2015年11月30日
11月が終わる
今日で11月が終わります。先月に続き、色々な事があった一ヶ月でした。
色々な点において、一ヶ月半前の時点で、このような事になるとは夢にも思っていませんでした。
物心がついてからずっと当たり前だった事が、当たり前でなくなってしまった月でした。
また、「楽しい」とか「嬉しい」という感情を持つことのなかった月でもありました。
一人で職場にいたり、道を歩いていたりすると、ついつい今は亡き弟の名を呼んだ月でもありました。
きちんと数えていたわけではないですが、少なくとも、六百回くらいは呼んだような気がします。
もちろん、このような感情・状態を続けるわけにはいきません。
実際、すでにこの「弟のいない人生」を歩みだしているわけですし、さらにその先を見据えて色々とやっています。
とりとめのない文章になってしまいましたが、そんな感じで2015年の11月を過ごしました。
2015年11月29日
愛媛FC、引き分けるも順位差でプレーオフ敗退
チーム史上初のJ1昇格プレーオフ進出を果たした愛媛FCは、アウェイでセレッソ大阪と対戦しました。
日本代表経験者三人を揃えるC大阪に対し、愛媛はなかなか攻める機会を貰えません。
しかし、この試合でも堅実な守備で、得点を許しません。
特に、最大のピンチという局面で、一度手でボールを弾いたGKの児玉選手が、そのこぼれ球を狙った相手のシュートを今度は足で止める、という好守備を見せる、という場面もありました。
しかし、愛媛もなかなか相手の守備を突破できず、そのまま0対0で試合が進みます。引き分けの場合は、順位頭ハネで愛媛は敗退してしまいます。
そんななか、アディショナルタイム終了間際に、愛媛は最後のコーナーキックを得ます。ここで、GKの児玉選手も前線に上がり、11人攻撃を見せますが、それも届かず、試合は引き分けになりました。
というわけで、愛媛の今季が終了しました。まさかこのような形になるとは、開幕時点では想像もしていませんでした。
それだけに、チームを変えてくれた木山監督並びに、頑張ってくれた選手たちには、心より感謝いたします。
来季もぜひ、このような闘いを見せてほしいものです。
すみ分け
仕事の関係で、大手通信会社四社に、それぞれ商品を送ることになりました。
いずれも、指定の運送業者が箱を持ってきて、梱包してもらう、という話になりました。
それぞれ、大手運送業者が来たのですが、それぞれ、違う会社のドライバーが来ました。
ちなみに、資金豊富な印象が強い二社は、ヤマト運輸と日通のドライバーさんが、梱包まで行う手配をしていました。
一方、「安かろう悪かろう」のサービスで有名な一社の依頼を受けたのは佐川急便でした。ドライバーさんへの伝達のはっきりしておらず、梱包もこちら任せでした。
細かい所でも「会社イメージ」の通りなのだな、と思いました。
ちなみに、この日は、残る一社は来ませんでした。おそらくは、消去法からして日本郵政が来るのでは、と予想しているのですが、果たしてどうなるのでしょうか。
2015年11月26日
見える世界が変わる
最近、いろいろあって交通ルールを体系的に学んでいます。
それを頭に入れて道を歩いたり自転車に乗ったりすると、これまでと大きな違いを感じます。
今まで、なんとなく、「こういうものだな」と認識していたものが、「そうか、この行動は、あの交通ルールに従った結果なのだな」と認識するようになるのです。
別に、これまでその交通ルールを知らなかったからといって、特段困った事はありませんでした。
とはいえ、やはり理解し、それがどのように適用されているかを意識しながら見ると、視界が開けたような気分になります。
何歳になっても、「新たに学んで知識をえる」というのは楽しいものだな、と思いました。
これからも、このような経験が何度もできるよう、いろいろ学んでいきたいものです。
2015年11月25日
アコレ開店
バス停「幕張本郷五丁目」の近くに、イオン系低価格小型スーパーである「アコレ」が開店しました。
