2013年10月31日

iGoogle終了

 何年前か忘れましたが、Googleが「iGoogle」というサービスを始めました。
 Gmail・Googleニュース・Googlemマップなどの自社サービス、さらには他社が提供しているサービスを一つの画面にまとめて閲覧できる、というものです。
 非常に力を入れており、一度これを登録したあと、Googleのトップページを開くと、iGoogleの画面が出てくるほどでした。
 とても便利なサービスなので重用していたのですが、昨年、いきなりGoogleから「2013年10月31日に終了します」という案内が届きました。
 確かに、広告が掲載されるわけでもなく、Googleの収益になる要素はありませんでした。とはいえ、あれだけ儲けているのですから、このくらいのサービス、残しておいてもいいのでは、とも思いました。
 しかしながら、こちらがお金を払っていたわけでもありませんし、文句の言いようもありません。
 というわけで、本日を最後に、このサービスはこの世から消えてしまったわけです。毎日何度も、あの画面を見ていた身としては、少なからぬ寂しさがあります。
 また同様に、gmailやGoogleカレンダー・Googleドライブなど、同様に重宝しているサービスも、いつ何時終わるかわからない、という事を考える必要があるよな、などとも思いました。

2013年10月30日

京葉快速千葉行き

 所要で蘇我に行きました。千葉で外房線に乗り換えたのですが、次の本千葉で上り電車とすれ違いました。
 ボーっと見ていたのですが、数秒後、目を疑いました。そこに入ってきたのは、本来、本千葉駅に来るはずがない、京葉線の電車だったのです。しかも、行き先表示は「快速 千葉」となっています。
 東京方面からの快速千葉行きはいくらでもありますが、逆方向からの「上り 快速千葉行き」は私の知る限り存在しません。ましてや、それが京葉線の車両など、ありえないことです。
 一瞬、自分の知らない間に、大幅なダイヤ改正が行われたのか、などと思いました。しかしながら、他の地区ならともかく、千葉のダイヤ情報はいまでも把握しているはずです。

 しばらく狐につままれたような気分になっていましたが、数分後にあることに気づきました。
 行き掛けに幕張本郷駅に行った時、京葉線が事故で運転を見合わせている、という情報を見たのを思い出したのです。
 ならばと思って時刻表を調べてみました。すると、予想通り、本千葉ですれ違うちょっと前に、外房線から京葉線を経由して東京に行く快速が蘇我駅を発車するダイヤになっていました。
 つまり、本来京葉線に入る快速が、運転見合わせのために蘇我から外房線に入って千葉に行き先変更したわけです。
 蘇我で折り返したほうが、既存の外房線・内房線のダイヤに影響を及ぼさないのでは、と素人考えでは思うのですが、何か運行上の理由があるのでしょう。
 それにしても、何時に運転見合わせになったか分かりませんが、咄嗟の思いつきでこのような「対策」が作れたとは思えません。あらかじめ、京葉線が運休した場合は、この臨時ダイヤにする、と決めていたのでしょう。
 それだけ、京葉線の運休が日常化している、という事なのだろうな、などとも思いました。

2013年10月28日

気が抜ける

 昨日の事ですが、将棋大会に参加しました。
 将棋の大会というと、個人での闘いのように思う人がほとんどでしょう。しかし、自分が参加したのは団体戦でした。七人で将棋を指して、四人以上が勝ったらチームの勝ちとなります。
 そのような将棋を1ブロック16チームで総当りを行い、成績上位のチームは、上のクラスに昇格できます。昨日はその最終戦でした。
 自分の所属しているチームは、昨日の開始時点では昇格の可能性がありました。そこで、最初の将棋は非常に気合が入り、何とか自分は勝ちました。しかしながら、チームは負けてしまい、昇格の可能性はなくなりました。
 そのため、あと2回の対局は「消化試合」となってしまいました。すると、最初の試合の時の自分が別人かと思えるくらい、気が入りません。
 結局、その消化試合はいずれもいいところなく負けてしまいました。

 学生時代から団体戦をやり続けていましたが、かつてはそのような事はありませんでした。もちろん、チームの勝利が第一でしたが、状況がどうであろうと、目の前の将棋に全力を尽くしていました。
 ただ、年とともにその精神力の持続力が弱くなってしまったようです。情けない話ですが、仕方ない話です。
 とはいえ、将棋をやめる予定はまだありません。その限りある「やる気」をうまく調整しながら、来年もチームの勝ちのために頑張りたいものだ、と思い、今年最後の将棋を終えました。

