2008年11月29日

渓流とダム

 昨日の話の続きですが、最初に向かったのは高山でした。行きは西の窓側、帰りは東の窓側が取れたため、双方の車窓風景を見ることができました。
 高山本線と言えば、川に沿って走る路線として知られています。高山の手前までは、木曽川の支流である飛騨川に沿っており、途中には「飛水峡」などといった名所も車窓から見ることができます。
 ただ、これらの景勝地の大半は、線路の東側にあります。したがって、行きの前半は、ほとんど見ることができませんでした。

 ある程度山の中に入ると、線路が川を渡るため、こちら側の車窓に川が見えます。ところが、そこから見える風景の半分くらいはダムでした。大小合わせると、五つくらいあったでしょうか。
 仰々しい水門と、その後に続く人造湖は、見ていると興ざめします。しばらくすると、流れが戻り、中には巨岩が転がっていたりする所もあるのですが、至る所に人工物が見えて興ざめします。またそのうち、ダムが現れてしまいます。
 分水嶺を抜けて高山市に入ると、こちらは、護岸工事などがなく、かなり自然に近い形でした。
 帰りは東側だったので、今度は飛水峡を初めとする天然の渓谷を見ることができました。しかしながら、見ていても、ついつい行きに見たダムを思いだしてしまい、「川全体で見ると、自然の景観ではない」と認識してしまいます。そこで、巨岩の間の激流を見ても、今ひとつさめた感じになってしまいました。
 これが行きと帰りが逆だったら、全然違う印象を持った事でしょう。というわけで、もし、岐阜から高山本線に乗る人がいたら、東側(進行方向右側)の窓際に座ることを強く勧めることにしよう、と思いました。

2008年11月28日

一瞬の逡巡が最後まで響く

 今日は高山に行って、静岡に寄って帰るという日帰り出張の予定でした。高山での仕事が予定より早く終わり、「これは早く帰れるぞ」と思いながら、名古屋まで戻りました。ところが、その時に電話が入り、神戸で現地にいかねば解決できないトラブルが発生した、との連絡がありました。
 10分ほど迷いましたが、「どっちにしろ行かねばならないのなら、1時間で行ける今行くべき」と思い、神戸に向かいました。順調に作業ができれば、19時25分の新幹線に乗れれば、静岡で1時間ほど作業した後に帰宅できます。
 作業はギリギリの時間に終わりました。そこからタクシーを飛ばしたのですが、新神戸駅に着いたのは19時27分でした。駅が見えた時、タクシーからホームを見たら、ちょうど乗りたかった新幹線が出て行くところでした。
 結果的には、名古屋での逡巡が全てでした。あそこで瞬時に判断を下して、神戸に行くのぞみに乗っていたら帰宅できたわけです。約半年後に「不惑」となる予定なのですが、まだまだその域に達するのは難しいものだと痛感させられました。
 一方で、自分のたどった経路を振り返り、子供の時にやった「特急旅行ゲーム」をリアルでやったみたいだな、などと思ったりもしました。

2008年11月27日

2008/11/27の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

2008年11月26日

時間調整に感じた時代の変遷

[ 交通 ]

 夕方、四谷から晴海埠頭に行くバスに乗りました。いつもの事ですが、この時間帯の新宿通りはさほど込みません。したがって、スイスイと行くと思いきや、バス停ごとに、時間調整で止まっていました。
 20年ほど前、暗くなるまで都バスに乗りまくっていた時期がありましたが、そのような記憶はありませんでした。そういう意味で最初は不思議でしたが、そのうち、理由が思い浮かびました。
 まず、バス時刻表がどこでも見れるようになった、という事です。かつてはバス停以外で見ることはできませんでした。しかし、今の都バスはPCさらには携帯で、バス停ごとの時刻表や接近情報まで分かります。実際、私もあらかじめ時刻を確認していました。

 そうすると、遅延が生じるとクレームも大きくなる可能性があります。そのため、ほとんどの日は道が空いているところでも、余裕を持ったダイヤを組む必要が生じるのでしょう。そのため、道が空いていたら、停留所単位で細かく調整するわけです。
 あと、これはこの路線に限った話ですが、かつてはここは新宿から都内を横断して銀座を経て晴海に抜ける大幹線でした。1980年代後半に、都バスが主要路線のテコ入れとして行なった「都市新バス」にも、三番目に選ばれたほどでした。その頃は、10分も待たずにバスに乗れたと記憶しています。
 しかし、地下鉄の開通などで、状況は変わりました。名前こそまだ「都市新バス」ですが、新宿-四谷間が廃止された上に、四谷から銀座の間も大幅に減便されてしまい、30分に1本程度のローカル線になってしまいました。
 それゆえ、万が一にも早発などできないわけで、時刻表どおりの運行がより求められるのでしょう。
 都バス全体のものと、この路線独特のものとという、二つの事情を思ったりしました。そんな中、バスは皇居の堀端、銀座の繁華街、勝どき橋から見える川沿いの新興ビル群と、短い時間で様々な車窓風景を見せながら、最後は私一人を乗せて、ひと気のない晴海の埋め立て地を走っていました。

2008年11月24日

冬の訪れを感じた朝

 朝、着替えようと布団を出たら、寒さで震えがきました。そこで、少々時間に余裕があった事もあり、布団に潜りなおし、その中で着替えを敢行しました。
 当然、布団の中なので睡魔に襲われます。そんなこんなで、シャツ一枚着るのに5分かかりました。
 自分にとってこれは、冬の朝の「定番行事」です。したがって、自分的には今朝から冬になった、と言えます。
 季節の移り変わりを感じると同時に、「こんなもんで季節を感じるとは・・・」と自分に突っ込みたくなりました。

2008年11月23日

一見すごそうだが、極めて当然の研究結果

 将棋のプロが詰将棋を解いている時に、脳のどの部分が活発化しているか、という研究の発表が行なわれたそうです。
 大脳生理学に関する知識は全くありません。しかしながら、そこで出た結論が(プロが詰将棋を解くときに活発化される)部分は、自宅から駅まで道順を意識せずに歩くとき、曲がる角を判断するような場合に活発になる領域。棋士は、詰将棋の判断が日常のレベルになっているようだ。だったのにはなんだかな、と思ってしまいました。
 そりゃ日頃から将棋をやっているのですから、将棋に関する判断が、日常のレベルになっているのは当然と言えるでしょう。複雑な実験の結果、至極当然の結論が導かれた、という感じです。

 もっとも、だからと言って、この研究の意義を否定するというわけではありません。最近は、あらゆる分野において、「ゲーム脳理論」などの胡散臭い「疑似科学」が氾濫し、報道を通じて増幅されています。そういう事を考えると、「当然と思われる事を証明する」という事の意義はあります。
 とはいえ、どうせ調べるなら、より意義のある事を調べてほしいものだ、とは思います。たとえば、同じプロ棋士の脳を調べるのなら、「園遊会で珍発言をする元名人」などといった、奇妙な思考の原因を解明のほうが面白そうです。
 首相を筆頭に、とんでもない発言が横行する昨今ですから、こちらを解明すれば、より価値の高い研究になるのでは、などと思ってしまいました。

WBC辞退問題

 数日前から、「中日がWBCボイコット」みたいな記事が新聞を賑わしています。きっかけは、21に行なわれたWBCのスタッフ会議後に原監督が「一球団で一人も協力者がいなかった」と発言したことです。ここでは球団名は伏せてはいましたが、読売新聞は名指しで「中日」と報じました。
 これを機に、スポーツ新聞などが「中日たたき」を始めました。しかし、この一連の流れにはかなり疑問があります。

