2011年01月31日

想像力の限界

 ちょっと離れた所にある事業所の人から、「Excelのオートサム(Σ)マークが表示されなくなった」という問い合わせがありました。過去の経験からすると、この類の原因のほとんどは、「間違ってツールバーの表示メニューを出してしまい、『標準』のチェックを外してしまった」です。
 そこで、それを確認してもらうために、「表示」メニューを出すよう、電話でお願いしました。ところが、表示メニューを押した後に出てくるメニューの確認をしたあたりから、話が通じなくなりました。

 少々不思議に思いましたが、話を聞いてみると、どうやらブラウザの「表示」メニューを押しているようだ、という事が分かりました。
 確かに、そこで使っているシステムは、ブラウザを立ち上げてWEBシステムを呼び出し、そこから出力したCSVデータを、Excelのオートサム機能で集計する、という運用になっています。
 したがって、慣れない人には、ブラウザとExcelの区別がつかないのも仕方ありません。そこで、メニューから別途Excelを立ち上げてもらい、そこで表示メニューからツールバーの一覧を表示してもらいました。
 ところが、オートサムを表示させる、「標準」メニューにチェックが入っている、という答えが帰ってきました。
 こうなると、もうお手上げです。そこで、直接事業所に行って見ました。ところが、同じ操作をしてcsvをExcelで出したところ、普通にオートサムボタンは表示されていました。
 何かの嫌がらせかと思い、問い合わせをした人に確認しました。すると、その人はブラウザを見せ、「ほら、どこにもオートサムがないんですよ」と言いました。
 言われてみれば、最初、電話で「表示」メニューを出してくれ、と言った時にブラウザを操作していたわけです。とはいえ、「ブラウザにオートサムがあると思っていた」とは想像の範囲を超えていました。
 PCの超初心者に電話で操作説明をするようになってからかなり経ちます。その間に、少なからぬ経験および思考の柔軟性を身につけたと思っていました。しかしながら、まだまだ自分は修行が必要だな、と痛感させられた一件でした。

2011年01月30日

アジア杯、日本が優勝

 昨晩のアジア杯ですが、開始時は見ていましたが、翌朝8時半までに必ず起きる必要があったので、途中で寝ました。ただ、相方は見続けており、「李選手が得点」というのと「日本優勝」というアナウンスを聞いた記憶はおぼろげにありました。
 FIFAのランキングで見ると、26位で参加チーム中一番のオーストラリアと、29位で二番の日本が決勝進出したわけですから、比較的順当な流れだったと言えるでしょう。あと、日本としては、昨年のJ1で得点王を取ったケネディ選手が怪我で出れなかったのが大きかったのでは、などとも思いました。
 もちろん、オーストラリアの選手など他には知らないので、単なる思いつきレベルの感想でしかありませんが・・・。
 いずれにせよ、勝つことはいいことです。この流れを活かし、3月から始まるJリーグの観客動員にいい影響が出れば・・・、などと思いました。

2011年01月29日

インフルエンザ

 ここ数日、鳥インフルエンザのニュースをよく見ます。何万羽単位で「処分」しなければならないのですから、被害にあった畜産家の損失は大変なものでしょう。早く鎮静してほしいものです。
 その一方で、人間の間でも従来型および昨年話題になった新型のインフルエンザが流行しているようです。それによる学級閉鎖が急増している、というニュースも見ました。

 しかしながら、こちらのほうは、あまり目立った話題にはなっていません。特に、「マスクが店頭からなくなる」などという現象を起こした昨年の「新型インフルエンザ狂騒曲」の事を思い出すと、その扱いに大差があることに驚かされます。
 このまま話題にならず、警戒されない間に流行が広がり、終わってみたら昨年より感染者が多かった、という事になるのでは、と心配しつつ、手っ取り早い予防策である「手洗いとうがい」だけは毎日行うようにしています。

