2013年03月31日

カラスの跋扈

 先日、朝、可燃ごみを捨てに行ったら、カラスに出くわしました。我がアパートのゴミ集積所には鳥よけのネットが設置されているのですが、前に捨てた人がそのネットを上げっぱなしにしていたようです。
 とはいえ、以前からそのような上げっぱなしはよくありました。
 そして今日、近所を歩いていたら、やけにカラスが目立ちました。ゴミの日でないというのに、ゴミを散らかして食べているのもいました。
 もともとカラスが多い街ですが、さらに増えたのでしょうか。それとも人間側のゴミ集積所管理の雑さや、指定日以外のゴミ出しが増えているためにカラスが目立つようになったのでしょうか。色々と気になりました。
 

2013年03月29日

コストパフォーマンスの良すぎる店とその客入り

 職場の近くに先月開業した中華系の居酒屋に行きました。メニューを見たら「乾杯セット」がありました。内容は、飲み物(キリン一番搾り生中ジョッキなど)に、平均売値300円の中華の小皿を三つつけて980円、という内容です。
 注文した所、普通にジョッキと料理が出て来ました。料理は特に美味しいというわけではありませんが、そこらのチェーン系居酒屋よりはずっとしっかりした味です。また、量的にも問題ありませんでした。
 その後、飲み物を何杯かおかわりしましたが、二人合わせて3,500円くらいのお勘定でした。
 つまり、かなりコストパフォーマンスがいいわけです。しかしながら、週末兼年度末という呑み会シーズンにも関わらず、店の中はガラガラでした。
 改めて、今の世の中の金回りがいかに悪いかを痛感させられました。
 テレビや新聞などでは「非実在景気回復」が宣伝されています。しかしながら、現実はどこもこの店と似たようなものです。このままどんどん金回りが悪くなり続けると、いったいどうなるのだろうか、と改めて恐怖感をおぼえました。

2013年03月28日

あてにならないシール投票

 スーパーに行ったら、ペットボトルの日本茶の試飲をやっていました。
 飲んでみたところ、販売員さんに「旨味はありましたか?」と尋ねられ、シールを渡されました。
 何のシールだろうとおもって顔を挙げてみたら、「この緑茶に旨味はありましたか?」という質問があり、「ある」と「ない」の所にそれぞれシールが貼られていました。
 街頭などでたまに見る「シール投票」をやっているわけです。
 しかしながら、シールを貰った身としては困りました。はっきり言って、緑茶の「旨み」なるものが何なのかわかりません。
 これまで、緑茶を何百杯も飲んでいますが、ペットボトル入りだろうが、急須で入れたものだろうが、「旨味の有無」など考えた事すらありませんでした。
 とはいえ、タダで振舞ってもらったわけです。無下にするわけにもいかないと思い、「ある」のほうにシールを貼りました。
 同じ事を考えている人がほとんどのようで、「ない」の所にはシールは一枚しか貼られていませんでした。
 そのような心理を経験しただけに、「この投票結果って何か意味はあるのだろうか?」と思いました。
 同時に、そのような心理的圧力に負けずに、「ない」にシールを貼った見知らぬ人には、少なからぬ敬意をおぼえました。

2013年03月27日

W杯予選を見ながら寝落ち

 昨晩、ヨルダンでサッカーW杯の予選が行われました。日本は勝つか引き分ければ本戦出場が決まります。
 中継を見ていたのですが、ヨルダンが先制し、さらに追加点と2点差をつけられます。
 その後、日本が1点を返し、直後にPKを得たのですが、これを相手のキーパーが防ぎ、そのまま負けたようです。
 布団の中で見ていたのですが、遠藤選手がPKを防がれたところまでは記憶がありますが、そのまま寝てしまい、試合が終わった頃は熟睡していました。
 まあ、自分的に一番注目していたのは、スタンドに来た、愛媛FC準マスコットの「一平くん」がTVに映るかどうかでした。それを見れたのに満足してしまい、試合終了まで緊張感が持続しなかったのかもしれません。
 そのような不まじめな観戦者の分際で言うのもなんですが、毎度ながら、TV中継での「日本頑張れ」はうっとうしいと思いました。
 かなり長い時間をかけて、試合前の選手や状況の紹介を流したのですが、そのなかで、相手選手の紹介はほとんどありませんでした。せっかく中継を見るのですから、相手の情報もきちんと伝えたほうが、見る人は試合を楽しめると思うのですが・・・。
 いずれにせよ、W杯は次に行われる6月の試合まで持ち越しとなりました。次回はぜひ頑張ってほしいものです。

