機の風が当たったら、それが心地よく感じるほどの暑さでした。
そんな中、改めて周囲を見回すと、一本の大きな木が目に入りました。以前にも書きましたが、職場の周囲は現在再開発の真っ最中。建築中のマンションが多々ある中、築40 年くらいの民家があり、その隣は地上げ済みで駐車場になっている、といった風景があったりします。その目に入った大きな木は、そのような民家の庭に生えていました。その葉で道を覆い、ちょっとした木陰を作っています。
マンションやビルには当然ながらそのような木は生えておらず、そういう意味でもその民家と木の存在は際だって見えました。
見ていると、周囲にいくら高層マンションが建とうと、この民家と木だけは残ってほしい、と思えてきました。それほどまでに、猛暑の中に安らぎを感じさせられた木陰でした。
2007年07月26日
1億8千万では足りない?
以前書いたように、5月に携帯を代えました。その時、携帯屋さんから提示された番号は20くらいあったのですが、その中から語呂の良かった「090」で始まる番号を選びました。
ところが、この番号、携帯を買ったその日から間違い電話がかかってきました。その後も月に何人かの割合で間違い電話が。しかも、かけてくる人はいずれも50代と思しき人ばかりです。しかもいずれも携帯からかかってきます。つまるところ、登録された番号にかけてきているわけです。中には深夜1時に平然とかけてくる人もいて、少なからず困っています。
明らかに、私の番号は、彼らの知り合いである人がかつて持っていた番号だったわけです。携帯の番号は8桁で、しかも「090」と「080」があるわけですから、「0*0-0***-****」という番号がないと仮定しても、約1億8千万ほどの番号が存在しうるわけです。したがって、5千万くらい解約があっても、日本人一人あたりに異なった番号を割り振れる計算となります。しかしながら、何の手違いか知りませんが、私にはその解約済みの番号が割り当てられてしまったわけです。
既に、解約済みの番号を割り当てざるをえないほどの状況に達しているという事なのでしょうか。このままでは、「090」「080」に続く携帯局番を作るか、東京や大阪の固定電話のように、携帯番号の桁数をさらに増やしでもしない限り、私のような被害者が発生し続ける事でしょう。いずれにせよ、当面の間は携帯を新規契約する際に「090」で始まる番号は選ばないほうが無難なようです。
2007年07月22日
街頭テレビ
夕方、津田沼の昭和堂に行きました。帰りがけに階段を下りると、なぜか人だかりがしています。不思議に思って近づいてみたら、皆、壁についているTVの相撲中継を見ていました。ちょうど、朝青龍関と白鵬関のという、約五年ぶりとなる「横綱同士の一番」でした。それを20人くらいの人が見ていたのです。もちろん、年配の人が多くいましたが、中にはかなり若い人もいました。
相撲のほうは、朝青龍関の快勝でした。終わった瞬間、隣の人は残念がっていました。もし負ければ琴光喜関との優勝決定戦となり、結果如何では約一年半ぶりの日本人力士の優勝の可能性があったわけです。やはり、多くの人はそれに期待していたのでしょうか。
そのTVをとりまいて、結果に一喜一憂する人たちや、通りかかってその輪に加わる人などを見ているのはなかなか面白い物でした。かつて存在した「街頭テレビ」というのは、こんな雰囲気だったのだろうか、などとも思いました。
2007年07月21日
約束を守れない体質?
ある人と待ち合わせの約束をしました。すると、当日になって「1時間遅れます」という連絡が来ました。次の待ち合わせをした時は、当日の変更はありませんでした。しかし、約束の時間に彼は来ませんでした。その言い訳は「待ち合わせの場所につかない電車に乗ってしまった」でした。
そして3回目、前日に電話がかかってきました。「さすがに二度も遅れたのだから、今度は気をつかっているのかな」と思って話を聞いたところ、いきなり「待ち合わせの日は明後日でしたよね」などと言われました。会う約束をした時に、曜日を指定していましたし、相手がそれを手帳に書くのも見ています。したがって、勘違いが生じる可能性がありません。
というわけで、おそらく、別の約束を予定の日に入れてしまい、ごまかして変更しようとしたのでしょう。実際、私が「明日でしたよね」と言ったら「あれ、そうでしたっけ」などとわざとらしい反応をしていました。本当に明後日に約束したという確信があるのなら、向こうだって予定というものがあるのですから、「いや、明後日でしたよ」と主張するはずです。まさしく、語るに落ちる、といったところでしょう。
別に一日ずらしても差し支えがなかったのですが、あまりにも不快だったので、会うのをやめました。向こうはまだ会いたいみたいな事を言っていました。次回約束して、今度はどういう破り方をし、どう言い訳するかを聞きたい、という好奇心はあります。もっとも、ここまで約束を守れない人間と関わっても、百害あって一利なしなので、仮に会ってもそれが最後になることは間違いありませんが・・・。
ギザ十
財布の中の小銭を確認していたら、「ギザ十」が出てきました。1950年代に発行された縁にギザギザがついている十円玉です。
小学三年くらいの頃、なぜかこの「ギザ十」がクラスで流行した事がありました。その頃ですら「貴重品」だったわけですから、それから30年近く経った今ではさらに珍しい存在と言えるでしょう。
その小学校の頃を思い出したりしながら製造年を確認したら、1953年との事でした。それから54年もの間、ずっと流通し続けているわけです。その間、どれだけの人が、どのような使い方をしたのだろうか、などと、ついつい考えてしまいました。
珍しいとはいえ、流通量が多いので、収集品としての価値は全くないそうです。とはいえ、そのギザギザだけで、懐かしさをおぼえたり、その歴史に思いを馳せたりできたわけです。そう考えると、非常に価値の高い十円玉と言えるかも、などと思いました。
2007年07月20日
添加物が売りの飲料
電車の中に「微糖缶コーヒー」の広告がありました。「微糖ながら美味さを出すため」という事で、原材料の紹介をしています。しかしながら、そこで売りになっているのは、「主役」のコーヒー豆ではありません。それどころか、水・牛乳・砂糖といった、「脇役」すら書かれていません。
代わりに書かれているのは、「ラクトJ」「L-アラビノース」「中鎖脂肪酸」なるものでした。宣伝文によると、これが、微糖コーヒーの美味さを引き出すのだそうです。しかし、そのへんの食品工学(?)が分からない私が見る限り、それは化学の説明文にしか見えませんでした。
かつては、食べ物に人工の物質を入れるというのは、負の印象しかありませんでした。それが今では、その物質が売りになっているわけです。意外なところで「時代の変化」というものを痛感させられました。
2007年07月18日
中国にカレー屋はない?
最近、たまに聞く投資話に「中国でカレーのチェーン店を展開する。これまでなかったから、高確率で成功が見込める」というのがあります。
実際に中国に行った事はないですし、もちろん資料を調べた事もありません。しかしながら、この話を聞いただけで「本当なのだろうか?」と思います。
何せ、あれだけ人口がいるわけです。それだけ、多様な商売が存在するわけで、その中にカレー屋だけがない、というのはちょっと考えにくい物があります。
さらに言うと、中国とインドといえば、それこそ三蔵法師がお経を取りに行ったほど、昔から交流があるわけです。それだけのつきあいがあれば、カレーが伝わらないわけがなく、逆にそれで中国にカレー屋がないのでしたら、よほど中国人とカレーは相性が悪いことになります。
というわけで、何の情報を持っていなくても、とりあえず信用できなそうな話です。にも関わらず、一度ならず耳にするのですから、不思議なものです。
なお、念のため、「中国 カレー」で検索しましたが、予想通り中国には「カレー食文化」はいくらでも存在していました。
2007年07月16日
先祖の祟り・その二
以前、一人の「先祖」に対しての子孫の数を考えれば、一人の(もしくは複数の)先祖が特定の子孫に対し、「供養が足りないから祟る」などという事はありえない、という事を書きました。
まあ、これだけでも十分といえば十分なのですが、別の観点が浮かんだのでちょっと追記します。
今の日本の家系制度から考えると、ちょっと母系に進むと、すぐに先祖が分からなくなります。それらを調べ、さらに遡って「供養」するなど、どう考えてもできるわけがありません。よほどの名門でない限り、母親の母親の父親の墓がどこにあるか、など知っている人はいないでしょう。
まさか、父系だけは供養しなければ祟るが、あとの祖先は放っておいても問題ない、などという事はないでしょう。というわけで、結局、「供養で先祖の祟りを防ぐ」なる事は絶対不可能なのです。
結局、このテの商法は、「振り込め詐欺」と同レベルなのでしょう。冷静に考えれば分かるのですが、予想しない状況で心が落ち着かないところで、予想しないことを言われて、ついつい信じてしまうわけです。
まあ、いくら広報しても「振り込め詐欺」がなくならないのですから、それより伝統のある「先祖の祟り商法」がなくならないのも無理はないでしょう。それにしても、他人の辛い状況を金にしよう、というのは、本当に嫌な考え方だと思います。
2007年07月14日
フリードリンクの罠?
セルフサービス焼肉居酒屋でランチを食べました。ソフトドリンクがセルフサービスで飲み放題、というのはランチとしてはまあ普通の設定です。ところが、この店は夜もビールやサワーをセルフサービス、というシステムになっていました。
ちょっと早い昼食だったので、店は開いたばかりで、客は我々だけでした。暑い中歩いていたので、早速ウーロン茶をセルフサービスで注ぎ、飲みました。
ところが、飲んだ瞬間、口の中には、予想外の味が広がりました。ウーロンはウーロンでも、茶だけでなく、焼酎の味も混ざっていたのです。
酒を飲むのは大好きですが、さすがに午後からも仕事があるのに飲むわけにはいきません。コップごと交換してもらう際に店員さんに確認したところ、昨日のウーロンハイの設定を変更していなかった、との事でした。おかげで、本日最初の客であった私が、不幸な(?)犠牲者となったわけです。
それにしても、暑いとはいえ、湿気が高かったのであまり水分を欲していなかったのは幸運でした。これが、日の照りつける暑さだったら、一気に一杯開けていたかもしれません。もしそうしていたら、今日の午後の仕事はどうなっていただろうか、などと肉を食べながら思いました。
2007年07月13日
発想自体は鋭いと思うが
かつては、「納豆には醤油をかける」というのは常識と言ってもいいほどでした。しかしながら、20年くらい前に、醤油に鰹だしなどを入れた「納豆のたれ」が同梱されるようになると、それが一気に一般化しました。中には、「おろしだれ納豆」などと、本家の納豆より、たれのほうが主となる商品名まで誕生したほどです。
私も、それらのたれを納豆ともども愛用しています。しかし、最近ちょっと困ったたれが入っている納豆がありました。普通、たれは透明なビニール袋に入っているのですが、その商品のたれは、アメリカンドッグのケチャップ・辛子やマクドナルドのドレッシングに使われている、「両端をつまむと、中の液体が出てくる」というパックに入っています。それ自体は、袋を切る手間が省けて便利です。ところが一つ問題があります。それは、その「たれパック」に、辛子が同梱されている事です。
納豆に辛子を混ぜる人は、ワンタッチでたれと辛子を同時に混ぜ込めて、非常に便利でしょう。しかしながら、その風習がない身としては、押す際に、辛子の部分が破れずに、たれだけ入るよう、細心の注意を払う必要が生じます。これなら、ちょっと手間をかけて袋を切った方がまだ楽です。
切らずにたれが出せる、という発想のすばらしさは素直に認めます。しかしながら、できれば、もっと「たれのみ入れる派」の事ももう少し考えてほしかったものだ、とこのテの納豆を食べる度に思います。
2007年07月10日
酒飲みにも関わらず
一年のうち三百日以上飲酒する生活を二十年近く続けています。それだけ酒を飲んでいる身ですが、実はいまだに「一合」という単位がよく分かりません。おそらくは徳利一本分か、升酒一杯分のいずれかとは思っていますが、正確なところは未だに分かりません。
別に日本酒が嫌いな訳でもなく、出てくれば喜んで飲みます。しかしながら、「一合」という言葉はあまり聞いた記憶すらありません。不思議なものです。
ちなみに、「一升」が1.8リットルであることは理解しています。こちらはいつの間ににか覚えていました。
迷った末の決断なだけに
ショッピングセンターのレストラン街で夕食を取ることになりました。三店ほど候補があり、うち一店は、私が二番目に好きなビールの銘柄が店頭に置いてありました。かなり心ひかれたのですが、飲みに行くわけでなく、主は食事なので、メニュー優先で別の店に入りました。
そこでビールを頼んだところ、よりによって、私が唯一苦手としている銘柄が出てきました。飲み屋だったら同じ会社の黒ビールなどを頼んで回避できるのですが、レストランですので、それもできません。迷った末の決断だったので、失望感は高いものがありました。料理自体は期待通りだったので、失敗とは思いませんでした。とはいえ、あらためて「最初の一杯」の重要性を認識させられた一件でした。
2007年07月07日
雀
客先に行く用事がありました。少々待ち合わせ時刻より早く着いたため、事務所の前にある公園のベンチで待っていました。その公園は道路沿いにあり、さほど広くもないのですが、鳩と雀がかなりいました。普通、これらの鳥は人間が近づくと逃げるとしたものです。ところが、面白いことにこちらがずっとベンチに座っていると、特に警戒もしません。
そのうち、雀が近づいてきました。1mも離れていないところをピョコピョコ歩いています。いつも逃げられていたこともあり、こんな近くで雀を見たのは初めての事でした。目や体の模様もくっきり見えます。そうやって見ると、これまで持っていた雀の印象とかなり違うものがありました。
このまま動かずにいればもっと近寄ってくるのでは、などと期待していたのですが、残念ながら、少ししたら雀は飛び去っていき、それ以上の観察をすることはできませんでした。
2007年07月04日
通園路に工事車両
職場のあたりは「再開発」真っ盛り。数カ所で高層建築の工事が行われています。敷地内には大きな機械がが色々と設置されており、それに関連して工事用の大型車両も少なからず通ります。
しかしながら、その大型車が通る道は、1~1.5車線。交差点ですれちがう乗用車が動けなくなって仕方なく後退するほどです。
さらに、このあたりには幼稚園があるため、私が出勤する時間帯は、前後に幼児とその手を引く母親がたくさんいます。
ある朝も、そんな園児が歩く中、長さ10mもあるトラックが角を曲がっていました。しかも、曲がろうとしたのを見て、現場の誘導の人が走ってやってきて「オーライ」と言い始めるといった案配です。子供がちょっと走り出したりしたらどうなるんだ、と見ているだけで怖くなるような風景でした。
2007年06月30日
風邪の功名?
水曜日に風呂に入った後、大量の汗をかきました。そこで思い切って冷やしたのですが、それが悪かったのか、夏風邪をひいてしまいました。というわけで色々大変なのですが、一つだけいいことが。
実はこのところ、極度の不眠に悩まされ、2時に寝れればいいほう、という生活を送っていました。ところが、風邪で体力を消耗したのか、あるいは頭が回らなくなったために精神的ストレスが減少したのか、昨日は22時過ぎくらいに就寝。気づいたら翌朝になっていました。体は不健康でしたが、睡眠に関してはここしばらく経験しなかったほど「健康的」なものでした。
風邪をひくのは不本意ですが、一つでもいい事が生じたのは喜ばしい事でした。もっとも、当然ながら健康で規則正しく寝るのが一番いいに決まっているのですが・・・。
二色の夕焼け
昨晩19時ごろ、職場から外を見ていたら、夕焼けが出ていました。赤いのはまだ見慣れていますが、一部が輝くような黄色になっているのには驚きました。ちょうどビルの真上に出ていたので、一瞬、火事にでもなったのか、と思ったほどでした。
写真をクリックしますと、同じ窓で大きい画像が開きます。
2007年06月28日
縮図?
広島の無人島が、大量の虫に岩盤を食われ、波の浸食もあって消滅の危機にある、というニュースを見ました。
もし本当に島が消滅したら、同時にこの大量の虫も一斉に水死するわけです。しかしながら、虫たちはそんな事は分かるわけないですし、仮に分かっていたとしても、生きるためには岩を食べ続けるでしょう。
そう考えると、その消滅の危機をむかえる島が、地球そのものと重なって見えてしまいました。我々はその虫と違い、「消滅の危機」を考える事はできます。しかしながら、発達した文明を用いて、分かっていながらむしろ積極的に地球を破壊するような事を多々行っているわけです。それは、地球と人類の未来をどちらの方向に導いているのだろうか、などと柄にもなく考えてしまいました。
2007年06月27日
気を遣われているのか、興味を失われたのか
幼稚園の頃からの趣味の一つに将棋があります。しかしながら、今世紀に入ってからはすっかりご無沙汰しており、年に将棋の駒に触るのは多くて7日、という生活になっています。そんな中、日曜には今年二度目の将棋大会に参加しました。
するとその日は当たりに恵まれました。特に最終戦で相手がおらず不戦勝できたのが大きく、二年半ぶりとなる、「一日フル出場して一回も負けない」という望外の結果に終わりました。
というわけで、打ち上げでも調子こいて酒を飲みまくり、意気揚々と帰宅しました。しかし、相方は私の結果を尋ねてくれません。別に将棋に興味がないわけではなく、先日のプロ名人戦で大逆転があった時は、わざわざその事を私に教えてくれたくらいです(※ちなみに現在の私は、プロの将棋にはほとんど興味はありません)。にも関わらず、尋ねないのはおそらく、この2年半の間、「どうだった?」「勝てなかった」を繰り返していたため、傷をえぐるのはまずいと気を遣ってくれたからなのかもしれません。それとも、負けてばかりの私の成績に関する興味を失ってしまったからでしょうか。
本来なら、ここで自分の成績をひけらかすのが筋としたものでしょうが、次回以降、また通常時に戻って、「いつものやりとり」が復活するのも情けないものです。というわけで、こちらからも結果について触れるのはやめました。
今はともかく、若い頃は将棋の上達のために努力していた時期もありました。とはいえ、こんな考え方をするくらいですから、強くなれないのも無理はありません。まあ、自分が弱い代わりに、身内や後輩の将棋で幸せな思いをしているので、能力の割りには恵まれた将棋人生(?)を送れているとは思っているので、後悔はしていませんが。
2007年06月23日
空見
夏至の日は、可能な限り夕方に外を歩き、日没時刻の遅さを堪能する、という趣味があります。かつては、その時期に西の方に旅行して、関東よりさらに遅い日没を見たり、逆に道東に旅行して、朝4時前に日が出るのを見たりした事すらありました。
夏至だった昨日は天気が悪かった事もあり、今日の夕方に散歩し、「遅い夕暮れ」を楽しみました。
別に今日一日だけの事でもないのですが、「19時になっても空が青い」というのを見ると、何か感心してしまいます。「月見」「雪見」「花見」なども好きですが、夏至の「空見」もなかなか楽しいものです。折角なので、今日はその「19時の夕暮れ」を記念撮影しました。
写真をクリックすると、同じ窓で大きい画像が開きます。
2007年06月20日
一串10円
最近行きつけになった店が「定価100円の串を本日に限り10円」という企画をやっていました。元々安いため、普段から入るのにも注文するのにも一苦労、という店です。そこがこのような企画をやるのでは、ちゃんと店に入れるのか?と不安になりつつ向かいました。
そして店のほうは予想通り。遠くから見ても店の前に人垣ができているような感じでした。そしていつも以上に苦労して注文をすると、その「10円串」が出てきました。とはいえ、乗っているのが紙皿になっている以外は、見た目も味も普段と変わりません。
職場の仲間と二人で行き、そこそこ飲んでいたのですが、お勘定を頼んだら「1,300円」との事。一瞬、何事かと思いました。それにしても、これまで何百回も飲みに行きましたが、逆はあっても、「請求金額が安すぎて驚いた」というのは初の経験でした。ちなみに本当の請求額は二人で3,000円弱。もちろん、飲み食いした量を考えれば、これでも十分破格です。
なかなか貴重な物を食べることができました。あと、その繁盛ぶりをみて、これで固定客が増えるなら、今日の値引きも企画宣伝費として元が取れるのだろうな、と感心させられました。
2007年06月16日
「優勝者」を失う
職場で一挙に二人の退職者が出ました。十数人しかいない職場ですが、「二人まとめて」という事については、誰も驚きませんでした。なぜならば、その二人は社内の誰もが知る「不倫カップル」だったからです。
職場で堂々とそんな事をしているくらいです。当然ながら仕事の能力についてもその精神状態同様でした。したがって、「辞める前にやらかしていた事の処理」は皆が心配していますが、「いなくなった後の損失」について困る人は誰もいませんでした。
とはいえ、私もその不倫カップルの存在に恩恵(?)を受けた事はあります。それは半年ほど前、とある飲み会で「職場にいる変な人コンテスト」みたいな話題が出た時でした。「大遅刻して仕事もせずにIMを堂々とやる」だの「相手にされないにも関わらず、一回り下の社員にちょっかいを出す」だの「同僚の事をボロクソに書いたメールを上司に出す」などと言った、それぞれ強烈な人々が「出場」しました。しかしながら、その中で優勝(?)したのは、我が職場の「不倫カップル」でした。
その会の参加者が、いずれも私にとって尊敬に値する人柄並びに観察眼の持ち主だっただけに、それを制した喜び(?)はひとしおでした。
1年数ヶ月の短い付き合いでしたが、そこで優勝(?)させていただいた事の一点だけは、感謝しています。
2007年06月15日
三位転落
2年ほど前から、ページごとのアクセス数を集計しています。普通のサイトの場合、トップページが一番人気になるとしたものですが、ここは違います。圧倒的1位はJRの6ヶ月定期を、不正なしに定価より数千円安く買う方法のページです。アクセス数はトップページの倍以上です。
まあ、たいした手間をかけずに、人によっては年間1万円以上節約できる方法が書いてあるわけです。それだけ「実用的」なのですから、自己満足的な文章が載るトップの倍以上人が来るのも当然かもしれません。
そして、表題にもあるように、このトップページが今回めでたく(?)3位に転落しました。追い抜いたのは結婚式で歌うのに最もふさわしくないのは、「死ね死ね団のテーマ」であるという、全くもって実用性のない記事です。ところが、不思議と検索エンジン(特にYahoo!)と相性が良く、「結婚式 歌われる歌」などで検索してきた人がクリックしてきます。
特に今月はジューンブライドの季節という事なのかアクセス数が多く、ついにトップページを抜き去ってしまいました。
毎日のように何か書いている頁が、一度書いたきりの頁より人気がない、という事には敗北感のようなものをおぼえます。しかしながら、その一方で、そのような高いSEO効果(?)がある、というのは嬉しいことでもあり、複雑なものがあります。まあ、どちらも自分が書いたものなので、複雑な気分になるのは当然なのですが。
これからも、もう少しトップページの地位を高めるような雑記を書きつつ、「定期」「結婚式で死ね死ね団」に続く人気ページを書ければ、という半ば矛盾した思いを持ちながらサイトを続けていきたいものです。
2007年06月13日
多目的ビル
職場近くの駅前にかなり大きな本屋があります。ちょくちょく利用していたのですが、普段は、正面入口から入って出てそのまま駅に向かう、という経路しか使わないので、その建物は本屋部分の正面からしか見る機会がありませんでした。
ところが、ちょっと寄り道した関係でその建物を別の角度から見る機会がありました。すると、驚いた事に、そこにはプロテスタントの立派な教会がありました。しかも、1887年創立で、1929年に現在の地に移ってきたというのですから、かなり伝統があります。そして、20数年前に建て替えた際に、現在のビルとなったようです。教会による多角経営なのでしょうか。
それにしても、同じ建物でも、教会正面から見るのと、本屋の正面から見るのでは全く印象が違うので驚かされました。
あと余談ですが、こんな構造の本屋で、いかがわしい本などを買ったら、罰でもあたるのではないか、と無神論者の私ですら思いました。
2007年06月10日
6月定番の組み合わせ
散歩をしていました。道ばたの紫陽花をふと見たら、午前中の雨の影響もあってか、花の上に小さいカタツムリが乗っていました。「6月の紫陽花にカタツムリ」というのはある意味定番です。しかしながら、小学4年くらいに当時の家の近所で見て以来、30年近くごぶさたしていました。懐かしさをおぼえると同時に、なぜ約30年前の事を覚えていたのか、我ながら不思議になりました。
2007年06月09日
新聞の読み方を指導(?)する暇があるなら
以前から、JTが喫煙マナーの向上をうながす広告を電車内などに出しています。あくまでも対象は「歩きたばこ」や「ポイ捨て」など論外にあたるものばかりが対象で、本質的な問題である「どんなに正しく吸っても隣の非喫煙者には迷惑でしかない」事並びに、「吸う人にとっての健康への悪影響」については何らふれていません。しかし、喫煙マナーを少しでもまともにするこの広告には、まあ好感は持っていました。
ところが、最近に見たものは、意匠はそのままでしたが、内容がちょっと変化していました。広告の半分は従来通りの「喫煙マナー」です。ところが、残り半分は「電車内で新聞を広げて読むと迷惑だ」みたいな、喫煙と関係のない「マナー向上」をうながすものになっていたのです。
しかしながら、今の通勤電車で、新聞を広げて読むような人はいません。今更JTなんぞに言われなくても、皆、可能な限りたたんでいます。
そのようなほとんど存在せず、かつ自社の製品と何ら関係ない事についての「マナー向上」をうながす必要がどこにあるのでしょうか。そんな金と広告紙面があるならば、最初に書いたような本質的な問題について掲載すべきだと強く思いました。
2007年06月08日
立ち飲み屋
仕事帰りにちょっと一杯、という時に、会社近くの立ち飲み屋を愛用しています。待たずに必要な時間だけ飲めるため、短時間ですみ、そして何より値段が圧倒的に安くすみます。同じ事を考える人は少なくないようで、いきつけにしている店は、19時ちょっと過ぎに来ても既に満員で入れない、という事も少なくありません。
そして仕方なく駅まで歩くと、途中でチェーン系の居酒屋の店員さんが路上でチラシを配っていたりします。それを見ると、立ち飲み屋の人気ならびに、会社員が帰宅前の一杯に費やせる予算が減っている事をあらためて実感させられます。まあ、人のことは言える立場ではないのですが・・・。
2007年06月07日
「6月6日」のコックさん
「6月6日」を代表する歌(?)と言えば「かわいいコックさん」でしょう。落ち着いて考えてみれば、蛙が家鴨になり、さらにコックになるというのは奇妙な話ではあります。だいたい、彼(?)をコックさんたらしめている、フライパンとコック帽については、「絵描き歌」の歌詞には含まれていません。その部分は「あっという間に」で片付けられています。
子供の頃から何も考えずに歌っていましたが、考えてみれば、かなり奇妙な歌だなと思いました。
あと余談ですが、中学の時に読んだ「うる星やつら」で、高橋留美子先生がこの絵描き歌を実践していました。もちろん、超一流の漫画家が描いても、ほとんど変わらない「コックさん」ではあります。ただ、この絵描き歌にはオチ(?)があり、最後にこの「コックさん」が一礼します。この「礼をするコックさん」は読んでから24年近く経った今でも、非常によく覚えています。
2007年06月06日
和風エアロビクス
通勤経路の曲がり角に、「かっぽれ教室」のポスターが貼ってありました。妙齢の女性が「かっぽれ」のポーズを取っており、宣伝文句として「江戸芸・かっぽれ」とともに「和風エアロビクス」と書かれていました。毎朝見る度に「和風エアロビクス」とはすごい宣伝文句だな、心惹かれるが、さすがに「かっぽれ」教室に通う気も時間もないしな・・・と思っていました。
ところが今日、いつもの角を曲がろうとしたら、そのポスターがありません。教室が終わってしまったのでしょうか。気になって調べてみたら、ポスターに出ていた女性は先代の家元で、4年前に70歳になったのを機に跡を譲った、などと書いてありました。
もちろん好きだからとはいえ、自ら「和風エアロビクス」と言うほどの激しい動きを人に教えていたわけです。もしかしたら、限界を悟って教室をやめたのだろうか、などと思いました。
そうなってみると、入門は無理とはいえ、一度「和風エアロビクス」を見学くらいしておけば、と少しばかりですが残念に思いました。
2007年06月03日
紫陽花
外を歩くと、至る所で紫陽花が咲いています。色・咲き方もさまざまで、違いを見ているだけでも飽きません。それにしても、この季節になるたびに不思議なのですが、普段は同じ所を歩いていても、紫陽花の存在にすら気づきません。もちろん、花が咲いていないから目立たないのは当然です。しかし、同じ「季節モノ」でも、桜だと、その幹を見れば一年中存在は分かります。そして、「これだけの並木なら、季節になればさぞ壮観なのだろう」などと想像することもできます。
しかし、これが紫陽花だとそうはいきません。よく散歩するところに「あじさい通り」と名付けられたほど植わっている場所があるのですが、そこでも今の季節以外は「紫陽花」という存在を認識する事はありません。
花以外にこれといった特徴がないからなのでしょうか。我ながらちょっと不思議です。
2007年06月02日
残業代がわりの珍経験
仕事が一通り終わり、後は連絡を一通だけ出す、という状態になりました。ところが、その連絡文書をチェックした人が「修正」を入れたのですが、その部分がとんでもない内容になっていました。再修正を依頼したいところですが、その人は重大な打ち合わせに。おかげで、それが終わるまで待たされる羽目になりました。
余計な事しなければ、この文章を出してもうとっくのとうに帰っているのに・・・などと思いながら空しく待っていました。ところが、その打ち合わせでシャレにならない大変な事があったようで、その担当者は精神状態の平衡を失っていました。おかげで、普通に働いていたら聞く機会がまずなさそうな、貴重な奇言・珍言を沢山耳にする事ができました。これだけ聞ければ、延々と待った甲斐もあったか、と思えたほどでした。
今日も含め、普段から他人の尻ぬぐいで遅くまで残らざるをえない事が多々あります。そのたびに空しい思いをしたものですから、たまにはこんな役得(?)があってもバチはあたらないだろう、などと思いました。
2007年05月31日
「顔の一部」を破損
午前中、仕事をしていたら、左耳付け根に違和感をおぼえました。触ってみると、眼鏡のつるの所に変な感触があります。外して見てみたら、つるの先端がポッキリ折れていました。朝起きてからずっとかけていたのですが、それまで気づきもしませんでした。不思議なものです。
この眼鏡は8年ほど前に買いました。度があわなくなったので、現在は室内専用として使っています。ただ、購入時に紆余曲折があった事もあり、少なからぬ思い入れがあります。そのため、今のところ、特に問題はないのでこのまま使い続ける予定です。
それにしても、いつどこで折れたのか、さらにはなぜそれに気づかなかったのか、ともに不思議でなりません。思い入れがあるだけに、破片が見つかったら修理に出そうと思っているのですが・・・。
2007年05月29日
「いいですか?」と言われても
ある取引先に電話して担当者を呼ぶと、「少々お待ちいただいてよろしいですか?」と言われます。当然ながら少々待つと担当者と話ができるわけですが、たびごとにこの「問いかけ」が気になります。仮に「待てぬ。すぐに出せ」と言ったところで、つながるまでの時間が短縮されるわけがありません。したがって、ここでの「いただいてもよろしいですか?」は、単なる「ください」と全く同じ意味です。ならば、存在し得ない選択肢など出さず、率直に待つ必要があると説明すればいいと思うのですが・・・。
ほんの数十秒の待ち時間ですが、言われるたびに気になると同時に、「よろしくないですな」と言いたくなる衝動にかられてしまいます。
ニッチなトップメーカー?
今月に入って職場に後輩が三人入りました。仕事の事のみならず、雑事でも尋ねられたら、可能な限り答えるようにしています。そんなある日、後輩の一人から、「黒糖梅酒で有名なメーカーはありませんか?」と尋ねられました。
確かに私は酒好きに加え、奇妙な飲み物が大好きです。そういう意味では、職場の中でその質問を受けるのは私が最適だったのかもしれません。とはいえ、さすがに梅酒のメーカーなど、「チョーヤ」しか知りません。だいたい、黒糖梅酒なるもの自体、聞いたことも飲んだことがありあません。そこで素直に「梅酒といえばチョーヤだろうけど、黒糖梅酒は分からない」と答えました。
後ほど、個人的興味をかねて、「黒糖梅酒」で検索したところ、一番上にはその「チョーヤ」が出てきました。そう考えると、私の回答(?)は正しかったようです。もちろん、「黒糖梅酒」自体を知らなかったので意味はないのですが・・・。
それにしても、世の中にはいろいろな事を尋ねる人がいるものだと、驚かされました。
2007年05月26日
ドラ猫
ドラ猫といえば、最長寿アニメ「サザエさん」の歌の冒頭に出てくる言葉であり、かつそれに次ぐ長さを誇る「ドラえもん」の語源となった言葉でもあります。それだけ一般的ながら、私は38年生きてきて、いまだかつて「ドラ猫」というものを見た事も聞いた事もありません。以前住んでいた家は、隣の公園が猫のたまり場みたいになっていました。しかし、その猫の事を「ドラ猫」と言う人は、年齢を問わずいませんでした。もちろん、自分でも「あ、ドラ猫」などと思った事はありません。
ネットで調べてみても「野良猫がなまった」とか「ドラ息子から転じて」など、はっきりした由来は確立していない感じでした。
存在も意味もはっきりしていないにも関わらず、二つのアニメのおかげで、極めて一般的な言葉になっているわけです。有名な割りには謎の多い「ドラ猫」なる生物、ある意味、ツチノコに近い存在なのかも、などとも思ってしまいました。
2007年05月22日
相撲界と連動するサイト?
昨日発売の週刊現代が、新たな「相撲界八百長疑惑」を報じていました。おかげで、当サイトのアクセス数が増加しています。
当サイトに載っている相撲関係の記事は三つしかありません。しかしながら、その扱っている対象が、元横綱双羽黒の北尾氏と元小結の板井氏と横綱審議委員会なのです。そのため、数年前に朝青龍関について、スポーツ界並びに言論界で大不評を買っている某横綱審議委員(当時)が、「双羽黒のように辞めさせる事ができる」などと発言した直後は、「双羽黒・北尾」で検索して来る人が続出し、トップだけでも通常の5倍以上の人が来たりしました。
また、板井氏に関する文章に、アメブロニュースの八百長報道に関する記事からリンクが張られているため、今回のような八百長報道があるたびに、来る人が増えます。
ちなみに、個人的には、「相撲の八百長疑惑」だの「関係者の証言」だのと言った記事は見慣れすぎているので、少々の事では何とも思いません。もしそのテの記事で私が衝撃を受けるとしたら、「2004年名古屋場所の朝青龍関-琴ノ若関(当時)戦は実は八百長だった」か、「2001年夏場所優勝決定戦で、武蔵丸関(当時)は、実は何が何でも勝つつもりで土俵に立っていた」のいずれかくらいでしょう。
ところで、話が少々ずれますが、これに関連した、非常に気になっている事があります。それは、今回のように、相撲の「八百長ネタ」はその記事自体をニュースとして、他メディアが取り上げます。ところがこれが「読売球団の裏金ネタ」だと、同じ週刊現代の記事であるに関わらず、記事そのものはニュースにならず、「読売球団が提訴を検討した」という形でしか取り上げられないことです。
同じ雑誌が書いた同じような水準の記事なのに、なぜここまで扱いが違うかは非常に不思議です。
2007年05月21日
留年する夢
たまに、学校を留年する夢を見ます。つい最近までは、「授業をさぼっていたら、履修届けも出さず、大学の留年が決まる」というものでした。ところが、昨晩は、夢の中の自分が若返っており、「高校の授業が全然分からず、留年を覚悟する」というものでした。この調子だと、次の夢では中学卒業ができなくなるのでしょうか。
別に、学生時代にそのような過去があったわけではありません。お世辞にも「優秀な生徒・学生」ではありませんでしたが、普通にやることをやって、無難に卒業していました。にも関わらず、なぜこんな夢を何度も見るか、不思議でなりません。
単なる偶然なのか、ぞれとも自分の深層心理が何かを訴えかけているのか分かりません。いずれにせよ、目覚めが悪いので、あまり見たくないシリーズの夢です。
2007年05月20日
五日がかりで書いた短文
こんなサイトをやって毎日のように何かを書いているくらいですから、巧拙はともかく、文章を書くことは好きです。また、仕事で文章を頼まれた時も、かならず期限内に「納品」する自信があります。
ところが、実はこの五日間ほど、ある文章を書こうと思ったにも関わらず、なかなか思ったものが書けなくて苦心していました。字数にして百字たらずですから、ここの「身辺雑記」より短い内容です。しかも、内容は28年来のつきあいがある人の紹介文です。思い立ってから毎晩、文案を書いては満足できず、翌日のばしにしていました。それを三日ほどやってついに諦め、週末のまわしてしまいました。
そして今日、何とか数時間かけて仕上げました。ただ、読み返しても満足がいく内容ではありません。まあ、これまで28年にもわたっていろいろ助けてもらった人です。それだけの積み重ねがあるだけに、的確に書こうと思えば思うほど、うまくいかないのは当然かもしれません。というわけで、自分としては完璧にほど遠い内容ですが、なんとか書きあげました。
あらためて「自他共に満足できる内容の文章を書く」という事の難しさを認識させられました。文章力・感性ともに修行をつみ、いつの日か満足できる紹介文を書きたいものです。
2007年05月19日
お出口
一般的な日本語では、「出口」「入口」に「お」をつけません。ちなみに、「お入口」で検索をかけたところ、一番上は、その表記について強い違和感を覚えた人のブログ記事でした。
ところが、電車の車内放送では、長年にわたって、駅到着時にどちらの扉が開くかを案内する際に、「お出口」という言葉が使われ続けています。いわゆる「お出口は右側です」というやつです。ちなみに私は子供の頃、車内放送の真似をするのが好きだったのですが、最初、その「お出口」をなぜか「こ出口」と聞き間違えており、電車の中で車掌さんの声にあわせて「こ出口は右側です」と言っていたものでした。
そう考えると、「お出口」は、「電車放送用語」なのかもしれません。
話は大きく変わりますが、「お出口(出口でも同様)」で検索をかけると、一番上にはYahoo!のトップページが出てきます。もちろん、そのページに「出口」などという言葉は一言もありません。
しかしながら、少なからずサイトが、リンク集を「お出口・出口」と表記し、その多くにYahoo!が記載されています。そのため、「お出口・出口」と書かれているページから最もリンクされている、という事でYahoo!が一番上に来るのでしょう。意外なところで、検索エンジンの習性を知ることができました。
2007年05月17日
つかめないきっかけ
ちょっとした会合がありました。用件は完了し、時間は22時をまわります。しかし、なぜかとりとめのない雑談が続き、誰も帰ろうとしません。場所は都内なのですが、私を含め、参加者のほとんどは県境を越えての帰宅です。ところが、誰一人帰ろうと言い出しません。
その時、近くに出かけていた嫁さんから、用事が終わったとのメールが入りました。そこで、渡りに船とばかりに、お先に失礼させてもらいました。すると、それまで雑談をしていた人が皆、私についてきました。もちろん、その会合で私が中心人物というわけではなく、むしろ、チョイ役的な位置づけです。にも関わらず、それがきっかけで「深夜の時間つぶし」は終了しました。
その素早い解散ぶりをみると、どうやら皆、帰ろうという意思はあったようです。それが、皆が周りに気を遣ってしまい、お互いが牽制(?)していたようです。
やはり、こういう時は、余計な気など遣わずに、「帰りたい」と率直に本音を言うのが正解なのだろうな、とつくづく思いました。
2007年05月16日
JAPAN+Net=?
ジャパンネット銀行という会社があります。名前の通り、インターネット専業銀行です。諸事情により、たまにこの会社の事が話題になる事があります。ところが、その際、七割方の人が正しい名前を呼びません。ついみんな「ジャパネット銀行」と呼んでしまいます。
本来なら「ジャパンネット」のほうが正しいわけです。しかし、発音するにあたって「ン」の次に「ネ」が出るのは言いにくいのもまた事実です。
それに気づいたとき、正式名称より発音のしやすさを優先して名前をつけた「ジャパネットたかた」の名付けの感覚がすごさに気づきました。さすがは町のカメラ屋さんを一代で誰もが知る通販会社にしただけの事はあるな、などとも思いました。
2007年05月15日
姓と名
ある会社から、メールをもらいました。その会社のルールなのか、メールアドレスは、「姓.名@企業名」となっているのですが、差し出し者は「名.姓」をローマ字表記、となっています。もちろん、これが平凡な名前でしたら、「oono.takasi@企業名.com」で差出人名が「takasi.oono」となっていても、何という名前の人か間違える人はいません。
ところが、そのメールのCCに入っている宛先の中に、姓名とも「姓にも名にも使える文字」が使われているのです。たとえて言うなら、「syouzi.izumi」と言った感じです。
一瞬、この人はどちらが苗字でどちらが名前なのだろうか、と悩みました。もちろん、他の人のメルアド・差出人名から類推した結果、どちらが苗字かはすぐに分かりました。とはいえ、そそっかしい人だと逆だと思いこんで、相手先に電話するときに、苗字のつもりで名前で呼び出してしまい、「あつかましい人だ」と誤解されるのでは、などと心配してしまいました。まあ、これは単に自分がそのような「そそっかしい人」であるがゆえの杞憂なのですが・・・。
2007年05月13日
巻き爪
数年に一度、足の親指が痛くなります。12年くらい前、最初に発症した時は原因が分からず病院に行きました。すると、足の爪が指の方向に伸びて刺さる「巻き爪」だ、と言われました。
その後、足の親指が不思議と痛くなるたびに「なぜだ?→思い出した、巻き爪か→じゃあ食い込んでいる爪を切ろう」というのを繰り返しています。そして、そのたびに「指先を守るために堅くなったはずの爪が自らの指を痛めるとは理不尽な」などと我が事ながら不快に思います。
まあ、そのように体の機能が本来の働きをせずに、逆に体に害をなす、という病気は少なくないので、仕方ないのでしょう。あと、巻き爪になるたびに、「次からこまめに爪を切ろう」と思うのですが、何年もするとすぐ忘れ、再発してしまいます。典型的な「喉元過ぎれば熱さを忘れる」なわけですが、我ながら困ったものだと思っています。
2007年05月11日
改ざん広告
とあるビール会社がサッカーの全日本とタイアップした広告を出しました。ところが、「満員の日本代表サポーターの球場」の写真を作るのに、Jリーグの浦和レッズの試合を改ざんして使用。レッズサポーターの赤で一色となった球場の赤を青にして「サポーターで青く染まった球場」を作ったとの事です。
サッカーの事は全然分かりませんが、これがかなり非礼である事くらいはよく分かります。少なくとも、作った側には、その球場にいたサポーターが改ざん写真を見たらどのように思うか、という想像力が完全に欠如していたようです。
ちなみに、改ざんが判明した時点でビール会社のサイトにはお詫びが載っていました。しかし、今日帰りに乗った電車には、その「改ざん広告」がそのまま載っていました。一度出した広告をどのように管理しているか知りませんが、速やかに撤去する努力をしなければ、詫びたことにならないのではないでしょうか。仮に自分がレッズサポーターだったら、これを見た時点で、二度とここのメーカーのビールは買わないだろうな、などと、その改ざん写真を見ながら思いました。
2007年05月07日
連休ボケ?
四日ぶりに会社に行きました。特に連休明けだからといって、何事もなく、普通に仕事をしていたはずでした。そして、いつものように客先に電話したところ、折り返すとの事なので会社の番号を言おうとしました。すると、自分の会社の番号をど忘れしている事に気づきました。おかげで、十数秒後に思い出したため、事なきを得たのですが、その十数秒間は妙に長く感じました。
意外なところで「連休ボケ」があったようです。それにしても、普段出先から電話する時に何度も番号を打っているのに、なぜたかだか四日休んだだけで、一瞬とはいえ、記憶から飛ぶのでしょうが。頭の作りというのは不思議なものです。
2007年05月05日
「気味」が抜けない
2日あたりから喉が痛く、風邪気味です。そういう事もあり、連休中はあまり出歩かず、マリンスタジアムに行くのも控えました。おかげで悪化はしないのですが、なかなか抜けず、風邪気味の状態のまま4日ほど経過しています。
悪化しなかったのは連休のおかげでのんびりできたおかげとはいえます。そういう意味では幸運と言えるかもしれません。とはいえ、やはりせっかくの連休を万全の体調で過ごせなかったのはちょっとした損失感があります。まあ、結論だけ言えば、やはり常に健康なのが一番、という事なのでしょう。
2007年05月03日
ガリガリ兄妹
仕事していたら、なぜか60円のアイスキャンディーの差し入れがありました。折角だからと袋を見たら、名前はガリ子ちゃんとのこと。この会社の主力商品の「ガリガリ君」なるキャラの「かわいい妹」との事です。
他の類似商品は全てガリガリ君で統一されているのですから、これだってそのブランドでもいいはずなのに、わざわざ「妹キャラ」を作ったわけです。何らかの期待が作り手にあったのでしょうか。
ただ、この「かわいい」という宣伝文句は、見る側としはて微妙なものがありました。もちろん、「かわいい」というのは主観によるものです。とはいえ、口の部分が、目から上の部分の3倍くらいもあるキャラを「かわいい」と思うのはかなり難しいのでは、と思わざるをえません。
まさか、ちまたの「妹萌え」に便乗しようとしたのだろうか、などと肝心のアイスキャンディーの味よりそちらのほうばかりが非常に気になった、午後のひとときでした。
2007年05月01日
人前では行えない肩こり対策
春先あたりから、肩こりに悩まされるようになりました。色々あって、これまで以上に仕事でパソコンに向かう時間が増えたのと、年齢によるものかと思われます。一度マッサージを受けて、そこそこ楽になったものの、時間がたつとまた戻ってしまいます。毎回毎回マッサージを受けるわけにもいかないので、対策をいろいろ考えてみました。
そこで思いついたのが、休みの日に行う散歩の活用でした。当然ながら、歩くだけでは下半身の運動にしかなりません。その間は、肩の周辺は何も運動していないわけです。
というわけで、散歩に上半身運動を加えて見ることにしました。歩くときには手が動くわけですが、その振りを大きくして、肩さらには脇腹の筋肉も動かすようにしたわけです。
自己流ながらそこそこ効果がありました。とりあえず、同じ距離を歩いても汗をかく量が違います。さらに、狙い通り、普段動かさない上半身の筋肉を動かすようにしたことにより、肩こりもだいぶ楽になりました。
というわけで、それ以降、愛用をしているのですが、一つ重大な問題があります。そのような派手に腕を動かして歩く姿は、想像するだけでかなり奇妙です。街中でそんな歩き方をして許されるのは、デューク更家さんくらいなものでしょう。
別に近所に知り合いがいるわけではありませんが、やはりそのような歩き方をして他人に変な目で見られるのは嫌なものです。そこで、なるべく人通りの少ない道や人気の少ない公園を探して、この「肩こり対策散歩法」を行う習慣ができつつあります。
2007年04月28日
連休開始
大型連休が始まりました。今年も運良く、暦通り休めます。とはいえ、予定と言えば野球観戦と、都内の実家に里帰り(?)するくらいです。
というわけで、初日の今日は、特に何もせずに過ごしました。しかしながら、不思議と一日が長く感じました。ちょっと得をした気分ですが、おそらく、5月6日には、毎年のように「あっという間の連休だった」と思っているのでしょう。やっておきたい事はいろいろあるので、せいぜい有意義に過ごしたいと思っています。
過去の共有と現在
大学時代を一緒に過ごした人と飲む機会があります。その時、在学中の話で盛り上がることがよくあります。20年くらい前の話なのですが、話していると、つい先日の事のように思えてくるから不思議です。
一方、前の職場の人とも飲む機会があります。当然ながら、私がいた頃にあった事が話題になるのですが、これがまた不思議です。相手にとっては、現在につながっている事なのですが、私にとってそれは、現在の生活とは切り離された思い出です。そうなると、ほんの数年前の事でも、向こうとこちらでは全然違う感覚になっている事が話していてわかります。
同じ、「共有している過去」でも、現在とのつながり方の違いによって、会話している時の感覚が全く異なってくるから不思議なものです。これからも、色々な人と会っていくのでしょうが、どんな形で過去を共有できたりできなくなったりするのだろうか、などと思わされた一連の会話でした。
2007年04月26日
一度見てみたい光景
昼下がり、急に空が暗くなったと思ったら雷が鳴りました。さらに雲が切れて日が差したと思ったら、同時に激しい雨が降り出しました。日が差すのと同時に豪雨、というのは生まれて初めて見ました。
変な天気だと話している内に、隣の席の人が、かつて「雨と晴れの境界線」を見た話をしてくれました。何でも、数メートル先では雨が降っているのに、自分のいるところは晴れていたとの事でした。
若い頃、鉄道旅行をしていた時、ある場所から突然雨が降り出した事がありました。そしてしばらくしたら、すぐにやみ、そこでは雨の気配すらなかった、という事がありました。それを見て以来、一度その「雨と晴れの境界線」を見たいと思ったものでした。それを実際に見た人が身近にいるとは思わず、驚きかつうらやましく思いました。
「経験者」の存在を知ると、余計見てみたいもの。よほどの運がないと難しいでしょうが、ぜひとも生きている間に一度は見たいものです。
2007年04月25日
いくら何でもその名前では・・・
mixiには「足あと」という機能があり、自分のページに誰が来たかが分かります。そして、自分の所に知らない人が来ると、ついつい誰なのか興味を持ち、その人のページに行くのは、私のみならず多々います。
その機能と性格を利用し、胡散臭い商売をやっている輩が、手当たり次第に「足あと」を残す、という事が少なからずあります。私のページの「足あと」でも、知らない人に関しては、半数近くがその類です。そして、クリックしてしまい、胡散臭い宣伝文を見た後は「またかよ・・・」と不快な思いをします。
ところが、今日の「足あと」にもそのテの輩がいたのですが、そのページを見て不快な思いをする事をせずにすみました。何しろ、そこにあった名前は、あからさまに「私はインチキ商売をやっています」と宣言しているようなものだったのです。
どこの誰だか知りませんが、おそらく、懸命に「足あと」をつけまくっているのでしょう。そして教わったほどその「効果」がないことに悩んだりしているのだろうか、などと思い、苦笑させられました。そのような商売をやる事自体はもちろんですが、そのあからさまに怪しい名前をつける事も、私の理解の範疇を越えています。
世の中には色々な人がいるものだと、改めて思わされました。
2007年04月20日
差別化の方法
職場の前で、公明党の候補者が選挙運動をしていました。ピンクの法被を着た集団で練り歩き、マイクを持った人間が「今、○○候補が歩いて皆様の町にやってきました」などと言っています。
以前、別なところで、「今、××は自転車に乗っております」などとマイクで言いながら選挙運動した輩を見たことがありますが、歩いたり自転車に乗ること自体が宣伝文句になる意味がよくわかりません。
どうせ、他と違うことをやって目立とうとするなら、自分たちしかできない事をやって差別化をはかってほしいものです。それこそ、支持者と一緒に「本業」をやりながら、「今、○○候補がお題目を唱えております!」などとやれば、歩くより百倍は印象づけられると思うのですが・・・。
ついでに言うと、歩いたり自転車に乗れる事を売りにする、というのは、身体的な理由で歩いたり自転車に乗れない人にとって失礼にあたるのでは、とも思いました。
2007年04月17日
意外に長かった時間
朝、電車で端の席に座れたので、脇に傘をかけて寝ていました。そして下車駅について降りて、ホームを歩きかけたとき、「本日、傘の忘れ物が多くなっています」という放送が。その時、自分が傘をかけっぱなしにしていた事に気づきました。
既にかなり歩いていたのですが、とりあえず電車に飛び乗り、一車両分ほど歩いて座っていた席に行き、傘を発見しました。乗り直した時は、次の駅まで行ってもいいと思っていたのですが、運良く、まだ扉が開いており、「駆け下り降車」しました。
急いでいて動きが速かったせいもあるのですが、意外に停車時間とは長いものだと感心しました。ただ、自分がいい思いして言うのもなんですが、このような「駆け込み」
駆け下り」は運行上、いいものではありません。そう考えると、社内はともかく、ホームでの「傘の忘れ物注意」放送は一考の余地があるのでは、などとも思いました。
2007年04月16日
買う気が消える効果のあるチラシ
マンションのチラシが入っていました。それ自体は日常茶飯事です。ただ、そのチラシは、これまでのものとは違っていました。マンションにつきもののローンの条件がかなり目立つのです。しかも、そこには、対象となる条件として、「借金をしている方」さらには「他でローンを断られた方」などと書かれていました。
このような文面は、街中に貼ってあるサラ金よりさらに利率の高い金融業の広告によく書かれているものです。同じ「借金」とはいえ、まさかそれをマンションのチラシで見るとは思いませんでした。
マンションの写真自体はなかなかこぎれいでした。しかし、こんな宣伝文句を並べるような業者だと、仮に買う意思と金があっても、絶対に取引できないな、と思いました。
2007年04月14日
キャッシュレス
床屋に行くために外出しました。家を出た瞬間、鞄を持っていない事に気づきました。一瞬、何かまずいような気がしましたが、「まあ、床屋に行って帰るだけだから、手ぶらでいいだろう」と思い、そのまま向かいました。ところが、数百メートルくらい歩いた時、重大な事に気づきました。それは「財布は鞄の中に入っている」という事です。
別に、たまたま休みの日だから、というわけではありません。半年ほど前にポケットの中に入れていた財布を落として以来、財布は鞄の中に入れると決めています。
にも関わらず、手ぶらだと知っていても引き返さなかったのは、財布を使う機会が激減したからです。たいていの支払いは携帯に入っている電子マネーですんでしまうからで、最近では三日ほど現金に触れない日も珍しくはありません。そのため、「財布の入っている鞄を持たない」という事の重要性をあまり自覚できなかっったのです。
ちなみに、財布がないと気づいた時も、目的地が千円札専用の床屋であるにも関わらず、「携帯で何とかならないか」と思ったほどでした。
きっかけは極めて間抜けなものでしたが、おかげで、時代の変化に伴う自分の感覚の変化、というものを自覚できました。
2007年04月12日
「お詫び」に見る自負の表れ
大規模家具販売店舗で知られる、IKEAのサイトを見る機会がありました。すると、トップページの真ん中あたりに、赤い「×」マークが点滅していました。「×マークとは面白い宣伝だな」と思ってよく見たところ、不良品のお知らせでした。何でも、ある花瓶の底が抜け、世界中で7人が怪我をし、うち5人が病院で治療を受けた、とのこと。そして、返品する際の注意事項まで細かく書いています。
客に迷惑をかけた時に、トップページに「お詫び」を載せるのはまともな企業なら当然の行為です。とはいえ、何の興味もない人にもわざわざ気づくように目立たせる、というのはあまり知りません。このあたり、会社の姿勢、さらには自社販売製品に対する自負心まで伝わってきました。いろいろな意味で大変に参考になった「目立つお詫び」でした。
2007年04月07日
日本語ブログの数が
何でも、日本語のブログの数が、英語を越えて世界最多となったそうです。全人口の50分の1以下程度の使用者数である日本語が、ブログの数で一位になると言うのは興味深いものです。
もちろん、これには識字率やPC・携帯の普及率の高さがあるのでしょう。ただ、そういう要因の他に、「表現をしたがる」という風土もあるのかも、とも思います。たとえば、個人が作った漫画などを売るコミックマーケットに1日10万人も集まる(一説によると世界最大規模の屋内イベントだとか)わけです。
そのあたりから考察すると、これまで言われたのと違う「日本人論」が作れるのかも、などと思いました。
私としても、これからも「世界一」を維持する一助となるために、今後もいろいろ書いて行ければ、と思っています。
2007年04月06日
席の需要と供給
毎朝の通勤で座れなかった場合は、途中の西船橋で降りて、始発列車に乗り換えます。というわけで、今日も整列乗車をしていたのですが、目の前の人が自分は余裕で座れるにもかかわらず、なぜか両腕を広げて私の進路を塞ぐのに執着していました。おかげで座れずに、もう一本待つことに。今度は余裕で座れたのですが、私の隣の席には何故か誰も座りません。周囲には立っている人がちらほらおり、ホームには、その次の列車を待つために並んでいる人すらいます。
普段なら別にどうとも思いませんが、直前に妙な妨害にあって座れるものが座れなかっただけに、なんかすごい奇妙な気分になりました。数分してやっと隣の席が塞がった時は、不思議と安心感をおぼえたほどでした。それにしても、朝からこんな割りの悪い思いをするとかなり損した気分になります。
2007年04月04日
これが本当の風花?
昼下がり、職場の窓から外を見たら、何か飛んでいました。4月になって雪?などと思って見てみたら、散った桜の花がビル風に煽られて舞い上がっていました。10階まで届くのですからすごいものです。その空中を舞う花びらは、なかなか美しいものがありました。「風花」とは雪を花びらにたとえたものですが、これこそ本当の「風花」だなと、数分の間ですが、珍しい経験ができました。
なお、後で知ったのですが、今日の激しい雷雨の中、都内では本当に雪も観測されたそうです。桜の散り際と雪が同じ日、というのもかなり珍しい事かと思われます。
2007年04月01日
プチ花見
昼前に近所の公園まで花見がてら散歩に行きました。昨日の夕方外出した時は、小雨模様という事もあったので、かなり肌寒いものがありました。しかし今日は、Tシャツの上に薄物一枚来ただけなのに、ちょっと歩いただけで汗ばむほどの陽気でした。
昨日の暴風があっただけに、桜のほうはどうなっているかと思いましたが、何もなかったかのように咲いていました。意外に強いものです。
バタバタしていて、なかなか本格的な花見はできそうにありません。というわけで近場で代用しましたが、それはそれで楽しめた「プチ花見」でした。
2007年03月31日
送られたり送ったり
職場の後輩の送別会がありました。気もあったし、いろいろ助けてもらった事もありました。また、いなくなった来週からの事を思い不安になる、という事もありました。というわけでで、1年にも満たないつきあいながら、いろいろな意味でもの寂しい送別会となりました。そんな中、自分と一緒に仕事をできて良かった、と言われたのは嬉しいことでした。次の職場でも頑張ってほしいものです。
それにしても約1年前には、自分が前の職場を去ったわけです。それから364日後に、新たな職場で後輩を送る立場になるとは、夢にも思いませんでした。巡り合わせというのは面白いものです。来年の今頃、自分は一体何をやっているのだろうか、などと思いもしました。
2007年03月29日
10万アクセス
トップページのアクセスカウンタが10万をこえました。当然のことですが、これも全て読んでいただいた方々のおかげです。どうも有り難うございました。次なる区切りである100万アクセスに向け、今後も頑張って参りますので、今後もよろしければ読んでいただければ幸いです。
2007年03月28日
最強の眠気覚まし
夜勤というものを経験しました。ある程度の休憩は問題ないので、その間に、ここを更新していたりもしていました。とはいえ、一寝入りするわけにはいきません。そこで、あまり疲れない単純作業をまとめてやっていました。一応、「眠気対策」として、「眠眠打破」などを買って机の前に立てていました。
ところが、事前に立てていた計画に大変な齟齬があり、「単純作業」のはずが、大変な事になってしまいました。おかげで、「眠れぬ夜」を過ごすはめにになりました。
考えようによっては、夜勤の仕事を全うできたとはいえます。とはいえ、こんな目にあうくらいなら、眠気と戦っていたほうがいいに決まっています。あらためて、計画の重要さを再認識させられながら「26時間ほぼ起き続け」を達成しました。
アムパム
造語なのか、出身地の方言なのか知りませんが、嫁さんは「AM/PM」の事を「アムパム」と呼びます(ちなみにセブンイレブンは「ブンレ」)。それが私にもすっかりうつり、我が家では、この両コンビニを正式名称で呼ぶことは全くもってありません。
さて今日の仕事中、で近くの「AM/PM」に行く用事が生じました。そこで周囲の人に、つい「アムパム行くけど、ついでがあったら何か買うよ」と言ったら、当然ながら変な顔をされました。長年使っているうちに、頭の中に染みつき、それが「家庭内限定」である事すら忘れてしまっていたようです。内輪用語というのは使っている分には面白いのですが、あまりなじみすぎるのもまた危険なものだとつくづく思いました。
2007年03月20日
エフ・スタッフ?
駅の壁に「エフ・スタッフ募集」という張り紙がありました。よく見てみると、キオスクの契約社員募集でした。なんでキオスクだと「エフ」なのか、と不思議に思いました。帰宅してネットを見ても、なぜ「エフ」なのか分かりません。ひょっとして「フリーター対象」という意味なのだろうか?などとまで思いました。
NHKが不評を買っていたときに、受信料集金人を「フローラルスタッフ」と称して募集をかけた時は、その意図は何となくわかりました。しかし、この「エフ・スタッフ」はまったくもって分かりません。普通に「キオスク契約社員」ではいけないのでしょうか。とりあえず、サイトくらいには「エフ」の意味を書いてほしいものです。
二日後に来る徹夜疲れ?
金曜日に、年甲斐もなく夜更かしし、布団に入ったのは5時ころになりました。しかしながら、土日は休みだったので、少々寝坊しつつ、野球観戦くらいしか外出らしい外出もせず、のんびり過ごし、普段通りの時間に寝ました。
これで普通に月曜から生活できると思っていたのですが、なぜか朝から絶不調。財布を忘れる上に、午前中から眠くてたまりません。しかも、昼休みに寝たにも関わらず、午後にも眠気は取れません。昼過ぎにに近所で火事が発生し、その煙を会社の窓から見たときの衝撃で、やっと目が覚めたほどでした。
年をとると、筋肉痛が二日後に来るといいますが、徹夜の疲れも同様なのでしょうか。若い頃は普通に徹夜明けにバイトしたりしていましたが、もはやそんな事は遠い昔の話なのだな、とつくづく思いました。
2007年03月08日
取材(?)された理由
サイトの感想が届いていました。長年やっていますが、いつになっても、いただいた感想を見るのは嬉しいものです。ところが、今回届いたのは、嬉しさの感じようがないものでした。
その内容は。ある看板の旧バージョンを知っているなら、今日の夕方までに教えてほしい、というものでした。確かに、以前、電車の窓から見える
ちょっと奇異に見える看板をネタに雑記を書いた事はありました。とはいえ、単なる語感の印象であり、その会社の詳しい事など、一切書いていません。
こんな厚かましいメールを送りつけるなんてどんな奴だ、と思ってメルアドのドメインを見たら、某TV局のアドレスでした。どうやら、その看板に書かれた文字で検索すると、このサイトに載っているが一番上に来たから問い合わせてきたようです。とはいえ、いくら「一位」とはいえ、書かれている事を読めば、私がそんなもん分かるわけないことくらい分かると思うのですが・・・。にも関わらず、問い合わせてきたのは、締切りに迫られて、藁にもすがる思いだったからなのでしょうか。それとも、何も考えていないだけなのでしょうか。
思わぬ所で、TV製作の裏事情(?)を知ることができました。それにしても、そんな感覚で集めた情報で作った番組にどれくらいの価値があるのでしょうか。これは珍しい例なのでしょうか。それとも、今のTV界における「普通の取材」なのでしょうか。ちょっと気になりました。
懐かしの(?)味
うどんを作りました。希釈式のつゆを使ったのですが、かけうどんにしたにも関わらず、何を寝ぼけたのか、「つけ」の希釈率でつゆを作ってしまいました。普段より黒いとは思いつつも、まあ、書いてある通りに薄めたのだから大丈夫だろう、間違って関東風のつゆでも買った(※私は関東生まれですが、うどんのつゆは関西風至上主義者です)のだろうか、などと思っていたのですからおめでたいものです。そして一口すすったところ、その濃さに驚きました。
それでも「これが設定なのだろうから仕方ない」と思って食べているうちに、ある味を思い出しました。子供の頃、近所の蕎麦屋で出前を頼むと、関東風のつゆの上に、作ってから届くまでの間に、つゆが染みこんでうどんが褐色になっていました。その時の味とよく似ているのです。
食べた後もおかしいと思って、再度つゆの入っている瓶を見直し、初めて、自分のおかした過ちに気づきました。我ながら情けない話です。
それにしても、間違えて「つけ」の濃さにしたつゆと同じような味を記憶にしみつけた、かつて近所にあった蕎麦屋のつゆ、というのもなかなか凄いものだとあらためて思いました。
2007年03月06日
先入観と遠近感
一年半ほど前に、飯田橋で大江戸線から総武線に乗り換えようとしたことがありました。そのあまりの距離の長さに、よほどの事がない限り、この乗り換えは二度と使うまい、と思ったほど歩きました。
また、五年ほど前に、新宿NSビルから都庁前駅まで歩いて大江戸線に乗った事がありました。学生時代の就職活動でこのビルにはよく行ったのですが、その時は新宿駅から10分近く歩いたものでした。それに比べると、都庁前駅は近く、「便利になったものだ」と思った記憶がありました。
そして今日、飯田橋の会社からNSビルに行く用事が生じました。天気も崩れがちという事もあり、新宿で外を歩くよりは、と思って大江戸線の飯田橋を利用することにしました。最初は「またあの道を延々と歩くのか・・・・」と思っていたのですが、いざ歩いたら、意外に短く感じました。一方、都庁前駅で降りてNSビルまで歩いたのですが、こちらはやけに長く感じました。
どうやら、それぞれ「えらく歩いた記憶」「近くに駅ができ、かつてより便利になった記憶」が強すぎたようです。それゆえに、ともに、思ったのとちがう距離感が生じたのでしょう。先入観というのは面白いと思うと同時に、それに振り回されないようにせねば、と改めて思いました。
2007年03月04日
早くも春が
例年ですと、暦が3月となっても、最初の一週間は冬の続きのような感じです。しかし、その感覚で昨日、冬の服装のまま電車に乗ったら、非常に暑く、驚きました。そして今日も、昼を過ぎたら窓を開けたくなるほどの室温に。散歩に行くときも上着はいらず、さらに帰宅したら運動(?)したせいか、かなり汗をかき、しばらくは半袖で過ごしたほどでした。
さすがに、東京で一日も雪が降らなかった暖冬なだけあり、既に春になっていたようです。普段、仕事で室内にこもっているので、なかなか気づきませんでした。
この調子だと、今年の桜はいつ咲くのでしょうか。この気温が続けば、春分の日を待たずに咲きそうな感じです。
2007年03月03日
意外なところで分かる真価
先日、中華街のお土産にチャーシューをもらいました。とりあえず冷蔵庫に入れ、翌日に切ってラーメンに乗せ、「これぞ本場のチャーシューメン」などと期待して食べたのですが、とりたて印象に残るような味ではありませんでした。
さらに数日後、夕食のおかずにと切って食べたのですが、やはり前回同様の感想しかありませんでした。結局、全部食べきれず、残った分は翌日の弁当のおかずにしました。
これまでの経緯があるので、特に期待せずに弁当を食べたのですが、一口食べてその美味さに驚きました。肉と脂の部分の比率が絶品で、しつこくなく、口の中でとけるような感じなのです。弁当箱の中にあった間に、適度に温まり、食べるのに最適の状態になったようです。
考えてみれば、基本的に温めて食べる肉なのに、冷蔵庫から出してすぐ食べて、本当の味が出るわけがありません。「残った物を弁当に入れる」という事を思いつかなければ、一生、この「真の姿」を知ることがなかったわけです。
これを運がいい、というのか、単に最初が考えなしすぎただけだったのかは自分でも何とも言えません。それにしても、チャーシューに限った事ではありませんが、一度や二度の判断ではなかなか本当の事はわからないものです。
2007年03月02日
暇な時?