2011年01月27日

「教祖」のコスチューム

 電車の中吊りや新聞広告で、新興宗教の教祖や、「カリスマ」と呼ばれる人が書いた本の宣伝をよく見ます。
 そこに書かれている、題名や内容にはまったくもって興味を持てないのですが、そこに掲載されている「教祖」「カリスマ」の写真は非常に気になります。
 ある人は、いくつかの宗教を混ぜたような法衣(?)を見にまとい、別のある人は、髪を染めて同じ色の作務衣(?)を来ていました。また、ある人は、中世ヨーロッパの作曲家みたいな服装を、かつら込みでやっていました。

 いずれの人も、出始めた頃は、普通にスーツにネクタイの写真が載っていました。それがなぜ、このように「コスプレ」を始めたのでしょうか。
 胡散臭さを増せば増すほど儲かる、というマーケティングの結果でも出たのでしょうか。。それとも、著書がマンネリ化しつつあるので、内容でなくて衣装写真で斬新さを出そうとしたのでしょうか。
 まあ、以前から彼らに対し、胡散臭さしか感じていなかった身としては、怪しさ五割増し、という感想しか持てませんでしたが・・・。
 とはいえ、どんな事でも、変革していくのはいいことだと思います。ぜひとも。この調子で進化(?)していって、最後はNHK大晦日の衣装合戦みたいになってほしいものだ、と思いました。

2011年01月26日

サッカーアジア杯準決勝

 昨晩行われた、アジア杯の準決勝の中継を見ました。月並みですが、最後のPK戦における川島選手の連続セーブには驚かされました。サッカーを見始めた頃、川崎の中継を見ていたら、川島選手が好セーブを連発し、凄いキーパーがいるものだと感心した記憶があります。
 最近は「ベルギーの試合で何点取られた」というニュースで名前を見る機会が多く、少々残念にも思っていました。それだけに、久々に「川島選手らしい好セーブ」を見ることができ、嬉しく思いました。

 ところで、試合の前日に注目の日韓激突で最大の注目はザッケローニ監督が鬼になり「川島外し」を決断できるかどうかにかかっている。などという「記事」を書いた人がいました。
 ネットなどを見ると、これを書いた久保武司さんという人は、5年以上前から、サッカーをネタにトンデモ記事を書き続けている記者なのだそうです。往年の東スポ一面をサッカーに特化したような存在なのでしょうか。
 世の中には面白い芸風の人もいるものだ、と川島選手の守備とは180度異なる意味で感心させられました。

2011年01月25日

性描写規制に反発してボイコット?

[ 漫画 ]

 東京国際アニメフェアから大手出版社が次々と撤退した件について、大手出版社などが、幼児らの露骨な性行為を描写したアニメや漫画の販売などを規制する都条例改正に反発し、出展や協力を拒否。などと書かれた企業運営のサイトがありました。
 この文章に書いてある事が正しいとしたら、「大手出版社など」は、児童ポルノを売ろうとし、それを規制された腹いせにボイコットした、という事になってしまいます。

 もちろん、ちょっとでもこの件について知っている人なら分かるように、そのような事はありません。大手出版社などがこの条例に反発しているのは、「漫画やアニメを東京都が主観的な判断で線引きし、規制することができるから」なわけです。
 まともな人間なら、このような情報を発信するなら、最低でも東京都の主張と大手出版社の主張を併記するでしょう。この書き方には、読んだ人に事実を誤認させる意図があるとしか思えません。
 あまりの異常さに呆れて、発表した企業をネット検索で調べたところ、「廃品回収」「古紙回収」などと嘘をついて扉を開けさて、自社の商品を売りつける、という悪質な訪問販売をやっている会社である事が分かりました。
 悪質な訪問販売で売りつけるものにロクなものはない、というのは極めて普遍的な常識ですが、この会社はその典型例だな、と強く思いました。

