2007年12月31日

2007年を振りかえって

 今年は、昨年同様、さまざまな貴重な経験をすることができた一年でした。現在の目標に向けて、ある程度手応えを感じる事もできました。そういう意味では、ある程度、有意義だったとは言えるでしょう。
 ただ、惜しむらくは、それらの経験を積む材料となったもののうち、ろくでもない人間による言動が少なからずありました。確かに、そこから反面教師的に学べたものは多いのですが、やはりあまり気持ちのいいものではありません。来年は、またいろいろあると思うのですが、出来ることなら、優れた人の言動から学ぶ機会を得たいものだと思っています。
 この一年、当サイトを訪れていただき、有り難うございました。また来年もよろしくお願いいたします。

2007/12/30の更新

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2007年12月29日

2007/12/29の更新

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ハレの日が・・・

[ 漫画 ]

 今日のビッグサイトは、近隣に行列のできるサークルが複数あったため、貴重な経験を沢山しました。
 特に、目の前にある長大な列と、聞かされていたそこの客単価で試算をした結果、そこの数時間での売り上げが自分の年収を上回る事がわかったときは、情報として知ってはいたにも関わらず、少なからぬ驚きがありました。
 午後になり、おかげさまで相方と二人で作った新刊も完売し(ちなみにそちらの売り上げ合計は食事代程度です)、さてそろそろ他所の本でも見に行くか、と会場を歩き出しました。すると、携帯に仕事関係の電話が入りました。「これは休みの人間にわざわざかける内容ではないだろう」などと思いながら何とか片付けました。するとしばらくして、別な人から携帯に電話が入りました。こちらは、まあある意味仕方のない電話でした。そこで対処したのですが、我ながら「同人誌売ったり、コスプレした人が歩いているのを見ながら、顧客対応するというのは奇妙な風景だよな」などと思ったりもしました。(もっとも、世の中にはこの三日間がビジネス的に重要となる業種・業態もあるわけですが・・・)
 主催者は、この盆暮れの三日間を「ハレの日」と言います。実際、自分としても、冒頭に書いたような「初めての経験」をするなど、過去にない「ハレの日」でした。それが電話二本であっというまに日常に戻されたわけです。
 携帯というのはいろいろと便利で、なくてはならない物となっています。しかし、今日に限っては、その便利さがあだになった「ハレの日」でした。

2007年12月28日

なくなるのは一瞬

 職場の向かいににある民家が、ついに地上に屈して立ち退いてしまいました。まだ家の解体工事は始まっていないのですが、それに先駆けて、樹の枝だけを刈るという作業が行われました。作業者に乗った人が電動のこぎりで手際よく枝を落とし、短時間でその樹は幹だけになってしまいました。
 半年前の猛暑日、ここの木陰から涼を得て心が安らいだ事がありました。そこまでの木陰を作れるだけの枝振りになるまで何十年かかったか分かりません。しかし、なくなるのは一瞬です。いずれこうなるとは分かってはいましたが、やはり物寂しさを感じました。

2007年12月27日

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割れた瞬間

 夕食中、味噌汁のお椀を持ち上げたところ、下に水たまりができていました。食卓には飲物や汁物が何点かあったのですが、こぼしたりした記憶はありません。「もしや、今しがたこぼした記憶が欠落してしまったのか?」と一瞬自分の脳をうたがいました。しかし、お椀をよくよく見てみると、縦に裂け目が入っていました。そこから味噌汁がこぼれたようです。
 後で台所周辺を確認したのですが、味噌汁のこぼれた跡はありませんでした。ということは、机に置いた時、その衝撃(?)で裂けてしまったと思われます。もちろん、普通に置いたのですが、限界直前だったお椀にとっては、それがトドメになったのでしょう。
 限界直前の状態だと、わずかな刺激で壊れる、というのはよく聞きます。しかしながら、それを実際に目の当たりにしたのは生まれて初めての事でした。

