2007年08月08日

エレベーターまで挨拶

 ある程度立派なビルに入っている会社に行くと、用事がすんだ後、向こうの人がエレベーターまで見送りにきてくれます。すぐにエレベーターが来ればまだいいのですが、巡り合わせが悪くてエレベーターがなかなか来ないと、その間の時間というのは間が持たず、困ります。また、帰る客が重なったりすると、挨拶する人達も加わるため、エレベーターホールに多数の人がいることとなり、通行しづらくなります。一方、見送られる身としては、事務所前だろうと、エレベーター前だろうと同じこと、どこで別れても同じことです。むしろ、エレベーターの扉が閉まるまで気が楽にならず、わずかとはいえ、気疲れしてしまいます。
 こうやって考えれば考えるほど、この「エレベーターまでお見送り」は、見送るほう、見送られるほう、第三者のいすれにとっても面倒な制度だと思います。よほど虚礼にこだわる人を除けば、廃止して困る人はいないでしょう。たいした実害がない事とはいえ、何とかならないかと、見送られるたびに思います。

2007年08月08日 00:52