2009年04月30日

井口選手のサヨナラ3ランで、伊藤投手がプロ初勝利

 千葉で行なわれた千葉-合併球団は清水直行投手と山本投手が先発。一度先発を飛ばす形になった清水直投手は一軍再登録され、代わって土曜のお立ち台の後は出場機会がなかった新里選手が外れました。
 今日は井口選手が久々に四番でスタメン復帰。ただ、足の痛みが完治したわけではなく、指名打者での出場となりました。また、ベニー選手が今季初となる一番に入っています。
 1回裏、そのベニー選手がいきなり二塁打を放って先制機を作りますが、犠打失敗などがあり、先制できません。
 しかし続く2回、1死から里崎選手が四球を選ぶと、2死後に今江選手が左中間を破る適時二塁打を放ち、この三連戦で初めて千葉が先制します。

 一方、清水直投手は、3回まで無安打投球。4回にこの回先頭のフェルナンデス選手に二塁打されます。そして次の打席で投球がワンバウンドになりますが、里崎選手がこれをそらさず、三塁に走ったフェルナンデス選手はアウトに。そして後続を断ち、ここも0点に抑えます。
 しかし続く5回、1死から連打で1・2塁となり、続く坂口選手を二塁ゴロに打ち取ったものの、併殺を狙った西岡選手の一塁送球がそれ、その間に同点となります。
 さらに続く6回、清水直投手は先頭の下山選手に本塁打され、勝ち越しを許してしまいます。
 打線は山本投手の前に、3回以降は無安打に抑えられます。そして合併球団は8回から香月投手を投入しますが、この継投は失敗。代打で登場の橋本将選手が安打すると、今江選手が犠打を決めます。
 ここで、さらに代打でバーナムJr選手を起用すると、合併球団も左の清水投手に交代。しかし、「代打の代打」はなく、バーナムJr選手はそのまま打席に。この起用が成功し、同点適時二塁打を放ちます。さらに、ベニー選手も続いて1・3塁とし、続く西岡選手は三遊間にいい当たりを放ちますが、これは相手の好守備に阻まれ、逆転はできません。
 清水直投手は9回1死から安打されて降板となりましたが、5安打4四球2失点と、復調を感じされる投球でした。そして、シコースキー投手が後続を断ち、その裏、千葉も三者凡退に倒れて一昨日に続いての延長戦となります。
 10回から伊藤投手が登板しますが、いきなり先頭打者を歩かせ、さらに犠打を失策して無死1・2塁となってしまいます。しかし、次の打者のバントを今度は好守備で三塁アウトとし、さらにローズ選手とラロッカ選手を抑え、自ら作った危機を自ら凌ぎました。
 さらに続く11回表も、先頭打者に安打され、さらにバスターを決められた後、今度は犠打も成功されて1死2・3塁とします。しかし、ここも後続二人を内野ゴロに抑え、得点を許しません。
 10回裏の1死2塁ではあと一打が出なかった千葉打線ですが、11回裏、この回から登板の菊地原投手から先頭の福浦選手が安打します。
 そして代走の早坂選手に対し、菊地原投手はかなり執拗に牽制しますが、逆に走者を意識しすぎたのか、西岡選手が安打を放って1・2塁とします。
 ここで今日ここまで無安打の井口選手が打席に入り、1-1からの二球目を弾き返します。そして打球はそのままバックスクリーンに飛び込み、サヨナラ3ランに。井口選手は早くも今月二本目のサヨナラ本塁打となりました。なお、足の故障を気遣ってか、いわゆる「手荒い祝福」はほとんどありませんでした。
 これで千葉が5対2で勝って対合併球団初勝利。そしてお立ち台には、井口選手と並んで、2度の無死1・2塁を凌いでプロ初勝利を挙げた伊藤投手も上がりました。観客数は1万2千2百人ほどでした。

偶然が重なる

 仕事が比較的早く終わったので、久々に秋葉原に寄ることにしました。そして中央通りを歩いていたら、どこかで見たような人とすれ違いました。振り返ってみたら、職場の人でした。向こうは今日は休みで、秋葉原巡りに繰りだしていたようです。
 普段からヲタ的な話をする人なので、別に秋葉原に繰り出していること自体は驚きませんでした。とはいえ、あれだけ人がいるなか、すれ違うというのはなかなか珍しい事なので、それには驚きました。

 その後、帰りの電車に乗りました。ちょっと離れた所の席が空いたので座ったのですが、すると二つ隣の席に座っていた人に挨拶されました。不思議に思って見てみたら、働いている場所が違いますが、同じ会社の人でした。なんでも、二つ隣の駅に住んでいるとの事でした。
 まあ、仕事の終わる時間が重なること自体は珍しくありませし、方向が同じですから、同じ車両のすぐそこに乗り合わせることもあるでしょう。
 とはいえ、数十分前に「別の出会い」があっただけに不思議に思いました。
 本来の目的である秋葉原巡りでは、特に収穫がありませんでしたが、面白い経験ができたのでよしとすることにしました。

2009年04月29日

9回裏に意地見せるも、時遅く連敗

 千葉で行なわれた千葉-合併球団は渡辺俊介投手と金子投手が先発。今日も橋本将選手が四番に入り、さらにスタメンマスクもかぶりました。また、今江選手が外れてランビン選手が三塁に。ベニー選手とバーナムJr選手もスタメン出場で、「外国人三人制」となりました。
 渡辺俊投手は、初回こそ無安打に抑えますが、2回に先頭のフェルナンデス選手に二塁打されると、後藤選手に先制適時打され、さらに日高選手の適時二塁打で2点を失います。

 さらに4回には、無死1・2塁からまたもや日高選手に適時打され、3点差となってしまいます。
 一方、打線は金子投手の前に、走者こそ出すものの、6回まで二塁を踏めません。
 渡辺俊投手は、6回まで7安打3四球ながら3点に抑えてきましたが、7回1死から大引選手とラロッカ選手に連続本塁打を喫し、ここで降板となりました。
 その裏、先頭の橋本将選手が四球を選んで、初めて無死の走者を出します。さらに、二死後にベニー選手が安打して、やっと二塁まで走者が進みますが、ここでも得点できません。
 そのまま5点差で迎えた9回裏、1死から橋本将選手が安打すると、続くサブロー選手が四球を選びます。ここで、バーナムJr選手が来日1号3ランを放ち、完封目前の金子投手を降板させます。
 さらにベニー選手が二塁打を放ち、一発出れば同点の場面を作りますが、反撃はそこまで、最後は井口選手が代打で四日ぶりに出場しますが倒れ、試合終了となりました。
 これで対合併球団は開幕から5連敗となっています。観客数は2万4千7百人ほどでした。

酔えない

 今日は飲み会でした。ここ2週間で5回ですから、そこそこの頻度です。内訳は仕事関係が4回で、仕事でないのが1回でした。
 この2週間を振り返ると、今日を含め、一度も酔う事がありませんでした。別に体調を崩して酒を控えていたわけではなく、いつも通り、普通に飲んでいました。
 また、これが全部職場の飲み会なら、仕事で緊張しているもしくは疲れているなどの理由でしょうが、仕事でない会でも同じような感じです。普段は、飲むと会話が増えるほうなのですが、今日も含め、何となく話に入っていけず、ほとんど黙っていました。

 公私ともども考え事が多いためなのか、日頃の飲み過ぎがたたって、酔い達するために必要なアルコール量が増えたためなのかは分かりません。
 もちろん、二日酔いなど、酒で失敗するよりはいいのでしょうが、折角の飲み会で素面のままで間をもてあます、というのも楽しいことではありません。
 何が原因か分かりませんが、早く元に戻したいものです。もっとも、冷静に考えれば、どうせ飲んでも酔えないなら、そんな事で悩まずに、これを機に禁酒を検討したほうが、心身共にいいのでしょうが・・・。

延長で競り負け、連勝止まる

 千葉で行なわれた千葉-合併球団は小林宏之投手と近藤投手が先発。今日は前の試合で四番に入って3打点のサブロー選手がスタメンから外れ、四番には指名打者で橋本将選手が入りました。また、一軍に復帰したランビン選手が八番中堅で早速スタメン出場しました。
 小林宏投手は、立ち上がり、簡単に二死を取ったものの、そこから四球と安打で走者をため、ラロッカ選手に適時打を喫して先制されます。
 しかしその裏、1死から連続四球で好機を貰うと、橋本将選手が2点適時打を放って即座に逆転します。

 さらに3回、またも1死1・2塁で橋本将選手に打席がまわると、またもや適時二塁打を放って3対1に。四番の起用に見事応えます。
 2点のリードをもらった小林宏投手ですが、直後の4回表に犠飛で1点を返されると、6回には無死1・2塁から再びラロッカ選手に適時打を喫して追いつかれます。後続は絶って逆転こそ許しませんでしたが、結局この回で降板。5安打2四球3失点という内容でした。
 打線は、5・6・7回といずれも先頭打者を出しますが、いずれも得点には結びつきません。さらに8回には2死満塁となりますが、ここも得点できません。
 一方、千葉の継投陣も得点は許さず、今季三度目の延長戦に入ります。
 過去二回の延長戦も千葉で、その時は二度ともサヨナラ勝ちしています。しかし今日は10回1死から前の回から続投のシコースキー選手が大引選手にソロを打たれ、勝ち越しを許します。そしてその裏、昨年、千葉でよく打った加藤投手に対し、2死から振り逃げで今江選手が出ますが、後続がなく試合終了。これで対合併球団は開幕から4連敗となっています。観客数は1万3千1百人ほどでした。

 昨日の怪文書報道ですが、実際に流れた怪文書を一部のマスコミが掲載していました。球団議事録のフォーマットに書かれているので、流したのは内部の人なのでしょう。また、一連の騒動を見る限り、記載されたようなファン蔑視の発言を瀬戸山氏が言っても別に驚きはしません。
 とはいえ、流した側が名乗らない以上は怪文書の域を脱しませんので、いくら瀬戸山氏側のやり方に反対している私でも、これを元に瀬戸山氏側を批判する気は起きませんでした。
 ただ、余談ですが、その「議事録フォーマットの怪文書」を見たときは、フォントや改行の場所から、Excelがフォーマットなのだろうか、などとついつい想像してしまいました。あと、仕様だから仕方ないとはいえ、こんな文書にまで画像を使われた、球団マスコットの「マーくん」は可哀想だ、などとも思いました。

2009年04月28日

弁当箱を持ちながら

 結婚して以来、昼は基本的に相方の作った弁当を食べ、それを洗っています。仕事は二回ほど変わりましたが、この習慣はずっと続いています。
 さて、今の職場ですが、下の階の休憩室で弁当を食べると、その弁当箱を持って受付の前を通り、上の階にある受付近くにある給湯室で洗う、という形になります。
 そんな中、弁当箱を持っていて歩いたら、下の階の受付に就職面接に来た学生さんと思しき人がいました。受付の内線電話のボタンを押そうかどうか迷っている感じです。

 自分も一年ちょっと前に面接を受けた身です。ましてや学生時代の就職活動で知らない会社に行くときの緊張感は、17年近く経った今でも覚えています。そこで「面接の方ですか」と声をかけました。
 さらに、面接の受付は上の階なので、そこまで案内することにしました。連れだって階段を上り、担当社員に取り次ぎ、学生さんの姿が見えなくなった後、給湯室で弁当箱を洗いました。
 その時ふと、自分が弁当箱を持ちながら案内していた事に気づきました。まあ、袋に入っているので、パッと見では弁当箱には見えないから、相手も変には思わなかったはずです。それに、就職面接に言って弁当箱を持った社員に案内されるなどというのはなかなかできる事でないわけです。気づきはしないとはいえ、その青年にとっても貴重な経験になっただろう、と思うことにしました。

