2011年11月30日
謎の知人
仕事で、とあるホテルに行きました。そこに行くのは、約3年ぶり2度目です。
ところが、廊下を歩いていたら、調理服を着ている人に、すれちがいざまいきなり「あ、大野さん。何でここに?」と声をかけられました。
そのホテルに知っている人は一人しかいません。もちろん、声をかけてきたのはその人ではありません。
ちなみに、先週からの風邪が抜け切れないという事もあり、マスクをしていました。それもあり、もしかしたら似たような体型および眼鏡をしている「大野さん」とその人が間違えたのだろうか、などとも思いました。
まあ、自分もとみにここ数年ほど、人の名前と顔が一致しなくなってきています。そのため、別の場所でよく会っている知人を認識出来なかっただけなのかもしれません。
といわけで、極めて不思議な気分になった、「一瞬のすれちがいざまの挨拶」でした。
2011年11月29日
複々線で鈍行が並走
昼どき「に、田園調布から東横線の各駅停車に乗って日吉に行きました。発車する直前に、目黒線の各駅停車が向かいのホームに入って来ました。そこから日吉までの5駅の間、この「東横線鈍行が出た直後に、目黒線鈍行がホームに入る」が繰り返されました。
昼時なので、着席率は5割あるかないかです。おそらく、目黒線の客を全部乗せても立ち客はでないでしょう。そう考えると、この並走は意味がありません。一応、東横線に発車ぎりぎりで乗り遅れた人が少し得するくらいです。
こういう場合は、日中の山手線と京浜東北線みたいに、片方を「区間急行」にして主要駅のみに停車させる、みたいな事をやれば、複々線の利便性が活かせるのではないでしょうか。そんな事を思いながら、東横線と目黒線の「並走」を見ていました。
2011年11月28日
晩秋の千葉ニュータウン
仕事で千葉ニュータウン中央に行きました。だいたい、年に一回ペースで行っており、今回が三回目になります。
今回は、晩秋という事もあり、紅葉を終えた樹から離れていく落ち葉が妙に印象に残りました。
ニュータウンとは言うものの、「街びらき」は1984年だったそうですから、「築27年」なわけです。それだけに、団地もそこはかとなく、くたびれ感がありました。
そして、駅から歩いて10分もしない線路沿いに広大な空き地があったりもします。一応、住宅・都市整備機構都市再生機構(訂正・名前が変わっていたそうです。ご指摘ありがとうございました)が「売り地」の看板を立てていました。ただこの経済状況が変わらない限り、ここが空き地でなくなる日は来なさそうだな、などと思いました。
ただ、仕事で行くのはおそらく今回が最後です。年に一度行ってちょっと歩いただけとはいえ、「これで最後」と思うと、少々寂しい物がありました。それだけに余計、落葉・古びつつある建物・広大な空き地などが印象に残ったのかもしれません。
何年かして落ち着いたら、一度のんびり歩きまわりたいものだ、などと思いながら、千葉ニュータウン中央駅から出る北総線で、この妙に印象に残る街を去りました。
2011年11月27日
同期会で「Zガンダム」
昨日、中学校の同期会がありました。いろいろと積もる話をしていたのですが、そこから何故か「Zガンダム」の話になりました。そこで、ふと「中学校の教室で、友人と『Zガンダム』の話をした、と言ったところ、「そんな事はない。あれは高校に入ってから始まったアニメだ」と総スカンを食らいました。
自分の中には、に当時のそっち系の話をしていた友人にその話をした記憶が鮮明に残っています。しかも、その友人とは違う高校に行ったので、高校でその話をする、という事は絶対にありません。
しかしながら、何しろ多勢に無勢です。というわけで、とりあえず自説を引っ込めておきました。
とはいえ、やはり気になります。そこで帰宅後に調べたところ、「Zガンダム」が始まったのは中学三年の3月でした。確かにこれなら、私が中学校の時に「Zガンダム」が始まった記憶も、友人たちの「高校の時にやっていたアニメだ」という話は矛盾しません。つまり、双方正しい事を言っていたわけです。