2013年03月25日

営業効果か面子か

 二年前、大相撲の蒼国来関が、八百長に関わったとして引退勧告をされたものの、潔白を主張して勧告を拒否し、「解雇処分」となった、という事件がありました。
 それに対し、蒼国来関は解雇を向こうとして提訴し、本日、東京地裁が「解雇無効」という判決を出しました。
 傍から見れば、相撲協会にとっての最善の対策は、判決を受け入れる事でしょう。
 もちろん、控訴すれば逆転勝訴する可能性もあるかもしれません。しかしながら、最後まで負ければ目も当てられません。また、仮に勝ったとしても、相撲協会のイメージが上がるわけではありません。
 だいたい、二年前の「八百長力士大量解雇」において、「あそこで処分された力士・年寄は八百長をやっていて、対象外だった力士・年寄は潔白だった」とか「相撲協会が自浄能力を発揮した」などと思っている人など一人もいないでしょう。
 そして、蒼国来関が潔白だった事を相撲協会が認めた所で、内部の人間はともかく、外部の人間は「ああ、そうだったんだ」としか思いません。
 ならば、ここは蒼国来関を判決通りに復帰させ、それで土俵を盛り上げたほうが、興行的には得策です。
 一部の面子が潰れる人間数人を除けば、そちらのほうが蒼国来関にとっても相撲協会にとってもよっぽど得策だと思うのですが・・・。今後、どうなるか気になります。

2013年03月24日

昨年に続き、さくら公園で花見

 先週半ばより、一気に桜が咲き始めました。そこで、今日は相方と、花見をしながら昼食を取ることにしました。
 場所は、昨年に続いての、イオン津田沼にある、さくら公園です。
 昨年も書きましたが、外での飲食は元々あまり好きではありませんでした。数年前から出た花粉症のおかげで、外での飲食というのは、食事と同時に花粉を摂取する行為となってしまっています。
 その点、ここだと、フードコートで食事をしながら、ガラス越しに桜を見ることができます。
 ちょうど昼食時で、桜も咲いている、という状態なので、果たして窓際に座れるだろうか、と危惧していました。
 ところが、意外にも、一番大きな桜がよく見えるあたりの席は、のきなみ空いていました。
 別にフードコート自体が空いているわけではなく、全体的にはかなり席が埋まっています。どうやら、我々以外の人たちは、ここで花見をする、という考えはないようです。
 というわけで、まずは「特等席」で食事をしながら、続いて外に出て、直接、桜を楽しみました。
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(クリックすると同じ窓で大きな画像が開きます)
当分の間、ここが我が家の定番花見スポットとなりそうです。来年もぜひ、ここで桜を楽しみたいものだと思いました。

2013年03月23日

全国一枚?

 今日から、首都圏・近畿・東海・福岡・札幌の交通系ICカードの相互利用が始まりました。
 それを全国4275駅を1枚で 交通系カード、相互利用始まる などという感じで、「全国を一枚のICカードで」という形で報道されています。
 以前にも書きましたが、この「全国」というのは非常に違和感があります。
 今や、ICカード乗車券は、それこそ全国各地で活用されています。しかしながら、この「全国」には、日本で始めて携帯電話での電車乗車を実用化した伊予鉄道をはじめ、ICカードを活用している各地方の交通会社並びに自治体の交通局は範疇外になっています。
 さらに言えば、3年以上前からSuicaを持っていれば、大阪や札幌のJR、さらには福岡の地下鉄にもそれで乗ることができました。
 実際問題として、Suica利用者にとっては、今回の「全国共通」は、「大阪の私鉄・公営鉄道でもSuicaが使えるようになった」というだけの話でしかありません。
 にも関わらず、そのあたりを指摘せずに各社が「全国」という言葉を濫用するのには強い違和感がありました。
 いつの日か、伊予鉄道の「い~カード」で東京の鉄道に乗れたり、道北バスの「ドゥカード」で鹿児島市電に乗れるような、本当の意味での「全国一枚」が実現する日が来てほしいものだ、などと思いました。