2013年10月26日

ローソンチケットの使い勝手

 映画の前売り券を買うためにローソンチケットに会員登録しました。
 そしてネットで予約し、店に行って端末で操作をしました。
 メールで「申込番号」というのが送られてきていたので、あらかじめ、それをすぐに携帯で見れるようにしておきました。
 ところが、店舗の端末にその「申込番号」を入れると、今度は「チケット引取り番号」と入力せよ、という表示が出ました。
 そんなもの、メールには書いていません。
 仕方がないので、一度操作を終了し、スマホのブラウザを立ち上げて「ローソンチケット」で検索、さらに、IDとパスワードを入力して、その「チケット引取り番号」を表示させました。
 ちなみに、画面表示によると、「会員でない方は電話番号を入力してください」と書かれていました。
 これを見たときは、「会員登録しないほうが手続きが楽なのでは」と思いました。

 さらに、「引取り番号」を入力した後、名前と電話番号を入力させられました。
 えらい厳重な(?)本人認証です。確かに、ネットで支払い処理をしていれば、ある程度の認証強化は必要でしょう。しかしながら、このチケットの支払いはローソンのレジです。
 ならば、メールで届いた番号だけ入力して、レジで支払えばいいのではないでしょうか。実際、他のコンビニ支払代行では、そのような仕組みになっています。

 というわけで、えらく苦労してチケットを買ったところ、翌朝、早速映画のチケットとは縁もゆかりもない商品の宣伝メールが来ました。
 ネットショップを利用する時はメルマガ配信のチェックは外すようにしているのですが、見落としがあったようです。
 そこで、配信停止画面を開いて手続きをしたのですが、なんと、十種類に近いメルマガが配信登録されていました。
 映画のチケット一枚買っただけで、十通のメールを送り付けられる、という仕様になっているわけです。
 解除したものの、データベースの反映に時間がかかるのか、その後もメルマガを送りつけられました。
 あまりにも不快だったので、ただ削除するだけでなく、迷惑メール登録をしてから削除しました。

 ここまで、徹頭徹尾、利用者に手間をかけ、かつ不快な思いをさせるシステムをつくり上げるというのは、別の意味ですごい才能だと感心(?)させられました。

2013年10月24日

格差埋まらず

 これまで何度か、「Googleの路線検索>>>(超えられない壁)>>>>Yahoo!の路線検索」という話を書いていました。
 主な理由は二つあります。一つは乗り換え時間の設定に融通がきかないこと、もう一つはバス路線に対応していないこと、でした。
 後者のバス路線ですが、一見どうでもいいように思われます。
 しかし、郊外に住む人間として、これは極めて重要なのです。
 たとえば、京葉線沿線から幕張本郷まで行く場合、海浜幕張から京成バスに乗るのが普通です。しかしながら、Yahoo!路線は、その路線に対応していないため、極めて非現実的な経路ばかりを算出していました。

 ところが先日、Yahoo!路線がその京成バスに対応するようになりました。海浜幕張⇔幕張本郷の路線バスも適切に表示できるようになっていました。
 その時は一瞬、これで両者の差も縮まったか、と思いました。ところが、ちょっと検証したところ、驚き呆れてしまいました。
 今の職場がある京成大久保からバス路線を検索したのですが、正しい経路が全然出てきません。
 不思議に思いながら、色々と検索した結果、とんでもない事が解りました。
 京成大久保駅のバス停はちょっと特殊で、日中は幕張本郷発のバスは「京成大久保駅前」に、幕張本郷行きのバスは「京成大久保駅南口」に止まります。
 ところが、Yahoo!の路線検索は、「京成大久保駅」と「京成大久保駅前」の関連付けはできていたものの、「京成大久保駅」と「京成大久保駅南口」の関連付けはできていませんでした。
 したがって、「京成大久保」→「幕張本郷」などで検索すると、「京成大久保南口」に発着する幕張本郷行きバスは検索対象外となってしまいます。そのため、珍妙な経路ばかりが表示される結果となりました。
 バス路線に対応する改良をしてもこの精度なわけです。これを観る限り、Yahoo!路線検索がGoogleの路線検索に追いつく日は永遠に来ないのでは、とまで思えてきたほどでした。

