2004年12月12日

確かに非は向こうにあるのだが

 錦糸町のヨドバシで買い物をしました。折からのボーナス季節という事もあり、売場は大混乱状態。私は配送を依頼したのですが、最初にレジの前でなにやら10分ほど待たされた後、さらに別のレジに並ばされてまた10分ほど待たされたほどでした。
 まあ、ヨドバシが無茶な人員配置や労務政策をしている上に、配置されている店員の中にはとんでもない人が含まれているのも折込済みです。にもかかわらず利用したのは、よそだと6万ちょっとする目当ての商品が、ここだと5万3千円の上に、ポイントが13%つくからです。接客の質の低さも値段のうち、と考えれば腹も立ちません。
 ところが、私の目の前でケーブルを一本買おうとしていた50代くらいのオッサンはそうではありませんでした。他の客の会計にてんやわんやの店員をつかまえて「さっきから何分待たせるんだ」などと怒っています。

 恐れた店員がそのオッサンのみならず、後ろの私にまでわざわざ謝ってくれたので、前のオッサンにもよく聞こえるように「忙しいから仕方ないですよ。別に遅れたら死ぬわけでもありませんし」と返答しておきました。それ以降は、そのオッサンも静かになりました。
 まあ、確かにそちらは「お客様」であり、悪いのは100%先方です。だからと言って、コード一本でそこまで威張らなくてもいいと思うのですが・・・。本人は「自分は正しいから威張って当然だ」と思っているのかもしれません。しかし、昨日、この店のある区内で、数百円の牛丼屋の弁当に執拗にクレームをつけた客を殺した疑いで店長を逮捕したという警察発表があったばかりです。確率から言えば車に轢かれるよりずっと低いのでしょう。とはいえ、少しでも安全な(?)生き方をしたほうが、自分のためでもあると思うのですが・・・。

2004年12月12日 23:47