2013年06月28日

不法駐車騒動

 職場の向かいの路地脇に月極駐車場があります。その旨の表示はありますが、パッと見た感じだと、単なる道端みたいです。
 さて、今日の夕方、仕事をしていたら、外から拡声器から流れる声が聞こえました。
 何事かと思って外を見たところ、おまわりさんが三人ほどいました。そして、近所の人が何やら話しています。
 聞いたところ、月極駐車場に契約していないトラックが無断駐車しており、本来の契約者が怒って警察を呼んだ、という事のようでした。
 契約者は、レッカーで持っていってほしい、と言っているのですが、警官は、公道上でないので、それはできない、と答えています。
 法律でそう定義されているから仕方ないのでしょう。とはいえ、路上の不法駐車はレッカー移動できるけれど、月極駐車場内の不法駐車は移動できない、というのは、傍で聞いていても違和感がありました。
 いずれにせよ、職場の真ん前で不法駐車騒動が起きる、というのは、自分的には困った事でした。
 言うまでもない事ですが、他人が契約している駐車場に勝手に止めるのは、様々な点において迷惑極まりないことです。
 ちなみに、その月極駐車場から数メートル離れた所にはコイン式パーキングがあります。
 今の世の中には、自分の事しか考えず、周囲に迷惑をかけまくっている人が多数のさばっています。
 その縮図を見たような、「月極駐車場不法駐車騒動」でした。

2013年06月27日

千葉産江戸菜

 久々にジューサーバーに行きました。野菜と果物のミックスジュースを買おうとしました。すると、ミキサーの所に、「千葉産江戸菜を使用」という宣伝文句が書かれていました。
 「江戸菜」とは初めて聞く名前の野菜です。それはともかく、その「千葉産江戸菜」という名前が気になりました。
 そして、この「江戸菜」の正体をネットで調べてみました。すると、「高菜の別名」と書かれていました。
 ならば普通に「千葉産高菜を使用」と書けばいいわけです。にも関わらず、なぜこのような表現を使ったのだろうか、と思いました。
 もしかして、「千葉県浦安市にある東京ディズニーランド」や「千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村」を意識した、ウケ狙いのネーミングだったのでしょうか。
 ちなみに、その「千葉産江戸菜」の入ったジュースの味は、普通のフルーツ入り青汁でした。

2013年06月26日

「炎上」事件

 ブログが「炎上」した人の遺体が発見された、というニュースを見ました。自殺の可能性が高いとのことです。
 遺書などは発見されていないので、因果関係の立証は不可能です。しかしながら、このような話を聞くと、やはり「ブログ炎上」という事について考えさせられてしまいます。
 「炎上」という事は「燃料」が必要なわけです。そう書くと一見、「問題となった本人の記事」が「燃料」なのでは、と思う人もいるでしょうが、実はちょっと違います。
 正確に言うと、「炎上」したのは「ブログ」でなくて「コメント欄」です。そこさえなければ「炎上」は発生しませんでした。

 ブログというものが登場した頃は、コメントは自由にできました。しかしながら、それゆえに様々な問題が発生し、後追いみたいに「問題コメント対策機能」が追加されました。
 しかしながら、そのようにコメントが制限されたからといって、特にブログが廃れるなどという事はありませんでした。また、「コメント欄を通じたやりとりによって、ブログが活性化した」などという話も、とんと聞きません。
 一方で、コメントを自由に書けるブログでは、このような「炎上」というリスクが常にあるわけです。
 つまるところ、コメント欄というのは、たいしてメリットのない割に、えらくリスクがあるものなのです。
 以前より、ブログ開設の手伝いなどをする時は、コメント欄は使わないように設定していました。今回の件で改めてそれが正しかったと思いました。
 同時に、企業などが提供しているフリーのブログなども、初期設定でコメント欄は閉じるようにしたほうがいいのでは、と強く思いました。

