2008年04月30日

安打こそ放つも、走者を帰せず三連敗

 千葉で行われた千葉-北海道は渡辺俊介投手とダルビッシュ投手が先発。今日は、並び方こそ微調整があったものの、昨日と全く同じスタメンで臨みました。一方の北海道は、高橋選手が外れ、田中選手が三番に入るという新打順でした。
 立ち上がり、渡辺俊投手は、簡単に二死を取ります。ところが、続く田中選手に安打されると、稲葉選手に死球を当ててしまいます。そして、スレッジ選手にフェンス直撃の二塁打を喫してまず2点を先制され、さらに続く小田選手の打ち取った当たりが「お見合い」みたいな形で適時打となり、2死からの3安打でいきなり3点を失ってしまいました。

 これが札幌ドームでしたら、相手がダルビッシュ投手なだけに、「今日は早くもこれで終了」といった雰囲気になるところです。しかしながら、ダルビッシュ投手は千葉と相性が悪く、いまだ勝星がありません。
 その相性が今年も生きているようで、2回に橋本選手が今季ここまで被本塁打1だったダルビッシュ投手から、右翼席に4号ソロを放ち、1点を返します。
 しかし渡辺俊投手は、直後の3回、またも三番の田中選手に安打されると、稲葉選手に連打された後、スレッジ選手の2打席連続適時打を喫し、すかさず突き放されます。さらに5回には稲葉選手が右翼席に4号ソロを放ち、4点差となってしまいました。
 今日のダルビッシュ投手は明らかに普段と違います。しかしながら、千葉打線は走者は出すものの、打ち崩すことができません。
 4回も先頭の大松選手が安打し、さらに安打と四球で2死満塁としますが、今江選手が倒れます。
 続く5回は、1死1塁から福浦選手が今季1号となる2ランを放って2点差に迫ります。さらに、2死からズレータ選手が失策で出ると、橋本選手が早くも猛打賞となる安打を放って1・2塁になります。そして続くオーティズ選手が三遊間を抜きます。左翼手が前身していましたが、西村コーチは本塁突入を指示。しかしながら、この判断は結果的に失敗で、ズレータ選手は、本塁タッチアウトとなりました。結果論ですが、次の回に先頭のベニー選手が安打を放っただけに、残念な形になってしまいました。
 千葉は久々登板の二番手小宮山投手が6回から7回途中まで0点に抑え、続く根本選手も好投し、追加点を許しません。
 しかし、千葉は走者が出ますが、そこからが続きません。6回の無死1塁は2死後に併殺を喫します。そして7回は1死で福浦選手が2-0からワンバウンドの球が足に当たって死球という、珍しい塁の出方をしますが、続く大松選手がこれまた併殺に。結局、ダルビッシュ投手相手に7回を10安打2四死球と走者は出しましたが、得点は本塁打による3点だけでした。
 そして8回は、昨日KOした武田久投手相手に、橋本選手の4安打目と四球で1死1・2塁とします。ここで打席には昨日同じ8回裏に2点適時打を放ったベニー選手でしたが、ここも併殺打に。何と3イニング連続で併殺打となりました。しかも、飛んだ所が三つとも二塁ベース遊撃寄りでしたから、何かVTRを見ているようでした。
 そして9回表、前の回から登板の相原投手が四球を出して降板し、伊藤投手が登板します。しかし、これまた四球で走者を溜めた後、稲葉選手に本日4本目となる安打を喫してダメ押しをされます。
 そして9回はマイケル中村投手に三人で抑えられて試合終了。6対3で敗れ、3連敗となってしまいました。11安打3四死球と走者は大量に出したものの、8残塁3併殺というつながりの悪さが響きました。
 ダルビッシュ投手は今季最悪の内容ながら5勝目をあげ、あわせて千葉での初勝利となりました。これでパ全球団の本拠地で白星を挙げた事になったそうです。また、両チームの順位も入れ替わり、千葉は四位転落となってしまいました。観客数は1万7千5百人ほどでした。

 大阪ドームで行われた合併球団-東北は山本投手と永井投手が先発。フェルナンデス選手の2打点などで、東北が2点リードで迎えた9回裏、抑えの青山投手でなく、左の日高選手に合わせて左の有銘投手を投入します。ところが、これが裏目で、代打の下山選手に二塁打されます。さらに、代打の濱中選手に青山投手を投入しますが、これまた裏目に出て、同点2ランを喫します。
 さらに二塁打で1死2塁となりますが、ここは四番手の小山投手が抑えます。そして10回表には1死2塁からフェルナンデス選手が本日4安打・3打点目となる決勝適時打を放ちます。その裏も小山投手が抑え、5対4で東北が勝っています。観客数は1万3千1百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-福岡は石井一投手と大隣投手が先発。2回に小久保選手が通算350号となる4号ソロを放って先制しますが、4回にソロ2本で埼玉が逆転。さらに7回にもソロ2本で突き放します。そして8回にも2点を追加し、終わってみれば6対2と埼玉が快勝しています。観客数は1万2千4百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-東京は下柳投手とリオス投手が先発。タイガースが先制しますが。4回表に東京が2点取って逆転しますが、その裏タイガースが2点を取って逆転、しかし直後の5回表に東京がまた2点を取って逆転と、めまぐるしい展開になります。
 そして6回、東京は2番手に開幕戦で怪我して以来の一軍復帰となる五十嵐投手を投入しますが、平野選手が逆転2点適時三塁打を放ち、またまた逆転します。
 しかし8回、今季どうも調子が出ない、久保田投手が川島慶選手に適時打を放たれ、同点で最終回を迎えます。
 そして9回表に藤川投手が三人で抑えると、その裏、先頭の新井選手が左中間にサヨナラ2号ソロを放ち、6対5でタイガースが勝っています。新井選手は本日4安打2打点でした。観客数は4万3千人ほどでした。

 名古屋で行われたドラゴンズ-横浜は川井投手とウッド投手が先発。6回にドラゴンズが追いつきますが、直後の7回に村田投手が勝ち越し適時二塁打を放ち、さらに8回には吉村選手に6号ソロが出ます。
 そして9回裏は、日曜に続いて寺原投手が登板。150km台の速球を連発し、2つめのセーブを挙げています。観客数は3万3百人ほどでした。

 東京ドームで行われた読売-広島は高橋尚投手と大竹投手が先発。広島が赤松選手の2試合連続となる先頭打者本塁打で先制しますが、7回に逆転されます。
 しかし8回に東出選手の適時二塁打で追いつくと、9回にはシーボル選手に勝ち越し適時打が出て、カープが4対3で逆転勝ちしています。観客数は3万6千人ほどでした。

 というわけで、今日は橋本選手・稲葉選手・フェルナンデス選手・新井選手と、4安打した選手が四人も出るという、かなり珍しい日でした。

2008年04月29日

疲れと悪夢

 先週・先々週と二週連続でフル出張し、しかも遅くまで働いた疲れがなかなか抜けません。日曜日はほとんど寝て過ごしました。今日も同じように過ごそうかと思いましたが、あまり寝てばかりいるのもかえって良くないかと思って野球観戦に行きました。結果はともかく、いい気分転換になり、頑張って正解だったと思いました。
 それはともかく、肉体のみならず、精神的な疲労も少なからぬ蓄積されているようです。そのため、ここの所、変な夢ばかり見ます。夢の中で出張の続きをしている、というのが一番よくありますが、昨晩見たのは「新パターン」でした。

 その悪夢の中で愛読している漫画の単行本を読んでいました。しかし、読んでいるいるうちに何か異常な展開になってしまい、変だと思ってよく見たら、読んでいたのはその漫画のエロ同人誌だった、というオチでした。
 こうやって書くとギャグみたいですが、まだ日が出ていないのにも関わらず、飛び起きてしまうほど、自分にとっては悪夢でした。
 やはり、精神的な疲れがなかなか抜けない、という事でしょうか。まあ、とにかく仕事に慣れる事と、仕事上の障害を除去するより対策はありません。悪夢ばかり見るのもいやなので、何とかこの二つの課題を早く達成しようと思っています。

終盤に追いつくも突き放され、今季観戦初黒星

 千葉で行われた千葉-北海道の観戦に行きました。現在、観戦するときは、前日にWEBで購入して、当日に球場窓口で引き替えています。今日もその方法で引き替えようと思って、専用窓口に行ったところ、とんでもない長蛇の列が出来ていました。最終的には、窓口が二階にあるにも関わらず、行列最後尾は一階になっていました。
 というわけで、列に並んでから購入するまでの所要時間は40分近くかかり、その間に、スタメン発表も終わっていました。
 来年のGWに観戦に行くときは、当日球場引き替えは絶対にやるまい、と強く思いました。

 試合のほうですが、予告先発だった北海道の武田勝投手が、試合前の練習で打球を指に受けて骨折するという事故が発生。そこで、急遽ローテーションを繰り上げ、現在、対千葉4連勝中のスウィーニー投手が先発となりました。
 というわけで、スタメンのほうは二番に早川選手が、三番に福浦選手が入りました。後は、下位の並びが少々変ったものの、一昨日の福岡戦と同じでした。
 さて今日は入場後、先週までの出張で凝った筋肉をほぐすために、左翼席上にある「てもみん」に行ってきました。昨年行ったときは、受付システムがひどかったのですが、今年は大幅に改善されていました。
 そこで、北海道ファンの応援を見ながら、試合開始を見る形になりました。1・2番が出塁すれば、至近で「稲葉ジャンプ」が見れるかも、などと千葉ファンにあるまじき事を考えていましたが、成瀬投手は立ち上がり、あっさり三人で片付けました。
 一方、千葉は先頭の西岡選手が安打し、進塁打と四球で1死1・2塁となりますが、4・5番が倒れます。続く2回も、1死から橋本選手が二塁打し、四球でまたも1・2塁となりますが、今度は1・2番が倒れます。
 そして直後の3回表、成瀬投手は先頭の鶴岡選手に四球を出してしまいます。そして、犠打で進まれた後、森本選手の適時二塁打で先制を許してしまいます。さらに失策で走者を溜めましたが、ここは3・4番を抑えて1点に凌ぎました。
 一方、緊急登板のためか立ち上がりが落ち着かなかったスウィーニー投手ですが、徐々に相性の良さを出してきます。4回はオーティズ選手と橋本選手が、ともにコーナーギリギリの球で連続見逃し三振に打ち取られる、という場面もありました。
 続く5回、1死から西岡選手と早川選手が、ともに快打ではありませんが、右前に安打し、1・3塁と同点機を作ります。しかしここで3・4番が倒れ、ここも活かすことができません。結局、6回を5安打3四球と、緊急登板のスウィーニー投手相手に好機は作るものの後が続かず、1点も取れませんでした。
 そして7回、ここまで北海道打線を3安打1失点に抑えてきた成瀬投手でしたが、七番に入っていた陽選手に、左中間スタンドに打ち込まれます。これが陽選手にとってはプロ初本塁打となりました。
 そして7回は建山投手に抑えられ、8回から武田久投手と、北海道が必勝継投に入ります。ところが、前回この球場でサヨナラ負けしている武田久投手は今日も変調。いきなり、福浦選手とズレータ選手に連打されます。続く大松選手が併殺に打ち取られ、さすがにダメかと思いきや、そこからオーティズ選手と橋本選手が連続四球を選び、満塁となってしまいました。
 たまらず北海道はマイケル中村投手を前倒しで起用しますが、続くベニー選手が右前に2点適時打を放ち、同点に追いつきました。
 ところが9回、前の回から登板していた四番手のシコースキー投手は、先頭の鶴岡選手に安打されます。そして、続く金子誠選手のバントはファウルになるのですが、これを取ろうとダッシュしたシコースキー投手は、足を痛めてしまい、降板となってしまいました。
 したがって、川崎投手が急遽登板しますが、バントの構えをしていう金子誠選手に対し、四球を出してしまいます。そして、続く森本選手は、バスターみたいな形で前進している内野陣の二遊間を抜き、再び北海道が勝ち越しました。
 その裏、マイケル中村投手に対し1番からの攻撃でしたが、あえなく二死に。最後に里崎選手が代打で出るも、三振に打ち取られて3対2で試合終了となりました。
 8回で流れが変ったかと思った直後の事故で、再び流れを戻された、という感じの試合でした。もっとも、北海道も事故はあったわけで、それを補完できたかどうかが、勝敗の分かれ目になった、と言えるかもしれません。
 観客数は今季最多の3万21人で、満員御礼との事でした。

 大阪ドームで行われた合併球団-東北は岸田投手と朝井投手が先発。同点で迎えた8回裏に、一軍復帰したばかりのラロッカ選手が勝ち越し適時打を放ち、2対1で合併球団が勝っています。観客数は1万8千5百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-福岡はキニー投手とガトームソン投手が先発。序盤でキニー投手をKOした福岡が、5回までで7対2とリードします。ところが、6回から登板した藤岡投手が1死満塁として降板すると、続く小椋投手が中島選手に6号満塁本塁打を浴びた後、ブラゼル選手の11号ソロを喫し、埼玉得意の本塁打攻勢で一気に試合は振り出しに戻ります。
 しかしそこからは小椋投手も立ち直り、埼玉に勝ち越しは許さず、9回途中まで投げます。一方、埼玉継投陣も好投して試合は延長に。そして12回を迎えます。
 埼玉は七番手に三井投手を送り込みますが、これが失敗。松田選手に適時三塁打が出て福岡が勝ち越すと、さらに2点を追加した福岡が10対7とします。
 その裏は、前の回から登板していたホールトン投手が抑えて試合終了。福岡が連勝しています。観客数は2万6千6百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-東京はアッチソン投手と石川投手が先発。初回に三番に入った田中選手の適時打で東京が先制します。その裏、タイガースも2死満塁としますが、得点できません。
 さらに3回には、失策・暴投・捕逸と、タイガースの守備が乱れ、1安打で2点を追加され、続く4回にも1点を取られます。
 タイガース打線は石川投手の前に6回まで3安打。7回に無死1・3塁とするも、併殺の間の1点しか取れません。結局、8回を5安打1四球1失点に抑えられ、9回は林投手に抑えられます。石川投手は両リーグあわせて首位となる5勝目、林投手は6セーブ目を挙げています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 今季最初で最後となる、岐阜で行われたドラゴンズ-横浜は中田投手と土肥投手が先発。2回に無死1・3塁としたドラゴンズが森野選手の犠飛で先制すると、続く中村紀選手が左翼席に6号2ランを放ちます。さらに、中田投手の二塁打を足がかりにもう1点を追加し、土肥投手はこの回で降板となりました。
 横浜は3回以降は、新人投手二人が好投して追加点は与えません。しかし、中田投手は失策がらみで1点は失ったものの、8回を5安打無四球で1失点。9回は岩瀬投手が抑え、ドラゴンズが4対1で勝っています。観客数は1万5千9百人ほどでした。
 東京ドームで行われた読売-広島はグライシンガー投手と長谷川投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万6百人ほどでした。

2008年04月27日

ドコモショップが移転

 先月末から移転のため休業していた、ドコモショップ幕張本郷店から、開店通知葉書が届きました。隣接しているビルに移ったとの事です。先日、海浜幕張にドコモショップができた事もあり、規模縮小のための移転のように思えました。
 ちなみに、移転した所は、引っ越してきた時には不二家がありましたが、数年後に閉店しました。さらに、その後本社が不祥事を起こしました。
 その後、英会話のNOVAが入りましたが、今度は開業してから一年もたたずに会社が不祥事を起こし、それにあわせて閉店となりました。
 というわけで、極めてゲンの悪い場所に移転したわけです。それゆえ、今後のドコモショップ幕張本郷店のみならず、Docomo自体についても、少々心配になってしまいました。