たまに、「暇なときにやっておいてね」と物を頼む人がいます。という事は、暇になるまで、それはやらなくていいわけで、すなわち、期限は存在しないはずです。ところが、そういう人はたいてい、思い出したように「この前頼んだあれ、まだやってないの?」などと言ってきます。
本当に暇なときがあると思っているなら、その「暇なとき」を前倒しさせて、今すぐやれ、と指示すればいいわけです。言い換えれば、こちらが現在も未来も暇ではないことをわかっているわけです。にも関わらず、さらに仕事を詰め込んでやろう、という魂胆が見え見えなわけです。
というわけで、とりあえず「暇なときなんてないんですよ」と返事をしておきました。ちなみに、こちらに暇がないのは、そのような仕事の頼み方をする輩の手抜き仕事の後始末をさせられるためだったりします。したがって、本当はその前に「おかげさまで」とでもつけたかったのですが、さすがにそれは大人げなさ過ぎるのでやめておきました。
2007年03月01日
懐かしの感覚
仕事で電話する相手の大半は若い女性です。などというと自慢話でもしたいのか、と思われるかもしれませんが、全くもってそのような事はありません。いろいろあって、私にかかってくる電話の大半は苦情電話です。若い女性だろうとおじさんだろうと、怒られてしまえば何ら変わりがありません。おかげで、いろいろな「人の怒るパターン」を習得することができました。
そうやって、若い女性の怒りの電話の集中砲火を浴びていると、ふと昔の事を思い出しました。10数年前の一時期、「ギャルゲー」をやりこんだ時期があったのですが、そのゲームでは、主人公が女性に不評を買うと、そのキャラの心理状態に爆弾が出てきます。そして、それが破裂すると、その女性のみならず、他のキャラにも不評を買ってしまい、最悪な状態になると、女性キャラに会うたびににらみつけられる羽目になります。
いろいろあって、苦情電話が増える時の状態は、その「爆弾が登場した」状態と似ています。そして、破裂でもしたら、より厳しい怒りの目をむけられる(実際は電話越しなので目は見えませんが)状態になるのも同じです。
そういうわけで、かつてハマッたゲームの感覚を、久々に感じることができています。できれば、そんな感覚は二度と味わいたくはなかったのですが・・・。
2007年02月25日
洗濯と確定申告
先週の松山帰省からそのまま、嫁さんが年に一度の長期帰省中です。しかも、飛行機の割引の関係などもあり、例年より少々滞在期間が長くなっています。そのため、洗濯をやる必要が生じました。これは、結婚直前に数ヶ月一人暮らしをしていた時以来、約10年ぶりです。
その時は確か、衣類に洗剤をかけた後、スイッチを入れただけで何とかなりました。しかしながら、同じ「全自動」でも時代とともに機能が進化しており、今は洗剤や柔軟剤そそれぞれ定められた場所から注がねばならなくなっていました。その場所を探すだけでなぜか一苦労していました。それにしても、洗濯機が進化すると手間が増える、というのも奇妙な話です。
なんとか干すところまで終えた後、午後は確定申告に。昨年4月に転職したため、「二箇所から給与の支給を受けた」という事で対象になりました。こちらは生まれて初めての経験です。
便利なもので、国税庁のサイトでリンクをたどって源泉票の記載事項を入力していくだけで、自動的にPDFで確定申告書が作成されました。とはいえ、なにぶん初めてなので、それをすぐ出すのも不安です。幸い、税務署が特別に幕張メッセで特別相談窓口を開いているので、そこに行きました。そして確認してもらったところ、問題ないとの事。そこで隣に設置してある提出所にて無事、初の確定申告が完了しました。余談ですが、源泉票の控えを取り忘れたので現地でコピーしたのですが、幕張メッセでのコピー代はA4を一枚で20円でした。
ただ、打ち出した紙に源泉票を張って渡しただけですが、何か大儀を果たしたような気分になりました。もっとも、このような気分を感じるのは今回限りでしょうが・・・。
というわけで、10年ぶりの洗濯に、人生初の確定申告と、午前も午後もやりなれない事をした、貴重な一日でした。
2007年02月24日
足を踏み入れられない場所
仕事で、前の職場のすぐ近くを歩いて客先に行く事になりました。約11ヶ月ぶりにかつての最寄り駅を降り、目的地に向かいます。実は、そこまでの最短の道のりは、前の職場がある建物の真ん前を通る経路です。そこにいる人でも親しかった人とは今でも交流があります。また、後ろめたい形でやめたわけではありません。しかしながら、ほんの少しとはいえ、わざわざ遠回りをして、その前を歩くのは避けました。
まあ、現実問題として、偶然知っている人に会って話しかけられたら、同行している現在の同僚に迷惑がかかる、という意味もあるのですが・・・。とはいえ、やはりそこに行きたくないという心理は、自分でも奇妙なものでした。それが、単なる気まずさなのか、それとも、そこはもはや現在の自分の行く場所ではない、という意識によるものなのか、興味深いところです。
2007年02月23日
記憶から消去していた具
私の大好物の一つに水炊きがあります。20歳の時に博多に旅行した際には、「本場」という事で、一人で店に入って水炊きを食べた、などという事もありました。しかし、今の生活では諸事情により、家で食べる機会はありません。また、食事や飲みに行っても、鍋物を用意する店はありますが、それ中に水炊きはありません。というわけですっかり「好きなのに幻の味」となっていました。
ところが本日、他に入ろうとした店が5店ほど満員で、やっと入った飲み屋の壁を見たら、大きく「水炊き」と書いてありました。カウンター席だったのですが、あえて注文。10年ぶりになるかもしれない再会を楽しみにしていました。ところが、出てきた鍋には、鶏肉や白菜と同じくらいの量のキノコが多種入っていました。キノコを見るだけで食欲が減退する身としては、「これではキノコ炊きだ・・・」一気にげんなりしてしまいました。そして、きのこをよけながら、ちまちまと鶏肉と白菜をつついていました。
家に帰って、水炊きは違うだろう、と思ってネットで検索してみたら、意外にも大半のレシピにはキノコが複数種類入っていました。10年近く食べていない間に、水炊きの良かった部分だけが美化されて記憶に残ってしまったのでしょうか。
次に水炊きを食べる機会があったら、迷わず「キノコ抜きで」と注釈つきで注文しよう、と心底思ったほど残念な「キノコ炊き」でした。
2007年02月19日
山門の守護者?
とある寺の門を見たら、看板のすぐ脇に、奇妙な石像がありました。私も仏教にはさほど詳しくなく、臨済宗というと、鎌倉時代に栄西が日本に伝えた事しか知らないのですが、まさか、こんな仏様(?)をまつっていたとは思いませんでした。
おそらくは、寺で経営している幼稚園の客寄せのためなのでしょうが、なかなか面白い事をするものです。
この石像がずっとこの形を保ち、何百年かたって、「重要文化財・○○寺の山門と石像」みたいになったら面白かろう、などと思ってしまいました。
(クリックすると同じ窓で大きい画像が開きます)
2007年02月17日
ないほうがいい能力
知人に、嘘をつく能力がずば抜けている人がいます。ちょっと困ったり、都合が悪くなったら、即座にその場をごまかす嘘が出てきます。その頭の回転の速さと口のうまさには、脱帽させられます。決して見習いたくはないですが。
ただ、この優れた能力を使っていくらその場をごまかせても、時間がたてばそれはバレます。そうすると、残るのは「嘘をついた」という事実、さらには「あの人間は信用できない」という評判です。そうなると、せっかくの(?)嘘をつく技術も無意味です。どんなにうまい事を言っても、「あいつの言うことだから信用できない」で終わってしまいます。
結果として、その頭の回転の速さが自らに災いしているわけです。その、信頼を失いながらも嘘をつき続ける姿を見ていると、「人間、少々不器用でも正直に生きた方が、結局は得するものだよな・・・」と思いました。
2007年02月14日
目的と手段
出勤時の電車では原則として寝ています。そして、ついつい深く眠って寝過ごしてしまうことがあります。その対策のために、下車駅の到着予定時刻で携帯のアラームを鳴らす事を始めました。
電車がダイヤ通り走れば何時に着くかは携帯で検索すればわかります。ただ、通勤時には定刻通りに電車が動くことはまずありません。そこで、ある程度の遅れを見越して何時に鳴らすかを決めます。加味する要素は、他線の事故情報から天候まで様々です。それらを元に推測した到着予定時刻が的中した時は、かなりの爽快感があります。
先日、予想が完全に的中し、下車駅にさしかかった瞬間にアラームが鳴りました。ただ、その日は、前日によく寝たせいか、電車内では眠っていませんでした。その時、ふと「ここまでぴったり的中したのに起きていたとは勿体ない。寝ていれば喜びも倍増だろうに・・・。などと思っていました。
というわけで、本来の目的である「寝過ごし防止」とは大幅にズレてしまいましたが、この「到着予定時刻あて」は、毎朝のささやかな楽しみとして続いています。
2007年02月11日
20数年後の出世
最近、携帯の増加数で首位を維持しているauが、新たな広告キャラとしてペンギンのカップルを採用しました。このペンギン、20数年前には、サントリービールの広告キャラとして採用されていました。長い時をあけての復活という事になります。
ちなみにその当時、当時のビール業界でのサントリーは、ブランド的に他の三社とはっきり差をつけられていました。
何度か書いたように、私は1985年に後楽園球場(当時)でサントリービールを売っていました。当時は、タンクもなく、缶と紙コップを持って売っていました。その頃の缶にはペンギンが印刷されていましたが、いくらペンギンが人気でも、お客さんの反応は厳しく、「何だ、サントリーか、いいや」と言われた事も何度となくありました。
というわけで、個人的経験もあって、あのペンギンにはキャラそのものとは別に「負け組」という印象が強くありました。それを20数年たった今、絶好調の携帯ブランドの広告キャラとして復活をとげたわけです。
というわけで、あの広告を見た時は、当時の事を思い出し、その「出世」ぶりにちょっとした感慨までおぼえてしまいました。
2007年02月09日
時代を選ばぬ商売
職場の近くには大学が多く、今は時節柄、駅前には入試会場への案内看板がいろいろと出ています。その看板の中に一つ、「電報屋にご注意下さい。本学とは何の関係もありません。合否結果はインターネットで見ることができます」というような注釈がついているものがありました。
それを見ていたら、19年前、自分が大学受験をした時も、似たような注意があった事を思い出しました。ちなみに、その当時は、大学からの正規の合格通知は、「レタックス」というFAXしたものを郵送する、というサービスによって行われていました。
それから19年たち、ネットなど情報伝達の手段は大きく進歩したわけです。にも関わらず、そのテの商売はずっと存在し続けているわけです。このような胡散臭い商売に好感を持つことはできませんが、その息の長さには感心させられました。
それにしても、この「電報屋」の人々、普段は何で商売しているのでしょうか。そして、どうやってこの季節だけその本業を休んで、大学構内に出没できるのでしょうか。いろいろな意味で興味がつきません。
2007年02月07日
「仲間」のいる心強さ
横浜の出先から都内の客先への移動で、昼食を取る時間が取れなくなりました。ただ、移動に使うのは京浜急行の快速特急なので、5割以上の確率でクロスシートのある車両が来ます。そこで、「クロスシートでなら様になるだろう」と、横浜駅で崎陽軒のシウマイを買って車内で食べようと思いました。
ところが、運悪く、来たのはロングシート車でした。しかも、混雑こそしてはいないものの、そこそこの乗車率です。一瞬、「この車内でシウマイを食べるのもアレだよな、しかしここを逃すと他に時間はないし・・・」と躊躇しました。すると偶然、向かいに座った人が袋から飲み物とサンドイッチを取り出して食事を始めました。その自然なふるまいを見る限り、その人にとっては日常よくあることなのでしょう。
おかげさまで、こちらも堂々と、シウマイを味わうことができました。別に、周りにいる全ての人が赤の他人であるにもかかわらず、「仲間」がいるかいないかでここまで気分に違いがあるとは思いませんでした。心理というのは面白いものです。
2007年02月03日
オンとオフ
不本意ながら、休んでいる日に仕事をするという状況は生じます。これには、「突発的な事が生じて、休みの日に仕事せざるをえない」という予定外のものと、「残業するのも面倒だから、休みを一時間くらい割いて仕事を入れよう」という予定内のものの二種類があります。
前者は迷惑といえば迷惑ですが、ある意味仕方ない部分があります。むしろ問題は後者です。つい「休みなのにわざわざ仕事しているんだ」という感覚になってしまいます。それゆえ、気が抜けて、予想外の失敗をしてしまったりしてしまいます。ついついオフ感覚で働いてしまうのでしょう。
むしろこういう予定内の「休日仕事」の時のほうが、オンとオフのスイッチをきっちり切り替えに注意を払う必要がある、と言えそうです。まあ、それ以前の問題として、休みの日に仕事を入れないよう努力する必要があるのでしょうが・・・・。
2007年02月02日
千葉目的地宣伝
2月1日より「千葉ディスティネーションキャンペーン」なるものが始まりました。県の公式サイトによると、これはDestination(目的地・行き先)とCampaign(宣伝)という意味の合成語とのことです。
要は、「千葉を目的地・行き先にしてもらえるように宣伝しよう」という事なのでしょう。それはいいのですが、「ディスティネーション」などという聞き慣れない英語をなぜ使うのか不思議です。そういう意味で使うなら「みんなで千葉に行こう!」とでもしておいたほうが、よほど分かりやすいと思うのですが・・・。なんでわざわざ二つの英単語を合成してほとんどの人に意味が分からないような言葉を作るのか、理解しがたいものがあります。
まあ、言葉はともかく、せっかく観光宣伝をするのですから、千葉県民の端くれとして何かやりたくなります。というわけで、4月までの間、当サイトでも地元観光(?)ネタにちょっと力を入れていこうかと思っています。
2007年01月29日
「高い見識」から出た本音
厚生労働大臣が、女性の事を「子供を産む機械」呼ばわりしました。その発言を受けての首相の談話は、厚労相を評して「高い見識を持った方だ」でした。
これが追い打ちを意図した嫌味だったらなかなかのセンスと言えるかもしれません。しかしながら、ご本人は純粋に彼をかばうつもりでそのような発言をしたようです。それこそ「呆れるほど高い見識」とでも言えるでしょう。
率直に言って、厚労相発言のニュースを見たとき、特に驚きませんでした。自民党政府の高官が、国民に対してそのように思っていることは以前から十二分に承知しています。ついでに言えば、労働者に対しては「財界に収益を挙げるための機械」とでも認識しているのでしょう。さらに言えば、彼らがそのようはひんしゅくを買うような「本音」を隠せるような能力すら持ち合わせていない事も、これまた十二分に承知しています。
とはいえ、その発言者に対し「高い見識の持ち主」とフォローする首相の神経まではちょっと予想がつきませんでした。
ちなみに、かなり昔に読んだ永井豪さんの漫画で、悪の組織が女性を捕らえて身動きできなくして「悪の戦闘員を産む機械」として扱い、「奴らは女の幸せを満喫しているのだ」などと哄笑する場面がありました。さすがの永井氏も、数十年後にその悪役と同じ神経を持った閣僚が登場するとは夢にも思わなかったことでしょうね。
2007年01月28日
表札と家の格
近所を歩いていたら、ちょっと豪華な家がありました。家はもちろん、表札もなかなか高価そうで、透明のアクリル板みたいなもので覆われています。
それはいいのですが、肝心の表札の文字に驚かされました。偶然、私と同じ苗字なのですが、パッと見た限りいわゆる「金釘流」というやつなのです。特に「大」という文字は鏡文字なのか、と一瞬思ってしまったほどでした。まあ、それでも私が書くよりはずっと上手くはあるのですが・・・。
しかしながら、これだけ豪華な家で、しかも覆いまでされている表札です。そんなところに、ただの下手な字を持ってくるとは思えません。私の知らない書道の流派があり、そこではこれが正しい書き方なのだろう、と思うことにしました。
これが冴えない家だったら、そうは思わないでしょう。やはり、家の構えというのは大切なのだな、などと思いました。もっとも、私としては万が一立派な家を建てる機会に恵まれても、自筆の表札を作る気は毛頭起きませんが・・・。
2007年01月26日
「富士見」今昔
今の職場は「富士見」という町にあります。ちょっと小高くなったところにあり、名前からして、かつてはここから富士山が見えたのでしょう。しかし、それも今は昔、かなり高い階に事務所はあるのですが、窓から見えるのは人工の建造物ばかりでした。
ところがある晴れ渡った日の朝、窓の外を見ていた一人が驚いたように「富士山が」と言いました。言われた方向を見ると、確かに頂を白く染めた富士山が見えました。それを聞いた他の人も驚いたようにその方角を見ていました。
それにしてもかつて「富士山が見える」という事で名付けられた所にも関わらず、天気がいい日の高層階でやっと富士山が見えるわけです。改めて、東京にはいろいろな物が建った、という事を実感させられました。
昆布焼酎
飲みに行ったら、メニューに「昆布焼酎・礼文島」というのがありました。1年ほど前に札幌で飲んで、かなり美味だった記憶があるので、注文しました。お湯割りを頼んだところ、店員さんが「これは梅干しを入れたほうが美味しいですよ」と進言(?)しました。店で焼酎を頼んだのは百回を越えますが、相手から梅干し入りを勧められたのは初めての事です。
そこまで言うのなら、と頼んだのですが、残念ながら大はずれ。せっかくの昆布の風味が梅干しに負けてしまい、ただの「梅入り焼酎」になってしまいました。
悔しいので、続いて梅干しなしのお湯割りを頼んだところ、これは1年前に味わったのに近い昆布の風味がありました。
というわけで、焼酎一杯分損したような形になりました。とはいえ、店員さんに悪意があったとは思えません。むしろ自分が損したながらも、「他人に『美味』を勧めるのは難しいものだな」と思いました。
というわけで、店員さんを恨む気は毛頭ありません。ただ、せめて梅干し入りを勧める前に「お客さんは昆布茶と梅昆布茶とどちらが好きですか?梅昆布茶が好きなら、梅干し入りがお勧めです」くらいの気遣い(?)があれば・・・などと思いました。
2007年01月23日
バケツリレー方式
一定以上の荷物を5人以上で運ぶ場合、二つの方法があります。一つは、各人が出発点から目的地まで自分の担当する荷物を運び続ける方法で、もう一つは出発点から目的地の間に全員を配置し、荷物を手渡しにする「バケツリレー方式」です。
一見、後者のほうが効率が良さそうに見えます。ところが、実際にはこれを採用すると、ある地点の人のところに荷物がたまり、それを処理する間に他の人の手が止まってしまうという「ボトルネック」が生じてしまう事が多々あります。それが面倒になって、一人で最初から最後まで運ぶに切り替えてしまうことも少なくありません。
かなり規模の小さい荷物運びでも、「バケツリレー方式時のボトルネック」は発生してしまいます。それを体験する度に、「こちらのほうが効率がいいはずなのに・・・」というもどかしさを感じます。
かなり前に書かれた、「工場生産におけるボトルネックをなくす方法」を書いた本はいまだに多くの人に読まれていると聞きます。同様に誰か「ちょっとしたバケツリレー方式での荷物運びの際のボトルネックをなくす方法」を理論化してくれないものでしょうか。そのような本が出たら即座に買うのですが・・・。
2007年01月20日
納豆ダイエット番組続報
昨晩「TV番組のせいで納豆が高騰」をネタにしたところ、今日になって、放映局のサイトに「番組の中身は事実でなかった」という「おわび」掲載されていました。昨晩は「全ての人にあてはまるわけではない」と書きましたが、どうやら誰にもあてはまらない「ダイエット法」だったようです。そんなもんのために20円高い納豆を買わされたかと思うと、より一層呆れさせられました。
もっとも、このテのTVによる「健康法」に問題があるのは今に始まった事ではありません。昨年にも「TVで紹介された『健康食品』を食べて体調を崩した人が多発」という問題が発生したばかりです。
改めて考えるまでもない事ですが、TV番組の企画を行うのは医学の専門家ではありません。あくまでも最優先されるのは企画者の考え(「○○はダイエットに役立つ」など)なわけで、番組中に出てくる「専門家」はそれに「お墨付き」を与えるために出てくるわけです。少なくとも、番組が意図する結論と反対の説を主張する学者にはお呼びはかからないでしょう。
結局、「TVに出ているから」という事で思考停止して信じず、自分なりに掘り下げて調べる必要がある、という事なのでしょうね。
話は変わりますが、その「お詫び文」を見るために番組名でググって公式サイトを見たところ、「このページには絶対にリンクを張らないでください」なる記載がありました。本当に直接リンクを張られたくないなら、検索エンジンよけくらい施しておけ、と突っ込みたくなります。まあ、流している番組からすれば「同レベル」というやつなのかもしれませんが・・・。
自分の利害とブーム
TVだか雑誌だかで「納豆はダイエットに有効」と報じられたため、納豆の売れ行きが急増しているそうです。メーカーが品切れになってしまい、売れすぎて困っている、などという記事も見ました。その影響なのでしょうが、値段自体もあがっているようです。嫁さんが「これまで120円だったパックが140円になっていた」と言っていました。
物心ついた時から納豆を食べ続けている身として、最初は「納豆が広まることはいいことだ」などと気楽に思っていたのですが、こうなってしまうといい迷惑です。だいたい、どんな例が報じられたのか知りませんが、肥満にもいろいろあるわけで、その全てに納豆が有効と実証されたわけでもないでしょう。そんなことも考えずに安易に「納豆ブームとは安直なことだ、と心底思いました。
これまで、「ブーム」というものは全くもって他人事でした。それが、ここまで身近に感じる日が来るとは夢にも思いませんでした。それにしても「20円値上げ」でここまで怒るとは我ながら」大人げないものだとは思います。
まあ、納豆のおかげで物心ついたと時点で「経済学のゲーム理論における・・・」を習得した実績(?)があるわけですから、この年になって納豆によって大人げなくなっても」いいか、とも思ってはいるのですが・・・。
2007年01月15日
サービスによって引き立つ味?
職場の仲間と猪料理店に行きました。猪を食べるのは生まれて初めてです。料理自体は新鮮な美味しさがあり、十二分に満足できました。ただ、店員さんのサービスは別の意味での新鮮さがありました。なにせ、別席の客の注文と我々の料理を一緒に持ってきて、別席の客の分を配った後、我々の料理は畳の上にほったらかす、という水準なのです。他にも、追加注文しようと部屋にあった「呼び鈴」を何度か押したものの、注文を取りに来ることは一度もない、などという事もありました。
これだけのサービス水準にも関わらず、現在も存続しているという事は、よほど猪の肉の評判がいい、という事なのでしょう。それが肉そのものの美味さなのか板前さんの腕なのかわかりません。いずれにせよ、あの水準のサービスで店が存続できるほどの肉の味、と考えると、自分が直接感じた以上にすごい「猪肉の美味さ」を感じさせられてしまいました。
2007年01月14日
リアル地下鉄漫才
ある狭い道を歩いていたら、角の駐車場に大型バスが止まっていました。長さは普通の乗り合いバスの1.5倍くらいあります。その道幅は3mあるかないか、という感じです。その狭い道にこの入れるのか、極めて不思議です。それどころか、駐車場に入るためには方向転換する必要があるわけですが、素人目ですと、どこで曲がっても、バスの後尾が道ばたの建造物にぶつかりそうに見えてしまいます。
もちろん現実問題として駐車場に収まっているわけですから、狭い道の走行も駐車場に入るための転回も出来たことは確かです。しかしながら、免許のない私のみならず、一緒にいた免許を持っている嫁さんにもその過程は想定できませんでした。
その不思議さは、昔の漫才にあった「地下鉄はどうやって車両をトンネルに入れるか」に近いものがありました。もちろん、実際には運転手さんが技術を用いたのでしょう。しかしながら、「駐車場の中でバスを組み立てた」と言われても信じてしまいそうな、道の狭さとバスの大きさでした。
2007年01月12日
今更ながら紅白歌合戦
大晦日から元旦にかけては、嫁さんたっての希望で、スカパーの「今日のホームラン・1年分」を見ていました。したがって、紅白歌合戦は1秒も見ていなかったのですが、その後の報道で急に関心が高まりました。
ある歌手のバックダンサーが、はたから見ると全裸に見えるようなボディスーツを着て踊ったところ、全裸と勘違いした視聴者からの抗議電話が殺到したとか。その後、文部科学大臣が不快感を表明するなどし、ついには「事情聴取」だの「謝罪文」だのといった騒動になりました。
個人的には別にどうでもいいと思います。ただ一つ気になったのは、NHK側の「リハーサルでは水着だったのに」とかいう発言でした。という事は、そのバックダンサー達は、リハーサルではボディスーツの上に水着をつけた形で踊りを終えたのでしょうか。そしてスタッフもそれを見て違和感がなかったのでしょうか。かなり不可解なものがありました。
世の中にはもっと問題のある報道はたくさんあると思うのですが・・・。奇妙な騒動もあるものです。
2007年01月11日
挨拶対ビラ新調
市議選が近くなったせいか、最近、毎朝のように駅前で選挙運動をする人がいます。ただ、実際に政治や生活の話をする候補はほとんどいません。毎度の事ながら「おはようございます」としか言いません。
そんな中、今回の選挙では異色の(?)候補が現れました。彼は挨拶はしません。代わりに言い続けるのは「ビラが新しくなりました」です。新しくするのはいいのですが、そこで何を主張しているかを言わなければ意味はないのでは、と思います。
ちなみに先日は、この候補と、挨拶しか言わない人が並んで選挙運動をしていました。片方が「おはようございます」と言い続け、もう片方が「ビラが新しくなりました」と言い続ける場面は、なかなか笑える構図でした。ただ、こんな連中によって市の財政や条例が決められる可能性がある、と思うと笑えないものがありましたが・・・。
2007年01月10日
他人の悲劇を喜ぶ神経
昼間にYahoo!を見たら、相変らず、トップのトピックスに先週発生した殺人事件の「新情報」が載っていました。また、今日発売の週刊誌は、ともに大特集。毎度ながら中吊り広告の一番目立つ所に被害者の顔写真を大きく載せていた所もありました。
一連の記事を見ると、だいたいが「家族関係がどうこう」と「遺体をどうしたか」といったもののみ。ともに社会的な報道価値があるとは思えません。特に後者に至っては悪趣味としか言いようがありません。
それらの「報道」を見ていて思い出したのが、数ヶ月前に問題になった「事故死した子供の写真を勝手に載せて冒涜するようなコメントを載せたサイト」でした。そのサイトと、一連の「遺体をどうしたか」報道はどのへんが違うのでしょうか。「事件だから」という名目を使って、編集者だの記者が、問題になったサイト運営者と同じ欲求を満たしているだけなのでは、と思いました。
2007年01月06日
もし北方領土が
日ロそれぞれの高官が、北方領土問題の解決案について発言しています。そんななか、ふと思ったのが、北方領土の対岸である北海道東部の事でした。かつては、オホーツク沿岸のほとんどには鉄道が敷かれ、「オホーツク縦貫線」という構想もありました。しかし、ローカル線廃止という「国策」により、北海道の鉄道は半分以上が廃線に。オホーツク沿岸でも網走以北の鉄道は全てなくなりました。
そのような状況に思いをはせた時、仮に北方領土がずっと日本領だったらどうなっていたのだろうか、という考えが頭をよぎりました。北海道本土ですら過疎が進んでいるのに、その離島ですから、より一層厳しい状態になっていたのでは、と思ったわけです。それこそ、TVの「過疎特集」の定番として国後島が出ていた、などという可能性もあります。そう考えると、奪われただけに、あれだけ関心を持ってもらえるというのもちょっと皮肉なものだ、と思いました。もっとも、その関心もソ連崩壊後に激減していますが・・・。
今後どうなるか全くわかりません。ただ、個人的には、自然を破壊しないまま、日本人が自由に出入りできるような形になればいい、と思っています。
2007年01月04日
初詣行列
職場の近くに大きな神社があります。どうやら、由緒ある神社のようで、昼休みに外に出たら、境内のみならず、道路まで行列ができていました。しかも、その後夕暮れ時にまた下に降りた時も、まだまだ道路に行列がありました。何人か警備の人もおり、尋ねる人に「一時間待ちですよ」などと言っています。
それに驚きながら、今まで、初詣に行く人や破魔矢を持って帰路につく人は見ても、実際に神社仏閣に行って初詣をする人を見るのは初めてだ、という事に気づきました。
というわけで、37歳にして初めて「初詣の現場」を見たわけですが、非常に奇異に感じたことがあります。普段、この神社に参拝者の行列ができることはありません。ならば何も正月休みに寒い中道路に並ばずとも、暇な週末にでも行って拝めばいいのでは、と思います。私自身は「やおろずの神」などは信じていませんが、仮にいたとしても、三が日にまとめて来た一人の祈りより、空いているときに来た人の祈りのほうが届きやすいのでは、と思ってしまいます。
もちろん、「三が日」というのは年に三日しかない特別な三日間である、という事は分かっています。しかしながら、せっかくの貴重な休日なのに、寒い中道路に一時間近くも並ぶのは色々な点において勿体ないのでは、と他人事ながら気になりました。
2007年01月01日
寝正月兼仕事始め
例年、元旦と言えば何もしないのですが、今日の日中は例年にもまして何もしない寝正月でした。昼頃目が覚めて、雑煮を食べた後、なんかまた眠くなって昼寝をしてしまいました。昨晩寝たのは2時前だったので、10時間寝た後にまた昼寝をした事になります。普通ならありえないのですが、これぞ「寝正月」という感じです。
このまま一日中TVを見ながら寝っ転がって過ごそうかとも思っていましたが、夕方 に電話が入り、仕事をするはめになりました。まあ、ある程度は予想していたのでさほど驚きはしませんでしたが、いきなりの「仕事始め」となってしまいました。もっとも、昨年は元旦の午前1時くらいから仕事をしていましたから、半日ほど遅い「仕事始め」でもあるのですが・・・。
というわけで、「寝正月」と「仕事始め」を同時に体験できるという元旦になってしまいました。はたして来年の元旦はどうなるのでしょうか。
2006年12月31日
2006年を振り返って
今年も本日で終了します。この2006年は、私にとっては、人生で最大とも言っていいほどの激動の年となりました。ただ、まだ落ち着いたわけでもなく、来年もこのようなバタバタしてかつ不透明な状況は続きそうです。
今後、自分がどんな人生を歩むかわかりません。出来ることなら、何年か経ったときに、この2006年を振り返って「この年があったから今の自分がある」と思いたいものです。そのためには、来年以降、今以上に努力していく必要があります。何とか頑張っていきたいものです。
2006年12月30日
年末スイッチ
スーパーに買い物に行ったら、年越しそばなどを売っていました。それを見てはじめて、ああ年末なんだなと思いました。もちろん、今日が12月30日だという事は頭では分かっています。しかしながら、年末らしい事を特にしていない上に、土曜である今日から年末年始休暇という事もあり、なかなか年末年始感覚になりませんでした。それがスーパーの年越しそばを見てやっと年末スイッチが入ったような感じになりました。
もっとも、だからと言ってやることと言えば年賀状作成くらい。我が家では毎年10月に大掃除を行うので、特に掃除もやりません。また、飾り付けも一切やりません。他に年末らしいことと言えば、明日の本欄などで一年を総括するくらいです。まあ、このように年末らしいことをあまりしないため、スイッチの入り方が遅くなる、というのもあるのでしょう。
2006年12月29日
思いこみ
朝、嫁さんのコミケ搬入の荷物持ちをし、会場に20分ほど滞在してから出勤しました。すると昼過ぎにメールがきました。内容は、嫁さんの作った本は既に完売、私の本(※このサイトに載せた野球見物記をまとめたもの)は、それぞれ2~3部ずつしか売れていないが、もう撤収していいか、というものでした。
まあ、私のほうはジャンル違いなうえに発表済みの文章を再編集したもののわけです。それを売るために残るのも効率がよくないだろう、と思って「それがいいのでは」という内容で返信しました。
とはいえ、やはり自分の作ったものがほとんど売れない、というのは悔しいものがあります。「やはり自分はもう同人誌作成は引退かな・・・」などと思い、帰宅しました。すると嫁さんから「メールした後も何人か買ってくれて、見本誌以外は完売」と言われました。一瞬、え?と思いましたが、確かにメールを見直したら、「2~3部ずつ残っている」となっています。どうやら、自分の先入観で「売れるわけがない」という思いこみが強すぎ、文章を逆に読んでしまったようです。我ながら間抜けな話です。
もっとも、逆だったら救いようのない話だったわけです。そういう意味では「害のない思いこみ」とは言えるかもしれませんが・・・。
なお、このように書くと大売れしたみたいですが、要は10部刷って8部売れただけの話です。念のため。
2006年12月26日
電車に野鳥
津田沼始発の電車に座って出発を待っていました。すると、いきなり「ピーピー」というけたたましい鳴き声が響きました。声の方向を見ると、野鳥がいました。谷津干潟が近いこともあって津田沼駅前には野鳥が多いのですが、その中の一羽が紛れ込んだようでした。当然ながらこんな体験は初めてでしょう。隣の車両と行ったりきたりしながら、必死そうな鳴き声を挙げつつ、不可解な状況を打破しようとしていました。
扉は開いているのですから、そこから出ればいいのに・・・、と端から見ている身としては思います。しかしもちろん、その鳥にそんな事は分かりません。もっとも、この鳥を哀れむことはできません。我々だって、結果的には簡単な出口があるような状況で、迷宮に紛れ込んでしまう、というのはよこうある話です。
そのうち、鳴き声は聞こえなくなりました。無事外に出れたのか、ずっと向こうの車両に行ってしまったかはわかりません。いずれにせよ、その「すぐそばの出口に気づかない」という姿は、他人(鳥?)事には見えませんでした。
2006年12月25日
ある意味理想的
出勤前にコーヒーが飲みたくなったので会社の近くの喫茶店に入ろうとしました。遠くから店を見ましたが、電気はついているものの、客の気配はありません。まだ開店準備中かとも思いながら入口を見たところ、遠くからでは気づかない小さい看板があり、そこに「OPEN」と書かれていました。そこで扉を開けようとしたのですが、これがやけに立て付けが悪く、入るだけで一苦労しました。
中に入ると、所在なげに店員が立っていました。250円のブレンドコーヒーを注文すると、さほど愛想もなくコーヒーメーカーから淹れてカップを渡されました。ミルクがどこにあるかの案内もありません。
飲み終わるまで他には客は誰一人入りませんでした。そして飲み終えて席を立とうとしても、何の案内もありません。そこでわざわざこちらから片付ける場所を尋ね、そこにカップを置いて立ち去りました。
必要最小限のサービスしかないのだな、と思って、再び開けにくい扉の所に行くと、ふとスタッフ募集の張り紙がありました。そこには早朝から10時くらいまでのと夕方以降の時給は1,000円以上となっていました。近隣のどの店より頭一つ抜けています。
あのサービスでこの時給とは心底驚きました。もっとも、考え方を変えれば、この少しでも従業員から搾り取ろうという時勢の中で、ここまで従業員に手厚い待遇をしているわけです。そういう点においては、経営者に好感が持てました。それにしても、これでどうやって経営が成り立っているか、非常に気になるところではあります。
2006年12月24日
縄ばしごを登るサンタ
ここ数年、クリスマスにあわせてサンタやトナカイなどの派手な電飾を自宅に施す家が増えているように感じます。我が家の近くにも何軒かあるのですが、その中の一軒が奇妙な飾り付けをしていました。なぜかベランダに縄ばしごがかかり、それを三人のサンタがよじ登っている(降りている?)のです。
一般的にサンタといえば、空からトナカイのひく飛行ソリに乗ってやってくるとしたものです。それに対し、このサンタたちは、何故、わざわざ縄ばしごをかけてよじ登ってくるのでしょうか。しかも、トリオを結成しているわけです。
近くを通る見るので、かなり見慣れたはずなのですが、その奇妙な三人のサンタを見ると、思わず足が止まります。考えてみれば、あの飾り付けは、通行人に見て貰うために行うわけです。そうなると、その奇妙さで私の足を止めるわけですから、その飾り付けは大成功なのかもしれません。もしかすると、そのために業者が知恵を集めて、「奇妙なサンタ」をデザインしているのかも、などとも思いました。
2006年12月22日
備えなければ・・・
普段通っている所に、いつもと違う駅から行く機会がありました。一応、事前に地図で調べていたのですが、調べ方が雑で、駅から出てすぐに自分の位置に自信が持てなくなりました。一応、頭の中のイメージ通りに歩いたのですが、ある地点に達した時、違和感が強くなりました。そこで、近くの地下鉄の駅に下り、周辺地図を見ました。すると、一つ手前の角を曲がれば目的地に着くことが判明しました。
というわけで、結果的にはほとんど道を間違えることなく到達できました。それにしても、正しい道からほんの少し外れた直後に不安になる、というのは我ながらなかなかの直感だと思いました。もっとも、事前の調査をもう少しきちんとやっておけば、わざわざ地下鉄の駅に下りる必要もなかったわけです。直感に助けられたために大事に至らなかったとはいえ、やはり「備えがなければ憂いがある」ものだとつくづく思いました。
2006年12月21日
人気の名前と縁のない家
子供につける名前の順位が発表されました。男の子は「陸」が初めて首位に立ったそうです。子供の名前の傾向といるのがどうなっているのか知りません。発表した生命保険会社のサイトによると、昨年の今頃に放映されたTVドラマに「陸」という役の人がいたとの事ですが、そのあたりの影響もあるのでしょうか。
子供ができる予定は今のところないのですが、私の名前が「隆」なだけに、紛らわしくて仮に男の子を授かっても「陸」とは名付にくいとは思いました。ネタとしては、長男を「陸」、長女を「睦」にして、家族名簿を間違い探しみたいにするのも面白そうではあります。もっとも、そんなことをしたら一生恨まれかねませんが・・・。
ちなみに、男の子の二位は、昨年首位だった「大翔」だとか。これも苗字や嫁さんのHNを考えると、自分の子供に名付けるのは無理そうです。いつの間にやら、我が家は「子供にメジャーな名前をつけるのが難しい家」になっていたんだな、などと感心(?)しました。
2006年12月20日
冬の視界
夏の間に通っていた横浜の仕事場に久々に行きました。窓の外からベイブリッジが見える所にあります。ただ、夏には橋までしか見れなかったのですが、今回は、その向こうにある房総半島の山並みまで見えました。別に、特別に空気が澄んでいる日ではありませんでした。となると、やはり夏と冬では海上の視界が異なるのでしょうか。
それにしても、千葉からはるばる1時間半かけて通勤してきた仕事場の窓から、海を隔てて千葉県の一部である房総半島を見る、というのはなかなか趣がありました。
2006年12月19日
戦乱のおかげで幸せ?
子供の頃、アフリカの戦乱に巻き込まれて飢えに苦しんでいる子供達の写真を見せて「君たちは辛いとか言うけれど、この子供達に比べればずっと幸せだ」などと言った人がいました。
確かに、「その日の食料が確保されている」だけでも、その飢えた子供達よりはよっぽどいい環境なわけです。したがって、その戦乱の被害者達に比べれば自分たちのほうが「幸せ」というのは事実だろうな、などと当時は言いくるめられていました。
しかし、今にして思えば、片方で高度な文明(?)が謳歌されている時代に、「いつまで生きていられるのか分からない子供達」が多数存在する事が異常なだけな話です。それを見て幸せだと感じる、というのは「戦乱を起こして子供達を飢えに苦しませている首謀者たちのおかげで自分たちが幸福感を得ている」という事になってしまいます。
もちろん必要以上に自分が不幸だと思う必要はないでしょう。とはいえ、この「飢えた子供達に比べれば」という論法で「幸福」を説くのはちょっと違うのではないか、と最近になって強く思うようになりました。
2006年12月17日
空いていても忙しい
あるファミレスで夕食を取りました。ちょっと遅い時間という事もあって、空席が目立ちました。しかし、注文した後、なかなか料理が来ません。やっとサラダが来たのですが、食べ終えた後、他の料理が来るまで、かなり待たされました。
空いているのにこれだけ待たされるという事は、相当人数を絞っているのでしょう。とにかく現在の風潮は「人件費節減」なので、ある意味仕方ないのかもしれません。しかし、それって「サービス業」としてはどうなのでしょうか。少なくとも私はこの店にまた行こうと思いませんでした。
まあ、今の「儲けるためにはいかに従業員をこき使うかがカギ」という感覚が続く限り、このような状況が改善されることはなさそうです。どこかで、「従業員をこき使わなくて儲ける」みたいなビジネスモデルを開発されれば、従業員のためにはもちろん、利用者である我々のためにもいいのだが、などと思いました。
神霊の居場所
ネットで祈祷するサービスをする神社が増えている事に対し、神社本庁が「ネット上に神霊は存在しない」と、今年初めて自粛を求める通知を出したそうです。宗教には興味がない私でも、「なぜネット上には存在しない事が判明しているのに、オフラインの世界では存在が確認できるのか?」という事が不思議でなりません。たとえば、神社に出向いて祈ったら100%の確率で願いがかなうが、ネット経由で神社に祈ると0%になる、みたいな実証結果でもあるのでしょうか。
どのくらい神道の修行を積んだ人が決めたのかわかりませんが、よくわからん事を言うものだな、と思いました。
なお、余談ですが、実世界よりネット上のほうが「神」は大量に存在しているように思われます。もっとも、ネット上の「神」はかなり粗製濫造気味ではありますが・・・。
2006年12月16日
唐変木
昔の小説などを読んでいると、「唐変木」というけなし言葉がちょくちょく使われていました。これまで、普通の単語として認識していましたが、なぜか急にこの語源が気になりました。文字を見て分析すれば「唐の時代の中国に生えていた変な木」となります。誰かが中国でそのような木を見て驚き、それが日本に伝わったのでしょうか。新たな語句になるほど印象に強い「変な木」とはいったいどのような枝振りだったのだろうか、などとついつい考えてしまいました。
2006年12月14日
酒飲んで若者に人生語る?
飲み屋でトイレに行き、出ようとしたらいきなり学生さんに声をかけられました。何でも、現在3年で就職活動中なのだが、会社員とはどういうものなのか、教えてほしい、とのことでした。しかもなぜかその学生さんの連れが続々と現れ、せまいトイレに7人くらいの集団ができてしまいました。
結局、語れた事と言えば、別ブログでちょくちょく書いているような、「今の日本経済はごく一部の得する人と、その下敷きとなって損をする多くの人に分かれつつある」とか「人件費を減らして儲けを得ようとするため、社員はどんどんこき使われる」などという事でした。これから社会に出ようとする若者に対し、夢も希望もあったものではない話ですが、なぜか彼らは好意的に聞いてくれました。まあ、そこそこ的外れではないと思ってもらったのでしょうか。
それにしても、いきなりの「講演依頼」にはかなり驚きました。冷や汗かきながら何とか話し終えた後、ふと「これって『酔って若者に説教するオッサン』だよな」と思いました。自ら進んでの事ではないとはいえ、まさか自分がこのような事をする日がくるとは夢にも思いませんでした。
師
10年ほど前、当時いた職場でえらくひどい評価され、「窓際以下」の扱いを受けた事がありました。はっきり言って、その扱いに、仕事に対するやる気はかなりなくなっていました。
しかし、その最悪の環境のなかで、貴重な出会いをすることができました。その人は守衛さんだったのですが、物の考え方・見識・責任感と、あらゆる点において当時いた職場の最高職の人間より圧倒的に格上でした。いろいろな事を教わりましたが、特に忘れられないのは前の職場が放火された時の事でした。火元となった一室にその人は飛び込み、初期消火に成功。後でその部屋に入ったら、蛍光灯が溶けるほどの火勢でした。もし、その人の活躍がなければ、建物が全焼していたかもしれません。
いずれにせよ、その人に直接的・間接的に多大な指導を受けました。仕事の事はもちろん、初めて後輩の結婚式のスピーチを頼まれ、何を言えばと悩んで相談した時も、的確な助言をもらいました。その通りに話したところ、主賓である後輩に後で感謝された、などという事もありました。
それらを含め、その人のおかげで自分もそこそこ成長することができました。おかげで、当時は不快きわまりなかった「左遷」も、いまではその人の指導を受ける事ができた、という点において、振り返ってみれば貴重な経験だったとすら思っています。
その後、その人はガンをわずらい、闘病生活に入りました。しかし、その大病についても、風邪をひいたのかと同じような感じで対処しており、平然と「ガンなんだよね」と笑っていました。昨年の夏に再入院された時にお見舞いにいった時も、逆に見舞った私を気遣っていただき、恐縮したほどでした。
その後も季節の挨拶はしていたのですが、夏にいただいたお中元の伝票が、これまでの手書きだったのが印刷になっており、気にはなっていました。そして昨日帰宅したところ、訃報が届いていました。大病なだけにある程度覚悟はできていたものの、やはりかなりの喪失感がありました。
本人にも照れくさくて言えませんでしたが、私にとっての「人生の師」と言える方の一人でした。これから自分がどうなるのかわかりませんが、その人の教えを受けた事を誇りに思って人生を全うしたいと思っています。ここで書くのもなんですが、本当にありがとうございました。そして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2006年12月12日
象徴的な建て替え
3年半ほど前に嫁さんのマシンを組んだ時にパーツのほどんどを調達し、その後もちょくちょく買い物をしていた秋葉原のパーツ屋がありました。角地にあるなど、立地条件もよく、3年前は店内を歩くのにもちょっと苦労するほどの盛況ぶりでした。
ところが、しばらく前に通ったところ、つぶれていました。その時点では閉店の案内しか出ていなかったのですが、先日行ったところ、跡地に「まんだらけ」が地上5階のビルを建てる、という表示が張ってありました。
最近のPCパーツ業界の事はよくわかりません。しかしながら、かなりいい立地にあったパーツ屋がつぶれ、その跡地に同人ショップのビルが建つ、というのはなんか象徴的なものを感じました。
2006年12月11日
替え刃
電気カミソリの刃が欠け、毎朝、痛い思いをしながら髭を剃っていました。しばらくは我慢していましたが、ある日ついに限界を感じ、量販店に新品を買いに行きました。剃刀売り場で「次は何にしようか」と思っていろいろ見ていたところ、ふと「替え刃はこちら」という表記に気づきました。それを見たとき、「そうか、刃がダメなのだから、本体はそのままで刃だけ替えればいいんだな」と今更ながらに気づきました。
一度帰宅し、型番を調べた後、替え刃コーナーに行って購入。早速装着して髭を剃ったところ、新品同様のそり心地でした。替え刃自体はさほど安くない値段ですが、もちろん本体よりは安いわけです。また、何ら異常のない本体を捨ててしまう、という無駄も避けることができました。
それにしても、これまで何度か電気剃刀を替えていたわけですが、その際になぜ「替え刃」という発想に至らなかったのか、我ながら不思議です。一度気づけば、当然きわまりない事なのですが・・・。
2006年12月10日
年のせいなのか品質低下なのか
津田沼から無料送迎バスが出ているビアホールがあります。ここの売りはラム肉のジンギスカンで2千数百円で食べ放題にすることができます。今のアパートに来た9年前は、まだ20代という事もあり、何度か行ったことがありました。
今日、思い立って、その店に久々に行きました。ところが、出てきたラム肉を見ると、かつてのものとはかなり雰囲気が違います。しかし、「まあ、7~8年ぶりだから記憶もあやふやなのだろう」と思って焼き始めました。
ところが、食べてみてもそのジンギスカンは明らかに違う味です。私は、ラム肉は大好きで、スーパーの特売品を野菜炒めにしたものでもそこそこ満足できるほどです。しかし、その肉からはラム特有の香りが感じられず、代わりにきつい脂肪の味がしました。
こんなはずはない、と思っていろいろ焼き方を変えましたが、やはり味は変わりません。結局、脂で胃もたれしてしまい、食べ終わった後、コンビニで「黒烏龍茶」を急いで買ったほどでした。
肉の質が落ちたのか、かつてはこの程度でもおいしく食べれたのが、年のせいでダメになったのかはわかりません。いずれにせよ、この店に行くことは二度とないな、と思いながら這々の体で店を出ました。
2006年12月02日
沈む瞬間
夕方、見晴らしのいい場所にいました。西のほうを見ると、真っ赤で大きな夕陽が、ちょうど沈むところでした。しばらく時間に余裕があったので、ちょくちょく見ていたのですが、見るたびに太陽の面積が狭くなり、やがて一筋の光だけが残る、という状態になりました。そして、次に見たときは、太陽はの姿はなく、夕焼けだけが残っていました。
毎日行われている日没に、これだけの味わいがあるとは思いませんでした。やや暇をもてあましていた一日で閉口していたのですが、それが見れたので、いい一日だったと思うことにしました。
2006年12月01日
確かに「燃えるゴミ」だが・・・
我がアパート専用のゴミ収集所に、粗大ゴミの不法投棄が行われています。一つは炬燵でもう一つはガステーブルです。ご丁寧な事に、ガステーブルは、市指定の可燃物用ゴミ袋に包まれています。まさか正気で、こうすれば回収されると思っているわけではないでしょう。となるとやはりこれは、「燃えるゴミ」にひっかけたギャグなのかな、などと思っています。
冗談はさておき、清掃車は回収しないまま一週間以上たっています。このまま誰かが個人的に持っていかない限り、放置され続けるのでしょうか。鬱陶しいので、自腹で回収費用を負担して、粗大ゴミとして持っていってもらおうか、などとまで思っています。
このような不法投棄をなんとかしない限り、ごみ回収の有料化というのは、まともに袋やシールを買って捨てる人が損をする仕組みなのだな、とつくづく思いました。
2006年11月27日
けたぐり
昨日まで行われていた大相撲九州場所において15戦全勝で19度目の優勝を果たした朝青龍関に対し、横綱審議委員会が謎のいちゃもんをつけたそうです。この場所の八日目に、朝青龍関は稀勢の里関に対し、立ち会いで変化するや「けたぐり」を放ち、一瞬で勝利を決めました。
確かにあっけない勝負でしたし、稀勢の里関を応援していた身としては残念さもありました。しかしながら、朝青龍関はそこからも全部勝って全勝優勝したわけです。そう考えてみると、この「けたぐり」はいいアクセントになったと言えるのではないでしょうか。もちろん、15日間全部「けたぐり」では困ります。しかしながら、どうせ15勝するわけです。ならばその1/15くらい、そのような奇妙な事があってもいいのではないでしょうか。
それを、揚げ足を取るように、「勝ち方に品格がない」などと言う横綱審議委員会には毎度のことながら呆れました。中には、「『けたぐり』という言葉自体、品がない」などと、大相撲の伝統を真っ向から否定するような戯言を話した輩までいたそうです。
以前も書きましたが、昔も今も、横綱審議委員会という連中はろくな事を言ったためしがありません。少なくとも、私の知る限り「横審のあの一言をきっかけに土俵が活気づいた」などという事はありません。無意味な事を言えばいいほうで、放っておくと今回のように、力士を不当に中傷します。
今の相撲界を見ても、そんな「けたぐり」より重大な問題がそれこそ山積しているはずです。そんななか、こんな無意味な事を言って、圧倒的な強さを見せた横綱を貶めようとしているわけです。また、そんな戯言を真に受けてそのまま報じるマスコミもマスコミです。どうせこの一件を報じるなら、このような発言をする横綱新議員会の「品格」について、記者自身の頭で考えて記事を書いてほしいものです。
2006年11月25日
匠味
モスバーガーの高級品「匠味」を食べてみたくなりました。かつては販売時刻や一日の販売個数を制限していた製品だったので、それがなくなった今でも簡単に食べれるものではないかも、と思い、あらかじめ店に電話で注文してから行きました。
特に電話では「店内」とも「持ち帰り」とも言わなかったのですが、どうやら「電話してくる客は持ち帰り」というのが一般的なのか、店に着いたら、「持ち帰り用紙袋」が準備されていました。それを店内で開いて食べたのですが、持ち帰り用として「匠味」は本体とソースが別になっていました。しかも、そのソースは二種類あるのです。
どちらかお好みのほうをかけるのか、それとも二種類をあわせてかけるのか、などと疑問に思いましたが、さすがに店員さんに食べ方を尋ねるのも間抜けかと思い、一口食べる度に別々のソースをかけてみました。
そのソースのかけかたが悪かったのか、せっかくの高級バーガーなのに、どのへんが普通のと違うのか今ひとつわからないまま食べ終えてしまいました。高級品というのは扱いが難しいものだと改めて感じました。
2006年11月24日
わかりづらすぎる案内図
仕事でとあるデパ地下の店に行く用事が生じました。たいして広くはない事は分かっているのですが、念のためサイトで店の場所を確認しようとしました。ところが、そのデパートのサイトは非常に構成が分かりづらく、地下街の案内図にたどりつくまで一苦労しました。
さらにそのやっとたどりついた案内図が非常に分かりづらいのです。全体図を見ても字が小さすぎて何が何だかわかりません。部分をクリックすると拡大図が表示されるのですが、それを見ても目当ての店がなく、しかも隣の部分の拡大図にはリンクされていなく、いちいち全体図に戻らねばなりません。
これで探していてはきりがない、と思い、ぶっつけ本番で現地に行ったところ、比較的分かりやすい場所に目的の店がありました。というわけで、結果的には迷わずにすみましたが、そのサイト構成およびサイト内の地図のわかりにくさは非常に印象に残ってしまいました。
さすがはバブル期に店舗を巨大化させすぎ、そのあおりを喰って数年前に経営破綻したデパートなだけの事はあるな、と別な意味で感心させられました。
2006年11月21日
やることなすこと
昨日の帰り、会社を出た直後に傘を忘れた事に気づいたのですが、「まあ、降っていないからいいや」と思い、そのまま帰りました。そして電車に乗っていると、なぜか急にCDが買いたくなり、津田沼で途中下車しました。すると、外はかなりの雨でした。しかし、「一度降りたのだし」と3分ほど雨に濡れて店に行きました。
ところが、買うつもりだったCDは店になく、再度雨に濡れて駅に戻り、さらに幕張本郷から自宅までも雨に濡れて帰りました。
すると翌朝から風邪気味に。ただでさえ帯状疱疹が治りきっていないのにそんな事したのですから、ある意味当然の帰結といえます。
病気の疲れもあって、やや思考力が鈍っていたのでしょうが、我ながらアホな事をしたものだと思いました。やはり病気の時は、治りきるまでは可能な限りおとなしくすべきです。今更悟っても遅いのですが・・・。
2006年11月20日
謎の人材募集
今年に入って「とりあえず安価にコーヒーが飲める店」という事でマクドナルドを使用する機会が増えました。そのたびに気になるのは、トレイに乗っている紙です。以前は、キャンペーンなどによって月ごとだか季節ごとで代わっていたように記憶しています。しかし、今年度に入ってからは、いつ見ても「スタッフ募集」というものしか見ません。しかも写真・宣伝文句も同じです。
それだけ見ると、よほどの人手不足か、などとも思えます。しかし、本当に積極的に募集したいのなら、半年以上も使い回すような事はしないでしょう。ちなみに、「人手不足倒産」なる言葉が存在したバブル最盛期の1990年頃は、店頭に大きな垂れ幕で「朝や昼の一時間だけでも可」などと、今よりずっと高い時給でバイト募集をしていました。それらを考えると、さほど切羽詰まっているとは思えません。
というわけで、様々な点で非常に奇妙な「募集広告」だなと、100円のコーヒーを飲みながらつい考えてしまっています。
2006年11月19日
頭の休め方
帯状疱疹は薬のおかげで落ち着いたので、昨日の夕方あたりから普段通りの生活に戻そうとしたら、夜にぶりかえしの傾向がありました。そのため、今日はおとなしく、朝から晩までほとんど布団の中で過ごしていました。
療養する事を最優先すれば、何もしないでいるのが一番のように思われます。ところが、布団の中で目を閉じたりしていると、あまりいい事が考えられません。なぜか知りませんが、攻撃的な事ばかり考えてしてしまい、一人で怒ったりしてしまいました。
というわけで、何もしないとかえって精神を疲れさせそうなので、漫画や軽い内容の本を読むことにしました。あまり難しいことを考える材料を読むとまた疲れそうなので、それで頭を休めようとしたわけです。その後は、考えて疲れる事はなかったので、どうやらこの方法は成功だったようです。
いずれにせよ、こんな事を考えずにすむよう、健康には注意すべきだと改めて実感させられた「療養生活」でした。
2006年11月15日
嫌われる努力?
帰りの電車に乗っていたら、すぐ近くから「今電車の中だから」という女性の声が聞こえてきました。よくある「電車に乗っている最中に携帯がかかってきた」というやつです。普通ならここで会話が終わるはずです。ところが、それからもその女性は不快そうに話し続けています。そしてしばらくして「どうせ○○さんのほうが好きなんでしょ」と言って強引に切ったのですが、即座にまた着信音が鳴っていました。
どうやら、恋愛がらみで嫌われた男が執拗にかけてきている感じです。それにしても、普通の電話ですらそんなのは迷惑だというのに、電車の中なわけです。電話を受ける方の迷惑も倍増するでしょう。これでは頼むから心から嫌ってくれ、と言っているようなものです。
まあ、本人が分かっていないだけで、誰から見てもどう考えても最悪の事をやっている、というのは意外にある話です。そう考えると、その「彼」の事をうかつに嗤えないのかもしれませんが・・・。
2006年11月10日
分かってはいるけれど・・・
職場の近くに、昼はミルクスタンドで夜は立ち飲み屋、という店があります。色々と興味深い作りをしていたので、興味はありましたが、いつも前を通り過ぎるだけですが。今朝もその前を通ったら、「ミルクソフトクリーム100円」という張り紙がしてありました。
私はソフトクリームが好きで、かつては阪急三番街でビッグソフトクリームなどを食べていました。しかし、年をとるたびに甘い物の許容量が減少し、最近では標準サイズを一つ食べるのにも苦労するほどです。しかしながら、「ミルクソフトクリーム」という、牛乳に自信のありそうな名前と、100円という値段が気になり、一度は通り過ぎたものの引き返して注文しました。
一口食べたところ、期待にたがわぬ牛乳の味が口の中に広がりました。その美味さには正直感心しました。しかし、年による甘い物の許容量低下は相変わらずで、最初の数口を過ぎると味を感じなってしまい、後は何とか食べきったという感じでした。
まあ、最初の一口だけで100円の価値は十分あったので、自分の選択には後悔していませんが・・・。
2006年11月04日
携帯の損益分岐点
3月末に新規契約したばかりの携帯を紛失してしまいました。購入10ヶ月未満の「買い増し」は非常に高くつくのを知っていたので、ドコモショップに解約の相談をしに行きました。すると、「紛失の場合は、10ヶ月以上の料金で買い増しができる。新規の場合、事務手数料のみならず、いちねん割引の解約手数料もかかる」と言われました。
そこで、試算を依頼したところ、9千8百円以上の携帯を買うなら、ドコモショップで買い増しの手続きをしたほうがいい、と言われました。
最新機種へのこだわりもない上に、携帯番号を知らせている人はさほど多くなく、番号が変える事による不利益もありません。そこで、当初の予定通り、9千8百円以下の携帯を新規購入することにしました。
昨日、秋葉原に行った際に調べたところ、902iなら3千円程度で買える、との事でした。7ヶ月前に買った時は、安くて2万8千円くらいだった機種です。毎度の事とはいえ、携帯の値下がりというのはすごいものです。
とりあえず、どの902iにするかを考えてから出直そうと思い、帰宅して調べました。そして今日、千葉に買い物に行ったところ、ちょっとのぞいた小面積の携帯専門店で、昨日の調査の結果「本命」にしいていた機種が、無料で売られて(?)いました。もちろん、無料にするためにはいくつかの条件があるのですが、その条件も、7ヶ月前に秋葉原のヨドバシで前の機種を3千円で買ったときより面倒でありません。
これ以上安くなるわけがないので、即座に購入を決定。購入の際に色々な「携帯販売の裏技」を知ることもできました。
先日なくした機種は、機能はもちろん、他の様々な点で不満だらけだったので、今回の買い換えは様々な意味で「成功」でした。もっとも、携帯のみならず、秋に入ってから少なからず重要な落とし物をしています。それ自体は非常によろしくない事なので、この「成功」を喜ぶわけにはいかないのですが・・・
2006年11月03日
魔法の砂
夜遅く電車に乗ったら、床に「酔っぱらいの記念品」がぶちまけられていました。しばらくすると駅員さんが片付けに来たのですが、持っているのはワックス入れみたいなバケツと箒・ちり取りでした。
あの粘度のたかい物体を箒とちり取りで片付けられるのか?そしてそれをバケツに入れるのか?などと不思議に思いました。すると、駅員さんはバケツの中から茶色い砂のようなものを出し、「物体」にかけ始めました。その後、箒を使うと、あの粘度の高かった物体が、土塊みたいな感じでちり取りに片付けられていました。
その手早さには、華麗さみたいなものを感じたほどでした。世の中には便利な砂もあるものだ、と感心させられました。これまで車内で「酔っぱらいの記念品」を見かけた時は、極めて不快な気分になっていたものですが、今日は違いました。もっとも、だからと言って、再度このような光景を見たいとは思いませんが・・・。
2006年10月30日
必修単位問題
少なからぬ高校が「必修」と定められた科目の授業を行っていなかった、という事が、なぜか急に、毎日のようにニュースになっています。その影響で自殺者まで出たほどです。
率直に言って、なぜこの事が大きく騒がれるのか理解できません。私の場合、高校時代に「自主的必修科目未履修」を行っていました。大学受験において、共通一次(当時)は受けるものの、二次や私立では三科目しか受けない事を二年の時に決めていたため、それに役立たない授業は、睡眠もしくは、受験科目の勉強(俗に言う内職)にあてていました。したがって、化学や二年以降の数学については、学んだ記憶がありません。
その後の受験科目について具体的に調べた事はありません。とはいえ、電車に出る大学の広告を見る限り、試験科目が減ることはあっても、増える事はなさそうな感じです。そのような現状において、ほとんどの生徒が大学進学を希望している学校が、文科省の定めた「必修科目」の代わりに、「入試に出る科目」を教えるのは当然なのではないでしょうか。
仮に今後、「必修科目」の授業実施が徹底されたらどうなるのでしょうか。その科目において、定期試験に備えた知識を一時的に覚えるための手間が増えるだけです。それによって「必修科目を履修した」という事実が残っても何の意味があるのでしょうか。
今回の件は、むしろ「文科省の定める必修科目」の存在意義を見直すための契機にでもしたほうがいいのでは、と思っています。世の中で生きていくために必要な「科目」はもっとあるはずですが、それとかけ離れた次元で「世界史の授業がどうこう」などとあたかも大事件であるかのように報じる記事や談話を見ると、笑うを通り越して呆れてしまいます。
2006年10月29日
「リベンジ」の代償
昭和30年代風味を売りにしている、「東京厨房」という店に昼食を食べに行く機会がありました。色々面白いメニューがあったのですが、他人のおごり、という事もあり、一番豪華な「東京厨房グリル」というのを頼もうとしました。ところが、注文の聞き間違いか、出てきたのは「グリル」でなくて「プレート」でした。「グリル」が量のある肉料理の盛り合わせであるのに対し、「プレート」は会席料理風で、小皿に各種の料理が乗っているという感じです。空腹だったから「グリル」を頼んだにも関わらず、少食向けの「プレート」が来た、という形になり、極めて不本意な結果になりました。
ところが雪辱(?)の機会は意外にすぐにやっていきました。翌日もまたスポンサーのおごりで昼食だったのですが、気に入ったのか、また同じ店になったのです。そこで今度は間違いなく「グリル」のほうを頼み、二日越しの悲願達成に満足することができました。
それは良かったのですが、困った副作用がありました。他の人たちは無難にハンバーグやカツを頼んでいる中、一人で二日続けて「オリジナルブランド」を注文したため、すっかり「あいつは奇妙なメニューを頼む性癖のある奴だ」と思われてしまったのです。おかげで、今後、同じメンツで食事に行った場合は、常に非凡なメニューを頼まねばならなくなった、という雰囲気が場に漂ってしまっていました。
2006年10月28日
かじめる
職場の引っ越しがありました。それに関連していくつかの作業があったのですが、その中に「かじめる」というものがありました。37年間生きていましたが、その言葉を聞くのは初めてでした。ちなみにこれは、LANや電話線の両端についている接続用端子を線とくっつける事です。つまり、これはインターネットをやっている人の大半にとってなくてはならない作業なわけです。
普段、当たり前のようにLAN線を使っていたわけですが、それを使うために、このような作業があり、また、そのための用語が存在するとは思いませんでした。あらためて、世の中には身近ながら自分が知らない事がたくさんあると痛感させられた次第です。
2006年10月27日
かけ流しの天然温泉?
車内吊り広告見ていたら、どこぞの温泉施設の広告があり、「掛け流しの天然温泉」と大きな文字で出ていました。ところがその広告の「注意書き」を見てみると、「一部の浴槽には加熱・加水・循環濾過をしている所もございます」という記載があります。
宣伝する立場としては、「掛け流し天然温泉」も確かにあるのだから、それを宣伝しても問題ないし、それ以外に加水・加熱・循環をしている施設があっても、嘘ではない、となるのでしょう。しかしながら、やはり「かけ流しの天然温泉」を大きく謳っているにもかかわらず、下に小さい文字で「注意書き」を入れているのはいかがなものかと思いました。
私も温泉にさほど詳しくはないですが、かつて行った「掛け流しの天然温泉」では、その温泉を融雪用として、道路に流していました。風呂自体も良かったのですが、それ以上にその「掛け流しぶり」に感心したものでした。それに比べれば、「全体のうちのほんの一部の風呂で『掛け流しの天然温泉』を実現させている」ことなど、宣伝する事自体どうかと思われます。
せっかく高価な設備投資を行って開設したのですから、もっと後ろめたくない部分で宣伝して欲しいものだ、とつくづく思いました。
2006年10月26日
企業価値侵害の判断基準
会長が盗聴を指示した事で有名なサラ金屋が、買収防衛策を発表したそうです。何でも、社外取締役で構成される独立委員会が企業価値が侵害されると判断した時に防衛策が発動されるとの事です。
盗聴の他にも、批判する記事を書いたら、それが事実でもあるにも関わらず、事実無根呼ばわりして裁判を起こす、などという事もやっていました。さらにこれはその会社に限った事ではありませんが、利息制限法を上回る「グレーゾーン金利」で貸し付け、そこで儲けた金を政治家に献金して、利息制限法違反対策の骨抜きをはかろうとしているわけです。
そのような会社の「企業価値が侵害」というのはどういう状況を指すのか、興味深い所です。暴力団系企業の買収ならOKだが、慈善団体とつながりのある企業だったら防衛策が発動されるのか、などと思いました。
2006年10月24日
気がついたら晩秋
今朝は冷たい雨が降っていました。ホームで電車を待っていたら、息が白くなっており、コートを羽織っておけばよかったか、などとまで思いました。つい2週間前まで夏用スーツを着ていたのが遠い昔であるかのようです。
もっとも、考えてみれば10月もあと残り1週間しかないわけで、次はもう11月。いわば「秋の終わりの始まり」という時期なわけです。
しかしながら、これらの暖かさもあり、「気がついたら秋の終わりになっていた」と思ったほどの、急な冷え込みでした。
2006年10月23日
忘れやすい場所?