よく、人が一番記憶力があるのは10代前半だと言われています。それだけに、「その一番だった時期の記憶が間違っているという事は、かなりまずいのでは」などと思っていたため、ちょっと安心しました。
それにしても、40過ぎたいい大人達が、アニメの放映年が26年前だったか27年前だったかで熱く語り合うわけです。改めて中学校の同期会って面白いものだな、と思いました。来年もぜひ参加したいものです。
愛媛FC、ホーム最終戦も黒星で終了
松山で行われた愛媛FC-ザスパ草津戦をテレビ観戦しました。キーパーは兼田選手で、Jリーグ初出場を先発で飾る形になりました。
開始直後、いきなり速攻を決められ、いきなりその兼田選手の出番となります。そのシュートを見事に防ぎ、Jリーグ初プレーを無難にこなしました。
その後も、全体的に草津ばかりが攻める展開になります。草津はこの試合にJリーグで初となる勝ち越しがかかっています。一方、愛媛は目標となる8位はとうの昔に絶望となっています。その目標の有無が試合展開に出た、という感じでした。
さらに、前半の接触プレーで内田選手が負傷退場となり、早くも交代要員を使わざるを得なくなったなどと、弱り目にたたり目、といった感じになります。
そして前半14分、相手のクロスがフリーになっていた杉本選手に渡り、J初ゴールを許してしまいました。
その後も、草津ペースは続きます。攻めこまれて何とかクリアするも、そのボールを再び奪われて攻め込まれる、というくり返しがかなり続きました。見ていて、草津のほうが選手が一人多いのでは、と思えてしまうほどでした。
しかしながら、兼田選手の奮闘もあり、何とか1点差で前半を終えます。後半に入り、選手交代はありましたが、流れは変わらず、同じような展開が続きます。
そして後半41分、カウンターから総攻撃を食らい、そのまま追加点を奪われます。これでほぼ試合は決まりました。
その後、アディショナルタイムで石井選手がゴールを決めましたが、その直後に笛が鳴り、1対2で敗戦となりました。
試合終了後は、バルバリッチ監督、川北選手が挨拶。ファンと握手しながらゴール裏に行き、今期での引退を発表した三上選手、さらには公式発表はないものの退団が決まっていたらしい金守選手の挨拶がありました。
今季の総括として、元愛媛FC監督である解説者の大西さんは、フロントの補強姿勢をかなり強く批判していました。特に、昨年、固い守りで勝率5割になったにも関わらず、その要であった、小原選手とアライール選手を引き止められなかった事を問題視していました。
といわけで、来年はそのあたりを中心に的確な補強をしてもらいませんです。しかしながら、もともと、資金力がないうえに、今年、ユニフォームの胸スポンサーがとんでもない事になったので、来年はさらに厳しい状況になるとは思われます。
とはいえ、このままズルズル行っていいわけがはありません。苦しいなりに方法を見つけ、何とか挽回してもらいたいものだと思いました。
2011年11月25日
車内不眠症
10年以上の間、毎朝の通勤電車では寝るのが習慣になっています。ところが、今週の月曜に風邪をひいてから、なぜか電車の中で寝付けなくなってしまいました。
別に、寝てる時間は30分くらいですし、寝れなかったからといって、仕事中に眠くなる、という事もありません。
というわけで、むしろ電車内の時間を有効活用できるわけです。ところが、眠れない事による違和感ばかり感じてしまいます。
やはり長年の習慣になっている事ができないと、調子が狂うのでしょうか。ちなみに、明日は朝から遠い場所での仕事なので普段の倍かけての出勤となります。果たして、その間、眠気がくるのか、今から気になっています。
2011年11月23日
勤労感謝の日に横浜へ
横浜の事業所でトラブルがあり、急遽行くことになりました。ちなみに相方は、以前からの予定で、横浜ベイスターズのイベントに行っていました。そのため、「今日の休日は二人で横浜に行った」と言えないこともないな、などと思いながら事業所に行きました。
