2005年07月16日

不思議な商売

 駅の近くや交差点などのガードレールに各ビルに入っている店や住民の名前の書かれた金属製の地図がぶら下がっているのをよく見かけます。変なところで切れていたりして、役に立つことはまずありません。
 ちなみに、ある駅前では、全く同じ地域を表したその「地図」が二つ並んでいました。さらによく見てみると、片方の地図の製作元は「東武企画」でもう一つは「京王企画」でした。そのうち、この隣に「小田急企画」の地図でも並ぶのでしょうか。
 聞いた話によると、あの地図は公共のためにあるものではなく、勝手に店などの名前を書き込んだ後、その店から「広告料」を取りにくる、という商売なのだそうです。かなり人をバカにした商法で、そんなものに金を払う人などいるか、とも思います。しかし、何十年もあのような地図は存在しているわけですから、「ビジネスモデル」として成立している、という事なのでしょう。ちょっと不思議です。

2005年07月16日 23:52