2005年06月30日

2005/6/30の更新

 翔みならブログめもちょうを更新。

買うのが珍しい商品

[ 交通 ]

 駅のコンビニで東京時刻表を飲物と一緒にレジに出しました。すると、店員の女性は「これもお客様のですか?」と尋ね、肯定したら「本当に時刻表も買うのですね」と念を押されました。そこまで買う人が少ない商品なのでしょうか。この店で東京時刻表を買う事はなんどかありましたが、このような反応をされるのは初めてでした。
 携帯のダイヤ情報の普及などにより、このテの都市型時刻表の需要が下がっているのでしょうか。もしそうだとしたら、大変残念です。以前にも書きましたが、私も携帯のダイヤ案内も愛用していますが、やはり細かい所ではこの東京時刻表にはお世話になります。特に、都心のように、複数の最寄駅がある地点に複数の経路で行ける時などは、その便利さを痛感させられます。なんとか利用者を増やし、「買う事が珍しい商品」から脱却してほしいものですが・・・。

実数に近い数字

[ 野球 ]

 今日は読売対スワローズ戦のみ。投手戦となりましたが、1対0で上原投手が2安打完封勝ちしました。スワローズとしては、8回1死2塁の同点期で、この試合チーム2安打中の1安打を放っていた「4割打者」の川島投手に代打を送ったのが敗因だったのかもしれません。
 観客数は3万7千6百人ほど。この3連戦は連日3万人台後半でした。昨年、このカードでは神宮が3万人を切っても東京ドームは連日5万5千人だったので不可解極まりなかったのですが、「実数に近い数字」がこれくらいなら、少しは納得できました。とはいえ、まだまだ神宮の読売戦の平均に比べるとかなりの隔たりがあります。まあ、ヤクルト球団の営業に問題があるのかもしれませんが、いずれにせよ、不思議なものです。

出願中

 なんかよく解らない商品の宣伝文句に、「特許(もしくは実用新案)出願中」という「肩書き」がつく事がよくあります。そちらの世界の事には疎いのですが、「出願中」というのはどのくらいの価値があるのでしょうか。素人考えだと、「出願するだけなら誰でもできる」と思うのですが。申請が通ってから宣伝文句に加えては何かまずいのか、と非常に気になります。
 もっとも、数年前話題になった「特許第3393199号」のように。実際に通った「特許」にもなかなかすごいものがあるわけですが・・・。いずれにせよ、よくわからない世界です。

2005年06月29日

「天王山」で連敗

[ , 野球 ]

 昨日に続く、マリンスタジアムは「全席1,500円(FC会員は1,000円)均一自由席」でした。というわけで、2ヶ月ぶりの連続観戦に行きました。今日はバックネット裏3列目。マリーンズ側のウェイティングサークルの前で、また、ホークスファンの弟にとってはベンチが良く見える「王さんシート」という位置でした。
 先発は小野投手と斉藤投手でした。初回、小野投手は2死を簡単に取りますが、前日の勢いが持続しているバティスタ選手に先制ソロを打たれます。しかしその裏、先頭の西岡選手が安打で出塁して盗塁。さらに2死3塁となってベニー選手は三塁ゴロに打ち取られますが、先ほど本塁打のバティスタ選手が失策し、同点となります。さらに2回には、橋本選手に犠飛が出て、このカード初の勝ち越しに成功します。
 小野投手は全体的には良さそうに見えたのですが、4回、3・4番を打ちとった後、城島選手を2-3から歩かせ、続くズレータ選手に初球をバックスクリーン左に特大の逆転2ランを喫します。しかしその裏、今江選手に今季第3号が出て、即座に追いつきました。さらに2死から連打と守備の乱れで2・3塁とし、続く福浦選手は敬遠気味の四球で満塁とします。しかし、ここでベニー選手は三振。この、「追いついた後2死2・3塁から福浦選手が歩いてベニー選手が倒れる」というのは昨日の3回と全く同じパターンです。

 そしてその直後の5回表、先頭の本間選手が右翼席に勝ち越しのソロ。本間選手はこれが今季第1号でした。今日の小野投手は一瞬の隙を衝かれて痛い本塁打を喫する、という感じでした。さらに6回、連打で無死2・3塁というところで小野投手は降板。二番手の山崎投手はズレータ選手を三振に、続くカブレラ選手も内野ゴロに打ち取りますが、その間に1点が入ります。しかし、続く鳥越選手の長打性の当たりをサブロー選手が超美技で捕り、その1点に抑えました。
 その後も、薮田投手がホークスの強力打線を抑え、追加点は許しません。しかし、ホークスの継投陣も7回無死1塁から登板したフェリシアーノ選手が福浦選手を抑え、続く吉武投手も連夜の好投で反撃の糸口をつかめません。そして9回は馬原投手に1番からの三人を抑えられ、5対3で試合終了となりました。外国人三人が無安打に封じられ、打線が最後までつながりませんでした。
 これで「首位攻防戦」を連敗し、ホークスとのゲーム差は2に開きました。一方、ホークスは10連勝です。同点になった直後に下位の本間選手が勝ち越しソロを打つあたりが、今のホークスの勢いを象徴していると言えるのかと思いました。まあ、まだまだ先は長いですが・・・。観客数は2万3千8百人ほどでした。

 札幌ドームのファイターズ対ライオンズはトーマス投手と河原投手が先発。2回に四球二つに失策で、1安打でファイターズが2点を先制。一方、トーマス投手は四球連発で早々と降板しますが、継投陣がよく抑えて完封リレー。4対0でファイターズが勝ちました。それにしても、怪我でもないのに完封リレーで先発に勝星がつかない、というのはかなり珍しいのではないでしょうか。ライオンズは6連敗となっています。観客数は1万3千人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対イーグルスは川越投手と金田投手が先発。序盤で合併球団が4点リードしますが、5回にイーグルスが逆転して2点リード。8回の無死満塁のピンチも1点で凌ぎ、6対5で逃げ切りました。これで対合併球団の連敗を7で止めています。観客数は1万3千2百人ほどでした。

 米子のカープ対タイガースは福原投手とデイビー投手が先発。7回にシーツ選手の3ランで逆転したタイガースが、藤川投手・ウイリアムス投手・久保田投手という「毎度のリレー」で逃げ切り、9回には金本選手の3ランでダメを押しました。ちなみにこの試合で本塁打を放ったのは「前田選手・緒方選手・シーツ選手・金本選手」。3年前だったらカープの圧勝試合だったわけです。なお、新井選手の7試合連続本塁打は出ませんでした。観客数は1万3千1百人ほどでした。
 富山のドラゴンズ対ベイスターズは川上投手と門倉投手が先発。ベイスターズ1点リードでむかえた8回にウッズ選手に逆転2ランが出るという、米子と同じ「昨年までいた選手が逆転本塁打」となりました。最後は岩瀬投手が抑え、5対4でドラゴンズが勝ちました。観客数は1万4百人でした。
 東京ドームの読売対スワローズは工藤投手と藤井投手の先発でしたが、スワローズ打線が21安打で11対1で圧勝。観客数は3万8千2百人ほどでした。

2005年06月28日

縄張り?

 野球を見ていたら、トンボが飛んできました。全然人を恐れる様子がなく、手や洋服の上に止まって平然としています。携帯で撮っても動じる気配すらありません。しかも、一旦飛んでいったあと、しばらくすると、また同じ所に戻ってきます。おそらく、その席のあたりはこのトンボにとっての「縄張り」なのでしょう。そこに人がいようと物があろうと、トンボにとっては関係ないのでしょう。その泰然自若ぶりは堂に入っていました。

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エース対決に敗れて首位陥落

[ , 野球 ]

 今日明日のマリンスタジアムは「全席1,500円(FC会員は1,000円)均一自由席」という企画を行っています。これは、もともとこの二連戦を韓国で行う予定がシーズン直前に流れ、急遽マリンスタジアム開催となったたために生じた企画です。というわけで、ホークスファンの弟に声をかけ、バックネット裏の通常は5,200円の席に、1,000円で座って「呉越同舟」状態で観戦しました。
 さらにこの日はビールも半額の300円。缶ビールなみの価格です。ただし、売り子さんに聞いたところ、値下げした分、1本あたりの歩合は減らされたそうです。
 さて、試合のほうは清水直行投手と杉内投手のエース対決。杉内投手のマリーンズ戦は、昨年4月末以来です。清水直投手は初回は0点に抑え、2回もまず城島選手を打ち取りますが、続くズレータ選手にバックスクリーンに打ち込まれ、先制されます。
 ここまで10勝で防御率1位の杉内投手ですが、今日はあまり出来がよくなさそうに見えました。3回1死から堀選手が歩き、今江選手が安打で繋いで1・2塁に。小坂選手は倒れましたが、西岡選手の右中間への適時二塁打が出て追いつきます。しかし、さらに2死満塁としましたが、ベニー選手が打ち取られ、勝ち越しは出来ませんでした。

 直後の4回表、1死から今度は城島選手が左翼席直撃のソロを打たれて勝ち越されます。その裏、フランコ選手の左飛が「お見合い」で二塁打になります。この頃から雨がポツポツ降り出していたのですが、いきなり豪雨に。試合は中断となりました。雨宿りしたのですが、ちょうどそこは「キッズスペース」という観戦者のお子さんを遊ばせる場所の前でした。普段は子供のいるところは見れず、「ただ遊具を置いて遊ばせるところなのだろう」と思っていたのですが、そこではマスコットやチアガールの「Mスプラッシュ」などが子供あいてにアトラクションをやっていました。意外なところでファンサービスの一環を見ることができました。
 豪雨は通り雨だったようで、20分弱で上がって試合は再開されました。直後に里崎選手の安打が出て1・3塁に。1死後、堀選手に犠飛が出て、再度同点に追いつきます。しかしここも同点どまり。どうも今日は好機でたたみかける事ができません。
 そして6回、川崎選手とバティスタ選手の連続二塁打で3度目の勝ち越しを許します。そこから松中選手・城島選手は抑えたのですが、ズレータ選手の当たりが右翼前に落ちてこの回2点目、さらにカブレラ選手にも適時打が出て一気に3点勝ち越されます。
 その裏、マリーンズもまたまた無死1・3塁の好機を作りますが、里崎選手・李選手が連続三振。続いて今日調子のいい堀選手が出ると、ホークスは吉武投手に継投。これが当たり、この回は結局1点も取れませんでした。
 そのまま試合は9回に。3点負けている局面ですが、調整も兼ねて中10日の小林雅英投手が登板します。しかし、2死からこのバティスタ選手が本塁打。この日4安打目でした。ヒーローインタビューではバティスタ選手は「神のおかげで打てた」と言っていました。
 その裏、2死から今江選手が内野安打で出塁するも、反撃はそこまで、馬原投手に抑えられ、6対2で敗れました。これでホークスは9連勝。マリーンズは4月24日以来守っていた首位から陥落しました。観客数は2万5千人ほどでした。
 試合が終わり、球場から出ようとしたら声をかけられました。誰かと思ったら職場のホークスファンの人。実は先週会ったとき、「今日のマリンは1,500円均一ですよ」と声をかけていた経緯がありました。それがきっかけになったかどうかは定かでありませんが、家族4人で来ていたとの事でした。それにしても弟といい、この人といい、声をかけたホークスファンには大いに満足してもらえたと思われます。「首位奪回」を見てもらえ、声をかけた私も嬉しい限り・・・とは言い切れませんね、やはり。

 札幌のファイターズ対ライオンズは金村投手と帆足投手が先発。ライオンズが先制しましたが、3回に一挙5点を取って逆転したファイターズが以下毎回得点で15対5と圧勝しました。カブレラ選手はまた、札幌ドームの天井にぶつけたようです。観客数は1万2千8百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対イーグルスは光原投手と朝井投手が先発。初回に光原投手が乱れ、無死満塁から押し出しでイーグルスが先制しますが、この好機は1点止まり。直後に合併球団が逆転し、一度は追いつくものの、直後にスクイズで再度合併球団が勝ち越します。イーグルスも9回に大久保投手を攻め、1死満塁から沖原選手が二塁手の頭を抜くような当たりを打ちましたが、これを平野選手が超美技で併殺にし、試合終了となりました。観客数は1万2千5百人ほどでした。

 米子のカープ対タイガースは黒田投手と井川投手というエース対決。5回まで1対1でしたが、黒田投手が打球を手にあてた影響で降板してからは流れが変わり、6回にタイガースが4点取って勝ち越し、終盤にも大量点を挙げ、終わってみれば14対4でした。井川投手は6回途中を9安打2四球3失点という内容でしたが、何とか勝ち投手になっています。金本選手の「32球場目本塁打」や新井選手の「6試合連続本塁打」などの記録も出ています。観客数は1万4千4百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズは内海投手とガトームソン投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万7千6百人ほどでした。
 金沢のドラゴンズ対ベイスターズは雨で中止でした。

2005年06月27日

パセリの社交儀礼

 私はパセリが大好きで、出されれば皿一杯分なら軽く食べます。しかしながら、料理で出てくるパセリは一皿に一つだけです。それを一人で先に食べてしまうと、他のパセリ好きの人に悪いと思い、常に誰も食べないのを見計らって、皿に最後に残ったパセリを食べる事にしています。
 先日、家族と食事をした時、その話が出ました。その中で、一部の家族は私のその行為を「残ったパセリが勿体無いから食べている」と思っていた事を知りました。遠慮(?)しているうちに、肉親にも誤解を与えていたようです。無用な遠慮はするものではないかも、と思いました。まあ、だからといって、本能のままに料理が来たらいの一番にパセリを取るのは、やはりやりづらいものがありますが・・・。

月曜の札幌に3万人

[ 野球 ]

