2010年04月30日
「ゆとり世代」
文部省(当時)の指導要領が「ゆとり教育」と呼ばれるものになってから学校教育を受けた人達の事には「ゆとり世代」という蔑称がつけられています。以前から使われていた言葉ですが、今年の大学を現役合格した今年の新卒が、その世代に該当するようで、今春から、より多くこの言葉を見かけるようになりました。
うちの会社の場合、新卒は本社に配属されないので、実際にその「ゆとり世代新卒」と会話をした事はありません。したがって、その「ゆとり世代」の人達が、それより上の世代と異なるのかどうかは分かりません。
とはいえ、この「区分」にはかなりの疑問を感じます。
実際に見受けられる、「ゆとり世代」批判を見ることもありますが、率直に言って、単に、「経験が浅いゆえの失敗」をあげつらっているだけとしか思えません。少なくとも、彼らの言動と指導要領の変化に因果関係があるとは思えません。
結局のところ、少々言葉を変えた「最近の若い者は」なのでしょう。まあ、これ自体はどの時代にも存在する感情ですから仕方ないとも言えます。とはいえ、それと学習指導要領を結びつけて考えるのは、傍から見ると、かなり滑稽なことであります。
2010年04月29日
二日続けて臨海地区へ
昨日は台場、今日は有明と、二日続けて臨海地区に行きました。いずれも、用を済ませた後に幕張本郷の自宅に直接帰ったのですが、経路は全然異なりました。
昨日の台場は、ゆりかもめで新橋に戻り、総武快速で津田沼に出る、という経路でした。地図上はかなりの大回りなのですが、鉄道では最短となる新木場経由の場合、ゆりかもめからりんかい線に乗換えなければならないのと、新木場からの武蔵野線の本数が少ないため、よほど接続が良くないと、かえって時間がかかるのです。
そして今日は有明だったので、りんかい線で新木場から武蔵野線直通という経路でした。武蔵野線は30分に1本しかないのですが、幸い、10分待ちで乗ることができました。今日は接続が良かったのですが、運が悪いと、一度京葉線で南船橋まで出て、そこから武蔵野線に乗換えたほうが早い、という事になってしまいます。
行ったところ同士は1.5km程度しか離れていません。なのに、全く違う経路になったわけです。しかもいずれも1時間以上かかりました。
ちなみに、羽田空港からバスで帰るときもこの地区を経由するのですが、道が空いている時は、臨海地区から海浜幕張まで20分程度です。いかに、臨海地区から千葉方面への鉄道の設定が悪いかがわかるとしたものです。
仮にりんかい線を新木場から乗り入れて西船橋まで15分ヘッドで走らせれば、全然変わってくるとは思うのですが・・・。まあ、需要が少ないので仕方ないのでしょう。
久々の失点も3連勝で7位浮上
今日もサッカーは携帯観戦でした。4日前に続いてホームで行なわれた、愛媛-福岡ですが、ここまでフル出場で、前の試合で今季初ゴールを決めたDFのアライール選手を怪我で欠くというスタメンとなりました。
しかし、ここ3試合連続無失点の守備陣は、要の一人が抜けても好調で、福岡に攻め込まれますが、得点は許しません。
そして前半終了近くに、ゴール前からいったんペナルティエリア外に戻したボールを、杉浦選手が移籍後初となるゴールを決め、今日も先制ししました。
さらに後半に、PKを得て福田選手が蹴ります。キーパーに阻まれたかに見えましたが、キックの前に相手選手がペナルティエリアに入ったという事で、やりなおしとなります。そして二度目は、キーパーが飛ぶのを見切った福田選手が、ワンテンポ遅らせてシュートを決め、2点目を挙げました。
このまま行くかと思われましたが、後半40分、アライール選手に代って今季初スタメンとなった金守選手が累積警告で退場となってしまいます。
そして一人減った守備陣は、アディショナルタイムに1点を取られ、連続無失点は止まりましたが、そのまま2対1で勝ちました。
これでチームは1分を挟んで3連勝となり、順位も7位に上げています。
次回の相手は、今季無敗で、現在2位に勝点3差をつけて首位という柏です。一方、愛媛はアウェイかつ、自慢の守備陣から欠場者と出場停止者を出しているわけで、客観的に見てもかなり不利だと思われます。
とはいえ、チームに勢いがついてきたと思っています。それを活かして、何とか一泡吹かせてもらいたいものです。
2010年04月28日
局地的な豪雨
帰宅してネットのニュースを見たら、「千代田区で4月の記録となる豪雨があり、出勤する人々が土砂降りの中歩いた」という記事がありました。
私も千代田区に通勤しています。そして、9時半頃に駅を出たのですが、雨が降ってはいたものの、土砂降りどころか「傘をさすかどうか迷う程度の降り」でした。