このアコレの入った建物は、かつてはガソリンスタンドで、その隣にイオン系コンビニのミニストップがありました。
しかし、ミニストップは2008年に潰れて跡地は学習塾になり、ガソリンスタンドも潰れてしばらく空き地だったのですが、今年に立ってマンションが建ち、その1階がアコレになりました。
というわけで、七年ぶりにほぼおなじ場所にイオン系の店が「帰ってきた」わけです。
幕張本郷に来て18年経ちました。大きな建物ができたりなくなったり、というのはあまりないので、この18年間、あまり変わっていないような印象もあります。
とはいえ、こうやって少しずつ変わっているのだな、などと思ったりしました。
2015年11月24日
京成シティライナー今月いっぱいで終了
京成のダイヤ改正情報を見ました。
すると、5年半前の成田スカイアクセスの開通にともなって京成本線で運行が始まった、有料特急「シティライナー」が廃止になる、という情報が、目立たぬように書かれていました。
有料特急「スカイライナー」がスカイアクセス線経由になったのに伴い、本線を走る有料特急として登場しました。
しかしながら、乗車率は非常に悪く、当初は毎日七往復走っていたのが、だんだんと減らされ、現在は、土日祝のみ一往復となっていました。
しかし、その乗車率も非常に悪く、たまの土日にホームや踏切で見かけた事がありますが、乗客数は文字通り「数えるほど」でした。
実際に、外から数えた事が何度かありますが、8両編成全部で15人前後、という乗車率でした。
それを考えれば、廃止もやむなしと言わざるを得ません。
京成本線において、数百円払えば着席が保証されるという仕組み自体はなかなか便利だと思っていたのですが…。
もっとも、具体的にどうすれば乗客が増えるか、と問われてもいい答えは浮かびません。
そう考えると仕方ないのかもしれませんが、やはり、見慣れた列車だっただけに、その廃止ニュースを見た時は、もったいなさみたいなものを感じました。
2015年11月23日
愛媛FC、四国ダービーを圧勝し、有終の美を飾る
ホームで行われたJ2リーグ最終戦の愛媛-徳島は前半で先制し、後半で追加点を挙げ、終了近くにダメ押しを挙げ、守っては相手を完封し、3-0と圧勝しました。
徳島との「四国ダービー」で勝ったのは、2010年以来5年ぶりとなります。そんな事を感じさせない圧勝に、今の勢いを感じました。
しかしながら、勝点2差で4位だったセレッソ大阪が勝利したため、順位は5位のまま。念願のホームでのプレーオフ開催はなりませんでした。
そして観客動員は今期最高となる9,158人でした。やはりこれもプレーオフ進出効果なのでしょう。通算動員数は79,693人となっています。1試合平均動員数は3,794人となりました。
開幕当初の、「2試合で5,000人に達しない」頃から比べれば、かなり巻き返したとはいえ、かなり寂しい数字になってしまいました。
なお、熾烈な6位争いでしたが、可能性のあった長崎・東京V・千葉がいずれも敗れました。
その結果、長崎が敗れながらもプレーオフ進出を決めています。
そのプレーオフですが、愛媛FCは11月29日にセレッソ大阪と対戦します。もしそれに勝つと、翌週12月6日に、福岡-長崎の勝者と決勝となります。
さすがにこれは見逃せず、自分も久々にスカパーのJ2パックに加入し、今日から見始めました。
ぜひとも、二試合ともいい試合を見せてもらいたいものです。
なお、昨日行われたJ1リーグ最終戦では、広島が後期優勝と年間1位を決めました。優勝決定トーナメントは、1回戦が前期優勝・年間2位の浦和-年間3位のG大阪で、その勝者が広島と決勝を戦う、という形になっています。
また、J2最下位は栃木となり、J3に降格となりました。21位の大分は入れ替え戦に出場となります。
一方、J3では山口が優勝して昇格、2位は町田でした。
来週から、大分と町田による入れ替え戦が始まります。大分は2012年にJ1に在籍し、過去にはJリーグ杯制覇の実績もあります。