2013年10月22日

メニュー偽装事件と思い出

 阪急阪神第一ホテルグループで、メニュー偽装事件があった、という報道を見ました。
 会社のほうで、妙な言い訳を発表していますが、東京から関西までここまで同時にやっていたという事になると、「組織的にやっていた」と思うのが普通でしょう。
 それはともかく、このグループのホテルといえば一つ思い出があります。
 大学4年の時、秋から冬にかけてアルバイトをしまくり、ちょっと豪華な卒業旅行をしました。
 そして最後に人生初の高級ホテルとして止まったのが、上のニュースにも名前が出た、梅田の新阪急ホテルだったのです。
 自分はどこに泊まったか、というのはあまり記憶しないタイプです。新婚旅行で泊まったホテルも、名前は全然覚えていません。
 そんな中、数少ない、「泊まった記憶に残っているホテル」がこのような不祥事を起こした、というのは少々寂しいものでした。
 とはいえ、別に今回の事件が特殊なものだと思っているわけではありません。
 その卒業旅行の原資にしたアルバイトは、別の私鉄系の有名ホテルでの皿洗いでした。
 その中に出張宴会というのがあるのですが、そこで、サービスがミネラルウォーターのペットボトルに当然のように水道水を入れていました。そしてそれを宴会場に持って行った、というのは20数年経った今でも鮮明に覚えています。
 いずれにせよ、色々な意味で、学生時代の思い出にひたることのできた「事件」でした。

2013年10月21日

日本最長の鈍行

 Facebookを見たら、姉が北海道旅行をして、滝川から釧路まで行く日本最長の鈍行に乗り通した、と書いていました。
 子どもの頃は、自分が鉄道好きで、姉は全然興味はありませんでした。当然、鉄道の話をした記憶はありません。
 しかし、ある時期から、よく北海道などに鉄道旅行に行くようになりました。一方、自分は、もう10年以上、出張以外で「鉄道旅行」をした事がありません。
 というわけで、今や、姉のFBは自分にとって貴重な鉄道の情報源となっているほどです。子供の頃は、このような事になるとは、夢にも思いませんでした。
 秋の北海道を8時間も鈍行で揺られるなど、想像するだけで楽しくなります。
 しばらく鉄道旅行する余裕はありません。ただ、いつかその余裕を作って、朝から晩まで鈍行列車に乗ってどこかを旅したいものだ、と思いました。

2013年10月19日

観る価値の無い「ニュース」

 NHKでサッカー中継を見ていました。終わると、ニュースを挟んで、今日のJリーグをまとめた「Jリーグタイム」という番組が始まるので、そのままつけていました。
 で、いちいちチャンネルを変えるのも面倒なので、そのままニュースを見ました。NHKのニュースを見るなど、かなり久しぶりです。
 NHKニュースを見るのをやめたのは、その内容が一定の層の利害しか代表しない記事の作り方に、「報道」としての価値がないと思ったからでした。
 そして、久々に見る「NHKニュース」は、観るのをやめた当時より、さらに質が下がっていました。

 最初の伊豆大島の災害は、ただ状況を淡々と報じていました。内容は、全てネットなどで知っていた事ですが、これはまだ見れました。
 しかし続いて流れた、安倍首相の宣伝及び福島第一原発の安全広報ニュースには呆れるばかりでした。何か、どこか別の世界に「安全な福島第一原発」が存在し、それに対する「不当な中傷」に対し、安倍首相が「安全であるという真実」を国民に教示している、みたいな内容でした。
 そして、三本目は保険会社の広告としか言いようがないものでした。子供の頃は、「NHKは商品名を流さない」というのが特色だったのですが、ここまで変わったのか、と驚き呆れました。
 サッカー番組は中継・ニュースとも、普通に楽しめました。それだけに、間に流れたこの「ニュース」にはほとほと呆れ、かつ強い不快感が残りました。
 一部のTVには民法のCMを自動的にカットして放映する機能がある、という話を聞きました。それと同様に、NHKの「ニュース」を自動的にカットする機能がついたTVでも開発してもらえないか、などと思ったほどでした。

