2009年05月31日

脱税と盗作の親玉による恫喝

 厚労省分割問題に関する会議で、批判を受けた読売新聞会長氏が「党利党略に新聞社の主筆たるものが便乗して振り回されているようなことを言われた。取り消していただきたい」と大声で反論した。そうです。
 このような会議で、怒声を挙げて「無礼」呼ばわりする事自体、社会人としてどうかと思います。そして、同時に気になったのが、氏が名乗った「新聞社の主筆たるもの」なる呼称でした。

 今日になって、その新聞社が2億7千万円の所得隠しを国税庁に指摘されたという記事が出ました。特に、うち1億円については、社員同士の飲食を取材費と偽って申告した、との事です。
 これを極めて端的に言えば、社員の飲食費を虚偽申告して脱税したわけで、税金を食い物にしたのとほぼ同じです。
 そのような悪質企業の親玉が、大量の税金を使う省庁再編問題で、自社での肩書きをふりかざして威張り散らすのですから、呆れるよりありません。
 さらに言えば、この新聞社では先日、他社の記事を盗作した記者、という問題も発生しています。そのような「物書き」として最も恥ずべき事を行なった記者の存在および、それを禁じる教育も、発生を防ぐチェック機能もない会社なわけです。ちなみに、前述の脱税についても、現時点では新聞社のサイトに何も記載がないという有様です。
 そのような言論機関の「主筆」だなどと威張られたところで、これまた笑うよりありません。
 まあ、金銭的にも記事的にもまともな言論機関の人間だったら、最初から会議で恫喝まがいの発言などするわけがありません。そう考えれば、「主筆」の質に見合った新聞社ということで、バランスは取れている、とは思いました。

攻防ともに冴えず、またもカード勝ち越しならず

 千葉で行なわれた千葉-東京は大嶺投手と川島亮投手が先発。昨日途中交代した西岡選手が欠場し、早坂選手が一番中堅に入りました。また、相手先発が読めないという事で、五番左翼に唐川投手、八番遊撃に小林宏投手が当初入っており、右の川島亮投手という事で、それぞれ大松選手と根元選手が入りました。もし相手が左だったら五番は竹原選手だったと思いますが、八番はランビン選手だったのでしょうか。少々気になりました。
 大嶺投手は立ち上がり、いきなり安打と二塁打で2・3塁とし、さらに四球で無死満塁とします。そして、続くデントナ選手に適時打で先制されると、1死後に畠山選手の犠飛でもう1点を失います。

 一方その裏、先頭の早坂選手が二塁打を放ち、1死後にサブロー選手の安打で1・3塁となります。しかし、ここで井口選手がフルカウントから三振し、スタートを切っていたサブロー選手も会うととなり、三振ゲッツーで1点も取れません。
 大嶺投手は2・4回と先頭打者を出し、いずれも犠打で進められますが、ともに0点に抑えます。
 そして4回裏、1死からサブロー選手が安打で出た後に暴投で進塁すると、最近打撃が上向いている大松選手が中前に適時打を放ち、1点差に迫ります。
 これで流れが来たかと思いましたが、直後の5回表、初回に続いて先頭の川島慶選手に安打されます。続く福地選手の打球は本来なら遊撃の定位置へのゴロでしたが、エンドランがかかっており、根元選手が二塁ベースに入ろうとした逆をついた形になり、中前に抜けます。送球の間に2・3塁となります。
 大嶺投手は続く青木選手を2-0と追い込みますが、続く三球目を打ち返されると、これが右中間を抜く2点適時三塁打に。さらにガイエル選手の犠飛も出て、5対1と差が広がります。
 続く6回、先頭の田中選手に安打されると、東京は4点差ながら犠打で進めます。そして続く川島慶選手を歩かせたところで大嶺投手は降板し、川崎投手に代わります。しかし、福地選手は抑えたものの、続く青木選手にまたしても2点適時二塁打を打たれ、7対1と6点差となりました。
 なお、東京は続く7回も無死1・2塁となって九番の川本選手に回ると、これまた犠打を支持。結局失敗をしましたが、「今季はこう戦う」というのが伝わってきた攻撃でした。
 打撃陣は川島亮投手相手に7回5安打無四球1得点に抑えられます。そして8回以降も継投陣に無安打で抑えられ、そのまま7対1と大敗。収穫と言えば、3番手で登板した古谷投手が3イニングを無失点に抑えたくらいしかありませんでした。
 これでまたもや交流戦カード勝ち越しはできず、リーグ順位も5位に戻っています。観客数は2万7千3百人ほどでした。

2009年05月30日

ドーナッツバーガー

 久しぶりにモスバーガーに行きました。携帯サイトで、新製品である「ドーナッツバーガー」が割引になるクーポンがありましたが、「バンズがドーナッツになっているハンバーガーなんて、油っこくてまずそうだ」と思い、別のものを頼むつもりでいました。
 ところが、店にある垂れ幕をみたところ、バンズは普通で、中にあるハンバーグが、中心部がない「ドーナッツ型」だからその名前になったことが分かりました。それならと思い、再度の予定変更で注文しました。

 ただ、食べている分には、「ハンバーグの中心部の有無」を感じることはありませんでした。したがって、ソースがわさび味である事以外は、特に普通のハンバーガーと代わりはありませんでした。強いて言うなら、紙の中にやけに水が残ったくらいですが、それは単にレタスが多かったからかと思われます。
 こうなると、得したか損したか今ひとつよくわかりません。「売り」である、「中心部が空洞」を感じることができなかった事を考えると、損をしたと言えるかもしれません。しかしながら、中心部が空洞である分安くなっているとしたら、それを感じなかった分、得したと言えそうです。
 というわけで、色々な意味で不思議な感想を持たされた「ドーナッツバーガー」でした。

序盤のリードを守って勝ちきる

 千葉で行なわれた千葉-東京は成瀬投手とユウキ投手が先発。成瀬投手は水曜に中継ぎで2イニング投げていたため「中二日」となりました。
 成瀬投手は初回に2死から四球と安打で走者を出しますが、里崎選手の好捕もあって0点に抑えます。
 するとその裏、こちらも簡単に二死を取られますが、そこからサブロー選手が四球で歩くと、続く井口選手が右中間に約半月ぶりとなる10号2ランを打ち込んで先制します。

 成瀬投手は3回も2死無走者から二人出しますが、ここも抑えます。
 するとその裏、こちらも二死無走者からサブロー選手が二塁打を放ち、四球の後に大松選手の適時打、さらには里崎選手の2点適時二塁打が出て5対0とします。
 序盤はともに、2死から走者をためた後の攻防に差が出る展開となりました。
 大量援護を貰った成瀬投手ですが、直後の4回表に右方向の連打で1・3塁とされると、宮本選手に左中間を破る2点適時二塁打を喫し、3点差に迫られます。しかし、なお続く無死二塁から後続三人を抑え、それ以上の得点は許しません。
 そして5回から7回までも無走者に抑え、4回途中から12人連続で凡退に打ち取ります。
 一方、攻撃陣は東京の継投陣の前に追加点が奪えません。しかし7回裏、先頭の西岡選手が3回以来の安打となる二塁打を放ちます。そして、まだ体調が万全でないのか、ここで代走の早坂選手に代わります。するとその早坂選手が三盗を決めた後にサブロー選手の犠飛で生還と、足の力で貴重な追加点を奪いました。
 そして8回はシコースキー投手が三人で抑え、9回は荻野投手が登板。1死から3連打で1点は返されましたが、最後は併殺で抑え、6対3で千葉が勝ち、連敗を2で止めています。
 雨模様の天気ということもあり、観客数は1万5千4百人ほどでした。

2009年05月28日

遅刻の言い訳

 「gooランキング」で、笑って許してもらえそうな遅刻の言い訳ランキングという企画をやっていました。お世辞にもセンスがあると思えるのはありませんでしたが、ランキング上位になるくらいですから、そのような「言い訳」を懸命に考え出す人は多いのでしょう。
 ただ、言い訳される側の立場で考えると、こんな事を言うのは百害あって一利なしなのでは、と思えてきます。

 聞いた相手が怒らなければ、言い訳した人は「うまくごまかせた」と思うのかもしれません。しかし、実際の所は「ごまかせた」のではなくて、「いちいち突っ込むのも面倒だ」と思われているだけなのではないでしょうか。
 以前、とある職場で、ネットに遅延情報が載ってなかろうが、近くに住んでいる人が定時で来ようが、寝坊すると「電車が遅れた」と強弁し続けた人がいました。そのうち、周りの人は突っ込まなくなりましたが、嘘を信じたわけでなく「こいつはまともに相手をする価値のない人間だ」と思うようになったからでした。
 というわけで、将来の事も考えれば、一番いい「言い訳」は、「寝坊しました。すみません」ではなかろうかと、「言い訳ランキング」を見ながら改めて思った次第でした。

不運な逆転負けで、小林宏投手、またもや勝てず

 呉で行なわれた広島-千葉はルイス投手と小林宏之投手が先発。今日は福浦選手が二番一塁に戻りました。
 初回、1死から福浦選手が安打で出ると、続くサブロー選手が7号2ランを放ち、今日も初回に2点を先制します。
 しかしその裏、小林宏投手は、先頭の梵選手に安打されて犠打で進まれると、絶好調の赤松選手に適時打されて1点を返されます。しかし、続く栗原選手の打席でエンドランが外野フライになって併殺という幸運な事もあり、その1点で凌ぎました。

 そして直後の2回表、先頭の里崎選手が死球で歩くと、今江選手の安打で無死1・2塁に。ここで打席に入った小林宏投手はバントを失敗した後、フルカウントから安打を放ち、無死満塁とします。そして1死後に福浦選手の適時打で1点を追加してなお満塁。もう一打出れば、といったところでしたが、先ほど本塁打のサブロー選手が併殺に倒れてしまいます。
 そして4回表、先頭の今江選手が安打して、打席には小林宏投手が。ここで意表のエンドランをかけ、小林宏投手もいい当たりを放ちますが、左翼へのライナーとなってしまいます。そして後続も倒れ、好機を活かせません。さらに、この回の打席でどこか痛めたのか、西岡選手がその裏の守備から交代となってしまいました。
 その4回裏は2死1・2塁を凌いだ小林宏投手ですが、続く5回に1死から代打の喜田剛選手に二塁打され、さらに安打で1・3塁となり、ここで東出選手の打球が左前に落ちる適時打となり、1点差になります。
 しかしここで好調の赤松選手を三振に打ち取り、さらに栗原選手も遊ゴロに打ち取ってチェンジ、かと思われたその時、西岡選手に代わって前の回から守備に入っていた早坂選手がトンネルしてしまい同点に。さらに続く嶋選手の詰まった当たりが内野安打となり、逆転を許してしまいます。
 ここから広島は細かい継投を見せます。6回を林投手と梅津投手に抑えられ、7回から登板の横山投手に対し、1死から福浦選手の安打とサブロー選手の四球で1死1・2塁とすると、ここで五番手のシュルツ投手が登板。そして、井口選手と大松選手が二者連続三球三振に打ち取られます。
 そして、シュルツ投手は8回のマウンドにも上がりますが、投球練習中にアクシデントがあって降板。すると広島は抑えの永川投手を緊急救援させます。
 そして8回は三人で打ち取られますが、9回は1死から代打の根元選手が安打を放ち、さらに2死後にサブロー選手も安打して、一打同点の好機を作ります。しかしここで井口選手が倒れて試合終了。交流戦初のカード連敗となると同時に、順位も埼玉に抜かれました。観客数は1万2千人ほどでした。