トラブルの原因である機械の動作確認をした結果、ハードウェア故障と判明しました。そこで、用意した代替品とつけかえたのですが、予期せぬ事が発生し、予想以上の時間がかかってしまいました。
というわけで苦戦したものの、最後には何とか解決しました。そして、事業所にいる人には感謝されました。それを聞きながら、「これが本当の『勤労感謝の日』だな」などとしょうもない事を思いながら、帰路につきました。
2011年11月22日
インクジェットプリンタの大産地
しばらく前から、タイの洪水の話はニュースで見ていました。しかしながら、タイに知り合いがいるわけでもなく、また職場も海外と基本的に関係ない会社だったので、他人事でしかありませんでした。
そんな事を思いながら、今月末に予定されていた、現在プリンタが設置されていない約30ほどの拠点にインクジェットプリンタを導入する作業計画を立てていました。
そして機種選定ならびに設置スケジュールをまとめ、後は仕上げとばかりに、メーカーにプリンタの発注をかけようとしました。すると、「ご希望の機種はタイの洪水の影響で入荷見込みが立っておりません」という回答をもらいました。
不勉強といえばそれまでですが、まさかタイの洪水がプリンタの供給と密接に関係しているなど、夢にも思っていませんでした。
そこで慌てて計画を練り直し、メーカーに即納品の有無とその納期を確認するなど、てんやわんやになりました。さらに、どうしても足りない分については、故障したけれど修理代が高くて放置しておいたプリンタを慌ててサポートセンターの即日修理に持っていきました。そして、やっと台数を揃えました。
これまでタイと言えば、オレンジの衣を着たお坊さん・ムエタイ・トムヤンクン、くらいの印象しかありませんでした。それが実は、普段使っているインクジェットプリンタの大産地だったわけです。
世の中には、分かっていそうで分かっていない事が山ほどある、と改めて思った一件でした。
2011年11月20日
子ガラス
夜に買い物に行きました。すると、目の前を真っ黒な小鳥が飛んできました。近くに谷津干潟があるせいか、この地域にも見慣れぬ野鳥がよく飛んできます。しかし、こんな黒一色の小鳥を見たのは初めてでした。
そこで、相方に「こんな鳥を見るのは初めてだ」と言うと、「カラスじゃないの?」と返されました。確かに、カラスでしたら、この黒さも納得できます。しかしながら、これまでカラスの成鳥は何百回と見てきたものの、幼鳥は見たことがありませんでした。そのため、「見たことのない鳥」と思ってしまったわけです。
カラスの子育ての仕組みは分かりません。ただ、もしかしたらある程度成長した子供が、人目につかない夜を利用して、飛行訓練でもしているのだろうか、などと想像してしまいました。
それにしても、真っ黒な鳥だが、大きくないからカラスでないと決め付けるあたり、我ながら頭が固いものだ、と思いました。
2011年11月19日
検査当日
昨日も書きましたが、病院で肝臓のエコー検査と大腸の内視鏡検査を受けてきました。朝8時半に病院に行き、まずは肝臓のエコー検査を受けます。腹にゼリーみたいなものを塗って、その上を検査機でなぞると、脇のモニタに肝臓とか胆のうのエコー画像が見えます。
とりあえず、脂肪肝などの異常はないとのことでした。これでまた、明日からも普通に酒が飲めると思い、ひと安心しました。
ここまではあっさり終わったのですが、続く大腸のほうはかなりの難物です。応接室みたいな部屋に座らされ、2リットルもの「腸管洗浄剤」と紙コップを渡されます。これを2時間かけて飲み、大腸の中を空にするとのことでした。
一応、時間つぶし用に大型液晶テレビなども置いてあります。適当にまわして見ましたが、相変わらず面白そうな番組がありません。唯一、気楽に見れそうなのがテレ東の子供向けアニメでした。
ただ、それを見ている時に、看護師さんが検査の案内に入って来られたりすると、かなり気まずい事になりそうです。
というわけで、結局、ひたすらiPod touchと向き合っていました。せっかくなので、買って一ヶ月経ってもなかなか慣れることができない、フリック入力の練習をしたりしていました。