さほど広くもなく、もちろん山など存在しない千代田区で、場所によってそこまで天気が違っていた、という事に驚かされました。一瞬、「間違えて一年前の記事が掲載されたのでは?」とまで思ったほどでした。
今世紀に入って、何度か局地的な豪雨という経験をしていますが、これもその一つだったのでしょう。
あと、そのように気候が変化しているのだから、記事を書く人も時代にあわせ、「千代田区」でとどめず、町の名前まで書くべきなのでは、とも思いました。
2010年04月27日
あっという間になまる
2月まで休みの日は欠かさずにwiiフィットをやっていました。しかし、春になってからサボり気味になり、最長で「28日ぶり」という事もありました。
さすがにこのままではまた運動不足に戻ってしまう、と思って先週末は久々にやったのですが、翌日、かなりの筋肉痛になりました。
といっても久々だからとハッスルしたわけではありません。以前の休日はだいたい1時間くらいやっていましたが、久々ということで、その半分の30分もやりませんでした。
ほんの2ヶ月ちょっと前までは1時間やっても翌日に影響がなかったわけです。それを考えると、短期間でかなりの衰えた事が分かります。
いくら地道に積み上げても、ちょっとサボればあっという間に元の木阿弥、という現実を痛感させられました。早くまた軽く1時間こなせるよう、少しずつでも取り戻していこうと思った次第です。
2010年04月26日
安全と衛生のため?
津田沼南口にある某スーパーのトイレに行ったら、「安全と衛生確認のため、従業員も使用させていただいております」という張り紙がありました。最近では、たいていのスーパーに張っており、別に珍しくもありません。
その表示を見ながら手を洗っていると、丁度、調理服を来た従業員の方が隣に来ました。ただ、その人が周囲の安全と衛生を確認しているようには見えませんでした。
それどころか、えらく手短に手を洗い、すぐ脇に温風乾燥機があるにも関わらず、それを使わずに出ていきました。
昨年の新型インフルエンザ騒動以降、手洗いについての掲示をよく見るようになりました。そこには最後の部分で、「温風乾燥機を使うか使い捨て紙タオルで手を拭く」と書かれています。
ハンカチやタオルだと、そこから逆に菌が付着するから、という事なのでしょう。それに比べれば「衛生的」なのかもしれませんが、濡れた手のまま、というのもよろしいとは思えません。だいたい、目の前に乾燥機があるのです。
もしかして、あの掲示は「従業員の安全と衛生をお客様に確認していただくため使用させていただいております」の誤記なのだろうかなどと思ってしまいました。
皮肉はともかく、ここはトイレが少ないうえに狭いです。しかもこの現状ですから、「安全と衛生」は建前で、「従業員用トイレが少ない(もしくはない)から」というのは明白です。
人の口に入るものを売っているのだから、もう少し「安全と衛生」を考えてほしいものだ、と思いました。
2010年04月25日
2010/4/25の更新
トップ絵を更新しました。
翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。
2010年04月24日
2010/4/24の更新
つれづれの乗換案内を更新しました。
密度の濃い通り
久々に秋葉原に行きました。中央通りを駅に向かって歩いていたら、まず「ベルサーチ秋葉原」の人だかりが目に入りました。ガンダムのイベントをやっており、中心部には巨大がガンダムの頭部が展示され、連邦軍のコスプレをしたコンパニオン(?)が何人かいました。
そこから交差点を渡って駅に向かうと、道にまたもや人だかりがありました。見てみると、「ロケテスト中」と書かれた画面で、○や△が飛び交う中、初音ミクが歌って踊っていました。初音ミクとパラッパラッパーを組み合わせたようなゲームなのでしょうか。
さらに歩くと、ゲーセンやメロンブックスが入っているビルの前で、黄色い旗に先導された外国人観光客の集団がいました。もはや珍しくもない風景ですが、なんでこの建物の前で、と少々気になりました。
さすがに集団でゲームをやったり同人誌を買ったりするのではないとは思いますが・・・。観光客自体は、特に変わったところのない初老の男女だっただけに、余計気になりました。
ほんの百メートル弱を歩くだけで、他では見ることができない物を色々と見れるわけです。毎度の事ながら、この地域の凄さに驚かされました。
今季初連勝とゆるキャラレース
今日もサッカーは携帯観戦でした。ホームで行われた愛媛FC対横浜FCは、前半にコーナーキックから小原選手のゴールで先制すると、さらにフリーキックからアライール選手のゴールとで追加点を挙げます。
