2009年03月30日

ヤフートップのタブ

 職場のパソコンの一台で、「ヤフートップのタブ(トピックス・経済・エンタメ・スポーツ・その他と部分)をクリックしても、ページが遷移しない」という現象が発生しました。
 別に業務に支障があるわけではありませんが、個人的興味もあり、調べてみました。
 ここ数年、HTMLタグの勉強を怠っているので、詳しくは分かりません。ただ、ソースを見てみると、別にjavascriptなどは使っていないようです。とりあえず、タブをクリックすると、ヤフーニュースの該当分野に掲載された「主なトピックス」を引っ張ってくる事は分かりました。ただ、それが分かっても何の解決になりません。

 というわけで、論理的な解決策は浮かびません。そこで、あとは経験則で解決とばかりに、特に根拠もなく、ヤフーを「信頼済みサイト」に登録しました。すると、あっさりと正常化しました。
 結論だけ見ると、使っている人が間違えて、IEのセキュリティ設定の何かを変更したため、という事なのでしょう。個人的にはそれがどの項目なのか気になりました。しかしながら、それに時間を費やせるほど暇ではないので、「調査」は断念しました。
 感覚的には、「壊れた家電を叩いて直す」に通じる「解決法」でした。まあ、結果良ければ全てよしと言ったところでしょうか。

千葉初の育成選手支配下登録

 育成登録されていた、宮本選手・岡田選手・ムニス選手の支配下選手登録が発表されました。前年より、積極的に育成選手を獲得していた千葉ですが、支配下登録は初めてです。
 このうち、ムニス選手は2月末に育成契約した選手ですので、実質「テスト合格で採用」みたいな意味合いなのでしょう。
 一方、宮本選手は昨年に入団し、一年間二軍で頑張った成果が認められた形です。また、岡田選手は今回の育成ドラフト六位の選手ですから、キャンプ・教育リーグを通じて評価が高かったのでしょうか。

 もちろん、いずれもこれでやっとスタートラインに立ったに過ぎません。また、年齢的にも宮本選手が26歳で岡田選手が24歳ですから、さほど余裕もありません。
 とはいえ、やはり支配下登録されるとされないのでは大きな差があります。ぜひとも、育成時代の苦労を糧にして、一軍で活躍できるよう、頑張ってほしいものです。あわせて、今回先を越された形になった、他の育成選手達も次の機会を目指して頑張ってほしいものだと、月並みながら思いました。

2009年03月29日

オープン戦終了

 今日でオープン戦が終了しました。今年は、六年ぶりのパ・セ同時開幕ですので、四日空けて開幕となります。
 その最終カードである、読売-千葉を昨日・今日とG+の中継で見ていました。試合内容は二日とも似たようなもので、土曜は小林宏之投手、日曜は小野投手が先発したのですが、小林宏投手はソロ三発、小野投手は2ラン二発を喫し、一方、千葉の得点は二日あわせて本塁打二発と捕逸によるもののみ。東京ドームでよくある「空中戦での打ち負け」となってしまいました。
 オープン戦なので、結果にさほどこだわる必要はないのでしょうが、ただでさえ成瀬投手が故障で、渡辺俊介投手がWBCで出遅れているなか、先発陣の仕上がりの悪さは気になりました。

 というわけで、極めて楽しくない試合内容でしたが、それに輪をかけて、G+の中継のうざさが耳につきました。
 もうWBCは終わったというのに、二言目には「侍ジャパン」を連呼します。読売の選手でWBCでレギュラーだったのは一人だけのはずです。その選手に言うならまだ分ります。しかし、それ以外の守備固め(?)でちょっと出ただけの選手とか、順位決定戦のみの出場だったような選手の一挙一動に「侍ジャパン云々」とつけるのですから、うざいことこのうえありません。
 ちなみに、千葉の選手についても、里崎選手などには必ず「三年前のWBCに出ていた」をつけていました。これについても、それ以降の三年間は何もしていないように聞こえて不愉快でした。まあ、千葉については、昨年のホールド王とセーブ3位を輩出した継投陣に対し「YFKが抜けて継投陣が崩壊した」などと言うくらいの無知ぶりでしたから、他に言えることがなかったゆえなのかもしれませんが・・・。
 あと、驚いたのは、「今年の読売は大きな補強はなく、育成に力を入れている」などと言っていた事でした。一方で、千葉については、「井口選手が加入してチームの顔となった」などと言っています。
 しかしながら、その井口選手と同じ二塁を守っているアルフォンゾ選手は、ここ三年ほどは怪我で満足な活躍はできていませんが、大リーグでの通算打率・長打率・出塁率のいずれも、井口選手を上回っています。
 そして、井口選手も昨年・一昨年はレギュラーを獲れてはいません。にも関わらず、アルフォンゾ選手は「目立った補強」でない、というのは変な話です。
 なお、他の試合の中継も見ていたのですが、WBCに三人出していずれも活躍した福岡戦も含め、ここまで執拗に「侍ジャパン」を連呼していたアナウンサーはいませんでした。
 とりあえず、日本シリーズで対戦しない限り、G+で千葉戦の中継を聞くのは二試合だけ、というのは不幸中の幸いかと思いました。その交流戦では、なんとか連勝してもらい、このうざ過ぎる中継を少しでも静かにしてほしいものだ、と強く思った二日間でした。

2009年03月28日

県知事選挙運動ネタその2

 先週の話ですが、幕張ベイタウンで行なわれたバレンタイン監督の出陣式に、ベイタウン在住の県知事候補参加しようとしたそうです。その時のいでたちは、千葉のユニフォームを着て、その上に自分の名前が書かれた、たすきをかける、というものでした。しかしながら、「選挙に利用するな」と主催者に追い出されたとのことでした。
 なんとか、たすきを外してバレンタイン監督に握手をしてもらえ、その写真がスポーツ新聞などに載っていましたが、これでは恥をかきにきたようなものです。

 しかも、選挙事務所の談話では、「いちファンとして行こうとしただけであり、選挙運動ではない」などと「悪あがき」をしています。ならばこの人は、選挙の有無に関わらず、野球の応援をするときは、自分の名前を書いたたすきを身につけるのでしょうか。
 確かに、マリーンズには独特の応援風習が多々あります。しかしながら、そのような「応援ファッション」は当然ながら存在しません。これぞ語るに落ちる、というやつで、恥の上塗りを絵に描いたような言動と言えるでしょう。
 まあ、最有力と言われている、元自民党国会議員が、相変らず自民党から大量の選挙資金を受け取っていながら、「無党派」などと宣伝している有様を見て、どんな嘘を言ってもいい、と思ってしまったのかもしれません。
 この候補の事はそれまで何も知らなかったのですが、今回の件を聞いて、知事候補以前の問題として、一社会人として極めて見苦しい言動だと呆れてしまいました。