そして12時半ころにやっと準備が整います。まずは、これまた人生初である点滴を打たれます。そしてしばらくすると、点滴の針が刺さったまま、内視鏡検査に。カメラが入ると、肝臓同様、脇のモニタに腸の様子が映ります。エコーと違い、リアルな映像なので、余計不思議な感じがありました。
検査の結果は、いくつかポリーブはあったものの、特に問題はないとのことでした。念のため、一部組織を検査して、後日結果を教えてくれるとのことです。
少なからぬ費用と時間をかけた結果が「異常なし」だったので少々拍子抜けしました。また、検査のきっかけとなった、腹部の違和感の原因は結局何なのだろうか、というのも先送りになってしまいました。
とはいえ、やはり異常がないというのはいい事です。この費用と時間で「安心」を得ることができたから満足、と思うことにしました。
愛媛FC、ATの2失点で逆転負け
富山で行われたカターレ富山対愛媛FCを前半の終わりごろからTV観戦しました。後半に入ってすぐ、愛媛が好機を得ます。そして、波状攻撃の末、高杉選手がシュートを決め、愛媛が先制します。
しかし、その後はなかなか愛媛に好機は訪れず、富山がボールを持つ時間が長くなります。追加点機はありましたが、決めきれません。
終了近くになり、CKで時間稼ぎをするなど、愛媛は逃げ切り体制に入ります。しかし、アディショナルタイムに入った直後、富山の苔口選手のゴールで追いつかれます。
その後、愛媛はゴール近くでFKを得て、いい形でシュート放ちます。しかし、相手キーパーの好守に阻まれ、勝ち越せません。
そして、その直後、ミスで相手に渡ったボールを決められ、終了直前で勝ち越されてしまいます。そのまま、試合終了となりまさかの逆転負けとなりました。
もっとも、富山は今季35得点中、7得点がアディショナルタイムで決めているというチームです。相手の得意パターンにはまってしまった、とも言えるでしょう。
これで今季負け越しが決まり、順位も富山に抜かれて16位まで落ちてしまいました。
残りは2試合ですが、何とか来季および、12月16日に行われる全日本選手権につながる闘いを見せてほしいものです。
一方、鳥取ではFC東京が5対1で大勝し、2試合を残して昇格を決めました。その鳥取に、わざわざ東京から2,000人近くのサポーターが訪れたとのことです。飛行機は満席になり、市内のホテルも全て満室、と鳥取ではかなりのニュースになっていました。「経済効果」もかなりのものだったのではないでしょうか。
改めて、熱心なファンというのは凄いものだと思いました。来季はぜひとも、今季の柏のような活躍をして、そのようなファンをさらに喜ばせてほしいものだと思いました。
2011年11月18日
検査前夜
夏の健康診断で要再検査が出たのと、ここ半年くらい続いている腹部の違和感のため、明日、病院で肝臓と腸の検査を受けることになりました。
それにともない、前日は指定された「検査食」を摂る必要があります。昼は仕事なので外で食べざるをえない、と言ったら、「ゴマなどが入っていない素うどんなら可」という事でした。
子供の頃は「素うどん」って関西弁の一種だと思っていたのですが、いつのまにか全国で通じる言葉になっていたんだな、などと妙な事を思いながら、その説明を聞きました。
というわけで今朝は、朝が中華粥と麻婆豆腐、昼が「はなまる」の素うどん、おやつがビスコ、夜がクリームシチューとパイ、という寂しいメニューでした。なお、何故おやつがビスコなのかと言うと、検査食を作っているのがグリコだからです。
というわけで、かなり寂しい食事に加え、当然ながら酒も飲めません。前日までは「こんな少ない食事に加えて禁酒など耐えられるのだろうか?」と不安に思っていました。
ところが、意外にも空腹感もなく、酒を飲みたいとも思いません。自分が思った以上に、現状適応力があるのだろうか、などと思いました。
ある意味貴重な経験となった「検査前日」でした。もっとも、こんな経験を何度もしたいとは思いません。健康への気遣いを増やさねば、と今日の献立を思い出しながら改めて思いました。
2011年11月16日
ヅラかります?