これで今季初の2得点となりました。いずれも、セットプレーからDFが決めた、というのが興味深いところです。
横浜FCは開幕から3連勝したものの、そこから4連敗中と調子は下降線です。その相手に対し、開幕から好調の愛媛守備陣は3試合連続で得点を許しません。というわけでそのまま2対0で愛媛FCが勝ちました。
これで、引き分けを挟んでとはいえ、今季初連勝となり、通算成績も3勝2敗2分と白星先行となっています。この調子を維持してほしいものです。
ところで、試合前には愛媛FCのキャラをはじめ、愛媛県内の各マスコットキャラクターを集めてのイベントが行われました。
その中で、選抜されたキャラによる100m走がありました。注目は「一平くん」という飲食店のマスコットである、カエルのキャラでした。昨年、途中まで圧倒的首位でありながら、途中で転び、担架で運ばれています。(昨年の動画)
その画像が人気を呼び、一躍、愛媛FCの準公式マスコットみたいな存在になっています。
今年も前半で首位に立ちましたが、何と愛媛FC公式キャラの「伊予柑太」の暴行を受け、またもや担架で運ばれてしまいました。その結果、優勝したのは公式キャラの一人「オ~レくん」でした。(今年の動画)
仲間を優勝させるためにライバルに暴力をふるう、などというチンピラ的設定を公式キャラがやるというのは凄いと思いました。またそのようなドラマ(?)が繰り広げられているなか、動いているのか止まっているのか分からないような速度で走って(?)いた、地元名産菓子キャラクターのタルトも独特の個性を発揮していました。
このイベント、いつか生で見たいものだと強く思いました。
2010年04月22日
自動生成広告
ニュースで、「この石を入れると、家庭の風呂がラジウム温泉と同じ効力になる」という商品はインチキだ、という記事がありました。
そして、その記事の上下には自動生成された「お風呂に入れるラジウム石」みたいな広告が載っていました。
表示される単語を元に広告を掲載するわけですが、それを肯定しているのか否定しているのかまでは、システムで判断ができません。そのため、このような現象が発生するわけです。
インチキ業者としては、高い掲載費を払ったにも関わらず、全く効果のない場所に広告が掲載されてしまうわけです。自業自得ではありますが、広告システムとしては問題でしょう。
また先日、知人の死を悼むブログに、自動生成で「弔電はNTT東日本で」みたいな自動生成広告が載っていた事もありました。これまた読む人にとって、あまりいい気持ちがするものではないでしょう。
他にも、このような「見当はずれ広告」は様々なところで見られます。そのような品質であり、かつ最初に買いたようなインチキ業者の宣伝もするわけです。そう考えると、あまり良質な媒体とは言えないのでは、と思います。
現在でもネット広告は伸び続けていると言われています。ただ、このような品質のものが有名サイトに載っている状況を見ると、本当にこのまま伸び続けられるのだろうか、と思いました。
2010年04月21日
目前で行われた「車両点検」
帰りの電車に乗っていました。西船橋に着いたのですが、なかなか発車しません。そして、車内の雰囲気が奇妙な事になっています。ざわつく方向を見てみると、駅員さんばかりか、「POLICE」と背中に印刷された服を着ている人まで車内に入ってきました。なにやら問題が発生したようです。
そして、一人の男性が車外に出されたのですが、ちょっと酔っているようにも見えますが、別に叫んだり暴れたりしているわけではありません。
西船橋に着くまで、ずっと雑誌を読んでいました。したがって周囲で何が起きていたかは分かりません。とはいえ、警官が介入するようなトラブルであれば、同じ車両ですから、何か大声が出るなど、自然に気づくはずです。そう考えると、何が起きたのか、余計不思議に思いました。
いずれにせよ、列車は止まっています。したがって、車内放送が流れるのですが、最初は「車内トラブルが発生したため」だったのに、いつの間にか「車内点検を行っております」になりました。その後も、「トラブル」になったり「点検」になったりを繰り返していました。
以前から、「車内点検のため」という言葉を安易に使っているな、とは思っていました。しかしながら、目の前で警官二人が立ち回りをしているのを「車内点検」と報じるのは、「虚偽車内放送」になるのでは、と思いました。
いろいろ取り繕いたい気持ちは分からなくもありません。とはいえ、あまりにも事実を歪めすぎるのは、社会常識レベルでどうなのか、と強く思いました。
2010年04月18日
「キン肉マン」対吉野家?