2013年03月22日

サイト閲覧者を目の前で見る

 出勤しようと幕張本郷駅に向かったら、出入り口のあたりで、二人組の若い女性が、スマホを見ながらうろうろしていました。そして、再度改札のあたりまで戻り、再度スマホを見ながら体の向きを確認し、再び、駅の外に出て、橋の向こうに歩き出しました。
 幕張本郷で道がわからずに困っている若い女性を見かけたら、99%以上の確率で我が家の近くにある中華料理屋に行く人だと思って間違いありません。
 とりあえず、地元民として、道に迷って困っている人を見ると気になります。とはいえ、道を教えようとしても、中年のオッサンにいきなり声をかけられたら、向こうも気味悪く思うでしょう。
 そこで、一年ほど前に、駅から中華料理屋までの道順を書いたページを掲載しました。実際に駅まで来て、道が分からなくなった人を対象としており、スマホや携帯に表示させ、それを見ながら店に行けるようになっています。
 おかげさまで、現在Googleで店名を検索すると、上記のページが一番目の検索結果ページに表示されています。
 したがって、その二人が見ているスマホのページは、自分の書いたページである可能性が極めて高いと思われます。
 というわけで、自サイトを閲覧中の人を現在進行形で見た形になりました。
 このサイトの全ページの通算ページビューは100万くらいあると思います。しかしながら、サイトのチェック作業以外で、「自分の作ったページを見ている人を直に見た」という経験は初めての事でした。
 長年サイトをやっていると、色々と面白い経験ができるものだと思いました。色々あって、この日記以外の更新はほとんどできませんが、落ち着いたら、また色々と書いていきたいものです。

2013年03月21日

「安い輸入農産品」の代償

 何十年も前から、「農産物の輸入を自由化すれば安くて美味しい輸入品が食べれる」という宣伝が、マスコミを通じて行われ続けています。
 これを真に受けてしまい、「農産品などどんどん輸入すればいい。自給率の低下など知ったことではない」と考えるようになってしまった人も少なからず存在します。
 ところが、この宣伝には、かなり重要な事が抜けています。
 日本の農家が生産物を売れば、そのほとんどが国内で消費されます。したがって、それが、地元を中心に、様々な産業の収益に寄与します。
 つまり、国産品を買えば、その金は国内を循環するわけです。
 一例を挙げると、千葉には落花生の包装紙を作っている業者がいます。もし千葉産の落花生が、輸入物に駆逐されたら、この人の生活の糧もなくなるわけです。当然ながら、その人に袋の原料を卸している業者や、その人の近所の商店なども、売り上げが減るわけです。
 一方、輸入品の場合は、海運業者や商社など、ごく一部を除けば、その売上げは国外に出て行ってしまいます。つまり、いくら売れても、国内に波及効果はないのです。
 したがって、「安いものを食べれる」には、「国内に回る金が減る」というという代償があるわけです。

 しかしながら、その代償について報じられる事はありません。何故ならば、商業マスコミにとって、「農産物の輸入促進」を宣伝すると儲かりますが、その代償を報じても儲からないからです。
 もちろん、実際に日本の農業が衰退すれば、お金の循環の悪化により、結局は日本のマスコミにも影響は生じます。実際、この長い不況で、商業マスコミもかなり利益を下げています。
 にも関わらず、彼らは、目先の利益より先の事を考える能力はありません。そのため、そのような宣伝を続けているわけです。
 そのあたりを考えずに、報道を真に受けてしまうと、巡り巡って自分に損が回ってきてしまうわけです。もちろん、これは農業に限った事ではないのですが・・・。

2013年03月20日

3.16改正ツアー?