2007年12月26日

終わって感じる贅沢さ

 昨日までは、街中および店の中はクリスマスの飾り付けがされていました。クリスマスと関係なさそうな忘年会客で賑わう和風居酒屋にも、ツリーが置いてあったりしました。
 それが一斉に撤去されているわけですが、その状況を見て、クリスマスグッズの収納が気になりました。ツリーを筆頭に、置いておくにはそこそこの場所が必要です。もちろん、一店舗くらいでは大した場所はいらないのでしょうが、これだけ津々浦々の店舗がクリスマスの飾り付けをしているわけですから、合わせれば相当の面積になります。さらに公共施設の大がかりな飾り付けもあるわけですから、全部合わせれば島一つ分くらいに相当する収納スペースとなるでしょう。
 それだけの面積が、一年の一割に満たない期間のための装飾品を置くために使われているわけです。そう考えると、クリスマスというものはかなり贅沢なイベントなのだな、と別の意味で実感させられました。

2007年12月24日

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 漫画資料室心に残るながいけん作品スーパー民族シリーズを掲載しました。また、ムウミン谷の攻防改訂版を掲載しました。

2007年12月23日

自ら名乗る「絶品」

 ロッテリアが大々的に宣伝し、登場直後は売り切れも続出したと言う「絶品チーズバーガー」というのを食べてみました。まあ、確かに従来のチーズバーガーとは、パンや肉の歯ごたえが違うようにも感じました。とはいえ、格が違う、というほどではありません。また、胡椒の味付けがやけに強いのも気になりました。
 これが、まだ「新チーズバーガー」くらいの名前だったら、別にどうという事もありません。しかしながら、名前が名前なだけに、「何だ、仰々しい名前をつけてこんなもんかい」と思ってしまいました。
 やはり、「絶品」とかいう言葉は、他人が評価する形で出てくる言葉であり、よほどの事がない限り、自分から名乗る言葉ではないな、と改めて思いました。

2007年12月22日

冬至

 天気が悪かったのでずっと家にいました。いろいろやっていてふと外を見ると、もう真っ暗でした。「えっ、もうそんな時間が経っていたのか?」と驚いたのですが、時計を見たらまだ17時前です。その時、はじめて今日が冬至という事を思い出しました。
 当然ながら、今日だけ日が短い、という事はありません。ここしばらく、少しずつ日が短くなっていたわけです。しかしながら、普段は仕事しているので、気がついたら夜になっている、という生活です。それがたまたま休みだっただけに「冬至らしさ」を実感できたわけで、そういう意味では得したようにも感じました。
 というわけで、冬至記念と言うこともあり、夕方の買い物では「ゆずの入浴剤」を30円で購入しました。せこいですが、これでさらなる「冬至気分」を味わおうと思っています。

2007年12月21日

未確認を確認していない?

 一部の政治家が「UFO論議」をやっています。暇だなと思う一方で、まあ「本来の仕事」をしようとするとろくな事にならないから、むしろこういう事に熱意を注いだほうがマシか、などとも思っています。
 それはそうと、福田首相の談話「私はまだ(UFOを)確認していない」と語った。には驚きました。UFOを日本語訳すると「未確認飛行物体」です。したがって、この談話は、「私は未確認飛行物体を確認していない」という意味になってしまいます。言葉として何の意味もありません。
 まあ、「UFO=宇宙人の乗り物」というのが基本概念にあるから、そのような発言になったのでしょう。とはいえ、もう少し言葉の本来の意味を認識してほしいものだ、と思いました。

2007年12月19日

謎のマナー

 電車の液晶TV広告を見ていたら、「年賀状のマナー」という宣伝をやっていました。なんでも、それによると、最もマナー違反の年賀状は「文面が全てワープロ文字だけ」との事でした。
 自分的には、別にそのような年賀状を貰っても、マナー違反とは思いません。機械的とはいえ、自分宛に安否の報告をしてくれただけで、十分価値があると思います。逆に、慣例化している相手に年賀状を出す際も、特に書くことがなければ、印刷だけですむと思っています。
 広告主が誰だかまでは確認しませんでした。しかし、これを真に受けたら「マナー違反の年賀状を送るくらいなら、最初から何も送らないほうがいい」と思う人が多発して、郵便事業株式会社が損するのでは、とは思いました。まあ、これまでと違って、一民間企業になったので、別にその会社が得しようと損しようと知ったことではないのですが・・・。

