2011年09月30日

丸善の新コーナー

 もともと津田沼の書店で最大面積を誇っていた丸善が、三ヶ月ほど前に二階をさらに増床し、配置を大幅に変更しました。
 増床部分のほとんどは漫画売り場になりました。そして、背の高い本棚が並んでおり、見ただけで圧倒されるほどの蔵書数となっています。昔から、色々と漫画を読んだ経験がある私ですら、「世の中にはこんなに沢山の漫画があったのか・・・」などと思ってしまったほどでした。
 ただ、そのように漫画の詰まった本棚が並ぶさまは少々不気味でもありました。特に平日にいった事もあり、あまり客はいません。そのため、なんか異空間に閉じ込められたような気分にもなりました。
 せっかく大量の漫画を並べているのだから、もっと雰囲気もコミカルにしても良かったのでは、などと思いました。今後、この売場はどうなっていくのか、気になるところです。

2011年09月28日

謎の落し物

 ホームからエスカレーターに乗ろうとしました。すると、足元にネクタイが落ちていました。
 言うまでもない事ですが、首にまいていたネクタイが、なんかの手違いで地面に落ちるなどという事は絶対にありません。
 帰りの電車で首から外してカバンに入れたものの、口が閉まっていなくて落ちたのでしょうか。もしくは、予備用として入れていたものが落ちたのでしょうか。これも、首から落ちるよりは確率はありそうですが、やはり現実的ではありません。
 もしかして、何かで怒った人が、エスカレーターに乗る時にネクタイを外し、地面に叩きつけたのか、などとまで思ってしまいました。
 それほどまでに不思議さを感じた、「ホームに落ちていたネクタイ」でした。

2011年09月27日

お茶くみ専門職の人件費60万円?

 読売と朝日の地方版にお茶くみ専門職員、人件費60万円…宮崎県議会(読売)、議会専属お茶出し職員 宮崎県 これで人件費年60万円(朝日)なる記事が載っていました。
 なんかお茶くみに大金を費やしているように見えますが、よく読んで見ると日給5,650円で議会用のお茶くみ職員を採用している、というだけの話です。それに議会の開催日数をかけて、「年間60万円」という数字を出しているわけです。仮に1日の実働が6時間だとしても、時給900円ちょっとです。「お茶くみ専門(?)」という労働の対価として高すぎるのでしょうか。
 さらに、読売の記事には別にお茶くみ以外にも、資料整理など雑用もしていると書いてありました。それを考えれば、この記事の見出しは、「議会の雑用を行う職員、人件費5,650円」で十分なわけです。
 書いた記者たちは「税金のムダ使いを糺す」みたいな印象を持ってもらおうと思っていたのでしょう。しかし、読む側としては、新聞社の器の小ささと程度の低さしか印象に残らない記事でした。

自ら不可能と証明している主張

 26日付の日経新聞一面左側には、原発の安全点検がいかに複雑かつ多岐にわたり、かつ手順通りに実行されていないか、を特集していました。
 そして、一面下のコラムでは、洞爺丸事故を題材とし、少しでも危険を感じたら安全側を選ぶという提言を紹介していました。
 ところが、同じ日の社説は原発安全性に強い指導力を目指せという題名でした。一面で主張している、「安全点検はできていない」「少しでも危険があるなら無理するな」と180度異なる題名です。
 しかも、その社説本文のどこにも、「原発安全性」なるものを確立できる要因が書かれていません。それどころか、。原子力安全・保安院には頼りになる専門家はいない。経験豊富な人材を海外からスカウトし、要職につけるくらいの覚悟が要るだろう。などと、現状の日本において「原発安全性」などはありえない、みたいな事が書いてあります。
 つまり「社の主張」は「強い指導力」とやらで原発安全性を目指せ、となっていますが、社説本文・記事・コラムのいずれも「そんなもん無理だ」とそれを主張しているわけです。なかなか笑える紙面構成だと思いました。
 ちなみに、その社説によると、日本の原子力は「ハードは一流だが、ソフトは二流」とされる。との事でした。あの爆発した福島第一原発の写真およびそれがもたらした結果を見る限り、どこをどう間違えても「ハードは一流」などとは言えないと思うのですが・・・。
 実は日経の論説委員氏は民明書房の愛読者で、そこの文献からこの言葉を拾ってきたのだろうか、などとすら思ったほどでした。
 というわけで、いろいろと笑いかつ呆れさせられた、新聞の一面および二面でした。