 都内で昼食と夕食を取る予定ができました。間に数時間の空きが生じるので、それを利用して映画を見ようと思いました。都内の移動が多いので、東京メトロの一日乗車券をあらかじめ買いました。
 ところが、昼の予定が長引き、映画を見る時間がなくなりました。そこで、せっかく一日乗車券を買った事だし、と思い、今週の3月16日に行われたダイヤ改正に伴って変更が生じた駅を巡ることにしました。

 まずは、新たに「乗換駅」となった地下鉄の秋葉原に行きました。もっとも、ここはハードウェアの変更はありません。都営新宿線の岩本町駅と「乗換駅」となったため、券売機上の運賃表示が変わったのを確認しただけでした。
 続いて、半蔵門線ホームと都営新宿線ホームの間の壁が撤去された九段下駅に。確かに駅の雰囲気は大きく変わりました。しかしながら、先日も書きましたが、大騒ぎするほど、便利になってはいませんでした。
 そして最後は、廃止された東横線旧渋谷駅に。入口だったところは柵が設けられ、警備員さんが二人立っていました。
 柵の隙間から覗いたところ、敷地は緑色のシートで覆われていました。あと、何度か利用した構内のドトールは既に看板が撤去されていました。
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(クリックすると同じ窓で大きな写真が開きます)。
 その変わりぶりに驚くと同時に、「時代の流れ」というものを感じさせられました。

2013年03月18日

謎の野菜売り

 昨日の事ですが、幕張本郷のバスターミナルを歩いていました。野球の試合があるため、バス待ちの行列ができていました。
 そこを通りかかると、ダンボールを持った男性が「八百屋ですけれど」と声をかけてきました。どうやら、箱のなかに野菜が入っているようです。
 種類・鮮度・値段もわからないうえに、売っている人間はあやしすぎます。もちろん、即座に断りました。
 その後、再びターミナルを通ると、またもや声をかけてきました。再度断ったら、今度は、バス待ちをしている人たちに声をかけていました。
 万が一、安価かつ上質な野菜だとしても、これから野球場に行こうとする人が、買うとは思えないのですが・・・。
 不思議に思うと同時に、何ともいえない不気味さを感じながら、バスターミナルを後にしました。

2013年03月17日

桜のつぼみ

 選挙に行くために、歩いて10分弱の小学校まで歩きました。仕事柄、夜はそこそこ歩くのですが、日中に外をのんびり歩くのは相当久しぶりです。
 アパートの敷地から外に出ると、いきなり満開となっている桜の樹が一本目に入りました。近所の家の敷地に植わっている桜です。花の色が濃く、葉っぱも一緒に出ているのでソメイヨシノではありません。いずれにせよ、意外な形での「初花見」となりました。
 それを見たせいか、道端や、投票所の小学校に植わっているソメイヨシノが普段以上に気になりました。日当たりによってさまざまですが、いくつかの樹は、かなり蕾が大きくなっており、咲く日がそう遠くない、という感じでした。
 不安定な気候の中、着実に春が近づいているのだな、と思い、ほんわかとした気分となった、投票所までの往復となりました。
 ただ、肝心の選挙は、当選者・投票率とも、非常にお寒い結果になってしまいましたが・・・。

2013年03月16日

12億円かけて壊したバカ「の壁」

 当サイトにはつれづれの乗り換え案内という、都内の地下鉄の乗り換えガイドみたいな付属ブログがあります。
 ここのところ忙しくて更新できていないのですが、おかげさまで、「題材にした駅名+乗り換え」でググると、七割がたは検索結果の1ページ目に表示されています。
 その記念すべき、一番最初に取り上げた駅は九段下でした。実は、そのブログを立ち上げた原因として、とある人が九段下における東西線と半蔵門線の便利な乗換方法を知らずに、えらい遠回りをしていた、というのがありました。
 そのような誤解を解くために、乗換駅の便利度を分かりやすく解説しようと思ったのです。