2011年01月24日

二日酔い対策の安全姿勢

 昨晩、少々飲み過ぎて「1.5日酔い」みたいな感じになってしまいました。こういう時、朝の通勤電車でどの席に座れるかが重要になります。
 一番端や窓枠がある所など、頭を固定できるところに座れれば、寝ているうちに酒が抜けます。しかし、頭の固定できない所に座ると、乗り物酔いを併発するような形になり、下手すると二日酔いに悪化してしいます。
 今日は、運悪く、頭を固定できない席になってしまいました。そこで、悩んでいるうちに、飛行機の「安全姿勢」を思い出しました。

 これは、飛行機の「安全のしおり」に書かれているもので、不時着するときは、頭を膝の間に入れ、衝撃を弱める、というものです。
 この発想を、酔い防止に使えないかと思いました。ただ、さすがに、膝の間に頭を入れて眠るほど体は柔らかくありません。そこで、膝の上に鞄を置き、その上に頭を置いて腕で「固定」しました。
 すると、期待通り頭がゆれません。気がついたら眠りにおち、目が覚めたら残った酒も抜けていました。
 今後、飲み過ぎた翌朝には、この「安全姿勢」を愛用することになりそうです。なお、それを行える理由として、「出勤時の電車で知り合いに遭う確率がほぼ0%である」という過去のデータがあるゆえなのは言うまでもありません。

2011年01月23日

機雷仮面

 朝、何となくチャンネルを回したら、ゴレンジャーの再放送をやっていました。子供の頃に見ていた作品なので懐かしさを感じ、そのまま見ました。
 オープニングが終わると、機雷仮面なる怪人の暗躍で、いきなりタンカーが爆発しました。しかも、東京湾でのタンカー爆発は頻発しており、東京湾内は機雷だらけだ、などという解説が平然と流れました。
 なんか普通に話していますが、この状況が及ぼす影響を考えると、とんでもない事になります。

 まず、東京湾口でタンカーが何度も爆発するわけですから、おびただしい量の原油が流れるわけです。これで、関東の漁業および、海水浴などの観光産業は向こう数年の間、壊滅確実です。
 しかも、東京湾を船舶が航行できないのですから、横浜港も東京港も使用不能です。当然ながら、その港から原料を得ている、工場や火力発電所も操業不能になるわけです。機雷除去にどのくらいの費用と時間がかかるか分かりませんが、一連の活動による経済損失は一兆円を軽く超えそうです。
 しかしながら、首領も幹部も、その事にはたいして言及せず、続いて機雷仮面が計画した、「ゴレンジャーの基地一斉破壊」の事ばかり論じていました。
 これほどまでに実害をおよぼした怪人や悪の組織はないと思うのですが、そういう自覚はないのでしょうか。
 意外な所で、史上最凶の怪人および悪の組織の存在を知ることができました。そして、これだけの事をしながら、大して目立った存在でない機雷仮面に哀れさ感じました。。

2011年01月22日

白鵬関六連覇

 横綱の白鵬関が優勝を決めた一番をTVで見ました。一時期は、相手の把瑠都関がいい体勢を作ったように見えました。そして、把瑠都関が技を出しますが、その巨体の圧力をはねのけます。そして、膠着したかと思ったときに投げ技が一閃しました。
 これで史上三人目の六連覇を達成したわけです。今日の相撲は、それが当然と思えるほど、大関相手に力の差を見せていました。
 この調子でしたら、新記録の八連覇をおろか、十二連覇くらいしてしまいそうです。もっとも、昨年の連勝中も同じことを思ってましたが、結果的には69連勝を超えることができませんでした。
 連覇記録も同じように誰かが止めるのでしょうか。その力士が連勝記録と同様に稀勢の里関になれば面白かろう、などといろいろ考えを巡らせました。

 ところで、誰がどう見ても、現在の相撲界は「白鵬時代」なわけです。しかしながら、同じ読みである「柏鵬時代」というものが1960年代に存在しました。これは、当時の横綱だった大鵬関と柏戸関の名前から来ています。
 しかしながら、この「柏鵬時代」は、大鵬関が六連覇を二度達成した事や、両者の優勝回数に27もの差がある事からも分かるように、実質的には「大鵬時代」でした。
 故・柏戸関には悪いとは思いますが、これを機に、遡って1960年代を「大鵬時代」と改称し、現在の「白鵬時代」との紛らわしさを避けたほうがいいのでは、などと思っています。

2011年01月21日

厚生省認可?