職場で40代後半の人が、帰る時に冗談めかして「ずらかります」と挨拶をして事務所を出ました。それを聞いていた、新卒の社員が、「今の言葉ってどんな意味ですか?まさかカツラを借りに行くわけではないですよね?」と驚いた表情で言っていました。ちなみに、帰った人の頭はフサフサしています。
もちろん、「ずらかります」という表現は日常使われる言葉ではありません。しかし、私を含め、周囲にいた30代以上の人は、普通に「ずらかる」の丁寧語だと解釈していました。
しかしながら、その人にとっては、「解釈不能な言葉」だったわけです。つまるところ、「ずらかる」という言葉を聞いたことがなかったのでしょう。
これがその新卒社員に限った事だとは思えません。同世代の少なからぬ人は「ずらかる」という言葉を知らない可能性があるのでは、と思いました。
その推測が正しければ、もう40年もすれば、「ずらかる」は死語になっているかもしれません。
言葉の移り変わり、というものを目の当たりにできた貴重な経験をしました。
愛媛FC、2ヶ月ぶりの勝利をJ1相手に挙げる
全日本選手権3回戦のサンフレッチェ広島対愛媛FC戦が行われました。帰宅して結果を見たところ、愛媛FCが勝利とのことでした。0対0で迎えた後半41分に石井選手がシュートを決め、それが決勝点となったそうです。
9月11日の勝利を最後に、まる二ヶ月白星がなかった愛媛ですが、代表選手の離脱があったとはいえ、J1で現在8位の広島相手に久々の勝利を挙げるのですから、サッカーとは面白いものです。
なお、今日は波乱続きで、J1のチームが下位リーグのチームに負けた試合が6試合もありました。特に現在J1で優勝争いしているガンバ大阪がJ2で16位の水戸に敗れたのと、JFLの松本山雅がJ1の新潟に勝ったのは話題になりそうです。
愛媛は4回戦で浦和レッズと対戦しています。過去、全日本選手権では2回対戦しており、1勝1敗という成績です。初めて勝った2007年、相手の浦和がその年の「アジア一」だった事もあり、大いに話題になりました。
翌2008年にも再び当たりましたが、その時は接戦だったものの最後は雪辱されています。
それ以来となるJリーグを代表する人気チームとの対戦となったわけです。もし関東で行われるのならば、ぜひとも観戦に行きたいものだと思いました。
2011年11月15日
遅延と接近表示システム
今朝の総武線各駅停車は、中央線快速での事故の影響で、20分ほど遅れており、車内は混んでいました。そのため、乗った電車は西船橋で、折り返し電車の発車を待ってからの出発となりました。
そして、折り返し電車が出てから3分後に発車したのですが、普段に比べ、車内が混みません。遅れが発生すれば、普段より列車の本数は減ります。したがって、混雑率は上がるはずです。
一瞬、不思議に思いました。しかし、考えてみれば3分前に同じ行き先の電車が走っているわけです。皆、そちらに乗れば、普段より間隔が短い、3分後に来る電車の客が減るのは当然の事だと気づきました。
逆に言えば、一本前の電車はかなりの混雑だったかと思われます。3分待てば空いた電車に乗れるのに・・・と思った時、奇妙な事に気づきました。
地下鉄をはじめ、いくつかの私鉄には、かなり昔から「接近表示案内」というサービスがあります。これは、次に来る電車がいまどのへんを走っているかを示す、というものです。
ところが、首都圏のJRにはこのサービスがありません。この機能があれば、遅延時に次に来る電車との振り分けが行われ、混雑が平均化します。そうすれば今日のような事もなくなるわけです。
20年以上前から見かけているシステムなので、技術的に難しい事はないはずです。長年の伝統(?)との兼ね合いなどがあるのでしょうか。
せめて運行障害が発生した時でも、接近表示システムを使うべきなのでは、などと思いました。
2011年11月14日
「虚構」に哂われる信頼度
虚構新聞が11年流行語グランプリは「そんなの関税ねえ、はい、TPP」 これは嘘ニュースですという記事を発表しました。
誰も聞いたことがない「流行語」ですが、この記事によると、日経新聞朝刊一面に掲載されているコラム「春秋」が、「インターネットの中でそんな駄じゃれが出回っている。」として「紹介」したとの事でした。
もちろん、毎日インターネットを見ている筆者ですが、こんな言葉は初めて聞きました。要は、このコラムを書いている日経記者が捏造した「流行語」なわけです。
