2013年02月27日

マスクと眼鏡

 数年前から軽度の花粉症が出てきており、外出時はマスクが必須となっています。そのため、寒い季節、特に今日のような湿気の高い日は、眼鏡が曇って難儀します。
 ネットで対策を調べた所、高いマスクを買うか、眼鏡に曇り止めを塗るなど、それなりの費用が必要とのことでした。
 そんな年がら年中発生するわけではないのですが、今の仕事になってから、夕方に1時間程度外を歩く事が増えています。
 いったん曇りはじめると、大変な事になります。何しろ、前が見えません。裸眼の視力は0.1を切っている事もあり、特に暗い時間だと周りを見るすべがなくなってしまいます。
 このままだと、何らかの費用をかけて対策を取らざるをえなさそうです。花粉症だけでもやっかいなのに、面倒な「二次被害」が発生した、という困った状況になってしまっています。

2013年02月25日

業界に大打撃を与えたコンビニおでん?

 コンビニのおでんをつまみにして一杯やりました。各チェーンが懸命に競い合っている事もあり、毎度ながら、なかなかの味です。
 それを堪能しているうちに、ふと「街のおでん屋激減」という話になりました。
 言われてみれば、「おでん屋」というものを見なくなってかなり久しくなります。地元の幕張本郷はもちろん、かなり飲み屋がある職場の京成大久保にも「おでん屋」など一軒もありません。
 それどころか、話題になるまで、自分も「おでん屋」なる店の存在すら忘れていました。
 一部には「おでん屋は、コンビニのおでんに駆逐された」という説があるそうです。
 確かに、コンビニに行って、安いおでんと酒で一杯やって、そこそこ満足出来れば、わざわざ高い金を払って、おでん屋に行く必要はなくなってしまいます。
 もしその説が本当なら、凄い事だと思いました。また、それを前提とした話ですが、昔から頑張って出汁や具に工夫をこらしていた店が、大量生産のコンビニおでんのため廃業を余儀なくされたとしたら、かなり辛い話だろうな、とも思いました。

2013年02月24日

締めの蕎麦

 蕎麦が売りの居酒屋に行きました。お酒も、蕎麦以外の食べ物も美味しく、話も弾み、大変楽しい飲みになりました。
 で、最後の締めに、看板商品である蕎麦を頼みました。
 ところが、いざ食べ終わると、今ひとつ味が記憶に残りませんでした。
 他の食べ物は美味しかったという認識があるので、蕎麦そのものが美味くなかったとは思えません。

 そこで思いついた原因は、「締め」という概念が普段の自分の飲みにはない、という事でした。
 飲んだ後のラーメンなど論外ですし、お茶漬けも入りません。せいぜい、おにぎり一個と味噌汁くらいですが、それだって周りの人のつきあいであり、自主的に頼むことはありません。
 つまり、飲みの際、「締め」のために胃袋に余裕を持たせない習慣が自然と身に付いているのです。
 そのため、せっかくの名物である蕎麦も、腹が一杯で味が記憶に残らなかったわけです。
 もりそばを好物としている身として、えらく損をした気分になりました。
 そんな事を思い出している内に、一つの「対策」が頭に浮かびました。それは、最初の食べ物で、もりそばを頼む、というものです。これなら、今回のような事は発生しないでしょう。
 かなり「空気を読まない」行為ではありますが、一緒に飲む相手が許容範囲の広い人だったら、挑戦してみようか、と思っています。

2013年02月23日

富津市中心部

 ニュースサイトを見ていたら、富津市の中心部に巨大メガソーラーが作られる、という記事がありました。
 富津市は大学時代に合宿で利用していた寮があり、最大で一年に三回、合わせて二週間ほど滞在した年もありました。
 それだけに、千葉県の中では、今住んでいる千葉市花見川区、現在の職場がある習志野市に次いで、思い入れのある市です。
 それだけに嬉しく思いましたが、同時に、「富津市の中心部、ってどこだろうか?」と思いました。
 筆者が愛用していた学生寮は、市の由来ともなった富津岬にあります。その玄関口は内房線の青堀駅ですが、岬も駅も「市の中心部」という感じではありませんでした。
 あと、市内で有名な場所に、鋸山という観光地と、浜金谷というフェリーの港があります。いずれも行ったことがありましたが、これまた中心部、という感じではありません。
 というわけで、ニュースには喜びましたが、中心部がどこか、という謎は強く残りました。

