2008年06月29日

2008/6/29の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

Opera9.5にバージョンアップ

 Opera9.5とFireFox3をバージョンアップしました。
 FireFoxはさほど外見的な変化がなかったのですが、9.5になったOperaはかなりの変化を遂げていました。全体的に黒の割合が増えており、サイト名を表示するタブも黒字に白抜きとなっていました。まあ、これについては、すぐに設定変更できたので、さほど実害はありませんでした。
 しかし、本格的に困ったのは、私がOperaを標準のブラウザとしている理由の一つである、「検索窓に文字を貼り付けると同時に検索を開始する」という機能のショートカットキー変更でした。
 しかも、それまでのショートカットキーを押すと、全く異なる動作をして、画面がおかしくなります。まあ、これも数日で慣れるとは思いますが、なんでそんな変更をするのか、理解できません。しかも、このショートカットキーが変ったのは二度目です。
 もちろん、それを割り引いても便利な部分が多いので、今後も標準ブラウザとして使い続けるつもりです。とはいえ、細かい所ながら、利用者に対して不親切な変更がなされたバージョンアップだと思いました。

小林宏投手が打ち込まれ、連勝ならず

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は西口投手と小林宏之投手が先発。今日は指名打者がベニー選手からズレータ選手に代わった以外は、昨日と同じ顔ぶれでした。
 交流戦終盤に登録抹消となり、一度先発を飛ばして調整してきた小林宏投手ですが、立ち上がり、片岡選手に二塁打され、犠打の後に中島選手の適時打でいきなり先制されます。
 直後の2回表、里崎選手に三試合連発となる8号ソロが出て追いつきますが、その裏、後藤選手に1号2ランが出て、すかさず勝ち越されます。

 しかし、4回には里崎選手が歩いた後、大松選手に11号2ランが出て追いつきます。
 その裏、小林宏投手は三者凡退に抑え、調子が上がったかと思われました。ところが続く5回、先頭の片岡選手を歩かせると、盗塁を決められた後に栗山選手に適時二塁打されて勝ち越されます。さらにブラゼル選手の適時打で1点を加えられた後、中村選手と後藤選手にバックスクリーンに二者連続で叩き込まれ、この回6失点でKOとなりました。
 再調整の効果もなく、防御率が5点台に。今季の不振はかなり深刻なようです。
 その後、継投陣が無失点に抑え、打線もベニー選手の代打適時打などで反撃しますが、いかんせん一挙6点は大きく、9対5で敗戦。対埼玉連勝はなりませんでした。観客数は2万5千6百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれた合併球団-北海道は近藤投手と武田勝投手が先発。2回にスレッジ選手の適時打で北海道が先制すると、鶴岡選手にも2点適時打が出ます。さらに3回には稲葉選手と高橋選手の連続適時打で近藤投手をKOしました。
 一方、復帰後初登板となった武田勝投手は4回にローズ選手に18号ソロ本塁打を喫したものの、6回を4安打1失点に抑えます。
 その後、9回に3点ずつを取り合って8対4で北海道が勝っています。観客数は1万8千1百人ほどでした。

 福岡で行なわれた福岡-東北は和田投手と岩隈投手が先発。投手戦かと思われましたが、2回に山崎武選手が11号2ランを放って東北が先制すると、4回には山崎武選手の二打席連続となる12号ソロの後、打線がつながって5点を追加します。
 なおも続投する和田投手に対して5回には三連打で1点を加えてKOすると、二番手で登板の西山投手も打ち込み、6回までに15点を奪いました。
 一方の岩隈投手は7回まで福岡打線を2安打無四球でほぼ完璧に抑え込みます。大差のためかそこで降板し、後続が打たれたものの、15対2と大勝し、野村監督の誕生日を飾っています。観客数は3万4千4百人ほどでした。

 秋田で行なわれた東京-タイガースは館山投手と上園投手が先発。初回にいきなり東京が3点を先制しますが、直後の2回表に、館山投手の制球難もあり、タイガースが4点を取って即座に逆転します。
 その後は両先発が立ち直り、6回までタイガースが1点リードで迎えます。しかしその裏、上園投手が走者を出して降板すると、二番手の江草投手が飯原選手に適時打を打たれて同点となります。
 するとタイガースは7回、先にウイリアムス投手を起用しますが、2安打で1死1・3塁となり、川島慶選手の代打犠飛で東京が勝ち越しに成功します。
 さらに8回、今度は久保田投手から飯原選手と宮本選手の適時打で追加点を挙げ、さらに青木選手が8号2ランを放ってこの回4点。9対4として逆転勝利しています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 広島で行なわれた広島-読売は高橋投手と高橋尚投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万8千人ほどでした。また、横浜で予定されていた横浜-ドラゴンズは雨で中止でした。

2008年06月28日

ディズニー渋滞

[ 交通 ]

 朝一番の飛行機で福岡から戻りました。そしていつものように高速バスに乗ったのですが、発車直後に運転手さんから「高速道路が渋滞しているので、迂回ルートを通ります」という放送がありました。
 土曜の朝になんで渋滞?などと不思議に思うなか、バスは東京湾トンネルを抜けると、一般道に降りました。高速道路と併走しているのですが、確かにかなりの渋滞で、ほとんど車が動きません。それを、一般道を走るバスが追い抜く(?)というのは面白い光景でした。
 そしてバスは新木場で再び高速に。なぜここで?とも思ったのですが、確かに最初ちょっと引っかかったものの、後はこれまでの渋滞がうそのように快調に進みます。一方、葛西さらには浦安の出口は、いずれもすごい渋滞になっていました。

 それを見た時、そう言えば、羽田空港で、「東京ディズニーランド行きは60分待ち」という表示があった事と、ディズニーランド行きバス停で、「補助席も含めて満席」という案内が流れていた事を思い出しました。
 一方、千葉方面行きのバスは、快調に飛ばして海浜幕張に着きました。つまるところ、渋滞の原因は全て、羽田空港や横浜方面から東京ディズニーリゾートに行く自動車だったわけです。
 改めて、あの人気に驚かされました。ついでに、それだけ需要があるのなら、りんかい線と京葉線の線路がつながっているのを生かして、埼京線から舞浜に直通する電車を設定できないのか、などとも思いました。

効率のいい攻撃で大量点を挙げて連敗止める

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は岸投手と渡辺俊介投手が先発。今日は二番に根元選手が、五番に大松選手が復帰。福浦選手が三番に戻り、里崎選手が四番と、根元選手が入った分、一つずつくり下がった感じでした。
 1回裏、渡辺俊投手投手は先頭の片岡選手にセーフティーバント、さらには盗塁を決められます。さらに外野フライで三塁に進まれ、死球で1死1・3塁になります。しかし、続くブラゼル選手を一塁ゴロに打ち取り、これで併殺となると思いきや、内野の連携に勘違いがあり、ブラゼル選手が一塁セーフとなり、その間に埼玉が先制します。

 しかし続く2回は先頭の中村選手に二塁打され、さらに1死1・2塁となりますが、ここは抑えます。
 そして直後の3回表、先頭のベニー選手が安打して早川選手が送ると、西岡選手が右翼線を抜く二塁打を放ってあっさり先制。さらに2死後に福浦選手の適時打が出て勝ち越します。
 4回は三人で終わりますが、5回に1死から早川選手が四球を選ぶと、西岡選手が死球を受け、さらに2死から福浦選手が四球を選びます。この好機に里崎選手が打った瞬間に分かる7号満塁本塁打を左翼席に運び、この回1安打で4点を追加しました。なお、里崎選手は四年連続で満塁本塁打を放っており、これは球団記録とのことです。
 一方、2回から5回まで走者を出しながら抑えてきた渡辺俊投手投手ですが、6回に先頭のブラゼル選手に右翼場外に出たかと思われる本塁打を喫します。さらに続くGG佐藤選手に二塁打され、そこから満塁になりますが、そこは凌いで結局ソロ本塁打のみの1点に抑えます。
 そして千葉は7回には福浦選手の2点適時打で、8回には今江選手の適時打と早川選手の2号2ランと着実に追加点を挙げて今月四回目の二桁となる11点を挙げました。今日の埼玉は結局9安打3得点10残塁で、対する千葉は12安打11得点3残塁と、攻撃の効率に大きな差が出ました。
 渡辺俊投手は7回途中を投げて3失点と先発投手の役割を果たし、その後も継投陣が抑えて千葉が11対3と大勝。連敗を4で止めています。観客数は2万9千5百人ほどでした。
 なお、今日の埼玉は西鉄ライオンズの復刻ユニフォームを着用して臨みました。今季各カードで1回ずつ着用し、福岡ドームでも用いるとの事です。それを記念し、NHKの中継では、「神様、仏様、稲尾様」の言葉が誕生した「稲尾投手のサヨナラ本塁打」という貴重な映像を流してくれました。

 大阪ドームでの合併球団-北海道は金子投手と多田野投手が先発。初回に合併球団がカブレラ選手の適時二塁打で先制します。また、久々の先発となった金子投手は4回まで無安打投球で、6回まで0点に抑えます。
 多田野投手も2回以降は抑えてきましたが、6回に集中打を浴びて3点を追加されてこの回で降板。その後も1点を加えた合併球団が5対1で勝っています。金子投手は7回1失点で約2ヶ月ぶりの勝利。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 福岡で行なわれた福岡-東北は大場投手と田中投手が先発。初回に東北が先制しますが、2回に福岡が追いつくと、3回には松中選手の適時打で勝ち越します。
 久々の一軍登板となった大場投手は5回まで2安打1失点に抑えます。しかし6回、無死1・3塁から初回先制打の草野選手が犠飛を放って東北が追いつきます。
 田中投手は9回9安打ながら無四球で2失点。一方の福岡も継投で抑え、2対2のまま延長に入ります。
 そのまま迎えた12回表、福岡は昨日白星を挙げた二コースキー投手が登板。しかし、いきなり先頭の山崎隆選手に死球をぶつけ、さらに一塁手がバントシフトで前進しているのに牽制しようとしてボークを取られます。さらに犠打と四球、さらに盗塁で1死2・3塁となり、ここで高須選手が2点適時打を放ち、東北が勝ち越します。
 10回から登板の有銘投手は3回を完璧に抑えて勝利投手に。東北が4対2で勝ち、昨日の延長サヨナラの借りを返しています。観客数は3万5千6百人ほどでした。

 秋田で行なわれた東京-タイガースは石川投手と下柳投手が先発。2回にタイガースが金本選手の安打を足がかりに満塁とすると、久々スタメンのバルディリス選手が一・二塁間を抜く2点適時打を放って先制します。
 さらに鳥谷選手の本塁打などで追加点を挙げ、一方の下柳投手は青木選手にソロを打たれたものの失点はそれだけ。6回を4安打1失点に抑えます。
 こうなれば以下は久保田投手・ウイリアムス投手の継投。そして、9回にタイガースが3点を追加したため、藤川投手の登板は必要がなくなっていました。結局、東京は青木選手のソロ二本でしか得点できず、7対2でタイガースが快勝しています。観客数は2万1千8百人ほどでした。

 横浜で行なわれた横浜-ドラゴンズは那須野投手と小笠原投手が先発。初回に仁志選手と内川選手の連続本塁打で横浜が先制すると、3回には内川選手の適時打で追加点を挙げます。
 那須野投手は6回に中村紀選手に14号ソロを喫するも失点はそれだけ。以下は吉原投手・寺原投手の継投でそのまま横浜が3対1で勝っています。観客数は2万3百人ほどでした。