先週行った客先で忘れ物をしました。仕方ないので仕事が終わってから取りにいったのですが、探している間に、今度はいつの間にか傘を忘れてしまいました。雨が上がって晴れた日なら分からなくもないですが、電車に乗る時に小雨の降る道を歩いているわけです。にもかかわらず、傘を忘れ、しかも気づかないのですから、我ながら呆れました。しかも、探そうとした前の忘れ物もみつからず、ただ忘れ物を追加するだけの結果に終わってしまいました。
私にとって、忘れ物をしやすくなる何かがある客先なのかも、などと思いました。次に行く時に何を忘れるのか、今から不安でなりません。
2006年10月21日
画面と声
TVを見ていたら、「ウルトラセブン」のパチンコの広告が流れていました。ファンを意識して、実際に放送された場面に声だけ吹き替えて流す、という方策をとっています。そして、使ったのは「アパートの一室でモロボシ=ダンとメトロン星人が会話をする」という評価の高い場面を選んでいます。
これだけ見ると、「分かっている」かのように思われます。ところが、この広告、一番重要な所を見落としていたために、とんでもなく冴えないものになりました。
広告のほとんどは、メトロン星人による商品紹介で締められています。ところが、その声は、あれを名場面たらしめた、あの落ち着いた太い声ではありませんでした。おかげで、同じ画像を使いながら、まったくもって別の場面という印象になってしまいました。
もっとも、声がどうであろうと、話している内容は、パチンコ台の宣伝です。逆に言えば、声優さんまで吟味して、本来の声に近い人を選んだ場合、より一層、パチンコをやらないファンにとっては不快だったかもしれません。そう考えると、あの「メトロン星人の声」はむしろ適切な配役なのか、とも思いました。
2006年10月18日
「いじめ事件報道」の「抗議電話」
福岡の「いじめ自殺事件」は、教師が関わったという情報が流れた事により、報道が盛り上がっています。そして、報道の一覧を見ると、半分くらいの記事に「教育委員会に『抗議の電話』が殺到している」などという「国民の怒りぶり」が書かれています。中には、そのような電話の内容までわざわざ紹介している記事があります。
ところで、その「教育委員への電話」というのは、どういうものなのでしょうか。かけている連中は自分たちが正義だと思いこんでいます。そして、抵抗できない事を承知の上で町教育委員会の事務員に電話をかけ、「報道された教師を厳しく処分せよ」などと言っているわけです。
つまり、このような電話をかけている輩は、自分が正しいと思って、抵抗できない相手に言葉の暴力をふるっているわけです。これって、直接か電話越しかの違いがあるだけで「いじめ」の構造と全く同じです。
そして、このような、いい年こいても「いじめ」を続けている輩の非常識な行為を、何か立派な事であるかのようにマスコミは報じているわけです。こんな報道が存在し続ける間は、「いじめ」がなくなる可能性はゼロでしょうね。
2006年10月14日
終電寝過ごし
昨晩、そこそこ飲んで終電で帰りました。飲んで寝過ごすのは何度か経験しているので、携帯のスケジュールアラーム機能を使い、幕張本郷到着直前に音が鳴るようにしました。それに安心したのか、目の前の席が空いたので座り、そのまま寝ました。その後の記憶は定かでないのですが、一度携帯が鳴ってすぐに音を消した記憶がおぼろげにあります。そして気づいた時は二つ離れた新検見川駅でした。
さすがに二駅分歩く体力はなく、タクシーに乗りました。ただ、あまり持ち合わせはなく、しかもその車の表示を見るとカードが使えなさそうな感じです。おかげで、乗っている間、ずっとメーターを凝視する羽目になりました。
幕張本郷に来てちょうど9年目になりましたが、タクシーで帰るのは初の事でした。これからは、「終電では席が空いても座らない」くらいのつもりでいなければならないようです。もちろん、それ以前に、終電になるまで深酒をしない事がより重要なのでしょうが。
2006年10月11日
睡魔
昼下がりの特定時刻になると睡魔に襲われます。休み時間の昼寝や刺激の強い菓子など様々な対策を取っていますが、どうしてもこの「襲撃」には勝てません。まだ、パソコンに向かって仕事をしている時はいいのですが、問題は取引先との打ち合わせの時です。普段と違い、ちょっと席を外すわけにもいかず、足をつねったりして何とか耐えている、という状況になってしまいます。
そんなに眠いなら帰ってすぐ寝れば、という事になりますが、そう都合良くはいきません。日によっては1時を過ぎても全然寝付けない、などという事もあります。そして翌日の午後は・・・という完全な悪循環になるわけです。
本来、人間の体は日中に起きて夜に眠るようになっているそうです。しかし、どうもその基本設定に一部狂いが出ている模様です。それにしても、寝たいときに寝れないで、寝てはならない時に眠くなるあたり、まさしく睡「魔」という言葉がぴったりです。この言葉を考え出した人は偉いな、などと思いながら、今日も睡魔との辛い戦いをしてきました。
2006年10月07日
3枚あっても・・・
ANAから封書が届いていました。特に何の申請や手続きをしたわけでもないのに何だろう、と思って開けてみると、EDY機能つきのマイレージカードが入っていました。何らかのキャンペーンで、EDYなしのマイレージカード会員宛に、無料でEDYつきカードを送付していたようです。
ちなみに私にとって3枚目のANAマイレージカードです。元々持っていた1枚に加え、今年からマリーンズとANAが提携した関係で、FC登録の際にもう1枚届いていたからです。実は、最初にANAマイレージにEDYがついたとき、カードを変更しようかと思ったら有料だったのでやめた、という経緯があります。さらに、マリーンズFCの関係でカードが来たときも、折角だから二枚のカードをまとめてEDY機能を使えるようにしようと思ったのですが、平日の日中に電話しないと手続きができない、との事でこれまた断念していました。
結果的に、500円も払わず、電話もせずに既存のマイレージカードがそのままEDY対応になったわけです。すなわち、何もしなかったのが正解だったわけで、そう言う意味では得したと言えるでしょう。
既にクレジットカードさらには携帯までEDYに対応しているため、これでEDY機能を持つものが、ANAの2枚をあわせ、計4枚となりました。カードの利用ポイントもANAのマイルもEDYになるため、普通に暮らしたり飛行機に乗ったりするだけでEDYが増えるわけです。ただ、それぞれのカードにたまったEDYをまとめる機能はありません。EDY対応携帯同士なら、そのような機能はあるのですが、カードからだとできないのです。おかげで、複数のカードに少しずつEDYが溜まる、という効率の悪い状態が生じてしまいました。
まあ、かつて500円払わないとできなかったANAマイレージカードのEDY対応が、何もしなくても向こうからEDYカードを送付してきたわけです。この調子なら、そう遠くないうちに、この「EDYまとめ機能」も誕生すると思われるので、あまり気にしてはいませんが。
いずれにせよ、ANAマイレージカードが3枚あって仕方ありません。初代と二代目は今後使われる事のないままとなることでしょう。
強風雨
昨日は雨が強く、また、各地で電車が遅れるほどの強風でした。そのため、ただでさえ風が強い幕張本郷では、強風日の名物とも言える、「風で破壊されてそのまま道ばたに捨てられたコンビニビニール傘」が少なからず見受けられました。
そんな中、アパートに戻りました。我がアパートの建っている所はちょっと小高くなっており、裏手の駐車場のところは坂になっています。その坂から敷地に入ったところ、強雨の影響で、小さな川ができていました。さらに駐車場にはかなり巨大な水たまりが。その端のところが「決壊」して川になっているのです。
思わぬ所で、山頂の湖とそこから流れ出す川の小型版(?)を見ることができました。今日は雨が強い時間帯に外を歩く用事があるなど、強雨の被害を受けました。しかし、その水たまりと川を見ていると、このような強雨も捨てたもんじゃないな、という気分になりました。
2006年10月06日
約20年前の生徒手帳
掃除していたら、高校3年の時の生徒手帳が出てきました。中身を見ると、さすがに受験に関するメモがほとんどです。しかし、それに混じって受験生らしからぬ事も色々書いてありました。あるページなど、右側に大学願書の取得方法がメモしてある反面、もう片方には当時なぜかハマっていた、2時のワイドショーの題名がメモされていました。我ながらなぜこんなもんを生徒手帳にメモしたのか、今となっては理解できません。
一方、暦の所には試験の日程などの他に、タイガースの成績が書かれていました。しかし、7月頭を最後に途絶えています。もっともこれは受験勉強に専念するため、というわけではなく、ただ単にタイガースが負けすぎて頭に来たからかと思われます。この年1987年に球団創設2度目の最下位となったタイガースはそこから15年間でAクラスは1回のみでした。いわば長期暗黒時代の最初の年です。今その成績を見ると、改めてその負けっぷりには驚かされました。
それにしても、真面目な事や変なこと、さらには野球の結果などを好きなように書き連ねる、というのは考えてみれば今とそう変わりありません。もちろん、その間の約20年間には当然ながらいろいろあり、ものの考え方をはじめ、色々と自分の中も変化しました。その中で、変わらないところは変わらない、というのはまた面白いものだと思いました。
2006年10月04日
「こだわり」の水準
セブンイレブンに「こだわりのバタピー」という製品があります。税込み105円にも関わらず、量がそこそこあり、駅売店の130円のバタピーと同じ量です。しかも、「こだわりの」と言うだけの事があり、質的にもなかなかのもの。安い落花生製品にありがちの、しなびた豆が混ざっている、という事もなく、粒がそろっていました。
そのため、よく食べていたのですが、ある時期から、変化が生じました。これまではなかった質の低い豆が入っているなど、はっきり味が落ちました。まあ、利益を出すことを考えると、仕方がないのでしょう。こちらも105円しか払っていないのですから、さほど偉そうに文句も言えません。
まあ、「こだわり」にも色々な水準があるという事なのでしょう。出来ることなら、いつかまた、かつての「こわり」を復活させてほしいものですが・・・。
2006年10月03日
酔っぱって運転してはいけないもの
福岡の死亡事故がきっかけになったのか、飲酒運転の摘発が厳しくなっているようです。私は免許は持っていないどころか、ここ25年ほど自転車すら保有していないので、「飲酒運転」の経験は一切ありません。とはいえ、そこそこ酒が入った時に生じる運動能力・思考力の減退を考えると、飲酒運転という行為がいかに危険な行為かという事くらいは分かりますし、ぜひ撲滅してもらいたいものです。折角ですから、「一度でも飲酒運転をしたら免許を取り消して二度と運転できないようにする」くらいに「厳罰化」してほしいもだと思っています。
いずれにせよ、思考力・運動力ともに異常をきたすので、飲酒して運転してはいけない、というのは周知の事実です。ところが、それと似たようなもので、ある意味より危険度は高いのに、公然と行われている不可解な事があります。それは、「料亭政治」に代表される、「夜の酒席で重要な事を決める」という長年の習慣です。
車の運転のように運動能力は使いませんが、飲酒が判断力に影響を及ぼす事は確かです。そのような状態で、極めて重要な事を決める、というのはいかがなものでしょうか。ちなみに、どこかの経済界の重要人物は、夜はかならず「会合」のために空け、そのために早朝から仕事をするとか。そんなに頑張るなら、何も夜に酒を交えずに、昼間の頭のすっきりした時間に普通に会議をすればいいと思うのですが・・・。それとも素面では言えないような無茶苦茶な事でも話しているのでしょうか。
個人的にもかつて関わっていた仕事がらみでこの「夜の重大会議」によってとんでもなく愚かな事が決められ、非常に不愉快な思いをした経験が一度ならずありました。そのため、より強くそう思います。
いずれにせよ、車にせよ政治にせよ経済にせよ、アルコール抜きで「運転」してほしいものです。
なお、最初に書いたように私は飲酒運転には厳しく対処すべきだと思っています。とはいえ、最近になって急に「飲酒運転摘発」のニュースが増える、というのはまた奇妙な事だと思っています。それこそ、何かの事情があって「最近、自動車事故が増えたのは、飲酒運転に代表される運転手のモラル低下だけが原因で、自動車やそのメーカーのせいではない」などという風潮を作る必要でもあるのだろうか、などとまで思っています。
2006年10月01日
知らないものを検索?
最近、電車内や駅に貼られる広告に「詳しくは『○○』という言葉で検索して」と書かれているものが増えました。私は、帰宅するとすぐパソコンの電源を入れるという生活をしています。それでも、車内や駅で見たその「○○」という語句をパソコンが立ち上がるまで覚え続けるのはなかなか容易な事ではなく、結局、一度もその言葉で検索した事はありません。
その中でも、最近、特に奇妙な広告がありました。幕張本郷駅あたりに何枚も「マクハリタマゴ」なるものの広告が出ていました。しかし、実際にそれが何なのか、全然わかりません。広告は複数種類があるのですが、いずれも「×月×日に全貌がわかります。詳しくは検索してください」という感じのものばかりでした。
先述の理由で検索もしないまま、その「発表日」を迎えました。すると何とその正体は本郷と海浜の間に新築されるマンションでした。
一般論として、マンションを買うことができる層というのは限られています。にも関わらず、ただ「検索しろ」というのはどうなのか、と思いました。実際に検索した人がどのくらいいたか分かりませんが、少なからぬ人にとって、それは時間の無駄になったのではないでしょうか。
1枚の紙で表現しきれないものを「詳細はサイトで」という事自体はまあ悪くないとは思います。とはいえ、やはり少なくとも「何の宣伝なのか」くらいは書いておいたほうが読む人にとって親切なのでは、と思いました。
2006年09月28日
視点の変化
仕事で客先に行きました。その会社の場所は、かつての勤務先の近くでした。したがって、駅からの道はついしばらく前まで何度も歩いた道です。最後に歩いてからさほど時間が経っていないので、町並みは全然変わりません。強いて言えば、建設中だったビルが完成したくらいです。しかし、見慣れたはずの道でしたが、かつて見た印象とはかなり違っていました。もちろん、街が変わったわけではなく、自分の視点が変わっているのです。
一番驚いたのは、交差点の脇にある「広告スペース」でした。以前からここにはさまざまな派手な広告看板が出ており、そればかり印象に残っていました。ところが今日そこを通った時、その看板が立っている場所が草の生えた空き地だという事に気づきました。それまではなぜか看板ばかりしか見ておらず、その下がどうなっているかなど、意識すらしませんでした。ところがなぜか今日はその「足下」に目がいったのです。
なぜ今になってそこに気づいたのか、自分でも分かりません。ただ、理由はともかく、この半年近くの間で自分が変わった事を、歩き慣れた場所を久々に訪れた事により知った、というのは面白いものだと思いました。
2006年09月21日
秋の訪れ
朝出勤して、いつものように事務所の窓を開けたらキンモクセイの香りがしました。ちょうど今日から咲き始めたのでしょう。これまでも道を歩いていてキンモクセイの香りがするたびに秋の訪れを実感していたのですが、このような形で明確に「秋の訪れ」を実感したのは初めてでした。
ちなみに、今いる事務所は近日中に引っ越す予定で、来年の秋には同じ所にはいません。そう考えると、「もしかしたら、このように、『窓を開けた瞬間に秋の訪れを感じる』というのは最初で最後の経験かも、などとも思いました。
2006年09月20日
やけに善良そう
駅で振り込め詐欺警告のポスターが貼ってありました。手口を解説しており、詐欺師が巧妙に「本人役」「被害者役」「警官役」などを設定して事に当たるという旨が絵で解説しています。それはいいのですが、そこに出てくる各「役者」の顔はやけに善良そうで、本物の「警官」や「被害者」みたいでした。まあ、文字もよく見れば「振り込め詐欺」を意味している事は分かります。とはいえ、もう少し凶悪そうに描かない事には、あまり注意を喚起する効果はないのでは、と思いました。
2006年09月16日
高遭遇率
現在使っている携帯は、春先に型落ち品を3,000円で買ったものです。この携帯、閉じると黒いが、広げると文字盤部分の上が赤で下が銀、というかなり奇妙な色合いをしています。変わった色なので、他人が同じのを使っているとすぐ気づきます。と言っても、あれだけ携帯は多種多様で、しかも同じ機種でも複数の色があるわけですから、そう同じ物を持つ人を見る機会がありません。
ところが今週は、駅や電車のなかで、やけに同じ色の携帯を持っている人を見かけました。シールを大量に貼って使っている女の子を見る機会もありました。当然、見た目は大きく変わっているのですが、やはりその「黒・赤・銀」の配色は目立ちました。
今の携帯は通算5台目ですが、こんな事は過去にもありませんでした。偶然同じ機種を持っている人を目撃しただけなのか、あるいは、同じ配色で似た形の新機種ができたためなのかは分かりません。というわけでちょっと奇妙な気分になった一週間でした。
2006年09月14日
高セキュリティの欠点?
インターネットバンキングを使おうとしたら、エラーが出ました。ID・パスワードとも問題ないはずなのですが、何度やっても入れません。サポート電話にもかけてみたのですが、先方も「何らロックはかかっていません」と返事をするのみでした。
そこで諦め、日を改めて再び挑戦しました。このネットバンクは固定のID・パスワードに加え、先方から送られてきたカードに乱数表があり、画面に指示された座標に記載されている文字を入力するとログインできる仕組みになっています。ところが、一晩経ってそのカードを見直してみると、該当する座標の印刷がかすれ、別の文字に見えていました。確かに違うものを入力しているのですから、入れるわけがありません。
高度なセキュリティを持つインターネットバンキングが、「印刷のかすれ」などという古くからある問題によってログインできなかったわけです。そのギャップには、我が事ながら苦笑するよりありませんでした。
2006年09月13日
よほどショックだったらしい
朝から、想定していなかった事態が発生し、半ば頭がパニック状態になっていました。まあ、呆然とし続けていても仕方ないので、地下鉄に乗って次の目的地に行こうとしました。そこの駅は都営と東京メトロの接続駅なのですが、ショックがさめやらなかったのか、東京メトロに乗るつもりなのに、都営専用の階段を下りていました。
気を取り直して地上を歩き、別の入口から階段を下りました。こちらは、両鉄道共用で、地下1階が東京メトロに、地下2階が都営になっています。ところが、これまた気づいたら都営の改札口に。今度は1階分戻るだけで事なきを得ましたが、あまりにも間が抜けています。
どうやら、頭のほうが事態から立ち直れていなかったようです。おかげで、倍くらいの時間をかけて東京メトロの改札にたどりつきました。ある程度見当がついていれば、多少の困った事態にも何とか対応できます。しかし、今回はあまりにも予想外すぎて、復元力が麻痺してしまったような感じでした。なかなか、逆境に強くなるのは難しいものです。
2006年09月10日
最後の猛暑?
昼前に買い物に出たら、相変らずのムッとくる暑さ。明日から9月も中旬だというのに、その日差しは、肌に刺さるような厳しさがあります。「相変らず暑いな」と思って歩いていたら、ある店の集客用黒板に「今日は暑いですが、明日から寒くなります。体調管理には気をつけて」と書いてありました。
帰宅して確認したら、確かに明日の予想最高気温は33度。今日よりも6度近く下がります。そうなると、あの肌が痛くなるような暑さも、「これが今年の夏の最後か」と思うと、むしろ寂寥感みたいな印象に変わりました。もっとも、一度は涼しくなるとはいえ、最近の気象だと、また暑さがぶり返すかもしれませんが・・・。
2006年09月06日
新聞での「列島中」
夕方に外出する用があって電車に乗ったら、向かいの人の読んでいた夕刊紙が目に入りました。そこにはデカデカと「列島中が祝福」と書いてありました。帰りに乗った電車で向かいの人が読んでいた夕刊にも似たような事が書いてありました。
しかし、我が職場では、朝、出勤してきたら、一人の人に「前から性別は分かっていたようだね」と声をかけられたくらい。しかも、会話はそこで終わりでした。後は、職場の雑談のタネになることすらありませんでした。
そういう事もあり、自分にとっては、新聞の中だけで騒いでいる、という感じでした。だいたい、偉い人が「格差はある。再チャレンジの機会を作ってやるからそれで我慢しろ」などと公言している世の中で、その「格差社会の頂点」みたいな家の事を、格差の犠牲になっている人たちが我が事のように喜ぶのか非常に疑問です。
ところで、あのテの記事・番組には「喜びにわく街の声」みたいなのがよく出ます。実際に不特定多数にインタビューをすれば「全然興味がない」と答える人もいるはずです。でも、そういう人たちは列島にいない事になってしまうのでしょうね。
2006年09月05日
視点の変化
先月末までいた仕事場には、「月刊ガソリンスタンド」という雑誌がありました。ガソリンスタンドなど、18年ほど前に大学の先輩の車に乗せてもらった時以来、ずっと行くことはありませんでした。
まあ、そうそう読む機会がないので、昼休みなどに読んでいたのですが、これが思いのほか面白く、ハマりました。基本的には、「儲かるガソリンスタンドを学ぶ」という記事なのですが、そこに書かれている体験談は、ガソリンスタンドと縁のない私でもいろいろと考えさせられるものでした。
というわけで、すっかりガソリンスタンドに詳しく(?)なったわけですが、そうなると、街を歩くときの視点が変わります。これまで、ガソリンスタンドの前を通っても何とも感じませんでした。しかし、今では、まず遠くに見えるガソリンスタンドの看板に敏感になり、「これは○○系か」などと気になります。さらに前を通ると、「フルかセルフか」はもちろんの事、「洗車はどうなっているか」だの「車が入った時の従業員の反応ぶり」だのまで気になるようになってしまいました。
約1ヶ月半の1日数分の「読書」がこれだけの影響をおよぼすとは思いませんでした。我ながら意外なものに影響を受けたものだと驚いています。
2006年09月03日
快適ながら不思議な環境
休日出勤しました。朝、誰もいない事務所に入ると、ちょっと空気が淀んでいたので、ちょっと窓を開けることにしました。まだ午前中という事もあり、外の空気もさほど熱されておらず、爽やかとまではいきませんが、風が吹いてきます。そして、外からは、もう9月になったにも関わらず、遠くから蝉の声が聞こえてきます。
最初は、なかなか快適な朝のひとときを味わっていたのですが、そのうち、奇妙な事に気づきました。今の職場は、近隣に比較的大きな公園、さらは高級ホテルが二つあるなど、比較的緑が多いところにあります。ところが、窓を開け放しているにも関わらず、虫が入ってくる事はありません。蝉の声は相変らず響いているのですが、窓辺に蝉が飛んでくる事すらありません。
おかげで、窓を全開にできて無事空気の入れ換えがすんだわけです。しかし、この虫一つ入ってこない、というのは、原因が分からないながら、ちょっとした怖さの混じった不思議さを感じてしまいました。
2006年09月01日
8月31日の定番
かつて、8月31日と言えば、「長い休みが終わる日」でした。ある年などは、宿題の絵がどうしても終わらず、徹夜して描く、などと言った子供向け漫画のキャラみたいな思い出もあります。しかし、高校卒業以降は、ただの「8月が終わる日」でしかなくなりました。
ところが今年、いろいろあって、8月31日までの終えねばならない業務が生じました。もっとも、子供の頃の夏休みと違い、毎日仕事に行っているわけですから、「つい怠けて31日になって慌てて・・・」という事はないはずでした。ところがいざ31日になると、仕上げの段階でなぜか予定外の事件が発生し、ほんのわずかですが慌てる羽目になりました。その時思ったのは、「二日前くらいに完全に片付けておけば・・・」という、子供の頃に感じたのと同じ後悔でした。人間、意外に成長しないものだと我が事ながら苦笑させられました。
2006年08月29日
世界が広がる
とある所から買い換えで余った21型TVを入手しました。これまで7年くらい14型のTVを見ていたのですから、1.5倍に広がった事になります。まだ、1日しか経っていないこともあり、パッと画面を見た時にその広さに驚いたりしてしまいます。
まあ、毎日見るものですから、すぐに慣れて、それが当たり前になってしまうのでしょうが・・・。とりあえず、慣れるまでの当分の間、1.5倍に広がった世界を楽しもうと思っています。
2006年08月28日
寝坊猫
朝、仕事場への道を歩いていたら、マンションの軒先で猫が寝ていました。やけに気持ちよさそうな寝顔なので、携帯で撮ってみましたが、見たときほどの寝顔の気持ちよさは、私の携帯撮影技術では表現できなかったようで、ちょっと残念です。
クリックすると同じ窓で大きい画像が開きます。
2006年08月26日
248分の76
冥王星が惑星から外れるというニュースがあり、かなり話題になりました。実生活には何ら関係がなのですが、やはり子供の頃から「水金地火木土天海冥(20世紀末は冥海でしたが)」という言葉に慣れているだけに、多くの人が喪失感を持ったのでしょうか。。
それにしても、1930年に発見されたわけですから、76年間の惑星人生(?)だったわけです。冥王星の公転周期は248年だそうですから、「惑星」になってから太陽を一周することもなかった事になります。星のスケールから考えると、「ほんの一瞬だけ惑星だった」といったところでしょうか。
というわけで、ここ数日の地球での大騒ぎをよそに、今日も冥王星は普段通り自分の軌道をまわっているのだろうな、などとニュースの記事を読みながら思ったりしました。
2006年08月24日
見なくなった看板
町を歩いていたら、「月極駐車場」という看板を見ました。かつては、至る所にあるため、「『げっきょく』駐車場は全国どこにもある超大手だ」などという定番みたいなギャグがあったほどでした。しかし、いつの間にか、全然見なくなりましたため、その看板を見たときは、懐かしさみたいなものを感じました。
私は車に乗らないから詳しいことは分からないのですが、貸駐車場の料金は月単位で表示されています。ある不動産系の検索サイトを見ても、トップページの「駐車場」という所をクリックしたら、「トップ>月極駐車場」となっていました。もしかして、「月極」が一般化しすぎて、表示する必要がなくなったために、「月極駐車場」という看板を見なくなったのでしょうか。
あと、蛇足ですが、時間貸しの「Times24」という駐車場は、北は北海道から南は鹿児島まであるそうです。かつては冗談のネタでしかなかった「全国各地にある駐車場の超大手」が実在する、というのもまた時代の変化を感じさせられます。
2006年08月18日
最善の盛りつけ
仕事場にあるカフェテリア形式の食堂で冷やし中華を頼みました。普通、冷やし中華というと、麺の上に具が乗って出てくるのですが、そこでは効率化のためか、丼に盛った麺に汁がかかり、それと別に作り置きした具の乗った小皿が出てくる、という方式でした。
冷やし中華は大好きですが、千切りの胡瓜が麺に混じるのが苦手な私としは、この形式は大歓迎でした。というわけで、具は具で食べて、麺だけを賞味しました。胡瓜のみならず、細切りの具を混ぜるより、こうして食べたほうが私にとっては美味なのです。
そういう訳では、最善の状態で出てきた冷やし中華でした。しかし、味のほうは残念ながら「並の社食以下」でした。まあ、550円の冷やし中華にそこまで期待しても仕方ないのでしょうが。
2006年08月15日
生命力の強さは認めるが
舗装の隙間から生えたブドウが実を結んだ、というニュースを見ました。しばらく前には、同じような状況で大根が生えた、というニュースがありました。いずれも生命力の強さをたたえる美談みたいな感じで記事になっています。しかし、本当にこれは喜ばしいものなのでしょうか。
我が家の近くには陸橋が何本かありますが、いずれも草が豊富に生えています。特に中央分離帯のあたりは、かなり背丈の高い草もあり、ちょっとした草むらになっています。もちろん、これも「生命力の強さ」ではあります。しかし同時に、その根が舗装の中を伸びる事により、強度を落とすわけです。さらにそれが枯れて土になり、新たな草が生えて根を伸ばす、というのが繰り返されるわけです。これが続くと、いつか大変な事になるのでは、とその草の「生命力」を見る度に心配になります。
もちろん、ブドウも大根も陸橋に生えているわけではありませんから、実害はないでしょう。とはいえ、この「舗装の中から植物が生える」という事の問題点をもう少し考えてみてもいいのでは、とも思います。
2006年08月14日
ほぼ同時に
横浜駅から京浜急行に乗り換えたら、電車遅延との事。総武線快速・横須賀線はほぼ提示だったので、その時点では京浜急行だけかと思っていました。ところが、仕事場に着いた後で大規模停電があった、との情報を得ました。記事をみたところ、朝7時半過ぎに江戸川河口近くで船のクレーンが送電線に接触したためだとの事でした。その時間は既に電車に乗っていたのですが、時刻表で確認したところ、ほぼ同じ頃に、ちょうど江戸川を渡っていました。
総武線快速なので、現場とはかなり離れてはいます。とはいえ、ちょうど事件が発生した頃に同じ川の上にいて、それによって発生した被害を知ったのは、約1時間後の横浜だった、というのは、なかなか奇妙な感じでした。
それはともかく、電線三本で140万近い世帯が停電とは驚かされます。意外なところで、「ライフライン」のもろさを知らされました。今後、対策は施されるのか、ちょっと気になります。
2006年08月12日
稲妻
昼下がりにいきなり雷の音が響きました。今日も仕事だったのですが、ビルの外を見ると、西の方向の空が真っ暗になっていました。南のほうは薄日がさしているような明るさなのに、対照的です。そしてしばらくすると稲妻が間断なく光り出しました。高いビルから見ているためか、文字通りの「稲妻」という感じで、暗い空に一筋の電光が一瞬だけ光ります。しかも、度ごとにその光の柱が長く・近くなっていくので、いくら室内にいるとはいえ、ちょっと怖さを感じたほどでした。
その時は、限られた一帯の空が暗かったので局地的なものだと思っていたました。ところが、帰宅してニュースなどをみたところ、雷の影響で山手線が止まり、ナゴヤドームで停電が起きるなど、かなり広範囲で落雷があった模様。雷の仕組みはよくわからないのですが、広範囲で落雷が発生するような大気の状態だったのでしょうか。
ちなみに、各所で雷サージによるPCの被害も続発したとか。そういう話を聞いた時や、稲妻に恐れおののいている間は、4~5千円くらい出費して雷ガード機能付きの電源タップでも買おうかなどと思います。しかしながら、少し時間がたつと、「まあ、我が家は被害に遭わなかったことだし・・・」という気分になって買う気がなくなります。どうも自分は、典型的な「喉元過ぎれば熱さを忘れる」的な思考の持ち主のようです。
生存競争
家に入ろうとしたら、扉の前に猫がいました。わざわざアパートの2階まで何をしに来ているかと思ったら、その前にはザリガニがいました。そこにザリガニがいる事は、猫がいる以上に奇妙ですが、おそらくは同じ階に住む子供が飼っているのが逃げたのでしょう。
というわけで、その猫はザリガニを食べようと狙っていたようです。しかしザリガニもハサミを振り上げて威嚇しており、猫は手を出し切れず、膠着状態という感じでした。
私の姿を見た猫はいったん退却をしました。しかし、再び扉を開けて様子をみたら、また「にらみ合い」になっていました。せっかくだから写真でも撮ろうと思ってデジカメを引っ張り出したのですが、再度扉を開けたらザリガニの姿はなく、ちょうど猫が立ち去るところでした。どうやら、猫の勝利に終わったようです。
こんな間近で「生存競争」を見るのは初めての経験でした。それにしても、この猫は、どうやってザリガニの存在に気づいたのでしょうか。こちらが知らないだけで、普段からアパート2階の共有部分を「調査」しているのだろうか、などと気になりました。
2006年08月07日
青空と入道雲
現在、仕事場になっているビルはガラス張りのうえに事務所が13階にあり、しかも周囲に高層ビルがありません。そのため、以前も書きましたが、休憩室からの見晴らしはかなりのものです。普段はそこから市街やそこを走る電車・海およびそこにかかる橋を見ていますが、今日はちょっと気分転換に視点を上げてみました。すると、晴れ渡った青空にはいくつもの入道雲が浮かんでいました。
子供の頃は、「夏=入道雲」というくらいよく見ていましたが、ここ何年もの間、昼間に空を見上げる機会はありませんでした。以前の仕事場からは空はあまりよく見えませんでしたし、休みの日に外に出ても、暑さのために空を眺める余裕がなかったからです。
というわけで、久々に「夏の入道雲」をじっくり見る機会を得ることができました。毎日のように入道雲を見ていた子供の頃から20数年たち、当然ながら自分もその周辺もいろいろ変わりました。しかし、夏の青空とそこに浮かぶ入道雲は昔と変わっていませんでした。
「世の中は移り変わるものだけど、変わらないものは変わらないんだな」などと、あらためて感じた昼休みでした。
2006年08月05日
着実に縮小
久々に津田沼のユザワヤに行きました。一通り館内を歩き、最後に地下に行ったところ、一部がゲームコーナーになっていたものの、フロアの6割くらいは何もない「空き地」になっていました。
ここのユザワヤ、開店当初は地下1階地上3階だったのですが、3階部分は現在はダイソーになっています。そして、地下もこの状態ですから、売り場面積は開店当時の半分近くにまでなっているわけです。
ほぼ駅前という好立地条件なのですが、なかなか商売というのは難しいもののようです。隣接する元ダイエー津田沼店跡も、相変らず地下から3階までが空き室のままという事もあり、何かもの悲しさみたいなものを感じました。
2006年08月04日
的中した占いの制作費
弁当のおかずで入っていた冷凍食品の紙小皿(?)を見たら、星占いが書いてありました。なんでも、山羊座の人と仲良くするといい事がある、との事です。山羊座と言えば、確か嫁さんがそうだったはず、と思い、帰宅して確認するとやはりそうでした。まあ、嫁さんと仲良くして悪いことがあるわけないですから、これは的中しています。身内に占師がいるにも関わらず、星占いをはじめ、あらゆる占いを一切信じない私ですが、これだけは正しいと思いました。
そこで、この御利益のある占いの作成経費はどのくらいなのか、などと考えてみました。この冷凍食品はおかずが6個入って200円弱ですから、1個33円くらいです。その33円から原料費・加工費・利益などを算出すると、占い一つ当たりの「見料」は5円くらいでしょうか。そんな占いでも当たる時は当たるわけですし、一方で著名な占師が的外れな事を言うわけです。おかげで、的中したにも関わらず、これまでの占いに対する認識はますます強化されてしまいました。
2006年08月03日
判定と抗議電話
昨日行われたボクシングの試合で、判定に不満を持った人の「抗議電話」でTBSの電話回線がパンク状態になったそうです。さらに、ボクシングの運営団体や、他の各報道機関にも、「抗議電話」が大量に寄せられたと、各紙が報じています。
ボクシングの判定基準など、かなり専門的なものだと聞いていますが、その基準に詳しい人がそんなにいるとは思いませんでした。意外に日本にはボクシング通が多いようです。
とはいえ、判定は判定、仮にTV局の電話回線が10日間麻痺するほどの「抗議電話」を殺到しても覆るものではありません。ましてや電話を受けるのはボクシングの専門家でなく、TV局の事務員です。いくら電話したところで、納得のできる回答など得ることは絶対にできません。
というわけで、そのような「抗議電話」などは、先方の業務の滞りとNTTの収益に貢献するだけでまったくもって無駄な労力だと思います。ところが、そのような無意味な事をもとに、マスコミも「世間の声」みたいな感じで記事を作るわけです。「言論機関」なのですから、もっと高度な方法で報道してほしいものです。
まあ、もともと、今回の試合の盛り上がり自体が、マスコミの熱心な煽りによるものです。それに対する報道ですから、品質もこの程度が妥当、と言えるのかもしれません。
8/4追記・趣味がボクシング観戦、という方のブログで、その試合と判定に関する興味深い記述がありました。「世間の声」とはかなり違う内容です。
2006年08月01日
価値観
居酒屋チェーンの社長がインタビューで「一生楽して暮らせる金を稼いでいてもまだ働くのを辞める気がない」みたいな事を言っていました。さらに、その考えを社員にも「共有」させようとしているような事も言っていました。自分がどう考えようかは自由でしょうが、部下とはいえ他人に強要するのはどうなのでしょうか。さすがにそこまで社長の権限は及ばないとおもうのですが・・・。
あと、一生楽して暮らせる金があるならば、後は金儲けではなくて社会貢献などに費やしたほうが人生として有意義なのでは、と思います。もっとも、そんな事を考えているようでは「一生楽して暮らせる金」などは稼げないのかもしれませんが・・・。
2006年07月30日
永久に覚えられない作業
ジーンズを買いました。今世紀に入って初めてです。かなりのペースですが、これは普段スーツで過ごす上に、体型も変わらないので、新しいのを買う必要がないため、こうなりました。
スーツを近所の洋服屋で買うときは、一応店員さんがついてくれるので、比較的に何も考えずに自分の体にあったものを買うことができます。しかし、1本2千円のジーンズでは当然ながら店員さんがついてくれる事はありません。
というわけで、サイズの見積もりから試着さらには裾上げの長さ設定まで全て自分でやるわけです。6年ぶりの経験なので、当然ながら前回どうだったかなど覚えていません。とういうわけで、手探り状態でかなりの無駄な動きをやりながら、何とか一連の手順を踏んで買うことができました。まあ、約6年ぶりですから仕方ないでしょう。そして、この経験が生きることはなく、数年後に行われる予定の次回のジーンズ購入の際もまた戸惑うに違いありません。
2006年07月29日
朝に強くなった?
先週の月曜日から13日間連続で早起きをしました。うち平日の10日間は6時半起きで、土日も7時起きでした。あらかじめこの予定が決まった時は、自分でもやっていけるのか、と不安でした。しかしいざやってみると、うち3回ほど飲み会があったにも関わらず平然とこなせました。途中、「起きるのが辛い」という事は一度もありませんでした。
10代のある時期からすっかり朝が弱くなり、「自分は朝は強くない」と思っていたのですが、この「実績」を見るとそんな事はなかったようです。もっとも、考えようによっては、「早起きが苦にならない年齢になってしまった」と言えるのかもしれませんが・・・。
2006年07月27日
時代を反映した誤植?
日経新聞の国際面を読んでいたら、ヘッジファンドに関する記事で「規制導入に積極的な民主党系委員と共産党系委員による規制反対派が」という記述がありました。一瞬、驚きながら「欧州の話か?しかしそんな二大政党の国あったっけ」と思って読み返してみると、「米証券取引委員会が」という文字がありました。どうやら、「共和党」と「共産党」を誤植したようです。最初は、「一文字違いでここまで意味が違う誤植も珍しいな」と思いました。
しかし、よくよく考えてみれば、中国のように、高度経済成長の影で格差拡大に公害問題多発、などという政策を行っている「共産党」もあるわけです。そう考えれば、さほど米共和党との違いがないと言えるのかもしれません。それこそ、自国の利になると思ったら「ヘッジファンドの規制反対」をしてもさほど驚かないでしょう。
そんな事もあって、記事を書いた人も校閲した人もつい見逃してしまったのかもしれません。ある意味、時代を反映した誤植と言えるのかも、と思いました。
2006年07月26日
「かき」と「かけ」
以前から「かき揚げ」があまり好きではありません。天ぷら自体は好きなのですが、中の具が苦手でもないのに、なぜか食欲がわきません。自分でも不思議に思って苦手になった原因を思い出そうとしたところ、20年ほど前の一つの体験にたどりつきました。
当時、高校生だった私は、日曜に模試などを受けたときの昼休みに立ち食いうどんに行くのを楽しみにしていました。当時は一番安いところで、かけうどん一杯が150円でした。それだけで昼食をすませられる、という事がなんかえらく得したような気分になったものでした。
そんなある日、初めていく立ち食いそば屋で昼食に入りました。いつも通り「かけうどん」と言ったのですが、店員の言った請求額は300円を越える額。「品書きを見間違えたか?」と不思議に思っていると、出てきたうどんにの上には「かき揚げ」が乗っていました。店員が「かけうどん」を「かき揚げうどん(かきうどん?)」と聞き間違えたのでしょうか。
予算を上回る「高額請求」に、頼みもしない具、そしてそのおかげで油っこくなってしまったつゆと、その短い食事の時間は辛いものがありました。
振り返ってみると、どうもそれ以来「かき揚げ」が苦手になったようです。子供の頃の嫌な体験というのは妙な形で残るものだと思いました。
人生を左右する布一枚
乗り換えようと駅の中を歩いていたら、前方に床に座り込んでいる女子高生がいました。最近ではすっかり路上や車内で地べたに座り込む人も珍しくなくなり、そのくらいでは変だとは思わなくなりました。しかし、この女子高生はさらに変でした。そのしゃがんだ体制のまま、野球の捕手のような姿勢で立ち上がったのです。そちらの方向に歩いていた私は、その「一部始終」を見てしまいました。
距離はかなり離れているので、分かるのは「制服を着ている」「足の姿勢が通常ではない」という事だけで、それ以外は何もわかりません。しかし一瞬、その立ち上がる様を目撃したのが、何かすごい事であるかのような気分になってしまいました。
著名人だの新聞記者だの教師だのが、「その一枚」を携帯カメラで撮影しようとして地位も名誉を失ってしまうニュースをよく見ます。そのようなのを見たり聞いたりするたびに、「何でそんなしょうもない事で」と思っていたのですが、いざ経験してみると、彼らの心境が少しは理解できるような気がしました。
しかし、その一瞬が終わって冷静な状態に戻ると、やはり布が一枚が一瞬見えただけの事でしかない、という事に気づきました。当然ながらそれによって何ら得るものもありません。もしかしたら、その布一枚のために人生を棒に振った人たちも、後になって同じような心境になって後悔しているのかも、などと思いました。
というわけで、そのような「踏み越えてしまった人々」の心境の一片を理解(?)できた、という点においては貴重な経験ができました。
2006年07月24日
本当に困れば
今の仕事場はいろいろと面白いのですが、数少ない欠点として「椅子が低い」というのがあります。一番最初に座った時に、あまりの低さに高さ調節レバーを引こうとしたらそれらしきものがないので、そのままにしていました。
おかげであまり足のほうは快適ではないのですが、まあ何とか過ごしていました。ところが昨日は、私にとっては年に5回ある「商談机とパイプ椅子を運びまくる日」でした。そこでちょっと頑張りすぎたのと、その前の10日ほどの「低い椅子」の相乗効果か、夜半当たりから軽い腰痛と背中の筋肉痛を併発してしまいました。
おかげで、普段以上に低い椅子に苦しむ羽目に。いっその事、空いている椅子を借りようかと思い、他の椅子を見ていたところ、同型の椅子の付け根に大きなネジみたいなものがあるのに気づきました。
自分の椅子も確認したら、やはり同じものがついています。そして、それをねじったところ、見事(?)高さの調整ができました。そこからは楽な姿勢で仕事ができたおかげで、夕方には痛みも引いていました。
やはり本当に困らないと、必死になって解決策を探さない、という事なのでしょうか。まあ、最初に調べた時にそのくらい気付よ、と自分自身に突っ込みを入れたくもなりましたが・・・。
2006年07月23日
何をやってもダメなとき
将棋大会に出場しました。もともと将棋は弱いのですが、今日はとくにガタガタ。相手の玉が簡単に5手で詰んでいるのにその手が分からずに逆転負けをするほどでした。
あまりの頭の状態の悪さに、少しでも栄養をつけようと、コンビニにドリンク剤を買いに行きました。奮発して500円のを飲もうとしたのですが、なぜか商品棚を見間違えて、200円のを買っていました。それほど脳が疲弊しているのですから次の対局もいわずもがなの惨敗でした。
まあ、頭が働かない時は何をやってもダメという事でしょう。仕方ないので「今日はどうせ勝てなかったに違いない。ならば間違えたとはいえドリンク剤の料金を300円節約できたので、得したとも言えるだろう」と思うことにしました。まあ、自分で振り返っても負け惜しみ以外の何者でもないのですが・・・。
2006年07月22日
特定の目的においては優れた体質?
年に数回、指と手のひらの皮がむけます。父親もそうなる事があると言っていたので、遺伝なのでしょう。別に痛かったり出血したりはしませんが、うっとおしいもので困っています。
とはいえ、これまでは特に実害はありませんでした。ところが先日、ある所で指紋認証の実験をしたところ、そのボロボロさゆえか、機械が私の指紋を認識してくれませんでした。その認証機の能力にも問題はあるのでしょう。とはいえ、この時季に限ってとはいえ、「指紋が認識されない」というのは、なんかすごい事のように思えました。それこそ、仮に何かやらかして、その時の指紋が残っていても、通常の状態に手が戻ってから照合すると、「別人」となる可能性もあるわけです。
そう考えると、もし犯罪者だったらこの体質はかなりの利点になるのでは、と思いました。もっとも、犯罪をやる予定はないので、宝の持ち腐れ(?)でしかないのですが・・・。
懇親会
今の仕事場は複数の会社の人で構成されており、その仕事場主催による「懇親会」がありました。事務所にはいるものの、会話する人は非常に限られた環境で普段仕事をしています。そういうわけで、ちゃんと会話ができるのだろうか、などと不安に思っていました。しかし、厳しい専門家だと思っていた人が、純朴かつ爆笑トーク連発の人だったなどと、意外な一面を知ることができました。
これまで、飲みに行くと言えば、気心のしれた仲間と行くのと、前の職場主催の義務的なものばかりでした。前者はもちろん非常に楽しいのですが、後者についてはいろいろあって、常にえらく疲れさせられました。おかげですっかり、「仕事での飲み=義理で参加する苦行」という認識になっていました。
しかし、同じ「仕事でのつきあい」でもこれは全然違いました。というわけで、そこから1時間半かけて帰宅したにも関わらず、疲れを感じる事もありませんでした。まあ、偶然、いい人が近くにいた、というのも要因もあったとは思いますが・・・。いずれにせよ、転職しなかったら絶対に分からなかった貴重な経験をすることができました。
2006年07月20日
一面差し替えで感じる地域差
毎朝、駅の売店で日経新聞を買って電車の中で読んでいます。今朝、私が幕張本郷で買ったものの見出しは「郵貯カードにSuica機能搭載」でした。ところが、仕事場に行ってつるしてある日経を見たら、「昭和天皇はA級戦犯合祀に反対して靖国参拝をやめた」に差し替えられていました。よほど締切りギリギリに入った「特ダネ」だったのでしょう。
それにしても、東京からの距離はさほど変わらないのに、千葉版では入らずに横浜版には入る、というあたりに、両県の地位の差を感じました。
なお、個人的には経済新聞なんだから、別に「郵貯カードにSuica」のままでもいいのでは、とも思っています。また、差し替えられた記事のほうですが、「あいつらのせいで負けたのに、なんで拝まなきゃいかんのだ」という感情だったのだろうか、などと思いました。
2006年07月17日
同姓同名の格闘家の試合を見る
TVをつけっぱなしにしていたら、いきなり、名前を呼ばれました。驚いて画面を見ると、格闘技をやっており、「大野崇(たかし)」という選手の紹介をやっていました。それがキックボクシングなのかシュートボクシングなのかK1なのかも分からなかったのですが、字が違うとはいえ、同姓同名のよしみ(?)で、観戦しました。
相手の選手はオランダのデンデレ選手。名前だけ見るとデレデレしている感じですが、もちろんそんな事はなく精悍な外見をしています。
というわけで、ルールはもちろん、種目すらわからずに見ていたのですが、途中、大野崇選手の素人でも見事と分かるハイキックが命中し、ダウンを奪います。結局、これが大きく、その後ともに決め手を欠いて判定になるものの、三人の審判全てが大野崇選手の勝利と判定しました。
単に名前の呼び方が同じだけの赤の他人ではありますが、TVから「大野たかし、勝利!」などという声が聞こえてくるとやけに嬉しくなりました。今後もどんどん活躍してほしいものです。(参考・試合経過)
2006年07月13日
故郷と絶景
夏の間、横浜に出向するような形で働くことになりました。7時前に家を出るなどいろいろ大変ですが、仕事場に着くと、不思議に落ち着きます。実は、私自身は東京生まれですが、父は横浜の生まれで、20代の頃まで本籍地も横浜でした。もしかしたら、その遺伝子みたいなものが、「横浜への愛着」を本能に伝えているのかも、などとも思っています。
あと、昼食はビルの見晴らしのいい所で食べているのですが、そこからは鉄道三路線を一望することができます。ほんの十数分の間に、10種類以上の車種を見ることができ、これはまさしく鉄道ファン冥利につきる絶景です。
というわけで、期間限定の横浜生活(?)を可能な限り楽しもうと思っています。
2006年07月12日
忘れて気づく最大用途
朝、電車に座り、予定を確認しようとしたら、携帯を忘れている事に気づきました。最近になってから、コンビニの買い物にも携帯を使うほどなので、一瞬、青くなりました。しかし、今から家に戻ると遅刻なのであきらめるよりありません。まあ、緊急の電話なら職場にかかってくるだろうし、と思って開き直りました。
実際、仕事中も特に不安になることはありませんでした。ただ、問題は仕事が終わって帰るとき。この時間はメール速報に球団公式サイト、さらに今月から加入したパ四球団動画中継まで駆使(?)して野球観戦を楽しむ事にしています。しかし、携帯がなければ当然ながらそれはできません。実際、帰宅して携帯を確認したら、緊急でない留守電一件の他は、全部野球関係のメールでした。
もちろん、他にも帰りがけに不慣れな所に行ってATMを探すのに苦労した、などの携帯がないゆえの不便さは感じました。しかしながら、少なくともシーズン中の自分にとっては携帯の最大の用途は野球観戦だ、という事を自覚させられた一日となりました。
2006年07月10日
ものの貴賤
昔読んだ「ドラえもん」に「友達の従兄弟がスポーツカーを自慢するのを悔しがるのび太のために、機械に催眠術をかける道具を使って、そのスポーツカーをごみ収集車のように思わせる、という話がありました。
車の「貴」がスポーツカーで、「賤」がごみ収集車、という感覚なのでしょう。確かに、これは世間一般の感覚として普通かと思います。しかし、仮に全国のスポーツカーが全て一週間動かなくなってもたいした事はありません。しかし、全国のごみ収集車が一週間動かなくなったらどうなるでしょうか。そう考えてみれば、自ずとどちらのほうが重要な存在であるかがわかります。
この漫画に限った事ではないのですが、本質的な価値でなく、一般的に見た目の印象で物事を上下を決められるような風潮が少なくありません。何とかしたいものです。
2006年07月07日
質の低下
新聞の匿名囲み記事で、「大学生の質の低下」について書かれていました。なんか現在の就職活動の状況にかなりお怒りのようです。しかし、それは大学生の問題ではなく、企業の問題だと思うのですが・・・。にも関わらず、「3年の頃から就職活動をするような学生は」だのと批判するのですから、これぞ本末転倒の典型例みたいな話です。どの学生だって、好きで3年の頃から就職活動してはいないと思うのですが・・・。
というわけでこの記事を読んで大学生の質は心配にはなりませんでしたが、マスコミの質の大幅な低下については大いに気になりました。
2006年07月06日
関東ローム層
渋谷のあたりの小道を歩いていたら、水たまりがありました。前日の雨の名残なのでしょうが、面白いことに、そこに溜まっている水は赤茶色をしていました。よく見てみたところ、水たまりの底の舗装にひびが入っており、そこから下の地面の赤土が染み出して、水たまりに溶け出しているのです。
その赤い水たまりを見て、「東京西部は富士山の火山灰が赤土になって堆積し、関東ローム層と呼ばれている」と子供の頃に習った事を思い出しました。別に知っていて何か役に立つわけではありません。とはいえ、そのような幼少時の知識を生かせる(?)のは嬉しいことでした。それにしても、何百・何千年も前に富士山から跳んできた土が、その後アスファルトに封じられながらも、このような形で地上に出てくる、というのですから、自然というのは面白いものです。
2006年07月04日
昔の自分への評価
ある雑誌を見たら、表紙に見慣れたものが写っていました。背景用の一種の小道具なのですが、極めて用途が限定されたもので、そんなものを貸し出している事業所は関東に数カ所しかありません。そのうち、雑誌の表紙用で話が来るほどの「大手」は一つだけです。なぜそんな事まで分かるかというと、今から8~9年ほど前に、私がその小道具を貸し出す仕事をやっていたからです。
雑誌の表紙になった小道具は、えらくみすぼらしく、表面も汚れていました。もともと、貸し出し用ではなく、日常で使っているものを余っている時に貸し出しているものです。そのため、貸し出しを前提とした手入れなど、ほとんど行っていませんでした。その「前例」が今でも続いているのでしょう。
自分がその業務を行っていた時は、見てくれがどうとか、どのように使われたかなどは全然気にしていませんでした。その後、その業務を離れ、さらには仕事も変えました。そのような状況になって「他人の目」で見たその小道具のみすぼらしさはかなりのものでした。
ある意味、自分がかつて行っていた仕事の粗さを見せつけられたようなものです。まあ、それがショボいと気づけるだけ、当時よりは成長した、とも言えるかもしれません。
8~9年後の自分がどのような人生を送っているかわかりませんが、その時に今を振り返って恥じるような事のないように今の仕事を頑張りたいものだ、とその表紙を見てつくづく思いました。
2006年07月03日
酒盛りに適した駅?
毎晩、帰りは西船橋駅で乗り換えています。その時に乗った車両によって、乗り換え通路は変わります。さらに乗り換え時間が少々長い場合は、エキナカの本屋に寄ったりすることもあります。
というわけで、駅構内の色々な所を歩くわけですが、毎晩必ず、缶チューハイもしくは発泡酒を片手に談笑している一団を見受けます。場所は様々で、中には踊り場のほんのわずかな隙間を占拠して酒盛りをしている人々もいます。また、年齢もたいていは中高年の男性達なのですが、たまに若い人がいたりします。「駅の片隅に缶チューハイで」などと言うと、かなり金銭的に窮している印象がありますが、服装を見ると「普通の仕事帰り」人がほとんどです。
もちろん、基本的な理由は格差拡大による低賃金化のため、「飲み屋に行く金も勿体ない」というものなのでしょう。しかし、あの盛況ぶりを見ると、この駅に「構内で酒盛りをしたくなる何か」があるのでは、とも思ってしまいます。その連日の盛況ぶりを見ていたら、「立ち飲み屋」ならぬ「立ち缶チューハイ屋」でも開くと儲かるのでは、などとまで思ってしまったほどでした。
2006年06月30日
急速な融合
深夜に地上波TVを見ていたら、三井住友銀行が広告を出していました。内容は「キャッシング」でご丁寧に最後には「ご利用は計画的に」という決まり文句まで入っていました。しばらく前にサラ金業者を系列化し、その業者が「三井住友グループ」と名乗るようになりましたが、親会社がそんな広告を出すようになったわけです。他の大銀行でも系列サラ金との合弁会社による金貸し広告が置かれたりしています。
「放送と通信の融合」はいろいろ問題があってなかなか進みませんが、その一方で「銀行とサラ金の融合」は急速に進んでいるようです。それにしても、かつて「大財閥」が二つくっついた銀行が、「ご利用は計画的に」とはなわけです。
この状況を見ていると、資本的には銀行がサラ金を系列化していますが、実際は逆に乗っ取られているのでは、などとも思えてきました。
2006年06月26日
足がつった時の二つの意識
早朝にふくらはぎの激痛で目覚めました。急に足がつったようです。とりあえず激痛を回避するために必死で親指を引っ張りました。そうやって痛みに耐えている意識と別の意識で、足がつった時にいつも感じる「ふくらはぎの筋肉が変形して固まっているような感じ」が気になりました。気のせいなのか、本当に変形しているのか、いつも不思議に思っているのです。もっとも、それを確認するには、電気をつけて眼鏡をかけて両ふくらはぎが見れるように足を組まねばなりません。もちろん、そんな事をする前に、痙攣はおさまりました。
一度痛みが引くと、その「変形」の事ばかり気になります。一瞬、「もっと足がつっている時間が長ければ確認できるのに・・・」などとつい数分前の激痛を忘れて勿体なく思ったりするほどです。これこそ典型的な「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というやつなのでしょうね。
2006年06月24日
「公共放送局」を維持する意味
なにやら、NHK受信料の義務化が具体化しそうな雰囲気です。我が家では受信料は支払っていますが、それでもこのニュースを聞くと「何で義務化するんだ?むしろ逆だろうに・・・」と不可解に思います。
昔なら、災害などの普遍的な情報を確実に提供する、という意味で、「国民から集めた金で運営する放送局」というものの存在意義もあったのかもしれません。しかし、これだけWEBが発達した現在において、そのような物に存在意義はあるのでしょうか。
仮に生活において、何か公共的な情報を入手したければ、役所などのサイトを見ればいいだけの話です。もちろん、それらのサイトを見るための費用は特別に発生しません。そのような時代に、「公共的情報を提供するために、国民から負担を義務づける」というのは無理がありすぎるでしょう。
2006年06月23日
W杯最大の恩恵?
朝、いつもの時間に電車に乗ろうとしたら、普段に比べると駅で待つ人の数が少なく感じました。気のせいかと思って電車に乗ったら、これまた混雑度が普段よりかなり低いのでし。一瞬、二時間くらい寝坊したのに現時刻を間違えているのか、と思って時計を確認しましたが、やはりいつもの時間です。
さらに地下鉄に乗り換えたのですが、これまたいつもより行列が短く、普段なら一本待つかもしれないところが、余裕で乗ることができました。
かなり不思議に思い、「今日は複数の大企業グループ合同の特別休日なのか?」などとまで思いを巡らせた末、ついに「早朝4時からのW杯」という情報にたどりつきました。
前にも書いたように、私自身はW杯に全くもって興味がありません。したがって、今日のブラジル戦も、完全に関心の範疇外だったわけです。もっとも、電車が空いている状況を三度見た時点で気づいたわけですから、そこそこ関心があったとも言えますが・・・。
というわけで、「これだけ電車が空いてくれるなら、もっと日本代表が勝ってくれれば・・・」などと、多くのサッカーファンとは180度違う観点で、本日の日本代表敗退を残念に思った次第です。
2006年06月22日
巨大な人専用?
男子用トイレの小便器には、一定以上の身長が必要なものと、身長に関わらず使えるものがあります。前者を主としている所でも、一番手前のものに限っては、子供や体の不自由な方のために、「全身長型」を設置しているのが普通です。
ところが、先日行った九段下駅のものは、極めて特殊でした。基本的には「全身長型」なのですが、なぜか一番奥のものだけ、一回り大きいのです。なぜ一つだけ、しかも一番奥のものが・・・と不思議に思いました。武道館が近いだけに、一つだけ大柄の格闘家仕様のものでも作っておいたのでしょうか。長年生きていると、いろいろと不思議なものを見ます。
あと、そんなことに思いを巡らせているうちに、「そういえば、小さい頃、電車のつり革につかまることと、『身長制限型』の小便器を使うことを目標にした時期があったな・・・」などという事を思い出したりもしました。
2006年06月21日
一年でこの日時にしかない幸運
今日は夏至でした。私はこの「一年で一番日照時間が長い日」になぜか強い思い入れがあります。かつては夏至の日の仕事が終わってから19時まで散歩した事もあったほどでした。
今日は電車で一時間ほどかかる地方での仕事のため、散歩は出来ませんでした。ちょっと残念に思っていたのですが、仕事が終わったのがちょうど18時前。そのまま直帰で電車に乗りました。気も曇りで日は出ていません。また、観光地に行ったわけでもないので、車窓風景は市街と田んぼと平原だけです。とはいえ、18時台だというのに暗くならない車窓風景を1時間近く見続ける事ができました。もちろん、夏至だけ日照時間が長いわけではなく、前日でも翌日でもかまわないとはいえます。しかし、私にとっては、この日のこの時間帯に電車に乗って車窓を見れるというのは、偶然得ることができた大幸運でした。
仕事そのものは不本意な事もあったのですが、この帰りの「夏至の車窓」のおかげで、それも吹っ飛んだと思えたほどでした。それにしても、こんな事で喜ぶのは広い世間でも私くらいしかいないかもしれません。
2006年06月16日
「エキナカ」ならでは
乗り換えで使っている西船橋駅には「駅ナカ」の書店があります。なかなか品揃えが多い上に、乗り換える総武線のホームに直通するエレベーターがすぐそばにあるので、乗り換え時間がある時は、よく寄っています。
普段は見るだけなのですが、今日はちょうど買いたい本があったので手にとってレジに向かいました。するとレジは大行列でした。乗り換え時間を有効に使うつもりが、並んでいるうちに電車が一本行ってしまいました。そしてやっとの思いで支払いをすませて振り返ると、自分の後ろにもまた行列ができました。本屋には何千回と行っていますが、ここまでの行列を見たのは初めての事でした。
3路線が交差するという交通の要衝の「駅ナカ」ゆえの繁盛なのでしょう。駅から歩いて1分の所の本屋が潰れ、それ以降いまだに本屋がない我が地元の幕張本郷とは偉い違いです。それだけ「改札内」には集客力がある、という事なのでしょうか。
よく、報道で「駅ナカ」が繁盛しているというのは聞いていましたが、これほどまでとは思いませんでした。この勢いなら、そのうち、乗り換え駅の中に、2階建ての本屋が開業する日もくるかも、などとまで思いました。
2006年06月13日
花火の魔力(?)
帰りの地下鉄東西線で座ることができず、30分ほど立ちっぱなしで電車に揺られる羽目になりました。つり革につかまりながら雑誌を読んでいたのですが、江戸川を渡るあたりでふと顔を上げると、ちょうどディズニーランドの花火が打ち上がっていました。
もちろん、数キロ離れている上に窓越しなので、さほど臨場感はありません。しかも私は、日曜日にマリンスタジアムで「生花火」を見たばかりです。にも関わらず。やけに嬉しくなって「これが見れたなら、30分間立ちっぱなしの元が取れた」と思ったり「逆方向を向いていて気づかない他の乗客に教えてあげようか」などと思ったりまでしました。
花火の美しさそのものよりも、「花火を見る」という事自体にありがたみを感じているのですから、我ながら奇妙なものです。これまで、夏の隅田川や江戸川の花火に行く人たちの混雑を見るたびに、「なんであんな辛い思いをしてまで」と思っていたのですが、何となくその気持ちが分かりました。
2006年06月12日
W杯経過を教えてくれた番組
夜の10時に、スカパーのチャンネルを適当にまわしていたら、「亀ちゃんのタイガースに檄!」という題名通りのタイガース応援番組があったので見ることにしました。すると冒頭にいきなり司会の亀山つとむ氏(元タイガース)が、「ワールドカップの日本戦が・・・」と言及しました。おかげで、「そういえば先ほど始まったんだな」と思い出しました。一応、知識として月曜の夜10時から試合をやることは知っていましたが、興味がないのでその時点ではすっかり忘れていたのです。
さらに番組終盤で亀山氏は、「今、日本が先制したそうです」とまで速報。まさか、野球番組で、しかも亀山氏の口からW杯の途中経過を知ることができるとは思えませんでした。
もっとも、普通に見ている身としては、「そんな事言っている暇があったら、先週のタイガース戦で、かつての相方(?)の新庄選手がやった天井パフォーマンスについて言及してほしかった。だいたい、サッカーのほうに興味のある人は最初からこの番組見ていないだろうし」というのが率直な感想でしたが・・・。
なお、私がW杯に興味がないのは、サッカーや日本代表が嫌いだからというわけではありません。単にW杯を楽しむための知識を持っていないからというだけの話です。念のため。
2006年06月10日
脳の酸素
サントリーが「酸素入り清涼飲料」を新発売し、電車の中に広告を載せていました。その広告には、「会社を辞める決心をした男がタイの旧跡に旅行し。そこで『生きる』という事を再認識した」というような文章がダラダラ書いてあります。そのうち10行分くらいは、「寿限無」みたいな長さの固有名詞が4度に渡って出てきます。それでさえうんざりするのに、この文章、改行が一切ありません。そして最後に「この文章を読み飛ばしたあなたは脳の酸素が不足しているかもしれません」というオチになっています。
この「無改行」といい「長ったらしい固有名詞の無意味な繰り返し」といい、この文章は読む側の事を考えていない典型例みたいなものです。しかも書かれている事自体、新鮮さはありません。私はちょうど下車しようと立ったところでこの広告が目に付いたため、降りるまでの時間つぶしにその文章を全部読みましたが、そのような状況でなければ、「読み飛ばす」以前に読むのを辞めていたでしょう。
最初に商品だけを知った時は興味を持ったのですが、この「悪文広告」を見たため、興味が大幅に減退しました。客の心配する前に、そちらの脳の酸素不足を心配しろよ、という感じの広告です。
2006年06月07日
不思議な人種
「口ばかりよく回って立派そうな事を言うが、実際にやる事は人並み以下」という人がいます。先日、その典型例みたいなのがバイトに来ました。うるさい上に、すぐ遅刻して後から嘘くさい言い訳をしてきます。私は、そういう類の人は、関わることすら苦手なので、なるべく敬遠するようにしています。しかし、無断遅刻があまりにも多いと、周りにも迷惑がかかります。そこで仕方なく、ちょっときつめの注意をしました。すると、あきらかに不愉快そうな顔をしましたが、口では「ためになる言葉、大変参考になりました」などと言います。それからしばらく、確かに無断遅刻はありませんでした。その代わりに(?)無断欠勤をしたのですが・・・。
そうこうしているうちに、最後の日がきました。こちらはなるべく関わらないようにしていたのですが、向こうから話しかけてきました。仕方ないので相手をしたのですが、その物言いは「注意された事を根に持って、遠回しにけなしたい」という意思がよく伝わってきます。相手にしても時間の無駄なので、適当に聞いていました。とはいえ、「何でこいつは黙っていればまだいいのに、こうやって少しでも自分の印象を悪くするような喋りをするのだろうか」と内心では呆れ果てていました。
そう若くはない人間なのですが、これまでその自分の「口だけ」という属性の問題点を気づかせてくれる人はいなかったのか、とも思いました。もっとも、遅刻を注意しただけで逆ギレして変な嫌味を言ってくるわけです。これまでも仮に親身になって注意する人がいても、同様な態度を取って生きていたのでしょう。
自分だけが思っている「口のうまさ」が、実は災いとなってふりかかってきているわけです。こんな事で将来大丈夫かな、とも思いました。しかし、まあ自業自得だし、今後二度と会うことのない自分の知ったことではない、と割り切りました。
2006年06月05日
飼食兼用?
