2007年01月20日

自分の利害とブーム

 TVだか雑誌だかで「納豆はダイエットに有効」と報じられたため、納豆の売れ行きが急増しているそうです。メーカーが品切れになってしまい、売れすぎて困っている、などという記事も見ました。その影響なのでしょうが、値段自体もあがっているようです。嫁さんが「これまで120円だったパックが140円になっていた」と言っていました。
 物心ついた時から納豆を食べ続けている身として、最初は「納豆が広まることはいいことだ」などと気楽に思っていたのですが、こうなってしまうといい迷惑です。だいたい、どんな例が報じられたのか知りませんが、肥満にもいろいろあるわけで、その全てに納豆が有効と実証されたわけでもないでしょう。そんなことも考えずに安易に「納豆ブームとは安直なことだ、と心底思いました。
 これまで、「ブーム」というものは全くもって他人事でした。それが、ここまで身近に感じる日が来るとは夢にも思いませんでした。それにしても「20円値上げ」でここまで怒るとは我ながら」大人げないものだとは思います。
 まあ、納豆のおかげで物心ついたと時点で「経済学のゲーム理論における・・・」を習得した実績(?)があるわけですから、この年になって納豆によって大人げなくなっても」いいか、とも思ってはいるのですが・・・。

2007年01月20日 01:27