日頃から偉そうに日本政治や経済の指針を提言している新聞が、一面ででっち上げをし、それを「虚構」を売りにしているサイトにバカにされたわけです。どっちが「虚構新聞」なのかわからなくなってしまいます。
もっとも、日経新聞の「虚構」ぶりはこのコラムだけではありません。昼休に会社に置いてあった昨日の日経朝刊を見たら、最近話題となっている「99%の格差反対デモ」について、「若者がデモをするように不満を持つのは老人を優遇する政策によるものだ」などという珍説を編集委員氏が披露していました。
それによると、選挙において高齢者層の影響力が強いから政治家は彼等を優遇した政策を取り、その結果、若者が割を食っている、との事でした。老人層がどのくらい政治に影響力を持っているか知りません。しかし、「1%」として糾弾されている超富裕層よりも政治に影響力があると思っている人は、これを書いた日経編集委員氏くらいしかいないでしょう。
だいたい、そんなに「影響力」があるのなら、法人税が減税される一方で、後期高齢者制度だの、年金支給開始年齢の変更などが行われるわけありません。
記事には説得力を増すため(?)に、「上位1%が全体の富の何%を占めているか」という国際比較の棒グラフが載っています。それによると、アメリカは20%で日本は10%となっています。どうやら、「アメリカほど日本では富が偏在していない」と言いたいようです。
ところがよく見ると、そのグラフの対象年はアメリカが2008年で日本が2005年となっています。なぜ同じ年で比較できないかも不思議ですし、日本のデータが6年前というのも不可解です。もしかして、この新聞が経済を分析する際に使っている日本経済に関するデータは6年遅れのものしかないのでしょうか。
このような中学校の発表授業でも突っ込まれまくるような文章と資料を堂々と発表しているのが、現在の日経の品質なのだ、と呆れました。
そういう事もあり、「虚構新聞」が日経の捏造記事に突っ込む、というのは、笑えはしますが驚くべき事でなないよな、などと思いました。
2011年11月13日
自社球団の内紛>>>>野球日本一
床屋に行きました。待合所にスポーツ報知があったのですが、その一面には驚かされました。昨日から日本シリーズが始まっているにも関わらず、そこで大々的に取り上げられていたのは、数日前から始まった、球団代表と親会社会長の罵倒合戦だったのです。
そして、日本シリーズの結果は、一面の隅に一行で書かれていただけでした。
確かに、球団代表の告発は衝撃的な事ではあります。しかしながら、あくまでも一球団の内紛でしかありません。プロ野球の頂点を争うシリーズの開幕より大きく扱うなど、異常極まりないことです。
昔から、読売系列メディアの野球報道には呆れる事が多々ありました。しかし、今回ほど非常識なものは初めてだと思いました。
同時に、サッカー観戦を趣味としている者して、このような有害企業を早い時期に駆除してくれた当時のJリーグ運営陣に感謝の念をいだきました。
2011年11月12日
秋の車窓
池袋から丸ノ内線に乗りました。茗荷谷駅を過ぎると、「地下鉄」であるにも関わらず、地上を走り出します。
住宅街ですが、自然もそこそこ残っており、車窓からは紅葉した樹々が見えました。秋晴れの青い空と色づいた樹々取り合わせは、印象に残る風景でした。
その後、いったん地下に戻りますが、しばらくすると再び地上に顔を出し、高架の後楽園駅に到着します。
そして、東京ドームや後楽園遊園地、さらには講道館などが車窓に見え、白山通りを高架で渡った後、再び地下に戻ります。
それからしばらく地下を走るのですが、御茶ノ水駅を出ると一瞬地上に出ます。そして、川面スレスレの橋で神田川を渡りました。これだけ本数のある路線で、ここまで水面に近い鉄道橋を使ってるのはかなり珍しいのでは、などと思いました。
ほんの十分弱の「準地上区間」ですが、天気と紅葉の事もあり、かなり見応えのあった車窓風景でした。地下区間と地上区間が交互にあるのも、地上区間での車窓風景の印象を強める効果があるのかもしれません。
秋晴れの日に行う「都心の鉄道ミニ旅行」としてお勧めできる区間だ、と思いました。
2011年11月09日
帰宅中の電話
会社から帰るちょっと前に電話がかかってきました。一度の電話では済まない用事だったので、何度かやりとりが発生しました。
とりあえず、10分後に折り返しが入る事になりました。もちろん、だからと言って、10分間電車に乗るのを待つのも時間の無駄です。
そこで、とりあえず御茶ノ水まで中央線快速で行き、ホームで総武線の各駅停車待ちをしながら電話をすることにしました。