 まず、WBCの辞退者が出たのは、これに始まった事ではありません。前回も、ヤンキースの松井秀喜選手を始め、少なからぬ辞退者が出ました。ただ、大リーガーである松井選手は話題になったものの、国内の選手の辞退に対して、このようなバッシングみたいな事は起きませんし、マスコミも煽りませんでした。
 また、今回に限っても、別にこれが初の辞退ではありません。東京の宮本選手と読売の上原投手は五輪直後にWBC辞退を明言しています。さらに、千葉の里崎選手も今季の故障を理由に、読売の李選手は、日本シリーズなどの不振を理由に早々とWBC辞退を宣言しています。
 もちろん、李選手は日本チームとは関係ありません。しかし、「怪我したわけでもないのに、WBCに出ない」と宣言している意味では本質的に変りがないでしょう。
 もう一人の上原投手にしろ、いくらFA宣言が確定していたとはいえ、不出場宣言した時点ではまだ読売の選手です。にも関わらず、特に咎められたような事はありませんでした。
 このように、自チームの選手が怪我以外の理由で辞退しているなか、特定の球団を批判する原監督の発言はいかがなものかと思います。
 また、辞退したというドラゴンズの選手の人選にも疑問が残ります。怪我していない若手二人ですが、WBCに登録されるのは30人で、今回名前が挙がったのは48人です。つまり、18人は落とされるわけです。
 そう考えたとき、浅尾投手や高橋投手が30人枠に残る可能性はどのくらいあるのでしょうか。他に選ばれるであろう中継ぎ投手と比べれば、両投手は実績を残した期間が短すぎます。選考段階で、よほど桁違いの内容を残さない限り「18人」になるでしょう。
 そのような中途半端な扱いをされて調整に失敗しても、誰も責任は取ってくれません。そう考えれば、最初から断るのは、至極当然と言えます。

 ちなみに、前回率いた王監督は、この件に関し、「前回も、表には出していないけれど辞退者はいた」と言っています。つまり、結果的に優勝したにも関わらず、今でも三年前の辞退した選手を守っているわけです。それと比べても、自球団で辞退者が出ている中で、「特定球団批判発言」を行なう原監督および読売代表の発言は極めて不適切です。
 代表選手が決まる前から、首脳陣の器が小さいことがはっきりしてしまいました。「ドラゴンズの選手が出ない」事より、そちらのほうが問題でしょう。前途はかなり厳しそうです。

2008年11月22日

ファン感謝祭

 マリンスタジアムで行なわれた、ファン感謝祭「Marines Carnival」に行きました。11時半に開幕セレモニーが行なわれ、最後の行事である「09年への誓いカーニバル」が始まるのは16時とのことですから、かなりの長丁場です。
 また、バックスクリーン前にメインステージが設けられますが、グランド内・スタンド・球場外でも多種のイベントが開催される、という形態でした。
 11時45分くらいに着き、買い物した後に中に入ると、メインステージで二度目の選手トークショーが行なわれる所でした。参加者は早川選手・渡辺俊介投手・川崎投手・荻野投手・今江選手・成瀬投手の六人でした。

 内容は、司会者が「今シーズン最大の思い出」と「なりたいもの・やりたい事」という二つの「お題」を出して選手が回答、それに対して他の選手がツッコミを入れる、という形態でした。
 印象に残った回答としては、成瀬投手が「思い出」にオールスターでのメッタ打ちを挙げた事、「なりたいもの・やりたい事」に渡辺俊介投手が「マリンスタジアムでファンと宴会」、早川選手が「女装」と回答した事でした。
 ちなみに、成瀬投手は、打ち込まれぶりについて「雅さん(現インディアンス・小林雅英投手)を越えたので、来年は荻野さんか川崎さんに記録更新を期待したい」と言っていました。また、打ち込まれた後、バレンタイン監督にきつく怒られたとの事でした。その際、バレンタイン監督の説教で一番怖いのは、「笑顔で言う」という事も判明しています。
 早川選手の回答は、「そんなもん、野球選手の隠し芸大会でできるだろうに」という突っ込み的な意味で印象に残りました。お立ち台とかで名言が多い早川選手ですが、たまに、このように不可解な事をいうクセ(?)があるようです。前の球団にいた時にお立ち台で言った「大阪、最高バイ」以来の珍発言でした。
 渡辺俊介投手の発言は、「優勝した時、ビールかけの後に・・・」という、かなり具体的なものでした。かつて、広島が優勝したにグランドでファンの見る中ビールかけをした事がありましたが、それに似たものを構想しているのでしょうか。是非とも来年実現させてもらいたいものです。
 他に、死球で離脱した今江選手が、司会者に「怪我をして得た者とかもあったのではないのですか?」と言われ「何一つなかった」と答えたのも印象に残りました。

 終わった後は、隣で行なわれる、「選手がファンにノックをする」という企画を見ました。橋本選手は右でノックしたと思ったら、左でティーバッティングのような形で打ったりしていました。他に、引退してコーチになる代田選手も参加していました。
 それを見た後、いったん外に出たのですが、グランドから出た時、足に人工芝がくっついているのには驚きました。よく見ると、足元は抜けた(?)人工芝で緑色になっています。人工物ですが、「寿命」がきたのだろうか、と思いました。この後、全面張り替えとかるのでしょうか。
 昼は、屋台で「ガーリックステーキ弁当」を食べました。焼きたてだと非常に美味なのですが、残念ながら作りおきでした。しかし、作ってからさほど時間が経過しておらず、そこそこ温かくはありました。
 食べたのは、マリーンズミュージアム近くにある常設ベンチでした。今回、この部分は常設ベンチの他に、仮設の机・椅子を設置して飲食スペースになっています。プログラムを見ると、これもイベントの一環で「宴会カーニバル」と名付けられていました。
 もう少しすると、ここでトークショーが行なわれるとの事でしたので、食べ終わった後も座っていました。ただ座っているのもなんなのと、少々足りなかった事もあり、球場内で売られている、もつ煮を買ってきて食べたりしているうちに、大塚選手と松本投手が登場しました。
 司会の人がいきなり、「ここに来ているのは、球場内のメインステージにあぶれた人なんですよね」みたいな、選手二人に失礼な事をいい、これ目当てに来ていた大塚選手のファンに「そんな事ない」と突っ込まれる、という形で始まりました。
 松本投手がホラーDVDが好きで、面白い作品を終わるまで視るのも、つまらない作品を見ながら途中で寝るのも楽しい、と言っていました。また、「チーム内で『ファン』と言える選手は?」という質問にに対し、大塚選手が里崎選手を挙げ、その奇行(?)を話していたのには笑いました。

 終わった後、球場内に戻ってメインステージに行ったら、先ほどの大塚選手・松本投手が、今江選手・荻野投手と四人で、「ファンとゲームをする」という企画に出ていました。
 まずは、三つのチョコとガムを食べ比べて、「どれがロッテの製品か当てる」という、「美味しんぼ」第一話みたいな事をやっていました。
 次に、与えられた「お題」を絵にして、それを見た人がまた絵を描く、という「絵による伝言ゲーム」をやっていました。ただ、その「お題」は「マリンスタジアム」「リリーフカー」という描き間違いのないようなものでした。したがって、端から見ていると、選手とファンがひたすら同じ題材の絵を描き続ける、という形になってしまいました。
 これが終わって去ろうとすると、今度はメインステージに渡辺俊介投手と久保投手が登場。で、引き返してみたら、「これからパーティールームでパズル大会をやります」という「予告」とパズルにハマッたきっかけを話してすぐ移動してしまいました。
 その後は、メインステージで「ビッグフラッグメッセージ」という企画があったので、旗に文字を書いてきました。その際、係員が「マジックは備え付けのものでお願いします。持ち込みは禁止です」と連呼していたのが妙に気になりました。
 当初は、もう少しいる予定でしたが、相方が疲れた事もあり、ここで帰ることにしました。
 毎年の事ですが、今ひとつ企画を立てる基本概念がよくわかりません。もう少し、時間を短くして、内容を濃くできないのか、と思ってしまいます。もっとも、これだけ続くと、「これがロッテ球団のファン感謝デーの仕様」だからと達観できるようになりつつあります。
 というわけで、そこそこ楽しめた一日でした。来年はぜひとも、渡辺俊介投手が提案したような形で楽しみたいものだ、とも思いました。

2008年11月21日

流通大手二社共通企画?