2009年05月27日

自転車の鍵

 朝、改札に向かって歩いていると、目の前で音がしました。見てみると、自転車の鍵が落ちたところでした。落とした人は何も気付かず歩いています。拾ってその人を見たら、ちょうど改札を通るところでしたので、何とか渡すことが出来ました。
 さらに昼に出かけて始発駅で電車に乗り、座ろうとしたら、目の前にまた何か落ちています。拾ったら、これまた自転車の鍵でした。今度は既に落とした人は降りていたので、駅員に渡しました。
 これまで40年生きていたわけですが、自転車の鍵を拾った事など記憶にありません。それが一日で2回拾ったわけですから、かなり珍しい確率と言えるでしょう。客観的に見れば単なる偶然なのですが、ついつい「今日は何かの影響で、自転車の鍵が落ちやすい日なのだろうか」などと考えてしまいました。

唐川投手が突如崩れ、逆転負け

 広島で行なわれた広島-千葉は前田健投手と唐川投手という若手対決に。今日はランビン選手が初の二番に入りました。
 初回、先頭の西岡選手がいきなり三塁打を放ち、1死後にサブロー選手が適時打と、昨日の甲子園9回表に活躍した二人の、「2イニング連続」の安打でまず先制します。さらに、安打で1・3塁とした後に内野ゴロでもう1点入りました。

 一方、2試合連続完投勝利中で防御率リーグ3位の唐川投手は、今日も安定した立ち上がりを見せます。2回に四番からの攻撃を三者連続三振に打ち取るなど、最初の一巡を無走者に抑えます。
 ところが4回裏、先頭の梵選手を歩かせて初の走者を出すと、犠打を決められた後、最近三番に定着しつつある赤松選手に打たれた初安打が適時三塁打となり、1点を返されます。さらに2死をとったものの、そこから嶋選手の適時打で追いつかれます。そして安打で走者を溜めた後、喜田剛選手に2点適時打を喫し、逆転されました。
 今月ここまで登板した3試合で4点しか取られていなかった唐川投手ですが、この回だけで4点を失ってしまいました。さらに続く5回も赤松選手に5号ソロを喫してしまいます。
 一方、打線は1ヶ月半近く勝っていない前田健投手の前に、2回以降は抑えられます。そして6回2死から井口選手が5イニングぶりの安打を放ち、さらに失策で1・2塁とします。この貰った好機で打席に里崎選手が入りますが、フルカウントまで粘りましたが、内野ゴロに打ち取られます。
 7回表に唐川投手に代打が送られると、その裏からは渡辺俊介投手が登板。昨日に続く、先発陣による救援となりました。しかし、7回こそは三人で抑えたものの、8回に先頭打者に安打されると、バント失策と四球で満塁にしてしまい、降板します。そして三番手の伊藤投手が2点適時打を喫し、失策も加わって3失点。これで試合は決まりました。
 9回にバーナムJr選手が約三週間ぶりとなる適時打を放ちますが、時既に遅く、8対3で敗れ、再び交流戦黒星先行となってしまいました。観客数は2万2千5百人ほどでした。

「本場」を堪能

 昼休みに外に出たら、道ばたの石垣に、若い外国人男性が座っていました。近所に留学生の多い大学があるため、会社の近くで若い外国人を見かけること自体は全然珍しくありません。
 しかしながら、その青年は非常に印象に残りました。なぜならば、石垣に座った彼は、一心不乱に携帯ゲームをやっていたからです。
 日本がアニメ・ゲームの発信地として広く外国に知られるようになってからかなり時間が経ちます。したがって、彼としても、限られた留学期間の間で寸暇を惜しんで「本場」のゲームをやっているのだろうか、などと思いました。
 外国人留学生がどのような理由で日本に来たかのデータなどは見たことはありません。しかし、この姿を見たときは、「ゲーム・アニメが原因で」という留学生もいるのだろうか、などと思ったりもしました。

2009年05月26日

相手救援陣を打ち、終盤で逆転勝ち

 甲子園でのタイガース-千葉は阿部投手と小野投手が先発。阿部投手は、近鉄バファローズ時代の2004年以来となる先発でした。千葉打線は、昨日と同じ顔ぶれでした。
 初回、先頭の西岡選手が安打するも、併殺で三人で終わります。さらに続く2回も先頭の井口選手が安打するも、盗塁失敗で1死無走者に。しかしそこから里崎選手が四球を選ぶと、大松選手が安打でつなぎ、ベニー選手の適時打で先制します。

 一方、小野投手は初回・2回と先頭打者に安打され、さらに走者を溜めますが、ここは抑えます。
 しかし続く三回も先頭打者に安打され、そこから2死を取るものの、新井選手に二塁打でつながれ、葛城選手の2点適時打で逆転を許します。
 3回の2死満塁を逸した千葉は、4回は三者凡退に抑えられます。これで阿部投手の移籍後初勝利が見えたわけですが、4回裏に打席が回ると、タイガースはあっさり代打を出しました。
 そして5回表、二番手の江草投手から先頭の西岡選手が安打し、犠打と四球で1死1・2塁としますが、後続が倒れます。
 そのまま1対2で迎えた6回裏、千葉は何と成瀬投手がプロ初の救援登板をします。そして、2イニングを無安打に抑えました。
 タイガースは7回にアッチソン投手で抑えると、8回はウイリアムス投手を起用します。すると、1死から里崎選手が安打し、2死後にベニー選手が四球を選んで1・2塁とします。ここで千葉ベンチは控え捕手が金澤選手のみであるに関わらず、二塁走者の里崎選手に代走で早坂選手を起用。これが成功し、続く今江選手の適時打で追いつきます。
 その裏をシコースキー投手が抑えると、9回表にタイガースは同点ながら藤川投手を起用。しかし、先頭の西岡選手がいきなり二塁打を放ちます。そして、1死後に打席に入ったサブロー選手は、初球を打ち上げますが、狩野捕手が失策してファウルに。すると、続く2球目を右中間に弾き返すと、これが勝ち越しの適時三塁打となり、終盤での逆転に成功します。
 その裏、荻野投手は1死から安打されますが、最後は金本選手を抑えて試合終了。3対2で千葉が勝ち、試合のなかった埼玉を抜いて4位に浮上しています。観客数は2万6千6百人ほどでした。

2009年05月25日

報道上は流行収束?

 先週、あれほど大騒ぎになった新型インフルエンザですが、今週に入って報道のほうは一気に下火になったようです。
 つい数日前まで、「○○県で患者発見」というのが毎日報じられ、一方で薬局の店頭でマスクがなくなり、ネットオークションで高値になっている、などというニュースまで出ていました。あれからまだ一週間すら経っていないのですが、何か昔の事のように思えてしまいます。
 確かに、一部で行なわれた「学校閉鎖」の終了日が決まったなど、発生時の社会的なパニックは収束しました。しかしながら、別に決定的な対策が発見された、というわけでもなさそうです。

 ならば、今後も感染についての状況や、予防策ならびに体調がおかしくなった時の対処などについての最新情報を地道に伝えるのが本来の「報道」ではないかと思います。
 そう考えると、先週の大量報道は、芸能人の離婚だの泥酔だのと同じような観点での「売らんがため」的なものだったと思えてきてしまいます。
 もちろん、現在の商業マスコミにとっての「報道」というものが、私企業による収益追及手段の一つでしかない、という事は重々承知しています。とはいえ、人の健康に関する情報を、そのような「報道商材」の一つとして扱う、という事には改めて異様さを感じました。

逆転負けで久保投手に移籍後初勝利を献上

 甲子園でのタイガース-千葉は久保投手と清水直行投手が先発。今日は、バーナムJr選手がベニー選手に代わった以外は、ノーゲームとなった昨日と同じ野手陣でした。
 千葉打線は、1・2回とともに四死球で走者を二人出しますが、いずれも先制できません。そして4回、1死から里崎選手がチーム初安打を放ちますが、併殺で三人で終わってしまいます。
 一方、清水直投手は安打こそ打たれますが、こちらも得点は許しません。4回は1死から鳥谷選手に二塁打されますが、そこから金本選手と新井選手を抑えます。続く5回も先頭打者を歩かせますが、そこから後続を抑え、0対0のまま序盤を終えます。

 そして迎えた6回表、1死からサブロー選手がチーム2本目となる安打を放つと、井口選手が四球を選んで1・2塁に。ここで続く大松選手が適時打を放ち、千葉が先制します。さらに守備の乱れで1・3塁となり、続く里崎選手の犠飛でもう1点奪います。
 援護を貰った清水直投手ですが、その裏、いきなり連打され、さらに四球で無死満塁としてしまいます。そして、続く金本選手に初球を弾き返されますが、中飛に。犠飛になって1点差となります。
 この時点ではまだツキがあると思っていたのですが、続く新井選手の打球は右中間に飛び込み、逆転3ランとなってしまいました。
 直後の7回、二番手のアッチソン投手に対し、前の回の守備から入ったランビン選手が、バックスクリーン脇に3号ソロを放って1点差に迫ります。
 さらに続く8回、ウイリアムス投手に対し、1死から井口選手が安打し、さらに2死後に里崎選手が四球を選んで1・2塁とします。そして打席には代打の堀選手が登場。得意に右打ちで右前に弾き返しましたが、葛城選手の好返球で井口選手が本塁タッチアウトとなり、追いつくことができません。
 そして9回、藤川投手に対し、簡単に二死を取られますが、そこから西岡選手がフルカウントから四球を選び、福浦選手の安打の後、サブロー選手もフルカウントから四球を選びます。これで一打逆転の好機となりましたが、最後は井口選手が倒れて試合終了となりました。
 久保投手は移籍後初勝利を古巣相手に挙げた形となりました。観客数は4万3千4百人ほどでした。

虚言知事

 「完全無所属」に始まり、様々な嘘が報じられている森田健作千葉県知事が、今度は芸能人時代からの売りである「剣道」でも虚偽発表していたと報じられました。
 別に彼の言う事など一切信じた事はないですし、もちろん二度の知事選でも投票などしていません。したがって、別にだまされたと思ったり、腹が立ったりする、などと言うことはありませんが、その「嘘つき」ぶりには呆れています。
 以前のいた会社に、とにかく嘘をつかねば気が済まない、みたいな人間がおり、一種の病気みたいなものだと認識していましたが、彼もその同類なのでしょうか。

 ただ、これだけ有名な「嘘つき」になったのですから、少しはそれを県民のために活かしてほしいものだと思います。
 たとえば、「『事故を起こしたので金を振り込んでほしい』『還付金があるからATMで指示通りに操作して欲しい』という電話および、『完全無所属で剣道二段』などという選挙宣伝は全部嘘です。だまされないで下さい」と書かれたポスターに登場する、などというのはどうでしょうか。これを大量に刷れば、千葉県の「振り込め詐欺」発生率はかなり減るかと思われます。もし彼に「期待」する事があるとしたら、それしかありません。

 話は少々ずれますが、先日は、国交省と交渉して、アクアラインの通行量値下げ試験を勝ち取った、とか言って喜んでいました。本人が喜ぶのは勝手ですが、その値下げ分の補填は国と県が折半するとの事です。つまり、県民負担が増すわけです。つまり、アクアラインを使わない県民にとっては、迷惑でしかありません。
 もう一つの公約である「成田リニア」もそうですが、本当に、土地を持っている人や土建関係ばっかり潤い、県民には負担ばかりかける政策ばかり打ち出す知事です。せめて、これらの「公約」が得意の「嘘」だったら救いようがあるのですが、こちらはそうでないわけです。本当にたまったものでありません。

小林宏投手、今季最高の立ち上がりも、雨天ノーゲームに

 甲子園でのタイガース-千葉は福原投手と小林宏之投手が先発。二番一塁に福浦選手、五番右翼で大松選手、七番左翼がバーナムJr選手と、左打者を使えるだけ使った、という感じのスタメンでした。
 初回、小林宏投手は先頭の赤星選手に内野安打され、2死後に四球で1・2塁としますが、新井選手を打ち取って0点に抑えます。