2013年06月25日

ゲリラ豪雨

 仕事でお客さんと話していました。すると、いきなり外から激しい雨音が聞こえてきました。
 いわゆるゲリラ豪雨が発生したようです。先程まで小雨すら降っていなかったのに、いきなりの事でした。
 職場の前は緩い坂になっている事もあり、道端はすでにちょっとした川になっていました。
 1時間ほど豪雨は続いたものの、それからは小降りになり、夕方にはすっかり上がっていました。
 職場の入口には石造りのステップがあります。そこには、石ころが堆積していました。こんな石まで流れるとは、と改めて水量の多さに驚きました。
 同時に、中学や高校の地理で習った扇状地とはこのようにして出来るのだな、と妙な感動を覚えたりもしました。
 というわけで、ちょっとした「自然体験?」ができた、突然のゲリラ豪雨でした。

2013年06月24日

読書の感動

 子どもの頃の最大の趣味に読書がありました。一時期は、学校の図書室で本を借りる一方で、近所の二箇所の図書館でそれぞれ上限ギリギリまで借りていたほどでした。
 その後も、図書館通いは続きました。しかしながら、15年ちょっと前に今の家に来てから、身近に図書館がなくなり、状況が変わりました。
 一応、電車で千葉まで出て図書館に行ったりもしましたが、なかなか続きません。もちろん、本屋には定期的に通っていますが、やはりなかなか「買う」には至りません。
 というわけで、新たな本を読む機会はかなり減っていました。特に、高校時代からかなり熱心に読み、大学時代に専攻した、社会科学の本を読む事は稀になっていました。

 ところが、先日、ネットでの紹介が印象に残ったので、社会科学の古典をアマゾンで衝動買いしてしまいました。
 早速読んだのですが、その本の最初のページに、極めてまっとうな事が分かりやすく書かれていました。
 別にそれは新発見でもなく、自分が社会科学の本を読んでいた時に、おぼろげに感じていた事です。とはいえ、その本には、そのぼんやりと思っていた事が、明晰かつ短い言葉で解説されていました。
 そして、それを読んだ時は、「言われてみたら、確かにその通りだ」と納得出来ました。
 同時に、かつて、社会科学の本を読んだり、大学で勉強していた時に、何度か感じた「なるほど」という感覚を思い出し、懐かしく思いました。
 久々に「読書の感動」を味わいました。そして、「そういえば、今の職場の近くに図書館があったな。利用者登録しようか」などと思いました。

2013年06月23日

悪い意味で変わらない人

 一週間ほど前ですが、「ホリエモン」氏が、自分だか知り合いだかに声優のオファーが来たことをきっかけに、プロの声優を侮蔑するような発言をしていました。
 当然、プロの声優さんやファンの方からは大顰蹙を買っていました。
 自分もそんなにアニメを見ているわけではないのですが、プロの声優さんの凄さというのは、聞くたびに実感します。
 たまに、プロのお笑い芸人が本人役で出てくる、というアニメを見ることもあります。お笑い芸人さんは、普段からテレビで芸をやっているうえに、本人役なわけですから、一見、問題なく出来そうに見えます。
 しかしながら、持ちネタをやっている時はともかく、ちょっとした日常会話などを聞くと、すぐに「素人ぶり」が出てしまいます。

 そのような現実も知らずに、ちょっとオファーが来ただけで、「プロと同格」気取りになるから浅はかとしか言いようがありません。
 この騒動を見て思い出したのは、9年ほど前、当時勤めていた職場の機関紙の対談で、氏が出てきた時の事でした。
 その中で、御大層に「インターネットを使った企画」を提案していました。しかしながら、その「企画」は、既にその対談の5年くらい前から実施されていたものだったのです。その一言を見た時は、「本当にこの人、IT業界のプロなのか?」と呆れたものでした。
 その後、色々な事がありましたが、今回の発言を見る限り、頭の中はあまり変わっていないように感じました。

 まあ、この人は確かに巨万の富は築きました。しかしながら、それは虚言を重ねて投資家からかき集めたもので、「実業」によるものはほとんどありません。
 しかも、その蓄財の過程において有罪が確定したわけですし、本質的には「振り込め詐欺」の首謀者などと変わらないわけです。
 にも関わらず、そんな人が刑期を終えたら目立つ所に出てきて、こんなみっともない発言を堂々とできるわけです。
 毎度の事ですが、色々な意味で異常なことがまかり通っているものだ、と思いました。

