2014年07月31日

長かった7月

 今日で7月が終わりました。
 今月ほど長く感じた月はありませんでした。先月末に発生した事案がいろいろこじれ、それに多大な時間と労力を消費させられました。
 おかげでえらく疲れましたが、色々と勉強できた事もありました。
 まだまだ解決したわけではなく、8月頭もしばらくは似たような状況が続きそうです。しかしながら、少しは目処が立った感じです。
 ここ一ヶ月の苦労を有益にするためにも、今回得た経験が何とか今後に活かせれば、と思った月末でした。

2014年07月30日

プチ夏旅行?

 最近親しくなった人の家に初めておじゃましました。
 傾斜に家が建っており、玄関が2階にあって、そこから階段を降りて1階のリビングに行く、という珍しい造りになっています。
 その1階から外を見たのですが、左右に樹の茂った小さい山が見えます。あとは、野原や畑などが見え、人工物は見当たりません。
 最近、旅行に行くことはないのですが、昔はよく、夏に山梨や長野にある山中の宿に泊まったものでした。なんか、その時に見た風景を彷彿させられるものがありました。
 そういう事もあり、暑い中、ちょっとした避暑旅行に行った気分にもなりました。
 もっとも、その家は、我がアパートから自転車で10分程度の所にあります。
 自分の生活圏内からちょっとずれると、普段と全然違う風景を見れることを改めて知り、驚かされました。

2014年07月28日

殺人事件の「報道商品」化

 昨日から、グーグルニュースやYahooのトップに、「未成年者による殺人事件」が報じられています。
 最初に見たときは殺害の方法が書かれており、次に見たときは遺体について、今日見たときは死因について書かれて、最後にはきわめて露骨な表現で「加害者の供述」が見出しになっていました。
 別にそんな事知ったからといって、自分に似たような災難が降りかかった際の対策などにはなりません。また、類似の事件を誘発する事はあっても、予防する効果などもありません。要は、読んでも百害あって一利ない記事です。
 にもかかわらず、報道各社は、この二日間、異常なまでに詳しくこの事件を「報道」し続けているわけです。
 さらに、毎度の事ですが、関係者が通っていた学校までわざわざ記者だのカメラマンだのを派遣して「取材」までしています。それによって精神的な衝撃をうけたその学校の生徒がより嫌な思いをする事など、何も考えていません。
 これらの一連の伝え方を見ていると、この殺人事件を、ホラー映画のリアル版みたいな「娯楽」として扱っているとしか思えません。
 事件そのもの異常さ以上に、そのような不必要かつ被害者遺族をはじめとする関係者に無配慮な「報道」を相も変わらず続ける彼らの異常さに毎度のことながら呆れました。

2014年07月27日

八年半続いている「伝統」

 大相撲名古屋場所が終わりました。前日の時点で、白鵬関と琴奨菊関が同じ成績で並んでいました。
 もし琴奨菊関が優勝すれば、8年半ぶりの「日本出身力士による優勝」となるところでした。
 仕事のため、リアルタイムで結果を追うことはできませんでした。そして、相撲が終わってからしばらくしたGoogleニュースを見たら、白鵬関が優勝、という結果を見ました。それを見た時はなんかホッとしました。
 別に自分は白鵬関を応援しているわけではありません。逆に、琴奨菊関が嫌いなわけでもありません。
 ただ、なんとなく、せっかく続いている外国出身力士の連続優勝記録が止まってほしくない、と思っていたのです。
 我ながら不思議に思いましたが、どうやら、八年半も外国出身力士が優勝し続けた事により、それが一種の「伝統」になってしまった。その「伝統」を守りたい、という気分になってしまったようです。
 この「伝統」はいつまで続くのでしょうか。とりあえず、白鵬関には優勝回数の新記録を作ってほしいものだと思っています。

2014年07月26日

成田エクスプレスが富士急に

 今日から成田エクスプレスが富士急に乗り入れを開始した、というニュースを見ました。
 外国人観光客を乗り換えなしで富士山の麓まで運ぶのを目的としているようです。
 自分は海外旅行は2回しか行った事がなく、しかもいずれも団体旅行です。だから今ひとつ海外旅行の流儀というものはわかりません。
 ただ、空港からいきなり東京を通りすぎて観光地へ行くというのはちょっと落ち着かないのでは、と思いました。自分だったら、まずどこかの宿で一服して、それから改めて観光に出かけるでしょう。
 あと、せっかくそんな長距離を走らせるにも関わらず、都心の経路は相変わらず、東京地下駅から山手線を半周して新宿に出て、そこから中央線に入る、というものでした。
 どうせなら、錦糸町から秋葉原・御茶ノ水を通るという最短経路を走らせればいいのに、などとも思いました。
 ちなみに自分は、成田エクスプレスはほぼ毎日見ています。しかしながら、成田エクスプレスが停車しているのを最後に見てからもう5年は経っています。
 つまり、自分にとって成田エクスプレスは、見るだけの存在であり、乗るものではありません。したがって、乗り入れようと大回りしようと、他人ごとでしかないのですが…。