 近所のセブンイレブンに行ったら、レジのところに「毎週金曜日はフライデーで揚げ物割引」と書いてありました。「fry」と「Friday」をひっかけたものと思われます。
 見たときは、店長さんが考えたギャグなのかもしれないが、安直だよな、と思いました。ところが、数日後、津田沼のジャスコに行ったら、カレンダーが貼っており、こちらも金曜日の所に「フライデー・揚げ物割引」と書いてありました。
 現在の日本流通大手二グループがともに、同じ言語感覚でセールをやっているわけです。ちなみに、調べたところ、ジャスコは店舗ローカルのようですが、セブンイレブンは全店共通企画でした。
 流通業界の粋を集めて(?)考えた企画が、両グループでかぶり、しかも、それが初歩的なダジャレに落ち着いた、というのは興味深いものがありました。
 あと、それぞれの「フライデー」担当者が、相手グループでも全く同じ事をやっていると知った時にどう思ったのか、というのも非常に気になりました。

2008年11月20日

提示を求める意味のない証明書

 通勤電車で、向かいに座っている人の新聞が目に入りました。なんか、新聞の訪問販売員には資格証みたいなものがあるとのことで、勧誘がきたら、その証明書の確認をするように、と書いてありました。
 どうやら、勧誘員には公認とモグリがいるようです。確かに、証明書を見れば、その区別はつくでしょう。
 ただ、これを実行するのに、一つ重大な問題があります。それは、「証明書を確認するには、扉を開けなければならない」という事です。

 新聞勧誘で被害を受けないための最大の防御策は、「扉を開けない」事です。これがいかに重要かは、勧誘員が、宅配便や古紙回収など、正体を偽って扉を開けさせようとすることからも分かります。
 したがって、証明書を確認するために扉を開ける、という事は、それだけで相手の思うつぼに陥るわけです。言うまでもなく、証明書がない事を指摘したところで、「すみません。帰ります」などと引き下がる勧誘員はいないでしょう。
 つまり、証明書を確認する、というのは極めてリスクが高い行為なのです。そのため、私にはその広告は、「新聞の売上げを増やすために、勧誘団と共謀した、扉を開けさせるための宣伝」だとしか思えませんでした。

2008年11月19日

寒桜と副流煙

 職場近くの公園に久々に行きました。何気なく風景を見ていたところ、奥に生えている樹に花がついていまいした。この時期に花、というのだけでも珍しいのですが、よく見たところ、それは桜の花なのです。
 一緒にいた人に尋ねたところ、「寒桜というらしいですよ」との事でした。そして、幹のあたりに説明が書いてある事を教えてくれました。言われてみれば、なにか札がかかっています。
 ただ、近づいて珍しい秋の桜および、説明の札をじっくり読む気分にはなりませんでした。なぜならば、その寒桜の生えているあたりは、喫煙所になっていたからです。
 いくら珍しい秋の桜とはいえ、煙草の副流煙を吸いながら鑑賞する気は起きません。というわけで、遠くから眺めるだけにとどめました。
 このような公共の場所での喫煙スペースが密閉式になるのが標準になる日が来てほしいと改めて思いました。それが実現したときは、ここの公園で寒桜をゆっくり鑑賞したいものです。

2008年11月18日

人のCドライブ見て・・・

 遠方に住む職場の人から、「最近、PCの動きが遅い。ハードディスクを増設したら何とかなるか?」と尋ねられました。実際に見ないことには分かりようがありませんが、とりあえず、「Cドライブの残容量を確認して、あまりに少なかったらその可能性もありえます」と無難な回答をしておきました。
 そんな話をしていて帰宅したら、「そう言えば、自分のはどうだったか?」と気になりました。半年ほど前に、Cドライブの残容量が逼迫して、慌てて空けた事を思い出したのです。

 帰宅して調べてみたところ、何と半年前と同じくらいに逼迫していました。データもアプリも全てDドライブに入れているのですが、なぜかこうなってしまいます。
 とりあえず、ディスクのクリーンアップで何とか容量を空けました。しかし、このような状態が続けば、パーティーションマジックでも使って、HDDを切り直さねばならないか、と思っています。
 そういうわけで、容量の件で相談した人に、こちらのほうが感謝する羽目になってしまいました。

出迎え

 15年前に実家でミニチュアシュナウザーを飼い始めました。ほぼ入れ違いに私はアパート暮らしを始めたので、一緒に暮らしたのは一ヶ月弱でした。
 しかしながら、たまに実家に顔を出すと、彼女は私の事を熱烈歓迎してくれました。姿をみるやいなや、走ってやってきて、後ろ足で立って前足で私を掴もうとするのです。月に一度会うか会わないか、という関係であるにもかかわらず、来る度に走り寄ってくれました。
 小さい体でしたが、あふれるような元気さがあり、散歩に連れて行くと、三倍くらい大きな犬相手にも吠えかけたりしていました。空き巣が窓ガラスを切って侵入しようとしたところ、吠えて撃退した事もありました。

 ただ、ここ数年は、めっきりと元気がなくなりました。ミニチュアシュナウザーの平均寿命は12~14歳だそうなので、老化によるものだったのでしょう。だんだんと動きが少なくなり、家に来ても寝ている事が多くなりました。
 たまたま先週末に近くに来たついでに実家に顔を出したのですが、最初は、寝床をのぞいても、布団にくるまったまま動かず、一瞬、いないのかと思ったほどでした。抱いてみたのですが、すっかり軽くなっていたのに驚きました。目も鼻もきかないとの事で、私が誰だかも分からないようでした。
 そして、昨晩、息を引き取ったという連絡がありました。家族の話によると、その夜には小さいながらも鳴き声が聞こえたとの事でした。特に病気などで苦しんでいたわけではないとの事なので、それは、皆への挨拶だったのかもしれないな、とも思いました。長いようで短かった15年間でしたが、私および家族と付き合ってくれた事を、心より感謝しています。
 もう実家に行っても出迎えてもらえる事は二度とありません。そう思うと、改めて寂しさを感じました。

2008年11月16日

2008/11/16の更新

 幕張本郷名所案内コロンブスシティに行くバスを掲載しました。

見出しと句読点

 ネットでスポーツニュースの見出し一覧を見ていたら、「大ミスで失点」という文字が目に入りました。「大」がつくとは、「ルール勘違い」とか「間違えてボールをスタンドに投げ入れた」とかいう類なのかと期待(?)して記事を開きました。しかし、そこに書かれていたのは「内野手の連続失策」という、「普通のミス」でした。
 不思議に思って見出しを見直したら、実は「佛教大ミスで失点」という大学野球の記事でした。
 左の二文字を確認せずに記事を開いた私が間抜けなわけです。とはいえ、この見出しも問題があるとは思います。誤読を招かぬよう、「佛教大、ミスで失点」とすべきなのでは、と思いました。
 あと、続く文字が「ミス」でなく、「麻」だったら、さらに大規模な誤解を生む見出しになっていただろう、などとも思いました。

