2005年12月04日

美味しいけれど名乗れない

 秋葉原駅の総武線千葉方面ホームのミルクスタンドに北海道の秩父別という町で作っているトマトジュースが売っています。180ccで200円というかなり高めですが、かなり美味しいので機会があるたびに飲んでいます。味なので文字で表現するのは難しいのですが、とにかく、トマトの美味しい部分だけを集めてジュースにしたような感じなのです。実際、人気もあるようで、ある日飲もうとしたら、「もう品切れで、月末まで入ってこない」と言われた事もありました。
 というわけで、大変素晴らしい商品なのですが、実はその商品名を口にした事は一度もありません。なぜなら名前が「あかずきんちゃん」というからです。別に知り合いでもなんでもないとはいえ、スタンドの従業員さんに「すみません、『あかずきんちゃん』ください」というのは、なかなか言いにくいものがあります。そこで、いつも「200円のトマトジュースください」と言うようにしています。
 したがって、実害は特にないのですが、瓶に張っている名前を見るたびに「なぜ、こんな言いにくい名前に・・・」と思ってしまいます。あと、説明書きには「トマトの代わりに料理にも使えます」ともありますが、よほどの高級料理でもない限り、値段的にも味的にももったいなくて使えないだろう、とこれまたその表示を見るたびに思っています。

2005年12月04日 22:12