2007年12月11日

気付くタイミング

 見込み客となる外資系のホテル会社へプレゼンしに行きました。すでにお客となっているホテル会社が別にあるのですが、そこは普通のオフィスビル内に事務所があります。今日行ったところも、普通のビジネスビルと思わしき建物でした。そこで、てっきりここも事務所で、ホテルは別の所にあるものだろう、と思って入りました。
 そして案内されるまま、エレベーターで目的の階に行きました。そこで降りるといきなり、高級ソファが置いてありました。「お、さすがは外資系、事務所の入口も一味ちがうな」などと驚きながら奥に進みました。するとさらに、「SPA→」みたいな案内表示が出てきました。「うーん、ここまで事務所をホテル風にしているのか」などと、まだ気付かずに歩き、角を曲がったら、そこにはフロントがありました。
 さすがにその時点で、自分が来ているのがホテルそのものだと気付きました。いくらそれらしい看板や表示がないとはいえ、普通はエレベーターを出た瞬間に気付くとしたものです。思いこみによる勘違いは今に始まった事ではありません。ただ、振り返ってみると、かなりマヌケだと我ながら思いました。
 エレベーターを出てから歩いている間、同行した人にそれらの「感想」を口走らなかったのが、不幸中の幸いでした。

2007年12月11日 23:50