 初回は三人で終わった千葉打線ですが、2回表は連打で無死1・2塁とし、犠打で1死2・3塁と先制機を作ります。しかし、バーナムJr選手が倒れると、今江選手は敬遠。九番に投手が入るセリーグ主催試合ならではの戦法です。ここで打席には打撃にも定評がある小林宏之投手が入ります。ファウル二つで2-1と追い込まれますが、そこから粘り、フルカウントまで持ち込みます。しかし、8球目を打ち上げてしまい、先制できません。
 打撃で結果は出せなかった小林宏投手ですが、投球のほうは冴え、2・3回とタイガース打線を無走者に抑えます。
 一方、打線のほうは、3・4回とも2死から安打は出ますが、得点はできません。
 そして4回裏、小林宏投手が先頭打者を打ち取ったところで雨が強くなり、20分中断の後にノーゲームとなりました。
 小林宏投手は内野安打一つだけという好投でしたが、雨には勝てませんでした。今季はここまで本当に勝ち運に恵まれていません。その分、後半では勝ち運に恵まれてほしいものです。

2009年05月24日

さりげない表現

[ 漫画 ]

 「OL進化論」の29巻を買いました。カバーの作者挨拶を読んだら、長年飼っていた猫の「みりん」と「ちび」を見送った、と書いてありました。この二匹については、作者は何度か漫画にしており、1990年代初頭に出た単行本「ミドリさん」の巻末などに掲載されています。他にも様々な所で描いており、読者としても少なからぬ親近感がある猫でした。
 ところが、作者挨拶では、その二匹の描写は「見送った」で終わり、後は代わりに飼った猫についてのみ書いてあります。一瞬、「長い付き合いの割りにはあっさりしているな」と思いました。

 そして、最後も「変わっていくこと、それを受け入れること、猫師匠に教わることは多いです」で結んでありました。一見すると、これについても、新しい猫について書いたようにも思えます。
 しかし、再度読んでみて、これは去っていった二匹についての感謝の一言なのでは、と思いました。
 「ミドリさん」の巻末漫画でも、猫たちに教わった事について描いていました。そして別れた時も教わったと言っているわけです。
 あえて新しい猫を主題にすることにより、文章を湿っぽくせず、それでいて別れた二匹に最大限の感謝を述べたのでしょう。
 前々から漫画のみならず文章も好きでしたが、改めてその旨さに感心するとともに、猫への深い愛に感心させられた短文でした。

8回に追いつき、9回にサヨナラ勝ち

 千葉で行なわれた千葉-ドラゴンズは渡辺俊介投手とチェン投手が先発。今日は対左ということで、堀選手が七番で一塁に入り、今季初の「左打者が一人もいないスタメン」となりました。
 渡辺俊投手は、初回をあっさり三人で抑えます。その裏、先頭の西岡選手が安打すると、1死から連続四球で満塁となります。しかしそこで里崎選手、さらにはベニー選手が倒れ、先制することはできません。

 前回大量失点した渡辺俊投手ですが、今日は最初の一巡を無走者に抑えるという立ち上がりを見せます。一方、チェン投手も2回以降は立ち直り、投手戦の様相を呈します。
 そして二巡目を迎えた4回表、渡辺俊投手は一番の井端選手を安打で塁に出すと、二番の荒木選手が送りバントを決められます。そして、三番の森野選手に右越のタイムリー二塁打を打たれ、「燃えよドラゴンズ」創設期の歌詞の通りに先制されます。しかし、その後に本塁打されるような事はなく、その1点に抑えます。
 その裏、あっさり二死を取られますが、そこからベニー選手が四球を選ぶと、堀選手が左翼フェンスに達するいい当たりを放ちます。しかし、クッションの処理が良かった事もあって単打に終わり、続くランビン選手が倒れ、追いつけません。
 続く5回も1死から西岡選手が安打を放ち、さらに四球で2死1・2塁としますが、井口選手が倒れ、ここも追いつけません。
 直後の6回表、渡辺俊投手は1死から安打され、さらに2死2塁となったところで和田選手を敬遠し、次のデラロサ選手との勝負を選択します。
 するとドラゴンズベンチが早くも動き、代打に立浪選手を起用し、三遊間の当たりを打たれます。しかし、これを西岡選手が好捕し、内野安打になったものの、得点は与えません。
 そして2死満塁となり、打席には小山選手が入ります。対する渡辺俊投手はいきなり0-3としてしまいます。しかしそこからストライクを二つ取り、ファウル二つの後、最後はボール球を振らせ、追加点は許しません。
 その裏、1死からベニー選手が安打すると、堀選手が二塁打を放って1死2・3塁と一打出れば逆転、という好機を作ります。しかしここもランビン選手と今江選手が倒れ、どうしてもチェン投手から得点できません。続く7回も先頭の西岡選手が安打しますが、竹原選手が初球を打って右邪飛に倒れ、サブロー選手が併殺と、ここも点を取れません。
 一方、6回の満塁を凌いだ渡辺俊投手は、7・8回を三者凡退に抑え、反撃を待ちます。
 そして8回裏、ドラゴンズベンチは、ここまで114球投げて6安打4四球無失点のチェン投手に代え、浅尾投手を登板させます。しかし、結果的にこの継投は失敗。この回先頭の井口選手が初球を二塁打すると、続く里崎選手が犠打を決めます。そして2死後に暴投があり、千葉が終盤でついに追いつきます。
 そして9回のマウンドにも渡辺俊投手は上がります。しかし、1死後に平田選手に二塁打され、ここで交代。しかし久々の登板となったシコースキー投手が後続を絶ち、同点のまま9回裏を迎えます。
 この回先頭はここまで無安打のランビン選手でしたが、ここから登板の平井投手に対し、右翼線を抜く二塁打を放ちます。そして、代走の早坂選手が出て、今江選手が犠打を決めて1死三塁に。続く本日三安打の西岡選手は敬遠となり、続くは9回の守備から入っている大松選手が打席に入ります。
 ここでドラゴンズは左であり、大松選手の大学時代の先輩である小林正投手を起用。しかし、大松選手は2球目を左前に弾き返し、千葉が2対1でサヨナラ勝ちしました。観客数は2万8千1百人ほどでした。
 結果的にはサヨナラ勝ちでしたが、11残塁と好機で一打でない打線のつながりの悪さは相変わらずという試合でありました。しかし、久々の適時打も出ました事ですし、これで流れを変えてほしいものです。

2009年05月22日

惑いまくり

 今日で40歳になりました。かつて、孔子は「我、四十にして惑わず」と言い、そこから40歳の事を「不惑」と呼ぶようになったそうです。しかしながら、自分はこの年になっても、色々と惑い続けています。今後の人生設計すら満足にできていません。
 そう考えると情けないものがあります。もっとも、孔子ほどの何千年後にも名を残すような人ですら、四十にしてやっと惑わなくなったわけです。ならば、普通の人である自分が、40にもなって惑っているのも仕方ないとも言えます。

 あと、負け惜しみみたいですが、色々惑いながら人生を模索していくのも楽しいことではあります。というわけで、これからも惑い続けながら、好きなことをやっていこうと思っています。
 そう思う一方、「日本人男性の平均寿命は79歳だから、これからは人生の後半戦だ」などと考えたりもしています。
 それらのことを踏まえ、今まで以上に人生というものを意識しなければ、と思った40回目の誕生日でした。

度重なる好機を活かせず連敗

 千葉で行なわれた千葉-ドラゴンズは大嶺投手と吉見投手が先発。初回、先頭の西岡選手が安打し、内野ゴロで二塁に進みますが、後続が倒れ、先制できません。
 一方、前回プロ初完投初完封の大嶺投手は、初回に2死から二塁打されるもブランコ選手を抑え、2回も1死1・2塁とされ、さらに2死後に内野安打されますが、オーバーランもあってここも0点に抑えます。
 しかし3回、1死から荒木選手に安打されると、続く森野選手に6号2ランを喫し、2点を先制されます。

 一方、打線は2回以降も走者を得点圏には進めますが、あと一打が出ません。6回にも2安打で2死1・2塁としますが、それまで2打席連続二塁打のベニー選手がここは打ち取られるなど、繋がりの悪い攻撃で残塁の山を築きます。
 そして7回裏、1死から今江選手が安打し、さらに連続四球で満塁とします。しかし、続くサブロー選手の併殺崩れで1点こそ返しますが、後続はなく、追いつくことができません。
 そして8回、2番手の伊藤投手が安打の後、自らの暴投二つで走者を進めて犠飛を打たれ、9回にも移籍後初登板の橋本健投手が追加点を奪われます。その裏は岩瀬投手に三人で抑えられ、4対1で敗れています。観客数は1万4千6百人ほどでした。

2009年05月21日

謎のソース

 出張で米原と名古屋に行きました。
 夕食時に名古屋の仕事が終わり、乗換駅を出たところ、目に入った喫茶店の看板に「本日の定食・トンカツ(みそ・ソース・おろし)」と書かれていました。専門店でなく、普通の喫茶店での味噌カツ、というのに惹かれ、衝動的に店に入りました。
 注文をすると、まず水と一緒にソースが入っている瓶が出てきました。味噌カツを頼んだのになぜ、と不思議に思いつつも、料理が来るのを待ちました。

 そして、カツにはちゃんと味噌ソースがかかっていました。一方、つけあわせの生野菜にはドレッシングがかかっており、さらにマヨネーズまで盛られています。
 あとは御飯と赤だしですので、どこを見てもソースをかける物はありません。
 味噌カツにさらにソースをかけるのか、それともドレッシングのかかっている生野菜にマヨネーズをあえて、その上からソースをかけるのか、それとも御飯にかけるのか、などと、いろいろと考えてしまいました。
 味噌カツも、その後に出てきたコーヒーも美味しく、値段的には満足できたのですが、その不可解なソースが気になり、そちらのほうばかり印象に残った夕食になってしまいました。
 まあ、そういう食文化の違いを感じるのも、出先で食事をする楽しみの一つではあるのですが・・・。

成瀬投手完投も、援護なく2敗目

 今更ながら、昨日、千葉で行なわれた千葉-横浜戦の話を。先発は成瀬投手とウォーランド投手が先発。今日も左を予想して昨日とほぼ同じオーダーでした。そして、昨日と違って先発予想が当たったため、少し得したかと思われました。
 そして、1回裏に先頭の西岡選手が三塁打を放ち、サブロー選手の犠飛で幸先良く先制します。
 しかし、直後の2回表、成瀬投手はいきなり村田選手と佐伯選手に連続本塁打され、逆転されます。さらに、そこから走者を出して適時打され、一気に3点を失いました。さらに続く3回も先頭の金城選手に本塁打され、4対1となってしまいます。

 一方、打線は制球の定まらないウォーランド投手から、2・3回と先頭打者が四球で出ますが、後続がありません。続く4回も先頭のベニー選手が安打するも、併殺で好機を活かせません。
 成瀬投手は4回以降は立ち直り、横浜打線を無安打に抑えます。しかし、打線のほうが走者は出るものの、援護ができません。
 そして8回、この回から登板の木塚投手に対し、2死無走者から連打と四球で満塁とします。そして、満塁に強い大松選手が代打で登場しますが、代わった工藤投手に抑えられ、ここも得点できません。
 成瀬投手は9回も無安打に抑え、完投します。その裏、山口投手から1死1・2塁とし、一発出れば同点の場面を作りますが、バーナムJr選手が併殺に倒れて試合終了。
 7安打6四球ながら10残塁で1点しか取れず、6安打1四球ながら1残塁の横浜に敗れる形となりました。これで、今季初の4連勝はお預けとなり、パリーグ順位も5位に戻っています。観客数は1万7千人ほどでした。