 あと、今回の件で富津市を検索してみたのですが、市の形状は、ちょうど鶏が座っている、という形だということを知りました。
 市の北部は工場地帯で埋立地となっているのですが、それはちょうど鶏のトサカそっくりです。また、富津岬は、鶏のくちばしそのものでした。
 千葉を代表する地形の一つでありながら、諸事情により、千葉県を模した人気キャラクター「チーバくん」において、富津岬は「なかったこと」にされています。
 せっかくの形なのだから、チーバくんに対抗して、「くちばし」を強調した「富津市のゆるキャラ」でも作ればいいのに、などと、当初の目的であった「メガソーラー」とは遠く離れた感想を持ったりしました。

2013年02月22日

スーパー並の価格の天ぷら屋

 しばらく前ですが、職場の近くにある天丼屋で昼食を食べに行きました。天丼が来るまでの間、メニューを見ていたのですが、天ぷらの単品がやけに安い事が気になりました。
 酒も置いてあるので、ここで天ぷらをつまみに一杯やったら、かなり安くなるのでは、と思いました。
 同様の感想を持った身内がいたので、その計画を決行しました。
 改めてメニューを見ると、その安さに驚かされます。海老天で150円、イカ天やキス天は100円です。さらに、インゲンや山芋などは30円です。
 近所のスーパーでイカ天を買えば120円します。しかも、イカの大きさはほぼ同じで、こちらは揚げたてなわけです。これだけ比べても、いかに安いかが分かります。
 また、メニューを見たら、この前行った時にあった生ビールの所に赤線が引かれており、アルコール類は390円の瓶ビールと250円のチューハイ(レモン・グレープフルーツ・烏龍茶)だけになっていました。
 そこでグレープフルーツハイを頼んだところ、ジョッキと「氷結グレープフルーツ」の缶が出てきました。
 こちらはさすがにスーパーよりは高いですが、天ぷらの安さを考えれば、十分バランスが取れます。
 あと、生ビールがなくなったのは、サーバーの意地管理費の節約なのだろうか、などとも思いました。そうやって切り詰めて、低価格を維持しているのでしょうか。
 天ぷらの味とコストパフォーマンスには十二分に満足出来ました。その一方で、この露骨なまでに徹底した切り詰めぶりは、別の意味で印象に残りました。

2013年02月21日

「活」ブーム

 「婚活」という言葉が流行ってからかなり経ちます。この言葉の印象がいいせいか、近、色々な所で、この二番煎じみたいな標語を見るようになりました。
 女性向け着物の広告は「振活」ですし、コンタクトレンズ屋さんの広告は「コン活」です。
 人気がある言葉だから、それだけ流用される、という事なのでしょう。
 しかしながら、大元である「婚活」という事が流行した背景は、さほどいいものではありません。
 以前より、労働環境や生活の余裕が悪化して、あえて「結婚のための活動」をせざるをえなくなったためにこの言葉は誕生しました。
 にも関わらず、このように、この言葉が肯定的に流行し、様々な言葉が派生しているわけです。
 その便乗ぶりの安直さも含め、色々な点でおかしくなっている、と思いました。

2013年02月20日

情報管理と整理

 出先の仕事で重宝するのが、Googleカレンダーとエバーノートです。次の予定などが発生すれば即座に携帯などからGoogleカレンダーに書き込めばいいですし、何かメモする事があれば、エバーノートでその業務に関するノートを作成し、そこに書き込めばいいわけです。
 しかも、その後パソコンで確認することにより、効率的にその場でメモした事をまとめられる、という利点まであります。
 先日も、そんな感じで、次回の予定をGoogleカレンダーに登録し、課題をエバーノートにメモしていました。
 その予定表を元に、本日、仕事の続きに行きました。当日になって、前回の進捗を再確認するためにエバーノートを見たのですが、そこには何と、今日行くまでに買っておいておかねばならないものがメモされていました。
 もちろん、これから買いに行っては時間に遅れます。そこで、仕事が一段落した後に、一旦買いに行く、という形にしました。
 ところが、買いに行った千葉のヨドバシがよりによって、月に一度あるかないかの休業日で、そこからさらに、津田沼のヤマダ電機にまで行く破目となり、時間と交通費を空費してしまいました。
 「買っておく」というのはスケジュールですから、それをカレンダーに登録しておけばなんという事もなかったわけです。そのような初歩的なミスにより、えらい目にあった一日となってしまいました。
 せっかくの便利な情報ツールも、正しく使わねば、役に立ってくれない、という事を痛感させられました。
 とはいえ、今回の事はともかく、普段はこれらには非常に助けられています。今回の失敗も糧にして、この便利さをさらに効率的に使っていかねば、と改めて思いました。