アジアシリーズ、埼玉がサヨナラで優勝

 アジアシリーズ決勝戦は、埼玉対台湾・統一ライオンズとなりました。先発は涌井投手とアルヴァラード投手でした。アルヴァラード投手は、昨日大差の最終回で登板しているため、「連投」となりました。
 涌井投手は立ち上がりからあまり良くなく、いきなり先頭打者に安打され、さらに次打者を三振に打ち取りますが、その際に盗塁に悪送球が重なって三塁まで進まれます。しかし、後続を何とか抑え、先制は許しません。
 さらに2回に無死1塁、3回にも無死1・2塁と危機が続きますが、いずれも0点に抑えます。

 昨日は、無死の走者を凌いだ統一ライオンズがその裏に得点した、という展開でした。そういう意味では統一ライオンズに取っては良くない展開と言えますが、アルヴァラード投手が好投し、埼玉打線を抑えます。
 安打は許すも、同じ回に走者を二人出すことはなく、結局6回を投げて4安打無四球無失点でした。
 一方の涌井投手も中盤は立ち直り、統一ライオンズ打線を抑えます。7回途中での降板となりましたが、4安打3四球10奪三振で無失点、という内容でした。
 さらに継投陣も好投し、0対0のまま最終回を迎えます。
 そして9回表は岡本真投手が下位打線を抑えて裏を迎えます。統一ライオンズのマウンドには、前の回から潘威倫投手が上がっています。ちなみに、予選では埼玉相手に先発して、2失点ながら負け投手になっています。
 その潘威倫投手は、三番・四番を簡単に打ち取ります。これで、本シリーズ初の延長戦(ちなみに決勝は延長無制限)に突入かと思われましたが、石井義選手が四球を選んで出塁します。
 続く、佐藤選手の当たりは左中間に飛びますが、抜けはせず、左翼手が抑えます。しかし、返球がやや緩慢なのと、中継に入った遊撃手が本塁を向いていないのを見た石井義選手が一気に本塁へ突入します。慌ててバックホームしたものの、球はそれ、1対0で埼玉がサヨナラ勝ちして、アジアシリーズ制覇を決めました。
 佐藤選手がバックホームの間に二塁に達していたため、記録的には「サヨナラ二塁打」でした。しかし、打球は普通なら単打という当たりです。したがって、あの1987年日本シリーズでの単打で生還した辻選手(現ドラゴンズ二軍監督)の再現ともいえます。そう考えると、埼玉の伝統を継承したサヨナラ勝ちと言えるでしょう。
 MVPはサヨナラ打を放った佐藤選手でしたが、ここは石井義選手でも良かったのでは、とも思いました。

 こうして、四度目のアジアシリーズは、日本チームの4連覇という形で終わりました。ただ、昨年に続いて、予選では日本チームが韓国チームに負けたうえに、統一ライオンズとの2勝もいずれも接戦でした。そう考えると、日本チームの連覇記録が止まる可能性も少なくないと思えてきます。
 なお、今年から冠スポンサーのコナミと、読売新聞社がスポンサーから降りました。その影響もあって、地上波TVおよびラジオでの中継は一切行なわれず、動員も激減しました。決勝戦でやっと1万8千人ほどで、それ以外の試合は全て1万人を切っていました。
 大会の意義を考えると、より力を入れるべきものです。NPBも新たなスポンサー獲得に力を入れるなど、もっと本腰を入れて大会を盛り上げて欲しいものだとおもいました。

アジアシリーズ、決勝は日台ライオンズ決戦に

 アジアシリーズ三日目第一試合の埼玉対中国・天津ライオンズは許投手が先発。初回に共に2点ずつとりあうも、そこから埼玉打線が爆発。シリーズ最多記録となる16得点を挙げます。そして3回途中から登板した継投陣が天津打線を無安打に抑え、16対2で7回コールド勝ちしました。
 ただ、この時点では、仮に次の韓国・SKワイバーンズ対台湾・統一ライオンズで仮に1対0で統一ライオンズが勝ったりすると、3チームが「三すくみ」の形で2勝1敗で並んだ際に適用される「失点率」の差で、埼玉は決勝進出できません。

 その、第二試合の、ワイバーンズ対統一ライオンズ戦を観戦に行きました。韓国-台湾戦は、普段見ることのできない国の試合および応援をまとめて見れるので、お得感があります。
 一塁側が統一ライオンズで、三塁側がワイバーンズだったのですが、客の入りは一塁側のほうが多く、それもあって三塁側に座りました。昨年、予選で三連勝したワイバーンズのほうが盛り上がっていると予想していたので、少々意外でした。
 ただ、もちろん韓国から来ているファンの応援はかなり熱がこもっていました。日本ではすっかり定番化した「耳」のヘアバンドをつけている女性ファンもいました。中には、チームマスコットのついたヘアバンドをつけている人もいました。
 このカードは昨年も行なわれ、その時はワイバーンズがコールド勝ちしています。というわけで、今回もワイバーンズ有利かと予想していました。
 1回裏、ワイバーンズ先発の蔡秉龍投手は、二安打と暴投で2・3塁としますが、何とか抑えます。すると、直後の2回表に李晋映選手のソロで、ワイバーンズが先制します。
 続く3回にワイバーンズは1死から安打で出た走者が盗塁と悪送球で三塁まで進むも後続が倒れ、続く4回も先頭打者が安打しながら、併殺で三人に終わるなど、追加点機を活かせません。
 すると4回裏、2・3回は三人で抑えてきた蔡秉龍投手が、連打と牽制悪送球で無死1・3塁とします。そして1死後に適時打が出て同点に追いつくと、続く七番の劉芙豪選手に勝ち越し3ランが出ると、続く高志綱選手にも連続本塁打が出て、この回一挙5点を挙げました。また、この時点で、失点率の関係で埼玉の決勝進出が決まりました。
 直後の5回表にワイバーンズは先頭打者が四球を選ぶも併殺で、またまた無死の走者を活かせません。そしてその裏、統一ライオンズにまたもや本塁打が出て、6対1となり、蔡秉龍投手をKOしました。

 ところで、試合と同様に楽しみにしていた応援ですが、ともにチアスティックが主体でした。ただ、ワイバーンズのチアスティックがチームと同じ赤であるのに対し、統一ライオンズはチームカラーは緑と橙の「湘南色」であるにも関わらず、チアスティックは青と白でした。一方で、橙のメガホンを持って応援している人もいたので、かなりカラフルでした。
 応援の動きも、統一ライオンズはメガホンダンスみたいな事をしたり、10メートル四方の旗で応援席を覆う「小規模版ビッグフラッグ」をやるなど、派手さが目立ちました。対するワイバーンズはどちらかと言うと、基本的な感じでした。
 あと、投手が頻繁に牽制すると、ワイバーンズ応援団からブーイングが飛びます。するとすかさず、統一ライオンズ応援団から投手に声援が飛ぶ、という場面が少なからずありました。