2009年05月20日

「あむぱむ」存続

 ローソンがam/pmを買収しようとしたものの、名称存続の件で話がもつれ、ご破算になった、という話を聞きました。
 どちらかと言えば中堅のコンビニですが、昔からここは妙に縁があります。最寄り駅の構内にもあるため、日常生活で一番利用しやすいコンビニですし、前の会社・その前の会社とも、最寄りのコンビニはここでした。
 相方はなぜかここを「あむぱむ」と呼んでおり、電車で出かけた帰りなどに改札前で「『あむぱむ』に寄る?」と言うのは、我が家独特の「日常よく使われる方言(?)」となっています。
 買収されればお金をおろす際の手数料が無料になります(am/pmは三井住友以外は有料)。したがって、損得だけを考えれば、自分にとっては得になる話です。その一方、生活から「あむぱむ」という慣れ親しんだ言葉が消えるのも何となく寂しさがあります。
 というわけで、どちらがいいのかは判断つきまん。もちろん、自分の都合だけ言えば、名前だけ残して、キャッシュディスペンサーだけローソン仕様にしてくれれば、一番嬉しいのですが、さすがにそれはないでしょうね。

2009年05月19日

唐川投手の連続完投勝利で交流戦初戦を飾る

 今日から交流戦が開幕。千葉で行なわれた千葉-横浜は唐川投手とマストニー投手が先発。今日から西岡選手が復帰して一番に。また、井口選手が久々に二塁手に入りました。ベンチは左投手を予想していたようで、二番に竹原選手、七番に指名打者で堀選手と、右打者並べていました。これも、交流戦ならではと言えるでしょう。
 また、横浜に取っては、先日、監督代行に就任した田代氏の初采配試合となりました。

 初回、1死から竹原選手が二塁打を放ちますが、先制できません。続く2回も1死から堀選手の安打を足がかりに1・2塁と、ここも「左投手要員」の安打から好機を作りますが、先制できません。
 一方、唐川投手は2回まで横浜打線を抑え、12イニング連続無失点とします。しかし続く3回、先頭の北川選手に二塁打され、二死後に内川選手の適時二塁打で先制されます。
 しかしその裏、先頭の竹原選手が四球を選ぶと、サブロー選手が安打で続きます。そして暴投で2・3塁とし、井口選手の内野ゴロの間に同点に追いつきました。
 そこから、唐川投手が前回同様の素晴らしい投球を見せます。4回は三番からの攻撃を三社三振に抑え、5回も三者凡退。6回に先頭打者に安打されるも、牽制でアウトと、昨年の交流戦で課題となった走者を出したときの投球でも進歩を見せます。
 一方、打線は再三好機は作ります。しかし4回の1死2・3塁、6回の無死1塁、7回の無死1・2塁といった所で再三得点できず、好投する唐川投手をなかなか援護できません。
 しかし8回、この回から登板の石井投手に対し、代打で登場した早坂選手が四球を選び、犠打で1死2塁とします。ここで今江選手が適時打を放ち2対1と、この試合初めてのリードに成功します。
 前の回まで100球を投げていた唐川投手ですが、9回も続投。2死から安打はされたものの最後は抑え、5安打無四球10三振1失点で2試合連続完投勝利を飾っています。
 これでチームは3連勝し、埼玉が敗れたために順位を3位に上げています。観客数は1万6千3百人ほどでした。

2009年05月18日

手応えの変化

 当然の事ではありますが、新たな仕事を担当する度に、その仕組みを習得する必要があります。ここ十数年は、担当柄、全てそれがコンピュータの使い方になっています。
 どんなアプリでも、最初に触った時は何がなんだか分かりません。それを、最初は断片的に覚えていくわけですが、その時期は、まだ何か、それを操作するときの感触には、ぎこちなさみたいなものがあります。

 その断片的な知識がつながるうちに、仕組みの基本的な事が分かりだします。その段階に行けば、後はかなり楽に使えるようになります。不思議なもので、同じようにマウスやキーボードで操作しているのですが、この段階になると、操作中の「手応え」が変わるのです。
 今関わっているシステムは、その仕組みそのものに加え、「外的要因」みたいなものがあり、これまで以上にとっつきにくく、苦労しています。
 しかしながら、最近になってやっと、断片的な知識がつながりだしたような手応えがありました。この手応えが錯覚でないことを祈りつつ、何とか早く、自分のものにしたいものだと、日々悪戦苦闘しています。

2009年05月17日

背筋痛

 三年くらい前から、しばしば腰から背中にかけての筋肉に張りと痛みを感じるようになりました。最初の頃は、ちょっと根を詰めた時だけに発生していたので、仕事が落ち着けば自然治癒になっていました。
 ところが最近になって症状が悪化。あまりにひどい時はマッサージ店に行くようにしているのですが、効果は持続しません。特に先月あたりから、労働時間は減少しているのですが、それでも痛みはひどく、朝から背中がバリバリでした。

 そこで抜本治療を行なおうと思いました。しかし、整形外科がいいのか整骨院がいいのかマッサージ店がいいのかも分かりません。というわけでネットで調べたのですが、「幕張本郷」に「腰痛」や「肩こり」を組み合わせて検索すると、近所の様々な店がヒットするのですが、「背筋痛」だと有力なページはヒットしません。
 それどころか、三番目にこのサイトに以前書いた苦労談が来るくらいです。自分のサイトが検索結果で上に来るのは嬉しいことですが、今回ばかりは「意味ないよな」と思ってしまいました。
 結局「ここなら」という所は見つからず、結局今日もマッサージ店でその場凌ぎをする羽目になりました。ただ、有力候補はいくつか見つかっています。そこからさらに絞り込んでなんとか抜本的解決ができる所を探し当てたいものだと思っています。

序盤の差を活かし、三カード連続勝ち越し

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は小野投手と平野投手が先発。今日も西岡選手は欠場で、右投手が先発にも関わらず、ベニー選手が一番に入りました。また、昨日のヒーローであるランビン選手は七番に上がっていました。
 今日は最大で11mの向かい風と昨日以上の強風でしたが、小野投手は慣れているのか、特に影響を感じさせず、立ち上がりを三者凡退に抑えます。
 しかし、平野投手は慣れない強風に戸惑ったのか、いきなりベニー選手をストレートの四球で歩かせ、バーナムJr選手に死球を当てた後、サブロー選手にも四球を出し、いきなり無死満塁とします。
 ここで井口選手が三遊間を抜いて先制すると、大松選手と里崎選手に連続犠飛が出て、千葉が前日の8回裏に続き、1安打で3点を取りました。

 一方、小野投手は2回も三者凡退に。3回は先頭の大崎選手の中飛が風に舞って「お見合い」二塁打になり、さらに続くボカチカ選手の補邪飛も一度里崎選手が落としましたが、動じることなく、この無死2塁から後続を抑えます。
 するとその裏、先頭の井口選手が四球を選ぶと、大松選手が三塁線を抜く二塁打で2・3塁とし、続く里崎選手が右中間を抜く2点適時二塁打を放って5対0に。平野投手はここで降板となりました。
 4回までは「お見合い」のみの「ほぼ完全」だった小野投手ですが、5回に石井義選手とGG佐藤選手の連続安打で1・2塁に。そして1死を取ると、埼玉は早くも銀仁朗選手に代えて上本選手を代打に送ります。これが成功して安打を放ち1死満塁に。続くボカチカ選手は遊ゴロに打ち取りましたが、ボカチカ選手の全力疾走もあって併殺にはできずに1点を返され、さらに適時打でもう1点返されます。
 そしてなお2死満塁とし、打席には昨日4安打の中島選手が。そして三遊間に鋭い当たりを放ちますが、これを今江選手が好捕し、何とか凌ぎます。
 するとその裏、里崎選手が死球で出て、ランビン選手の安打で1・3塁に。するとここで先ほど好守備の今江選手が初球スクイズを決め、即座に突き放します。
 2勝目の権利を得た小野投手は6回のマウンドに上がります。しかし、1死後に失策と安打で1・2塁となるとここで降板。代わって4連投となる川崎投手が上がります。そして、右の代打で登場した江藤選手を三振に打ち取るなど0点に抑え、続く7回も三者凡退と、昨年の調子に戻ったことを示す好投を見せます。
 そして7回裏、先頭の大松選手が安打すると、里崎選手が4打点目となる適時二塁打を放ち、さらにランビン選手のセーフティー気味の犠打の後、今江選手の適時打で8点目。試合をほぼ決めました。
 しかし直後の8回に登板した伊藤投手は、3・4番相手に簡単に二死を取ったのですが、そこから連打されると、守備で入っていた松坂選手に1号3ランを浴びて3点差に詰め寄られてしまいます。
 セーブがつく場面になった事もあり、9回は荻野投手が登板。いきなり安打はされましたが、そこから三人を抑え、連日の6セーブ目を挙げました。
 これでチームは連勝でカード勝ち越し。あわせて3カード連続の勝ち越しとなり借金も3に。雨で流れた福岡と並び、同率4位で交流戦を迎えることになりました。観客数は雨模様の天気と強風もあり、日曜にしてはかなり少ない1万4千3百人ほどでした。

2009年05月16日

ワンタイムID

 ネットを適当に見ていたら、楽天ダウンロードの「ウホッいい男達たち2」一部ページ無料ダウンロードサービスページに行きついてしまいました。
 昔から、そういう本を「見物」するのが好きなので、ダウンロードすることにしました。ただ、それをするには、楽天のIDが必要とのことでした。
 既にIDは持っていますが、それを使う気にはなりませんでした。もちろん、今後そのIDで「楽天トラベル」を使ったら、「あの作品をダウンロードした貴方にお勧めのホテルはこちら」などと、特殊な用途のホテルの広告が表示される、などという事がないのは分かっています。まあ一種の照れみたいなものでしょう。

 というわけで、別のメールアドレスを作って、使い捨ての楽天IDを作ってダウンロードしました。
 そして、読み終わったあと、ふと「今後このIDで登録したメールアドレスに届く楽天の宣伝メールは、この類の作品ばかりが載りそうだ」という事に気づきました。宣伝メールは自動的にゴミ箱送りにしていますし、万が一気になれば配信停止にすればいいのですから、それで何か困ることがあるわけではありません。とはいえ、何か奇妙な気分になりました。
 あと、今回使った、品揃え豊富な「楽天ダウンロードアダルト」のページを見たとき、5年ほどまでの「球界参入騒動」で「ライブドアにはエロゲーのダウンロードページがあるから参入には適していない」などといった報道がされたのを思い出しました。
 その後の逮捕騒動を考えれば、結果的にライブドアが落選した事は正しかったとは思います。ただ、この充実した「楽天ダウンロードアダルト」を見たときは、当時の批判は何だったんだろう、と思いました。

終盤の逆転で連敗止める

 千葉で行なわれた千葉-埼玉の観戦に行きました。今日は太陽が出ていない上に風が強く、屋根の下にある二階内野自由席でもかなり肌寒い観戦環境でした。
 試合のほうは清水直行投手と帆足投手が先発。今日から堀選手と移籍の橋本健投手が上がり、小宮山投手と早川選手が登録抹消となりました。その堀選手が今季初出場初先発で二番二塁に入りました。また、西岡選手がスタメンを外れ、一番にはベニー選手が、五番には竹原選手が入りました。
 清水直投手は立ち上がり、二死から二塁打と四球で1・2塁としますが、先制は許しません。
 するとその裏、先頭のベニー選手が安打。そして1死後にサブロー選手も安打で1・2塁とします。するとここで帆足投手の制球が乱れ、井口選手にストレートの四球で満塁にした後、竹原選手もストレートの四球となり、押し出しで千葉が先制点を貰います。
 さらに続く里崎選手の打席も初球がボールとなり、これで9球連続でボールに。しかし、その次は久々にストライクが入りました。そして、追い込まれた後に内野ゴロに打ち取られますが、詰まっていたため、本塁アウトは無理で、もう1点入ります。

