2006年12月02日

沈む瞬間

 夕方、見晴らしのいい場所にいました。西のほうを見ると、真っ赤で大きな夕陽が、ちょうど沈むところでした。しばらく時間に余裕があったので、ちょくちょく見ていたのですが、見るたびに太陽の面積が狭くなり、やがて一筋の光だけが残る、という状態になりました。そして、次に見たときは、太陽はの姿はなく、夕焼けだけが残っていました。
 毎日行われている日没に、これだけの味わいがあるとは思いませんでした。やや暇をもてあましていた一日で閉口していたのですが、それが見れたので、いい一日だったと思うことにしました。

2006年12月02日 20:14