 今日も仕事で中継が見れませんでした。札幌ドームのファイターズ対ライオンズはダルビッシュ投手と松坂投手が先発。人気投手同士の対決という事もあり、月曜にもかかわらず、札幌ドームには3万9百人ほどのお客さんがつめかけました。
 試合のほうは、初回にライオンズが先制しますが、2回にファイターズが逆転。しかし、5回にライオンズが追いつきます。そして7回、今季何度か出る松坂投手の「ノーコン病」が発動し、2安打2死球1四球。連続押し出しでファイターズが2点を勝ち越します。以下はマイケル投手と横山投手の「新・必勝リレー」でライオンズを完璧に抑え、4対2でファイターズが勝利。ダルビッシュ投手は史上四人目の「高卒新人2連勝」だそうです。

 大阪ドームの合併球団対イーグルスはケビン投手と川尻投手が先発。川尻投手は移籍後初登板です。序盤に平野選手の2ランなどで3点を取った合併球団が終盤に「おめでた」の谷選手の適時打でダメ押し。一方、連続二桁得点中だったイーグルス打線が4安打2四球に封じられ、完封リレーを喫し、4対0で合併球団が勝ちました。観客数は2万8百人ほどでした。

2005年06月26日

久保投手、二度目の完封で連敗止める

[ 野球 ]

 今日は所用があって試合はほとんど見れませんでした。神戸の合併球団対マリーンズはJP投手と久保投手の先発。久保投手は8安打1四球と毎回のように走者を出しますが、要所を抑え、今季2度目の完封。打つ方では里崎選手が本塁打2本を打ち、ベニー選手にも久々の本塁打が出て、5対0で勝って連敗を3で止めました。諸積選手にファインプレーがあったようです。観客数は2万8百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対ファイターズは田之上投手と鎌倉投手が先発。ファイターズが新庄選手の連日の本塁打で一度は追いつきますが、直後に松中選手が勝ち越しソロ、さらに城島選手・ズレータ選手の連発もあり、5対1で勝ちました。これでホークスは8連勝となっています。観客数は3万3千6百人ほどでした。
 長野のライオンズ対イーグルスは涌井投手と紀藤投手が先発。序盤から派手な打ち合いとなり、9対9で連日の延長戦に。そして11回表にイーグルスが一気に7点取って勝ち越し、16対9で連勝しました。試合時間は5時間29分、観客数は1万2千5百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売は杉山投手とマレン投手が先発。同点の4回に今岡選手のソロで勝ち越し、その後打者一巡で計5点。その後も点を取り、8対2で勝ちました。7回から登板の橋本投手が9人を完璧に抑え、プロ初セーブを挙げています。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 秋田のスワローズ対ベイスターズは石川投手と吉見投手が先発。1対0で迎えた7回に3点取ったスワローズが逆転勝ちし、2位に浮上しました。観客数は1万5千9百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズはロマノ投手と鈴木投手が先発。中盤に8点取って逆転したカープがドラゴンズの反撃をかわし、8対5で勝ちました。観客数は1万1千1百人ほどでした。

2005年06月25日

不法には不法?

 駅前などのガードレールにサラ金(ヤミ金?)の看板が置かれます。いわゆる「捨て看」とは違い、金属製のしっかりした作りで、さらに自転車用のチェーンでガードレールにしっかりくくりつけられています。
 公道の上ですし、合法的なものとは到底思えません。しかしながら駅前の目立つところにあるにも関わらず、すぐには撤去されません。ただし、一週間くらいすると、いつの間にか叩き壊され、チェーンはそのままで残骸が放置されている状態になっています。その状況を見ると警察などが組織的に処分したものとは思えません。ライバル業者あたりの仕業なのでしょうか。
 公道にある器物を破損しているわけですから、これも不法行為だと思われます。しかしながら、その不法行為は結果的には「不法設置看板」を「駆除」しているわけです。そう考えながら、看板の残骸を見ていると、複雑な気分になります。まあ、公的機関がきちんと対処していれば、最初からこんな葛藤(?)は生じないのですが。

鬼門の神戸で敗れ、3連敗

[ 野球 ]

 仕事でデーゲームは見れませんでした。その神戸の合併球団対マリーンズは吉井投手と小林宏之投手が先発。マリーンズは昨年苦手にしていた神戸で初の試合です。連勝中だった小林宏投手ですが、今日は2回に先制され、3回にも6連打などで4失点。5回を6失点と散々な出来でした。一方、打線は吉井投手に7回2得点。先頭打者を4回出しながら、犠飛による2点しか取れませんでした。終盤にも追加点を奪われ、終わってみれば9対2で完敗で今季2度目の3連敗となりました。球場名も球団名も変わりましたが、今年も神戸では苦労するのでしょうか。一応、「3位マジック」は残り65試合で49に減っています。観客数は2万2千4百人ほどでした。

 今月に入って14勝3敗という成績でマリーンズを猛追しているホークスは福岡ドームでファイターズとナイター。先発は星野投手と江尻投手でした。同点で迎えた5回に江尻投手が崩れ、2四球もあって2安打で3点をホークスが勝ち越します。しかし、直後の6回表に、小笠原選手の適時打で1点を返したあと、新庄選手に3ランが出てファイターズが逆転しました。
 ところが8回、大村選手の適時打でホークスが追いつきます。ファイターズは中継ぎエース格のマイケル投手が昨日・本日と欠場しているのが響いた感じです。どうせ休ませるなら、マリンの2連戦を休んで福岡で活躍してくれると良かったのですが・・・
 その後、ともに救援陣が好投して延長に。11回表に、1死1・2塁から好調の田中幸選手が代打で登場。馬原投手のフォークを三遊間に打ち返しますが、カブレラ選手の「ストライク」と城島選手の好ブロックで二塁走者の木元選手が本塁でアウトに。大きな好機を逸します。
 そしてその裏、松中選手の四球と城島選手の安打などで1死満塁として、代打の井手選手がサヨナラ安打。ホークスが接戦を制して7連勝とし、マリーンズとのゲーム差を0としました。観客数は3万3千2百人ほどでした。
 長野のデーゲーム・ライオンズ対イーグルスは西口投手と岩隈投手が先発。イーグルスが優位に進めますが、7回に失策もあって2安打で4点を取ったライオンズが逆転します。ところが9回、豊田投手から礒部選手と吉岡選手の本塁打でイーグルスが逆転します。しかしその裏、和田選手のソロでライオンズが追いついて延長に。そして11回、2死無走者からイーグルスが4点を取り、11対7で勝ちました。観客数は1万2千3百人ほどでした。

 秋田のスワローズ対ベイスターズは館山投手と三浦投手が先発。序盤で三浦投手を打ち込んだスワローズが5対2で勝ちました。観客数は1万8千6百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズは長谷川投手と山井投手の先発で大打撃戦。5回に6点を取ってカープが逆転し、終盤にともに7点ずつ取り合い、16対12という結果でカープが勝ちました。観客数は1万2千3百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売はブラウン投手と高橋尚投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万8千5百人ほどでした。

2005年06月24日

2005/6/24の更新

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「200%」の正しい用法?

 スパムメールの中に「返事は200%確実」という題名のものがありました。普通、「200%」という言葉は大袈裟な表現として使われ、実質的な意味はありません。しかしながら、仮にこのスパムメールに返信などをすれば、より多くのスパムメールが送られてくる事は確実です。つまり、2倍以上のメールが来るわけで、「返事は200%確実」には嘘偽りがない事になります。通常のスパムメールでは「金が儲かる」だの「美人女性と無料で・・・」などと嘘八百の内容を題名にします。そういう中で、事実を表題にしているこのスパムは珍しい例と言えるかもしれません。
 もちろん、だからと言ってそのスパムに返信して、「200%」を身をもって味わうようなマネをする気は起きませんでしたが・・・。

今岡選手、サヨナラ犠飛

[ 野球 ]

 今日は3試合のみ。甲子園のタイガース対読売は上原投手と下柳投手が先発。初回に上原投手の立ち上がりを捕らえたタイガースが無死満塁から金本選手の適時二塁打と檜山選手の犠飛で3点を先制します。しかし、以下は上原投手に抑えられます。一方、下柳投手は4回に5安打を集中されて3点取られて追いつかれますが、失点はそれだけでした。
 その後、タイガースは7回から藤川投手・ウイリアムス投手・久保田投手という「いつもの継投」で読売打線を抑えます。一方、打線は立ち直った上原投手に2回から8回まで2安打に抑えられ、3対3のまま延長に入りました。
 9回裏、タイガースは無死から金本選手が歩きますが、続く今岡選手がバントを失敗して併殺となり好機を潰します。一方、読売も10回表にこの回から登板の久保田投手から1死1・2塁としますが、久保田投手が小久保選手・高橋由選手を抑え、凌ぎます。
 そして11回裏、先頭の赤星選手が安打で出塁し、鳥谷選手が犠打で確実に進めます。続くシーツ選手の右前打は浅くてサヨナラにならなかったものの、金本選手敬遠の後、7打席連続凡退中で前の打席では犠打を失敗した今岡選手がセンターに高々と犠飛を打ち上げ、3対2でタイガースがサヨナラ勝ちをおさめました。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 広島のカープ対ドラゴンズは小山田投手とマルティネス投手が先発。初回にカープが、昨日サイン見落としで即座に交替させられた松本奉選手の雪辱となるソロで先制します。しかし、2回に井上選手の3ランでドラゴンズが逆転し、中盤にも追加点を挙げ、一方的な試合に。7回にカープもソロ2発で4点差と迫りますが、9回に佐々岡投手が本塁打2発で4失点とダメを押され、12対4でドラゴンズが圧勝しました。敗戦処理で佐々岡投手が出てきて、しかも打ち込まれる、というのは寂しいものです。観客数は9千人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対ファイターズは和田投手と入来投手が先発。初回に先制したファイターズが2回に田中幸選手の「2打席連続」となるソロでリードを広げます。しかし、5回にホークスが追いつき、6回には失策で出た走者を置いて、不振だった松中選手が20打席ぶりの安打となる勝ち越し第24号2ランを放ちます。さらに満塁として宮地選手の詰まった当たりが適時打となり、3点を勝ち越します。
 その後、ファイターズも小笠原選手のソロなどで1点差まで迫りましたが、最後は馬原投手に抑えられ、結局5対4でホークスが勝ちました。これでホークスは6連勝。一方のファイターズの連勝は6で止まっています。観客数は3万1千6百人ほどでした。

2005年06月23日

限界量

 いくら美味しかったり高級な食べ物でも、普通の人は食べれる量以上のものは欲しません。それ以上、持っていても腐らせてしまうのがオチだからです。
 しかし、これがカネだと話が変わってきます。持っていない人はもちろん、持っている人でもより多くの量を欲するケースが多々あります。特に最近ではその傾向が強く、富んでいる人ほど様々な手段を使ってより多くの富を得ようとしています。
 確かに、カネは腐りませんし、場所も取りませんから、食べ物と違っていくらでも貯めることは可能です。しかしながら、かなり無理をしながら富を集めたり維持していたりするさまを見ると、いくらカネとはいえ、あまりにも偏在しすぎていると、いつか限界量を越す日が来るのでは、と思えてくるのです。まあ、具体的な確証があるわけでもないのですが・・・。

野村謙二郎選手、二千本安打を達成

[ 野球 ]

 広島のカープ対スワローズは大竹投手と川島投手が先発。初回にスワローズが先制しますが、2回にラロッカ選手のソロでカープが追いつきます。続く3回、嶋選手の適時打でカープが勝ち越し、さらに1死1・3塁。ここでラロッカ選手は内野ゴロを打ちますが、一塁に全力疾走して併殺を免れ、さらに1点を追加します。しかし、この際にラロッカ選手は再度足を痛め、ここで退場になってしまいました。
 続く4回、先頭の新井選手がソロを放ち、続いて本日2打席目となる野村選手が打席に。4球目を左翼方向に打ち上げます。一瞬フライかとも思いましたが、左翼のラミレス選手の前に打球が落ち、これで二千本安打を達成しました。4月のカープ戦で古田選手が達成した時には野村選手が花束を渡したのですが、そのお礼に今度は古田選手が花束を。しかし、カープの選手に渡され、なかなか渡すタイミングが取れず、一瞬、妙な間が生じていました。
 その後も適時打が出て、野村選手が本塁に還って5点目。大竹投手は8回を初回の1失点のみに抑え、9回にベイル投手が宮出選手にソロを打たれたものの、5対2でカープが快勝し、野村選手の二千本安打に花を添えました。
 今日は二千本安打を応援するための赤い紙が配られたそうで、カープファンは野村選手の打席ではそれを掲げて応援。ただでさえ赤いスタンドが一層赤くなっていました。観客数は昨日の倍近い1万7千3百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ドラゴンズは福原投手と山本昌投手が先発。昨日・一昨日と逆に、タイガースが2点を先制します。しかし、福原投手は制球が悪く、2回は3四球、4回は1安打2四球で2死満塁としますが、いずれも山本昌投手を打ちとって点は取られません。しかし6回、井上選手の適時打で1点を返され、なおも2四球などで3度目の満塁に。ここで三度山本昌投手の打席ですが、ドラゴンズは高橋光選手を代打に。すると、福原投手は押し出しの死球を与えてしまい同点に。さらに荒木選手に勝ち越し適時打を喫して降板します。福原投手は5安打7四球1死球と自滅に近い内容でした。
 続く二番手の橋本投手もストライクが入らず、連続四球で押し出して1点追加、さらにこの回二打席目のウッズ選手の犠飛で結局この回6失点となってしまいます。
 以降はドラゴンズの継投陣に抑えられ、一方、9回には川相選手の適時打に失策もからんでダメ押しの3点が入ります。その裏に1点返したものの、9対3でドラゴンズが勝ち、1日で2位復帰となりました。観客数は2万7千人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売はセドリック投手と工藤投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万5千7百人ほどでした。
 唯一のパリーグとなった所沢のライオンズ対合併球団は河原投手と川越投手が先発。ライオンズが3点先制しますが、4回に合併球団が逆転。6回に再度ライオンズが勝ち越しますが、直後の7回にガルシア選手の適時打で同点とした後、水口選手の代打適時打で合併球団が再逆転。その後は加藤投手・大久保投手のリレーでライオンズ打線を封じ、合併球団が6対5で勝って連敗を止めています。観客数は8千2百人ほどでした。