小林宏投手がまたも打たれ、連勝止まる

 福岡で行われた福岡-千葉は和田投手と小林宏之投手が先発。今日は、対左という事があり、大塚選手が二番中堅に復帰。また、福浦選手が外れ、里崎選手が三番指名打者で入りました。一方、連敗中の福岡も、松中選手を今季初の三番に据え、小久保選手を四番にするなど、打線を組み替えてきました。
 初回、打線は和田投手の前に三人で抑えられます。するとその裏、1死から二番に入った本間選手に安打されると、続く松中選手が左中間を抜く二塁打を放って福岡が先制。さらに2死後に柴原選手にも適時打が出ます。小林宏投手は前回に続いての初回失点となりました。

 小林宏投手は2回は抑えたものの、3回は1死2塁から松中選手に右翼席に4号2ランを喫します。さらに柴原選手に二塁打された後、松田選手の適時打でこの回3失点。序盤で早くも5対0という大差になってしまいました。
 一方、打線は最初の一巡は九人で終わります。しかし二巡目となった3回に、先頭の西岡選手が右翼線を抜く三塁打を放つと、続く大塚選手が犠飛を放ち、1点を返します。
 さらに5回には1死から今江選手が二塁打を放つと、2死後に大塚選手が中前に適時打を放ち、2点目を返します。大塚選手はこの福岡三連戦で2試合に出て4打点と好調でした。さらに、2死1・2塁として打席にはズレータ選手と、一発同点の好機を作ります。しかし、打球はフェンス前で中堅手に捕られます。解説の藤本氏が、「好調時だったら入っていた」と言っていました。
 小林宏投手は4・5回は0点に抑えます。さらに6回から登板の伊藤投手・根本投手も好投し、追加点は許しません。
 そして7回、2死無走者からオーティズ選手が安打すると、続く橋本選手が適時二塁打を放ち、2点差に迫ります。しかし、ここで交代した久米投手の前に今江選手が抑えられ、ここも1点しか取れません。
 そして8回からは早くも抑えのホールトン投手が登板。先頭の西岡選手がいきなりストレートの四球で出塁しますが、後が続きません。そのまま9回も三人で抑えられ、追い上げ及ばず5対3で敗れました。観客数は3万3千人でした。
 これで、連勝は5で止まりました。小林宏投手は3連敗。防御率も5点台になってしまいました。本来の調子にはほど遠い内容で、かなり心配です。

 仙台で行われた東北-北海道は田中投手とグリン投手が先発。4回にフェルナンデス選手の6号2ランで東北が先制すると、中盤にも追加点を重ねます。
 田中投手は、初回の1死1・2塁を併殺で切り抜けるなど、走者は出しますが、得点は許しません。そして9回も先頭打者に安打されるも、この試合4つめの併殺で次打者を打ち取り、結局三人で終えます。結局6安打4四球ながら、今季早くも二度目の完封で3勝目を挙げています。
 5対0で勝った東北は、北海道を三タテして5連勝で2位に浮上しています。観客数は2万6百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-合併球団は帆足投手と近藤投手が先発。序盤で近藤投手を攻略した埼玉打線がその後も得点を重ねて二桁得点。一方の帆足投手は8回を2失点に抑える好投を見せ、埼玉が10対3と大勝で首位を守っています。観客数は1万6千4百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-読売は杉山投手と内海投手が先発。5回にタイガースが関本選手の二塁打の後に赤星選手の適時打が出て先制します。しかし杉山投手は直後の6回、2死を取った後に連続四球で走者を出し、ラミレス選手に2点適時打を喫して逆転。さらに7回にも追加点を奪われ、2点差になります。
 しかし8回裏、先頭の赤星選手の三塁ゴロで悪送球があり、無死3塁に。ここで今岡選手が代打適時打を放ち、1点差とします。しかし、さらに無死1・2塁と同点さらには逆転機を作るも、金本選手とフォード選手が倒れ、追いつけません。
 続く9回表、久保田投手が登板しますが、2死満塁とします。ここで、坂本選手が中前に落ちそうな当たりを放ちますが、前進守備の赤星選手がこの当たりを好捕し、1点差で9回裏を迎えます。
 そして、クルーン投手に対し、先頭の鳥谷選手がいきなり安打します。続く矢野選手が犠打をしようとすると、顔面近くに速球がきます。結局暴投となりますが、当たっていたら大変な事になるところでした。
 その後、四球と犠打で1死2・3塁としますが、ここで登場した檜山選手は一塁ゴロで2死1・3塁となってしまいます。続く赤星選手も2-0と追い込まれますが、三球目を叩きつけると、バウンドの高い遊ゴロに。ここで赤星選手の俊足が生き、同点内野安打となります。
 続く藤本選手が四球を選んで2死満塁とすると、新井選手も2-3からファウルで粘り、9球目の直球を見切ると押し出しサヨナラに。タイガースが4対3で逆転勝ちしました。観客数は4万3千9百人ほどでした。

 神宮で行われた東京-ドラゴンズは増渕投手と吉見投手が先発。2回に森野選手の7号2ランでドラゴンズが先制します。一方、最初の一巡は無走者に抑えられた東京ですが、4回に先頭の川島慶選手の放ったチーム初安打がプロ初本塁打となり、1点差になります。
 しかし、ドラゴンズは6回に追加点を挙げ、吉見投手は8回を3安打1死球2失点。9回にダメ押ししたドラゴンズが、その裏は岩瀬投手が締め、4対2で連勝しています。観客数は1万8千9百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-広島は小林投手と青木高投手が先発。プロ初先発となった小林投手は、初回に先制点を許しますが、その後は広島打線を抑えます。結局、7回を投げて6安打ながら無四球で1失点でした。
 一方、5回まで毎回安打しながら得点できなかった横浜ですが、6回に無死1塁から村田選手が逆転2ランを放ち、8回にも1点を追加します。
 すると9回、横浜のマウンドには四日前に先発した寺原投手が登板。2死から安打されますが、最後は抑え、3対1で横浜が勝利。寺原投手は、プロ一年目以来となるセーブを挙げています。観客数は1万9千8百人ほどでした。

改札を出るだけで節約

[ 交通 ]

 今更ながら、出張中の金曜日にあった話を一つ。
 大阪環状線の桜ノ宮駅近くで仕事を終え、次の目的地である京都に電車で行くことになったので、Suicaで入場しました。
 別行動を取っていた同行者と大阪で待ち合わせをしたところ、向こうの仕事が遅く、大阪駅で待つ羽目に。ちょうど昼時だったので、うどんでものんびり食べよう、と思いました。
 しかし、ホーム上にも「駅ナカ」にも、うどん屋はありません。ならば改札を出て、うどん屋を探そうか、しかしそれだと運賃が・・・などと思ったときに、ふと半月ほど前に貰った、定期券分割購入の感想を思い出しました。それは、「大阪駅を越える場合、普通運賃でも大阪駅で分割すると、かえって安くなる」という内容でした。

 調べてみたところ、改札を出て入り直すと、合わせて660円で済むのに、改札を出ないと780円かかりました。これは、私鉄との競合区間では対抗して特別割引するが、競合しない駅からだと通常運賃が設定されているためです。というわけで、昨日に続いて、うどんを食べることが出来た上に、運賃の節約もできました。
 同様の運賃設定は関東にもあり、例えば、東京から八王子に行く場合、新宿で一度改札を出ると、130円安くなります。
 情報としては知っていたものの、普通なら気付かずにそのまま乗っていたでしょう。それが、「うどん屋が駅構内にない」という事により、120円とはいえ、思わぬ「節約」ができました。

唐川投手、鮮烈デビューを飾る

 福岡で行われた福岡-千葉は大場投手と唐川投手が先発。二軍で防御率1点台の好投をしていた唐川投手は、プロ初登板初先発となりました。
 一方、前回無四球完封を喫した大場投手に対し、今日は早川選手が二番に復帰。また、八番は今江選手で九番に角中選手、という布陣になりました。
 その唐川投手の立ち上がりですが、川崎選手・仲澤選手を連続三振に。続く柴原選手に安打されますが、松中選手を三振と、「全日本クラス」二人を含む、3三振という内容で初回を終えます。
 さらに、続く2回も先頭の小久保選手に安打されますが、盗塁失敗もあって三人で抑えます。

 一方、打線は3回まで、四球での走者は出すものの、無安打に抑えられます。しかし4回、ここも簡単に二死を取られますが、続くオーティズ選手が左翼線を抜いてチーム初安打が二塁打に。すると、続く橋本選手が右中間を抜く適時二塁打を放ち、先制をすると同時に、対大場投手の連続無得点を12イニングで止めました。
 さらに、続く4回は、1死から西岡選手と早川選手が連打して1・2塁に。続く福浦選手の当たりは、浅めで左翼よりの中飛でしたが、西岡選手が判断良くタッチアップで三塁に。すると、次のズレータ選手の打席で暴投があり、千葉が追加点を挙げます。
 一方、唐川投手は、高卒新人と思えない安定した投球を見せ、福岡打線を抑えます。3回から5回までを連続三者凡退に打ち取りました。中には、習得中のフォークを試すような場面もありました。
 そして打線は7回、1死から西岡選手が二塁打を放ちます。続く早川選手の当たりは平凡な遊ゴロかと思われましたが、二塁走者の西岡選手の動きを川崎選手が見てしまいます。そのわずかの遅れが大きく、早川選手が俊足を飛ばし、内野安打となりました。
 ここで二番手として小椋投手が登板。しかし、福浦選手のポテン安打で満塁となり、さらにズレータ選手に押し出しで追加点を挙げます。続く大松選手の当たりも打ち取られた感じでしたが、高いバウンドで一塁手の頭を越え、2点適時打となります。
 唐川投手は7回、先頭打者相手にプロ初の四球を出します。しかし、ここも松中選手以下を抑えます。結局、この回で降板しますが、92球投げて3安打1四球。三塁すら踏ませないという好投を見せました。
 8回はシコースキー投手が抑え、二試合連続完封負け中の福岡は、27イニング連続無得点となってしまいます。そして、9回はズレータ選手の適時二塁打でダメ押し。その裏、根本投手に対し、先頭の川崎選手が安打し、2死三塁から松中選手に適時打が出て、福岡が久々に得点を挙げます。
 しかしながら、大勢には影響なく、千葉が6対1で勝って今季初の五連勝を達成しています。唐川投手は球団史上初となる、高卒新人初登板初勝利となりました。終了後、唐川投手の隣に立ったバレンタイン監督は、スタンドからわき起こる「唐川コール」にあわせ、ファンと同じように手を動かしていました。観客数は3万2千7百人ほどでした。

 仙台で行われた東北-北海道はドミンゴ投手と藤井投手が先発。ドミンゴ投手は4回まで無走者、対する藤井投手は走者は出すものの最後は抑える、と内容は異なるものの、序盤は0対0となります。
 しかし5回裏、1死1・3塁からフェルナンデス選手の犠飛で東北が先制すると、さらに山下選手・中島選手の連続適時二塁打でこの回計4点を挙げます。
 援護を貰った後もドミンゴ投手の好投は続き、北海道打線を抑えます。結局、9回を2安打2四死球で5年ぶりの完封で、今季初勝利。4対0で勝った東北が、本拠地での成績を12勝1敗としています。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-合併球団は西口投手と金子投手が先発。4点を追う合併球団が8回にローズ選手の9号3ランなどで逆転しますが、その裏、中島選手が加藤投手から5号3ランを放ち、埼玉が逆転。9回はグラマン投手が抑え、埼玉が10対8で勝っています。観客数は2万1百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-読売は岩田投手と上原投手が先発。1点を追うタイガースは3回、赤星選手の二塁打の後に平野選手の適時打で追いつくと、新井選手の適時打で勝ち越し、さらに犠飛で1点を加えます。
 さらに、1点差に迫られた5回裏には、1死1・3塁から葛城選手が2点適時打を放って突き放します。
 一方、岩田投手は6安打1四球で読売打線を2点に抑え、プロ初完投を達成。6対2でタイガースが勝っています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 神宮で行われた東京-ドラゴンズは村中投手と小笠原投手が先発。ともに3回まで先頭打者が安打しながら得点できない、という展開でしたが、4回に和田選手の5号ソロでドラゴンズが先制します。
 スワローズはその後も好機を作りますが、なかなか得点に至りません。7回にも1死1・3塁の好機を作りますが、打率リーグ1位の田中選手、さらにはリーグ3位の青木選手が倒れ、ここも得点できません。
 そして昨日逆転された8回を二人で抑えた後、9回は岩瀬投手が三人で抑え、試合終了。ドラゴンズが1対0で勝っています。観客数は1万4千人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-広島は三浦投手と高橋投手が先発。投手戦となり、0対0のまま迎えた7回表、それまで1安打だった広島が、失策と安打で無死1・2塁に。ここで前田智選手の犠打空振りにストライクが宣告されると、ブラウン監督が猛抗議して、セリーグ新記録となる6度目の退場となります。
 その後、シーボル選手の適時打で広島が先制し、続く8回には緒方選手の適時打で追加点。その裏、横浜も1点を返しますが、最後は横山投手が抑え、2対1で広島が勝っています。観客数は1万4千4百人ほどでした。

2008年04月26日

清水直投手、3連続完投を完封で飾る

 福岡で行われた福岡-千葉は杉内投手と清水直投手が先発。昨日、一軍復帰したズレータ選手が早速四番指名打者でスタメン復帰。また、大塚選手が二番に、細谷選手が九番に入る、という布陣でした。
 初回、いきなり西岡選手が安打を放ち、大塚選手の内野ゴロが失策を呼んで無死1・3塁となります。ここで福浦選手が犠飛を放って千葉が先制します。

 一方、清水直投手の立ち上がりですが、先頭の川崎選手に安打され、さらに犠飛で1死2塁としますが、ここで中軸を抑えます。
 そして迎えた3回、1死から西岡選手が二塁打を放ちます。続く大塚選手が左中間に飛球を放つと、多村選手と長谷川選手が交錯し、その間に大塚選手は生還し、自身初となるランニング本塁打を放ち、2点を追加しました。なお、交錯した多村選手は骨折との事でした。
 清水直投手は4回の無死2塁を凌ぐなど、好投を続けます。そして打線は8回、ズレータ選手の一軍復帰後初打点となる2点適時打を放ち、試合を決めました。
 結局、清水直投手は9回を4安打1失点。3連続完投を、チーム初となる完封で飾っています。観客数は3万5千1百人ほどでした。

2008年04月25日

神戸港と「ぼっかけうどん」

 昨日から神戸ハーバーランドにあるホテルに泊っています。窓の外には神戸港が広がる、というなかなかの立地です。せっかくなので、写真を撮ってみました。
20080425-1.jpg 20080424-2.jpg 20080424-3.jpg
※写真をクリックすると、同じ窓で大きな画像が開きます。

 そして、昼は宿泊地の近くにあるホテルで「ぼっかけうどん」を食べました。初めて聞く名前でしたが、上に肉と糸こんにゃくを甘辛く煮たものがのっているうどんでした。
 とりあえず、今回の出張で「目標」としていた「関西でうどんを食べる」を達成できたので、一安心できました。

2008年04月24日

2008/4/23の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

エース相手に接戦を競り勝つ

 千葉で行われた千葉-埼玉は小野投手と涌井投手が先発。今日は昨日勝ち越し本塁打を放った大塚選手が連日のスタメンでした。また、里崎選手が外れてオーティズ選手が指名打者にまわり、根元選手がスタメンに戻っています。
 初回、小野投手は四球の後に二塁打でいきなり先制されます。さらに四球二つで満塁としますが、何とか凌ぎます。