スーパーの鮮魚売り場に行ったら、「沢蟹一匹40円」という札が立っていました。山奥の温泉旅館などで沢蟹料理が出る、というのは聞いたことがありましたが、まさか、街中のスーパーで売っているとは思いませんでした。
驚きつつ、よく見てみると、箱の中の沢蟹はまだまだ元気で、普通に動いています。そこだけ見ていると、ペット売り場みたいです。思わず、「飼うとしたら、まず水のカルキ抜きをして、水槽に陸地を作って・・・」などと考えてしまいました。
一匹40円で食べてもよし、飼ってもよし、というならばかなりお得なのかも、とも思いました。もちろん、食べ方もわからないし、飼ってもすぐ死なせてしまう事は分かっているので、思っただけですぐに通り過ぎましたが・・・。
2006年06月02日
校名にしたい地名
用事があって表参道駅で降り、そこから目的地に向かいました。すると、道の右側に青山学院大学がありました。ところがその道をよく見ると、左側は確かに港区南青山なのですが、大学のある右側は渋谷区渋谷なのです。つまり、青山学院大学は青山にはないわけです。
それで思い出したのが、そこから数キロ離れた所にある都立青山高校でした。この学校、校内に区境があり、半分が港区北青山に、残りが渋谷区神宮前にあります。それで青山を名乗っているのですから、所在地も港区北青山かと思いきや、なぜか渋谷区神宮前を所在地にしています。
所在地を渋谷区にしているのだから、「渋谷大学」や「神宮前高校」とすればいいと思うのですが、なぜかともに、「青山」を名乗っているわけです。当時の青山がどういう所だったのか分かりませんが、やはり「本当は青山にないけれど名乗りたい」と創設者たちに思わせるほどの高級感のある地名だったのでしょうか。
なお、青山という地名の由来は、青い山があったわけではなく、徳川家家臣の「青山忠成」という武士の屋敷があったからなのだそうです。
2006年06月01日
オゾン層と寓話
寓話に「北風と太陽」というのがあります。通りすがりの旅人の上着を脱がそうと北風と太陽が競う、という賭の対象となった人にとっては、急に寒くなったり暑くなるという、風邪をひきかねない迷惑な話です。
その賭は、「太陽の熱で旅人は上着を脱ぐ」という形で決着をみます。まあ、今でも実際にこのような状況になれば「太陽の勝ち」になるでしょう。
しかし、オゾン層の破壊により、降り注ぐ紫外線の強さは、年々厳しくなってきます。昔は、「日焼け」と言えば「黒くなる」でしたが、最近はすっかり「赤くなる」に。黒く焼くには相当の工夫が必要なようです。
こんな状況が続くと、そのうち、「日差しが強くなったから、一枚羽織ろう」などという時代が来て、あの寓話は「強い日差しが無害だった頃の昔話」になるのでは、などと思ったりもした、夏の初日の暑い一日でした。
2006年05月28日
儲けた気分
朝、起きたらなぜか月曜日だという気分になり、出勤モードになっていました。歯を磨きながら、今週の仕事予定を考えたり、先週を振り返ったりしているうちに、日曜日の記憶が全くない事に気づきました。確かに最近、飲みに行ったら、帰り道の記憶が完全に欠落していた、などという事はあります。とはいえ、一日丸ごとの記憶がない、というのも変だ、といろいろ頭の中を整理しているうちに、「今日は日曜日だ」という事を気づきました。
確かに先週はえらく時間のたちかたが早く、あっという間に金曜日になっている、という感じでした。その感じ方が週末になっても持続されていたのでしょうか。
いずれにせよ、一度月曜かと思ったのが日曜だったわけです。単に自分が勘違いしていただけとはいえ、えらく儲けた気分になりました。
2006年05月26日
注文前に大満足
津田沼パルコの6階にある韓国料理店に昼食を食べに行きました。半年ほど前、開店直後に行ったときは、プロジェクタを使って店内の壁で流していた韓国映画の宣伝映像ばかりが印象に残り、味のほうの記憶はあまりありませんでした。
今回は、宣伝映像がないので、落ち着いて食事に専念できると思い、席につきました。当然ながら、店員さんがメニューと水を持ってきます。と思ったら、その水には色がついており、一口飲んだら、10数年前に当時住んでいた家の近くにあった韓国料理店で口にして以来、忘れられない味となったコーン茶でした。その後、ネット通販で飲んだ事はありましたが、店で飲んだのはその時以来です。真面目な話、この一杯だけで満足してしまいました。
その後頼んだ冷麺もそこそこ美味く、満足できました。ところで、その冷麺が出てきたとき、持ってきた店員さんが「このままだと長いので、鋏を入れますか?」と尋ねました。了承すると、用意していた鋏で麺を切ったのですが、実はこれも10数年前の「初コーン茶」の店以来の体験でした。韓国には「コーン茶を出し、冷麺に客の前で鋏を入れる」というのがセットで習慣になっている地域があるのでしょうか。
次は夜にこの店に行き、これまた10数年ぶりの「韓国焼酎のコーン茶割り」をぜひとも注文したいものだ、と強く思いました。
2006年05月24日
ハブ茶
ある店で飲み物のメニューを見たら、漢方系のハーブティー(?)のメニューがあり、その中に「ハブ茶」がありました。解説もあり、それによればこのハブ草の別名は「決明子(ケツメイシ)」だそうです。(なお、あるサイトには「ハブ茶≠決明子」と書いてありました。実際のところどうなんでしょうか)。
「ケツメイシ」といえば、人気の音楽グループの名前です。しかし、この薬草の名を知らない私は、意味が分からず、勝手に「尻に挟んで名刺を出す楽団」を想像していました。視覚的印象としては、久米田康治さんの漫画に出てくる変人キャラみたいな感じです。まさか、そんな凝った由来だとは思いませんでした。
話は全く変わりますが、そのハブ茶を飲みながら、ふと「ハブ茶とハブ酒って名前は似ているけれど、全然違う原料だよな」などという事に気づいたりもしました。
2006年05月22日
四周目
本日をもって37歳になりました。よく、同じ干支になる12歳差を「一回り違う」という表現をします。それにならえば、人生の四周目を迎えた、と言えるかもしれません。
そしてこの一周が終わった時はもう48歳。「初老」になっているわけです。12年後の夢として明確なものは既にあります。それを実現させるためにもこの「四周目」を頑張っていきたいものです。
2006年05月21日
うまく出来ている
昨日も書いたように、貰ったタダ券でのデーゲーム観戦に行きました。普段使っている席は、屋根の下で仮に雨が降っていても傘なしで観戦できます。当然ながら、日差しも入ってきません。ところが、昨日の席は、日光が直撃する場所でした。しかも、最低気温21度という暑さですから、その日差しは強烈。半袖で行った嫁さんは、腕が真っ赤に焼けてしまいました。
一方の私は長袖を着ていたので、腕は全くもって無事でした。その時は、自らの服装の選択を自慢していたのですが、夜、風呂に入って顔を洗っているとき、額の手触りがなんか変な事に気づきました。上がって鏡を見ると、額と鼻の頭が真っ赤に焼けています。やはり、特に対策せずに激しい日差しにさらされて、完全に無事、というわけにはいかなったようです。
そこで、今後もし同様の事が生じた場合の対策を考えました。日焼け止めを塗るとか、目出し帽をかぶる(!)とか考えたすえに、「顔の上半分くらいへの日差しを避ける帽子があればいい」という結論に達しました。で、それはどんなデザインの帽子だろうか、と考えた結論は「野球帽」でした。
もちろん、野球帽は選手のためのもので観戦する人のために作られたわけではありません。とはいえ、考えた末の結論がそこにいきつく、というのは、我ながら面白いと思いました。
2006年05月20日
99%
カカオに含まれるポリフェノールの抗酸化機能が健康にいい、という事で、カカオに比率を高めたチョコが発売されています。その中の究極的存在である「99%」というのを嫁さんが買ってきました。
幼少時はチョコが好きだったのですが、年とともに甘いものが苦手になっていき、縁遠くなっていました。ところが、このチョコは名前の通りカカオ99%ですから、砂糖はほとんど入っていません。したがって、私をチョコから遠ざけた「甘さ」がないわけです。そのため、この「99%」は、私にとっては「チョコから苦手な部分を取り去ったもの」となりました。
というわけで、ちょっとしたお茶うけはもちろん、酒のつまみなどにも愛用しています。まあ、普通の板チョコ半分くらいで210円と高価なので、そうバリバリと食べることはできませんが・・・。
ちなみに、この商品で一番心配なのは「ポリフェノール」の存在だったりします。先日、あれだけ有り難がられていた「イソフラボン」が、実は摂りすぎると問題が生じる、という報告がありました。同様に、ポリフェノールについても、「それだけを摂りすぎる」というのは不自然なのでは、という気がしなくもありません。というわけで、次はぜひ、「砂糖不使用・ポリフェノール抑え気味でその分安価」の「99%チョコ」を開発してもらえれば、と思っています。
産地を書くのはいいのだが・・・
とある居酒屋に行ったら「北海三色丼」というのがありました。いくら・鮭・蟹の乗った丼です。飲みに行く時に御飯ものは食べないので、別に注文はしませんでした。
その後、勘定のとなってレジのほうに行きました。すると、そこには紙が張っており、メニュー全ての材料が記載されています。大豆製品に関しては、複数の原産国を記載するほど徹底しています。その中には「北海三色丼」もありました。ところが、いくらと蟹は確かに北海道産なのですが、鮭はチリ産となっていました。まあ、北海道で生まれた鮭は太平洋を回遊するそうですから、チリで取れても「北海産」と言えるのかもしれません。
別に注文しなかったから、個人的には何もありませんでした。とはいえ、仕上げなどに「北海三色丼」を食べた後にレジに行ったら「うち一種は南半球産」と知ったらちょっと残念に思うのでは、などと思いました。
2006年05月19日
「名曲」の元となったCMソング
駅でキリンビバレッジの「ポストウォーター」の広告を見ました。会社のサイトやプレスリリースでは「新発売」とうたっていますが、10年ちょっと前にも同名の商品は出ています。
その商品そのものはたいして飲まなかったのですが、CMソングはよく覚えています。その曲は筋肉少女帯の「君よ、俺で変われ」という曲なのですが、TVで流れた歌詞は、「替え歌」になっており、サビは「ポストーウォーターが好き」になっていました。
当時は「何か妙な事をやっているな」というくらいにしか思っていませんでしたが、数年後に大槻ケンヂ氏の随筆を読んだら、タイアップのためにこのような事をやらされた事に対する不快感をかなり強く綴っていました。
そして、これを初めとする「タイアップを取るための曲を作らされる」という辛さから、そのものズバリの「タイアップ」という曲を後に発表。ファンだけじゃ生きちゃいけない。ロックなんざ犬が喰えなどと、「音楽業界」の本音を唄った名曲でした。
というわけで、駅で広告を見た瞬間、条件反射的(?)に上記の「タイアップ」の歌詞が頭をよぎりました。
2006年05月18日
真に守るべきもの
左足の小指の爪に怪我をしました。たいした怪我でもなく、特に痛みもないのですが、念のためにここ数日は風呂に入るときは左足を湯につけないようにしています。
というわけで、湯船に入るときは常に、「どうやったら左足を湯につけずに、浴槽のへりに乗せるか」を考えてしまいます。それはいいのですが、その考えにもとづいて左足の位置を決めた後、なぜか私は左足を上げて風呂に入ろうとします。確かに、「左足先を保護する」を最優先するなら、まず湯船の前で左足を上げて、そのまま浴槽のへりに乗せるのは理にかなっています。しかしながら、もしそれを実行したら、左足先以外の部分が大変な事になります。下手すると頭を打って気絶して、そのまま湯に潜ったままになりかねません。
左足を上げた時にその事に気づき、慌てて右足から湯に入ります。ところが、次の日はまたこりずに左足を上げてしまうわけです。我が事ながら、「最も守るべきものは何か」という意識にズレがあるのでは、と呆れてしまいます。
もっとも、世の中を見渡すと、ズレた意識を修正せずに行動に直結させている人は多々見受けられます。そう考えると、まだ、左足を上げた時点でそのズレに気づく私はマシなほうなのかもしれない、と自分を励ます(?)ようにしています。
2006年05月15日
設計の難しさ
アパートで外壁工事をやっており、足場が設けられています。我がアパートは外階段が両端にあり、他に一階と二階を行き来する経路はありません。そして、工事用の足場が、その両方の外階段の半分を塞いでしまっています。おかげで、普通に階段を上り下りするだけで一苦労するほど。ちょっと大きな荷物だと持って上がれません。
10年ほど前、建物管理関係の業務をしていた時、物理的にも運用面でも将来の事を考えていない設計がなされていたため、えらい苦労をしたことがありました。我がアパートも、建築前に、足場を組んで外壁工事をやる時、外階段がどうなるか、という事を考えていればこうはならなかったでしょう。改めて設計という事の重要性を考えさせられました。
もっとも、そんな高度な設計を期待するなら、もっと家賃の高い家に住めばいいだけの話です。というわけで、不便は感じながらも、現状に甘んじている次第です。
2006年05月12日
便乗命名?
最近、「新造人間キャシャーン」という命名は、当初別の仮題があったのが、広告代理店の意向みたいな感じでこの名前に変わった、という話を聞きました。ちなみに、この「キャシャーン」の放映は「人造人間キカイダー」が放映された翌年です。
もちろん、なぜそのような「改名」が行われたかは分かりません。しかし、なんかこの前年に「人造人間」がヒットしている最中に企画された作品が急遽「新造人間」に変わったというと、なんか、非常に安直なものを感じてしまいます。
ちなみに、「キャシャーン」はスポンサーの倒産もあって打ち切りになったそうです。もしこれが売れていたら、翌年はどこかで「完造人間」という題の番組が作られていたかも、などと思いました。
2006年05月09日
避難訓練の「おかし」
今朝、地下鉄の駅のエスカレーターの脇に「エスカレーターでは駆けないでください」という掲示がありました。その「駆けない」という表現に違和感を覚え、ついでに、小学生時代の事を思い出しました。
それは、避難訓練の時の「おかし」という標語です。私は5つの小学校に在籍したのですが、複数の小学校でその標語を教わった記憶があります。その「おかし」とは、「押さない・駆けない・しゃべらない」です。しかし、「お」と「し」はいいのですが、最初にも書いたように「駆けない」というのはどうなのでしょうか。
もちろん、「走る」と「駆ける」は同義語です。しかし、「駆け上がらない」とか「駆け込まない」みたいに、「駆け」の次に何かつくならともかく、単に「駆けない」という表現はほとんど聞きません。普通なら「走らない」です。
やはり、「おかし」という語呂の良さのために、あえて変な表現を使ったのでしょうか。別に「おはし」でも語呂はいいと思いますが、子供相手には「おかし」のほうが好かれる、だという考えだったのかも、などと今更ながら気になりました。
2006年05月07日
変遷しすぎ
支払い関係の古い資料を整理していました。別に非常に古いものでもないのですが、表記されている金融機関は「三菱銀行」「第一勧銀」「郵政省」などと、現存しないものばかりです。考えてみれば、この10年で全国規模の金融機関のほとんどが合併だの組織変更だので名前が変わっているのだから無理もありません。さらに、あわせて支店の統廃合も派手に行われています。そのため、かつて私が「第一勧銀代々木支店」と契約したものが、現在では「みずほ銀行新宿南口支店」との契約になったりしていました。
頭では理解しているつもりですが、この古い資料を見ると改めて、大規模な「金融再編」というものを実感しました。
もっとも、派手に再編したのはいいのですが、その割には便利になったという実感がありません。強いて言えば、インターネットバンキングとコンビニでの出金ですが、どちらも、金融再編の効果というよりも技術の進歩に沿った感じです。また、これも金融再編とは直接関係ないとはいえ、その間の低利により、国民家庭の利息収入合計が280兆円も減ったと聞くと、なんだかな、という気分になります。
なんかとりとめがなってしまいましたが、とにもかくにも、金融機関の変遷に改めて驚かされました。
2006年05月06日
毎日が日曜日?
年末年始を除けば今世紀初となる5連休を過ごしています。といっても、デーゲームを球場やTVで観戦するか、パソコンに向かって何かしているのがほとんどです。強いて「連休ならでは」の事を挙げると、普段は野球観戦の帰りはバスを使っているのですが、昨日・今日は休みで体力が溜まっていた事もあり、二日とも歩いて帰った事くらいです。
というわけで、のんびりと過ごしているのですが、一昨日以来、毎日夕方になると自然と「明日からの仕事」について考えてしまいます。どうやら、長年の習慣で「年末年始以外で二日続けて休めば翌日は仕事」という感覚が染みついているようです。おかげで、今日も含め、ここ三日ほど、妙な意味で「毎日が日曜日」状態になっています。
まあ、仕事について考えると行っても、負の感情でなく、積極的にあれをやりたい、という感情なので、負担にはなりません。もっとも、転職して1ヶ月で仕事に対して負の感情が生じるようでは救いようがないので、当然の事ではあるのですが・・・。
2006年05月04日
8周年
今日でこのサイトは開設8周年となりました。子供だったら、もう小学2年生になっているわけで、そう考えると、かなり長い年月がたったものだな、と思います。
現在は「日々の雑記中心。春から秋はプロ野球見物記」というサイトですが、そこに至るまで、いろいろな変遷がありました。これは、書(描)きたいものを好きなときに書(描)く、という基本姿勢をずっと維持してきたからです。そしてこれはこれからも変わらないでしょう。
というわけで、先がどうなるかは作っている我々も全く持ってわからないのですが、よろしければ今後も目を通していただければ幸いです。
2006年05月03日
今世紀最初の5月連休
今年の黄金週間はカレンダーと全く同じで、土日休日が休みです。したがって、今日から5連休なわけですが、これは今世紀に入って6年目にして初めてです。ここ5年ほど、必ず3日と5日には仕事が入っていました。そのため、黄金週間も飛び石で、2連休できればいいほう、という感じでした。
今の職場も、本来なら連休中の出勤もあります。しかし、まだ入りたてという事もあり、今年はカレンダー通り休めたわけです。というわけで、今年は5年ぶりでなおかつ、次がいつになるか分からない「連休完全消化」の年となったわけです。
という、極めて貴重な期間なのですが、特に具体的な予定は立てていません。いくつかやっておきたい事はあるので、それをボチボチ消化するくらいです。まあ、そのくらいのほうが、「10年に1度かもしれない連休」を堪能するにはいいのかもしれませんが・・・。
2006年05月02日
強制的な笑顔?
TVを見ていたら、マンションの広告で、「○○で暮らすあなたに笑顔でいてほしい」などという歌をバックに、宣伝キャラの少女が、住人の足の裏をくすぐっていました。確かに「笑顔でいてほしい」ならば、これは有効な手段と言えます。
しかしながら、ギャグとしては笑えますが、「そんな笑いのマンションに住む気が起きるか?」ともし問われたら、否定せざるを得ません。依頼主の作った宣伝文句にうまくギャグを組み合わせたのはいいですが、肝心の「視る人の気持ち」を忘れてしまったのでは、と思いました。
あと、「住み心地」という観点で言わせてもらうと、無理して「笑顔でいて」いる必要はないと思います。別に「普通の顔」でいいので、無難に住み続けられる住まいが欲しいものです。
2006年05月01日
窓の外をネットで知る
昼休みにYahoo!を見たら、「今日の東京の気温は7月下旬なみ」と出ていました。しかし、室内で勤務している分にはあまりピンときません。しかも、今仕事で使っている部屋は、日当たりがいいので、気温が少々低くても日差しがあればかなり暖かくなるため、暑さは感じても「普段通り」という感じなのです。したがって、情報としてはともかく、体感的には「特に暑い日」という意識はありませんでした。
それにしても、都内で仕事をしていながら、その気温を知るのはネットを介して、というのだから面白いものです。まあ、連休中で、あまり人の出入りがなかったため、というのもあったかもしれませんが。
なお、夕方、「そんなに暑かったのか」と思い、覚悟して(?)職場を出たら、すでに気温はかなり下がっていました。結局、私にとっての今日の気候は「ちょっと暖かい日。ただしネットによると記録的な暑さだったらしい」でした。
2006年04月28日
無限の時間
とある試験を受けました。試験自体は子供の頃はもちろん、社会人になってもちょくちょく受けてはいます。しかし、この試験はこれまでと違い制限時間がありません。さすがにこのような試験は初めてでした。もちろん、全部わかれば制限時間があろうとなかろうと関係ありません。また、逆に全然分からなければすぐ諦めればいいだけです。
ところがこの試験、微妙な難易度で、考え出すときりがなくなります。しかも、一度説いた問題も見直してみると、別の答えが思い浮かんだりしてしまいます。
というわけで、いくらでも考えることができてしまいます。もちろん、そういうわけにもいかず、一定の時点で諦めましたが、終わって電車に乗っても「あそこはやはり・・・」などという考えばかりが頭に浮かびました。
結果は残念でしたが、再挑戦の機会もまだあります。次こそはぜひとも、迷うことなく短時間で答案を提出できるようにしたいものです。そのためにも、大学受験以来約18年ぶりに本腰を入れて「試験勉強」をやろうかと考えています。
2006年04月23日
ゆとりを持って皆から利息をふんだくる?
クレジットカード会社からのメールには必ずといっていいほど、「ゆとリボくん」だの「皆リボくん」だのという名前がついている、「リボルビング払い切り替え」の案内が載ります。
そして、これらの宣伝文に「リボ払いの利率」については一切記載がないのです。さらに、そこに記載しているURLをクリックして出たページにも「手数料率」という名の利率が記載されていない場合すらあります。
ちなみに、宣伝メールの中には、「リボ払いにした人から抽選で何名様に1万円分の商品券をプレゼント」などというのもあります。それだけの宣伝費を使ってもとが取れるのですから、この「リボへの切り替えで利息を取る」というのはカード会社にとってよほど割のいい商売なのでしょう。
しかも、普通の広告メールのみならず、月額支払い情報メールにも、この「リボ切り替え宣伝」が入ります。それも、メールの最後のほうにセキュリティ関係の情報など「重要事項」が書いており、広告を見ないとそこにたどりつけないようになっているのです。
もっとも、そこに書かれている「セキュリティ情報」は「暗証番号は大切だ」程度の事しか書かれていません。それを見るために、わざわざ「利率を明言せずにリボ払いを宣伝する」といった利用者の経済的なセキュリティに悪影響をおよぼすような情報を見る必要はないでしょう。そう考えると、クレジット会社から来るメールは、支払金額案内の部分以外はスパムと大差がないと思うべきなのかもしれません。
2006年04月21日
入れ替えの瞬間
職場近くの行きつけのコンビニで気に入っているカフェオがありました。ほぼ毎朝買っていたのですが、今朝行ってみたら1本しか残っていませんでした。「補充し忘れたのか・・・」と思いながら、その1本を買いました。そして昼に再びそこに行ったら、同じ会社の新商品とおぼしきカフェオレが並んでいました。会社の都合によるブランド変更なのでしょうか。まあ、普通にある事とはいえ、製造終了となったカフェオレはかなり気に入っていたので、ちょっと寂しいものがありました。まあ、「入れ替えによって商品がなくなる瞬間」などはそうそう見る事ができないので、貴重な経験と言えるかもしれませんが・・・。
なお、入れ替わりで入ったカフェオレも早速飲みました。さほど味に違いはなかったので、今後も同じ場所でカフェオレを買う生活が続きそうです。
2006年04月18日
700円+貴重な(?)経験
先月末に携帯を買い換えた時、販売員の人から「携帯決済サービスの『iD』というのに加入すると2,000円安くなる」と言われました。なんかよく分からないし、SUICAもEdyもある中で新たな電子マネーなど不要だと思ったいました。しかし、その販売員さんは今の仕事をする前にうちの近くで宅配をやっていたという面白い偶然があり、待ち時間で地元話をして盛り上がりました。そこで、この人の成績になるならばと思い、加入を了承しました。
するといきなり、クレジットカードの申込書が出てきました。「何で電子マネーに?」と尋ねたところ、この「iD」というのはチャージしなくても支払え使える代りに、三井住友カードへの加入が必須とのことです。しかも支払いはリボが必須。要は金利を取られるわけです。このあたりで、申し込みはするけれど、実際に使う気はかなり減退していました。
そして昨日、カードが到着。その間に、この「iD」が、まだ使えないにも関わらず、am/pmで使えるみたいな広告を大々的に打っていたのを知って印象がさらに下がった事もあり、そのまま解約することにしました。仕事の昼休みに手続きを行ったのですが、予想以上にこれが高性能でした。電話にカード番号を打ち込むと担当者がそれを元に本人確認し、あっさり完了。「iD」は一度も使うことはありませんでしたが、その最先端の解約システムには感心させられました。
カード初年度年会費は1,300円ほどでしたから、割引と差し引いて700円得した計算になります。まあ、それ自体はあまり意味がないのですが、「iD」なるものの仕組みを知ることができ、さらに使い勝手のいい解約システムを体験することができました。その経験も含めて、「よりお得な買い物」をしたと言えるかも、などと思いました。
2006年04月17日
乱歩の象徴?
先週、ちょっと池袋で仕事をする機会がありました。池袋駅から歩いて10分弱のところにあるのですが、駅からそこまでの間の道のいたるところに「池袋乱歩通り商店街」というのぼりが出ており、レトロ風に書かれた文字の脇にはシルクハットをかぶった男の影絵が描かれていました。
ちなみに、なぜ「乱歩通り」になったかというと、どうやら江戸川乱歩が最後に住んだ家がこの商店街の近辺にある事にちなんでいるようです。
シルクハットの男は「怪人二十面相」かと思われます。もっとも、映像で二十面相シリーズを見たことがない私にとって、その影絵から連想したのは、パロディキャラである「名探偵カゲマン」に出てきた「怪人十九面相」でしたが・・・。
とはいえ、私もシルクハットを見ただけで「乱歩だから二十面相」とすぐに想像できました。私が子供の頃に読んだポプラ社の「少年探偵シリーズ」では、確か「シルクハットを被った二十面相」という描写は記憶にないのですが、それだけ映像版から世間に流布した印象が強い、というところでしょうか。
ちなみに、私が読んだ本に出てくる二十面相は、前半は常に「宇宙怪人」だの「青銅の魔人」だのといった着ぐるみをきており、終盤ほぼ全作で明智小五郎に化けて本物とはちあわせる、というのの繰り返しでした。したがって、私の記憶にある二十面相には、帽子も含め、定まった印象はまったくもって存在しません。
2006年04月16日
水槽気分?
家族と六本木プリンスホテルのイタリア料理店に行きました。目の前に温水プールがあり、それを見ながら食事をすることもできるようになっています。その温水プールですが、壁の部分が透明になっており、水中での泳ぎざま(?)もレストランから見ることができます。
このようなプール、水族館などではよく見かけますが、人間用のプールでは初めて見ました。果たしてレストランで食事をする人の視線にさらされながら、クロールや平泳ぎをする心境というのはどういったものなのでしょうか。
我々がプールに興味を示したのを見たら、店員さんが無料券をくれました。もちろん、プールのついでにレストランで、というのを見越しての事もあるのでしょう。しかし同時に、このプールの稼働率を暗示してるのかな、とも思いました。
2006年04月15日
プラスされたもの
スカパー!の「Jスポーツ」が4月から改編されました。これまで別グループだった「スポーツアイESPN」が「JスポーツESPN」と改名してグループ入り。さらに、これまで「Jスポーツ3」と名乗っていた番組が「JスポーツPlus」と改名しました。
といっても、チャンネル番号はそのままです。また、「ホークス主催試合はESPN」「ライオンズ主催試合はPlus(これまでの「3」)」といった、放映体制もそのまま。「いったい何のための改名・改編なのだろう」と不思議に思っていました。
ところで今日、アパートのTV受像方法の変更にともない、ケーブルTVの会社の人が受信状態確認兼営業に来ました。こちらも、値段によってはケーブルへの移行は十分検討する価値があるので、興味を持って聞きました。
基本的には5,000円ほどで、スカパー!の「プロ野球セット」に該当する番組および、それ以外に現在加入している番組のほとんどを網羅しています。一瞬、ならば加入した方が得か?と思ったのですが、よく見ると、その中に「JスポーツPlus」がありません。そして月額1,300円のオプションのところに入っていました。なるほど、これなら確かに「Plus」です。意外な形で「改名」の意味が分かりました。
分かったのはいいのですが、先述したように放映体制は変わっていないので、これに加入しないと所沢のライオンズ主催試合を初め、マリーンズ戦を含む多くの試合が見れません。他にも現在見ている中で「オプション」になっているチャンネルがありました。それらを加えて試算したところ、今より高くなってしまうので、結局加入を見送りました。
何故そのような形にしたのかは分かりませんし、スカパー!利用者である我が家には実害もありません。とはいえ、一連の「グループ改編」に対する不思議さがより増大しました。
2006年04月12日
別に気を遣わなくても・・・
NHKの受信料を強制徴収する制度にする動きがあるそうです。その理由として、民間放送連盟の会長氏がNHKの受信料不払いが全世帯の約3割に達し、支払っている視聴者の間に不公平感が広がっていると指摘したとの事です。
我が家では受信料を払うことにしています。ちなみに、今の部屋に住む前に暮らしていたアパートは、なぜかNHKだけ写らないという電波状況でした。そのせいか、集金人が一度も来ず、必然的に払っていませんでした。
いずれにせよ、8年ほど受信料は払っていますが、別に「不払い者」に対して不公平感などを思ったことは一瞬たりともありません。だいたい、受信契約は義務でも、受信料納付は義務ではないそうですし、払いたくない人は払わなければいいと思っています。
あと、普段見るTV番組の内九割以上がスカパー!という生活をしている身としては、同じ有料放送である以上、NHKも「視たい人には金と引き替えに視せ、そうでない人からは金を取らないが視せない」というのが自然な形でないか、とも思っています。
いずれにせよ、強制徴収の口実に受信料納付者を使うのはやめてほしいものです。
2006年04月11日
江戸テレビ?
新聞を見ていたら、江戸川大学というところで、学生が学校宣伝用などのTV番組を作り、それをネットで配信する、という記事がありました。ブランド名(?)は「ED-TV」というそうです。
記事によると、大学の所在地は千葉県流山市とのこと。一応、流山市は江戸川の流域ですが、地図を見てみたところ、江戸川が市の西境を流れているのに対し、大学は市の東端にあります。つまり、「江戸川べりに校舎がある」というわけでもないのです。
ではなぜ江戸川かというと、元になった女子校が江戸川区にあり、同じ学校法人が流山に大学を作ったため、という事でした。とりあえずそれで「江戸川」はまあ理解できましたが、なぜTVを作ると「川」がなくなるかは謎です。ちなみに、大学のサイトそのものも「EDO-NET」と称しているのですから、ネット全体の「ブランド」として「江戸」を使っているようです。余談ですが、この「EDO-NET」、「ネットトラブル110番 重要」と書かれている先にあるウイルス情報ページの更新が2年ほど止まっています。
まあ、浦安にある遊園地・成田にある空港・袖ヶ浦にあるドイツ村などがいずれも「東京」を名乗る県にあるのですから、流山から「江戸」を名乗って情報発信するのもさほどおかしい事ではないと言えるでしょう。
とはいえ、かつて「すすめ!パイレーツ」を愛読していた身としては、「流山に作るなら、その名を冠した大学名をつけてほしい、と切に思いました。
2006年04月08日
謎の新素材
スーパーの豆腐売り場に行ったら、「木綿」と「絹」の間に「新木綿」と書かれた商品が置いてありました。生まれて初めて聞く言葉です。非常に気になったので、帰宅後にネットで検索してみたのですが、どうもよく分かりません。「江戸時代、東北のどこかの藩が新木綿の製造を禁止した」という文献みたいなものも見つかりましたので、伝統のある素材なのでしょうか。
また、創業120年の東洋紡という会社のサイトには新木綿のページがあるのですが、そこを読んでみても、今ひとつ理解できません。だいたい、肝心のどこが従来の木綿と違うのかが全くもって分かりません。
というわけで、かなり調べたものの、結局どんなものだか分かりませんでした。とりあえず、一度その「新木綿豆腐」を買って、木綿豆腐との味の違いを調べてみる必要がありそうです。
2006年04月06日
講堂と少年サンデー
昼休みにコンビニに行きました。すると、店の入っているビルの入口に人が看板が出ており、制服を来た女の子が記念写真を親とおぼしき人に撮ってもらったりしています。何でこんなオフィスビルに女子高生が?と思って看板を見たら、近所にある我が出身高校の入学式と書いてありました。
20年ほど前に私が在籍していた頃は、校内の講堂で行っていました。なにやら由緒ある建物だったそうですが、非常に古びており、当時は「早く建て替えればいいのに」などと思っていました。しかし、いざ本当に取り壊され、そのような校外で入学式をやっているさまを見ると、ちょっとした喪失感みたいなものを感じました。
ちなみに、コンビニに行った用事の一つに少年サンデーの立ち読みがありました。この雑誌は中学時代から読み続けています。同じビルで高校の入学式をやっている事もあり、改めて、自分がこの雑誌を長いこと読んでいる事に気づかされました。
2006年04月04日
新たな職場の近所の桜
昼休みに散歩に行きました。堀端に桜並木があったので、携帯で撮影しました。一週間ちょっと前に3千円弱で買った型落ち品ですが、最大1616×1212などという大きな画像の撮影もできるというのですから、驚かされます。果たして、最新鋭機だとどんな機能になっているのでしょうか。
ただ、やはりデジカメと違い、ちょっと平板な感じです。もっとも、私が性能を把握しきっていないせいで、本当はもっといい写真が撮れるのかもしれませんが・・・。
(※クリックすると同じ画面で大きな画像が開きます)
2006年04月03日
36歳にして初めて
これまで、ずっと働いていましたが、肩書きは「団体職員」でした。その前に金を稼いでいた時は「学生アルバイト」ですから、「会社員」という肩書きを得るのは、36年間生きていて初めての事です。
というわけで、「デビュー戦」でしたが、自己採点はかなり低い数字でした。ちなみに、帰りに新たな定期を買ったのですが、定期券自動販売機の操作を失敗し、乗車駅を間違えて入力してしまい、買い直しを余儀なくされました。YAHOOで「通勤定期券」で検索をかけると三番目に来るページを作った身でありながら、このような初歩的以前のミスをするなど、大恥もいいところです。まあ、そのくらい平常でなかった一日だった、と思うことにしました。
もっとも、これが続けば当然ながら首が飛ぶまであるので、このような日は今日を最後にしなければならないのですが・・・。
2006年03月31日
最後だけれど普通の日
今日を限りに、今の職場を辞めることになりました。とはいえ、朝、いつも通り出勤し、いつも通りパソコンの電源を入れて普通に仕事を開始します。年度末ということもあって、異動がらみの仕事や、突発的な仕事がどんどん入り、かなりバタバタした一日です。気がついたら昼休みになり、午後も同様にバタバタと仕事をこなします。そのうち、後任の人が来たので、とりあえず引き継ぎ用のマニュアルを渡し、読んでもらった後に業務の説明をしました。
夕方になって、取引先の方などに挨拶。しかし、感傷に浸る間もなく再び仕事、そのうち、仕事終了時刻が近づいたので、慌てて各部署に退任の挨拶をします。この中には、今日を最後に二度と会わない人もいるのだろうな、などと思いました。しかし、挨拶をしたにも関わらず、仕事のほうは片付きません。
まあ、やり続けるときりがないので、ある程度めどがついた所で引き上げる事にしました。「最終日」らしきこともしましたが、9割がたは普段と同じ一日。そしていつも通り、元上司と上司と三人で駅まで行き、駅で別れる元上司と挨拶。そして上司と駅構内の店でちょっと話し、最後に挨拶をして別れました。
意外なほどに普通の一日を過ごし、14年間勤めた仕事が終わりました。帰りの電車に一人になった時も、特に感慨みたいなものはなありません。新聞を読んだり、三日後から始まる新たな仕事に思いを馳せたりしていました。
最後の日に感慨がないというのは、やはり好ましい事ではないのでしょう。そういう意味では残念ですが、14年を振り返れば、いい思い出も多々ありました。また、いい人と知り合うこともできました。嫁さんと出会うことができたのも仕事がきっかけでした。そういう意味では、この職場にいることができた事には感謝しています。
2006年03月30日
春巻の国?
メキシコ料理を食べに行きました。メニューには日本語訳はあるものの、ほぼ原文のみ。特に詳しい人はいないので、とりあえず、「タコス」とか「ブリトー」など、知っている名前のものや、具が「ビーフ」になっているものなどを頼みました。
するとなぜか、突き出しで出てきたチップ状のものを除くと、「小麦粉で作った皮を筒状にして具をくるんだもの」ばかりが机に並びました。いろいろと違いはあるのですが、要は春巻ばかり出てくるわけです。途中、鉄板に肉を乗せたものが来て、「やっと春巻以外が・・・」と思ったのですが、それにも薄い小麦粉製の「皮」が添えられており、結局、鉄板の上の肉をそれに巻いて食べました。
偶然、春巻ばかり頼んだのか、メキシコ料理の基本は春巻なのか分かりません。いずれにせよ、似たような形状なものばかり出てくるので、結局何がどういう名前の食べ物だかわかりませんでした。ただ、味のほうは春巻が苦手が私でも、十分楽しめるものでした。
もし次に行く機会があれば、各種の春巻の区別をつけることができるようになりたいものです。
2006年03月28日
風邪をひいた瞬間?
仕事中、突然、体調がおかしくなりました。目眩と腹痛がして、体が震えます。激痛の中なのに、「これが、『おこり』とかいうやつなのか?」などと自己分析しているのですから、今ふり帰ると、我ながら面白いものです。数分苦しみましたが、それが過ぎると、嘘のようにおさまりました。落ち着いてみると、かなり汗をかいていました。
それからしばらくして、喉の軽い痛みと声がかすれている事に気づきました。どうやら、風邪をひいてしまったようです。もしかしたら、あの激痛と汗は、体内で風邪のウイルスが活動を始め、それを免疫のたぐいが迎え撃って戦った瞬間なのかな、などと思いました。
2006年03月27日
早いほどいい?
中教審が小学5年からの英語必修化を提言したそうです。理由が「グローバル化の進展」と「既に小学校の『総合的学習』などで『英語活動』が行われているから」だそうです。
この二つの「理由」だけでも、突っ込みどころが少なからずありますが、とりあえず「既に『英語活動』なるものがあるなら、別に必修化しなくてもいいじゃないか」とはいの一番に思いました。
どうやら、「英語力」とやらを身につけるには早く教え込めば教え込めばいい、という発想のようです。しかし、個人的経験からすると、いささか疑問があります。
大学受験時、好きでもないけど必要にかられて英語を勉強した結果、「入試に出る英文を、頭の中で和訳しないで意味を解する」程度の「英語力」はつきました。しかし、大学に入ってそのような「英語力」を必要としなくなってからは、その能力は落ちる一方、卒業する頃には、「この単語、4年前は知っていたんだけどな・・・」という、「アルジャーノンに花束を」の後半部分みたいな感じになっていました。
ネットを初めてから、たまに原文のサイトを見るのですが、当然ながら意味がわからず、翻訳ページの世話になるありさま。たまに、「もし大学入学時からインターネットがあれば、ここまで英語力は落ちなかっただろうな・・・」などと思うことがあります。
もちろん、これは英語に限りません。数学・理科・日本史なども同様です。必要になれば懸命に覚えるし、使わなければ忘れてしまいます。そう考えると、「小学5年からの英語教育」なるものが、どのくらい「効果」があるのか、はなはだ疑問になるわけです。
あと、個人的には「グローバル化」が進めば進むほど、むしろまず自国語をきっちり習得し、その後も、特定言語に隔たらず、興味のあるものおよびそれぞれに必要な外国語を学ぶ必要があると思うのですが・・・。もっとも、一部の人々の間では「グローバル化=政治・軍事のみならず経済的にもアメリカの属国になること」と考えている節があるようなので、あのような「提言」が出るのも仕方ないのかもしれませんが・・・。
2006年03月26日
マニュアル本
本屋に行って、ビジネス書のところに行ったら、多種多様のマニュアル本が置いてありました。その中で一つ目についたのが「バカとの話し方」みたいな本です。題名の通りで、どうしようもない人のあしらい方についていろいろ書いてあります。
着眼点は面白いし、ちょっと読んでみた限り、書いている事の中には一理あると思うものもありました。しかし、肝心な事はその「バカ」とやらをどうやって見分けるか、という事にあるのでは、と疑問に思いました。よほどの極端な人でない限り、人が「バカ」であるかどうかなど、数回接しただけでは分かりません。第一感の印象が1年後には180度変わることもよくあります。
肝心のその「誰がバカなのか」を理解できなければ、「対処法」を学んでもあまり意味がないのではないでしょうか。まあ、そのへんが分かっていれば、最初からこのようなマニュアル本に頼りはしないのでしょうが・・・。
などと「マニュアル本」を批判しながらも、現在の立場もあって、つい「面接マニュアル」というの本が目につくと気になります。その中の一つに、辞典並の厚さの本がありました。しかも、「新卒用」と「中途用」がそれぞれあるのです。さすがに、それだけ分厚いと、開く気もなくなります。それにしても、これだけの「面接マニュアル」を全て習得した日には、面接時に「本来の自分」を出す余地はなくなってしまうのでは、などと気になりました。
2006年03月23日
階段の記憶
かつて通っていた高校の近くに行く用事がありました。目的地は、高校時代、帰りに神保町書店街に寄るとき使ったバス停(現在は廃線)の近くです。高校からそのバス停に行く際に大通りを渡るのですが、そこには横断歩道がなく、地下鉄の駅の出入り口を経由してそのバス停まで行ったものでした。
その「懐かしの場所」に今日は地下鉄で行きました。改札を出たところは、高校時代にさんざん通り過ぎたはずなのですが、全然覚えていません。ちょっと迷いながら、目的の階段のところにたどりつきました。
ところが、階段を上りだした瞬間、高校時代の記憶が甦りました。階段の狭さ、出口の外に見える風景など、はっきり覚えています。最後に使ってから18年以上たっているのにです。我ながら、「記憶」の構造の不思議さに驚きました。
ちなみに、かつて使っていたバス停は、当然ながら完全に撤去されて跡形もありませんでした。また、建物は基本的にはあまり変わっていなかったように思えました。しかし、それらの1階に、当時はなかったコンビニやマクドナルドといったチェーン店が少なからず入っていました。その派手な看板のおかげで、町の雰囲気はかなり変わったように感じました。
2006年03月17日
区切り
まる14年勤めていた職場を今月末で辞める事になりました。振り返ってみると、あっという間の14年間でした。今振り返っても、そこに勤めた事を後悔する気は起きないので、まあ、いい仕事ができたと言えるのでしょう。これで、今後も勤める意志を保つことができれば、さらに良かったのですが・・・。まあ、仕方ありません。
これからどうなるか分かりませんが、これまで以上にいい仕事ができるよう、頑張っていきたいものです。それにしても、自分が職安に行く日が来るとは、つい数年前までは思いもしなかったものでした。自分で決めた事ながら、人生というのは予想がつかないものだと驚いています。
2006年03月16日
20年に一度?
電車に乗ったら、車内のどこを見ても同じ広告が掲載されていました。一編成の全ての車両に同じ会社の広告が載る「APトレイン」というやつです。
広告主は剃刀会社の「Gillette(ジレット)」で、広告キャラクターはファイターズの新庄選手です。中吊り広告は全て新庄選手の顔が載っています。車内を歩いていると、なんか新庄選手の合わせ鏡の中に自分が紛れ込んだような感じがしました。
この「Gillette」の名前を見たのはちょうど20年ぶりの事でした。1986年春先のある日、ランディ=バース選手の顔と「明日のオレを見てくれ」と一言だけで新聞の一面まるごとを占めた謎の広告が載りました。いったい何のことなのだか全然分からず、不思議な思いをしたものですが、翌日、そのGilletteの剃刀で髭をそり落として別人のようになったバース選手の顔がこれまた一面まるごとに掲載され、度肝を抜かれたものでした(参考ページ)。
その20年後に、またもや野球選手を使って大々的な宣伝をやったわけです。なんか、会社の方針みたいなものでもあるのでしょうか。
余談になりますが、私は髭は電気剃刀を使っており、現在はブラウンのものを使っています。こちらも、「街頭で剃り残し比較試験」という独特の広告の効果で、やはり20年くらい前から知っていました。今回、この新庄選手の広告がきっかけでGilletteのサイトを見たところ、この二つのブランドは同じ会社でやっているという事を知り、これまた驚かされました。
2006年03月15日
テーブルクロスの活用法
仕事の関係で、とある「文化人」の話を聞く必要が生じました。対話でも討論でもなく、ただ聞いているだけです。それに対する報告書を後で作成したりする必要もなく、ただ、その場にいるのが「仕事」、といったものです。
これでまだ、聞く価値のある話でしたらまだいいのですが、全くもって内容も意味もない話なのです。見当違いの浅薄な知識と認識をもとにとんでもない事を言ううえに、話の内容が破綻しており、数分前に言った事と180度違うことを平然と語る始末です。最初のうちは、その事実誤認や論理矛盾を心の中で指摘して嘲笑していたのですが、しばらくすると、それにも飽きてしまいました。
ほとほと困り果てた時、ふと机の上のテーブルクロスが目に入りました。その模様は菱形を組み合わせたもので、特に奇抜でもありません。しかし、この状況において、その模様を頭の中で組み合わせたり、組み替えたりするのは、低劣な話を少しでも耳に入れないための有益な避難策となりました。しばらくすると、組み合わせのネタも尽きたので、今度は左右の焦点をずらして「立体映像みたいに見える焦点」を探したりもしました。
普段は何とも思っていなかったテーブルクロスの模様に、このような活用方法があるとは思いませんでした。おかげで今日は助かりましたが、二度とこのような経験はしたくないものだ、と心底辟易させられた小一時間の「拷問」でした。
2006年03月14日
「記憶」と「記録」
同時代に並び立った大物二人を比較する時に、「○○は記録に残り、××は記憶に残る」という表現が使われる事があります。一番よく使われるのは、読売球団の9連覇時代に活躍した王選手と長嶋選手のようです。他に、同時代に活躍した相撲の大鵬関と柏戸関(故人)で使われているのも見たことがあります。
しかし、よくよく考えてみると、これは比較になっていません。「記憶に残る」というのは個々人の完全な主観であり、「記録に残る」というのはそれに比べるとかなり客観性の高い基準だからです。さらに言うと、「記録に残る」と呼ばれる人が「記憶に残らない」などという事はどのくらいあるのでしょうか。私は、「ON時代」の野球を見たことはないので、直接当時の二人を比較することはできません。とはいえ、少なくとも私の知る限り、「王選手の本塁打数や三冠王などの大記録は知っているが、当時の試合は見ていたのに、彼がどんな選手だったかは思い出せない」などと言う人を見たことはありません。
にも関わらず、一部世代においていまだに「ON時代」というものが語り継がれているわけです。となると、「記憶」と「記録」を尺度にして二人を比較する際は、「ともに記憶に残る選手だが、記録面では王選手が上だった」としたほうが適切なのではないでしょうか。ちなみに、長嶋選手も打撃タイトルを計13回も取っています。同時代に王選手がいなければ、十二分に「記録に残る選手」でもあったわけです。
もちろん、「どちらが好き」というのはその人の主観であり、別にどのような主張をしようと自由です。しかしながら、「自分としては○○より××のほうが好きだ」と普通に言えばいいところを、「○○は記録に残るが、××は記憶に残る」と何の根拠もない事を、あたかも「客観データ」であるがごとく主張するのには、姑息さみたいなものまで感じてしまいます。
2006年03月12日
半休+半休=一日休?
いろいろあって、9日ほど連続で職場に行っていました。うちの職場には「半休」や「時間休」があるので、9日間フルタイム勤務というわけではなく、勤務時間でならせば週6日労働くらいにはなります。とはいえ、やはり週6日働くよりも、疲労感はあります。
もちろん、世の中にはもっと過酷な労働環境が山ほどある事は承知しています。実際、私の身内で経理をやっている人がいるのですが、決算期ということで土日も午前様という私の数倍忙しい状況になっています。
さて、そんな中、「少子化対策で有給を取らせる方法として、半休制度の導入」などという声が出ています。しかし、比較的楽な職場ですでに半休があるウチですらこれなわけです。さらに忙しい職場にこの制度が導入されたとして、果たして労働の緩和になるのでしょうか。むしろ「半休4回取ったのだから2日休んだのも同じだ」などといって、さらなる酷使が生じかねないと思うのですが・・・。
まあ、いまの政府が労働者の環境を良くする政策を行う、という事がありえないので、そのような「少子化対策案」が出てくるのも仕方ないのでしょうが・・・。
2006年03月11日
講演会
珍しく、講演会というもに2回ほど参加する機会がありました。有名な会社経営者や役員が職場に来て、私が今やっている仕事について語りました。二つの話を聞き比べると、かなり内容が異なります。とくに、一番肝心とも言える、私の勤務先の収入の柱に対する今後の見通しに対する見解が180度異なりました。
もちろん、ともに実績のある経営者なのですから、それぞれの分析があっての事なのでしょう。しかしながら、ほぼ同じ時期にここまで180度違う見解を聞くとは思いませんでした。
というわけで、二つの講演を聴いて得た結論は、「最大の収入源の今後については、自分たちで考えるよりない」という事でした。まあ、数時間の講演を数回聴いたくらいで、経営方針がつかめれば誰も苦労はしないわけですので、当然といえば当然の結論なのですが。
2006年03月08日
経済記事の肩書き
新聞の経済記事を読んでいたら、とある先物会社の社長が代わった、というベタ記事がありました。その副見出しには「元巨人の林氏退任」とあります。これを見たとき、「元巨人」とは、どのような経済用語なのか、と一瞬悩みました。これがスポーツ面や社会面なら、「以前、読売球団に所属していた人」に決まっています。しかし、経済記事でしかもスポーツとは関係のなさそうな会社の社長交代に「元巨人」とは意味がわかりません。業界用語なのか、それとも以前「巨人」なる会社の社長だった人なのか?などと考えてみました。
ところが、本文を見たところ、意味はきわめて単純な「元読売所属」でした。しかも、わざわざ「1979年にドラ1で入団した投手で85年に退団」という経歴まで書いてありました。
在籍年数から分かるように何ら実績を残した選手ではありません。ちなみに一軍登板はゼロです。にも関わらず、経済記事の肩書きになるというのも変な話です。10代から20代前半までの数年間のあまり輝かしくない経歴が一生ついてまわるというのも、何だかな、と他人事ながら同情したくなりました。
2006年03月07日
寝癖
くせっ毛の上に、髪が硬いので、一度寝癖がつくとかなりひどい事になます。いろいろな整髪料を試していたりして対策に苦労していました。
ところが数年前のある日、天啓のように「短ければ寝癖はつかない」という抜本的な解決法(?)を発見。以来、月に一度床屋に行って「短めに」とだけ頼むという生活を続けていました。
ところが、先週末から、なぜか寝癖がついてしまいました。頭を洗っても、翌朝には元通りになっています。まあ、短いから目立ちませんが、朝、鏡を見るたびに「何故・・・」と思ってしまいます。
当然ながら、次の理髪の際により徹底して短くするよりありません。もっとも、以前、かなり短くしたところ、角刈りみたいになり、数日間「どこの組の方ですか?」とからかわれた事があるので、ある程度の加減が必要なのですが・・・。
2006年03月02日
幸運の後ろ髪
数ヶ月前、モバイルSUICAの導入を知った時、強い関心を持ちました。そのため、ちょくちょく対応携帯の値段を調べていました。すでにFOMAを使っていると、「買い増し」という扱いになって非常に割高になります。ところが12月下旬に、とあるドコモショップが「年末セール」という事で「買い増し12,000円」という表示を出していました。
喜んで、近くの銀行まで行って金を下ろしてきたのですが、戻ってきた時にふと「後継機種が出た直後だし、これは在庫処分モードに違いない。どうせ1月末のモバイルSUICA実施に間に合えばいいのだから、もう少し待とう」という考えが頭をもたげてしまいましたました。
ところが、年が明けて1月の連休の時に同じ店に行ったら、「成人の日セール」などと銘打っているにもかかわらず、買い増し価格は15,000円に上がっていました。「これで今買えば、みすみす3,000円損したようなものだ。どうせいつかは下がるだろうし」とまたまた見送ったのですが、その後、型落ち品にも関わらず、モバイルSUICA対応機種の買い増し価格は上がる一方です。しかも、よく「この色は品切れ」などという表示もよく見るほどの人気です。
考えてみれば、実施が近づけば宣伝される機会は増えます。ならば、関心を持つ人が増えて需要が上がり、それに伴い価格が上がるのも当然です。結果論なのでしょうが、12月の12,000円は千載一遇の好機だったわけです。
その後、同機種の買い増し価格を見るたびに、「12月に買っておけば・・・」と後悔の念がつのります。まさしく「幸運の女神の後ろ髪」というやつなのでしょうね。まあ、せめて、これを今後の教訓として、何とか「元」を取れれば、と思っています。
2006年02月25日
札幌旅行中
札幌に旅行に来ています。天気予報などではだいたい0度と、関東より10度低いとのことでしたので、いろいろと防寒具を持っていきました。
ところが、いざ札幌に着いて外に出てみると、関東とは気温が違うことは分かるのですが、不思議と寒いとは感じません。日がくれるまで外にいたのですが、靴以外は普段と全く同じ服装で過ごしました。
冬の北海道には過去3回行っていますが、こんな事は初めてです。明日の予報は雨とのことですし、例年より暖かいのでしょうか。
とはいえ、街中の公園を見れば雪で埋もれて滑り台の頭だけ出ていますし、通り掛かったトラックの荷台を見てみれば除雪した雪が積まれています。
こういうのを見ていると、やはり北海道の冬だな、と感じさせられます。
2006年02月24日
売却効果?
ステーキハウスのフォルクスは、比較的安価でサラダ食べ放題ができるので、よく利用しています。元々ダイエーの系列だったのですが、本体の経営不振もあり、昨年から「どん」というステーキ屋に売却されました。
その後も、サラダ食べ放題はあるので相変わらず行っているのですが、ある時期から、肉の味付けが変わりました。なんかやけに甘いソースがかかるのです。「どん」という店に行ったことはないのですが、やはりこの変化は売却が原因なのでしょうか。
まあ、この店にはあくまでもサラダ目的で行っているため、「サラダのつま」である肉のほうの味を気にする必要はさほどないで、今後もちょくちょく行くつもりではあるのですが。
2006年02月23日
録画運の悪い月?
今月に入ってから、スカパー!の番組の予約録画に失敗しまくっています。失敗内容は様々で、「全話録ってDVDに落とすつもりだったのに、間違えて更新を有効にしてしまい、先週の放映分に上書きしてしまった」「深夜に予約録画中だったものを、チューナーの電源の切り忘れと勘違いして切ってしまった」「放映開始日を勘違いして予約しなかった」「毎日放映のものを毎週放映と間違えて設定してしまった」などと多種多様です。
不思議な事に、一話でも録画に失敗してしまうと、激しく落ち込みます。特に原因が初歩的なミスだけに、非常にむなしくなります。別に、一度録ってDVDに落とした後に何度も見るわけではありません。さらに言えばスカパー!ですので、そう遠くないうちに再放送される事は分かっています。しかしながら、なぜか失敗を知った時の喪失感は半端ではありません。
いずれにせよ、今月は録画運のない月のようです。残り数日間、ちゃんと録画できるか、戦々恐々としています。
2006年02月21日
(100)
新聞を見ていたら、ある大量殺人事件の刑事被告人の精神状態がについて検察と弁護人が争っている、という記事がありました。その被告の訴訟能力の有無について、弁護側の五人目の医師として「秋元波留夫・元東大教授(100)」という人の見解が述べられていました。新聞記事において、人名の最後にこのようにカッコと数字が入るのは珍しいことではありません。しかし、そこに三桁の数字が入るのを見たのは初めてでした。そのため、一瞬、何を意味しているか理解できませんでした。
それにしても、百歳にして現役で、重大事件の裁判に登場してくるわけです。世の中には凄い人がいるものだと驚嘆しました。そのため、被告の精神異常の有無そのものよりも、そちらのほうが印象に残ってしまいました。
2006年02月20日
価値のなさを自ら宣伝
松山空港に行ったら「No1ホテル」なるところの大きな宣伝看板が出ていました。なんでも、3月15日開業予定という事です。料金体系を見ると、「シングル5,140円、ツイン7,870円均一」とあります。まあここまでは普通なのですが、さらに「ロイヤルスイートルーム30万円」という部屋がありました。帝国ホテルのスイートの一番高い部屋だって21万円です。しかも、キャンペーン期間ということで、その部屋を9割引の3万円で泊まれるフェアを開業前から募集しているのです。つまり、「定価30万円の価値はない」と自ら宣伝しているのと同じです。
冗談としても安っぽすぎて、ちょっと笑えません。このホテルの5,140円の部屋も、定価の半分くらいしか価値のない部屋なのでは、などとも思ってしまいました。
非・更新情報
このサイトを更新できない時というのは二つの原因があります。一つは、出かけている時で、もう一つは飲み過ぎてそのまま寝た時です。もっとも、出かけている時も、出先から更新できるように何らかの手はずを整えてから家を出ます。今回も、携帯からできるようにと、今まで以上に万全な更新体制を整えていたつもりでした。
ところが昨晩、酔っぱらってそのまま寝てしまいました。これでは松山にいようと自宅にいようと更新ができるわけがありません。更新云々は別としても、酒には気をつけねばなりませんね。
2006年02月15日
権威と風格が作る錯覚
ある人が、同音異義語について辞書で引いていました。自分では違和感があるものの、辞書にはその用例で正しいと書かれている、と不思議がっています。その様子を見たところ、その辞書の古さが気になりました。辞書ですから丈夫に作られているはずなのですが、表紙はかなりボロボロです。
以前、似たような外観の広辞苑を「なんか違和感があるけど広辞苑に載っているのだから・・・」と無理矢理納得して使っていた事がありました。しかしある日、「どうしてもこの用例はおかしい」と思って奥付を確認したら、自分の生まれた年が記載されてあり、驚き呆れた事があります。そこで、もしやと思ってその辞書の奥付を見たら、「第36版発行・昭和48年」などと書いてありました。30年以上経てば、言葉によっては使われ方が変わるのも当然です。
ただでさえ権威のある辞書に「古びた表紙」という「風格」がそなわってしまうので、つい勘違いしてしまうのでしょうか。後から振り返れば「古びた辞書→最新の言葉には対応していない」という事は当たり前のはずなのですが・・・。しかし、かつての私も、古びた広辞苑の奥付を見ようと思い立つまで、使い出してから1年くらいかかりました。まあ、このような事は、辞書に限った話ではありませんが・・・。
2006年02月14日
伝説の柔術と市場
職場の最寄り駅の看板を見たら「グレイシーアカデミー」なる教室の案内がありました。かつて「なんでもあり」の格闘大会で優勝した事で脚光を浴び、日本でも大舞台で何度も試合をした、あの「グレイシー柔術」による教室のようです。ちなみに、漫画「修羅の門」で結果的に最後の敵となった「グラシエーロ柔術」のモデルでもあります。
ところが、その看板の一番上に書いてあったのは、この柔術の代名詞となった「ヴァーリ・トゥード」でも「関節技」でもありませんでした。一番上が「ダイエット」で次が「ヨガ」でした。まあ、駅に看板を出して生徒さんを募集するなら、「伝説の柔術の習得」よりもそれらの言葉を使った方が集客力はあるでしょう。柔術をやりたい人なら、看板などを見なくても自分で調べて来そうですし。
というわけで、当然といえば当然の看板ではあります。とはいえ、10数年前にプロレス雑誌を愛読していた頃、「グレイシーに200%勝てると豪語して道場破りに行ったプロレスラーA選手が、ボコボコにやられてたたき出される」などという記事を読んで喜んでいた身としては、この看板を見た時には何とも言えない違和感がありました。
2006年02月13日
大魔術の解説
子供の頃に読んだ「手品・奇術入門」の最後にあった、想像を絶する「瞬間移動」の奇術およびその解説について、3年ほど前に書いたことがあります。これが、Googleで「手品 たねあかし」検索すると16番目くらいに来るため、この検索語句でそこに来る人がいます。
そのためか、先日「子供の幼稚園のお遊技会での父母による出し物でやりたいので、本に書かれていたという『人体切断』のタネを知っていたら教えてもらえないか」というメールをいただきました。その部分の記述は覚えていたので「二つの箱にそれぞれ人が入って・・・」などと説明したところ、「やってみます」との返信がありました。
私は手先が不器用なこともあり、カードマジックすらまともにやった事はありません。そんな自分が、見知らぬ人に「人体切断マジック」のやり方(?)を説明する日が来るとは、夢にも思いませんでした。それにしても、この「幼稚園でやる人体切断マジック」、可能ならばぜひ見てみたいものです。
2006年02月12日
冬季五輪
昨日からトリノで冬季五輪が始まりました。嫁さんが好きでずっと視ているので、TVから状況が分かりますが、私自身は全く持って知識がありません。なにしろ、先月あたりからヤフーなどのニュース欄に「ミキティ」という文字が多数出たとき、「楽天の社長がまた何かやったのか?」と勘違いしたほどです。さすがに安藤美姫選手の名前くらいは何とか知ってはいましたが、あだ名はもちろん、どんな競技をやる人かすらも知りませんでした。
とかいいながら、ずっとTVがついているだけに、何となく画面に目は行きます。しかしながら競技については当然ながら分かりません。ただ、現地は暖冬らしく、背景の山に雪が積もっていないのには驚かされました。嫁さんの話だと人工降雪でやっているとの事ですが、なんでそんな可能性のある気候のところで五輪をやっているのか、素人考えですが不思議です。
2006年02月11日
両極端
秋葉原に行って、ヨドバシの上で食事をしてその後、歩行者天国に行きました。秋葉原自体はちょくちょく行っているのですが、会社帰りに寄るのがほとんどです。したがって、週末の秋葉原に行くのはかなり久しぶりです。
まず、ヨドバシの上に行ったのですが、まわりは普通の家族連れにカップルなど、これまでの秋葉原では見かけなかった人がほとんどです。その後、エスカレーターで降りる時、前にいたのは老婦人の二人組でした。一瞬、秋葉原から別の世界に飛ばされたのでは、などと変な事を考えてしまうほどの違和感がありました。もっとも、ヨドバシのPC関連商品売り場にいたのは「普通のヨドバシの客層」でしたが・・・。
その後、歩行者天国を通って、パーツ屋などに行きました。歩行者天国ではところどころで人だかりがしています。そこでメイドなどのコスプレ撮影会が行われている事は、情報として知っていたので、奇妙に思いこそすれ、驚きはしませんでした。しかし、そこから一歩路地に入った時は驚きました。そこにはいかにもな風体の青年たちが雑然と30人くらい何かを待って佇んでいるのです。といっても何かの発売待ちで行列を作っている、という感じではありません。何のためにいるのか、皆目見当もつきませんでした。しばらくして、同じ所を戻ったのですが、路地に先ほどの人々はいませんでした。そして、路地を出たところに新たなコスプレ少女が出現しており、それを取り囲んで皆で写真を撮っているのです。ということは、あの佇んでいた青年たちは、「出待ち」だったのでしょうか。
というわけで、ある部分では一般化しつつ、別の部分ではより濃くなっているという、休日の秋葉原の変化ぶりを堪能できた一日でした。
あと、おでん缶の前を通ったら、修学旅行生こそいなかったものの、自販機の前でカメラを構えている人が数人いました。どうやら本当に、「観光スポット」となっているようです。
2006年02月10日
匿名の逆効果
昨晩あたりから、未成年のアイドルが喫煙して謹慎処分になった、というニュースが流れています。未成年者という事もあり、会社によって、名前を出したり匿名にしたりしています。ところが、匿名で報じているいくつかの新聞社のサイトを見ると、いずれも、「二人組のユニットに所属している18歳のA」として、そのユニット名、さらにはかつて所属していたグループ名を書いています。
そのユニットの相方も未成年なわけですから、この中途半端な匿名報道だと無実の相方にあらぬ疑いがかかる危険性すらあります。こうなると、むしろ実名報道のほうがまだマシ、という結果にすらなりかねません。本当に匿名性を守りたいのなら、ユニット名もグループ名も具体的には一切書かず、ただ「人気アイドルのA」とだけ書けばいいと思うのですが・・・。
2006年02月08日
修学旅行の人気目的地
秋葉原駅ホームのスタンドでトマトジュースを飲んでいました。すると、修学旅行生と思しき集団が、店員さんに「オデンカンのある所、分かりますか?」と尋ねてきました。交通博物館なら秋葉原駅の近くにありますし、電力館なら渋谷にありますが、そんな名前の「館」は聞いた事がありません。店員さんも同様で、困った挙句、ちょうど来た納入業者にも尋ねたりしましたが、やはり分かりません。
ところが、数十秒くらい経って、ふと「館」ではない事に気づきました。その少年少女たちが求めていたのは「おでん缶」(※地図)だったのです。
人生で何度もない修学旅行において、自動販売機を見にいくとはなかなか見上げた感覚です。それに敬意を表して(?)、口頭での案内に加え、手帳を破って地図を書いて渡しました。まあ、私の下手な字の地図だけではたどりつけないでしょうが、ないよりはマシでしょう。
かなり前からネットでのネタにはなっていましたが、まさか修学旅行の目的地になるほどのものとは思いませんでした。あと、その子たちのその感覚は評価しますが、「缶入りのおでんを売っている自販機はどこですか?」と尋ねることのできない会話力には、将来の事を考えるとちょっと不安をおぼえました。
2006年02月07日
目の体操
スワローズの川島投手のブログを見ていたら、学校の休み時間にやっていた「水晶体体操」なるものについて書いてありました。近眼防止のために、遠くを見たり近くを見る、という運動(?)です。
子供の頃、1年数ヶ月ほど関西に住んでいた事があります。その時在籍した小学校にも、そのような日課(?)がありました。最初、転校してきた直後、いきなり休み時間に謎の音楽が流れ、周りの級友が一斉に目の前で手を動かしだした(※その手を見る事により「目の体操」になる)時は何が起きたかと心底驚いたものでした。ちなみにその時流れた歌詞は、今でも覚えています。
てっきり関西地区限定の風習だと思っていたのですが、川島投手は千葉出身です。という事は、全国さまざまな所である風習なのでしょうか。意外な所で思わぬ知識を得る事ができました。
2006年02月06日
最後の難関?