2013年10月17日

タイでエビを獲る

 エビが高騰して、チェーン店でエビ天などのメニューが中止、というニュースを見ました。
 なんでも、現在、日本に入るエビの最大の養殖地はタイだそうです。そのタイの養殖池で、病害が発生してエビが死滅し、その結果、エビが高騰した、というのが現状のようです。
 昔からよく「海老で鯛を釣る」と言われていました。しかしながら、いつの間にやら、「タイでエビを獲る」というのが日本のエビ供給の基本になっていたようでした。
 数年前、タイの洪水の影響でプリンタを買うことができず、えらいめにあった事がありました。その時の自分と同じ苦労を、天ぷらチェーンの調達担当の人は現在しているのでしょう。
 改めて、タイをはじめとする東南アジア各国が、日本人の生活に目立たないが強い影響を与えているのだな、と痛感しました。

2013年10月16日

伊豆大島

 台風で伊豆大島に甚大な被害が発生した、というニュースを見ました。
 伊豆大島には、三年前、当時いた会社の出張で行ったことがありました。
 朝、竹芝桟橋から大島に行き、着いてから夕方までずっと仕事でした。
 しかし、その後は、のんびり料理を食べ、布団の上にカマキリがいるような開放的なツインルームをシングルユースして眠りました。
 翌日はほとんど仕事がなく、しかも船の時間の関係で、午前中に島を出ることができず、ちょっと観光などをして昼の船で熱海に向かって湘南電車で都内に戻った、というかなり優雅な出張でした。
 そのため、いろいろと風景を楽しむことができました。それだけに、あの綺麗でのんびりした島が…。と思っています。
 その時仕事した場所は、山の斜面に立っていました。現在、ネットなどで調べた所、そのあたりは、被害があったとも無かったとも書かれていません。
 今となっては何一つ縁はなくなりました。とはいえ、三年前に一日でも過ごしたところだけにやはり気になります。
 被害者の救出並びに、一日も早い復旧を願っています。

2013年10月15日

2ヶ月続けて16日に台風上陸

 10年に一度の大きさ、という台風が明日の未明から朝にかけて上陸するようです。
 台風の上陸自体、先月の16日以来ですから、ちょうど一ヶ月ぶりになるわけです。
 今の仕事は水曜と祝祭日が休みなので、敬老の日の先月、水曜の今月と、ともに休みの日に台風直撃なので、仕事への影響はありません。
 とはいえ、やはり台風直撃となると心配になります。
 とりあえず、先月の台風では、ベランダにぶら下げていたすだれが、何度も窓にぶつかり、音を立てたのがいまだに記憶に残っています。
 すだれは既に回収していますが、同じ経験を繰り返したくないので、とりあえず、10年ぶりくらいに雨戸を閉めました。
 というわけで、後は台風が過ぎ去るまで家にこもっていればいいだけ、という状況になってはいます。
 いずれにせよ、被害は最小限に済んでもらいたいものだと願っています。

2013年10月14日

当たり前でいられる幸せ

 相方と二人して、一週間近く体調を崩していました。
 そのため、食事も、おかゆなどの病人食ばかり食べていました。
 そしてやっと共に七割くらいまで回復しました。そこで、今日は約一週間ぶりに、「いつもの食事」をとることができました。
 我が家の夕食の構成はだいたいパターン化されています。したがって、おかずの種類は違えど、それこそ何千回も見ているわけです。
 にも関わらず、一週間ぶりにその組み合わせを見ただけで、懐かしさを感じました。
 やっと「日常」に戻れたという安堵感などもあったのでしょうか。今更ながら、自分の好きな歌の一節にある「当たり前に元気でいられる幸せ」という言葉の重みを感じた夕食となりました。

2013年10月13日

PK戦を生中継で見る

 全日本選手権のジェフ千葉対FC東京の試合を中継で見ました。
 序盤で東京が先制したものの、後半ギリギリで千葉が追いつき、延長戦に入ります。
 しかし、そこでも決着がつかず、遂にPK戦となりました。
 サッカーの試合は何度も見ていますが、ほとんどがJリーグという事もあり、PK戦を中継で観るのは初めてです。