 一方、涌井投手の前に3回まで1安打に抑えられていた打線ですが、4回に表の守備で好捕があった早川選手と福浦選手の連打で無死1・2塁に。そして2死2・3塁から橋本選手の2点適時打が出て逆転に成功します。
 立ち上がりこそ制球が定まらなかった小野投手ですが、7回を5安打3四球1失点。6・7回は無走者と、回を追うごとに調子があがってきた感じでした。
 そして8回は川崎投手、9回は荻野投手で抑えてそのまま2対1で試合終了。エース相手に貴重な勝利を挙げました。8回を完投した涌井投手は防御率1.81ながら3敗目となっています。観客数は1万6千人ほどでした。

 名古屋で行われたドラゴンズ-タイガースは川井投手と下柳投手が先発。6回に今岡選手の久々となる適時打で勝ち越したタイガースが8回に新井選手の移籍1号で追加点を挙げます。その裏に久保田投手が1点を取られますが、9回は藤川投手が三人で抑え、11セーブ目。開幕から連続セーブのチーム新記録を達成しています。また、下柳投手は開幕4連勝となりました。観客数は3万4千5百人ほどでした。

2008年04月23日

時代の東西差

 大阪の事務所の近くに、日本冶金工業の「さあ、ステンレスの時代だ」と書かれた大きな看板がありました。かつては東京の社屋にもこれほどまで大きくはないものの、同じ文字の看板がありました。。しかし、数年前に平凡なものに変ってしまいました。何度か見たのですが、平凡すぎて、いまだに何と書かれているのか覚えられません。(追記・この前見たところ、「ステンレスと高性能金属 It's Yakin」という平凡なものでした)
 しかし、大阪では相変らず「ステンレスの時代」が続いていたようです。しかも、東京のものよりもずっと大きい看板でそれを謳っているわけです。東京の看板から「ステンレスの時代だ」が消えたときに寂しい思いをしただけに、大阪で堂々たる看板を見れたのは嬉しいことでした。
 出来ることなら、こちらでは永遠に「ステンレスの時代」が続いてほしいものだ、と思いました。

大塚選手の勝ち越しソロで勝利

 千葉で行われた千葉-埼玉は渡辺俊介投手と石井一投手が先発。今日は福浦選手と伊藤投手が一軍に復帰し、竹原選手と早坂選手が降格しました。
 その福浦選手が、復帰即三番・一塁でスタメン出場。そして、好調の根元選手が外れて西岡選手が一番に戻り、大塚選手が九番右翼で久々のスタメンとなりました。
 初回に里崎選手の適時打で千葉が先制するものの、3回に中島選手の適時二塁打で追いつかれます。
 そして同点で迎えた5回裏、1死から大塚選手が左翼席に1号ソロを放って勝ち越し。見事に起用に応えました。さらに6回には珍しい、「満塁でインフィールドフライと宣告のあった飛球を野手が捕球できずに、三塁走者は生還するも打者はアウト」という形で追加点が入りました。
 渡辺俊投手は7回途中まで投げて9安打1死球ながら1失点。さらに打線は終盤に継投陣を打ち込み、終わってみれば8対1の大差でした。
 これで千葉は再び貯金1となっています。観客数は1万6千8百人ほどでした。なお、本日の現地リポートはめもちょうに掲載されると思われます。

2008年04月22日

2008/4/21の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2008年04月21日

大阪出張

 先週は一週間九州ですが、今週は一週間大阪です。いろいろな事情があるようで、このような厳しい日程を強いられているわけですが、まあ、これも貴重な経験だと思うことにしています。
 もっとも、先週と同じく、仕事していたら夜遅くなる、といった感じでした。仕事が厳しいのは想定内だったため、普段は車窓を見る東海道新幹線の中でもずっと寝ていました。おかげで本当に、仕事だけの一日、という感じ。「大阪」を感じたのは、市営地下鉄に乗ったときくらいでした。食事も昼はカレーで夜はコンビニです。
 仕事で行っているのですから、「名物」を味わえないのは当然の事です、とはいえ、せめてどこかで、うどんくらいは食べたいものです。その時間を作るべく、効率的に仕事を片付けるのが、今週の目標、といったところでしょうか。

2008年04月20日

2008/4/20の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

成瀬投手の好投と中盤の打線爆発で五割復帰

 合併球団-千葉戦は今日も東京ドームで開催。理由は分かりませんが、貴重な近所でのビジターゲームなので、水道橋まで観戦に行きました。当日券売場に行ったところ、既に左翼席は立ち見のみ、という表示が出ていました。
 実際に入場してみると、左翼席は人でぎっしりで、三塁側内野自由席もかなりの入り。一方、右翼側はかなりまばらと、対照的でした。まあ、東京ドームで千葉の球団と、一応関西の球団が対戦するわけですから、当然とは言えるのですが・・・。地元ファンより相手ファンを重視してくれる球団方針(?)は、個人としては有難い限りです。

 今日の先発は、近藤投手と成瀬投手。3月29日に千葉で観戦した時と同じ顔ぶれになりました。その時は、近藤投手を捕らえられずに、7回まで0点に抑えられました。そして、1点を追う8回裏に継投陣を打って逆転勝ちしています。
 その近藤投手に対する布陣ですが、西岡選手が約一週間ぶりとなるスタメン復帰をし、三番に入り、久々に根元選手・早川選手との「俊足トリオ」が復活しました。その西岡選手が田中雅選手に代わった事を除けば、昨日と同じ顔ぶれでした。
 初回、2死からその西岡選手が安打しますが、続く大松選手が倒れます。そして、2回にはオーティズ選手が、3回には根元選手がそれぞれ1死から二塁打を放ちます。そして、ともに内野ゴロで2死3塁となりますが、いずれもそこまでで、先制できません。
 一方、成瀬投手は2回までは四球一つに合併球団打線を抑えます。しかし3回に1死から、元同僚の辻選手に二塁打されます。余談ですが、辻選手がスタメン発表された時は、左翼席からも拍手が起きていました。
 さらに打撃好調の坂口選手にうまく合わせられ、1死1・3塁と先制の危機を迎えます。しかしここで阿部選手を三振に、カブレラ選手を凡飛に打ち取り、ここを凌ぎます。
 打線は4回は三者凡退で終わり、これで対近藤投手11イニング連続無得点となります。しかし続く5回、ここも簡単に二死を取られながら、今江選手がフェンス直撃の二塁打を放つと、続く根元選手が右中間を破る適時三塁打を放ち、ついに先制に成功します。
 その裏、成瀬投手は2死から坂口選手に抜ければ長打という当たりを左中間に打たれますが、これを滑り込んだ早川選手が地上すれすれで捕球します。今日は三塁側内野席での観戦だったのですが、ちょうど、グラブに球が収まる瞬間を見ることができました。
 これで勢いづいたのか、直後の6回表に千葉打線が爆発します。まず、先頭の大松選手が右翼席に5号ソロを放つと、ここまで二打席連続三球三振だった里崎選手が二塁打を放ちます。ここで一端、投手コーチがマウンドに来ますが続投となります。しかしこれは裏目に出て、オーティズ選手の連続二塁打でさらに1点。そして続く橋本選手が右中間スタンドに3号2ランを放ち、近藤投手をKOしました。
 さらに二番手のヤング投手から、今江選手が今季第1号を放ち、この回計5点を挙げました。この今江選手の本塁打は、典型的な「この球場だから入った本塁打」でした。
 3・4回には長打を喫した成瀬投手ですが、援護を貰った後は、安定した投球を見せ、合併球団打線につけいる隙を与えません。結局、5回から8回まで、一人の走者を出すこともありませんでした。
 これで今季初完封かと思いきや、9回は荻野投手が登板。球数が124球だった事と、今日投げないと荻野投手が「中六日」になってしまう事などが理由でしょうか。そして、荻野投手は1死1・2塁とはしましたが、最後は併殺に抑えて試合終了。成瀬投手は3安打1四球9奪三振で8回を無失点に抑え、今季3勝目を挙げました。
 両チーム合わせて15安打でしたが、うち9本が二塁打で3本が本塁打でさらには三塁打が一本と、やけに「長打率」の高い試合でした。
 これで千葉は一日で五割復帰を果たしています。観客数は2万3千1百人ほど。うち1万5千人以上は千葉ファンだったように見えました。

 仙台の東北-埼玉は田中投手とキニー投手が先発。初回にブラゼル選手に2ランを喫し、2回も2四球で満塁として内野ゴロの間に追加点を許した田中投手ですが、そこからは埼玉打線を抑えます。
 一方、東北は初回に山崎武選手が同点2点適時打を放ち、8回には山崎武選手が今度は6号同点ソロを放ち、延長戦に入ります。
 しかし10回表に登板した青山投手が片岡選手に三塁打を打たれた後、暴投で決勝点を献上してしまいます。その裏はグラマン投手が三人で抑えて埼玉が勝ち、東北の本拠地連勝は8で止まりました。観客数は1万9千6百人ほどでした。

 札幌で行われた北海道-福岡はグリン投手と和田投手が先発。初回に松中選手の犠飛で先制した福岡が、中盤にも1点ずつ追加し、3対0とします。7回まで和田投手の前に4安打無失点に抑えられていた北海道打線ですが、8回に田中選手と稲葉選手が連続本塁打を放って1点差まで迫ります。
 しかし9回に松中選手がこの日三打点目となる犠飛を放って突き放し、その裏はホールトン投手が三人で抑えて試合終了。北海道の三タテはなりませんでした。観客数は3万5百人ほどでした。

 神宮で行われた東京-タイガースは増渕投手と杉山投手が先発。初回、赤星選手が二塁打を放った後、平野選手と新井選手が倒れ、先制機を逸したかに見えます。しかしここで金本選手が左翼ポール際に4号2ランを放ち、タイガースが先制します。
 その裏、東京も田中選手と青木選手の連打で1死2・3塁とします。しかし、ガイエル選手の犠飛で1点を返したものの、後が続きません。
 その後、両先発はともに危機は作りますが、ともに失点には至りません。6回にタイガースは二番手の江草投手・三番手の渡辺投手がともに走者を出しますが、何とか0点に抑えます。
 一方、東京は増渕投手が7回2死を取ったところで佐藤投手に継投します。ところがこれが失敗で、佐藤投手は連続四球を出して降板。さらに続く花田投手が新井選手と金本選手に連続適時打を喫します。
 これで三点差となり、その裏からは久保田投手が登場。ところが、いきなり福地選手に移籍後初となる本塁打を喫します。今日で久保田投手は13イニングと1/3を投げ、被本塁打4という「高率」になっており、少々心配です。さらに久保田投手はストレートの四球を出し、どうなることかと思いましたが、そこから上位打線を三者連続内野ゴロに打ち取り、続く8回も三人で抑えます。
 そして9回は藤川投手が登板して三者連続三振に。これで開幕からの連続セーブ記録を球団タイの10としました。ちなみに、これまでの記録保持者は1990年代前半に活躍した田村勤投手だそうです。その名前を聞いたときは、最盛期の田村投手は今の藤川投手に勝るとも劣らない安定度だったな、などと懐かしく思いました。
 これでタイガースは開幕から7カード連続勝ち越しとなり、貯金は早くも11となっています。観客数は2万3千人ほどでした。

 広島で行われた広島-読売はルイス投手と上原投手が先発。上原投手は前回87球投げた後の中4日となりました。
 初回にルイス投手は2ランを喫しますが、2回以降は読売打線を抑え込みます。一方、2回に1点を返した広島は、5回に先ほど適時打の石原選手の安打から始まり、1死1・3塁から東出選手が同点適時打を放つと、続くアレックス選手の適時打で逆転。さらに前田智選手の飛球は惜しくも捕られるも、犠飛となってこの回一挙3点を取ります。
 さらに6回には石原選手に2号ソロが出て、広島が突き放します。
 ルイス投手は2回に先頭打者を死球で出した後、18人連続で凡退に打ち取ります。ところが8回、次回の事があるのか、二番手の横山投手に交代します。これが裏目に出て、横山投手は2ランを喫して1点差となり、さらに無死1・2塁となります。
 しかしここは、横山投手が1死を取ったあと、コズロースキー投手が3・4番を抑えます。そして9回は梅津投手が三人で抑えて試合終了。広島が5対4で逃げ切り、このカードの勝ち越しを決めています。観客数は1万4千3百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-ドラゴンズは三浦投手と吉見投手が先発。1点を追う横浜は、5回に仁志選手が同点適時打を放ち、吉見投手の連続無失点を24イニングで止めます。しかし、直後の6回表に井端選手の2号ソロで勝ち越し、7回にも1点を追加します。そして9回は岩瀬投手が2安打されるものの、最後は抑え、3対1でドラゴンズが勝っています。観客数は1万7千9百人ほどでした。

スパムと法律

 何年か前、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」なる法律ができました。端的に言うとスパムメールには「未承諾広告※」と件名につけろ、というものです。
 施行当初は、とりあえずその注意書き(?)がついたスパムメールが多数来ていました。しかし、最初からスパムメールなどを送る連中に「コンプライアンス」などという概念があるわけがありません。気がついたら、そのような注釈がついたスパムメールなど、存在しなくなりました。
 ちなみに、現在この法律は、年内の改正を目指しての作業が続けられているそうです。ただ、ネットの状況を見る限り、どのような改正が行われようと、スパムが減ったりすることはないと思っています。

 まあ、私の場合は、メーラーのプラグインでスパムを自動認識してゴミ箱に送るようにしています。したがって、「スパム対策」といえば、数日に一本くらいの割合でフィルタリングをかいくぐってくるスパムを「迷惑メール登録」する事と、週に一回くらい、ゴミ箱を空にする作業を行うくらいです。
 というわけで、別に法律が機能しなかろうが無駄な改正をされようと、あまり関係がありません。とはいえ、やはりスパムが横行するのは不愉快なので、何とかならないものか、とは思っています。

2008年04月19日

2試合連続の大敗で再び借金1に

 なぜか東京ドームで行われた合併球団-千葉戦は金子投手と小林宏之投手という開幕投手対決となりました。今日は根元選手が一番に戻り、ベニー選手・今江選手・田中雅選手がスタメンに復帰し、角中選手・細谷選手・早坂選手が外れていました。
 初回、先頭の根元選手が幸運な内野安打で出塁しますが、盗塁失敗もあって結局三人で終わります。するとその裏、先頭の坂口選手にバント安打を決められ、さらに牽制悪送球で二塁に進められ、1死1・2塁からカブレラ選手に適時打されて先制を許してしまいました。

 しかし直後の2回表、先頭の大松選手が安打と失策で無死2塁に。そこから2死になりますが、ここでベニー選手が、千葉ファンで黒く染まった左翼席に今季第一号を放ち、逆転に成功しました。
 しかし、4回裏、小林宏投手は、1死無走者からローズ選手に初球を右翼席に打ち込まれ、追いつかれてしまいます。
 一方、千葉打線は好機を作りながら得点できず、5回はあっさり三人で終わってしまいます。
 するとその裏、小林宏投手は先頭の坂口選手に安打され、続く塩崎選手には犠打をファウルした後にヒットエンドランを決められます。ここでローズ選手に今度は左翼席に勝ち越し3ランを喫してしまいました。前の試合まで小林宏投手は被本塁打ゼロでしたが、今日はローズ選手の2発に沈む形となってしまいました。この本塁打された球は完全に逆球でした。
 さらに二塁打と失策で1死1・3塁となり、そこから下位打線に三連続適時打を喫し、この回計6失点。小林宏投手はここで降板となってしまいました。今日は守備でも2失策があるなど、完全に変調でした。
 その後、7回に根元選手がプロ初となる猛打賞ともなった適時打を放って1点を返しますが、さらなる1死1・2塁の好機で早川選手と里崎選手が倒れ、反撃はなりません。
 そしてその裏、アブレイユ投手が1点を失って突き放され、そのまま9対3で敗れました。
 これでチームは4連勝後の2連敗となり、再び借金生活となっています。観客数は2万4千8百人ほど。左翼席および、三塁側内野席は千葉ファンでぎっしり埋まっていました。その集客を見込んでの東京開催だったのでしょうか。