 広島で行なわれた広島-読売はルイス投手と内海投手が先発。3回に読売が2点を先制するも、その裏にアレックス選手と栗原選手の連続適時打で広島が追いつきます。さらに5回に読売が勝ち越すも、その裏、アレックス選手の適時打で再び追いつきます。
 そして迎えた7回表に、雨が強くなってそのまま降雨コールドに。3対3で引分けとなっています。観客数は2万2千8百人ほどでした。

2008年06月27日

位置関係

[ 交通 ]

 今日は、福岡の人と車で移動しました。その間、仕事のみならず色々な話をしました。その中で、九州新幹線の話から他県への交通の話になりました。なんでも、福岡の人にとって宮崎に行く時は、鹿児島経由の人も多数派だとか。以前、宮崎で似たような話を聞きましたが、やはり子供の頃から持っている、福岡から宮崎なら大分まわりで日豊本線、という時刻表によって得た固定観念があるので、驚きました。
 さらに、JRの宣伝を見ていて驚きました。九州新幹線の宣伝をしているのですが、「大分から」という文言があったのです。「何で大分から鹿児島に行くのに九州新幹線?」と一瞬誤記かとすら思いました。
 しかし、よく見たら豊肥本線で熊本に出て、リレーつばめ・つばめの経路が示されていました。かつて豊肥本線にディーゼル急行が二往復しかなかった時代からは想像すらできないような経路です。
 高速道路と新幹線により、九州の交通が、自分の認識していたものと大きく変った事を改めて実感させられました。九州新幹線全通後はまたさらに変るのでしょう。

リーグ戦再開も、黒星スタート

 大宮では53年ぶりの公式戦となる埼玉-千葉戦でリーグ戦再開兼後半戦が始まりました。先発は帆足投手と成瀬投手です。今日の千葉打線は福浦選手が二番で、里崎選手が久々の三番となりました。また、左の帆足投手相手という事もあり、大松選手が外れ、代わりに大塚選手が八番で入りました。
 初回、簡単に二死を取られますが、そこから里崎選手が三番復帰効果の6号ソロを放ち、前回完封された帆足投手から久々の得点を挙げます。

 しかしその裏、成瀬投手は先頭の片岡選手に安打された後に盗塁を決められ、外野フライで三塁に進まれた後、犠飛で追いつかれます。
 そして2回の1死2塁は凌ぎ、三回も先頭打者の片岡選手に再び安打されますが、今度は盗塁を刺します。
 しかしその直後に栗山選手に5号ソロを打たれて勝ち越しを許すと、5回には走者を一人置いてブラゼル選手に18号場外2ランを喫して追加点を奪われます。
 一方、打線は2回以降は帆足投手に抑えられます。結局散発の5安打でした。もっとも、最近よくある、「二桁安打しながら残塁の山」よりはまだこちらのほうがあきらめがつくかもしれませんが・・・。
 そして8回途中から岡本真投手、9回はグラマン投手に抑えられ、「スミ1」で終わり、1対4で敗戦。首位埼玉とのゲーム差が再び二桁になってしまいました。観客数は2万2百人ほどでした。

リレーつばめ

[ 交通 ]

 昨日は鹿児島から博多へ移動でした。前回の出張時も鹿児島から九州新幹線を使いましたが、その時は暗くなってからの乗車だったので、実質的に今回が初乗りです。
 ほとんどトンネルでしたが、その合間からたまに見える有明海はなかなかのものでした。
 あと、始発と終着でそれぞれ車内清掃が入っていました。片道50分という事を考えると、ここは日本一清掃頻度が高い列車では、などと思いました。
 そして新八代からは「リレーつばめ」に。この列車に乗るのは今回が最後だと思ったので、料金自腹でグリーン車に乗りました。乗ると、飲物サービスの案内があったので、「かぼすジュース」を頼みました。他にもひざかけや新聞・雑誌の貸出もありました。
 数年前に東北新幹線のグリーン車に乗ったことがありましたが、その時はそのようなサービスはありませんでした。それで追加料金1300円ですからかなりのお得感がありました。
 沿線ではちょうど田植え中の田んぼを見るなど、この季節らしさを楽しむことができました。一方で、九州新幹線もかなりのピッチで建設されていました。完成の暁にはこの「リレーつばめ」もなくなり、鹿児島本線もローカル線になるわけです。それを考えると、少々複雑なものがありました。
 着いた後もまた仕事だったのですが、その合間で息抜きをすることができた鉄道移動でした。

2008年06月25日

四ヶ月で三度目の宮崎・鹿児島

 5時半に起きて飛行機で宮崎入りして仕事をし、さらに夕方に移動して鹿児島で少々仕事しました。3月に今の会社に入って以来、三度目の宮崎・鹿児島です。
 さすがに四ヶ月で三度も行くと、なんか事務所で仕事しているのとそんなに変らない感じです。そんな事もあり、「宮崎らしさ」を感じたのは、移動中の道路で中央分離帯に南国植物が植わっていたくらいで、「鹿児島らしさ」を感じたのは、宿泊地の近くのコンビニで「飲み切り用鹿児島芋焼酎」を買った時くらいでした。もちろん、いずれも今年に入って三度目に見たり買ったりしたものなので、新鮮さはありません。
 しかしながら、「日の長さ」については、新鮮な驚きがありました。関東とは東経が9度違います(ちなみに、経度が15度ずれると時差1時間)。そのうえ、夏至直後なので、いつまでたっても空が暗くなりません。結局、「暗くなった」と認識できたのは、19時50分頃でした。もちろん、このような経験をしたのは産まれて初めてです。
 他が変わりばえしなかっただけに、より一層印象に残った「遅い日の入り」でした。

2008年06月24日

未読率

[ 漫画 ]

 「OL進化論」の28巻を買いました。別の雑誌に載っていた作品の影響で、本屋で衝動買いみたいな感じで第1巻を買ってからもう17年になります。10年以上続く漫画を揃えた事は何度かありましたが、パターン化すると飽きてしまうため、他の作品は全て途中で買うのをやめていました。そのような中、これだけ買い続ける気が起きる、というだけで、驚異的な作品だと思っています。
 それはともかく、今回読んで驚いたのは、掲載されている作品の八割近くが未読だった事でした。かつてモーニングを毎週買っていた時は当然ですが、その後、立ち読みに切り替えてからも、最初の頃は単行本を買った時も、ほとんどが既読でした。
 それが、年を追うごとに未読率が増えているわけです。それだけ、コンビニなどでモーニングを立ち読みする余裕が減っているという事でしょう。
 それだけ仕事に追われている、という現実を改めて実感しました。とはいえ、未読率が高い、単行本購入時に新鮮な楽しさを得ることができるわけです。そういう意味では、忙しくなった代償を得ているとも言える、などとも思いました。

2008年06月23日

所変われど・・・

 今日は部署の飲み会がありました。いわゆる「会社の金で親睦会」というやつです。
 今の職場は私にとって三番目になります。それぞれ、規模も社風も全然違います。ところが、この「会社の金で親睦会」をやると、不思議と雰囲気が同じになります。妙にタダ酒を喜ぶ一部の人々と義務的に参加している人々の温度差や、いろいろな意味で疲れる含みのある会話など、どの職場でも同じ空気になるのです。
 最初の職場にいた時は、これは当時の職場ならではの事なのか、と思っていました。しかし、今となっては、これが「会社の金での親睦会」の定番なのだろう、と思うようになっています。
 今日は、開始前からその雰囲気を感じ取り、なるべく無難な人と無難な会話をすることにより、「被害」を最小限に食い止めました。しかしそれでも、気のあった人との飲み会はもちろん、家での晩酌と比べても、あきらかに不味い酒になってしまいました。
 分かっていた事ではありますが、義務で飲む酒と楽しみで飲む酒は、味が全然違うものだと改めて思いました。

2008年06月22日

生家

 書店の廃墟写真集コーナーに行ったら驚きました。「団地写真集」という本の表紙に、私が生まれ育った団地の建物と、うり二つの棟が載っていたのです。違いといえば、四階建てと五階建ての差くらいです。建物のみならず、その前にある通路や芝生の構成までそっくりでした。
 興味を持って読んでみたところ、この建物は、かつての住宅公団が1960年代前半までに、全国の団地に造っていたスターハウスという形式のもの、との事でした。団地マニア(?)の間では、かなり貴重なもので、そのため、表紙を飾ったようです。

 自分にとって、この「スターハウス」は産まれてから8年くらい住んでいた建物です。つまり、自分にとって「家」という最初の概念は、この建物でした。
 それが実は、40数年前を最後に造られなくなった形式であり、もはや、「廃墟」に分類されつつある、というのは少なからぬ驚きがありました。
 ちなみに、二年前に都市機構が発信した情報を見たところ、上のリンク先にも載っている我が生家は、「建替事業計画に伴い、入居者の募集を停止しているところですが、このたび、建替え着手までの間、定期建物賃貸借契約(定期借家契約)により募集を再開」という位置づけで、2010年までの期間限定で募集をした、とのことでした。
 すでに「廃墟」に近い存在なうえに、二年後の取り壊しまで決まっているわけです。それが世の常とはいえ、やはり寂しさを感じました。

交流戦は福岡が優勝。千葉は三連敗で交流戦終える

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-千葉は中田投手と清水直投手が先発。今日は福浦選手が外れてオーティズ選手が一塁に入り、三番にはベニー選手が入りました。
 初回、1死から死球と内野安打で1・2塁と先制機を作りますが、4・5番が連続三振で倒れ、得点できません。
 するとその裏、清水直投手は一番の荒木選手に安打されると、二番小池選手に犠打を決められた後、三番の中村紀選手に適時打され、さらに四番ウッズ選手に19号2ランと、「燃えよドラゴンズ」の歌詞そのままの攻撃で3点を先制されます。
 2005年に中田投手相手に、「燃えよドラゴンズ」の歌詞そのままの攻撃をした事がありましたが、三年越しに「お返し」をされた形になってしまいまいました。

 そして直後の2回表、1死からオーティズ選手が安打するも、今江選手が0-3から右飛に倒れます。次が清水直投手だけにこの回はここまでかと思いきや、その清水直投手が安打でつなぎます。そして、西岡選手が四球で満塁とすると、続く根元選手が押し出しを選んで、まず1点を返します。
 さらにベニー選手が2点適時内野安打を放って追いつくと、サブロー選手が2点適時二塁打を放って一気に逆転し、中田投手は早くも降板となりました。さらに小林投手から大松選手がいい当たりを放ちましたが、これは中村紀選手の好守に阻まれます。
 自らの打撃も貢献して即座に逆転、という状態で2回のマウンドに上がった清水直投手ですが、いきなり先頭打者を歩かせた上に、冒頭で二塁に進まれます。そして、1死後に代打の平田選手の当たりは詰まりながらも左中間に落ちて1点差に。さらに2死後に小池選手の移籍後初安打が適時内野安打となり、同点となります。
 ドラゴンズは3回から朝倉投手が登板し、千葉打線を抑えます。一方、2回までで5点を失った清水直投手ですが、3回からは本来の投球を見せます。その結果、2回までの攻防が嘘だったように、投手戦となりました。
 立ち直った清水直投手を援護すべく、6回には先頭のオーティズ選手が安打しますが、後続がありません。さらに7回には吉見投手相手に1死からサブロー選手と大松選手の連打で勝ち越し機を作りますが、里崎選手が併殺に倒れ、ここも得点できません。
 するとその裏、3回から6回まで無走者に抑えていた清水直投手が、先頭のデラロサ選手に安打されると、犠打で進塁し、そこから四球などで2死1・2塁となります。ここで先ほど移籍初安打初打点を記録した小池選手が左中間を抜く2点適時二塁打を放ち、ドラゴンズが再逆転に成功します。
 そして8回は続投の吉見投手に、9回は岩瀬投手に抑えられ、そのまま5対7で敗戦となりました。観客数は3万6千7百人ほどでした。
 打線は連日の二桁安打ながら連日の敗戦となりました。この調子だと、「二桁安打を放ったにも関わらず敗戦」の数で記録でも作るのではないか、と思えてきます。そしてチームは連敗で交流戦を終えました。通算成績は10勝14敗とでした。
 5月からの不振から抜け出せずにいますが、四日の休みの間に何とか立て直してほしいものです。

