2005年05月19日

牛乳を噛む

 子供の頃、「牛乳は噛んで飲んだほうがいい」と誰かに教わりました。その時は、「液体を噛むなんてできるわけないのに」などと奇妙に思った記憶があります。唾液と混ぜる事により、「乳糖」が分解されるから、という理由を知ったのはかなり後の事でした。
 ところで、先日、久々に「牛乳を噛んだ」ところ、他の効果がある事を知りました。冷えた牛乳を一気飲みすると、その低温は直接胃に行きます。しかし、「噛む」事により、その低温は頭部に拡散しました。これだと腹が冷えない上に、いい眠気覚ましにもなります。実践して初めて「牛乳を噛む」ことの意味がわかったような気がしました。
 改めて、液体である牛乳を「噛む」という事を考え出した人の発想力の凄さに感心した次第です。

2005年05月19日 00:25