ペットボトル等のリサイクル対応が日を追うごとに進んでいます。清涼飲料などのビニールの包装はもちろんですが、醤油などに使われる紙の包装も、新種の糊を使っているのか、きれいにはがせるようになっていました。
ただ、内蓋の取り外しはいまだに手間取ります。素手ではまず無理で、軟らかいものでもゴム手袋でもしないと爪が痛みます。それでもダメだと、鋏を継ぎ目に突っ込んで外すのですが、手が滑ると怪我してしまうので、細心の注意が必要です。まあ、これが簡単に取れるようだと、内蓋本来の目的である「流量調整」ができなくなってしまうので、仕方ないのでしょうが。もっとも、外すのが大変なだけに、取り外しに成功した時の喜びは、ひとしおです。
ただ、リサイクル対応の進歩はめざましい物があるので、そのうち「簡単に外せる内蓋」が開発される日が来るかもしれません。その時が楽しみな反面、「あの苦労して内蓋を取った時の満足感を味わえないのも・・・」などと矛盾した事を思ってもいます。
2006年02月04日
必要性が不明な注釈
新聞を読んでいたら、HDDつきDVD録画機の新製品紹介が載っていました。そこにHDDの容量についての説明があるのですが、そこには「250ギガ(ギガは10億)バイト」という表記になっていました。
ほんの7文字とはいえ、この注釈の存在意義がどこにあるのか、ちょっと気になりました。普通に録画機を買う人にとっては、ギガの単位換算などどうでもいい事です。必要なのは、最高画質および最低画質で何時間録画できるかという情報でしょう。しかし、ギガだのバイトだのという概念は、普通はよく分かりません。「1バイトあたりの可能録画時間は○秒だから、その250×10億なら※時間録画できるな」などと理解できる人は専門家以外にはいないでしょう。また、そんな計算ができる人なら、「ギガ」に関する注釈など当然過ぎて必要ありません。
さらに言うと、このテの単位は「1,000」ではなくて「1,024」で繰り上がるので、実はこの「1ギガ=10億」というのは正確ではありません。Googleで計算してみたところ、約10億7千3百万バイトだそうで、その差は約70メガバイトになります。もちろん、録画時間においての70MBなど誤差の範囲なので問題はないのですが、わざわざ注釈をつけるなら、「約10億」のほうが適切なわけです。
まあ、別にその注釈があって困る人はいないので、別にかまわないのですが、ちょっと不思議な表記でした。
2006年02月03日
節分
晩酌のつまみの乾き物としてはバタピーとミックスナッツを普段から愛用しています。数日前、今週のつまみとしてそれらを買い込もうとしたのですが、その時、レジの近くに、節分用の豆が置いてあるのに気づきました。
そう言えばそんな行事もあったな、と思って記念に購入。そしてナッツの代わりに今日の晩酌のつまみにしました。豆まき用なので、ちょっと多かったのが難点ですが、大豆が好きな事もあり、美味しい酒を飲む事ができました。
というわけで、世間一般とかなり違う方法ながら、「節分の豆」を楽しんだ次第です。
2006年02月02日
バーサス
あるゲームに参加したところ、運良く景品が当たりました。マフラーかタオルのようなのですが、箱の脇に「ALFREDO VERSACE」と書いてあります。最初、「バーサス?いわゆるV.S.の事だろうか?」などと思っていたのですが、よく見ると、ちょっと綴りが違います。そのうち、左の名前からしてイタリア語っぽい事に気づき、ローマ字読みしたら「ベルサーチ」と読める事に気づきました。私でも名前くらいは聞いた事のある有名ブランドです。
しかし、ゲームの参加費からして、どう考えてもそんなブランド物が当たるとは思えません。そこでネットで検索したところ、この「アルフレッド・ベルサーチ」は、いわゆる「ベルサーチ」とは全く関係ないものらしい、という事が分かりました。ブランドの世界の事は全然分かりませんが、そういう商法もあるという事なのでしょう。いずれにせよ「分相応なもの」である事がわかり、むしろホッとしました。
2006年02月01日
震源地と震度のあった地域
先刻、地震がありました。震源は毎度おなじみの千葉県北西部です。かつては、最初にガタッと揺れて、その後に余震があって止まる、という感じでした。ところが最近は、弱い揺れが長く続き、たまに揺れが強まったりしながら、比較的長く揺れつづける、という感じになっています。この変化が何を意味するのかはわかりませんが・・・。
ところで、報道によると、震度4が横浜と埼玉だったのをはじめ、震度3にも千葉県の市町村は一切出ていません。震源地は千葉ですし、実際、我が家も揺れたのですが、千葉県各地はまんべんなく震度2以下だったのでしょうか。地震の伝わり方の不思議さを改めて感じました。
2006年01月28日
安土大坂時代
近くを歩いている子供たちが、「安土桃山時代の次は江戸時代」などと話していました。おそらく、社会科で習ったばかりなのでしょう。聞いていて、自分が最初に日本史を勉強した頃の事などを思い出したのですが、そのうちふと、「安土桃山時代」という名前が気になりだしました。
この時代は織田信長と豊臣秀吉の時代です。そして「安土」といえば織田信長の城があった所です。では、豊臣秀吉の城は「桃山」なのでしょうか。確かに晩年はそこにいたようですが、一般的には豊臣秀吉といえば大坂城です。にも関わらず、なぜ「安土桃山時代」になってしまったのでしょうか。ちなみに、ウィキペディアにも、「大坂時代」と言う方が正確であるという歴史解釈も登場しつつあるという意見が掲載されていました。
理由を考えていて思い至ったのはその語感でした。「安土大坂時代」だと、その言葉を聞いた人が「『大阪』によく分からない接頭語がついている。要は大坂時代なのだろう」と思ってしまう可能性があります。それを恐れた歴史学者が有名な大坂城でなく、あえて桃山城を選んだのではないか、などという仮説を立ててみました。まあ、こんなの検証のしようがないですが・・・。
2006年01月27日
あえてこの時期に
フリービット株式会社というIT企業があります。一般的にはあまり有名ではない会社ですが、今話題のライブドアが、その社名変更のきっかけとなった無料プロバイダ買収の際に、足回りの部分を担当して黒字化に貢献したという実績があります。
そこのCEO氏の今回更新された日記のトップには、その無料プロバイダ買収の時からのつきあいである、ライブドアの前社長氏と一緒の写真が掲載されています。
ここ数週間の強制捜査→逮捕の過程において、各メディアはこの前社長氏に対する非難の大合唱状態です。私自身、この前社長氏並びにこの会社は基本的に好きではありません。しかしながら、まだ「逮捕された容疑者の嫌疑」でしかないものを「犯罪であると確定した事実」であるかのように報道する姿勢にはそれ以上の嫌悪感を持っています。
そういう中、あえてその渦中の人と一緒の写真を掲載し、その人柄についても、長所も批判点もあわせて書くという、このCEO氏の姿勢には感服させられました。数ヶ月前にさんざん持ち上げて選挙に担ぎ出しておいて、いざとなったら言い逃れと開き直りに終始するような連中とはえらい違いです。
この事件関連で流れた情報を見るたびに辟易していた中、初めて気分が明るくなる文章を読むことができました。
2006年01月25日
誤認識
大学で英語の単位を取って以来15年ほど、ほとんど英語と縁のない生活を送っていました。そんなある日、ちょっとした英語の文を書く機会がありました。ところが、その時は普通に書いていたのですが、数日後、再度見るとなんか違和感があるのです。よくよく見たら、「best」を「vest」と書いていました。書いた時点では、何ら違和感がなかったところを見ると、完璧に間違って認識していたようです。
不思議な事に、比較級である「better」はちゃんと「bで始まる」と認識していました。なのになぜ、「best」は誤って認識していたのか、我ながら不思議なものだと思いました。
英語に関しては必要も興味もないのですが、少なくとも中学生程度の単語くらいは忘れないようにせねば・・・とつくづく思いました。
2006年01月24日
ネットで商売する際の基本以前
たまに、サイト製作会社やショッピングモール運営会社から売り込みの電話がきます。ネット関係だと、仮に何かするにしても、具体的なものを目にしないと話になりません。そこで、そういう電話に対しては、「メルアドを言うから、そちらに案内とURL書いて送ってください。それを読んで興味が持てたらこちらから電話しますので」と答えています。まあ、実際に資料見た結果、こちらから電話した例はないのですが。
ところが、そう言っているにも関わらず、またしつこく電話してくる業者もたまにいます。その中で、先日かかってきたショッピングモールの売り込み電話は鮮烈でした。「メールは見ましたが、条件が合わなかったので」と言うと、「出店料を特別割引します。その額についてはメールに書けないんですよ」などと食い下がってきます。インターネットでの物販をやっていると称する会社が「メールでは書けない」料金で交渉をするとはかなりすごい神経です。自ら「信用に値しないショッピングモールです」と言っているようなものだと思うのですが・・・。ろくでもない業者からの電話にもかなり慣れているのですが、久々の「大物」でした。
2006年01月23日
迷惑コメントで作れる記事
夕刊フジが、国際大会で負けたゴルフ選手を叩く記事を書いています。その表題は「ヘラヘラするな!」藍ブログに猛烈バッシング 黄金コンビ惨敗でファン失望」というもの。表題のごとく、選手のブログに投稿された「悪口コメント」をかき集めて記事を作っています。
私はゴルフの事も、今回の大会の事もほとんど分かりません。ただ、ブログのコメント欄や極めて多くの書き込み者がある掲示板において、このような「バッシング」が少なからず起きる事はよく知っています。2004年の五輪野球銅メダルの時も、ある投手の発言が捏造されたところ、その選手の公式サイト掲示板に「バッシング」が殺到した、という事がありました。そこで「バッシング」なるものをする輩は、匿名をいい事に無責任に悪口を書きまくるわけです。そういう連中のどこが「ファン」なのでしょうか。
もっとも、1年半前のプロ野球スト騒動の時、この新聞は、プレーオフ出場争いで盛り上がる札幌や所沢の大観衆を無視し、セの消化試合がガラガラだったからという理由で本物のファンは何処になどという記事を書いていました。読んだ当時は大いに呆れましたが、ブログに匿名で中傷コメントを書く輩を「ファン」と定義するならば、と今更ながら納得(?)しました。
それにしても、そのような非常識なコメントをかき集めて「記事」を作るのですから呆れます。製作者の頭も、迷惑コメントを書く輩と同レベルという事なのでしょうか。
ところで前から不思議なのですが、このゴルフ選手のみならず、いくつかの有名人のブログを見て気になる事があります。それらのブログのコメント・トラバ欄には、そのような低俗な中傷を始め、単なる宣伝や、「やった、コメント一番乗り」とだけ書くような、作者にも普通の読者にも何ら意味のないものが多数投稿されます。なんでああいうのを消去しないのか、不思議です。そういう無意味なのを大量に放置することにより、逆に価値のあるコメントやトラバが埋もれてしまい、ブログ主にとっても普通の投稿者にとっても損だと思うのですが・・・。
2006年01月21日
初雪
首都圏に初の雪が降りました。我が幕張本郷では、裏側にあたる我が家周辺では、比較的こまめに雪かきが行われていました。ところが、駅正面にある歩道橋は除雪らしい除雪がなされていません。そこそこ人通りが多い階段なんかも、雪が積もりっぱなしになっていました。
今日はまだ大丈夫でしょうが問題は明日以降。明日は「太陽は出るけれど気温は上がらない」という予報です。したがって、積もっていた雪はそのまま凍結する事が予想されます。階段がそのような状態になっていると、何が起きるか分かりません。数日は怖くて、駅前の歩道橋は利用できそうにありません。
それにしても、何年たっても、「初雪」の時の除雪は不完全です。しかも、二度目の雪の時は、初雪で怪我人が出たせいか、かなりしっかり除雪がなされます。なぜそれが翌年以降に継承されないのか、非常に不思議です。
2006年01月19日
反対と死体
境保護団体グリーンピースの活動家らは18日、日本の調査捕鯨に反対し、在独日本国大使館前にクジラの死がいを持ち込んだそうです。
私は捕鯨問題についてはあまり関心がなく、したがって知識もありません。しかし、この行為というのは、「日本に対して」というより「クジラに対して」という観点でいかがなものかと思いました。というのも、「抗議」と「大使館の前に死体を晒す」というのがどうも結びつかないのです。たとえば、イラクで大量殺戮を行っている国に抗議するために、その国の大使館の前に行き倒れたイラク人の死体を置くような事をする人はいないでしょう。もちろん、動物と人間を一緒にするわけにはいきません。とはいえ、クジラにだってある程度の尊厳を認めてやってもいいと思います。
だいたい、こんな事をして、「そうか、大使館前にクジラの死体を晒されたのか。よし、これまでは捕鯨に賛成だったが、これからは反対しよう」と思う人などいるのでしょうか。
グリーンピースのサイトにある反捕鯨の考え方は、読んで納得できるものでした。しかし、そのドイツでの行動は納得しがたいものがあります。まあ、大きい組織なのですから、いろいろな言動の人がいるのは仕方ないのでしょうが。
2006年01月16日
最大級の宴会場で稲荷寿司
昨年4月に開業した、「東京プリンスホテル・パークタワー」地下にある「最高3,600人収容の日本最大級の宴会場」での立食パーティーに参加しました。その広い会場なのに歩くのに気を配らねばならないほど人が来ています。ところが、参加者の割には食事の供給が全然足りません。会が始まった時から、洋食のところにできている列は全然動きません。事前申込制の会なのだから、参加人数が予想外に多かった、というわけではないはずですが・・・。
仕方ないので、唯一余裕のあったデザートコーナーからケーキを取って空腹の足しとしました。これまで何度も立食パーティーに出ましたが、一番最初に食べたのがケーキというのは初めてです。その後も、食事の需給バランスは改善される事はありません。結局、洋食のほうは、三度目くらいの「挑戦」で、やっと肉料理が一皿食べれただけでした。
仕方ないので、会場隅にある和食コーナーに標的を変えたのですが、これがまたすごい貧弱な品揃え。寿司のところに行ったら、鉄火・お新香・牛蒡・河童の巻物と、稲荷寿司しかありません。学生時代、プリンスホテルの洗い場でバイトをしていた時は、寿司と言えば必ず握り寿司が出ていたものですが・・・。
ちなみにこの会の主催は、その名を知らない人はほとんどいないというネット企業で、こちらが支払う参加費も安くはない額です。「日本最大級の宴会場で、日本を代表する企業主催の宴会でこの品揃えは・・・」とは思いながら、その中で腹持ちの良さそうな稲荷寿司をひたすら食べて空腹を凌ぎました。
そのコスト意識の強さ(?)は並大抵ではありません。まあ、ここまで経費を節減しているからこそ、短期間であそこまでのし上がったのかも知れませんが・・・。さすが、1勝あたりの黒字額でパリーグ新記録を作った球団の親会社は違う、と呆れを通り越して感心させられました。
2006年01月15日
むしろ使う気が萎える
佐川急便の「e-コレクト」という「クレジットカードなどを使える代引」の宣伝広告があります。筋立ては、部屋の呼び鈴が鳴り、住んでいる女性が扉を開けると、そこには洋服を始めとする大量の商品のある世界につながる、というものです。そこにある服を選んでいると、怪しげなつけ髭をした男性が現れて「またぞうぞ」などと言います。
私の場合、通販はよほどの事がない限り前払いなので、このサービスを使う機会はありません。したがって具体的な事は分かりませんが、便利そうだとは思います。ただ、この広告だと、「扉の向こうの大量の商品」というのも、なんか不気味ですし、店員(?)は胡散臭すぎます。実際、私も何回か見て「カードでの代引き」と分かるまでは、「怪しげな男が出てくる変な広告」としか認識していませんでした。
いったい、どういう人にどういう印象を与えようと思っているのか、非常に理解しにくい広告です。
2006年01月14日
荒天の宅配ピザ
今日は、当初外食をする予定でした。ところが強い雨に加え、一時期は雷、さらには地震までもあるという、派手な天気になってしまいました。そこで外出を断念。急遽ピザを取る事にしました。そこで、電話をしたのですが、いつもは「40分くらいで」というところが、今日は「1時間40分」という返事でした。さらに、2時間くらいして、先方から「待たせてすみません、あと15分で届けます」とやけに恐縮した電話がかかってきました。おそらくは、なかなか来ない事に怒り狂った別の客から苦情電話でも食らったのでしょう。なんかおびえている感じでした。
私なんか、土曜の夜でこの天気なら、同じ事考える人も多いだろう。別に急いでいるわけでもないし、のんびり待つか、と達観する性質です。ただ、世の中にはそうでない人もいるのでしょう。
それにしても、今はまだいいですが、この業種が出始めた頃の「注文から○分以内に届けなければ値引き」という時代は、これではすまなかったでしょうね。そう考えると、当時の「ビジネスモデル」を考えた人はかなり無茶していたんだな、と改めて思いました。あと、「今日のような作りきれない場合、『断る』という選択肢があってもいいのでは?」とも思いました。別にこんな日に断られたからって、「もう二度と使うか」と思う人もそうはいないと思うのですが・・・。
2006年01月10日
言い換え
しばらく前の記事ですが、東京都が外来語の言い換えを促進する、というのがありました。国立国語研究所が行っている同様の試みをさらに進めた内容になっているそうです。
少年時代より外国語の語彙の貧弱さに苦労した身としては、このような流れは大歓迎です。だいたい、東京都の挙げた例の一つにある「トレーサビリティー→履歴管理」など、日本語で書いたほうが意味もすぐわかるし、字数も音数も短いのに、なぜわざわざ外来語で表現するのか、理解に苦しみます。というわけで、特に具体的に何かするわけでもないですが、この運動は応援なり協力なりしたいものです。
あと、上記の記事ですが、なかなか笑える「オチ」もついています。かなり笑いの感覚が鋭い記者さんだと感心させられました。
2006年01月07日
からべん
駅の広告を見てたら、「空弁」という大きい文字と、飛行機と弁当の包みが描かれているものがありました。パッと見た時、これを「からべん」と読み、「からの弁当? 確かに、包装紙などで凝った駅弁が多いけど、中身なしの包みだけで商売になるとは・・・」と驚いてしまいました。
よくよく読んで見ると、日本航空が飛行場で販売する「そらべん」の事だという事がわかりました。調べたところ、比較的最近登場し、かなり売れているそうです。
で、公式サイトを見たのですが、やはり誤読は気にしているようで、一部の記述には「空弁(そらべん)」となっていました。ところでこのサイト、珍しいことに日本語ドメインでもサイトをやっており、http://空弁.com/と表示することも可能だとうたわれています。これを見たとき、「ローマ字なら誰も誤読しないのに、なんでわざわざ日本語ドメインまでとって誤読をうながしているのか?」などと思ってしまいました。
2006年01月06日
千代田区赤坂?
「東京都○○区の赤坂プリンスホテルにて」という記述をする必要が生じました。最初は、「赤坂は港区の地名だから」と、「港区の」と書きそうになりました。しかしながら、あの周辺の地図を思い出してみると、どう考えてもあの場所は港区ではなく、千代田区になります。念のため、ホテルのサイトを見たら、やはり住所は千代田区でした。
これまで、「赤坂プリンスホテル」には入った事も何度かありましたし、外からも何十回と見てきました。しかも、あのあたりのどこまでが「港区赤坂」で、どこからが千代田区になるのかも理解していました。ところが、「赤坂プリンスホテルは赤坂に存在しない」という不条理(?)を意識する事はありませんでした。同様に、明らかに千代田区永田町にある「赤坂エクセル東急ホテル」にも昔から違和感がありませんでした。不思議なものです。
まあ、「幕張プリンスホテル」の建っている町は幕張ではありませんし、「品川プリンスホテル」も品川区にはありません。こういう例が多いのため、明らかに赤坂ではない所に「赤坂プリンス」や「赤坂東急」があっても違和感を覚えなかったのでしょうか。
2006年01月05日
極端から極端
昨冬あたりまで、12月に入ってもなかなか気温が下がらず、「温暖化の影響なのだろうな」などと思っていました。しかしながら、今冬は12月頃から気温が急降下し、「寒いのは嫌だけれど、普通の冬ではあるな」と思っていました。ところが、その「寒さ」が段々と並外れてきます。各地で豪雪を記録し、12月の気温は最低記録を更新し、昨日あたりからは全国各地で鉄道が止まるほどの積雪になってしまいました。
昨年までの暖冬が、いきなり記録的低気温・豪雪になったわけです。この異常気象もやはり温暖化に代表される気候変動の一環なのでしょうか。なかなか、「普通の冬」を過ごすのは難しいようです。9月の超局地的集中豪雨の時も書きましたが、かつて普通だと思っていた「温帯に属し、四季がはっきり分かれている」という日本の気候そのものが、既に変わってしまっているのかもしれません。
2006年01月04日
正月休みの計
日曜の夕方に「サザエさん」を見終えた時に、休みの終わりを感じて憂鬱になる「サザエさん症候群」なるものがあるそうです。そういう意味では、明日が仕事始めの私のような人間にとっては、今日は最大の「サザエさん症候群」の日と言えるかもしれません。
それはそうと、この正月休みのうちにやろうと思っていた事が四つあったのですが、うち二つはとりあえずの目的を達成し、残る二つのうちの一つについても、目鼻をつけることができました。達成率6割といったところでしょうか。
「一年の計は元旦にあり」というのに、一年の計どころか、正月休みの計すら満足に管理できないのですから、情けないものです。今年こそ、このあたりも含め、何とかしたいものですが、果たしてどうなる事やら・・・。
2006年01月03日
中東進出?
元旦のアクセス解析をしていたら、「視聴率 大晦日」という検索語句で来た人が少なからずいました。2004年の紅白の視聴率について2005年1月にちょっと書いたのが、なぜかヤフーの上のほうに来てしまっていました。そのため、2005年大晦日の視聴率争いに興味を持って来た人に、一年古いデータ(?)を見せる破目になってしまったようです。
それはさておき、今日の本題です。そのようにアクセス元URLを調べていたら、その中に「ir」ドメインがありました。「イランか?しかしなぜそんな所から?」と思ってクリックしたところ、嫁さんの海と太陽という絵を直リンで無断転載したブログが出てきました。
ペルシャ語を読む能力はないので、ブログ運営者が何の意図で無断転載したのか分かりません。好意的に解釈すれば、「ブログ主であるイランの某氏が、この絵を見て感激して紹介してくれた」となるのかもしれませんが・・・。
とりあえず、禁無断転載の告知にペルシャ語も加える必要があるのでしょうか。もっとも、こういう事をやる人は、仮に告知を見たとしても無視するのでしょうが・・・。
2006年01月02日
実行されるわけのない講義
小学校の頃、学校に警察官(だったと思うが定かではない)が来て、「自転車で道路を走る時のルール」を教えた事がありました。交差点の横断歩道を渡る時の決まりなどを教えてくれるのですが、その中に「右折・左折の時に手で合図をする」というのがありました。私の記憶ですと、右折する時は右腕を真っ直ぐ伸ばし、左折する時は右腕を肘のところで上に向けて曲げる、というものでした。
もちろん、講義中はうなずいて聞いていましたが、その後、それを実行した人は私の知る限り皆無でした。また、街中でそのような事をやっている自転車乗りを見たのも、その前も後も一度もありません。
今ふりかえってみると、一体なぜこんな事を教えたのだろうと気になります。まさか、「世の中には建前と現実があり、規則として覚えるものでも、実際にやるかどうかは周りを見て判断しろ」事を教えたかったのでしょうか。実際、警察の中ではそのような行為が多々あるそうですし・・・。
ところで最近、路上で自転車とすれ違ったり追い抜かれたりする時、ベルを鳴らさない人が多いのが非常に気になります。私が自転車の乗り方を覚えた時は、親とかに常識として教わったものですが、最近はそういう習慣はないのでしょうか。それとも、「手信号」同様に、教わりはしたけど実行しなくていいもの、と認識されているのでしょうか。いずれにせよ、困ったものです。
2006年01月01日
寝正月
朝起きて、酒を飲んだりお節料理などを食べたら眠くなり、一度寝なおし。夕方再び起きて、夕食を食べたらまた眠くなり、再び寝なおすという、絵に描いたような「寝正月」を過ごしてしまいました。そして、今日3度目の「起床」をした後、これを書いたりしています。
「初夢」というのは、元旦から二日にかけて見る夢、という事になっています。しかし、既に今年に入って3度就寝した場合でも、その規定(?)は成立するのでしょうか。まあ、別に「初夢」で何を見たかなど、翌日になれば忘れる体質なので、別にどうでもいいと言えばどうでもいいのですが。
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。
昨年も「つれづれの館」をご覧いただき、有難うございました。今年もいろいろと描いたり書いたりしていきますので、ご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
2006年 元旦
2005年12月31日
終わりよければ・・・
年末ギリギリにやっと年賀状を完成させ、投函に行きました。すると、最寄のポストは、既に最後の集配が終わっていました。別に31日の夕方に集配されようと元旦の朝に集配されようとさほど変わりはありません。とはいえ、少しでも早く集配される可能性を求め、ちょっと歩いて郵便局前のポストに行ったら、20分後に最終集配があるとの記載がありました。
さらに、遠出したついでに、郵便局近くのTSUTAYAに寄りました。すると、ここ一週間ほど、何度行っても貸し出し中だったソフトが返却されており、借りる事ができました。。
ともに、些細な事ですが、「いいこと」には変わりはありません。いろいろあった一年ですが、とりあえず「終わりよければ・・・」と思う事にしました。
2005年12月30日
不経済
朝、電車に乗っている人が読んでいる新聞は日経が圧倒的多数を占めています。したがって、駅売店で置いてある数も圧倒的に日経が多く、「三大紙」の合計を上回ります。
さて、今朝は7時頃駅に行ったのですが、売店では相変わらず日経が大量に置いてありました。これが日曜の朝だと、普段の5分の1以下くらいと、読者の数にあわせて部数が調整されます。今朝は仕事納めが終わっているにも関わらず、普段の平日並みに大量にあります。仕入れの契約をする際に、年末年始を休日扱いにしなかったのでしょうか。
夕方、帰ってきたら、当然ながらかなりの量の日経がそのまま売店に置いてありました。仕入れるほうのミスとはいえ、これぞまさしく「不経済」だな・・・などと思ってしまいました。
今更ながら冬コミ情報
もう当日になってしまいましたが、コミックマーケット69についてご連絡します。
場所は西館1ホールの「ひ-08a」、「jakushou.com」です。販売するのは、翔みならのTRPG本「そんな場合じゃねえ!3」(200円)と、当サイトに掲載した2005年の野球見物記のうち、球場に行った試合のみをまとめた「つれづれのマリン見物記」(300円)の2冊です。
表紙の画像をアップしました。クリックすると同じ窓で大きい画像が開きます。
お近くにお越しの際は、お立ちよりいただけると幸いです。
2005年12月29日
チラシ一枚の価値
例年ですと、12月の最終週にでもなれば、ごみ集積所に年末年始の回収日程が張り出されます。ところが今年は、この29日の夜になっても掲示がありません。我が家の地区は月・水・金なので、明日の回収があるかないかではかなり違ってきます。
そこで、市役所のサイトを見て「ごみ」のところに行ったのですが、年末年始の予定は何ら書いてありません。そこで、Googleを使って「千葉市 年末年始のごみ」で検索したところ、「ちば市政だより」のバックナンバーがひっかかりました。そこには求めていた情報が記載されているのですが、曜日表示がちょっとへんです。ちょっと気になってページの上のほうを見てみたら、「1996年11月1日時点の人口」などが記載されています。
ただ、「市政だよりに載るなら」と思い、今度は「千葉市政だより」で検索したところ、最新号のHTML版が引っかかりました。それを見てやっと「30日に収集はある」という求めていた情報にたどりつく事ができました。
なぜ、この時期になって集積所に年末年始の日程が張り出されないのでしょうか。もしかしたら単純ミスなのかもしれません。しかし、やはり昨今流行の「行政のスリム化」との関連があるのでは、と思ってしまいます。今晩集積所で調べようとしたところ、すでにごみが出ていました。もし、、結果的に収集があったから良かったものの、30日の回収がなかったら・・・と思うと、かなり気になりました。
もちろん、これ自体は年に一回のことです。しかし、同じような感覚で「スリム化」が進んでいくと、それに比例して弊害も増えてくるのでは、と心配になりました。
2005年12月25日
謎の車内吊り広告
ここ一週間ほど、電車の中に、「携帯で空メールを送ると有馬記念の特別情報を無料で教える」という吊り広告が二種類ほど出ていました。内容は酷似しており、ともに競馬関係者と思しき人が顔写真つきで「推薦」しています。しかし、会社は異なっており、片方は新宿で片方は立川の住所が記載されていました。
私は競馬の事は全く分かりません。とはいえ、パッとみた感じ、あまり真っ当な商売のようには思えません。特にひっかかるのが「無料」というところで、これが逆に「携帯有料サイトの案内」だったら、まだわからない事もないのですが・・・。
それでどうやって収益を得るのか、今ひとつ想像できないのですが、電車の中にあれだけ広告を出しつづける事ができるのですが、それに見合った儲けが期待できるのでしょう。まあ、そのうち、はっきり問題になれば、どうやって儲けようとしていたがわかるのですが・・・。いずれにせよ、怪しいながら釈然としない広告でした。
2005年12月22日
見慣れた言葉に含まれた罠
スーパーに行ったら、寝酒用の焼酎が切れかけている事に気づきました。そこで酒販コーナーに行ったところ、最近愛飲しているメーカーの甲類焼酎で「マイルド」という言葉がついていたものが、安売りされていました。
「へえ、マイルドなんてのもあったんだ。いずれにせよ、安いからこれにしよう」と思って購入しました。そして早速飲んだのですが、一瞬「砂糖入り?」と思うほどの甘さでした。昨日ネタにしたマックスコーヒーの焼酎版という感じです。
冷静に考えてみれば、「マイルド」といえば「甘口」という意味もあります。しかし、店で見た時は、いろいろな食品に頻繁につく見慣れた形容詞なので、あまり意味を考えなかったのです。しかも買ったのは一升のペットボトル。飲みきるまでには少なからぬ時間がかかります。
いっそのこと、しょうがでも混ぜて「アルコール入り飴湯」として飲もうか、などとまで考えてしまいました。考えなしに値段だけ見て買うと後悔する事が多い、という買物の基本を、改めて認識する破目になりました。
2005年12月21日
統合とブランド
全国の各ブロックでそれぞれ別組織として存在しているコカコーラ販売会社のうち、近畿と九州北部・中国地方の二つの会社が将来の合併を視野に入れた業務提携をすると発表しました。今後、他の地区の販売会社の再編につながる可能性もあるとの報道もありました。
私がこの「コカコーラは、地区によって販売会社が違う」というのを意識したのは、10代半ばの頃に房総半島を旅した時でした。東京と同じようにコーラの自販機があったのですが、その中に一つ、東京のコーラ自販機には絶対ない「マックスコーヒー」なる名前の商品が置いてあったからです。
好奇心もあって、それを買ってみました。そして口に含んだ時、その「コーヒー」の名にふさわしからぬ甘さに愕然としたものでした。衝撃を受けつつも、表示のところを見ると、「利根コカコーラボトリング」という会社名がありました。その時、「同じコーラでも、都道府県によって売る会社が違うのか」と驚いた記憶があります。
今回の販社統合のニュースを聞いた時、まず思ったのは「もし関東の販社が統合されたら、マックスコーヒーの運命はどうなるのだろうか?」という事でした。統合の際に消滅してしまうのか、それとも逆に統合によって全国進出を果たすのか、いずれにしても目が離せません。
ちなみに、缶に書かれている原料表示を見ると「加糖練乳・砂糖・コーヒー・・・」となっています。つまり「糖>コーヒー」なわけです。実際、味のほうも、加糖練乳に砂糖を入れたものにコーヒー味をつけた、という感じです。
2005年12月18日
酒の効果?
昨日、かなり遅くまで飲んでおり、電車に乗ったら終電でした。ところが、席に座ったらつい寝てしまい、気づいたら一駅向こうの幕張でした。もう戻りの電車はありません。まあ、一駅なので、歩いて帰れる距離ですし、実際、日中には何度も歩いて幕張まで行っています。
というわけで、家に向かって歩き出しましたが、おりしもの寒波に、この地区特有の風も吹いており、体感温度はかなりのものでした。特に腿のあたりは、寒風が直接突き刺さるような感じでした。
ただ、まだまだアルコールが残っているせいか、やや神経がマヒしており、他人事みたいに寒さを感じていました。おかげで、何とか寒風が吹く2km弱の道のりを歩き通す事ができました。
酒による神経的な「防寒効果」がかなり役に立ったと言えるかもしれません。もっとも、最初から酒を飲んでいなければ、乗り過ごす事もなかったわけですが・・・。いずれにせよ、これからは飲んで電車に乗るときは、到着時刻に携帯のアラームを入れるのは必須にせねばなるまい、と文字通り身をもって思い知りました。
2005年12月17日
その場限り商法?
以前、新宿の歌舞伎町で漫画喫茶に入ったら、店頭に表示されていた値段の倍近い入店料金を取られた事がありました。倍といっても、数百円の差ですが、それを機に、地元にあるそのチェーン店に行くのをやめました。
そして今日、そこの近くにある別の漫画喫茶に行ったのですが、やはり店頭に表示されていた料金の倍近い額を請求されました。
地元から関西までいろいろな漫画喫茶に行きましたが、このような表示と請求額の差は、新宿でしか経験していません。しかも、いずれの店も、地元のチェーン店ではそのような表示はしていません。二度の体験なので断言はできませんが、もしかしてこの仕組みは新宿(もしくは歌舞伎町)独自なのでしょうか。
まあ、「ぼったくりの聖地」ではあります。また、土地柄からして常連より一見が多いようにも思えます。ならば、とにかく入らせてしまおう、という事なのかもしれません。まあ、法に反していない以上、それが正しい商売のやりかたなのかもしれません。
とはいえ、やはりすっきりしない話です。というわけで、こちらとしては、地元のチェーン店の利用をやめるくらいしか「腹いせ」はできません。この調子だと、新宿の漫画喫茶に行くたびに、地元の漫画喫茶の選択肢が狭まりそうです。
2005年12月14日
謎の高校紹介記事
日経新聞が一面などで「人口減と生きる」という記事を連載しています。少子化対策なら、労働者の所得・労働時間などにおいて、子供を生み育てにくい現在の社会体制の是正が最も有効なのでは、と私は思います。もちろん、経済新聞としては、そのような大企業の利益向上に相反する主張をする事はありません。というわけで、「若者の給料が親世代の年金より安い。だから格差の是正のため、年金の支給額を減らせ」などといった、何ら若者にとって実益のない「少子化対策案」が書かれたりします。
それはそれで問題なのですが、今日の「第2部最終回」は別の意味で問題がありました。そこでは、1960年代くらいまで、東大進学者数第一位の実績がありながら、その後の制度改革などのために平凡な学力になってしまった都立高校を取り上げています。そして、(かつての名門校の卒業生の話には)若者一人ひとりが持つ力を高めて、生きる力を身に付けるヒントがあると思ったなどという、根拠のまるでない理論(?)をもとに、その高校の卒業生の談話を集めています。平凡な学力になった後に入学したとはいえ、私も一応そこの卒業生なので、「人口減対策と何の関係もないだろうに」と思いつつ「先輩たち」の談話を読みました。
予想通り、談話は社会的成功者(中には政治資金流用疑惑で議員辞職した経験のある政治業者などもいましたが)がエリート高校生だった時代を振り返っているだけ。なんか、たまに新聞に載る「母校紹介広告」みたいです。もちろんこれでは「人口減対策」などにはなりません。さらに紙面が埋まらないのか、私の一つ上の学年という、平凡になった時代の卒業生までかりだして「ホームルームはないし、遠足の場所もクラスごとに決めていた」などという、単なる学校の風習の紹介までしていました。
担当者がOBで急に母校紹介欲にかられたのでしょうか、それとも単にネタに詰まったのでしょうか。そのくらいしかこの記事の誕生理由が思いつきません。それほどまでに唐突で、かつこれまでの連載との整合性もない「第2部最終話」でした。
個人的には、高校時代の色々な風習を思い出せたという点についてのみ楽しめました。とはいえ、卒業生以外には全然意味がなかったのではないでしょうか。
2005年12月13日
通帳記入
コンビニATMの普及もあってすっかり銀行に行く機会が減り、それもあって、通帳記入も全然やっていませんでした。すると、銀行から「通帳記入をサボっていたため、1月から9月の入出金については、今更行っても明細は記入しないよ(意訳)」という通知が来てしまいました。
そう言われると通帳記入が急にしたくなり、久々に銀行に行ってきました。すると、宣言どおり、約半年の入出金が合計額でまとめて書かれていました。その合計額を見たところ、入金が出金を2万円ほど上回っていました。9ヶ月での合計ですから、月にして3千円ちょっとですが、やはり「黒字」というのは嬉しい事です。日常の入出金の合計とはいえ、なんか儲かったような気分になりました。
通帳記入をサボったゆえの裕福感とも言えるかもしれません。とはいえ、やはり通帳の管理はきちんとやるべきでしょう。来年から合併により、家から歩いて40秒のところの銀行ATMが取引銀行のものになり、通帳記入ができるようになります。これを機に、少しは真面目に記入しようと思いました。
2005年12月12日
サブリミナル渾名?
職場の後輩と昼休みに蕎麦を食べに行くことになりました。その後輩は「みどり庵はどうですか?」と言いす。近辺にはいくつか蕎麦屋があるのですが、私の知る限り、そのような名前の店はありません。「最近出来た店なのかな?」と思って、後輩について行きました。すると、かなり前からある「長寿庵」という名前の店に連れていかれました。
店の名前が違うと指摘したら、「いや、ここの蕎麦の色は以前、緑がかっていたので、そういう名前になったんですよ」とのこと。つまり、「みどり庵」というのは、彼がつけた渾名だったのです。
それにしても、昔から茶蕎麦というものもあるのに、ちょっと色がついていただけでそんな渾名をつけるとは・・・と思って店に入り、お品書きを探しました。すると、驚いた事にお品書きは緑色の紙に印刷されていました。さらに、店内を見回すと、壁の色も緑色です。さらに、蕎麦が来たら、その丼も緑色でした。
これだけ緑で統一(?)されているなら、と納得したところ、後輩は「そこまでは気づかなかった」との事でした。となると、麺の色を表層意識で感じた上に、潜在意識でメニューや壁の色があったために、ついそのような渾名をつけた、という事なのでしょうか。いずれにせよ、店のほうも、それだけ緑で統一しているのですから、そのような渾名がつくのも本望かもしれないな、などと思いました。
2005年12月11日
受験生から駅弁まで
津田沼の西友で「駅弁セール」なるものをやっていました。専用の台が二つほど用意されており、片方には各地の駅弁が数個ずつ並んでいました。そしてもう一つの台には、北海道・森駅の「いかめし」および崎陽軒のシウマイの真空パックが、大量に敷き詰められていました。
この「真空パックのシウマイ」はこの店でよく大量に売られています。確か昨年の冬には「受験生応援セール」とか題して、数十円引きで山積みになっていました。
「駅弁」と「受験生応援」というかなり対極的なものだと思います。そのいずれにもかこつけて売るのですから、かなりの在庫を抱えているのでは、と思いました。
何度か書いているように、私は崎陽軒のシウマイが大好きです。しかしながら、同じシウマイでも、真空パックものは、通常のものよりも味が落ちると思っています。というわけで、これだけ大量だと売るのに苦労するのもむべなるかな、と思いました。「いかめし」とともに、ブランドおよび長期保存の魅力で、仕入れ担当者がつい大量に買いすぎたのでしょうか。
「シウマイファン」としては、大量の在庫を見るのは辛いものがあります。しかしながら、真空パックなので、自分で買って食べる気はなかなかおきません。という複雑な心境で、「大量のシウマイ」を見ました。
2005年12月08日
位置が分からなくなる恐怖
タクシーに乗って、繁華街の裏通りにある所に行きました。車内の席が真ん中だった上に、で同行者と話したりしていた事もあり、裏通りに入ってから、どこをどう進んでいたのか、分からなくなりました。帰りは、歩いて駅に向かうことになったのですが、駅がどこの方向にあるか、皆目見当がつきません。
私の場合、たとえ旅行先でも、自分のいまいる位置およびこれからどちらに向かうかを、頭の中の地図と照合させるのが半ば本能みたいになっています。したがって、それができないというのは、たとえそれが都会の真ん中で適当に歩けばどこかの地下鉄の駅に着く、という状態でも不安極まります。幸い、他の人は周辺地理に明るく、後ろについて歩いてしばらくしたら、見たことのある場所にたどりつき、一安心しました。
こういう経験をすると、どんな賑やかな所に行く場合でも、タクシーでは常に外を観察せねばならない、とつくづく思いました。
2005年12月07日
睡眠学習効果?
朝、電車の中で、ヘッドホンから音が漏れるほどの音量で音楽を聞いている輩がいました。非常にうっとおしかったのですが、前の晩に夜更かししていた事もあり、いつの間にか寝てしまい、気づいた時は、その輩も下車していました。
そのまま、普通に出勤して仕事を始めたのですが、なぜか妙に気がささくれます。何十回も処理しているあやしげな業者の売り込み電話で切れそうになったり、これまたよくある非常識メールに対しても、普通に処理すればいいものを、論駁してしまいたい衝動にかられたりしました。
そこで、そのテの仕事は後回しにして、感情を刺激しないような業務を先にこなしました。そして、昼休みを終えたら、なんとか通常の精神状態に戻っていました。
我ながら不思議に思い、原因を探してみました。前日まで遡っても、公私ともに精神が不安定になる要因は思い当たりません。唯一思い当たるのが、朝方の電車での出来事でした。寝ている間は気づきはしませんが、当然ながらその騒音は耳に入ります。それが無意識のうちに精神に悪影響をおよぼしたのだろうか、と思いました。
やはり、「どうせ寝るのだから」と諦めずに、そのような輩には注意すべきなのかもしれません。もっともただでさえ非常識なわけですから、逆ギレされる危険性も少なからずあるのですが・・・。難しいものです。
2005年12月04日
美味しいけれど名乗れない
秋葉原駅の総武線千葉方面ホームのミルクスタンドに北海道の秩父別という町で作っているトマトジュースが売っています。180ccで200円というかなり高めですが、かなり美味しいので機会があるたびに飲んでいます。味なので文字で表現するのは難しいのですが、とにかく、トマトの美味しい部分だけを集めてジュースにしたような感じなのです。実際、人気もあるようで、ある日飲もうとしたら、「もう品切れで、月末まで入ってこない」と言われた事もありました。
というわけで、大変素晴らしい商品なのですが、実はその商品名を口にした事は一度もありません。なぜなら名前が「あかずきんちゃん」というからです。別に知り合いでもなんでもないとはいえ、スタンドの従業員さんに「すみません、『あかずきんちゃん』ください」というのは、なかなか言いにくいものがあります。そこで、いつも「200円のトマトジュースください」と言うようにしています。
したがって、実害は特にないのですが、瓶に張っている名前を見るたびに「なぜ、こんな言いにくい名前に・・・」と思ってしまいます。あと、説明書きには「トマトの代わりに料理にも使えます」ともありますが、よほどの高級料理でもない限り、値段的にも味的にももったいなくて使えないだろう、とこれまたその表示を見るたびに思っています。
2005年12月03日
痛覚異常?
新ウォークマンの広告が、電車のなかにありました。「痛みを感じないヘッドホン」というのが売りなようで、それを強調するためか、男のモデルは頬に手形があり、女のモデルは頬に蜂がいます。それがいずれも「痛みを感じていない」というわけです。
しかし、それってどう考えても正常な状態ではありません。それだけ痛覚を感じないとなると、クスリでもやっているのか?と思えてきます。そういう観点で見ると、なんかモデルの目がイッているように見えて、より無気味になりました。
最近、この会社に関する事で「ちょっと違うんじゃないの」と思う事が少なからずあります。この広告に社の上層部の意図がどのくらい反映されているか知りませんが、つい「あの会社だからなあ・・・」と思ってしまいました。
2005年12月02日
額面通りだったら
スパムメールの中に「割り切り専門サークル!」という表題のものがありました。もちろん、本文を読まずに削除しましたが、その後、頭の中に別の意味での「割り切り専門サークル」が浮かびました。例えば、「20051203」という数字を素因数分解して、どんな数字で割り切れるのか、競い合いうのです。「専門サークル」ですから、数字を変えながら、同じ事を皆で黙々と筆算しながら続けます。ちょっと異様ですが、やってみたら意外に面白いかも、などと無駄な想像の翼は広がるばかりでした。
さすがに毎日少なからぬ数のスパムを処分していると、0.何パーセントくらいの確率でネタになるものがあるものだ、と自己満足的に感心(?)しました。
2005年12月01日
本は見た目が九割?
本屋に行ったら、目立つところに「人は見た目が九割」という題名の本が平積みになっていました。この題名を見た時、あることを期待して立ち読みを始めました。冒頭に「私は漫画原作者をやっているが、漫画家によって人気が出たり出なかったりする」などという当たり前の事が書かれていたあと、「見た目コミュニケーション(?)」みたいな本論に入りました。「商談は第一印象が大切。最初の名刺を交換した時点で決まるものらしい」などといった説が書かれています。
それに続き、最初に期待したメラビアンの法則が出てきました。どうやらそこにある「話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるかを測定したところ、見た目・身だしなみ・しぐさ・表情などが55% 声の質(高低)・大きさ・テンポなどが38% 話す言葉の内容が7%」を元に、この本の表題は決められたようです。とりあえず、当初の目的は達せられたので、最後までパラパラとめくって、立ち読みを終えました。
別に私は「メラビアンの法則」について上記サイト以外での知識はありません。したがって「この本が『メラビアンの法則』なる都市伝説を元に書かれている」と断言できる自信もありません。
しかしながら、「自ら言葉の内容は7%」と書きながら、この本は表紙を除けばほとんど活字、というのは自己矛盾なのでは、と思いました。この理論(?)に基づくと、この本が伝達しようとする情報の9割以上はその表紙にあり、本文の価値は1割もない、という事になります(38%を占めるとされる「声の質」を本においてどう位置付けるかは難しいのですが、ここでは、本の表題にならいました)。
もっとも、実際問題として、表紙を見た私は「もしやメラビアンの法則?」と思って手にとり、本文を数頁めくってそれを確認して評価を決めたわけです。そう考えると、確かにこの本の情報伝達の9割は表紙ですんでいたとなり、著者の理論(?)は正しくなってしまうのですが・・・(苦笑)。
なお、個人的経験を付加させてもらいますと、仕事においても生活においても、「最初の一目でもった印象で全てが決まった」という事はごく稀にしかありません。したがって、「名刺を交換した時点で決まる」というのは、眉唾だと思いました。
2005年11月30日
ダイエー津田沼店
昨日もちょっと書きましたが、津田沼のダイエーが閉店しました。8年前、今のアパートに越して来たとき、まず最初に家庭用品を買い揃えたのがここでした。当時買ったものは今でも少なからず家にあります。
その後も、主に使うスーパーではありませんでしたが、ちょくちょく買物には行っていました。特に印象に残ったのはやはり野球の優勝セール。ダイエーホークス(当時)が優勝すると、正面入口の前には等身大のハリーホーク人形が登場し、店内にはエンドレスで「いざゆけ若鷹軍団」が流れていました。ホークスファンでもないですし、特に買うものもなかったのですが、「優勝セール見物」のために、度ごとに行っていました。
千葉ではかなりの売上を誇ると言われ、一昨年にマリンスタジアムでホークスが優勝を決めた翌日は、この店でオーナー代行などが来て記念式典をやったほどの基幹店でした。したがって、ダイエーがいくらリストラを行うといっても、ここは大丈夫だろうと思っていたのですが・・・。
昨日、最後に行った時は、もうほとんど棚に商品が残っておらず、地下から2階まで、どこもガランとしていました。そのなかで、閉店セール目当てのお客さんが残りわずかとなった商品に群がるという、なんとも言えない独特の風景が展開されていました。その閉店直前の寂寥感と不思議な活気が入り混じった風景を見た時は、ちょっとした喪失感がありました。
2005年11月29日
品薄商品?
部屋で使っている40型丸型蛍光灯が切れました。そこで、近所のセブンイレブンに買いに行ったのですが、30型と32型はあっても40型はありません。
この日は一旦あきらめ、翌日、津田沼のサトームセンに行きました。ところが、明日閉店のダイエーに殉じて、既に10日前に閉店していました。
そこで今度は線路を渡って西友へ。三度目の正直で、ついに40型丸型蛍光灯がありました。しかし、なぜか西友の丸型蛍光灯は全て二本のセット販売。40型が一本あればいい我が家の需要には合致しません。
最後に、最寄駅にくっついているAMPMをのぞいたのですが、ここは最初から丸型蛍光灯を一切置いていませんでした。
これまで、蛍光灯が切れた時の補充で苦労した記憶はありません。それが急にこの品薄(?)です。たんなる偶然なのか、しばらく買わないうちに、40型丸型蛍光灯の需給に何らかの変化が生じたのか、いずれにせよ、奇妙な体験をしました。
2005年11月25日
さおだけ屋
春先に話題になった「さおだけ屋はなぜつぶれないのか」という本を、今更ながら読みました。内容そのものは非常に面白く、主題である「会計の初歩」としてはもちろん、ギャグの小ネタ集としても楽しむ事ができる、お得な一冊でした。
ただ、それとは別に驚いたのは、表題にもなっている「さおだけ屋」についての「常識」でした。著者は「自分はさおだけ屋から買った事はないし、身近にもそのような経験をした人はいない」と断言しています。確かに、文中にあるように、「実際にさおだけが必要ならば、さおだけ屋を待たずに、ホームセンターなどに買いに行くのが普通」というのは間違っていないと思います。
しかし、実際問題として、我が家のベランダにかかっている「さおだけ」は、ここに引っ越した直後に嫁さんと家の物を整えている時に、通りかかった「さおだけ屋」から買ったものです。あと、小さい頃、親が「さおだけ屋」から緑色の「さおだけ」を買ったのを見た記憶がおぼろげながらあります。というわけで、「普通、人はさおだけ屋からさおだけを買わない」という大前提が書かれていた事は、私にとってはちょっとした衝撃でした。
2005年11月24日
重大な損失
今日の昼過ぎまで大阪にいました。ここ数日風邪をひいていていたのですが、今朝になって、その症状が舌にきてしまいました。朝食にうどんを食べたのですが、ツユの味が全くわかりません。関東生まれですが、うどんは関西風が大好きな私にとって、せっかく大阪に来てうどんを食べたのに味がわからない、というのは、かなりの損失感がありました。他にも、普段から大阪に行くと食べるものがあるのですが、これでは意味がないのでパスし、昼食はパンにしました。大阪に行った楽しみのうち、何割か引かれたような感じでした。
これまで、風邪をひいても「まあ、人間だから風邪くらいひくことはある」みたいに感じていたのですが、今回の経験がきっかけで、「季節の変わり目には、風邪をひかない努力をすべきだ」と思うようになりました。
2005年11月22日
改名の「ご利益」
姓名判断などで改名する人をたまに見ます。特に野球選手などは「登録名」を比較的簡単に変える事ができるせいか、かなり気軽に「改名」する例を見ます。
しかし、改名する例を見る割には、「改名した効果で大活躍した」という話はほとんど聞きません。それこそ、「改名前」と「改名後」で明らかに違ったと明言できるのは、イチロー選手だけではないでしょうか。しかも、この「改名」は姓名判断によるものではありません。
改名業者の人だと、当然ながら「改名して成功した例」しか挙げません。それを客観的に「改名して明らかに成功した」「改名して明らかに失敗した」「改名しても特に変化はなかった」を分類して、「改名の効果の有無」を科学的に分析したりできないものでしょうか。一部の人々の頻繁な改名や再改名を見るたびに、そのような事を思います。
2005年11月19日
柿と大根
というわけで、今日までとある温泉地に出張していました。以外にも旅館内はもちろん、外でも携帯のアンテナは3本立っていました。これは更新もできるぞ、と喜んだのですが、いざ行くと、携帯で通信するために必要なソフトの入っているCD-ROMを忘れている事に気づきました。これでは、繋ぎようがありません。というわけで、結局更新はできませんでした。
なお、温泉は32度くらいの源泉を浴用加熱している単純泉でした。川沿いですが、露天風呂の外には塀があって、「渓流を見ながら入浴」はできませんでした。もちろん仕事で行ったので、いろいろと忙しく疲れましたが、とりあえず久々に温泉に入ることができたので、良かったと思う事にします。
したがって、ほとんど宿の中におり、あまり出歩く機会もなかったのですが、宿の周辺をちょっと散歩していたら、農家の軒先で柿と大根が干してありました。以前、故・宮脇俊三氏の秋に日本列島を縦断した旅行記を読んだ時、「日本の秋はどこにでも柿と大根が干してある」という記述を読んだ事がありましたが、なるほどそうだな、と思った次第です。
2005年11月15日
千歳飴
今日は七五三でした。そのためか、帰りの電車の向かい側の席は、千歳飴を食べている兄弟がいました。しかし、食べるのにえらい苦労をしています。
その姿を見て、自分が子供の頃、千歳飴を食べた事を思い出しました。何度か食べましたが、一度として楽に食べれた事はありません。堅い上に粘り強いので、なかなか噛み切れないすぐ歯にくっつきます。しかも、甘さが半端でないので、噛むのを諦めてなめていると、口のなかがゴワゴワしてきてしまいます。子供ですから、甘いものは大好きでしたが、こと千歳飴については、いい思い出がありません。自分の七五三から約30年後に、同じよう千歳飴で苦労している少年たちを見て、その事を思い出してしまいました。
そしてついでに、「なんで千歳飴はあそこまで食べにくい構造になっているのだろうか。もしかして、子供が甘いものを食べ過ぎないように、という教育的な意味でも含まれているのだろうか」とまで思ってしまいました。
2005年11月12日
刷り込み
津田沼パルコに新たにできた韓国料理店に行きました。焼肉はほとんどなく、ご飯もの主体で冷麺やビビンパもある、というメニューです。とりあえず、牛の尾を煮込んだスープの定食を頼みました。はじめて見るメニューですが、韓国のスープは好きなので、外れはないだろうと思っての選択です。
店の屋根にはプロジェクタが設置され、奥の壁をスクリーンにして、同じ階の映画館で放映している韓国映画の宣伝を流していました。「私の頭の中の消しゴム」という題名で、若くしてアルツハイマーを患ってしまった女性とその夫の恋愛映画です。見た感じ、非常によくできているように思えました。しかしながら、私はこの「自分が自分でなくなってしまう」という題材は苦手中の苦手で、強い恐怖感をおぼえてしまいます。しかも、よりによってその時頼んだのが牛肉料理だから弱りました。それがアメリカ産で全頭検査をしていない肉でない事は分かってはいるのですが、やはりついBSEを連想してしまいます。
しかも、この宣伝映像はエンドレスで、席についてから勘定を済ますまで、延々と流れつづけていました。今後、「牛の尾のスープ」を思い出すたびに、この映画を思い出して恐怖してしまいそうです。そのくらい強烈な「刷り込み効果」でした。
2005年11月11日
存在は有名だけど名前は無名
新聞の書評欄を見ていたら「山内一豊・千代」みたいな感じの書名がありました。昔から、「良妻」の代表としての「山内一豊の妻」は知っていました。しかし、その妻の名前が「千代」という事は初めて知りました。考えてみれば、「山内一豊」という人が歴史に名を残している最大の要因はその奥さんなのに、その名前がほとんど知られていない、というのも奇妙な話です。そういう意味では、その「千代」という名前を知らしめただけでも、その本は十二分の存在価値があると言えるかも知れません。
あと、どうでもいい事ですが、その山内千代さんが、なぜ「良妻」となったかも実は知りません。何か馬の先行投資がどうこう、とはかすかに聞いてはいますが・・・。そう考えると、本当に「山内一豊の妻」という言葉ばかりが一人歩きしているな、と思います。
2005年11月09日
名前からくる印象
企業の買収などにからんで、最近、よくアメリカの証券会社の名前がニュースに出てきます。その中で、よく報道される名前に「ゴールドマン・サックス」と「リーマン・ブラザーズ」があります。この二つの名前を見るたびに、「全身を金色に塗りたくった男が、同じ色のサックスを吹いている」および「肩を組んでいる二人のサラリーマン」というような奇妙な構図が脳裏に浮かびます。
特に後者ですが、もともと和製英語である「サラリーマン」が、最近になってさらに変化したという「和製・和製英語」です。この証券会社の創業者も、自分達の社名が、日本において、「巨大証券会社」とは正反対とも言える言葉として使われているとは、夢にも思っていないでしょうね。
2005年11月06日
そういう日に限って
以前もちょっと書きましたが、新調した靴に穴が空いており、雨が降ると大変な事になってしまいます。しかし、この靴には、比較的着脱がしやすい、という利点もあります。というわけで、天気が良さそうな上に、仕事上、靴の着脱の多くなりそうな日には、そちらの靴を履こうとしています。
そして、今日、朝起きてちょっと外を見た時、その条件にあてはまっているように感じてしまいました。そこで、その靴を選んだのですが、出勤したら、いきなり「今日は雨が降る確率が高そうだけれど」みたいな話をされました。朝、起きた時は晴れているように見えたのですが・・・。
結局、午後からかなりの雨が降り、当然ながら靴の中はグショグショになりました。ちょっとでも天気予報に気をつけていれば、こんな事にはならなかったのでしょうが。ただ、朝起きて外を見た時に、「今日は一日晴れそうだ」と思ってしまったのですから、仕方ないのでしょうが。まあ、失敗する時はそんなものなのでしょうね。
2005年11月04日
消毒と殺菌
ある手洗所の石鹸のところに、「この石鹸は、泡立ちは弱いですが、効力は強く、消毒・殺菌は十分にできます」というような事が書かれていました。よくあるような文章ですが、そのとき、ふと「消毒と殺菌はどう違うのか?」という事が急に気になりました。
そこで帰宅してネットで調べたところ、消毒とは、人畜に有害な微生物のみを殺菌すること。(無菌状態にはならない)殺菌とは、微生物を死滅させること。という一文が薬屋さんのサイトに書かれていました。つまり、「殺菌」は「皆殺し」で、「消毒」は「悪人のみ斬る」といったところでしょうか。
長年、適当に使っていた言葉ですが、明確な相違点があったようでした。で、冒頭の表示ですが、この定義からすると、「殺菌>消毒」となるわけですが、「殺菌・消毒」と併記していいものだろうか、とまた少々気になりました。
2005年11月03日
秋葉原のヨドバシで初の買物
ブロードバンドルータと炊飯器を買いに行きました。ともにここ数ヶ月調子が悪く、色々と不便していました。そこで思い切って、ともに買い換えを決断したわけです。今の我が家にとっての「インターネット接続」と「米炊き」は、ほぼ同じくらいの重要度があります。というわけで、生活の要となる商品をまとめて買う、という形になりました。
行ったのは秋葉原のヨドバシ。ブロードバンドルータを売っている2階は、下見を兼ねて数日前に行っており、既に買う商品の目星もつけていました。ところが、再び行ってみると、売場がどこだったか思い出せなくなりました。とてつもなく広い上に、表示がややわかりにくく、すっかり迷ってしまいました。結局、フロアを一周する破目に。すると、何と最初にいた所からちょっと視線をずらした場所に、目的の商品が売っていました。あまりのベタなオチに、ちょっと脱力してしまいました。
続いて5階に上がって炊飯器を。こちらのほうは運良く、エスカレーターを上がったらすぐトースターが見えました。ならば炊飯器も近くにあるだろう、とそちらに行ったら、案の定、隣接していました。というわけで買うのは簡単にできました。なお、同じヨドバシでも、売り場面積は全然狭い千葉店のほうが、商品の点数は多かったように感じました。これは秋葉原と千葉の客層の違いもあるのでしょう。
当初、秋葉原に巨大なヨドバシが出来ると聞いた時は、「これからは、ヨドバシの買物はここだけで完結しそうだ」と思っていました。しかし、今日の経験から、あらかじめヨドバシで買うと決めている場合でも、商品や条件によって、既存店と秋葉原店を使い分けたほうが賢明なようだ、という事が分かりました。
2005年11月01日
自己証明の難しさ
約10年ぶりにレンタルビデオの会員になりました。申し込み時の身分証明には健康保険証を使ったのですが、「今回はこれで貸し出しできますが、次回に住所確認書類を持ってきていただかないと正式に入会できない」と言われました。なんでも、最近3ヶ月以内に発行された「住民票写し・公共料金の領収書(住所記載のもの)・国税または地方税の領収書または納税証明書・社会保険の領収書」のいずれかが必要とのことです。
勤め人のため、税金や社会保険は全て給料からの天引きですし、電話代なども全部郵送のはやめています。一瞬、困りましたが、家計関係のものがを雑然とまとめている所を探したら、電気料金の口座振替払の領収書のみ、住所が記載されていました。そこにはガスと水道もありましたが、最近の世相もあって、いずれも住所の記載はありません。
とりあえず今回はこれで助かりましたが、この時勢だといつ電力会社が水道やガスに倣うか分かりません。「もしそうなったら、来年はレンタルビデオの会員更新のために住民票を取る破目になるのだろうか・・・」などと思いました。
2005年10月30日
数分のお得感
電車の待ち時間がちょっとあったので、改札を出て、駅前の本屋に行きました。わずかな時間ですから、とりあえず平積みにされている本を眺めるくらいしかできません。その中に、家族が愛読している実録物の漫画文庫が置いてありました。
時計を見たら、ちょうど短編漫画を一本立ち読みできるくらいの時間があります。そこで、その本を適当に開いてみました。すると、そこには、何と個人的にちょっと関心のある人がネタにされていました。
あまりの偶然に驚きながら、ちょうどいい「電車待ち」をする事ができました。しょうもない事とはいえ、このような時は、非常に得をしたような気分になります。
2005年10月29日
大統領発言を先取り?
イランの大統領が、「イスラエルを世界地図の上から消してしまえ」と発言し、国際的な物議をかもしているそうです。この問題の根が深い事は承知していますし、実際にイスラエルが行っているパレスチナ人の迫害に関する報道などを見れば、同じイスラム教徒であるイラン大統領が怒る気持ちもわからなくもありません。とはいえ、やはりそのような滅亡を示唆するような発想には賛同はできません。
ところで、この発言を知った時に思い出したのは、「死ね死ね団」でした。特撮ドラマ「レインボーマン」の中に出てくる「日本軍の侵略の被害者が、復讐として日本を滅ぼそうと結成した団体」です。その団歌(?)である「死ね死ね団のテーマ」の中に「(日本を)世界の地図から消しちまえ」という一節があったのです。30年以上前に、「大統領発言」を先取りしていたのですから、この歌の作詞者の感覚には恐るべきものがあります。
あと、余談ですが、ヤフーで「歌 結婚式」で検索すると、当サイトにある「死ね死ね団のテーマ」にふれた文章が3番目に出てきます。最近とみに人気急上昇中(?)で、ここ数ヶ月のアクセス数では、トップページを抜いてしまいました。どこかで紹介してくれた人でもいたのでしょうか。不思議な事です。
2005年10月28日
僅かな成功事例の影の数多い失敗
週刊文春の広告を見ていたら、「週刊誌 爆騰銘柄 に騙されるな!株投資シロウトがはまる10のワナ」という文字が目に入りました。一瞬、「この雑誌にしては・・・」と好意的に思ったのですが、続く見出しには「初心者主婦が100万円を3,000万円にした」だの「学生が3億円稼いだ」だのと言った、「誰でも株で大儲けできるんだよ。さあ貴方も」的な「週刊誌に騙される」ようなのが並んでおり、「なんだ、結局同じじゃないか」と思い、一瞬とはいえ期待(?)した自分の不明を恥じました。
私は投資に関する知識などありませんが、「政治的な特権でも持っていない限り、絶対に儲かる株など存在しないし、絶対に損をしない事もない」という事くらいは分かります。また、「万が一本当に絶対に儲かる方法を入手したのなら、それを原稿にするよりは、誰にも知らせずに自分で投資したほうが得だ」という事も分かります。
この「株」を「宝くじ」に置き換えれば比較的わかりやすいかもしれません。どこかに必ず儲かる人がいるのは事実でしょうが、それは、成功者よりずっと多い、損をした人の存在によって成り立っているのです。
それにしても、この雑誌の見出しに限らず、経済新聞の記事などにも言える事ですが、世の中にはさまざまな事実が存在するのにも関わらず、「素人の株投資」に関しては、なぜか極めて稀な成功事例ばかりが掲載されます。もちろん、情報産業としての広告取りと密接に関わっているからだという事はわかります。とはいえ、もう少し金を払って買っている読者の側に立ってもバチは当たらないのではないでしょうか。
2005年10月25日
植物製だからエコ?
洗剤などで、たまに「植物製だから環境にやさしい」という感じの宣伝文を見ます。これまで、このテの文章を見た時、「やはり植物製のほうがいいな」みたいに私も思ってきました。しかし、落ち着いて考えると、植物を原材料にしているという事と、それが環境にいいという事に直接的の関連性があるのか、と気になりだしました。
確かに、自然の状態なら植物は土に還ります。しかし、何らかの化学的な加工をしていても、同じように無害に分解されるのかは疑問です。さらに気になるのは、これらの製品となる植物の供給元です。もし畑などで栽培しているのならいいのですが、もし自然の森林から供給していれば、その時点で既に環境破壊です。
それらをきちんと解決しているのならば確かに「環境にやさしい」のかもしれません。しかし、それをはっきりさせないまま、「植物だから環境に・・・」というのはかなり無理のある説明のようです。
2005年10月24日
水鳥のように
スーパーに行ったら、各所で試食をやっていました。普通、試食というと、ある程度の試食品が並んでいて、それを随時客が取る、という感じになります。ところが、この日は客が多いのか、需要が供給を大幅に上回る状況に。各所で販売員さんがフル回転で調理し、できたそばから客が食べて、すぐになくなる、という感じでした。
その中で、特に印象に残ったのは、チーズパンの試食でした。店員さんがパンを切って、それを試食皿に出します。すると、四方から手が伸びて、あっという間に皿は空になってしまいました。この、一瞬でなくなるさまは、水鳥の集団にパンを投げた時とほとんど同じ。買っても200円するかしないかのパンに、なぜここまで執着するのか不思議です。目先のタダメシの前には、人も鳥もさほど変わらぬ行動をする、という事でしょうか。
もっとも、この詳しい描写を読んでいただければ分かるように、偉そうに書いている私も、一緒に水鳥のようにパンに手を出した一人なのですが・・・。
2005年10月21日
下手なしゃれ
子供の頃に使っていた国語辞典の例文で忘れられないものがあります。それは「しゃれ」の項目にあった「下手なしゃれはやめなしゃれ」というもの。はっきり言って、笑いを誘うようなセンスはありません。つまるところ「下手なしゃれ」です。つまり、この文章そのものが「下手なしゃれ」でその内容は「それはやめろ」という「自己否定」なわけです。論理の例題にある「『クルタ人は嘘つきだ』と言っているクルタ人がいる。彼の言っている事は本当か嘘か?」みたいな深遠さ(?)があります。
当時の自分がそこまで気づいていたかどうかは分かりません。ただ、その程度の「下手なしゃれ」が心に残ったのですから、何らかの感じるところがあったのかもしれません。まあ、例文作成者がそこまで考えていたかどうかは疑問ではありますが・・・。
2005年10月20日
御神体
しばらく前に、ネットで人気のキャラと類似したキャラを商品化した会社への脅迫騒ぎが話題になりました。そのキャラを生んだ掲示板にはその会社に対して「社長から清掃員まで全員を殺す」などといった物騒な殺害予告が多数書き込まれたとか。「著作権問題」がここまで物騒な発展をした例はかなり珍しいのではないでしょうか。
これに関する報道を見て連想したのは、宗教でした。10年ほど前、世界的宗教の教祖を侮辱した小説を和訳した人が信者と思しき人から殺された事件がありました。また、国内で政治的にも大きな影響力を持つ宗教団体の発行している雑誌が電車の中に吊っている広告には、「こんなの活字にして公衆の目にさらしていいのか?」と引いてしまうほどの罵詈雑言で、宗派の敵や「裏切り者」をののしっています。今回の脅迫事件も、「御神体」であるネットのキャラを「冒涜」した会社に対し、「信者」が「神罰」を望んでいるような印象を持たされます。
しかも、既存の宗教同様、いやそれ以上に簡単に、ここの「信者」の心を誘導できる構造が整っているようです。そのやり方次第では・・・と考えると、かなり不気味な気分になりました。
2005年10月19日
調べようがない
靴を買おうと思って近所の店に行ったら、ちょうど安売りをしていました。2,000円均一みたいな場所があり、しかも試し履きしようと思って手にとってみたら、値札には「9,800円」などと書いてあります。なんか、えらく得をした気分になって、その靴を買って帰りました。
ところが、まだその靴を履いて10日も経っていない先日、雨の中を歩いたら、その靴の右足がたちどころに「浸水」しました。水溜りを踏んだわけでもないから、明らかに穴があいています。もちろん、その10日ほどの間に、釘を踏んだりした事もありませんでしたから、「初期不良」と解釈せざるをえないでしょう。
これまでも、ずっとこの価格帯の靴ばかり買っていましたが、さすがにこれは初めての事でした。いくら値下げ品とはいえ、長らく店頭に置いてある間に自然と穴があくことはないでしょう。というわけで、ただ単に運が悪かったとしか言いようがありません。
今更悔やんでも仕方ないので、その靴は晴天専用にする事にしました。それにしても、足との相性はともかく、耐水性(?)については、事前に調べようがありません。まあ、そのリスク(?)も値下げの中に含まれている、と考えるしかないのでしょうね。
2005年10月18日
頓知よりも印象に残る事
スーパーを歩いていると、棚に水飴がありました。それを見て、「一休さん」のある頓知話を思い出しました。「夜中に隠れて水飴を食べる和尚さんが、その水飴を見つけた小坊主達に『これは毒だ』とミエミエの嘘をつく。そこで一休さんは、水飴を食べるためにわざと寺の備品を壊して、水飴を食べ、帰ってきた和尚さんに『死んでお詫びをするために毒を食べています』と言った」というやつです。頓知の痛快感などまるでない、嘘と欲にまみれた俗俗しい話です。とても寺が舞台とは思えません。
その話を思い出すと同時に、「夜に一人で壺に入っている水飴をむさぼり食べている初老の男性」というものがいかに不自然であるか、という事に気づきました。もしかしたら、和尚さんは病気を患っていたのでしょうか。となると、一見、バカ話のようなこの逸話に、やや深刻な意味が含まれているかも、などと考えてしまいました。
2005年10月16日
先祖の数
「先祖の霊が祟っている。それを祓うには我々に金を払って○○を・・・」というのは、インチキ商売の王道です。なんらかの辛い状況にある時にこのような詐欺師の「プロのだまししゃべり」を聞いてしまうと、つい信じてしまう人も出てくるのでしょう。
しかし、冷静に考えてみると、「先祖」というのは何人いるのでしょうか。二代前・すなわち祖父母は4人、三代前・すなわち曽祖父母で8人、四代前なら16人・・・。一世代で30年差とすると、180年くらい前にいた六代前の先祖だと64人にもなってしまいます。その全ての先祖が一点集中で一人の子孫に祟っているとでもいうのでしょうか。
しかも、子供の数の平均を2人とすると、その「先祖」一人につき、同じくらいの数の子孫がいるわけです。となると柄の悪い「先祖の霊」とやらは、それだけ多くの子孫に分散して祟ったりするのでしょうか。しかも、「お祓い」を受けた子孫にだけは祟らない、などといった「調整」もしなければいけないわけです。考えれば考えるほど、荒唐無稽な戯言としか言いようがありません。
もっとも、この詐欺はかなり昔からあるようです。先ほど書いたように、一世代増える度に「先祖」の数は倍増するわけですから、その数多い自分の遠い先祖の一人がその詐欺に加担していた可能性もゼロではありません。そういう意味では、この詐欺にあう事自体は「先祖の祟り」と言えるのかもしれませんが・・・。
2005年10月11日
分類
野村総研がオタクの実態とビジネス的価値に関する調査研究を発表しています。なんか、「旅行」や「ファッション」までも「オタク」でくくられると、「オタク」という言葉の出始めた頃を知っている者としてはかなりの違和感があるのですが、これも「時代」というものなのでしょうか?
なお、この分類では、オタクを「家庭持ち仮面」「わが道を行くレガシー」「情報高感度マルチ」「社交派強がり」「同人女子系」などと、えらく分かりにくい言葉で分けています。一見、分かりやすそうな「同人女子系」も、「アキバ系」「萌え系」が含まれるなどと書かれると、かなり難解です。
世の中の「オタク」で、自分は上の分類で、「○○系」にピッタリあてはまる、という人はどのくらいいるのでしょうか。むしろ、それぞれの「系」が何割かずつ組み合わさって、それぞれの「オタク」を構成している人のほうが多いのでは、と思いました。
まあ、分析する方の視点と分析されるほうの考えが異なるのはしかたないのでしょうが。
2005年10月10日
粗忽者には便利な機能
そそっかしい事もあって、たまに携帯に間違い電話をしてしまいます。今日など、着信があったので、着信履歴からかけようとして、間違えて送信履歴の一番上を選択してしまい、先ほど電話をかけた人にまたかけてしまいました。しかも、その時に先方は電話に出れなかったため、わざわざ向こうからかけてもらう破目になってしまいました。
こういうとき、間違い電話をかけたと気づいたら、先方に「今のは間違い電話だった」という信号を送れないものか、などと思います。それを送ったら、先方の着信履歴から自分からの電話が削除されるわけです。少なくとも、このような機能があれば、私は重宝するでしょう。
まあ、間違い電話そのものをしないよう、電話する時に落ち着けばいいだけなのでしょうが・・・。
2005年10月08日
取材活動中?
電車に乗っていてホームを見たら、奇妙な風体の人がいました。なんか、長い棒を持って、一人で立っています。その棒をよくよく見ると、先端に大き目のマイクがついています。どうやら、ホームの発車音を録音しているようでした。
私は、昔ながらの「発車ベル」が好きなため、「発車音楽」にはあまり興味がありません。しかし、その音を集めたサイトが存在する事は知識として知っていました。おそらくは、そういうサイトのための「取材」なのでしょう。
ある意味、あやしすぎる行動です。しかし、マイクが大きいから「盗聴」とも思われませんし、呼び止められる心配はないのかもしれません。
いずれにせよ、かなりの苦労のもとにサイトが作られているのだな、という事はわかりました。
2005年10月05日
国勢調査・続き
調査員を詐称して国勢調査票を詐取する事件の発生がまた明らかになったようです。それに対し、当局は「調査員証などで確認してほしい」などと呼びかけているそうです。しかし、「国勢調査の調査員証」など、実際に見た人などほとんどいないでしょう。つまり、詐取する側が組織的に偽造でもすれば、見破る術はないわけです。それ以前の問題として、調査員とのやりとりなど、必要最小限の時間ですませたいと思うのが普通なはず。調査票の提示・確認をするのに時間を割きたい人などは、あまりいないでしょう。
このようなニュースを見れば見るほど、やはり、自分のとった情報漏洩予防策はやっておいて良かった、とつくづく思う次第です。
2005年10月04日
えらく高い「モニター」
駅前の歩道橋に「モニター募集」の立て看板がありました。よく見てみると、マンションの「モニター」で、「頭金10万円、月々6万円より」などと書いてあります。「モニター」の正確な定義というものはよく知りません。しかし、一般的に、マンションに住んで、頭金を払ったうえで月々に金を払うのは、「購入」というのではないでしょうか。
まあ、ここまであからさますぎると、モニター商法の範疇に入れていいのか迷うくらいですが。いずれにせよ、この騙し(?)を考えた人の感覚には別の意味で脱帽させられました。
2005年10月03日
完全に記憶から消去
本棚を調べていたら、全く持って記憶にない本が、奥から出てきました。その本は、8年ほど前に出たある長編小説のファンブックで、作者インタビューの他に、その長編小説の外伝で単行本未収録の短編も掲載されています。
自分の家の本棚にあるのですから、読んだに違いありません。ところが、その収録されている短編はもちろん、その本の存在そのものまで、全くもって記憶から抜け落ちているのです。実は、一ヶ月ほど前にその長編小説を読み返し、「そういえば、単行本未収録の外伝短編が何本かあるらしいな。読んでみたいものだ」などと思っていたほどでした。
実際に読み返してみたら、話の筋立てそのものは忘れていました。ただ、ところどころに、記憶を喚起するような一文がありました。という事はやはりかつて読んでいたわけです。
ここまでほぼ完全に記憶から欠落する事があるとは、と我が事ながら驚きました。まあ、そのおかげで、短編小説をかなりに新鮮味を持って読めたわけですから、得をしたとも言えるのかもしれませんが・・・。
2005年10月02日
個人情報保護の治外法権?