 まずは、各チーム5人ずつで蹴ります。先行はホームの千葉3人まではともに決めましたが、4人目でFC東京のキーパーが止めました。
 これで東京有利になったのですが、直後に今度は千葉のキーパーが止め、再びタイになります。そして5人目はともに決め、「PK戦の延長戦」となりました。
 延長になると、ともに一人ずつ出して、片方が成功、もう片方が失敗、となった時点で終了します。
 ここで東京のキーパーは再びシュートを止めますが、直後にこれまた千葉のキーパーも成功し、ともに失敗で6人目は終了。続く7人目はともに成功となりました。
 そして8人目ですが、千葉の選手がバーに当ててしまいます。これまでの展開だと、続く東京の選手もバーに当てるとしたものですが、そのような事はなく、正確に決め、東京がついに勝利しました。
 特にどちらかに強い想い入れがあったわけではないのですが、かなりハラハラしながら中継を見ていました。となると、どちらかのチームを応援している人は、より緊張しながらこのPK戦を見ていたのでしょう。
 ネットや新聞などに載る結果を見ただけだと、「1-1(PK6-5)」という極めて散文的な印象しか得ることができません。
 その「6-5」と表示されている数字には、合わせて16回分の、選手同士の読み・成功した時の喜び・失敗した時の悔しさ」などが織り込まれているわけです。
 それを生中継で知ることができた、というのはなかなか有意義でした。

2013年10月12日

新ライバルは系列店

 職場の近くに、二つのスーパーが道を隔てて向かい合っている所がありました。一つはイオン系のマルエツで、もう一つはマルトヨという独立系と思われる所でした。
 しかしながら、相も変わらずの不況で、マルトヨは1月末に閉店してしまいました。そして、その跡地に「アコレ」という新たなスーパーが先日開業しました。
 行ってみたところ、入口には「AEON」というお馴染みの赤紫の札が張られていました。調べてみたところ、イオンが展開しているディスカウントストアとの事でした。
 低価格に抑えるために経費を節減しているのが特徴のようで、レジおよび、精算した商品を袋に詰める場所が非常に狭くなっていました。
 店員さんもレジ専門の人がいるわけでなく、品物を並べていた人が忙しくなるとレジに行くという、コンビニみたいな方式になっていました。

 いずれにせよ、向かいのマルエツにとっては、同じグループに所属するライバル店ができたわけです。
 普通なら、業態が違うとはいえ、同じグループの同じスーパーの目の前に系列店を出さないと思うのですが、イオンにとってはお構いないようです。
 もし、このマルエツとアコレの「競争」がアコレの勝利に終わり、マルエツが潰れたら、今度はそこにまたイオンの別ブランドの店が入るのだろうか、などと思ったりしました。

2013年10月11日

痛み>食欲

 風邪で喉が痛くなりました。
 何年かに一度の割合で、このような風邪をひくのですが、今回は痛みが桁違いでした。
 とりあえず、ビタミンCを補給しようとオレンジジュースを飲んだのですが、喉にしみて激痛を発するのです。ここまでひどいのは初めての事でした。
 その後も、水分だけは補給していましたが、水を飲むだけで喉が痛みます。
 そして、昼に用意していた弁当ですが、食欲が一切わかないのです。どうやら「食べると喉にくる」という「痛み」が、「朝から何も食べていない」という「食欲」を上回っているようです。
 喉の激痛にさいなまれながらも、そのような事を他人事みたいに考えたりしていました。
 というわけで、食事も含め、何もやる気が起きず、ひたすら布団の中にもぐっていました。すると、一瞬、体が熱くなり、それから喉の痛みが少し和らぎました。
 おかげで、22時過ぎに、やっと「昼食」を済ませることができました。
 やはり、年とともに、病気に対する抵抗力も衰えてきているのでしょうか。あらためて、日々の健康管理の重要さを認識させられた数日間でした。

2013年10月09日

目に入っていたのに見えなかったもの

 津田沼まで自転車で行きました。
 駅周辺の歩道の一部は百円の有料駐輪場になっています。
 一方、それ以外の歩道は、駐輪禁止区間となっており、その旨の看板があります。もっとも、その看板の前に堂々と駐輪しているケースも見受けられました。
 そして、有料駐輪における、支払い済みの駐輪とそうでないもを分かりやすく区別するシステムを見て感心したりました。
 当然ながら、これは津田沼の日常風景です。しかしながら、これまで何百回も津田沼に行き、そのあたりを歩きましたが、駐輪について意識した事はありませんでした。それどころか、「駐められている自転車を見た」という認識すらありませんでした。
 別に、自転車が目にはいらないわけではありません。幕張本郷では、自宅の近くに山ほどある不法駐輪の自転車や、家の近くにある公営の駐輪場の事など、普通に意識していました。