そのチームがJ3降格の危機にある、というのは驚きです。入れ替え戦は果たしてどうなるのでしょうか。
2015年11月22日
幼稚園児の甥と勝負
実家で食事会がありました。
着いたら、幼稚園児の甥に、チェスを挑まれました。地元のチェスサークルに行くなど、かなり熱心に取り組んでいるようです。
チェスを人間相手に指すのは約20年ぶりでした。その時は、仕事か何かで、チェスの盤駒を自宅に持ち帰ったところ、当時、二人で暮らしていた弟に、「じゃあ指そうよ」という感じでの対局になったものでした。
そんな事を思い出しながら、対局を始めました。なんと、甥は幼稚園児であるにも関わらず、キャスリングまで習得していました。ちなみに、自分が初めてチェスを指したのは約40年前ですが、いまだに、キャスリングのやりかたを知りません。
その程度のチェス棋力しかないこともあって、「手加減」ができません。というわけで、40歳年下の甥に対し、勝ってしまいました。
まあ、もし甥がこれからも本格的にチェスをやれば、もう二度と自分が勝てることはないでしょう。そういうわけで、この「手加減無し」は勘弁してもらおう、と思いました。
ちなみに、8年前には、この甥の兄にあたるもう一人の甥と、坊主めくりをしたものでした。
もちろん、坊主めくりですから、「手加減」のしようがありません。結果は覚えていませんが、そんな「熱戦」をした事を思い出したりしました。
さらに言うと、15年ほど前、当時小学生だった姪と「ぷよぷよ」で対戦した事がありました。
ここでも、自分は、脊髄反射的に、大連鎖を組んでしまいました。
何年経っても、姪や甥に対して、手加減してゲームを楽しむ、という事ができないわけです。我ながら、情けない伯父(叔父)だと思いました。
ちなみに、今日みなが集まったのは、その姪の結婚パーティーでした。改めて、時の流れというものを感じました。
姪が幸せな結婚生活を送れることを願っています。
2015年11月21日
テロと空襲
ちょっと古いニュースですが、パリの大規模テロの「報復」として、フランスは以前から行っていた、ISに対する空襲をより増やしたそうです。
報道を見ていると、なんか、テロは残虐行為で、空爆は「テロに屈しない」正当な対抗措置みたいな構図が少なからず見受けられます。
もちろん、実態はどちらも「残虐な無差別殺人行為」でしかありません。
このことは、1995年3月の地下鉄サリン事件と、1945年3月の東京大空襲を比較すれば、すぐに分かります。
にも関わらず、少なからぬ報道機関は、この二つを「テロは悪で、空襲は正当防衛的な報復」という印象を持ってしまうような伝え方をしています。
なぜ、そのような報道をするのか、そして、読者や視聴者にどのような認識を持たせたがっているのか、色々と考える所があるな、と思いました。
2015年11月20日
采配批判
昨日行われた野球の国際大会で、日本代表が最終回に逆転負けしました。その直後から、小久保監督に対する、「采配批判」がネットで少なからず見受けられます。
昨日の試合では、「なぜあの投手を引っ張ったのか」とか「なぜあの場面であの投手を出したのか」というのをたくさん見ました。
また、サッカーでも日本代表が負けると必ず「采配批判」が吹き荒れます。
別にそんなひどい成績を挙げたわけでもないのに、なぜこのような「采配批判」が起きるのか、しばらく前までは不思議でした。
しかし、最近になって、その理由が分かりました。
「采配批判」をしている人は、結果が分かっています。したがって、その人が行う「采配」は、小久保監督より確実に上になるわけです。
たとえば、昨日の野球だったら、「自分だったらあそこで投手を変えた」とか「自分だったら、あそこでその投手は出さなかった」などと言えるわけです。
これは、リアルタイムで見ている場合も同様です、観戦中にそのような不安が生じたらツイッターなどに書き込み、当たれば「やはり俺の言うとおりだった」と自慢できます。
一方、その「自分だったら…」が外れても何ら問題はありません。何しろ、その「外れた」発言を批判する人など、まず存在しません。したがって、「なかったこと」にできるわけです。