2009年03月27日

自覚できない症状

 昨日の仕事中、ちょっと暗いところで作業していたら、顔を近づけているにも関わらず、機械に印刷されている小さい字が読めませんでした。
 その時は、「ここまで字が見えないとは、自分が意識している以上に、この場所は暗いんだな」としか思っていませんでした。
 ところが、その日の夜、今度は完全に明るいところで、小さい字を読もうとしたら、やはりぼやけて見えます。まさか、と思って、少し離したところ、今度はくっきりと読めました。20年来のド近眼なので、今更、普通の遠視になるわけはありません。そのため、遅ればせながら、老眼が発症した、という事を理解できました。

 ちなみに、その仕事の中には倉庫整理がありました。パソコンやプリンタの入った箱を何度も抱えたのですが、その時点では何とも思いませんでした。
 ところが帰宅して食事したら、猛烈な眠気に襲われ、普段より全然早い時刻に寝てしまいました。しかも、一晩明けたら体の節々が痛みます。どうやら、自覚していたのより何倍も、疲れていたようです。
 目の事にしろ、疲れにしろ、現実と自覚がかなり異なっていたわけです。年をとっているのだから、体が衰えるのは仕方ないでしょう。しかしながら、それに気づけない事には少々危機感を覚えました。
 体の衰えと意識を一致させるのはなかなか難しいですが、必要以上に老け込まず、かつ若いと思いこんで無理せぬよう、現状を正確に自覚せねば、と強く思いました。

2009年03月25日

出来るのなら最初からやってくれれば・・

 職場のプロバイダはOCNを使っています。したがって、全国各地にある事業所でネットにつなぐには、いちいちアカウントを取らねばなりません。
 まあ、取得するだけならいいのですが、取る際に注意が必要なので困ります。OCNのアカウントは、接続形態によって異なります。したがって、ADSLからBフレッツにする時はもちろんですが、同じBフレッツでも、ファミリーとマンションで異なりますし、さらに従来のものと、プレミアムだのネクストだのといった新方式でもアカウントが変わります。
 家で使っているプロバイダのアカウントは、ADSLだろうとどの種類のBフレッツだろうと同じので使えるため、最初はその設定が理解できず、えらい目にあったこともありました。

 アカウントの取得はOCNと代理店契約している仲介業者に任せていたのですが、これがまた使えません。かなりしつこく「Bフレッツファミリーの普通のやつ」と言って頼んだのですが、なぜかプレミアム用のアカウントを取得してきて、そのために現場でネットにつなげない、などという事もありました。
 辟易しながらも、間違えて取られたアカウントを、OCNのサイトで契約変更していたのですが、ある日、奇妙な事が起きました。
 OCNのアカウントは「****@○○○.ocn.ne.jp」となっており、「○○○」の部分で接続形態を判別します。たとえば、普通のBフレッツファミリーならば「bff」で、プレミアムなら「fpm」となります。
 それまでは、その法則で新アカウントが払い出されていたのですが、その日に限って「one」という見慣れぬ文字が入っていたのです。
 別のサービスに変更したかと思い、電話で問い合わせたら「それは、どの形態の接続方式でもつながるアカウントです」と言われました。
 まあ、色々な事情があるのですが、散々苦労してきた身としては、「ならば、最初から、全部のアカウントをそうしろよ」と思わざるをえません。これで便利になるのは確かなのですが、これまでの苦労を思い起こし、脱力感みたいなものまで感じてしまいました。

2009年03月24日

真相報道

 「バンキシャ」という番組が極めて杜撰な取材を元に虚偽報道をした事が話題になっています。その結果、テレビ会社の社長が辞任したそうですが、番組は継続するとのことでした。
 それに関するニュースを見ているうちに、この番組の正式名称が「真相報道バンキシャ!」であることを知りました。なかなか面白いギャグですが、番組が続くということは、この題名も変わらないのでしょう。
 まあ、昔から、「これが真実だ」などという強く言われる主張には胡散臭いものが多いとしたものです。そういう意味では、この番組が「真相」という看板を挙げ続ける、というのはある意味適切なのかもしれません。
 今後、仮にどんな虚偽報道をやらかしてもも、この「真相報道」をいう文字を外さずに、放映を続けてほしいものだ、と別の観点から「応援」したくなりました。

WBC、日本が連覇

 WBC決勝の日本-韓国は岩隈投手と奉重根投手が先発。3回に日本が先制するも、5回に無死1・3塁の追加点機を逃した直後にソロを喫して追いつかれるなど、あまり良くない流れで終盤を迎えます。
 しかし7回、片岡選手の安打と、イチロー選手のセーフティバントで再び無死1・3塁とすると、中島選手の適時打で日本が再び勝ち越し。さらに8回には岩村選手の犠飛で2点差とします。

 これで決まったかと思いきや、8回に球数84球で続投の岩隈投手が犠飛を打たれ、1点差になります。
 そして、二番手の杉内投手をはさみ、9回裏は藤川投手でなく、ダルビッシュ投手が登板。しかし、1死から連続四球を出し、2死を取って「あと一人」としたものの、そこから同点適時打を喫し、延長戦に入ります。
 直後の10回表、前の回から続投の林昌勇投手に対し、2死1・3塁からイチロー選手が2点適時打を放って再び勝ち越し。その裏、ダルビッシュ投手は先頭打者を歩かせたものの、後は抑えて5対3で日本が勝ち、WBC連覇を果たしました。
 今回は、チーム編成時からのゴタゴタや、広告代理店の仕掛けがミエミエの盛り上げ方などに不快感を覚え、三年前に比べると、自分的にはほとんど盛り上がっていませんでした。とはいえ、監督選考時から頑張ってきてくれたイチロー選手が最後に決めてくれてチームが勝った事については、彼のファンとして嬉しく思いました。
 次回があるかどうかは分かりませんが、もしあるならば、日本と韓国が5回も当たるような組み合わせ方法、大リーグスター選手の大量辞退、日本における特定企業の跋扈などの問題が解決され、より一層楽しめる大会になることを願っています。

 千葉で行なわれたオープン戦の千葉-北海道は小宮山投手と多田野投手が先発。小宮山投手の先発は意外でしたが、何でも、登板予定の大嶺投手にアクシデントが発生したためとか。開幕が近いだけに心配です。
 そして、千葉はその小宮山投手が初回に失点すると、2回以降は1イニング一投手で5回までやりくりします。
 そして6回にバーナムJr選手の代打適時打で勝ち越すと、6回から8回までを中郷投手と伊藤投手で抑え、最後はシコースキー投手が締めるという8人の継投で北海道打線を2点に抑え、千葉が3対2で勝っています。

2009年03月23日

2009/3/23の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

WBC、日本がアメリカに勝って決勝進出

 WBC準決勝の日本-アメリカは松坂投手とオズワルド投手の先発でした。1回表、松坂投手は、いきなりロバーツ選手に先頭打者本塁打を喫します。三年前のWBC二次予選で行なわれた日本-アメリカ戦では、イチロー選手の先頭打者本塁打で幕を開けましたから、「二試合連続」の先頭打者本塁打となりました。
 松坂投手は、2回にも四球を出した後、左翼に大きな当たりを放たれますが、風に押し戻されて左飛になる、という幸運もあり、追加点は与えません。

