2007年10月11日

時間の考え方

 やや急な用事で週明けに大阪に行くことになりました。新幹線で行くというような話をしていると、そばにいた、時間の使い方が雑で定評のある人が、「新幹線で行くのか?3時間も車内で大変だな。値段も朝なら飛行機のほうが安いぞ」、見下すような口調で話しかけてきました。どうやら、その人は大阪へは飛行機で行く派のようです。
 言われるまでもなく、大阪行きに飛行機を使った事は何度もあります。したがって、乗っている時間だけなら1時間対2時間半と大差ですが、空港と市内への移動および、空港での待ち時間を考えれば、時間差はかなりなくなる事も重々承知しています。

 ついでに言うと、料金についても、かなり前から早割の類で買うならともかく、一週間前くらいに航空券を買った場合、空港と市内の交通費を考えれば、こちらもほとんど値段に差がなくならない事も分かっているわけです。
 私の場合、元鉄道ファンという事もあり、このへんは知識として持っています。しかしながら、飛行機も新幹線も東京-大阪間はともに多くの本数を走らせている、という事実だけ見れば、別に細かい知識など必要はありません。両者が値段・時間ともに、明確な差はさほどないからこそとも本数が多い、という事は、ちょっと頭を使えば分かるはずです。
 逆に言えば、日頃から時間の使い方の下手さに定評があるからこそ、そのような発言が堂々とできるとも言えます。そう考えると、日頃の言行と一致した発言なわけで、良く言うと軸がぶれていない(?)わけです。言っている事はともかく、その一貫性だけは評価に値するか、と思いました。

2007年10月11日 00:32