2005年06月22日

冷静に見れば

 駅の観光案内のポスターを見ていたら、「皆鶴姫」という源義経がらみの伝説が書かれていました。京都で修行していた義経が兵法の師匠の門外不出の秘伝書を入手するために、その娘・皆鶴姫に取り入る、という話です。
 ここからは、色々と伝承が変わるのですが、とにかく義経は秘伝書を手に入れた後は皆鶴姫を捨てます。一方、皆鶴姫は「親に追放された」「義経を追った」の二つの説があるものの、いずれも宮城の海岸で一人寂しくこの世を去ります。伝説によっては「それを知った義経は悲しんだ」などとオチをつけていたりしますが、結局のところ、どの話を見ても「義経は秘伝書を手に入れるために彼女を利用し、その後捨てた」となっています。これって「男」が国民的ヒーロー(?)の義経だからこそ、「悲劇」みたいになっていますが、どう考えても「秘伝書入手のために女をだまし、その後あっさり捨てた」という腐れ外道の話でしかありません。
 「同じ四本足だから、鹿が通れるなら馬も通れる」や、梶原景時との「逆櫓論争」もそうですが、どうも「義経だから正しい」という前提(?)のもと、道理と反する結論が導き出されている「伝説」があると、以前から思っていました。この「皆鶴姫」は今日はじめて知ったのですが、その最たるものと言えそうです。

新人が打たれて連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ファイターズは手嶌投手と正田投手が先発。手嶌投手はプロ入り初登板初先発です。しかし、初回にいきなり小笠原選手に先制ソロを打たれ、その裏、堀選手と福浦選手の連続適時打で逆転したものの、2回にすぐ追いつかれ、3回にはセギノール選手の適時2点二塁打で勝ち越され、この回で降板。結局3回6安打2四球4失点でした。
 マリーンズもその裏に1点返しますが、中盤に中継ぎ陣が打たれ、差を広げられます。7回には堀選手の適時二塁打で1点差に迫りますが、昨日に続き、マイケル投手に後続を抑えられました。
 マリーンズもリードされながらも藤田投手に薮田投手を投入したのですが、その薮田投手が9回表に田中幸選手に2年ぶりとなる3ランを喫します。その裏、横山投手に対して無死1・2塁と粘りますが、後続が倒れ、結局9対5で敗れました。これで5月半ば以来の連敗となってしまいました。一応、「3位マジック」は残り66試合で50となっています。一方のファイターズは6連勝です。観客数は1万3千人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ホークスは金田投手と斉藤投手が先発。4回にイーグルスが先制しますが、直後にホークスが4点取って逆転。その後、イーグルスは小刻みに反撃しますが、ホークスも細かく継投し、最後は馬原投手が抑えて5対4でホークスが勝ちました。これでホークスは5連勝。斉藤投手も7戦全勝となっています。観客数は1万9百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対合併球団は帆足投手と光原投手が先発。初回に合併球団が1点先制しますが、その裏、光原投手は3点取られた上に危険球退場となってしまいます。さらに二番手の吉川投手も打たれ、3回でライオンズが9得点。その後、合併球団も反撃して3点差まで迫りますが、最後は森投手・豊田投手のリレーにかわされ、ライオンズが勝ちました。観客数は8千3百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ドラゴンズは安藤投手と川上投手が先発。昨日に続いて序盤でドラゴンズが2点を取りますが、4回に鳥谷選手のソロで、5回には併殺崩れでタイガースが追いつきます。その後は双方得点が入らず、12回まで進みます。その12回裏、1死1塁から鳥谷選手がこの試合2本目となる3号サヨナラ2ランを左翼ポール際にたたきこみ、4対2でタイガースが勝ちました。これで2位との差を4としています。観客数は2万8千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は土肥投手と内海投手が先発。初回に先制したベイスターズが3回に村田選手の満塁本塁打で追加点を挙げるなど8得点。土肥投手は8安打をされましたが、要所を抑えてプロ初完封を挙げています。ベイスターズは4連勝で2位に浮上しました。観客数は1万5千9百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズはデイビー投手と藤井投手が先発。緒方選手の連続本塁打などで中盤に7対0としたカープが終盤にも3点を追加して10対2で快勝して連敗を止めました。野村選手は3安打で二千本安打まであと1としています。観客数は7千人ほどでした。

後半戦初戦は黒星スタート

[ 野球 ]

 ちょうど交流戦終了時点で前136試合中68試合を消化したマリーンズ。3日あいての「後半戦開幕」は千葉でのファイターズ戦となりました。
 先発はセラフィニ投手と金村投手。今日のセラフィニ投手は制球が良く、四球を出しません。一方、肘の違和感で久々の登板となった金村投手に対し、初回こそ三者凡退でしたが、それ以降は毎回走者を出します。しかし、2回には2死2・3塁で橋本選手の中前に抜けそうな鋭い当たりを金村投手が好捕し、先制機を逸します。
 そして3回に今季4試合目のスタメンとなった小谷野選手が先制のソロを放ちます。続く4回にも5試合ぶりのスタメンの田中幸選手の犠飛で追加点を挙げられます。このあたり、ヒルマン監督の起用が当たっている感じです。

 マリーンズも5回にこの日2つめの盗塁を決めた西岡選手を二塁において福浦選手が適時打を放って反撃します。しかし、それ以降はまた走者を出すものの後続がありません。セラフィニ投手も5・6回と三者凡退に抑え、7回も無死の走者を併殺で二死無走者としますが、そこから下位打線に連打され、大きな3点目を奪われます。
 7回からはすっかり中継ぎエースとなったマイケル投手が登板。8回1死1塁から李選手の一塁線を抜くかという当たりが、この試合2つめのライナーゲッツーになるなどの不運もあって得点を奪えません。結局2回から8回まで毎回走者を出して10安打しながら1点しか取れませんでした。最後は横山投手に抑えられ、結局1対3で敗戦。後半戦は黒星スタートとなりました。打ち崩せそうだった金村投手に粘り負けたといったところでしょうか。ファイターズは5連勝となっています。マリーンズの「3位マジック」は残り67試合で51のままでした。観客数は1万5千6百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ドラゴンズは井川投手と野口投手が先発。井川投手は2・3回に1点ずつ取られますが、その後はドラゴンズ打線を無安打に抑えられます。一方、連続無失点中の野口投手に対し、タイガースは4回に矢野選手のソロで1点返し、5回に追いついた後、2死満塁から矢野選手が今度は2点適時打を放って逆転します。井川投手は7回を4安打4四球でしたが、好守もあって2失点で5勝目を挙げました。9回に久保田投手が連打で1点返されますが、その後の1死3塁の同点のピンチを連続三振で凌ぎ9セーブ目。観客数は2万3千9百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ホークスは朝井投手と杉内投手が先発。1回表にホークスが2点を取りますが、その裏、失策がらみで1点返し、2死1・3塁で打席にはトレーシー選手。防御率1点台の杉内投手対、5月頭に加入してから打点が通算2のトレーシー選手では勝負あったかと思ったのですが、何とそこで逆転3ランが出ます。
 その後、ホークスが好機を2回つぶしてむかえた5回表、朝井投手は無死1・2塁からバティスタ選手・松中選手を打ちとって2死とし、勝ち投手の権利まであと1アウトとします。しかし、城島選手を歩かせ、続くズレータ選手には0-3から2-3にしましたが、そこから逆転満塁本塁打を喫します。以下、6・7回にもホークスが追加点を挙げ、終わってみれば10対4で圧勝。杉内投手は勝数単独首位となる10勝目。4失点が失策がらみのため、自責点は0で防御率もまた下げました。観客数は1万1千1百人ほどでした。

 静岡のベイスターズ対読売は門倉投手とマレン投手が先発。昨年解雇された古巣に対し、マレン投手は「昨年とは違う。一番警戒すべき多村選手の対策もある」と言っていたそうですが、その多村選手は腰を痛めて欠場。対策は幻に終わりました。そして初回にベイスターズが4点を先制。5回に追いつかれた直後には制球を乱したマレン投手相手に1安打で2点を勝ち越します。さらに8回にはベイスターズが5点を追加。試合前に堀内監督はクルーン投手の対策として「出さなければいい」と言ったそうですが、確かにこれではクルーン投手は出ることができません。終わってみれば11対4の圧勝でした。観客数は1万4千4百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは黒田投手とガトームソン投手が先発。初回に1点先制したスワローズが中盤にも打ち込み、黒田投手はまさかの5回6失点。その後も加点したスワローズが11対2で圧勝しました。観客数は8千人ほどでした。
 所沢のライオンズ対合併球団は松坂投手とJP投手が先発。ここまで完投するも援護がなくて負ける、というパターンの多かった松坂投手ですが、今日は5回までに6点の援護が入りますが自らは3失点で足の違和感もあって5回で降板します。しかし、打線はさらに得点を重ね、10対5でライオンズが勝ち、松坂投手は5勝目を挙げました。観客数は8千3百人ほどでした。

2005年06月20日

不適切な車内放送?

[ 交通 ]

 数日前のニュースですが、中央線で駆け込み乗車をした人に対して、車掌が「そのような乗り方でけがをした時は、お客さまの責任です」と車内放送で注意し、それを聞いた別の乗客が会社に苦情を言ったという話がありました。対して会社は、「車掌の言葉遣いは不適切だったが駆け込み乗車は危険。ダイヤの乱れにもつながる」との見解を出したそうです。
 個人的には、この車内放送のどこが不適切なのか分かりません。実際に締まりかかっている扉に無理やり割り込んで怪我をしたら痛いのは当事者なわけです。駆け込み乗車をする側の心理としては、自分が怪我するわけがないと思ってやっているのですから、それをうながすのが別に悪いとは思えません。
 あと、自分も電車に乗っていて駆け込み乗車に遭遇します。場合によっては、それによって締まりかけた扉が開いて発車が遅れたりします。当然ながら他の乗客はみなその被害を受けます。そういう時に車掌が駆け込み乗車を注意する車内放送をしたとき、私は「その通りだ」としか思いません。苦情を言った「別の乗客」は電車を遅らせた「加害者」の心情をおもんばかって、わざわざ電話番号まで調べてまで会社に連絡したのでしょうか。個人的には理解に苦しみます。
 ついでに理解に苦しむのは、なぜ会社があたかも「車掌の不手際」みたいにこの件を発表したか、という事です。一応、記事には「駆け込み乗車はよくない」みたいな事も添えられてはいますが、これだと駆け込み乗車をする人の逆ギレを助長しているようにしか見えないのですが。その放送した車掌氏に対し、会社が何か恨みでもあるのでは、とすら思えてきました。

小林宏之投手、交流戦MVPに

[ 野球 ]

 交流戦優勝チームの選手から選ばれるMVPは小林宏之投手になりました。6登板して負けなしの5勝の上に、普段打席に立たないパの投手ながら10打数3安打(すべて二塁打)で3打点、というのも評価されたのかと思われます。実際に生中継で見たスワローズ戦の適時二塁打はまさに弾丸ライナーといった打球でした。本人も「打撃は好き」と公言しており、受賞インタビューでも「打撃ですかね」と冗談半分で言ったそうです。
 ちなみに特技は、足で打球を止める「足ワザ」と自ら言っています。実際、一昨年のファイターズ戦で、先発に転向した直後に見せた、足元の打球をスパイクの裏で「トラッピング」したのは、今でもよく覚えています。「三拍子揃った選手」と呼ばれる人はたくさんいますが、「投げる・打つ・足技」という三拍子が揃っているのはこの人くらいでしょう。ぜひとも秋にはもう一度打席での活躍も見たいものです。

 というわけで、明日からリーグ内対戦に戻るわけです。各所で書かれていますが、振り返ってみると、やはり「1ヶ月半で各カード6試合×6」の計36試合というのはどうか、と思いました。実際に中止になったのは6試合ほどでしたが、その陰には「普段なら中止なほどの雨の中で無理した行った試合」が少なからずありました。実際、一部の試合では、激しい雨の中、傘をさした観客が大変そうに見ている映像が何度か流れました。
 そのあたり、もう少し余裕を持った日程を組んでほしいものです。さらに言えば、やはりまとめて36試合ではなく、18試合ずつなり12試合ずつなり分けて開催したほうがいいのでは、とも思いました。
 そのあたりを工夫して、来年はより面白い交流戦にしてほしいものです。

 話は変わりますが、マリーンズの渡辺俊介投手が肘の違和感で登録抹消されました。病院には行かないとの事で、大事を取って先発を一回飛ばしただけ、という感じではありますが、やはり心配です。軽症である事を祈るのみです。

2005年06月19日

習得すればするほど顰蹙を買う技術

 隣町で買い物をしていたら、都内出かけていた嫁さんから「これから帰る」との電話がありました。そこで、嫁さんの出先並びに最寄駅までの時間などから乗る電車および、自分のいる所の駅の発車時刻を調べました。そして、それに乗り、いきなり嫁さんの前に現れました。
 ウケ狙いのつもりだったのですが、予告もしなかったため、顰蹙を買いました。考えてみれば、これって家族だからいいものの、他人に対してやったらストーカー行為に他なりません。身内でも呆れられるのもむべなるかなです。
 この、出先から最寄駅までの時間までまで勘案して乗る電車を割り出すのはちょっとした技術がいります。というわけで的中した時は個人的には嬉しいものでした。しかしながら、冷静に考えると、やはりストーカー以外には習得価値のない「技術」だと思った次第です。