 ただ、その中において、九段下での半蔵門線と都営新宿線の乗り換えは、ほとんど書いていませんでした。
 理由は簡単で、この両線は、基本的に神保町で乗り換えたほうが効率がいいからです。
 九段下には都営新宿線の急行が止まりません。しかも、この二線は隣の神保町まで並走しています。
 したがって、九段下で乗り換えたほうがいいのは、半蔵門線の渋谷方面→都営新宿線の新宿方面行き普通電車だけなのです。

 ところが、そのあまり必要性がない、「九段下における半蔵門線と都営新宿線の乗り換え」に大騒ぎした都知事がいました。
 その結果、12億円もの都税を費やして、両線の九段下での乗り換えが「改善」されました。
 当然ながら、唯一便利になった乗り換えは、その「半蔵門線の押上方面行き→都営新宿線の新宿方面行き普通電車」だけでした。
 構造上だけ言えば、逆の「都営新宿線の新宿方面行き普通電車→半蔵門線の押上方面行き」という乗り換えも便利にはなっています。しかしながら、そのような乗り換えをすると、神保町と九段下の間を無駄に位置往復する事になってしまいます。
 したがいまして、脚が不自由な方など、階段での移動が困難な人を除けば、そのようなな乗り換えをする人はいません。
 もちろん、脚の不自由な人に配慮することは大切です。しかしながら、12億円を使うなら、都営新宿線→半蔵門線で不便を被っている人の何十倍もの脚の不自由な方の負担を軽減できる方策が存在したのではないでしょうか。
 今回の工事を決定した都知事は、それまで半蔵門線と都営新宿線のホームを隔てていた壁を「バカの壁」と呼んでいたそうです。しかしながら、この12億円の税金投入の費用対効果を考えれば、「バカ」なのは壁の存在よりも、無理やり壁を壊した人なのでは、と言わざるを得ないな、と思いました。

2013年03月15日

東横線の両端

 16日から東急東横線の渋谷駅が地下に移動し、地下鉄副都心線との直通運転が始まります。それにともない、渋谷駅高架にある東横線渋谷駅は、今日が最後の営業となりました。
 子供の頃、横浜に住んでいた祖父の家に行く際、東横線を使っていました。そして終点の桜木町で降りて、そこからバスに乗り換えていました。
 起点の渋谷も終点の桜木町も、国鉄(当時)の駅と並んでいました。いずれも頭端式ホームと呼ばれる、起終点の雰囲気がよく醸し出されているホームでした。
 ところが、10年ほど前に、東横線は横浜から先が「みなとみらい線」に切り替わり、東横線の桜木町駅は廃止となりました。
 そしてもう一方の渋谷駅ホームもなくなったわけです。

 かつての東横線は今と違って急行と各駅しかなく、しかも基本的に2番線は急行専用ホームになっていました。そんな事も思い出しながら、東横線渋谷駅終了のニュースを見ていました。

2013年03月14日

発想は凄いが肝心な事を忘れた新商品

 納豆のパックにタレがつくのが普通になってから20年くらいたったでしょうか。
 それだけ一般化したこともあり、ある時期から、納豆本体でなく、たれを売りとした商品が色々と出るようになりました。
 その中には、「袋を破らずにタレをかける」というものがいくつかあります。袋を破りそこねてタレをこぼしてしまった、という苦情に対応したのもなのでしょうか。
 その工夫は様々です。タレをゼリー状にして、箸で混ぜるようにしたものや、アメリカンドッグ付属のケチャップとマスタードのように、入れ物を反らせてタレを出すものなどを見ました。
 そのシリーズの最新作(?)を先日見ました。何と、パックの蓋をへこませ、そこにタレを入れているのです。そして蓋を取り外したあと、「アメリカンドッグ方式」で中身を出す、という仕組みです。
 考えだした人は「蓋を有効活用した」とでも思っているのかもしれません。しかしながら、この仕組みには根本的な欠陥があります。
 蓋を反らせて中を出すには、蓋の裏を触る必要があります。その蓋の裏には、納豆のネバネバがくっついているわけです。
 自分は、そのネバネバの食感は大好きです。しかしながらいくら納豆好きとはいえ、それを触って、さらに手に臭いをつけるのは楽しいことではありません。
 蓋をタレ入れにする、というのは斬新で驚くべき発想だとは思います。とはいえ、一番重要な「蓋が本来持つ役割」が完全に抜け落ちていたわけです。
 「失敗の例」としては大変参考になった「新商品」でした。