 あるスーパーの一角で、「健康」を売りにした商品の体験販売をやっていました。その一角は布製のパテーションで囲われており、そのパーテーションには、商品名と並び、「厚生省が認可した」という宣伝文句が書かれていました。
 厚生省が厚生労働省に再編されてからもう10年くらい経っています。まさか、その頃に作ったものを未だに使い回しているわけではないでしょう。

 もしかしたら、「現存しない省庁の名前を使えば、実際は認可など受けていない商品を売っても詐欺にならない」という発想なのだろうか、などと思いました。
 この類の商品は、かなり怪しげなものが多いのですが、ここまであからさまに怪しいのも凄いと思いました。
 ついでに、このような業者に出店を許している、このスーパーの信頼性まで疑いたくなってしまったほどでした。

2011年01月19日

連日の早起き

 仕事の関係で、昨日は6時起きで今日は5時半起きでした。その分、普段より早めに帰宅できたため、かなり一日が長く感じられます。
 ならば、毎日早起きすればいいのに、と思う方もいるでしょう。実際、そう思って過去何回か、早起きを習慣付けた事があります。しかし、しばらくすると、どうも調子が出なくなり、結局、普通の生活パターンに戻ってしまいます。

 一番の原因として、早起きしてもその分早寝できず、睡眠不足になる、という事があります。実際、今日も行きの電車と昼休みにちょっと寝ただけで、既に起きてから17時間半経っているいるわけです。
 この問題さいクリアできれば、朝型になれるとは思っているのですが・・・。何かいい方法はないものか、と思った、久々の「朝型生活」でした。

2011年01月18日

新幹線のダイヤ乱れと告知

[ 交通 ]

 昨日、システム障害でJR東日本が運営する全ての新幹線が1時間以上の間止まったというニュースを見ました。何でも、2年前にも同じトラブルを起こしていたとのことです。
 ところが、それだけ重大だったにも関わらず、通勤中にこの障害情報に関する情報を、駅や電車内で見ることは昨日も今日もありませんでした。

 別に、普段から障害に関する情報を掲示しないのなら、まあ分かります。しかし、台風などで大幅にダイヤが乱れた時などは、翌日に駅に「お詫び」の看板を出す上に、車内放送でもしつこく「お詫び」をします。
 ちなみに、千葉の労組はたまに県内のローカル線でストをやります。その時は、同じ千葉県とはいえ、数時間かかる場所での運休にも関わらず、「お詫び」の掲示を幕張本郷駅にまで掲示します。
 ならば、昨日のような時は、大々的に掲示や放送をして「お詫び」をするのが普通なのではないでしょうか。にも関わらず、車内や駅構内を歩く限り、止まった事すら分からないようになっていました。
 自分の責任でない遅れや運休は派手に詫びるのに、今回のような100%自社の責任である事故についてはごまかそうとするわけです。毎度ながら、この会社の体質を痛感させられた一件でした。

2011年01月17日

眼鏡を変える

 先週末に眼鏡を変えました。ここ15年ほど、金属フレームだったのですが、今回行った店にはそれがなかったので、黒いプラスチックのものにしました。
 で、その新フレームでの初出勤となったのですが、そのことに言及してくれた人は二人だけでした。意外に思いましたが、まあ、考えて見れば、自分も、他人の眼鏡フレームが昨日までどうだったかなど、あまり覚えていません。
 まあ、仕方ないと思うと同時に、気づいたばかりか、わざわざ声までかけてくれた二人には、感謝みたいな気持ちが浮かびました。
 何にしろ、嬉しい気分になれるのはいい事です。今後は自分も、他人がフレームを変えたのに気づいたら、声をかけるようにしよう、と思いました。

