2007年10月21日

和菓子の消費期限偽装

 「白い恋人」に続き、「赤福」の消費期限偽装問題が発覚し、話題になっています。相次ぐ、色の名前をつけた有名菓子の不祥事だけに、次は「金つば」あたりが危ないのでは?などと馬鹿な事を考えたりもしています(もっとも、「金つば」は一つのメーカーの商品ではありませんが・・・)。
 しょうもない冗談はともかく、はたから見れば、普通に売っていれば安定して儲けることができるように見える企業が、なぜ、このような事をする羽目になったのでしょうか。単に「特定企業の不祥事」というだけで片付けることができるとは思えません。財界トップが、自社で違法な偽装請負をやっている事を指摘されて、「法律を変えるべきだ」などと言うような、日本の経営者の体質に潜む根源的な問題まで掘り下げて考え、かつ改善しないことには、このような事件は後を絶たないのでは、と思っています。

2007年10月21日 22:34