2005年06月18日

2005/6/18の更新

 漫画資料室ながい閣下新作短評を更新。

器用さには感心するけれど・・・

 横断歩道を渡っていたら、車道の向こうから自転車が来ました。なんか奇妙な感じがあったので、よく見たところ、乗っている人は両手を使って携帯で何かをやりながら運転していました。この道は、狭い交差点で車が急に曲がったりするので、横断歩道を渡るのもちょっと面倒なほどで、あまり安全な道とは言えません。
 そんな所をハンドルも持たず、前方も見ずに車道の真ん中を走っているのだからすごいものです。その技量には素直に感心させられましたが、やはり物騒なものは物騒です。自転車運転でも最低限の常識はあるのでは、思いました。

交流戦終了

[ 野球 ]

 仕事でデーゲームは見れず。その神宮のスワローズ対ライオンズは館山投手と涌井投手が先発。これまで好投を続けながら援護がなくて勝ち投手になれず、珍しく援護のあった先週は打ち込まれた涌井投手ですが、今日は投球・援護とも順調。6回を真中選手のソロのみの2安打1失点に抑え、一方、打線は初回に2点を先制し、3回にも追加点と着実に援護します。終盤も本塁打連発でダメを押し、最後は11対1と圧勝。涌井投手はようやくプロ初勝利です。観客数は1万2千9百人ほどでした。

 そして「交流戦結びの一番」となったのが仙台のイーグルス対ベイスターズ戦。横浜からの当日移動なのでナイターでした。ベイスターズは移動日なしで福岡→横浜→仙台と連日の移動です。
 先発はホッジス投手と吉見投手でしたが、初回にいきなりイーグルスが4得点。吉見投手は1回持たずに降板します。しかし、急遽登板した加藤投手が好投。初回の危機をしのぎ、その後8回途中までイーグルス打線に得点を許しません。
 一方、ホッジス投手は2回に1点返され、4回も1死から連続四球を出します。ここでイーグルスは早くもホッジス投手を諦め、小倉投手を投入。期待に応えて小池選手を左飛に抑えた・・・かに見えたのですが、おりしもの雨で霧がかかっており、その中にボールが入って左翼手が見失って適時二塁打に。続く金城選手が同点適時打、さらに失策でベイスターズが一気に逆転しました。
 この後、雨が強くなり、一時試合は中断。シート水しぶきが出るくらいの降りで、このままノーゲームかとも思われましたが、30数分の中断で再開となりました。なお、その中断時間中は「Mr.カラスコ」が大活躍。雨の中の球場内をオートバイで走り回り、外野フェンスによじのぼったり、フィールドシートに入って、いきなり寝っころがったりしていました。
 イーグルスは中断直前から登板した渡辺投手がクリーンアップを三者凡退に抑えるなど好投し、1点差のまま試合は進みます。しかし7回から登板した4番手の玉木投手が1点取られて6対4に。そしてホルツ投手を挟んで、9回からクルーン投手が登板します。
 159kmを最初に記録した宮城での久々の登板となりましたが、先頭の竜太郎選手には変化球で抑えます。しかし、続くロペス選手には159kmで右飛に抑え、中村選手にも159kmを1球投げた後、最後も159km。計3回記録が出ました。3回も159kmが出るなら、1球くらいは160km、と思うのですが、なかなかうまくいかないものです。
 結局6対4でベイスターズが勝利。イーグルスはこの試合の負けにより、「交流戦最下位」が決まってしまいました。観客数は1万2千7百人ほどでした。

2005年06月17日

迷った末の一振りが・・・

 店で、カレーとラーメンのどちらを食べようか、かなり悩みました。そしていろいろな要素を検討した(?)末、ラーメンを選択しました。そして出てきたラーメンに胡椒を一振り、と思ったのですが、手の加減が狂ったのか、予定の数倍の粒が麺の上に落ちていきました。
 味はほとんどが胡椒の辛さのみ。選ぶのにさんざん迷っただけに、余計虚しいものがありました。ほんのわずかな加減でしたが、取り返しのつかない「一振り」になってしまいました。こういう時って理性では無理だとわかっているのですが、つい「この胡椒を元に戻す方法はないものだろうか・・・」と思ってしまいます。

交流戦最終戦で単独優勝が決定

[ 野球 ]

 神宮のスワローズ対マリーンズは川島投手と清水直投手が先発。今季神宮に行くのは3度目ですが、いずれも先発は川島投手でした。一方、マリーンズ戦は11試合見ていますが、清水直投手の登板を見るのは開幕以来で今日が2試合目。めぐり合わせというのは面白いものです。
 その清水直投手ですが、立ち上がりから制球が乱れます。初回に死球を出し、2回には2四球もあって満塁にし、交流戦打率3割9分の青木選手に先制打を打たれました。しかし、直後の3回表、2死1塁から福浦選手が、バックスクリーン近くに飛び込む3号2ランを放ち、逆転します。
 清水直投手は3回以降は立ち直り、安打はされましたが後続は立ち、四死球もゼロ。スワローズ打線を抑え込みます。一方、マリーンズは5回に今江選手が右翼線ギリギリに落ちる幸運な二塁打を放ち、清水直投手が送った後、小坂選手が適時打で追加点を挙げます。
 8回以降、スワローズは細かい継投をしてきます。しかし9回、1死1塁から李選手が交流戦12本目となる16号2ランを右翼席に打ち込み、貴重なダメ押し点を挙げました。
 マリーンズは8回に二番手の薮田投手がクリーンアップを完璧に抑え、9回は4点差で小林雅英投手が登板。しかし、先頭の古田選手に安打されるなどで1死満塁とし、交流戦好調で今日も2安打の青木選手をむかえます。一発出れば同点のところですが、1-3から三振に。さらに宮本選手も抑え、終わってみれば無失点で締めくくりました。

 これでマリーンズは交流戦単独首位が決定。火曜の勝利で賞金2千5百万円まで確定していましたが、この勝利で計5千万円が決まりました。終了後、清水直投手がスポンサーによる「50,000,000」と書かれた札を、福浦選手が「26」のユニフォームを左翼席に掲げてくれまいした。清水直投手はかなり嬉しそうでした。しかしながら観客数は1万4千8百人ほど。2千5百万円のかかった試合にしては寂しい入りでした。ただし、左翼席だけは満員で立ち見客も出るほどでした。また、この日は応援団がほとんどおらず、トランペットもほとんど鳴りませんでしたが、自然発生的なアカペラ(?)で応援歌を皆でうたっていました。なお、「3位マジック」は残り68試合で51となっています。

 横浜のベイスターズ対イーグルスは秦投手と紀藤投手が先発。3回に礒部選手の2ランでイーグルスが一旦は逆転しますが、直後に佐伯選手の3ランが出てベイスターズが再逆転。その後、9回にクルーン投手が併殺の間に1点取られましたが、4対3でベイスターズが逃げ切りました。秦投手は今季初登板初先発で3年ぶりの勝利を挙げています。観客数は5千9百人ほどでした。

2005年06月16日

2005/6/16の更新

 翔みならブログめもちょうと絵ブログらくがきちょうを更新。
 別ブログこれでいいのか?を更新。
 なお、17日に予定した更新は18日に延びる予定です。

交流戦最初で最後の(?)雨天順延

[ 野球 ]

 神宮のスワローズ対マリーンズは雨で中止。本拠地が屋外ながら、ここまで中止がなかったマリーンズですが、最後に中止となりました。試合は明日に順延です。
 福岡ドームのホークス対ベイスターズは星野投手と三浦投手が先発。一時期に比べ、援護が入るようになった三浦投手ですが、今日は打線が6安打4四死球ながら無得点とホークス4投手から得点ができません。三浦投手も5回までは無失点でしたが、6回にズレータ選手の犠飛で均衡がやぶれ、7回にも川崎選手の適時打で追加点。最後は馬原投手が締めて2対0でホークスが勝ちました。観客数は2万9千9百人ほどでした。これでマリーンズは明日は、他球団の成績に関係なく「勝てば5千万、負ければ2千5百万」という試合をやることになりました。まあ、こちらのほうが分かりやすくていいですが。
 所沢のライオンズ対タイガースは西口投手と福原投手が先発。先週、完封した福原投手ですが、今日は6回5失点でKO。その後も追加点を挙げたライオンズが8対2で勝ちました。なお、昨日盗塁の際に怪我した赤星選手は今日は欠場でした。観客数は2万8千2百人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対合併球団はマルティネス投手と吉井投手が先発。合併球団が3回に2点先制し、吉井投手は5回まで無失点。しかし、その回に打球を足に受けて降板します。そして登板した加藤投手が6回に1点返され、さらにウッズ選手の3ランで逆転しました。その後、合併球団も8回に1死2・3塁から2死満塁と反撃しますが、岩瀬投手に抑えられ、結局4対2でドラゴンズが勝ちました。観客数は2万5千4百人でした。
 札幌ドームのファイターズ対カープは入来投手と大竹投手が先発。投手戦になりましたが、6回に小笠原選手の3ランでファイターズが先制。これが決勝点になりました。カープ打線は3安打で無得点。3試合で2完封という貧打で3タテを喫し、計5連敗となっています。観客数は1万3千2百人ほどでした。
 東京ドームの読売対イーグルスは工藤投手と岩隈投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万2千7百人ほどでした。

2005年06月15日

2005/6/15の更新

 トップ絵と翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新。
 なお、15日恒例(?)の「万物斉同」の感想は、17日に書く予定です。

交流戦単独優勝はお預け

[ 野球 ]

 今日は仕事で野球は見れず。神宮のスワローズ対マリーンズは藤井投手と小野投手が先発。初回に先制するも、その裏に追いつかれ、3回には岩村選手に勝ち越し本塁打を喫しました。打線は7安打4四球ながらつながらず、「スミ1」。4対1で敗れ、連勝は5で止まり、スワローズ戦負け越しも決まりました。「交流戦単独優勝」は明日にかかる事になりました。「3位マジック」は一つ減り、残り69試合で52となっています。観客数は1万1千人ほどでした。

 所沢のライオンズ対タイガースは帆足投手と杉山投手が先発。4回に再逆転したタイガースが終盤に得点を重ね、終わってみれば10対3の圧勝。鳥谷選手は初本塁打を含む4打点でした。観客数は2万7千2百人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対ベイスターズは斉藤投手とセドリック投手が先発。序盤は接戦でしたが、終盤にホークスが突き放し、6対2で勝ち。斉藤投手は無四球で2失点完投と昨日の杉内投手と同じ内容で6戦負けなしとなっています。観客数は2万8千5百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対合併球団は野口投手とJP投手が先発。7回まで0対0でしたが、8回に谷繁選手のソロで均衡が破れ、この回もう1点。9回は岩瀬投手が抑え、2対0でドラゴンズが勝ち、連敗を止めました。野口投手は前回の完封に続く無失点で2連勝です。観客数は2万4千7百人ほどでした。
 札幌ドームのファイターズ対カープはダルビッシュ投手と小山田投手が先発。ダルビッシュ投手は8回まで7安打3四球ながら無失点。打線も本塁打3発などで援護します。9回に初登板初完封がかかったダルビッシュ投手ですが、ソロ2発を喫して降板。しかし、大勢には影響がなく、8対2でファイターズが勝利。ダルビッシュ投手は松坂投手以来の高卒ルーキー初登板初勝利を挙げています。観客数は2万4千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対イーグルスはマレン投手と金田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1千6百人ほどでした。

2005年06月14日

好物+好物=?

 コンビニのおにぎり売場に、「スモークサーモン寿司」というものがありました。スモークサーモンも鮭の寿司も大好物なので、興味が惹かれました。このコンビニおにぎりの新作で気をつけねばならないのは、私が大嫌いなマヨネーズです。しかし、隣には「さけマヨ寿司」なるものがありました。ならばこちらは大丈夫だろう、と思って購入に踏み切りました。
 さっそく開封して一口食べます。すると、口の中には想像だにしない味と食感が広がりました。スモークサーモンの味も酢飯の味も一切なく、「どのような味」かを感じる余裕すらありません。あまりのきつさに思わず、スモークサーモンをはがしてみました。するとそこには、生玉葱のマヨネーズ和え、という私の苦手なものを二つ組み合わせたものが敷き詰められていました。
 やはり、正体の定かでない食べ物はよく調べてから食べねばならない、という事を改めて学ばされました。

小林宏投手、三たび投打に活躍

[ 野球 ]

 神宮のスワローズ対マリーンズはガトームソン投手と小林宏之投手が先発。2回表、連打と四球で無死満塁とします。ここで今江選手の二塁ゴロで、先制はしましたが、二死3塁となりました。しかし、続く橋本選手が、四球数チーム1位・リーグ5位という選球眼を生かして出塁。さらに交流戦で打席に立った過去2試合でいずれも二塁打を放っている小林宏投手が、あわや本塁打というフェンス直撃の二塁打を放ち、2点目を取りました。
 その裏、小林宏投手も無死1・2塁とされますが、併殺もあって無失点で切り抜けます。続く3回表の無死2・3塁の好機では得点できませんでしたが、4回は先頭の橋本選手が本塁打、復帰3試合目の福浦選手の適時二塁打も出て、4点目を取りました。さらに5回には、ここまで好機で2回凡退していた今江選手が三度目の正直となる適時二塁打、さらには小坂選手と西岡選手の連続二塁打で4点を追加して計8点。この時点で先発全員安打を達成しました。

 小林宏投手はあまり調子が良くなく、毎回のように走者を出します。しかし、「走者を出してからが自分の投球」という粘り強さで3併殺を取るなど、6回までスワローズ打線を無失点に抑えます。7回に鈴木健選手にポール際ギリギリに飛び込む「95m弾」を打たれ、9回にも二塁打2本で1点取られますが、それだけに抑えて2失点完投。7連勝でリーグ首位に並ぶ9勝目を挙げました。
 これで、交流戦の同率首位以上が確定。残り70試合で「3位マジック」は53になっています。観客数は2万人ほどでした。