 試合のほうは、6回にワイバーンズの先頭打者が安打で出ると、続く打者も二塁打で続きます。ここで、趙東和選手の当たりを中堅手が飛び込むも後ろにそれ、2点適時三塁打となり、6対3と3点差になります。ワイバーンズとしては、たとえ負けても、2点差以内なら決勝進出が出来るので、実質的には1点差になったような形になりました。
 しかし、なおも続く無死3塁で、三番以降の中軸が犠飛すら打てず、失点率で上回る事ができません。
 しかしその裏は三者凡退に抑えると、7回からは初日に好救援した李承浩投手をワイバーンズは起用します。ところが、四死球で無死1・2塁とすると、ここはあっさりと交代。この早めの継投が成功し、ここを0点に抑えます。
 そして直後の8回表、ここで統一ライオンズは守備固めで中堅手を代えます。ところが、先頭打者の放った中堅への当たりを、その許峰賓選手がグラブに当てながら捕りきれずに三塁打に。さらに続く打者が適時打を放ってついに2点差とし、失点率で下回りました。
 ところがその裏、前の回の無死1・2塁を凌いだ鄭大炫投手が先頭打者に安打されます。さらに、続く陽森選手の打席の内角球が死球の判定に。球の跳ね返り具合からはファウルのように見え、当然ワイバーンズも抗議しますが、覆りません。なお、抗議の間に統一ライオンズファンからブーイングが出ると、ワイバーンズファンがブーイング返しをする、という一幕もありました。
 その直後、劉芙豪選手がこの試合二本目かつ6打点目となる3ランを左翼席に叩き込みます。さらに二塁打が出ると、五点差ながら犠打で進めるという辛い作戦を統一ライオンズはしてきます。これが功を奏し、その後に適時打が出て、ついに10対4となりました。
 そして9回にはアルヴァラード投手が登板し、先頭打者を歩かせるも、続く打者を併殺に打ち取るなど、三人で抑えて試合終了。統一ライオンズが決勝進出を決めました。
 ワイバーンズは投手陣が本塁打を四本浴びた上に、打線も先頭打者を五回出しながら、四併殺で好機を活かせないと、投打共にかなり不本意な内容で、まさかの予選敗退になりました。
 昨年のコールドの借りを返して決勝進出した統一ライオンズですが、初戦の中国・天津ライオンズ相手の苦戦が嘘のような、豪快な野球でした。
 これで、決勝は昨年の「龍対決」に続き、今年は「獅子対決」となったわけです。埼玉としては、涌井投手の出来に全てが掛かかるのでは、と思われます。率直に言って、ワイバーンズが出てくるよりも、やりやすいとは思いますが、果たしてどうなるのでしょうか。
 ところで、統一ライオンズは球団名に「セブンイレブン」をつけているのですが、仮にこちらが優勝した場合、日本のセブンイレブンはセールをやるのでしょうか。しょうもないことですが、少々気になっています。

2008年11月15日

四駅40分

 朝、海浜幕張で仕事してから会社に行きました。最初、西船橋に出ようとして切符を買って入場しました。数分後に電車が来るので、とりあえず、携帯駅すぱあとで調べたところ、西船橋着は40分後という結果が出ました。
 確かに、この時間帯の武蔵野線は南船橋止まりで、海浜幕張には行きません。しかしながら、乗換えがあるとはいえ、四駅しか離れていないのに40分、というのには驚きました。しかも、そこで表示された経路は、南船橋でなく、市川塩浜乗換えなのです。
 さすがにそんなにのんびりもできないので、交通費が余分にかかりますが、新木場に出て有楽町線に乗換えることにしました。そして、市川塩浜に入る直前に武蔵野線とすれ違いました。このことからも、接続についてなんら考慮せずにダイヤを組んでいることがわかります。

 それにしても、四駅で40分とはかかりすぎです。ちなみに、幕張本郷までバスで出て総武線に乗換える経路で試算したら、20分弱で着くことが分かりました。
 以前、都内から海浜幕張に行くのに、幕張本郷からバスを使ったほうが数分早い、という経験をしたことはありました。しかしながら、その時は、西船橋での接続が悪かったのが原因でした。そのため、西船橋に行くだけでもバスで幕張本郷に出たほうが早いというのはかなり驚きました。
 繰り返しになりますが、京葉線は海浜幕張から西船橋まで四駅であるのに対し、幕張本郷経由は、バス停七つと総武線五駅です。
 駅すぱあとでは、駅から駅に行く際に、一般乗り合いバスを利用する経路は表示されません。しかしながら、海浜幕張がらみの場合は、その経路も加えてほしいものだと思いました。

アジアシリーズ第2戦、埼玉辛勝、ワイバーンズ圧勝

 アジアシリーズ二日目第一試合は韓国・SKワイバーンズが、昨日、9回裏2死まで台湾・統一ライオンズをリードしていた中国・天津ライオンズを15対0と圧倒し、コールド勝ちしました。
 一方、その統一ライオンズ相手に埼玉は岸投手が先発。埼玉は3回まで毎回先頭打者を出しますが、先制できません。
 そして3回まで無安打に抑えた岸投手でしたが、4回に先頭打者に二塁打され、内野ゴロで進塁された後、犠飛で先制されます。
 しかしその裏、埼玉は大島選手の適時打で追いつくと、赤田選手の適時二塁打で逆転に成功。そして、岸投手は5回以降は統一ライオンズ打線を無安打に抑えます。
 しかし、埼玉打線も5回以降は安打が出ません。結局そのまま2対1で勝ったものの、昨日に続き、中軸のいない打線の不安さを感じさせる試合になりました。
 明日勝てば決勝進出ですが、最終戦までに打線が調子を戻せるでしょうか。

2008年11月13日

アジアシリーズ開幕、ワイバーンズ、昨年に続いて初戦勝利

 今日からアジアシリーズ開幕となりました。昨年から日本シリーズとの間隔が短くなったのですが、今年は第7戦までもつれこんだ事もあり、さらに短く感じます。
 開幕戦はデーゲームで行なわれた、台湾の統一ライオンズ対中国の天津ライオンズ戦でした。序盤で天津がリードし、その後、統一ライオンズが1点差にまで迫りますが、そのままリードを保って終盤に入ります。

 8回表終了時点で途中経過を見たときは、五輪で中国が台湾に勝ったこともあり、このままアジアシリーズ中国初勝利か、と思いました。しかし9回裏2死までしたものの、そこから代打適時打で同点となり、さらにサヨナラ3ランが出て統一ライオンズが7対4で大逆転勝ちしました。
 統一の粘りも凄かったのでしょうが、それ以上に中国勢が強くなっていることに驚かされました。

 夜に行なわれた第2試合は埼玉対韓国のSKワイバーンズ戦でした。埼玉は土曜の日本シリーズに投げた帆足投手が中四日で先発します。また、日本シリーズで怪我をした中島選手と細川選手が欠場し、片岡選手も体調不良で欠場となりました。シーズン中盤までで考えれば、一番打者・中軸三人と正捕手不在、という形になります。
 初回、埼玉は中島選手の代役で三番に入った平尾選手が、日本シリーズの勢いそのままに先制打を放ちます。
 しかしワイバーンズは2回に一度は審判がファウルを宣告した後に腕を回すという、ギリギリの本塁打で追いつくと、4回に2ランと適時打で3点を勝ち越します。
 直後の5回にも埼玉は栗山選手と平尾選手の連続適時打で1点差にし、「日本キラー」で韓国最多勝の金広鉉投手をKOします。
 しかし、そこからワイバーンズの救援陣の前に、埼玉は抑えられます。
 埼玉の救援陣も好投して無失点に抑えますが、7回から登板の李承浩に3イニングを抑えられるなど、6回以降は安打すら出ません。そのまま4対3でワイバーンズが勝ち、昨年に続いて、初戦で日本チームに勝っています。
 ただでさえ埼玉の戦力が落ちているだけに、昨年のドラゴンズ以上に、今後も苦戦が予想されます。いっその事、決勝は涌井投手と岸投手の継投をするくらいのほうがいいかと思われます。もっとも、石井一投手も西口投手も出場しないとのことなので、その場合、台湾と中国相手に誰が先発するか、という問題があるのですが・・・。