 初回は三者凡退だった日本ですが、2回は先頭の稲葉選手が安打すると、ヒットエンドランで無死1・3塁と、一気に逆転の好機を得ます。しかし、結局、城島選手の犠飛で追いつくに止まりました。
 直後の3回表、松坂投手は簡単に二死を取ります。しかし、そこからロリンズ選手に安打されると、すかさず盗塁を許します。そして、四番のライト選手が右中間を破り、追いついた直後に勝ち越されてしまいます。
 その裏、失策で1死2塁と再び同点機をもらいますが、活かせません。
 しかし、続く4回裏、先頭の稲葉選手がまたもや安打すると、連打で1・2塁に。ここで、福留選手は二塁ゴロに打ち取られますが、併殺を焦ったか、二塁のロバーツ選手が球をはじき、意外な形で再び追いつきます。なおも続く無死1・3塁で城島選手が二打席連続の犠飛を放って、ついに勝ち越しに成功します。
 これで完全に流れが変わり、岩村選手・川崎選手に連続適時打が出ます。さらに、2死後に中島選手も適時打を放ち、この回一挙5点を挙げ、ここでオズワルド投手は降板となりました。
 大量援護をもらった松坂投手は、直後の5回表に、1死から安打と四球で1・2塁とします。ここで、前の打席で勝ち越し打を打たれたライト選手と対戦しますが、三振に打ち取ります。そして、球数の関係もあって、ここで降板となりました。
 ここで登板した二番手の杉内投手が続く打者を抑え、6回も無安打に抑えます。一方、日本打線もアメリカ継投陣相手に6回の1死1・2塁を活かせないなど、追加点を挙げられず、やや試合が膠着します。
 7回は田中投手が三塁打を打たれるも無失点に抑え、4点差のまま終盤に迎えます。
 そして8回のマウンドには馬原投手が上がります。ところが、1死後二塁打を打たれ、続く選手にはファウルで粘られた末、根負けみたいな形で歩かせます。ここで、デローサ選手に三塁線を抜かれて2点差に。さらに、青木選手がクッションボールの処理を誤り、1死三塁となります。
 ここで適時打でも出れば、逆転ムードになるところですが、馬原投手が踏ん張り、代打のロンゴリア選手、先頭打者本塁打を放ったロバーツ選手を打ち取り、リードを守ります。
 直後の8回裏、先頭の福留選手が歩くと、犠打と内野ゴロで2死3塁に。ここで、川崎選手の遊ゴロをジーター選手が悪送球してしまい、無安打で日本が再び突き放します。さらに、イチロー選手と中島選手に連続適時打が出て、2点返された直後に3点を追加。中島選手の適時打の時には、アメリカの右翼手がほとんどボールを追わず、一塁のイチロー選手が一気に生還するなど、アメリカ側にあきらめの雰囲気が感じられました。
 そして9回表は藤川投手でなく、ダルビッシュ投手が登板。1死から安打されますが、後続を抑え、そのまま日本が9対4で勝ち、前大会に続く決勝進出を決めました。

 先発の松坂投手は四球が多いなど、さほど出来はよくありませんでしたが、要所を締め、これで前大会から通してWBCは6戦6勝となっています。
 試合の流れとしては、なんと言っても4回の失策が大きかったでしょう。8回裏も、失策でダメ押し点を挙げ、直後の連続適時打、と同じ形で試合を決めています。改めて、失策の怖さを痛感させられました。
 もう一つの勝負どころは、2点差に迫られての1死3塁のところで踏ん張った馬原投手の投球かと思われます。あそこで追いつかれていたら、試合の流れはまったく異なるものになっていたでしょう。
 結果的には快勝で、日本が決勝進出を決めました。相手はこの大会5試合目となる韓国で、ここまでの成績は2勝2敗です。結果的には、ともにお互いにだけしか負けずに決勝に出た、という形になりました。
 大会の仕組み的にはどうかと思いますが、「日韓対抗戦」という視点だけで見れば、最高の舞台になったと言えます。明日はどのような闘いになるのでしょうか。

2009年03月22日

十数年ぶりのライブ

 職場の人と、筋肉少女帯のライブに行きました。20代の頃は何度か行っていましたが、その後、バンド解散や自分の結婚などもあり、とんとご無沙汰していました。記憶は定かでありませんが、おそらくは、前回行ってから確実に12年は経っています。
 その間も、大槻ケンヂさんの随筆は買い続けていましたし、再結成後はDVDやCDも買っています。というわけで、十数年ぶりといっても、基本的に違和感はありませんでした。

 そんななか、最後に演奏されたのは「サンフランシスコ」という曲でした。十数年前に行った時も、定番だった曲でした。しかし、当時は、作曲者であり、ピアノを演奏していた三柴江戸蔵さんが脱退していたため、CDで聞いた時に強く印象に残っていたピアノの部分が聞けず、仕方ないとは分かってても、物足りなさを感じたものでした。
 しかし、再結成後には三柴さんもサポートメンバーとして参加し、ライブにも出演していました。
 それだけに、「サンフランシスコ」が始まった時は、その演奏を生で聴けると思い、それだけでまず嬉しくなりました。そして、ピアノソロの部分となりました。幸い、自分のいた場所はちょうど三柴さんの前だったので、音のみならず、演奏している姿までじっくり見ることができました。
 もちろん、音は期待通りのもので、あまりの良さに「キーボードでなく、本当のピアノで聞ければ・・」などと、より贅沢な事を思ったほどでした。
 初めてCDで聞いてから20年以上たっての、「初生演奏」でした。それを聞けた嬉しさを感じたと同時に、声をかけてくれた職場の人には、改めて感謝したくなりました。

オープン戦を初観戦

 千葉-埼玉のオープン戦を見にマリンスタジアムへ行きました。雨模様ということもあり、事前予約はしていませんでした。当初は、いつもの内野二階自由席にしようと考えていたのですが、事前予約の有無で200円違うとのこと。一方、外野は当日でも値段が同じとのことなので、急遽、外野席に変更しました。
 試合のほうは唐川投手と岸投手が先発。唐川投手は、初回にいきなり失策で走者を出しますが、併殺もあって三人で終え、2回も2死から安打されますが、ここも後続を抑えます。