 甲子園で行なわれたタイガース-北海道はアッチソン投手とグリン投手が先発。2回にタイガースが金本選手の13号ソロで先制し、4回に北海道が追いつくと、その裏、走者を一人置いて、金本選手に二打席連続となる14号2ランが出ます。
 さらに5回には赤星選手の適時打で1点差とし、中盤で3点差と早くもタイガースの勝ちパターンになります。
 そして6回は江草投手が抑え、7回からいつもの継投と思いきや、昨日2失点の久保田投手を起用せず、江草投手が続投。これが成功し、7回も0点に抑えます。
 ところが、8回から登板のウイリアムス投手が乱調で、1死から自らの失策で走者を二塁に出すと、適時打二つで1点差となります。
 しかし、北海道の反撃もここまで。その裏、鳥谷選手の犠飛でタイガースがダメ押し点を挙げると、9回は藤川投手が三人で抑えて試合終了。北海道の交流戦連覇はなくなりました。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 東京ドームで行なわれた読売-福岡は内海投手と和田投手が先発。初回、福岡はいきなり無死満塁としますが、大村選手の適時内野安打のみの1点先制に止まります。
 その後、ソロ二本で一時期は読売が逆転しますが、6回に大村選手の適時二塁打を放ち、福岡が追いつきます。
 その後、7回に読売が先頭打者の安打と犠打で好機を作るも無得点。直後の8回表に福岡も同様の好機を作りますが、松中選手の安打で本塁突入した本多選手がアウトになり、こちらも得点できません。
 その裏、和田投手が1死から安打され、昨日本塁打の大道選手を迎えると、福岡は久米投手に継投。これが成功し、0点に抑えます。
 そして迎えた9回表、読売はクルーン投手を投入しますが、先頭の辻選手が安打すると、犠打失策と犠打で1死2・3塁に。続く本多選手の内野ゴロで福岡が勝ち越します。
 その裏、福岡三番手の柳瀬投手に対し、先頭打者が安打しますが、続く坂本選手が犠打失敗の後に三振し、さらに次打者の打席で、代走で入っていた鈴木選手が盗塁失敗します。
 ここで打席の途中ながら読売が代打に清水選手を送ると、福岡も二コースキー投手に継投。打席の途中で投打が変るという珍しい形になりました。そして、二コースキー投手が抑えて試合終了し、3対2で福岡が勝利。すでに北海道が負けていたため、福岡が交流戦初優勝を果たしました。これで交流戦開始4年で全てパリーグが優勝するという結果になっています。観客数は4万5千4百人ほどでした。

 結果的に唯一のデーゲームとなった、広島で行なわれた、広島-東北はルイス投手と岩隈投手が先発。6月に10勝投手同士が対決する、というのはかなり珍しいのではないでしょうか。
 0が並ぶような展開になるかと思われましたが、2回に2死1塁から横川選手が右翼席上段に2号2ランを放ち、東北が先制します。さらに続く3回には2死1・3塁からフェルナンデス選手が適時打を放って追加点が入ります。
 岩隈投手は4回まで3安打無失点に抑えますが、5回に1死から東出選手に安打された後、四球で走者を増やし、続く天谷選手の適時打で1点を返されます。しかし、栗原選手は併殺に抑え、最少失点で抑えます。
 そして、岩隈投手が6回を5安打2四球1失点で抑えると、7回からは田中投手が登板。交流戦終盤ならではの豪華継投となりました。そして、7・8回を1安打に抑えると、9回の1死満塁の好機で打席にそのまま立ちます。ここは粘って2-3にしながらも最後は三振に抑えられます。しかし、その裏を三人で抑え、3対1で試合終了となりました。
 田中投手は「3点差以内で1イニング以上」「連続本塁打されたら同点になる」「3イニング以上投げて交代完了」と、セーブがつく三つの条件全てを満たし、なおかつ無失点という、完璧な形で、プロ初セーブを挙げています。また、岩隈投手は「10勝対決」を制して11勝目で二人並んでお立ち台に。これまた貴重な光景と言えるでしょう。観客数は2万2千7百人ほどでした。
 なお、神宮の東京-合併球団と、横浜の横浜-埼玉はいずれも雨で中止でした。

2008年06月21日

モリシア津田沼とパスタ屋のサービス

 かつてのダイエー津田沼店跡地にできた「モリシア津田沼」に、開業3ヶ月にしてやっと行くことができました。
 基本的な作りはかつてのダイエーとあまり変らない感じでした。三階のサトームセン跡も、そのままヤマダ電機が入っていました。ちなみに、その一角にあるソフトバンクの携帯売場では「購入者に本日の福岡戦チケットプレゼント」をやっており、より「ダイエー時代と同じ」感を感じてしまいました。
 興味深かったのは地下のスーパーでした。同じイオンなのですが、北口にあるイオンでは試食は必ず有人であるのに対し、こちらは半分くらいが「セルフサービス」の試食でした。同じ系列なのに、なぜ違うのか気になるところです。

 昼時だったので、あわせて食事もすることにしました。上にあるレストラン街はダイエー時代とほぼ同じなので、「モリシア」内の店を探しました。1階にタコス屋が、2階にパスタ屋があったのですが、私はあまりタコスが好きでないので、パスタ屋にすることにしました。
 ところが、13時をまわっているにも関わらず、店の前に並んでいる椅子は満席です。かなりの人気だと驚きつつ、並ぶのは嫌だから別の店にしよう、と思っていったん去りました。
 しかし、一回りして戻って見ると、列がはけています。ならばと思い、入ることにしました。しばらく入口で待ったあと、中に通されてみると、かなり空席があります。さらに、注文を取りにくるのが遅い上に、いざ商品を持ってきたのはいいけれど、隣の人に出す始末。接客システムがなっていないのです。この時点で、あの行列も人気というよりは、店の仕組みのせいだという事が分かりました。
 そして、食べ終えた後、レジに行っても誰もいません。このままなら堂々と食い逃げができるな、などと思いつつも、数分間店員さんが来るのを待ちました。
 パスタはそこそこ美味しかったのですが、それ以上に接客の質の低さが印象に残ってしまいました。このサービスが続くようだと、やがて「客捌きのまずさによる行列」すら出来なくなるのでは、と他人事ながら心配になったほどでした。

序盤の失点と効率の悪い攻撃で交流戦負け越し決まる

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-千葉は川上投手と小野投手が先発。今日は福浦選手がスタメン復帰して三番に入り、ズレータ選手が外れました。
 川上投手には過去2試合で、いずれも1安打完投負けという、苦手中の苦手です。今日は、初回に2死から福浦選手が安打しましたが、結局得点には結びつきません。

 するとその裏、小野投手は一死後に移籍即スタメンとなった小池選手を歩かせます。そして続く中村選手の当たりは西岡選手のグラブを弾く安打となり1・3塁に。そして続くウッズ選手に犠飛を打たれて先制されると、さらに和田選手の適時打でいきなり2点を奪われます。
 3回表、先頭の今江選手が安打して、チーム初の対川上投手1試合2安打を達成します。さらに、続く小野投手の犠打をウッズ選手が緩慢な守備でオールセーフにします。しかし、この貰った好機で西岡選手がバント失敗して三塁封殺となり、後続も打ち取られて反撃できません。
 するとその裏、荒木選手の二塁打を足がかりにウッズ選手の適時打で追加点。さらに4回には小田選手の適時打でもう1点入り、小野投手はこの回途中で降板。8安打1四球4失点という内容でした。
 千葉打線は5回もまた先頭の今江選手が安打し、続く代打の早川選手が死球で出て再び無死1・2塁とします。しかしここも1・2番が倒れ、福浦選手が四球を選んで満塁とするも、サブロー選手が倒れて得点できません。
 そして6回には荒木選手に通算一千本安打となる適時三塁打が出るなどで2点を追加され、6点差となります。
 6回途中まで川上投手に、さらに7回まで吉見投手相手に得点できなかった千葉打線ですが、8回から登板の平井投手相手に里崎選手とベニー選手の連打で好機が作ると、今江選手の猛打賞となる適時二塁打でやっと1点を返します。さらに1死から登板のチェン投手から西岡選手が四球を選んで満塁とし、代打にズレータ選手が登場します。一発出れば1点差に迫れるところでしたが、右邪飛に打ち取られます。さらに、ベニー選手が本塁をつくも、英智選手の好返球と小田選手の好ブロックの前に本塁憤死となり、結局この回1点しか取れません。
 そして9回もチェン投手に抑えられて試合終了。10安打放ちながら14残塁で1得点と、今季低迷の象徴とも言える拙攻での敗戦で、交流戦負け越しが決まってしまいました。観客数は3万8千1百人ほどでした。

 甲子園で行なわれたタイガース-北海道は岩田投手とスウィーニー投手が先発。2・3回と先頭打者が安打しながらタイガースは好機を逸します。すると4回、そこまで1安打に抑えてきた岩田投手が先頭の稲葉選手を歩かせると、今日から戦列復帰の高橋選手が安打でつなぎ、スレッジ選手の適時二塁打で北海道が先制。さらに内野ゴロの間に1点が入ります。
 スウィーニー投手は6回を4安打無四球無失点と好投。7回にタイガースは2点を追う展開で久保田投手を起用しますが、2死無走者から連打と四球で満塁とし、稲田選手の2点適時打で北海道が4対0とします。
 そして以下は宮西投手をはさんで、武田久投手・マイケル中村投手の完封リレーで4対0で勝利。福岡が敗れたため、明日勝てば交流戦連覇となっています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 神宮で行なわれた東京-合併球団は川島亮投手と山本投手が先発。東京は1点を追う5回に福地選手の適時二塁打で追いつくと、続く宮本選手に適時内野安打が出て逆転。6回には押し出しで追加点を挙げます。
 そして6回から投げた継投陣が合併球団打線を1安打に抑え、最後は林投手が締めて4対2で東京が勝利。遅ればせながら今季交流戦本拠地初勝利を飾っています。観客数は1万5千人ほどでした。

 横浜で行なわれた横浜-埼玉は那須野投手と帆足投手が先発。横浜が金城選手の先頭打者本塁打で先制するも、埼玉が本塁打3本で4対1と逆転します。
 そのまま迎えた8回裏、1死から安打と四球で走者を溜めると、村田選手が17号3ランを放って追いつきます。
 そのまま延長に入った10回裏、前の回から投げていたグラマン投手に対し、2死無走者から村田選手が二打席連続となる18号サヨナラ本塁打を放って5対4で横浜が逆転勝利。5連敗となった埼玉は、パリーグ2位の北海道とのゲーム差が1となっています。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 東京ドームで行なわれた読売-福岡はグライシンガー投手と杉内投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万5千8百人ほどでした。なお、広島で行なわれる予定の広島-東北は雨で中止でした。

2008年06月20日

速度向上のためにまず削除するアプリ?