 さらに続く2回裏、1死からランビン選手が四球を選ぶと、ベニー選手が二打席連続の安打を放つと、堀選手が三塁線ギリギリに今季初安打となる内野安打を放って満塁となります。そして続くサブロー選手の適時打で追加点を挙げました。
 ここでもう一本が出れば序盤から大差になるところですが、ここは井口選手と竹原選手が倒れ、1点に終わります。
 2回の無死1・2塁は凌いだ清水直投手ですが、続く3回、1死から中島選手に二打席連続となる二塁打を打たれます。さらに続く中村選手にも二塁打されると、石井義選手にも適時打を喫し、あっという間に一点差となってしまいます。
 その裏、先頭の里崎選手が安打しますが、続く今江選手の併殺打もあり、三人で終わります。このあたりから、帆足投手が本来の投球を取り戻し、試合の流れが変わりました。
 清水直投手は4回は三人で抑えたものの、続く5回に先頭の栗山選手に3号同点ソロを打たれます。さらに続く中島選手に3打席連続となる二塁打を打たれ、さらに四球で走者を溜めます。しかし、前の打席で適時打された石井義選手を抑えるなど、何とか1点にとどめます。
 なお、5回裏のグランド整備の合間に、右翼の応援団が「バレンタイン監督解任反対署名が5万960人集まった」という掲示をしていました。球場前ではまだまだ署名をしている人もおり、この数字はさらに増えそうです。
 続く6回、この回先頭の銀仁朗選手に、今季1号となる勝ち越しソロを左中間スタンドに打たれます。さらに二塁打されて無死2塁となりますが、ここも抑え、なんとか1点差で凌ぎ、清水直投手はこの回で降板となりました。打率一割台の選手に勝ち越し本塁打を喫したのははいただけませんが、5回に続き、本塁打された後の危機を凌いだ粘りの投球は、結果的に終盤の逆転につながったとも言えるかもしれません。
 一方、立ち直った帆足投手は3回以降は別人のような投球で千葉打線を抑えます。6・7回はいずれも三者凡退に封じられます。
 一方、千葉のほうは、7回は川崎投手が抑えます。そして8回、この回から登板の伊藤投手が先頭のボカチカ選手を歩かせ、犠打で進まれます。さらに2死後に中島選手が右前打を放ちますが、ベニー選手が前進して本塁に好返球し、二塁走者は三塁ストップ。続く中村選手を打ち取って、ここも追加点を許しません。
 その裏、埼玉はここまで102球だった帆足投手を代えて大沼選手を起用しますが、結果的にはこれが失敗となります。
 まず、先頭の井口選手が四球を選び、犠打の後、里崎選手も四球を選びます。ここで千葉が今江選手に代えてバーナムJr選手を出すと、埼玉は星野投手に降板。それを見て千葉は、「最後の右打者」である西岡選手を起用します。
 その西岡選手は倒れますが、続く福浦選手が四球を選んで2死満塁に。ここで、ランビン選手が左翼フェンスまで達する2点適時二塁打を放ち、千葉が逆転に成功、さらに代わった岡本慎投手の暴投でもう1点を加えます。
 結局、この回は1安打で3点。初回の押し出しと言い、今日の攻撃は四球が得点に結びつく場面が目立ちました。
 そして9回は荻野投手が登板。前回は逆転サヨナラを喫しましたが、今日は安定した投球で三者凡退に抑えて試合終了。千葉が6対4で逆転勝ちしました。
 お立ち台は来日二度目となるランビン選手でした。今日もインタビュー後に右翼席の前で、ファンに応援歌演奏を促したり、その歌にあわせて踊るなど、ノリのいいところを見せていました。さらに、その後は正面ステージにも登場してくれました。
 これで大差の後の接戦を制し、連敗を止めています。同時に、私にとっても4戦目での今季観戦初勝利となりました。観客数は寒さと曇り空の影響もあってか、2万人ほどでした。

2009年05月15日

ここ5年最大の大敗で2連敗

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は渡辺俊介投手と涌井投手が先発。今日も昨日と似たような顔ぶれで、ベニー選手の五番が目立つ程度でした。
 渡辺俊投手は初回・2回と1死から走者を出しますが、いずれも0点に抑えます。一方、千葉打線は2回に先頭の井口選手が二塁打を放ち、ベニー選手の内野ゴロで1死3塁となりますが、そこから大松選手と里崎選手が倒れ、先制できません。

 3回もともに無安打で終わり、この時点でともに1安打無得点と、この時点では投手戦かと思われました。
 ところが4回、渡辺俊投手は先頭の中島選手に安打されると、死球と安打で無死満塁としてしまいます。ここで、GG佐藤選手に中越の2点適時二塁打を打たれて先制点を奪われます。そこから、根元選手の好守備もあって2死までこぎつけましたが、そこからボカチカ選手に11号3ランを喫し、5対0になってしまいます。
 その裏、千葉も先頭のサブロー選手が安打しますが、盗塁失敗もあって三人で終わります。
 渡辺俊投手は5回は三人で終えたものの、6回に1死2・3塁とし、内野ゴロ野選と挟殺の間に1点ずつと、適時打なしで7対0に。ここで降板となりました。
 この回から登板した二番手の古谷投手ですが、続く7回、連打で無死2・3塁とし、1死後にGG佐藤選手をこの大差ながら敬遠します。しかしこの作戦は失敗で、押し出し死球と適時打でついに二桁失点となり降板。代わった小宮山投手も出ていた走者を全て返してしまい、この回一挙8点を失います。
 さらに8回、今度は小宮山投手の出した走者を川崎投手が帰す形で3失点。何と18対0となってしまいました。
 昨年、埼玉には15・16・17失点した試合がそれぞれ一つずつありましたが、それを上回る失点となってしまいました。
 一方、涌井投手の前に打線は相変らず沈黙。8回に先頭で出た今季初打席の金澤選手が安打を放つもここは併殺。9回も2死ながら1・2塁として、昨年0対16から完封阻止の本塁打を放った竹原選手が登場しましたが、三振で試合終了となりました。
 というわけで18点差の大差負けに。最近では2004年に福岡相手に喫した21対0に次ぐ惨敗となっています。また、これでBクラスでの交流戦突入が決まりました。br />  ひどい試合となったわけですが、昨年は埼玉に16対0で勝っており、その後、埼玉は日本一になっています。そう考えればさはど悲観することもないかもしれません。観客数は1万7千5百人ほどでした。<

2009年05月14日

毎朝準備中?

[ 交通 ]

 昨年あたりから、JR東日本のサイトに遅延証明書ダウンロードページができました。朝に電車遅延が発生した時、このページを使えば、改札前に並んで遅延証明書を受け取る必要がなくなるわけです。
 ある朝、出勤したら、いくつかの路線で遅延が発生したようで、事務所の人が少なめでした。そこで、どこが遅れたかと思って上記のページを見たところ、遅延が確定している路線には遅延時間が、そうでない路線には「掲載準備中」と書いてありました。

 確かに、「正常通り運行」と書いておいて、その後に遅延が発生したら、目も当てられません。そういう意味では、リスクを避けた記載とは言えます。
 とはいえ、これでは毎朝遅れる予定がある、と宣言しているようなものです。確かに、私が利用している中央・総武線各駅停車も、平日の朝にダイヤ通りに走ることなどなく、遅れが5分以内なら「今日は早いほうだ」と思えるほどです。
 そういう事もあっての「毎朝掲載準備中」なのでしょうが、さすがに後ろ向きすぎると思いました。ダイヤはもちろんですが、人員配置に始まり、車両・信号機などの保守体制や、駅の安全対策など、定時運行のために見直せる所はいくらでもあると思います。そのあたりを改善し、遅延情報サイトに堂々と「今朝も遅れはありません」と書かれる日が来ることを願っています。

まさかの逆転サヨナラで連勝止まる

 福岡で行なわれた福岡-千葉は大場投手と小林宏之投手が先発。今日も西岡選手が一番に入り、また、五番には大松選手が久々のスタメンで入りました。
 初回、西岡選手がいきなりバント安打を決め、続く福浦選手がヒットエンドランを決め、いきなり無死1・3塁と先制機を作ります。しかし、サブロー選手が三振の後、井口選手が併殺で、この好機を活かせません。
 一方、今季いまだ未勝利の小林宏投手ですが、今日は立ち上がりから安定した投球を見せ、3回までを1安打無失点で抑えます。

 2・3回も大場投手の前に抑えられた千葉打線ですが、4回に先頭の福浦選手が安打を放つと、続くサブロー選手が6号2ランを放ち、今日も先制に成功します。
 さらに続く5回、2死1塁から早坂選手が盗塁を決め、さらに暴投と四球で1・3塁とすると、福浦選手が2点適時打を放ち、4対0と差を広げます。
 これで今季初勝利が大きく近づいた小林宏投手ですが、その裏、1死から連打と死球で満塁とすると、犠飛と適時打で2点を返され、再び、2点差に戻ります。また、「持病」である足の痙攣を起こしましたが、降板せずに投げ抜きました。
 直後の6回表、千葉は1死から四球と安打で1・2塁とし、内野ゴロで2死2・3塁となります。ここで一打が出ればまた4点差となるところですが、今江選手が倒れ、突き放すことができません。
 しかし、その裏、小林宏投手もいきなり二塁打されますが、そこから後続をおさえ、0点に抑えます。そして続く7回裏もマウンドに上がり、先頭打者を打ち取りますが、そこで二度目の痙攣が発生して降板します。続く川崎投手はいきなり安打されますが、続く打者の外野フライに打ち取り、さらにエンドランがかかっていたために一塁走者が戻れず、併殺となります。
 さらに8回はシコースキー投手が三人で抑えます。一方、福岡もリードを許す展開ながら、攝津投手・久米投手、さらにはファルケンボーグ投手と勝ちパターンの投手を出し、逆転に望みをかけます。
 そして9回裏には当然ながら荻野投手が登板。ところが、先頭の小久保選手に内野安打を打たれてしまいます。そして、続く長谷川選手に0-2からの三球目を右翼席に運ばれ、あっという間に追いつかれます。そして続く田上選手が初球を弾き返すと、打球は左中間フェンスを越えるサヨナラ本塁打に。2球連続被弾でまさかのサヨナラ負けとなってしまいました。
 荻野投手は今季初失点で初黒星がついてしまいました。また、小林宏投手の今季初勝利もお預けとなってしまいました。チームも今季初の4連勝およびカード3タテを逃し、一日で4位から5位に後退しています。観客数は2万9千6百人ほどでした。

2009年05月13日

2009/5/13の更新

 「第三世界の長井」第一話感想を掲載しました。

大嶺投手のプロ初完封で最下位脱出

 北九州で行なわれた福岡-千葉は大隣投手と大嶺投手が先発。今日は西岡選手が今季初の一番に入り、三番にはサブロー選手が入りました。
 初回、西岡選手が四球を選びますが、盗塁失敗で三人で終わってしまいます。しかし、続く2回に先頭の井口選手が4試合連続となる9号ソロを放ち、今日も先制しました。
 一方、前回の福岡戦で7回無失点の好投を見せた大嶺投手は、初回を三者凡退、援護を貰った直後の2回も四球は出したものの後続を抑えます。