2009年04月27日

大嶺投手の好投と打線爆発で連勝

 今更ながら日曜の野球の話を。
 所沢で行なわれた埼玉-千葉はワズディン投手と大嶺投手が先発。今日は井口選手が初めてスタメンを外れ、四番にはこれで唯一の全試合出場となったサブロー選手が入りました。また、橋本将選手がスタメンマスクで五番に、二塁には根元選手が一番で入りました。
 初回、その根元選手がいきなり三塁打を放つと、続くバーナムJr選手が右飛を放ちます。やや浅めではありましたが、根元選手がブロックをかわして先制のホームを踏みました。さらに、西岡選手とサブロー選手の連続二塁打でもう1点と、前の試合で初回に4点取ったワズディン選手の立ち上がりをまたもや捕らえます。

 いきなり援護をもらった大嶺投手ですが、その裏、1死から難しいバウンドの当たりを取り切れず、記録は失策となって出塁を許し、さらに安打と四球で1死満塁とします。しかし、ここでGG佐藤選手を併殺に打ち取り、0点に抑えます。
 さらに3回、先頭の根元選手が四球を選ぶと、バーナムJr選手の適時二塁打で追加点を挙げ、さらに1死3塁からサブロー選手の犠飛と、初回と同じ二人が打点を上げ、突き放します。
 さらに5回にはこの回から登板した松永投手から安打と失策で1・3塁とすると、バーナムJr選手と西岡選手が重盗を決めて5点目を、6回には根元選手の適時打で6点目と中盤にして一方的な展開になりました。
 大嶺投手は5回までほぼ毎回のように走者は出しましたが、二つの併殺もあって0点に抑えます。6・7回に、いずれも先頭打者に二塁打されて生還を許し、2点を失います。この回で降板となりましたが、7安打2死球2失点という内容でした。
 4点差となった8回表、この回から登板の正津投手は制球が定まらず、3四球で1死満塁に。ここで既に2打点のサブロー選手が適時打を放つと、橋本将選手・ベニー選手も続き、三者連続適時打で一挙に5点を追加。これで完全に試合は決まりました。
 その後、中郷投手と川崎投手がそれぞれ失点しましたが、大量得点のために影響はなく、11対5で快勝して連勝。対埼玉は2カード連続の勝ち越しとなっています。観客数は2万3千6百人ほどでした。

 というわけで、チームのほうは6連敗後は辛うじて白星先行で、しかも昨年からの課題である先発陣が安定しつつあるなど、ある程度光が見えてきています。
 しかしその一方で、経営陣の迷走ぶりはより一層悪化しているようです。何でも怪文書が出回りだしたとか。怪文書である以上、そこに書かれたとされる内容については信用できません。とはいえ、そのようなものが出回る自体、組織としてかなり問題が発生していると考えていいでしょう。
 発表された球団幹部の発言や、特に球団社長寄りの記事が目立つ、スポニチと産経の報道が相変らず奇妙な事など、突っ込みたい事は山ほどあるのですが、発端が怪文書なだけに、ここでは省略します。
 とはいえ、一つだけ突っ込みを。なぜか日刊スポーツしか報じていないのですが、問題行動のあったと夕刊紙などで批判された幹部社員について、オーナー代行氏がエキセントリックな方と、球団社長氏が彼女には担当業務を縮小して取り組んでもらいます。激しすぎるところがあればご指導いただきたいなどと言っています。
 オーナーや球団社長にとって、幹部社員は部下になるはずです。しかしながら、この言い回しは、部下に対しての言及とは思えません。
 なぜ、そのような扱いを受ける幹部社員が球団にいて権力を持っているのでしょうか。それを含め、この談話を読んだときは、この会社、大丈夫なのか?と心配になりました。

2009年04月25日

2009/4/25の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

新里選手のプロ初打点が決勝点となる

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は帆足投手と成瀬投手が先発。今日は、一番が早坂選手から早川選手になった以外は、一昨日の対東北と同じ並び順でした。当面はこれが対左投手の標準オーダーとなりそうです。
 初回、一死から一昨日四安打の竹原選手が詰まりながらも右前に落とし、打数が少ないながら、通算打率が五割越えとなります。しかし、後続はなく、先制できません。
 一方、初回を三人で終えた成瀬投手ですが、2回は先頭の中村選手に二塁打されます。しかし、ここを凌ぎ、0点に抑えます。

 両投手とも3回まで1安打に抑えて、二巡目となった4回、千葉は先頭の竹原選手が自分にとってもチームにとってもこの試合2本目の安打を放ちますが。しかし、続く西岡選手が併殺に打ち取られ、ここも三人で終わってしまいます。
 その裏、成瀬投手は簡単に二死を取った後、GG佐藤選手にストレートの四球を出し、さらに安打で走者をためます。しかし、ここも凌ぎ、投手戦は続きます。
 続く5回表、先頭のベニー選手が四球を選び、さらにパスボールで無死2塁としますが、ここも後続がなく、6回表の2死1・2塁も得点に結びつきません。
 一方、成瀬投手もその裏、失策で無死1塁としますが、そこから中軸三人を抑え、0対0のまま、終盤に入ります。
 そして迎えた7回表、アナウンサー氏が「ここで怖いのは失策ですね」と言ったのとほぼ同時にベニー選手が内野ゴロを放ち、それを中島選手が失策します。そして代走の早坂選手を里崎選手が送ると、続くサブロー選手が左翼金網直撃の二塁打を放ち、ついに均衡が破れます。アナウンサー氏の「予言」が見事的中した形になりました。
 さらに四球で福浦選手が歩き、今江選手が倒れて2死1・2塁となると、早川選手に代えて新里選手が代打に送られます。ここまで一軍通算1安打の新里選手でしたが、この起用は大成功。右前に弾き返すと、GG佐藤選手が突っ込んで取りに行ったものの後ろに抜け、2点適時三塁打となりました。新里選手はこれがプロ初打点です。
 これで一挙に3点差となりましたが、その裏、成瀬投手はいきなり連打され、犠打で1死2・3塁となり、ここで降板となりました。しかし、二番手の伊藤投手は、2死を取ったものの、そこから片岡選手に2点適時打を喫して1点差に。さらに連続四球で満塁とします。
 ここで中村選手を打席に迎えたところでシコースキー投手が登板。この継投が成功し、ファウルフライに打ち取って、リードを守ります。
 そして8回も先頭打者に安打されるも、バントを併殺にして三人で終えます。そして9回は荻野投手が三人で抑えて試合終了。3対2で千葉が勝っています。
 ヒーローインタビューは、結果的に決勝点となった2点適時三塁打を放った新里選手でした。プロ初の「お立ち台」ですが、淡々と話していました。観客数は2万3千1百人ほどでした。

2009年04月24日

土地勘喪失

 渋谷で仕事がありました。不足品があったので、東急ハンズに買いに行くことになったのですが、いざ行こうとして困りました。どこにあるのかが見当つかないのです。
 ここ何年か、渋谷に行くことはあったのですが、行き先は南口の246号沿いと、東口にあるビックカメラだけでした。したがって、センター街など、そこ以外の場所には全然行っていませんでした。
 そういう事もあり、まず東急ハンズが山手線の内側か外側かも、一瞬分からなくなっていたのです。そこからはじまり、何度か選択肢に迷いました。運良く、二番目くらいの正しい道でたどりつくことができました。そして、建物を見た瞬間に、「井の頭通りをまっすぐ行くのが一番早い」という事を思い出しました。

 20代の頃までは、会社帰りに寄ったりするなど、平均して週二日くらい行っていました。その時に事を考えると、「東急ハンズが山手線のどちら側にあるかが分からなくなる」ような日が来るとは、我ながら想像つきませんでした。
 その一方で、結果的には地図すら見ずに、二番目の方法でたどりつけたという事には、「本能」みたいなものを感じました。
 そして、せめてこの「本能」は失わないように、年に何回かは用がなくても渋谷に遊びに行き、ムルギーカレーくらい食べねば、などと思いました。

投手戦になるも、唐川投手を援護できず

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は涌井投手と唐川投手が先発。今日は二番一塁にバーナムJr選手が入り、五番には指名打者で橋本選手が入りました。
 2回に涌井投手が制球を乱し、四死球で無死1・2塁の先制機を貰います。さらに外野フライの間に1死1・3塁となりますが、後続がなく、先制できません。

 3回まで双方合わせて1安打という投手戦になり、4回2死から橋本選手にチーム初安打となる二塁打が出ます。しかし、ここも続くサブロー選手が倒れ、先制出来ませせん。
 するとその裏、唐川投手は先頭打者に安打され、1死後の四球で1・2塁とした後、GG佐藤選手に適時打され、先制を許します。
 しかし直後の5回表、里崎選手にソロが出て、即座に追いつきます。
 ところが6回の1死1塁を併殺でつぶすと、その裏、唐川投手は中村選手にバックスクリーンに運ばれ、再びリードを許します。
 これで勝ち投手の権利を得た涌井投手は尻上がりに調子を上げ、7・8回を三者凡退に。一方、7回まで4安打2失点に抑えてきた唐川投手ですが、8回裏に先頭のボカチカ選手にソロを喫し、結局この回で降板となりました。
 9回、先頭のバーナムJr選手が四球で反撃機を作りますが、併殺もあって結局この回も0点。涌井投手の前に、4安打2四球12三振で1点しか取れず、完投負けとなってしまいました。観客数は1万2千6百人ほどでした。

全裸事件

 有名芸能人が深夜の公園で全裸になり、公然わいせつ罪で逮捕、という事件がありました。一般人だったらベタ記事にもならない話ですが、あまりにも有名なために大騒動に。出演予定の映画配給会社の株価にまで影響を及ぼしているとのことです。
 酒の勢いとはいえ、そこまでの奇行に至ったのですから、精神的に相当疲れていたのかと思います。有名人は有名人でまた辛いんだな、と別にファンでもないに関わらず、同情心みたいなものを感じました。
 その一方で、この人がかつて「ミュージカル版・聖闘士星矢」で演じていた紫龍は、自ら聖衣を脱ぎ捨てるのが好きだったな、その影響が18年後になって出たのだろうか、などと、しょうもない事を考えたりもしました。

2009年04月23日

大拙攻するも、小野投手の好投で連敗止める

 仙台で行なわれた東北-千葉は長谷部投手と小野投手が先発。今日は久々に西岡選手がスタメンに復帰し、三番に入りました。対左ということで、二番には竹原選手が入り、左打者は八番一塁の福浦選手のみでした。
 初回、竹原選手が内野安打を放ち、そこから四球二つで二死満塁としますが、里崎選手が倒れます。しかし続く2回、サブロー選手と今江選手の安打で1死1・3塁とします。続く早坂選手の内野ゴロでサブロー選手が本塁に帰りますが、一塁走者の今江選手が守備妨害を取られ2死1・3塁に戻されます。しかし、ここで竹原選手が適時打を放ち、千葉が先制しました。