 千葉のほうでは、サブロー選手と小野投手の残留が決まりました。サブロー選手については、一時期、ヤフーのトップに「米移籍」とまで出ていました。しかしながら、本人のブログを読んだり、公開秋季練習に参加している様子などを見た時は、報道とはかなり違う印象を受けました。
 そして、結局、一連の米移籍の意思を固めたなどといった記事は誤報だったわけです。
 商業マスコミなどに何も期待していませんが、今回の件は、スポーツ新聞の取材能力の低さを痛感しました。小野投手に関する誤報の時も思いましたが、能力の低い記者が書いた無責任な憶測記事を載せるくらいなら、本人のブログをそのまま転載したほうがずっといいのでは、と強く思いました。

 あと、WBCの日本チームの「愛称」が「サムライジャパン」になったそうです。今に始まった事ではないのですが、なぜ、日本人によって構成されたチームの、日本人向けの「愛称」が「にっぽん」や「にほん」でなく、「ジャパン」なのか理解に苦しみます。
 しかも、「サムライ」ですから、何か日本の事を誤解している外国人がつけた名前みたいです。ついでに言うと、どんな選手が選ばれるのか知りませんが、彼らの祖先のほとんどは、江戸時代では「農工商」だったと思うのですが。
 ちなみに、カタカナで「サムライ」と言うと、それに続く言葉は「ハラキリ」です。そのため、「監督を切る」事を連想してしまい、苦笑してしまいました。
 「星野監督」ほど深刻な問題ではないにせよ、何とかしてほしいものです。また、イチロー選手が苦言を呈してくれないものだろうか、などとも思いました。

2008年11月11日

跡地

 久々に千葉中心部を歩きました。ヨドバシの上に行ったら、三省堂が家具屋の跡地に移転していました。以前は、壁の色が薄暗いうえに、置いてある本もマニアックなものが多く、大ブランドである「三省堂」らしからぬ雰囲気を醸し出していました。
 しかし、同じ建物でも移転先は開放的な上に白い壁で、同じ漫画中心の品揃えでもかなり異なる空間になっていました。
 さらに、パルコのほうまで歩いたのですが、そこでも微妙な変化が発生していました。かつては小さい携帯ショップが二つほどありました。準最新機種あたりを300円で売っていたので、自分も相方も利用したことがありました。
 しかしながら、しばらく前のルール変更の影響をモロに受けたようで、二店ほど潰れて、全く違う店になっていました。
 うち一つは、あやしげな画廊になっており、懐かしさ半分でのぞいたところ、店頭の勧誘員にしつこく迫られたりしてしまいました。
 久々といっても半年程度しか経っていません。しかしながら、細かいながらもその変化ぶりに驚かされました。

2008年11月10日

蜘蛛の巣がかかる看板

 昨日の話ですが、マリンスタジアムに行った際に、隣接しているアパホテルに行きました。そこは、海浜幕張方面に正面玄関があるのですが、球場側にも狭い通路があり、裏口みたいになっています。
 そこから入ったら、小さいホテルの看板がありました。それはいいのですが、そこには大きな蜘蛛の巣がはっていました。中央部にはこれまた大きな「主」が鎮座しています。久しぶりに見る、立派な蜘蛛の巣でした。
 仕事柄、いろいろなホテルに行く機会があります。どちらかと言うと、裏のほうにもよくまわりますが、もちろん、蜘蛛の巣など見たことはありません。
 まあ、考えてみれば昨年は耐震偽造で問題を起こし、さらに発覚後も悪質な態度を取っていました。その一方で、大金を使って「田母神事件」の元凶となるような「活動」に精を出しているわけです。
 そのような感覚で経営しているのですから、細かい部分の清掃に手を抜くのも当然と言えるかもしれません。
 今はあくまでも、裏口の小さい看板だけの話です。しかし、この調子なら、グループそのものの看板に蜘蛛の巣が張るのも、そう遠い先の話ではないのでは、などと思いました。

2008年11月09日

秋季練習見学および、埼玉の日本シリーズ制覇見物

 今日はマリンスタジアムで秋季練習の公開がありました。昨日も予定されていたのですが、雨で流れています。今日も雲行きは怪しかったのですが、開催できそうな感じなので行ってきました。
 告知では11時開始だったので15分くらい前に着きました。既にかなりの長さとなる行列ができていました。その列に並んで待っているうちに11時になったのですが、列は動く気配がありません。そこで先頭にいったところ、整理員さんが「入場は11時半になりました」と拡声器で言っていました。そこでしか言わないので、後ろにいる人には状況は分からないでしょう。
 寒空の下でこれはどうかと思いました。しかも、この類の企画がある時の入場はいつもこんな感じです。無料でこういう企画をやってくれるのは有難いのですが、そのあたりはいい加減に改善してほしいものだと思いました。

 結局、11時20分頃に入場できました。公開されたのは、バックネット裏のSS席とS席で、バックネットから三列目の席に座れました。前の席には「スコアラー席」というシールが貼ってありました。
 入場した時は、準備体操をしていました。選手達は右翼手の守備位置あたりで、ダッシュとストレッチをやっていました。一方、本塁付近では、打撃練習のケージが二つ設置されており、打撃投手が肩慣らしを始めていました。一方、三塁ベンチ前では、背番号のない少年二人がキャッチボールをしていました。後で分かったのですが、彼らは打撃練習用の捕手でした。
 観客の入りは、SS席とS席も含めて八割から九割、といった感じでした。そして、バレンタイン監督はグランドに出てくるなり、早速、スタンドに上がりました。その途端、そちらの方向にファンがやってきて、サイン会が始まりました。結局、バレンタイン監督は2時間近く、サインを続けていました。
 練習のほうは、一塁ベンチ前と外野のほうではキャッチボールを、そして本塁ベース周辺では打撃練習、という感じでした。
 一方、オーロラビジョンでは、2008年シーズンの名場面集が流れていました。先日、解雇が発表されたズレータ選手の映像も普通に使われていました。退団は残念ですが、怪我が多かった事など、縁がなかったと言えるかもしれません。来期どうなるか分かりませんが、頑張ってほしいものです。
 そのうち、一塁ベンチ前に、今江選手が現れました、骨折が全快した状態でのグランド登場は初めて、という事もあり、ひときわ大きな声援を受けていました。さらに、一塁ベンチ前には、FA大リーグ移籍が報道されているサブロー選手も登場してキャッチボールをしていました。客席では、サブロー選手のボードを掲げている人もいました。昨日のブログや、今日ここで練習しているのを見ると、千葉残留だと思うのですが、どうなるのでしょうか。
 フリーバッティングの他にも、トスバッティングや、ティーバッティングが行なわれていました。その中で、一人見慣れない外国人選手がいました。入団テストを受けているのでしょうか。
 フリーバッティングをしているのは、主に若手から中堅で、背番号120台の育成選手も打っていました。そして、後ろでは高橋コーチが身振りを交え、精力的に指導をしていました。
 打撃練習を見ているうちに、あっという間に二時間が経過しました。ちょうどシートバッティングが始まり、先ほどの外国人選手が打席に入ったのでもう少し見たかったのですが、仕方ないところです。出口では、選手が握手で出迎えてくれました。南選手・新里選手・大谷選手と握手することができました。
 秋季練習の公開は2004年以来でした。その時は、翌年に日本一になっているわけで、来年もその再現をしてほしいものだと思いました。また、4年ぶりに行なわれたわけですが、これだけ人が来るのですから、毎年続けてほしいものだとも思いました。