2013年06月22日

夏至の空

 夜の仕事が急遽キャンセルになり、18時過ぎに職場を出れる事になりました。
 久々に晴れましたし、昨日は夏至です。そこで、この時期にしか出来ない、19時近くの夕暮れを空見しながら、歩いて帰ることにしました。
 単なる自然の摂理でしかないのですが、まだまだ明るさが残る空と、19時近くなった時計を見ながら歩くと、なんだか得したような気分になります。
 というわけで、今年も記念に、18時50分頃の空の写真を撮ってみました。
IMG_0303[1].JPG
(※クリックすると同じ画面で大きな写真が開きます)
来年のこの時期もまた、「空見」を楽しみたいものです。

2013年06月20日

FBの「友達」と「フォロー」

 先月あたりから、Facebookで、見ず知らずかつ、何の記事も投稿していないような人から「友達申請」が来る事が増えました。中には、実際に「友達」になっている人の家族であるかのような名前で申請してくるようなケースもありました。
 不思議に思っていたところ、先日、スパムアカウント3人からの申請を受けてしまうと、アカウントが乗っ取られるという記事を目にしました。
 つまり、その不可解な「友達申請」は他人のアカウントを乗っ取るために行なっていたわけです。
 改めて、「見知らぬ人からの友達リクエストは絶対に受けてはならない」という事を強く認識しました。

 ところで、Facebookにおいて、知らない人ながら興味深い書き込みをする人がいます。そのような人の記事を見るために「フォロー」という機能があります。
 しかしながら、この「フォロー」は初期状態では有効になっていません。そして、「フォロー」の設定をしていない人の画面を開くとこの人が友達とシェアしているコンテンツを閲覧するには、友達リクエストを送信しましょう。という文字が出てきます。
 Facebookは本来、「実際に付き合いのある人のみ『友達』にする」というSNSのはずです。にも関わらず、このような、見ず知らずの人に友達申請を勧めるような表示が出るのは筋が通らないのでは、と思いました。
 単に、初期状態で「フォロー」を有効にしておけばいいだけの話だと思うのですが…。
 Facebookはよく画面が変わり、マニュアルが追いつかない、とよく言われます。それだけコロコロ変えるのに、なぜこのような重要な所は変えないのだろうか、と不思議に思いました。

2013年06月19日

ツツジとサツキ

 何度か書いていますが、近所の通りにはツツジが植わっており、毎年、5月の連休前後には「ツツジ見」を楽しんでいます。
 一方、ツツジが散るころになると、近所のマンションの植え込みには、一斉にツツジを小さくしたような花が咲いていました。
 それもまた綺麗なのですが、この花の事をずっと、「小ぶりでちょっと遅く咲くツツジ」だと思い込んでいました。
 ところが、先日、昨年知り合った花屋さんと雑談していたら、あれは「サツキ」というツツジ科ではあるものの、別の名前の植物だ、という事を教えてもらいました。
 言われてみれば、たしかに花も葉もあれだけ形が違うわけです。別の名前があってしかるべきです。しかしながら、ツツジに白いのや赤白まだらのがあるように、この小さいのもツツジの一部だと思い込んでいたわけです。
 名前を知ったからと言って別に何か変わるわけではありません。しかしながら、なんかそれ以来、サツキを見た時の印象がちょっと変わりました。
 その近所のサツキも、いよいよ最後の花が散る季節になりました。それを見た時は、例年通りですが、いよいよ夏本番が近づいているのだな、と思いました。