2007年12月18日

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やることなすこと

 昨日は、相方が出かけていたので一人で外食でした。で、どのような店を選ぶか、という事ですが、その直前に帰りの電車で失敗を重ねており、自分の選択に自信が持てない状況になっていました。そこで、いろいろ迷った挙げ句、最初に思い浮かんだ店に行ったのですが、これがやはり失敗。やけにしなびた鮭を食べる羽目になりました。
 何をやってもダメな時、というのは確かにあるものだ、と思いました。こんな事ならいっそ、カロリーメイトで夕食をすませれば良かったか、とまで思ったほどでした。
 というわけで、つかない一日もあったものだと重いながら、風呂に入りました。すると、出る時にバスタオルを取ろうとしたら、棚からかごが落ちてきて顔面を直撃。怪我はありませんでしたが、久々に目の中に火花が飛ぶ経験をしました。
 最後まで一貫して悲惨な日でした。まあ、その反動というわけでもないでしょうが、今日は平穏無事な一日を過ごせました。

大は小を兼ねない

 とある、東日本を代表する大企業に打ち合わせをしに行きました。社のイメージそのままの巨大なビルが駅前にあり、一番下のフロアを歩いただけでしたが、迷路のように感じました。しかも、これは本社ではなく、支店だというのですから驚きです。
 入ってすぐに、「打ち合わせブース」みたいな仕切りが何カ所もあるのですが、そこは先約で満杯だったのか、別の所に通されました。なぜかそこは、高価そうなソファーがあり、奥には絵がかかり、扉は天井まである、というやけに豪華な部屋です。どうみても、業者とちょっと打ち合わせをするような部屋ではありません。

 まあ、単に他に場所がなく、空いた高級応接室を使った、という事なのでしょう。しかし、「大は小を兼ねる」というわけにはいかず、このテの打ち合わせにはあまり便利ではありませんでした。ちなみに、ソファには空きがあったものの、招待者である大企業の社員は、わざわざ別の椅子を持ちこんでいました。部屋の意味がわかっているだけに、おそれ多くて座れなかったのでしょうか。
 というわけで、豪華さと裏腹に、えらい不便な形で話はすすみました。やはり、どんなものにも「分相応」というのはあるものだな、などと思ったひとときでした。

2007年12月16日

人気キャラの使い場所

 本屋のビジネス書のあたりを見ていたら、いきなりケンシロウが目に入りました。なんだと思って見てみたら、「日本はもう死んでいる」なる題名の本での帯でした。帯といっても、表示の7割くらいの大きさですから、実質的には表紙イラストのようなものです。著者は70過ぎとの事ですが、「北斗の拳」のファンなのでしょうか。
 内容は、日本財政のふくれあがった借金を憂う、といったものでした。財政についてはさほど知識がないので、この本の内容が参考になるかどうかは断言できません。ただ、あの「帯」を見た限りでは、この本の内容を信じるのは、「この世には一子相伝の暗殺拳が存在し、その修得者は、体の特定部位を突いたり蹴ったりするだけで、相手を爆発させる事ができる」という話を信じるのと同レベルなのでは、と思ってしまいました。

 確かに、いまでもパチスロ屋の看板の一つであり、復刻版も出ればスカパーでアニメの再放送も行われている大人気作品です。とはいえ、このような題材を扱った本の実質表紙イラストにふさわしいかどうかは、別問題なのではないでしょうか。
 まあ、本屋で平積みになっていたわけですから、私のような考えをするのは少数派で、むしろ「北斗」世代が買っているのかもしれませんが・・・。
 とはいえ、やはり「社会科学と北斗神拳」という組み合わせには、違和感を強くおぼえました。

2007年12月15日

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シコースキー投手、マリーンズ復帰

[ 野球 ]

 前スワローズのシコースキー投手がマリーンズに復帰しました。一度退団した外国人選手の復帰といえば、マリーンズのフリオ=フランコ選手をはじめ、かなり前例はあります。しかし、退団後、複数の日本球団に所属した後に復帰する、というのは12球団を通じてもかなり珍しい例ではないかと思いました。
 いずれにせよ、またあの闘志あふれる投球と仕草をマリンスタジアムで見れるのは嬉しいことです。是非とも活躍を期待したいものです。

 一方、イーグルスからFA宣言していた福盛投手のレンジャーズ入りが決まったそうです。このレンジャーズといえば、今季まで大塚晶則選手が在籍していました。残念ながら、大塚選手はチームを離れる事になり、「日本人リレー」は実現しませんでした。
 ただ、その大塚選手が在籍中に、興味深い話がありました。同僚のフランク=フランシスコ投手は熱烈な「ドラゴンボール」のファンだとの事です。一方、福盛投手も、自身のブログで、かなり濃いドラゴンボールファンネタを披露していました。
 フランシスコ投手の去就は不明ですが、出来ることならぜひともレンジャーズに残って、福盛投手と「ドラゴンボーラーズ」を結成してもらいたいものだ、などと思いました。

2007年12月13日

2007/12/13の更新

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2007年12月12日

テレビの魔力?