 夜は日本シリーズ第7戦をテレビ観戦しました。先発は内海投手と西口投手でしたが、西口投手は、初回に二塁打と四球二つで満塁として暴投で先制され、2回にもソロ本塁打で追加点を挙げます。
 すると、埼玉は3回表に西口投手に代打を送り、その裏から、第三戦に先発されてKOされた、石井一投手を起用します。そしてその起用に応え、石井一投手は2イニングを完璧に抑えます。
 そして、5回表に二死無走者で石井一投手に回ると、ボカチカ選手を代打に起用。これが当たって本塁打を放ち、埼玉が1点差に迫ります。
 その裏からは、第四戦で敗戦投手となった涌井投手が登板し、これまた2イニングを無走者に抑えます。
 そして7回に三番手の越智投手相手に1死1・2塁とし、涌井投手の打席で今度は石井義選手を起用。しかしここは成功せず、続くボカチカ選手も今度は倒れ、追いつけません。
 その裏は星野投手が三人で抑えると、続く8回は越智投手が続投。ところが、いきなり先頭の片岡選手に死球を当てます。当たった片岡選手は、ガッツポーズをしていました。
 そして片岡選手はすかさず盗塁し、栗山選手の犠打で三塁に。さらに、中島選手の詰まった内野ゴロで迷わずにスタートを切り、無安打で同点に追いつきます。
 ここで、打席に中村選手を迎えると、捕手は立たなかったものの、実質的な敬遠で歩かせます。続く野田選手との勝負を選んだわけですが、ここで野田選手は四球を選び、1・2塁とします。
 続く打席には、昨日4打点の平尾選手が登場。昨日の勢いそのままに、中前に弾き返し、勝ち越しに成功しました。
 その裏は早くもグラマン投手が登板。初戦以来登板がなかったために、2イニングを任せたのでしょう。この起用も成功し、8回を三者凡退に。9回も二番からの攻撃ですが、ここも三人で抑えて試合終了。3対2で埼玉が勝ち、2004年以来となる日本一となりました。
 結局、読売打線は2回無死に本塁打した後は、走者を一人も出せませんでした。シリーズMVPには、第4戦で完封し、第6戦でも4回途中から登板して無失点に抑えて2勝した岸投手が選ばれています。

 5戦目で細川選手が離脱した時点で、正直、埼玉が苦しいと思っていました。それを跳ね返した、第6戦での平尾選手の3点適時打、そして4回途中から完封の後の中二日で登板し、無失点に抑えた岸投手の好投は非常に大きかったと言えるでしょう。
 同時に、そのような起用を行なった渡辺監督の采配が光ったわけです。さらに、最終戦でも、先発三人を2イニングずつ使って2点に抑え、逆転した直後の8回からグラマン投手を投入した采配も当たったわけです。
 一方の読売ですが、結果的には8回の越智投手の続投が失敗したわけです。さらに、2死無走者から敬遠気味に歩かせた中村選手が決勝のホームを踏んだ、というのも采配ミスと言わざるを得ないでしょう。
 もちろん、これは結果論ですし、4勝3敗の接戦で、最後も1点差だったわけです。したがって、二人の監督の技量に差があると言うわけにはいきません。ただ、この短期決戦で見せた采配の冴えと勝ち運を見ると、今からでもWBCは渡辺監督に依頼したほうがいいのでは、とも思いました。
 埼玉はこれで来週からのアジアシリーズに出場することになりました。今年は、台湾から統一ライオンズが、中国から天津ライオンズが出ます。これで、韓国から三星ライオンズがでれば、「ライオンズリーグ」となったのですが、ここは圧倒的な成績で優勝したSKワイバーンズが出るとの事です。
 昨年、予選で一位となったワイバーンズはより強くなっていそうです。埼玉が日本チーム4連覇を達成できるのか、これまた楽しみです。

2008年11月07日

特殊なキャラを産む県?

 基本的にサッカーには関心がないのですが、先日の全日本選手権で、愛媛FCが昨年に続いての連勝はならなかったものの、浦和レッズに惜敗した、という記事を見ました。
 相方の故郷のチームという事で興味を持ち、愛媛FCをネットで検索したところ、奇妙なマスコットの画像が目に入りました。
 主役マスコットと思われるキャラ「オ~レくん」は目がつり上がって、口は耳まで裂け、歯をむき出しています。さらに、ゴールキーパーである「伊予柑太」に至っては、三白眼で睨み付けるような雰囲気です。
 野球ですと、「ブラックホッシー」や「カラスコ」といったあたりが、「悪役マスコット」と呼ばれて異彩を放っています。しかしながらここでは、主役の「オ~レくん」ですら、「悪役」の要因を十二分に満たした外見の持ち主です。そして、その上(?)を行く悪役の伊予柑太がいるわけです。
 しかも、二人とも口の端にはオレンジ色の「よだれ」がくっついています。ちなみに、三白眼の「伊予柑太」あたりが、オレンジ色のよだれをたらしている様は、ほとんど狂犬病といった感じでした。

 その「悪役」「極悪役」と並び、唯一可愛らしい造形の「たま媛(ひめ)ちゃん」という女性キャラもいます。なんでも、ウィキペディアによると「抱き枕化が希望されるほど」の人気だそうです。
 確かに、他の二人(?)と比べれば、圧倒的に好感を持てる造形をしています。ただ、このキャラも、口の端に、オレンジ色の「よだれ」がついているのです。
 愛媛の象徴的商品の一つである「ポンジュース」を意識しているものと思われます。とはいえ、「悪役」はともかく、「美少女」によだれ、というのは凄いと思いました。
 今年はドラゴンズの「ドアラ」が「キモかわいい」という事で大人気になりました。しかし、造形的な衝撃では、この三人組のほうが上だと思いました。ただ、ドアラのような人気が出るかは別問題ですが・・・。
 ちなみに、彼らの同郷には「タルト」というキャラクターがいます。これは、松山特産である、カステラとあんこを組み合わせた菓子をキャラクター化したものです。これまた異様なキャラで、崖から飛び降りる仲間を「行ってこうわい」などと言いながら見送ったりしています仲間に、「行ってこうわい」と言いながら崖から飛び降りたりします。
 これまた、「可愛らしさ」と対極に存在するキャラクターです。しかしながら、そこから受ける強い印象は、愛媛FCの三人(?)に近いものがあります。
 折角、同郷なのですし、ぜひとも彼ら(?)の共演を見てみたいものだと思ったりしました。

2008年11月06日

2008/11/6の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

たばこ増税

 最近、スポーツ新聞系のサイトを開くと、「たばこ増税反対の署名にご協力を」というかなり目立つバナーが目に入ります。
 あれだけのバナーを出すのですから、さぞかし広告費を使っているのでしょう。そんな金があるなら、そんな事よりもまず、「歩き煙草をしない」とか「禁煙の場所で煙草は吸わない」といった「最低限の常識」の啓発広告をまず出すべきでだろうと、理不尽な煙草のおかげで百度ならず不快な目に遭っている身として、強く思いました。

 というわけで、その広告を見て不快になり、ついでに「逆の広告」がないかと思って検索してみました。すると、日本医師会が「増税賛成署名サイト」をやっていました。
 昔から「医師会」についてはあまりいい印象はないですし、「増税」という言葉も好きではありません。しかしながら、今回は「増税反対広告バナー」に対する不快感もあって、早速署名をしてきました。
 資金力から言えば、こちらのほうが圧倒的に不利だとは思います。しかしながら、なんとか「逆転」する方法はないものだろうか、などと署名をした後もいろいろと考えてしまいました。