2013年06月18日

2013/6/18の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2013年06月17日

二人して錯覚

 相方と軽食を買いにコンビニに行きました。ちょうどおにぎり・手巻き寿司のセールをやっていたので、それを買いました。
 帰宅して、食べようとすると相方がいきなり、「明太子おにぎりを買ったつもりなのに、鮭のおにぎりだった」と言いました。
 それを聞いた時は、心の中で、「いくら同じ赤とはいえ、なんでその二つを間違えるのだろう?」と思いました。
 そんな事を考えながら、自分が買ってきた納豆の手巻き寿司を食べようとしました。ところが、ラベルを見たら驚きました。そこには、「唐揚げマヨネーズ巻」と書かれていたからです。
 納豆は自分の中で五指に入る大好物の一つです。一方、マヨネーズは五指に入る苦手な食べ物の一つです。
 その二つを見間違えるなど、我ながらありえない事です、明太子と鮭を見間違えるの比ではありません。
 相方も今日までずっと仕事続きでしたし、自分も昨日忙しく過ごした後、今日も遅くまで仕事でした。というわけで、お互いに疲れていたというのもあるのかもしれません。
 とはいえ、あまりにも理解不能な「二人しての取り違え」でした。超自然的な事を一切信じないのですが、「あのおにぎり売り場に何か特別な力が働いたのかも」などと一瞬思ってしまったほどでした。

2013年06月15日

引用のやりかた

 ツイッターなどを見ていると、たまに、フォローしている人が、他人の書いたブログの題名とURLだけを書いてツイートする、というのを見かけます。
 本人としては、面白かったり、重要だと思った情報を伝えたいと思っているのでしょう。しかしながら、傍から見ると、「他人の書いたブログを、あたかも自分のブログであるかのように書いている」としか思えません。
 一言、ブログ名もしくは著者名を書けばいいだけの話なのですが…。その労をて抜くだけで、自らの評価を落としているという事に気づかないのだろうか、と不思議に思いました。

2013年06月14日

一周年

 昨日で、今の仕事を初めて一周年となりました。
 色々な点において、それまでやっていた仕事とは大きく異なるものでした。そのため、いろいろと面倒な事もありました。
 その一方で、色々な出会いや、新たに得たものがありました。また、家族を始め、これまで世話になった人たちのありがたさというものを改めて感じた一年でもありました。
 率直に言って、この一年、満足した結果は出せていませんでした。その分、相方をはじめ、色々な人に面倒をかけました。
 しかし、この一年が無駄だったとは思っていません。そこで苦労したり迷惑をかけたりしながら得たものを、今後に活かさねばなりません。
 そんな決意を新たにした、新たな仕事を初めての一周年記念日でした。

2013年06月13日

乗り換え防止策?

 しばらく前、携帯にいきなりキャリアであるauから電話がかかってきました。
 そして、家の中でスマートフォンを使う際に接続状態が悪かったりしませんか?と尋ねられました。
 家でネットを見る時はパソコンかタブレットしか使いません。したがって、「家ではスマホでネットを見ないんですけど」とそっけなく答えました。
 これで向こうも興味をなくすだろうと思ったのですが、なぜか妙に食い下がってきます。
 そして、auでスマホの定額制を利用している客に無線ルータを無料配布するキャンペーンをやっており、それを使ってもらえないか、と言ってきました。
 先述したように、自宅においてスマホでネットを見ることはありません。しかしながら、現在つかている無線LAN機器の調子が悪く、タブレットでネットを見ていると、ちょくちょく切れたりします。
 無料だし、それが改善されるなら、と思い、申し出を受けることにしました。
 実際に、それを通して無線LANにつなぐと、速度・安定度とも、既存のものよりかなり上です。そういう意味ではえらくお得なサービスだと思いました。
 それにしても、わざわざこっちが乗り気でなくても、無料で無線ルータを送ってくるわけです。他キャリアに乗り換えられないための「囲い込み」策の一環なのでしょうか。
 相変わらず、競争の激しい業界なんだな、などと思いました。

2013年06月12日

同名サイト

 動作確認のため、タブレットで自分のサイトを見てみました。
 10年近く前に変えたトップページはかなり意図と違った形で表示されていました。スマホで見た時は仕方ないと思っていましたが、タブレットではさすがにまずすぎます。
 あらためて、トップページの大幅見直しが必要である事を痛感させられました。