つまり、「采配批判」というのは、リスクがなくかつ気分が良くなるものなのです。そのため、多くの人が、この「趣味」を楽しんでいるのでしょう。
まあ、こんな事が理解できるようになったのも比較的最近です。ちなみに、20年ほど前は、自分も、少なからぬ「采配」に対して、怒りに近い感情で「批判」していたものでした。
そんな事を思ったり思い出したりした、「采配批判」でした。
2015年11月19日
46の手習い
来年に向け、新たに習得すべき事が生じました。
そこで、「46の手習い」とばかりに、「学校」に通い始めました。
「生徒」になるのは、今の仕事を始めるにあたり、3年半前に一週間ほど研修を受けたとき以来です。
その時、一緒に学んだのは、50代後半の人でした。
しかし、今回は雰囲気が大きく異なります。
自分以外の生徒は、みな、10代から20代といった感じでした。中には、学校帰りに来た高校生までいました。ということは、自分たちが結婚した後に生まれた世代です。
そのような環境で学ぶ、などという経験ができた事に驚きました。
色々と不安はありますが、「意気込みだけは高校生と同じ」という気概(?)で頑張っていきたいものです。
2015年11月18日
ニャン孫きょうだい
最近、ニャン孫の弟もしくは妹(以下ニャン孫ツー)は、いろいろと兄に頼るようになりました。
朝、いつもの場所に一人でいる時に、近寄ろうとすると、すかさず、兄であるニャン孫の所にいき、「報告」をします。
すると、奥にいたニャン孫が出てきて、平然と座ります。それを見たニャン孫ツーは、「ニャン孫兄さんが逃げないのだから、この人間は無害なんだな」という感じで、一緒に座ったり、遊んだりし始めるのです。
つい最近までは、母親のべったり、という感じでしたが、だんだんこんな感じで「親離れ」していくのでしょうね。
これからも、きょうだい仲睦まじく過ごしてもらいたいものだな、と思いました。
2015年11月17日
猫だまし
横綱白鵬関が、立ち会いに猫だましを行い、さらに途中でもう一回猫だましを行って勝利した、というニュースを見ました。
猫だましというのは、相手の目の前で手を叩いて、反射的に目をつぶらせ、その間に自分の優位を築こうという奇襲戦法です。
まれにこれを愛用する力士がいたりもしますが、普通は使われません。ましてや、横綱が行うなど前代未聞です。
これに対し、北の湖理事長やスポーツ新聞は、「横綱らしくない」などと批判しています。
まあ、毎度の事ですが、どうしてこんな「批判」ができるのか、と驚きます。
言うまでもなく、白鵬関は「猫だまし」などをしなくても普通は勝ちます。ちなみに、本日対戦した栃煌山関との対戦成績は28勝2敗ですから、勝率にして九割三分三厘です。
にも関わらず、あえてそのような珍しいことをやった理由を考えるなら、「話題づくり」と考えるのが自然ではないでしょうか。
実際、自分も、本場所をやっているのだな、と思ったのは、今日の「猫だまし」と数日前に白鵬関が決めた大技「櫓投げ」の報道を見た時くらいでした。
にも関わらず、この「技」を批判するのはいかがなものか、と思いました。
もちろん、白鵬関がその気になれば、寄り切りや上手投げといった「横綱らしい技」だけで白星を積み重ねる事も十二分に可能なわけです。
そこであえて「猫だまし」をやった、という意味をもう少し考えて報道したり、理事長談話を出してほしいものだ、と思いました。
2015年11月16日
2015年11月15日
未来につながる反省
以前から、よく「あの時ああしていれば良かった」という思いが頭を駆け巡ることがよくありました。
ひどいときは、すでに辞めた会社における給与交渉や、職場での人間関係などにまで、「あの時…」と思考がめぐってしまう事すらありました。
しかし、最近になってやっと「そんな事をやっても過去は変わらない。時間のムダでしかない」という事を強く自覚できるようになりました。