2013年03月13日

強風

 朝、目が醒めたらすごい風音がしました。
 今日は諸事情により、屋外で紙を折るという作業があったのですが、おかげで、えらい目にあいました。最後は、紙を抑えるのに、机の上に膝を乗せざるをえなくなったほどでした。
 とはいえ、別にこのくらいの強風、珍しい事ではありません。幕張本郷周辺では風で自転車がバタバタ倒れるくらいは日常茶飯事です。そこで、「今日も風が強いな」くらいにしか思っていませんでした。
 ところが、帰宅して交通情報を見たら驚きました。京葉線が止まるのはまあ「仕様」です。しかしながら、何と総武線の各駅と快速、さらには内陸を走る常磐線まで止まっていました。一時的に、都内と千葉を結ぶJRの全路線が止まってしまったわけです。
 その時はじめて、この強風は普段と違って局地的ではないものだと知りました。
 そしてその風はやむことがなく、これを書いている時点でも、外から風音が聞こえてきます。
 それにしても、日曜の煙霧といい、変な天気が続きます。なんか良くないことの前触れではないだろうか、などと気になってしまいました。

2013年03月12日

ネット切断

 ちょっとしたミスで、部屋にあるルータを倒してしまいました。すぐに立てたのですが、その時からネットが繋がらなくなってしまいました。
 再起動や線の繋ぎ直しを何度やっても回復しません。現在はCATVの通信サービスを使っているのですが、何をやっても「リンク」ランプがつきません。
 完全に故障したかと途方にくれているうちに、またルータに手がぶつかってしまい、傾いてしまいました。
 何度もルータを倒すなんて、我ながら疲れているな、と思いながら見たところ、「リンク」ランプが点滅を始めました。
 不思議に思いながら立てると、再び消えてしまいます。
 考えてみれば、このルータはずっと傾いていました。どうやら、それが続いたため、傾いた姿勢でないと、ネットにつながらなくなってしまったようです。
 これも「適応進化」と言えるのかもしれません。しかしながら、困った現象です。

 以前の仕事では、NTTのルータを何十台も管理していました。いずれも、我が家とは桁違いの劣悪な環境にさらされていましたが、このような故障は4年間の間に数回発生しただけでした。
 サンプルが少ないのでこれだけで一概に比較はできません。とはいえ、これらの現象を見ると、やはりCATVのルータは頑丈性に劣るのでは、と思わざるを得ませんでした。

2013年03月11日

あれから二年

 あの大地震から二年経ちました。地震で当時いた職場の本棚が波打つように揺れた事も、自宅に帰る手段がなく、四谷から歩いて実家に帰った事も、そこのTVで何度も流れた、津波が畑を飲み込む映像も、今でも鮮明に覚えています。
 その日だけでも万単位の人が亡くなったわけです。しかもそれで終わったわけではありませんでした。原発が爆発し、その周囲の町は、二年経った今でも無人のままとなっています。
 また、被災された方々の生活も、二年経った今も元に戻っていないと聞いてます。
 そうやって振り返ると、改めてそれらの災害が「現在進行形」である事が分かります。それを終わらせるために何か自分にも出来る事はないのだろうか、あらためて思わされた日となりました。

2013年03月10日

煙霧

 今日は仕事で昼前に移動した後は、ひたすら室内にいました。窓も曇りガラスですので、外は見えませんでした。
 したがって後から知ったのですが、今日は煙霧という珍しい現象が起き、空が茶色になったとのことでした。相方の話によると、窓の外で、普段なら普通に見える200mくらい離れた建物が見えなかったとのことでした。
 貴重な現象を見れなかったのは残念でした。もっとも、この「煙霧」は地上の埃が舞い上がったものだそうです。という事は、もし外でこれを体験していたら、花粉症がより悪化していたかもしれません。
 というわけで、見れなかったのは残念だったが、体感しなくて済んで良かった、という微妙な感想を持ちながら、ネットで様々な「煙霧」の写真を見ていました。