 何となくJスポーツをつけていたら、身内の通っている高校が出ていました。バスケットボール番組で、「高校バスケ部員に尋ねる、好きなプロバスケットボール選手ランキング」とかいう企画でした。
 その時思ったのが、「そう言えば、彼女は野球部のマネージャーとか言っていたっけ。これが野球番組だったら出れたかもしれないのに、残念」と思ってしまいました。
 別にTVに権威など感じることは一切ありません。だいたい、仮に出ても一瞬ですし、それによって何かいい事があるわけでもありません。
 にも関わらず、「身内が映ってほしかった」と思ったわけです。「TV出演」というものが持つ魔力を感じさせられた一瞬でした。

2007年12月11日

気付くタイミング

 見込み客となる外資系のホテル会社へプレゼンしに行きました。すでにお客となっているホテル会社が別にあるのですが、そこは普通のオフィスビル内に事務所があります。今日行ったところも、普通のビジネスビルと思わしき建物でした。そこで、てっきりここも事務所で、ホテルは別の所にあるものだろう、と思って入りました。
 そして案内されるまま、エレベーターで目的の階に行きました。そこで降りるといきなり、高級ソファが置いてありました。「お、さすがは外資系、事務所の入口も一味ちがうな」などと驚きながら奥に進みました。するとさらに、「SPA→」みたいな案内表示が出てきました。「うーん、ここまで事務所をホテル風にしているのか」などと、まだ気付かずに歩き、角を曲がったら、そこにはフロントがありました。
 さすがにその時点で、自分が来ているのがホテルそのものだと気付きました。いくらそれらしい看板や表示がないとはいえ、普通はエレベーターを出た瞬間に気付くとしたものです。思いこみによる勘違いは今に始まった事ではありません。ただ、振り返ってみると、かなりマヌケだと我ながら思いました。
 エレベーターを出てから歩いている間、同行した人にそれらの「感想」を口走らなかったのが、不幸中の幸いでした。

2007年12月10日

2007/12/10の更新

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 漫画資料室別館・心に残る文章神様、仏様、稲尾様を掲載しました。

2007年12月09日

立ち枯れ

 普段歩かない所へ散歩に行きました。道に沿って花が植えてある所を歩いたのですが、途中で奇妙なものを見ました。向日葵と紫陽花が、花が咲いた状態のまま立ち枯れているのです。特に紫陽花は、6月に咲いた形そのままで、花びらと葉が茶色になったまま植わっている、という状況でした。
 そのあたり以外は、普通に秋桜などが咲いているだけに、余計、不思議な感じでした。何か病気でも発生したのでしょうか。
 花が散りゆくさま、というのは寂しさを含んだ美しさがあります。それに対し、立ち枯れた花には、「実を結ぶ」という本来の目的が達せられないまま命を失ったというような、無念さみたいなものを感じさせられました。

2007年12月08日

漫画単行本と子供向けメニュー

 ロイヤルホストに行きました。テーブルにメニューが置いてあり、その中に「キッズメニュー」というものがありました。当然そこから選ぶ事はないのですが、そのメニューがやけに気になりました。かなりの既視感があるのです。
 なんでお子様向けメニューに既視感が?と思って頭を捻らせているうちに、かしましハウスの表紙を思い出しました。
 店にあるメニューは、サイトに載っているものと文字の背景色が異なっています。そしてそれは「かしましハウス」題字の背景色と同じです。そして、文字も色の濃淡と模様の有無の違いはあれど、同系列の色を使っています。これなら、既視感をおぼえるのも無理はありません。
 なぜこのような類似デザインが誕生したかは分かりません。それはともかく、おかげでメニューを見ている間、「かしましハウス」が頭の中から離れませんでした。

意外なところで応用できた趣味

[ 交通 ]