 一方、初回の2死1・2塁は逃した千葉打線ですが、2回は先頭のベニー選手が中前に安打します。続くランビン選手が左中間を抜く二塁打を放って無死2・3塁とすると、竹原選手も同じように左中間を抜いて2点を先制。さらに、今江選手も同じ方向へ適時打を放ち、四連打で一挙に3点を挙げます。
 しかし、続く早坂選手の打席でエンドラン失敗があり今江選手は二塁でアウトに。その後、早坂選手の安打と盗塁などで1死1・2塁としますが、後続が倒れます。
 無死からの五者連続安打で3点というのは少々物足りなくはありますが、エンドラン失敗までは極めて効率のいい攻撃だったので、よしとすべきでしょう。
 援護を貰った唐川投手は、より一層の安定度で埼玉打線を抑えます。
 一方、続く3回裏、千葉打線は1死からベニー選手が歩くと、無警戒をついて、投球フォームにあわせてスタートを切って盗塁成功。さらに、続くランビン選手が歩くと、エンドランみたいな形で重盗を決めます。なお、ランビン選手は8回にも二塁打の後に三盗決めていました。
 唐川投手は4・5回を三人で抑え、6回2死を取ったところで降板。2安打6三振無失点という、上々の内容でした。
 続く二番手として松本投手が上がりますが、7回に先頭の清水選手を打ち取ったものの、途中から一塁に入っていた神戸選手が走塁妨害を取られてしまいます。その後、安打と併殺で2死3塁とした後、後藤選手に適時打を打たれ、1点を返されます。
 しかしその裏、1死から大松選手が安打すると、橋本将選手が中越の適時二塁打を放ち、即座に突き放します。この、1点返された直後に追加点、というのはいい攻撃の流れだと思いました。
 そして、8回は中郷投手が抑え、9回は荻野投手がマウンドに上がります。しかし、いきなり清水選手に二塁打され、2死三塁までこぎつけたものの、水田選手に適時打を打たれ、1点を返されます。さらに安打されますが、最後は抑え、4対2で試合終了。セーブにはなったものの、やや不安が残る内容でした。開幕までには万全にしてほしいものです。
 唐川投手の好投、2回の集中打、足をからめた攻撃と、いろいろな点で良さが出ていた試合でした。これを開幕以降も持続して貰いたいものです。観客数は雨模様ということもあり、9千2百人ほどでした。

 日本時間で朝に行なわれた、WBCのベネズエラ-韓国は、初回に韓国が四球と失策で無死1・2塁とすると、続く三番打者に適時打が出て、あっさりと先制。さらに、満塁から 内野ゴロで1点を追加すると、秋信守選手に3ランが出ていきなり5点を挙げます。そして、続く2回には金泰均選手の2ランで7対0とし、序盤で試合を決めてしまいました。
 その後、ともに点をとりあうものの、序盤の大量点が大きく、10対2で韓国が圧勝して初の決勝進出を決めています。
 明日はもう一組の日本-アメリカ戦が行なわれます。偶然ですが、仕事が休みなので、のんびり観戦しようと思っています。

2009年03月21日

ガラス張りの選挙カー

 駅前で、県知事候補の演説会をやっていました。候補の脇に選挙カーが止まっており、そこから、「我々は、ガラス張りの車に乗ってやって参りました」などと言っています。見てみたら、確かに脇がガラス張りになっている車の中に、政党幹部と思しき人がいました。
 言うまでもなく、「ガラス張りの政治」にひっかけたのでしょう。それだけでもセンスがないと思いましたが、それ以上に気になったのは、この車を改造する費用はどこから捻出したか、という事でした。
 ちょうど、この党は西松建設の献金問題で大騒ぎになっています。この改造費用も、そのような企業献金である確率が高そうです。次に確率が高いのは、原資が税金である政党助成金でしょう。

 「ガラス張り」を主張したいなら、まずは、そのあたりから「ガラス張り」にすべきなのでは、と思いました。簡単な事で、車の目立つところに総工費と、その原資となった資金および、提供元(企業名とか税金)とかを記載すればいいだけの話です。
 いくら「ガラス張り」の車を走らせても、一番肝心な資金源が「闇の中」では、むしろ逆宣伝なのでは、と思いました。
 もっとも、党のほうで「このような車を走らせれば、党のイメージが『ガラス張り』になり、好感度が上がるに違いない」などと思って予算をつけたわけです。そう考えてみると、有権者も舐められたものだと思いました。
 最初からその候補に投票する気はありませんでした。とはいえ、ますますその党に対する不快感が増した、「ガラス張りの選挙カー」でした。

2009年03月20日

WBC、日本、初の予選リーグ優勝

 昨日行なわれた、WBC二次リーグ敗者復活戦の日本-キューバは岩隈投手が先発。4回に2死2・3塁から失策で日本が2点を先制し、その後も着実に加点。投げては岩隈投手が6回を5安打無失点に抑えると、7回から登板の杉内投手が九人を完璧に抑え、前回に続く完封リレーでキューバに連勝。ベスト4進出を決めています。

 そして今日行なわれた、リーグ優勝決定戦はこの大会4試合目となる韓国戦でした。先日も書きましたが、16チーム集まる大会で7試合やって、うち韓国と4試合でキューバと2試合、中国と1試合、というのはシステムに欠陥があるとしか言いようがありません。
 ともに決勝トーナメント進出を決めているだけに、一部メンバーを落としたような感じでした。
 試合のほうは、初回に韓国が先制し、2回に日本が逆転。7回に追いつかれた直後の8回表に3点を勝ち越し、9回にも追加点を挙げ、6対2で日本が勝ちました。これで日本は、前大会も含め、初の予選リーグ1位通過を決めています。
 そのため、準決勝はもう一つのリーグで2位になったアメリカが相手になりました。アメリカは、一次予選も二位通過でのベスト4進出です。前回、同様の勝ち上がり方をした日本が優勝したわけですが、アメリカはそれにならったのでしょうか。
 日曜に準決勝1試合目のベネズエラ-韓国が行なわれ、翌日に日本-アメリカが行なわれるという日程になっています。

2009年03月18日

モダン焼き

 職場の人たちとお好み焼き屋にいきました。お好み焼きのみならず、肉や魚などを、客が鉄板で焼く形式の店です。
 というわけで、お好み焼き・もんじゃ焼きを始め、色々なものを皆で焼いていました。ところが、出席者の一人がモダン焼きを頼むと、店主さんの雰囲気が変わりました。
 それまでは、頼まれた物を持ってきて、机に置いてすぐに去っていきました。ところが、今回は、お盆の上に、お好み焼きのタネ・豚肉・中華そば・卵を置いてやってきて、こちらに、「焼き方はご存じですか?」と尋ねるのです。

 「モダン焼き」は、通常の関西風お好み焼きに、中華そばを混ぜ込んだものだろう、と思っていただけに、この店主さんの発言には驚きました。
 しかし、そこまで言うのなら、と思い、「よく分からないのでお願いできますか?」と答えると、途端に店主さんから発せられる「気」が変わりました。
 そして、まずそれまで使っていたヘラについた焼きカスを丹念に落とすと、まず、豚肉だけを焼きます。そして、焼き上がった豚肉をタネと混ぜ、合わせた後、二つに分けて焼き始めました。
 その後、そばを焼いた後、二つの生地で挟み、最後に卵を焼いて生地の上に乗せ、完成と相成りました。
 生地の丸さと言い、具の均質さといい、手際と言い、見ている皆を感心させるもので、完成時には、「おお」という声が上がったほどでした。
 メニューを見ても、モダン焼きに特別の注記があるわけではありません。しかしながら、注文を受けてから完成させるまでの、店主さんの一連の行動には、「モダン焼きに対する自負」というものを強く感じました。手際や味同様、その店主さんの心意気に感心させられたとも言えます。
 思いつきで入った店ですが、貴重な経験をすることができました。