 一方、小野投手は初回の無死2塁は三・四番を打ち取って凌ぎます。しかし続く2回に1死から走者を出すと、続く山崎武選手に左翼席に運ばれ、逆転されます。
 しかし、直後の3回表、安打3つで2死満塁とし、今江選手の適時打で即座に追いつきます。ただし、二塁走者の里崎選手は本塁でアウトとなり、逆転はできません。
 その裏、小野投手は先頭の渡辺直選手に安打されますが、犠打失敗もあって、0点に抑えます。
 続く4回に安打二つで早くも二桁に、さらに竹原選手は猛打賞を達成します。しかし、適時打は出ず、ここでも勝ち越せません。
 続く5回はこの試合初の三者凡退に終わり、長谷部投手が立ち直ったかに見えました。ところが6回表、先頭の今江選手がこれまた猛打賞となる安打で出ます。続く早坂選手の犠打が失敗し、さらに内野ゴロで2死2塁となりますが、そこから西岡選手が四球を選んでつなぐと、井口選手がこれまた猛打賞となる2点適時二塁打を左翼線に放ち、勝ち越しに成功します。さらに代わった木谷投手から里崎選手が適時二塁打を放ち、リードを3点に広げます。
   しかし打線は、7回に2死から四球二つと竹原選手の4安打目となる内野安打で満塁としますが、ここも抑えられます。さらに8回も1死から里崎選手とサブロー選手が、ともに猛打賞となる連打で1・3塁としますが、ここも適時打が出ません。
 結局、2・4・6・7・9番と五人が猛打賞を達成し、3番の西岡選手が3四球、5番のベニー選手が2四球、1番の早坂選手が1四球と、合わせて16安打6四球と走者を出しますが、16残塁で5点しか取れません。
 これだけ効率の悪い攻撃をすれば、流れが変わりかねませんが、今日の小野投手は、その影響を受けずに、1イニング平均10球程度の「省エネ投球」で東北打線を抑えます。あわせて6安打されますが、四死球を出しません。そして、終盤になるとさらに調子を上げ、7・8回を三人ずつで片付けます。
 そして9回は荻野投手が登板。いきなり先頭打者を歩かせましたが、後続を抑えて6試合目で今季初セーブを挙げました。これで連敗を3で止めると同時に、今季初のビジター勝利となっています。観客数は1万1千4百人ほどでした。

2009年04月22日

完封負けで三連敗

 仙台で行なわれた東北-千葉は田中投手と渡辺俊介投手が先発。ともに中止になった昨日からのスライドでかつ、先週火曜日と同じ顔合わせになりました。今日も西岡選手は欠場で、三番には打撃好調のバーナムJr選手が初のクリーンアップとして入りました。また、今江選手が八番三塁でスタメンに復帰しています。
 前回3安打1点で完投負けを喫した田中投手に対し、今日も打つことができません。最初の一巡で四球一つだけに抑えられます。
 一方の渡辺俊投手は、初回から4回まで、安打は許しますが、後続は断ち、こちらも0点に抑えます。

 0対0のまま中盤に入って迎えた6回、先頭の早坂選手が安打し、両チームあわせて初の先頭打者出塁を果たします。続く早川選手が送り、さらに内野ゴロで三塁に進み、四球で2死1・3塁とまでしますが、先制できません。
 続く7回も先頭の橋本将選手がこの試合二つめの四球を選んでサブロー選手の犠打で進みますが、ここも後続が倒れます。
 その裏、ここまで4安打1四球で0点に抑えてきた渡辺俊投手が、1死から死球で走者を出し、2死後に内村選手に二塁打されます。そして、続く嶋選手に1・2塁間を抜く2点適時打を喫し、ついに均衡が破れます。
 田中投手は終盤に入っても崩れることなく、結局3安打3四球で完封負け。これで開幕から3連続完投勝利となっています。千葉は2試合連続で2失点に抑えた渡辺俊投手を援護できず、これで3連勝後の3連敗に。ビジターでは6連敗となってしまっています。観客数は1万2千9百人ほどでした。

2009年04月21日

同音「異義」語

 送別会の告知をメールしたら、「意義無し」という返事が返ってきた、という笑い話を聞きました。もちろん、「異議無し」の誤変換であることは百人が見れば百人が分かります。したがって、軽い笑い話ですみました。しかしながら、字面だけを見れば「○○さんなどに送別会を開いてやる意義などない」という「暴言」をメールしてしまったことになります。
 もちろん、これは他人事ではありません。昼も夜もキーボードに向かっている私などは、一日で何百回もカナ漢字変換をやっています。しかし、それだけ慣れていながら、誤変換は後を絶ちません。たまに、このサイトで書いた自分の記事を見直して、あまりにもひどい誤変換を発見して、我ながら呆れることも少なくありません。
 いくら経験を積んでも治らないわけですから、ある程度の発生は覚悟するべきでしょう。ただ、そんななか、このような、間違いが発生すると意味が百八十度代わるような同音「異義」語を変換する際は、より一層注意を払おうと強く思わされた「笑い話」でした。

2009年04月20日

新・一番搾り

 先月から、キリンの一番搾りが原材料の見直しを行ない、原材料が麦芽とホップだけになりました。喉が渇いている時の一杯目なら、別に原材料が何だろうと、体感的な違いはそれほどありません。しかし、何杯も飲んでいても、「麦100%」の旨さは変りがあまりありませんが、混ざり物があると、飲めば飲むほどまずくなるように感じます。
 という事もあり、「麦100%」への思い入れは強いので、このたび、一番搾りが「100%陣営」に来てくれた事は非常に嬉しく思っています。同じ価格帯であるプレミアムでないモルツが最近減っているので、その代わりという意味でも、お世話になる機会が増えそうです。
 ただ、健康の事を考えれば、むしろ逆とも言えます。いくら飲んでも飽きない事は、「飲み過ぎ」を誘発するからです。
 というわけで、難しいところではありますが、とりあえずは目先の美味を優先して、「新・一番搾り」を飲む量を増やそうと思っています。

2009年04月19日

一瞬逆転するも、直後に再逆転されて連敗

 千葉で行なわれた千葉-福岡は小林宏之投手と杉内投手が先発。昨日、途中で退いた今江選手は今日も欠場し、代わりに新里選手が昇格即スタメンで七番三塁に入りました。なお、入れ替わりに清水直行投手が抹消となっています。他に、福浦選手と大松選手が外れ、スタメンで左打席に入るのはバーナムJr選手だけ、という形になりました。なお、西岡選手も昨日に続いて欠場しています。
 立ち上がりは、ともに三者凡退で終わります。ところが2回表、先頭の小久保選手に安打されると、昨日大当たりの長谷川選手を歩かせて無死1・2塁となります。ここで、田上選手はバントの構えから空振りとファウルで2-0と追い込みますが、そこからヒッティングに切り替えると、打球は詰まりながらも右前に落ちて先制適時打となります。さらに柴原選手の適時打と内野ゴロの間の得点で、一挙3点を失いました。

 しかしその裏、千葉も井口選手とサブロー選手がともに詰まりながらも外野に運び、こちらも無死1・2塁とします。さらにここで杉内投手が暴投し、しかもそれを取った高谷選手がこれまた悪送球をし、井口選手が二塁から一気に生還。続くベニー選手にも適時打が出て、即座に1点差に迫ります。
 続く3回裏、この回先頭の竹原選手が遊ゴロを放つも、送球がややそれます。そして、一塁の小久保選手が竹原選手にタッチするも、ボールがこぼれます。これに対する判定が、「先に小久保選手が一塁ベースを踏んでおり、その時点でアウト。その後のタッチと落球は関係ない」となります。(追記・中継のテレビ解説ではこう言っていましたが、報道を見たら「タッチアウトが成立後に球がミットからこぼれた」となっていました。中継を見ていた限り、タッチした直後に落としているように見えましたが・・・・)。
 これに対してバレンタイン監督が猛抗議をし、日本では初となる退場となってしまいました。
 TVで見る限り、小久保選手の足がベースを踏んでいるかは微妙でしたが、もし本人が踏んだ自覚があるなら、何もタッチに行かないのでは、と思いました。
 小林宏投手は4回の1死1・2塁は併殺で凌ぎます。
 そしてその裏、先頭のベニー選手が左翼席にライナーで今季1号を放って同点に追いつきます。さらに、新里選手とバーナムJr選手が連続四球を選び、早坂選手が送って2・3塁とします。そして2死後に竹原選手が中前に弾き返し、2点を取って逆転に成功しました。
 これで勝ち投手の権利を得た小林宏投手ですが、直後の5回表、四球二つで1死1・2塁と自ら危機を作ります。そして、小久保選手に適時打されて1点差になると、長谷川選手の適時二塁打で同点に。さらに田上選手の犠飛で勝ち越されると、柴原選手に適時打され、たちどころに4点を失い、逆に2点差をつけられてしまいます。結局、小林宏投手は5回を投げて7安打5四球5失点でした。
 6・7回は高木投手の好投などもあり、追加点は許しません。しかし、打線は立ち直った杉内投手の前に抑えられます。
 7回裏、二番点のファルケンボーグ投手に対し、代打で登場した先頭の福浦選手が四球を選ぶも、そこから中軸三人が倒れ、得点できません。
 すると8回、前の回から登板していた小宮山投手が先頭の柴原選手に中前に弾き返され、これをダイビングキャッチしようとした早川選手が捕れずに三塁打となります。さらに四球で1・3塁とし、森本選手に適時打を喫します。ここで川崎投手に代わりましたが、満塁になった後に松中選手の犠飛でもう1点入り、とどめに小久保選手がバックスクリーンに2号3ランを放ちます。これで12対5となり、試合は決まりました。
 結局、そのまま敗れ、3連勝後の2連敗。本拠地カードでは今季初の負け越しとなっています。観客数は2万5千5百人ほどでした。
 今日も四球の多さが目立った試合でした。昨日の17は下回りましたが、今日も両チームあわせて13ありました。特に逆転した直後の5回表に四球二つでためた走者を帰されたのは響きました。優勝した頃は、先発陣の四球の少なさが目立っていたのですが、すっかり昔話になっています。立て直すのは、まずこの部分の改善からなのでは、などと思っています。

2009年04月18日

空間を撮り続ける

 数日前に、会社の近くでクレーン車が横転する、という事故がありました。当日は、パトカーのサイレンが鳴り響き、交通規制が行なわれるなどしていましたが、一日たったら落ち着いていました。
 さらにその翌日に現場の前を通りました。当然ながら工事は中断されています。しかし、その前に、テレビ屋の車が止まっており、囲いの隙間に向けて、TVカメラを回している人がいました。
 「今週の主なニュース」みたいな番組で、「事故数日後の現場映像」として使うのでしょうか。そのへんの目的はよくわかりません。しかしながら、何も行なわれていない「二日前の事故現場」で、空間に向けてカメラを回す姿は端から見るとかなり奇妙でした。同時に、「こんなもの撮るよりも、本当はもっと報じねばならないものがあるのでは?」と強く思いました。

4点差を追いつくも、競り負けて連勝止まる

 千葉で行なわれた千葉-福岡は清水直行投手と新垣投手が先発。開幕二戦目の登板を急病で回避した新垣投手は今季初登板です。
 今日も西岡選手は外れて根元選手が遊撃に。また、里崎選手と早川選手も外れて、橋本将選手が三番に、早坂選手が一番中堅で入りました。
 清水直投手は立ち上がり、1死から連続四球を出すと、さらに死球で満塁と、制球が定まりません。そして、続く長谷川選手に中前に運ばれます。さらに、そのバウンドが大きく弾んで早坂選手の頭を越え、走者一掃の適時三塁打に。続く田上選手にも適時打が出て、いきなり4点を失います。

