2007年06月27日

気を遣われているのか、興味を失われたのか

 幼稚園の頃からの趣味の一つに将棋があります。しかしながら、今世紀に入ってからはすっかりご無沙汰しており、年に将棋の駒に触るのは多くて7日、という生活になっています。そんな中、日曜には今年二度目の将棋大会に参加しました。
 するとその日は当たりに恵まれました。特に最終戦で相手がおらず不戦勝できたのが大きく、二年半ぶりとなる、「一日フル出場して一回も負けない」という望外の結果に終わりました。

 というわけで、打ち上げでも調子こいて酒を飲みまくり、意気揚々と帰宅しました。しかし、相方は私の結果を尋ねてくれません。別に将棋に興味がないわけではなく、先日のプロ名人戦で大逆転があった時は、わざわざその事を私に教えてくれたくらいです(※ちなみに現在の私は、プロの将棋にはほとんど興味はありません)。にも関わらず、尋ねないのはおそらく、この2年半の間、「どうだった?」「勝てなかった」を繰り返していたため、傷をえぐるのはまずいと気を遣ってくれたからなのかもしれません。それとも、負けてばかりの私の成績に関する興味を失ってしまったからでしょうか。
 本来なら、ここで自分の成績をひけらかすのが筋としたものでしょうが、次回以降、また通常時に戻って、「いつものやりとり」が復活するのも情けないものです。というわけで、こちらからも結果について触れるのはやめました。
 今はともかく、若い頃は将棋の上達のために努力していた時期もありました。とはいえ、こんな考え方をするくらいですから、強くなれないのも無理はありません。まあ、自分が弱い代わりに、身内や後輩の将棋で幸せな思いをしているので、能力の割りには恵まれた将棋人生(?)を送れているとは思っているので、後悔はしていませんが。

2007年06月27日 02:41