WBC、日本、韓国に負け、敗者復活へ

 WBC二次リーグ2回戦の日本-韓国はダルビッシュ投手と奉重根投手が先発。奉投手には、一次リーグ決勝で抑えられており、雪辱戦みたいな形になりました。
 1回表、日本は相手の好守備にも阻まれ、0点に終わります。するとその裏、ダルビッシュ投手は先頭打者に安打されると、すかさず盗塁を許してしまいます。
 さらに、安打で無死1・3塁になり、続く打者の二塁ゴロの間に先制されます。さらに、このとき、二塁に入った片岡選手が失策し、引き続き無死1・2塁に。そして四球などで1死満塁になった後、2点適時打を喫して一挙3点を奪われてしまいます。
 ダルビッシュ投手はたまに立ち上がりで失敗することがありますが、それがこの大舞台で出てしまった、という感じでした。

 その後、日本は2・3回と先頭打者が歩くも、後続が倒れます。さらに4回も1死1・2塁の好機を併殺でつぶすなど、走者は出るも、得点に結びつきません。
 そして、5回も福留選手と城島選手の連打で無死1・2塁とします。しかし、そこから内野ゴロ二つで1点を返したのみで、奉投手を打ち崩せません。ダルビッシュ投手も2回以降は5回まで1安打投球でしたが、これしか援護がなく、5回で降板しました。
 その後、6・7・8回も安打は出るものの、後続がなく、しかも7回にはこの大会好調の城島選手が、見逃し三振をした後にバットを片付けなかったため、退場処分となってしまいました。
 そして8回裏、前の回から登板の涌井投手が四球と犠打の後の敬遠などで2死2・3塁として降板すると、代わった岩田投手が連続四球を出してしまい、無安打で追加点を与えてしまいました。
 そして、8回途中から三番手で登板した金廣鉉投手に、前回の雪辱をされます。そして、9回1死2塁からは林昌勇投手が登板。前回同様抑えられ、そのまま4対1で試合終了となりました。
 これで韓国は二大会連続のベスト4進出を決めました。一方、日本は明日キューバと対戦し、勝てばベスト4ですが、負けるとここで終わり、という形になっています。
 ダルビッシュ投手の立ち上がりが大きかったわけですが、1点目はともかく、2点目以降は本職が二塁である片岡選手が遊撃で出ての失策が響いたわけです。また、8回のダメ押し点は、いずれも本職が先発の投手が回の途中から救援して得点された、という形でした。
 このあたりには、救援専門投手が少ない・特定のポジションの選手を集める、という五輪人選の失敗を繰り返しているような感じを受けました。それに加えて、イチロー選手が不振という計算外の状況が発生しているわけです。
 こう考えると、チームの状況はこれまでの成績から考えられないくらい悪いように思えますが、果たして明日はどのような結果になるのでしょうか。
 なお、もう一つのブロックでは、昨日ベネズエラが、今日はアメリカがプエルトリコに勝ち、ともにベスト4進出を決めています。

2009年03月17日

距離

 先週、妹夫婦がサンフランシスコに転勤しました。赴任期間は三年とのことで、その間、海外旅行に行く余裕を持てそうにないので、当分会うことはできず、寂しい限りです。
 ところが、向こうに着いた直後から、妹がブログを始めてくれました。おかげで、異国の色々な情景を楽しむことができています。しかも、兄妹という事もあり、自分と似たような視点で書かれた部分があるため、自分的には、かなり臨場感のある読み物になっています。

 これまで、同じ関東に住みながらも、1~2ヶ月に一度会うくらいでした。したがって、詳しい近況を知る機会はあまりありませんでした。
 それが、八千キロ以上離れたサンフランシスコに行ったら、むしろ日常の事を詳しく知ることができるようになったわけです。
 毎度ながら、「ネットの力」の凄さを感じさせられました。
 早く向こうの生活に慣れ、より一層面白い記事を書いてくれることを、太平洋の向こうから願っている次第です。

売る姿勢

 そこそこ名が知れているシステム会社の人が営業に来ました。とりあえず、会社案内と顔つなぎという感じで、特に何を売りたい、というわけではないようです。
 ゆっくり話につきあう暇はないので、適当に応答してお引き取り願おうとしたら、時間稼ぎなのか、「当社ではパソコンの廉価販売もやっている」と言って、チラシを渡されました。

 確かに安いのですが、逆にどんな状態で出荷されるのか気になります。そこで、確認したところ、ウイルス対策ソフトすら入っていないとの事でした。
 もちろん、パソコン本体のチラシですから、何もプリインストールされていなくても問題はありません。しかしながら、その状態で買っても、業務には使えません。
 まあ、PCでしたら、仮にこの状態で買ってしまったとしても、後から気付いてウイルス対策ソフトをインストールすれば済む話です。しかし、これをこの会社の「本業」である、業務用アプリに置換えて考えると怖いことになります。最初の見積もりが安いからと購入してみたら、後から「この機能を別途購入しないと、まともには動きません」となるのと同じなわけだからです。
 当初は、名前も知っている会社ですし、何かの時に仕事を頼むこともあるかも、などと思っていました。しかしながら、このチラシを見て説明を受けた後は、「今後、何の需要が生じても、ここだけは呼ぶまい」という風に考えが変わりました。

WBC、日本がキューバに勝つ

 WBC二次リーグ1回戦の日本-キューバは松坂投手が先発。初回に1死から連打されますが、そこを抑えると、2回は三人で抑えます。
 一方、2回まで無安打だった日本ですが、3回に城島選手の安打を足がかりに1死満塁として先発投手をKO。二番手投手がいきなり暴投で先制点を貰うと、青木選手の適時打などでもう2点を取ります。

 さらに4・5回と1点ずつ追加して5対0と差をつけます。
 投げては松坂投手が6回まで抑えた後、岩隈投手・馬原投手・藤川投手で完封リレー。昨日心配した、チームのミスにより、調整登板ができなかった影響は松坂投手にはありませんでした。
 そして9回にダメ押しし、結局6対0で勝利。メキシコを破った韓国と、2次リーグ通過を賭けて18日に戦うことになりました。
 それにしても、これで今大会3回目の日韓戦で、前大会から通算すれば6戦目です。さすがにこれは当たりすぎでしょう。
 今回、リーグ戦において、1回戦で勝った国同士、負けた国同士を当てる形に変更したのは、前回の「総当たりで三つの国が並んだ時は失点立」に比べれば改良されていると思いました。
 次回はぜひとも、この「一次予選で戦った相手と二次予選でも戦う」というのを改良してもらいたいものです。
 なお、隣のリーグでは、敗者復活の1回戦でアメリカがオランダに勝っています。ドミニカ共和国に二回勝ったオランダは残念ながらここで終了となりました。