 さらに3回表、1死からランビン選手が安打で出塁すると、続く西岡選手が左翼ポール際に4号2ランを放ち、さらに竹原選手が二者連続となる今季1号ソロを放ち、序盤で4対0とリードを広げます。
 その裏も無安打で抑えた大嶺投手ですが、4回2死から小久保選手に初安打されると、さらに二塁打で2・3塁となります。しかし、続くオーティズ選手を抑え、ここも0点で切り抜けます。
 打線は4回の2死1・2塁および、5回の無死1塁といった追加点機を逸します。しかし6回、2死からベニー選手が3号ソロを放ち、5対0としました。
 その裏、大嶺投手は先頭の川崎選手に二塁打され、さらに1死3塁となります。しかしそこから松中選手と小久保選手を打ち取り、無失点を続けます。今日は前回の登板で乱れた制球も落ち着き、落ちる球が面白いようによく決まっていました。
 続く7回には福浦選手が今季1号を放ち、これで本日5発目となります。さらに8回には2死からベニー選手が二塁打を放つと、今江選手が本日チーム初となる適時二塁打を放ち、7対0と試合を決めました。
 大差がついても大嶺投手の投球の安定度は変わりません。7・8回と安打こそ打たれたものの、そこから後は抑えます。そして9回も1死から安打されましたが、後は抑え、6安打1四球で118球を投げ、プロ初完投を完封で飾りました。観客数は1万6千4百人ほどでした。
 これでチームは今季初となる2カード連続勝ち越しを決め、同率最下位から単独4位に浮上、久々の「最下位脱出」となりました。また、今日はバレンタイン監督の誕生日でしたが、これで誕生日は4連勝。そういう事もあり、大嶺投手もプロ初完封のウイニングボールを監督に渡していました。来年の還暦もぜひ勝利で飾って誕生日連勝を伸ばしてほしいものです。

 あと、今更ながら昨日の結果を。福岡で行なわれた試合はホールトン投手と成瀬投手が先発。初回に井口選手の適時三塁打で先制すると、2回にはオーティズ選手の適時打が出て、ともに「古巣への恩返し」で同点となります。
 そのまま1対1で迎えた6回に井口選手が8号ソロを放って勝ち越し。前回同じ福岡で打ち込まれた成瀬投手ですが、今日は7回を5安打1四球1失点で13の三振を奪います。
 そして以下はシコースキー投手と荻野投手の継投で1点差を守り、2対1で勝って合併球団と並び、最下位ながらも「同率5位」になっています。観客数は2万5千2百人ほどでした。

2009年05月11日

今更気付いた脈絡のなさ

 なぜか分かりませんが、急に特撮版「スパイダーマン」EDの歌詞が気になりました。そこで、検索してみたのですが、かなり自分の記憶と異なるので驚きました。
 正しくは「闇深く響く地獄の足音、墓標の下眠る父よ、胸に秘めた非情の定め、さらば友よ誓いの友よ」なのですが、それを「(前略)その模様下眠る血潮、胸に秘めた以上の定め(後略)」と覚えていたのです。
 我ながら妙な覚え方をしていたものですが、約30年前の自分は、「クモの模様が描かれた服の下に流れる熱い血」「自分が想定していたよりも過酷な運命」という認識をしていたのでしょう。

 もっとも、こうやって読んでみると、本当の歌詞のほうも、自分の誤記憶とさほど変わらないくらいに脈絡がありません。最初の三小節に至っては、一つの歌とは思えないほど、全然異なる意味の文がつながっています。
 さらに色々考えたら、OPの曲も小節ごとの意味のつながりはありません。たとえば、サビの「君は何故闘い続けるのか命を賭けて、一筋に正義の心をスパイダーマン」など、問いかけるだけ問いかけておいて、答えもせずに全く違うことを歌い出してしまっています。
 というわけで、歌詞はかなりやっつけ仕事だった、という事に気づいてしまいました。曲がいいので、好きな歌である事には変りはないのですが、全体的な印象はかなり変わってしまいました。

習志野市コミュニティバス

[ 交通 ]

 今世紀になってから、各地において、自治体主導による、小型バスを用いたバス路線の新設が相次いでいます。隣接する習志野市や、実家近くでも開設され、たまに走っている姿やバス停などは見かけましたが、乗る機会はありませんでした。
 ところが、今日、津田沼まで散歩中に、普段歩いている道を通ると、バス停が新設されていました。案内を見ると、今月かから習志野市コミュニティバスの新路線が通ったとの事でした。時刻表を見たところ、数分後に来るとのことなので、乗ってみました。

 来たのは、マイクロバスをさらに小さくしたほどの大きさで、客席定員は10人くらい。我々が座った時点で満席で、立客もいました。通常の大型バスでしたらガラガラと言ってもいいほどの乗車人数ですが、この大きさだと「混んでいる」という部類になるわけです。しかしながら、ICカードで乗車できるなど、最新設備も備えています。
 そして、小型の特性を活かし、二車線の小さな通りを快適な速度で進み、時刻通りに目的地に着きました。
 いろいろと情報は得ていましたが、実際に乗ってみて、その便利さに感心しました。ぜひとも成功し、習志野市内外を問わずに発展してほしいものだと強く思いました。

2009年05月10日

唐川投手、プロ初完封

 千葉で行なわれた千葉-東北は唐川投手とラズナー投手が先発。今日は早川選手・福浦選手の一・二番と開幕時に戻ったような上位打線で、六番以下に外国人三人が並ぶ、という形になりました。
 唐川投手は、初回先頭打者に安打されますが、後続を抑えます。するとその裏、1死から福浦選手が二塁打を放つと、二死後に井口選手が左翼ポール際に昨日から数えて二打席連続となる7号2ランを放ち、先制に成功します。

 さらに続く2回裏、1死からランビン選手が千葉では珍しい、高く上がって右翼席に入る2号ソロを放って追加点を挙げます。
 直後の3回表、唐川投手は1死から二塁打を打たれます。そして2死後に草野選手に二遊間を抜くかの当たりを打たれますが、ランビン選手が好捕。内野安打にはなったものの、得点は防ぎます。その後、満塁までになりましたが、結局ここも0点に抑えました。
 続く4回も先頭打者に二塁打されるも、そこから三人を打ち取ります。するとその裏、先頭のバーナムJr選手が死球で出ると、内野ゴロで走者が入れ替わった後、ランビン選手が今度は二塁打を放って好機を広げます。そして四球で満塁になった後、早川選手に犠飛が出て、4点目が入りました。
 続く5回表、ここまで二安打の渡辺直選手にいい当たりをされるも、ランビン選手が好捕します。さらに続く打者が二飛に、その次の打者が二塁ゴロと、全てランビン選手の所に球が飛んでいく形になりました。
 唐川投手は、その後も安打はされますが、得点は許さずに終盤まで行きます。
 打線のほうは、7回の1死三塁は逃したものの、8回にこの回から登板の佐竹投手に対し、先頭の大松選手が四球を選ぶと、続くベニー選手が左翼席に2号2ランを放って6対0に。これで試合の大勢は決まりました。
 プロ初完封のかかったマウンドに上がった唐川投手は、先頭打者を失策で出すものの、後続を抑えます。最後は、自己最多となる11個目の三振で締め、完封を達成。133球投げて8安打1四球ながら、要所を締めていたため、4回以外は危なげはありませんでした。
 お立ち台にはその唐川投手と、2安打1本塁打に好守備二つのランビン選手が初めて上がりました。ランビン選手は、インタビュー後に右翼席前に挨拶に行ったときに流れた自分の応援歌に合わせて踊るなど、ノリのいい所を見せていました。
 これでチームは久々のカード勝ち越しを決めています。観客数は2万4千人ほどでした。

仕事の二日前にゴルフをするのは問題行動?

 昨日、横綱の白鵬関と朝青龍関を初めとするモンゴル人力士が何人かでゴルフをしたそうです。それをまた、一部のスポーツ紙が「問題行動」などと言って批判しています。毎度の事ですが、なぜか見出しには白鵬関の名前はなく、朝青龍関の名前ばかりが出ています。
 別に、本場所をサボったわけでもあるまいに、なにが「問題行動」なのか理解に苦しみます。だいたい、このことを「問題」と報じた新聞社では、出勤日の二日前にゴルフをしたら、「仕事の前々日だというのに、問題行動だ」と批判されるのでしょうか。

 まだこれが、参加した力士が日頃から成績不振だというのなら、まだ批判のネタになるかもしれません。しかしながら、参加した両横綱は二人あわせてこの五年三十場所で二十七回も優勝しています。
 この実績を見る限り、むしろ日本人力士たちも彼らを見習って、場所の二日前にはゴルフ場で調整したほうが、好成績に結びつくのでは、などとも思いました。
 あと、毎度の事ですが、この件を「八百長の温床」呼ばわりした相撲協会再発防止委員の漫画家や、「歌舞伎なら二日前に・・・」などと相撲と歌舞伎の区別もつかないらしい、横綱審議委員の歌舞伎役者の談話にも呆れました。
 なぜこんなしょうもない記事にまで登場して、自分たちの品格のなさを披露したがるのか、これまた理解に苦しみます。

2009年05月09日

岩隈投手相手に先制するも逆転負け

 千葉で行なわれた千葉-東北は小野投手と岩隈投手が先発。今日は早坂選手と根元選手の一・二番コンビという形になりました。
 初回は三者凡退で終わりましたが、二回に井口選手と大松選手の連打で無死1・2塁。しかし、里崎選手がバントを空振りし、二塁走者の井口選手が戻れずにアウトになります。
 これで好機が潰れたかと思いきや、突如ここから岩隈投手が制球を乱して三者連続四球を出して押し出しに。意外な形で千葉が先制しました。

 一方、前回の東北戦で打たせて取る投球が冴えた小野投手は、今日も序盤は三回まで無走者と好投します。続く4回に先頭打者に安打されて犠打で進まれますが、そこから中軸を抑え、ここも0点に抑えます。
 しかし続く5回、1死から失策で走者を出すと、そこから下位打線に連打され、追いつかれてしまいました。
 岩隈投手に抑えられてきた千葉打線ですが、6回に先頭の大松選手が二塁打し、内野ゴロで1死3塁と勝ち越し機を迎えます。しかしここは、ここまで高打率を残していたバーナムJr選手とベニー選手が倒れ、得点できません。
 直後の7回表、小野投手は1死からの三連打で満塁とします。ここで、千葉ベンチは動いて、伊藤選手を投入。水曜の試合では似たような場面で好投した伊藤投手でしたが、内野ゴロで2死目を取ったまではよかったものの、そこから押し出しで勝ち越しを許してしまい、さらに草野選手の3点適時二塁打を喫してしまい、4点差をつけられてしまいました。
 8回に二番手の小山投手から井口選手がソロ本塁打を放ったものの反撃はそこまで。9回には3年ぶりの一軍登板となった古谷選手がダメ押しの1点を失い、6対2で東北に敗れました。観客数は2万4千6百人ほどでした。

2009年05月08日

珍しい虹

 会社から駅に向かって歩いていたら、空に向けて携帯で写真を撮っている人がいました。「貴重な建物があるわけでもないのに、何を撮っているのだろう?」と不思議に思って携帯の先を見てみたら、虹が天空を突き刺すかのように切り立っていました。
 ここまでくっきりした虹を見るのも久しぶりです。また、ここまで直線的なのを見るのは初めてかもしれません。
 というわけで、自分もその人同様、携帯で写真を撮ってみました。
 そして電車に乗ったのですが、帰る途中で雨が再び降りだし、駅に着いたら本降りでした。虹が出た後に雨がまた降る、という現象を見たのも初めてでした。
(※クリックすると同じ窓で大きな画像が開きます)。
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清水直投手の好投と効率のいい攻撃で久々の連勝