国勢調査に関して、調査票だまし取るという事件が発生したそうです。確かに、あれだけ事細かな個人情報が家族単位で入手できれば、色々な「使いで」があります。このような犯罪が起きるのもむべなるかな、という感じでしょう。
だいたい、人口・世帯の類型化・就業の状況調査・通勤や通学に関する人の動き・人口面から見た産業構造の調査を調べるのに、名前から勤務先の名称・業種・業務内容まで事細かに回答させる意味がどこにあるのでしょうか。だいたい、「個人情報保護法」を作っておきながら、国のほうでは以前と変わらない方法で個人情報を集めようとする感覚も理解し難いものがあります。
他にも国勢調査票の入ったバッグがひったくられるという事件もあったとか。さまざまな過程において、極めて安心ができない調査です。
というわけで、私は、案内に記載されている「調査の目的」を妨げない事を前提に、万が一にそなえて個人情報が流出しないよう、いくつか「工夫」して回答しました。
あと、ついでに言うと、「通勤や通学の人の動き」を長く調べ続けている割には、それらしき対策が取られていないのでは、とも思います。
2005年10月01日
社会科学書で仮面ライダー
とある必要に迫られて、社会科学関係の本を買いました。中にアンケート葉書が入っており、「回答いただいた方から抽選で弊社発行の本を進呈します。希望する本に○をつけて下さい」とありました。一覧には十数冊ほどの本があるのですが、学問系だけでなく、分野は多岐に渡っており、健康関連さらには「仮面ライダー」などの特撮系の本までありました。
もちろん、一つの出版社が関連性のない多数の分野の本を出す事自体は珍しくもありません。とはいえ、「この社会科学の本のアンケートを出すと、仮面ライダーの本がもらえるかもしれない」というのは、かなり笑いのツボを刺激しました。
2005年09月30日
酒で思い出す
買い置きの酒が切れました。そこで何を買おうかといろいろ考えていました。その中の選択肢の一つとして、甲類焼酎が浮かびました。「数ヶ月前に貰い物のすだちがきっかけで、甲類焼酎を買ってみたら美味しかった」などと考えているうちに、数日前、職場ですだちを貰ったのですが、持ち帰ろうと鞄に入れたまま、すっかり忘れていた事を思い出しました。
慌てて鞄を探したのですが、幸い、さほど日にちが経っていなかったため、すだちは無事でした。しかし、もし酒を買う気がなかったら、半月くらい経って鞄の中が大変な状態になって初めてすだちの事を思い出したでしょう。
というわけで、感謝の意味をこめて(?)、甲類焼酎を再び買う事にしました。それにしても、幸い悲劇はおきなかったものの、なま物を鞄に入れっぱなしにした自分には呆れてしまいました。
2005年09月29日
知らないうちに
久しぶりに津田沼のイトーヨーカドーを見たら、メインの看板が、セブンイレブンの「7」を基調にしたものに変わっていました。サイトを見たところ、「セブン&ワイホールディンス」という持ち株会社が出来ていて、それにともなうロゴの変更のようでした。持株会社のサイトを見ても、グループ会社一覧では常にセブンイレブンが最初に来ています。
昔は確か「イトーヨーカドー>セブンイレブン」だったと思います。さらに数年前にセブンイレブンにATMを置く銀行を作ったときも、「アイイワイバンク」とイトーヨーカドーの頭文字を使っていたので、力関係はそのままかと思っていました。しかし、いつの間にやら逆転したようです。その事に新看板を見るまで気づかなかったわけですから、我ながら疎いものだと呆れました。
2005年09月28日
合っていない語呂合わせ・その2
電車の中吊り広告に、長野新幹線の安中榛名駅前の不動産の広告が出ていました。新幹線の駅前の住宅地というと凄そうですが、この駅は開業時に「新幹線史上、最も寂しい駅前」とまで言われたほどの辺鄙な駅。宅地開発する場所も有り余っているわけです。宣伝文を見ても東京まで新幹線で59分だの、買い物に行くにも新幹線で軽井沢に行かねばならないなど、不便さが伝わってきます。さらに言うと、山の中に並ぶ宅地の写真を見ていると、冬の風の冷たさを想像して、見るだけで寒気を感じてきます。
そのあたりも気になったのですが、より気になったのは申し込みの電話番号。最初の3数字が「179」でこれに「あんなか」とルビが振ってあるのです。「な」が「7」なのは分かりますが、1のどこが「あん」で9が「か」というのは、どうやったら読めるのでしょうか。以前ネタにしたラーメン屋の変な数字の語呂合わせも変でしたが、こちらはかなりの宣伝費を投じて作った中吊り広告なだけに、余計驚かされました。まあ、宅地の環境の宣伝そのものに無理があるだけに、電話番号の語呂合わせにも無理があるのは仕方のないところでしょうか。
2005年09月27日
伝説がTVに?
有名人の奇行(?)を箇条書きにした「○○伝説」というサイトをよく見かけます。とりあえず玉石混交でなんでもかんでも「伝説」にしてしまうため、タイガースの井川投手の「伝説」のはずなのに、ソースのURLを見ると今岡選手が出てくる、などといった意味不明の項目も少なくありません。
ただ、このテのサイトは、業界関係者も見ているようで、TV番組のスタッフが、とある人の「伝説ページ」を見て、それをネタにして、本人に取材の打診をしようとしたという話を聞きました。しかも、その番組は地上波をほとんど見ない私でも名前を知っているほどの有名番組だったそうです。
インターネットからネタ漁りをするのは今の時代だから仕方ないとしても、ちょっと安直すぎるのでは、と思いました。まあ、この前の選挙報道なんかを見る限り、基本的にTV番組はその程度の感覚で作られている、と考えたほうがいいのかもしれませんが。
2005年09月24日
赤い糸?
数日前の話ですが、「野球」の所で書いたように、日曜から木曜にかけて、5試合連続でマリンに行きました。基本的に我々はバックネット裏の2階内野自由席に座ります。そして3戦目の火曜日、すぐ近くに座った20代後半くらいの男性の方と、観戦しながら話がはずみました。すると翌日、特に約束したわけでもないのに、その方とまたすぐ近くになりました。
まあ、ここまでは自由席ですし、好きな観戦ポイントが同じというだけでさほど珍しいわけでもありません。ところが、その翌日の木曜日は、初芝選手の引退セレモニーがあるという事もあり、我々は「ボビーシート」という三塁側指定席を取っていました。昨年から誕生した席ですが、利用するのは今回が初めてです。すると、その方も何と木曜は同じ指定を取っているとの事でした。
そして翌日、指定席に座りながら、「試合前に昨日の方を探して挨拶くらいはしよう」と嫁さんと話していました。するとしばらくして、その方は、我々から3mくらいしか離れていない所に座りました。指定席を取る際に、ある程度場所の指定ができます。したがって、基本的に観戦ポイントの似ている同士ですから、ある程度近くなるのは分かりますが、いくらなんでも近すぎます。3日連続の偶然にはお互い驚くよりありませんでした。
もしかしたら、この方と我々は、何かの縁に結ばれているのかもしれません。もっとも、先方としては、こんな中年夫婦と何かの縁があっても、あまり嬉しくはないかもしれませんが・・・。
2005年09月21日
古池に何が飛び込もうと
どこかの学力試験で、俳句の「古池や蛙飛び込む水の音」の「蛙」を何と読むか、という問題があったそうです。そして35%ほどの学生が正解の「かはず(かわず?)」と正解を出せなかった、という記事がありました。それをもって毎度の事ながら「大学生の活字離れ」などと論じています。私はこの問題の「正解」は知っていました。さらに、作者が松尾芭蕉である事も知っています。しかし、その事を誇るつもりは毛頭ありません。
この俳句の価値は「池に蛙が飛び込む」という平凡な事象を十七文字で見事に表現した事にあるはずです。私はそれについては全然わかっていません。それを理解していなければ、「蛙」を読めようと読めまいと大差はないのではないでしょうか。
「蛙」を読めない大学生が35%である、という事より、それを読めるかどうかが「学力」であるかのように結論付ける風潮のほうがより深刻な問題なのでは、と思った次第です。
2005年09月19日
髪型にみる「力士度」
食事をしに松屋に行きました。すると、近所の相撲部屋の若手力士が三人座っていました。一人はちょん髷を結っていて、もう一人はまだ髷を結えるほど髪が伸びておらずロン毛(?)に。残る一人は入門したてなのかスポーツ刈りです。「場所中だと合同のちゃんこがなく、こうやって昼食を取るのか、初めて知った」などと思いながら、向かい合わせた所に座りました。
しばらくすると、三人の所に食べ物が来ました。ちょん髷の人はステーキ定食と牛丼、長髪の人は焼き魚定食と牛丼、スポーツ刈りの人は牛丼だけでした。髪型で分かる相撲界の経歴と食べ物の量が、そのまま比例しているあたりに面白さを感じました。その一方、スポーツ刈りの新弟子(?)には「牛丼一杯で大丈夫かな」などと余計な心配をしてしまいました。
それにしても、牛丼屋で牛丼一杯だけ食べたら、見ず知らずの人間に「食が細い」などと心配されるなんて、力士以外には存在しないでしょうね。
2005年09月18日
名月
夕方、バスに乗っていたら、子供の歓声が上がりました。なんでも窓の外の月がとても美しいとか。しかし、私の席からは見れません。乗っている間、どんな月なのだろう、と気にしていました。そして、降りて東の空を見た所、低い空に、大きな月が鈍い光を放っていました。歓声が上がるのもわかるような美しさです。「仲秋の名月」は今度の土曜のようですが、それを先取りしたような名月でした。ただ、ちょっと疲れていた事もあり、月の鑑賞もほどほどにすぐに家に帰りました。
一服した後、もう一度見ようと、22時過ぎに外に出たのですが、すでに空高くあがっていた月には、先ほどの美しさはありませんでした。分かっていれば、夕方のうちにもっと月を見ておくべきでしたが、後の祭りです。やはり、「機」というのは一度逸するとなかなか取り返しがきかない、という事なのでしょうか。週末の「仲秋の名月」の日あたりに雪辱を果たしたいものですが・・・。
2005年09月15日
見ず知らずの人に同情
目の前でいきなりきつい口調での糾弾が始まりました。なんでも、ある人が嫌いで、食事で同席するのも嫌なのだそうです。その人間関係が実際にどうなのか分かりません。しかし、そこで糾弾されているに対しては、ちょっとした同情みたいなものを覚えました。
なぜなら、その糾弾は、電車の中で携帯に向けて行われているからです。普通は、電車の中で携帯が鳴ったら、声量を下げて「電車の中」である旨を伝えてなるべく早く切ろうとするのですが、目の前の人にはそのような素振りもありません。このような神経の持ち主と人間関係で対立した場合、相手が一方的に悪い、という事はありえないでしょう。
というわけで、電話口で糾弾されている見ず知らずの人に同情を覚えたわけです。それにしても、ここまで無神経な人は久々に見ました。
2005年09月13日
故郷
生まれてから8歳まで、東京都中野区の野方に住んでいました。その後、何度か引っ越しましたが、子供の頃に食べた中華もりそばが忘れられず、大学に入った頃から、年に何回かは野方に行き、もりそばを食べた後、ついでに生まれ育った街を歩いたりしていました。
この習慣は遠く千葉に越した後も続いていました。しかし今日、約半年ぶりに尋ねたところ、その店が閉店していました。ネットで調べたところ、5月29日に閉店していたとのことです。分かっていれば、閉店する前に、もう4・5回は行っていたのですが・・・。
これで、野方に行く理由もなくなってしまいました。というわけで、今日は、生まれ育った団地の中も散歩しました。当たり前ですが、長い間歩いていなくても、団地の中の裏道まで、ちゃんと覚えていました。ただ、空部屋が増え、公園なども荒れている感じで、団地全体がくたびれているように見えました。築年数もかなりのものですし、もしかしたら先が長くないのかも、などとも思いました。
こうやって、段々と「故郷」はなくなっていくものなのでしょうね。何とも言えない寂しさがありました。
2005年09月05日
二つの川
昨晩から都内で局地的な集中豪雨があって、川が氾濫したというニュースを見ました。昨晩、20時頃に新宿にいたのですが、その時は「雨がポツポツ降りそうだな」という感じの天気でしたし、約1時間かけて千葉まで帰宅した時も雨は降っていなかったのですから、その局地性には驚かされます。
また、氾濫したのは中野区の妙正寺川と杉並区の善福寺川でした。私は、生まれてから8年ほど妙正寺川まで歩いて1分の団地に住み、続く2年間は、門を出たところに善福寺川が流れている団地に住んでいました。したがって、今回の氾濫の記事でも、自分の住んでいた町の写真が掲載されたりしていました。もう、四半世紀近く前の事とはいえ、やはり他人事とは思えませんでした。
それにしても、そのような局地性の強い雨というのは、昔はほとんど聞いた事がありませんでした。もしかしたら、日本の気候はかなり急激に変わりつつあるのかもしれません。
2005年09月04日
歩きなれた道でも
諸事情により、職場の最寄駅の前にある施設と職場を何度か往復する事になりました。駅から職場までの所要時間は6分ほど、毎日朝夕歩くときは何とも思わない道のりです。ところが、2往復目から、その道のりがやけに長く感じるようになりました。
もちろん、朝夕と暑い日中の違いというのもあるのでしょう。しかし、歩き通しというわけではなく、拠点につけば、冷房の効いた室内で1時間くらい滞在できるのです。にも関わらず、歩き出すと、普段とは全然違う遠距離感がありました。
3往復した時点で休憩をはさみながら計40分弱歩いたわけですが、普通に40分通して歩くよりも明らかに疲労感がありました。普段歩いている道を歩く割には、普段以上に既に体力を消耗しており、そのために精神的な距離感と体力的な距離感にずれが生じてしまったためなのかも、などと思いました。もっとも、ただ単に体力が衰えただけなのかもしれませんが・・・。
2005年09月01日
楽なのはいいけれど
トップページ兼日記を「ブログ風」にして1年経ちました。過去の記事を複数の基準で自動的に分類してくれるのが非常に便利です。さらに、間違えて記事を上書きしてしまう事もありません。その上、RSSにも対応しているわけですから、我ながら便利になったものだと思います。
ただ、楽すぎるためか、ついサイトの手入れを怠りがち。昨年までは背景色なども季節ごとに変えていたのですが、ついにこの一年、一度も変える事はありませんでした。また、ブログツールの「Movable Type」も、ちょくちょくバージョンアップしているのも関わらず、この一年間、ずっと同じバージョンのものを使っていました。まあ、もともとコメントもトラックバックも受け付けていない「ブログ風」なので、あまり気をつかう必要がないせいでもありますが。
どうも、便利さにかまけて、ちょっと堕落しているようです。話はずれますが、この夏は生活のほうもビールを飲みすぎるなどで堕落気味で、体重が増えてしまいました。
せっかくこれから涼しくなる事ですし、この「一周年」を機に、サイトも自分の体も、少し手入れをしようかと考えています。
言われた通りに書くと?
衆院選の自民党候補のポスターを見ていたら、脇に小さく「比例は自民・公明へ」などと書いてありました。選挙協力だかなんだか分かりませんが、かなり無責任な「投票依頼」です。自分は支持する気は毛頭ないからいいのですが、これだと支持者はどちらに入れればいいかで悩んだりしないのでしょうか。仮に、ポスターにある通りに投票用紙に「自民・公明」と書いた場合、無効票になるのか、それとも両党で折半するのか、などとしょうもない事まで気になりました。
それにしても、249議席の最大政党が、34議席の政党にそこまで気兼ねをしなければならない、というのも奇妙な話ではあります。とりあえず、少ない議席でそこまでの「権力」を持てた、その政党の「真の支配者」に取っては笑いの止まらない話でしょうね。
2005年08月30日
Xとくライン
いつもうざい勧誘電話をかけてくる「おとくライン」からまた電話がきました。通常は「日本テレコムの代理店の○○(←会社名)の誰々ですが」と名乗るのですが、「日本テレコム××部の誰々ですが」と名乗るので、「本隊からの直接の営業とは珍しい」と思い、ちょっと聞いてみました。
「うちはよそより安いんです」などと言っているうちは、「いつものパターンだよな。まあ、『うちはよそより高い』と言う奴もいないだろうし」となどと聞いていたのですが、いきなり「どのくらい安いかは今度届いた請求書をご覧いただければわかります」などと言い出しました。もしや、適当に返事すると「請求書の送付に同意をしたのだから契約に同意したのも同じだ」などと言い出すつもりなのか、と思い、「契約もしていないのに、請求書を送るつもりなのですか?」と言ったら、一応、謝罪みたいな事を言って切りました。
ここまで非常識だと、本当に日本テレコムの本隊だったのかすら分かりません。ただ、これまでかかってきた電話も含め、あまりにも異常すぎます。
ググってみたら、一般家庭でも被害に遭いかけた人がいたとのこと。ここまで来ると、「おとくライン」というより「悪徳ライン」です。
とりあえず、「防衛策」としては、「おとくライン」と聞いた瞬間に「お断りします」と切るのが最善なのかもしれません。それにしても、こんなせこい契約取りを考える頭があるのなら、もっと有意義な事に使えないのでしょうか。
2005年08月29日
熱心で行き過ぎ?
先週の続きになりますが、「体罰」などと称する教育現場での一方的な暴力についてまた書きます。大きく話題になった北海道の高校でも、先日発覚した岡山の高校でも、暴力が発覚した学校の関係者が「熱心さゆえに」とか「指導に行き過ぎがあった」などという談話を残します。つまるところこれは、問題となった暴力行為を「方法に誤りはあったが、教育の一環」だという認識している、と公言しているわけです。
もちろん、大前提として、学校教育法に違反している行為を「教育の一環」とする事だけで十分これらの発言は論外です。しかし、それ以上に気になるのは、いったい、どのような論拠のもとに、彼らの暴力行為を「地位および体力的優位を利用しての、個人的な好き嫌いによる加虐行為」ではないと認定したか、という事です。少なくとも、北海道の高校の件での被害者の言い分を聞く限り、加害者の行動には「好き嫌いによる加虐行為」としか思えないのですが・・・。
いずれにせよ、このような「教育者」の発言を読む限り、今後も同じような事件が発生した時に彼らがどうするかが分かります。もちろん彼らの目指すのは「暴力の根絶」ではなく、「より巧妙な隠蔽」になるでしょう。
2005年08月26日
借金札
最近、契約しているクレジットカード会社からの「特別のお知らせ」というような文字が印刷されているDMが来る頻度が増えています。一応、表題から「契約に関する事かもしれない」と思って開封しますが、中身は借金かリボ払いのお知らせばかりです。
私のクレジットカードによる支払いはプロバイダ料など、決まったものだけですので、わざわざ利息を払って「リボ」にするまでもなく、月々の支払額は一定しています。もちろん、借金をする必要もありません。というわけで、その類のものだと判明し次第、ゴミ箱に直行させています。
いずれにせよ、クレジットカード会社にとっては、この二つの分野の新規開拓が収益向上に役立つようです。以前、故青木雄二氏が「クレジットカードなどは借金札と同じ」と書いているのを読んだ時は、「確かにそういう機能もあるけど、支払いには便利だからそこまで言う事もないのでは?」と批判的に感じていました。しかし、このDM攻勢を受けているうちに、「会社にとっては、やはりあれは『借金札』なんだな」と認識を改めました。
2005年08月23日
暴力が「教育」になりうるか
甲子園で優勝した高校の暴力事件が発覚したそうです。被害者の側によると、練習中の態度が悪いといって40発近く殴ったそうですから呆れます。
結局、「体罰」というのは、「腕力の優越」もしくは「教職」などといった権力によって、自分より弱い人間を痛めつける行為に過ぎません。私が1年ほどいた小学校では「体罰」という名でいい年こいた大人が小学生に暴力をふるうという異常行為が横行していました。私も被害にあいましたが、その教師連中は普段の言動も低劣で、いまでも私は奴らを心の底から軽蔑しています。もちろん、その「体罰」の「教育効果」などは全然なく、その学校では問題行動や陰湿ないじめが横行していました。
長年、「体罰」というのは、「法律では禁じられているが、やはり真の教育には必要なもの」と一部の人間に誤認されつづけています。それがこのような事件が起きる温床となっているわけです。いい加減、これが「いい大人が抵抗できない子供に一方的に暴力をふるう」という異常極まりない行為である事を、きちんと知らしめる必要があるのではないでしょうか。
2005年08月22日
南西480kmと西南西440km
非常に強い台風11号が本州に接近しつつあるようです。その位置情報として、小笠原諸島の父島が基準になっています。なんでも、今日は父島の南西約480kmで、明日は父島の西南西約440kmに行く見込みだそうです。
これだけでは、この台風がどちらに向かおうとしているのかすら分かりません。「大阪から名古屋に行く」を「東京の西約550kmの地点から、東京の西約350kmの地点に移動する」と書くと、わけがわからなくなるのと同様です。
ちなみに続いて発生した台風12号は父島の東北東約470km地点にあるとか。こう表現すると、約1000km離れている二つの台風が、ともに父島の近くにいるように感じてしまいます。
まあ、自分としては本州に上陸するかどうかが分かればいいので、現在いる位置が父島の西と表現されようと、名古屋の南と表現されようと、必要な情報があればいいわけですが・・・。
2005年08月20日
それは事実ではあるが
相変わらず、あのテこのテでスパムメールがわんさか来ます。その中で、先日、目に止まったのがアナボリック・ステロイドの通販広告でした。ステロイドといえば、劇的な効果がある反面、ドーピング・副作用という言葉が常につきまといます。
もちろん、スパムメールで宣伝するわけですから、インチキ商売だという事は分かっているのですが、いったいその薬をどのように売ろうとするのかと思い、本文をちょっと見てみました。するといきなり、「オリンピック選手も使っているアナボリック・ステロイド」という一文がありました。
まあ、確かに、ベン=ジョンソン元選手に代表されるように、アナボリック・ステロイドを使って話題になったオリンピック選手は少なからず存在します。しかし、それは誇らしげに宣伝するものではないと思うのですが・・・。
これを見て、「オリンピック選手も使っているのだし、自分もこのメールに返信して薬を買おう」という人は果たして存在するのでしょうか。まあ、とんでもない嘘を堂々と宣伝するのは、今の日本では政・財・マスコミの各界でよくある事なので、このスパム業者が特に異常なわけではないのでしょうが・・・。
2005年08月18日
分冷
相変わらず暑い日が続きます。それ自体も困るのですが、それ以上に困るのが冷房対策です。人によって冷房の耐性というのは異なるようで、冷房の強いところには常に寒さに震えている人がいます。電車などでも、「車内用のカーディガン」を持参している人をよく見かけますし、私も「冷房対策」で背広の上着は手放せません。職場でも、異常なまでに室温を下げようとしている人がいる一方で、ひざ掛けを装備している人がいます。
暑さの感じ方が人によって違うのは仕方ないですでしょう。しかしやはり、夏だというのに寒さに悩む人がいる、というのも奇妙な話です。電車の場合、「弱冷房車」という形で冷房に弱い人に一応の配慮はしていますが、総武線の各駅ですと10両に1両しかありません。
ここ数年、「分煙」はかなり徹底されてきて、煙が苦手な身としては大変ありがたいですが、同様に冷房に関しても、もう少し苦手な人に配慮してほしいものです。
自分の都合だけ考えて言わせてもらうと、「喫煙室」みたいに、「強冷房室」や「強冷房車」を作って、暑い人は冷蔵庫みたいに冷やしたその部屋で一時的に涼むようにし、全体の温度は冷房に弱い人を基準にしてほしいものです。省エネの観点からも、そちらのほうが合理的だと思うのですが・・・。
2005年08月17日
レジの行列
レジに並んでいて一番萎えるのは、3つくらいできている列の一つを選んで並んだら、その前の人の買い物がえらく長引き、他の列に自分より後に並んだ人が先に清算するのを眺める時です。
スーパーで空きレジが一つで残る5つのレジに行列ができている、などという時は仕方ないでしょう。しかし、コンビニなどで三つのレジにそれぞれ行列ができている、などといった時はもっと効率的に管理できないものだろうか、と思います。待っている時間はたいした事がないですが、やけに損失感があります。
コンビニの経営者の自慢話を読んだりすると、効率的な売れ筋の調査や、商品の配送体制などにはかなり力を入れている事がわかります。それだけの能力があるのなら、それを少しはレジの行列管理にも使って欲しいものです。
2005年08月16日
漫画喫茶の防災体制
代休を利用して、午前中に漫画喫茶に行きました。すると昼前にいきなり振動が生じました。そこそこ強い地震だという事は分かりましたが、仮に逃げ出す必要のある地震だとしたら、通路に出た時に、本棚や中の本が崩れてきそうでかえって危険です。そこで、むしろ動かないほうが安全だろうと思い、ブースの中にそのままいました。
揺れはしばらくして収まりました。その間、この非常に狭い通路の上に壁を埋め尽くす大量の本棚だと、大きな災害が発生した時に逃げるのはかなり困難だろうな、などと考えていました。一応、非常口はあるようですが、今日の地震の際にも店員による案内放送の類はありませんでした。軽度の地震だから良かったですが、これが火事だったら、助かるのはかなり難しそうです。
これまで、漫画喫茶で座る場所を決めるときは特に何も考えていませんでした。しかし、今後は、可能な限り出入口に近いところに座ろうと決めた次第です。
2005年08月15日
混雑と渋滞
昔も今も「お盆に帰省」という慣習はありません。職場にも「お盆休み」はないので、いつもと同じく出勤しています。当然ながら、他の通勤者はお盆休みを取っている人が多いので、この時期の通勤は非常に楽です。混雑がないうえに、乗って1駅くらいすればたいてい座れます。
そのような快適な気分を味わった後に、ニュースなんかで「帰省ラッシュで高速道路渋滞○km」などというのを見ると、「通勤ラッシュがこちらに移動した」というように思えてきます。こっちが楽して通勤する反動(?)で渋滞で苦労するわけです。しかも、この人たちは渋滞に苦しんで帰った翌日からは混んだ電車で通勤するわけです。
そう考えると、帰省というのは本当に大変なんだな、と見ず知らずの人たちに同情してしまいます。それと同時に、お盆に帰省の習慣がない家に生まれた事が実はかなりの幸運だったのでは、などとも思えてきます。
2005年08月14日
後悔先に立たず
はなまるうどんに、「釜上げうどん」と「湯だめうどん」というメニューがありました。写真を見る限りでは、うどんの盛りかたがちょっと違うだけで、「湯に入ったうどんをつけだれで食べる」という同じ食べ物です。なんでも、「釜上げ」は「温めたうどんをそのまま出す」で、「湯だめ」は「一度冷やした後に再度温める」という違いがあるそうです。
一度、食べ比べてみようかと思っていたのですが、季節限定メニューなどを食べているうちに、ついつい後回しになっていました。そして今日、店の前に行ってなんとなくメニューを見ていたら、いつの間にやら「湯だめうどん」がなくなっていました。こうなると分かっていたら、季節限定を無視してでも、二つを一緒に頼んでの「食べ比べ」をしていたのですが・・・。やはり思い立った事はすぐやるのが最善だったようです。
2005年08月13日
素直に言ったほうが
たまに、駅前などに手相の勉強をしているのですがと声をかけてくる輩が集団で現れます。無視しても、また別の奴が寄ってくるあたり、なんか蚊の集団を連想させられます。
私の見る限り、全ての人が、この連中を無視しています。だいたい、手相の「勉強中」などという「セミプロ」ごときに運命をゆだねようなどと、普通の人は思わないでしょう。それでなくても、胡散臭げな雰囲気が漂っているわけですし。そう考えると、かなり効率の悪いインチキ商売と言えます。
ただ、それにひっかかる被害者もいるそうで、そういう人たちは高価な商品を買わされた上、最終的には彼らと同じ犯罪集団に加わる事が多いそうです。ならばいっその事、最初から正直に「インチキ商売の勉強をしているのですが」と声をかけたほうがいいのではないでしょうか。それならば、最初から「見込み客」のみが反応するので、無駄がなくなり、効率的に犯罪行為を行えると思うのですが。
2005年08月12日
舌が肥えた?
夏になると、職場での一服用にアイスコーヒーを買いおきして飲みます。昨年までは、コンビニのペットボトルのブラックに牛乳を入れて飲んでいたのですが、今年になって近くのコーヒー専門店が1リットルパックを売るようになったので、コンビニのと比べると150円ほど高いのですが、そちらを飲むことにしました。
実は最初に専門店のを飲んだ時は、「もっと感激的な美味さだと期待していたのに、意外に平凡だ」という感想でした。ところが、そのコーヒー屋がお盆休みに入ったために、久々にコンビニのペットボトルを使ったところ、その不味さに愕然としました。
昨年まで、普通に飲んでいたわけですから、明らかに専門店のコーヒーに舌が慣れた結果だと思います。意外な形で「専門店の美味さ」を認識する結果となりました。味覚というのは不思議なものです。
2005年08月10日
意外な好物
駅の立ち食いそば店の夏のメニューの垂れ幕がかかっていました。その中の一つの「冷やし豚しゃぶうどん」がやけに気になりました。その原因は豚しゃぶでなく、添えられている半熟卵。この写真がやけに美味そうなのです。
そういえば、10年ほど前、職場の近くの弁当屋が夏季限定メニューで錦糸卵の代わりに半熟卵を乗せた冷やし中華を出した時は、ほとんど毎日そればかり食べたものでした。これまで自覚症状(?)はあまりなかったのですが、どうやら私は冷やし麺と半熟卵という取り合わせが大好きなようです。
食事をした直後にも関わらず、遠くから見たメニューの垂れ幕に反応するのですから、かなりのものなのでしょう。妙なところで、自分でも意識していなかった「大好物」の存在を知ることができました。
2005年08月09日
ランドマーク?
Google マップの、マウスでつかむと地図が動くという機能はかなり面白くできています。そこで、場所を調べる必要がないのに、適当な地名で検索して地図を動かして遊んでしまいます。
そして先日、自分の家の近くを検索しました。比較的最近造成された地域のため、我が家は隣はもちろん、その隣も全てアパートやマンションという集合住宅密集地域です。
そのうち、「Google マップ」に固有名詞が載る集合住宅は僅かなのですが、その数少ない中に我がアパートが入っていました。周囲には鉄筋製の中層マンションも少なくないのに、その中になぜ木造2階の我がアパートがあるのか、非常に不思議です。
もちろん、そこの賃借人である自分とは全く関係ないのですが、なんかちょっと偉くなったような気分になりました。とりあえず、これから初めて我が家に行く人に、「Google マップで調べれば載っているよ」と言えるので、案内が楽になる事だけは確かです。
2005年08月05日
さりげない技
以前、仕事で大変お世話になった方が入院したと聞いたので、お見舞いに行きました。治療時以外は普段と同じとの事で、病院内の喫茶店に行きました。
年齢的にも人間的にも私のほうがずっと格下なのですが、かつての仕事での位置関係だと、私のいる職場のほうが「元請」という立場になります。したがって、一応は支払いの時に財布を出す形を作らないと失礼だろうな、などと余計な事を考えていました。
そして飲物が来て、店員さんが伝票を持ってきて、筒に入れました。するとその方は、さりげない動きでその伝票を掴んで手元に収めました。私の余計な気遣いを見透かしていたかどうかは分かりませんが、その動きは非常に自然でした。
かつて無数の事を教わりましたが、今日は久々に教えを受けたような気がしました。これからも、また色々と教えてほしいものです。
2005年07月31日
髭
私は昔から髭剃りが苦手です。電気剃刀にはかつて「剃り残しなし」を売り文句にしていたB社の製品を使っているのですが、それでも剃り残しをしまくります。さらに悪い事に、日頃から無意味に顎に触る癖があり、そこで自ら剃り残しを発見して鬱陶しく思うのですから困ったものです。いまさら髭剃りが巧くなるとは思えないので、せめてそちらの癖を何とかしたいものですが・・・。
あまりの鬱陶しさに、電車内にあった「男のエステ・髭脱毛サービス」という広告に興味を示してしまったほどでした。もっとも、それは「お試し価格」といいながら、かなりの高額になるので断念しましたが。ところでこの「脱毛」ですが、抜く本数が増えるほど、1本当たりの価格が高くなります。普通は逆だと思うのですが、エステの世界というのはそんなものなのでしょうか。全然わからない業界なのですが、不思議な事もあるものだと思いました。
2005年07月30日
恐怖の理科実験
昨日の記事に関連して、アトリエどどどさんより、災害用伝言ダイヤルについて教えていただきました。有難うございました。
さて今日の本題ですが、今月あたりから、「アスベスト(=石綿)による中皮腫」に関する報道が毎日のように流れています。
私も小中学校で「石綿金網」で理科の実験をやった記憶があります。金網によって、石綿がボロボロになって穴だらけになっていたものがありました。当時は、「ボロいな」としか思っていませんでしたが、今になってその剥がれた石綿がどこに行ったかを考えると、ゾッとさせられます。まあ、理科の実験を数回しただけで被害が出るとは思えませんが、理科の先生なんかは大丈夫なのでしょうか。
何でも、アスベストの有害性については30年以上前から指摘があったというから驚きです。我々も一種の「実験台」だったのでしょうか。このへん、なぜ指摘があっても学校で使いつづけていたかについて、現文科省には、当時の資料を調査するなどしてぜひ開示してもらいたいものです。
2005年07月29日
地震後日談
先週の土曜日、地震による交通マヒのためにえらい思いをして帰宅しました。実は、この日は偶然、携帯の電源が尽きていて、携帯による情報収集などはせずに帰宅しました。後で知ったところによると、この日は携帯・固定電話ともかなりの通信制限がかかっており、メールの遅延も相当あったそうです。
当日は、「よりによってこんな時に電源が尽きるとは・・・」と思っていたのですが、結果論としては、携帯の電源切れが一番影響をおよぼさなかった日だったようです。そのような情報を得ると、なんか得をしたかのような気分になりました。
それにしても、先日の地震でそこまで通信に影響があるという事は、もっと大規模な災害になるとより通信は困難になるわけです。それに備えた「災害対策」もしたほうがいいのだろうか、などとも思いました。まあ、思うだけでなかなか実行できないのが「災害対策」の常でもあるのですが・・・。
2005年07月27日
不可解度アップ?
赤丸をイメージイラスト(?)にした、デパート系列のサラ金屋の広告を電車内でよく見ます。他の物も「初めての時はマルが安心だから、初めてのサラ金は当社で」という宣伝文句なのですが、全くもって意味不明です。ちなみにその「丸いもの」はフライパンだったりつり革だったりします。フライパンが丸いと初めての人に何がいいのか分かりません。つり革だって、なぜ丸いと初心者(?)にいいのか、全くもって意味不明です。一般的につり革は丸くないほうが多いですが、あれは初心者には不向きなのでしょうか。
というわけで、見るたびに奇妙に思っていたのですが、新版ではその「はじめて」が「海外旅行」と「ダイビング」になりました。海外旅行は地球儀で、ダイビングに至っては、写真をただ丸く切り抜いただけ。どのへんが「マル」なのかすらわかりません。「海外旅行=地球=マル」というのなら、地球上の全ての事象は「マル」になってしまいます。もともと意味不明だったのが、さらに不可解度を増加させた、といったところでしょうか。
とはいえ、このシリーズはかなり前から見ます。という事はまさかこれを見て、「つり革と同じでマルだから、初めての借金はこのサラ金でしよう」と思う人がいるのでしょうか。いろいろな意味で不可解な広告です。
2005年07月26日
そこまで大騒ぎするほどの問題なら
TVアナウンサーが未成年アイドルに酒を飲ませた、という事件(?)が一週間以上話題になり続けています。そのアナウンサーの名前も、未成年のいたアイドルグループの存在も知らなかった身としては、不思議な思いでそれらの過激な見出しを見ています。
確かに法律もありますし、仮に合法だとしてもアル中の悲劇を思うと、未成年者に酒を飲ませないほうがいいのでしょう。しかしながら、その「未成年に酒を飲ます」という事がそれほどの大事件だとしたら、なぜ、週刊誌はもっと広くこの問題を扱わないのでしょうか。
そのアナウンサーやアイドルのどうでもいい行状を調べまくる暇があるならば、大学のコンパが行われる季節に渋谷や新宿の居酒屋を調べまくって、どのくらい未成年者が飲酒しているかを調査したほうが、よほど社会的に有意義です。また、女子アナ氏と同じマスコミ人として、自社の社員を対象に「未成年時代に飲酒をした事があるか、および学生時代に未成年の後輩に酒を勧めた事があるか」の徹底調査をし、それを誌面で発表してほしいものです。これなら、たいした手間もかからずに「未成年飲酒問題の深刻な現状」を記事にできるので、経費的にも社会正義の実現のためにも、大変有意義だと思うのですが・・・。
2005年07月25日
一合
話題になった吾妻ひでお氏の「失踪日記」を今更ながら読みました。大別すると「ホームレス編」「配管工編」「アル中編」となります。最初の二つももちろん興味深く読みましたが、「アル中編」は特に現実感を持って読みました。
別に大酒呑みなわけでもなく、年に一度の健康診断でも「γ-GTP」とかいう、飲みすぎの指標も常に正常値です。とはいえ、やはりほとんど毎日酒を飲んでおり、しかもちょうど昨日、二日酔いの数歩手前になるほどに飲みすぎたので、作品で描かれている作者を始めとするアル中患者がやけに身近に感じられてしまいました。
ところで、読んでいて自分が酒量をあらわす「合」という単位をこれまで認識していなかった事に気づきました。もちろん、米を炊く時には「一合」というふうに使っているので、量がだいたい計量カップ一杯分だという事は知識としてあったのですが、それは「米炊き専用の単位」という事に自分の頭でなっており、酒を飲む時には考えていなかったのです。
普段の晩酌を思い出した結果、自分の平均酒量は1日にビール650ccプラス焼酎一合といったところ。吾妻氏は「15年間ウイスキーか焼酎を一日五合」だったわけですから、大差とはいえます。しかし、数字にしてみると、やはりちょっと多いかな、と気にもなりました。というわけで、急遽、今日は「休肝日」にすることに決めました。
2005年07月22日
御中元
この時期は、職場に御中元がちょくちょく届きます。そのおすそ分けみたいな感じで缶ジュースなどが配られてきます。配られる際にはむきだしで来るので、どこの社が贈ったものなのか分かりません。まあ、贈り元のほうも、事務的に処理しているだけなので、どこに何を贈ったか、などとは意識していないのでしょう。そう考えると、この御中元には何の意味があるのかな、などとジュースを飲みながら考えてしまいます。
もっとも、だからといって、御中元などの儀礼が無意味だと思っているわけではありません。かつて大変世話になったけれど、今は会う機会のない方がいます。その方との現在のつきあいは、年賀状のほかは御中元・お歳暮のみ。個人でやりとりをしている人は他にいない事もあり、家に届く御中元・お歳暮を見たり、返礼の品を選んだりするたびに、かつて世話になったり教わったりした事を思い出します。
というわけで、なんか相矛盾するような結論になりました。まあ、儀礼にも形式的なものから、そうでないものまでいろいろある、という事でまとめさせていただきます。
2005年07月19日
夏風邪
先週半ばの気温の急変のせいか、夏風邪をひいてしまいました。なるべく無理をせずに過ごしていたら、日曜日には症状が治まりました。そこで安心して、普通の生活に戻したのですが、今日になって症状がぶり返しました。
これが冬だったら、治ったと思っても、夜はかなり暖かくして寝ます。これが夏の場合、風邪を意識している間は無理してでも暖かくして寝るのですが、治ったと思うと、つい涼しい格好で寝てしまいます。どうやら、それが消えかけていた風邪のウイルス(?)を呼び覚ましてしまったようです。
改めて「夏風邪は治りにくい」という格言をしみじみと思い知らされてしまった次第です。
2005年07月18日
発酵野菜ジュース?
ペットボトル入りの野菜ジュースをまとめ買いし、うち一部を冷蔵庫に入れておきませんでした。一本空いたので冷蔵庫に入れようとしたら、ペットボトルがパンパンに膨れています。蓋を開けてみたら、空気の抜ける音がしました。どうも暑さのために、何らかの化学変化が生じて気体が発生した模様です。
一応、数日冷蔵庫に入れてから飲んでみたのですが、やはり味が違います。酸味が強く、炭酸入りかと勘違いするほど舌にピリッときます。どこかで「発酵野菜ジュース」なる健康食品がある、などという話を聞いたような気もしたのですが、やはり怖いので飲むのをやめました。
酒を始めとする各種の発酵食品は、食糧を放置して発酵してしまったものを偶然食べたり飲んだりしたのが期限だと聞いた事があります。ちょっと味の変わった野菜ジュースすら飲めなかった身として、その正体不明の発酵食品を初めて口にした古代の人は、えらい度胸があるものだ、と改めて感心させられました。
2005年07月17日
神聖な土俵に・・・
相撲中継を見ていたら、朝青龍関が敗れ、連勝が24で止まりました。すると毎度の事ながら、桝席の観客が座布団を投げ込みました。場内放送の制止を求める声など、耳に入らないようです。いくら軟らかい座布団とはいえ、思い切り投げたものがぶつかれば、客にぶつかって怪我人が出る危険性もあります。しかし投げる人には、そのような想像力もないのでしょうか。
放送するアナウンサーも「これほどの座布団が舞うのは久々です」などと当然の風景のごとく感心していました。ここは、そんな呑気な事は言わず、制止をうながす放送を無視する行為をやりつづけるマナーのなさを批判すべきところだと思うのですが・・・。
それにしても、各所でいくら叩かれても「土俵に女性を上げる事はできない」などと言い続けるほど「神聖な」土俵が、つい先刻まで客が尻に敷いていたもので埋め尽くされても、問題はないのでしょうか。相撲協会も、そのへんをもう少し考えたほうがいいのでは、などと思いました。
2005年07月16日
不思議な商売
駅の近くや交差点などのガードレールに各ビルに入っている店や住民の名前の書かれた金属製の地図がぶら下がっているのをよく見かけます。変なところで切れていたりして、役に立つことはまずありません。
ちなみに、ある駅前では、全く同じ地域を表したその「地図」が二つ並んでいました。さらによく見てみると、片方の地図の製作元は「東武企画」でもう一つは「京王企画」でした。そのうち、この隣に「小田急企画」の地図でも並ぶのでしょうか。
聞いた話によると、あの地図は公共のためにあるものではなく、勝手に店などの名前を書き込んだ後、その店から「広告料」を取りにくる、という商売なのだそうです。かなり人をバカにした商法で、そんなものに金を払う人などいるか、とも思います。しかし、何十年もあのような地図は存在しているわけですから、「ビジネスモデル」として成立している、という事なのでしょう。ちょっと不思議です。
2005年07月14日
更地
普段、電車の中では寝ているか本を読むかで、外は見ません。ところが今日、市川駅に着いた時になぜか外に目が行きました。すると、驚いた事に、南口の駅前はほとんど更地になっていました。このあたりには、行った回数は少ないながらも思い出深い焼き鳥屋がありました。その店があった地点が更地になっていたのを見た時は、寂しいものがありました。
この更地には、超高層ビルを2棟建てるとのことです。事業の沿革を見ると、25年前に構想され、12年前から具体化しています。その後、「商業施設中心→住宅中心」などという抜本的な計画変更も行われるなど、かなりの歴史と紆余曲折があったようです。その変遷を読んでいると、市民の必要があって開発したというより、「造る側」の必要性があって開発した、という雰囲気が行間から伝わってきました。
というわけで、ほんの数分間だけ見た光景ですが、いろいろと印象深いものがありました。それにしても、こうなると分かっていれば、あの焼き鳥屋にはもう一度行くべきでした。悔やまれます。
2005年07月12日
甲類と乙類
職場のお中元にすだちが来ました。少し持ち帰ろうと見ていたら、通りかかった職場の人に「これは味のない焼酎に入れて飲むと美味いんですよ」と言われました。それまで、昔読んだグルメ漫画の影響(?)で「甲類焼酎は乙類より一ランク下」と偏見を持っていたのですが、その話を聞いて、試しに買ってみました。
実際、同じようにすだちを入れて飲んでみると、乙類焼酎よりも甲類焼酎のほうがすだちの味がひきたちます。また、その後、単に水で割って飲んでみても乙類とは別の美味さがありました。
これまで、かつての偏見がきっかけで安い乙類焼酎ばかり買っており、同価格の甲類焼酎には目もくれませんでした。しかし、冷静に考えてみれば、高級品ならともかく、720mlで千円前後の焼酎なら甲類でも乙類でも圧倒的な差があるとは思えません。これまで乙類ばかり飲んでいた事を失敗だとは思いませんが、甲類も甲類なりに別の美味さがある、と考えを改めました。今後は、状況にあわせ、それぞれ味わっていこうと思っています。
2005年07月11日
自慢話と失敗談
会社経営などの成功者の自慢話や、それをライターが褒め称える話は世の中に豊富にあります。しかし、このテの話は「結果として成功したから」という事が前提にあるため、論法が強引になったりして、あまり参考にならない場合が多々あります。
どうせそのような「経験談」を載せるなら、失敗話のほうがよほど役立つと思うのですが。一応、「失敗学」という失敗事例を研究する人々もいるようですが、発足時以降、あまり話題になりません。
なかなか、失敗した人はその事について語りたがらないので、難しいところはあります。しかし、実際に役立つのは「こうやったら成功した」よりも「こうやったら失敗する」という事例だと思います。たとえば、ユニクロの社長の洋服事業の自慢話をいくら読んでも、ユニクロ並みの企業は作れません。しかし、その野菜事業の失敗話を詳しく読めば、同じ徹を踏まないために役立つ情報が多数得る事ができるでしょう。
大袈裟に言えば「日本経済再生」のためにも、ぜひ偉い人や偉かった人には失敗体験をどんどん開陳してほしいものです。
2005年07月07日
呪文?
数ヶ月前に開業したサンクスは、客が来るたびに店員が「いらっしゃいませ、サンクスへようこそ」と言うように店員教育がなされています。他に生活圏内にサンクスがないので、この店だけなのか、最近のグループ全体の傾向だかは解りません。
今日利用したのですが、私が会計をしている時に立て続けに客が入ってきました。すると、レジを売っている人は、客がくるたびにその一言を呪文のようにボソっと言うのです。もちろん、過剰に愛想を込めて言われるのも疲れるのですが、そのようにつぶやかれると、ちょっと気味悪くなります。だいたい、現在接客しているのに、その目の前の客でなく、入ってくる客に声をかける、というのはどうなのでしょうか。これならまだ、黙って事務的にレジを打ってくれたほうがまだマシだと思うのですが・・・。
2005年07月03日
ムダ遣い
ある日、予定していた支出が運良くゼロですむ、という事がありました。しかし、しばらくすると、特にまとまった支出があったわけではないのに、その浮いた分が全てなくなっていました。つい「あそこで予定外に支出を抑えたから」とタガが緩んで少しずつムダ遣いをしてしまったからのようです。
臨時収入があった時もそうですが、予定外のカネがあると、ついつい使ってしまいます。やはり、そういう時は浮いた分をすぐに銀行にでも入れておかないと、カネは貯まらないようです。
2005年06月30日
出願中
なんかよく解らない商品の宣伝文句に、「特許(もしくは実用新案)出願中」という「肩書き」がつく事がよくあります。そちらの世界の事には疎いのですが、「出願中」というのはどのくらいの価値があるのでしょうか。素人考えだと、「出願するだけなら誰でもできる」と思うのですが。申請が通ってから宣伝文句に加えては何かまずいのか、と非常に気になります。
もっとも、数年前話題になった「特許第3393199号」のように。実際に通った「特許」にもなかなかすごいものがあるわけですが・・・。いずれにせよ、よくわからない世界です。
2005年06月28日
縄張り?
野球を見ていたら、トンボが飛んできました。全然人を恐れる様子がなく、手や洋服の上に止まって平然としています。携帯で撮っても動じる気配すらありません。しかも、一旦飛んでいったあと、しばらくすると、また同じ所に戻ってきます。おそらく、その席のあたりはこのトンボにとっての「縄張り」なのでしょう。そこに人がいようと物があろうと、トンボにとっては関係ないのでしょう。その泰然自若ぶりは堂に入っていました。
2005年06月27日
パセリの社交儀礼
私はパセリが大好きで、出されれば皿一杯分なら軽く食べます。しかしながら、料理で出てくるパセリは一皿に一つだけです。それを一人で先に食べてしまうと、他のパセリ好きの人に悪いと思い、常に誰も食べないのを見計らって、皿に最後に残ったパセリを食べる事にしています。
先日、家族と食事をした時、その話が出ました。その中で、一部の家族は私のその行為を「残ったパセリが勿体無いから食べている」と思っていた事を知りました。遠慮(?)しているうちに、肉親にも誤解を与えていたようです。無用な遠慮はするものではないかも、と思いました。まあ、だからといって、本能のままに料理が来たらいの一番にパセリを取るのは、やはりやりづらいものがありますが・・・。
2005年06月25日
不法には不法?
駅前などのガードレールにサラ金(ヤミ金?)の看板が置かれます。いわゆる「捨て看」とは違い、金属製のしっかりした作りで、さらに自転車用のチェーンでガードレールにしっかりくくりつけられています。
公道の上ですし、合法的なものとは到底思えません。しかしながら駅前の目立つところにあるにも関わらず、すぐには撤去されません。ただし、一週間くらいすると、いつの間にか叩き壊され、チェーンはそのままで残骸が放置されている状態になっています。その状況を見ると警察などが組織的に処分したものとは思えません。ライバル業者あたりの仕業なのでしょうか。
公道にある器物を破損しているわけですから、これも不法行為だと思われます。しかしながら、その不法行為は結果的には「不法設置看板」を「駆除」しているわけです。そう考えながら、看板の残骸を見ていると、複雑な気分になります。まあ、公的機関がきちんと対処していれば、最初からこんな葛藤(?)は生じないのですが。
2005年06月23日
限界量
いくら美味しかったり高級な食べ物でも、普通の人は食べれる量以上のものは欲しません。それ以上、持っていても腐らせてしまうのがオチだからです。
しかし、これがカネだと話が変わってきます。持っていない人はもちろん、持っている人でもより多くの量を欲するケースが多々あります。特に最近ではその傾向が強く、富んでいる人ほど様々な手段を使ってより多くの富を得ようとしています。
確かに、カネは腐りませんし、場所も取りませんから、食べ物と違っていくらでも貯めることは可能です。しかしながら、かなり無理をしながら富を集めたり維持していたりするさまを見ると、いくらカネとはいえ、あまりにも偏在しすぎていると、いつか限界量を越す日が来るのでは、と思えてくるのです。まあ、具体的な確証があるわけでもないのですが・・・。
2005年06月22日
冷静に見れば
駅の観光案内のポスターを見ていたら、「皆鶴姫」という源義経がらみの伝説が書かれていました。京都で修行していた義経が兵法の師匠の門外不出の秘伝書を入手するために、その娘・皆鶴姫に取り入る、という話です。
ここからは、色々と伝承が変わるのですが、とにかく義経は秘伝書を手に入れた後は皆鶴姫を捨てます。一方、皆鶴姫は「親に追放された」「義経を追った」の二つの説があるものの、いずれも宮城の海岸で一人寂しくこの世を去ります。伝説によっては「それを知った義経は悲しんだ」などとオチをつけていたりしますが、結局のところ、どの話を見ても「義経は秘伝書を手に入れるために彼女を利用し、その後捨てた」となっています。これって「男」が国民的ヒーロー(?)の義経だからこそ、「悲劇」みたいになっていますが、どう考えても「秘伝書入手のために女をだまし、その後あっさり捨てた」という腐れ外道の話でしかありません。
「同じ四本足だから、鹿が通れるなら馬も通れる」や、梶原景時との「逆櫓論争」もそうですが、どうも「義経だから正しい」という前提(?)のもと、道理と反する結論が導き出されている「伝説」があると、以前から思っていました。この「皆鶴姫」は今日はじめて知ったのですが、その最たるものと言えそうです。
2005年06月19日
習得すればするほど顰蹙を買う技術
隣町で買い物をしていたら、都内出かけていた嫁さんから「これから帰る」との電話がありました。そこで、嫁さんの出先並びに最寄駅までの時間などから乗る電車および、自分のいる所の駅の発車時刻を調べました。そして、それに乗り、いきなり嫁さんの前に現れました。
ウケ狙いのつもりだったのですが、予告もしなかったため、顰蹙を買いました。考えてみれば、これって家族だからいいものの、他人に対してやったらストーカー行為に他なりません。身内でも呆れられるのもむべなるかなです。
この、出先から最寄駅までの時間までまで勘案して乗る電車を割り出すのはちょっとした技術がいります。というわけで的中した時は個人的には嬉しいものでした。しかしながら、冷静に考えると、やはりストーカー以外には習得価値のない「技術」だと思った次第です。
2005年06月18日
器用さには感心するけれど・・・
横断歩道を渡っていたら、車道の向こうから自転車が来ました。なんか奇妙な感じがあったので、よく見たところ、乗っている人は両手を使って携帯で何かをやりながら運転していました。この道は、狭い交差点で車が急に曲がったりするので、横断歩道を渡るのもちょっと面倒なほどで、あまり安全な道とは言えません。
そんな所をハンドルも持たず、前方も見ずに車道の真ん中を走っているのだからすごいものです。その技量には素直に感心させられましたが、やはり物騒なものは物騒です。自転車運転でも最低限の常識はあるのでは、思いました。
2005年06月17日
迷った末の一振りが・・・
店で、カレーとラーメンのどちらを食べようか、かなり悩みました。そしていろいろな要素を検討した(?)末、ラーメンを選択しました。そして出てきたラーメンに胡椒を一振り、と思ったのですが、手の加減が狂ったのか、予定の数倍の粒が麺の上に落ちていきました。
味はほとんどが胡椒の辛さのみ。選ぶのにさんざん迷っただけに、余計虚しいものがありました。ほんのわずかな加減でしたが、取り返しのつかない「一振り」になってしまいました。こういう時って理性では無理だとわかっているのですが、つい「この胡椒を元に戻す方法はないものだろうか・・・」と思ってしまいます。
2005年06月14日
好物+好物=?
コンビニのおにぎり売場に、「スモークサーモン寿司」というものがありました。スモークサーモンも鮭の寿司も大好物なので、興味が惹かれました。このコンビニおにぎりの新作で気をつけねばならないのは、私が大嫌いなマヨネーズです。しかし、隣には「さけマヨ寿司」なるものがありました。ならばこちらは大丈夫だろう、と思って購入に踏み切りました。
さっそく開封して一口食べます。すると、口の中には想像だにしない味と食感が広がりました。スモークサーモンの味も酢飯の味も一切なく、「どのような味」かを感じる余裕すらありません。あまりのきつさに思わず、スモークサーモンをはがしてみました。するとそこには、生玉葱のマヨネーズ和え、という私の苦手なものを二つ組み合わせたものが敷き詰められていました。
やはり、正体の定かでない食べ物はよく調べてから食べねばならない、という事を改めて学ばされました。
2005年06月13日
逆効果の自慢
何年か前、とある商品に関心を持ち、作っている会社のサイトを調べた事がありました。そこで社長の挨拶を見たのですが、最初のほうに出てきた言葉は「高校で生徒会長をしていた」でした。確かに、一年に一人しかいない生徒会長になる事には「希少価値」があります。しかし、そんなものは将来にわたって自慢するものではありません。実際、私がこれまで会った人でも、生徒会長に限らず、学生時代の「役職」をひけらかした人など見たことがありません。
要は、そのような実績(?)を引っ張り出さなければならないくらい、その後の人生はしょうもなかった、という事なのでしょう。当然ながら、その会社の商品を買おうとする気分にはなりませんでした。そして先日、この事を久々に思い出してその会社のサイトを検索してみたら、予想通りの結末をむかえていました。
2005年06月10日
宣伝する場所
漫画喫茶に行きました。これまで、そこでは次回使える割引券を配っていたのですが、それが携帯の画面を使った方式に変わっていました。「指定のアドレスにメールを送り、返信メールに書かれているURLにアクセスして登録すると、割引画面が表示され、それを見せると50円サービス」という方式です。
その宣伝が店内の至るところに貼られていました。まあ、受付やブースに貼るのはいいとして、手洗いの個室にまで貼ってあるのです。そこで張り紙を見ながら、メールを打つ、というのはかなり笑えるシチュエーションだな、などと思いました。
なお、手間をや提供する情報の事を考えると50円では元が取れないと思ったので、利用は見送りました。それにしても、手洗所の混雑を誘発するような宣伝方法は勘弁して欲しいものです。
2005年06月09日
動作確認の大切さ
ある所で、拡声器を使って案内している人がいました。しかし、機械の調子が悪いのか、拡声器の前方10mほどの所にいる私ですら何を言っているのかほとんど聞き取れません。しかしながら、その人は、その聞き取りにくい案内を繰り返していました。
傍からみるとかなり奇妙な風景でした。しかし、本人には自分の声として聞こえているわけですから、拡声器の調子がいいか悪いかは分かりようがないのです。
目の前に存在して当然のように機能しているように思えながら、実は異常があり、しかもその事がわからないわけです。しかしながらこのような状態は、健康状態から社会まで、いろいろな所にある事に気づきました。そう考えると、この壊れた拡声器で叫び続ける人を単純に笑うことができなくなりました。
2005年06月06日
マイルで焼酎
昨秋と春先に、全日空に乗った時、提携キャンペーンとかで楽天市場の「期間限定ポイント」が1,000円分入りました。その期限が切れそうになったので、何か買おうかと思ったのですが、いざそうなると、なかなか買いたいものが思い浮かびません。
「買うために商品を探す」という極めて本末転倒なやりかたで検索をかけまくった末、結局「日常消耗品」である焼酎に落ち着きました。折角、全国各地の店が出ているモールですから、何か珍しいものにしようと、九州産の「黒糖焼酎」を選んで購入手続きをとりました。てっきり、九州の店で買ったと思ったのですが、店舗情報をよく見てみたら、産地は九州でも、店は我が家から電車で30分くらいで行ける所にありました。
その時はちょっと冴えないと思いましたが、届いた焼酎は美味しかったので、満足できました。それにしても、飛行機に乗った距離をもとに焼酎が買える、とは面白い時代になったものです。
2005年06月05日
朝マック
久々にマクドナルドで「朝マック」を食べました。我が家ではいつも食べるものが決まっていて、私は「ソーセージマフィンセット」を、嫁さんは「ソーセージエッグマフィンセット」になります。ちなみに、私のこれは、18年来の定番です。
これまで、この二つ、セット価格が同じでした。二つの違いは、マフィンサンドに目玉焼きが入っているかいないかだけ。つまり、目玉焼きはあってもなくても同じ値段として扱われていたわけです。
マフィンとソーセージとチーズの組み合わせには卵は入らないほうが私は好きなので、「ソーセージマフィン」にしているのですが、この値段設定にはちょっとした不公平感をおぼえていました。
ところが今日行ったところ、料金改定がされていたようで、両者に30円の差がついていました。やはり、私みたいに、「卵があってもなくても同じ値段はおかしい」と思った人が声をあげたのでしょうか。この30円のおかげで、今朝はやけに得した気分を味わう事ができました。
2005年06月03日
兄弟喧嘩
ここのところ、連日のように「元横綱二人の対立」の報道があります。子供の頃の逸話まで持ち出してやけに大袈裟に報じています。しかし、兄弟といえども、いろいろいるのですから、対立することだってあるでしょう。それこそ、企業の社長の座を巡った骨肉の争いなんかだともっと深刻な争いになるのではないでしょうか。
15年ほど前は、国民的ヒーローだった人たちだけに、大きく扱いたい気持ちはわかります。しかし、結局のところ一家庭内の「兄弟喧嘩」なわけです。言動だって、親を失った直後なわけですから、ある程度不安定になるのも仕方ないでしょう。そんなものをいちいち取り上げる暇があったら、もっと報道価値のあるものを探してほしいものです。
2005年05月31日
変わらぬ曲
久々にラジオのナイター中継を聞きました。広告の時、20年ちょっと前にラジオの野球中継をよく聞いていた頃に流れていた自動ドア会社のCMソングが流れました。歌詞も節も当時と全く同じです。という事は、この曲、20年以上ずっと流れ続けているのでしょうか。懐かしむと同時に、その息の長さ(?)には驚かされました。
ちなみに、歌自体は今でも完璧(といっても6小節くらいですが)に歌えるほどよく覚えていました。10代前半は一生の中で一番記憶力のある時だという事を改めて実感させられました。
2005年05月27日
濃い演出
TVのチャンネルをまわしていたら、「パチンコ対決番組」をやっていました。機種は「ウルトラセブン」というもので、イベントが起きるたびに液晶画面でウルトラセブンが戦っています。
この先頭画面が凝っていて、番組での名場面を再現。さらにセブンや宇宙人のみならず、ウルトラ警備隊の隊員や、果てはポインターやマグマライザーといった乗り物が出てきます。しかもただ出てくるだけでなく、セブンがやられたと思いきや、ウルトラ警備隊の活躍でセブンが復活、などという演出までありました。
この演出ですが、まず、両端に「1」が出て「リーチ」となりますが、真ん中に「2」が出てセブンが一度は敗北します。しかしウルトラ警備隊が出て宇宙人を攻撃すると、真ん中の2が消えて1になって数字が3つ揃います。見ていて、「12」が消える、という極めてマニアックな演出なのか、などとも一瞬思いましたが、これは偶然のようでした。
これまで何度かパチンコをやった事はありました。しかし、私がやると、お金と交換した球が瞬く間に機械に吸い込まれて終了、という感じの「作業」になるのがほとんどでした。したがって演出を楽しむ機会などついぞなかったのですが、こうやって見ているとなかなか面白いものです。ただ、実地でその演出を楽しもうとすると、かなりの出費を覚悟する必要があるので、それは断念しましたが。
2005年05月25日
最大の原因
大手情報企業で、社員の個人情報流出事件が発生しました。原因は、情報を入れたUSBメモリースティックを家に持ち帰ろうとした社員が紛失したためだそうです。
それについて、上記サイトには、社員教育の徹底など、会社の「今後への対策」が色々と発表されています。いずれもごもっともな事だとは思います。しかし、これが徹底されたところで、この類の問題が撲滅される事はないでしょう。なにしろ、「社員が、そんな重要な情報を家に持ち帰って働かなければならないほどの、一人あたりの過重な労働量」という、この事件が生じた最も根源的な原因について、何ら改善をする文言がありませんでしたから。
この会社に限った事ではありませんが、最近、問題が発生した時に、根源的な原因に目を背けている、という事象が非常によく見受けられます。
2005年05月24日
最善の物件
引っ越す予定はないのですが、たまに不動産屋で住宅情報を調べます。しかし、家賃・広さ・駅からの時間の3条件のいずれかが、現在の部屋より劣ります。それを見ては、「かつて今の部屋に決めた時の選択は間違っていなかった」と自己満足に浸っていました。
ところが、今日見かけた物件は、広さ・駅からの時間とも今の部屋と全く同じ、しかも家賃は3千円ほど安い、という条件でした。ちょっと驚きながらよく見てみたら、そこは何と今のアパートの1階でした。確かに広さも駅からの時間も同じなわけです。3千円の差は1階と2階の差なのでしょう。
ちなみに、同じアパートの両隣の人はたまに顔を見ますが、下の階の人はどんな人がいるのかすら知りません。意外なところで、1階の人が転居した事を知る事ができました。
2005年05月22日
プレゼント
実家で誕生日祝いをしてもらいました。プレゼントとして姉から崎陽軒のシウマイを貰いました。しばらく前にここでシウマイと醤油について言及したのを読んでウケたとのことで、買ってきてくれたわけです。姉とは36年来のつきあいですが、ここでその話を見るまで、私にそんな「好物」がある事は知らなかったとの事でした。まあ、誰にも話した事などないので当然ではあるのですが。
というわけで、一風変わった誕生日プレゼントを賞味しました。気のせいか、シウマイおよび醤油は、普段より美味しく感じました。
2005年05月20日
電話会社の代理店
日本テレコムが不正な営業をした代理店を取引停止にしたそうです。勝手に申込書に押印するというのですから、不正な営業というよりは犯罪だと思うのですが・・・。ついでに言うと、これは「今回は特に悪質」なため、「一時取引を停止した」とのこと。つまりこれは氷山の一角で、しかもこの会社ですら、いつかは取引を再開する可能性があるわけです。
以前から、このテの「代理店」からのうざい電話には閉口していたのですが、ここまで物騒な業界だとは思いませんでした。結論としては、突然電話をかけたり飛び込み営業で来る「電話会社の代理店」に対する方策は、「とにかく相手にしない」事以外にはなさそうです。
2005年05月19日
小ガラス
職場の駐車場に小ガラスが住み着きました。怪我をしているのか、飛ぶ事もできず、歩いて移動するのみです。見かけた時に何気なく「カーラースー、なぜ鳴くの」と歌いかけたら、「カア」と返事(?)をしてくれました。空を飛びかっていたり、ゴミを漁っている所を見ると恐怖感すら感じますが、ヒョコヒョコ歩いているだけだと、非常に可愛いものです。
職場でもすっかり人気者になり、エサをやった人もたそうです。しかし、今日の夕方になったら姿が見えなくなっていました。やっと飛べるようになって巣に帰ったのでしょうか。それとも別の動物に襲われてしまったのでしょうか。前者だったらいいのですが・・・。
それにしても、カラスにこのような愛玩性があるとは思いませんでした。意外にペットにもなるのかな、などと思ったのですが、調べてみたところ、野鳥であるカラスを飼う事は法律により禁じられているとのことでした。
牛乳を噛む
子供の頃、「牛乳は噛んで飲んだほうがいい」と誰かに教わりました。その時は、「液体を噛むなんてできるわけないのに」などと奇妙に思った記憶があります。唾液と混ぜる事により、「乳糖」が分解されるから、という理由を知ったのはかなり後の事でした。
ところで、先日、久々に「牛乳を噛んだ」ところ、他の効果がある事を知りました。冷えた牛乳を一気飲みすると、その低温は直接胃に行きます。しかし、「噛む」事により、その低温は頭部に拡散しました。これだと腹が冷えない上に、いい眠気覚ましにもなります。実践して初めて「牛乳を噛む」ことの意味がわかったような気がしました。
改めて、液体である牛乳を「噛む」という事を考え出した人の発想力の凄さに感心した次第です。
2005年05月15日
いつも売り切れ
朝、ある商店の前を通ったら「もつ煮込み、売り切れました」という紙が貼ってありました。まさか朝からもつを煮込み、しかもそれを買いにくる客が沢山いるとは思えないので、その時は、「昨晩のはがし忘れなのか?」と思っていました。しかし、その後、何時にその店の前を通っても、その張り紙は残っています。
そのうち、この店を使うのをやめたのは、ある日、牛乳を普通に買ったら、消費期限がその日だった、という事があったからだった、というのを思い出しました。売り物の管理がそれなのですから、張り紙に至っては、という事なのでしょうか。それとも、作りはするけれど、即座に売り切れるため、新たな「売り切れ通告」の張り紙を作る暇すらない、という事なのでしょうか。
というわけで、現在は「紙は貼られ続けるのか」という事が、店の前を通る時の楽しみになっています。
2005年05月14日
電波な人の襲来
職場に電波な人がやってきました。傍から見ると全くもって普通の青年なのですが、言っている内容は完全に正気でありません。電話でそのテの人間に接した事は何度もありましたが、「オフライン」で接するのは初めてでした。
この電波氏、内容はともかく、語調はまあおとなしいです。しかし、雨でもないのに傘を持っています。そこで、一定以上の距離を保ちつつ、爆発させないように気をつけて応対し、なんとかお引き取りいただけました。
これまで、随筆などでそのテの人との会話を面白おかしく描いているのを読んだ時は、普通に笑って読んでいました。自分も経験してみると、あれを笑いに昇華させる為には、並ならぬ恐怖感と不快感に耐えるという前提がある、という事がわかりました。ある意味、貴重な経験でしたが、できれば二度と経験したくないものです。
2005年05月11日
ランドセル
帰宅の電車に乗っていたら、赤いランドセルが目の前に現れました。何でこんな時間のこんな電車に小学生が?と不思議に思い、再度見たところ、ランドセルを背負っていたのは20代後半から30代前半と思しき女性でした。服装などを見ると特に変な感じはなく、背中のランドセルばかりが異彩を放っていました。
私のみならず、そのランドセルにはまわりの通勤客もかなり気にしていました。ファッションなのか、奇抜さを求めたのかわかりませんが、とりあえず注目を集める、という点では効果抜群でした。ただ、驚きつつも、「大人が荷物を入れる」というという本来の目的において、このランドセルは機能的にどうなのだろう、というのも気になってたまりませんでした。
2005年05月09日
シウマイと醤油
好物の一つに崎陽軒のシウマイがあります。この商品、真空パックで電子レンジで加温できるものもありますが、不思議な事に、温めるとあまり美味しくなくなります。常温で醤油をかけて食べるのが美味く、さらにそのうまみが染み出すのか、醤油までが美味しくなります。そろそろ血圧の事も気にしなければならない年齢なのですが、この醤油を飲むのだけはやめられません。いっその事、「シウマイ味の醤油」として商品化してもいいのでは、と思うほどです。
ちなみに、崎陽軒はシウマイはもちろんですが、この醤油を入れる器にもかなりこだわりがあるようで、陶器製で「ひょうちゃん」なる名前まであります。やはり、そのこだわりが、あの「シウマイ+醤油」の絶妙な味を引き出しているのでしょうか。
2005年05月06日
漫画ではよくあるネタだけど
あるコンピュータゲームソフト同士を対戦させるイベントに行きました。開始されてから15年ほどの伝統ある大会です。試合前、主催者の学者の方が、「優勝予想記事」を書いていました。過去の成績を科学的に分析した結果で、主観の類は一切入らないものです。
ところが、1回戦でいきなり、その記事で優勝確率46%とされたソフトが優勝確率0%とされたソフトに負けてしまいました。昔の漫画では「コンピュータの分析だと勝つ確率は0だ」とか言われた主人公が勝つ、というのは定番ネタでした。しかし、現実に、しかも純然たるコンピュータだけの世界でそれに近い事が起きるとは思いませんでした。「勝負」というのは面白いものです。
なお、蛇足ですが、ここでの数字は「優勝確率」ですので、0%が46%に勝っても冒頭の分析が間違っていた事にはなりません。念のため。
2005年05月03日
気分だけ大型連休
世間は大型連休のようですが、今年はいろいろ巡り合わせが悪く、今日の午後から明日にかけての1.5連休が最長。普段の週より出勤が多くなっているほどです。ところが、色々なところで連休という文字を見たり、半日仕事から帰ってデーゲームを見ていると、不思議な事に、自分も大型連休を取っているような気分になります。我ながらちょっと不思議ですが、まあ逆に連休を取っているのに休んだ気分にならないよりはいいのだろう、と思っています。
2005年04月29日
呼称
TVで、初老の男性が子供を取材していました。声をかけるとき、この人は「ボクはどこから来たの?」みたいな言い方をしました。別にこの人に限らず、子供相手にそのような話し方をする人は少なからずいます。
ただ、自分の30年近く前の記憶を呼び起こすと、このような呼ばれ方は、あからさまに見下されている印象があり、あまり愉快なものではありませんでした。まあ、人それぞれですから、今日TVで見た人は、子供の頃、そう呼ばれて嬉しかったのかもしれませんが・・・。
2005年04月21日
分差
津田沼パルコの地下1階のエレベーター前に、世界各国の現時刻をそれぞれ時計で表示しているパネルがあります。ところがこの時計、微妙にずれており、東京で19時45分の時にロンドンでは10時44分だったりするのです。
この各所の分の違いが気になって、本来の表示目的である「日本との時差」のほうまで気が廻らないほどです。というわけで、その分の狂い具合を面白がって見ているうちに、パネルの隅に「連絡先」が書かれているのに気づきました。よく見てみると、03-***-****という1991年以前の東京23区内の番号が書かれていました。という事はこの時計、14年以上放置しておいて1分前後の狂いしかない事になるのかもしれません。だとしたらかなり凄いのかも、などとも思いました。
その長持ちする技術に感嘆(?)しつつも、どうせ狂わせるなら各所がそれぞれ時差+1分ずつずれて表示されれば美しいだろう、などとも思っています。
2005年04月18日
時と場所
昼休みに明治通りを通って原宿のほうに行きました。すると、広告の撮影なのか、看板を持った女性二人を乗せた人力車が明治通りを走っていました。もともと、このあたりは渋滞の起こりやす上に、地下鉄工事の影響でさらに車線が狭くなっています。そのような所でそんなものが通るのですから、他の車にとってはえらい迷惑です。実際、渋滞発生までとはいきませんでしたが、人力車に遭遇した車が再度動けるようになるまで、少なからぬ時間がかかっていました。
何の理由で昼間の明治通りを選んだのか知りません。しかし、もう少し他の人の事を配慮できなかったのでは?とちょっと気になりました。
2005年04月15日
「書く」と「打つ」
パソコンをやり込んでいる人と結婚した知人が、夫婦でサイトを開設しました。彼も文章を載せているのですが、長い文だと画面上では上手く作れないとのこと。そのため、手書きしたものを奥さんに打ってもらっているとのことで、奥さんに手間をかけて悪い、と言っていました。
実は私はその正反対。10代の頃まで、手書きで文章を作っていたのですが、当時は何度も文章を書き直し、消しゴムのかけすぎで紙を破いた事もあるほどでした。20歳の頃、初めてワープロを使った時の、切り張りで文章を簡単に編集できると知った時の驚きと喜びは今でもよく覚えています。したがってワープロが故障した時の損失感と不安感はかなりのものでした。
その後、キーボード依存は進み、今ではちょっと複雑な伝言メモでも、手書きではまとまらないので、打ち出すほどになりました。万が一の時の事を考えるとかなり困ったものですが、現状では治しようがないので、あきらめています。
2005年04月12日
それは雷電ではなくて・・・
電車の中吊りを見ていたら、元横綱・三代目若乃花の花田勝氏をメインキャラクターにしたパチスロが出ていました。なんでも、花田氏のキャラと、江戸時代の最強力士と言われる「雷電為右衛門」をくっつけたとの事です。というわけで、花田氏がコスプレをしているのですが、なぜか顔から上半身に隈取をほどこし、上半身は青と白の布をねじってたすきがけにしています。
錦絵などに描かれた雷電を見ても、当然ながら隈取はしていません。だいたい、隈取・青と白の「力士」と言うと、対戦格闘ゲーム「ストリートファイターII」のエドモンド本田しかいません。
製作スタッフにエドモンド本田のファンがいて、「元横綱に本田のコスプレをさせる」という夢を実現させたのでしょうか。それにしても、花田氏もよく了承したものです。
2005年04月11日
地震
今朝、7時22分頃に地震がありました。今日は休みなので布団の中で驚いただけですみましたが、この時間は普段ならちょうど出勤のために電車に乗る時間です。「千葉・茨城で震度5強」と報道されましたが、同じ千葉でも我が家のあたりは震度2から3、といった感じでした。したがって、震源地の近くのように電車に缶詰、という事はなかったでしょうが、一時的に止まるなどの影響は受けていたかもしれません。こういう時は休みを入れていると、ちょっと得したように感じます。
それにしても、ここのところ、茨城と千葉の境目あたりを震源にした地震が頻発しています。きちんと調べてはいませんが、3ヶ月に1回くらいの割合で発生しているように思えます。また、報道によると、今日くらいの規模の地震も数年に1回の割合で起きているとの事です。
この震源から大地震が発生する可能性はあるのでしょうか。地震のたびに心配になっていきます。
2005年04月09日
かつての「居場所」
学生時代、行きつけにしていた喫茶店がありました。鰻の寝床みたいな細長く、薄暗い中に10人分ほどの席があるというこぢんまりした店でした。書店街のすぐそばにあり、買った本をちょっと読んでみよう、という時などに重宝していました。昆布茶と梅昆布茶、あと夏のかき氷が特に気に入りのメニューでした。
昨日の花見の帰り、その近くに久々に来たので入ろうかと思いました。ところが、看板は残っていたものの、シャッターは降り、その下にはコンクリートが壊れたようになっています。どうやら閉店してしまったようです。
店の周辺を見てみると、隣には漫画喫茶が、対面にはコーヒー1杯300円くらいのチェーン系の喫茶店ができていました。実際のところは分かりませんが、これを見た時は、「新興勢力に包囲されて閉店にいたった」という構図を想像してしまいました。
いずれにせよ、かつての「居場所」だった所がなくなるのは寂しいものです。
2005年04月08日
人見
2年前、その水面に映える桜の良さに感心し、それ以来千鳥ヶ淵の桜がすっかり気に入りました。ただ、ここの唯一の問題点は人の多さです。そこで、今年は混雑を避けるために、午後に休みを取って行きました。
ところが、九段下駅から地上に上がるだけで一苦労、というほどの人ごみです。特に桜並木の下を歩きながら、水面すれすれまで枝が張るさまを見れる道は渋滞(?)が発生。前後の人にぶつからずに歩くのに神経を使うという感じで、落ち着いて花を見ることもできません。淵の桜を見ようにも、柵のところも人でぎっしりしており、立つ場所すらない、という感じ。せっかくの桜並木も「ただ歩くだけ」という感じになってしまいました。
ちょうど、一番見ごろだった、という事もあったのでしょうが、呆れるほどの混みようでした。来年からは、ここの桜をゆっくり楽しむには、平日の朝にでも行くしかないようです。
2005年04月07日
ブランドへのこだわり?