さらに20分後くらいに電話がかかってきました。乗っていた電車は、ちょうど市川に着くところでした。
そこで一旦下車して電話を折り返し、快速ホームに移りました。ちょうど話が終わった時に電車が発車し、先程まで乗っていた各駅停車を追い抜きました。
というわけで結局、電話をしつつ、予定通りの電車で帰ることができました。我ながら、上手いタイミングで乗り継ぎと電話ができたものだと感心しました。
しかしながら、電車の中で普通に通話できれば、こんな手間をかける必要などはありません。そのこともあり、「弱冷房車」や「女性専用車両」みたいな感じで、「携帯通話OK車両」を設定して欲しいものだ、と改めて思いました。
2011年11月08日
学科広告が電車を占拠
中央線に乗りました。何となく広告を見たら、某大学の国際関係学部で新設される「多文化コミュニケーション学科」の宣伝でした。かなり奇抜な広告だな、と思って隣の広告に目を移したら、それまた同じ「多文化コミュニケーション学科」の広告でした。
まさかと思って車内を見渡したところ、全てが同じ大学の同じ学科の広告でした。扉の上にある小型テレビまで、ひっきりなしにその学科の広告を流しています。
隣の車両を見ても同様です。どうやら、この10両編成に貼られたり吊られたりしているポスターおよび、ディスプレイから流れる動画は全てたった一つの学科を宣伝しているようなのです。
大学そのものでも一編成丸々というのは見たことがありません。ましてや、その中の一学部に所属する一学科なのです。
若年層の人口減で大学も学生集めに色々と苦労しているという話は聞いてはいました。しかしながら、ここまで凄い状況になっていたとは思わず、かなり驚きました。
あと、この大学の異なる学科の人がこの電車に乗り合わせたら、「何で俺たちが払った授業料を、新設学科にばかりにつぎ込むんだ・・・」などと怒らないのだろうか、と気になりました。
2011年11月07日
子供の頃のヒーローが逝く
元横綱隆の里・鳴戸親方が急死した、というニュースを見ました。この人を知ったのは、小学校の頃、新聞で相撲の星取表を見た時でした。自分の名前である「隆」の字がついている力士がいる事に驚き、それだけの理由でファンになりました。
かなり安直なきっかけでしたが、それからはかなり相撲にハマりました。その間に、隆の里関は、大関、横綱と出世していき、ファンとしては嬉しい限りでした。
場所中は必ずラジオの相撲中継を聞き、隆の里関の勝敗に一喜一憂していました。特に、当時のライバルであった千代の富士関(現・九重親方)に勝った時は大喜びしたものでした。その活躍を見に、当時の蔵前国技館に観戦に行った事も何度かありました。
しかしながら、隆の里関が引退してからは、自分の「相撲ファン人生」はあまり恵まれませんでした。
他に応援する力士ができたのですが、なぜかその力士たちは、いずれも不遇な形で相撲協会を去る結果になったのです。北尾改め双羽黒関は、親方との対立が元となった濡れ衣により、板井関は八百長疑惑により(?)年寄襲名を協会に拒否されて、いずれも廃業させられました。
さらに、最近になって久々に応援していた力士であった朝青龍関も、未だに真相が明らかになっていない「疑惑」により引退を余儀なくされています。
そんな中、鳴戸親方だけは、角界で部屋を経営し、弟子を育てていました。そんな事もあり、自分が応援していた力士の中では唯一、幸せな相撲人生を送っているな、などと思っていました。
ところが最近になって、週刊誌に弟子虐待疑惑が報じられたりしました。そして、昨日までは稽古を見ていたにも関わらず、今朝になって急死した、とのことでした。
報道との因果関係は分かりません。いずれにせよ、色々な意味で憶測を持たれそうな感じです。
かつての事を思い出して寂しさを感じました。そして同時に、結局、自分の応援していた力士は一人残らず、不幸な形で相撲協会を去ってしまったな、などとも思いました。
2011年11月06日
謎の発車案内板
久々に東京駅での京葉線乗り換えを行いました。京葉線乗り換え地下道に行くと、発車案内板がありました。そこには、「12:05 武蔵野快速 府中本町」と書いてありました。そして、その脇にある時計を見たところ、針は12時4分を指していました。
この地点から京葉線ホームに到達するまでには、動く歩道を三回乗り降りしたあと、エスカレーターで地下ホームに降りる必要があります。