 社内回覧でまわってきた業務情報誌のパソコン欄で「速度向上」が取り上げられていました。五つほどの手法が紹介されているのですが、まず出てきたのは「無駄な常駐ソフトのアンインストール」でした。
 別にアンインストールまでせず、常駐を切るだけでいいような気もしますが、それ自体は間違ってはいません。ところが、そこで「具体的な方法」として掲載された画面を見た時は驚きました。何と、その画面ではノートンアンチウィルスを削除していたのです。

 この記事を作った人が、ノートンにどんな恨みがあるのか分かりません。しかし、よりによって、アンチウィルスソフトの削除を例示する事はないでしょう。それによって得る速度向上という利点と、ウイルスから無防備になるという危険性を比べれば、どう考えても後者のほうが重大です。
 これを読んで、「これはあの雑誌に載っていたやつだな。まずこれから削除するか」などとやってしまう人がいないかと心配になりました。
 また、この記事一つのおかげで、他の総務とか経理について書かれた記事も大丈夫なのか、と不安になりました。

2008年06月18日

車内での携帯通話

 帰りの電車に乗っていたら、目の前に立っていた人が携帯で会話を始めました。その後、隣に座ったのですが、間断なく通話をし、「今、○○駅に着いた」などと言っています。
 私は別に目の前だろうと隣だろうと、携帯での会話は気になりません。特に今日はそれまで隣に座っていたのが、活発に会話する学生さんだったので、より気になりませんでした。
 とはいえ、世間一般ではこれは「マナー違反」となります。気の短い人がいたら、この人を怒鳴りつけていたかもしれません。
 こういうのを見ると、以前にも書きましたが、携帯通話を自由にできる車両を作り、気兼ねなく会話できる環境も提供しては、と思います。ついでに、着信音も可にすれば、なかなか面白い車内風景になると思うのですが・・・。
 優先席のない六扉車あたりで実験的に行なってみたらどうか、などと、隣の人による間断ない通話を聞きながら思った、帰宅時のひとときでした。

ソロ一本のみに抑えられ、連勝止る

 横浜で行なわれた横浜-千葉は小林投手と渡辺俊介投手が先発。今日は昨日序盤で交代した福浦選手に代わってズレータ選手が三番に入った以外は、昨日と同じ野手陣でした。その福浦選手ですが、代打で出て安打したものの、即座に代走が送られていました。どこか痛めていないか心配です。
 初回は三人で抑えた渡辺俊投手ですが、2回にいきなりの連打で無死2・3塁とされ、内野ゴロの間に先制されます。

 さらに3回には1死から四球を出すと、続く仁志選手に適時二塁打が出て、追加点を奪われます。
 一方、三試合連続二桁得点中の打線ですが、序盤、毎回先頭打者が出塁します。しかし、初回は盗塁失敗、二回は併殺、三回はエンドランおよび犠打失敗などがあり、いずれも得点には結びつきません。
 しかし5回、この回先頭の大松選手が10号ソロを放って1点差とします。大松選手は初の二桁本塁打となりました。
 渡辺俊投手は5回の1死2・3塁を凌ぎ、6・7回は三人で抑え、味方の反撃を待ちます。そして8回、三番手の寺原投手に対し、1死からの三連打で満塁として中軸に回ります。しかし、ズレータ選手、さらにはサブロー選手が倒れ、逆転機を逸します。
 こうなると、試合の流れは完全に向こうに。その裏、二番手のシコースキー投手が2ランを喫して1対4に。そして9回は三人で抑えられ、試合終了となりました。
 渡辺俊投手は二試合連続で援護が1点のみ。前回は完封勝利しましたが、今日は2失点ながら敗戦投手となってしまっています。観客数は1万6千人ほどでした。

2008年06月17日

Hub名人

 先日、秋葉原のヨドバシでUSBハブを見ていたところ、16ポートHub名人なる商品がありました。
 他のUSBハブが多くても8ポートくらいしかないにも関わらず、その倍もある16ポートには驚きました。同時に、従来のHUBとは一線を画したネーミングには半ば呆れました。
 さて、今回の将棋名人戦では、五期ぶりに羽生さんが名人に復帰し、さらに「十九世名人」の称号を得たそうです。
 そのニュースを聞いた時に思いだしたのが、この16ポートUSBハブでした。これで、この商品も名実ともに「名人」になれたわけです。
 折角だから、「十九世名人」記念に「19ポートHub永世名人」という商品を出せば、などとも思いました。

三試合連続の二桁得点で今月二度目の三連勝

 横浜で行なわれた横浜-千葉は桑原謙投手と成瀬投手が先発。今日は前の試合でサヨナラ打のズレータ選手をはじめ、外国人選手が全てスタメンから外れるという「純国産打線」でした。
 前の試合では打ちあぐねていた桑原謙投手に対し、初回、死球と二塁打で無死2・3塁とすると、福浦選手の2試合連続となる先制適時打が出ます。さらに、続くサブロー選手が今季1号3ランを放つと、さらに早川選手の適時三塁打で一挙5点。三試合連続で初回打者一巡となりました。

 さらに3回には今江選手の適時打の後、西岡選手が早くも自己シーズン最多となる7号2ランが出ます。そして、代打で登場したズレータ選手に5号2ランが出て、3回で早くも三試合連続二桁となる11点を挙げます。
 ここ2試合は大量援護を貰った後、先発投手が中盤に失点して追い上げられましたが、今日の成瀬投手は4回に吉村選手に昨年に続くソロ本塁打を浴びたものの、失点はそれのみ。7回を7安打ながら無四球1失点に抑えます。
 打っては終盤にオーティズ選手の6号2ランと里崎選手の5号ソロでダメ押しし、今季最多の14点を挙げました。
 そして、8回の伊藤投手を挟んで、9回は二年目の松本投手がプロ初登板。三者凡退でデビュー戦を飾り、14対1と大勝しました。これでチームは今月早くも二度目となる三連勝となっています。観客数は1万5千7百人ほどでした。

2008年06月16日

2008/6/16の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

筋肉痛とラジオ体操

 昨日は散歩したりと体を動かしていたのですが、今日になって先週の長期出張での疲れが筋肉に来て、体を動かすのがきつくなりました。筋肉痛は、年と共に日を置いてやってくる、というのは知っていましたが、実際に経験すると、改めて自分が年を食ったことを実感させられます。
 というわけで、当初は夕方に二軍のナイターを観に行くつもりだったのですが、体が動かず断念。結局、床屋と買い物に行った以外は、ずっと家にいました。
 あまりの筋肉痛ぶりに、相方には「普段からラジオ体操でもやって体をほぐしたらなどと言われ、動画サイトのラジオ体操を紹介されたりしました。確かにそのくらいしないと、今後、より一層体がなまってしまうかもしれない、などと思いつつ、筋肉痛に悩まされながら一日を過ごしました。

2008年06月15日

7点差を追いつかれるもサヨナラ勝ち

 千葉で行なわれた、千葉-タイガースは小林宏之投手と鶴投手が先発。今日は昨日四番のサブロー選手が外れ、大松選手が久々の四番に。そして、早川選手が九番中堅でスタメン復帰しました。
 初回、小林宏投手は三者凡退と、上々の立ち上がりを見せます。するとその裏、プロ初登板初先発である鶴投手に対し、いきなり西岡選手が安打すると、根元選手とのエンドランも決まって1・3塁に。そして続く福浦選手にも適時打が出て、あっさり千葉が先制します。
 さらに大松選手が歩いて満塁とすると、里崎選手がフルカウントから2点適時打を放ち、さらにオーティズ選手も適時二塁打を放ち早くも4点目。ここで鶴投手は1死も取れずに降板となりました。

 さらに、急遽救援した江草投手に対してベニー選手が2点適時打を放ち、昨日に続いて初回で6点を挙げます。ここまでが鶴投手の自責点となるのですが、1死も取っていないので、防御率が算出できません。仮に1死を取ったと仮定すると、162点となるのですが・・・。
 そして続く2回は先頭の福浦選手が安打し、四球の後、右飛で三塁に進み、オーティズ選手の犠飛で生還と、1安打で1点を追加します。
 一方、2回まで無安打に抑えた小林宏投手ですが、3回に先頭の矢野選手に安打されると、2死後に安打と四球で満塁とします。しかしここは金本選手を一塁ゴロに打ち取り、得点を与えません。
 さらに5回の無死1塁も併殺で凌ぎ、勝ち投手の権利を手に入れます。しかし、6回に連続二塁打で無死2・3塁とされると、金本選手に痛打されます。これを早川選手が美技で抑えたものの、犠飛にはなってまず1点を替佐荒れます。さらに、桧山選手の適時二塁打およびフォード選手の適時内野安打でこの回3失点。結局、6回を7安打2四球3失点で、この回での降板となりました。
 しかし、その裏、三番手の橋本健投手相手に、四球二つで走者をためると、大松選手に適時三塁打が出て、2点を追加。再び6点差とします。
 さらに7回からは小野投手が登板し、三人で抑え、再び流れを戻したかと思われました。
 しかし8回、続投の小野投手がいきなり新井選手に安打されると、金本選手が右翼席に11号2ランを放って4点差に。さらに桧山選手が二塁打を放ち、小野投手は降板となります。続く鳥谷選手は高木投手が抑えたものの、続いて登板した久保投手がまた誤算。初球を葛城選手に右翼席に運ばれて2点差にされると、さらに2安打と四球で2死満塁と、長打が出れば逆転、という場面で新井選手を迎えます。
 ここで千葉は、この回四人目となるシコースキー投手を起用。昨日は1死も取れずに降板していますが、今日は新井選手を三球三振に打ち取ります。
 その裏、タイガースは2点を追う展開ながらもウイリアムス投手を起用。西岡選手が安打したものの、根元選手・福浦選手が連続三振に抑えられ、突き放すことができません。
 そして9回、荻野投手が登板しますが、いきなり金本選手に二塁打された後、桧山選手の内野安打で無死1・3塁とし、続く鳥谷選手の適時打で1点差に。さらに、1死後に矢野選手の犠飛でついに9対9の同点となってしまいます。
 とはいえ、同点止まりなので、タイガースは必勝継投はできず、9回裏には渡辺投手を起用。簡単に二死を取られますが、そこからオーティズ選手が四球を選びます。ここで、打順は守備固めで入っていた大塚選手でしたが、代打に昨日および今日ここまで出番がなかったズレータ選手が登場。簡単に追い込まれましたが、続く三球目を右中間に弾き返すと、一塁走者のオーティズ選手が激走し、サヨナラ勝ちとなりました。
 7点差を追いつかれたのは褒められた事ではありませんが、要所でさらなる得点を与えなかったのが、サヨナラにつながったと言えるでしょう。特に、8回裏のシコースキー投手の活躍は大きかったと思います。
 これで千葉はタイガースに連勝し、カード勝ち越しも決めました。一方のタイガースは今季初の3連敗となっています。まあ、ここまで3連敗がなかった、という事が凄いと言えるのですが・・・。タイガースにはぜひとも、今日を最後の3連敗とし、そのままCS優勝まで突っ走ってほしいものです。観客数は連日の満員御礼となる3万18人でした。

 札幌で行なわれた北海道-東京はグリン投手と村中投手が先発。3回に川島慶選手の二塁打を放つと、犠打で三塁に進み、内野ゴロの間に生還して、東京が先制します。さらに5回には1死から宮本選手が通算1500本目となる安打で出ると、青木選手の適時二塁打で追加点を挙げ、1死後にはユウイチ選手にも適時二塁打が出て、3対0とします。
 ここのところ勝星がなかった村中投手ですが、今日は初回・6回に先頭打者に安打されたものの中軸を押さえるなど、北海道打線を抑えます。結局、7回を4安打1四球無失点という内容でした。
 そして8回は押本投手が抑え、9回は昨日サヨナラ負けした林投手が登板。簡単に2死を取りますが、そこから小田選手に本塁打され、さらに安打もされますが、最後は抑え、3対1で東京が勝っています。観客数は3万1千5百人ほどでした。