もっとも、「ああすれば良かった」は無意味ですが、「あの時やったのは失敗だったから、次にこのような機会があれば同じてつは踏まない」というのは十二分に考える価値があります。
したがって、「あの時…」という思考に陥りそうになったら、未来に結びつかない場合はすぐに考えをやめ、未来に結びつくならばそちらに切り替えればいいわけです。
口で言うほどたやすくはありませんが、そのような思考パターンを身につけねば、と強く思いました。
2015年11月14日
愛媛FC、敗戦するものの、プレーオフ進出を決める
アウェイで福岡➖愛媛戦が行われました。
勝てばその時点でプレーオフ進出が決まる愛媛ですが、0-1で敗れてしまいました。
しかしながら、ほぼ同時期に試合をしていた東京Vが引き分け、さらに夕方に千葉が負けたため、その時点で愛媛の6位以上が確定し、チーム史上初のJ1昇格プレーオフが決まりました。
現在の順位は5位ですが、最終戦で勝利し、C大阪が負ければ4位となり、ホームでのプレーオフ開催となります。
それが実現すれば、自分がシーズン開幕当初から心配していたホーム観客動員数に「ボーナスステージ」がつきます。
そういう意味もあり、ぜひとも次節での4位昇格を願っています。
いずれにせよ、プレーオフ進出、嬉しい限りです。木山監督には心底感謝いています。
2015年11月13日
ラーメンと腹持ち
相方と昼にラーメンを食べました。しばらく前に地元に新規開店した店です。
リンガーハットで長崎ちゃんぽんを食べるのは、2ヶ月の一度くらいの割合でやっているのですが、ラーメン屋に行ったのはかなり久しぶりです。
へたすると、五年前くらいかもしれません。
ラーメン自体は自分たち好みのあっさりとした味で、ともに美味しくいただけました。
ちなみに、二人でラーメン屋に入ったのは四年半ぶりでした。ちなみにその時も、当時、地元に新規開店した店でした。
別に嫌いでないのに、なんで二人で行くのはこんなに久しぶりなのだろうか、と思ったのですが、数時間後に理由が分かりました。
まだ、夕食までかなり間があるのですが、お互いにえらく腹が減ってきたのです。
ともに、ラーメンを食べた時点で、スープを飲むこともあり、すぐに満腹感をおぼえます。そのため、食べ過ぎません。ところが、短時間で満腹感が消えてしまうのです。二人して、そういう体質なのでしょう。
おそらく、それがこの四年半、二人でラーメン屋に行かなかった理由だったのでしょう。ともに、すっかり忘れていました。
そして、おそらくはまた四年半くらいたって、地元にラーメン屋ができたら、当時の事を忘れて昼をラーメンにし、夕方に腹が減って困るのだろうな、などと思いました。
2015年11月12日
松前半島と亀田半島
FBに、ある中学入試の問題が掲載されていました。
それは津軽海峡線(=青函トンネル)が結んでいるのは何半島と何半島か、というもので、選択肢は4つありました。
選択肢を見る前に、「そんなの津軽半島と渡島半島に決まってるじゃないか」と思ったのですが、そこには意外な選択肢がありました。それは、
- 津軽半島と亀田半島
- 津軽半島と松前半島
- 下北半島と亀田半島
- 下北半島と松前半島
でした。
選択肢を見れば、答えが「津軽半島と松前半島」だという事は分かりました。そして、「そうか、渡島半島の二つにわかれている部分は、そのような名前があったのか」と初めて知りました。
ちなみに、ウィキペディアを見たら「松前半島・亀田半島はあまり一般的な呼称ではない」という注釈がついていました。
それでも「松前半島」だとわかったのは、「松前」と「亀田」の二択ならば、青函トンネルの出口のあたりに松前線が走っていたので、そちらに決まっている、と判断したからです。
しかし果たしてこれを知っていることが、その中学校に入るのにふさわしい学力を身に着けている事なのだろうか、と疑問に思いました。
何しろ、高校で鉄道研究会の会長をつとめ、その後の就職先でも、行き方の分からない場所があると、「駅すぱあと」代わりに質問されていたという程度の実績があった自分ですら、「松前半島」の存在を知らずに46年生きていたくらいなのです。