 札幌の北海道-福岡は藤井投手と大場投手が先発。2回に北海道が一軍初スタメンの佐藤選手のプロ初安打となる1号2ランを放って先制。続く3回にも1点を追加します。
 6回に福岡も1点を返しますが、その裏にスレッジ選手が3試合連続となる6号ソロを放って即座に突き放します。藤井投手は6回途中まで7安打1四球ながら1失点。以下は継投で抑え、4対2で北海道が連勝。藤井投手は移籍後初勝利を挙げています。観客数は2万7千人ほどでした。
 なお、仙台で行われる予定だった東北-埼玉は雨で中止でした。

 神宮で行われた東京-タイガースは村中投手と岩田投手が先発。初回、タイガースは赤星選手が歩いた後、平野選手が犠打で送りますが、新井選手と金本選手が連続三振を喫します。
 その裏、東京は1死から1死1・2塁からガイエル選手が右翼線に2点適時打を放って先制し、続く宮出選手にも適時打が出て、この回3点を挙げます。
 タイガースは3回に先頭の関本選手がチーム初安打となる三塁打を放ち、内野ゴロ野選の間に1点を返し、さらに四球で1死1・2塁とします。しかし、ここでも村中投手の前に3・4番が抑えられて得点できません。
 結局、村中投手は7回を2安打4四球1失点。岩田投手も2回から6回までは3安打1失点に抑えましたが、反撃がありません。
 そして8回は押本投手が抑えると、9回は新守護神の林投手が登板。先頭の鳥谷選手が歩きましたが、1死後に、4打席連続代打安打中の檜山選手が併殺に打ち取られて試合終了。4対2で東京が勝ち、タイガースの連勝は5で止まっています。観客数は2万7千2百人ほどでした。

 広島で行われた広島-読売は高橋投手と木佐貫投手が先発。投手戦となりましたが、高橋投手は3回の無死1塁、4回の無死1・2塁をいずれも併殺で凌ぐなど、得点を与えません。そして0対0で迎えた5回に、先頭のシーボル選手が3号ソロを放ち、広島が先制します。
 その後も、投手戦が続きますが、高橋投手は9回も安打されるも、最後は抑え、5安打1四球で2003年以来となる完封を達成。1対0で広島が勝っています。観客数は2万2百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-ドラゴンズはウッド投手と朝倉投手が先発。ともに初回に無安打で1点ずつ取り合うという珍しい展開に。しかし3回に連続適時打でドラゴンズが勝ち越すと、試合は段々とドラゴンズペースに。ともに14安打ながら、攻撃の効率に差があり、10対5でドラゴンズが大勝しています。観客数は1万5千7百人ほどでした。

2008/4/18の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

終盤に突き放され、連勝が止まる

 今更ながら17・18日の野球の話を。
 17日に千葉で行われた千葉-東北は久保投手と岩隈投手が先発。この日は、角中選手が初の一番に入り、細谷選手が「本職」の三塁でスタメン復帰していました。
 2回に鉄平選手の2点適時二塁打などで3点を先制されますが、3回に失策を足がかりに2点を返し、1点差に迫ります。しかし、6回に1点を追加されて久保投手は降板します。
 そして2点を追う形で終盤を迎えますが、アブレイユ投手が鉄平選手に来日初被弾となる3ランを喫し、9回には小宮山投手が打ち込まれ、終わってみれば11対2の大差で敗れ、連勝は4で止まっています。観客数は雨もあって、今季最少の9千2百人ほどでした。

 18日に札幌で行われた北海道-福岡はダルビッシュ投手と杉内投手の開幕投手対決。初回、川崎選手の安打と盗塁さらには悪送球で好機を作った福岡が、柴原選手の適時打で、ダルビッシュ投手に本拠地初失点をつけます(ただし自責はゼロ)。
 一方、北海道は3回に稲葉選手の適時打で追いつき、そのまま同点で終盤に。そして7回裏にスレッジ選手の5号ソロで勝ち越すと、8回には高橋選手の適時打で追加点。
 一方のダルビッシュ投手は2回以降はわずか1安打に福岡打線を封じ込め、終わってみれば3安打無四球で完投勝利。4勝目を挙げると同時に、本拠地での連続自責点ゼロを36に伸ばしています。観客数は1万8千1百人ほどでした。

 同じく18日に神宮で行われた東京-タイガースはリオス投手と安藤投手が先発。同点で迎えた5回に無死満塁から鳥谷選手の適時打で勝ち越すと、矢野選手にも2点適時打が出て三点差に。終盤にも追加点を挙げて、6対2で勝っています。観客数は1万4千8百人ほどでした。

2008年04月18日

二日で600キロ移動する

佐世保から門司港まで行って、そこから博多まで戻りました。宿に着いた時は日付が変わっていました。
これでせめて移動が鉄道ならいいのですが、全行程がレンタカーでした。運転者に気遣うため、移動中の居眠りもままならないので、疲れが倍増しました。
ちなみに、夜は、刻々と点差が開いていった千葉の負け試合を「速報メール観戦」しながらの移動でした。せめてこれが勝ち試合でしたら、疲れも減ったかもしれない、などと思いました。
さらにとどめ(?)で、上司が手配した宿は、インターネットが使えませんでした。机の上にLANの代わり(?)にあった、モジュラージャックの穴を見た時は、最後の最後まで疲れる一日だったと、他人事みたいに笑いたくなってしまいました。

2008年04月17日

2008/4/16の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

海藻サラダと軍港

 昨晩は鹿児島に泊り、夕方まで仕事をして佐世保へ移動しました。同じ九州とはいえ、両市は300キロ以上離れているから東京から名古屋へ行くようなもの。そして鹿児島の一部を除けば在来線ですから、所要時間は東京-岡山並みの3時間半でした。
 そんな中、なんとか佐世保へ到着。上司のおごりで郷土料理やに繰り出しました。とりあえず、港町なので魚が売りの店に行きました。魚をいろいろと注文した後、野菜もと思い、海藻サラダを頼みました。関東の感覚で、「レタスなどを主としたサラダに海藻が乗っているサラダ」を想像していました。ところが、実際に出てきたのは、色とりどりの海藻の盛り合わせでした。端的に言うと、「刺身のツマだけが出てきた」となります。
 少々驚きましたが、これが「地域性」というものだと納得し、専用のタレにつけて「刺身のツマ」を堪能しました。
 ちなみに、軍港らしく、街中には米兵の姿を何度か見ました。さらに、一部の店には「歓迎、海上自衛隊」などというポスターが貼ってありました。さらに、タクシーの運転手さんと話したところ、普通にドル紙幣で運賃が払われるとの事。これまた、「普段とは違う世界だ」と思わされた風景および逸話でした。

清水直投手、本拠地初登板で連続1失点完投勝利

 千葉で行われた千葉-東北は清水直行投手とドミンゴ投手が先発。今日は早川選手がスタメンから外れ、代わりに角中選手が二番で出場。また、細谷選手に代わってオーティズ選手が、田中雅選手に代わって早坂選手がそれぞれスタメン復帰しました。
 1回裏、1死から角中選手が右翼席にプロ初となる本塁打を放って先制します。また、この本塁打は四国アイランドリーグ(当時)出身者が放ったNPB初の本塁打となりました。

 しかし、直後の2回表に、清水直投手は先頭の山崎武選手を歩かせ、礒部選手の安打でつながれた後、山下選手の適時打で即座に追いつかれます。しかし、3回から5回まで、安打や失策で走者を出しましたが、いずれも併殺で凌ぎ、逆転は許しません。
 4回に1死2・3塁の勝ち越し機は潰した千葉ですが、続く5回に先頭の早坂選手が今季初安打すると、犠打と四球でつなぎ、今日も四番に入った大松選手の適時打で勝ち越しに成功します。大松選手と初回に本塁打を放った角中選手は同郷で、今日は「石川県人の日」といった感じでした。
 4回までは毎回安打を喫していた清水直投手ですが、6回からは完璧に近い投球をし、東北打線を抑え込みます。一方のドミンゴ投手も好投し、終盤はともに走者が出ない展開となりました。
 しかし、清水直投手も最後まで崩れず、9回も三者凡退に抑えました。結局、5回以降は失策二つと四球一つの無安打投球。5安打3四球で2試合連続となる1失点完投勝利となりました。
 これで千葉は4連勝で今月初の貯金を達成。いずれも1点差の勝利でした。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 甲子園のタイガース-広島は下柳投手と宮崎投手が先発。3回に勝ち越したタイガースが、5回に関本選手さらには下柳投手に適時打が出て3点を追加。下柳投手は8安打されながら無四球で1失点に広島打線を抑え、3年ぶりとなる完投勝利を飾っています。観客数は3万5千9百人ほどでした。

2008年04月15日

蝉と桜

 今日は宮崎で仕事でした。さすがは南国なだけに暖かく、日中に町中を歩いているスーツの人は、みな上着を脱いでいるほどでした。一昨日、千葉マリンスタジアムにて冬の服装で野球観戦をしていただけに、余計、気候の差を感じました。
 そんな中、ちょっと自然が豊かな所に行きました。すると、蝉の鳴き声が聞こえてきました。一瞬、聞き間違いかとも思い、同行した人に「今、蝉の鳴き声が聞こえませんでしたか?」と尋ねたところ、なに当たり前の事聞いているんだ、という感じで「ええ、蝉ですね」と返されました。
 なんでも、宮崎では四月から蝉が鳴くのは極めて普通との事でした。一方、桜については関東より開花が遅く、少々散ってはいたものの、満開に近い感じでした。なんでもこれは、地熱の温度差によるものだそうです。
 という事は、宮崎では蝉の鳴き声を聞きながら花見、というのも可能なわけです。今度は観光でこの季節の宮崎に行き、「蝉の声を聞きながら桜を見る」というのをやってみたいものだ、と思いました。

終盤の追い上げを何とかかわして5割復帰

 千葉で行われた千葉-東北は小野投手と永井投手が先発。今日は角中選手に代わってベニー選手が入った以外は、一昨日と同じ顔ぶれでした。したがって細谷選手も2試合連続スタメンとなっています。
 小野投手は初回、いきなり折れたバットが足に当たる、というアクシデントがありました。そして、山崎武選手に先制適時打を打たれます。さらに4回にも併殺崩れで1点を追加されます。

 一方、打線は、前回抑えられた永井投手に、最初の一巡を無走者に抑えられます。しかし一巡した4回、1死から早川選手が安打を放つと、里崎選手も続きます。そして、四番に入った大松選手が右翼席に逆転3ランを放ちました。
 援護をもらった後の小野投手は、5回は先頭打者に安打されるも次打者を併殺に打ち取り、6回も三番からの攻撃を三者凡退と、6回を5安打1四球2失点で抑えました。  そして6回は1死から里崎選手と大松選手が連打で好機を作ると、ベニー選手の適時打で追加点を追加点を挙げて永井投手をKOします。さらに内野ゴロの間にもう1点が入りました。
 これで快勝ペースかと思いきや、8回に四番手の川崎投手がフェルナンデス選手にあわや本塁打という適時打を打たれた後、続く山崎武選手にも連続適時打を喫して1点差にまで迫られます。
 しかしその裏、2死1塁から途中出場の大塚選手の二塁打が出ると、続く橋本選手に2点適時打が出て即座に突き放します。さらに今江選手も続いた後、細谷選手にプロ2本目の安打が出ましたが、橋本選手が本塁でタッチアウトとなり、惜しくも連日の打点はなりませんでした。
 今日の千葉は10安打を放ったのですが、その内訳は4回と6回の三連打に8回の四連打と、非常に効率のいい打ち方でした。
 今度こそ決まったと思ったのですが、9回から登板した荻野投手がいきなり連打されます。そして2死2・3塁までこぎ着けますが、得点圏打率の高い高須選手に2点適時打を打たれて再び1点差となります。しかし最後は鉄平選手を打ち取り、なんとか8対7で逃げ切りました。
 小野投手は今季初勝利、荻野投手は4つめのセーブを挙げています。また、チームは半月ぶりに5割に復帰しています。観客数は1万7千3百人ほどでした。
 なお、この試合の見物記は、16日のめもちょうに掲載される予定です。

 大阪ドームで行われた合併球団対福岡は山本投手とパウエル投手が先発。福岡の捕手は的山選手と、「元近鉄バファローズバッテリー」でした。
 合併球団が序盤にカブレラ選手と濱中選手のソロ2本で2点を先制しますが、6回に松中選手の2号2ランで追いついたホークスが7回に川崎選手の適時打で勝ち越すと、8回には小久保選手に2号2ランなどで突き放し、7対3でホークスが勝利。パウエル投手は福岡での初登板を白星で飾っています。観客数は1万2千8百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-北海道は岸投手と武田勝投手が先発。8回に所沢が追いついて延長戦に入りますが、ともに決め手を欠き、そのまま3対3の引分けに終わっています。観客数は8千3百人ほどでした。

 甲子園のタイガース-広島はアッチソン投手とルイス投手が先発。初回に金本選手の適時打でタイガースが先制した後は投手戦となりますが、8回にタイガースが一気に4点を追加。というわけで、9回に藤川投手を使うことなく、タイガースが5対0で完封リレーを達成しています。アッチソン投手は無傷の3連勝となっています。観客数は3万7千9百人ほどでした。

 神宮で行われた東京-横浜は石川投手と土肥投手が先発。ともにソロ本塁打1本ずつの1対1で迎えた6回、今季初スタメンの畠山選手にソロが出て東京が勝ち越します。そして終盤は押本投手と林投手の継投でこの1点差を守りきった東京が2対1で勝っています。観客数は1万2千5百人ほどでした。

 名古屋で行われたドラゴンズ-読売は中田投手と上原投手が先発。2点を追う4回に谷繁選手の適時打で追いついたドラゴンズが李選手の2点適時打で勝ち越します。続く5回にも2点を追加し、6対3でドラゴンズが勝っています。観客数は3万3千1百人ほどでした。

2008年04月14日

もりもり白菜

 セブンイレブンの惣菜に「もりもり白菜・にんにく風味」というものがあります。名前の通り、白菜の浅漬けをにんにくで味付けしたものです。
 白菜の浅漬けとにんにくが大好物な私にとっては、ある意味、理想的な食品と言えます。というわけで、夜のつまみを買いに行ったときなどで見かけたら、必ず買うことにしています。とはいえ、同じ味覚の人が多いためか、地元のセブンイレブンで見かける事はほとんどありません。

 ところが今日、これまで一度しか行ったことがないセブンイレブンに行ったら、なんと在庫がありました。というわけで、今年初めて「もりもり白菜」を楽しむことができました。
 その店はどこかと言うと、出張先の宮崎でした。今日は朝から晩までトラブル続きですっかりバテてしまい、どこかに繰り出す気力すら起きませんでした。そこで仕方なく、セブンイレブンで夕食と晩酌を購入したわけです。その方針を決めた時は、「何が悲しくて宮崎まで行ってコンビニ夕食を・・・」と思っていました。
 しかしながら、その「幻の逸品」を食べることができたため、その悔しさ(?)は少なからず解消されました。我ながら安っぽいと思います。とはいえ、まあ、何もないよりは十二分にマシとは言えるでしょう。