 仙台で行なわれた東北-読売は岩隈投手とグライシンガー投手が先発。0対0で迎えた3回裏、1死から四死球で東北が好機を貰うと、草野選手の2点適時二塁打で先制し、さらに山崎武選手にも適時打が出て、東北がこの回計3点。グライシンガー投手はこの回で降板となりました。
 その後、東北は追加点機を逸しますが、岩隈投手は安打こそされるも、要所を締めます。終わってみれば7安打ながら無四球で完封し、2004年以来となる10勝目を早くも挙げています。観客数は2万449人でした。

 所沢で行なわれた埼玉-広島は帆足投手とルイス投手という好調同士の対決。ともに本来の調子という感じではなく、5回を終わって2対2という展開になります。
 そして迎えた6回、この回先頭の石原選手が4号ソロを放って勝ち越します。さらに8回には1死から木村選手が安打し、牽制で誘い出されるも二塁セーフに。そして続く赤松選手に適時打が出て、広島が追加点を挙げます。
 ルイス投手は7回を7安打1四球ながら2失点にまとめ、8回は横山投手が抑え、9回は永川投手が中軸を三人で抑えて通算100セーブを達成。広島が4対2で勝って3連勝しています。観客数は2万8千6百人ほどでした。

 福岡で行なわれた福岡-横浜は和田投手と佐藤投手が先発。今日も初回に横浜が先発しますが、その裏、松中選手の12号ソロで福岡が追いつくと、2回に中西選手の2号2ランが出て福岡が勝ち越します。
 その後も福岡は着実に追加点を挙げ、一方、和田投手は昨日の杉内投手に続き、「スミ1」で1失点完投。6対1で福岡が連勝し、交流戦単独首位になっています。観客数は3万4千7百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれた合併球団-ドラゴンズは近藤投手と中田投手が先発。0対0で迎えた6回表、内野安打と犠打失策でドラゴンズが好機を作ると、中村紀選手の適時打で先制し、さらにウッズ選手・和田選手に連続適時打が出て、この回、4点を先制します。
 中田投手は7回まで0点に抑えますが、8回に後藤選手に2試合連続となる5号ソロを喫するなど2点を返されます。しかし9回は、昨日逆転サヨナラ本塁打を喫した岩瀬投手が三人で抑えて試合終了。4対2でドラゴンズが勝っています。観客数は2万6千1百人ほどでした。

パサール幕張にたどりつけず

 家から歩いて10分くらいの所にある幕張パーキングエリアの下り側が、3月に大改装してパセール幕張となりました。
 ネットで見た情報によると、外から歩いて入れる、との事です。行ってみようと思いつつ、忘れていたのですが、昨日の帰りがけに、パセール幕張で開業予定の店による人材募集広告を見た事もあり、今朝、買い物がてら行くことにしました。

 以前、周辺に広がる荒れ野原を探索した時、幕張パーキングエリアの従業員入口を見た事がありました。そこで、あのあたりを適当に歩けば入口に着くだろう、と軽く考えて、高速道路沿いを歩きました。
 ところが、この考えは甘く、高速道路沿いの道はすぐに途絶えていました。その後、かなり歩いた後、何とか敷地周辺まで着きました。しかし、入口らしきものは見あたらず、しかも、工事が行なわれています。
 もしかして、既に開業しているのは上りだったのか、と思い、高速道路の下をくぐって逆側に行ったのですが、こちらも工事中でした。どうやら、最初に見たのは、下り側の拡張工事だったようです。
 結局、一時間近く歩いて得られた成果は、「7月開業予定の上り線側に行くのは比較的簡単」というのと、「上り線側のすぐ脇の草むらから、ウグイスの鳴き声が聞こえた」の二点だけ。付き合わせた相方には悪いことをしてしまいました。
 とりあえず、上り線が開業したら最短距離で行くことにより、今回の失敗を挽回したいものです。

2008年06月14日

終盤の猛追を凌いで勝利

 千葉で行なわれた、千葉-タイガースは清水直行投手とアッチソン投手が先発。今日は始球式として、スポンサーであるJR東海がらみでの舞妓さんが投げ、西岡選手と交友がある千代大海関が打つ、という異色の取り合わせでした。
 結局、舞妓さんの投球は届かなかったのですが、その後、千代大海関は、スタンドに球を打ち込むという、ファンサービスをしていました。
 今日は一軍復帰後ずっと三番を打っていた里崎選手が六番に下がり、代わりに福浦選手が約三週間ぶりの三番復帰となりました。また、三試合連続で無安打のズレータ選手が外れ、サブロー選手が四番に戻っています。

 初回、清水直投手はいきなり赤星選手に安打されると、続く関本選手にバントの構えから左前にヒットエンドランを決められます。そして続く新井選手の打球は右翼フェンス直撃の適時二塁打に。さらに大松選手が打球処理を誤る間に、一塁走者の関本選手が生還して新井選手も三塁に進みました。
 いきなり2点取られてなお無死3塁という状況でしたが、ここで清水直投手は金本選手と林選手を連続三振に打ち取り、四球の後に矢野選手も打ち取ります。
 するとその裏、先頭の西岡選手が歩き、さらに1死から福浦選手も歩いて1・2塁となります。ここでサブロー選手が適時打を放つと、続く大松選手も先ほどの守備を取り返す適時打で同点に。さらに里崎選手が逆転適時打と三者連続適時打であっさり逆転。打順の組み替えの効果が早速出ます。
 さらにオーティズ選手が犠飛を放った後、ベニー選手に3号2ランが出て、一挙6点を挙げました。
 逆転してもらった清水直投手が2回を三者凡退に抑えると、その裏、安打と打撃妨害で1・2塁とし、サブロー選手に2打席連続の適時打が出て1点を追加。序盤で流れを掴みます。そして3回もオーティズ選手の5号ソロの後、ベニー選手に安打が出てアッチソン投手をKO。さらに二番手で登板の阿部投手から西岡選手が6号2ランを放ち、序盤で二桁得点を挙げました。
 清水直投手は3回以降も走者は出しますが、要所を締めます。5回も先頭の関本選手に二塁打されるも、三番からの中軸三人を抑え、0点に抑えます。
 しかし6回、先頭の鳥谷選手に本塁打され、さらに藤本選手の犠飛でもう1点取られます。結局、この回で降板となりますが、6回を9安打1四球4失点というやや不本意な内容でした。ただ、初回2点を取られてなお無死3塁を抑えたのは大きかったと言えます。
 7回からはシコースキー投手が登板しますが、いきなり連打で無死1・3塁とされ、金本選手を迎えます。ここで千葉は高木投手を起用します。この40歳対決は、金本選手の難しい当たりを福浦選手が好捕して一塁走者をアウトに。その間に、三塁走者が生還しますが、その後併殺もあって、ここも無死1・3塁を1点のみに抑えます。4回以降、タイガース継投陣に打線が抑えられて雰囲気が悪くなっていただけに、ここを最少失点で抑えたのは大きかったでしょう。
 そして8回、ここから登板の川崎選手が、いきなりフォード選手に本塁打されて4点差になると、即座に久保投手に降板。甲子園で好投した久保投手がここもタイガース打線を抑えます。
 そして9回は4点差ながら、三番からの攻撃という事もあり、荻野投手が降板。三人で抑え、10対6で千葉が勝利。初回の攻防が明暗を分けた試合となりました。観客数は満員御礼となる3万22人でした。
 試合後のヒーローインタビューはベニー選手と西岡選手でしたが、西岡選手は「僕がヒーローですか?」と言いました。そして試合前の円陣で声だしをしてもらった千代大海関をヒーローに指名します。
 すると、その千代大海関が登場して壇上に。ファンの「千代大海コール」を受け、右翼席前での万歳三唱と、フィールドシートでのハイタッチを、ベニー選手・西岡選手と一緒にやっていました。その千代大海関の行動について、解説の金村氏が「これ、マスコミに問題視されないのかな」に対し、デニー友利氏が「朝青龍関が同じ事をやったら、やくみつるが何か言いそうですね」などと返したのには笑いました。

 札幌で行なわれた北海道-東京はスウィーニー投手と川島堅投手が先発。4回までともに無安打という投手戦となり、5回裏に先頭の稲葉選手が二塁打を放ちますが、内野ゴロで挟殺され、結局0点に終わります。すると、直後の6回に先頭の宮本選手がチーム初安打を放ち、2死2塁からユウイチ選手の適時打で東京が先制します。
 しかし7回裏、連打で無死1・3塁の好機を作った北海道が稲葉選手の適時打で同点に。そのまま1対1で延長に入ります。
 そして迎えた10回裏、東京は林投手を起用しますが、先頭の稲葉選手が安打すると、スレッジ選手の飛球を三塁手と左翼手がぶつかって安打になります。さらに、小谷野選手の犠打が内野安打となり、無死満塁となります。
 しかしそこから林投手が踏ん張って2死満塁までこぎつけます。ところが、紺田選手の打席で、三球目を紺田選手が振ろうとしてバットを止めると、それが視界を遮ったのか、川本選手が後逸し、北海道が2対1でサヨナラ勝ちしました。
 今日は「おやじナイト」と称して、グランド整備を、公募で「おやじ」にやってもらうなどという企画をやっていました。それもあって、観客数は4万58人でした。

 福岡で行なわれた福岡-横浜は杉内投手と那須野投手が先発。初回、金城選手の先頭打者本塁打で横浜が先制します。一方、那須野投手は3回まで無走者投球。四回に先頭打者に安打されますが、盗塁失敗の後、中軸を連続三振に抑えます。
 2回以降安打のなかった横浜打線ですが、6回に先頭の野中選手が安打すると、犠打と四球で2死1・2塁となりますが、牽制死で追加点が入りません。
 その裏、先頭の中西選手が安打します。続く的山選手の打席で、投球が足の近くをかすめますが判定はボール。的山選手は靴下を脱いで当たった跡をアピールしますが、死球になりません。しかし、その後の犠打を那須野投手が悪送球し、結局無死1・2塁になります。
 さらに続く本多選手は犠打を失敗し、小飛球になります。これをワンバウンドで取れば、最低でも併殺、場合によっては三重殺でしたが、那須野投手が普通に取ったため、1死1・2塁に。そして四球で1死満塁として松中選手が逆転の2点適時打を放ち、続く小久保選手にも適時打が出て、3対1となります。
 杉内投手は4安打1四球で、先頭打者本塁打のみの「スミ1」に抑え、完投で6勝目を挙げています。観客数は3万4千人ほどでした。

 所沢で行なわれた埼玉-広島は岸投手と高橋投手が先発。ところが、1回裏、高橋投手は1死満塁としたところで、首の違和感を訴えて降板してしまいます。しかし、ここで緊急救援となった長谷川投手が、GG佐藤選手と中村選手を連続三振に打ち取ります。
 すると、直後の2回表に倉選手の適時二塁打で広島が先制。さらに3回には2点、4回には3点と得点を重ね、序盤で6対0とします。
 長谷川投手は結局8回まで投げて、ソロ本塁打の1本のみ。9回に2点を追加した広島が8対1と快勝し、一昨日の千葉に続き、所沢での連敗も止めています。観客数は3万3百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれた合併球団-ドラゴンズは山本投手と川上投手が先発。ドラゴンズは藤井選手・ウッズ選手・和田選手、合併球団は後藤選手・ローズ選手にいずれもソロ本塁打が出て、3対2で9回裏を迎えます。
 ここでドラゴンズは当然ながら岩瀬投手を起用します。しかし、先頭の代打・下山選手に中前に落とされると、続くカブレラ選手が左翼席上段に11号サヨナラ2ランを放ち、合併球団が4対3で勝利。岩瀬投手はプロ10年目で初のサヨナラ被弾となりました。観客数は2万5千2百人ほどでした。
 なお、仙台で行なわれる予定だった東北-読売は、地震およびそれに伴う交通機関の乱れのため、中止となっています。