もしかしたらこの試験問題を作成した社会科教師は重度の鉄道ファンで、一人でも「同類」を自分の学校に入れたくて、こんな問題を作ったのだろうか、などとまで思ってしまいました。
今に始まった事ではありませんが、入試問題の質について、改めて考えさせられました。
2015年11月11日
マイナンバー
話題の「マイナンバー」が我が家に簡易書留で届きました。
この制度、調べれば調べるほど、我々にとっては何らメリットはなく、手間と漏洩リスクばかり押し付けられるものだ、ということがよくわかります。
特に大変なのは、給与や社会保険の担当、ならびにそのバックグラウンドのシステムを担当している会社員たちでしょう。
自分も4年ほど、そのような仕事をしていた事もあり、他人事とは思えません。
この世紀の愚策を運用させずに終わらせるためには、皆でマイナンバーを使わない、というのが最善だと思っています。
それを実践しつつ、一日も早くこの制度を廃止に追い込めれば、と思っています。
2015年11月10日
ニャン孫と買い物
夜、相方とコンビニに行きました。
ドアを開けると、廊下に見慣れた猫の後ろ姿があります。
ニャン孫を我がアパートで見たことは一度ならずありますが、二階まで上がってきたのは初めての事でした。
ニャン孫の走り去った後を追うと、階段に座っていました。
声をかけると、「ニャー」と返事はしますが、こちらには近寄ってきません。
ニャン孫が警戒する気持ちはわかりますが、このままでは我々は買い物に行けません。
そこで、階段に一歩踏み出すと、下まで逃げて行きました。しかし、我々が下に降りても逃げません。
そのまま、我々と一緒に歩きます。そして、普段暮らしているビル(以下ニャンハウス)に着きました。
ここでお別れかと思ったのですが、その後もついていきます。そして、テリトリーのはずれと思しきところで別れました。
そして買い物が終わり、家路につきました。
先ほど別れたところを確認しましたが、そこにはいませんでした。
「さすがに帰っちゃったか」などと話しながら、駐車場の脇を歩いていたのですが、いきなり「ドン」という音がしました。何事かと思って見てみたら、駐車場に止まっていたトラックからニャン孫が降りてきたのです。
どうやら、トラックに乗っていて道を見ており、我々に気づいて寄ってきたようでした。コンビニで買い物したので袋を持っており、それを食事だと思ったのかもしれません。
そのまま再度並んで歩き、ニャンハウスも通り過ぎ、結局、我がアパートまでついてきました。
さすがに二階までは戻らず、階段を上がったところで「お別れ」となりました。
ニャン孫の存在を知って一年近く経ちますが、ここまで長距離を一緒に「お散歩」したのは初めてです。
特に、トラックから我々に気づいて寄ってきてくれたのは嬉しい事でした。これからも、もっと長い距離を散歩したいものだと思いました。
なお、写真は、それと関係なく、いつもの場所にいて、弟もしくは妹と一緒に食事をしているニャン孫の写真です。
2015年11月08日
愛媛FC、プレーオフ進出マジック点灯
アウェイで行われた京都サンガ-愛媛FC戦は、0対0で迎えた後半36分に、後半から投入された白井選手が愛媛移籍後初ゴールを挙げます。
そのまま1対0で愛媛が勝利し、勝ち点を62としました。
そして、勝ち点2差で追っていた長崎とV東京が相次いで敗れます。その結果、愛媛は5位を守ると同時に、6位以下との勝ち点差が5となりました。
残り2節ですので、愛媛は1勝するか、2試合とも引き分ければ6位以上が確定し、プレーオフに進出できます。野球用語で言えば、「プレーオフ進出マジック点灯」となるのでしょう。
次節はアウェイで3位の福岡相手となります。向こうは無条件昇格がかかっています。
厳しい試合となりそうですが、一気に決めてほしいものです。
2015年11月07日
かつての我が家
1993年から1997年にかけ、中野区上高田に、弟と二人で住んでいました。