したがって、この時間にこの地点で12時5分の府中本町行きに乗るのは、世界最速のウサイン=ボルト選手をもってしても不可能でしょう。
最近では、駆け込み乗車を防止するために、普通の駅でも発車一分前になると、発車案内板の表示を次の電車に切り替えるようになっています。
にも関わらず、なぜこの案内板が、絶対に乗れるわけのない電車を表示したのか、と不思議に思いました。まさか、「駆け込み乗車、やれるものならやってみろ」と乗客を挑発する意図でもあったのだろうか、とまで思った、「乗れるわけない電車の発車案内」でした。
2011年11月05日
フルコース
今の職場は関東以西の全国各地に拠点があり、そこのPC関連機器はすべて自分が所属する部署で管理しています。
それが今週は全国各地で壊れました。ある場所ではPCが、別の場所では専用端末が、また別の場所ではプリンタが、またまた別の場所ではルータが、という感じで、さながら故障のフルコース、といった感じでした。
ただでさえ、11月から大掛かりなシステムの切り替えがあったにも関わらず、それらの故障対応を、二人だけの部署でやるのですからたまったものではありません。昨日はついに終電を逃してしまったほどでした。
しかもこの前の休日と日曜に、趣味でやっているうちに、様々な雑用をするようになったイベントがそれぞれ入ってしまいました。というわけで、昨日まで6日間は休む暇なし、という感じでした。今日も仕事でしたが、やっと一段落し、普通の時間に会社を出ることができました。
重なる時には重なるものだ、と我ながら驚きました。まあ、もうしばらくすると、さらに忙しくなる予定です。そう考えると、いい予行演習になったのかも、などとも思いました。
2011年11月03日
無線ルータ効果
先月、iPodTouchとWi-Fiルータでスマートフォン(?)環境を導入しました。主に使う場所は電車の中です。ルータについては、鞄の中に入れていても電波を拾うはずですが、購入時にiPodTouchとルータをまとめて持ち歩けるカバーがおまけでついていたので、それを使っています。
そのため、周囲の利用者がスマートフォンを軽快に片手に操作しているのに対し、私はルータも一緒に持って鈍重に操作していました。
あまり見た目を気にしないタイプですが、「やっぱ無線ルータにしたのは見た目的に失敗だったか?」と思うこともたまにありました。
ところが今日、ノートパソコンを外で使う用事がありました。年に一度か二度の事なので、特にノートPCを外でネットにつなぐ環境は持っていません。そのため、これまではオフラインで使用していました。
ところが、今日はミスをして、事前に印刷した資料を何部か忘れてしまいました。パソコンからなら打ち出せますが、プリンタはありませんし、近くにキンコーズもありません。
一瞬、手書きせざるをえないか、と思ったのですが、そのときルータとネットプリントの存在を思い出しました。幸い、セブンイレブンなら歩い5分くらいのところにあります。そしてルータで飛ばしたデータをセブンイレブンのコピー機で打ち出して事なきを得ました。
回線付きのスマートフォンにするか、無線ルータを使うかはかなり迷いました。しかし、今日の結果を考えれば、今の形にしたのが大成功だったと思いました。
もっとも、外でノートを使うのは年に数回しかありません。したがって、このような「無線ルータの恩恵」にあずかる機会がもう一回あるかは微妙なところです。
2011年11月01日
2011/11/1の更新
翔みならブログめもちょうを更新しました。
翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。
苗字とイメージ
職場に、借金取りからの電話がかかってきました。辞めた人の連絡先を教えろ、というかなり無茶苦茶な内容です。かなり異常な内容、という事もあり、注意するよう通達がまわってきました。
物騒な話ですが、その通達を見たときは笑いをこらえるのに苦労しました。なぜかと言うと、その通達に書かれた借金取りが「ウシジマ」という苗字だったからです。
通達の内容だけでは、この借金取りが都道府県の認可を受けた業者なのか、未認可の「ヤミ金」であるかは分かりません。
しかしながら、少なからぬ人が、この「ウシジマ」氏が所属している会社はヤミ金だと思ったでしょう。
そんな事を考えながら、アコムやプロミスで働いて取り立て業務をやっている、全国の「ウシジマ」さん達は、「風評被害」によりかなり苦労しているのだろうな、などと気を回してしまいました。