2009年03月15日

オーナー代行発言など

 今日は千葉でオープン戦の千葉-福岡が行なわれました。それはいいのですが、試合前にオーナー代行氏が改めて「仮に日本一でも監督退陣」と発言したそうです。一方、前日には、バレンタイン監督が急にブログを休止すると書いていました。
 まあ、ファンの見えないところで、色々な駆け引きがあるのでしょう。そのへんの事情は知りませんし、知りたくもありません。ただ、昨年暮れから感じていた、球団経営陣に対する不快感がさらに増したことは確かです。
 あれだけ球団が強くなって観客数が増えても赤字でリストラしなければいけないというのは、明らかに経営能力の欠如です。そんなに赤字で困るなら、売却でもして球団経営から手を引いてほしいものだと改めて思いました。

 なお、試合のほうは小林宏之投手と大場投手の先発でした。初回にいきなり無死満塁とした後に打線が沈黙し、そこから24人連続凡退。小林宏投手は4回までは抑えたものの5回に2点を失いました。
 その後、継投陣も好投し、9回に初回以来の走者が出て2死2塁とし、堀選手の適時打で1点差に迫りますが、反撃もそれだけで、2対1で敗れています。

 WBCのほうは、二次予選が開幕し、アメリカがプエルトリコにコールド負けしていました。
 一方、強豪のドミニカ共和国に二回勝って一次予選を通過したオランダは、ベネズエラに敗れています。この試合、ニュースおよび録画によると、ベネズエラの攻撃中、反米である大統領支持を明言している有名選手が打席に立つと、「応援席」からブーイングが飛んでいました。いろいろな利権もあるのでしょうが、野球の場に持ち込むのはやめてもらいたいものです。
 明日の朝には日本-キューバ戦が始まりますが、ルール解釈のミスで、松坂投手は調整登板をできずに、いきなり先発する事になりそう、との事でした。
 今回のWBC「侍ジャパン」は多大なプロモーション費をかけているようで、三年前と比べると、報道の取り上げられ方は激増しています。今回の話を聞いたときは、宣伝にかける費用がそれだけあるなら、情報収集などの裏方にまわす金をもっと増やせばいいのに、と思いました。
 それが明日の試合に影響するのかしないのか、気になるところです。

2009年03月13日

楽天タワー前

 久々に、りんかい線の天王洲アイル-大崎間を乗りました。天王洲アイルを出ると、車内放送で車掌さんが、「次は、品川シーサイド、楽天タワー前」と放送しました。そして、駅に着くと、駅名票の脇に「楽天タワー前」と書かれ、さらに会社のロゴマークまで書かれていました。
 数年前に品川シーサイドでビルを借り切って「楽天タワー」と名付けた事は、何かのニュースで聞いていました。しかし、その最寄り駅にこのような広告費をかけているとは思いませんでした。

 ちなみに私は、ちょうど十年前の秋口に、楽天市場への出店に関わった事がありました。その時に本社へ行ったのですが、当時は東横線の急行通過駅から徒歩10分くらいの所にある4階建てのビルでした。それを考えると、23階建ての「楽天タワー」は隔世の感があります。まさしく「十年一昔」と言えるでしょう。
 それだけ驚かされた「楽天タワー前」ですが、その急成長ぶりにほんの僅かとはいえ関わっていただけに、この駅の装飾には物足りなさも感じました。
 どうせ「楽天色」に染めるなら、たとえばホームの壁に巨大なディスプレイを埋め込んで、楽天のトップページを表示する、くらいな事はしてほしいなどと思ったわけです。
 ただ、十年前に本社に行ったときにこの「楽天タワー前」など、想像できませんでした。それを考えると、十年後の楽天は、今回私が思ったことより、さらに桁違いの事をやっているのかも、などと思いました。

2009年03月12日

合体ショップ

 日帰り出張で福岡に行きました。空いた時間を利用して街を歩いたら、大規模な携帯ショップがありました。ちょっと中心地から離れて土地があるのか、かなりの店舗面積です。具体的に言えば、ドコモショップの津田沼店と幕張本郷店を合わせたほどの広さがありました。
 ただ、その中の全てが携帯ショップになっているわけではありません。看板にあるように、店舗の三割くらいは、福岡ソフトバンクホークスのグッズショップになっていました。
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(※クリックすると、同じ窓で大きな画像が開きます)

 確かに、経営の大元は同じソフトバンクです。また、我が地元でも、海浜幕張のロッテリアが「ベースボールカフェ」と称して、千葉の選手写真を掲示したりおり、すぐ隣にマリーンズのグッズショップがあります。
 したがって、さほど驚くことではないのでしょう。とはいえ、本拠地の近くでもない普通に郊外にある携帯ショップの看板が野球とくっついていて、中に入ったら一つのフロアで携帯電話と野球グッズを売っている、というのは中々驚きました。
 もっとも、他のソフトバンクショップを見たら、ホークスグッズこそなかったものの、普通に旗が飾ってありました。おそらく、福岡においてはこれが普通で、驚く自分のほうがおかしいのでしょう。
 いずれにせよ、なかなか印象に残る、携帯電話兼野球ショップでした。

2009年03月11日

母の力

 仕事で、一つ隣の駅近くにある事業所まで、A4インクジェットプリンタを運ぶことになりました。ホームに着いたところ、次の電車まで少々時間があったので、プリンタを置いて一息つきながら、「我ながらハードな事しているな」などと思っていました。
 すると、目の前に赤ちゃんを抱っこした母親が歩いてきました。極めて普通の風景なので、普段なら何とも思わないところです。しかし、今日は自分も重い物を抱えていただけに、普段と異なる印象を持ちました。

 その赤ちゃんとプリンタのどちらが重いかは分かりません。しかしながら、赤ちゃんはプリンタと違い、電車待ちの間に床に置いておくわけにはいきません。しかも、ホームでちょっとでも手を滑らせたら、大変な事になるため、気も抜けません。
 いまだに子供がいないので、これまであまり感じることはなかったのですが、改めて「母の力」の偉大さみたいなものを感じました。
 そして思いだしたのは、先日、身内が日記に書いていた、30年ほど前に行なった引っ越しでした。当時生後3ヶ月だった妹をはじめ、五人兄弟で東京から関西に移ったのです。一番年上の姉でも小学五年でした。しかも、父親は先に関西に赴任していたため、実質的な準備は母親だけでやっていたわけです。
 当時は、子供である上に、遠いところに行ける楽しさばかり考えており、母親の苦労など考えてもいませんでした。しかし、今振り返ると、その大変さは想像に難くありません。
 ひょんな事から、改めて親の力に驚くと同時に感謝させられました。