 それはともかく(←本当はともかくではまずいのですが…)、自サイトを検索した際に、ちょっと変な事がありました。何年か前に、とある方が「つれづれの館」という同名のブログを始められており、検索すると、二番目にそこが表示されていました。
 ところが、今回、そこが検索結果に出て来ませんでした。
 最初にそのブログを見つけた時は、「なんで既存のサイトと同じ名前をつけるんだろうか・・・検索しなかったのだろうか」などと思ったりもしました。
 しかしながら、長年検索結果で見ていると、やはり親近感が湧いてきます。というわけで、この結果を見た時は、「まさか閉鎖?」と心配になりました。
 そこで今度は、ブログ名に作者名をつけて検索したみました。すると健在であることがわかりました。ただ、前回の更新日は半月前で、その前の更新日は昨年の12月でした。
 どうやら、更新が滞っているために、検索サイトの表示順位が下がってしまったようです。
 その半月前のブログを見たところ、更新が滞っていた理由などが書いてあったのですが、色々大変そうでした。特に、大きな文字で強調されていた巷で言われてる、アベノミクスってナニ? 我が家には何も反映されてませんけど!?という言葉は、強く共感が持てました。
 とはいえ、半年ぶりに更新したという事は、今後も続けるおつもりなのでしょう。それを確認できたのは嬉しいことでした。
 ぜひとも、ともに末永く「つれづれの館」を続けて行きたいものだ、と勝手ながら心の中でエールを送りました。

2013年06月11日

寿司詰め電車

 最近、職場に行く時によく使う電車があります。京成津田沼駅での乗り換え時間が短く、非常に効率的に出勤できるのですが、その電車の混雑率は半端ではありません。
 車内に入ろうとしても入る余地がなく、はじき出される事も少なくありません。ひどい時には、二回はじき出され、三つ目の扉でやっと入れる、という事もあります。
 しかも、これが全車両で発生しているのです。もちろん、やっと入れても、中でもみくちゃになります。
 これは、筆者の仕事場の近くに、大学が二つと中学・高校が一つづつあり、それらの登校時刻と重なるために発生します。
 しかも、そのような需要のある電車なのに、なぜかその列車は四両編成なのです。京成では、最長では八両編成の普通電車もあるので、半分の長さで走っているわけです。
 それで通学のピーク時間に走るのですから、寿司詰めも必然かもしれません。
 まあ、一駅間のことなので、自分も他の学生さん達を初めとする利用者も我慢しているのでしょう。
 とはいえ、やはりせめて六両編成くらいにしてもらえないだろうか、と人波にもまれるカバンを引っ張りながら今日も思いました。

2013年06月10日

心にもない「心からー!」

 焼肉居酒屋の最大手に行きました。久々に行ったところ、妙な「店舗ルール」」ができていました。
 お客さんの勘定が終わると、レジ係の店員さんが「心からー!」と叫びます。すると、それを聞いた他の店員さんは一斉に「有難うございました」と唱和します。
 こんな「マニュアル挨拶」を聞いて、「我々の事を心から感謝しているんだ。有難いことだ」などと思う客などいるのでしょうか。これほどまでに心のこもっていない「心から有難うございました」はなかなか聞けません。
 飲み食いしている間に、それが何度か聞こえてきたのですが、聞くたびに鬱陶しさが増して行きました。
 そこで、自分たちの勘定の時には、店員さんに「すみませんが、あの『心からー!』はやらないでいただけませんか?」とお願いしてしまいました。
 マニュアル通り・口先だけの「心から」ほど聞いていて白々しくなるものはありません。コストパフォーマンス的には満足できる店でした。それだけに、そのあたりをもう少し考えてもらえないものか、と強く思いました。

