2005年01月21日

電車の中の異常者

本日の更新・翔みならブログ めもちょうらくがきちょう

 通勤電車で座っていたら、隣の人間の肘が腕にぶつかりました。揺れてもいないのに不思議だな、と思いながら腕の位置を変えたのですが、やはり肘がぶつかってきます。そこで文句を言ったのですが、返事もありません。
 これはヤバい人の隣に座ってしまったな、と思ったのですが、別に怪我するほどでもないですし、こちらに何の非もないのに席を追われるのも不愉快な話ですので、そのまま座っていました。体力的には私のほうが勝っていそうなので、どこかの駅で降ろして駅員に突き出してやろうかとも思いましたが、こんな輩のために時間と体力を使って、階段を下りて駅事務所まで行くのも・・・と思い、やめました。

 途中駅で降りてくれたので、一安心しましたが、安心した後、ふと痴漢の事を思い出しました。被害者の女性の多くも、この時の私のように思って、耐える例が多いのでしょう。ましてや、私の件と違い、体力的には「敵」のほうがありそうな可能性が多いわけです。そのような中、出勤時間を遅らせてでも、その痴漢を捕まえて駅事務室に突き出す、というのはかなりの精神力・体力を要する行為です。
 いままで、全く持って他人事だった「痴漢行為」でした。しかし、似たような目にあうと、あらためていかに被害者にとって迷惑かつ対抗しにくい行為であるかがよくわかります。
 あと、今回の経験で思ったのですが、仮に駅ホーム上に「痴漢などを突き出せる所」があると、被害者の対応策もかなり違ってくるのではないでしょうか。いずれにせよ、安心して電車に乗れる環境を実現してほしいものです。

2005年01月21日 23:41