2009年03月09日

WBCアジア予選、韓国が一位通過

 昨日行なわれた敗者復活の韓国-中国は、コールドで韓国が圧勝し、予想通り、決勝は日本対韓国となりました。
 ただ、この「決勝」の意味が今ひとつ分かりません。これにより、順位が決まり、二次ラウンド一回戦の相手が変わるとのことです。しかしながら、普通に考えて、「一位」は最初の代表決定戦で勝った日本でいいのではないでしょうか。
 前回と同じ試合数にしたい、という事なのかもしれませんが、今ひとつよく分からない試合ではありました。

 先発は岩隈投手と奉重根投手で、3回まで両チームあわせて出塁は城島選手の安打のみ、という土曜とはうってかわっての投手戦となります。
 しかし4回、岩隈投手が先頭打者を歩かせて初の走者を出すと、安打でつながれ、1死後に適時打で先制されます。しかし、その際に、一塁走者が三塁でアウトになり、さらに城島選手の牽制もあって、結局この回、1点で終わります。
 日本は、その裏の1死3塁を逃し、続く5回も城島選手があわや本塁打という当たりを放ちますが、ポールの数メートル向こうを通りファウルに、その後、安打を放ちますが、後続がありません。
 城島選手の牽制さらには、あの独特の左翼への打球を見たのは、2005年以来なので、懐かしさを感じました。そして、改めてあのプレーオフ最終戦まで続いた、千葉と福岡の激戦を思いだし、あの年はいかに野球を熱心に見ていたかを再認識しました。
 7回表、前の回から登板していた杉内投手が先頭打者を歩かせると、ここで馬原投手が登板します。しかし、いきなり二塁打され、無死2・3塁となります。
 ところが、続く打者が遊ゴロを放つと、三塁走者はあっさり本塁に突っ込み、無理なタイミングであるにも関わらず、挟殺の時間稼ぎもせずにアウトとなり、続いて、三塁に走っていた二塁走者もアウトとなり、併殺となります。土曜の試合でも初回に走塁ミスがありましたが、どうもこの予選での韓国の走塁には不可解なものがありました。何か勘違いでもあるのでしょうか。
 これで流れが変わるかと思われましたが、その裏に二死から安打が出るも、ここも得点できません。さらに8回、一死からイチロー選手が安打し、韓国が林昌勇投手を起用すると、続く中島選手に犠打を命じます。それは成功するも、2死二塁から林投手は、青木選手との「東京対決」を制し、ここも得点できません。
 仮にこれが埼玉の試合で、1点を追う1死1塁で中島選手に打席が回れば、その後がGG佐藤選手だろうと中村選手だろうと、犠打はありえないでしょう。しかも中島選手は、この大会ここまで8打数4安打です。韓国の走塁に劣るとも勝らぬ、不可解な采配でした。
 林投手は、続く9回も三人で抑えて試合終了。韓国が1対0で勝ってアジア予選一位通過を決めました。この結果が、どちらに幸いするかは、現時点ではまだ分かりません。

2009年03月07日

信用

 三年近く、親しくしている人がいました。最初の頃は、月に数回ほど、ここしばらくは少々縁遠くなったものの、月一くらいで飲みに行く仲でした。
 先日も飲みに行き、いろいろ話したのですが、翌日に届いたメールを見て一瞬固まりました。そこには、「昨日の話、○○さんに電話で伝えといたよ」とあったのです。
 その相手は、共通の知人なのですが、私にとっては親しいどころか、むしろその逆です。しかも、そのような人間関係である事は、何度も話していたのです。
 その飲み会では、別に悪口を言っていたわけでもないですし、伝えられて困るような事も話してはいません。したがって、何か実害があったわけではありません。とはいえ、仮に言いたくなったとしても、普通は、電話する前に事前に確認くらいするとしたものでしょう。

 しかも、抗議のメールをしたところ、しばらくしたら、本人でなく、「○○さん」から連絡が入りました。どうやら、フォローの電話を向こうに入れたようです。気を遣ったつもりなのでしょうが、こちらにとっては、より一層困ります。
 悪意がないことは分かっています。しかし、これでは、もはやこの人を信用することはできません。今の仕事に就くことも含め、三年間、かなり世話になった人ではあります。しかし、その恩と信用は別問題です。表面上の付き合いはできても、腹を割った話は二度とできないでしょう。
 それにしても、電話一本で、三年近い人間関係が、一瞬で終わってしまうわけです。我が事ながら、「信用を失う」という事は怖いものだと思いました。
 同時に、たとえ、少々他の所で損をしても、信用してくれて大切な話をしてくれる人を裏切るような真似だけはすまい、と強く思いました。

オープン戦初中継観戦とWBC予選三日目

 スカイAで、神戸で行なわれたタイガース-千葉のオープン戦の中継をやっていました。今季初のオープン戦中継見物です。先発は上園投手と小林宏之投手でしたが、上園投手は立ち上がりが悪く、一死から連続四球で好機をくれます。さらにそこから連打で、千葉がいきなり3点を先制しました。
 一方、小林宏投手は4回まで無安打投球と好投します。さらに5回には先頭の井口選手が安打すると、代走の早坂選手が進塁打の後に盗塁で三塁に進み、さらに失策で生還と、効率よく追加点を挙げます。

 小林宏投手は5回2死から連打されたものの、0点に抑えてここで降板します。さらに、6回も高木投手と小宮山投手の40代コンビで抑えます。
 しかし、7回から登板の香月投手が、失策もあって1点を返され、さらに続いて出てきた根本投手と神田投手も打たれて1点差に。続く8回には今度は松本投手が打たれ、ついに追いつかれてしまいます。
 余談ですが、香月投手が登板したとき、経歴を見たアナウンサー氏と解説の岡田前監督は、社会人チームである「熊本ゴールデンラークス」を独立リーグと勘違いしていました。
 結局、そのまま4対4で引分けに終わりました。観客数は五千百人ほどで、オープン戦とはいえ、タイガースが地元で行なうデーゲームとしては、かなり寂しい入りでした。

 その試合と同時に行なわれていた、WBC敗者復活1回戦の中華台北-中国は、先制した中国が、追加点を挙げて試合を優位に進め、4対1で最終回を迎えます。
 五輪ではタイブレークで中国が初勝利したものの、秋のアジアシリーズでは似たような展開から、最後は台湾チームが逆転勝ちしていました。今回もそうなるかと思っていたのですが、中国投手陣は好投を続けます。
 そして、9回に台湾が走者を二人出して、一発出れば同点、という場面を作ったものの、反撃はそこまでで中国がWBC初勝利を挙げました。台湾は予選敗退が決まっています。
 色々と問題のある台湾野球が急激に後退しているのか、あるいは中国が急激に強くなったのかは分かりません。しかしながら、アジア野球の勢力地図がはっきり変わったのは確かなようです。