 その裏、千葉は2死から1・2塁としますが、ここは得点できません。しかし2回にはこの回先頭のサブロー選手が4号ソロを、続く3回には井口選手が3号2ランを放ち、一発攻勢で1点差に迫ります。
 一方、清水直投手は2回以降も毎回得点圏に走者を進めますが、追加点は許しません。
 そして4回裏、先頭のサブロー選手が歩くと、続くバーナムJr選手の安打で無死1・3塁に、続く根元選手の当たりは惜しくもスタンドには届きませんでしたが、犠飛になって、ついに千葉が追いつきます。
 続く5回裏、福岡は早くも新垣投手を諦め、神内投手を起用します。対して、2死を取られた後に連続四球で好機をもらいますが、得点には至りません。
 千葉も清水直投手が5回を7安打4四死球4失点で降板します。そして6回は小宮山投手が、7回2死までを高木投手と、40代二人が完璧に抑えます。さらに7回2死からは今季13試合で早くも8試合目となる伊藤投手が登板しました。
 福岡は6回裏から久米投手が登板。6・7回と四球を二つずつもらいますが、その貰った好機を活かせません。8回には2死から途中出場の早川選手が安打を放ちますが、続く早坂選手のセーフティバントが失敗し、4対4のまま最終回を迎えます。
 9回のマウンドには3イニング目となる伊藤投手が上がります。そして1死から四球を出すと川崎投手に代わりますが、四球と内野ゴロで2死2・3塁となり、ここで小久保選手に2点適時打を喫し、勝ち越しを許します。さらに続く長谷が選手にこの試合4安打4打点目となる適時二塁打が出て7対4と差が付きました。
 その裏は馬原投手に抑えられて試合終了。連勝は3で止まりました。観客数は2万3千2百人ほどでした。
 初回、最終回と四死球で溜めた走者を適時打で帰される、という似たような失点パターンで敗れた試合でした。逆に打線は一度は4点差を追いついたものの、終盤で3回あった四球で貰った好機に適時打が出なかったのが敗因だったかもしれません。なお、四死球は両チームあわせて17というともに制球に苦しんだ試合でもありました。

2009年04月17日

2試合連続の延長サヨナラで3連勝

 千葉で行なわれた千葉-福岡は大嶺投手と和田投手が先発。昨日3安打の西岡選手が足を痛めたため、再びスタメンを外れ、三番には里崎選手が、遊撃には根元選手が入りました。
 2回、千葉は二死を取られますが、そこからベニー選手が四球を選ぶと、続く竹原選手が「和田キラー」ぶりを発揮して適時二塁打を放って先制しました。
 大嶺投手は初回から毎回走者を出しますが、3回の1死1・2塁、4回の無死1・2塁を0点に凌ぐなど、要所を締めてリードを守ります。

 しかし打線のほうは、3回の無死2塁、4回の無死1・2塁など、再三の追加点機を活かせません。そして、6・7回は両投手とも無安打に抑え、投手戦の様相で終盤を迎えます。
 そして迎えた8回表、千葉は無失点の大嶺投手から川崎投手につなぎます。しかし、いきなり安打されると、犠打と安打で1死1・3塁に。ここで松中選手の内野ゴロの間に追いつかれ、好投の大嶺投手の今季初勝利が消えてしまいました。
 一方、打線は8回から登板のファルケンボーグ投手の前に走者を出すことができません。そして、8回途中から登板のシコースキー投手も好投し、昨日に続いて延長戦となりました。
 そして10回表に荻野投手が登板。いきなり安打されますが、犠打失敗などがあって三人で抑え、続く11回も0点に抑えます。
 一方、打線のほうは10回から登板した新人ながらオープン戦・公式戦を通じてここまで無失点の攝津投手に三人で抑えられ、5イニング連続無安打となります。
 しかし、続く11回裏、ここも簡単に二死となったものの、そこから福浦選手が久々の安打を放つと、そこから連続四球で、昨日に続いて、満塁でのサヨナラ機を迎えます。
 ここで昨日に続いて五番に入ったサブロー選手が打席に。追い込まれますが、六球目のチェンジアップが抜けてサブロー選手の体に当たり、千葉が連夜のサヨナラ勝ちを決めました。
 これでチームは今季初の3連勝となっています。観客数は1万3百人ほどでした。

2009年04月16日

情報の流し方と選択

[ 交通 ]

 何年か前から、JRの駅改札付近に電光掲示板が設置されるようになりました。一画面に表示できる文字は10文字程度の大きさですので、掲示される情報は文字を流す形で表示されます。
 したがって、パッと見ただけだと、何の情報を流しているのか分かりません。運が悪いと、「・・線は○○駅で乗客が線路に立ち入ったため、運転を見合わせております」という感じで、一番重要な「どの線が」が分からないまま、文字が延々と流れるのを見せられる羽目になります。

 そんなもん、ちょっと待てばいいだろう、と思うかもしれません。しかし、朝、駅につき、何やら尋常でない人の動きを見た際には、この文字が流れる時間はえらく長く感じられます。しかも、そこに表示される情報を元に、短時間で予定通り乗るか、他路線の振替にするかを判断する必要が生じるわけです。
 それに、「理由」など必要がありません。別にそれにより、復旧見込み時刻が分かるなら価値はありますが、そのような事はありません。それ以前の問題として、何度か書いたように、JRの発表する「理由」は平気で虚偽が含まれます。同じ事故なのに、車内では「転落」「故障」と言うのに、ホームでは「立ち入り」「点検」などと言っているのは日常茶飯事です。
 限られた面積なのですから、そんな信憑性のない事など省略し、単純に「××線○○駅-△△駅間が運休」と必要な分だけ表示し続ければいいわけです。その分かりづらい表示を見ていると、「毎日のように事故や問題が発生している事を知られたくないために、わざと一目で分からないようにしているのでは、と勘ぐりたくなります。
 特に今朝は、二日連続で電車が15分遅れた後だったため、より強く思いました。

劣勢の展開を追いつき、サヨナラで連勝

 千葉で行なわれた千葉-東北は成瀬投手と永井投手が先発。故障で出遅れた成瀬投手は今季初登板となりました。今日は、打撃好調のサブロー選手が五番に上がり、指名打者にはバーナムJr選手が八番で入りました。また、ランビン選手が二軍落ちしています。
 初回、先頭の早川選手がいきなり死球で出塁すると、1死後に西岡選手が適時二塁打を放ちまず先制。さらにサブロー選手の犠飛で2点目を挙げます。
 一方、成瀬投手は2回まで1安打投球でしたが、3回、先頭の中島選手に安打されると、1死の後に安打で走者をため、高須選手に3試合連続打点となる適時二塁打を喫し、さらに内野ゴロの間に追いつかれます。

 2・3回と走者を出すも追加点が上がらない千葉打線ですが、4回に先頭の大松選手が四球を選びます。しかし、エンドランのミスか、盗塁失敗もあって2死無走者に。ところが続くバーナムJr選手に対し、永井投手はこの試合三つ目となる死球をヘルメットに当てます。
 バーナムJr選手は痛がるそぶりも見せず一塁へ歩きますが、危険球となって永井投手は退場となります。貰った好機でしたが、緊急登板のグウィン投手に抑えられて勝ち越せません。
 しかし、続く5回裏、先頭の早川選手が安打すると、四球の後に西岡選手の安打で無死満塁に。続く井口選手は併殺に倒れますが、その間に1点を勝ち越します。
 これで勝ち投手の権利を得た成瀬投手ですが、直後の6回表、先頭の高須選手に安打され、しかも失策があって一気に三塁まで進まれます。そして、続く鉄平選手の適時二塁打で追いつかれると、セギノール選手にも連続二塁打を打たれて逆転となり、ここで降板となりました。さらに、代わった中郷投手が山崎武選手に適時打されて2点差とされ、さらに1死1・2塁に。ここで一打が出れば試合が決まりかねない場面でしたが、代打で登場した草野選手を高木投手が併殺に打ち取り、なんとか2点差で凌ぎます。
 そしてその裏、2死無走者から下位の連打で好機を作り、早川選手の適時打で1点差に詰め寄ります。
 ところが続く7回、小宮山投手がマウンドに上がりますが、2死1・2塁からセギノール選手の右飛かと思われた当たりが、風で伸びて2点適時打となり、この試合最大となる3点差がつきます。
 これは厳しいかと思いきや、その裏、この回から登板の木谷投手から、先頭の西岡選手が今季1号を右翼席に放ちます。そこから2死となりますが、大松選手が左前に落ちる幸運な安打で出ると、里崎選手が左翼席最上段にこれまた今季1号となる2ランを放ち、一気に追いつきました。
 続く8回、2死から福浦選手が安打で出塁します。ここで前の打席に本塁打を放った西岡選手が打席に。三塁打が出ればサイクルかつ勝ち越し打というところでしたが、ここは有銘投手に抑えられます。
 9回表、前の回から登板の伊藤投手が先頭打者に安打され、犠打で進まれますが、ここで登板のシコースキー投手が中軸を抑えます。
 その裏、四球と安打で無死1・2塁とサヨナラの走者が得点圏に進みます。ここで大松選手に代えて早坂選手を「ピンチバンター」に送りますが、初球のバントが惜しくも三塁線を僅かに出てしまい、2-0からスリーバントを敢行するも失敗します。その後、暴投などで2死2・3塁となりますが、最後はバーナムJr選手が倒れ、ついに延長戦に入ります。
 10回表は続投のシコースキー投手が抑え、その裏、先頭の今江選手が四球を選びます。そして1死後に福浦選手が安打を放って1・3塁に。ここで東北はここまで3安打の西岡選手を敬遠し、1安打の井口選手との勝負を選択します。しかし、井口選手は2-1と追い込まれながらも、四球目を弾き返すと、打球は左翼席に飛び込みます。こうして、移籍後本拠地初本塁打がサヨナラ満塁弾となり、千葉が11対7で勝ちました。観客数は1万3千9百人ほどでした。

ハイリスクで儲からない副業

 昨日あたりから、ポータル系サイトを見ると「ノーリスクで儲かる副業あります」という文字がやけに目に付くようになりました。もちろん、そんなものが存在しない事くらい知っていますが、あまりにも目立つので、何の商売かと思って、クリックしてみました。
 すると、リンク先には「ローリスク」という言葉が二箇所ほど載っているサイトがありました。いきなり、「ポータルサイトに載せている広告は嘘だ」と言っているようなものです。

 ネタのついでに読んでみたところ、どうやら、ドロップシッピングの亜流みたいなもののようです。といっても、何を売るかすらよくわかりません。売りの「ノーローリスク」である、出店費用についても、具体的な記載はありません。
 つまるところ、「初期費用・月額費用がいくらかかるか分からないまま、何を売るかも分からない店に出資しろ」と言っているわけです。
 ちょっとでも商売の知識がある人間ならば、こんなもんで損することはあっても儲かることはない、という事はすぐに分かるでしょう。もちろん、「ノーリスクで儲かる」などという文字を見た時から見当はついていましたが、その「あからさまに怪しい」ぶりには別の意味で感心させられました。
 そして、毎度の事ながら、金さえ払えば、こんな所の広告でも平気で載せるという、大手サイトのモラルの低さにも呆れてしまいました。