2013年02月19日

隠しエスカレーター?

 京成船橋駅と一体化している、フェイスというビルがあります。4階にビックカメラが入っているので、船橋に行くときはたいていここに寄って4階に行きます。その上にも階はあるのですが、これまで行く機会はありませんでした。
 ところが今日、そこの5階に行く用が発生しました。場所は分かっているのですが、一つ気になることがありました。
 この建物のエスカレーターは4階のビックカメラで終わりとなっています。トイレの近くにエレベーターがあるのは知っていましたが、他に上に行く手段はあるのだろうか、と気になったのです。
 まあ、よくわからないが、とりあえず行けるところまで行ってみようと思い、4階のビックカメラに行きました。
 そして、あたりを見回すと、ちょっと離れた所に上に行くエスカレーターがありました。
 これまで、10数回、このビックカメラには行ったことはあります。ひと通り、フロアを巡っていたのですが、このエスカレーターの存在に気づいた事はありませんでした。そのため、先ほどのような心配をしていたわけです。
 ところが、いざ5階に用が生じたら、それまで存在を認識していなかった5階行きのエスカレーターをたやすく発見(?)できたのです。
 何か、隠し扉ならぬ「隠しエスカレーター」を発見したような気分になりました。
 もちろん、原因は、これまで、目に入っていても、上に行く用事がなかったため、そのエスカレーターの存在を認識しなかっただけの話です。
 その必要になって初めて存在を認識する、という脳の構造には、我が事ながら驚きました。
 同時に、このような事は世の中にいくらでもあるのだろうな、などとも思いました。

2013年02月18日

市のサイトと推奨ブラウザ

 FBの千葉市のタイムラインに、ネットを使った市政モニター募集があったので、応募してみました。
 登録が終わり、動作環境についての説明があるページが表示されました。何とそこには「ブラウザ:InternetExplorer(IE)6.0以上」と書かれていました。
 さらに、「※注意事項 ご使用のブラウザが「 InternetExplorer 」以外である場合、画面が正常に表示されない場合がございます。ご迷惑をお掛けいたしますが、「InternetExplorer」をご使用ください。」とまで念押しされていました。
 念のため、トップページからご利用にあたってをクリックした所、今度は「閲覧環境」が書かれており、そこはInternet Explorer7.0以上(Internet Explorer8.0以上を推奨)と書かれていました。
 どうやら、モニター関連のページは古いようで、現在のメインページはさすがにIE6への対応はやめたようです。とはいえ、まだ、「閲覧環境」にIE以外のブラウザは追加されていませんでした。
 既に、世界全体で見れば、ChromeがIEよりシェアが上回った、という話もあります。自分も、プライベートのネット閲覧でIEを使うことはほどんどありません。
 そんな中、自分が住んでいる市が、ここまで「IE限定」を強調しているのには、かなりの違和感がありました。
 これを見た時は、まず「モニター」としての最初の意見として、「このご時世にIE限定のサイトなど、時代遅れにも程がある」と送ってやらねば、と思ったほどでした。
 もっとも、千葉市は財政難という事です。その影響なのか、歩道橋の階段が崩れかかったり、雑草が生い茂っている、などというのもザラにあります。いち市民としても、まずはそこから何とかして欲しいと思っています。
 というわけで、この「IEでしか動作確認していない市の公式サイト」は問題だが、改善は相当先にならざるをえないな、とも思いました。