2013年03月09日

人生苦あれば・・・

 先週、ちょっと困った出来事があり、少々沈んでいました。花粉症が始まった事もあり、ダブルパンチという感じです。
 しかしながら、沈んでばかりいれば落ち込む一方です。そこで、その対策として、これまで以上に気合を入れる事にしました。
 すると、わずかではありますが、その成果が出ました。まだまだ先は険しいですが、やはり頑張るよりありません。体を壊さない程度に、さらに気合を入れようと思いました。
 しかも、仕事が終わって一休みしつつネットを見たら、長年見ては癒しを貰っている作家さんの質の高い新作を見ることができました。周辺の状況が状況なだけに、より精神的に助かりました。
 「禍福は糾える縄の如し」とはよくいったものです。この勢いで、困った出来事も結果的に「いい踏み台」と出来るよう、事態を好転させようと、改めて決意しました。

2013年03月08日

強烈な花粉

 やっと冬の寒さが終わったと思ったら、そのまま花粉の季節に突入してしまいました。
 特に今日は花粉がきつかったようでした。仕事中、郵便受けを確認しようと、マスクをつけずにちょっと外に出ただけで、くしゃみ連発、目が痒くなる、といった具合でした。
 数年前から花粉症が出始めたのですが、ここまでひどい事になったのは初めてです。自分の花粉症が年とともに進行したのか、花粉の量が増えたのか分かりません。
 いずれにせよ、とんでもない季節が到来した事だけは確かです。従来以上の対策を練らねば、と心底思いました。

2013年03月06日

今年初の梅林公園

 休みを利用して、相方と梅林公園に行きました。
 2月が寒かった事もあり、咲き始めが遅く、日当たりのいい側がほぼ満開、一番日当たりの良くないあたりはまだまだ蕾も出ていない、という感じでした。
 その、満開のほうですが、ちょうど雲ひとつない快晴という事もあり、空の青色にきれいに映えていました。

 それだけに、平日とはいえ、かなりの観覧客がいました。ベンチも塞がっており、弁当を食べる場所を探すのにちょっと苦労したほどでした。
 また、この付近には駐車する場所がなく、パトカーが駐車違反をチェックしに回ってきたりもしていました。
 数年前、この近くに、幕張本郷方面からの二車線の道が開通しました。また現在、京成大久保駅からの二車線道路とここまで伸ばす工事が進んでいます。
 もしその道が完成したら、この季節だけでも、観梅用の臨時バスを運行してもいいのでは、などと思いました。

 それはともかく、写真を撮りましたので、何枚か掲載します。クリックすると同じ窓で大きな写真が開くので、ブログに戻る場合は「←」ボタンなどをお使いください。
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2013年03月04日

夢か現か

 朝、早い時間に目が覚めました。すると、今日は資源ごみの日なのに、まだ出していない、という事に気づきました。
 資源ごみは多いので、仕事の行き掛けに出すことはできません。しかしながら、外は雨模様です。
 そんななか、布団から出て、空き缶や空き瓶を処理するのも嫌だな、でもこのまま来週まで置いておくわけにもいかないし・・・などと布団の中で悩んでいました。
 そのまま、またうとうとし、再び目が覚めました。その時初めて、今日は月曜日であり、資源ごみの日は火曜日だという事に気づきました。
 前の日は日曜日で、普通とは違う一日を過ごしました。にも関わらず、今日が火曜日だと錯覚したわけです。我ながら、訳がわかりません。
 もしかしたら、最初に目が覚めたと思ったのは実は夢だったのでは、と思いました。世界の前提が根源から違っている、というのは夢のなかではよくある話です。
 そのあたりはよく分かりません。いずれにせよ、朝っぱらから全くもって無意味な事で悩んでしまったわけです。週の頭からえらく損した気分になりました。