2009年04月15日

唐川投手の好投で連敗止める

 千葉で行なわれた千葉-東北は唐川投手と朝井投手が先発。今日は里崎選手が先発マスクに復帰しました。
 唐川投手は初回に1死から連打されるも中村紀選手を併殺に打ち取り、2回の無死2塁も0点に凌ぎます。
 するとその裏、井口選手の三塁打で好機を作ると、失策でまず先制し、さらにベニー選手の適時打で2点目を挙げました。

 直後の三回、唐川投手はまたも先頭打者に二塁打され、今度は犠打の後に高須選手に適時打を喫し、1点を返されます。
 しかし、その裏、先頭の早川選手がこちらも2イニング連続となる先頭打者三塁打を放ち、続く福浦選手の内野ゴロの間に生還し、再び2点差とします。
 唐川投手は4回まで7安打で毎回得点圏に走者を背負いますが、最少失点にとどめます。結局、7回を投げて9安打1四球ながら1失点という内容でした。
 打線は5回に2点を追加すると、8回には早坂選手のプロ初打点となる適時二塁打などで2点をダメ押し。先制・1点返された直後に突き放す・中押し・ダメ押しと、連敗中にはなかった効率的な攻撃で7点を挙げます。
 そして8回はシコースキー投手が、9回はセーブがつかないながらも荻野投手がともに完璧に抑え、7対1で快勝し、連敗を6で止めました。唐川投手は今季チーム先発陣一番乗りとなる勝利を挙げています。観客数は1万6千2百人ほどでした。

2009年04月14日

2009/4/14の更新

 夙川公園の桜を掲載しました。

今季初の投手戦にも敗れ、6連敗

 千葉で行なわれた千葉-東北は渡辺俊介投手と田中投手が先発。WBCの関係で開幕ローテから外れた渡辺俊投手は今季初登板です。今日は里崎選手が外れて、橋本将選手が今季初マスク。また、今江選手がスタメンに復帰しました。
 渡辺俊投手は先頭打者をいきなり歩かせるなど、四死球は出しますが、要所は抑え、3回まで無安打に抑えます。一方、ここまで対千葉未勝利の田中投手ですが、今日は前回完封した勢いをそのままに、3回まで無走者に抑えられます。

 試合が動いたのは4回表でした。この回先頭の鉄平選手が両チーム合わせての初安打を放つと盗塁を決め、1死後に草野選手に適時打が出て東北が先制します。
 さらに続く5回には、先頭の嶋選手が安打し、犠打で進んだ後、勝負強い高須選手の適時二塁打で追加点を奪われます。
 一方の打線は、5回にサブロー選手がチーム初安打となる二塁打を一死から放ち、さらに二死後に死球で1・2塁となりますが、盗塁失敗で得点できません。
 渡辺俊投手は7回を投げて8安打4四死球ながら、要所は締めて2失点に抑えます。そして8回は中郷投手が抑え、その裏、続投の田中投手から連続四球で無死1・2塁とします。そして、2死後に福浦選手が適時打を放ち、やっと1点を返しますが、一塁走者の早坂選手が本塁でアウトとなり、追いつくことはできません。
 そして9回の三番からの攻撃も三者凡退に終わって試合終了。田中投手に完投を許しました。
 失点が減ったと思ったら、今度は三試合で4得点という打撃不振に。投打が噛み合わず、連敗は6にまで伸びています。観客数は9千2百人ほどでした。

 ところが、今日の報道で、球団首脳が次期監督は西村ヘッドコーチが有力、という発表をした、という記事がありました。昨年末の監督更迭事件以来、球団の言動には呆れるばかりですが、これまたそれに拍車をかけるような話です。この時期に発表する事による利点がどこにあるのでしょうか。
 なんか、どうやればファンの応援する気を萎えさせるかの実験でもしているのか、と思えてきます。
 どうせ「後任」を発表するなら、瀬戸山球団社長をはじめとする、低能な経営陣の後任でも発表すればいいと思うのですが・・・。今の体制が続けば、ここ数年で獲得した人気も消え去り、1990年代前半に逆戻りするのでは、と強く思っています。

2009年04月13日

2009/4/13の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログ「らくがきちょう」で、新作およびメイキングを掲載しました。

2009年04月12日

珍事

 先週の話ですが、将棋の名人戦をやっている際に、老観戦記者が対局者にサインをねだり、それがテレビ中継で流れた、というニュースがありました。将棋のみならず、他のプロ競技でも「取材者がテレビカメラが動いている前で、試合を行なっている最中の選手にサインを求める」などという前例はないでしょう。まさしく前代未聞と言えます。
 今はプロ将棋にほとんど興味がなく、このニュースを見て「そうか、名人戦始まってたんだ」などと思ったくらいの私ですが、子供の頃から30代半ばまでは、プロ将棋が好きで、様々な情報をチェックしていました。
 したがって、今回の「事件」を起こした記者氏の文章を読んだことはあります。ただ、率直に言って感心した事はありません。それどころか、長年の経験を積んだとは思えない品のない文章に呆れた事もありました。

 特に記憶に残っているのは、16年ほど前に、ある重要対局でちょっとした特例措置が行なわれた時に、その措置を批判した時に使った「ビニ本」という言葉でした。前後の文章とあわせ、「これがベテラン有名記者の書くことか」と呆れたものでした。
 したがって、今回の件についても、その非常識ぶりには驚きましたが、どちらかと言えば「彼ならやりかねない」といった感想を持ちました。
 その動機は分かりませんが、少なくともこれで、後世における彼の評価が「名人戦の最中に対局者にサインを求めた奇行>それまで書いてきた観戦記・将棋などの活動」となってしまったのは確かでしょう。もっとも、それが本望でこの奇行に及んだ可能性も否定できませんが・・・。
 とりあえず、このように老いたくないな、と強く思わされた事件でした。

今季最少失点も、打線が繋がらず5連敗

 神戸で行なわれた合併球団-千葉は岸田投手と小野投手が先発。今日は、昨日外れた早川選手と福浦選手は1・2番で復帰しましたが、今江選手は今日も欠場でした。昨日も代打で出たものの、守備にはついておらず、どこか痛めているのか気になるところです。
 初回は三人で終わると、その裏、小野投手は先頭の大村選手に二塁打され、内野ゴロで進まれた後、カブレラ選手の犠飛で先制を許します。

 直後の2回表、先頭の井口選手が二塁打を放ちます。しかし、二死後にベニー選手が四球を選んだものの、結局0点に終わります。
 さらに続く3回表、先頭の根元選手が安打すると、続く早川選手がヒットエンドランを決め、無死1・3塁と絶好の同点機を作ります。しかし、ここで福浦選手・西岡選手・井口選手が三者連続三振を喫し、この機会を活かせません。
 しかし、続く4回、1死からサブロー選手が昨日に続く本塁打を放ち、同点に追いつきます。
 一方、小野投手は2回から4回まで四球は出すものの無安打に抑えます。しかし続く5回、先頭の後藤選手に本塁打され、再び勝ち越しを許してしまいます。さらに、1死後に二塁打と安打で1・3塁とし、ここで降板に。二番手に小宮山投手が上がりましたが、犠飛を打たれてもう1点追加されます。さらに続く6回には、フェルナンデス選手に移籍第1号が出て3点差となってしまいます。
 打線は7回まで岸田投手に6安打1四球と走者は出しましたが、12三振を喫し、ソロによる1点に抑えられます。
 そして8回は清水投手、9回は加藤投手相手に、いずれも安打こそ出ますが、得点に結びつかず、そのまま4対1で敗れました。観客数は3万1千5百人ほどでした。
 これでチームは5連敗。今日は小野投手の好投もあり、投手陣は「今季最少」である4失点にとどめましたが、得点が昨日に続き、サブロー選手の本塁打のみでした。なお、この5連敗中、4試合までが安打数は相手より上回っており、攻撃の効率の悪さを浮き彫りにしています。
 火曜から、好調の東北相手ですが、開幕シリーズ以来の本拠地でもあります。また、渡辺俊介投手と成瀬投手が加わるそうですので、何とかこれまでの流れを変えてもらいたいものです。

2009年04月11日

スタメンを入れ替えも効果なく四連敗

 大阪ドームで行なわれた合併球団-千葉は近藤投手と小林宏之投手が先発。今日の千葉は、ここまでフル出場だった早川選手・福浦選手・今江選手を外し、代わりに一軍初外野となる早坂選手が一番中堅に、一塁にはバーナムJr選手が、三塁には根元選手が入りました。一方、合併球団も前日三連発のラロッカ選手を外していました。
 初回、その新打順がいきなり機能し、四球と安打で無死1・2塁とすると、西岡選手が犠打を決めます。しかし、そこから後続がなく、先制できません。

 一方、小林宏投手は初回の1死2塁は凌いだものの、2回に日高選手に2ランを喫して先制されます。
 さらに3回は先頭打者に安打されて犠打を許すと、自らの暴投二つで追加点を許し、そのうえで、ローズ選手に2ランを喫し、5対0となってしまいます。
 4回の無死1塁をつぶした千葉打線ですが、5回に1死からベニー選手が安打すると、打撃好調のサブロー選手が2ランを放ち、やっと反撃に転じます。
 一方、小林宏投手も4回以降は調子を取り戻し、追加点は許しません。そしてむかえた7回表、千葉は里崎選手の二塁打を足がかりに、無死満塁という反撃機を築きます。しかし、そこで根元選手が倒れ、そこから代打攻勢をかけるものの、合併球団の継投陣に封じられ、1点すら返せません。
 小林宏投手は今季千葉の先発最長となる7回を投げきり、特に4回以降は1安打のみと立ち直ります。しかし、序盤の失点が大きく。打線も8・9回と走者を出すも点には結びつかず、そのまま5対2で敗れています。
 これでチームは4連敗。特にここ3試合はいずれも相手より多くの安打を放ちながら敗れています。相変らず攻撃効率の悪さと投手陣の不調が深刻です。観客数は3万4百人ほどでした。

2009年04月10日

一日の辛さと引き替えに

 昨日の続きですが、阪神電車に乗って香櫨園で降り、そのまま夙川を花見しながら歩き、苦楽園口まで行きました。今年は花見をしない予定だったのですが、関西に向かう新幹線の窓から桜を見たとき、ふと「仕事が早く終われば、19年ぶりに夙川の桜を見れる」と思いつき、半ば衝動的に実行してしまいました。
 ただでさえ、今月まだ一日しか休めていないうえに、花粉症でマスクをした状態で1.5キロ近く舗装が不安定な道をあるいてしまいました。おかげで今日はバテバテで、帰りの新幹線では、座って数分で意識を失ってしまいました。
 客観的に見ればバカな真似をしたものですが、夙川の桜を次にいつ見れるかは分かりません。ヘタすれば一生見れない可能性すらあります。それを考えれば、今日一日の辛さを引き替えにしてもやりがいがあった「花見」だったと思っています。
 なお、この花見の詳細は、後日別に書きます。

またもや打ち負けて三連敗

 大阪ドームで行なわれた合併球団-千葉は小松投手と清水直行投手が先発となりました。今日は三試合ぶりに西岡選手が三番・遊撃で復帰し、「基本オーダー」に戻りました。そして、七番指名打者にはベニー選手が入りました。
 初回、1死1塁から西岡選手が復帰初打席で安打を放つも、走者の福浦選手がオーバーランでアウトになるなどもあり、先制できません。
 しかし続く2回表、2死無走者からサブロー選手と今江選手が連続二塁打を放ち、先制に成功します。

