2004年11月29日

未成年者は協力できないスポーツ振興

 「スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)」の売上が、相変わらず絶不調のようです。おかげで、「スポーツ振興」のための助成金が減らされているとのこと。
 スポーツ行政の事を詳しく知っているわけではありません。しかしながら、「博打の上がりの多寡がスポーツ振興に影響する」という事態が異常なのは確かでしょう。「未成年には売れない」という時点で、健全なスポーツ助成方法とは言えないと思います。

 話はちょっとずれますが、かつて「サッカーくじ」が導入されるかという話があったとき、某プロ野球団オーナー(当時)が、「サッカーくじが導入されれば、野球などはあっという間にサッカー人気に抜かれる。だからこそ今のうちに、『改革』が必要だ」などと言って、自分の球団ばかり有利になるような制度を導入させた事がありました。今にしてこの発言を振り返って見ると、笑うよりありませんね。

2004年11月29日 23:52