2011年09月24日

113系引退列車

[ 交通 ]

 先月末に、113系が関東地区での運行を終えました。それを記念した「お別れ列車」が昨日・本日と二日にわたって運転されました。
 ちょうど、都内から千葉に戻る時に、その運転時間が重なりました。そのため、各ホームは「撮り鉄」の人で賑わっていました。
 特に、運転終了後に両国から回送された113系が津田沼駅についた時は、ホームのみならず、近くの歩道橋までカメラを持った人であふれていました。
 鉄道に興味がない人と同行していたのですが、さすがにこの盛況ぶりは目に入り、何事かと驚いていました。
 そのうちの一人は房総半島出身でした。そのため、理由を話したところ、子供の頃から慣れ親しんでいた電車がなくなる事に驚いていました。
 自分にとっても113系は、子供の頃、伊豆などに旅行へ行く時のみ乗ることができる「特別な電車」でした。それが関東での運行を終えるというのには、一つの時代の終わりを感じました。
 もっとも、先月末に定期運行を終えた後も、幕張電車区には一編成が留置されています。したがって、毎朝、幕張本郷駅のホームから113系の姿を見ています。そのため、「お別れ列車」を見た後でも、まだ「113系がなくなった」という実感はあまりないのですが・・・。

2011年09月23日

2011/9/23の更新

 交通博物館キャッシュレス大阪出張を掲載しました。

勝利至上主義でファン離れ?

 プロ野球・中日ドラゴンズの落合監督が今期限りで退団となりました。その理由として、いくつかのマスコミが「好成績を残したものの、観客動員は減少していた。これは、勝利至上主義の采配が原因」みたいな書き方をしていました。
 昨年から野球を見るのをやめたため、この評価が正しいのかを判断する材料は持っていません。とはいえ、この書き方にはかなりの違和感がありました。
 これまで、スポーツをはじめ、勝敗を争う競技を色々と見ていたり関わったりしてきました。その経験から得たものは、客を引きつける最大の要因は「強さ」だ、という事です。そして、「強さ」の尺度として一番分かりやすいのは「勝つこと」です。
 最近では女性サッカーがそのいい例です。それまで、入場料無料でも数百人の動員だったのが、世界一になったら、万単位の客が集まるようになりました。
 これだけ人気が急上昇した理由には、選手の言動などもあるでしょう。しかしながら、最大の理由はやはり「世界一の強さ」だと思います。
 それらの事から考えると、「球団史上最高の実績を残した監督だが、その試合内容がつまらないため、観客動員を減らしてしまった」という考え方には強い違和感がありました。

 ちなみに、この「勝利至上主義で観客減が原因」は各新聞社が横並びで書いていました。したがって、球団側が流した情報が「ソース」かと思われます。
 確かに、球団史上最高の実績を残した監督を解任する以上、球団側としては、そのような理由付けが必要なわけです。
 球団側の事情は理解できます。しかしながら、仮にも報道する側が、それに何ら解釈を加えずにそのまま報じるというのはどうなのだろうか、と思いました。