 夜に行なわれた日本-韓国戦は、松坂投手と金廣鉉投手が先発。ここまで、アジアシリーズ・五輪と日本相手に好投を繰り広げていた金投手ですが、今回の調子はかなり悪いとのこと。アジア野球に詳しい解説者氏は、「初回で打ち込まれる可能性すらある」とまで言っていました。
 その時は、「日本視聴者向けのリップサービスだろう」などと思っていたのですが、その予言は的中。イチロー選手の大会初安打から始まる三連打で日本があっさり先制します。
 さらにそこから二死になったものの、内川選手が左翼線を抜いて、もう2点が入ります。
 しかしその裏、2死3塁から松坂投手が金泰均選手に2ランを打たれて、即座に1点差となります。
 ところが、直後の2回表、城島選手と岩村選手の連打で再び好機を作ると、イチロー選手が意表のセーフティーバントを決めて無死満塁に。ここで押し出しでと内野ゴロで追加点を挙げると、村田選手に3ランが出て、この回一挙5点を挙げ、金廣鉉投手はここでKOとなりました。
 日本打線の凄さよりも、解説者氏の慧眼に驚かされました。
 序盤で6点差をつけて松坂投手が投げているのですから、さすがにこれで試合が決まりました。さらに継投陣が打ち込まれた事もあり、韓国打線はかなり淡泊な攻撃でした。
 そして、6回には城島選手の2ランで11点差になると、7回も1点追加して12点差に。その裏、3点を取らないとコールドになる韓国ですが、無死1・2塁としたものの、後続があっさり倒れ、14対2で試合終了となりました。
 これで日本はアメリカで行なわれる二次リーグ進出をあっさり決めました。一方の韓国は、明日の中国戦で二次リーグ進出を賭ける形になりました。
 予想外の大勝で韓国を倒したわけですが、昨年の五輪、前回のWBCと、いずれも予選の初対決で負けたほうが、結果的には優勝しています。そう考えると、韓国側もさほどダメージはないのかもしれません。

2009年03月06日

久保投手トレードやWBC開幕

 千葉の久保投手と、タイガースの橋本健投手のトレードが発表されました。久保投手はオープン戦の初戦を投げ、2回1安打無失点と好投をしていたのですが、結果的にこれが千葉で最後の試合となってしまいました。
 当時の「自由枠」で入団し、一年目に新人王を獲得し、翌日はWBC大量選出があったとはいえ、開幕投手まで務めています。その投手を四年で放出したわけです。しかも、交代要員の橋本健投手は、タイガースの中継ぎ陣で頑張っているとはいえ、実績はかなりの差があります。

 バランス的にも時期的にも、極めて不自然です。加えて、バレンタイン監督には、球団より「この事について語るな」という指示がきているようです。それだけでも、異常さを感じます。
 これも、監督人事同様、「球団赤字ゆえの人件費削減」なのでしょうか。ならば、もっと先に見直すべき部分があると思うのですが・・・。
 という疑問は多々ありますが、決まった今となっては、両投手の新天地の活躍を願うよりありません。

 一方、WBCが日本-中国戦で開幕しました。先発はダルビッシュ投手で以下、涌井投手、田中投手などをつなぎ、最後は藤川投手が締めて完封リレーでした。しかしながら、打線は冴えず、3回に3点を奪ったものの、その後は1点を加えたのみで、4対0という結果でした。
 前回は18対2で7回コールドだった事を考えると、かなりの苦戦と言えるでしょう。これが、中国が強くなったためなのか、日本代表に前回の強さがないためなのかは、今後の試合で明らかになると思われます。
 なお、今晩は飲みだったのですが、ちょうど、席がテレビの近くだったため、民放の中継が聞こえてきました。うざいタレントの喋りなどを聞きながら、あらためて番組の質の低さを感じました。

2009年03月05日

嘘つきとの会話

 これまで関わった中で、最もひどい嘘つきだった輩と、久々に話す機会がありました。予想通りですが、案の定、口から出任せをベラベラといいまくります。同席者はその嘘つきぶりを知らないので、言いくるめられかけていましたが、その素性を知っている私には戯言以外の何物でもありません。
 当然、先方は相手をだますつもりで論理(?)を組み立てます。確かに、「それが事実かもしれない」と相手が思っていれば、それで騙すことができるのでしょう。しかしながら、それが最初から嘘だと分かっていると、その論理(?)が矛盾だらけである事が分かってしまいます。そのあたりを突っ込んだら、だんだんと舌の回転が悪くなっていきました。
 まあ、珍獣を観察する的な意味合いでは楽しむことができました。ただ、問題は、その嘘つきが、自分の今の生活に多大な迷惑をもたらしている、という事です。そう考えていると、楽しんでばかりはいられません。
 何とか、早く縁を切って、悩みを解消すると同時に、その嘘つきとの関係を過去の物にしたいものだ、と強く思った「嘘発表会」でした。

2009年03月04日

言い争いを聞きながら昼食

 昼食を船橋のバーガーキングで食べました。注文した際に一度、奥からハンバーガーが出てきたのですが、何か抜けがあったため、一度引っ込むなどという事があったため、少々待たされました。
 その後、レジの近くで食べていたのですが、カウンターの奥で何やら言い争いが始まりました。文句を言われたほうも、逆ギレみたいな形で応戦しています。
 いろいろな事情があるのでしょうが、客の聞こえる所で口論するのはいかがなものかと思いました。もちろん、主たる目的はハンバーガーを食べることのわけですが、それと同時に、昼食のひとときを楽しもうとしているわけです。にも関わらず、いま食べている物を作った人たちが言い争いをしていては、折角のハンバーガーも台無しです。
 かつてバーガーキングは日本で展開しており、自分的には一番好きなハンバーガー屋でした。しかしながら、2001年に撤退してしまい、その時はかなり残念に思った物でした。それゆえ、一昨年、再度「上陸」をした時は嬉しく思ったものでした。しかしながら、このような状況を見ていると、再撤退もあるのでは、と心配になってきます。
 ぜひとも「サービス業の基本」くらいは習得し、なんとか生き残ってほしいものだ、と強く思いました。

2009年03月03日

AB型

 血液型占いなぞ、全く信じていませんが、その中でも特に信じていないのが、「AB型は二重人格だ」というやつです。
 もちろん、そのような統計データはないようです。結局、「AとBだから」という安直な理由なのでしょう。しかしながら、たとえばA型だって、大雑把に分けても、「AA」と「AO」に分かれます。この場合、「AO」の人は何重人格になるのでしょうか。あと、三つ以上の人格を持つ人の血液型がどうなるかも気になるところです。
 などと言うことを、電車のモニタに出ていた「今日の血液型占い」を見ながら突っ込んでいました。ちなみに、そこに書かれていた自分の血液型であるO型は、現在の自分と全く異なる「現状分析」が書かれていました。