防火ポスターと、のぞみ通過駅

 東海地域出張時に印象に残った話を二件ほど。
 一つは、名古屋の街中で見かけた、ドラゴンズの岩瀬投手と山井投手を起用した、警察による「犯罪・交通事故シャットアウト!」というポスターでした。言うまでもなく、昨年日本シリーズ最終戦の「完全継投」を意識して作ったものと思われます。
 興味深いのは二人の位置関係で、岩瀬投手が前面に出て、山井投手は背景みたいになっています。8回まで無走者に抑え、試合翌日の報道でも「主役」になったのは山井投手だったわけですが、やはり、普段の活躍度からすると、岩瀬投手が「主役」になるのが名古屋的には自然なのだろうか、などと思いました。

 さて、最後の仕事は静岡で、そこから新幹線で帰りました。駅の時刻表を見たところ、日中は一時間につき、ひかり一本に、こだま二本というダイヤでした。ここの所、出張で何度か新幹線を使っていましたが、のぞみ停車駅ばかり使っていました。そこでは、それこそ10分で3本くらいの割合で発車したりしていました。
 静岡も県庁所在地なわけですが、それでもこの本数なわけで、のぞみ停車駅とそうでない駅のギャップに驚かされました。
 さらにこれが掛川とか新富士とかいった、ひかり通過駅だと、一時間に二本とさらに減るわけです。
 もちろんそれでも、新幹線の駅がない所に比べれば格段に便利なわけです。とはいえ、同じ東海道新幹線でも、駅によってこれだけ差がある、というのには少々驚きました。

今更ながら広島二連戦

 11・12日に千葉で行なわれた対広島二連戦の初戦は渡辺俊介投手と大竹投手が先発。渡辺俊投手は初回先頭打者に安打された後、広島打線を無安打に抑えます。
 一方、打線は初回・二回と好機を逸したものの、5回に福浦選手の安打を足がかりに、西岡選手の適時二塁打で先制。結果的にこれが両チーム唯一の得点になりました。
 渡辺俊投手は2回から7回まで無安打に抑え、8・9回こそ安打されたものの、3安打2四死球で今季初完封を達成。1対0での完封は初めての事です。また、チームは約1ヶ月半ぶりの3連勝となっています。観客数は2万4千7百人ほどでした。

 4連勝をかけて臨んだ12日の試合は唐川投手と前田健投手という若手対決。1回裏に3連打などで千葉が3点を先制しますが、唐川投手は3回に失点した後、1点ずつ返され、追いつかれて5回途中で降板となってしまいます。
 その後、今江選手の2点適時二塁打で再び2点を勝ち越すも、直後の7回表、3番手の伊藤投手が出した走者を、4番手の久保投手が適時打されて1点差となり、さらに5番手の川崎投手が嶋選手に逆転2ランを喫します。嶋選手はこれが2号本塁打ですが、前の本塁打も千葉戦での代打本塁打でした。
 その後は広島継投陣に抑えられ、さらに8・9回にも追加点を奪われ、8対5で敗戦。5月からの不振時の定番となった、「先発投手がリードを守れず、さらに継投陣が打たれて逆転負け」という展開で、連勝が止ってしまいました。観客数は2万3千6百人ほどでした。

2008年06月13日

12勤1休(?)

 今月は今日まで休みが一日で、しかもその貴重な休みの日にかなり体力を使う用事を入れて、一日中外出していました。しかも、今週は4泊5日の出張という強行日程。休みの日の用事は自分の意思で入れたのですから、自業自得に近いものがありますが、さすがに疲れました。
 まあ、終わってみれば、これもいい経験になったと思っています。
 ちなみに、一年半ほど前、二日間の激しい肉体労働を含む11日連続勤務した時は、翌週に帯状疱疹でぶっ倒れました。今回は、同様の事がなきよう、明日と明後日は休養し、体調を整えようと思っています。

名城線とミューチケット

[ 交通 ]

 昨日は取引先の人と飲みに行って楽しく杯を重ねました。そして、ホテルに着いて家に電話したら眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまいました。
 ちなみに割り勘だったのですが、同じ仕事関係の飲食でも、「経費」で飲むときより、「自腹」で飲むときのほうが話も楽しいし、酒も食べ物も美味いと感じるのは私だけでしょうか。
 それはさておき、今日のネタは鉄道関係の話です。今回、移動で名古屋市営地下鉄名城線を使いました。数年前に両端がつながり、環状線になった路線です。
 今回、環状線になってから初めて乗ったのですが、列車種別が「右回り」「左回り」となっていました。また、英語表記では「時計回り・反時計回り」となっていました。

 既存の環状鉄道である山手線・大阪環状線では「内回り」「外回り」です。他の環状運転をする電車・バスなどは、たいてい、先に通る経由地を記載する事によって区別しています。したがって「右回り」「左回り」という表記は新鮮でした。
 あと、所要時間が記載されている路線図に、全駅分の時間が記載されており、右回り用ホームの場合、普通に乗れば3分で着く一つ左の駅のところに「47分」とわざわざ右回りした時の所要時分を記載していた事も印象に残りました。
 また、今日は名古屋から一度岐阜に行って仕事をし、さらにそこから豊橋で仕事、さらにはそこから静岡に行く、という行程でした。地理感覚のない人はとんでもない計画を立てるものだ、と半ば呆れましたが、おかげで、名鉄特急を端から端まで乗り通すことができました。
 せっかくだからと自腹で展望車の券を買ったところ、購入者第一号だったためか、1号車1列A番のという「首席」を取ることができました。その番号を見たときは、「そういえば、行きの新幹線では4号車4列C席」という「忌み言葉ゾロ目」だったな、今回はゾロ目に縁があるのだろうか、などと思いました。
 さて、名古屋までは貸し切り状態だったのですが、名古屋からはほぼ満席になりました。ここの有料特急券は「ミューチケット」と言います。途中で、車掌さんが検札に来たのはまあ当然ですが、その後、終点の手前では回収に来たのは、これまで経験がなかっただけに驚きました。
 あと、同じ展望車の最前列に乗っていた人たちは、いずれも席につくとすぐ、ミューチケットをテーブルの上に出していました。これまた、他の指定席で見た事はなく、名鉄ならではの風習なのだろうか、などと思いました。
 9時半出勤でホテルに着いたのが0時半という強行軍でしたが、とりあえず、その名鉄特急で過ごした1時間数十分は楽しめたので、よしとすることにしました。

2008年06月10日

名物を食べまくり

 昨日、「名古屋名物を食べれない」などと書いたのですが、その後、0時過ぎに再度街に出たところ、名古屋コーチンの手羽先を出す店に遭遇、早速、名物を楽しみました。味もそうですが、手羽先と一緒に、手ふきが二枚出てきたのが印象に残りました。
 そして、昼は会社の人に味噌カツ丼の店に連れて行ってもらいました。その店の昼のメニューは味噌カツ丼だけ、といった徹底した所で、有名人の写真なども飾ってありました。一方で、店員は味噌汁セットを頼んだにも関わらず持ってこない、などと言ったサービスぶり。さらに、店内の至る所に「写真撮影禁止」と書かれていたのも、何だかな、と思いました。
 まあ、味としては味噌カツを堪能できたので十分満足できました。

 夜は21時帰着だったので、さすがに店を探す気にはならず、コンビニですまそうと思いました。すると、麺類のところに、ざるきしめんが売っていました。関東のコンビニで、きしめんを売っているのを見たことはありません。そう考えると、これまた立派な名古屋名物と言えるでしょう。
 というわけで、一転して、名物を堪能できた一日となりました。残るは味噌煮込みうどんと、大須観音周辺見物ですが、何とか仕事を上手く片付けて、その二つも堪能したいものです。

2008年06月09日

2008/6/9の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

名物が見あたらず

 出張で今日から名古屋の栄に泊っています。せっかくだから夕食は名古屋らしいものを食べようと、繁華街に出ました。しかし、味噌カツ屋も、きしめん屋も、味噌煮込みうどん屋も見あたりません。
 一方で、「本場長崎ちゃんぽん」とか、「熊本直送馬刺し」や「広島お好み焼き」などといった看板は目に入ります。
 結局、10分くらい歩きましたが、それらの店は見つからず、チェーン店風の定食屋で夕食をすませました。
 せめて、何か名古屋らしいものを、とメニューを見たのですが、とんかつ定食はあるものの、かけるのは、「とんかつソースかデミグラスソース」の二択となっており、味噌ソースはありません。
 というわけで、結局食べたのは、野菜炒め定食でした。明日はもう少し情報を集めるなどして、何とか「名物」を食べたいものです。

中盤の本塁打攻勢で、約1ヶ月ぶりの連勝

[ 野球 ]

 神宮で行なわれた東京-千葉は村中投手と小野投手が先発。小野投手は1ヶ月ぶりの一軍登板となりました。なお、代わって堀選手が登録抹消されています。
 今日は、オーティズ選手が、今季初となる二番に入りました。他も、左の村中投手が予想された事から、西岡選手を含め、右打者を並べた布陣でした。
 初回、西岡選手の第5号先頭打者本塁打が出て、復帰直後の小野投手を早速援護します。しかし、小野投手は初回2死からの連打された危機は凌いだものの、続く2回に先頭打者から連打されて無死1・2塁となり、川本選手に2点適時二塁打を喫して逆転されます。

 直後の3回、こちらも安打と四球で無死1・2塁とします。しかし、その途中で豪雨が降って試合が中断となり、再開した直後に併殺があり、この好機を活かせません。
 しかし5回に先頭の西岡選手が四球で出ると、盗塁を決めた後、神宮と相性がいい里崎選手に4号2ランが出て逆転します。
 しかしその裏、小野投手は先頭の福地選手に3号ソロを打たれ、即座に追いつかれます。
 ところが直後の6回、こちらもこの回先頭の今江選手が5号ソロを放って勝ち越しに成功。今日は、イニング先頭の打者が本塁打、というのが3回ありました。
 小野投手はこの回の攻撃で代打を送られて交代となりました。5回を8安打1四球3失点という内容でした。
 その裏から登板した伊藤投手が三人で抑えると、続く7回表にはサブロー選手の適時打で追加点を挙げます。
 さらに7回2死から伊藤投手が安打され、打席に青木選手を迎えると、高木投手が登板して抑えます。
 そして、四番手の久保投手が8回を三人で抑えると、9回は荻野投手が登板。2安打こそされましたが、東京打線を0点に抑え、連日のセーブを挙げました。
 これでチームは5月13日以来となる連勝となっています。また、交流戦で対東京の勝ち越しを決めました。交流戦で連覇した時、一年目は負け越しで二年目は五分でした。それが、今年のような交流戦最下位争いしている年に勝ち越すのですから、面白いものです。観客数は1万1千3百人ほどでした。

 甲子園で行なわれたタイガース-合併球団は下柳投手と近藤投手が先発。4回に失策の後に二塁打が出て無死2・3塁とすると、続く金本選手に2点適時二塁打が出てタイガースが先制します。さらに犠飛二本でこの回合計4点を挙げました。
 下柳投手は6回を7安打無四球で1失点。7回頭から今日は江草投手が登板し、そこから久保田投手・ウイリアムス投手と三人で2/3イニングずつ抑えた後、9回は藤川投手が三者連続三振で締め、タイガースが4対1で勝ち、連勝を5としています。観客数は4万2千7百人ほどでした。