2013年02月17日

保存マーク

 MicrosoftOfficeの最新版である2013が先日発売されました。
 なんでも、2013はデフォルトの保存先がクラウド上であるSkyDriveになっているそうです。それが便利なのかどうかは今ひとつ分かりません。
 ただ、それだけ進歩しながら、保存マークは、これまでと同じフロッピーディスクのアイコンでした。
 デフォルトでクラウドに保存するにも関わらず、それを意味するマークは、20年近く前と同じで、かつ今やほとんど売られていない「過去の記憶媒体」なわけです。
 そのあたりのアンバランスさは興味深いと思いました。
 次のOffice2016が出る頃には、「クラウドへの保存」が極めて一般的になり、保存マークも雲みたいな絵になるのでしょうか。それとも、これまで通りのフロッピーマークなのでしょうか。
 まだ2013が出たばかりですが、早くも次のバージョンの事が気になった「保存マーク」でした。

2013年02月16日

別の意味で衝撃を受けた「事実」

 「遠隔ウイルス」に関する捜査発表が連日報道されています。当然ながら、「逮捕された人が犯人に違いない」と読者・視聴者に思い込ませるための情報ばかりが流されます。
 その中で、先日、「驚愕の事実」が判明しました。
 何と、「真犯人」は逮捕されていた人が派遣先されていた会社のPCを使ってウイルスを作り、さらにはその派遣先の郵便番号を使ってフリーメールアドレスを取得していたとのことでした。
 だから、逮捕された人が真犯人だと言いたいようです。
 この報道を見た時、空いた口がふさがりませんでした。

 自分も7年ほど前、派遣社員みたいな形で働いたことがありました。一応、働いていた建物の町名くらいは知っていましたが、郵便番号など知りませんでした。何しろ、派遣先の郵便番号など、使う必要が全くありません。
 というわけで、もし発表された事が事実ならば、逮捕された人はわざわざ派遣先の郵便番号を調査し、それを用いてフリーメールアドレスを取得したことになります。
 さらに、その派遣先であるIT関連会社で遠隔操作をやっていた、との事です。
 ならば、逮捕された人は、派遣先に勤めているシステム屋さんたちの目をかいくぐって遠隔操作行為を行なっていた、という事になります。もしかして、派遣先の会社は、この逮捕された人のために、管理者権限を自由に使えてネットにもつなぎ放題のPCと、鍵のかかる専用個室でも用意していたのだろうか、などと思いました。
 ちなみに自分が派遣みたいな形で働いた所は、インターネット閲覧も、外部へのメール送信もできないようPCが設定されていましたが・・・。
 こんな不可解すぎる事を、「逮捕された人のミス」という事にして発表する警察も、それをそのまま報道するマスコミも「凄すぎる」と思いました。

 それらを読んでいて思い出しのたのが、天才探偵ポアポア卿という漫画でした。
 この作品は、主人公の探偵「ポアポア卿」が、自分が「推理」した人を密室事件の犯人に仕立てあげる、というギャグです。
 その目的を達成するため、「ポアポア卿」は前日までにはなかった「大きな穴」を密室に作り、さらにその人のサスペンダーを部屋に落とします。
 一連の「警察発表」はこのギャグ漫画を地で行っているような話だと思いました。
 このギャグ漫画を読んだ時はかなり笑ったものでした。しかしながら、同じような事が現実で起きている、という事を知った時は、さすがに笑えませんでした。そして、強い呆れと恐怖感を覚えました。

2013年02月15日

Facebookアプリ

 たまに、Facebookアプリのリクエストが届きます。何のアプリだかよく分からず、検索をかけてみました。すると、いずれもスパムの一種で、下手に受け入れると、こちらの意図とは無関係に、勝手に他の友達に対し、リクエストを送る破目になる、との事でした。
 その存在を知ったのは、半年以上前になります。しかしながら、先日、またそれと同じアプリのリクエストが届いてきました。
 迷惑なアプリである事は、ちょっとネットで調べれば解ります。また、その迷惑な機能を甘受するに足りる利便性などもないようです。
 ならばなぜ、運営会社はそのアプリを野放しにしているのだろうか、と気になりました。
 それによって、何か運営会社が儲かる仕組みでもあるのでしょうか。いずれにせよ、利用者に迷惑をかけてまでやる事ではありません。
 過去に流行ったネットのサービスでも、目先の儲けなどのために利用者の利便を下げたものは、かなりの確率で衰退して行きました。
 それと同じ道をたどらないためにも、運営会社は早く対処をしたほうがいいのでは、と思いました。