2013年06月09日

逆注文

 職場の近くにネパールのカレー屋さんがあります。ここで仕事を始めてからずっと気になっていたのですが、何となく入らないままでいました。
 ところが先日、ひょんなきっかけで関わりが生じ、それを記念して昼を食べることにしました。
 ランチメニューを見たところ、豆カレー・チキンカレー・マトンカレーなど、この類の店の定番といえるものが並んでいます。そして、一番下には日替わりカレーがありました。
 しかしながら、日替わりの中身が何なのか書かれていません。しかも、値段も800円と高めです。
 そこで、チキンカレーを頼もうと思い、ネパール人の店員さんに声をかけました。
 ところが、店員さんはこちらの注文を聞くと、「今日は日替わりカレーが600円です。中身はチキンとゴボウです。こちらでいかがですか?」と逆注文?してきました。
 カレーでこのような注文対応といえば、大槻ケンヂさんの随筆にあるムルギーが一部で有名です。
 今はもう代替わりしているのですが、大槻さんが初めて行った時の店主は、こちらが注文を言う前に「ムルギーカレー、玉子入りですね」と言ったそうです。
 それを思い出さされた「日替わりカレー」逆注文でした。
 こんな千葉の片隅に、伝説のムルギーカレー創業者の遺志を継ぐものがいたとは、と一瞬思いました。まあ、実態は、ランチのメニューを多種作るのが面倒なので、日替わりだけにしたいから、という事なのでしょう。
 実際、筆者より後に来たお客さんに対しても、店員さんは同様の「逆注文」をやっていました。
 量・質とも、600円でサラダ・飲み物付きでこれならまあまあ、といった所でした。気が向いたら、また昼食時に入って、「逆注文」を受けてみようか、などとも思いました。

2013年06月08日

自分的に最高の組み合わせ

 相方とスーパーで買い物をしていたら、納豆売り場の所に、「ひき肉の代わりに納豆を使った麻婆豆腐のもと」という商品が売られていました。
 ともに興味を示したので、即座に購入し、晩御飯のおかずになりました。
 香りも歯ごたえも、ひき肉を使った通常の麻婆豆腐とはかなり異なります。しかしながら、納豆好きとしては何ら問題なく、その「似たようで新たな味」を賞味しました。
 そして、食べ終わった後、これってどっちの原料も大豆じゃないか、と遅ればせながら気づきました。
 実は自分は、納豆と豆腐を組み合わせた料理が大好きです。よく、つまみに、冷奴に納豆をかけたものを食べたりします。
 同じ原料ながら、まったく違った形・色・味・香りになり、しかもそれぞれ独自の美味しさがあるので、非常に気に入っています。
 この納豆麻婆豆腐が気に入ったのも、同じ理由によるものなのでしょう。いずれにせよ、新たな好物がまた一つ増えたことを嬉しく思いました。

北海道のホッケ

 取引先の人が北海道に旅行に行き、お土産にホッケの開きを持って来ました。
 北海道のホッケといえば、自分はちょっとした想い出があります。大学1年の時に、北海道に旅行に行き、札幌の居酒屋で偶然隣り合わせた人と意気投合した事がありました。
 その人は、北海道のホッケの美味しさについて、熱く語っていました。そして、食べさせてもらう事になったのですが、残念ながら、その日は定休日なのか、おすすめの店はお休みで、食べることができませんでした。
 それから17年後、慌ただしい日程で札幌旅行をしました。ホテルの中にある平凡な居酒屋でホッケを食べたのですが、その美味しさは、普段関東の居酒屋などで食べていたホッケとは全く違うものでした
 その美味しさは、7年経った今でも、よく覚えています。
 というわけで、久々に北海道産のホッケを食べる機会を得ました。
 しかしながら、そこで食べたホッケは、関東の居酒屋で何度か食べたものとほとんど同じ味でした。
 まあ、土産を持ってきた人との関係は、一応義理で土産を持ってくる、程度のものです。したがって、さほど高級品ではなかった、というのもあるのでしょう。
 とはいえ、7年前に食べたホッケも、居酒屋料理であり、別にさほど高かったわけではありませんでした。
 北海道独特の調理法があるのでしょうか。それとも、土産物屋で買われてから我が家に来るまでの数日間で、味が落ちてしまったのでしょうか。
 これを食べた時は、荒川弘さんの漫画「百姓貴族」にあった、「北海道産の種イモを関東に植えても、関東のジャガイモの味にしかならない」という話を思い出したりしました。
 同時に、いつかまた北海道に旅行し、また「北海道でしか食べれないホッケ」を食べたいものだ、などとも思いました。