2011年09月22日

久々の里帰り

 昨日の台風で、総武線はもちろんの事、京成線もあっさりと運行中止となりました。そこで、都内にある実家に泊まる事にしました。
 着いたところ、母親からコードレスマウスとTV閲覧ソフトの調子が悪いとの話がありましたので、直しました。
 さらに一服した後、父親よりCドライブの容量不足によりウイルスバスターのアップデートがうまくいかない、とのこと。そこで不要なアプリを削除したうえで、アップデートを行いました。
 何十万もの人に被害をおよぼした台風ですが、とりあえず、そのおかげで、ひさびさの「親孝行」ができた、などと思いました。
 しかし同時に、ここ数年、親の役に立つ事といえば、PCの不具合対処しかない、という事に気づきました。これでは仕事と何ら変わりがありません。
 そろそろ、まともな「親孝行」をせねば、と痛感させられた「里帰り」になりました。

2011年09月19日

6万人イベントと事前情報

 明治公園で行われたイベントに行ってきました。当初、「5万人集会」とうたわれていましたが、最終的な主催社発表は6万人とのことでした。もっとも、人数が発表された後も、会場に向かう人で駅から行列ができていたようなので、実際にはもっと多かったかと思われます。
 ところが、開催前に腹ごしらえと、公園の向かいにある立ち食いうどん屋にいったところ、店員は一人しかいませんでした。行列ができている客の注文を一人でさばいています。
 当然、洗い物などできるわけなく、下げ場はとんでもない事になっていました。もちろん、その混雑ぶりを見て注文せずに去った人も多々いました。
 仮に、もう二人くらい配備していれば、そのような事はなかったでしょう。時給1,000円で6時間雇っても12,000円です。一杯の平均料金が400円としても、30人分です。逸失利益を考えれば、軽く元を取って大量のお釣りが出ています。
 仮にも、5万人を集めると以前から宣言していた集会です。公園近くの店にその情報がなぜ入らなかったのだろうか、と不思議に思いました。ちなみに、明治公園やその周囲でイベントがあれば、多くの出店が出ます。しかし、今回は焼きそば屋が一つ出ていただけでした。
 適切な事前情報がなかったおかげで、少なからぬ人々に逸失利益が発生したわけです。あらためて、商売における情報の重要さを痛感させられました。

2011年09月18日

スターウォーズ電車

[ 交通 ]

 総武線に乗って千葉に行きました。車内に入ったところ、椅子などについている握り棒に色が付いているのに気づきました。
 そこで、車内を見回すと、広告が全て先日発売されたスターウォーズのブルーレイになっていました。その一環として、握り棒を「ライトセーバー化」したようです。
 確かに、ほとんどスターウォーズを見たことない私ですら、ライトセーバーの存在くらいは知っています。したがって、見た人の印象はかなり強くなるわけです。
 広告を作る人が持つ発想の斬新さに驚かされました。
 一方、その電車の外装には一切広告がありませんでした。これまで、車内の広告全てを特定の商材にした場合、外装も「ラッピング電車」にするのが普通でした。
 もしかしたら、これは「ラッピング電車」にする事による広告の費用対効果を分析した結果なのでしょうか。これには、広告を作る人のシビアさを感じさせられました。

2011年09月16日

OEMの喜劇

 時事通信社のサイト「jiji.com(時事ドットコム)」に教えて!jijicomというコーナーがあります。
 といっても別に時事通信が何か教えてくれるわけではありません。
『教えて!jijicom』は[時事ドットコム]と日本最大級のQ&Aサービス[OKWave]がコラボしたQ&Aサイトです。あなたの質問に100万人の[OKWave]会員が答えてくれます。とあるように、OKWaveのサイトを時事通信のドメインでOEMしているだけです。
 というわけで、通常は「時事通信社のサイト」である意味はどこにもありません。しかし、先日、この「ブランド」が大いに役立った質疑応答がありました。
 それは、鉢呂元経産相を罵倒した記者は、どこの記者ですか?という質問でした。
 これは先日、「問題発言」で辞任した前大臣の記者会見で、ある記者がヤクザのような言葉遣いで「質問」をし、その場にいたフリージャーナリストがそれを記事にして配信した、という事に起因しています。
 その記者は、身分証を隠していたのですが、何らかの理由で所属がバレてしまったようです。
 したがって、「質問者が選んだベストアンサー」は時事通信の記者ですねというものでした。結果的には、時事通信社が自らのドメインを使っているサイトに、「当社にはヤクザまがいの言葉で質問をする記者が所属している」と公表した事になったわけです。
 他社の作ったサイトをそのままOEMして自社ドメインで公開する、という事をしたゆえに発生した「喜劇」と言えるでしょう。
 モラルの低い記者の素性を自ら(?)公開したのは、「ジャーナリズム」としては素晴らしい事だと感心しました。ぜひとも次は、自家製の記事で、その「ジャーナリズム精神」を発揮して欲しいものだ、と思いました。