 しかし、その裏、1死から連打で2・3塁となり、二死後に下山選手に逆転2点適時打を喫してしまいます。
 直後の3回表、千葉は無死満塁とし、そこから犠飛二つとベニー選手の適時打で3点を取り、即座に逆転します。
 ところがその裏、清水直投手は連打され、そこから二死をとったものの、ラロッカ選手に逆転3ランを喫し、またもや逆転されます。
 4回はともに0点に終わり、やっと試合が落ち着いたかと思いましたが、5回に無死1塁から大松選手が2ランを放ち、逆転し、ここで小松投手はKOとなりました。
 3回までに5点を失いながら勝ち投手の権利を得た清水直投手ですが、その裏、1死から連打で1・3塁とし、ここで降板となりました。
 ここで千葉は火曜日に打ち込まれた松本投手を起用。しかしこれが失敗で、犠飛で追いつかれると、ラロッカ選手に2打席連続となる2ランを喫し、この試合5回目の逆転となりました。
 その後登板した合併球団の救援陣に千葉打線は抑えられます。7回に先頭の西岡選手が猛打賞となる二塁打を放ちますが、四番以下が倒れ、追いつくことができません。
 一方、6回は中郷投手が0点に抑えましたが、続く7回、川崎投手は先頭のローズ選手を歩かせ、1死後にラロッカ選手に3打席連続となる2ランを喫し、二桁失点となります。
 前の試合では稲葉選手に3打席連続本塁打を喫しており、千葉投手陣は二試合連続で三連発を喫したことになりました。これは記録ではないでしょうか。
 8回の1死1塁を活かせずに迎えた9回、加藤投手から先頭の福浦選手が二塁打を放ちます。そこから連続三振で「あと一人」となりますが、そこから四球と安打で満塁とすると、ベニー選手が2点適時打を放ち、2点差とします。ここで一発が出れば逆転というところですが、サブロー選手が三振に倒れ、試合終了。10対8で連敗しました。
 打線は好調ですが、それ以上に投手陣が不調すぎで、三連敗となっています。これで開幕からの平均失点は7となってしまっています。観客数は2万7千8百人ほどでした。

2009年04月09日

阪神なんば線と両側ホーム

[ 交通 ]

 一泊の出張で大阪に行っています。行き先が難波だったので、先月開通した阪神なんば線に乗ってみました。
 近鉄難波改め大阪難波駅に行き、阪神線ホームに行くと、近鉄車両による尼崎行きがやってきました。分かってはいましたが、不思議な感じがしました。
 夕方のラッシュ時に加え、甲子園でプロ野球があることもあり、かなりの混雑でした。難波から阪神線なのですが、次の桜川で乗務員が交代しました。戸籍上の境界と、運転上の境界が異なるのでしょうか。
 そのまま電車は地下を進み、九条駅から地上に出ました。ただ、騒音防止のためか、両側は覆われていたため、外が見えたのは川を渡った時だけでした。

 そして、以前から開業していた西九条駅に着きました。20年ほど前に行った事はあり、その時は、駅の終端が切り立った崖みたいだったと記憶しています。その時から難波へ伸ばす構想はあったのですが、当時はまさか実現するとは思っていませんでした。それだけに、改めて「長年の構想が実現した」という事を感じました。
 そして、西大阪線を通って、終点の尼崎へ。しばらくすると、直通特急の姫路行きがやっていきました。その列車が入った線路は、左右にホームがあります。乗換えには便利ですが、こちら側は先述したようにほぼ満員で、向側のホームも行列ができています。そして、梅田から乗っていた客もいるのですから、車内は大変な混雑になりました。
 通常は、閉じているほうの扉が、終端装置みたいな働きをするのですが、この場合は、両方から人が入ってくるわけです。便利な構造だとは思いますが、中間にいる人は大変だと思いました。
 そして特急が次に止まったのは甲子園でした。着くと、隣のホームに回送列車が扉を開けたまま止まっています。こちらの線路も両側にホームがありました。
 そして、野球観戦の人などが大量に降りるのですが、みな、回送列車の中を通って、向こうのホームに行きました。甲子園駅の構造は忘れたのですが、おそらくは、向こうのホームから降りたほうが便利なのでしょう。
 尼崎駅といい、甲子園駅といい、良くも悪くも「両側ホーム」の構造を最大限に活用しているな、と感心させられました。

2009年04月08日

子供に夢?

 2016年五輪の誘致広告がさらに増えた感があります。最近では、電車の中吊り二枚を使って、長い文章が書かれているものが目に付きます。特に読む気もおきなかったのですが、パッと見たら、「子供に夢を」という言葉が目に入りました。
 この言葉、昔から色々な所で見かけます。具体的に立証する必要もないうえに、正面切って反論されにくいから、使い勝手がいいのでしょう。
 逆に言えば、このような言葉を持ち出さなくてはならないほど、誘致の必然性を語れるきちんとした言葉がない、という事でもあります。
 さらに言えば、格差が進んだ上の大不況で、学校に通えない子供が出ているなかで、「オリンピックで子供に夢を」もないものです。そんな宣伝をするのに使う莫大な金があるならば、実際に困っている子供達のために使うべきでは、と強く思いました。
 こんな空虚な言葉を使うなら、まだ本音である「五輪で利権を」とでも書いた方が、少しは説得力が出るのでは、などと思った宣伝広告でした。

二度追いつくも一発攻勢に沈む

 東京ドームで行なわれた北海道-千葉戦は榊原投手と大嶺投手が先発。榊原投手はプロ初登板初先発です。今日も西岡選手は欠場で、遊撃には根元選手が入って打順は二番に。福浦選手が今季初の三番となりました。また、昨日、代打で安打を放ったバーナムJr選手が指名打者でスタメンとなりました。
 初回、1死から根元選手が起用に応えて二塁打を放ちますが、後続がありません。するとその裏、大嶺投手は四球二つで走者をため、小谷野選手に先制の3ランを喫します。

 千葉も3回に井口選手の適時打で1点を返すも、その裏、大嶺投手はまたもや四球の走者を塁に置いて、今度は稲葉選手に2ランを喫します。この時点で大嶺投手は2安打ながら5失点と、四球で出した走者を全て本塁打で帰される形になりました。
 直後の4回表、千葉は七番のバーナムJr選手からの三連打で無死満塁とし、早川選手の適時打で2点目を返し、なお無死満塁とします。
 ここで打席にここまで二打席連続二塁打の根元選手が入ると、北海道は早くも榊原投手を諦め、須永投手を起用。この継投が成功し、根元選手は併殺打に。その間に1点は入りましたが、追いつくことはできません。
 しかし、続く5回、ここから登板の坂元投手に対し、無死二塁から大松選手が2号2ランを放ち、ついに追いつきます。
 ところがその裏、大嶺投手は稲葉選手に2打席連続のソロを喫すると、さらに小谷野選手にもこの試合2本目のソロを打たれ、再び2点差とされます。
 結局、大嶺投手はこの回で降板したのですが、6安打3四球7失点と、安打より失点が多いという結果に終わりました。
 続く6回は、小宮山投手が抑えます。すると7回、先頭の里崎選手が安打すると、1死からサブロー選手が2ランを放ち、再び追いつきます。
 その裏、小宮山投手が1死を取り、二打席連続本塁打中の稲葉選手を迎えたところで、シコースキー投手が登板。ところが、その代わりばなに、三打席連続となるソロを打たれます。
 続く8回表、先頭の根元選手が猛打賞となる安打を放ちますが、後続がなく、9回も武田久投手に抑えられ、7対6で敗れました。
 千葉は14安打を放ちながら、残塁10で6得点。一方の北海道は9安打8得点で残塁4でした。まさしく一発攻勢に敗れたと言えるでしょう。観客数は1万8千8百人ほどでした。

 ところで、昨年育成ドラフト1位で入団した池田投手の退団が発表されました。シーズン開幕直後というのは時期的に妙ですが、何かあったのでしょうか。ちなみに、池田投手は1990年生まれで19歳になったばかりとのこと。短いプロ生活でしたが、この経験を活かして頑張ってほしいものです。

2009年04月07日

接戦も終盤では大差に

 東京ドームで行なわれた北海道-千葉戦を観に行きました。今日も東京ドームでの北海道主催試合名物である「乾杯シート」を利用しました。この席は、2,200円で内野指定席に800円相当のビール・200円相当のつまみがつく、という極めて割安の席です。さらに、昨年まではビールは600円相当のものしか飲めませんでしたが、今年から球場内のビールが一回り小さくなった事から、相対的にビールが800円相当となり、より得した気分になりました。
 これまで、東京ドームでの対北海道では千葉のマスコット勢も来て、8回裏に二階席で「流しソーメン」をやっていたのですが、今日は別の用事があったのか、来ていませんでした。代わり(?)に、同じ千葉である鎌ヶ谷から、北海道二軍のマスコットキャラクターである「カビー」が来ていました。
 また、一軍マスコットの「B.B」は、試合開始直前に、左翼席に向かってボールを投げ入れるパフォーマンスを10分近くやっていました。ビジターチーム相手にここまでやるとは珍しいものです。まあ、東京ドームで行なわれるこのカードは、常に三塁側のほうがお客さんが多いので、そのお礼なのかも、などと思いました。

 試合のほうは、多田野投手と唐川投手が先発。今日も西岡選手は欠場で、遊撃には公式戦初出場となるランビン選手が八番で入りました。
 1回表、先頭の早川選手が安打すると、続く福浦選手がヒットエンドランを決め、いきなり無死1・3塁となります。ところが、続く橋本将選手の当たりは、左翼へのライナーに。早川選手がタッチアップで本塁を狙うも、スレッジ選手の好返球でアウトになります。さらに、その間をついて二塁を狙った福浦選手もアウトとなり、三重殺になってしまいました。
 生で三重殺を見るのは、2005年アジアシリーズでの千葉-中国代表戦以来です。そのときも球場は東京ドームでした。年平均で5試合程度しか東京ドームで試合をしない千葉の試合で、5年間に二度も三重殺を見れたのですから、かなり貴重な経験だと言えるでしょう。
 その裏、唐川投手は1死から失策の後盗塁、さらに四球で1・2塁となりますが、後続を断ち、こちらも先制を許しません。
 直後の2回表、先頭の井口選手が左翼ポール際に移籍第一号を放ちます。この本塁打は井口選手にとって日本野球通算150号となるとともに、全打席本塁打達成となりました。千葉在籍中の選手が全打順本塁打を達成するのは、1998年の堀選手以来二人目です。
 しかし、続く3回の2死1塁を逸します。さらに4回は先頭の橋本将選手が安打するも、続く先ほど本塁打の井口選手が併殺に倒れるなど、毎回の走者は出しますが、後続が出ません。続く5回も先頭の里崎選手が安打し、ボークで進塁しますが、ここでもあと一本が出ません。
 一方の唐川投手は4回まで2安打無失点の好投を見せます。しかし5回、先頭の二岡選手の当たりがフェンスの上をわずかに越え、これまた移籍第一号となり、追いつかれます。
 唐川投手は6回、先頭の糸井選手にバント安打を決められます。しかし、初回に盗塁された糸井選手を牽制で刺し、この回も三人で終わらせ、6回までソロ1本の1失点のみと好投を見せます。
 しかし続く7回、先頭の小谷野選手に二塁打され、1死後に先ほど本塁打された二岡選手を迎えたところで降板します。
 そして二番手には、開幕から四連投となる伊藤投手が登板。しかし、この継投は失敗で、内野安打で1・3塁になった後、鶴岡選手が中前に弾き返し、ついに勝ち越しを許してしまいます。さらに二死後に田中選手に2点適時打を放たれ、4対1となってしまいました。
 昨年は早い回での降板が多い印象を受けた多田野投手ですが、今日は安打されながらも投げ続けます。そして8回は三者凡退に打ち取られてしまいます。
 その裏、前の回から登板した松本投手がつかまります。先頭の稲葉選手に二塁打された後、続くスレッジ選手に適時打と、左対左ながら連打で追加点を許し、さらにこの回5安打2四球と打ち込まれ、一挙に5点を追加され、試合はほぼ決まりました。
 9回は大差ながら、一昨日に抑え失敗した武田久投手が調整登板します。先頭で代打として出たバーナムJr選手が来日初安打を放つも、後続がなく、終わってみれば9対1の大差で敗れました。ただ、序中盤の投手戦がテンポ良く進んだ事もあり、試合時間は2時間40分、観客数は1万7千6百人ほどでした。
 これで開幕4試合で2試合を観戦し、いずれも敗戦。しかも、観に行っていない試合では2連勝しています。2004年以来、チーム成績が良かろうと悪かろうと自分の観戦成績は五割を越えていました。しかし、今年はかなり悪いスタートとなっています。自力で何とかなるものではありませんが、次回以降で巻き返したいものです。