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-東北は山本昌投手-田中投手という、23歳差対決になりました。4回に英智選手の2点適時三塁打が出てドラゴンズが先制すると、続く小田選手も適時打を放ち、この回3点が入ります。
 山本昌投手は5回まで東北打線を3安打無得点に抑え、通算197勝目の権利を得ます。しかし6回、1死から安打の後に盗塁され、続く高須選手に2点適時打を喫して降板となります。ここで二番手に防御率リーグ二位での吉見投手が登板しますが、四死球で二死満塁とした後、憲史選手に2点適時打が出て同点に。山本昌投手の権利が消えてしまいました。
 そしてその裏、二番手の青山投手から、先頭の中村紀選手が二塁打すると、井上選手の適時打で勝ち越し、さらには英智選手の本日3打点目となる二塁打が出るなど、即座に3点を取り、再び3点差とします。
 交代直後こそ乱れた吉見投手ですが、7・8回は完璧に抑えます。そして9回は岩瀬投手が1安打されたものの0点に抑え、ドラゴンズが6対3で勝っています。観客数は3万7千5百人ほどでした。

 横浜で行なわれた横浜-北海道は佐藤投手とグリン投手が先発。4回に北海道が逆転しますが、その裏に横浜が3点を取って逆転。その後は打線爆発で、終わってみれば13対3と横浜の大勝でした。観客数は9千7百人ほどでした。

 広島で行なわれた広島-福岡はルイス投手と和田投手が先発。初回に嶋選手の2点適時打で先制した広島が、3回には栗原選手の7号ソロで追加点を挙げ、和田投手は4回を投げたところで代打を送られました。
 6回には小久保選手の適時二塁打で福岡も1点を返しましたが、8回にはその小久保選手の大学の後輩で、読みも同じ小窪選手に2点適時二塁打が出るなどで広島が3点をダメ押しし、6対1で勝っています。7回6安打1死球1失点のルイス投手は、早くも9勝目を挙げています。観客数は1万8千2百人ほどでした。

 東京ドームで行なわれた埼玉-読売はグライシンガー投手と西口投手が先発。1点を追う埼玉は4回にブラゼル選手の17号3ランで逆転。さらに続く5回には中島選手に13号3ランが出て突き放します。西口投手は5回7安打3失点という出来でしたが、二番手の大沼投手が好投。三番手の岡本真投手とあわせ、一人の走者も出しません。そして9回に2点をダメ押しした埼玉が、9対3と快勝しています。観客数は4万4千2百人ほどでした。

究極のセルフサービス?

 昨日の事ですが、朝から用事ででかけていました。そして、小腹がすいたので、出先の近くにある立ち食いそば屋に入りました。食券を買おうとすると、「当店はそばのみの提供となります」とのこと。それを見たときは、「もしかして、立ち食いながら、本格的なそば屋なのだろうか、などと期待もしました。
 ところが、実際に店に入ったら驚きました。何と机の上には三人分の器が、そのまま置かれているのです。別に忙しくて片付ける間もない、というわけではありません。店員氏は、カウンターの中で、何やら仕込みをしています。

 このまま、器に囲まれたまま食べるのは嫌なので、机の上にある器を、全て台の上に出しました。今まで、いろいろなセルフサービス店舗を利用しましたが、他人の器を下げたのは初めてでした。
 さすがに、そんな店で食べても美味く感じる事などできることなく、270円の盛りそばながら、やけに高く感じました。
 それにしても、飲食店で働いていて、机の上に器が残っているにも関わらず、仕込みをするという、店員氏の常軌を逸した神経には、別の意味で感動させられました。世の中には凄い人がいるものです。
 ちなみに、場所は都営三田線春日駅すぐそばで、文京区民センターの隣です。もし見かけても入らないことを強くお勧めします。もっとも、金を払って他人が使った器を下げる、という経験をぜひしたい、というの人にとっては「お勧めの店」になりますが・・・。

土日の野球

 土曜は仕事で、日曜は私用で遅くまで忙しく、野球は携帯メール速報を見るのがやっとでした。というわけで、今更ながら週末の野球結果を。
 土曜の千葉は、小林宏之投手が、またもや同じ相手に打たれて4対7で敗戦。前回は好投したものの、まだ本来の調子には戻っていないようです。観客数は4万4千5百人ほどでした。
 日曜は、神宮で東京-千葉戦が、松井投手と成瀬投手という、「横浜高校対決」になりました。初回、成瀬投手は3安打で1点を失います。一方、打線は3回2死まで無走者に抑えられます。そして、そこから打席に入った成瀬投手が何と三塁打を放ち、チーム初安打かつ同点の好機となりますが、得点には至りません。

 5回に失策からもらった1死2・3塁の同点機も早めの継投でかわされ、6回まで2安打無失点に抑えられます。
 しかし7回表、1死からオーティズ選手とサブロー選手の連打で2・3塁とすると、今江選手の適時打で追いつき、さらに成瀬投手の代打で登場した福浦選手の犠飛で逆転に成功します。
 しかしその裏、リリーフに転向してからここ3試合好投していた久保投手が、3安打で2死満塁とし、さらに押し出しで同点としてしまいます。そしてここで登板の川崎投手の暴投で、再びリードを奪われてしまいました。
 しかし直後の8回、移籍後ここまで自責点ゼロの押本投手から、大松選手とサブロー選手の安打で好機を作ると、今江選手に二打席連続となる同点適時打が出て追いつきます。
 そのまま同点で、このカード早くも2試合目となる延長戦に。そして迎えた10回表、東京は林投手を投入しますが、先頭のオーティズ選手が4号ソロを放ち、勝ち越しに成功します。
 その裏は、荻野投手が三番からの三割打者三人を全て抑えて試合終了。4対3で千葉が勝っています。千葉はこれで交流戦5勝目ですが、うち2勝を林投手から挙げた事になりました。一方、林投手は22試合登板してその2敗しかしていないわけです。不思議な相性と言えるかもしれません。観客数は2万人ほどでした。

2008年06月07日

カラーコピーが進化した象徴?

 電車に乗っていたら、ヤングジャンプの中吊り広告が目に付きました。その中に、原寸大バスト!!ぷるるん袋とじ。カラーコピーして封入という文字がありました。
 使われている語句自体、なんだかな、という感じですが、それよりも、その「特別付録」そのものに驚きました。別に、女性タレントの胸部を強調したければ、接写写真をグラビアに載せればいいだけと思うのですが、それをわざわざコピー機を使って複写(?)する事に何の意味があるのか、不思議でなりません。
 まあ、そのような事をするくらいですから、カラーコピーの技術が進化し、より精緻に複写できるようになった、という事なのでしょう。それが分かった、という点では、貴重な情報源となった広告でした。
 それにしても、そのような「コピー」が売りになるとは驚きです。改めて、自分が一般的な漫画雑誌を読む層から離れてしまっている事を自覚させられました。

先制を守れず、逆転負けでまたも連敗

 千葉の先発は清水直行投手でした。投手の左右が代わった事もあり、外野陣は総入れ替えというスタメンでした。
 3回に根元選手の今季1号となるソロで先制した後、さらに満塁からサブロー選手に2点適時二塁打が出て、この回3点を先制します。しかし、清水直投手は援護を守りきれず、6回に追いつかれます。
 その後、久保投手・川崎投手とつないで延長にはいりますが、10回に川崎投手が打たれ、3対4で敗れています。これでまたもや連敗。月が変っても、チームの調子は相変らず下降線です。観客数は4万3千1百人ほどでした。

2008年06月06日

年不相応

 昼休みに弁当箱を洗っていたら、通りかかった同じ部署の先輩女性に「偉いわね」と言われました。これ自体は、どこでもある会話で、前の職場でも、その前の職場でも経験しています。
 というわけで、そこまでは別に慣れた会話でした。しかしながら、その先輩は、続いて「お弁当、○○さんが作ったの?」と尋ねてきました。
 ○○の部分がよく聞こえなかったのですが、とりあえず、「ええ、家内が」と答えました。すると、その先輩は驚いたような顔をしていました。その反応から見るに、先ほどの質問は「お母さんが作ったの?」だったようです。

 遺伝子の関係なのか、我が家の人間は年より若く見られます。したがって、初対面の相手に年齢を言った時に相手が驚くのも慣れてはいます。そのうえ、今の会社では入社3ヶ月の「新人」です。
 とはいえ、半年前に結婚10周年をむかえ、来年は「不惑」という年であるにも関わらず、「就職したてで、親に弁当を作ってもらっている青年」であるかのように思われたのには驚きました。一般的に若く見られるのは嬉しいことではあります。しかし、そこまで勘違いされると、さすがに複雑なものがあります。
 年相応に見られるべく、なにか外見を工夫すべきだろうか、とまで思ったほどでした。やはり人間、年齢相応に見られるのが無難です。

唐川投手、プロ初敗戦も、内容のある投球

 千葉で行なわれた千葉-ドラゴンズは唐川投手と小笠原投手が先発。今日も対左を意識したスタメンで、堀選手が指名打者ながら久々の二番に入りました。そして、大塚選手と南選手が外野に入って八・九番に。昨日に続いて七番に入った竹原選手とあわせ、下位三人が全て外野手、というなかなか珍しい布陣となりました。
 唐川投手は初回、いきなり四球を出しますが、牽制でアウトにして無失点。2回も先頭の中村紀選手に二塁打されるも、後続を抑えます。しかしながら攻撃陣も、初回・2回と安打は出ますが、先制することができません。

 そして迎えた3回表、唐川投手は先頭の小田選手に安打されます。さらに安打や四球で満塁となると、和田選手の犠飛で先制されます。そして続く中村紀選手に右翼席に運ばれ、この回、唐川投手は4失点となってしまいました。
 4点を追う展開になった攻撃陣ですが、4回裏も先頭打者が四球で出ながら、後続がありません。続く5回も先頭打者が歩いたものの、併殺で2死無走者に。しかし、続く南選手がプロ初となる本塁打を放ち、1点を返します。
 さらに7回は、大塚選手の二塁打を足がかりに、安打と四球で2死満塁とします。ここで里崎選手はいい当たりを放ちますが、これを和田選手が好捕。昨日、ランニング本塁打を誘発した和田選手としては、借りを返したといったところでしょうか。いずれにせよ、結局、得点はできません。
 失点した唐川投手ですが、続く4回から7回まではドラゴンズ打線を内野安打1本のみに抑えます。しかしながら、援護がありません。そして9回は岩瀬投手から西岡選手が安打するものの、後続がなく、4対1で敗戦。唐川投手は3回以外はいい内容の投球でしたが、プロ初敗戦となってしまいました。観客数は振替試合の上に小雨が降る中という事もあり、8千2百人ほどでした。

2008年06月05日

規則正しい(?)生活

 昨日と一昨日は、仕事の忙しさがほぼ同じでした。そういう事もあり、同じ時刻に退勤し、秋葉原からホームライナーに乗って、缶入りアルコール飲料を飲みながら帰り、帰宅後は風呂に入った後、また缶アルコール飲料を飲みながら夕食と、二日続けて判で押したような生活をしていました。
 この生活パターンと、心身の疲れの度合いがあうのか、二日とも、自分的にはかなり早い時刻に眠気が襲ってきました。というわけで、昨日などは、ここの更新も行えずに眠りにつきました。