2008年04月13日

2008/4/13の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

有名人の足跡

 mixiの足跡一覧を見ていたら、聞いたことのある名前の人がいました。と言っても知り合いではありません。十年くらい前まではマスコミに「カリスマAV監督」としてよく出ていたために、その名前を覚えていた人でした。
 最初は、有名人の名を騙った変な人かと思ったのですが、実際にページに行ってみると、本人でした。還暦を過ぎた今でも、新たなAVを撮るべく頑張る、という所信表明も書かれていました。

 書かれている内容は熱いものがあり、AVに興味がない私でも、感心させられたほどでした。そして翌日足跡一覧を見たら、またその監督氏の名前がありました。わざわざ、足跡の確認までしているようです。
 それまで、全く興味のない世界で、名前だけ知っている人だったわけです。そのような人の、知られざる素顔を知ることができる、というのは貴重な経験でした。
 ところで、なぜ監督氏が自分の所に来たのか、非常に気になりました。別に、AV関係のコミュニティには一切入っていないのですが・・・。こういう時は、足跡を残した人が、どんな経路で来たかを知りたくなります。

連日のサヨナラで2週間ぶりの連勝

 千葉で行われた千葉-北海道を観戦に行きました。この三連戦では、毎年恒例の「北海道物産展」をやっていました。球場の外と中にそれぞれ売店があったのですが、外のほうはかなりの列ができていたので、中で買うことにしました。ただ、こちらは空いていたのですが、品揃えがあまり良くなく、買うつもりだった「海鮮親子丼」などは売り切れていました。
 結局、毎年買っている「ジンギスカン丼」と、試食したところ美味しかった「別海町のパン」を買いました。
 試合のほうは、渡辺俊介投手とグリン投手が先発。昨日に続き、開幕三連戦の時と同じ顔ぶれです。そして今日の打順ですが、高卒三年目の細谷選手が、一軍初昇格で即八番一塁でスタメン入りしました。また、昨日サヨナラのホームを踏んだ角中選手も六番で今季初スタメンとなっています。そして、オーティズ選手とベニー選手が外れ、「純国産打線」でのぞむ形になりました。そして三番には大松選手が、五番には今季初クリーンアップとなる橋本選手が入りました。

 試合開始前のファンサービスですが、今日は北海道物産展とのからみもあって、北海道のマスコットであるB.B、さらには二軍マスコットの「カビー」も来ていました。B.Bは昨年の開幕戦同様、スタメン発表時にまず左翼席前で、北海道の選手の打席をものまねし、続いて右翼席前に移動して、千葉の選手のものまねをしていました。
 そして、「八番・ファースト・細谷」とアナウンスがあった時は、「誰だ?それ?」という感じでズッコケていました。もっとも、この発表の瞬間は、球場全体が衝撃に包まれていた、という感じではありました。
 試合のほうですが、渡辺俊投手は、先頭の森本選手にいきなり安打され、続く田中選手が犠打で送った後、稲葉選手の適時二塁打と、あっさり先制を許してしまいます。
 渡辺俊投手は続く2回も先頭打者に安打され、3回は2死から二塁打と、その後も危機を作りますが、いずれも凌いで、追加点は与えません。
 一方のグリン投手ですが、初回・二回と三人で終えます。続く三回は先頭の今江選手が安打し、続くプロ初打席の細谷選手は内野ゴロで走者が入れ替わります。続く田中雅選手が詰まりながら右前に落として1・2塁としますが、根元選手と早川選手が倒れ、得点できません。
 その後、試合は投手戦に。渡辺俊投手は得意の打たせて取る投球でアウトを重ねますが、グリン投手も力強い投球で、千葉打線はまともな当たりをほとんど放てません。
 そして6回表、渡辺俊投手は先頭の森本選手に内野安打されて犠打で進まれるという、初回と同じ状況を作ります。しかし、先ほど適時打の稲葉選手を、内角にくいこむ緩い球で三振に打ち取り、高橋選手は歩かせたものの、スレッジ選手を打ち取ってここを凌ぎます。しかしその裏、千葉も1死から根元選手がフラフラと上がりながら左翼フェンスに当たる二塁打を放つも、後続が打ち取られ、得点できません。
 しかし続く7回、先頭の橋本選手が安打し、角中選手が送ります。ここで今江選手は倒れましたが、続く細谷選手が追い込まれながら四球目のボール球を一・二塁間に弾き返し、橋本選手が生還。三打席目でのプロ初安打が貴重な同点適時打となりました。
 その後、両投手が譲らず、9回をともに1失点で終え、延長戦に入りました。
 そして、10回表も渡辺俊投手は続投します。先頭の工藤選手に安打され、犠打で進まれますが、最後は本日二安打の森本選手を打ち取り、これで9イニング連続無失点とします。
 その裏、北海道は二番手に武田久投手を投入しますが、こちらも、先頭の今江選手が安打します。そして、続く細谷選手のバントを、武田久投手は二塁に送球するもセーフに。さらに続く田中雅選手のバントを、今度はジョーンズ選手が三塁に送るもこれまたセーフと、連続野選で無死満塁のサヨナラ機となりました。
 ここで根元選手が初球を弾き返すと、三塁手の頭を越えるサヨナラ打に。千葉が連日のサヨナラ勝ちで3月29日以来となる連勝を達成しました。
 今日もユニフォームは昨日に続いて「誠・新バージョン」でした。このユニフォームを着て行った試合はこれで3回やっていずれもサヨナラ勝ち、という結果になっています。
 お立ち台にはサヨナラ打の根元選手と、10回完投勝利の渡辺俊投手、そしてプロ初出場で貴重な同点だを挙げた細谷選手の三人が上がりました。
 観客数は雨模様と寒さがあって、1万6千2百人ほどでした。
 試合終了後は、球場前で両チームのマスコットが並んでグリーディングをやっていました。「カビー」は、千葉のユニフォームを着た上に、旗まで振ると、サービス精神が旺盛でした。そんななか、千葉・北海道のファンが入り交じって楽しんでいました。

 仙台で行われた東北-合併球団は朝井投手と川越投手が先発。初回に4点を取って逆転した東北が2回にも2点を追加して早々と川越投手をKO。さらに中盤にも追加点を挙げ、5回で12点を奪います。朝井投手は5回を5安打3四死球4失点ながら大量点に守られて2勝目、12対6で大勝した東北は3連勝。本拠地では8戦8勝となっています。観客数は1万2千8百人ほどでした。

 福岡で行われた福岡-埼玉は和田投手とキニー投手が先発。両先発がともに4失点という打撃戦となり、同点で迎えた9回裏に仲澤選手がサヨナラ適時二塁打を放ち、福岡が5対4で勝ちました。福岡は早くも今季4度のサヨナラ勝ち。また久米投手が早くも3勝目を挙げています。観客数は2万9千5百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-タイガースはウッド投手と福原投手が先発。1点を追うタイガースは8回に無死2・3塁から新井選手の適時打で追いつくと、金本選手の適時打で逆転。さらに内野ゴロの間に1点を追加します。
 その後は、久保田投手と藤川投手がともに安打は許すものの無失点に抑え、そのまま3対1で勝っています。観客数は1万8千8百人ほどでした。

 広島で行われた広島-ドラゴンズは長谷川投手と吉見投手が先発。17安打と打ちまくったドラゴンズが7点を奪います。一方の広島打線も11安打2四死球と走者は出しますが、あと一本が出ません。結局、11残塁で吉見投手に二試合連続完封を許しています。観客数は1万6百人ほどでした。

 東京ドームで行われた読売-東京は木佐貫投手と増渕投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3百人ほどでした。

10円を巡る勧誘

 電球などを買いに、津田沼のラオックスに行きました。ついでに、使用済みのプリンタ用インクカートリッジを片付けようと思い、持っていきました。そして、回収箱に入れたところ、店員さんから声がかかりました。
 なんでも、ラオックスのカードに加入すれば、インクカートリッジを一個回収する際に10ポイントがつくとのことです。だから入会しないか、と勧誘を受けました。
 費用は一切無料とのことです。しかしながら、一駅となりであるにも関わらず、このラオックスに行くことはまずありません。したがって、入手しても使いようのない10円分のポイントを得るために、入会手続きをするのは時間の無駄でしかありません。

 とはいえ、店員さんの熱心な姿を見ていると、断りづらいものがあります。その時、以前、相方が今はなき秋葉原ラオックスコンピュータ館で買い物をした際に、カードを作った事を思い出しました。
 幸い、相方の財布の中には、そのカードがありました。そこで、それに10円分のポイントをつけ、問題(?)は解決しました。
 店員さんとしては、会員獲得のノルマみたいなものもあるので、普通に仕事として行っていたわけです。とはいえ、10円相当分のポイントを題材に熱心に行われる勧誘している姿には、何とも言えない不思議な雰囲気を感じてしまいました。

9回に追いつかれるも、サヨナラ勝ち

 千葉で行われた千葉-北海道は成瀬投手と藤井投手が先発。今季ここまでただ一人全試合スタメンだった西岡選手が、昨日の死球の影響か欠場しました。また、対左という事で、橋本選手以外は全て右打者か両打ちでした。そして二番二塁で田中雅選手、三番指名打者で里崎選手と、橋本選手とあわせ、捕手登録選手三人がいずれもスタメン、という珍しい形になりました。また、ベニー選手が今季初の四番に、早坂選手が九番で今季初のスタメンとなりました。

 前回、千葉で久々の敗戦となった成瀬投手ですが、今日は立ち上がりから、逆球はあるものの、北海道打線を抑え、走者を許しません。一方、ここまで移籍後勝星のない藤井投手ですが、こちらも好投します。3回には先頭の今江選手が安打しますが、続く早坂選手がスリーバント失敗。その後、飛び出した今江選手を挟殺しようとして失策が出て1死3塁となりますが、ここでも先制ができません。
 一方、成瀬投手は5回に先頭の高橋選手を歩かせますが、その後は三人で抑え、続く6回も三者凡退と、無安打投球を継続しています。
 打線は5回に先頭の竹原選手が詰まりながら今季二本目の安打を放ち、犠打で二塁に進みますが、ここも後続を抑えられ、先制できません。
 しかし続く6回、1死から里崎選手がバックスクリーンに2号ソロを放ち、ついに千葉が先制します。
 直後の7回表、成瀬投手は先頭の田中選手に初安打を喫します。しかし、三振ゲッツーもあって、この回も三人で抑えました。
 そのまま1対0で迎えた9回表、成瀬投手は先頭打者を打ち取りますが、今江選手の送球がそれて出塁されます。さらに犠打で二塁に進まれた後、森本選手にバットを折りながら中前に落とされ、1死1・3塁となってしまいます。ここで続く田中選手を一塁ゴロに打ち取りますが、惜しくも併殺を取ることができず、同点に追いつかれてしまいました。
 しかしその裏、二番手の宮西投手に対し、今季初打席である角中選手が四球を選びます。続く橋本選手はバント失敗の後に凡退するも、途中から一塁手で入っていた堀選手がここから登板となる建山投手から左前安打を放ち、1・3塁とします。
 続く今江選手は倒れましたが、ここで早坂選手の代打として大松選手が登場。2-1と追い込まれましたが、続く四球目を右中間に放ち、2対1でサヨナラ勝ちしました。大松選手のサヨナラ打は人生初とのことです。
 成瀬投手は2安打1四球失点1(自責ゼロ)での完投勝利で2勝目を挙げています。また、北海道の連勝を5で止めました。観客数は2万7千5百人ほどでした。

 仙台で行われた東北-合併球団は田中投手と近藤投手が先発。2回に鉄平選手の適時二塁打で先制した東北が、内野ゴロの間にもう1点取ります。さらに3回には暴投の間に1点を追加しました。
 田中投手は6回2死まで無安打投球。その後も好投を続け、3安打3四球10奪三振で今季初完封となりました。これで東北は本拠地ではいまだに負けなしです。観客数は1万5千4百人ほどでした。

 福岡で行われた福岡-埼玉は大場投手と石井一投手が先発。過去3回の登板で埼玉のみに点を取られている大場投手ですが、今日も初回、前回も本塁打された中島選手に先制3号2ランを喫し、続くブラゼル選手にも8号ソロを喫します。
 その後、福岡打線が反撃して、5回には多村選手の適時打で逆転します。ところが、直後の6回、大場投手三塁打と暴投で追いつかれた後、これまた前の試合で打たれた細川選手に勝ち越し本塁打を打たれます。ちなみに、今季の細川選手の本塁打は、大場投手相手のみです。
 しかしその裏に追いついた福岡は、8回に小久保選手が今季1号となる3ランを放って勝ち越し。そして8・9回はホールトン投手が完璧に抑えて、そのまま8対5で福岡が勝ちました。二番手で登板した小椋投手が10年目でのプロ初勝利。ホールトン投手は来日初セーブを達成しています。観客数は2万9千6百人ほどでした。

 広島で行われた広島-ドラゴンズは高橋投手と小笠原投手が先発。1点を追う広島は、アレックス選手の3号2ランで逆転すると、さらにシーボル選手に2号ソロも出ます。
 高橋投手は7回途中まで5安打1四球で1失点。その後、継投陣がドラゴンズ打線を抑え、そのまま3対1で広島が勝っています。観客数は1万3千8百人ほどでした。

 東京ドームで行われた読売-東京は高橋尚投手とリオス投手が先発。3点を追う東京は、6回にガイエル選手が右翼席上の壁を直撃する本塁打で反撃を開始します。続く7回に内野ゴロの間に1点差と迫り、さらに走者を二人置いて、リグス選手が豊田投手から逆転3ランを放ちます。
 さらに9回に宮本選手の2点適時打でダメ押しした東京が8対4で快勝しています。観客数は4万2千人ほどでした。

金本選手、二千本安打を達成

 横浜で行われた横浜-タイガースは寺原投手と岩田投手が先発。初回、タイガースは走者を一塁に置いて、新井選手が通算一千本安打となる二塁打を放って1死2・3塁とします。そして、金本選手の内野ゴロの間にタイガースが先制します。
 金本選手は3回には四球を選ぶも、5回には中飛に倒れます。これで18打席無安打となり、「1999本安打を放ったあとの連続打席無安打記録」を更新します。

 そして同点で迎えた7回表、2死2塁から新井選手があわや本塁打という適時三塁打を放ち、タイガースが勝ち越します。そして打席には金本選手が登場。そして、2-2から迎えた5球目を右前に弾き返し、通算二千本安打を適時打で達成しました。
 投げては6回から登板の渡辺投手、さらには久保田投手・藤川投手が横浜打線を抑えます。そして9回には檜山選手の代打適時二塁打でダメ押しをしたタイガースが6対3で勝ち、二千本安打に花を添えています。観客数は2万9千8百人ほどでした。

2008年04月12日

昼寝場所

 少々疲れている時は、昼食後に一眠りすると、非常に楽になります。そのため、昼寝ができる場所を取ることは重要になってきます。しかしながら、入社して一ヶ月少々の身だと、なかなかどこで昼寝ができるかが分かりません。
 そこで、今日は天気がいいこともあり、近くの公園で昼寝をしました。意外に日差しがきつく、少々首筋が痛くなったりもしました。しかも座っていたわけですから、熟睡にはほど遠いものでした。とはいえ、春の太陽の下で、夢見心地に過ごす一時、というのもなかなか楽しいものでした。
 ただ、ここを「昼寝場所」にできる期間はかなり限定されます。早く社内に「昼寝場所」を見つけねば、とも思いました。