 千葉で行なわれた千葉-東北は清水直行投手と永井投手が先発。今日は初めてランビン選手が一番に入りました。
 雨の降る中始まった試合で、清水直投手は立ち上がり、1死から三塁打され、さらに2死後に山崎武選手に左翼線を抜く適時二塁打を打たれて先制されます。
 しかしその裏、先頭のランビン選手の上げた内野フライを二塁の内村選手が取れずに失策となり、無死2塁に。さらに内野ゴロで三塁に進んだ後、西岡選手が右翼席に3号2ランを放ち、即座に逆転します。

 清水直投手は2回は無安打に抑えます。しかし3回、先頭の渡辺直選手に二塁打されると、犠打の後、草野選手に右翼席に打ち込まれ、逆転されてしまいます。
 ところがその裏、先頭の今江選手が左中間に大きな飛球を放つと、リック選手が捕りきれずに三塁打に。続くランビン選手もファウルで粘ってフルカウントから四球を選びます。
 この時、試合開始から降り続いていた雨がより強くなって一時中断に。東北ベンチではセギノール選手が捕手のマスクを被ってペットボトルを飲もうとする、というパフォーマンスをやったり、野村監督が若手選手を交互に目の前に立たせて説教(?)していました。
 40分の中断を経て試合は再開しますが、福浦選手も四球を選び、無死満塁となります。続く西岡選手は倒れたものの、井口選手が中堅に飛距離十分の犠飛を放ち、逆転された直後に千葉が追いつきます。
 直後の4回表、1死から失策で走者が出て、さらに盗塁に悪送球などが重なり、1死3塁となってしまいます。しかし、ここは清水直選手が踏ん張ってこの危機を0点に抑え、続く5回表も、三者凡退に抑えます。
 するとその裏、2死から西岡選手が四球を選ぶとすかさず盗塁に成功します。そして続く井口選手が左翼線に適時二塁打を放ち、千葉が再び勝ち越しに成功します。
 さて、今日は金曜日なので、春ですが花火が予定されていました。一度は雨のために早々と中止が発表されたものの、雨が上がったため「中止が中止」となり、花火が上がりました。
 ところが、雨によって湿気が含んだ空気と、千葉では珍しい「風速ゼロ」のおかげで、その花火による煙が球場内に立ちこめます。そのため、数分とはいえ、試合が中断したほどでした。清水直投手にとっては、2005年の日本シリーズ第1戦以来となる、「見えにくい球場での投球」となりました。
 そんな中、6回は先頭打者に安打されるものの、併殺で切り抜けて0点に。続く7回も1死から走者を出しますが、後続を断ってここも0点に抑えます。
 打線は6回以降、走者を出すことができませんでしたが、今日はとにかく投手陣が好投。8回から登板のシコースキー投手が三人で抑えると、9回は荻野投手が三者連続三振で締め、4対3で千葉が逃げ切りました。
 今日の千葉打線は4安打で4得点という効率のいい攻撃でした。清水直投手は遅まきながら今季初勝利を挙げ、お立ち台に立っています。観客数は1万3千2百人ほどでした。

2009年05月07日

検索結果カスタマイズ機能

 Googleにログインした状態で検索すると、検索結果の順位を変えたり、検索されたサイトを対象外にするなど、検索の個人向けカスタマイズとでもいうような機能が登場しました。
 これ自体は、頻繁に検索する時事ネタなどにおいて、情報の質が高くない掲示板やブログを対象外にする時くらいにしか活用できなさそうな感じです。
 というわけで、WEB検索においては、さほど便利な機能とは思えません。しかしながら、この「個人ページで情報をカスタマイズできる」という機能にはかなり期待できます。

 よくあるのが、ヤフーやmixiのニュースの見出しです。関心のある事象が書かれていたのでクリックしたところ、夕刊フジあたりのガセ記事だったりすると、かなりの損失感があります。
 しかし、このGoogleの機能が応用されれば、あらかじめ表示されるニュースから該当するメディアを除外する事ができるようになるでしょう。
 他にも、mixiニュースについた日記を読むときに、特定の民族を差別するような用語が使われているものは非表示にするなど、色々な応用が考えられます。
 というわけで、この「個人別検索結果カスタマイズ機能」現時点では特に使いではないものの、今後を考えるとかなり期待できるものだと思いました。

2009年05月06日

カラスの撒き餌?

 朝、駅に行こうとしたら、向こうから複数のカラスの鳴き声が聞こえてきました。何事かと思って声のあったほうを見てみると、ゴミ集積所に五羽くらいが集まっていました。そして、道路にはゴミ袋が散乱しています。
 その地域のゴミ回収日は火木土です。誰が捨てたか知りませんが、まさか、現在が連休の最中で、昨日の火曜日が子供の日だと知らなかったわけではないでしょう。それとも、カラスを集めたくてわざと回収のない日に捨てたのでしょうか。
 ちなみに、今回の黄金週間は、4月29日も含めると、月水金が三日で火木土は昨日だけでした。我が家のある場所は月水金の回収なので、「一回くらい我慢しろ、こっちは三回も飛んだんだぞ」と余計に不快に思いました。
 ゴミの不法投棄は、捨てた輩は「後は野となれ・・・」で、関係ない人が不快な思いをします。なんとか不法投棄した人間がそれに見合った目に遭うような仕組みができないものか、と毎度の事ながら強く思いました。

不振だった二選手の一発攻勢で連敗止める

 千葉で行なわれた千葉-北海道は渡辺俊介投手とスウィーニー投手が先発。今日は福浦選手が七番一塁、バーナムJr選手が二番左翼と珍しく両選手が揃ってスタメン出場しました。
 渡辺俊投手は、初回・2回といずれも先頭打者を出しますが、後続を抑えます。しかし3回、またもや先頭打者に安打されると、犠打と四球などで2死1・2塁となり、稲葉選手に通算300二塁打となる2点適時打を喫し、2点を先制されます。

 一方、昨年1勝3敗と抑えられていたスウィーニー投手に、打線は今日も序盤は苦戦し、4回まで無安打に抑えられます。
 しかし5回裏、攻撃前にベンチ前に円陣を組んでバレンタイン監督が檄を飛ばすという千葉としては珍しい光景が見られた後、この回先頭の大松選手が、久々となる4号ソロを放って1点差に迫ります。
 さらに1死後に福浦選手が四球を選ぶと、続く里崎選手が3号2ランを放ち、一気に逆転に成功します。
 直後の6回表、渡辺俊投手は稲葉選手に301個目の二塁打を喫し、さらに安打で無死1・3塁とします。ここで早くも伊藤投手に交代しますが、これが成功。ライナーと併殺でここを0点に抑えます。
 その裏、安打と四球で1死1・2塁とし、ここで北海道は二番手の宮西投手を送り込みますが、2死後に里崎選手が適時打を放ち、さらに今江選手も続いて2点を追加します。
 7回に伊藤投手は1点を返されますが、その裏、先頭の西岡選手が内野安打で出塁すると、盗塁と外野フライで三塁に進み、大松選手の犠飛で再び3点差とします。さらに、サブロー選手と福浦選手の連打で好機を作ると、里崎選手が3打席連続打点となる適時打を放ち、7対3とします。
 そして8回はシコースキー投手が、9回は荻野投手がそれぞれ三者凡退で抑えて試合終了。チームの連敗を3で止めるとともに、対北海道5戦目で今季初勝利となっています。今日は里崎選手が4打点で、大松選手が2打点と、開幕から調子の上がらなかった両選手の活躍が大きい試合でした。これを機に復調して貰いたいものです。観客数は2万3千1百人ほどでした。

2009年05月05日

地元密着度

 仕事の帰りに、中央・総武線各駅停車に乗りました。世間では連休だというのに、なぜかラッシュ時並に混んでいます。不思議に思いながらも、扉の近くに立っていました。
 そして、秋葉原に着くと、多くのお客さんが降りました。これ自体は別に曜日・時間帯を問わずいつでもあることです。そして、そのお客さんに押される形で一度ホームに出てしまいました。
 千葉方面に帰る場合、秋葉原から座るには、椅子の前に立っていないとまず無理です。そこで、ホームに押し出された時点で、「今日は当分座れないな」と諦めていました。

 ところが、再び入った車内は予想外に空いていました。そして、空席も少なからずあり、余裕で座れました。よほどの閑散時間帯を除けば、こんな事は初めてです。ましてや、秋葉原に着くまでは、車内はすし詰め状態でした。
 不思議に思いながらふと、今さっき電車から押し出された時、降りる人の何人かが「REDS」と書かれた帽子を被っていた事に気づきました。
 そういえば、今日はJリーグの開催日でした。調べたところ、やはりちょっと前まで国立競技場で浦和対柏が行なわれていました。
 行き先が浦和でも柏でも、乗換駅は秋葉原になります。それだけにドッと降りたのでしょう。なお、残った千葉行きの車内には、サッカーを感じさせる物は残っていませんでした。
 これが野球でしたら、たとえば水道橋で試合があった場合でも、ここまで降りることはありません。都内はもちろん、千葉県に入っても、タイガースや読売のメガホンを持った人を車内で見ることができます。
 話には聞いてはいましたが、改めてサッカーにおける地元密着度の高さに驚かされました。

5回コールドで3カード連続負け越し

 千葉で行なわれた千葉-北海道は小林宏之投手と八木投手が先発。昨日、走塁で足を痛めた橋本将選手が登録を外れ、代わりに金澤選手が登録。また、高木投手も登録抹消となり、代わりに古谷投手が2006年以来となる一軍昇格を果たしました。
 打順のほうは、ベニー選手・竹原選手という対左要員が入り、ベニー選手はまたもや一番でした。
 小林宏投手は、立ち上がりにいきなり安打されますが、犠打失敗さらには併殺もあり、初回を0点に抑えます。

 しかし2回表、先頭打者のスレッジ選手に8号ソロを喫すると、1死後に安打され、さらに盗塁と内野ゴロで三塁に進まれた後、打率四割を維持している金子誠選手に適時打され、2点目を失います。
 初回・2回と安打は出たものの続かない千葉打線ですが、3回1死からベニー選手が二塁打すると、2死後の連続四球で満塁とします。しかし、ここで里崎選手が倒れ、得点できません。
 直後の4回表に雨が強くなり、試合は一時中断します。再開後、小林宏投手はいきなり二塁打され、さらに犠打で三塁に進まれますが、ここは凌ぎます。
 その裏、1死から竹原選手が安打した後、今江選手の二塁打で2・3塁と、またもや一打同点の好機を作ります。しかし、ここも後続はなく、八木投手を打ち崩せません。
 続く5回も2死1塁から安打と四球で満塁とします。しかし、ここもこれまで2打数2安打の竹原選手が打ち取られ、得点できません。
 そしてその後、再び雨が強くなり、ここで降雨コールドに。5回ながら10残塁という拙攻が響き、2対0で3連敗。3カード連続の負け越しとなるとともに、借金も7となっています。観客数は2万2千7百人ほどでした。

2009年05月04日

11周年

 今日でサイト開設11周年となりました。仮にその頃に子供が生まれていたら、今頃、中学進学がどうこう、などという年になっていたわけです。そう考えると、長くやっているものだなと思います。
 先日書いたように、最近は、様々な事について、情報を入力する時間が減っており、必然的に、「出力」できる記事の量も限られてきています。ただ、その多忙さも一段落しつつあるので、来年の12周年までには、日記関係以外の記事も、もう少し充実させることができればと考えております。
 というわけで、今後もこんな調子でやっていきますが、良ければまた読んでいただければ幸いです。

