2007年01月28日

表札と家の格

 近所を歩いていたら、ちょっと豪華な家がありました。家はもちろん、表札もなかなか高価そうで、透明のアクリル板みたいなもので覆われています。
 それはいいのですが、肝心の表札の文字に驚かされました。偶然、私と同じ苗字なのですが、パッと見た限りいわゆる「金釘流」というやつなのです。特に「大」という文字は鏡文字なのか、と一瞬思ってしまったほどでした。まあ、それでも私が書くよりはずっと上手くはあるのですが・・・。
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 しかしながら、これだけ豪華な家で、しかも覆いまでされている表札です。そんなところに、ただの下手な字を持ってくるとは思えません。私の知らない書道の流派があり、そこではこれが正しい書き方なのだろう、と思うことにしました。
 これが冴えない家だったら、そうは思わないでしょう。やはり、家の構えというのは大切なのだな、などと思いました。もっとも、私としては万が一立派な家を建てる機会に恵まれても、自筆の表札を作る気は毛頭起きませんが・・・。

2007年01月28日 18:45