2013年02月14日

成田の事故と京成千葉線

 家に帰ろうとしたらダイヤが乱れていました。京成津田沼に20時半くらいについたのですが、「次の千葉方面」のところには、「20時22分 ちはら台」と書かれています。
 さらに京成幕張本郷についたら、「次の上り電車はただいま新千葉を出ました」と放送されていました。
 これだけダイヤが乱れているということは、千葉線で事故が起きたのだろうか、と思いました。
 ところが、改札を出て、掲示を見た所、「成田と公津の杜の間で人身事故が起き、ダイヤが乱れています」と表示されていました。
 該当の場所と、京成千葉線の起点である京成津田沼は30キロほど離れています。また、成田方面から京成千葉線へ直通する電車はありません。逆方向の上野方面だと直通する電車はありますが、この時間帯では、1時間に1本あるかないか、という感じです。
 にも関わらず、そのような関連性のない場所での事故で、ここまで千葉線のダイヤが乱れているわけです。
 何度か書いたことがありますが、京成本線と千葉線の接続はお世辞にもいいとはいえません。昨年秋のダイヤ改正でそこそこ改善されましたが、まだまだひどく不便な接続はたくさん存在します。
 にも関わらず、いざ本線のはずれで事故が起きると、ここまで影響されるわけです。えらく割の悪い話だと思いました。
 ついでに言えば、朝晩にたまにある本線との直通電車もさほど便利とは言えません。これならば、本線との直通はいっさいやめたほうが、このような時に定時運行を維持するためにも有益なのでは、などとまで思いました。

2013年02月13日

「薩摩の守」と「出羽の守」

 ツイッターを見ていたら「薩摩の守」「出羽の守」という言葉が出て来ました。何かの地口なのでしょうが、聞いたことがありません。
 そこで調べた所、似たような言葉ですが、意味も由来も全然違うことが解りました。
 「薩摩の守」というのは、平家物語に出てくる、平清盛の異母弟にいた、薩摩守忠度(ただのり)、という人に由来しているとのことです。
 その「忠度」が転じて「タダ乗り」となり、不正乗車を意味する隠語になった、とのことでした。
 狂言にも出ているそうで、伝統的な地口と言えるでしょう。

 一方、「出羽の守」は、物事を論じる時、「外国の例では・・」などと、「では」という言葉を用いて他の例と比較して論じる人のことを揶揄した言葉だそうです。「薩摩の守」とは異なり、最近になってできた言葉のようです。
 常に他の例のほうが正しいとは限りません。とはいえ、何かを考える時、他の例と比較して考えるのは、独善を避けるために当然の事です。
 それを揶揄するというのは、いかがなものかと思いました。ある意味、この言葉で他人を批判するのは、「自分は狭い視点でしか考えることができない人間です」と宣言しているようなものでは、と思いました。

 いずれにせよ、あまりセンスのいい言葉ではありません。また、鹿児島や山形の人にも失礼な言い回しです。
 既にかなりマイナー化しているようですが、このまま、使う人が減って、自然消滅してもいい言葉なのでは、とも思いました。

2013年02月11日

「怒鳴る」事の正当性

 近所にかなり常識の欠けた人が引っ越して来ました。何かあるとすぐ、同居人と思しき人を怒鳴りつけます。時間などお構いなしで、この前は、深夜12時近くに怒鳴り声が聞こえてきました。
 あまりにも酷いので、管理会社にクレームを入れました。とりあえず、告知文を送る形で対処するとの事でした。それでもダメだったら次の対処法を検討するとの事です。
 まあ、文書を読んで自分がいかに異常か気づくくらいなら、最初から深夜に怒鳴り声を上げたりはしないでしょう。おそらくは、「次の対処」が必要になるだろうな、と思っています。