今の所に引っ越してからは、10数年前に一度だけ行ったような記憶があります。
それ以来の来訪となりました。
最寄り駅は中央線の東中野と東西線の落合です。
東中野駅で降りたのですが、その駅前の大変貌ぶりにまず驚きました。駅前広場が整備され、バスターミナルができていました。改札の出口も変わっていました。
そこから、狭い商店街を抜けて、かつての我が家に向かいます。
商店街の中にある店は、半分くらいが入れ替わっていました。ただ、当時買い物をした店も残っていました。
商店街を抜け、早稲田通りを渡ると住宅街になります。しばらく行くと、信号があり、そこには何軒か店がありました。
自分たちは一度も行かなかった寿司屋は健在でしたが、何度か利用した地中海料理屋および、頻繁に利用したコンビニはいずれもなくなっていました。
そして、懐かしのアパートに着きました。こちらは、当時とほとんど変わっておらず、18年前に戻ってきたかのような気分になりました。
帰りは、落合に出て、東西線に乗りました。その道すがら、店の入れ替わりがありました。よく利用したスーパーは、ドラッグストアになっていました。
変わらないアパートや、変わった店などを見ながら、当時の事を思い出しました。本当は、その変化について、一緒に暮らしていた弟に語りたかったのですが…。
それができない事を残念に思いつつ、もうこの場所に来ることはないだろうな、と思って東西線に乗りました。
2015年11月06日
現実離れしたドラマ
所用で、公的機関の待合室に行きました。
すると、NHKがついており、新たに始まるドラマの宣伝を流していました。
まず、画面いっぱいに文字で「結婚する人が減った」とか「20代から30代で恋人のいない人の割合が増えている」みたいな文字が出てきました。
どうやら、若者が恋愛・結婚ができない、という社会情勢を題材にしたドラマのようです。
結婚はもちろん、恋愛する人も減っている理由など明白です。労働環境の悪化により、非正規の人が増えました。正社員も実質賃金が下がっている上に、労働条件は悪化し、多くの人が長時間労働を強いられています。
そのあたりに切り込んだドラマでもやるのだろうか、と思いました。
ところが、続いて紹介された舞台設定を見てのけぞりました。主人公は大手ネット通販企業の正社員、という設定です。
そして、同じく「婚活」をしているらしい女性キャラは「年収が一千万円なければ」などと言っていました。
四半世紀前のバブル期を舞台にしたのか、などと思ってしまいました。こんな設定でどんなドラマを作っても、最初に出てきた「結婚や恋人を持つ人が減った」という現象に切り込めるわけがありません。
こんなドラマに何の価値があるのでしょうか。まあ、最近のNHKは、会話をうまく切り取って、現実と正反対の印象を持たせるような「報道」を得意としています。
それと同じ手法で、「若者が恋愛や結婚しないのは、低賃金・長時間労働・不安定な雇用ではない」と視聴者に刷り込むために作ったドラマなのかも、などと思いました。
2015年11月05日
医は算術
自分は、春と秋になると、手の皮がむける、という体質があります。
毎年のことなので、これまではずっと放置して、自然治癒を待っていました。
今年の秋は、先月末辺りから、この「恒例行事」が始まりました。
しかしながら、現在は精神的に、例年に比べるとかなり厳しいものがあります。
そこで、病院に行き、薬の力に頼ることにしました。
医者には、そのような事情を話して診察を受けました。
しかしながら、「念のため」などと言われ、むけた皮膚の一部を「細菌検査」されました。当然ながら異常なしです。
そしてあっさり「診察」が終わり、待合室に行きました。
すると、子どもをおぶった母親が受付にいました。
以前から通っているのですが、月初にかかわらず保険証を忘れたとのことでした。
すると、受付の人は、今から帰宅して保険証を持ってこなければ、今日は全額負担になります。後日保険証を持参すれば差額は払い戻します、と説明していました。