 この認識の差には、我ながら不思議に思いました。
 幕張本郷では、道を歩いていると、不法駐輪の自転車によって歩行に影響を受けます。また、風が強く、よくそれらの自転車が倒れます。そのため、意識に入ったのでしょう。
 一方、津田沼にはこれまで自転車で行くこともありませんでした。それに加え、有料駐輪も不正駐輪も整然と並んでおり、通行に影響もないです。それゆえ、目には入っても、意識に残らなかったのでしょう。
 自転車に乗り出して、色々とこれまで目に入っても意識に残らなかったものがたくさんあった事に驚いています。今日もまた、それを経験する事になりました。

2013年10月07日

食べ放題の「流儀」

 昨日の「旅行記」の続きです。
 リアル(?)「チーバくん」を見たり、堂々たる猫を見たりと楽しめた日帰り旅行でしたが、食事の時には閉口しました。
 場所は海鮮食べ放題の店でした。焼き物・刺し身がそれぞれ好きなだけ食べれます。
 40過ぎてから、若いころのように「食べ放題」という言葉に心が踊ることはなくなりました。
 とはいえ、好きな物を好きなだけ食べれる、というのはやはり嬉しいものがあります。
 そこで、刺し身と焼き物、さらには自分にとって食べ放題時に極めて重要な存在である生野菜の比率などを考え、ローテーションを構想しました。それに従って最初の具材を取り、席に戻りました。
 ところが、目の前の焼き網はすでに具でいっぱいでした。「大食いの人もいるんだな。まあ、終わってから自分のを焼くか」と思いながら見ていました。
 しかしながら、それが焼けてきた頃、斜向かいに座っていた人から「大野さん、どんどん食べてくださいよ」と声をかけられました。
 どうやらその人は、親切にも、自分の分までとってきて焼いて「くれた」ようです。
 もちろん、そんな事を頼んだ覚えはありません。しかしながら、放っておけば、せっかくの食べ物がケシズミになってしまいます。そのため、当初立てた計画は台無しになり、その人が持ってきたものばかり食べる破目になりました。

 多分、本人は親切のつもりだったのでしょう。しかしながら、ちょっと考えれば、それが迷惑でしかない事くらい分かるとしたものです。
 まあ、その人とは、これまでやってきた仕事、環境などは全く異なります。そのため、その人がこれまで生きてきた世界においては、これが「食べ放題の時のマナー」なのかもしれない、と思いました。そこで、「親切」に対する率直な感想を述べるのはやめておきました。
 あわせて、「自分にとっては『長年やってきた当たり前の事』でも、他人にするときは、改めてそれをされると相手はどう思うかを考えねばいけないな」と思いました。
 食事そのものの感想は「食べたくもないもので胃がもたれた」以外にはありませんでした。しかしながら、その「教訓」を得ることができたので有意義だった、と思うことにしました。

2013年10月06日

南総里見で猫発見

 仕事でお世話になっている団体の日帰り旅行会に行きました。
 旅行に行くのは、昨秋、同じ団体の日帰り旅行に行って以来です。
 今回の目的地は館山でした。途中で富津市にある蔵元に寄り、南房総市にある団体旅行用の海鮮料理屋で食事をした後、館山市に入りました。
 最初に行ったのは、旧日本軍が造った洞窟でした。ただ、確かに洞窟はあるのですが、それに関する資料は全て敗戦時に破棄されており、それがいつ、何のために作られ、そこで何が行われたのかを示す資料はありません。
 そのため、そこで働いていた人の証言などをあわせた「推測」が、看板や栞には記載されていました。
 狭い洞窟の中に、いくつもの分岐があり、その奥はさらに狭くなっています。それ自体にも驚きましたが、この「資料が全て破棄され、証言をつなぎあわせるよりない」という事のほうにより驚かされました。