2011年01月16日

2011/1/16の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

接続の悪さを究めたダイヤ

[ 交通 ]

 相方が京成で日暮里に行く事になったので、時刻表で出発時刻を調べました。幕張本郷から京成千葉線で京成津田沼に行き、そこから本線に乗り換える経路です。
 その時刻を調べたところ、衝撃に近いものを感じました。京成千葉線・本線の優等列車とも、10分ヘッドのダイヤを組んでいます。そして、日中の京成千葉線が京成津田沼に着くのが、「毎時2分、12分、22分・・・」で、上野方面の優等列車が発車するのが、「毎時1分、11分、21分・・・」なのです。

 つまり、京成千葉線が本線に乗り換えて都内に出るには、津田沼で9分待つのが必須、というダイヤを組んでいるわけです。
 確かに、距離や値段の関係で、京成千葉線沿線から都内に出る人のほとんどは、総武線を使います。とはいえ、ここまで都内に行きにくいダイヤを作る、というのは凄いと思いました。
 数年前から、京成千葉線は新京成との直通運転を日中に行っています。それを徹底すべく、「京成千葉線利用者が乗り継ぐのは新京成であり、京成本線ではない」と明示するためのダイヤなのだろうか、と思ったほどの「接続の悪さを究めたダイヤ」でした。

2011年01月15日

2011/1/15の更新

 交通博物館風ぐるまを掲載しました。

愛媛FC新体制発表

 14日に愛媛FCの新体制発表のイベントがありました。新加入は大学生2人で移籍が4人とのことです。大学生の二人は、いずれもユース出身の地元選手とのこと。いわば生え抜きと言ったところでしょうか。末永くチームで頑張ってもらいたいものです。
 一方、去る選手ですが、小原選手の福岡移籍が決まりました。また、アライール選手については「交渉中」とのことで、新メンバーに名前はありません。

 昨年の愛媛は、リーグ2位の失点の低さを誇る守備の固いチームでした。それを支えた主力ディフェンダーの二人が抜ける、というのはかなり大きいかと思います。
 特に、小原選手が出場した試合と出場できなかった試合では勝率が大きく異なりました。また、アライール選手も、守備はもちろん攻撃でも重要な活躍をしていました。
 その穴を埋めるのは大きいと思います。ただ、そこさえ何とかなれば、攻撃力については主力がそのまま残り、さらに新戦力も加わっているだけに、昨年以上の飛躍が望めると思っています。
 というわけで、少なからぬ不安はあるものの、それ以上に期待も持てた、新戦力の発表でした。

2011年01月14日

アルバイトによるツイッター漏洩事件

 飲食店で働く学生アルバイトの人が、店でデートをしていた有名人の事をツイッターに書き込み、問題になる、という事件が起きました。
 もちろん、この事件に置いて、情報漏洩したアルバイトさんをかばえる点はありません。ただ、これに関する報道を読んだ時、むしろその周辺で発生したいくつかの事が、それに劣るとも勝らない問題なのでは、と思いました。

 まず、この事件を元に、少なからぬ報道業者がデートしていた有名人が所属する会社に取材をした、という事が挙げられます。別にその有名人たちが交際してようとしていまいと、社会的にはどうでもいい事です。
 仮に、二人が記者会見でもして交際宣言でもしたというのなら、そのような取材をしてもいいのでしょう。しかしながら、このような極めて不適切な形で漏洩したわけです。その「情報」を元に取材を行う、というのはいかがなものかと思いました。
 他にも、この事件に関する報道の締めに 不祥事が相次いだことで、ツイッターを使う側の倫理感も問われてきそうだ。などと書いた夕刊紙もありました。別に、ツイッターやブログなどで非常識な書き込みがあったのは、今回が始めてではありません。これよりケタ違いの非常識なものはいくらでもあります。それを、今更このような書き方で論ずるのですから、ピント外れにもほどがあります。
 さらに言うと、それが書かれていたページの、他記事へのリンクには「邪気マン女はヤリチン男が作り上げた欲望の権化!?」などという見出しがありました。この記者氏は、ツイッターを使う側の倫理観を問うより先に、同僚だか上司だかの倫理観を問うべきなのでは、と強く思いました。
 自分的には、漏洩行為そのものよりも、報道業者の感覚が、その学生アルバイトと同レベルまで落ちている事のほうがより深刻なのでは、と思った今回の騒動でした。

2011年01月13日

渋谷区新宿三丁目?