どこに住んでいるのかわかりませんが、子どもをおぶった人にとっては帰宅して保険証を取りに行くのは至難でしょう。
幸い、持ち合わせがあったようで、その「一時的に全額負担」に同意していました。
自分にやった少しでも診療点数を増やして利益を増やすのも、万が一の取りっぱぐれを防ぐために保険証を忘れた人から全額預かるのも何ら間違ってはいないでしょう。
とはいえ、これはいわゆる「『医は仁術』でなく『医は算術』」だな、と思いました。
しかしながら、この病院を批判する気は毛頭ありません。今の世の中、このような形で少しでも収入を増やし、リスクを管理しないと、経営がもたないからです。
そのようにせざるを得ない世の中のほうに問題があるよな、と思いました。
とはいえ、見ていて気分が良くなかった、というのもまた事実です。そこで、せめてもの意趣返しにと思い、処方された薬は、その病院に併設してある薬局で買いませんでした。
2015年11月04日
2015/11/4の更新
翔みならブログめもちょうを更新しました。
2015年11月03日
菩提寺
我が大野家の先祖代々の墓は、八王子にあります。
当然ながら、物心ついた時から、このお寺には行っていました。
八王子の他の所は全く分かりませんが、駅とこのお寺の間だけは、頭のなかに地図が入っています。
最近はあまり墓参りにも行っておらず、調べてみたら5年ぶりでした。
しかしながら、寺までの道は頭の中に入っており、最短経路で行くことができました。
今日の目的は、先日、急逝した弟の納骨でした。
弟は無宗教で、両親はクリスチャンなのですが、先祖代々の墓に入るということで、仏教式の供養を行い、また戒名をつけ、位牌も購入しました。
弟も、まさか自分に戒名がつくなどとは、夢にも思っていなかっただろうな、などと思いました。
これまで、何十回も墓参りのためにこのお寺に行っていました。
子供の頃は、ちょっとした家族での遠出でした。大人になり、兄弟姉妹がだんだんと親元を離れたあとは、たまに家族で会って食事をする、という感じになっていました。
というわけで、どちらかというと「楽しい行事」だったのですが、今日は違いました。
お寺の建物や境内の風景は、自分が初めて来た四十数年前とほとんど変わりません。上を見れば、きれいな青空でした。
しかし、今日の風景は、これまでの墓参りの時に見た風景と全く違うものであるかのように見えました。
同じ風景でも、楽しい時と悲しい時では、見えかたが違うのだな、と思いました。
ただ、弟は最後まで幸せな人生を過ごしていたと、自分は確信しています。
大切な存在を失った辛さを消すのは困難ですが、彼に余計な心配をさせぬよう、頑張って行かねば、と強く思いました。
2015年11月02日
忘れ物
仕事をしていたら、相方からメールが入りました。土曜日に利用した銀行から電話が入っているとのことでした。
そこで折り返し電話をしたら、キャッシュカードを忘れていた、とのことでした。
キャッシュカードを作って、はや30年経ちますが、このような経験は初めてです。
他にも数日前、仕事を終えて家に帰ろうとしたら、職場の鍵を閉め忘れているのに気付いた、というのもありました。
ここまで集中力が切れている原因は自分でもよく分かっています。
仕方ないことではありますが、もうそろそろ、自分を取り戻さねば、と思いました。
2015年11月01日
愛媛FC,ホームで快勝し、5位浮上
ホームで行われた愛媛FCーFC岐阜は、前半に近藤貴選手のゴールで先制した愛媛が、後半開始直後のまたもや近藤貴選手が得点し、終了間際には内田選手がFKを決めます。
守っては、こちらの倍のシュートを打たれますが、全て抑え、前節に続く3−0勝ちとなりました。
順位争いをしている、長崎・東京V・千葉がいずれも負けたため、これで5位に浮上。自力プレーオフ圏内となりました。
残りは1ヶ月です。この順位を維持できるのでしょうか。
観客数は前回の倍近い5,134人で、通算動員数は70,535人と、やっと7万人を越えました。