 中学時代、国鉄の車両を覚えるのに燃えていた時期がありました。その中で、記憶に残っているものの一つに「113系と115系の区別」というものがありました。基本的には同じ車両なのですが、115系は寒冷地・勾配対策がされています。そのため、東京では、東海道線・横須賀線・総武線は113系で、東北線・高崎線・中央線は115系、というふうに分かれていました。
 この二種類を外見で区別する方法がありました。それは、「正面下部の塗装がV型かU型か」ということです。まったくもって意味のない知識でしたが、これを知った時はかなり嬉しく、中距離列車に乗る度に、正面の塗装を確認したものでした。

 それから25年ほどたった今、総武線各駅で通勤しています。一見、この路線は一つの車種しか走っていないように見えます。しかし、実はE231系と209系の二種類があります。この二つの車種は、外見も車内もほとんど変わりませんが、運用において大きな違いがあります。それは、209系の5号車は他の車両と同じですが、E231系の5号車は座席収納式の六扉車である、という事です。
 したがって、5号車に乗る人はあまり座る気のない人なわけです。そのため、209系が来ると、5号車は非常に座れる可能性が高くなるわけです。
 その両者を正面で区別する方法は二つあります。一つは左帯に張られている「6door」というシールで、もう一つは運転台周辺の塗装の色で、209系が白であるのに対し、E231系は銀色です。前者は分かりやすいのですが、接近するまでは判別できません。一方、後者はかなり遠くから判別できます。
 したがって、接近する列車を見て、白ければ5号車の乗車位置に行き、銀色だったら別の号車の乗車位置に行く、というようにするわけです。これを知ってから座れる確率はかなり向上しました。
 この区別は、実際に見ていて気付いたものでした。色彩とかデザインとかに疎い自分が、それに気付いたのも、中学時代に113系と115系の区別をつけて喜んでいた経験が生きたためかと思っています。
 当時は自分でも「面白いけれど、何の役に役に立たない知識だな」と思っていましたが、まさかこんな形で応用できるとは思いませんでした。趣味が実生活に役立つというのは、いくつになっても嬉しいものです。

2007年12月05日

2007/12/5の更新

 トップ絵に冬コミ表紙を掲載しました。
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必要な物は取らずに、余計な物は取ってくる

 布団の中でネットを見ていました。ところが、ある画面から急に動かなくなってしまいました。「もしかしてサーバが落ちたのか?」と一瞬思いました。しかし直後に一つ変な事に気づきました。LAN線をつないでいるはずなのに、タスクトレイにある無線LANの接続状態が「接続中」になっていたのです。
 おかしいと思って最大化してみると、なぜか自分とは全く関係のないプロバイダに接続中になっていました。普段PCを使うところと比べて窓に近いところで操作していたため、勝手に拾ってきたようです。

 契約していないところなので詳細は分かりませんが、最初はとりあえずつなげて、後でID/PWを照合するような仕組みなのでしょうか。いずれにせよ、これでは困るので、切断処理したところ、無事本来の接続に戻りました。
 実は先日、公衆無線LANに入ったのですが、そちらの接続がどうしてもうまくいきません。自分の設定がまずいため、と言うことは分かっています。しかしながら、つい「本来つながってほしい公衆無線LANにはつながらないのに、頼みもしないで勝手に外を飛んでいる無線LANを拾ってくるとは・・・」と心の中で愚痴ってしまいました。

地下3階ホームの客が地上にあふれる

[ 交通 ]

 朝出勤したら、渋谷経由で通勤してくる人から「地下駅が1階まで人であふれている」とのメールが入ました。何事かと思って列車情報を調べたところ、人身事故で田園都市線が大幅に遅れているとの事。そのため、ホームに人があふれて改札が閉鎖に、そして入りきれない人が外まであふれた、との事でした。
 渋谷の田園都市線ホームは地下3階で、改札は地下2階です。その客が地下1階を過ぎて地上まであふれていたのですから、相当の混雑だったようです。
 偶然ですが、昨日は朝に田園都市線を使って客先に行きました。その時、駅の掲示で輸送力増強について色々書かれていたので、かなり混雑が凄いのだろうとは思っていました。しかしながら、このような形でその混雑の凄さを知るとは思いませんでした。
 田園都市線は、もともと不動産開発とセットで延伸された路線として有名です。その方策は成功したわけですが、どうやら成功しすぎてしまったようです。沿線に住んでいるわけではありませんが、ポスターに書いてあった輸送力増強が早く実現して欲しいものだ、と思った次第です。