 所沢のライオンズ対タイガースは松坂投手と井川投手が先発。約10日間の二軍調整時でもあまりいい情報は流れなかった井川投手ですが、今日は毎回のように安打されながら、6回を無失点に抑えます。特に6回は1死満塁からフェルナンデス選手・中島選手を抑えました。
 一方、3回に鳥谷選手の適時打で先制した打線は、6回の二死満塁でシーツ選手に代えて投入した浜中選手が貴重な適時二塁打。7回以降はウイリアムス投手・藤川投手・久保田投手という「いつものリレー」が出て、ライオンズ打線を完封リレー。9回には金本選手の適時打も出て4対0で勝ちました。松坂投手は8回3失点でしたが、またまた援護に恵まれず、4勝8敗となっています。一方の井川投手は5勝目を挙げています。観客数は2万9千1百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対ベイスターズは杉内投手と門倉投手が先発。3回に一度はベイスターズが逆転しますが、5回にカブレラ選手のソロで追いついたホークスが大村選手の適時打で逆転。その後も、追加点を挙げます。一方、杉内投手は4回以降は1安打の5安打無四球完投で、リーグ首位に並ぶ9勝目を挙げ、防御率首位も守っています。一方、ベイスターズは多村選手が足を痛めて途中退場しています。観客数は2万7千4百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対合併球団は川上投手と光原投手が先発。1対1から5回に勝ち越した合併球団が、8回に久々の一軍復帰となったガルシア選手の2ランでダメを押し、4対1で勝ちました。ドラゴンズは4回以降は無安打に封じられました。観客数は3万2百人ほどでした。
 札幌ドームのファイターズ対カープは鎌倉投手と黒田投手が先発。3連続完投勝利中だった黒田投手ですが、味方打線が鎌倉投手・マイケル投手・横山投手の前に4安打無得点と援護がありません。3失点に抑え、4連続完投も達成しましたが、敗戦投手になっています。一方の鎌倉投手は4勝目を挙げています。観客数は1万5千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対イーグルスは上原投手と朝井投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1千4百人ほどでした。

2005年06月13日

逆効果の自慢

 何年か前、とある商品に関心を持ち、作っている会社のサイトを調べた事がありました。そこで社長の挨拶を見たのですが、最初のほうに出てきた言葉は「高校で生徒会長をしていた」でした。確かに、一年に一人しかいない生徒会長になる事には「希少価値」があります。しかし、そんなものは将来にわたって自慢するものではありません。実際、私がこれまで会った人でも、生徒会長に限らず、学生時代の「役職」をひけらかした人など見たことがありません。
 要は、そのような実績(?)を引っ張り出さなければならないくらい、その後の人生はしょうもなかった、という事なのでしょう。当然ながら、その会社の商品を買おうとする気分にはなりませんでした。そして先日、この事を久々に思い出してその会社のサイトを検索してみたら、予想通りの結末をむかえていました。

2005年06月12日

3度目の敵地三タテ

[ 野球 ]

 今日は一日所用で野球は見れませんでした。ナゴヤドームのドラゴンズ対マリーンズは小笠原投手と渡辺俊介投手が先発。交流戦に入って以降、2試合に1回の割合で援護が入る渡辺俊投手ですが、今日はそのめぐり合わせに従い、序盤から大量援護。3回終了時で7対0となりました。その後、中盤以降に4点取られて防御率を下げたものの、4失点完投で9勝目を挙げています。
 李選手は連日の猛打賞に加え、昨年を上回る15号本塁打。ドラゴンズ戦は5試合出場して5本塁打でした。これで、カープ・読売に続き、敵地三タテで通算5勝1敗としています。観客数は3万2千8百人ほどでした。「3位マジック」は残り71試合で55となっています。

 甲子園のタイガース対ファイターズは下柳投手と江尻投手が先発。ここまで防御率1点台だった下柳投手ですが、今日は古巣相手に2回7失点KO。今日は投手陣も踏ん張り、10対3で勝ったファイターズが連敗を止めています。観客数は4万7千2百人ほどでした。

 以下は結果だけ。仙台のイーグルス対カープはホッジス投手とフェリシアーノ投手の先発で4対3でイーグルスが勝ち。新人の渡辺投手がプロ初勝利。観客数は1万7千8百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対合併球団は吉見投手とケビン投手の先発で8対7でベイスターズの勝ち。観客数は1万4千5百人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対スワローズは田之上投手と館山投手の先発で5対1でスワローズの勝ち。観客数は3万3千2百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ライオンズは内海投手と涌井投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千人ほどえした。

2005年06月11日

1ビル3店

 近所の角地のビルには、かつて不動産屋と居酒屋とコンビニが入っていました。そのうち、コンビニが潰れ、しばらくすると、跡地の半分に屋号を表に出さない怪しげな店が入りました。その残り半分に先日、不動産屋が入りました。「同じビルに二つも・・・」と変に思っていたのですが、しばらくすると、その怪しげな店が潰れ、代わりにまた別の不動産屋の看板が。つまり、「不動産屋、不動産屋、居酒屋、不動産屋」という並びになりそうなのです。
 これがまだ、半径数キロに不動産屋がない、というのなら分からなくもないのですが、そのビルを中心に半径100mくらいの所に既に三つの不動産屋があったのです。その「激戦区」の中に新たに二つが並び、計六店となったわけです。
 超過当競争のような気もしますが、一体どうなるのでしょうか。他人事ながら気になります。

山崎投手、1球で移籍後初勝利

[ 野球 ]

 ナゴヤドームのドラゴンズ対マリーンズは15時開始。ドームで行われましたが、これも「薄暮試合」と言うのでしょうか。
 先発は山本昌投手とセラフィニ投手。3回まで無安打だったマリーンズですが、4回にベニー選手の適時打で先制します。しかし、その裏、セラフィニ投手が1四球を挟んで5連打と打ち込まれ、一気に4点取って逆転されます。セラフィニ投手は2死2・3塁としたところで降板。二番手は山崎投手。連続試合安打中の荒木選手相手でしたが、初球を二塁ゴロに打ち取りました。
 ところが直後の5回表、1死2・3塁で初芝選手の代打適時打で1点差、さらに堀選手も続き、ベテランの活躍で追いつきます。さらにフランコ選手の適時打で勝ち越し山本昌投手をKO。さらに二番手の落合投手からベニー選手が12号2ランを放ち、一挙6点を取って再逆転しました。

 その後もマリーンズは李選手の14号ソロなどで加点し、計11点。一方、三番手の小宮山投手は2回1失点。さらに藤田投手が1回、川井投手が2回を無失点に抑え、11対5でマリーンズが大勝しました。勝ち投手は1球だけ投げた山崎投手。移籍後110試合目の登板で、カープ時代の2000年以来の勝利を挙げています。
 これで交流戦では、スワローズを除くセ5球団への勝ち越しが決まりました。貯金は27。「3位マジック」は残り73試合で57となっています。観客数は3万4千4百人。また、試合時間3時間52分は、昨日の今季最短から一転して今季最長試合となっています。なお、8回に福浦選手が約2週間ぶりに出場。 安打は出ませんでしたが、守備も無難にこなしています。

 甲子園のタイガース対ファイターズは能見投手と正田投手が先発。前回の札幌ドームでプロ初完投勝利を挙げた能見投手ですが、今日は新庄選手にソロを打たれるなど、4回5失点でKOされます。6回表の時点で6対1とまでなりますが、その裏、タイガースが集中打で5点を取って同点に。さらに続く7回は町田選手の代打適時打で勝ち越し、続く矢野選手がプロ初となる満塁本塁打で、再び5点を取り、11対6と大逆転しました。タイガースは今季初の5連勝。ファイターズは2分を挟んで11連敗となってしまいました。観客数は4万7千2百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対カープは紀藤投手とデイビー投手が先発。紀藤投手は古巣相手に6回3失点と試合を作ります。デイビー投手は6回2失点でしたが、7回から新人の森投手が登板。これが誤算となり、この回、打者一巡で4点を取ったイーグルスが逆転。そのまま6対3で勝ちました。二番手の吉田投手が移籍後初勝利を挙げています。観客数は1万6千9百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対合併球団は土肥投手とパーラ投手が先発。初回に合併球団がいきなり5得点。ところが援護を貰ったパーラ投手がその裏、腕に痛みを覚えて急遽降板します。その後、ベイスターズも反撃しますが、一歩及ばず、10対7で合併球団が勝ちました。観客数は1万6百人ほどでした。

 ナイターは2試合。福岡ドームのホークス対スワローズは和田投手と石川投手が先発。ホークス1点リードで迎えた3回、無死満塁と追加点の好機を作ります。ここで石川投手は城島選手・ズレータ選手といった長距離砲を抑えましたが、続くカブレラ選手が満塁本塁打を放ちました。和田投手は3点取られるも、前回に続いてスワローズ相手に完投勝利でリーグ2番目となる7勝目を挙げました。観客数は3万4千1百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ライオンズは高橋尚投手と河原投手が先発。3回に中村選手の適時打で先制したライオンズが、二死後に連打して一気に5点を先制し、高橋尚投手をKOします。その裏、3点を返されましたが、6回表には、河原投手の安打をきっかけに中村選手・和田選手・フェルナンデス選手と3発の本塁打が出て再び一挙5点を取り、試合を決めました。河原投手は本塁打3発を喫しましたが、6回を5失点で抑え、久々となる今季2勝目を古巣から挙げました。観客数は4万4千6百人ほどでした。

2005年06月10日

宣伝する場所

 漫画喫茶に行きました。これまで、そこでは次回使える割引券を配っていたのですが、それが携帯の画面を使った方式に変わっていました。「指定のアドレスにメールを送り、返信メールに書かれているURLにアクセスして登録すると、割引画面が表示され、それを見せると50円サービス」という方式です。
 その宣伝が店内の至るところに貼られていました。まあ、受付やブースに貼るのはいいとして、手洗いの個室にまで貼ってあるのです。そこで張り紙を見ながら、メールを打つ、というのはかなり笑えるシチュエーションだな、などと思いました。
 なお、手間をや提供する情報の事を考えると50円では元が取れないと思ったので、利用は見送りました。それにしても、手洗所の混雑を誘発するような宣伝方法は勘弁して欲しいものです。

清水投手、大記録は逃すも2度目の無四球完投

[ 野球 ]

 ナゴヤドームのドラゴンズ対マリーンズはマルティネス投手と清水直行投手が先発。また、本日登録された新人の竹原選手が即スタメン7番左翼で出場しました。
 清水直投手は初回を三者連続ショートゴロという立ち上がり。2回も三者凡退に抑えます。
 一方、2回まで走者は出すも抑えられていたマリーンズ打線ですが、3回表に先頭の今江選手がストレートの四球で出塁。暴投で2塁で進んだ後、清水直投手の犠打で1死3塁となります。しかし、西岡選手は三球三振に倒れ、2死となります。するとここでドラゴンズベンチはマルティネス投手にセットでなくてノーワインドアップで投げるように指示。ところがこれが裏目に出て、堀選手がストレートの四球で出塁してしまいました。続くは一昨日から三番に入っているサブロー選手。1-2からの4球目を左翼フェンス直撃します。さらに左翼手がクッションボールの処理を誤った事もあり、これが三塁打に。マリーンズが2点を先制しました。
 先週、初回5失点だった清水直投手ですが、今日は中盤まで完璧な投球。三振と内野ゴロの山を築き、ドラゴンズの打線を完璧に抑えます。6回まで8三振・9内野ゴロ。外野に飛んだのが一つだけ、というパーフェクトピッチングでした。一方、マルティネス投手も3回から6回まで完璧に抑えますが、7回に里崎選手とフランコ選手の連打で好機を作り、竹原選手の「プロ初併殺崩れ」で1死1・3塁とした後、今江選手が初球スクイズで、貴重な追加点を挙げました。竹原選手はこの回でお役ごめん。残念ながら安打は出ませんでした。

 7回裏、清水直投手は荒木選手と井端選手を打ち取り、完全試合まで「あと7人」とします。しかしここで打席には立浪選手。解説の小松辰雄氏が「打つなら立浪でしょう」などと言っていたのですが、それが実現してしまい、中前打を喫してしまいました。さらに、2点を貰って5対0とした8回裏、いきなり連打で無死1・3塁とされます。そこから内野ゴロで1点取返され、完封もなくなりました。続く打者も打ち取りますが、前回の千葉で打ち込まれた井上選手に代打適時打を喫し、結局この回4安打2失点となってしまいました。
 しかし、9回にはフランコ選手の13号ソロで駄目を押し、その裏は三者凡退。清水直投手は大記録は逃したものの、6勝目を今季二度目の無四球完投で飾りました。完投だけですと5回目です。余談ですが、試合開始の時、地元放送局のアナウンサー氏は、チーム勝数5位という事もあってか「エース格の清水投手」と言っていました。しかし、終了後は「エースの清水投手」と「格」が取れていました。それほどの投球内容だったという事でしょう。
 これで貯金は今季最多の26、「3位マジック」も残り73試合で58となっています。観客数は2万9千5百人。試合時間2時間21分は今季チーム最短でした。