2008年11月04日

2008/11/4の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2008年11月03日

代田選手が引退

 千葉の代田選手が引退し、来期から二軍外野守備走塁コーチになることが発表されました。近鉄バファローズに入団し、ヤクルトスワローズに移籍、ともに二軍では盗塁王に輝きながらも、一軍での実績はなく、2003年に千葉に来ました。
 スワローズにいた頃は、「代田という名前だけれど、代打でなく代走でよく出てくるな」くらいの認識しかありませんでした。そして、地元球団に来た事である程度注目していましたが、その年の最終戦に足に重傷を負ってそのまま解雇されてしまいました。
 しかし、それから一年後にトライアウトに出場したところ、バレンタイン監督の目に止まって、解雇された古巣に復帰という形になりました。そのあたりの努力と熱意に感心し、千葉の中でも特に応援する選手の一人になりました。
 そして開幕二戦目ではスタメンで起用。派手な活躍はなかったものの、俊足で併殺を免れ、「1イニング11点」のきっかけを作ったりしました。

 その後も、目立った活躍はなく、一軍に定着していたわけではありません。そして一軍でも代走や守備固めが主な職場でした。しかし、その年から始まった交流戦で行なわれた対読売4回戦ではスタメンで出場。1点リードの4回に追加点となるスクイズを上原投手から決めています。その後、1点を返されて2対1で勝ったため、結果的にこれが決勝点となるスクイズになりました。
 この試合は外野席で観戦していましたが、守備について代田選手のすぐ近くで「代田コール」ができた事は本当に嬉しいことでした。
 翌2006年には大阪ドームでプロ初のお立ち台に立ちました。また、0対0で迎えた9回裏2死1塁で代走に出て、走る姿勢を見せて投手を揺さぶって、長打で一気に生還し、松坂投手に千葉では約7年ぶりの黒星をつける影の立役者になっています。
 そして2007年には大勢の決した試合とはいえ、死球で一塁に出たあと、単打で一気に生還しています。この試合は球場で観戦していましたが、驚くより「2死で2-3で代田選手の足なら当然の結果だろう」と思ったものでした。
 今年は一週間ほど一軍に上がっただけで、打席に立つこともありませんでした。しかしながら、10月のフェニックスリーグに出場し、本塁打も放ったそうなので、来期も活躍してくれると思っていたのですが・・・。
 引退は残念ですが、コーチ就任は嬉しいニュースだと思いました。ぜひとも、現役時代の苦労を活かして、優秀な若手選手を育ててほしいものです。

 あと、国内FAの資格を持っていた橋本選手が、FA宣言をしないでの残留が決まりました。とりあえず一安心といったところです。来期は、今季以上の好成績を残してほしいものです。

2008年11月02日

ピンポンスタンド

 夕方、チャイムが鳴りました。扉の所に行って「どなたですか」と言ったところ、返答がありません。ドアスコープで見たところ、スーツ姿の男が立っています。
 とりあえず、知人でも新聞の集金でも宅配便でもないことだけは確かです。念のため、もう一度、声をかけてみたのですが、返答がありません。
 子供の悪戯で、他人の家のチャイムを鳴らして逃げ去っていく「ピンポンダッシュ」というのがありますが、これはさしずめ、「ピンポンスタンド」とでもなるのでしょうか。

 無言を貫いて、何かと思った住人が扉を開けたところで、マンションだかインチキ商品だかを売りつけようという魂胆なのでしょう。もちろん、そんなのにつきあってやる気はなかったので、そのまま放置しておきました。
 とにかく、今の世の中、見知らぬ人間相手に扉を開ける事がいかに危険か、という事を改めて認識しました。
 あと、実害はなかったとはいえ、家の前に見知らぬ人間が無言で立ち続けている、というのは不気味なものです。どこの会社だか知らないが、一日でも早く潰れてほしいものだ、と強く思いました。

23年前に縁があった月

 先日出た週刊少年サンデーの五十周年企画に安永航一郎先生が登場し、県立地球防衛軍のキャラが主役の漫画を描いていました。サンデー増刊に1985年でに連載されていた作品で、中学時代に一番好きだった漫画のキャラを久々に見れるのは嬉しく、最近は立ち読みすらしていないサンデーを10年ぶりくらいに購入しました。
 短編ながら、「県立地球防衛軍」を中心に、サンデーに連載していた漫画のキャラがほぼ総出演しており、懐かしさを感じました。
 10月は半ばに同窓会があった事もあり、先月は「中学時代の思い出に再会した月」になりました。
 その同窓会ですが、まだ二週間前の事なのに、えらく昔にあったように感じます。やはり、出会った人全てが、中学時代の記憶に存在する人だからなのでしょうか。そのため、二週間前の記憶と23年前の記憶が混ざってしまい、同窓会そのものが、かなり昔に行なわれたように錯覚してしまうのかもしれません。
 記憶というものの不思議さに驚きつつ、改めて懐かしさに浸ったりしました。

サブロー選手、大リーグ挑戦?

 ヤフーのトップに、「サブロー選手、FAメジャー挑戦に意欲」という記事が載っていました。もっとも、今季FA権を獲得した千葉の選手については、「とにかく流出ありき」という報道姿勢が目立っています。
 小野投手に至っては、事実と180度違う記事が掲載され、本人がブログで訂正したほどでした。

 というわけで、サブロー選手についても、どこまで報道が正しいのか分かりません。ただ、仮に大リーグに行っても、今年までと変わらずに応援すると思います。
 まあ、もちろん、一番いいのは千葉に残ってくれる事なのですが・・・。

 さて、日本シリーズも始まりました。やはり読売が出ると、試合に関する興味はかなり下がります。とりあえず、第一戦は、涌井投手の1安打1失点という好投と、ソロ二発で埼玉が先勝しました。
 涌井投手は唯一喫した安打が適時打だったわけですが、その「安打」も失策とされてもおかしくないものでした。もし、あれが失策だったら、ある意味完全試合より貴重な「無安打有得点試合」になっていたかも、などと思いました。

2008年11月01日

ドラフト会議

 30日にドラフト会議が行なわれ、千葉は「支配下枠」で6人、育成枠で8人と、合わせて14人を指名しました。
 1位は東京ガスの木村投手で、一昨年に横浜に指名されたものの、「千葉に行きたいから」と入団せず、その後、埼玉からの金銭供与が発覚して出場停止を受けるなど、紆余曲折の経歴を持っています。
 いろいろと苦労したわけですが、何とかスタートラインに立てたわけです。大いに活躍してもらいたいものです。

 2位指名の長野(ちょうの)選手も、これまた二年前に北海道に指名されたものの「読売に行きたいから」と入団せずに社会人に進んだ選手です。現時点では相変らず読売にこだわりを感じているようですが、何とか翻意してもらいたいものです。
 あと、6位には合併球団に兄がいる、香月投手を指名しています。いつか兄弟での投げ合いが見れるのでしょうか。
 なお、今回は「支配下枠」での高卒指名は一人にとどまるという、即戦力重視の指名となっています。
 一方、育成枠では高卒五人という形になりました。既存の選手とあわせ、14人の育成選手が所属する形になりました。以前発表したような、独立リーグへの派遣などを見越しての事なのでしょうか。
 千葉のためにはもちろんですが、野球界全体のためにも、これらの若手選手がいい野球人生を過ごせる事を願っています。