2009年04月06日

花見せず

 昨年の今頃は、毎日の昼休みのみならず、朝の出勤時間も使って、四ッ谷の土手にある桜並木の下を歩いて、花見をしていました。
 しかし今年は、一度だけ土手の向こうにある場所に要があって通った時を除けば、一度も桜を見に行っていません。今日の昼休みも食べた後は寝ていました。休みだった昨日も、近所の公園にすら行っていません。
 疲れに加えて、花粉症のせいで外出がおっくうになったせいかと思われます。自分でも勿体ないと思いますが、見に行こうという意欲がわかないのですから仕方ありません。
 幸い、早めの投薬のおかげで花粉症はほとんど出なくなっています。何とか完治させて、来年はまた四ッ谷の桜を楽しめれば、などと思いつつ、花見をしている人や、写真を撮っている人をうらやましく見ている今日この頃です。

縦書き文化

[ 漫画 ]

 電車の中に、水泳選手を使ったアクエリアスの広告がありました。アメコミ風になっており、疲れてヘドロ怪獣ザザーンのような姿になった会社員が、水泳選手に貰ったアクエリアスを飲んで、元気な姿を取り戻す、というものです。これが、アメコミ風のため、左から右への横書きで書かれています。
 しかし、日本漫画を読み慣れた身としては、ついつい右上から左下に読んでしまいます。そのため、「使用前」と「使用後」が逆になってしまいます。結果、最初に見たときの印象は、「元気そうな会社員が、水泳選手に謎の飲料を飲まされ、ヘドロ怪獣になってしまった」というものでした。
 よく見れば分かることではありますが、やはり第一印象は重要です。やはり日本で広告をするならば、縦書き文化を尊重した広告を作るべきなのでは、と思いました。

サヨナラで開幕カード勝ち越し

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は小野投手とワズディン投手が先発。今日は西岡選手が足を痛めたという事で代わりに根元選手が九番遊撃に入り、三番には指名打者で橋本将選手が入りました。どうやら、今季は福浦選手は二番固定のようです。
 初回、小野投手は2死から二塁打されるも0点に抑えます。するとその裏、先頭の早川選手が安打し、1死二塁となった後に橋本将選手が得意の四球を選ぶと、2死後に里崎選手が今季初安打となる2点適時二塁打を放って先制。さらに続く大松選手が右翼席に1号2ランを放ち、いきなり4点を先制します。

 続く2回裏、先頭の今江選手が安打し、1死後に早川選手の打席で盗塁を仕掛けます。ここで、早川選手は盗塁を助ける空振りをしますが、それが手を離れて細川選手にバットが当たり、守備妨害ということでアウトになります。
 これに対し、バレンタイン監督は身振りを交えて「細川選手の捕球位置が悪いから打撃妨害」と思われる抗議をしていましたが、結局通りません。
 しかしそこから、福浦選手の安打と、橋本将選手の四球で満塁に。ここで適時打が出れば序盤で試合が決まるところですが、ワズディン投手が踏ん張り、追加点を挙げることができません。
 すると直後の3回表、小野投手は安打と四球で1死1・2塁に。続く栗山選手の右翼線を抜くかといった当たりは福浦選手が好捕しましたが、そこから中島選手が2点適時二塁打を放った後、中村選手が2ランと、初回とまったく同じパターンで追いつかれてしまいます。
 しかしその裏、1死から大松選手が四球を選ぶと、サブロー選手の安打で1・3塁に。ここで今江選手がきっちり犠飛を放ち、再びリードを得ます。
 直後の4回表、小野投手は先頭打者の歩かせると、赤田選手にセーフティーバントを決められ、無死1・2塁となります。ここで埼玉は強攻策に出ますが、片岡選手を右飛に打ち取り、さらに栗山選手を併殺と、この危機を凌ぎます。これで次の回を抑えれば勝利投手の権利を得る小野投手ですが、ここまで5安打4四球で球数83という内容だったこともあり、降板となりました。一昨日に清水直投手を引っ張って逆転された事も影響していたのかも知れません。
 その裏、千葉はこの回から登板の許投手に対し、2死1・2塁として里崎選手が左前打を放ちますが、栗山選手の好返球があり、福浦選手が本塁でアウトとなり、突き放すことができません。
 5回からは中郷投手が登板しますが、いきなり中島選手に安打されます。そこから、中村選手と清水選手を連続三振に打ち取りますが、GG佐藤選手に適時二塁打され、追いつかれます。しかし、中郷選手は6・7回は三人ずつで抑えました。
 一方、埼玉は6回から大沼投手を起用。7回に2死2塁と勝ち越し機をつくりますが、ここで大松選手を敬遠してサブロー選手勝負を選んだ埼玉ベンチの作戦が成功し、勝ち越せません。
 そして8回からは伊藤投手が登板。8回は三人で抑えますが、9回に二安打で2死1・3塁として、中村選手を迎えます。ここで千葉はシコースキー投手を起用。これが成功し、フルカウントから左飛に打ち取り、同点のまま9回裏を迎えます。
 その裏は2番から始まるということで、埼玉はグラマン投手を起用。しかし、先頭の福浦選手が安打をします。ここで、橋本将選手に代わり、竹原選手を代打で起用。さらに、代走で早坂選手が登場します。
 その早坂選手が初球に盗塁を決めると、竹原選手はバントの構えをします。それを意識しすぎたのか、グラマン投手が暴投し、無死三塁に。ここで埼玉は満塁策を採用します。
 このサヨナラ機に打席に入った里崎選手ですが、いい当たりながら二塁正面のライナーとなります。しかし、走者が戻っており、併殺にはなりません。そして、続く大松選手が右翼に犠飛を放ち、千葉が5対4でサヨナラ勝ちしました。観客数は2万4千3百人ほどでした。

 勝ったから良かったものの、初回に4点の援護を貰いながら小野投手がKOされ、三戦連続で先発投手が4失点かつ5回持たずの降板となりました。昨年の最大の問題点であった先発投手陣の不調が解消されておらず、そういう意味では不安が残る開幕三連戦となりました。
 その先発陣の不振を凌いだのが、今日投げた三人および、昨日好投した小宮山投手といった右の中継ぎ陣なわけです。そう考えると、三月に久保投手がトレードされた際の報道にあった「右の中継ぎが手薄な」などという報道がおかしかったことが改めて分かります。
 あと、報道といえば、開幕戦の時に書いたように、球場ではバレンタイン監督残留を目指す署名運動が行なわれています。主催者発表によると、既に2万人集まったそうです。ところが、それを報じたのは、八重山毎日新聞のみです。
 千葉から二千キロ離れた、八重山諸島のみで発行している新聞が記事にできるほどの情報ですから、東京のスポーツ紙並びに一般紙が知らないわけはありません。にも関わらず、二万人ものファンが賛同している事を黙殺しているわけです。
 なぜそんな事をするのかは、昨冬から続いている「瀬戸山大本営発表記事」を読んでいればだいたい分かります。いずれにせよ、それでは「報道」ではありません。
 まあ、これは今回の件、さらには野球に限った事でありません。そう考えれば、むしろ今回は、八重山毎日新聞というまともな「報道機関」があるだけ喜ぶべきなのかも、などと思いました。

 札幌で行なわれた北海道-東北はスウィーニー投手とラズナー投手が先発。初回に中村紀選手に移籍1号となる2ランが出るなど、東北が序盤で4対0とリードします。ところが4回にスレッジ選手が2ランを放つと、さらに北海道打線が爆発し、合計6連打で6点を挙げ、一気に逆転します。
 直後に東北が中村紀選手の適時打で1点差としますが、そこからは双方の継投陣が好投し、1点差のまま9回になります。
 そして、北海道は新守護神となった武田久投手を起用しますが、いきなり鉄平選手に二塁打され、さらに捕逸で三塁に。そして1死後にまたもや中村紀選手が適時打を放って、ついに追いつきます。
 その裏、北海道は先頭の稲葉選手が死球で出てサヨナラ機を作りますが、活かせずに延長に入ります。
 そして11回表からは坂元投手が登板しますが、先頭の鉄平選手に二塁打され、1死後に中村紀選手が適時二塁打と、9回の再放送みたいな展開で東北が勝ち越し。さらに、守備固めで入っていた牧田選手にまで適時二塁打が出た上に押し出しもあり、一挙に3点差とします。
 その裏、北海道も連打で無死1・2塁としますが、反撃もそこまで。9対6で東北が勝ちました。試合時間は5時間1分、観客数は3万4千2百人ほどでした。
 福岡で行なわれた福岡-合併球団は杉内投手と岸田投手の先発で投手戦に。7回にカブレラ選手のソロで均衡が破れますが、その裏、松中選手のソロですかさず福岡が追いつき、そのまま延長に入ります。そして10回裏に1死2塁から本多選手がサヨナラ打を放ち、福岡が2対1で勝っています。観客数は2万9千5百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれたタイガース-東京は福原投手と川島亮投手が先発。初回に東京が2点を先制しますが、その裏にタイガースが3点を取って逆転。しかし直後の2回に川島慶選手が2試合連続となる2ランを放って逆転します。
 その後、東京が追加点を挙げ、4点差にしますが、7回から登板した救援陣が誤算で、タイガースが反撃して2点を返し、さらに8回も無死満塁とします。長打出れば一気に逆転、というところでしたが、犠飛による1点に止まり、9回は林投手が抑え、東京が7対6で連勝しています。観客数は3万3千4百人ほどでした。
 名古屋ドームで行なわれたドラゴンズ-横浜はチェン投手と小林投手が先発。初回にドラゴンズが4点を先制し、一方、チェン投手は走者は出しますが、0点に抑えます。そして、中盤に追加点を挙げて完封リレーをしたドラゴンズが6対0で勝利。横浜はこの3連戦で1点しか取れず24イニング連続無失点と、開幕早々打線が重傷です。観客数は3万7千6百人ほどでした。
 東京ドームで行なわれた読売-広島は東野投手と篠田投手の先発で投手戦に。6回に読売が先制しますが、1対0で迎えた9回に登板したクルーン投手の制球が定まらず、四球二つで1死1・2塁として降板。代わった山口投手相手にカープが重盗で2死2・3塁とした後、梵選手の適時打で追いつきます。
 そして延長戦でもお互い譲らず、そのまま1対1で引き分けています。観客数は4万2千2百人ほどでした。