 甲子園のタイガース対ファイターズは安藤投手と入来投手が先発。初回にファイターズが先制しますが、その裏、金本選手の2ランで逆転。しかし、ファイターズも追いついて同点のまま延長に入ります。10回表、ファイターズは1死3塁の好機で中軸にまわりましたが、小笠原選手・セギノール選手が打ち取られます。その裏、タイガースは1死から金本選手がバックスクリーンに飛び込むサヨナラ本塁打を放ち、5対4で勝ちました。ファイターズは21年ぶりの10連敗となってしまいました。観客数は4万7千2百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対カープは岩隈投手と大竹投手が先発。今日、イーグルスとタイガースの間で、沖原選手と前田選手の交換トレードが発表。沖原選手は即2番遊撃でスタメン出場しました。
 カープが2点先制しますが、5回に追いついたイーグルスはさらにその沖原選手のショートゴロが失策を呼んで逆転します。しかし7回、守備の乱れでカープが追いつき、さらに2点追加し、再逆転しました。
 イーグルスも終盤反撃しますが、8回は2死満塁で礒部選手が三振。9回も2死1・2塁と一発出ればサヨナラのところで吉岡選手が打ち取られ、5対3でカープが逃げ切りました。雨の中でしたが、観客数は1万4百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対合併球団は強い雨の中の開催。交流戦をすでに2試合流しているベイスターズとしては、これ以上流せない、といったところでしょうか。このあたり、梅雨時にまたがる時期に行い、しかも中止した試合は期間中に終わらせる、という交流戦の仕組みの問題点が露呈したと言えるかもしれません。同じ屋外球場でも、マリンのように「屋根の下」のない横浜スタジアムでの観戦はかなりきつく、観客数は2,260人と今季最少記録となってしまいました。
 試合のほうは龍太郎投手と吉井投手が先発。初回に先制した合併球団が中押し、ダメ押しと理想的に得点を挙げ、一方の吉井投手は6回を1失点で4登板で早くも3勝目を挙げました。ベイスターズの連勝は5で止まっています。
 福岡ドームのホークス対スワローズは倉野投手と高井投手が先発。高井投手は4回まで無安打ながら4四球。そしてその4回裏、2死2塁からズレータ選手が「初安打」となる2ランを放ち、これがそのまま決勝打になりました。倉野投手は5回無失点、以下は中継ぎ陣がこまめに抑え、最後は馬原投手がセーブを挙げ、2対0でホークスが勝ちました。倉野投手は今季初勝利を挙げています。観客数は3万1百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ライオンズはマレン投手と大沼投手の先発で、読売が勝ったようです。観客数は4万2千6百人ほどでした。

2005年06月09日

動作確認の大切さ

 ある所で、拡声器を使って案内している人がいました。しかし、機械の調子が悪いのか、拡声器の前方10mほどの所にいる私ですら何を言っているのかほとんど聞き取れません。しかしながら、その人は、その聞き取りにくい案内を繰り返していました。
 傍からみるとかなり奇妙な風景でした。しかし、本人には自分の声として聞こえているわけですから、拡声器の調子がいいか悪いかは分かりようがないのです。
 目の前に存在して当然のように機能しているように思えながら、実は異常があり、しかもその事がわからないわけです。しかしながらこのような状態は、健康状態から社会まで、いろいろな所にある事に気づきました。そう考えると、この壊れた拡声器で叫び続ける人を単純に笑うことができなくなりました。

久保投手、有言実行の好投+@で6勝目

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対読売は久保投手と工藤投手が先発。マリーンズは2回裏に2死1・2塁とし、ここでここ1週間で1安打と不振で打順が八番となった李選手が適時二塁打を放ち、2点を先制します。
 1・2回を無安打で抑えた久保投手ですが、点を貰った直後の3回に連打と四球で無死満塁とします。しかし、続く二岡選手を併殺に打ち取り、その間に1点を取られたものの、このピンチを最少失点で切り抜けます。二岡選手はこのマリン三連戦で4併殺でした。
 そしてその裏、マリーンズは2死1塁からベニー選手の2ランで2点を追加。これで流れを引き寄せます。工藤投手は走者の西岡選手を気にしすぎたようです。結局4失点でこの回で降板しました。さらに5回には二番手の佐藤宏投手からベニー選手の適時打、さらには垣内選手の連日の適時打、そして西岡選手の適時二塁打で打者10人で5点を追加。試合を一気に決めました。

 久保投手は、3回以降は2安打無四球と読売打線を封じ込めます。先週のカープ戦終了後に、次回の登板について尋ねられたとき、「前回の読売戦では勝ったものの失点が多かった。次は好投する」と宣言していましたが、有言実行の活躍ぶりでした。9回は小宮山投手にマウンドを譲ったものの、8回を6安打2四球1失点で6勝目を挙げています。
 ヒーローインタビューではピカチュウの被り物をして登場。今日の中継局がTV東京で、始球式にもポケモンが登場したのとの「タイアップ」でしょうか。インタビューの最後も「ピカチュウ!」で締めていました。オールスターに出れたら、ぜひとも新庄選手と共演してほしいものです。
 試合のほうは9回に1点を取られたものの、10対2で圧勝。交流戦本拠地最終戦を白星で飾りました。三タテを喫したスワローズを除いた5カードは全てマリンでは2勝1敗でした。
 対読売は通算で5勝1敗。前も書きましたが、読売の山本ヘッドコーチは選手にちゃんと自分らの力の差がどれくらいか分かったやろと言ったのでしょうか。観客数は2万5千1百人ほどでした。マリーンズの「3位マジック」は残り74試合で60となっています。

 大阪ドームのタイガース対合併球団はJP投手と福原投手が先発。タイガースは初回に無安打で先制し、その後も中押し、ダメ押しと加点して4点。一方、福原投手は6安打2四球ながら完封で今季3勝目を挙げました。3勝中2勝が対合併球団の完封というのが面白いところです。観客数は2万7千5百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ファイターズは三浦投手と金村投手のエース対決。しかし、序盤からベイスターズ打線が爆発し、金村投手は2回をもたずにKO。肘に問題があるとのことで、登録抹消になる見込みだそうです。試合のほうはベイスターズが7対3でこのカード3タテ。ファイターズは9連敗となってしまいました。観客数は1万4百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対スワローズは西口投手と川島投手が先発。初回にカブレラ選手の2ランで先制したライオンズが4対1で勝ちました。ライオンズの田原選手がプロ初本塁打を放っています。観客数は1万2千1百人ほどでした。
 広島のカープ対ホークスは小山田投手と星野投手が先発。城島選手の3ランで先制したホークスがその後も本塁打2本で7得点。しかし、9回に6点差で登板した三瀬投手はラロッカ選手に3ランを喫して降板。不振が長引きそうで心配です。観客数は1万6千人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ドラゴンズは金田投手と野口投手が先発。3回に先制したドラゴンズがその後も点を重ね6対0と快勝。野口投手は今季初勝利を約1年ぶりの完封で飾っています。観客数は1万2千1百人ほどでした。

2005年06月08日

進化と無変化と退化

[ 交通 ]

 山手線の車両が全部新車である「E231系」に置き換わったそうです。私の物心ついた時は「103系」で、20年くらい前から「205系」に置き換わっていますから、最近30年くらいで2回入れ替わっているわけです。同じ大幹線でも、中央線快速は25年ほど前に「201系」になってから、ずっと入れ替わりがないだけに、不思議な感じがします。
 もっとも、京葉線に比べれば中央線快速もまだマシ。15年ほど前に全通した頃は、「205系」が基本だったのですが、その後、「201系」が入ってきて、その後さらに「103系」と、だんだんと古い型の車両が入っています。要は山手線で二世代前に消えた車両が新たに投入されているわけです。しかも気のせいか、最近になって「103系」の比率が増えたような・・・。
 競争相手となる私鉄路線がないためなのでしょうか。それとも沿線開発が思ったほど進まず、乗客が期待通り伸びないために予算が削減されているのでしょうか。いずれにせよ、何とかしてほしいものです。まあ、「103系」もたまに乗る分には懐かしさもあって嫌ではないのですが・・・。

警告試合兼提訴試合で逆転負け

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対読売は小野投手と内海投手が先発。立ち上がり、小野投手がいきなり崩れ、初回に3点を奪われます。その後も、毎回のように安打を打たれますが、いずれも併殺で切り抜け、追加点は奪われませんでした。
 4回まで内海投手に2安打無失点に抑えられていたマリーンズ打線でしたが、5回裏に七番の垣内選手が安打し、それを外野手が後逸という昨日の先制みたいな形で3塁へ。そして続く初芝選手の適時打で1点返します。今日は下位に右のベテラン二人を置いたのですが、それが功を奏した感じです。
 そして6回裏、先頭の堀選手が安打し、続くは今季初の三番のサブロー選手。左翼ポール際にフラフラと上がった感じの飛球でしたが、これがなんと左翼席まで入り、同点となりました。続くベニー選手はバットを折りながら三遊間を抜き、ここで内海投手は降板となりました。
 二番手の久保投手に対し、里崎選手の犠打が失策となり、無死1・2塁に。フランコ選手は併殺で倒れたものの、続く垣内選手が適時二塁打を放ち、ついに逆転に成功しました。

 そして7回、小野投手はまだ球数は少なかったのですが、ここで藤田投手からの「必勝リレー」に入ります。藤田投手は阿部選手を三球三振にするなど、簡単に2死を取りましたが、そこから安打され、続く清水選手に逆転2ランを喫します。藤田投手は先週の火曜に続いての左打者への被弾となってしまいました。また、この時、一塁をまわった清水投選手にフランコ選手がなぜか怒り、「警告試合」が宣告されてしまいました。
 マリーンズ打線は7回は久保投手に、8回はシコースキー投手に完璧に抑えられます。一方、マリーンズも8回は川井投手と山崎投手で抑え、1点差で最終回となります。
 そして9回、先頭の阿部選手に四球を出してしまい、続く矢野選手は犠打。ところが打者走者が走り出すのと里崎捕手が取りに行く際に交錯し、オールセーフとなってしまいます(記録は安打)。何でも規則だとこの場合は守備妨害にはならないとか。バレンタイン監督も猛抗議をしますが実りません。結局、「提訴試合」となって試合が再開しました。
 その後、犠打で1死2・3塁となった後、暴投で1点、さらには捕手からの牽制球が走者に当たってそれてしまい、もう1点を追加されます。交錯の当事者の里崎捕手は頭に血がのぼっていたのでしょうか。
 その裏、先頭のフランコ選手が二塁打を放ちますが、後続がうちとられ、結局7対4で敗戦。交流戦で対読売初敗戦を喫してしまいました。
 ここのところ、接戦で中継ぎ陣が決勝点を打たれて負ける試合が増えており、ちょっと心配です。観客数は2万人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対タイガースは光原投手と杉山投手が先発。指名打者の浜中選手のソロで先制したタイガースが7回までに4対0とします。一方、杉山投手は6回まで1安打だったのですが、7回に1失点で途中降板。以下はまたもウイリアムス投手→藤川投手と継投します。すると8回裏に5試合連続登板となる藤川投手が塩崎選手の適時打で同点に追いつかれます。その直後の9回表、3連打で満塁とした後、今岡選手の満塁本塁打が出て、タイガースが8対4で勝ちました。観客数は2万4千2百人ほどでした。
 広島のカープ対ホークスは長谷川投手と斉藤投手が先発。2回に城島選手とズレータ選手の連発でホークスが3点先制しますが、ソロ2発などでカープが7回に追いつきます。そして9回、無死1塁から8番のカブレラ選手が送り、二番手の馬原投手がそのまま打席に立ち、勝ち越しの適時二塁打を放ちます。その後も2点を追加したホークスが6対3で勝利。馬原投手は後ろにまわってから絶好調です。観客数は1万5千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ファイターズはセドリック投手と押本投手が先発。序盤で5点を取って主導権を握ったベイスターズが7対1で勝利。ファイターズは8連敗です。観客数は8千8百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対スワローズは帆足投手と藤井投手が先発。投手戦となりますが、ソロ2発などでライオンズが3点を取ります。しかし9回、2死無走者と完封まであと一人とした帆足投手からスワローズが3連打で1点を返し、降板。さらに豊田投手からも1点返しましたが、反撃はそこまでで、ライオンズが3対2で勝ちました。観客数は1万3百人ほどでした。
 宮城のイーグルス対ドラゴンズは朝井投手と川上投手が先発。同点で迎えた9回裏、無死1・2塁から犠打失敗などで2死となったのですが、そこで代打で出てきた吉岡選手がサヨナラ打を放ちました。イーグルスは初のサヨナラ勝ち。また、対ドラゴンズ戦勝ち越しも決めました。観客数は1万3百人ほどでした。

2005年06月07日

2005/6/7の更新

 漫画資料室李さんちの物語を掲載しました。

投手戦を制して読売戦勝ち越し

[ 野球 ]

 マリンスタジアムのマリーンズ対読売に行きました。タイガース戦同様、内野席は「特別料金」で普段の倍くらいするので、今日は一番安い外野席に行きました。それでも、FC割引が適用されないため、通常のFC料金の内野席より高いのですが・・・。ちなみに、内野席を見渡したところ、普段の「1階内野自由席」をFC料金の倍額で売っている「内野指定A」はほぼ満席だったものの、やはり倍額近い2階の「内野指定B」にはかなり空席が目立ちました。発表された観客数は2万4千人ほどとなっていましたが、「そんなに入っていた?」という感じです。
 試合のほうは小林宏之投手と上原投手が先発。初回、小林宏投手は二塁打から四球二つで2死満塁としますが、清原選手を抑えて切り抜けます。その裏、先頭の小坂選手が2-3からセンターに弾き返します。これをローズ選手が取れずに、さらに返球もそれ、小坂選手は一気に本塁まで戻り、いきなり先制しました。記録は中前打と失策という事でした。
 小林宏投手は2回も二塁打を打たれるなど、走者は出しますが、4回まで無失点に抑えます。その裏、1死から橋本選手が安打し、今江選手も二塁打で続き1死2・3塁に。ここで、久々スタメンとなった代田選手が初球スクイズを見事に決め、貴重な2点目を挙げました。直後の5回表にローズ選手の適時打で1点返されただけに、この追加点は大きかったでしょう。

 その後、上原投手に抑えられますが、小林宏投手も結局7回を6安打2四球ながら1失点。8回は薮田投手が三人で抑え、9回表に小林雅英投手が登板します。前の読売戦で本塁打を打たれているだけにちょっと不安もあったのですが、阿部選手に二塁打を打たれたものの、後は抑え、2対1で勝ちきりました。読売は2塁打4本を含む7安打でしたが、5回以外はつながりがありませんでした。上原投手は完投負けです。
 個人的には、昨年一年間契約できなかった代田選手が「決勝点」を挙げたのが非常に印象に残る試合でした。小林宏投手は8勝目で、リーグ首位に並んでいます。また、マリーンズの「3位マジック」は残り76試合で61となっています。