接戦を競り負ける

 千葉で行われた千葉-北海道は小林宏之投手とスウィーニー投手が先発。昨日、盗塁した際に足を痛めたサブロー選手と、追加点を奪われた伊藤投手が登録抹消となり、変って、二年目の角中選手と、開幕一軍に登録されながら登板せずに抹消となった根本投手が登録されました。
 前日の大敗に関わらず、今日は一番から七番までは昨日と同じ顔ぶれでした。そして、八番にベニー選手が、九番に今江選手が入る、という打順となりました。

 そして2回には満塁からベニー選手の犠飛で先制し、逆転された直後には今江選手の適時二塁打で同点と、そのスタメン復帰した二人が打点を挙げます。
 しかし、6回に先頭のジョーンズ選手が内野安打を放って犠打で進みます。そして二死後に高口選手を一塁ゴロに打ち取りますが、オーティズ選手のトスを、カバーに入った小林宏投手が取れずに失策となり、その間に二塁走者のジョーンズ選手が生還し、勝ち越しを許してしまいました。
 小林宏投手はこの回で登板。5安打3四球3失点(自責2)という不本意な内容でした。
 7回はプロ初登板の根本投手が2安打されながら無失点でデビューを飾ります。そして8回裏、先頭の大松選手が内野安打で出るも、続くオーティズ選手が併殺に打ち取られ、直後に橋本選手が二塁打を放つというちぐはぐな攻撃で、反撃できません。そのまま9回はマイケル中村投手に抑えられて試合終了。2対3と敗れて連敗し、小林宏投手の本拠地連勝記録も止まりました。観客数は1万5千1百人ほどでした。

2008年04月11日

九割以上同じだが・・・

 先日、修理に出した携帯が戻ってきました。修理に出した時点で言われていたので、半ば覚悟はしていましたが、基盤ごと交換となりました。つまり、見た目は同じですが、中身は新品と同じになってしまったわけです。
 とはいえ、アドレス帳やお気に入りは修理中に借りていた代替機に写していました。、そこから戻す事により、以前と同じように使えます。
 しかしながら、待ち受けや着メロに使っていたデータの一部は、有料サイトにあったものでした。したがって、バックアップはできませんでした。しかも、そのサイトは現在は閉鎖されています。そのため、それらの画像・音楽は元に戻すことができませんでした。

 それぞれ、かなり思い入れのあったものなので、大変残念でした。そしてそのため、番号やアドレスはもちろん、外見も中に入っているデータも九割以上が同じであるにも関わらず、自分にとっては全然違うもののように見えてしまいました。
 まあ、失ったものをいつまで惜しんでも仕方ありません。これを機に、さらに効率のいい使い方・設定を探求しようと思い、空いた時間を使って再設定を行っています。

2008年04月10日

序盤の失点で大敗

 所沢で行われた埼玉-千葉は涌井投手と久保投手が先発。今日は里崎選手が指名打者でスタメンに復帰して四番に、また、堀選手も久々にスタメンに入りました。
 久保投手は立ち上がりが悪く、1死から五連打されるなど、いきなり5点を失います。涌井投手は過去3試合あわせて5点しか援護のなかったわけですが、初回でいきなり、その合計と同じ援護を受けた形になりました。
 さらに続く2回にもブラゼル選手に7号2ランを喫して2回で7対0となってしまいます。

 2回まで無走者だった千葉は3回、先頭の橋本選手の二塁打をきっかけに、ここ数試合一番に固定されている根元選手の適時打で1点を返し、重盗を決めた後に早川選手の適時内野安打でもう1点を返します。しかしながら、その重盗の際にサブロー選手が足を痛め、そのまま交代となってしまいました。
 さらに、その後は再び涌井投手の前に無安打で抑えられ、一方の久保投手は4回に連打を浴びて降板。さらに継投陣も打ち込まれ、7回までで今季最多の15失点となってしまいました。
 そして13点差で迎えた9回表、この回先頭の里崎選手がバックスクリーンに今季1号を放つと、大松選手・オーティズ選手も続き、三者連続本塁打となります。
 しかし、もちろんこの大差では焼け石に水。15対5と大敗してしまいました。観客数は7千7百人ほどでした。

 札幌で行われた北海道-東北はダルビッシュ投手と岩隈投手のエース対決。防御率0点台同士の二人による投手戦となり、5回まで双方無安打という展開でした。
 6回に東北が初安打しますが、得点できません。一方、岩隈投手は6回裏も無安打に抑えましたが、7回に先頭の森本選手に初安打されると、犠打の後に敬遠しますが、続く高橋選手にも四球を出してしまい、満塁としてしまいます。ここで続くスレッジ選手が左翼に犠飛を放ち、ついに点が入ります。この、岩隈投手の連続無失点を23で止めた得点が結局決勝点に。東北も9回に1死2塁とまでしますが、後続が打ち取られて試合終了となりました。
 ダルビッシュ投手はこれで早くも今季二度目の完封勝ちで3勝目。しかもいずれも1対0です。さらに、札幌では27イニング連続無失点となっています。観客数は2万5千1百人ほどでした。

 福岡で行われた福岡-合併球団はガトームソン投手と金子投手が先発。同点で迎えた5回に仲澤選手が一塁線を抜く適時二塁打を放って福岡が勝ち越し、さらに1点を追加します。そして8回には松中選手に今季1号が出るなどで2点をダメ押しし、5対1で勝っています。ガトームソン投手は8回途中まで投げて9安打3四死球ながら1失点で今季初勝利。また、久米投手がプロ初セーブを挙げています。観客数は2万3千1百人ほどでした。

 なお、セリーグの3試合はいずれも雨で中止でした。

2008/4/9の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

清水直投手、今季初勝利

 所沢で行われた埼玉-千葉は岸投手と清水直行投手が先発。1回表、千葉は昨日と同じく、連打の後に西岡選手がバント安打を決めます。そして1死満塁から、岸投手に強い大松選手が2号満塁本塁打を放ち、いきなり4点を奪います。
 その援護をもらった清水直投手は、初回に先頭打者に死球をぶつけますが併殺で三人で終えます。その後、5回まで走者を三人出すも、西岡選手の好守備もあって三併殺を取ります。

 一方、打線は4回に四球で出たベニー選手が盗塁さらには根元選手の安打に本塁で好スライディングと、足で一点を追加します。さらに5回にも2点を追加し、今季2戦2勝の岸投手をKOします。
 清水直投手は6回2死無走者からの失策がきっかけで1点は失いますが自責点は0のまま。打線も着実に追加点を挙げ、今季初の二桁得点。そして清水直投手は9回も先頭打者は出したものの、そこから中軸を三者連続三振に斬って取り試合終了。10対1で埼玉の連勝を止めました。
 清水直投手は1失点完投で今季初勝利を飾っています。観客数は1万5百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-ドラゴンズは下柳投手とチェン投手が先発。初回に今岡選手の適時打でタイガースは先制し、3回には鳥谷選手の適時打で追加点を挙げます。一方の下柳投手は7回を2安打1四球で無失点。以下は久保田投手と藤川投手がともに三人で抑え。タイガースが勝っています。ただし、金本選手には今日も安打が出ませんでした。観客数は3万8千5百人ほどでした。

2008年04月09日

目から上

 学生時代のバイトで世話になっていた人に16年ぶりに会いました。すると、顔が変って全然分からなかった、と言われました。
 白髪は少々増えましたが、そんなに老け込んでいるわけではありませんし、体型もさほど変っていません。しかしながら、当時かけていた眼鏡は黒縁で、普通の長さの髪が天然パーマでモジャモジャでした。一方、今は銀縁眼鏡で、髪型は短髪です。つまり、目から上は全然違っているわけです。言われてみれば、分かるわけありません。

 実際、実家で学生時代の自分の写真を見ましたが、確かに別人みたいでした。
 ちなみに、私はmixiには自筆の絵を載せています。線で胴体と手足を描き、その上に「○」を描いて細い眼鏡をかけさせ、頭に短い毛を四本、というラクガキですが、それを見た相方の友達に「よく似ている」と言われたそうです。
 以上の経験から、自分を判別する際には、目から上に全てがかかっている、という事がよくわかりました。

「あと一球」から逆転サヨナラ負けを喫する

 所沢で行われた埼玉-千葉は西口投手と小野投手が先発。今日は里崎選手が今季初の四番に、根元選手が今季初の一番に入りました。
 そして、西口投手の立ち上がりに、まずその根元選手が安打すると、早川選手も続きます。ここで西岡選手が三塁前にセーフティーバントを敢行すると、相手の失策もあってあっさり先制。さらに里崎選手が今季初打点となる適時打を放つなど、いきなりの四連打で2点を先制します。
 このまま一気に西口投手を攻略といきたいところですが、後続が倒れ、その2点に止まります。

 一方、いきなりの援護を貰った小野投手は、3回に1点を失いますが、続く4回は先頭打者に安打されながら0点に抑え、続く5回は三者凡退と、調子を上げていきます。
 一方、初回の四連打の後は西口投手の前に走者が出なかった千葉ですが、5回に四球で久々の走者を出すと、根元選手が本日二本目の安打で続き、早川選手の犠飛で追加点を挙げます。
 これで今季初勝利に大きく近づいた小野投手ですが、7回1死1塁で降板します。しかし、続く川崎投手が死球で危機を広げた後にブラゼル選手に適時打され、1点差と迫られます。
 打線は西口投手さらには継投陣に抑えられます。9回2死からオーティズ選手が振り逃げで出塁し、続く橋本選手が四球を選んで初回以来となる好機を作りますが、ここも抑えられます。結局、2回から9回までで1安打しか出ませんでした。
 そして迎えた9回裏は荻野投手が登板。しかし、1死から内野安打で走者を出します。続くブラゼル選手は打ち取って2死とし、GG佐藤選手も2-1と追い込みます。しかしそこからファウルを挟んだ5球目を打たれると、これが右翼ポール際に飛び込む逆転サヨナラ本塁打となってしまい、3対4で敗れてしましました。昨年、所沢で2敗した荻野投手ですが、今年もこの球場とは相性が悪いのでしょうか。観客数は8千8百人ほどでした。

 札幌の北海道-東北は武田勝投手と一場投手が先発。2回に東北が登録即スタメンとなった山下選手・中島選手らの安打で先制し、さらにこの回計6安打で一気に7点を先制します。
 ところが、大量援護を貰った一場投手は、2回までは無走者だったものの、3回に先頭打者に二塁打されると、そこから制球を乱し、3四球で押し出してしまいます。さらに交代した吉崎投手・小倉投手も打たれてこの回5失点。続く4回には田中選手に同点2ランが出て7点差を追いつかれます。
 そして6回、先頭の鶴岡選手が二塁打を放ちます。続く高口選手は初球のバントを空振りし、飛び出した鶴岡選手が挟まれます。ところが、三塁への送球が鶴岡選手に当たってボールは転々。その間に鶴岡選手が勝ち越しのホームを踏みました。
 武田勝投手は7失点ながら6回まで投げます。そして、以下建山投手と武田久投手、そしてマイケル中村投手の継投で東北打線を抑え、8対7と北海道が大逆転勝ちを収めています。なお、試合後のお立ち台で、野手九人が皆登場する、という珍しいこともありました。観客数は2万2百人ほどでした。

 熊本で行われた福岡-合併球団は新垣投手と山本投手が先発。同点で迎えた8回に坂口選手の適時三塁打で勝ち越した合併球団がさらにローズ選手とカブレラ選手の連続本塁打などでこの回一挙5点を挙げ、そのまま8対3で勝っています。観客数は1万3千1百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-ドラゴンズはアッチソン投手と中田投手が先発。1点を追うタイガースは7回に、矢野選手の安打で好機を作り、檜山選手の代打適時打で追いつきます。さらにこの回、新井選手の適時打などで2点を追加します。
 タイガースは9回に登板の藤川投手が1点を返され、なおも1死満塁としますが、そこから踏ん張って早くも6セーブ目を挙げています。なお、金本選手は無安打で、二千本安打は明日以降に持ち越されました。観客数は4万3千4百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-読売は土肥投手と上原投手が先発。2点を追う横浜は5回に相川選手が、7回には吉村選手がそれぞれ本塁打を放って追いつきます。そのまま延長12回まで点が入らず、3対3で引き分けています。観客数は8千4百人ほどでした。
 なお、神宮で行われる予定だった東京-広島は雨で中止でした。

2008年04月08日

事実と番組

 養豚業をやっている大学の後輩が、テレビの取材を受けました。10分番組なのですが、かなり中身が濃く、見ている途中に、「10分番組だと聞いていたけれど、本当は30分番組だったのか?」と本気で思ったほどでした。
 それだけいい番組だったのですが、見ていて一つ違和感がありました。その後輩は、学生時代から養豚業をやると宣言しており、卒業直後に就職した時も、「家業を継ぐ事を前提」と言っていました。ところが、TVでは「継ぐなんて考えていなかった」というナレーションが入っていたのです。

 記憶違いかと思って本人のブログを見ても、やはり当時言っていた事がそのまま書かれていました。
 確かに、番組としては、「最初はやる気がなかった」というほうが筋立てとしては面白いでしょう。また、日本農業の振興を考えても、そちらのほうがいいのかもしれません。しかし、事実は事実なわけです。ならばやはりそのまま書くべきだったのではないのでしょうか。
 全体的に優れた番組だっただけに、より残念に思った「作り」でした。

2008年04月07日

麹町さくら祭りと甘酒

 今日は日曜出勤でした。昼休みに散歩がてら駅前に行ったところ、「麹町さくら祭り」なる行事が行われていました。といっても神輿などが出るわけではありません。駅前にあるちょっとした広場にテントが6つくらい立って、そこで甘酒の無料配布と、焼きそばやパンなどの販売が行われる、という小さな「祭り」でした。
 せっかくだから甘酒を貰ったのですが、配っている人は「米と米麹を用いた本格的な作り方なのでアルコールは入っていません」と言っています。38年生きていましたが、「本格的な甘酒」がノンアルコール飲料だとは知りませんでした。

 帰宅して調べたところ、この甘酒は、薄い粥に麹をいれて発酵させたものとの事でした。一方、アルコールが含まれているものは、酒粕を用いて作るのだそうです。
 本来はアルコールが含まれておらず、酒の味がするわけでもないのに「甘酒」とは不思議なものだと思いました。後発となった「酒粕で作ったもの」のほうがメジャー化したために「酒」になったのでしょうか。
 ついでに、これは「麹町さくら祭り」だから、麹を使った甘酒をふるまっているのだろうか、などとしょうもない事を考えたりもしました。
 なお、先日から書いていたように、近辺の桜は既に盛りを過ぎています。温暖化の影響なのか、ここ数年、桜の季節が早くなっています。「さくら祭り」の開催日も見直す時期に来ているのではなかろうかなどと、散りゆく桜を見ながら思ったりもしました。

今季初の逆転サヨナラを果たす

 千葉で行われた千葉-福岡は渡辺俊介投手と和田投手が先発。和田投手に強い竹原選手と大塚選手がスタメン復帰するなど、橋本選手を除く八人が右(両打ちの西岡選手を含む)でした。
 しかし、その右打線が今季初登板の和田投手に抑えられ、序盤は安打が打てません。一方、渡辺俊投手は4回に井手選手に先制打を打たれ、さらに山崎選手にも適時打と、下位打線から2点を奪われます。