電話に関する相談でNTTの窓口に行きました。係の人の話を聞いているうちに、ふと窓口奥にある電話機が気になりました。なぜならば、その電話機は我が職場にあるものとまったく同じ型だったからです。
「へー、NTTでもN○Cの電話機を使っているのか。確かに、回線を扱う会社であって、電話機を作る会社ではないもんな」などと思って見た所、一つだけ職場のものと違うところに気づきました。職場のものは右上に「N○C」と書いてあるのですが、ここのはその部分に「NTT東日本」と書いてあるのです。やはり、ほとんど外部の人間の目に触れないとはいえ、電話機に他社のブランド名が入るのはプライドが許さないのでしょうか。トップ企業の意地みたいなものを感じながら、ちょっと滑稽にも思いました。
2005年04月04日
世の常とはいえ
1年ほど前に、千葉パルコのレストラン街に、食べ放題の店が開店しました。おかずも主食も和洋とも食べ放題にしてはそこそこのものが揃っており、デザートや飲物も充実。それでいて時間制限がなく、値段は千円ポッキリです。すぐ近くにあるランチ食べ放題の店が。2時間千五百円なわけですから、かなりお得と言えるでしょう。
そのため、何度か通っていたのですが、久々に行ってみたら閉店になっていました。昼食時などは同じフロアの他の店よりずっと混んでいたように見えたのですが・・・。それで潰れるという事は、値段設定に無理があったのでしょうか。
潰れるとわかっていたら、もう2~3回は行っておくべきだった、と非常に惜しまれました。もしこの経営者が再起する時は、時間制限をつけて数百円上げてもいいですから、同じくらいの質の料理でまた食べ放題をやってほしいものです。
2005年04月03日
契約の及ばない部分
サッポロの黒ラベルが「2006年までに全ての麦芽とホップを100%協働契約農家栽培にする」と宣言していました。要は、原料生産の過程から、ビール会社が管理をする、という事のようです。
それはいいのですが、このビールの原料を見ると、麦芽とホップの他に米とコーンスターチも入っています。含まれている比率がどのくらいか知りませんが、これでは、「原料の100%が協働契約農家栽培」にはなりません。
折角、「原料を生産から完全管理」という方針を打ち出したのですから、米とコーンスターチも協働契約農家栽培(コーンスターチは農産物ではありませんが)しなければ画竜点睛を欠くと思うのですが。
確かに伝統的なビールにはないものですが、長年、米とコーンスターチも使いつづけているわけです。使う以上は、それなりに認めてやってもいいのではないでしょうか。
2005年04月01日
秋葉原の新ビル
秋葉原駅のすぐ脇にできた高層ビルの開業記念式典があったそうです。目指しているのは「ITの一大拠点」だとか。「電気街=IT」という発想からは、「分かったふりしてえらく勘違いしている」というのがひしひしと伝わってきます。
入居する企業や研究施設が現時点でどのくらい埋まっているか分かりません。ただ、せっかく秋葉原にあるのですから、「秋葉原らしい商業施設」もぜひとも誘致してほしいものです。ついでに言うと、「産学連携」を担う各大学には、情報工学の研究室だけではなく、漫研やアニ研の部室も作ってもらえれば、と思う次第です。
はたして秋葉原の象徴になるのか、それとも「秋葉原」にはあるけれど「アキバ」とは別世界の存在になるのか、興味深いところです。
2005年03月30日
十年一昔
10年前の1995年3月30日は、私が嫁さんの存在を始めて知った日でした。ちなみに知ったきっかけは、雑誌の投稿葉書でした。ある意味、我々らしい「出会い」と言えるかもしれません。これで、その葉書を見た瞬間に何か運命を感じた、などといったらドラマみたいですが、残念ながらそのような事はなく、その時はただの一人の投稿者としてしか認識していませんでした。
それから10年、いろいろあって今に至るわけです。それにしても、あの時の事を思い出すと、なんか不思議なものがあります。
2005年03月28日
意外な同名
パソコンの画面を見ながら、スカパーをつけていました。すると、番組予告が流れ、「まる子、どうしても旅立つのかい?」などという深刻そうな声が聞こえてきました。「へえ、『ちびまる子ちゃん』にもシリアスな長編があったのか」などと思って画面を見たら、そこには「母を訪ねて三千里」の画面が出ていました。
文字での印象が全然違うため、実は同じ発音だという事に全然気づきませんでした。それにしても、なぜそのセリフを聞いて「ちびまる子ちゃん」を連想するのか、我ながら不思議です。
2005年03月27日
気まずい瞬間
電車から降りようと、席を立って扉に向かいうと、後ろから声をかけてくる人がいました。振り向いてみると、切符を持って「落とされましたよ」と言ってきました。しかし、自分は定期券を使っており、切符は買っていません。
念のため、券面を見ると、私鉄からの乗り継ぎ切符で「新宿から130円区間」と記載されています。私が降りようとした駅は新宿からは130円で行ける所ではありません。つまり、不正乗車した輩が車内に捨てた切符が私の足元にあり、それを落としたと勘違いした人が親切に届けてくれたわけです。
相手は善意100%なわけなので、お礼を言って切符をもらいましたが、複雑な気分でした。万が一、この直後に検札が来たら、私は不正乗車の容疑者として、「ちょっと来てください」などと言われていただろうな、などと思いました。
とりあえず、不正乗車をする時は、万が一にも他人が疑われないように「処分」してもらいたいものです。まあ、それ以前の問題として、不正乗車をすること自体が違法行為ですが・・・。
2005年03月26日
中間状態
数日前に、薄い布団一枚をかぶってうたた寝しました。それ以降、どうも喉の違和感をはじめ、咳・痰などが出るようになりました。半分風邪をひいている、という感じです。仮にもう一度不摂生をすれば、正式な風邪になりそうですが、現時点では日常生活は普通に過ごせています。
というわけで、なんか中途半端な体調で数日を過ごしています。本物の風邪でないだけに、対策をとる事もできません。なんか喉に小骨が刺さったような状態で(実際に喉には違和感があるのですが)、生活しています。
2005年03月25日
違和感のありすぎる用語
昨日から急にニュースに出てきた「ホワイトナイト=白馬の騎士」という言葉に驚いています。いきなり、お台場のあの社屋に、「白馬に乗った王子様(はいているのは縦じまの入ったちょうちんブルマ)」が出現した絵を想像してしまい、つい笑ってしまいました。
株だのM&Aだのの事は全然分からないのですが、本当にこの言葉は、現在の各メディアで解説されているような意味で使われているのでしょうか。長年漫画を読んでいる身としては「夢の中にしかいない都合のいい存在」=転じて「何か裏があって味方のふりをする人」としか解釈できないのですが。
個人的な利害関係からすればまったくもってどうでもいい事なのですが、傍から見る分には本当に面白い騒動です。
2005年03月22日
漫画のネタなら笑えるが・・・
喜国雅彦さんが十数年前に描いた「傷だらけの天使たち」という四コマ漫画の中に、「人気アニメの放映中に『最終戦争が勃発・人類滅亡の危機』みたいなテロップが入り、それを視ていたアニメファンたちは驚愕・絶叫する。そして直後、TV局に『アニメにテロップを入れるな』という抗議が殺到する」というギャグがありました。当時のアニメ雑誌などに、「視ていたら、ニュース速報のテロップが入った。許せん」という投書がよく載っていた事をうまくギャグにした名作として、今でもよく覚えています。
ところで一昨日に九州で大地震があり、発生直後は速報でいくつかの番組が潰れました。常識で考えれば震度6なのだから当然の措置と言えるでしょう。ところが、そのあおりを食って放映延期となったある娯楽番組の関係者のところに、その措置を批判する脅迫まがいの文面のメールが送られた、という話を聞きました。
仮にもその速報で、崩れた家や、割れた地面を見ているはずです。そして、死者も出ましたし、いまだに家に帰れない人も二千人ほどいるそうです。にも関わらず、そのようなメールを送る事ができるという神経には呆れるよりほかありません。
ギャグ漫画だと笑えますが、比較的身近な話だと、笑いようがありません。それにしても、世の中には救いようのない輩がいるものです。
2005年03月21日
合っていない語呂合わせ
とある街の商店街を歩いていたら、ラーメン屋がありました。看板に電話番号が書かれているのですが、数字が「42-54**」というのに対し、語呂合わせのフリガナで「ラーメン、おいしいわ」と書かれています。確かに、二番目の「4」と「おいしいわ」の「4」はひっかけられますが、後はどこをどう解釈しても、語呂合わせのようには読めません。
注目させる手段としては面白いのかもしれません。しかし、いずれにせよ、この語呂あわせで店の電話番号を覚える事ができる人はいないでしょう。ついでに言うと、語呂あわせに目がひかれ、肝心の店名すら覚える事はできませんでした。考えれば考えるほど不思議な看板でした。
2005年03月20日
母校周辺
4年半ぶりくらいに出身中学の近くを歩きました。街の作りそのものはさほど変わっていないのですが、建物はかなり変わっていました。特に、かつてのクラスメートの家だったスポーツ用品店がたこ焼き屋になっていたり、部活の先輩の家だった板金屋がホームセンターになっていたのを見ると、かつていた人を知っているだけに、「変わったんだな」という感じがより強くなります。
その一方、意外なものが残っていたりします。牛乳屋とか、近所にある大企業の少数派労組の支部の看板とか・・・。周囲が変わったために「この道で良かったっけ・・・」と思ったときにその労組の看板を見た時は、場所が確認できた事もあり、かなりホッとしました、
かつて毎日のように歩いていた所を久々にじっくり歩くと、いろいろと感慨があります。
2005年03月17日
17年前に詰め込んだ名残
朝、電車に乗って一眠りしようと思って目を閉じていたら、なぜか急に「日本史で習った仏教」の事が気になりました。いわゆる「天台宗の開祖は最澄」とか「浄土宗の開祖は法然」とかいうやつです。とりあえず、「浄土真宗-親鸞」「法華宗-日蓮」「臨済宗-栄西」「曹洞宗-道元」などの有名どころはもちろん、「黄檗宗-隠元」などというのも浮かびました。しかしどうしても。高野山で空海が起こした宗派の名前が浮かんできません。
しばらく苦労して記憶をたどり、やっと「真言宗」という言葉を思い出しました。苦労して思い出した事もあり、懸案事項が解決したような嬉しさがありました。
これらの知識は大学受験時に詰め込んだものです。その後、仏教に関わる事など全然ありませんでしたが、なぜか覚えているものです。我ながら驚きました。もっとも、どうせ受験時の記憶が残るなら、英単語や構文が残っていたほうが全然役にたつのですが・・・。そちらのほうはすっかり忘れてしまいました。世の中、思い通りにいかないものです。
2005年03月14日
ブッチャーの額?
学生時代、洗い場でバイトしていました。業務用洗剤にさらされるため、手はすぐに荒れます。普段は見た目には区別がつきませんが、風呂に入ると、指一面に格子状の「荒れた跡」が白く浮き上がります。大学在学中は、これが消えることはありませんでした。
そういう事もあり、家で洗い物をする時は、必ずゴム手袋をつけています。加えて使うのは家庭用の液体石鹸ですので、いくら洗い物をしても、昔のような事にはなりませんでした。ところが、先日、素手で洗い物をする機会がありました。一食分の鍋と皿ですから、たいした量ではありません。洗剤も家庭用なのですが、風呂に入ったら、手の指が学生時代のようになっていました。
普通の人なら、一回くらい素手で洗ってもそうなる事はないと思います。どうやら、私の手は、学生時代の経験により、「ちょっと素手で洗い物をするとすぐに荒れる」という体質になったようです。さしずめ、同じ所を流血し続けたために、その部分をちょっと刺激しただけで血が出るようになった昔の悪役レスラーみたいなものなのでしょうか。意外なきっかけで、学生時代を思い出してしまいました。
2005年03月12日
朝霧
朝起きて、駅に行こうとしたら、霧が出ていました。この冬二度目ですし、昨年までも何度か経験はあります。しかし、今朝の霧はこれまでよりかなり濃く、ホームに電車が入ってきているのに、車両がはっきり見えないほどでした。
濃さもそうですが、霧の色がまた印象に残りました。かなり灰色がかっていて、一見すると煙が出ているような感じなのです。よく表現される「乳白色」とは縁のない色です。昔、白樺湖に行った時、「あたり一面が霧で真っ白で何も見えない」という経験をした事がありますが、同じ霧でもそれとは全然違う色でした。
まあ、大気中の埃などに水分が結びついて霧になるわけで、その結びつく埃が山の中と都会では全然違うのですから、色が違うのも当然ではあるのですが。とにもかくにも驚かされた「幕張本郷の朝霧」でした。
2005年03月11日
負の天才?
職場に因島出身の人がいます。この人が先日、同郷の大棋士・本因坊秀策に影響されたのか、突如囲碁を始めました。始めたのはいいのですが、問題はその実力。最初に囲碁の事を何も知らない後輩に囲碁を覚えさせて相手をさせたのですが、一度も勝てません。そこで今度は、囲碁の技はもちろん、ルールもきちんと知らない人をつかまえて打つのですが、それでも勝てません。
私も、幼少時に囲碁を覚えた時、弟にルールから教えたところ、1ヶ月で全然勝てなくなってしまった、という過去があるのであまり他人の事は言えません。とはいえ、やはりルールを知らない人にも負ける、というのはすごいものがあります。
それこそ、同郷の本因坊秀策と正反対の「囲碁の才能」と言えるのかもしれません。その素晴らしい才能に感動したせいか、最近は私もかなり囲碁にハマってしまい、暇を見つけてはパソコンソフト相手に対局する日々を過ごしています。
2005年03月09日
需要のなさ
たまに行くスーパーの中に、店内で食べる事もできるパン屋があります。パンがかなり美味しいので昼の散歩の時のおやつなどに愛用していました。この店、飲料のほうは、当初は普通にコーヒーや紅茶を売っていました。ところが、ある日行ってみたら「生ビール」という品目が出来ていました。そして店内にはヱビスビールのビールサーバーが置かれていました。
実は私は「パンをつまみにビール」というのがかなり好きです。しかもそのビールはヱビスの生という最も好きな飲物の一つ。普段は昼にしか行かないので、その組み合わせを楽しむ事ができませんが、いつか夜に行って・・・と思っていました。
そして今晩、その機会が訪れました。期待しながらパンをトレイに乗せ、レジで「あと生ビール」と頼みました。ところが、ただビールサーバーから注げばいいだけのはずなのに、しばらく待たされた挙句、「後でお席にお持ちします」と言われました。見ていると、店員さんがビールサーバーの前で悪戦苦闘しているような感じです。そしてしばらくして、「すみません、機械の故障でお出しできません」と返金されました。
注文を受けた時点で故障に気づかなかったわけですから、おそらくはずっと使っていなかったのでしょう。確かに、このような店で「生ビールを飲みながらパン」などという楽しみ方をする人はあまりいません。仮に私のような嗜好の持ち主でも、なかなかビアタイムにこの店に行く事はできません。そう考えれば、このビールサーバーの故障に店員さんが気づかなかったのも納得できます。果たして、この店で私が「ビールにパン」を楽しめる日は来るのでしょうか、かなり不安です。
2005年03月08日
書き順
ふと、漢字の「右」と「左」の書き順の事が気になりました。片方は「ノ」からで、もう一方は「一」から、というのは大昔に習っているのですが、そのどちらがどちらなのか思い出せません。子供の頃から、習った書き順を無視して、「右」も「左」も「一」から書いていた報い(?)がまさかこんな時に来るとは思いませんでした。
それにしても、この二つの文字の書き順は何故違うのでしょうか。学校では、「ともに象形文字で、偶然似たような形になったが、もともとの由来は違うものだから」などと習った記憶があります。しかし、普通に考えれば、由来がどうであろうと、同じ構成の文字なのですから、「ナ」の部分の書き順も同じにしておくほうが自然です。もしかしたら、書き順を定めた人の個人的な嗜好でもあったのだろうか、などと思ってしまいました。
まあ、いずれにせよ、今の私にとっての「右」の「書き順」は「migi+スペース」で、同様に「左」は「hidari+スペース」となっています。そう考えると、この事はまったくもって不要な知識です。しかしながら、気にしだすと止まらなくなるものだから不思議なものです。
2005年03月07日
合成獣?
駅で電車を待っていたら、向かいのホームの車体に広告を印刷している電車が入ってきました。音楽関係の機器の広告のようで、パンダやシマウマなどの画像を加工して、音符や楽譜などと体の模様を「合成」しています。「アート」の一種なのでしょうが、なんか、改造生物のような感じで見ていて気味のいいものではありませんでした。
数年前、キリンレモンが「キリンとレモンを合成した画像」で宣伝した事があり、それもかなり不快感がありました。幸い、それは不評だったのか、すぐに消えてくれましたが。
宣伝の世界も厳しいから、色々目立つ画像を作るのでしょう。そのへんの大変さは何となく分かります。とはいえ、あのような感覚はちょっと勘弁してはしいものです。
2005年03月06日
奇妙な趣味
居酒屋のメニューを見たら「うこん茶サワー」というのがありました。以前、「かなり不味いけれど、悪酔いしない効果がある」と教わった事があり、興味を持っていたので迷わず注文しました。
飲んでみると、確かに「美味さ」とはかけはなれた味です。しかし、本物の薬は嫌いですが、「薬みたいな味」は大好きな私にはツボにはまる味で、気がついたら3杯もおかわりしていました。また一つ「お気に入りのサワー」を開拓できる事ができ、非常に有意義な(?)飲み会となりました。
ちなみにこれまでのお気に入りのサワー第1位は「はちみつ黒酢サワー」です。我ながらなぜこのように奇妙なサワーが好きになるのか、不思議でなりません。
2005年03月05日
県産と輸入物
行きつけの西友の一角に八街産の落花生を売る店ができました。これまで、土産用に買う事はあっても、千葉産の落花生を自分で食べる事は、ありませんでした。いい機会だから買ってみようと思ったのですが、ただでさえグラムあたりの単価が高い上に、300gからしか売っていません。そのため、とりあえずバタピーを味わうだけでも、800円くらいかかります。
隣の西友なら、同じ量の輸入物を半額以下で売っているよな、とも思いましたが、「とにかく千葉県産を食べてみる」という当初の予定を完遂すべく、購入しました。そして期待して食べたのですが、味は輸入物とさほど変わりません。残念ながら、私の舌のレベルでは、値段の差に見合った質の差は分かりませんでした。
やはり、「千葉産」は贈答専用にしておくのが分相応なのでしょうか。というわけで、今後もまた、「千葉県に住みながら輸入物の落花生を食べる」という生活が続きそうです。
2005年03月04日
雪
昨晩のニュースなどで、かなりの大雪との予報がありました。それだけに、どのくらい積もるのだろうと期待(?)していたのですが、いざ外を歩くと、ほとんど雪を踏まずに歩けるくらいでした。実際には、「千葉市で3月観測史上4番目の積雪」だったのですが、前の晩の予報に期待(?)していたせいか、「たいした積雪ではないな」などと思ってしまいました。
ところが、家に帰ると、かなり室温が下がっていました。あまりの寒さに、暖房器具を二つ出して同時にあたったほどでした。というわけで、外より家で「大雪」を実感させられた一日でした。
2005年03月03日
金を使わない生活
嫁さんが里帰り中のため、「期間限定一人暮らし」中です。もともと、料理はしない(できない)ため、つい外食ばかりになってしまいがちです。そこで、自らに料理を強制(?)するために、「金を使わない日」を設定することにしました。昼食も冷蔵庫に入っているものを持参するなど、とにかく金を使いません。面白いもので、一度そう決めると、「目的を達するために料理を作ろう」という気分になります。もっとも、作るといっても、ほとんどがレトルトや冷凍ものですが。
というわけで、この二日間、消費金額ゼロで乗り切りました。その反動も含め、明日はちょっと豪勢に消費をするつもりです。
2005年03月01日
地理的先入観
ちょっと前のニュースですが、屋久島にある九州最高峰の宮之浦岳で、「南にある」という先入観ゆえに寒さを軽視して事故に遭う人がいる、というのを見かけました。
確かに、鹿児島といえば「南国」ですし、そのさらに南の海上の島なのだから、標高2千メートル近いとはいえ、暖かい、という風に錯覚する人もいるのでしょう。
その点、マリーンズファンをやっていると、そのような錯覚をする事はなくなります。なぜならば、サイトなどから伝わってくる鹿児島キャンプの情報は、連日、「寒い」だの「選手たちは震えて」みたいな感じの記事ばかりだからです。今年が特別なのかどうか分かりませんが、このような記事だけ見ていると、「冬の鹿児島は関東並みの寒さだ」という印象を持たざるをえません。
また、私個人の経験としても、鹿児島には数時間滞在した事があります。当初はもっと長くいる予定だったのですが、桜島の火山灰の想像以上の強烈さに、予定を切り上げて戻ったものでした。そういう事もあり、とにかく自分の中では鹿児島は「厳しい自然の街」という印象が強く作られてしまっています。
もっとも、屋久島を含め、登山をする機会はないので、この知識(?)が実用的に生きる事はまずないのですが・・・。
2005年02月27日
ブラブラと
嫁さんの帰省につきあって松山に滞在中です。ただ、嫁さんの体調が万全ではないので、今日は一人で街中を散歩したり、電車に乗ったりしていました。思いつきで移動した割には、予想外の物を見れたり、写真を撮れたりと、なかなか有意義な一日でした。
松山には毎年行っていますが、常に嫁さんと一緒に歩いていました。一人で歩くと、それまでにはなかった新鮮な視点で物を見ることができるものだと、ちょっと驚かされた一日でした。
2005年02月26日
名前の通り
職場の近所に「グッドラックコーヒー」というコーヒースタンドができました。今朝、前を通りかかったら、モーニングセットが安かったので、入ってみました。食べ物のほうはトーストがちょっと焦げていたくらいでさほど不満はなかったのですが、問題はコーヒー。なんか、1日くらい煮しめたような、ものすごい苦さでした。たとえて言うなら、お湯に苦味料(?)を溶かして飲んだような感じです。
なるほど、このコーヒーなら、確かに一度飲めば「さようなら」です。そこまで見越して「グッドラック」と名づけたとしたら、それは凄い感覚だと、感心させられました。
それにしても、どのように作ったら、あそこまで「苦いだけの飲料」になるのでしょうか。ちょっと不思議です。
2005年02月25日
1分でわかるインチキ商売
昼休みを比較的最近出来たカフェテリアで食べました。通常の定食セットだと一番高くても1,000円を超えない、という廉価な店です。
何も考えずに空席に座ったのですが、隣では二人の初老の紳士たちがビジネスのクレーム的な話をしていました。もっとも、食べるついでに耳に入った単語をあわせた結果から、こちらがそう想像しただけですが。ちなみに、その単語を組み合わせてみると、「ネット経由でソフトを販売」「日本総代理店」「最初に払った金は戻ってこない」「契約開始日についての話が違う」といったものでした。
具体的にどんなソフトをの「総代理店」になり、どれだけの前金を先方に払ったかわかりません。しかし、この四つの単語と、そのような重要な(?)話し合いの場に、この廉価な店を指定してくる、という事実だけでも、この「客」がハメられた、という事は素人の私でもすぐ分かりました。
ちなみにその「客」は私の前で食事を選んでいたのですが、この店の最安の定食セットより少ない物を単品で選んでいました。やはりいろいろ大変なのでしょう。そして、だからこそ、このようなあからさまな話にひっかかりもしたのでしょう。今の世の中の厳しさと、それにつけこむ悪辣な存在に、驚きかつ虚しい気分にならされた昼飯時でした。
2005年02月23日
汗
さすがに医者の処方する薬は効き目が早く、一晩寝たら喉の痛みも治まり、体温も平熱に戻りました。ただ、その一晩は物凄い発汗で、何度も汗の冷たさで目が覚めました。結局、一晩で4回も着ているものを総取替えする事になりました。風邪をひいた場合は寝て汗を出せば治るとよく言われますが、インフルエンザなだけに、治るまでに出す必要のある汗の量も桁違いなのかもしれません。
週末からはまともな生活に戻れそうです。それにしても、家で寝てばかりいると、いろいろな感覚が狂いまくります。調整するのにはかなり手間取りそうです。
2005年02月22日
インフルエンザ
昨日朝から、喉がやけに痛くなり、一日寝ていました。そして今日、病院に行ったところ、インフルエンザとの診断が。言われてみて気づいたのですが、これまでインフルエンザと診断されたのは初めてでした。35年目にして初体験といったところでしょうか。まあ、できれば一生経験したくありませんでしたが・・・。なんとか明日までにはまともな文章が書けるくらいには回復したいものです。
2005年02月19日
目立つ寝姿
電車に乗っていました。すると、近くの席に奇妙な姿勢で寝ている男がいました。まだそんなに遅くない時刻なのですが、泥酔しているような感じです。それを見た乗客の一人が変死体と思ったのか通報したらしく、「ただいま、車内点検を行っております」の放送が流れて、駅員が来ました。
その放送を聞いていた幼い子供が、母親に「ママ、点検ってなあに?」と尋ねました。しかし母親は、面倒なのか、対象者が近くにいるせいなのか、その質問を無視していました。子供のほうは、かなり不満そうでした。ただ寝ているだけなのに、近くの子供にフラストレーションを与えるとは、なかなか罪な男(?)です。
ちなみにその男、駅員の声には反応したものの、そのまま同じ格好で寝つづけ、終点でもそのまま微動だにせずもとの方向へ戻っていきました。その間、その奇妙な姿勢を保ち続けていました。ある意味、すごい能力だと感心させられました。
2005年02月17日
意外な事実
TVを見ていたら、25年くらい前に流行した「タケノコ族」が出てきました。その映像を見ているうちにふと、自分が「原宿の『ホコ天』がどの通りで実施されていたか知らなかった」という恐るべき事(?)に気づきました。
もちろん、昔から「ホコ天」の存在は知っていました。また、90年前後のバンドブームの時にはそこで演奏するバンドが多数いた、という知識もあります。その間、ずっと東京に住んでいました。にも関わらず、それが原宿のどこで行われているかを知らなかったのです。意外なエアポケット(?)もあるものだ、と驚きました。
なお、「ホコ天」と並ぶ原宿の名所である「竹下通り」はよく歩いています。特に数年前に「はなまるうどん」が開店してからは、行く頻度はかなり増えました。そこでうどんを食べた後、近くの図書館に行く、というのが定番のルートとなっています。ちなみに、そこ以外の竹下通りの店に入った事は、昔も今もありません。
2005年02月16日
通には分かる味?
津田沼駅の近くに、「行列のできるラーメン屋」があります。たまに前を通るのですが、いつも店の前に五人くらい並んで待っています。ある日の夕方「珍しく二人しか並んでいないな」と思ってよく見たら、1時間半後の「夜の部」の開店を待つ人だった、などという事もあったほどでした。ところが今日、通りかかったところ、誰も並んでおらず、中に空席もあります。せっかくだから入って、「もりそば(「つけ麺」のこと)」を頼んでみました。
あれほど行列ができるのだから、何か物凄い味の「もりそば」でも出てくるのか、と楽しみにしていました。しかし、食べてみた感想は、「やけに鰹の香りの強いつゆだった」という事くらいでした。やはり、ラーメン通みたいな人でないと分からない味なのでしょうか。
ちなみに、なぜ今日に限って行列ができていないかというと、隣接する千葉工大が入試のため、常連の学生が来ないから、との事でした。味はともかく、そのような日に偶然店の前を通った事については、幸運だったと言えるのかもしれません。
2005年02月15日
カスタマイズ済み?
スーパーに梅干を買いに行きました。いろいろ並んでいる中に、やけに安いものが混じっていました。よく見ると「つぶれ梅」と書かれており、収穫の際に潰れてしまったもの、という説明書が添えられていました。私が梅干を使うのは焼酎に入れるのと弁当に入れる時くらい。いずれもすぐ潰れるわけですから、最初の形など気になりません。したがって「とにかく安いのがいいや」と思って買いました。
そして早速晩酌の焼酎の中に入れて飲みました。すると、意外な事(?)がわかりました。私は焼酎に入れた梅干をすぐに崩して味を混ぜます。その際、梅干の表面をつついて崩すのがちょっと面倒だと思っていました。しかし、これですと最初に潰れているので、その手間が省けたのです。
あらかじめ利用しやすい形態になって売られている上に値段も割安。世の中には自分の需要にぴったりあっている商品もあるものだと感心しました。
2005年02月14日
企業イメージ
病院に行きました。壁には色々な「当院で用いている最新の医療機器の紹介」が張られていました。その中の一つに、「ドイツのSIEMENS社製造のものを使っているので、性能は万全です」という文がありました。そんな事言われても、医療機器業界の知識のない普通の患者には、「SIEMENS社なら安心」かどうか、分からないと思うのですが・・・。ついでに言うと、「ドイツのシーメンス社」と聞いてまず思い浮かんだのは、100年近く前に起きたシーメンス事件でした。
2005年02月12日
予想外の応答
知り合って約17年になり、今でも年に数回は必ず会う先輩に電話をしました。もっともこの先輩、ここ10年近く、いつ電話しても留守電なので、実際に電話で会話をした記憶はありません。そして今回もいつもかける時間帯に電話しました。当然、留守電だと思い、どのような伝言を録音するかも決めていました。ところが、予想外の事に、出たのはテープではなくて本人でした。直接会った時は普通に会話をしている相手です。しかし、意表をつかれた事もあり、言葉に詰まってしまいました。
やはり、どんなに慣れた相手でも、予想外の反応(?)があると、なかなか平常心は保てないものだな、とつくづく思った次第です。
2005年02月09日
南セントレア市・追記
1月29日にネタにした 「南セントレア市」ですが、その後、白紙撤回されたそうです。やはり、「故郷は南セントレア市」などと言うのは恥ずかしくてたまらない、という人が多かった事でしょうか。当然とはいえ、評価できる「白紙撤回」でした。
ところで、法定合併協議会では、「一度決定したことを変えるのは、この会議の権威と信頼を失うことになる。冷静に対応することが大事」といった意見もあった。だそうです。投票結果を完全に無視して「南セントレア市」などという名前を決定した時点で、「権威と信頼」なんかはとっくのとうに失われています。その事にまだ気づいていない人がいる、というのには笑えました。
2005年02月08日
コンビニ化
家からちょっと歩いたところに酒屋がありました。そこは、経営者は酒にこだわりがあるようで、店内には日本酒専用の倉庫がありました。また、よそでは売ってないような地ビール(?)を扱っている事もあり、より近いところに酒屋があるにもかかわらず、たまに買いに行っていました。
ところが先日行ってみたところ、改装中になっており、「来月からサンクスになります」という表示がありました。まあ、チェーンには組み込まれるとはいえ、ある程度は元の酒屋の色合いが残るだろうな、と甘く考えていました。
ところが、いざ行ってみたら、独特の酒どころか、アルコール類の販売すらありませんでした。どうやら、完全に売却してしまったような感じです。どのコンビニにでもある雑誌売場になった、かつての日本酒専用倉庫だった所を見たら、たいして使っていた店でもないにも関わらず、寂寥感みたいなものをおぼえました。
2005年02月07日
うんちく本の信用度
地理関係のうんちく本を読むのが好きです。「山形県鶴岡市に『日本国』という地名がある」だの、「荒川区に荒川は流れていない」などといった、生活にも役に立たなければ、知っていても誰にも誉められないような知識を集めるのは、暇つぶしとして非常に楽しいものです。
先日も、図書館でそのテの本を見つけ、反射的に借りました。「神田神保町2丁目の地番は、通りを隔てて奇数と偶数に分かれている」などと、これまた役に立たない知識を仕入れて喜んでいました。しかし、読んでいるうちに情報の粗さや論法の奇妙さが気になりました。たとえば、「越前国(今の石川県)(→正しくは福井県)」などという記載があったり、「北海道は本州より南にあった?」という見出しのオチが「北海道の最南端は本州の最北端よりちょっと南にある」だったりするのです。
「地理の雑学」が主題なのに、旧国名と現地名との関係が間違っていたり、「どちらが北か南か」の論拠がこれでは、信用度はガタ落ちです。その記述を見た後は、「こんな情報があるのか」というより「この情報も本当なのかね」と思いながら読むようになってしまいました。
そこが間違っていても困る人はいないような情報です。しかし、そのような情報を提供しているからこそ、その「情報」の内容は吟味に吟味を重ねてほしかった、と切に思いました。
2005年02月05日
手が覚える
表の複数の個所に同じ文字を書き込む、という作業をしました。手書きでこんな事をするのは久しぶりだな、と思いながら、まず最初のセルに文字を書きました。続いて、下のセルに同じ文字を書き込もうとしたわけですが、シャーペンはそのセルのところに移動しませんでした。ではどこに移動したかと言うと、最初に書いた文字の上でした。つまり、シャーペンの先を使って最初に書いた文字を「選択・反転」させようとしていたのです。おそらく、その後は右クリックでもするつもりだったのでしょう。
どうやら、手のほうがいつの間にか、「同じ文字を複数書くときは、元の文字をコピペする」というふうに覚えてしまっていたようです。それほどまでに「文字を手で書く」という行為から縁遠くなっているのか、という事なのでしょう。それにしても、無意識に「選択・反転」をするほどとは・・・。我が事ながら驚いた次第です。
2005年02月04日
風邪をひかないと気づかない事
職場で風邪が流行っており、私も感染してしまいました。私の風邪の「治療法」は100%のみかんジュースでビタミンCを補充し、あとはひたすら暖かくして寝る、というものです。そこで帰りがけにみかんジュースを買おうとしました。ところが、1リットル入りのみかんジュースのペットボトルがコンビニにありませんでした。一応、別のコンビニにも行ったのですが、やはりありません。
前に風邪をひいた9月にはあったので、比較的最近なくなったのでしょうか。商品の淘汰というのは資本主義の常だから仕方がありません。とはいえ、嗜好品というよりは「薬」として世話になっていたものだったので、喪失感はひとしおでした。
仕方がないので、500ml入りのものを買って帰り、その旨を嫁さんに話したところ、「コンビニになければスーパーに行けばいいのに」という突っ込みが。確かにそのとおりですが、言われるまで全然気づきませんでした。どうやら、風邪のせいでかなり思考力が低下していたようです。
2005年01月30日
意外な「珍しい地名」
所要で横浜市の上大岡に行きました。実は、かつて父方の祖父が隣町の「大岡」に住んでおり、子供の頃はよく行ったものでした。その際、「上大岡」も「大岡」も普通の地名として認識していました。
しかし、今日行くにあたり、ネットで経路を調べるために「上大岡」と打った時に意外な事に気づきました。「上大岡」と打つと、「お」を三回連続で入力する必要があります。はたして、そのように「カナで書くと、同じ文字が三つ続く」という地名はどのくらいあるのか、と気になったのです。少なくとも、これまで私の知っている範囲では他にありませんでした。
子供の時から行っているのだから、もっと早く気づけよ、と思われる方もいるかも知れません。しかしながあら、、口に出して言う時は自然に「カミオオカ」と一文字省略していたので、キーボードで打たない限り、気づきようがなかったわけです。
住んだ事はないとはいえ、かつては自分の本籍地でもあった町に、このような特殊性(?)があるのを知った時は、ちょっとした嬉しさがありました。まあ、そのくらいの事で嬉しく感じるのは、「妙な利権がからんで名付けた結果、住んでいる人が故郷として誇れなさそうな市名が誕生してしまった」という話を先日知った、という事情もあるのかもしれませんが。
2005年01月29日
故郷にしたくない地名 No.1?
知多半島の先端にある南知多町と美浜町が合併して「南セントレア市」になるそうです。見出しを見た時、「セントレアって???」と不思議に思いました。本文を読んでみると、来月開業の中部国際空港の愛称だとか。そんな名前が存在する事など、この記事を読むまで知りませんでした。
記事によると両町の地名などにゆかりがなく、全国から公募した新市名案三百三十件の中に一件も含まれていなかっただそうです。にもかかわらず、「合併協議会」で勝手に名づけたとか。どのような意図の元に、投票を無視してまで、そのようなとんでもない名前をつけたのか、興味深い所です。
空港のカタカナ愛称と言えば、かつて「ビッグバード」なんてのがありました。その普及具合を見ていると、「セントレア」という言葉の将来性にもかなりの不安を感じます。「南セントレア市」の将来は果たしてどうなるのでしょうか。他人事ながら同情したくなります。
2月9日追記・さすがに不評すぎたのか、この決定は白紙撤回されたそうです。(それについての感想)
2005年01月27日
変なデータベース
スカパーでウルトラセブンの再放送をやっています。25年くらい前の「第○次ウルトラブーム」の時の再放送数回および怪獣図鑑と、20年くらい前に深夜に流れた「泉麻人のウルトラ倶楽部」を熱心に見ていたため、今でも題名を見れば出てくる宇宙人・怪獣の名前は浮かんできます。それだけならまあ普通でしょうが、私の場合は、それに加えて、全題名がウルトラセブンのパロディとなっている「県立地球防衛軍」でどのようにパロられたか、およびどのような話だったか、までも一緒に浮かんできます。
それはいいのですが、肝心の話の内容については忘れている事が少なくありません。今日見た「勇気ある戦い」でも、「バンダ星人」の名前や、「クレージーゴン」の外見や性能は覚えているのですが、肝心の「勇気ある戦い」の由来となった「病気の子供との約束を守るため、重傷を負っているのに病院に行ったダン」などという話は全くもって忘れていました。これが「県立地球防衛軍」の「勇気あるお誘い」のほうだったら、話の詳細を全て覚えているのですが・・・。
我ながら、意味のない脳内データベースを構築したものだと呆れてしまいました。
2005年01月26日
年に1回くらい行くにはいい飲み屋?
翔みなら絵ブログ らくがきちょう を更新。
一番安いコーヒーが180円で飲め、かつスパゲティーなども提供するチェーン店の「プロント」が最寄駅構内にもあります。電車を待つ時間を気にせずに軽食や安価な喫茶ができるので日中は愛用しています。
そしてこの「プロント」、夜になると、洋風居酒屋になります。料理もウイスキーもそこそこ美味しいのですが、問題は値段。一人あたりの値段が街中の居酒屋の1.5倍くらいします。昼のコーヒーの値段から考えるとかなりの差異をを感じます。
にもかかわらず、たまに無性に行きたくなります。前に何を食べたかもかなり忘れており、ある食べ物を「美味い」と誉めたら、嫁さんに「前に来た時も同じ事を言っていた」と笑われました。
一通り堪能した後は勘定に。過去の経験からある程度の高額は予想していたのですが、実際に表示された金額は予想以上でした。大量に飲み食いしたわけでもないのにちょっと不思議です。改めてレシートを見ると、もう今回限りでいいや、という気分になりました。しかし、これまでの経験則からすると、また1年くらいすると、無性にここで飲みたくなるようにも思えます。自分の事ながら、ちょっと不思議です。
2005年01月22日
協力した?
職場の近くのドトールに入りました。当初は店頭で宣伝している280円の飲物を頼むつもりでしたが、レジを見たら「100円玉と10円玉が不足しています。ご協力ください」という張り紙がありました。そこで財布の中を見たところ、小銭は230円しかありません。そこで、予定を変更して180円のコーヒーを注文し、230円出して50円のおつりをもらいました。張り紙に書かれた通りに「協力」したわけですが、店の売上は減ったわけです。これは店にとってはプラスだったのでしょうか、それともマイナスだったのでしょうか。
まあ、所詮は100円の事ですし、自分が損したわけではないので、さほど気にする必要はないのでしょうが・・・。
2005年01月21日
電車の中の異常者
本日の更新・翔みならブログ めもちょう・らくがきちょう
通勤電車で座っていたら、隣の人間の肘が腕にぶつかりました。揺れてもいないのに不思議だな、と思いながら腕の位置を変えたのですが、やはり肘がぶつかってきます。そこで文句を言ったのですが、返事もありません。
これはヤバい人の隣に座ってしまったな、と思ったのですが、別に怪我するほどでもないですし、こちらに何の非もないのに席を追われるのも不愉快な話ですので、そのまま座っていました。体力的には私のほうが勝っていそうなので、どこかの駅で降ろして駅員に突き出してやろうかとも思いましたが、こんな輩のために時間と体力を使って、階段を下りて駅事務所まで行くのも・・・と思い、やめました。
途中駅で降りてくれたので、一安心しましたが、安心した後、ふと痴漢の事を思い出しました。被害者の女性の多くも、この時の私のように思って、耐える例が多いのでしょう。ましてや、私の件と違い、体力的には「敵」のほうがありそうな可能性が多いわけです。そのような中、出勤時間を遅らせてでも、その痴漢を捕まえて駅事務室に突き出す、というのはかなりの精神力・体力を要する行為です。
いままで、全く持って他人事だった「痴漢行為」でした。しかし、似たような目にあうと、あらためていかに被害者にとって迷惑かつ対抗しにくい行為であるかがよくわかります。
あと、今回の経験で思ったのですが、仮に駅ホーム上に「痴漢などを突き出せる所」があると、被害者の対応策もかなり違ってくるのではないでしょうか。いずれにせよ、安心して電車に乗れる環境を実現してほしいものです。
2005年01月20日
適温の飲料
本日の更新・別ブログ これでいいのか?
私は猫舌で、熱い飲物を出された状態で飲むことができせん。したがって、ある程度冷めるまで待つのですが、たまに慌てて飲んで舌を火傷したりします。そのたびに、「熱い」と「ぬるい」の中間くらいの温度の飲物ってないものか、と思っていました。
そんなある日、何度か行った事のある生ジュース屋に行きました。すると、メニューが増えていて、「青汁ストレート」というのがありました。野菜汁系は好きなので、早速頼んだところ、店員さんは冷蔵庫から緑色の袋を取り出し、ボンカレーのようにお湯であたため、それをグラスにあけて出しました。飲んでみると、まさしく「熱い」と「ぬるい」の中間くらいの温度。私にとっては理想に近いものでした。
個人的には味・温度とも大満足の逸品でした。ただ、冷静に考えて、普通の人にとっては、味・温度とも「極めて飲みづらいもの」なのだろうな、とも思いました。
2005年01月19日
サラダとの相性?
スーパーで買ってきたベビーリーフでサラダを作りました。そして食べようとすると、緑色をしてはいるものの、サラダとは思えない物質が隅にありました。何だと思って見た所、生きているカメムシでした。
実はサラダでカメムシを見るのはこれが初めてではありません。10年ほど前に新宿のレストランで出たサラダに入っていた事があります。
単なる偶然なのか、一般的にカメムシはサラダ用の野菜に紛れ込みやすいのか、よくわかりません。とりあえず、「まあ、虫がいるくらいだから農薬まみれではないのだろう」などと思いながら、カメムシをよけてベビーリーフを味わいました。
2005年01月18日
割り引いた部分
夕方に津田沼の牛角に嫁さんと行きました。「19時までサワー全品1杯105円(税込)と書いてあったので、ビールも頼まずにひたすらサワーを注文。結局5敗頼み、「定価は1杯410円(税込)だから、1,500円分得した」などと喜んでいました。
ところが、1時間弱の間にサワーをジョッキで5杯という、かなり酔いそうな飲み方をしたにもかかわらず、全然アルコールがまわってきません。どうやら、値引いた分は、アルコール分を減らして補っていたようです。
まあ、値段相応と言えば言えなくもありませんが・・・。
あと、偶然なのでしょうが、私以外の客は全て女性でした。しかも、ちょっと脇では、制服で来た女子高生が堂々と煙草を吸って店員に灰皿を回収されていましたし、後ろのグループはいきなり最初から「ごはん」を頼んでいました。サワーのアルコールの度数も含め、普段の「飲み」とはかなり違う、不思議な空間を楽しめました。
2005年01月17日
奇妙な心理
本日の更新・翔みならブログめもちょう。
仕事で、たまに個人の家にFAXを送る事があります。すると、何割かの人は到着後に「お礼の電話」をしてくれます。言うまでもないですが、送る側とすれば、届いていないのならともかく、無事届いているなら、別に連絡はいりません。しかも困ったことに、そういう「お礼の電話」というのはなぜか、他に電話が入っている時など、忙しいときにかかってきます。したがって、「なにも電話をかけてこなくてもいいのに・・・」と困りながら応対する羽目になります。
ところがそういう事が分かっているにもかかわらず、自分が家にいて、頼んだFAXが無事届くと、つい先方に「お礼の電話」をかけたくなってしまいます。もちろん、逆の経験をしているゆえに、実際はかけませんが・・・。
ちなみにそのような気分になるのは、家にいる時のみです。仕事中に依頼したFAXが届いても、不備がなければ先方に電話をかけようとする気など、当然ながらおきません。
なぜ家にいると、FAXに返礼(?)したくなるのでしょうか。我ながら不思議です。
2005年01月16日
数秒の攻防
先月、HDD+DVDレコーダーを買ってから、録画する番組の本数が飛躍的に増えました。さらに、それまでのビデオデッキには「編集機能」の類がなかったので、録画したらあとは見るか上書きするかでした。しかし、今ではHDD上で編集し、それをDVDに落とす、という工程が加わったため、録画関係に費やす時間が大幅に増えています。
特に時間を取られるのは広告カット。ビデオで見ていた時はそのまま広告ごと録画して見ていたわけですから、さほど気にする必然性はないはずなのですが、いざ広告を消去できるとなると、やけに気になりだしました。ほんの一瞬でも広告が入らないように、消去開始位置・終了位置を決める時はかなり集中します。こんなにボタン押しに気合が入るのは、格闘ゲームにハマっていた頃以来、7年ぶりの事です。ハマりすぎた挙句、先日などは、広告消去を意識するあまり、本編の録画に失敗するという、本末転倒な失敗までやらかしてしまいました。
こうなったくると何が目的だかわけがわからなくなってきます。いずれにせよ、早く完璧な広告消去術を習得したいものです。
2005年01月13日
最悪のタイミング
一昨日の夕方、急に左頬の内側が痛みました。歯痛でもありませんし、口内炎のような異物感もありません。不思議に思いながら、とりあえずしばらく様子見をしようと思い、痛みに耐えていました。
その痛みだした日の夕食は豪勢な外食、さらにその翌日の夕食のおかずは、私の大好物でした。もちろん、美味しかったのですが、その痛みのため、ちょっと損した気分になりました。
そして今晩、仕事の関係で某有名ホテルで行われたの立食パーティに出ました。前の日は「三日連続でごちそうなのに・・・」などと思っていたのですが、いざ日が代わると、うそのように痛みが引きました。ところが、肝心のパーティーのほうは、主催者の見込みが間違っていたのか、あっという間に取り尽くされてしまいました。私が食べれたのはパスタとそばとサラダくらい。痛みが引いていただけに、より一層、損失感が強く残りました。まあ、痛いよりは痛くないほうがいいに越した事はありませんが・・・。
2005年01月12日
完全閉店
本日の更新・電算室のppt形式のファイル受信
数年前まで、津田沼駅の近くに大塚家具と土屋家具という二つの大きい家具屋がありました。大塚家具は派手な宣伝や駅前のデパート跡地買収などで有名なグループ。一方、土屋家具は千葉ローカルの企業です。
その差はいろいろな所に出ており、両店は線路を挟んで直線距離はさほど離れていないのですが、、大塚家具はデパートなどの並びにあるきれいなビルで、土屋家具は裏通りにある古びたビル、という雰囲気でした。
しかしながら、その栄えていると思われた大塚家具のほうが、海浜幕張にある店舗と統合する、という形で閉店。それを知った時は驚くと同時に、これは土屋家具には朗報だろうな、などと思っていました。
ところが先日、その土屋家具の前を通ったら、「完全閉店セール」という貼り紙が。驚いて中を見たところ、客のいない店内で店員さんが雑談していました。別に家具を買う予定はありませんでしたが、記念に(?)中を見ました。
置いてある家具自体はきれいなものが多いのですが、その店内の古さはかなりのもの。閉店間近で照明を節約しているのか、薄暗さも感じました。あるフロアではラジカセが椅子の上に置かれ、そこから「BGM」が流れている、といった具合でした。
ベッド売場の隅の棚には、シーツが無造作に置かれており、「1枚300円」という値札が貼られていました。
考えてみれば、表通りの大手ですら撤退するのですから、裏通りのローカル企業では、より一層厳しいのは当たり前です。ネットで調べたところ、会社自体が潰れてしまった模様。なるほどそれなら確かに「完全閉店」です。
これまで一度も入らず、結局300円のシーツすら買わなかった店ですが、後にしたときは不思議に淋しさを感じました。
2005年01月10日
タダ食いの身だと偉そうには言えないが・・・
本日の更新・別ブログこれでいいのか?
先日、あるところでイカゲソの試食をやっていました。イカは大好物なので、何も考えずに食べたところ、口の中にもの凄い違和感が。そのイカゲソには私の大嫌いなマヨネーズがついていたのです。マヨネーズの愛好者が増えていると聞いていましたが、まさか、頼みもしないのにマヨネーズをつけて出す試食があるとは思いませんでした。驚くと同時に、出すのをこらえるのにえらい苦労をしました。
それ以来、試食の際には調味料に慎重になりました。そして今日行ったスーパーには、マヨネーズをデフォルトでつけた食品を、何度も試食を勧める販売員がいました。こちらも金を払っていない身で「マヨネーズなどつけるな」とも言えず、遠慮していましたところ、嫁さんがその商品を購入してくれました。一応「客」になったため、堂々と(?)「すみません、マヨネーズのついていないのを試食させてもらえませんか?」と言う事ができました。
とにもかくにも、試食でのマヨネーズは選択制にしてもらいたいものです。
2005年01月09日
相性
ときたま成分献血をします。一昨年までは何ら問題なくできたのですが、最近なぜか不調。前回は不可解な痛みのため途中で断念。今回は自分は好調だったのですが、機械から謎のエラーメッセージが出てこれまた中断となってしまいました。
血液も血管も問題はないとのこと。原因はまったくもって不明です。とりあえずゲン直し(?)もかねて、次回は数年ぶりに400cc献血にしようと思って献血センターを後にしました。
知らないうちに
スカパーの相撲番組を見ていました。この番組の特徴として、日曜日にデーモン小暮氏をゲストに招く、というのがあります。その小暮氏、紹介されるといきなり「ギター侍」の真似。さらに解説中もNHK解説の北の富士氏の真似をしていました。
元々、小暮氏の事は「相撲通」以外はよく知らないのですが、まさか物真似を芸風にしているとは思わず、ちょっと驚きました。相撲の内容をチェックするつもりが、思わぬ知識(?)を得ることができました。
2005年01月08日
ゲームというよりも
本日の更新・翔みならブログめもちょう
大学教授が、どのような種類のゲームを子供にやらせると攻撃性が増加するかを調べたところ、悪者が暴れまわるテレビゲームより、かっこいいヒーローが敵を倒すゲームの方が、むしろ子どもの攻撃性を高める可能性があるという結論に達した、という記事がありました。その教授は「かっこいい正義の味方だと、プレーヤーが自己同一視しやすいため」と分析しているとのことです。
要は、一度自分を「正義」だと定義すると、自己の行動の善悪が判断する能力が低下する、という事なのでしょう。
この推論自体は私も非常に賛成できます。ちょっと情報を集めると、その類の人はいくらでも出てくるからです。たとえば、NHKの受信料集金人が家に来たら、胸ぐらをつかんで「会長を辞めさせろ」と迫った輩がいたとか。こんなのも、「NHK報道」を見ているうちに、「NHKは悪だ→NHKをやっつける行為は正義だ→だから自分の行為も正義だ」などという思考回路のもとで、傍から見ると異常極まりない言動を堂々と取れるのでしょうね。(参考・確かに非は向こうにあるのだが(12月12日記)
とりあえず言える事は、この調査は「ゲーム」にとらわれずに、幅広く行ってほしいものです。特に「購読新聞」「よく行くサイト」「学校が採用している歴史教科書」などで調べてほしいと、個人的に思う次第です。
2005年01月06日
切替
というわけで今日が実質的な仕事始め。いざ仕事モードになると、昨年の最後の出勤日の続きみたいな気分になり、なんか約1週間の正月休みが幻だったかのような感じになるから不思議です。別の言い方をすると、いかに昨年からの積み残しの仕事が多いか、という事でもあるのですが。
ちなみに、仕事をしていて「年が変わった」と実感するのはExcelで日付を入力する時くらい。2004年中に2005年の日付を打つときは「2005/1/6」みたいに打っていましたが、年が明けた今では「1/6」とだけ打つだけですみます。この時だけは「年が明けたんだな」と実感しますが、あとはまだ全然2004年モード。雑談でもつい「昨年、タイガースが優勝した」などと言って突っ込まれてしまいました。
2005年01月05日
大晦日夜の視聴率
昨年も紅白歌合戦の視聴率が下がったとの事でした。昨年は歌謡番組をほとんど見ていないので、どのような曲が流行したかもよく知りません。しかし、その私でも、出場者の半数近くは、昨年ほとんど見なかった歌手で、昨年ほとんど聞かれなかった歌を歌っていた、という事くらいは分かります。
それだけマイナーな人選・曲選で40%弱の視聴率を出すわけですから、逆に言えばこれは物凄い事ではないか、と思ったのは私だけでしょうか。
なお、私の大晦日のTV視聴は、フジで戦闘竜選手の試合を見た後、TBSに替えて曙選手がホイス選手に腕を極められるのを見て、その後、マツケンサンバだけはNHKで見た、という極めて平均的(?)な視聴方法でした。ちなみに、それ以外の時間はほとんどずっとパソコンの画面を見ていました。
2005年01月03日
正月のイメージキャラ?
本日の更新・漫画資料室の心に残る名作漫画-ギャグ・コメディにかしましハウス
元旦のアクセスログを見たら、「正月仮面」という検索語句で県立地球防衛軍のページに来られた方が何人かいらっしゃいました。この作品にその「正月仮面」が登場したのは1984年の夏でしたから、もう20年以上経ちます。それだけ昔のキャラでしかも登場は1999年に出た同人誌を含めても3回だけ、単行本も絶版になっています。にも関わらず、いまだに正月になると、彼を求めてネットを検索する人がいるわけです。彼の言葉を借りて言えば「必要以上の生命力」とでもなるのでしょうか。改めて、「正月仮面」というキャラの凄さを認識した20年後の正月でした。
2005年01月02日
プリンスホテル
幕張プリンスの50階のラウンジで夕食をとりました。スパゲティ・ピザ・サラダ・唐揚げ・フライドポテトなどのブッフェにケーキバイキングとワインやソフトドリンク飲み放題がついて一人1,890円(税込)です。つまり、ちょっとした居酒屋に行くより安い値段で満腹になります。もちろん、料理もワインも値段相応ですが、それを地上50階からの夜景を見ながら食べれるのですから、かなりお得だと思いました。
しかしながら、夕食時にもかかわらず、お客は5組くらい。稼働率は2割あるかないか、という感じでした。ホテルのロビーなどにも人はあまりいません。10数年前、私が高輪プリンスの洗い場でバイトしていた時は、正月のレストランはかなり忙しかった記憶がありましたので、ちょっと驚きました。これが高輪と幕張の違いなのか、時代によるものなのかは分かりませんが。いずれにせよ、客が少ないからこそ、このような割安なコースも誕生した事は確かでしょう。
最初に幕張プリンスで夕食を食べる事を思いついたのは、「たまには贅沢」という発想によるものでした。しかし、結果的には思わぬ穴場の発見となりました。
2005年01月01日
干支
正月早々ファミレスに行きました。すると、入口に猿の着ぐるみの店員さんがいて、席まで案内してメニューをくれました。動きなどもなかなか工夫されていて、他のお客さんも喜んでいました。
正月ならではのサービスなのでしょうが、それにしても何故、昨年の干支である猿なのかは気になりました。どう見ても使いまわしとしか思えません。まあ、鶏の着ぐるみだと、手が羽根になるので、メニューを持てないからなのかもしれませんが・・・。
果たして来年は犬になるのか、それとも再度猿を使いまわすのか、今から楽しみです。もっとも、その事を1年間も覚えている自信はありませんが。
2004年12月31日
つれづれの2004年
本日の更新・別ブログこれでいいのか?
今年の夏から秋にかけ、当「つれづれの館」はサイトの形態を大きく変えました。ブログの仕組みを一部に導入し、一部を別サイト化しました。開設以来の大改装とも言えるかもしれません。今のところ、そこそこうまくいったかな、とは思うのですが、いかがなものでしょうか。
とりあえず、一つの懸案事項はこなせました。しかし、その一方で、昨年から持ち越したままの「宿題」がいくつもありました。なかなか片付ける時間を取る事はできませんが、一つくらいは片付けたいと思っている次第です。
というわけで、来年もいろいろとやっていくつもりですので、引き続きご愛読いただければ幸いです。
2004年12月30日
千葉都民
昨日で仕事は終わりましたが、今日もビッグサイトに行ったため江戸川を渡って東京都に出ました。これで17日連続の「上京」です。とにかく今月は忘年会など、休みの日でも都内に行く用事が多く、1日中千葉県から出なかった日はここまで3日しかありませんでした。
考えてみれば、千葉に住んで7年以上たちますが、こちらに来てから知り合いになった千葉の人はいまだにいません。そのような事を含め、自分は典型的な「千葉都民」であると、改めて認識した今月の日程でした。
2004年12月29日
貸切?
