2005年03月12日

朝霧

 朝起きて、駅に行こうとしたら、霧が出ていました。この冬二度目ですし、昨年までも何度か経験はあります。しかし、今朝の霧はこれまでよりかなり濃く、ホームに電車が入ってきているのに、車両がはっきり見えないほどでした。
 濃さもそうですが、霧の色がまた印象に残りました。かなり灰色がかっていて、一見すると煙が出ているような感じなのです。よく表現される「乳白色」とは縁のない色です。昔、白樺湖に行った時、「あたり一面が霧で真っ白で何も見えない」という経験をした事がありますが、同じ霧でもそれとは全然違う色でした。
 まあ、大気中の埃などに水分が結びついて霧になるわけで、その結びつく埃が山の中と都会では全然違うのですから、色が違うのも当然ではあるのですが。とにもかくにも驚かされた「幕張本郷の朝霧」でした。

2005年03月12日 23:25