 さらに7回に渡辺俊投手は本間選手に本塁打を打たれ、さらに連打で走者をためて降板。7回途中まで投げて被安打10で2四球という内容でした。二番手の川崎投手がここを抑えますが、内野ゴロの間にさらに1点を追加されます。
 打線は和田投手の前に6回まで1安打に抑えられ、15イニング連続無得点となってしまいます。しかし7回、1死からオーティズ選手が二塁打を放つと、続く竹原選手の今季初安打が適時二塁打となって1点を返します。さらにベニー選手が安打を放って和田投手は降板。そして代わった柳瀬投手に対し、代打で登場したサブロー選手の犠飛と、今江選手の適時打で1点差に迫ります。
 そして迎えた9回、この回から登板の二コースキー投手に対し、代打の大松選手が二塁打で好機を作ると、連続四球で満塁とした後、一昨日のヒーローである田中雅選手の適時打で同点に追いつきます。そして2死後、西岡選手が詰まりながら左前に落とす安打を放ち、千葉が逆転で今季初のサヨナラ勝ちを達成しました。西岡選手のサヨナラ打は小学生の時以来とのことです。観客数は2万8千5百人ほどでした。

 神戸で行われた合併球団-北海道は川越投手とグリン投手が先発。同点で迎えた6回に小谷野選手の犠飛で勝ち越した北海道が9回にも1点を追加します。その裏登板したマイケル中村投手はいきなりの連打で走者を出し、内野ゴロの間に1点を返されますが、後は抑えて今季二つめのセーブを挙げました。グリン投手は今季初勝利を挙げています。観客数は1万4千1百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-東北はキニー投手と朝井投手が先発。初回にGG佐藤選手の適時打で埼玉が先制し、3回にもGG佐藤選手の適時打などで追加点を挙げます。そのまま4対0で迎えた9回、来日初完封のかかったキニー投手ですが、東北打線が遅ればせながら反撃を開始し、急遽救援のグラマン投手からも適時打を放ち、1点差まで迫ります。しかし最後はグラマン投手が凌ぎ、4対3で埼玉が東北を三タテしています。観客数は1万8千2百人ほどでした。

 名古屋で行われたドラゴンズ-東京は吉見投手とリオス投手が先発。初回に荒木選手と井端選手の連打を足がかりに先制したドラゴンズが、中村紀選手の2打席連続本塁打などで、6回まで1点ずつを挙げ、着実に優位を気付きます。一方の吉見投手は4安打2四球で好調の東京打線を封じ、プロ初完封を達成しています。観客数は3万5千6百人ほどでした。
 広島で行われた広島-横浜は長谷川投手と高崎投手が先発。2回に失策で先制した広島が打線爆発。18安打で17点を挙げて圧勝しています。観客数は1万4千8百人ほどでした。
 東京ドームで行われた読売-タイガースは木佐貫投手と福原投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千1百人ほどでした。

2008年04月06日

シャッフル

[ 交通 ]

 朝、出勤しようと駅のホームに降りると、信号機故障で大幅に遅れが出ているとの放送がありました。中央・総武各駅停車はかなり詰まっており、乗る予定だった列車、さらにはその次の列車まで運休となってしまいました。
 とりあえず快速で錦糸町まで来たものの、そこから先に進める見込みはありません。そこで、構内放送にしたがって地下鉄の振替を利用することにしました。

 そこで振替乗車票を受け取ろうとしましたが、有人改札の前には行列ができています。普通は、駅員が構内に出て振替票を配るものですが、そのような気配もありません。
 そして、やっと窓口に着き、「すみません。振替乗車票をいただけませんか」と尋ねたところ、窓口の駅員は、手元にある振替乗車票を、わざわざトランプをシャッフルするような手つきで広げ、そこから一枚を私に渡しました。その間、一言もありませんでした。
 自分の会社が保守を手抜いために信号機が壊れたわけです。そして、そのおかげでこちらに迷惑をかけているわけです。しかしながら、この駅員はもちろんですが、幕張本郷駅で乗った時の案内にも、それで客に迷惑をかけた、という認識は感じられませんでした。
 こんな事ばかりやっているから、いつまで経っても「信号機故障」や「車両点検(※故障とは絶対に言わない)」による遅れを繰りすのでしょう。そして、駅員も「振替乗車票を発行してやっている」という態度で、迷惑をかけた利用者に接しているわけです。
 今に始まった事ではありませんでが、またしても「JRらしさ」を痛感せられた、事故並びに事後処理でした。

4安打16三振で無四球完封を喫する

 千葉で行われた千葉-福岡は成瀬投手と大場投手が先発。今日は昨日に及ばないもののスタメンを四人入れ替えました。その中で、里崎選手は指名打者ながら久々となる連続スタメンでした。
 初回、成瀬投手は2死を取った後、多村選手に安打され、続く松中選手の適時二塁打で先制されます。その裏の千葉は、こちらも2死から西岡選手に内野安打が出ますが、オーティズ選手が抑えられ、同じようにはいきません。

 そして、大場投手に2回以降、完璧に近い形で抑えられます。1回から3回にかけて七者連続三振を喫するなど、攻撃の糸口すらつかめません。
 一方の成瀬投手も、3回の2死満塁は凌ぎましたが、5回に走者を二人ため、またしても松中選手に2点適時二塁打を打たれ、3点を失います。
 2回から6回まで走者を出せなかった打線は、7回2死から連打でやっと好機を作りますが、ここも抑えられます。続く8回に、サブロー選手がやっとチーム初長打となる二塁打を放ちますが、ここも得点には結びつきません。
 結局、大場投手の前に16三振を奪われ、4安打しかできませんでした。大場投手は早くも2勝目。それをいずれも無四球完封で達成しています。観客数は2万6千3百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-東北は石井一投手と田中投手が先発。1対1で迎えた3回に赤田選手の適時三塁打で勝ち越した埼玉が、6回には無死満塁から打撃妨害で追加点を挙げ、さらに押し出しでもう1点加えます。そのまま埼玉が4対2で勝ち、石井一投手は早くも3勝目を挙げています。観客数は2万3千9百人ほどでした。

 大阪ドームで行われた合併球団-北海道は近藤投手と藤井投手が先発。6回にローズ選手の2ランで勝ち越した合併球団が7対2で勝利。近藤投手は6安打3四球2失点で完投勝利を飾っています。観客数は1万8千1百人ほどでした。

 東京ドームのタイガース対読売は岩田投手とグライシンガー投手が先発。最初の一巡は無安打に抑えられたタイガース打線ですが、5回に無死1・3塁から野口選手の犠飛で先制します。さらに続く6回には金本選手に通算1997本目の安打となる3号2ランが出て追加点を挙げます。
 岩田投手は7回まで2安打無失点でしたが、8回に走者をため、内野ゴロの間に1点を失い、プロ初完封はなりませんでした。そして9回は藤川投手が、読売の三番から始まる「三年前までは皆、他球団の主軸だったクリーンアップ」を三人で抑えて試合終了。タイガースが3対1で連勝しています。観客数は4万4千4百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ-東京は小笠原投手と加藤投手が先発。初回に東京がリグス選手の2試合連続となる2号2ランで先制しますが、今日も加藤投手は序盤の援護を守れません。2回に追いつかれると、3回には井端選手のソロでドラゴンズが勝ち越し、続く4回には荒木選手の2ランで追加点。加藤投手は5失点でこの回で降板しました。
 そして最後は岩瀬投手が抑え、6対3でドラゴンズが勝っています。観客数は3万5千9百人ほどでした。

 広島で行われた広島-横浜は前田健投手とウッド投手が先発。2点を追う広島が9回にヒューズ投手から前田智選手が同点適時打を放って延長に。そして10回には天谷選手がサヨナラ打を放って広島が4対3で勝っています。観客数は1万5千3百人ほどでした。

2008年04月05日

夜桜

 帰りがけに、四谷駅近くで咲いていた桜を撮りました。何度か書きましたが、新職場の近くは桜が多く、この季節をいろいろと楽しむことができました。今年の桜もそろそろ終わりのようですが、来年もまた新たに花見ができるところを発見したいものです。
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終盤の大逆転で連敗止める

 千葉で行われた千葉-福岡は小林宏之投手と杉内投手が先発。開幕から調子の出ない、福浦選手とズレータ選手が登録抹消され、代わりにベニー選手と大塚選手と登録されました。
 そして、その両選手がスタメン入りし、堀選手が2番二塁、里崎選手が5番指名打者、竹原選手が7番左翼手と、昨日からスタメンを半分以上入れ替えました。また、西岡選手が公式戦では初の二年ぶりとなる三番に入りました。
 初回、先頭の川崎選手の飛球が強風で失策を呼び、無死2塁に。そこから二死までこぎ着けますが、続く松中選手の当たりは投手の左側に飛びます。これを小林宏投手は得意の「足技」で止めにいこうとしますが及ばず、当たった球が右前に抜け、福岡が先制しました。

 その裏、先頭打者で今季初打席の大塚選手の当たりは本塁打かと思いきや、風で戻されてアウトに。今日は強風が千葉に災いします。しかし、続く2回には満塁から今江選手の適時内野安打で追いつきました。
 そのまま1対1で迎えた6回、小林宏投手は2死無走者から安打されると、連続四球というらしからぬ形で満塁とし、井手選手の2点適時打で勝ち越されます。
 一方、7回の代打攻勢も実らなかった千葉ですが、8回に、オーティズ選手と里崎選手の連打で1死1・2塁とします。ここで、大松選手に対し、左の二コースキー投手が登板しますが、今年は対左でも実績のある大松選手は適時打を放ちます。さらに、これまた左の橋本選手の適時打で追いつくと、2死満塁から途中から二塁に入っている田中雅選手の当たりは、一塁と右翼の間に落ちます。これが、失策もあって走者一掃となり、この回一挙5点を挙げ、6対3と逆転しました。
 どうでもいいですが、この回は捕手登録の選手三人が登場していずれも安打しました。これはかなり珍しいのではないでしょうか。
 そして9回は荻野投手が三人で抑えて試合終了。8回に登板して三人で抑えたシコースキー投手が、千葉では2003年以来となる白星を挙げています。観客数は1万8千2百人ほどでした。

 前橋の埼玉-東北は帆足投手とインチェ投手が先発。1対1で迎えた3回に栗山選手の本塁打で勝ち越した埼玉が、続く4回にも2点を追加。埼玉は帆足投手が7回を2点に抑えた後、岡本真投手・グラマン投手の継投で、東北の連勝を7で止めています。観客数は1万7千5百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団-北海道は鴨志田投手とスウィーニー投手が先発。初回に二者連続盗塁失敗した後、裏に先制された北海道ですが、2回に満塁から森本選手が走者一掃の適時三塁打を挙げて逆転します。
 スウィーニー投手は6回を1点で抑え、その後は継投。星野投手が1点を失いましたが、最後は武田久投手-マイケル中村投手の必勝継投で北海道が3対2で勝っています。観客数は1万1千7百人ほどでした。

 東京ドームの読売-タイガースは高橋尚投手と安藤投手が先発。安藤投手は先頭打者本塁打を喫しますが、そこからは抑えます。一方、2回にフォード選手の来日初打点でタイガースが追いつくと、4回には今岡選手の本塁打で勝ち越し、さらにフォード選手にも来日1号が出ます。
 タイガース打線はその後も着実に得点を重ね、一方の安藤投手は7回を先頭打者本塁打のみの1失点。以下は江草投手と久保田投手の継投で抑え、タイガースが6対1で快勝しています。観客数は4万2千4百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ-東京は朝倉投手と村中投手が先発。好調のチームの中で出遅れていたリグス選手が2回に本塁打を放って東京が先制すると、3回にはガイエル選手に3試合連続となる3ランが飛び出します。村中選手は7回を3安打3四球1失点にドラゴンズ打線を抑え、3年目でのプロ初勝利。東京が6対1で勝っています。観客数は3万1千6百人ほどでした。

 広島で行われた横浜-広島は寺原投手と大竹投手が先発。投手戦となり、0対0で迎えた8回に、広島の二つの失策につけ込んだ横浜が2点を先制。その裏に1点を失い、9回も安打はされるものの、1イニングを三人の継投で何とか凌ぎ、2対1で横浜が勝っています。観客数は1万5百人ほどでした。

2008年04月03日

公園のしだれ桜

 休みだったので、相方と近所の幕張台公園まで花見に行きました。近所の店でパンを買ったあと、公園に。普通の桜はかなり散っていましたが、中心にある、しだれ桜はちょうど満開、という感じでした。
 桜の根元には菜の花など、様々な色の花が植わっており、桜とあわせて、色とりどりという感じでした。どこにでもあるような公園なのですが、このような植栽を維持管理している担当者には感心させられました。
 無駄な開発など、千葉市の行政に対して、あまりいい印象を持ったことはありません。しかしながら、現場レベルでは、派手さこそないものの、立派な仕事をしている人はいるものだと、感心させられました。
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投打に圧倒され、三タテを喫する

 仙台の東北-千葉は岩隈投手と久保投手が先発。今日は福浦選手とズレータ選手がスタメン復帰し、竹原選手と根元選手が外れました。
 初回、1死から早川選手が四球を選びますが、盗塁失敗もあり、結局三人で終わります。一方、久保投手は初球を安打され、犠打で進まれますが、三・四番を抑え、こちらも0点で切り抜けます。
 2回はともに三人ずつで終え、3回表も三者凡退と、千葉は最初の一巡を無安打で抑えられます。

 するとその裏、久保投手は先頭の鉄平選手に不運な内野安打を打たれて出塁されます。その後、犠打で進まれた後に2死を取りますが、草野選手に右中間への適時打を打たれて先制され、さらに失策もあって、もう1点返されます。
 さらに、続くフェルナンデス選手に左翼席に2ランを喫すると、続く山崎武選手にも通算300号となるソロを喫し、一気に5失点。この回、雨が激しくなり、一度中段となりましたが、千葉側からすると残念な事に、すぐに雨は上がって試合再開となりました。
 そして、この回途中から小宮山投手が登板。4回は三人で打ち取ります。しかし5回、先頭の草野選手に死球をぶつけると、フェルナンデス選手の安打で走者をため、山崎武選手が2打席連続となる3号3ランを放ち、8対0と大差になってしまいます。今日も小宮山投手は四死球から失点してしまいました。
 大差がついても岩隈投手の投球は変りません。4回に早川選手のセーフティバントでやっと初安打が出るも、結局三者凡退に。そして6回1死からズレータ選手の詰まった当たりが内野と外野の間に落ちて二塁打になりますが、ここも後続が打ち取られます。そしてその裏、失策で走者を三塁に進まれた後、フェルナンデス選手の犠飛で9対0に。フェルナンデス選手は、12試合で18打点という驚異的なペースになっています。
 岩隈投手は7回を2安打1四球で無失点。安打はバントとポテンですから、ほぼ完璧という内容と言えるでしょう。このまま2試合連続完封か、と思いましたが、次回との兼ね合いなのか、7回で降板しました。これで、17イニング連続無失点となっています。
 その後、千葉もアブレイユ投手がまたまた先頭打者を出しながら0点に抑え、8回も川崎投手が0点に抑えます。
 一方、打線は8回に吉崎投手相手に連打しながら併殺で0点に抑えらます。そして9回はドミンゴ投手が登板。好調の東北の中、一人出遅れている感があるドミンゴ投手に対し、四球とボークで好機を作り、福浦選手の適時打でやっと1点を返しますが、反撃はここまで、結局9対1と大差で敗れました。観客数は昨日をさらに上回る1万5千人ほどでした。
 東北は球団記録をさらに更新する7連勝となりました。一発があり、技もあり、投手陣もいいと、最早、普通に強いという感じです。
 一方の千葉は、対東北に初の3タテを喫して、昨年6月以来となる4連敗となりました。絶好調の東北相手だったとはいえ、連日の先発投手の失点は心配です。明日から本拠地なので、なんとか立て直してほしいものです。