「キン肉マン」の作者が、ツイッターで吉野家を批判した、というニュースが話題になっています。自分の作品で吉野家を取り上げ、そのおかげで経営危機を脱したにも関わらず、昨年だか一昨年だかに行なった「キン肉マン29周年企画」に協力しなかった、などと批判したそうです。
さらにそこに、現在「キン肉マン」とタイアップしている、「すき屋」を経営している会社の広報まで「参戦」して、それがまたニュースとなりました。
この騒動、極めて根本的な疑問があります。それは、「キン肉マン」のおかげで経営破綻した吉野家が再建できた、という作者氏の主張です。
確かに、「キン肉マン」は1980年代に大ブームとなり、漫画のみならず、「キン消し」を初めとする関連商品も大いに売れました。
しかしながら、この作品が吉野家をネタにしたのは、連載初期の一年弱くらいです。その頃は、キン肉マンが変な怪獣を光線で倒す、というギャグ漫画でした。
ただ、そのギャグ漫画がブームを呼んだわけではありません。その後、ある程度のギャグは残しながらも、キン肉マンとその仲間たちがリングで闘う格闘漫画となり、それからブームになったわけです。
私はアニメはほとんど見ていませんが、少なくとも漫画では、本格的に格闘技漫画になってからは「牛丼ネタ」はでなくなったと記憶しています。したがって、作者が主張する「キン肉マンを読んだ少年達のおかげで吉野家の売上げが伸びた」などというのは信じがたいものがあります。少なくとも、私の身の回りにそんな少年はいませんでした。
だいたい、冒頭期の「牛丼ネタ」からして、「世間で知られている吉野家のCMソングをギャグに使った」わけです。したがって、むしろ漫画が吉野家に世話になった、とも言えます。
まあ、「キン肉マン」の大きな特徴の一つとして、「作者の記憶力のなさ」がありました。ついしばらく前に描かれた設定と完全に矛盾する話がある、などは日常茶飯事です。久しぶりに登場したキャラの性格が以前と全く違っていた、などという事もしょっちゅうでした。
まあ、その「悪い癖」が久しぶりに出てしまった、という事なのでしょうか。そのあたりの事実関係が判明したあと、どういう展開になるか、少々楽しみにしています。
2010年04月17日
PC DEPOTとミニストップ
しばらく前に開業した、PC DEPOT幕張インター店にやっと行きました。こちらに引越して来た時は、この場所にはおかじま電器という家電から漫画まで扱っている店がありました。
色々と便利なので重宝していたのですが、経営がうまくっていなかったようで数年で撤退しました。
その後、何度か店が変わり、しばらく前にヤマダ電機になりました。しかし、もともとあの会社は好きでないのに、さらに壁を趣味の悪い色で塗った事もあり、一度も行くことがありませんでした。
というわけで、久々にこの建物に入ったのですが、店のなかはかなりすっきりした構成になっていました。あまり余計な物は置かない、という構想なのでしょうか。かなり広い店舗面積なのですが、端から端まで簡単に見渡せるほどでした。
また、そこそこ広い、待合スペースがある一方で、書籍売り場がないのも驚きました。あると便利だし、客寄せになるとも思うのですが、まあ、経営的な判断によるものなのでしょう。
近々、パソコンを購入もしくは組む予定なので、当分の間は何度か行こうと思っています。ただ、仮にここで買ったとしても、それ以降に周辺機器を買いに行くことなどはなさそうです。
帰りがけ、特に用事もなかったのですが、途中にあるミニストップに寄りました。すると、入り口に今月で閉店の張り紙がありました。
この店も、家からは遠いのですが、ちょくちょく使いました。それだけに閉店には驚きました。
ちなみに、越してきた時は、幕張本郷にはミニストップが二つありました。その後、駅の近くに新たに開業すると、入れ替わりみたいな感じで、一つ潰れました。さらに、この店から数百メートルのところに一昨年くらいに新しい店が開業しています。
そしてこの店が潰れたわけですから、「二増二減」という形になったわけです。
コンビニ業界のシビアさを改めて感じた、閉店の張り紙でした。
四国ダービーほか
ここのところ、サッカーのテレビ中継を見る時間が取れません。今日もネット速報を見ながらの「四国ダービー」見物となりました。
四国に本拠地があるJリーグチームは徳島と愛媛だけです。したがって、かなり距離が離れてはいますが、両チームの試合は「ダービー」となり、普段の倍近い観客が入ります。
最初の頃は愛媛が勝ち越していたのですが、昨年は三連敗を喫するなど、ここしばらく愛媛は勝っておらず、通算成績は6勝6敗2分となっています。
その最近の対戦成績に加え、徳島は現在、J2で4位と昇格圏にいると好調なうえ、アウェイなわけですから、試合前は相当厳しいと思っていました。
しかし、今季ここまで5試合で3失点という守備陣が今日も頑張り、0点に抑えます。しかしながら、攻撃陣も得点できず、0対0に引き分けとなりました。
勝てはしませんでしたが、試合前の状況から考えれば、勝ち点を取れただけよしとすべきなのでしょう。