2011年09月15日

キャラの運命

 美少女キャラで「地域おこし」を行う、というニュースをちょくちょく見ます。そんななか、知多半島の各地を「萌えキャラ」にした、という記事を見ました。
 その中には、「南知多マリナ」というキャラがいました。それを見たときにまず思い出したのは、そのモデルである南知多町が、6年ほど前に南セントレア市に改名されそうになった、という事でした。
 仮に同じ絵でも「南セントレアマリナ」では、名前だけで「萎えキャラ」になってしまうと思います。おそらく、キャラ自体作られなかったのではないでしょうか。
 当時、「南セントレア改称問題」はかなり話題になり、多くの反対の声で実現せずにすみました。このキャラも、その反対運動ゆえに存在できたキャラと言えるだろうな、などと思いました。

2011年09月14日

Windows次バージョン

 Windowsの新バージョン「Windows8」が来年出る、というニュースを見ました。今後は、このような数字でバーションを現し続ける事になるのでしょうか。
 単純に「7」の次だから「8」と考えれば自然なように見えます。しかし、自分が初めて触ったWindowsから列挙すると、「3.1」→「95」→「98」→「Me」→「2000」→「XP」→「Vista」→「7」→「8」です。この流れからすると、むしろ、「7」の後が「8」というのは不自然です。
 というわけで、一見当然に見えるが、かなり違和感のあります。そのため、どうせなら、日本版くらいは「7」の次を「帰ってきたWindows」にして、以下「Windwosエース」→「Windowsタロウ」→「Windowsレオ」とでもすればいいのに、などとアホな事まで思ってしまったほどでした。

2011年09月12日

老鼠

 喫茶店で一服していました。すると、向こうの席から、やけに熱心に話している老婦人の声が聞こえてきました。
 最初は、何歳になっても元気だな、などと思っていました。ところが、聞こえてくる会話の意味が通じてきた時は、ちょっと固まりました。
 その内容は「会員を集めれば・・・。仮に会員が集まらなくても・・・」というものでした。つまるところ、会員を勧誘する事によって金を儲けるシステムの勧誘です。一言で表現すれば「ねずみ講」となります。
 傍からみれば、上品に年を重ねた老婦人、という感じです。その口、息もつかないような「ねずみ講トーク」が発せられるのは、不思議な風景でした。
 もちろん、何歳になっても、生きるためには金を得る必要がある、という事は承知しています。とはいえ、やはりそれだけ年を重ねてやることが、「ねずみ講の勧誘」というのは、傍から見ているだけで物悲しさをおぼえました。

2011年09月11日

扇風機増幅法

 9月になっても寝苦しい夜が続きます。ところが今朝、目をさましたら、涼しいながらもクーラーの冷たさがない風が全身に吹いていました。
 不思議に思ってあたりを見回したところ、扇風機が回っています。どうやら、先に目が覚めた相方がつけたようです。
 これ自体は、この夏に何度もあった事です。しかし、この風の当たりかたは、いままでにはないものでした。
 そこで、扇風機を見たところ、自分と90度違う方向を向いていました。その先には箪笥があります。そして、それに反射して、涼しい風が当たってきていたのです。
 扇風機から直接流れる風は、指向性があります。それを、箪笥に反射させることにより、広い範囲に風が当たるようになったわけです。
 偶然が生んだ、扇風機の効率的な活用法と言えるでしょう。世の中には色々な工夫が存在するものだな、と驚かされました。