 福岡で行われた福岡-北海道はガトームソン投手とダルビッシュ投手が先発。0対0で迎えた3回、四球二つで北海道が好機を貰うと、続く田中賢選手の適時三塁打でまず2点を先制。さらに稲葉選手の内野ゴロで1点を追加。過去2試合で計1点しか援護できなかったダルビッシュ投手に3点を援護します。
 そのダルビッシュ投手は初回に死球と犠打で得点圏に走者を背負いますが、そこから三・四番を打ち取ります。さらにそこから5回まで、安打を許しません。
 6回に糸井選手の適時打で北海道が一点を追加しますが、その裏、ダルビッシュ投手は先頭の井手選手にこの試合初の安打を許します。しかし、続く川崎選手を併殺に打ち取り、得点は許しません。
 ところが、続く7回裏、先頭の多村選手が二塁打すると、松中選手が安打で続いた後、柴原選手に幸運な内野安打が出て無死満塁となります。ここで、松田選手が適時打を放ち、福岡が2点を返します。これで、ダルビッシュ投手の開幕からの連続無失点は24イニングで止まりました。
 しかし、なお続く無死2・3塁では、代打の本間選手と田上選手を連続三振に。さらに、先ほど安打された井手選手も打ち取り、それ以上の得点は許しません。
 福岡は続く8回、二番手の武田久投手から、連打で無死1・2塁としますが、ここで前の回三連打の中軸三人が打ち取られ、1点も取れません。
 すると9回、四球で出た金子誠選手の代走・紺田選手が盗塁し、1死2塁に。ここで田中選手の投ゴロを、この回から登板の二コースキー投手が失策して1・3塁に。さらに稲葉選手の内野ゴロかと思われた当たりも二コースキー投手が取れず、内野安打となって1点追加。さらに内野ゴロの間に1点と、北海道が外野に一度も球を飛ばすことなく、1安打で2点をダメ押ししました。
 その裏はマイケル中村投手が三人で抑えて試合終了。北海道が6対2で勝ち、ダルビッシュ投手は2勝目を挙げました。同時に、昼に勝った東北が、球団創設以来初となる単独首位となっています。観客数は3万2千1百人ほどでした。

 大阪ドームで行われた合併球団-埼玉は金子投手と涌井投手が対戦。開幕戦とおなじ顔合わせになりました。金子投手は4回まで無走者に抑えます。しかし、5回に連打と四球で満塁とすると、細川選手に2点適時二塁打が出て、埼玉が先制しました。
 涌井投手は5回まで3安打投球。そして6回は先頭打者に二塁打されるも、ライナー併殺と、運にも助けられます。
 しかし、続く7回、先頭打者を歩かせた後、下山選手に二塁打されて無死2・3塁に。そして、1死を取ったところで、小野寺投手と交代します。しかし、この継投は失敗で、四球で満塁にした後、木元選手の代打適時打で同点に。さらに、2死満塁にした後、ラロッカ選手に押し出し死球を腰にぶつけ、逆転となってしまいます。
 合併球団は8回、本柳投手を投入しますが、これまた継投失敗に。2死はとったものの、そこから連続二塁打で同点となります。さらに、左のブラゼル選手に菊地原投手をぶつけますが、これも効果なく、勝ち越し適時二塁打が出て、埼玉が逆転に成功しました。
 以下は岡本真投手とグラマン投手の継投で合併球団を抑えた埼玉が勝っています。グラマン投手は今季4試合目で初セーブ。ちなみに、埼玉が今季3点差以内で勝利するのは今日が初めてなのでした。観客数は9千1百人ほどでした。

 広島で行われた広島-タイガースはルイス投手と杉山投手が先発。初回、赤星選手の二塁打が失策を読んで無死3塁に。さらに、新井選手の投ゴロをルイス投手が弾いて、いきなりの2失策でタイガースが先制します。
 さらに3回には本日誕生日の金本選手が適時打を放って追加点を挙げますが、その裏、ここのところ二番に定着している石原選手の適時打で広島も1点返します。
 そして5回には、1死1・3塁から石原選手が2打席連続となる逆転適時二塁打を放ちます。さらに、前田智選手にも適時打が出て、2点差となりました。
 前の登板でボークを三つ取られたルイス投手ですが、今日は修正に成功したようで、一度もボークはありません。そして、7回を6安打2四球2失点に抑えました。
 以下は横山投手とゴズロースキー投手の継投でタイガース打線を抑え、そのまま4対2で広島が勝ち、今季初勝利を挙げています。観客数は1万3千9千人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-東京は三浦投手と石川投手が先発。4回に村田選手の二塁打の後、佐伯選手がバント安打を決めて無死1・3塁とし、吉村選手の適時打で横浜が先制します。しかし、直後の5回表に飯原選手が同点ソロを放ちます。
 そのまま1対1で迎えた7回表、先頭のガイエル選手が歩きますが、続く宮本選手のバントは二塁封殺となります。しかし、続く飯原選手が歩くと、宮本選手と重盗を決めて2・3塁に。ここで福川選手に2点適時打が出て、東京が勝ち越します。
 その後、8回の表裏に、昨年本塁打王を争ったガイエル選手と村田選手がともに2ランを放ちます。そして、9回には武内選手の適時内野安打で東京が3点差とし、その裏は林投手が抑え、東京が6対3で勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 東京ドームで行われた読売-ドラゴンズは川上投手と金刃投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1百人ほどでした。

序盤の失点が大きく、今季初の3連敗

 仙台の東北-千葉は永井投手と清水直行投手が先発。今日は福浦選手とズレータ選手がスタメンから外れ、代わりに今江選手が9番三塁で3試合ぶりのスタメンに。また、竹原選手が7番指名打者で入りました。
 これまで仙台で負けたことのなかった清水直投手ですが、今日は初回、いきなり安打を決められた後、高須選手に意表のバスターを決められます。さらに、草野選手を歩かせてしまい、いきなり無死満塁に。そして、フェルナンデス選手と山崎武選手に連続2点適時打を喫し、いきなり4点を失ってしまいました。

 一方、直後の2回表、1死からサブロー選手と橋本選手の連打で千葉も好機をつくります。ここで竹原選手は遊ゴロを放ちますが、竹原選手は辛うじて一塁セーフとなり、併殺を免れます。すると、一気に三塁をまわっていたサブロー選手が生還。珍しい形の「併殺くずれ」による得点となりました。
 立ち上がりこそ悪かった清水直投手ですが、2・3回は無安打に、4・5回は2死から走者を出しますが、いずれも抑えます。
 しかし、打線は安打こそ出ますが、なかなか永井投手を攻略できません。6回には1死1・2塁という好機を作りましたが、三振ゲッツーに終わってしまいます。
 2回以降は耐えてきた清水直投手ですが、6回に先頭のリック選手の二塁打されます。そして内野ゴロで三塁に進まれたところで降板し、二番手にはシコースキー投手がマウンドに上がります。
 しかし、いきなり嶋選手にスクイズを決められて追加点を奪われます。さらに、失策で一塁に生きた嶋選手が、補逸と暴投で三塁に進みます。そして、一度はスクイズを外しますが、外すことを読んで三塁に戻られたため、アウトにできません。直後に渡辺直選手に犠飛が出て、さらに1点を加えられます。
 千葉も9回、橋本選手の2号ソロと、西岡選手の適時打で2点を返し、3点差として永井投手を降板させます。しかし、新守護神の青山投手の前に抑えられ、そのまま6対3で敗れています。
 東北はこれで球団記録を更新する6連勝となっています。一方、千葉は今季初の3連敗となりました。観客数は1万4千2百人ほどでした。

 北九州で行われた福岡-北海道は大隣投手と吉川投手が先発。初回に多村選手の3ランで先制した福岡が、着実に追加点を挙げます。一方、前回3安打1失点完投の大隣投手が、それを上回る投球内容で、6回途中まで安打を許しません。その後も好投を続け、終わってみたら2安打2四球で、前回のプロ初完投に続き、初完封を達成し、9対0で福岡が快勝しています。観客数は1万7千7百人ほどでした。
 大阪ドームで行われた合併球団-埼玉は高木投手と岸投手が先発。初回から小刻みに得点した埼玉が、中盤はソロ本塁打三発で加点します。一方の岸投手は7回を6安打2四球ながら1失点。その後も継投陣が抑え、5対1で埼玉が勝っています。観客数は8千6百人ほどでした。
 というわけで、今日のパリーグは、いずれも大卒2年目の投手が2勝目を挙げる、という結果でした。

 広島で行われた広島-タイガースは宮崎投手と下柳投手が先発。初回に広島がシーボル選手の適時打で先制しますが、直後にタイガースが鳥谷選手の1号2ランで逆転します。さらに、矢野選手の犠飛などで追加点を挙げ、投げては下柳投手が7回2失点。今日は久保田投手も三人で抑え、最後は藤川投手という継投でタイガースが4対2で勝ち、開幕5連勝を達成しています。観客数は1万4千9百人ほどでした。

 東京ドームの読売-ドラゴンズは内海投手と山本昌投手が先発。ところが、山本昌投手が2回1死を取ったところで背中を痛めて降板してしまいます。しかし、緊急救援したチェン投手が好投し、7回まで投げて、読売打線から1安打しか許しません。
 一方、ドラゴンズは5回に谷繁選手の適時打で先制し、6回には和田選手の犠飛で追加点を挙げます。そして、9回には移籍後初登板のクルーン投手から谷繁選手が適時打を放ってダメ押し。その裏は岩瀬投手が抑えて3対0でドラゴンズが勝っています。
 ドラゴンズは4連勝、読売は球団新記録の開幕5連敗となっています。観客数は4万6百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-東京は土肥投手と増渕投手が先発。初回に青木選手の適時打で先制した東京が、さらにガイエル選手の1号2ランなどで一挙に4点を挙げます。一方、増渕投手は3回に村田選手に3ランを喫します。そして勝利投手の権利がかかった5回にも自らの3四球で満塁としますが、何とか凌ぎます。
 結局、東京が8対4で勝利し、増渕投手はプロ2勝目を挙げました。観客数は1万6千3百人ほどでした。

2008年04月02日

またも終盤で競り負け、連敗

 仙台の東北-千葉は一場投手と小野投手が先発でした。福浦選手がスタメン復帰して三番に入り、代わりに里崎選手が外れた以外は、前の試合と同じ顔ぶれでした。三試合連続で欠場となった今江選手が気になります。
 千葉が3回に先制するも、4回に追いつかれ、続く5回には藤井選手の適時打と高須選手の1号2ランで勝ち越しを許します。しかし直後の6回表に、サブロー選手とズレータ選手の連続適時打で反撃し、さらに橋本選手の犠飛が出て、即座に追いつきました。

 しかし、同点で迎えた7回、この回から登板の小宮山投手が、いきなり先頭打者を歩かせます。さらに犠打で進んだ後、続く三番の草野選手を何と敬遠。しかし、これは裏目に出て、四番のフェルナンデス選手に2号3ランを喫し、再び3点差とされてしまいます。
 8・9回とも安打は出たものの、小山投手、さらには青山投手に抑えられ、そのまま4対7で試合終了となりました。小宮山投手は早くも今季2敗目。制球力を誇る投手であるにも関わらず、前回に続いて先頭打者を歩かせてからの失点でした。少々心配です。
 東北はこれで球団初となる5連勝で貯金1に。これは、球団創設初試合以来の貯金だとの事で、千葉は二度とも「貢献」した事になりました。
 観客数は1万9百人ほど。平日のデーゲームですから、かなりの入りと言ってもいいかもしれません。

 福岡で行われた福岡-北海道は、新垣投手と武田勝投手が先発。6回までともに0点でしたが、7回に稲田選手の適時打で北海道が先制します。さらに8回には稲葉選手の適時三塁打と、初の「四番・一塁」となった高橋選手の2号2ランで追加点。9回にもダメ押しした北海道が6対0と快勝しています。観客数は2万9千2百人ほどでした。

 神戸の合併球団-埼玉は光原投手と西口投手が先発。立ち上がり、制球の定まらない光原投手から、埼玉打線が5点を先制。光原投手は3安打3四死球で、1死も取れずにKOとなりました。
 埼玉の快勝ペースかと思いきや、緊急救援の山本投手が好投し、流れが変ります。そして3点を追う5回裏に、濱中選手に移籍1号となる満塁本塁打が出てついに逆転。そして8回にも4点を追加して試合を決めました。西口投手は2試合続けてのKOとなっています。観客数は1万7百人ほどでした。

 広島で行われた広島-タイガースは高橋投手とアッチソン投手が先発。初回に金本選手の2号3ランでタイガースが先制し、その後も優位に進めます。広島もアレックス選手と栗原選手に本塁打が出ますが、いずれもソロのため効果が低く、結局タイガースが5対3で逃げ切っています。
 これでタイガースは開幕4連勝。ただ、登板3試合目で早くも2本目の本塁打を喫した久保田投手の調子は気になります。観客数は2万2千7百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-東京は工藤投手とリオス投手が先発。5回に6連打で4点差を追いついた横浜が、6回にはボークで勝ち越します。
 7回に青木選手の2ランで再び東京が勝ち越しますが、8回裏から登板した花田投手が誤算。1死後に5連打した横浜が一挙4点を奪って勝ち越します。
 そして9回は新守護神のヒューズ投手が登板。青木選手に四球を出して盗塁も許しますが、後は抑え、初セーブを挙げます。なお、この時、右翼へのファウルフライを、吉村選手が何度も「お手玉」しながら最後は捕球する、という珍しい場面もありました。観客数は1万9千3百人ほどでした。

 東京ドームの読売-ドラゴンズは上原投手と中田投手が先発。中田投手は立ち上がりが悪く、2回までに3点を失いますが、そこから立ち直り、追加点を与えません。
 一方、4回に1点を返したドラゴンズは、6回に李選手の2ランで同点に追いつきます。そしてそのまま、先発投手の投げ合いのまま最終回になります。
 その9回表、なお続投する上原投手に対し、先頭の中村紀選手が2試合連続となる2号ソロを左翼席に放ちます。
 その裏は岩瀬投手が抑え、ドラゴンズが4対3で勝ち3連勝。対する読売は開幕4連敗となっています。観客数は4万2千3百人ほどでした。

2008年04月01日

自分を歪める嘘

 ピザを頼みました。受付時に聞いた所要時間を過ぎた頃、配達担当者から電話がかかってきました。内容は、「近くの床屋まで来たが、地図が古いために場所が分からないので教えてほしい」というものでした。
 築19年のアパートが載っていない地図なんてあるのか?と思いましたが、そんな事を突っ込んでも意味がないので、丁寧に説明しました。先方は了解しましたが、待てど暮らせど来ません。

 すると、電話がまたかかってきました。また道に迷ったのかと思ったのですが、かけてきたのは先ほどと違う人でした。どうやら、店長さんらしいのですが、配達員が、「呼び鈴を押したが誰も出なかった」と言って戻ってきた、と言うのです。
 念のため、呼び鈴を押してみましたが、もちろん故障していませんでした。そして、その店長さんらしき人が電話から10分後くらいに届けにきました。もちろん、呼び鈴は問題なく鳴りました。
 この配達員は、短い間に二回嘘をついたわけです。しかも、いずれもすぐばれる上に、最初のは店に対し、二つめのは客に対し、非常に失礼な嘘です。
 何か困るとすぐに嘘をつくのがくせになっているのでしょう。しかし、こんな事を続ければ続けるほど、本人にとってよくない事は明白です。
 そうやって嘘をつき続けていたために、50や60過ぎてもミエミエの嘘をついて周りに軽蔑されている人たちを知っています。それだけに余計、その配達員の将来が心配になりました。