2013年06月07日

ネットブック限定ライセンス

 お世話になっている人から、パソコンに入っているMicrosoftOfficeが、「期限切れ」みたいなメッセージを表示してきた、という連絡がありました。
 そのような話はこれまで一度も聞いたことはありません。一瞬、不思議に思いましたが、次の瞬間、ネットブックの限定ライセンスの事を思い出しました。
 何年か前、ネットブックという名前で、小型で低価格のノートパソコンが売りだされました。低価格を実現するために、Microsoftが、安い代わりに2年間限定というライセンスのOfficeのプリインストールしたのです。
 その後、安い方ではスマートフォンやタブレット、高い方ではウルトラブックの登場があり、この「ネットブック」は役目を終えた、といくのが現状です。
 そんな事を思い出しながら、お世話になっている人には、その旨を説明しました。
 話しながら、一つの短い「時代」があり、それが終焉しているんだな、などと思いました。

2013年06月05日

新作バーガー

 約一ヶ月ぶりにモスバーガーに行きました。
 たいてい、看板となる新商品や季節限定商品があるのですが、特に何もありませんでした。メニューの一番目立つ所にあったのは「より美味しくなったてりやきバーガー」でした。
 前回行った4月末にも、目立った新商品はありませんでした。以前会った、パンの代わりにレタスを使う「菜摘」が復活したくらいでした。
 相方と二人で不思議がりましたが、とりあえず、「新商品を開発しても元が取れないのでは?」という結論に達しました。
 相方はどちらかというと新作・季節限定が好きですが、自分は逆に、同じものばかり頼むタイプです。どちらが多数派なのか分かりませんが、もし自分のようなタイプが多数派だというデータが出たら、費用をかけて新商品を開発する気もなくなるでしょう。
 特に、先日これまたかなり久々に入ったロッテリアで、パンにラーメンとチャーシューをはさみ、ラーメンスープがついてくるという、「ラーメンバーガー」なるものを見て唖然とした経験があったので、余計、そのように思いました。
 日本のハンバーガーも、とりあえず一つの到達点まで行き着いたかも、などと思った、この「新作のないモスバーガー」でした。

2013年06月03日

時計

 靴箱の上に置いてある時計が止まっていました。電池切れのようです。
 そこで、電池を入れ替えました。触ったところ、かなり埃が積もっていたので、ついでに掃除をしました。
 毎日見ているから気づかないのですが、日々、汚れが溜まっていたようです。やはり、日々の掃除は重要だな、と思いました。
 その様子を見ていた相方が、「大切な人に貰ったのだから、大事にしなきゃね」と声をかけてくれました。
 話の通り、この時計は、自分が20代半ばからの数年間、当時の職場で苦労していた時に、非常にお世話になった方から結婚祝いにいただいたものです。
 その事を相方が覚えていてくれた事は、本当に嬉しいことでした。
 同時に、その方の事にお世話になった事を久々に思い出しました。
 この時計は、現在の時を刻んでいます。同時に、自分がこの方にお世話になった過去を刻んでいる存在なんだな、と思いました。
 そんな事を考えながら、電池を入れ替えた時計の時間を調整しました。かつて、その方には「5分前行動」という事を口酸っぱく指導されていました。その事を思い出しながら、現時刻より5分進んだ時刻を設定しました。

2013年06月01日

使えば使うほど分かるタブレット版「Windows8」の「優秀」さ

 先日も書きましたが、相方がWindows8搭載のタブレットPCを買ってきました。
 昨晩、寝ようとしてPCの電源を切った後、またネットが見たくなったので、それを使ってみました。
 とりあえずツイッターを見ようと思い、クライアントを開きました。先日、インストールして、アカウントを登録してあります。
 ところが、クライアントを開いたところ、アカウント情報が綺麗さっぱり消え失せていました。同じクライアントをWindows7搭載のPCでも使っていますが、このような事はこれまでありませんでした。
 仕方なく、ブラウザでTLを見ようとしたのですが、これがまたえらく見づらいのです。「ピンチ」で画面の大きさを変えることもできませんし、また、画面をめくろうとすると、選択になったり、横向きに変わったりします。
 自分にとって、これまでの人生でWindows系OSとMAC系OSを使った回数は、100対1以上の比率です。にも関わらず、この操作を見た所は、ベタな表現ではありますが、「iOS>>>>>>Android>>>>>>越えられない壁>>>>タブレット用Windows8」だな、と強く思いました。