[ 交通 ]

 昨日の話の続きですが、久々に新宿を歩きました。東急ハンズで買い物をして、高島屋の玄関から明治通りに出たのですが、目の前に副都心線の新宿三丁目駅入り口があったのには驚きました。
 何しろ、高島屋などが入っている建物自体は、新宿駅と直結してはいますが、住所は渋谷区千駄ヶ谷になります。つまり、この「新宿三丁目」の入り口は渋谷区にあるわけです。

 もちろん、昔からよく話の種になっているように、「港区にある品川駅」だの「品川区にある目黒駅」など、区名と駅名が一致していない駅は多々有ります。とはいえ、「丁目」がつくような地域性の強い駅名なだけに、新鮮な驚きがありました。
 ちなみに、この出口は「E8」なのですが、同じ副都心線新宿三丁目駅の「E1」出口は花園神社のあたりにあり、700mくらい離れています。丸ノ内線の新宿三丁目から新宿の間が300mな事なわけですから、駅の端から端まで歩くのと半分以下の距離で隣の駅に行けてしまうわけです。
 しばらく見ない間に、かなり奇妙な駅になったものだ、と感慨みたいなものをおぼえてしまいました。

2011年01月12日

高級(???)焼き鳥屋

 普段会わない人が出張でこちらに来たので、折角だからと飲みに行きました。新宿駅近くを歩いているうちに、ちょっと見栄えのいい看板を出している焼き鳥屋がありました。
 そこで、入ってみたのですが、メニューを見ておどろきました。何と中生が620円で焼き鳥が1本400円くらいするのです。
 予算的にはちょっと厳しいが、まあ「高級店」なのだろう、と思い、とりあえず焼き鳥を注文しました。ところが、そこらへんの立ち飲み屋に劣るとも勝らないものしか出てきません。特に「ぼんじり」は焦げているうえに堅く、これまで食べた「ぼんじり」の中でもっともまずい、というシロモノでした。

 他にも鳥のユッケを頼んだ人が、唐辛子の固まりを食べてしまい、悶絶していました。どう考えても、調理技術が並以下としか言いようがありません。
 新宿で飲むのは久しぶりですが、ここまで物価が高くなったのだろうか、と驚いてしまいました。とはいえ、周りには普通にて低価格居酒屋が営業しています。これで、店がガラガラだったら納得がいくのですが、そこそこ客は入っていました。
 不思議な店があるものだ、思いつつ、出張で来ている人たちの帰りを考え、二次会は東京駅の「駅ナカ」にしました。ところが、ここもしょぼい調度であるにも関わらず、中生(中身は発泡酒並の味として有名なA社の「ビール」)が600円で、つまみの質量ともそれに準じるものでした。
 特に二次会の店は自分が案内しただけに、肩身が狭い思いをしました。最近、自分で居酒屋を選ぶ機会があまりなかったのですが、かなり「味の割には値段の高い店」が増えている事を、今更ながら知ることができました。
 関東のイメージを下げないためにも、次に同様の機会があったら、吟味していい店を案内せねば、と強く思った飲み会となりました。