 続いて行ったのは、「館山城」でした。といっても、昔に作られた城ではありません。
 かつて城があった丘の上に、30年ほど前に、建てられたものです。「城」の中は、まるごと、「南総里見八犬伝」の博物館になっていました。
 ガイドさんの話によると、現在、館山市では、八犬伝を大河ドラマにする、という運動が行われているとのことでした。実際、「城」の麓にも、その旨の幟が立っていました。
 大河ドラマになって、「ゆかりの地」になれば観光客が増える、という目論見なのでしょう。
 ただ、大河ドラマと言えば、歴史上に実在する人物たちを描いた歴史小説が題材になっている、という印象があります。
 となると、メインキャラ八人が、架空の人物である(※一応、里見の君主が死んだ時に後を追った八人の家臣というモデルはいるそうですが、『安房』『八人』くらいしか共通点はないようです)八犬伝は相当厳しいでしょう。
 ここはむしろNHKでなく東映に働きかけて、安房を舞台にした八犬伝ベースの戦隊モノを作ってもらう運動でもしたほうがいいのでは、などと思ったりしました。
 ところで、何故か知りませんが、この博物館の入口には、「富津岬が描き足され、しかも強調されたチーバくん」が展示されていました。ここは富津市ではありませんが、同じ内房にある観光地を「無視」された事が許せなかったのだろうか、などと思いました。
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 最後に行ったのは、崖に作られたお寺でした。
 崖の上から見る、館山湾の眺めはなかなかいいものでした。ただ、湾の真ん中に軍艦らしきものが浮かび、その周辺を軍用ヘリが飛び交っていたのには、かなり興ざめしてしまいましたが…。
 そして寺を降りると、通路に猫が座っていました。
 地元にもよく猫がいますが、近づくとすぐに逃げてしまいます。
 しかし、この猫は人間を全く気にしません。頭をなでようとしても、逃げもせず、平然となでられます。おかげで、10数年ぶりに猫の頭をなでることができ、嬉しさと懐かしさを感じました。
 また、iPodTouchを向けてもやはり平然としています。おかげで、かなり近づけて写真を撮ることができました。
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※写真をクリックすると同じ窓で大きな写真が開きます。
 その時は、南総里見で、珍しい猫を「発見」した、などとしょうもない事を思って心のなかで喜びました。
 というわけで、一年ぶりの旅行を色々と楽しむことができました。

2013年10月05日

自転車+眼鏡+マスク

 自転車で帰宅しようとしたら雨が降っていました。
 たいした降りでなかったので、そのまま乗って行ったのですが、しばらくすると、眼鏡が曇りだしました。
 外出時にマスクをしているため、冬になるとよく眼鏡が曇ります。しかしながら、この時期にというのは初めてでした。まあ、雨+自転車なのだから、こうなるのも当然かもしれません。
 この季節でこれだと、真冬になると天候に関わらず眼鏡が曇ると思われます。
 対策をネットで調べてみたところ、7,000円くらいする専用マスクを買う、などというのもありました。これはちょっと予算的に厳しい物がありそうです。
 ちなみに、曇った眼鏡で運転する夜の道の怖さはかなりのものでした。徐行に次ぐ徐行でしたが、これだと、自転車に乗る意味がありません。
 眼鏡を外すわけにはいきませんから、自転車かマスクのどちらかを諦める必要がありそうです。そのあたりを悩みつつ、天気予報を気にする日々を当分の間過ごすことになりそうです。

2013年10月04日

金木犀並木

 出勤中に金木犀の香りが漂ってきました。しかも、進むにつれ、香りが強くなっていきます。
 そこで、香りの元のほうを振り向いた所、等間隔で植わっている街路樹に、それぞれ金木犀の花が咲いていました。
 街路樹に金木犀、というのは初めて見ました。そこから、等しく漂ってくる香りは、朝から気が和むものでした。
 期間にして1週間ちょっと、また実際に香りを楽しむのはほんの数秒です。とはいえ、その間、行き帰りの楽しみが少し増すな、と思い、嬉しくなりました。

2013年10月02日

不法投棄の常態化と異常化

 道を歩いていたら、集合住宅の扉が目に入りました。
 なぜかガラス戸から入ったところに、ダンボールの中に入ったゴミが二箱ほど積んであり、そこから入れないようになっています。
 不思議に思って近づいて見たところ、「このゴミを捨てた人は早急に片付けてください」という張り紙がついていました。
 要は、誰かがそこに不法投棄したわけです。
 さらに、別なところでは、飲食店の玄関のすぐ脇に同じような「張り紙付きのゴミ」が置かれていました。
 とはいえ、このように正面に堂々と捨てられているのは初めて見ました。
 あと、張り紙ですが、捨てた人が見る事は絶対にないだろうな、と思いました。もっとも、管理する側としては、もし捨てられた側で処分してしまったら、「再犯」が発生する可能性もあるので、このようにせざるを得ないのでしょうが・・・。
 もちろん、不法投棄自体は今に始まったことではありません。昔から、様々な場所に様々な物が不法投棄されているのを見たことはあります。
 とはいえ、あの玄関に堂々と捨てられていた「ゴミ」を見た時は、やはり、着実に世の中がおかしくなっているのでは、と思わざるを得ませんでした。