というわけで、通算の対戦成績は6勝6敗3分と五分のままとなりました。9月19日に松山で行われる試合で雌雄を決する形になるわけです。その試合が盛り上がる事を願っています。
話は変わりますが、日本代表のほうは、相変わらず監督のパッシング報道が続いています。サッカーの監督の采配・チーム構成能力の判断基準はいまだにわかりません。したがいまして、岡田監督が報道される通り能力が低いのか、歴代の代表監督並みのもしくはそれ以上の力量があるかどうかについて、私は何も言えません。
ただ、その報道の仕方が異常であることは、サッカーの知識以前の問題なのでよく分かります。
たとえば、先日、ヨーロッパの日本選手を見に行く際に、「今回の2、3人はボーダーラインということはないと思っています。よほどコンディションを崩しているようだと難しくなるだろうけど」と言ったそうです。これに対し、一部のスポーツ紙は「フライング発言」だの「ポロリ」だの揶揄しています。
尋ねられもせずに岡田監督がいきなり上記の発言を切り出す、などという事はありえないでしょう。その直前の質問は「今回見に行く選手はボーダーラインなのですか?」という感じの、「フライング発言」をさせようとする内容だった可能性が極めて高いと思っています。
スポーツ新聞でよくある「一度バッシングすると決めた対象は、あらゆる手段を使って悪印象を持たせようとする」の典型例と言えるでしょう。
自分はもともとW杯にさほど興味はありません。とはいえ、やはりこのような悪質な記事を見ると、少なからぬ不快感をおぼえました。
2010年04月16日
優先座席今昔
朝は、座って寝るために途中で始発電車に乗り換えます。時間帯によっては、乗った直後は空席が残っていることもあります。そういう時は、「どちらの席のほうが寝心地がいいか」などと考えて席を決めたりすることもあります。
今朝もそんな感じで、かなり寝やすい席を確保できました。そして、車内をちょっと見ていたら、一度座った席から立ち上がった若い人がいました。
「おそらくは、自分同様、より寝心地のいい席を求めているのだな」と、一瞬は共感みたいなものをおぼえました。ところが、直後に彼が座った席を見て驚きました。何と、元々普通席に座っていたにも関わらず、優先座席に移動したのです。
40過ぎた今でも、よほど疲れていたり、体調が悪い時でなければ、優先座席を使うことはありません。それだけに、30代もしくは20代に見えるその人が、わざわざ優先座席に移動したことには驚きました。
確かに、現時点では席を選べるほどの混雑率です。しかし、都内に向かうにつれ、満員になっていくのは明らかです。そうなって目の前に高齢者が立っても、そこに座り続けるつもりなのでしょうか。
最近は平然と優先座席に若い人がいるのを見るのは珍しくありません。とはいえ、わざわざ移動して来た人を見たのは初めてでした。
優先座席に対する考え方が大きく変わっているのでしょうか、珍しく「ジェネレーションギャップ」を感じてしまいました。
2010年04月14日
嫌がらせとしか思えない解除手続き
しばらく前に、大手パソコンメーカーのD社から売り込みの電話が来ました。会社でパソコンを購入する予定は当分ないのですが、そのメーカーのPCを自宅で使っている事もあり、適当に会話して切りました。すると、それ以来、そこから宣伝FAXだの郵便が送り付けられるようになりました。
既に別の名義でFAXも郵便も届いています。一通くらいでしたら、情報収集にもなると思ったのですが、二通も来ると、さすがに鬱陶しくなります。そこで、解除手続きを取ることにしました。
ダイレクトメールに記載されているURLを打ち込むと、「解除画面」が出てきます。そこで、「お客様コード」を打ち込めと書いてあるのですが、合わせて10文字以上の英数字を入力する必要がありました。
しかも、その「お客様コード」の表示が紛らわしく、確認するのに少々時間がかかりました。
さらに、会社名と担当者の姓名およびふりがなを打ち込め、という表示がありました。10桁以上の「お客様コード」をだけではなぜダメなのでしょうか。しかも、ダイレクトメールの宛先が「ご担当者様」となっていたので、そのまま「姓」の欄に打ち込んだところ、「名が空白です」などというエラーメッセージが出てきました。
そちらで勝手に名前を設定して置いて、空白も何もあったものではありません。というわけで「姓」は「ご担当」、「名」は「者」とわざわざ分けて打ち込みました。
ここまで来ると、解除手続きを複雑にして、途中で諦めさせるためにやっているとしか思えません。
売上を伸ばしたいのでしょうが、根本的に間違っているのでは、と思いました。だいたい、仮に解除を諦めたところで、送り続けられる葉書やFAXはゴミ箱に直行するだけの話です。つまり、それだけ紙の無駄になるわけです。
このメーカーのサイトを見たら、「グリーンIT」の宣伝をしていました。この状態を見ると、そんな事宣伝する暇があるなら、もう少し紙を無駄にしない営業手法を構築すべきなのでは、と強く思いました。
合わせて、次の自宅PC買い替えの際は、このメーカーは候補から外そうと心に決めました。