 今回のケースは、明らかにその人が異常すぎるわけです。しかしながら、それに限らず、日常生活で怒鳴り声が上がる、という事はよくあります。
 そして、一部の逆切れを除けば、怒鳴っている人は常に自分が正しいと思っています。
 もし仮に、その怒鳴っている人の主張が100%正しかったとします。ところが、それが耳に入ってくる周囲の第三者にとっては、精神を不愉快にする迷惑な騒音であり、怒鳴っている人は「歩く公害」でしかないのです。
 つまり、どんな正しい主張でも、怒鳴ってしまった時点で、その正当性は消し飛び、迷惑行為となってしまうわけです。
 今回の経験により、「怒鳴る」という行為が不当なものか、という事が改めてよく分かりました。
 それを再確認できた、という点においては、この引っ越してきた人が撒き散らす騒音が自分に役立ったと言えなくもありません。
 とはいえ、その人に感謝する気は毛頭ありません。一秒でも早く、その迷惑極まりない口を塞いでほしいものだと思っています。

2013年02月10日

額の眼鏡を探す

 何十年も使い続けられているギャグの一つに、眼鏡を額の上に退避させた人が、眼鏡をなくしたと勘違いして「メガネ、メガネ・・・」と探す、というのがあります。
 自分も最近、老眼の関係で、眼鏡をかけていると、近くて小さい字が見づらくなる事があります。しかしながら、そのような時も、眼鏡を外して手で持ちます。
 そういう事もあり、長年、眼鏡をかけているにも関わらず、「メガネ、メガネ・・・」をやったことは一度もありませんでした。
 一方、数年前から出るようになった花粉症の事もあり、外出時にはマスクも欠かせない体になっています。
 そんなある日、いつもどおりマスクをして外出したところ、やけに腹が減りました。
 そこで、コンビニでコロッケパンを買い、それを外で食べました。ところが、食べ終わった後、マスクがなくなってしまいました。
 上着やズボンはもちろん、その下に着ているもののポケット、さらにはカバンまで探したのですが、出てきません。
 まさか、コンビニの中で落としたのか・・・?もしそうなら、仮に見つかっても、床に落ちたマスクをするわけにはいかないな・・・。どこかで買い直すしかないのだろうか・・・、などと思っていました。
 そんな事を考えながら、何気なく顎に手を当てました。すると、皮膚ではなく、布の手触りがしました。
 その時、先ほどコロッケパンを食べる際に、マスクを顎にずらした事を思い出しました。
 つまり自分は、「メガネ、メガネ・・・」をマスクでやっていたわけです。そのベタすぎるギャグ(?)に、我ながら、苦笑せざるをえませんでした。そして、「額にある眼鏡を探す」なんて、実際にありえないよな、と思っていた自分の認識の甘さを思い知りました。

2013年02月09日

アウェイ中のアウェイ

 仕事の都合で、とあるパーティーに参加しました。参加者は百数十人くらいなのですが、うち知っている人は十人くらいしかいません。
 しかも、そのほとんどが、自分より20歳以上も離れています。
 そんな中、宴会が始まりました。来賓挨拶があったのですが、話す人は皆、自分とは完全にものの考え方が根本から違っていました。
 別に、考え方が根本から違う人の話を聞いた経験がないわけではありません。以前に務めていた会社などは、「労働」に関する考え方が自分と180度違っている人たちで構成されていました。
 しかしながら、それらの人たちとの会話が全て不毛だったわけではありません。そのため、何とかやっていけました。
 それに対し、今日聞いた「来賓挨拶」は、自分と完全に違う考えの「エキス」みたいな話でした。しかも、それを何人の人が入れ替わり立ち代り、同じような事を話すのです。
 その時は、「まあ、こういう立場の人だから仕方ないな」と思いながら聞き流していました。しかしながら、その後、自分の体力がえらく消耗している事に気づきました。
 ただでさえ、「完全アウェイ」なところに、そのようなアウェイすぎる考えを濃縮したものを連チャンで聞かされたのが、相当こたえたようです。
 サッカーなどで、ホームとアウェイの有利不利の話をよく聞きます。頭の上では理解していたつもりですが、この実体験により、アウェイというのがいかに大変か、という事が分かりました。
 そして、特に浦和相手のアウェイ戦で勝つチームというのは、かなり凄いのだな、と認識を改めました。
 なお、疲れた理由として、ここ一年弱の間、このようなアウェイ経験をする事が減った、というのもあるか、と思いました。要は、免疫が減ったわけです。
 もう少し、精神的な免疫力を回復させねば、などとも思わされたパーティーになりました。