愛媛FC、斎藤選手の得点で久々の勝利

 横浜FC-愛媛FC戦が都内の西ヶ丘で行われました。当初は行こうとも考えていたのですが、今日がやっと今月二度目の休み、というくらい仕事が忙しく、疲れが抜けていない事もあり、ツイッター観戦に切り替えました。
 試合のほうは前半は0対0で終わり、後半もなかなか得点できそうな雰囲気でなかったようです。「これはこのまま、5試合連続引き分けで、通算8勝8敗8分と、昨年の年間成績みたいな結果になるのだろうか、などと思っていました。

 しかし、後半28分、斎藤選手がドリブルで突破し、愛媛が先制します。これで斎藤選手は11得点となり、リーグ単独2位となっています。
 そのリードを守りきり、愛媛が1対0で5試合ぶりの勝利となりました。
 来週はホームで、首位のFC東京との対戦となります。前回は何とか引き分けた強敵ですが、なんとか前回以上の結果を残せるよう、頑張ってほしいものです。

2011年09月09日

無意味な結果論

 なぜだか分かりませんが、3月11日の津波で児童の大半がなくなった宮城県の小学校がとった避難方法を非難する記事が定期的に掲載されます。
 別に、何か衝撃的な新事実が伝えられるわけではありません、繰り返しのように「学校の裏山に避難すれば助かったのに、新北上大橋に避難させたために教師も子供も死んでしまった」というのを記事にしているだけです。
 ちなみに、今回明かされた「新事実」は、学校にはスクールバスが止まっており、それに子供を乗せて安全な所に逃げればよかった、という「証言」でした。
 しかしながら、そのバスの運転手さんも津波の犠牲になっています。したがって、「スクールバスに乗せていれば助かった」という事を立証しているわけではありません。
 そして、その記事は、「なぜ、山に避難させなかったのか」。遺族の疑問は今も解けない。などと書いています。しかしながら、それは「避難誘導した教師が、自分や児童が死なずにすむには、そちらに逃げたほうがいいと判断した。しかし、結果的にはそれは誤りだった」だという事くらい、普通に考えれば分かると思うのですが・・・。
 率直に行って、この「裏山に逃げれば助かったのになぜ川辺に逃げたのだ」という批判は、「40年前にドルを売って円を買っておけば、今頃4倍以上に増えていたのに、なぜそれをしなかったのか」と批判しているのと同じです。
 このような結果論を百万回掲載したところで、亡くなった人達はかえっていません。もちろん、次に同じような災害が発生した時の指針にもなりません。
 半年前の震災においては、他にも様々な被害があります。中には、今でも被害を拡大し続けているものすらあります。にも関わらず、なぜこのような、「今更批判しても何の意味もない結果論」を繰り返し語り続けるのでしょうか。
 何か別の意図でもあるのでは、と思えたほど、不可解かつ無価値な記事でした。

2011年09月07日

入れ替わり

 久々に秋葉原の奥に行きました。すると、約4年前に閉店して以来ずっと空き家だった、ラオックスのザ・コンピュータ館の跡地に、駅前にあった古同人誌などを扱っている大手漫画書店「K-BOOKS」が移転していました。
 ビルの名前は「AKIBAカルチャーズZONE」となっており、現在は2階までの営業ですが、10月末には全館で営業を開始するとのことでした。
 かつてここにあったラオックスは、秋葉原で最大規模の誇るPC関連の店でした。20代の頃から私も、秋葉原に行ったら、必ずここに寄っていました。
 そんななか、ある日、その向かいにある、極めて古い三階建てビルの最上階に、古同人誌屋の「とらのあな」が開店しました。何度か行きましたが、古びた急な階段を登って三階に行くときは、エレベーター・エスカレーター完備である向かいのラオックスとはえらい違いだな、などと思ったものでした。