2010年04月13日
鼻水エチケット
取引先との打ち合わせがありました。色々な話がでる中、うち一人はほとんど話さず、ひたすらちり紙などで鼻を抑えています。風邪か花粉症なのでしょう。
同じ経験は自分もした事があります。一気に鼻をかめば解決するわけですが、会社同士の打ち合わせの最中ですと、なかなかそれを行うことができない、というのが「空気」としてあります。
しかし、その結果として、その人の打ち合わせ時間は、「鼻水抑え」に費やされてしまうわけです。これは、本人にとっても会社にとっても、損する話と言えるでしょう。
これだけ花粉症が広まっているのですから、そろそろ「人前で音を立てて鼻をかむのはよろしくない」という考えは、見直しの時期にきているのではないでしょうか。
昨年の新型インフルエンザ騒ぎ以降、様々な所で「咳エチケット」を励行するように、という掲示が見られました。書かれている内容は今更な事ばかりですが、とりあえず、この掲示のおかげで「咳エチケット」という概念が広がったとは思われます。
ならば同時に、「打ち合わせ中だろうと、鼻水がたまったら、音を立ててかんでもかまわない」というような「鼻水エチケット」が普及してもいいのでは、と思いました。
2010年04月12日
落ちた顔
とある所を歩いていたら、自民党演説会のポスターが掲示されていました。弁士が二人おり、一人は現職衆院議員で、もう一人は前衆議院議員となっており、それぞれ顔写真が掲載されています。
現職議員の名前は見たものの、すぐに忘れました。しかし、前議員の名前は、心に刻み込まれました。なにしろ、そこには「おちたかお」と書いてあったからです。
前職の議員という事は、この前の選挙で落ちたわけです。つまり、このポスターは、候補者の名前である「おちたかお=越智隆雄」はこの人だ、と伝えるのと同時に、「おちたかお=落ちた顔=落選した人の顔」はこんなものだ、と晒しているわけです。
いわゆるダブルミーニングというやつでしょうか。とりあえず、「顔と名前を覚えさせる」という目的を、ここまで効果的に表現しているポスターは他にはないのでは、と思いました。
ただ、ネタとしては面白いですが、やはり自虐ネタを街中に晒すのはいかがなものかと思いました。彼を支持する気は毛頭ありませんが、姓名の少なくとも片方を漢字表記にすべきなのでは、と思いました。また、いっそのこと、名前そのものを改めて「おちないかお」などとするのも検討すべきなのでは、とも思いました。
2010年04月11日
ボート漕ぎ
先週の気温が低かったせいか、桜が残っていました。そこで、二週連続で千葉公園で花見をしました。
今回は、暖かかった事もあり、ボートで池からの花見をしました。前回、いつボートを漕いだか憶えていないほど久しぶりでしたが、最初は戸惑ったものの、比較的短時間で思い出しました。
自分の場合、右手と左手で力が違うらしく、普通に漕いでいると、ついつい左に曲がってしまいます。前回もそうだった記憶が何となくあるのですが、そのあたりも変わっていませんでした。
というわけで、水の上からの花見および、泳ぐ水鳥および鯉、さらには甲羅干しする亀なども楽しみました。桜を間近で見るのは、地上で見ても池の上から見ても基本的には同じです。しかし、水面ギリギリまで枝垂れている桜を間近で見るのは、池の上ならではの趣がありました。
あと、水面ギリギリまで伸びるものの水にはつかない、というのが、植物の本能ゆえなのか、公園の管理者が剪定したためか、というのも気になりました。
慣れない事をしたのか、オールと擦れて手が少々痛くはなりましたが、なかなか楽しい経験でした。来年の桜シーズンには、今度は市ヶ谷と飯田橋の間の濠でのボート漕ぎをやろうか、などとも思いました。
2010年04月10日
コマ回し
妹の家に遊びに行きました。すると、小学三年の甥にベイブレードをやろう、と言われました。話は聞いていたのですが、実物を見るのは初めてです。
どのような仕組みか分かりませんが、コマ回し機に出ている突起をコマの穴にはめ、コマ回し機の糸を引くとコマが回る、という仕組みになっています。そして、糸の引く力がコマの勢いに影響するなど、本来のコマ回しの設定を踏襲していました。
そういえば、自分が小学三年くらいの頃にコマ回しが流行った事がありました。当時はもちろん発射機などはなく、コマに糸を巻きつけて回すものでした。時勢を反映して、スーパーカー柄のコマなどがあったと記憶しています。
しかし、不器用な自分がやると、何度やってもコマが回りません。たまに成功(?)しても、フラフラと回ってすぐに倒れました。当然ながら、コマ回し遊びに加わることなどできませんでした。
というわけで、40歳にして初めてコマ回し遊びをやることになりました。甥相手に勝ったり負けたりするのは、なかなか楽しいものでした。
というわけで、このコマ回し機を発明した人は凄いと思いました。さすがは、あれだけのブームを小学生の間に巻き起こしただけの事はある、と感心させられた次第です。
2010年04月09日
究極の温暖化対策?