2013年02月08日

千葉の天気予報基準

 Yahoo!の天気予報は、自治体単位での「ピンポイント天気」という機能があります。千葉市だと、それぞれの区ごとに天気のページを設定するほどの細かさです。
 重宝していたのですが、どうも、週間予報と実際の天気にズレがある事に気づきました。
 不思議に思ってよく見たところ、週間予報の表をよく見たところ、※この地域の週間天気の気温は、最寄りの気温予測地点である「銚子」の値を表示しています。と書いてありました。
 いくつか見てみたら、千葉県内はどこも週間予報は銚子の天気が基準でした。一方、都内だと、すべて「東京」の値を表示しています。
 銚子は千葉の東端にある市で、北は茨城県と接し、東は太平洋です。そして、このあたりと銚子では、特急で1時間半以上かかります。一方、東京ならば、快速で30分程度です。
 そう考えれば、このあたりの週間予報の気温は、東京を基準としたほうが正確に近くなることは明白です。
 一方、銚子から利根川を隔てて接している茨城県神栖市の週間予報を見たら、基準は銚子でなくて水戸になっていました。これまた奇妙な話です。
 せっかく、わざわざ市区町村ごとのページを作っているわけです。ならば、週間予報の基準も、機械的に都道府県で割り振るのでなく、各市区町村ごとに設定すればいいのに、と残念に思いました。

2013年02月07日

現実感たっぷりの悪夢

 早朝に目が醒めました。
 時計を見て、まだまだ起きるには早い時間である事を確認しました。そして、今日は普段よりちょっとゆっくりできる事を思い出し、ちょっと得したような気分になって二度寝しました。
 ところが、次に目が醒めた時は11時半くらいでした。11時に人と会う約束があるのですが、当然ながら間に合いません。それどころか、次の約束にすら間に合えるかどうか分かりません。
 驚き慌てて、飛び起きて、どうしようかと思いますが、思うように体が動きません。電話をすべきか、とにかく着替えて出るべきか、とパニクっていました。そして、こんな事なら、先ほど目が覚めた時に、そのまま起きておくべきだった、後悔しました。すると、その直後に目が醒めました。
 時計を確認したところ、本来起きる時刻のちょっと前でした。したがって、これまでの事が、全てただの悪夢だった、という事が分かりました。
 色々な悪夢を見ますが、このように、今さっき起きた時の記憶も、今日の予定もすべて頭の中に入っている、という状態で見たのは初めてです。眠りが浅かったゆえに発生したのでしょうか。
 いずれにせよ、朝からえらく損をした気分になった一日になってしまいました。

2013年02月06日

雪予報と間引き運転

 今日は1月14日並に雪が降る、と昨日の天気予報で言われていました。
 それを受け、鉄道会社は前日のうちから、遅れを見越した「間引きダイヤ」を決定していました。
 しかしながら、予報通りに雪は降らず、間引きに起因する電車の混雑のみが問題になってしまう、という結果となってしまいました。
 これについて、「雪が降らない時点で本来のダイヤに戻すべきだった」と、鉄道会社を批判する向きが多いようです。
 しかしながら、それはどうかと思います。たとえば、仮に朝の時点で小雪がちらついていた場合、どうするのか、という問題があります。
 それを見て、「通常ダイヤで大丈夫」と決定したあと、大雪になってしまったら、「なぜ事前に大雪予報が出ていたのに、間引きダイヤを撤回したのか」と批判されてしまう事でしょう。

 むしろ問題なのは、前日に大雪の予報がされているのに、通常通りの通勤を前提として業務を設定していた各企業・団体なのでは、と思いました。
 もちろん、その前提として、各企業・団体にそのような余裕を持つことができない、現在の社会システムがあるわけです。
 そのあたりで、もっと余裕があれば、今朝の通勤問題も発生しなかったでしょう。
 たまたま自分が休みだった、という事もあるのですが、そのような事を考えさせられた一日となりました。

2013年02月05日

乳母車で駆け込み乗車

 朝、駅から電車で降りると、隣のスロープをえらい勢いで走ってくる人ろすれ違いました。驚いて振り返ってみたら、その人は何と乳母車を押していました。
 そして、その勢いのまま、自分が乗っていた電車に駆け込んでいきました。
 別に、これに乗れなくても、5分待てば次の電車はやってきます。にも関わらず、ちょっとつまづけばとんでもない事故になるような行為には、朝っぱらから驚かされました。
 万が一のリスクと、得るリターンを考えれば、相当、割の悪い行為なのでは、と思いました。
 まあ、子供がいない身なので、親の心理というものは分かりません。その人なりの考えがあったのだろうな、ととりあえず自分を納得させました。