2011年01月10日

一ヶ月ぶりの連休

 昨日・今日と休みでした。前回の連休が12月の11・12日でしたから、ほぼ一ヶ月ぶりの連休です。
 久々に取れたまとまった時間を使って、眼鏡の新調やプリンタの交換などの、年末からの課題だった懸案を片付ける事ができました。ただ、そうこうしているうちに、あっという間に連休は終了。予定していながら達成できなかった事も多々ありました。
 まあ、本当にやりたい事を全部片付けるなら、30連休くらいあっても足りないと思ってはいますから仕方ないかもしれません。とはいえ、もっと効率的に過ごせなかったものかとは思っています。
 久々に、余裕のある時間を長く持てただけに、逆により強く、時間の効率的な使い方を考えさせられました。

2011年01月09日

商店街国道

 テレビを見ていたら、千葉駅近くの店を紹介していました。どのへんにあるのか、と思って店のサイトから地図を見ました。
 周辺の駅などから、だいたいの場所の見当はつきました。千葉駅からヨドバシに寄って、パルコまで行く際によく歩く道の近くです。ところが、その地図と実際の街がどうしても結びつきません。

 地図には、「千葉街道」という茶色に塗られた道が書かれています。どうやら、この色は国道を意味しているようです。実際、千葉街道といえば国道14号線で、わが家の近くにも通っています。
 習志野市内では二車線ですが、千葉市に入ると四車線になります。しかも、中央分離帯が大きいため、かなり広い道になります。その道の延長がこの地図には書かれているわけです。
 しかしながら、この地図に書かれたあたりで、その千葉街道=国道14号線を見たり通ったりした記憶がありません。通い慣れた街の地図に書かれた道がどれだか分からない、などという経験をしたのは生まれて始めてです。
 そこで、地図を拡大したり、写真バージョンで見たりしました。その結果、この「千葉街道」というのが、パルコに行く際に通る、一車線の商店街である、という結論に達しました。この道、一応自動車も通れますが、私が行く休日の午後などは、歩行者が多く、ほとんど車は見ません。
 これまで、「階段国道」や「最短国道」などの「変わった国道」をネットや本で見て、「世の中には変な国道もあるんだな」と思っていました。それだけに、まさか休日によく歩く商店街がまさか「国道」だったとは思いませんでした。
 ちなみに、「国道14号」自体は、商店街を抜けた後、再び四車線の車道となり、次の交差点が終点となっています。しかしながら、その車道の名称は「佐倉街道」となっており、「千葉街道」は商店街とともに終点となっています。
 まさか、千葉街道の終端部分がこうなっていたとは思いませんでした。世の中にはいろいろな「発見」があるものだと改めて思いました。

 (1/10追記)これ書いた次の日、この「商店街国道」に言ったのですが、一方通行の一車線ながら、車の通行量は多く、そこそこの速度で走っていました。
 書いた時は、車はほとんど走っていないと思っていましたが、記憶違いだったようです。とはいえ、「これがあの国道14号=千葉街道なのか?」という意外性に変わりはありませんでしたが・・・。

2011年01月07日

駅構内犯罪抑止ポスターの謎

 駅構内に掲示されているマナーや危険防止のポスターは、当然ながら、具体的な行為をそのまま絵にしています。たとえば、「駆け込み乗車抑止」でしたら、駆け込み乗車をして危険な目にあいかけた人の絵ですし、「荷物を背負うな」だったら、背負っている人の周りの人が困っている絵です。
 ところが、痴漢と駅構内暴力といった犯罪となると、とたんに抽象的になります。今日見たのは、「痴漢」がハートマークで、「暴力」が明るい家庭にひびのような効果線が入っている、というものでした。

 確かに「痴漢抑止」ポスターにおいて、「駆け込み乗車」みたいに実際に痴漢をしている図を載せたら、単なるセクハラです。したがって、「そのものズバリ」というわけにはいかないのは分かります。とはいえ、このように抽象的すぎると、何を意味しているのか分からないのでは、とも思えてきます。
 たとえば、犯罪行為をやって捕まった絵を使う、などといった方法はないのでしょうか。駅構内暴力でしたら、猛り狂っている男が警官に捉えられ、それを周りの人が呆れた表情で見ている、といった感じです。
 あと、「車内での携帯電話通話はマナー違反、でも車内で大声を出してそれを注意するのはより一層のマナー違反」という感じで、自分のしているのは正しい、という思い込みのもとで周囲に迷惑をかける人に注意を促すポスターも作ってもらいたいものだ、とも思いました。