2009年04月05日

四代目(?)ホリデー快速千葉行き

[ 交通 ]

 四年ほど前まで、土曜日のほとんどが出勤でした。その頃、秋になると、夕方に中央線方面から総武快速に乗り入れる臨時の「ホリデー快速」がありました。別に帰宅に要する時間が飛躍的に短縮するわけではありません。また、この経路を走る定期列車として「あずさ」一往復とホームライナーがあるので、珍しいわけでもありません。
 しかし、季節・曜日が限定されている事もあり、自分にとっては「秋の楽しみ」となっていました。わざわざ、この列車に乗るために、新宿で時間つぶしをした事すらありました。

 この列車の面白いところは、年によって使われる車両が変わることです。初めて乗った時は、通常の中央線快速と同じでした。それが、急行型を経て、最後は特急型にまで「昇格」していました。
 しかし、ある秋の時刻表を見たら、千葉行きはなくなっていました。さらに、私のほうも職場が変わって土曜に仕事が入らなくなったため、すっかりこの「土曜の千葉行きホリデー快速」は過去のものになっていました。
 ところが先日、ダイヤ改正にあわせて時刻表を買ったところ、春の臨時列車として載っていました。ちょうど運転日には仕事があるので、乗ることに決めました。
 今度の車両は、東海道線のホームライナーに使われている、全車両二階建ての215系でした。自分的には「四代目の車両」といった感じです。
 乗り心地は大してよくありませんでしたが、津田沼まで、久々の「千葉行きホリデー快速」を堪能できました。ぜひとも今後も継続し、かつさらにバラエティにとんだ車両で走って貰いたいものだと思いました。

中盤の逆転で今季初勝利

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は小林宏之投手と帆足投手が先発。今日は対左ということもあり、橋本将選手と大松選手が外れ、ベニー選手と竹原選手が入りました。
 小林宏投手は立ち上がり、簡単に二死を取ったのですが、そこから中島選手に四球を出すと、中村選手に安打され、そこから連続適時打でいきなり3点を失ってしまいます。
 その後、2・3回と1点ずつ返して1点差に。一方小林宏投手は2回から4回まで無安打と立ち直ります。
 しかし続く5回、1死から栗山選手を歩かせると、続く中島選手に適時三塁打が出て、再突き放され、小林宏投手は降板となりました。

 なお続く1死3塁で、打席には四番の中村選手というところですが、ここで登板の小宮山投手が後続を断ち、1点にとどめます。
 するとその裏、1死から今江選手が安打すると、早川選手の適時打で再び1点差に詰めます。さらに福浦選手も安打で続くと、西岡選手に2点適時二塁打が出て一気に逆転し。帆足投手をKOしました。さらに二番手の許投手から井口選手が適時打を放ち、この回5連打4点となりました。
 さらに続く6回は、1死からサブロー選手が二塁打を放つと、犠打失策と捕逸で追加点を貰います。
 投げては小宮山投手が6回に連打されて降板するも、伊藤投手が後続を断ち、さらにシコースキー投手も無安打に抑えます。
 以下は昨年同様の継投ですが、川崎投手がいきなりGG佐藤選手にソロを打たれます。しかし、以下は抑えると、その裏に今江選手の3ランが出てダメ押し。9回はセーブがつかないながら荻野投手が抑え、10対5で勝ち、開幕戦の雪辱を果たしました。
 勝ち投手は小宮山投手で、またもや自らの「球団最年長勝利記録」を更新しました。それにしても、今季の勝利投手第一号が小宮山投手になるとは、シーズン前は誰も予想しなかったでしょう。観客数は2万6千8百人ほどでした。

2009年04月04日

開幕戦、二発の本塁打で逆転負け

 今日からプロ野球が開幕。何年ぶりかのパ・セ同時開幕となりました。
 一昨年の順位が基準のため、今年は千葉で開幕戦が行なわれたので、観戦に行きました。相手は埼玉で、こちらは二十数年ぶりのビジター開幕となっています。
 先発は清水直行投手と涌井投手で、清水直投手は立ち上がりに先頭の片岡選手に安打されますが、盗塁がアウトになり、その後もう一本安打されますが、結局0点に抑えます。
 一方、その裏、先頭の早川選手が二塁打し、内野ゴロで進塁しますが、後続がなく、こちらも先制できません。

 清水直投手は2回も2死から連打されますが、ここも0点に。そして3回は安打と四球で無死1・2塁として中島選手を迎えますが、ライナー併殺で、これまた0点に抑えます。
 そしてその裏、1死から早川選手の四球と福浦選手の安打で好機を作ると、2死後に井口選手が移籍後初安打となる2点適時二塁打を左中間に放ち、千葉が先制します。
 直後の4回表、1死からGG佐藤選手に長打性の当たりを放たれますが、打球を追った大松選手がクッションボールをうまく処理して二塁でアウトにし、その次の打者が安打する、などとまたもや幸運に助けられ、清水直投手は、4回まで毎回二人の走者を出しながらも0点に抑えます。
 しかしその裏、こちらもサブロー選手・今江選手の八・九番の連打で好機を作りましたが、後続がなく、こちらも二者残塁に終わります。
 これだけ走者を出して0点に抑えているなら、そろそろ勢いに乗りそうなものですが、直後の5回表、先頭のボカチカ選手に本塁打が出て、1点差に迫られます。しかし、ここも続く無死1塁は凌ぎます。
 その裏、先頭の西岡選手が安打して盗塁を決めるなど、即座に突き放す好機を得ますが、これを活かせません。,br />  すると続く6回表、1死からGG佐藤選手に二桁となる安打をされ、続く清水選手にも連打されます。ここで次の細川選手を併殺にでも打ち取れば、「11安打1失点」となるところです。しかし、細川選手の打球は左中間に伸びてそのままスタンドに。逆転3ランとなってしまい、清水直投手はここで降板となりました。
 千葉打線は6回の2死二塁も活かせず、以下は岡本慎投手・大沼投手といった継投陣に抑えられます。
 そして8回にはボカチカ選手の犠飛でダメ押し点を奪われて5対2に。そして9回はグラマン投手に抑えられ、そのまま敗れました。
 相手が効率の悪い攻撃をしている間に先制、と序盤の流れは良かったのですが、そこからの一発攻勢に沈んだ、という感じの試合でした。観客数は3万41人で満員御礼が出ていました。平日のナイターではいつ以来でしょうか。

 試合終了後、バスを待っていると、「無料配布の旗がまだありますので、まだの方はお受け取りください」みたいなアナウンスがありました。球団は今年が「ロッテ40周年」という事でキャンペーンをやっており、それを元にした意匠の旗です。
 これだけ地域密着が進んでいるご時世に「企業の買収40周年」などという企画で盛り上げようとしても共感できません。また、旗の意匠自体も好みでないので、特に貰う気は起きませんでした。
 なお、旗といえば、一昨年からの風習として、相手投手交代時に旗を振ります。その時、外野席では「2」と書かれたユニフォーム柄の大旗が何本も振られていました。見ていて、嬉しくなる光景でした。この意匠の旗なら、標準価格の倍で売っていても買うのですが・・・。
 あと、バス待ちの間に、何やら署名をしている人をみかけました。普通の署名運動と違い、声を張り上げて署名者募集などはしていませんが、予想通りバレンタイン監督の残留署名運動でした。
 書きに行ったら、何人かの中年女性が「署名用紙ごとちょうだい。会社の皆に書いてもらうから」と言っていました。会社の皆で、球団や監督を応援しているのでしょう。いかに人気が根付いているかを、改めて感じました。
 せっかく根付いたものですし、なんとかそれを維持拡大できるよう、球団には最善の対処をとってほしいものだと、改めて思いました。

2009年04月03日

2009/4/3の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログらくがきちょうを掲載しました。

2009年04月02日

初めて存在価値を認める

経団連が資産運用に失敗して20億円損したというニュースがありました。
 投資に関する知識のない私は、何がどう失敗したために損失をしたかは分かりません。しかし、「日本財界の総本山」である団体が、投資に失敗して大損する、という事だけはよく分かりました。
 これまで、経団連およびその幹部の行なう「日本への提言」に共感することは一度もありませんでした。なにしろ、彼らの影響力が強い中で進められた日本の経済政策の結果とは、ろくなものではありません。僅かな成功者を生み出すために、その何千倍もの人々が不幸になる、という現状があるだけです。

 しかしながら、今回の件については、大いに経団連を評価しました。なにしろ、「総本山」が身をもって、「投資の怖さ」を示してくれたのです。
 前世紀末あたりから、財界の意向をくみ、国策として「貯蓄から投資へ」なる宣伝が行なわれました。郵便局での投信販売などが有名ですが、要は「株式市場がどんなものかよく分からない人にも株を買わせる」という事です。
 当然ながら、あのような激しい世界に「素人」が参入したら普通は負けます。特に、昨年の大不況のおかげで大きな損失を被った一般人は少なくないでしょう。
 これまで、そのような「被害者」が大きく扱われる事はありませんでした。しかし、「経済の総本山」が同じ目にあったというなら、状況も少しは変わるでしょう。 これで、無謀な投資で貴重な財産を失う人も減るかもしれません。
 そう考えると、世にも珍しい「経団連の社会貢献」と言えるかもしれません。私も、初めて、この団体の存在価値を評価しました。今後も同様の事を繰り返し、一般庶民の財産が無駄に失われないようにしてほしいものです。
 あわせて、普段から経団連のお偉いさんの言動を天の声であるかのように報じる商業マスコミは、今回の件を大々的に報じて、「経団連の存在意義」を示してほしいものだと強く思いました。

2009年04月01日

偉いさんに説教?

[ 漫画 ]

 会社の飲み会がありました。隣とはす向かいに一回り以上年上の偉いさんが座ったので、話題に困りそうだと最初は思いました。ところが、話しているうちに、はす向かいの人がかなり濃い野球ファンであることが判明しました。その濃さは、30年以上前に甲子園で行なわれた、作新学院の江川投手の成績について熱く語るほどで、これまで持っていた印象と異なるその「熱さ」と「濃さ」に驚かされました。

 さらに野球から「巨人の星」を経由して「あしたのジョー」の話に進展しました。これまたその人は熱く語るのですが、記憶にずれがあり、「中ボス」の金竜飛の逸話を、「ラスボス」のホセ=メンドーサの逸話と勘違いしていました。
 そこで、酒の勢いもあり、金竜飛が朝鮮戦争で父親を・・・などと言う話を延々と初めてしまい、誤りを正しました。あまりの熱弁(?)に、お偉いさんも私の説が正しいことを認めてくれました。  どんな事でも、筋を通して正しさを認めてもらえるのは嬉しいことです。漫画ヲタクをやっている事が意外な所で役に立ったと言えるでしょう。
 ぜひとも次は、漫画でなく、仕事について同じ成果を出したい物です。そこに至る道はなかなか険しそうですが・・・。