2013年03月03日

エバーノートが全パスワードをリセット

 何度か書いていますが、昨年よりエバーノートを愛用しています。自宅PC・職場PC・携帯端末の三つで同期させており、どこで入力した情報を、どの機械でも見ることができます。
 さらに、画像やPDFも保存・検索ができます。そのため、貰った名刺も取り込んで、エバーノートで管理しています。
 そのエバーノートが、不正アクセスを受けたとのことです。発表によるとーザー名、メールアドレス、暗号化されたパスワードを含むユーザー情報へのアクセスに成功しており、これらの情報が盗まれた可能性がある。とのことです。
 その対処として、エバーノートは全ユーザーのパスワードをリセットしました。そのため、同期を取ろうとしたら、エラーになりました。
 サイトから再設定をしたので現在は普通に使えています。しかしながら、不正アクセスのニュースを見る前に、同期でエラーになったため、最初はかなり驚きました。
 便利なサービスですが、やはりそれ相応のリスクがあるわけです。とはいえ、やはりその利便性を捨てる気は起きません。他のサービスもそうですが、このリスクと利便性のバランスは常に気をつけねばならない問題だな、と改めて思いました。

Jリーグ開幕

 昨日からJリーグが開幕しました。今年も、原則的に土曜がJ1で日曜がJ2のようです。
 新監督を迎えた愛媛は、前期昇格争いをしていた元J1の山形と対戦。前半に先制し、追いつかれた直後に勝ち越し、後半35分にダメ押しと、快勝で石丸監督の初陣を飾りました。
 色々と多忙で、新キャプテンが吉村選手になったと聞いて、「誰だろう?」と思ったくらい、サッカーに疎くなっています。
 とはいえ、やはり開幕戦で快勝したというニュースを見ると嬉しい気分になります。
 ライセンスの関係で、今季の昇格はないわけですが、残留はもちろん、将来の昇格を見据えるような闘いができる一年になってほしいものです。

2013年03月02日

「携帯」し忘れる電話

 最近、携帯の持ち忘れが激増しています。今日などは、朝、家を出るときにまず忘れ、さらに職場から外出する際にまた忘れました。
 いずれも、家や職場を出てから数分後に気づきました。とはいえ、そのために、電車に乗り遅れるなどの実害がありました。
 このような癖(?)がついたのは、約一年前に今のスマホにしてからです。以前は、家でこそ充電していましたが、外では職場内でもポケットに入れていました。
 しかしながら、電気を食うスマホではそんな事はできません。そのため、職場でも常時充電するようになりました。
 その結果、通常の場合、携帯電話を「携帯」するのは、家と職場を往復する時だけになってしまいました。ドアツードアで片道30分弱ですので、実質、携帯しているのは1時間弱なわけです。
 それに慣れるに従い、「携帯電話を携帯しない習慣」がすっかり身についたようです。
 もちろん、だからと言って、外出時に携帯電話がないと、非常に困ります。
 スマホにしてちょうど丸一年、これを機に、「携帯を忘れない癖」を身につけねば、などと思っています。

2013年03月01日

本音バリバリ(?)の子守唄

 各国に伝わる伝統音楽の一つに「子守唄」があります。多種多様の曲があり、自分も何種類か聞いた事があります。
 その中で、強く印象に残っているのが中国地方の子守唄と呼ばれている唄です。
 この唄の一番を意訳すると「寝た子はとても可愛い。一方、起きて泣いている子供のツラはとても憎たらしい」となっています。
 子供を寝かしつける人にとっての率直な本音と言えるかもしれません。しかしながら、それをここまで露骨に唄にし、しかもそれが何百年も歌い継がれている、というのには驚いています。
 誰か、歌詞を修正したりしようと思わなかったのでしょうか。それとも、この唄ができた頃の子守状況は本当に荒んでいて、皆、このような事を思っていたのでしょうか。
 いくら昔から唄い継がれたとはいえ、やはり子供に対して、「言うこと聞かずに寝ないお前のツラは憎い」などという意味の唄を後世にそのまま伝えるのはどうなのだろうか、と思っています。