「発電時に限定すれば、排出する二酸化炭素の量が火力発電よりは少ない」というだけの理由で、原子力発電所が「地球温暖化防止に効果がある」という宣伝がされています。
その宣伝の中で、過去に起きた事および、現在も起きている様々な問題はほとんど報じられません。それらをちょっとでも知れば、「地球環境のために原子力発電所」などというのは、たちの悪いブラックジョークでしかない、という事が分かるのですが・・・。
もっとも、人口密集地帯も含めた世界各地に原子力発電所を作り、それらでチェルノブイリのような事故が頻発れば、「温暖化対策」になるかとは思います。
それだけの事故が起き続けて人類が滅びれば、化石燃料の使用を始め、地球温暖化の原因となっている人類の所作もなくなるわけです。必然的に温暖化も止まるわけです。
少なくとも、「発電時に限定した二酸化炭素排出量」よりはよほどリアリティがある「原子力発電所による温暖化対策」と言えるのでは、と思いました。
2010年04月08日
正直な広告
電車でサラ金の広告を見ました。他社の広告は「とにかくソフトな印象を持たせたい」というのが主流ですが、その会社はかなり直接的でした。
広告の中心にはカレンダーが描いてあり、毎週が、異なる会社の返済日となっています。要は、このカレンダーの持ち主は多重債務者なわけです。
そして、月初に「融資申し込み」と書いてあり、月末に「融資予定日」と書いてあります。つまり、このままでは、この多重債務者氏は返済日に返す金がありません。
そして、カレンダーの脇に「不動産担保で3日のスピード融資」と書いてあります。要は、当社から借りれば、他社への返済する金を捻出できる、という宣伝なわけです。
しかし、これは何の解決にもなっていません。これまでの借金を返すためにさらなる借金を重ね、さらに土地まで担保に取られるわけです。「翌月のカレンダー」の書き込みはより悲惨な事になっているでしょう。
要は、堂々と「多重債務者を食い物にする」とうたっているわけです。正直であるとは思いましたが、少し露骨すぎるのでは、とも思いました。
風邪抜きと生活パターン
日曜に寒いところでしばらく過ごしたら、その晩からくしゃみを連発、翌朝には完全に風邪となっていました。
一度風邪をひくと長引くタイプなのでどうなるのだろうかと思っていたのですが、その月曜の夜、帰宅してすぐに風呂に入り、食後に布団に潜ったら、火曜にはほとんど症状が軽減し、今日には完全に抜けました。
今月から色々と生活パターンを変え、その中の一つに「帰ってすぐに風呂」というのを設定しました。結果論かもしれませんが、それが早速功を奏したようです。
生活パターンを変える、というのはいろいろ不安もあるのですが、すぐに結果が出た、というのは嬉しいことでした。
今年に入ってから色々と停滞感を感じ、閉塞感みたいなものを感じていました。その打開策の一つが生活パターン変更でした。
今回の成功を踏まえ、さらに色々と変えていき、今年をいい転機にしたいものだと思っています。
2010年04月06日
歯石取り
口内炎が治ったので、続いて歯石除去を行いました。
以前から、たまに歯の付け根に固いものが発生することがあり、それが歯石だと思っていました。しかし、いざ除去してもらうと驚きました。
もちろん、付け根の固いものは取れました。しかしそれ以上に、歯の他の部分も減りました。舌で歯を触ると、感触がかなり違います。
どうやらこれまで自分が歯だと認識していたもののうち、少なからぬ部分は実は歯石だったようです。
なんか、きれいだと思っていた部屋が実は埃だらけだった、というような気分になりました。これを機に、歯磨きのやりかたや回数を見直していこうと思った次第です。
2010年04月04日
残り約1万5千日
昨日、とある漫画を読んでいたら、「人生は3万日しかないのだから、楽しくしなきゃ勿体無いよ」と10代の女の子が言う場面がありました。若いのに達観しすぎているという気がしなくもありませんが、その言っている事は真当であり、かつその視点に驚かされました。
ちなみに、この「3万日」は人生82年を前提としての数字です。したがって、既に40年生きている自分に当てはめると、残りは約1万5千日という計算結果になりました。