津田沼の串揚げ食べ放題屋から、年末は15時営業開始で17時まで来店の場合は割引、という宣伝メールが来たので、15時半頃に行きました。年末の上に雪という悪天候もあり、店内には我々以外誰もいません。おかげで、他の客に気兼ねする事なく、存分に食べ放題を楽しむ事ができました。
まあ、利用者としては最高の環境でしょうが、店としてはこれでは辛いでしょう。実際、この店は1月上旬で閉店とのこと。駅から歩いて1分のうえに、値段も味も悪くはないのですが、入居しているビルの造りの関係で、ビルの前にいても、店の存在がわからない、というのが問題だったのか、と思っています。できれば店舗の場所を再考して、津田沼に再挑戦してほしいものです。
2004年12月27日
一つの終わり
本日の更新・看板絵を変えました。
約8年前、初めて自宅でインターネットを見れる環境になった時、まず最初に打ち込んだURLは、当時愛読していた同人作家さんのやっていたサイトでした。サイトの内容は同人以上に面白く、それ以来ずっとその人のサイトに通っていました。しかし、いろいろ多忙になったようで、だんだんと縮小傾向に。やがて日記がたまに更新されるだけとなり、その日記も1年以上前に途絶えました。
しかしながら、もしかしたら何か更新があるかも、という期待がなくなる事はなく、週に1回はそのサイトを見に行っていました。そして先日行ったら、1年3ヶ月ぶりにサイトの内容が変わっていました。ただし、その更新内容は「閉鎖のお知らせ」でした。
ここ数年の状況からして、閉鎖そのものにはさほど驚きませんでした。とはいえ、正式に終わった事を知ると、ネットを始めた頃のいろいろな事などを思い出し、なんとも言えない寂しさがありました。
2004年12月26日
麻雀
昨日の続き。
雀荘に行ったのはほぼ10年ぶりくらいでした。ここ数年、ゲームの麻雀すらロクにやっていないので、麻雀そのものすらかなり久しぶりです。
したがって、最初の半荘で3着だったのはまあ当然という結果でしょう。その後は遅れていた人が来たこともあり、見物に専念する事にしました。
ところでその雀荘の、全自動卓は自動点棒計算装置つきでした。自分の点数はもちろん、ボタン一つで他の人との点差や現在の順位もすぐにわかります。10年も雀荘に行っていないので、それが現在の標準なのかどうかはわかりませんが、とにもかくにも驚きました。さらに座席表を見ると、この卓よりも1人1時間あたり50円高い席まであります。いったい、その席の全自動卓にはどのような機能があるのか、非常に気になりました。
ちなみに麻雀そのもののほうでは、「国士十三面待ち」が出現。生で見たのは生まれて初めてでした。ちょうど私が後ろで見ていた人が達成したのですが、その作ったように効率的な牌の入り具合には感心させられました。
たまには麻雀をやるのも、いろいろな意味で面白いものだと思いました。
2004年12月25日
惜別
10年ちょっと一緒に仕事をしてきた後輩が故郷に帰るとの事で退職しました。今日が最後の勤務日でしたが、儀式的なものは前日に済ませた事もあり、いつもと変わらないような仕事ぶり。なんかこのまま普通に週明けにも出てきそうな感じで、退勤時間になりました。
終業後は「惜別麻雀大会」を開催。家の遠い私は適当な時間で帰らせてもらいました。その時の別れの挨拶も、「どうも長い間」という言葉はお互いに入っていましたが、それを除けばいつもと同じような会話。下手すればこれが今生最後の会話になる可能性すらあるのですが、これまた何か、また休み明けに会うのでは、という感じでした。
サバサバしていましたが、このような「別れ」もかえって印象に残るものなのかもしれません。とにもかくにも、その後輩のこれからの人生が幸せである事を心より祈る次第です。
2004年12月24日
年に一度あるかないかの事
スパークリングワインを買って家で飲みました。買った時は気づかなかったのですが、いざ飲もうとした時、自分はスパークリングワインの栓のあけ方を知らない事を思い出しました。
スパークリングワインの栓というと、派手な音を立てて飛んでいく、という印象があります。したがって、下手にやって自分の顔を直撃でもしたらどうしようかと、おっかなびっくりしながら栓をねじったり、コルク抜きを刺したりしました。しかし、自信もない上に、腰も引けているので、なかなかうまくいきません。
仕方ないので、「スパークリングワイン 開け方」でググり、いろいろ調べました。その結果分かった事は「普通に手で栓をひねればいい」という極めて単純明快な方法でした。
検索する前にも同じ方法を用いて上手く行かなかったのですが、「これが正しい」という知識を持った上でで栓をひねったところ、思いがけなくあっさり抜けました。今更ながら「知っている」という事の価値を認識した次第です。
しかしながら、次にスパークリングワインを家で飲むのは早くても来年の暮れ。おそらくその時は今日の事をすっかり忘れて、「どうやって開ければいいのか」と再び悩んでいる可能性が高そうです。
2004年12月23日
「正解」が常に同じとは限らない
スカパーには、いくつかのチャンネルをまとめて契約する「パック」というサービスがあります。だいたい、6~7チャンネル分の料金で、その3倍以上の番組を見ることができます。しかしながら、2年ほど前に初めてスカパーに入った時は、見ようとする番組の組み合わせの関係で、どの「パック」もお得感がなく、野球以外は個別の契約にしました。
それ以来、「パック」などは一顧だにせず、いろいろと局を変えながら個別契約を続けてきました。ところが本日、ちょっとした雑談をきっかけに「パック」を調べてみたところ、とある「パック」を選ぶと、現在個別契約しているいくつかの局を全て含み、しかも契約金額はその個別の合計と同じ、となっている事に気づきました。契約を変えているうちに、2年前とは状況が変わっていたのです。
同じ料金で見たい番組は全部見れる上に、他に十数チャンネルがついてくるのですから、「パック」のほうがどう考えてもお得です。どうやら、最初に契約した時の「『パック』は使えないから検討する意味がない」という判断を引きずりすぎていて、現時点における最適な判断ができなくなっていたようです。
別に実害がさほどあるわけではないのですが、このような判断ミスに気づくと、えらく落ち込みます。やはり、常に固定観念を疑って柔軟な判断をできるよう、日頃から気をつけなければならないようです。
2004年12月21日
かわいい白鳥の子
TVで白鳥の雛を見る機会がありました。白鳥の雛というと、童話「みにくいアヒルの子」の影響で「みすぼらしい」という先入観があったのですが、実際に見てみると、確かに灰色の羽毛は白鳥らしくはありませんが、その姿は愛らしいものでした。
それの姿を見ていて、童話「みにくいアヒルの子」の事が気になりました。あの話の「主役」はアヒル社会で差別をされ、その後アヒル社会を抜け出して成人(?)し、自分が美しい白鳥である事を知ってめでたしめでたし、となります。
しかし、この「みにくい子」「美しい成鳥」というのは、この話を作った人間の主観でしかありません。そして勝手に「アヒルの雛>白鳥の雛」「アヒルの成鳥<白鳥の成鳥」と決め付けて、「出世」した事にしているだけです。アヒルの立場からすれば、かつての「みにくい子」が白鳥になったのを見ても「あいかわらず変な姿をしているな」としか思わないでしょう。
作者はただ単に、白鳥の雛と成鳥の違いに驚いてこの話を作ったのかもしれません。また、これまで私も特にこの話を普通に読んでいました。しかし、このように考えてみると、ズレた視点で美醜を決めつけている奇妙な話、という側面もある事に気づかされました。
2004年12月20日
録りだめはしているが・・・
HDDつきDVDレコーダーを買って1週間。録画媒体の残量や状態を気にせずに好きなだけ録画できるという、これまでのビデオになかった状況を堪能しています。おかげで、録画した番組数は、早くもこれまでの週平均の倍となりました。番組情報を見るときも、「これはHDDへの一時的な録画にするか、それとも保存用でDVDに落とすか。落とすならRAMにするかRにするか」などと考えてしまいます。
というわけで録りまくっているのですが、問題はそれを見る時間。うかうかしていると、後からの録画がどんどん溜まってしまい、最初に録画したものが埋もれて(?)しまいます。
そのような我が家の状況を見ていると、「2つのチャンネルを同時に録画」などといった機能を持つ機種を活用している人なんかは、どうやって見る時間を作っているのか、と不思議に思ってしまいます。便利さを満喫するためにも、より効率的に時間を活用すべき、ということなのでしょうね。
2004年12月19日
回覧板
実家に行ったら回覧板が置いてありました。回覧される情報自体は「年末年始のゴミ捨て」のような他愛のないものでしたが、驚いたのはその「回覧板」本体。何と表も裏も、空いている場所には広告がびっしり詰まっているのです。
しかも、その広告の中には、近所の短大まで出稿していました。学校の魅力を謳っていましたが、回覧板を見てその短大を受験する人がどのくらいいるかは大いに疑問です。
むこうから「宣伝を載せてくれ」と売り込むとは思えないので、おそらくは町内会で広告を取ってきたのでしょう。その営業力はすごいとは思いますが、これでは回覧板なのか広告チラシなのかわかりません。
私は、向こう十年以上もアパート暮らしをしており、回覧板とは縁のない生活を送っていました。その間にまさかこのような形で「進化」を遂げていたとは夢にも思いませんでした。
2004年12月18日
苦心の宣伝文句
近所にかなり大型のマンションができました。かなり多額の宣伝費をかけて、駅やチラシでさんざっぱら宣伝しています。にもかかわらず、先日我が家に届いた宣伝ハガキでは、「限定3戸割引販売」などとやっていました。どうも宣伝費の割には売れていないようです。
ちなみに、我が家は表札に苗字だけ出しているのですが、そのハガキもあて先に苗字しか書いていませんでした。各アパートを巡って、表札を調べてデータベース化でもしているのでしょうか。もしそうなら、そのくらい効率の悪い事をしてでも売らねばならない状況なのでしょう。
ちなみにそのハガキに書き連ねてある宣伝文句をよく見たら「インターネット無料」「光ファイバー100M」「インターネット常時接続」がそれぞれ別々に書かれていました。確かに分けて書いても嘘ではないのでしょうが、なんかこれを見ると「宣伝文句のネタにも苦労しているな」と思わざるをえませんでした。
どっちにしろマンションを買う気はないのでどうでもいいのですが、マンション作り付けのネット環境って、将来の技術の進歩にどのくらい対応できるのでしょうか。他人事ながら気になります。
2004年12月17日
身近にありながら遠い世界
職場の後輩につきあって新宿の宝くじ売場に行きました。私は宝くじを買わないので、売場が目に入っても、次の瞬間には認識から外れます。そのため、特に観察した事もなかったのですが、その後輩と一緒に歩いていと、売場に並ぶ長蛇の列や、呼び込みをする人の存在に気づきました。まさか宝くじを買うのに行列まで作る人がいるとは思わず、驚いたのですが、後輩は平然とその行列に並んでいました。普段親しく会話する相手が「別世界」に行ったような感じで、ちょっと不思議な気がしました。
無事購入を見届け、改札に行こうとしたら、駅構内で今年話題になった波田陽句さんががライブをしていました。見ている人はみな、携帯のカメラを向けながらその歌(?)を聞いています。芸の内容はどこかのTV雑誌の宣伝企画のようで、歩きながら聞いていたのですが、何が「残念!」なのか、どこが面白いのかも全然分かりませんでした。しかし、ファン(?)は相変わらず食い入るように携帯カメラを向けています。
その「お笑い」そのものにも、自分の目より携帯カメラを優先するファンの姿にも、自分には理解できない世界を感じました。
ほんの10数分の間に、身近ながら自分が理解できない「世界」を二つも見れたのですから、お得な一日だったのかな、などと思いました。
2004年12月15日
DVD+HDD録画機購入
本日の更新・漫画資料室・ながい閣下新作短評。
別ブログこれでいいのか?
ここ半年ほどの懸案だった、「DVD+HDD録画機」をついに購入しました。この類の機器に関する知識が全くなく、ただでさえ複雑な機能がある上に、メーカーによって仕様がかなり違う、という「未知の世界」でした。
基本情報がほとんどない中で、様々な情報の中を取捨選択しながらメーカーと購入店を決め、さらにそこから自分に最も必要な機能と予算にあわせた「最適の機種」を探しだす、という作業をしている時、なんか懐かしさみたいなものを感じました。何だろうと考えているうちに「この感覚って、8年近く前に、初めて自分主体でパソコンを買った時に似ている」という事に気づきました。あの時もいろいろ迷ったり悩んだりしつつ、気がついたらその過程を楽しんでいたものでした。
という事もあり、意中の機種を想定以下の値段で買えた時は嬉しかった反面、「これでもう『選ぶ楽しみ』を味わう日も終わりなんだな」という気分にもなりました。
まあ、とにもかくにも無事買えたわけですから、持っている機能を最大限に活用して、満足のいくよう使いまくりたいものです。
2004年12月14日
想い出の風景?
本日の更新・翔みならブログめもちょう
約10年前に放映されたTVの再放送を見ていました。すると、職場の近くの風景が映りました。さほど変わっていないのですが、唯一の違いとして駅前の歩道橋がありました。架かっていたのがさほど広い道ではないうえに、すぐ脇に待ち時間の短い横断歩道があったため、使う人はほとんどいない「幻の歩道橋」でした。その後、工事のために撤去されたのですが、撤去された事自体、しばらく経ってやっと気づいたほどでした。もちろん、工事が終わっても復活する事はありませんでした。
思わぬところで、懐かしいものを見ることができました。それにしても、あの歩道橋、誰が何のために架けたのか、改めて不思議に思った次第です。
なお、その番組では、故・城南電機の故・宮路社長が「財産残す」と言いながら、お札を持って笑っていました。当時もウケたようですが、没後2ヶ月もせずに会社が潰れた事を知っている状態で見ると、別の意味での面白さ(?)がありました。
2004年12月13日
風邪
本日の更新・旅行記と地元ネタに大回りする駅間バス。
翔みならブログめもちょう
どうも風邪をひいたようです。幸い、あらかじめ休みを取っていたので、ほとんど外出もせずに、一日の半分近くを布団の中で過ごしました。こういう場合、せっかくの休みをつぶしてしまったと考えるべきなのでしょうか、偶然休みが入っていて良かったと考えるべきなのでしょうか。ちょっと考えてみましたが、風邪で頭が十分に働かないので結論がまとまるわけがありません。というわけで、考えるのをやめ、無理をせずに早く寝ることにしました。
2004年12月12日
確かに非は向こうにあるのだが
錦糸町のヨドバシで買い物をしました。折からのボーナス季節という事もあり、売場は大混乱状態。私は配送を依頼したのですが、最初にレジの前でなにやら10分ほど待たされた後、さらに別のレジに並ばされてまた10分ほど待たされたほどでした。
まあ、ヨドバシが無茶な人員配置や労務政策をしている上に、配置されている店員の中にはとんでもない人が含まれているのも折込済みです。にもかかわらず利用したのは、よそだと6万ちょっとする目当ての商品が、ここだと5万3千円の上に、ポイントが13%つくからです。接客の質の低さも値段のうち、と考えれば腹も立ちません。
ところが、私の目の前でケーブルを一本買おうとしていた50代くらいのオッサンはそうではありませんでした。他の客の会計にてんやわんやの店員をつかまえて「さっきから何分待たせるんだ」などと怒っています。
恐れた店員がそのオッサンのみならず、後ろの私にまでわざわざ謝ってくれたので、前のオッサンにもよく聞こえるように「忙しいから仕方ないですよ。別に遅れたら死ぬわけでもありませんし」と返答しておきました。それ以降は、そのオッサンも静かになりました。
まあ、確かにそちらは「お客様」であり、悪いのは100%先方です。だからと言って、コード一本でそこまで威張らなくてもいいと思うのですが・・・。本人は「自分は正しいから威張って当然だ」と思っているのかもしれません。しかし、昨日、この店のある区内で、数百円の牛丼屋の弁当に執拗にクレームをつけた客を殺した疑いで店長を逮捕したという警察発表があったばかりです。確率から言えば車に轢かれるよりずっと低いのでしょう。とはいえ、少しでも安全な(?)生き方をしたほうが、自分のためでもあると思うのですが・・・。
2004年12月11日
マルチカップ対応?
本日の更新・翔みならブログらくがきちょう
ここ数年、贈答品として見かけるようになった「粉があらかじめセットされていて、封を開けたらカップに乗せてお湯を注ぐだけのコーヒー」の新しい形態のものを、先日、飲む機会がありました。
これまでのものとちがい、カップにひっかける部分がかなり長くなっています。最初に使った時は、これまでのと使い方が違ったためにちょっととまどい、「なんでこんな余計な事をしたのだろうか」と思っていました。
ところが本日、ある事情によりコーヒーカップやマグカップが一切ない状況でコーヒーを飲みたくなりました。仕方ないので、唯一使える状態にあった湯呑にその「新型」でコーヒーを入れました。すると、その「改良部分」のおかげで、浅い湯呑でも問題なく設置できる事ができました。
まさか、それを意識してそうしたわけではないでしょう。とはいえ、今日の私にとっては、「おかげで湯呑で無事コーヒーが飲めた」という「新機能効果」でした。
2004年12月09日
定期券に記載する名前
本日の更新・翔みなら絵ブログらくがきちょう
定期券を使い出して20年近く経ちます。その間ほぼずっと新規購入や更新のたびに名前を書きつづけていましたが、幸運にも紛失した事がないため、一度も記名した事による利点を感じた事はありません。
さて先日、駅の定期券拾得一覧の黒板を何となく見たところ、持ち主の名前の所に、知っている名前がありました。その人は「オノノイモコ」さん。初代遣隋使と同姓同名です。仮に現在の日本に「小野妹子」さんがいたとしても、読みは「オノイモコ」になるはずですから、まずこれは偽名でしょう。
もしかしたら、その「オノノイモコ」さんも、「これまで本名を書きつづけたけれど、何ら役に立った事はなかった」と思って、冗談でその名前を書いたのかもしれません。その結果が、駅の黒板に「名前」を書かれてしまったわけです。
黒板に「名前」を書かれたその人が、「わが意を得たり」と喜んだか、「まさかこんな事態になるとは・・・」と後悔したかはわかりません。とりあえず、私にとっては「やはり定期券にうかつな名前は書くもんではないな」と心底思わしめたいい教訓ではありました。
2004年12月08日
縮図
ダイエーの「支援」の立候補に、イオンにイトーヨーカドー、そして西友を傘下に収めているウォルマートを軸とした企業連合がそれぞれ名乗りをあげたそうです。
この構図は我が家の一駅となりの津田沼駅前の大手スーパーの出店状況によく似ています。南口にはダイエーしか大手スーパーがないのに対し、北口にヨーカドーと西友に加え昨年からイオンが出店。三つ巴で争いを繰り広げています。
この「支援」争いにどのグループが勝つのかわかりません。いずれにせよ、その結果が津田沼のスーパーの勢力争いに大きく影響するのは確かでしょう。また、我が家の買い物にも何らかの影響があるかもしれません。とりあえず、どこが勝つか、興味深く傍観するつもりです。
2004年12月06日
見慣れたようで新鮮な風景
朝9時半頃に秋葉原に行く機会がありました。普段行く秋葉原と言えば、日曜や休日の午後で、どの道も人であふれんばかりです。それとは同じ街並みながら、ほとんどの店は開店前でシャッターが下りており、道行く人もほとんどいません。普段なら大量の歩行者と自動車で5分くらいかかるところを、1分もかからず行けました。見慣れた風景ながら町の雰囲気は全然違いました。開店前なのだから当然とはいえ、秋葉原もこんな「顔」もあるんだな、とちょっとした驚きみたいなものを感じました。
その一方、なぜかこの時間から開いていた「ゲーマーズ」の1階には、人数こそ少ないながらも「いつもの秋葉原」らしい風景がありました。他人の事を言えた義理ではありませんが、なぜこんな月曜の朝からこんな所に若い者が・・・とこれまた驚かされました。
2004年12月05日
強風と高気温
今日は未明からものすごい風でした。地域柄、強風には慣れているはずの私ですら、あまりの音に何度か目が覚めるほどの音でした。さすがは観測史上最大の風だっただけの事はあります。
その影響もあったのか、日中はこれまた12月の記録を更新する気温。25度近い「夏日」でした。昼過ぎに散歩に出かけたのですが、まだまだ風も強かったにもかかわらず、Tシャツの上に薄い長袖という服装でも、全然寒くありませんでした。空を見たら、入道雲みたいなもののが浮かんでいました。また、風のせいか、近所の駐車場に立っていた不動産屋の看板が倒れていました。
一日で二つの「観測史上」が更新されたわけです。偶発的なものなのでしょうか。それとも、最近の傾向である「温暖化」と関係があるのでしょうか。いずれにせよ、奇妙な一日でした。
2004年12月04日
不安な時間
近視のみならず強度な乱視でもあるので、眼鏡を外すと、とんでもない世界が眼前に広がります。したがって、日常生活で家の外で長時間眼鏡を外す事は原則としてありません。
数少ない例外は、床屋にいる時です。当然ながら、眼鏡を外さざるをえなく、その間、目の前の鏡には、目鼻の区別もつかない、自分の像がうつります。もちろん、現在の髪型がどうなっているかなども全然わかりません。
もちろん、上手い理容師がついた場合は、見えなくても安心して任せられます。しかし、先日ついた理容師は、最初の数分の作業でわかるほどの明らかに未熟な人でした。下手な人にあたった不安感のせいか、鏡にうつるおぼろげな自分の像は、剃りこみが入っているように見えます。「乱視ゆえの錯覚だろう」と自分に言い聞かせましたが、切られている間は非常に不安でした。
普段はコンタクトレンズを入れる事など全然考えないのですが、この時だけは、「コンタクトを入れておけば、こんな不安を味わう事はないのだろうな」と思ってしまいました。
2004年12月03日
見えない汚れ?
電車の座席に座りました。何気なく隣を見たら、そこに座ろうとした人が、手で座席をはたいていました。別に席のところにゴミがあるわけでも、特に汚れているわけでもありません。にもかかわらず、その人はかなり長いこと、椅子をはたいて、それから座りました。
潔癖症なのかとも思いましたが、その割には素手ではたいています。それでは、ズボンの尻が汚れる代わりに手が汚れるだけなのでは?という気がしないでもありません。
この調子だと、そのうち電車の席に座る前に滅菌スプレーを噴射する人も出現するかもしれませんね。
2004年11月29日
未成年者は協力できないスポーツ振興
「スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)」の売上が、相変わらず絶不調のようです。おかげで、「スポーツ振興」のための助成金が減らされているとのこと。
スポーツ行政の事を詳しく知っているわけではありません。しかしながら、「博打の上がりの多寡がスポーツ振興に影響する」という事態が異常なのは確かでしょう。「未成年には売れない」という時点で、健全なスポーツ助成方法とは言えないと思います。
話はちょっとずれますが、かつて「サッカーくじ」が導入されるかという話があったとき、某プロ野球団オーナー(当時)が、「サッカーくじが導入されれば、野球などはあっという間にサッカー人気に抜かれる。だからこそ今のうちに、『改革』が必要だ」などと言って、自分の球団ばかり有利になるような制度を導入させた事がありました。今にしてこの発言を振り返って見ると、笑うよりありませんね。
2004年11月28日
考えすぎ
仕事が嫌なわけではないのですが、やはり「休み」は好きです。しかしながら、通常は休みというのは、長くても3日で終わります。その「休み」を堪能すればするほど、休みの終わる前夜は、何とも言えない虚しさを感じます。
その虚しさを快勝するのには、次の休みを想像して楽しむよりありません。現時点では、その「楽しみな次の休み」は正月休みになります。しかし、正月休みの事を考えるうちに、「でも仕事始めの前日は、虚しい思いをするのだろうな」と、余計な事まで考えるようになり、喪失感まで味わってしまいます。
「考えすぎ」のもたらす弊害の最たるもの、とも言えるでしょう。結果的には、「休み」の時は翌日の事も含めて何も考えずに、ただ休むのがいい、という事なのでしょうね。当然と言えば、当然すぎる事なのですが・・・
2004年11月27日
自慢するものだから余計に
ある店に置いてあったカップ式自販機でコーヒーを買いました。取り出し口のところを見たら「わが社はISO14001を取得しました」というシールが貼られていました。
自販機にそんなものを貼るとは珍しいな、などと思いながら取り出し口を開けてみたら、カップの中に入っていたのは、見た事のないような薄茶色の液体でした。通常のコーヒーをお湯で10倍に薄めたような感じです。
驚いて、店の人に言ったら「またか」みたいな表情で、「じゃあお金返しますから」と言われました。表情といい、口ぶりといい、日常茶飯事のような感じでした。
ISO14001を取得するのは、地球環境のためにもいい事なのでしょうが、どうも、それ以前の問題があるようです。下手にシールなんか貼って自慢しているだけに、より一層その会社に対する評価は下がってしまいました。
2004年11月26日
食べない部分
本日の更新・別ブログこれでいいのか?。
先日買った蒲鉾を、自分で切って醤油をつけて食べました。当たり前ですが、蒲鉾を切った後は、張り付いていた板をはがしました。
それをやっていてふと、「板わさ」という言葉が気になりました。なんでも、一部で蒲鉾を俗称で「板」と呼んでいる事からこの名前になったそうです。とはいえ、板は板として、蒲鉾と別に存在しており、しかも食べる時は取り外し(?)します。にもかかわらず、食べないほうの「板」が名前に残って、食べるほうの「蒲鉾」の名前が消えてしまっています。普段は気にしていませんでしたが、一度考え出すと疑問が尽きなくなってしまいました。
2004年11月25日
華やかな職員?
本日の更新・翔みなら絵ブログらくがきちょう。
NHKを見ていたら、「フローラルスタッフ募集」なる広告が流れていました。パッと聞いただけでは何の仕事なのかよく分からなかったのですが、「粘り強い人が好ましい」などという条件を聞いているうちに、要は受信料集金人である事がわかりました。ちなみに、「フローラル」をカタカナ語辞典で検索したら花に関するさま.転じて華やかなさまとありました。少なくとも「集金」を意味する言葉ではないようです。
NHKも、「受信料支払い拒否の原因」を自らの手で量産してしまっただけに、なんとか集金人を増やそうと必死なのでしょう。とはいえ、少なからず罵声も浴びせられるであろう仕事を「華やかな」と名づけて求人する感覚はちょっと理解できません。さらに言うと、普通に日本語で「集金人」と書けばいいところを、わざわざ抽象的な英語を使って書くのは、「日本国の公共放送」としてもいかがなものかと思った次第です。
2004年11月22日
準備
本日の更新・翔みならブログめもちょう
明日から一泊で旅行します。今回は往復の交通も宿泊も全部ネットで予約しました。そして、宿泊する際にまず調べたのは、「最寄の漫画喫茶はどこか」という事でした。行くところ自体は、10回以上も行っている関西地区で、その気になれば、事前に何も調べなくても行って泊まれる自信はあります。にもかかわらず、事前に全てネットで済ませた上に、出先でのネット接続の事がまず気になるわけです。いかに自分の時間においてネットの比重が高いかを、改めて認識させられました。
これがいいか悪いかと言われると微妙なところです。まあ、一度くらいはこのような「ネット依存旅」をやってみるのも面白いのではなかろうか、とは思っています。
2004年11月20日
ロスプリベンションマネージャーの責務
本日の更新・翔みならブログめもちょう
よく行く西友に、店舗責任者の写真と挨拶が掲示されていました。一つは店長なのですが、もう一つは「ロスプリベンションマネージャー」なる人でした。マネジメントをしている人なのでしょうが、対象となる「ロスプリベンション」なる言葉は初めて見ました。帰宅してネットで検索したところ、「損害防止サービス」とのこと。主に保険会社のサイトで見かける言葉で、どうやら「保険を払う以前の段階として、お客さんに事故が起きないようにするための手法を提案するコンサルタント」という意味のようです。
それとスーパーとどういう関係があるのかは今ひとつよく分かりませんでした。スーパーの「事故防止」となると、「危険な食品を出さない」あたりなのでしょうか。それなら普通に「安全衛生管理責任者」とでもしておけば、という気もします。
掲示を見る限り、店長に次ぐ存在なわけだから、かなり優秀な方が担当されているのでしょう。そういうわけで、その「ロスプリベンションマネージャー」氏には、ぜひとも「普通のスーパー利用者にも分かる『ロスプリベンション』の訳語」を開発してほしいものだと切に思った次第です。
2004年11月19日
じまん市2004
毎年11月下旬に幕張メッセで開催される「電気のふるさと じまん市」に行ってきました。もともとは、当時の公式サイトが、「トップページを開くと大音量で主題歌が流れ、マウスにあわせて金太郎が動く」というとんでもないサイトだったために知った行事でした。そういう不純な動機(?)で興味を持ったのですが、行ってみたらかなり面白く、すっかり毎年の楽しみになってしまっています。
例年のごとく北は北海道から南は沖縄まで、多くの自治体にある会社が出店していました。毎年の楽しみの北海道滝川市のラム肉や、愛媛県八幡浜市のじゃこ天をはじめ、各地の名産を食べまくりました。他に印象に残ったものとして青森県平内町の帆立と、山口県小野田市の「想い出列車」という菓子がありました。これは約70年前に作られて昨年まで現役だった「クモハ42」という電車を模したものです。
また、別の意味で印象深かったのは、とある町の名産の「かけそば」。注文しても番号の書かれた紙片を渡すだけ。模擬店のなかでは、そば粉をこねています。あと何分でできるかはもちろん、「お待たせします」の一言もありませせん。これが普通の店だったら腹を立てて注文をキャンセルするところですが、「まあ、これがこの地方の常識で、むしろ自分がセカセカしすぎているのかもしれない」などと思いながら、こちらも向こうにあわせてのんびりそば粉こねを見物していました。
今回一番印象に残ったのは北海道の南富良野町でした。牛乳を買ったのですが、店の中のポスターではファイターズのマスコットB・Bを使っていました。球団が町の「まほらの村親善大使」になったためのようです。いずれにせよ、野球ファンとして「地域密着」の具体例を見ると嬉しいものでした。さらに、ダメもとで頼んでみたら、予備のポスターまでわけてくれた上に、ラベンダーの押し花までくれました。牛乳も美味しかったですし、言う事なしです。次にいつ北海道に行けるかわかりませんが、ぜひ一度訪れてみたくなりました。
一通り堪能した後は、晩酌用の酒とつまみを購入。今年は鹿児島県垂水町の芋焼酎と、北海道福島町のスルメイカの塩辛にしました。このような買い合わせができるのも、この行事の特徴と言えるでしょう。
2004年11月17日
ノルマ
今日の更新・翔みならブログめもちょう
家族から、「隣に住んでいる人の親御さんが郵政公社に勤めていて、年賀状のノルマが厳しいので協力してやってくれ」との依頼がありました。幸い、年賀状の手配はまだだったので、そこから買うことにしました。
「郵政公社が労働者に課するノルマ」の話は色々と聞いていました。とはいえ、直接関係すると、改めてその厳しさを実感しました。なにせ、「子供のお隣さんの家族」にまで売らないとおっつかないわけですから。
これまで30年近く、特に何も考えず年賀状を出していました。しかし、そういうリアルな話を聞いたら、「そこまで末端の社員に苦労を強いてまでやりとりする『年賀状』って何のためにあるものだろうか」と考えてしまいました。
2004年11月16日
年とともに変わる悪夢
子供の頃に見た悪夢の中で今も良く覚えているのがいくつかあります。内容は「高いところから自分が落とされる・他人が落とされるのを見る」というのと「化物に襲われる」というのに大別されます。
それに対し、成人してから見る悪夢には上記のようなものはなくなりました。代わって見るのが「嫌いな奴に不愉快な目にあわせられる」などと言った現実味の高いものです。ある意味、子供の頃の悪夢は目が覚めれば平和な日常に戻るわけですから、悪夢もそこで終わりです。しかし、最近見る悪夢の場合、目が覚めて出勤するとそこでまた「悪夢の主役」に会ったりする事もあるわけです。そう考えると、まだ昔の悪夢のほうがマシだったと言えるのかもしれません。
もっとも、今になっても「墜落」だの「化物」だのといった夢は見たくはありませんが。
2004年11月15日
ネットではできない重要業務
今日の更新・漫画資料室のながい閣下新作短評
ソフトバンクの子会社のサラ金が、インターネットでほとんどすべての手続きを完了できる消費者ローンサービスを11月17日にスタートする。申し込みから審査結果の確認、借り入れ、返済までネットで可能だそうです。
「ほとんど全て」というわけですから、一部は人手を介さないといけない部分があるわけです。サラ金の業務で上記の工程から抜けているものとなると、やはり「取り立て」なのでしょうか。確かにこれはそう簡単にはオンライン化できなさそうです。
取り立てと言えば、数年前の「目玉売れ」あたりを最後に、取立てに関する事件をニュースで見るがほとんどなくなりました。これだけサラ金会社が隆盛を誇っている以上、取り立て自体は増えているはずですが、ちょっと不思議です。
件数が多すぎて珍しさがなくなってニュースにならなくなったのでしょうか。それともメディア側になんらかの事情が発生したのでしょうか。
2004年11月13日
ゾフィーとマイクロソフト
MicrosoftのOfficeが車内借りきり広告をやっていました。Officeの機能を色々なキャラクターになぞらえて出しているのですが、そのうちの「勝手にデータを転送できない」という機能の宣伝では、ウルトラ一族のゾフィーを使っていました。
ゾフィーと言えば、ウルトラマン最終回で死んだウルトラマンとハヤタの命を持ってくる場面(参考ページ?)で初登場し、その後エース以降で「助っ人」として出てきました。ただ、戦いの手助けの場面では活躍していましたが、実戦では銅像にされたり、突き殺されたりと、格好のいい場面はあまりなかったと記憶しています。
そのような印象のあるキャラなので、「無断データ転送防止機能」との関係は今ひとつよくわかりませんでした。Microsoftの宣伝用キャラで使うなら「IEの脆弱性が発見された?安心しろ、私が二つのパッチを持ってきた」みたいに使うほうが適材適所なのでは?などと思いました。ついでに言うと、「無断転送防止機能」を宣伝するならば、セブン上司を使って「待て、転送してはいかん」とかやったほうがいいかもしれません。
2004年11月12日
洗い場
奈良時代の書類(?)の木簡を題材にしたTVをやっていました。発掘した木簡を解読する研究所の映像があり、学者さんが「肉眼で判読できないものは赤外線を使ったカメラで・・・」などと説明していました。
その画面の片隅で、二人の中年女性が黙々と木簡を洗っていました。その前掛・手袋をしている姿はいわゆる「洗い場のパート」でした。
番組ではこの女性たちの紹介はありませんでした。しかし、木簡に限らず、発掘されたものは土にまみれているわけですから、まず第一に洗わなければなりません。そう考えれば「学問的知識」も「特殊技能」もないとはいえ、「発掘」においてはなくてはならない人材なわけです。
自分も学生時代に洗い場でバイトし、このような格好の人たちと一緒に働いていていました。そういう事もあり、この「発掘物の洗い場」は非常に印象に残りました。
2004年11月11日
何に何を「かける」?
本日の更新・翔みならブログめもちょう
隣の部署の人が、なにやら巨大な包みを持ってきました。不思議に思って尋ねたら、「これはアイロン台。これからバイトの人にリボンをかけてもらう」との事。「アイロン台をリボンで包んで、いったい誰に贈るつもりなんだ?」と驚いたところ、笑いながら「徽章で使うリボンで皺のよったものを、アイロンがけして真っ直ぐにする」と丁寧に説明してくれました。
冷静に考えれば、それ以外に解釈のしようのない言葉です。しかし、言葉の並びからつい、とんでもない物を想像してしまいました。
2004年11月10日
時代?
今日の更新・コミックマーケット67落選のお知らせ。を掲載。
別ブログ・これでいいのか?を更新。
通勤に使う電車の窓から、「さあ、ステンレスの時代だ!」と書かれた企業の看板が見えます。なかなか風格のある看板で、かなり前からあったように記憶をしています。
金属の事はわかりませんが、ステンレスがさまざまな所で使われている事と、普及してかなりの年月がたっている事くらいは知っています。にもかかわらず、「さあ!・・・時代だ」と高らかに謳い続けるのにはちょっと違和感がありました。
そこで、その企業のサイト見てみみました。すると、会社概要の「営業品目」の一番目は確かにステンレスでした。しかし、すでに「ステンレスの時代」ではないらしく、様々なところで、ステンレスより上に「高機能材」という新分野の商材が紹介されていました。少なくともサイトを見ただけだと、「さあ、高機能材の時代だ!」という感じです。
もっとも、「高機能材」と言ってもピンときませんし、ステンレスの技術の応用のようですから、「看板に偽りにあり」というわけではないようです。とにもかくにも、門外漢の私に、会社のサイトを見させるほどの「宣伝効果」があったわけですから、かなり優れた看板だと言えるのでしょうね。
2004年11月09日
誤解をまねきかねない見出し
「香川県産小麦100%」をうたった「讃岐うどん」にオーストラリア産の小麦が入っていた、という事が発覚したというニュースを見ました。もちろん、「偽装表示」そのものは重大な問題で、このような「嘘」が後を絶たない事の背景まで含めて徹底的に追及すべきものでしょう。
ただ、このニュースにヤフーがつけた「讃岐うどん」なのに豪州産という見出しは、かなり問題なのでは、と思います。実際問題、小麦の自給率が1割弱の日本では、うどんの原料もほとんどが外国産。実際、私もこのニュースを見た時、「偽装表示」よりも、「香川県で小麦を作っていた」事のほうが驚いたくらいでした。実際、讃岐うどん屋のサイトを見ても、きちんと「うどんにしやすいオーストラリア産の小麦を使用」と解説しているいるところもありました。
それが、あのような見出しをつけると、「外国産の小麦を使っている『讃岐うどん』はすべからくインチキだ」などと誤解されません。今では下手な新聞よりも影響力の高い媒体なだけに、見出しの命名一つでも慎重にしていただきたいものです。
2004年11月04日
無神経度チェック
今日の更新・翔みならブログめもちょう
某宗教系雑誌の社内吊り広告に、「気配り特集」みたいな記事の宣伝が載っていました。なんでも、「あなたの無神経度チェック」などという記事もあるそうです。そして、その広告のちょっと左側に目をうつしたら、恒例の「宗派の敵への罵詈雑言記事」が掲載されていました。毎号のことですが、目にするたびに不快感をおよぼす汚い言葉を連ねています。
仮にも公共機関の中でそのような「暴言見出し」を出すというのは、いったいどういう神経があるとできるのでしょうか。人の無神経を診断する前に、まず自分だろう、と強く思った車内広告でした。
話はまったく変わりますが、昨日・今日と20度越えでした。昼下がりなど暑くて窓を開けたほどでした。10月末あたりに寒くなった時は、このまま「晩秋→冬」となるのだろうな、と思っていたのですが、なんか季節が逆戻りしている感じです。
2004年11月01日
水一杯
昨日の話の続きになりますが、入った居酒屋のメニューは「300円均一(税別)」となっていました。飲物も食べ物も何でもかんでも300円。ウイスキーをダブルにすると600円になるなど、とにもかくにも明確な料金体系になっていました。
その中で「ミネラルウォーター300円」というのもありました。しかも欄外には「当店では水は提供しません。ミネラルウォーターを注文して下さい」という注釈までついています。
ある意味徹底しているとは言えます。しかし、これを見た瞬間、「水一杯300円」というのが強く残り、「えらく高い」という印象を持ってしまいました。別にミネラルウォーター一杯300円自体はかまわないのですが、それとは別に「水道水(氷なし)無料」くらいあってもバチは当たらないのでは、と思った次第です。
2004年10月31日
酒に弱くなった
飲みに行きました。軽くのんでいたつもりでしたが、気がついたら居眠りしていました。目が覚めて時計を見るとびっくり。終電が危ない時刻になっていました。「一瞬意識を失ったと思ったら1時間以上も・・・」と驚きつつ、慌てて帰宅の途につきました。しかし、駅に着くとなんか違和感が。落ち着いて時計を見直したら、22時半と23時半を見間違えていました。
たいして飲んでいなかったのに居眠りした上に時計を見間違えて失態を演じたわけです。明らかに酒に弱くなったと実感しました。まあ、同じ弱くなるのでも、時計を逆に見間違えて帰宅できなくなるよりはマシか、と自分を納得させる事にしました。
2004年10月30日
ネット懸賞
今日の更新・翔みなら絵ブログらくがきちょう。
仕事でやっているネットショップでプレゼント企画をやりました。すると、「プレゼント一覧」を手当たり次第にクリックしていると思われる人々が大量に応募してきました。
そして「一言」欄には、「当選しやすくなると本人が思っているコメント」を書いてきます。中には「サイトを誉める」だと目立たないと思ったのか「苦言を呈する」みたいな感じの言葉を書いている人もいました。しかし、サイトを運営している側からすれば、本当に見ているのかどうかくらいすぐ分かります。
出店しているモールに「プレゼント一覧ページ」がある以上、手当たり次第に応募してくる人がいるのは当然のことです。したがって応募そのものを批判する気はありません。ただ、その「当選するために見てもいない感想などを書く」という行為にはちょっと考えさせられました。つまるところ、「当選するために嘘を書いている」わけです。言い換えると、「商品をタダで得よるために嘘の情報によって先方に不正確な判断をさせてようとしている」事になります。もちろん、これ自体は犯罪でもなんでもありません。しかし、そのような事を行う感覚は、「相手をだまして金品を得る」という犯罪をする人とそんなに離れていないのでは、とも思いました。
2004年10月29日
HG中学
職場の近くにあった外苑中学校が、数年前に原宿中学校と合併し、「原宿外苑中学校」となりました。場所は外苑中学のままですし、校舎も旧来のままなので、外から見ている分には「学校の看板と目の前のバス停の名前が変わったな」くらいにしか思っていませんでした。
ところが先日、前を通った時にふと玄関の上を見たら驚きました。玄関上に飾ってある校章が「H」「G」「中」の三文字をあしらったものとなっているのです。まあ、「JR」や「NTT」などという企業名ができて10何年たつのですから、校章にローマ字が使われてもおかしくない時代なのでしょう。しかし、「校章=漢字を図案化」というの固定観念を持っていた私にはかなり驚かされた図案でした。
2004年10月23日
地震
帰りの電車にて。駅で発車ベルが鳴り、扉が閉まったとたんに電車が揺れました。30秒くらいで発車し、しばらくして「地震があったので徐行運転します」とのこと。その時は「電車に乗っていて地震とは珍しい事もあるものだな」くらいにしか思っていませんでした。
それが帰宅してTVを見たら新潟で震度6が何度も記録される大地震だったとのこと。まだ全容はわかりませんが、かなりの被害のようです。電話・携帯ともかなりつながりにくくなっているとのこと。また、停電もかなりの世帯で発生しているとの事。こういう情報を見ると、改めて災害の恐ろしさと発生時の連絡の取り方の難しさを痛感させられます。
とにもかくにも、被害が最小限に食い止められる事を願うよりありません。
2004年10月22日
安いのはいいけれど・・・
「10分1,000円床屋」をよく利用します。ただ、この「10分」というのは理容師さんによって異なり、人によっては20分くらいかかる時もあります。別に急いでいるわけではないので、長くやってもらうと、ちょっと得したような気分になります。しかし、その反面、「ここは徹底した効率化をはかっている企業なのだから、1回の所要時間も管理されているはずだ。となると、この人の評定も・・・」などと気にもなります。
実際、同じ店を利用しているにもかかわらず、行くたびに違う理容師さんに当たります。その安さから愛用はしていますが、理容師さんの扱いや、既存の理容室への影響など、行くたびに色々と考えさせられる店です。
2004年10月20日
11日ぶり、今月2度目の直撃
今日の更新・翔みならブログめもちょう。
別ブログこれでいいのか?
9日に続いて、台風が関東を直撃しつつあります。野球のほうも、昨日の「満塁本塁打二本」に続き、今日は「ドームなのに中止」と、二日連続で「シリーズ史上初」の記録を作りました。
今回は、帰宅途中に台風の凄さを感じる事はありませんでした。しかし、帰宅してTVで情報を見ようとしたら、地上波はザラザラ、BSも似たような画像に加え、音が途切れたりしていました。スカパーはその二つと比べるれば比較的安定しました。とはいえ、間歇的に画像が止まるなど、安心して見れる状態ではありませんでした。
こうなると、やはり便利なのはインターネットになります。ポータルサイトを軸に、新聞社や鉄道会社などのサイトを見たり、掲示板を見たりして情報を集めました。掲示板に載っている各地からの情報は、いろいろと参考になります。特に、通り過ぎた地域の人の「吹き返し」に関する情報などは、文字通り「明日はわが身」なだけに参考になります。
ちなみに現時点での幕張本郷は、雨戸を閉めていてもかなり強い風の音が聞こえます。あと、ちょっと外に出てみたら、やけに生暖かい風が吹いていました。
とりあえず、今晩中に無事通り過ぎ、さらにその際に線路などに土砂崩れや倒木が発生しない事を祈るばかりです。
2004年10月19日
「最新の技術」を売る手法
職場の代表番号に電話がかかってきました。「SSLに関する新技術を使ったサービス」なるものの売り込みだそうです。そのような電話を延々と聞くほど暇ではないので、メールで送ってくれと言ったら、「FAXで送らせてくれ」とのこと。普通に考えて、メールにして自社サイトやサービス概要のURLを書いておいたほうがよほど宣伝効果があると思うのですが・・・。まさかSSLを扱っているだけに、暗号化されていないメールは、宣伝といえども送ることができない、というわけなのでしょうか。
半ば呆れながらも「拝見して、興味を持ったらこちらから電話します」と答えたら、「はい、それでいいです」と許可していただきました。新技術(?)を持っている強味なのか、やけに態度が大きいです。
とりあえず、メールでは語れない内容を記載したFAXが来るのを楽しみにはしています。もっとも、そのFAXは、軽く目を通してすぐにメモ用紙に転換させる事になる確率が高いですが・・・。
2004年10月18日
広告掲載基準
本日の更新・電算室にブログを設置してみるを掲載しました。
NHK衛星放送の大リーグ中継を見ました。ちょっと長い間見ていると、バックネットしたのフェンスに、CGで日本企業の名前が入る「ヴァーチャル広告」がやけに気になりました。本来、そのような広告を放映してはいけないはずですが、色々な契約の関係で、あれを外して放送することはできないそうです。言い換えれば、かつて作られて現在まで使われているNHKの基準では遮断できない広告表示法が開発されたとなるのでしょう。
似たようなものに、大相撲の懸賞があります。懸賞をかけた企業を場内放送で紹介する時は内音声を落とし、また社名を書いたのぼりを持って呼出が土俵をまわる時は画面に過去の成績を表示して社名が見えないようにNHKは工夫しています。しかし、それに対抗(?)した永谷園は、呼出の持つのぼりを自社の代表商品であるお茶漬けパックの袋と同じデザインにしました。こうすれば、NHKがいくら工夫しても、視聴者には「永谷園のお茶漬けが土俵をまわっている」と見えてしまいます。CGと「のぼり」という全然異なる手法とはいえ、「NHKの規制の裏をかいた」という点では共通するものがあります。
NHKが企業名・広告制限の基準を変えない限り、今後もこのような「新技術」で社名を表示する所はどんどん出現するでしょう。これでは基準に引っかかって社名などを伏せられてしまう企業にとっては不公平です。ならばいっその事、番組の一部を「自由化」して、堂々と広告を取ってしまえばいいのでは、と思ってしまいます。それらの人気番組の制作費を広告料で浮かした分、余った受信料で外国語などの教養番組の予算を増やせば、建前に対する無理もなくなる上に、マイナー番組も充実するので一石二鳥だと思うのですが・・・。
2004年10月15日
自動通報機能
今日の更新は、別ブログこれでいいのか?と、漫画資料室のながい閣下新作短評です。ただ、後者につきましては、古くからの長井ファンの方以外は読んでも意味はないでしょう。自分で言っててちょっと寂しいですが。
仕事の一つにデジタル複合機の管理があります。この機械には、「自動通報機能」というのがあり、異常事態が発生すると、その情報をメーカーに送り、メーカーから電話がきます。といっても、その電話が役に立った事はほとんどありません。大抵の場合、その電話が来る頃には、既に使っている人から異常発生の連絡があり、こちらで保守サービス先に電話をし終えているからです。結局、こちらとしては、ただ電話の受け答えをするだけ手間が増える、となってしまいます。
機能としては確かに優れていると思いますが、少なくともうちのような少人数の事業所にはまだ意味がないです。これが「自動通報するとすぐさま修理に必要な部品とサービスマンを手配し、社内の担当者が気づいた頃にはサービスマンが到着している、となると非常に便利になるのでしょうが・・・。
2004年10月14日
八方美人
「八方美人」と大きく書かれた化粧道具(化粧品だったかもません)の車内吊り広告がありました。この言葉は、批判や揶揄だと思っていたので、それを宣伝文句にする商品が大々的に宣伝されている事に驚きました。
帰宅して国語辞典サイトで検索してみたら、(1)どこから見ても欠点のない美人。(2)だれに対しても如才なく振る舞う人。となっていました。これを見ても基本的には肯定的な言葉となっています。
自分としてはこの言葉は、「さまざまな相手に対し、その時接している相手に都合のいい態度を見せる人」=「という認識を持っていました。それが勘違いだったのか、意味が変遷したのかのか分かりません。いずれにせよ、思わぬところで、一つ勉強ができました。
ただ、分かっていても長年の感覚があるので、他人を誉めるときに「あなたは八方美人だ」と言う気は今後もおきそうにありません。
2004年10月12日
塗れば塗るほど
アパートの階段の塗装工事が行われました。ここに越してきてから二回目です。前回、階段を塗りなおした後に雪がふったら、異常なまでに滑りやすくなってしまっており、嫁さんが滑り落ちかけた事もありました。
というわけで、今度の塗りなおしには期待していました。ところが、10日夜から11日午前中にかけて降り、午後にはやんだ雨が、深夜になっても階段に残っていました。恐るべき水はけの悪さです。しかも、滑りやすさはこれまで以上なのだから困ります。これまでは雪だけ心配していればよかったのが、これからは雨まで心配しなければならないようです。それにしても、なぜこんなに滑りやすい塗料ばかり使うのでしょうか。困ったものです。
2004年10月10日
懐かしの場所
中学の時に初めて神保町に行った時、あまりの書店の多さとよそでは手に入らない本の多さに驚き、一発で惚れ込んだものでした。その後、高校時代も定期で寄り道できる事もあって通いまくりました。大学を選んだ理由も「校舎が神保町の近くにある」だったりしたほどでした。
その後、社会人になってからも最初の数年は定期的に通っていたのですが、引越しなどがきっかけで疎遠になり、最近では数年に1回行くか行かないか。しかも、行っても三省堂をちょっとのぞくくらい、という付き合いになっていました。
しかし、今日は神保町を歩き回るのにちょうどいい空き時間ができたので、久々に歩きました。経路も、九段下で降りて、そのまま靖国通りを駿河台下まで抜ける、という高校時代に愛用していた「なつかしの道」です。
かなり久々にじっくり歩いた神保町は、いろいろ変わっていました。とりあえず印象に残ったのは、コンビニや安価喫茶チェーンの増加。「どこにでもあるもの」ですが、それが神保町にあると、なんか不思議な感じでした。
面白かったのは、かつて行きつけだった「書泉グランデ」のエレベーターに乗った時。乗った時にすぐ、「操作盤が変わっている。入れ換えたんだな」と気づきました。他のところなら、どんなに行き慣れていたところでも、エレベーターの操作盤の形状など覚えません。どうでもいいような事ですが、自分がかつていかに神保町に慣れ親しんでいたかを改めて実感しました。
しかし、エレベーターの操作盤こそ変わってはいましたが、書泉グランデの6階は昔と変わらず、マニアックな鉄道・バス関係の書籍が平積みになっていました。その見慣れた風景を見た時、初めてそこに来た時、同様の品揃えに衝撃を受けた約20年前の自分を思い出し、なんとも言えないなつかしさを覚えました。
2004年10月09日
台風直撃
本日の更新・らくがきちょう
今日は首都圏を台風が直撃。仕事なので都内に出ていました。昼あたりまでは「ちょっと強めの雨の日」でした。しかし、交通情報などを見ると、だんだんと鉄道の不通区間が拡大。特に千葉以東の各線はかなり早い段階から運転見合わせになっていました。
帰りに乗った電車は遅れながらも、なんとか動いていました。しかし、両国を過ぎたあたりから風雨がすごく、駅に止まるとドアから雨が吹き込んでくるほど。ホームの屋根も雨よけにならず、下車する人の中には、ドアが開くと同時に傘を広げる人がいました。
小岩駅を出たら、風がさらに強くなり、車両もかなり揺れました。かなり気になるほどの揺れで、そのまま江戸川の鉄橋を渡った時は、「ここで風にあおられたら」と不安になったほどでした。
帰りに津田沼で本屋に寄ろうと下車しました。すると、駅の入口は南北ともシャッターを半分閉じていました。本屋は駅に隣接したビルにあって、屋根のない場所は10mほどでしたが、その短い距離を歩くだけで一苦労でした。
さらに、幕張本郷に着いたら、改札のあたりで、「京葉線からの振替のお客様は」とアナウンス。ついに京葉線も止まったか、と思って駅の表示を見てみたら、千葉のJRは総武線の千葉までを除いて、全部「運転見合わせ」になっていました。その後、一時的とはいえ、総武快速も止まり、中央・総武緩行線も一部区間が不通になった、との事。もう少し職場を出るのが遅かったら、えらい目にあっていたところでした。
駅を出て橋を渡った時は、意外にもたいした風ではありませんでした。しかし、橋を降りて線路沿いを歩こうとしたら、とたんに強風が。傘を飛ばされないように持つのが精一杯、という感じです。仕方がないので、傘を閉じて、強風雨の中を突っ走って帰りました。
濡れて帰って、風呂にでも入ろうかとしたら、室外に設置してある自動湯沸し機が故障。一瞬、青くなりましたが、幸い、電源コンセントの抜き差しだけで直り、なんとか暖まる事ができました。
2004年10月08日
試用方法
西友で中国産のトイレットペーパーを、従来にない低価格で輸入販売してました。徹底した低価格を目指しているようで、包装の表示も全て中国語のままです。
さらに、あまりの安さに品質を疑う人への対策なのか、棚の近くに「試用品」を吊り下げていました。あまりの安さに品質を疑う人への対策なのでしょうか。しかしながら、「手触り」なら確認できますが、実際の「使い心地」は確認できません。さらに言うと、食品を売っているすぐそこで、「使える状態」のトイレットペーパーがぶらさがっているのはちょっと奇妙です。
以前行った電器屋で、手洗所に新品のウォッシュレットを置いて「販売は2階のフロアで」と宣伝していた店がありました。このトイレットペーパーもどうせ「試用品」を出すなら、同じ方法を取ればいいのでは、などと思いました。
2004年10月03日
「調べてもらう」と「調べる」
今日の更新・リンク集・今月のお勧め
小中学校の「総合学習」の時期がきたのか、職場にそのテのメールが来るようになりました。相変わらず、職場の公式サイトをちょっと見ればわかるようなものや、漠然としていて答えようのない質問がほとんどです。さらに今年の特徴(?)として、「資料があったら送ってくれ」という一文が末尾に添えられています。送るのは別にいいのですが、先方の「自己紹介」は「○○学校の××です」というだけ。まさかこちらでその学校名を検索かけ、住所を調べて送れ、とでも言いたいのでしょうか。
複数の学校から同じような文章で「資料送付依頼」がきたところをみると、「末尾にその一文を添えろ」というマニュアルみたいなものが出て、そのとおりに教師が指導しているのでしょうか。ただ、マニュアル作成者に質問手段として郵送の場合とメールの場合の区別がついておらず、その結果、「失礼なメール」を送らせる「指導」になってしまったようです。
いずれにせよ、調べるのなら、図書館で本を漁るとか、ネットで検索をかけまくるなど、もう少し自分の力を使ってから「最終手段」として直接問い合わせてほしいものです。同じ情報を得るのでも、メールや郵便一本で問い合わせて相手が調べた結果を入手するのと、見当外れを繰り返しながら苦労して求めていた情報にたどりつくのでは、「学習効果」としては全然違うと思うのですが。
心理テスト
昨日の更新・翔みならブログめもちょう
ある雑誌の編集後記に、その編集部での「いじられ役」のキャラの人が、心理テストを出した話を書いていました。なんでも、「檻の中に人がいます」という設問で、そこで挙げた人が、回答者にとっての「一番嫌いな人」というオチです。ところが、誰もががその質問に対し、出題した「いじられ役」の人を挙げたので、自分は嫌われている、と冗談半分で書いていました。
しかし、その人の立ち位置を見れば、「檻の中に人が捕まっています。それは誰ですか?」と尋ねられれば、実際にその場面を想像する前にその人の名前を挙げるのは自然の流れです。これは、「心理」以前の問題とも言えます。
つまるところ、「心理テスト」をやる際には、その「出題者のキャラに対する心理」を勘案しなくてはいけない、という事でしょう。そういう意味ではこの心理テスト、別の意味で「心理」を探る事ができた「良問」と言えるかもしれません。
2004年09月29日
有益なフィッシング対策?
今日の更新・らくがきちょう
ブラウザのセキュリティホールを利用してURLを偽装表示させるなどしたサイトを作り、有名企業の名を騙ったメールでそのサイトに誘導してクレジットカード番号やパスワードを入力させる「フィッシング」が相変わらず話題になっています。
この詐欺が出始めた頃、よく名を騙られる有名企業として、シティバンクが使われました。ところがここ最近、シティバンクの不祥事が発覚。行政処分も課せられました。これだけ「悪名」が高くなると、仮に「シティバンクの名を騙ったメール」が来ても、だまされて個人情報などを入力してしまう人も減るでしょう。そう考えると、シティバンクの一連の行動は「有力なフィッシング対策」と言えるかもしれません。
野球は、スワローズ対ドラゴンズもタイガース対ベイスターズも中止。地上波中継された「消化試合」の読売対カープは、読売が勝ったようです。
2004年09月28日
無言の圧力
比較的空いている時間帯に電車に乗りました。ある駅から、長身の青年が乗ってきて、私が座っている前に立ちました。立ったまま、ひたすら携帯でメールを打っています。私の隣の席が空いたにも関わらず、気づかないのかずっと携帯に集中しています。車内には他に空席があり、車内で立っているのはその青年のみ。
別に、満員電車で座っていて、前に誰かが立っていても別になんとも思いません。しかし、この状態には、とてつもない閉塞感がありました。結局、ついに耐え切れずに、別の席に移りました。移動先からその青年を見ていたら、それまで他の空席には目もくれなかったにもかかわらず、私のいた席に座っていました。よほどあの場所が好きだったのでしょうか。いずれにせよ、えらい圧力を感じだ10数分間でした。
2004年09月26日
「情報通」の情報源
今日の更新・らくがきちょう
たまに、物陰や酒席などで、頼みもしないのに「意外な裏情報」を教えてくれる人がいます。最初は、その情報網の広さ(?)に驚いて、いろいろと聞き入ったりしていました。しかし、そういう人々による「裏情報」を仕込んでいるうちに、その情報の正確性が気になるようになりました。そのような「情報通」氏たちが自身満々に予言した事は実現しない事が大半だったのです。
いくら情報量が多くても、事実でなければ百害あって一利なしです。「何だ、でまかせばかり言っていたのか」と呆れたのと同時に、「このようにある事ない事ベラベラしゃべる人に、貴重な情報を教える人などいるわけない」という事に気づきました。一度わかれば、「そんなの当然」という事ですが、気づくまでちょっと時間がかかりました。とりあえず、このような「情報通」気取りの人々と接するときは、言う事は聞き流し、自分の持つ重要な情報は絶対に教えないというのが重要なようです。
2004年09月25日
体感時間
今週頭から風邪をひいていました。一時期はかなり辛い状況でしたが、「みかんジュースを飲みまくってビタミンC補給」「厚めの布団で寝汗をかきまくる」という我流の療法が効を奏し、比較的順調に回復に向かう事ができました。
というわけで、今日はもう「たまにのどにひっかかりがあって咳が出る」くらいの状態で、「風邪」を自覚しないほどになっていました。という事もあり、何も考えずに床屋に行ったのですが、いざ理容師さんが鋏を入れ始めると、急にのどのひっかかりが自己主張(?)を始めました。しかし、下手にここで咳をすると、怪我をしかねません。
結局、手が休んだ一瞬の隙(?)をついて咳をして事なきをえました。この、喉に強烈な違和感に耐えながら、鋏が動き終わるのを待ったのは数分間だったはずです。しかし、耐えていた間は、無限に近い時間のように感じました。
2004年09月23日
墓参り
お彼岸の中日という事で、八王子にある寺へ墓参りに行きました。墓参りに行くのは2年に1度くらいの比率です。前回行った時は駅前に東急系の高層ショッピングビルが建っていて驚いたものですが、今回は、駅のバスターミナルの上に人工地盤ができていたのに驚かされました。
街並みはもちろん、寺の中の他の墓も色々と変わっているのですが、我が家の先祖代々の墓は、27年前に祖父が他界したときに墓石を建てて以来、変わっていません。また、その墓でのこちらの行動も変わりません。墓を掃除して、花を生けて、線香を立て、最後に先祖に挨拶をしました。
別に「お参りをすれば先祖の霊が守ってくれる」などとは全然思いません。しかし、墓参りというのは、そのような「見返り」とは関係なく、重要なものだと思っています。墓参りをした時に、過去の先祖の生活と、今の自分達の生活がつながるような気分になります。文字にするのは難しいのですが、それは重要な事なのではないかと思っています。
スコール?
職場を出たときは雨の気配すらなかったのですが、帰りに秋葉原に寄ろうとホームに出ると雨の気配。まあ、小雨ならつっきって行こう、と思っていたのですが、改札を出ると豪雨になっていました。仮にビニール傘を買って歩いてもずぶ濡れになる事間違いなし、というほどの降り具合でしたので、寄り道は中止。そのまま改札に戻って帰宅の途につきました。電車に乗っても、雨の勢いは止まるところを知りません。なんと、車両の連結部から水が漏れて、周囲が広範囲にわたって濡れたほどでした。
それほどの豪雨だったのに、いざ幕張本郷駅を下車すると、雨がポツポツと降ってはいますが、地面は濡れていません。都内の極めて局地的な部分でのみ発生した豪雨だったようです。
あれだけの豪雨が、電車で30数分行ったところでは全然なかった事に驚きました。同時に、「天気は西から変わる」という格言(?)から、秋葉原の豪雨が幕張本郷にもいつ来るかわからない、と思い、全力疾走で帰宅しました。
2004年09月19日
久々の秋葉原
今日は「夏日の記録」を更新した日でした。しかし、それでもかなり涼しくなってはいたので、暑い間は休んでいた秋葉原巡りを数ヶ月ぶりに敢行(?)しました。主な目的は嫁さん所望のワイヤレスキーボード購入と、HDD・光学式ドライブの購入を前提とした調査でした。一応、雑誌などで相場などの見当をつけてはいました。しかし、久々に店頭で商品や価格表を見ると、性能の向上と価格の低下に驚かされました。頭では、「ドッグイヤー」である事はわかっているつもりですが、やはり実際に買うつもりになって値段・性能を調べないと実感はできませんね。ワイヤレスキーボードも予算を下回る価格で買えましたし、なかなか有意義な久々の秋葉原でした。
あと、アソビットシティの跡地がドンキホーテになっていました。ドンキホーテに初めて入ったのですが、噂どおりの雑然とした陳列でした。あと、トイレの汚さには驚きました。下手な駅のトイレよりも、清掃・管理は全然行き届いていませんでした。
ところで、全く持ってしょうもないネタですが、「ドンキ」が系列店みたいなのを作ると、名前は「サンチョパンサ」になるのでしょうか。
帰りは、秋にのみ走る、千葉乗り入れの臨時かいじ号を利用しました。新宿・秋葉原方面から総武快速線に乗り入れる電車には何十回も乗っていますが、いずれも運行は日が暮れてから。まだ明るいうちに乗るのは初めてでした。そのため、錦糸町手前で総武緩行線から快速線に入るというなかなか見ることができない場面も、じっくり見ることができました。
ここ半月ほど、仕事が入ったり、重要かつ体力を要する予定を入れるなどしたため、日曜日に休むことができませんでした。その結果、他の休みの日も疲労回復だけで終わっていました。そういうわけで、久々にのんびりと楽しむ事ができた休日となりました。
2004年09月14日
久々のゲームコーナー
ラオックスに行って久々にゲーム売場を見ました。そこでは「サクラ対戦V」というゲームのデモが流れていました。このゲームを初めて見たのは7~8年前だったと思います。以前、嫁さんがやっていたので画面を見たことはありました。その後、フランス編を作ったというのは知っていましたが今日見たのはアメリカ編でした。
最初に見たやつは、東京でロボットに乗って戦っていましたが、今日みたやつは開拓時代のアメリカで、馬に乗って刀を振り回していました。一応、前作のキャラも隠しキャラみたいな感じで出るみたいですが、デモ画面にいたのはほとんどが新キャラ。サイトとかで見ると、世界のつながりが色々とあるようですが、傍から見ている者としては、どのへんが「続編」なのかわかりません。
とはいえ、久々に見たゲームコーナーで、知っている名前を見た時は、かつてゲームにはまっていた頃の事を思い出し、懐かしさを覚えました。あの業界も色々と縮小傾向にあるようですが、頑張って欲しいものです。
2004年09月12日
習慣の重要性
ここ1年ほど、朝は物を食べず、お茶と野菜ジュース1杯ずつを「朝食」にしています。意外にこれで昼まで腹が減りません。また、行きの電車の中でもよく眠れます。
今日は朝から都内に用事があり、仕事に行くのと同じような時間に家を出ました。しかし、ちょっと慌てていたので、この「朝食」を省略してしまいました。すると電車の中でも喉が落ち着かず、一睡も出来ませんでした。また、体も本調子でなく、やけに疲れる一日となってしまいました。
習慣を怠って改めて、この「朝食」の重要性を再認識させられました。
2004年09月11日
私の知らない世界
近くで電話していた初老のオジサンが「さっき、あなた『ニッセキ病院』だと言ったけれど、別な人に聞いたら『セキジュウジ病院』だって言ってたよ。ちゃんと正しい病院を教えてよ!」と怒っていました。
普通に生活していれば、「日本赤十字=日赤=赤十字」くらい自然に覚えると思うのですが、世の中には色々な人がいるもんだと驚きました。日本石油の病院と勘違いでもしたのでしょうか。
お節介ながら教えようとも思いましたが、あまりの怒り具合に逆切れされてもたまったものではないのでやめました。それにしても、身内に入院者を出しながら、わけの分からない事で怒られた電話の相手の方には、心底同情させられました。
2004年09月09日
改善の見込みのない「マナー」
今年春から、それまで「電源を切れ」一辺倒だった電車の「携帯マナー」が「優先席付近以外は、通話以外は可」に変わりました。もちろん、放送が変わっただけで、車内の雰囲気は「優先席付近」を含め、全然変わっていませんが。
一方、「車内での通話」ですが、これも相変わらずです。先日なんか、車内のど真ん中で大声で通話先を威嚇しつづけている中年男性を見かけました。まあ、こういうのも、いくら車内放送をしたりチラシを貼ったりしても変わらないでしょう。
となれば、現状にあわせて、車内での通話も可にするというやりかたもあるのではないでしょうか。まあ、さすがに「車内全て通話フリー」にしてしまったら、うるさすぎます。そこで、かつて東急がやった施策の応用で、「通話可能車両」を作ってみるのはどうでしょうか。話したい人や、電話のかかってきた人はそこに移動して会話するわけです。
まあ、結局のところ、電車での携帯使用を完全に管理するには、電波を遮断する技術を車両に実装して、「話せるところ」「メールならできるところ」「使えないところ」などを物理的に分けるよりないのでしょうけれどね。
2004年09月08日
予感?
朝、出かける直前にふと、しばらく読んでいない小説の一場面が頭の中に浮かびました。何のきっかけもないのに、不思議な事もあるもんだ、とちょっと不思議に思いました。そして電車に乗ったら、近くに立っている人がその小説を読んでいました。偶然が重なっただけなのでしょうが、あまりにも奇妙な符合に驚きました。最近、なかなか時間が取れないのですが、再来週の連休でも利用して、久々に読み返そうか、などと思った次第です。
2004年09月05日
タイムスリップと外人部隊
ヤングマガジンに長期連載されていた「代紋TAKE2」という漫画が、今週号で終わっていました。この作品、始まったのは15年前。「大学応援団との喧嘩に負けたのをきっかけに失敗人生を送り、ドブ川で自分の撃ったピストルの跳弾で死んだチンピラヤクザが、その応援団との喧嘩の時に精神だけがタイムスリップした」という設定。その「失敗体験」を生かし、今度は成功人生を送る、という話です。
最初の十数巻は単行本を買っていたのですが、だんだん話がわけがわからなくなり、ライバルのヤクザが外人傭兵部隊を日本に引き入れて市街地でバズーカ砲を打ち出すようになったあたりから、立ち読みすらしなくなっていました。
結局、勝利を収めた主人公が、広域暴力団の会長まで登りつめます。ところが、タイムスリップした日にまたドブ川近くで襲撃され、再度タイムスリップした、という終わり方でした。
興味を失ったかなりの時間がたちましたが、かつて好きだった作品が終わる、というのは感慨みたいなものがありました。「タイムスリップしたら、外人部隊が東京で暴れる、という新たな未来になった」という設定と、「ヤクザが会話の語尾にハートマークをつけまくる」という独特の言語センス(?)の二つが特に記憶に残った作品でした。
2004年09月04日
雷
昨日夜半から未明にかけて激しい雷雨でした。あまりの稲光の明るさと音のすごさに、目が覚めてしまったほどでした。あれだけの音が出たのだから、さぞかし近くに落ちたに違いない、と寝ているときは思ったのですが、ニュースなどを調べてもそれらしき記事はありません。という事は、あれだけの光と音でも、ただ空中で炸裂しただけだったのでしょうか。となると本当に近くに落ちたらいったいどんな光と音になるのか・・・。もっともそのような体験は一生したくはありませんが。
2004年09月02日
ブログ化?
今日からサイトをちょっと改装。最大の目玉(?)は日記とトップページの一体化です。ブログで使われているcgiを使って、日記の過去ログのデータベース化および、簡単にRSSファイルを取得できるようにしました。
なお、一般的なブログには「コメント機能」といって、書いた記事に関して他の人が記事を投稿する機能がありますが、そちらの機能は使わない事にしました。また、私自身もこの「つれづれの館」に記載した記事を他の人のブログにトラックバックする予定もありません。したがって、厳密には「ブログ化」とは言えないかもしれません。
まだまだ、ブログにまつわる機能を完全に把握しているわけではありません。したがって、まだまだ改良の余地はいろいろあるのですが、新装なった「つれづれの館」をこれまで同様、お読みいただければ幸いです。