 それが今はラオックスが撤退し、一方で「とらのあな」は中央通りに自社ビルを構えるまでになっています。そして、そのラオックスの跡地に同業の「K-BOOKS」が入ったわけです。
 ついでに言うと、そのビルから歩いて数分のところに、かつてPCパーツを良く買っていた店がありました。今はそこも潰れ、跡地には「まんだらけ」ビルが建っています。
 今の秋葉原の傾向を考えれば、極めて自然な流れです。とはいえ、それを見た時は、かつての事を思い出し、少なからぬ感慨がありました。
 まあ、何にせよ、懐かしの「コンピュータ館」の跡地に入れるのは嬉しいことです。今日は時間の都合で外から見ただけですが、全館オープンの暁には、かつて通っていた建物がどう生まれ変わったのか、じっくり見てみたいと思っています。

2011年09月06日

鉄橋流失

[ 交通 ]

 先日の台風による豪雨で、紀勢本線の鉄橋が二箇所で流出した、というニュースを見ました。また、一ヶ月ほど前に起きた福島山間部での豪雨では、只見線の鉄橋が流失し、未だに復旧見込みも立っていません。
 気象の変動により、集中豪雨の勢いが、従来以上に増した、というのも原因なのでしょう。ただ、それとは別に、豪雨時に川が激流になりやすくなった事や、鉄橋の老朽化もあるのでは、というのも原因なのでは、と思っています。
 事故発生直後以外は、あまりニュースになりませんが、交通寸断による被害は長くなればなるほど深刻になると思いました。
 確かに過去にないほどの豪雨だったのかもしれません。ただ、現実にこのような事が何度も起きているわけです。これからは、「今回くらいの豪雨・水害」が発生することを前提に、それでも交通が寸断されない鉄道インフラを構築してほしいものだ、と思いました。

2011年09月04日

ツイッターマーケティング?

 ツイッターでなぜか目黒にある出張マッサージ店にフォローされました。いかがわしい店ではないのですが、やはり何の脈略もなくフォローされると、少々不気味な気分になります。
 ちなみに、その店のサイトを見たのですが、出張可能地域に私の住む千葉市は入っていません。プロフィールには千葉市在住と書いてあるので、それを見ずにフォローしてきた事が分かりました。
 そうやって理由を考えているうちに、数日前にツイッターに書き込んだ内容の事を思い出しました。それは、関西出張帰りに新幹線の中で書いた「出張が終わり、新幹線中。京都の手前で・・・」というものでした。
 どうやら、そこに含まれる「出張」にツイッターを巡回させているツールが反応して、フォローをされたようです。
 おそらく、自分の店に関連性がありそうな「つぶやき」をした人を片っ端からフォローし、あわよくばフォロー返しされて、自店の宣伝ツイートを読んでもらい、売上につなげよう、という狙いなのでしょう。
 ただ、実際問題、その狙い通りの動きをする人はどれくらいいるのか疑問に思いました。むしろ、その機械的なフォローから、「いかがわしいマッサージ屋」と誤解され、店の印象を下げるのでは、とも思いました。
 あと、その店の担当者は、ツイッターを開きながら、機械的にフォローした雑多な人々による大量のTLをどのような気分で読んでいるのだろうか、などとさらに余計な心配までしてしまいました。

2011年09月03日

午前様

 ここ三日間の平均帰宅時刻(うち一日は出張なので帰室時刻ですが)が24時を越えました。ここまで遅くまで帰れないのはかなり久しぶりです。
 出張中は一つほど面白いことがあったのですが、それをまとめる時間もありません。とりあえず日曜だけは休めそうなので、それを掲載できれば、と思っています。
 まあ、これまでもこのような多忙な日々もありました。しかし、今になってみればそれらも懐かしい思い出です。この、てんわやんわの日々も、いつか「懐かしい思い出」になる日が来るのだろうか、などと思いつつ過ごしています。