大嶺投手の制球定まらず、今季最多の借金6に

 千葉で行なわれた千葉-北海道の観戦に行きました。今日は試合開始30分前に着きましたが、二階内野自由席もほぼ満席で、座るところを探すのに苦労したほどでした。
 先発は大嶺投手と多田野投手で、一番中堅に久々に早川選手が入り、二番一塁はバーナムJr選手、スタメンマスクは橋本将選手がで五番に入りました。
 ここ2試合、好投が続いていた大嶺投手ですが、立ち上がり、1死を取った後に連続四球を出します。続く小谷野選手は打ち取って2死にしたものの、そこからスレッジ選手に狭い一・二塁間を抜かれて先制されます。
 さらに四球で満塁とし、続く糸井選手に中前に2点適時打を打たれ、2安打で3点を失ってしまいました。

 その裏、先頭の早川選手が安打するも、併殺があって三人で終わります。
 続く2回表、大嶺投手は先頭の金子誠選手に安打され、そこから二死を取ったものの、稲葉選手の安打の後に小谷野選手に適時打され、4点目を失ってしまいます。
 しかしその裏、四球二つで2死1・3塁とすると、今江選手が逆風をものともせず、左翼席にライナーで飛び込む2号3ランを放ち、1点差に迫ります。
 直後の3回表、大嶺投手は三者凡退に打ち取り、立ち直ったかに見えました。ところが、続く4回表、八番から始まる攻撃で先頭の大野選手を歩かせます。さらに、金子選手がバントの構えを見せる中、ストライクが入らずに連続四球で危機を広げます。
 そして、田中選手の犠打の後、森本選手に2点適時打され、さらに2死後に小谷野選手に適時打され、ここで降板となりました。さらに続く小宮山投手が適時打を喫し、大嶺投手は4回途中を投げて7安打5四球8失点。前回の登板では無四球だったのですが、今回は、初登板の時と同様に、四球で溜めた走者をことごとく帰され、またもや安打数より失点が多い、という結果になってしまいました。対北海道だと制球力が下がるのでしょうか。
 5回裏、千葉は先頭のランビン選手が二塁打を放ち、1死後にバーナムJr選手の適時打で1点を返します。さらに1死満塁から橋本将選手が二塁ゴロを打たされるものの、懸命に一塁へ駆け込んでセーフとなり、その間にもう1点返します。しかし、その走塁で橋本将選手は足を痛め、そのまま交代となってしまいました。
 これで3点差にまで迫りますが、直後の6回表に小宮山投手が稲葉選手に5号ソロを打たれ、突き放されます。
 さらに8回にはここまで防御率1点台と好調だった高木投手が、1死から四球を出した後、スレッジ選手に死球をぶつけ、さらに四球で満塁にした後に犠飛と、無安打で1点を失います。なお、スレッジ選手の死球の時に、一瞬詰め寄るような動きがありましたが、乱闘には至りませんでした。
 その裏、2死1・2塁からバーナムJr選手が2点適時打を放ち、さらに西岡選手が四球を選び、再び1・2塁とし、一発出れば同点という場面を作ります。しかし、ここで代わった建山投手に井口選手が打ち取られます。そして、9回も武田久投手から1死1・2塁としますが、ここも後続を断たれ、そのまま10対7で敗れました。
 とにかく、大嶺投手の制球を崩しての自滅が全ての試合でした。多田野投手は5回5失点ながら援護に恵まれて2勝目。実は1勝目の試合も観戦していたので、自分の千葉の観戦成績は0勝3敗なのに、多田野投手においては2勝0敗となってしまいました。
 観客数は今季最多の3万58人で、二度目の満員御礼となりました。しかしながらチームは今季最多の借金6となっています。

2009年05月03日

連休開始?

 今日明日と休みなので、自分的としては「連休開始」となりました。世間に比べればかなり厳しいですが、昨年はこの期間は一日しか休めませんでした。また、それまでの前職・前々職でも何だかんだでこの期間の祝日のうち二日以上は出勤でした。そう考えれば、この時期に二日続けて休めればまあ十分か、といった感じです。
 その連休初日(?)となった今日ですが、折角の連休だからというわけでもないですが、久しぶりにちょっと離れた所にある古本屋兼レンタルビデオ屋まで散歩しました。

 そこで何作か立ち読みしたのですが、ついつい以前読んだことがある本ばかり手にとってしまいます。最近、「新しい情報を仕入れる」という事がついついおっくうになっており、それが如実に表れた感じになりました。
 これは漫画に限った事ではなく、数年前まで常に最新情報を得ていたPC関係も最近ではすっかりご無沙汰です。昨日、久々に秋葉原でパーツを売っている店に行ったのですが、レジ上に書かれているCPUの価格表の意味がほとんど分かりませんでした。
 まあ、ここしばらくは、その「本屋で立ち読み」や「パーツ屋に行く」すら出来なかったわけで、それに比べれば少しはマシになったとも言えます。とりあえず、この時期に二連休できる程度とはいえ、仕事時間も減少傾向にあります。もう少し落ち着いたら、また色々と新しいことをやってみたいものだと思いました。

投打とも冴えず、カード負け越し

 福岡ドームで行なわれた福岡-千葉は杉内投手と成瀬投手が先発。最近の対左の定番という感じで、ベニー選手が一番に入り、後も一昨日とほぼ同じ顔ぶれでした。
 初回、ベニー選手が安打を放ち、福浦選手が犠打を決めますが、後続が打ち取られます。ベニー選手が一番に入った三試合で、いずれも初回に安打を放っていますが、いずれも得点できていません。
 しかし、続く2回に先頭のサブロー選手が左翼席に5号ソロを放って先制します。ここから杉内投手が制球を乱し、連続四球で無死1・2塁と追加点機を貰います。ところが、今江選手が二度バント失敗の後に三振し、さらに内野ゴロと四球で2死満塁となりますが、福浦選手のいい当たりは二塁ゴロに。解説の若菜氏によると、新人工芝でゴロの速度が遅くなり、助かったとの事でした。

 先制点を貰った成瀬投手ですが、その裏、先頭の長谷川選手に安打されると、続くオーティズ選手に右中間を抜かれます。本塁でクロスプレーとなりましたが、長谷川選手の足がベースに達しており、福岡が即座に追いつきました。その間にオーティズ選手が三塁に達し、無死3塁と危機は続きましたが、ここは成瀬投手が凌ぎました。
 しかし、成瀬投手は続く3回、先頭の川崎選手に安打されると、犠打の後に松中選手に適時打されて追加点。さらに1死1・3塁から、内野ゴロの間にもう1点失い、3点差となります。
 そして続く4回には1死から山崎選手に二塁打され、続く川崎選手の左前打を竹原選手が後逸。これも解説の若菜氏によると、新人工芝でバウンドの具合が変わったためとの事で、今日は新人工芝がことごとく千葉に災いする形になりました。さらに続く森本選手にも適時打が出て、さらに松中選手に安打が出たところで成瀬投手は降板。4回途中で97球を投げ、10安打1四球5失点(自責は3)という内容でした。
 一方、二回は不安定だった杉内投手ですが、援護を貰うとともに立ち直ります。4回以降は安打が出ず、6回まで3安打に抑えられます。対して、5回裏には小宮山投手が2点を失い、7対1の大差となってしまいました。
 千葉も7回にランビン選手が来日1号を放ちますが、反撃はここまで。8・9回は継投陣に抑えられ、結局7対2で敗戦。2カード連続カード負け越しとなり、借金がまた5となってしまっています。観客数は3万4千人ほどでした。

 昨日書けなかったので、今更ながら2日の試合も。
 先発は新垣投手と唐川投手で、2回にサブロー選手の二塁打を足がかりに、橋本将選手の適時打で先制しますが、その裏、オーティズ選手の早くも2本目となるソロで追いつかれます。
 さらに4回にはオーティズ選手と柴原選手の連続二塁打で勝ち越されますが、直後の5回表に西岡選手の2号2ランで逆転すると、続く井口選手も5号ソロを放ちます。
 唐川投手はその裏に1点を失い、結局6回を8安打2死球3失点で勝ち投手の権利を得て降板します。
 そして1点リードで迎えた8回、2死満塁から今江選手が適時内野安打を放ち、さらにオーティズ選手の失策も加わって2点を追加。さらにランビン選手と福浦選手の連続適時打で一挙5点を加え、試合を決めました。福浦選手はこれが通算1500安打となっています。
 そのまま千葉が9対4で勝ち、唐川投手は2勝目を挙げています。観客数は3万2百人ほどでした。

2009年05月01日

誤表示とピンぼけ表示

[ 交通 ]

 有楽町線の新木場行きに乗って、麹町で降りました。ホームが見えたので扉の前に立ったのですが、何気なく上にある液晶モニタを見たら、「向こう側の扉が開きます」と表示されています。
 目の前にホームがあるのに変だな、と思って見ていたのですが、さらに、前から二両目に乗っているにも関わらず、液晶モニタには「後ろから二両目」と表示されています。いずれも、これは逆方向の池袋方面行きの時のものです。
 一瞬、操作ミスで上りと下りを間違えたのか、と思ったのですが、号車案内の上には「新木場行き」と書かれていました。

 どうやら、プログラムミスか何かで、池袋方面用の表示を、新木場行きで流してしまったようです。もっとも、その誤表示に関わらず、車内で驚いたりした人はいませんでした。どうやら、あの表示はほとんどの人が読んでいないようです。
 もしかして、突発的に発生したのでなく、ずっと間違いが続いているものの、誰も気付かないために直らないのか、などとも思いました。
 降車後に駅構内にて、東京メトロ名物(?)の月替わり車内マナー啓発ポスターの5月版が目に入りました。今月は、車内で携帯で話しながら仕事をしている人を使っての「社内でやろう」でした。
 しかしながら、東京メトロのトンネル内では携帯は通じません。したがって、実際にこのような「マナー違反」が出来るのは、東西線の南砂町から西船橋の間くらいです。まあ、直通運転先の事も意識しているのかもしれませんが、先ほどの誤表示を見た直後ということもあり、何かピントがボケてるな、と思ってしまいました。

松中選手の二発に沈み、連勝できず

 福岡ドームで行なわれた福岡-千葉は和田投手と小野投手が先発。前日に続いてベニー選手が一番に入り、二番にはバーナムJr選手が入ったため、珍しい、外国人選手による一・二番コンビとなりました。
 初回、昨日に続き、先頭のベニー選手が安打しますが、今日も後続がなく、先制できません。するとその裏、小野投手が1死から川崎選手に安打され、続く松中選手にバックスクリーン右に飛び込む7号2ランを喫し、先制されてしまいます。

 しかし直後の2回表、1死からサブロー選手と里崎選手の連打で好機を作ると、2死後にランビン選手に来日初打点となる適時打が出て、1点差に迫ります。
 ところがその裏、小野投手は簡単に2死を取ったものの、そこから死球で走者を出し、本多選手の適時二塁打で即座に突き放されます。
 続く3回表、1死から西岡選手があわや本塁打という当たりを放ちますが、惜しくもフェンス最上段に当たる二塁打に。そして、後続もなく、反撃できません。
 そのまま2点差で迎えた5回裏、小野投手は先頭の本多選手に安打され、さらに内野安打で1・2塁となります。ここで、松中選手に今度は右翼ポール際に飛び込む8号3ランを喫して6対1に。松中選手は5打点の活躍でした。
 和田投手は球数が多かった事もあり、6回で降板します。そして7回から登板した藤岡選手に対し、ランビン選手が二塁打を放った後、バーナムJr選手の3試合連続打点となる適時打で1点は返しますが、反撃はここまで。以下は継投に抑えられ、安打数は相手と同じ10でしたが、6対2で敗れています。観客数は2万6千8百人ほどでした。