2011年01月06日

真似したくない広告

 電車の中でGoogleの広告を見ました。IT系にも関わらず、手描き絵でアナログ色を出しており、かなり目立ちます。
 その内容を見たら、見た目以上に奇抜でした。一つは、街を歩きながら、「音声検索機能」を使っている人を見た、というものです。そしてもう一つは、「南青山でデートしたら、彼女が急遽『バットを振りたい』と言ったので、Googleで近隣のバッティングセンターを検索した、というものでした。

 前者を見ると、「音声検索機能を街中で使っている人は、傍からみるとかなり奇妙だ。うかつに使うものではないな」という印象を持ちます。また、後者のほうは、検索機能以前の問題で、「ちょっとこの彼女、奇矯すぎるのでは」と思ってしまいます。
 まあ、そのあたりも含めて、見た人の印象に残る事を狙った広告なのでしょうが・・・。
 もちろん、この広告を見たからといって、検索などのGoogleが提供するサービスを使う頻度が減る、などという事はありません。とはいえ、会社に対する印象が悪くなることはあれ、良くなる事はないな、と思った広告でした。

2011年01月04日

2011/1/4の更新

 漫画資料室心に残る名作鋼の錬金術師を掲載しました。

2011年01月03日

初休みと街の風景

 三が日最終日にやっと今年最初の休みが取れました。昼過ぎまで「寝正月」を楽しんだあと、津田沼あたりをブラブラと歩きました。
 駅前を歩いていて気づいたのですが、「正月休み」を取っている店の比率がかなり減っており、なんか普通の日曜日みたいな感じでした。
 チェーン店はもちろんですが、個人経営とおぼしき店でも普通にやっているところが多々ありました。
 時の移り変わりと共に、「正月三が日」の特別性が薄れ、だんだんと普通の休日に近づきつつある、という事なのでしょうか。
 もちろん、そちらのほうが便利ではあります。とはいえ、以前の不便さを感じるくらい店が閉まっている正月、というのもまたいいものでした。というわけで、少々複雑な気分になった、今年の初散歩でした。

2011年01月02日

正月早々筋肉痛

 昨年より、元旦と二日だけはパソコンを使わない仕事をしています。昨年は普通に忙しかったのですが、今年はそれ以上に忙しく、しかも人手も不足気味でした。
 まあ、学生時代にバイトで同じ仕事をしたいた時に同じような経験はしています。しかしながら、残念な事に20代の頃と比べると、筋肉の耐久力が大幅に退化していました。
 そのため、昨日夕方から猛烈な筋肉痛が腕に発生し、パソコンのキーボードを打つのも一苦労、といった感じでした。

 我が事ながら、これで今日は大丈夫なのだろうか、と思いました。実際、仕事が始まってしばらくして忙しくなると、昨日筋肉痛となったところが、痛みを通り越して熱さを感じだしました。こんな経験をするのは初めてです。
 しかし、面白いことに、痛みだの熱さだのを感じながらも、腕はちゃんと動きました。まあ、腕の痛みに苦しんでいる暇がないほど、仕事が山ほどあった、という状況だった、という理由もあるのですが・・・。
 衰えながらも、しぶとさがある、という自分の筋力を少し褒めたくなりました。
 そして、他のことでも、腕の筋肉と同様、しぶとさを発揮できれば、などとも思いました。

2011年01月01日

2011/1/1の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。本年も「つれづれの館」をよろしくお願いします。
 年末にも書きましたが、今年は、サイトも自分自身も「変革」を目指して頑張っていきます。読まれる方に楽しんでいただける情報・お役に立てる情報を発信していこうと思っておりますので、何卒よろしくお願い致します。