2007年12月04日

他人に感動を伝える

 1990年代はプロレスにかなりハマり、月刊誌を二つ買っていた時期もありました。それからいろいろあって離れてはいましたが、スカパーのプロ野球セットでG+が見れた事もあり、毎週月曜および、特別中継のノアは可能な限り見ていました。
 そんな中、昨年、小橋選手が腎臓ガンで離脱したと聞いて驚き、しかも片方の腎臓を摘出しながら、リング復帰を目指すと聞いて、再び驚きました。
 そして二日には復帰戦がありました。諸事情により、生中継は入場シーンしか見れず、深夜の再放送での観戦となりました。その中で、「病み上がり」という事を感じさせない小橋選手の戦いぶりは、強く心を揺さぶられました。さらに、同じく大病から復帰した経験を持つタッグパートナーの高山選手、さらには長年の仲間である小橋選手に対し、容赦ない攻撃を加え、最後は、通常以上の必殺技を出して勝利した三沢選手と秋山選手の戦いぶりも、これまた素晴らしいものでした。
 久しぶりに「他人に感動を伝える」という姿を見たように思いました。小橋選手は大変な闘病が続くでしょうが、これからも頑張り続けてほしいものです。

2007年12月02日

タイヤとグルメ

 ちまたで、「東京版ミシュラン」という本が話題になっています。私は、食通とは縁遠い人間ですが、さすがに「三つ星」とか「恨ミシュラン」なる単語により、ミシュランなる、星印の数で店の格付けを行う食通ガイドブックが存在する事くらいは、以前から知っていました。
 一方、勤め先のすぐそこに、フランス企業の「ミシュランタイヤ」の日本本社があります。これは、今の社屋に来るまで会社の存在も知らなかったのですが、なかなか立派な事務所です。あと、入口には奇妙な形のイメージキャラクターの像が飾ってあり、異彩を放っています。

 ところが、その「グルメガイド」と「タイヤ販売業」が同じ会社によるものだということに、ごく数日前に指摘を受けるまで、気付いていませんでした。冷静に考えれば、どちらも名前が同じ上に、フランス発なのですから、同じ会社がやっているに決まっています。ところが、なぜか頭の中で、二つが全く別世界のものとして分類されていたようで、言われるまで気づきもしませんでした。
 毎度の事ですが、思いこみによる誤認識というものは不思議なものです。この年になるとなかなか難しい事は分かってはいますが、もう少し頭の柔軟性がほしいものです。

2007年12月01日

2007/12/1の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

薮田投手、大リーグ入り

[ 野球 ]

 マリーンズの薮田投手のロイヤルズ入団が発表されました。来年からはヒルマン監督とともに戦う、というのはなかなか興味深いものがあります。これでマリーンズからは小林雅英投手に続いての大リーグ移籍となりました。
 このあたりの原因については、バレンタイン監督の談話である「ロイヤルズのように、マリーンズより観客動員数や選手のレベルが劣るチームが、マリーンズの倍の金額を提示できるのは放送権料の分配制度があるから。(日本も)何らかの変化が必要」という事情もあるのでしょう。あと余談ですが、ここまで率直に「大リーグの下位チームより、自分のところのほうが選手のレベルが上」と言った日本チーム監督は史上初ではないか、などとも思いました。

 あと、台湾で行われる五輪予選がいよいよ始まります。それに先立ち、マリーンズの渡辺俊介投手をはじめとする三選手が、ここにきて「落選通知」を受けました。なんか、いろいろな演出的意図もあるのでしょうが、失礼な話です。どうせ代表に選ぶ気がないなら、最初から招集しなければいいでしょう。貴重なシーズンオフを返上してわざわざ台湾まで行った選手に対して、失礼な話だと思います。まあ、五輪野球はいろいろとわざとらしい演出が多いので、最初から織り込み済みだったのかもしれませんが・・・。
 まあ、しょせんは大リーガーが出るWBCに比べれば、明らかに格の落ちる大会です。しかも、ペナントレースの最中に決勝、という日程です。自分としては、前々から、プロ選手を出す必要がないと思っていました。
 そういうわけで、自分的にはたいして盛り上がっていなかったのですが、これでより一層萎えました。とりあえず、選手が無駄な怪我をせずに仕事を片付けて、チームに戻ってきてほしいと思う次第です。特に野手陣は、あの「わりゃポークス潰す気か?」の迷打撃コーチに壊されない事を最重視して細心の注意を払って欲しいものだと、改めて思いました。