 神戸の合併球団対タイガースは萩原投手と前川投手が先発。萩原投手は中一日で「連続先発」です。そしてまた3回1失点で降板しました。そして同点で迎えた5回にシーツ選手の犠飛で勝ち越したタイガースが6回にも2点を追加し、4対2で勝ちました。合併球団は4人の投手を出しましたが、全員、一昨日からの連投でした。観客数は3万3百人ほどでした。
 倉敷のカープ対ホークスは黒田投手と杉内投手という、半月前と同じ顔あわせ。1点を先制されたカープが5回に久々スタメンの福井選手のソロで追いつき、失策がらみで勝ち越した後、これまた久々のスタメンとなった緒方選手に2ランが出てこの回4点。6回にも前田選手のソロで1点追加し、ここまで防御率1.31だった杉内投手から5点を奪いました。黒田投手は先週に続く完投で、2位に2勝差をつけるリーグ首位の8勝目を挙げています。杉内投手は2敗目ですが、この2敗はいずれもカープ戦です。カープは連敗を5で止めました。観客数は1万2千7百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ドラゴンズはホッジス投手と鈴木投手が先発。今年ドラフト4位の鈴木投手はプロ初先発です。3回に2安打で3点を先制したドラゴンズが終盤にも追加点を挙げ、9対1で勝ちました。鈴木投手はプロ初勝利です。観客数は1万1千9百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ファイターズは門倉投手と鎌倉投手が先発。初回にベイスターズが先制し、7回に追加点。一方の門倉投手は4回以降無安打で3塁を踏ませず、3安打2四球で完封勝ちしました。ファイターズは2分を挟んで7連敗です。観客数は1万3千人ほどでした。
 所沢のライオンズ対スワローズは松坂投手とガトームソン投手が先発。8連続完投中だった松坂投手ですが、今日は6回10安打5失点でKOされてしまいました。試合は7対3でスワローズの勝ち。ガトームソン投手は2勝目です。観客数は1万2千8百人ほどでした。

2005年06月06日

2005/6/6の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。。

マイルで焼酎

 昨秋と春先に、全日空に乗った時、提携キャンペーンとかで楽天市場の「期間限定ポイント」が1,000円分入りました。その期限が切れそうになったので、何か買おうかと思ったのですが、いざそうなると、なかなか買いたいものが思い浮かびません。
 「買うために商品を探す」という極めて本末転倒なやりかたで検索をかけまくった末、結局「日常消耗品」である焼酎に落ち着きました。折角、全国各地の店が出ているモールですから、何か珍しいものにしようと、九州産の「黒糖焼酎」を選んで購入手続きをとりました。てっきり、九州の店で買ったと思ったのですが、店舗情報をよく見てみたら、産地は九州でも、店は我が家から電車で30分くらいで行ける所にありました。
 その時はちょっと冴えないと思いましたが、届いた焼酎は美味しかったので、満足できました。それにしても、飛行機に乗った距離をもとに焼酎が買える、とは面白い時代になったものです。

2005年06月05日

朝マック

 久々にマクドナルドで「朝マック」を食べました。我が家ではいつも食べるものが決まっていて、私は「ソーセージマフィンセット」を、嫁さんは「ソーセージエッグマフィンセット」になります。ちなみに、私のこれは、18年来の定番です。
 これまで、この二つ、セット価格が同じでした。二つの違いは、マフィンサンドに目玉焼きが入っているかいないかだけ。つまり、目玉焼きはあってもなくても同じ値段として扱われていたわけです。
 マフィンとソーセージとチーズの組み合わせには卵は入らないほうが私は好きなので、「ソーセージマフィン」にしているのですが、この値段設定にはちょっとした不公平感をおぼえていました。
 ところが今日行ったところ、料金改定がされていたようで、両者に30円の差がついていました。やはり、私みたいに、「卵があってもなくても同じ値段はおかしい」と思った人が声をあげたのでしょうか。この30円のおかげで、今朝はやけに得した気分を味わう事ができました。

投手戦で今季初の引き分け

[ 野球 ]

 甲子園のタイガース対マリーンズは下柳投手と渡辺俊介投手が先発。ともに防御率1点台で、リーグ勝数で首位争いをしている投手なだけに、予想通りの投手戦となります。
 ともに初回は1四球、2回には安打が出たものの、いずれも無得点という立ち上がりです。3回表、マリーンズは先頭の西岡選手が安打で出塁。二番の堀選手は珍しく犠打で1死2塁とします。このあたりも、下柳投手の出来がいい事を物語っているのでしょう。そして甲子園に来てから7打数4安打6打点と好調のフランコ選手が狭い二遊間を抜いて、マリーンズが先制しました。
 渡辺俊投手は二人出した走者をいずれも併殺で片付けるなど、7回までうち6回が三者凡退。タイガース打線は攻略の糸口すらつかめない感じです。一方の下柳投手も、4回以降は再びマリーンズ打線を封じ、早い展開でともに得点が入りません。
 試合が動いたのは8回。マリーンズが1死から西岡選手の今季7本目となる三塁打を放ち、追加点の絶好機を迎えます。しかし、下柳投手はここを踏ん張り、堀選手はキャッチャーフライに打ち取られます。続く甲子園で好調のフランコ選手は、初球にプッシュバントを見せますがファウルに。その後も2-3としますが、最後は三振に打ち取られてしまい、追加点を挙げる事ができませんでした。

 その裏、タイガースは先頭の檜山選手が右中間を破る二塁打。続く矢野選手が送り、タイガースはこの試合初めて三塁を踏みます。そしてここで代打の浜中選手が左翼に犠飛を打ち、同点となりました。
 タイガースは9回から登板の久保田投手が9人から6三振という完璧なリリーフ。12回表から登板の藤川投手が2四球を出しましたが、結局点にはなりません。
 一方、渡辺俊投手は9回を4安打1四球1失点。延長に入ってからは藤田投手・薮田投手・小林雅英投手の「必勝リレー」がいずれも1回を三者凡退に抑えます。
 というわけで、結局延長12回で1対1で引き分け。マリーンズとしては今季初引き分けです。ともに先発のみならず、継投陣も良かったから仕方ないでしょう。観客数は4万7千2百人ほどでした。なお、渡辺俊投手は8回に三塁ゴロを打ち、連続三振記録は7で止まっています。
 なお、本日の引き分けにより、マリーンズに「プレーオフ出場三位マジック63」が点灯したそうです。

 神宮のスワローズ対イーグルスは館山投手と紀藤投手が先発。前回に続き、紀藤投手は5回2失点と試合を作りますが、打線が4回まで完璧に抑えられるなど、館山投手に抑えられます。終盤になって、山崎選手の4試合連続の9号ソロなどでイーグルスも1点差に迫りましたが、1点及ばず、スワローズが3対2で勝ちました。観客数は2万1百人ほどでした。
 広島のカープ対合併球団はデイビー投手と萩原投手が先発。萩原投手は3年ぶりの先発です。萩原投手は3回を2安打無失点ながら降板し、ケビン投手に代わります。どうやら、「初回から中継ぎを出して4回から先発に交替」という継投だったようです。一方、デイビー投手は4回まで無安打でしたが、5回に2安打3四球で4失点となりました。カープは7回に新井選手の2ランで追いつきましたが、8回に先頭で代打で登場した下山選手が本塁打。9回にも2点を追加し、7対4で合併球団が勝ちました。カープは5連敗です。観客数は1万1千人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ベイスターズは涌井投手と吉見投手が先発。一軍再昇格後は好投が続いている涌井投手は、今日も8回途中まで1失点と好投。しかし、吉見投手も先週に続いて好投し、同じく1失点。結局涌井投手は勝利投手の権利がつかずに降板となりました。そして同点で迎えた9回、失策二つがからんで、ベイスターズが3点取って勝ち越し。その裏はクルーン投手が抑え、ベイスターズが4対1で勝ちました。観客数は2万1千1百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対ファイターズは山本昌投手と江尻投手が先発。初回に新庄選手、3回にはセギノール選手に3ランが出て6対0となります。しかし、5回、ここまで2安打無失点の江尻投手が捕まり3失点。さらに救援の吉崎投手が火に油を注ぎ、最後はアレックス選手に逆転3ランを喫し、この回7失点。6回以降はファイターズ継投陣が無走者に抑えただけに、まさに魔が差したような5回の失点でした。二番手の川岸投手がプロ初勝利を挙げています。ファイターズは2分を挟んで6連敗となりました。観客数は3万6千8百人でした。
 東京ドームの読売対ホークスは唯一のナイターで17時開始。先発は田之上投手と高橋尚投手。初回に松中選手の適時打で先制したホークスが、2回に稲嶺選手の犠飛で追加点を挙げます。この時点でまだ甲子園は終わっておらず、「こっちは3時間半やって1点なのに、あっちは30分ちょっとでもう2点か」などと思いました。しかし、3回裏に仁志選手のソロで読売が1点を返した後はこちらも点が入らなくなります。
 そしてホークスの2対1で迎えた9回、先頭の城島選手が失策で二塁まで行きます。続くズレータ選手を読売バッテリーは敬遠しますが、その敬遠球に隙を見た城島選手が何と三盗。その後、2死満塁となったところで、大村選手にダメ押しの2点適時打が出ます。その裏、ホークスは三瀬投手が土曜に危険球退場して以来の登板。ところが、2死1塁から連続四球で満塁にしてしまいます。そこでホークスは吉武投手を投入。代打の黒田選手を打ちとって事なきを得ましたが、三瀬投手の変調は続いているようです。この調子だと、抑えは馬原投手に代わるかもしれません。なお、ホークス先発の田之上投手が2年ぶりの勝利を挙げています。観客数は4万3千9百人ほどでした。

2005年06月04日

2005/6/4の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。。

広島で試合中にサイン会の珍事

[ 野球 ]

 仕事でデーゲームは見れませんでした。なぜかナイターだった広島のカープ対合併球団は大竹投手とJP投手が先発。2回に先制した合併球団が、6回に後藤選手の2点適時打が出て3対0とします。一方、カープは7回まで9安打2四球で無得点という大拙攻。しかし8回に2死1・2塁としたところで合併球団は二番手の加藤投手を投入。しかしこれが失敗し、浅井選手の代打適時打でカープが1点を返します。
 次は両打ちの木村拓也選手。ここで仰木監督が出てきました。そして場内放送は菊地原投手をコール。ところがここで三塁側ベンチに審判団が集まり、なにやらもめはじめます。なんでも、ここで仰木監督は、先ほどの浅井選手の打席のストライクボールの判定に抗議をしに来たのですが、そこで左手を挙げる身振りをしたら、それを審判が「左の菊地原投手に交替」と誤解してしまった、との事。したがって、仰木監督は交代を認めません。そうこうしているうちに、中断時間はどんどん伸びます。その間、カープのみならず、合併球団の選手も、フェンス越しにサインをするなど、ファンサービスをしていました。それをよそにベンチでは揉め続けます。  結局、遅延行為という事で仰木監督は退場処分となりました。しかし、結局その菊地原投手が木村拓選手を抑え、カープの反撃はここまで。9回は大久保投手が抑え、3対1で合併球団が勝ちました。観客数は1万2千6百人ほどでした。
 それにしても、この約44分の中断の最中、審判団も仰木監督も、土曜とはいえ、こんな遅くに待たされるファンの事をどう考えていたのでしょうか。非常に疑問の残る行動でした。一方、その間、ファンサービスに努めていた両チームの選手たちは素晴らしいと思いました。

 東京ドームの読売対ホークスは野間口投手と和田投手が先発。今日も野間口投手は7点台の防御率にみあった投球。3回に先制したホークスが松中選手とバティスタ選手の本塁打などで、5回までに5点を取り、野間口投手をKOします。
 一方、和田投手は5回まで無安打投球。しかし6回1死に二岡選手の詰まった当たりが三塁内野安打となります。これに気落ちしたのか、続くローズ選手に2ランを喫します。しかし、以下は再び抑え、8回途中からは昨日から一軍復帰の馬原投手が登板。5人を完璧に抑え、プロ初セーブを挙げました。結局読売は6回の2安打のみでした。観客数は4万4千9百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対マリーンズはブラウン投手とセラフィニ投手が先発。ともに制球が悪く、序盤から点の取り合いとなります。初回にマリーンズがサブロー選手の適時打で2点を取れば、その裏、タイガースは今岡選手の適時打で追いつき、3回にベニー選手のソロで勝ち越すと、その裏、金本選手の適時打で追いつく、といった具合です。
 そして4回。タイガースは早くもブラウン投手を諦め、江草投手が登板。盗塁失敗などで2死無走者となったところで昨日5打点のフランコ選手が打席に。左翼ポール際に打球が飛び、ファウルグランドに跳ね返ります。直後に審判の判定はなく(翌日見たマリーンズ公式によると、一度はフェアの判定があったとの事でした)、フランコ選手も三塁に走ります。一瞬、バレンタイン監督が抗議に出かかりましたが、ワンテンポ遅れて本塁打の判定がありました。このあたり、スカイAの再放送で見ていたのですが、判定が出て本塁へフランコ選手の後を審判二人が追いかけるような映像があり、ちょっと笑えました。
 その後は、ともに継投陣が好投。川井投手は昨日に続き1回を完璧に抑えました。また、薮田投手も7回に満塁にしますが、最後は抑えます。9回は小林雅英投手が関本選手は歩かせるものの、赤星選手・シーツ選手・金本選手をいずれも三球三振に打ち取りました。セラフィニ投手は5回を3安打5四球3失点ながら、交流戦初勝利で4勝目を挙げています。観客数は4万7千2百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対イーグルスは石川投手と岩隈投手が先発。ここのところ3試合連続KOだった岩隈投手ですが、今日は好投します。一方、イーグルスは6回と8回に山崎選手の二本の本塁打で3点を取ります。岩隈投手は9回に1点取られたものの、最後は福盛投手が抑え、久々となる4勝目を挙げました。観客数は2万1千9百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対ファイターズはマルティネス投手と正田投手が先発。初回に1点先制したドラゴンズが6回に中押し、8回にダメ押しして7得点。一方、ファイターズは毎回走者を出しますが、得点には結びつかず、完封リレーを喫しました。マルティネス投手は来日初勝利です。観客数は3万7千人でした。
 所沢のライオンズ対ベイスターズは河原投手と土肥投手が先発。ベイスターズが金城選手の2ランなどで4点を取り、土肥投手は8回まで無失点。しかし9回にカブレラ選手が連日となる2ランを放ち、ここで降板。完封はできませんでした。しかし、後はクルーン投手が抑え、結局4対2でベイスターズが勝利。古巣相手に2戦2勝となった土肥投手は、ヒーローインタビューで使ってもらえなかった古巣への恨みをぶちまけていました。観客数は1万7千人ほどでした。