この「1万5千」という数値が多いのか少ないのかは何とも言えません。しかし、自分がこれまでに約1万5千日を過ごしており、残りも同じくらいしかない、という事だけは確かです。
そう意識し、その1万5千日を大切にしよう、と思ったのですが、その翌日である今日、非常に時間を無駄にして過ごしてしまいました。我ながら、意志の弱さに呆れた次第です。
貴重な「残り1万5千分の1」を無駄にした、という事を強く意識しようと思いました。
2010年04月03日
千葉公園で花見
久々に、千葉公園まで花見に行きました。咲き具合・天気とも絶好の花見日和という事もあり、かなりの人で賑わっていました。
ござを敷いて、樹の下で宴会している人々も少なからずいました。中には、一通り飲み食いし終えた後、ござに並んで寝そべりながら桜をみている人たちもいました。傍から見ていても、すごく気分がよさそうに見え、自分も真似したくなりました。
桜の樹も多く、種類も染井吉野の他に、山桜や枝垂桜もあるなど、色々な花を楽しめました。
そんななか、枝ぶりのいい桜があったので、そこから池越しに走るモノレールを撮ってみました。
(※画像をクリックすると、同じ画面で大きな画像が開きます)
花見を終えた後は、近くにある中央図書館に行きました。一時期はよく通っていましたが、最近はご無沙汰しています。
あまり長い時間いることができなかったので、本をちょっと読んだだけでしたが、そこそこ充実した時間でした。ここのところ、あまり読書ができていないので、これを機に図書館通いも再開するか、などとも思いました。
2010年04月02日
60度傾いて通勤
朝からの強風で、千葉-東京間のJRは大変な状態になっていました。京葉線は既に運休で、幕張本郷駅に着いたら、バスを利用した振替輸送で海浜幕張に行く人の行列が、駅構内まで伸びていました。
その京葉線利用者を振り替えていた総武線のほうも、かなりの遅れになっていました。しかも、東西線直通電車や、一部の折り返し電車を運休したため、車内の混雑率はとんでもない事になっていました。
千葉県を走っていた間は一応、真っ直ぐ立っていました。しかし、駅ごとに乗り込んでくる人たちの圧力で、だんだんと姿勢を維持するのが困難になってきました。
そして、最後には、座席の前に立っている棒で何とか倒れるのをこらえつつ、体が60度傾いたような形になってしまいました。
しかも、混む上に、橋を渡る時は徐行になるのですからたまったものではありません。ノロノロ走りながら水面を見ていると、この時間が永遠に続きそうな錯覚までおぼえ、かなりげんなりしました。
なお、後で調べたところ、総武線は最大50分の遅れだったのに対し、ほぼ並行している京成線は最大15分の遅れだったとのことです。
強風時の運行判断基準が両社では違うのでしょうか。ここ数年、今日くらいの強風はいくらでも発生します。そろそろ、強風が発生した時にいかに運行を維持するかについて、本腰を入れるべきではないでしょうか。
特に、すぐに風で止まる上に、振替輸送の手段もほとんどない京葉線については、抜本的な対策が必要でしょう。長期的な計画を立てて、防風シールドの設定などを行うべきなのでは、と強く思いました。
2010年04月01日
夢遊病?
朝、本来起きるべき時刻より少々遅れて目が覚めました。枕元の目覚ましを見ると、止めた形跡があります。
一方、もう一つの目覚ましとして使っている携帯は枕元に見当たりません。念のため、寝るとき以外に置いている場所も探しましたが、やはりありませんでした。
不思議に思って鳴らしたところ、何とトイレの中から音が鳴りました。しかしながら、昨晩、トイレに携帯を持ち込んだ記憶などは全くありません。さらに言うと、普段からそのような事はしません。
なぜ自分が携帯をトイレに持ち込み、しかもそのまま置いて出ていったのか、まったくもって謎です。夢遊病でも発症したのでしょうか。
それとつながっているのか、仕事でも二度ほど「記憶が飛ぶ」ような事が発生しました。
まあ確かに、ここのところ、体調不良をはじめ、色々と疲れる事がありました。そのため、このような事になってしまったのかもしれません。
何とかあと二日頑張って、週末をうまく過ごして回復したいものだと思っています。