 で、今日は少々仕事に余裕があり、1時間ほど早く帰宅しました。そして、アルコール片手に食事しながらナイターを見ていました。1時間早く帰るのですから、その分早く寝れると思われるのですが、そのような事はありません。というわけで、昨日だったら眠くてたまらなかった時刻に、このようにサイト更新をしているわけです。
 このあたりの兼ね合いは不思議で、40年近く生きているにも関わらず、いまだに自分の体がよく分かりません。これを自由に調整できれば、より生活が楽になると思われます。しかしながら、それを会得するのはそう簡単にはいかなさそうです。
 とりあえず、21時まで働いてホームライナーの中で酒を飲んで・・・とやると0時くらいに眠くなる事は確かなようです。しかしながら、さすがにそれを毎日やる気は起きません。もっと早く帰宅して、自分の都合のいい時刻に寝れるような生活術を身につけたいものです。

2008年06月04日

追い上げられるも、序盤のリードで逃げ切る

 千葉で行なわれた千葉-ドラゴンズは渡辺俊介投手と山本昌投手が先発。昨日の先発予定を流した「雨男」の渡辺俊投手はスライド登板となりました。今日は、高木投手・ズレータ選手・竹原選手・田中雅選手が一軍復帰と、大幅な入れ替えが行なわれました。そしてズレータ選手が四番、竹原選手が七番で早速スタメンに入りました。
 1回裏、簡単に二死を取られた後、里崎選手が三塁線を抜く二塁打で出塁します。すると、続く復帰後初打席となったズレータ選手が左翼席に3号2ランを放ち、千葉が先制しました。

 さらに続く2回裏、簡単に二死を取られた後、打席にはこれまた復帰即スタメンの竹原選手が入ります。ここで竹原選手の当たりは平凡な飛球でしたが、千葉に慣れているはずの和田選手が打球を見失って左中間に落ちます。その間に竹原選手は本塁まで駆け抜け、今季チーム二本目のランニング本塁打となりました。
 渡辺俊投手は直後の3回表、1死から二塁打された後、ウッズ選手に適時打されて1点を返されます。さらにそこから制球が乱れて、四死球で満塁とし、内野ゴロの間にもう1点が入り、1点差となってしまいました。
 しかしその裏、2死三塁から、先ほど先制弾のズレータ選手が適時二塁打を放ち、再び突き放します。さらに5回には先頭の堀選手が二塁打すると、続く西岡選手の安打に失策が重なり、さらに1点を追加し、再び三点差とします。
 4回から6回までは1安打と再び調子を上げてきた渡辺俊投手ですが、7回1死から内野安打されると、続くウッズ選手がバックスクリーン直撃となる14号2ランを放ち、再び1点差となります。しかし、続く四・五番は打ち取り、渡辺俊投手はこの回で降板。7回を8安打3四死球4失点という内容でした。
 そして8回は川崎投手が抑え、9回は久保投手かとも思われましたが、荻野投手が登板。いきなり安打され、犠打と四球で1死1・2塁と、長打が出れば逆転という危機を迎えますが、和田選手を併殺に打ち取り試合終了。5対4で千葉が何とか逃げ切っています。なお、バレンタイン監督はこの勝利で日米通算1500勝を達成しています。観客数は2万4千8百人ほどでした。

2008年06月02日

ドコモダケの老夫婦

 電車の中で、すっかりお馴染みとなっている「ドコモダケ」が出ている広告を見ました。相変らず、茸の一家が三世代でほのぼのと(?)暮らしています。
 しかしながら、よく見ていると、気になる事が生じました。「ドコモダケ」の祖父母は、紫色のかさに斑点が入っている、という意匠です。一般常識から考えると、そのような派手な色合いの茸は、毒キノコというのが相場です。
 一度そうやって見ると、茶色系の親子のほうも、その赤みを帯びた色と、祖父母ゆずりの(?)斑点から、毒キノコのように見えてきました。
 まあ、これには自分が筋金入りのキノコ嫌いだから、というのが原因で、ついそのように見てしまう、というのもあるのでしょう。
 とはいえ、一般的に「毒キノコ」と言われている色合いで「擬人化キノコ」を描く、というのはやはり変なのでは、と思った次第でした。

2008年06月01日

途中乗車

[ 交通 ]

 相変らず出張していた時のネタを引っ張っています。今回、大阪から電車に乗った後、京都駅に寄って一仕事してから新幹線で帰る、という行程でした。
 そこで、大阪から都内までの切符を買い、京都で途中下車する事にしました。降りるときは、歩いていたら有人改札があったので、普通にそこから下車し、駅員さんに途中下車印を押してもらいました。

 その途中下車印を見たときは、「学生時代、青春18切符に押してもらうのを楽しみにしていたっけ。押して貰うのはそれ以来かな」などと思ったりしました。
 そのまま、駅前、さらには地下鉄で中心部に行って仕事をし、地下鉄で京都駅に戻りました。
 そこから道なりに歩いていたら、「地下中央口」なるところにたどり着きました。そこには、自動改札機があり、脇に駅員詰所はあったものの、無人で明かりも消えていました。
 そこで、自動改札機に切符を入れたところ、「途中乗車・駅員のいる改札口におまわり下さい」と表示され、弾かれました。不正防止のため、「自動改札による乗車記録がなければ、自動改札を通れない」という設定がされているわけですが、途中下車にもそれが適用されていたようです。
 しかたないので、階段を上がり、有人改札を探して、なんとか「途中乗車」する事ができました。
 「途中下車」という言葉は昔から何度も見たり使ったりしていました。しかしながら、「途中乗車」という表示を見るのは初めての事でした。
 制度としては以前からあったわけでしょう。それが、自動改札の普及とともに初めて客の目に触れるようになった言葉なのかも、などと思いました。

成瀬投手の乱調でまたも連勝できず

 千葉で行なわれた千葉-横浜は成瀬投手と那須野投手が先発。今日は、今江選手とオーティズ選手が入れ替わった以外は、昨日と全く同じ顔ぶれ・守備位置でした。
 初回、先頭の西岡選手が安打と犠打で二塁に進むと、昨日同様、三盗決めます。今日は悪送球こそありませんでしたが、続く里崎選手の犠飛で、今日も千葉が先制しました。
 しかし、直後の2回表、成瀬投手は金城選手に本塁打され、追いつかれてしまいます。
 さらに続く3回、1死から失策に始まり、二塁打と四球で満塁に。そこから二死を奪いますが、続く村田選手に、アマ時代にも経験がなかったという、押し出し四球で勝ち越しを許してしまいます。

 さらに4回、連打で無死2・3塁とされ、そこから2死までこぎ着けたものの、四球で満塁とし、続く仁志選手に走者一掃の適時二塁打を喫して3点を追加されて合わせて5失点。結局成瀬投手はこの回で降板となってしまいました。
 5回から登板した二番手は前回1イニングとはいえ好投した大嶺投手でした。しかし今日は、2死は取ったものの、そこから本塁打を喫し、1点を追加されます。  その裏、千葉も1死からの三連打で満塁とします。しかし、そこから捕逸で1点は返したものの、適時打は出ず、3点差で後半戦となりました。
 その後、大嶺選手は6・7回は0点に抑えます。しかし8回、2死から2ランを打たれてしまいます。そして、走者を置いて降板した後に伊藤投手が打たれてこの回3失点。さらに9回にも3失点と、今日も継投陣が打たれて二桁失点となってしまいました。
 その裏、適時打2本が出ますが、最早焼け石に水。12対4と大差で敗れ、またも連勝なりましせんでした。打線は6試合連続の二桁安打ながら、11残塁の拙攻となっています。観客数は2万9千人ほどでした。

 札幌で行なわれた北海道-タイガースは藤井投手とアッチソン投手が先発。金本選手の8号ソロと、矢野選手の適時打2本と、ベテラン二人の活躍でタイガースがリードします。
 しかし北海道も、4回に高橋選手の犠飛で1点を返すと、5回には田中選手と稲葉選手の連即適時打で同点に。そのまま延長に入ります。
 そして迎えた10回表、先頭の矢野選手が安打すると、1死後に代走から入っていた藤本選手が適時三塁打を放って勝ち越し。さらに内野ゴロが野選となって、もう1点が入ります。
 こうなれば、当然ながら藤川投手ですが、いきなり四球を出します。そこから二死を取ったものの、四死球で満塁とした後、何と押し出し四球で1点を献上します。しかし、最後は抑えて、5対4でタイガースが勝っています。観客数は4万2千1百人ほどでした。

 仙台で行なわれた東北-広島は、ドミンゴ投手と長谷川投手が先発。初回に前田智選手の適時打で広島が先制します。一方、一軍復帰後初登板となった長谷川投手は、2回に1死二塁から安打されるも、アレックス選手による好返球で本塁刺殺となり、0点に抑えます。
 2回から5回まで無安打だった広島ですが、6回にアレックス選手に適時打が出て追加点を挙げます。
 東北も8回に草野選手の適時打で1点差に迫りますが、反撃はこれだけ。最後は永川選手が抑え、広島が2対1で勝ち、セリーグ3位に浮上しています。観客数は2万2百人ほどでした。

 所沢で行なわれた埼玉-ドラゴンズは帆足投手と中田投手が先発。0対0で迎えた4回裏、中田投手が連続四球と安打で満塁とすると、中村選手の2点適時打で埼玉が先制し、さらに細川選手に8号3ランが出て、一挙5点を挙げます。
 さらに、続く5回にもブラゼル選手の適時打の後、失策さらには2死からの三者連続と、2イニング連続の打者一巡で、5回の時点で10対0の大差になります。
 その後、ドラゴンズも反撃し、投げても高卒新人の赤坂投手が初登板を0点で抑えますが、いかんせん大量失点が大きく、10対3で埼玉が勝利。対ドラゴンズの連敗を8で止めました。また、帆足投手は無傷の6勝目を挙げています。観客数は3万3千1百人ほどでした。

 神戸で行なわれた合併球団-東京は山本投手とリオス投手が先発。初回に日高選手の適時二塁打で合併球団が先制すると、3回にも追加点を挙げ、5回には連続北川選手と日高選手の連続適時二塁打で4点を追加、さらに6回にも得点し、9対0と中盤で試合を決めます。
 東京も8回に遅ればせながら3点を返すも焼け石に水で、9対3で合併球団が勝っています。観客数は2万人ほどでした。

 唯一のナイターとなった、福岡での福岡-読売は新垣投手とバーンサイド投手が先発。初回に松中選手の適時内野安打で福岡が先制すると、5回には松中選手の11号2ランで追加点を挙げます。
 一方、新垣投手は7回まで3安打でしかも無四球と課題の制球も今日は良く、無失点に抑えます。
 しかし8回、先頭打者に安打されると、適時二塁打を喫して1点を返され、降板となります。さらに二番手の小椋投手が、かつての同僚である大道選手に適時打され、1点差となります。
 そして迎えた9回。右から始まる所ですが小椋投手は続投。しかし、これは裏目に出て、先頭打者に二塁打されます。そして、1死後に久米投手が登板しますが、同点適時打を喫し、延長戦に入ります。
 10回裏、福岡は先頭打者相手に162kmの日本最速記録を出したクルーン投手から、失策と安打で1死1・3塁のサヨナラ機を作ります。しかし、後続がなく、抑えられます。
 そして迎えた12回表、この回から登板のホールトン投手が先頭打者を歩かせ、犠打の後、適時三塁打を喫し、勝ち越しを許します。しかし、なお続く1死3塁から追加点は許さず、1点差で12回裏を迎えます。
 読売のマウンドには、2イニング目となる山口投手が上がります。対して、福岡は先頭の柴原選手が内野安打した後、続く松田選手が二塁打し、逆転サヨナラ機を作ります。その後、敬遠と三振で1死満塁となり、ここで代打の森本選手が同点適時打を放ちます。
 さらに2死から川崎選手のたたきつけた打球が大きく弾み、一塁手が取ったもののサヨナラ内野安打に。福岡が今季6度目のサヨナラで勝っています。観客数は3万4千1百人ほどでした。