2005年06月03日

兄弟喧嘩

 ここのところ、連日のように「元横綱二人の対立」の報道があります。子供の頃の逸話まで持ち出してやけに大袈裟に報じています。しかし、兄弟といえども、いろいろいるのですから、対立することだってあるでしょう。それこそ、企業の社長の座を巡った骨肉の争いなんかだともっと深刻な争いになるのではないでしょうか。
 15年ほど前は、国民的ヒーローだった人たちだけに、大きく扱いたい気持ちはわかります。しかし、結局のところ一家庭内の「兄弟喧嘩」なわけです。言動だって、親を失った直後なわけですから、ある程度不安定になるのも仕方ないでしょう。そんなものをいちいち取り上げる暇があったら、もっと報道価値のあるものを探してほしいものです。

追いついた直後に突き放されて敗れる

[ 野球 ]

 甲子園のタイガース対マリーンズは安藤投手と清水直行投手が先発。初回にタイガースが赤星選手とシーツ選手の長打で先制。さらに2死後に今江選手が三塁ゴロを失策して2点目が入り、矢野選手の3ランが出て、いきなりタイガースが5点を先制します。今季マリーンズの初回失点は2点が3回あっただけですから、倍以上取られた計算になります。3回にフランコ選手の適時打で1点を返しますが、その裏に金本選手の適時二塁打を喫し、再び5点差となりました。
 しかし5回、清水直投手の代打の諸積選手が二塁打、小坂選手も続いて1・3塁とし、フランコ選手の2打席連続の適時打と内野ゴロ二つで3点を返し、2点差とします。
 その裏は小宮山投手が登板。金本選手から始まる中軸でしたが、1安打されたものの無失点。続く6回は川井投手が登板し、三人で抑えます。
 一方、タイガースは6回に橋本投手を挟み、7回に藤川投手を投入する「いつものリレー」。しかし、先頭の堀選手が安打し、続くフランコ選手がバックスクリーンに同点2ランを打ち込みます。昨日、久々の失点となった藤川投手ですが、2試合続けての被弾となってしまいました。しかし、ベニー選手・里崎選手・李選手はいずれも抑えられ、同点止まりでした。今日はチームで14安打だったのですが、里崎選手・李選手は無安打。結果的にここで切れたのが、勝負を左右したのかもしれません。

 その裏、マリーンズは山崎投手が登板。ここの所、好投が続いた山崎投手でしたが、先頭の関本選手にいきなり二塁打。1死後、右対左という事もあり、金本選手を敬遠します。しかしこれが裏目に出て、今岡選手が左翼席に飛び込む勝ち越し3ラン。続く檜山選手も右翼席に打ち込み、追いついた直後に4点を勝ち越されました。
 4点差がついたにもかかわらず、8回表はウイリアムス投手が登板。しかし、今江選手の安打の後、代打の垣内選手に今季初安打となる二塁打が出て2死2・3塁に。ここから連続四球で押し出しとなります。フランコ選手は今日5打点となりました。ここでたまらず久保田投手が登板。2-3となりますが、最後は三振となりました。9回も三人で抑えられ、結局タイガースが10対7で勝ちました。
 安打数はタイガース12に対し、マリーンズは14。初回の大量失点といい、効率の悪い攻撃といい、非常にマリーンズらしくない試合でした。一方のタイガースですが、昨日に続き、中継ぎの要二人の不調が気になります。あの起用法はどうかと思うのですが・・・。観客数は4万5千3百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ベイスターズは西口投手と三浦投手が先発。初回にカブレラ選手の超特大本塁打を喫した三浦投手が序盤で崩れ、ライオンズが優位に試合を進めます。しかし、6対1で迎えた9回、セーブのつかない場面で豊田投手が登板したのですが、ベイスターズが5安打で4点を挙げて1点差に。さらに2死1・2塁としますが、最後は相川選手が三振し、ライオンズが逃げ切りました。観客数は1万1百人ほどでした。  ナゴヤドームのドラゴンズ対ファイターズは山井投手と入来投手が先発。同点でむかえた5回に連打に打撃妨害もからみ、ドラゴンズが4点を勝ち越します。そして中継ぎ陣が抑えて4点差で9回になりますが、この回から登板の岡本投手が小笠原選手に2ランを喫して2点差に。ここで岩瀬投手が登板しますが、2死1・2塁から森本選手が左翼前に落とし、1点差に迫ります。しかし、続く金子選手は倒れ、ドラゴンズが8対7で逃げ切りました。観客数は3万2千3百人でした。
 尾道のカープ対合併球団は小山田投手と吉井投手が先発。5回までに合併球団が4点を取り、一方吉井投手は4回まで無失点。しかし5回2死から野村選手の適時打で今季初失点を喫し、さらに連続適時打で計3失点。あと1死で勝利投手の権利を得るところで降板となりました。その後は、ともに継投陣が抑え、結局4対3で合併球団が勝ちました。観客数は6千2百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対イーグルスは高井投手と金田投手が先発。点の取り合いとなりましたが、6回に礒部選手が五十嵐投手から同点2ラン。さらに延長10回には今度は石井投手から決勝2ランと、スワローズの誇る「ロケットボーイズ」から1本ずつ打ちます。これが大きく、イーグルスが10対8で勝ち、連敗を4で止めるとともに、スワローズの連勝を止めました。観客数は1万4千人ほどでした。
 東京ドームの読売対ホークスはマレン投手と新垣投手の先発で読売が勝ったようです。マレン投手は今季初勝利。観客数は4万4千2百人ほどでした。

2005年06月02日

スパムの新手法

 職場に「そちらのメールアドレスから空メールが何通も来るのですが」という苦情(?)メールが来ました。一見、「ウイルスのアドレス詐称を知らない人の勘違いメール」みたいです。しかし、差出人名などを見ると、どうもスパム臭さみたいなものを感じました。しばらくすると、案の定、別のアドレス宛に、全く同じメールが届きました。
 これまでのスパムと違い、受信者の「下心」や「物欲」に訴えないような文面です。その分、警戒心が減ってつい返信する事を狙っているのかもしれません。そして一度でも返信すれば、お馴染みの宣伝メールが来るか、すぐには来なくても「カモ候補」としてそのメルアドが登録されるかのいずれかの結果が待っているわけです。
 日本語スパムが頻繁に来るようになって、さほど時間はたっていないようですが、その巧妙さ・悪質さは日々着実に進歩(?)しているようです。いつもながら、そのような事を考える頭があるなら、もっと有意義な事に使えないのか、と思う次第です。

連日の完投勝利で5カード連続勝ち越し

[ 野球 ]

 午後から雨が降る中、マリンスタジアムに行きました。屋根の下にある2階内野自由席に座ったため、観戦中は雨の影響は一切ありませんでした。しかし、買い物などに行ってそこにあるTVをみると、かなりの降りで、最後までできるか、と思ったほどでした。しかし、5回の7回に砂を追加したものの、結局9回まで行われました。
 先発は久保投手と長谷川投手。二週間前の広島球場と同じ顔合わせです。初回は5分もかからずに三人で終わらせますが、2回は連打で1死2・3塁とされます。ここで打席には野村選手。初球、投球と同時に内野手は前進しました。すると、野村選手の打球は遊撃後方への飛球となります。しかし、小坂選手はいつの間にか戻っていて、これを捕球しました。さらに4回は2死2塁で左翼へのライナーが飛びます。しかしこれを地上スレスレのところでフランコ選手が好捕。またもや先制点を許しません。
 そして直後の4回裏、好捕したばかりのフランコ選手が四球で出塁。続くベニー選手がチーム初安打となる二塁打を放ち、無死2・3塁とします。そして1死後、サブロー選手が三遊間を抜いて先制、里崎選手も適時二塁打で続き、2点取って1死2・3塁に。続く今江選手は一昨日の借りを返す(?)初球スクイズを見事に決めます。さらに小坂選手の内野安打も出て、この回、一気に4点を先制しました。

 5回裏終了後には花火がありました。雨の中ながら、いつも通り打ちあがりましたが、最後のほうは、かなり煙が出ていました。まあ、煙の中で開く花火というものも別の美しさがありましたが。その後、煙がグランドまで降りてきましたが、試合には影響はなかったようでした。
 しかし6回表、久保投手は2死2・3塁とこの試合3度目のピンチを作ります。ここでカープの打席は前田選手。左翼席のスクワット応援も最高潮を迎えます。そして前田選手は右前に鋭い安打を放ちます。しかし、ここでサブロー選手が「ストライク」の返球で二塁走者をアウトにし、最少失点に食い止めました。
 その裏、先頭のサブロー選手の安打で好機を作り、1死1・2塁から小坂選手の適時打で追加点を挙げます。取られた直後なだけに大きい1点でした。今日は6番サブロー選手から里崎選手・今江選手・小坂選手の下位打線が7安打5打点と活躍しました。
 久保投手は7回もピンチを作りますが、そこも抑え、結局8安打されながら、1失点完投で5勝目を挙げ、新人単独1位となりました。5勝のうち3つが完投です。試合後のステージでは、「6回あたりはかなりきつかったが、声援のおかげで完投できた」と言って喝采を浴びていました。
 これで、5カード連続勝ち越しとなり、勝数は40に到達しました。観客数は9千7百人ほど。今季2度目の1万人割れでしたが、この天気ならむしろ入ったほうでしょう。

 甲子園のタイガース対ホークスは福原投手と星野投手が先発。序盤に福原投手が打ち込まれ、ホークスが主導権を握りますが、タイガースも中盤に反撃。7対1から7対5まで追い上げます。反撃ムードもあってか、負けている局面でチーム54試合で24試合目のウイリアムス投手、28試合目の藤川投手を投入しましたが、これが裏目。ウイリアムス投手が松中選手に安打を打たれ、交替した藤川選手が城島選手に通算200号となる2ランを喫しました。最終回にタイガースが2点を返しただけに、結果的にはこれが決勝打になってしまいました。というわけで、9対7でホークスが逃げ切りました。フェリシアーノ投手が来日初勝利を挙げています。観客数は4万2千9百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対スワローズは光原投手と川島選手が先発。初回に岩村選手のソロで先制したスワローズが中押し、ダメ押しと加点。川島投手は連続無失点こそ止まったものの7回1失点で5勝目を挙げました。観客数は1万1千4百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対ライオンズは川上投手と大沼投手が先発。接戦となりましたが、ドラゴンズが岡本投手から岩瀬投手という、「エース」3人の継投で3対2で逃げ切りました。観客数は2万6千2百人でした。
 札幌ドームのファイターズ対読売は金村投手と工藤投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万2千2百人ほどでした。横浜のベイスターズ対イーグルスは雨で中止でした。

2005年06月01日

2005/6/1の更新

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小野投手、二度目の完投で6勝目

[ 野球 ]

 今日は帰宅が遅く、試合は見れませんでした。千葉のマリーンズ対カープは小野投手と佐々岡投手が先発。2回に李選手のソロで先制したマリーンズが3回にベニー選手の3ランなどで追加点。6回にもベニー選手がこの日5打点目となる2点適時打を放って7点目。小野投手は2失点完投で6勝目を挙げました。防御率は1.98ですが、投球回数54回1/3で、試合数が55なので、規定投球回数には2/3足りません。達していればリーグ4位だったのですが・・・。まあ、この調子なら、近いうちに防御率ベスト10に定着してくれるでしょう。観客数は1万7千1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ホークスは井川投手と斉藤投手という、一昨年の20勝対決。しかし、井川投手が序盤から打ち込まれ、5回8失点。一方、斉藤投手は6回2失点で5連勝となりました。井川投手は二軍降格の可能性もあるとか。やはり渡米騒動による調整不足が響いているのでしょうか。観客数は4万5千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対イーグルスはセドリック投手と山村投手が先発。ここのところ調子の良かった山村投手ですが、今日は初回に5人で4本塁打をされ、1死も取れずに5失点KO。結局9対3でベイスターズが勝利。イーグルスは4連勝後の4連敗です。観客数は1万3千2百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対ライオンズはドミンゴ投手と帆足投手が先発。中村選手が先制打と2ランで3打点。それを帆足投手から豊田投手の完封リレーで守ったライオンズが3対0で勝っています。観客数は2万6千1百人でした。
 札幌ドームのファイターズ対読売は押本投手と内海投手が先発。9回1死からセギノール選手の同点ソロが出て、そのまま引き分け。読売は3試合連続引き分けです。観客数は3万5千1百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対スワローズは川越投手と藤井投手が先発。序盤に3点を取ったスワローズが終盤にも追加点を挙げ、9対1で快勝しました。藤井投手は8回1失点でさらに防御率を下げました。観客数は1万2千2百人ほどでした。