2005年07月17日

神聖な土俵に・・・

 相撲中継を見ていたら、朝青龍関が敗れ、連勝が24で止まりました。すると毎度の事ながら、桝席の観客が座布団を投げ込みました。場内放送の制止を求める声など、耳に入らないようです。いくら軟らかい座布団とはいえ、思い切り投げたものがぶつかれば、客にぶつかって怪我人が出る危険性もあります。しかし投げる人には、そのような想像力もないのでしょうか。
 放送するアナウンサーも「これほどの座布団が舞うのは久々です」などと当然の風景のごとく感心していました。ここは、そんな呑気な事は言わず、制止をうながす放送を無視する行為をやりつづけるマナーのなさを批判すべきところだと思うのですが・・・。
 それにしても、各所でいくら叩かれても「土俵に女性を上げる事はできない」などと言い続けるほど「神聖な」土俵が、つい先刻まで客が尻に敷いていたもので埋め尽くされても、問題はないのでしょうか。相撲協会も、そのへんをもう少し考えたほうがいいのでは、などと思いました。

2005年07月17日 23:03