2007年01月26日

昆布焼酎

 飲みに行ったら、メニューに「昆布焼酎・礼文島」というのがありました。1年ほど前に札幌で飲んで、かなり美味だった記憶があるので、注文しました。お湯割りを頼んだところ、店員さんが「これは梅干しを入れたほうが美味しいですよ」と進言(?)しました。店で焼酎を頼んだのは百回を越えますが、相手から梅干し入りを勧められたのは初めての事です。
 そこまで言うのなら、と頼んだのですが、残念ながら大はずれ。せっかくの昆布の風味が梅干しに負けてしまい、ただの「梅入り焼酎」になってしまいました。
 悔しいので、続いて梅干しなしのお湯割りを頼んだところ、これは1年前に味わったのに近い昆布の風味がありました。
 というわけで、焼酎一杯分損したような形になりました。とはいえ、店員さんに悪意があったとは思えません。むしろ自分が損したながらも、「他人に『美味』を勧めるのは難しいものだな」と思いました。
 というわけで、店員さんを恨む気は毛頭ありません。ただ、せめて梅干し入りを勧める前に「お客さんは昆布茶と梅昆布茶とどちらが好きですか?梅昆布茶が好きなら、梅干し入りがお勧めです」くらいの気遣い(?)があれば・・・などと思いました。

2007年01月26日 00:53