2013年02月03日

恵方の調べ方

 節分という事で、恵方巻きのおすそわけをもらいました。自分は太巻き寿司のように、中にいくつも具が入っているものは苦手で、食べれません。そこで、相方に渡しました。
 何でも、今年の恵方は南南東だとのことでした。では、それがどちらの方向か、というのを調べるのが、意外にも難物でした。
 幕張本郷近辺は、鉄道・国道などが北西から南東に向かって走っています。したがって、街もそれが基準に造られるため、我が家をはじめ、多くの家が、南西向きとなっています。
 これが南向きなら、感覚的に南南東がどちらか分かるのですが、南西向きだとそうはいきません。
 そこで使ったのがグーグルマップでした。その航空写真で我が家を見ると、自分の部屋の位置と方角が分かりやすくつかめました。そして、無事、南南東を確認できました。
 15年以上暮らしていますが、日頃、方角を意識する事はありませんでした。その事を、意外な形で自覚することができた、「節分行事」でした。

2013年02月02日

JAVAの不具合

 なんか、JAVAでかなり大きい問題が発生しているようです。毎度の事ですが、パソコンが乗っ取られる危険性があるとのことでした。そして、最善の対策は「ブラウザでJAVAを無効にする」だそうです。
 これは毎度おなじみのパターンです。数年前、ガンブラーというウイルスが猛威をふるいました。かなり有名な企業のトップページがいくつも感染し、かなりの問題となったほどでした。
 この時も、有効な対策として告知されたのが、「ブラウザ並びにアドビリーダーのJavaScriptを無効に設定する」でした。
 これらの例から考えると、「ウイルスを蔓延させないためには、最初からブラウザで、JAVAやJavaScriptなどのプログラムを動かないようにする」である事くらい、すぐにわかるとしたものです。
 もちろん、それだとブラウザを用いた業務システムなどが動かなくなる、という問題点が発生します。
 しかしながら、その対処など、いくらでもできます。たとえば、PCの初期設定時に、「このパソコンを会社の仕事で使いますか?」みたいな質問を追加し、「使わない」と答えた人には、それらの機能を無効にすればいいだけの話です。
 とにかく、このような家庭用ユーザーにとっては意味のない「ブラウザやアドビリーダーでのJAVA有効」がウイルスの蔓延、さらには犯罪の温床にもなっているわけです。しかもそれは一度や二度の話ではありません。
 いい加減、そのあたりの考え方を抜本的に変えねばならないのではないでしょうか。そうしない限り、この類いの問題はずっと出続け、被害の規模はさらに大きくなる事でしょう。

2013年02月01日

電車を待ってはいけないホーム

 京成の実籾という駅で電車を待ちました。降りる駅は、電車の先頭車両に乗るのが最善だと分かっています。大きな荷物を抱えている事もあり、降りた駅で歩く距離は最小限にしたいと思い、ホームの一番端で待っていました。
 そして、電車が到着したのですが、先頭車両は自分が待っていたところからかなり離れた手前に止まっていました。
 この駅に止まる京成の電車は、4両編成から8両編成まであります。そこで、「運悪く4両編成が来たんだな」と思って先頭車両まで重い荷物を抱えて全力疾走し、なんとかたどり着きました。
 その目の前で扉が閉まったのですが、車掌さんが配慮してくれたおかげで、乗ることができました。
 その時点では、「運悪く短い編成の列車が来たんだな」と思っていました。ところが、降りたあとに、編成を確認したところ、何とその列車は8両編成でした。
 京成では、8両より長い編成はありません。したがって、自分が待っていた場所は、絶対に電車が来ない場所だったわけです。
 もちろん、将来の編成増大を見越して、ホームを長めに作っておく事自体は、何ら問題はありません。しかしながら、現時点において、そこに絶対に電車が来ない場所なわけです。ならば、立ち入り制限の柵などを設定し、その部分に待つ人が入らぬよう、対策を取るべきではないのでは、と思いました。