2014年07月25日

半袖の肌に日光が刺す

 仕事の時は、真夏でも長袖のワイシャツを着ています。
 しかし、今日は休みだったので、Tシャツ一枚で近所まで買い物に行きました。
 普段より涼しく過ごせると思ってそうしたのですが、結果は正反対でした。
 とにかく、歩くだけで外に晒している腕が痛いのです。歩いたのはほんの10数分でしたが、後で見たら、腕が存分に日焼けしていました。
 ちなみに、歩いている最中に、子どもたちとすれ違っていたのですが、頭をタオルで覆っていました。
 それだけ、きつすぎる日差しという事でしょう。もはや、この時期には仕事があろうとなかろうと、腕を守るために長袖が必須なのかも、と思いました。
 かつて読んだ「マスターキートン」という漫画で、主人公が沙漠にスーツ姿で現れ、周りが笑うなか、実はこの環境では半袖よりこちらのほうが過ごしやすい、という説明が書かれた場面がありました。
 それを読んだときは、「沙漠というのは凄い環境なんだな」と驚いたものでした。
 それから10数年後、まさか日本の関東がそれと同じ環境になるとは夢にも思いませんでした。
 毎度の事ですが、日本の気候は、かつてと大きく変わったのだな、という事を実感させられました。

2014年07月24日

高校最後の夏

 相方の母校の野球部が甲子園予選で敗退しました。エースの選手は昨年の甲子園で活躍し、全国的に有名になっています。
 そのため、各紙が、その選手の名前を見出しにして「最後の夏が終わった」と記事にしていました。
 それを読んでいて、ふと自分の「高校最後の夏」の事を思い出しました。
 といっても、別に高校球児で甲子園を目指していたわけではありません。
 その時所属していたのは、将棋部でした。とはいえ、将棋の全国大会を目指していたわけではありません。自分のいた将棋部は全国大会どころか、都大会で1回勝てるかどうか、というレベルでした。さらに、その中でも自分の実力は下から数えたほうが早いほどでした。

 にも関わらず、受験勉強で忙しい高校三年の夏であるにも関わらず、自分は将棋の都大会団体戦に出場しました。
 受験を控えた夏なので、予備校の夏期講習を取っていました。普段は駿台予備校に行っていたのですが、この時期だけ、大会会場の近くに校舎があった河合塾の夏期講習を取ったほどの気合(?)の入れようです。
 しかし、1回戦は勝ったものの、2回戦で全国優勝を何度も経験している名門校相手に順当に惨敗しました。
 今にして思えば、それが自分にとって「最後の夏が終わった」とだったのかもしれません。
 もちろん、自分自身および将棋部の実力はわきまえていたので、別に悔しさなどを感じたりはしませんでした。
 ただ、不思議なことに、いまでもその27年前の事は、そこそこ覚えています。
 そう考えると、自分なりには、この「高校最後の夏」へ想い入れがあったのだろうか、などと思いました。

2014年07月22日

11億人の考え方が2時間で理解できる?

 電子書籍のメルマガで、「中国人の考え方が2時間でわかる本」なる書籍宣伝を見ました。ちょっと紹介文を見てみましたが、予想通り、中国人に対する敵意むきだしの文章が書かれていました。
 日頃接している人間だって、出会って何年も経って初めて「こんな考え方をする人だったんだ」と驚くことは多々あります。
 それどころか、長年暮らしている家族ですら、考えを理解できていなかったという事すら普通にあります。
 にも関わらず、会ったこともない中国人の考え方を2時間でできる事などありえるのでしょうか。
 ちなみに、中国には漢民族だけでも億単位の人がいて、さまざまな地方でさまざまな環境で生活しているわけです。さらに、ウイグル族・チベット族などの少数民族も多数います。もちろん、彼らも立派な「中国人」です。
 にも関わらず、この本の著者は、総計11億人もいる「中国人」の考え方が2時間でわかる、と豪語しているわけです。
 ついでに言うと、、同じ言語を使い、人口も中国の10分の1しかいない「日本人」の考え方はどれくらいで分かるのでしょうか。
 このように考えてみれば、この本が読む価値など何もない、プロパガンダ本だという事は、それこそ2分もあればわかります。
 にも関わらず、そのような本が出版され、さらに電子書籍にまでなっているわけです。
 改めて、半ば国策のように進められており、少なからぬマスコミが大々的に推進している、近隣諸国への蔑視・敵視の異常さ、並びにそれに毒された人の思考力の低下に驚き呆れました。

2014年07月21日

「家事ハラ」なる言葉を普及させようとしている会社

 旭化成ホームズとかいう住宅会社が、「家事ハラ」なる言葉を発表しました。よほど普及させたいのか、わざわざ鉄道車両を借りきって、その言葉を宣伝するそうです。
 で、その「家事ハラ」なるものが何かと言うと、男性が家事をした際に、配偶者の女性にダメ出しされた事だそうです。それを、性的嫌がらせである「セクハラ」や、職場での力関係をタテに悪質な人権侵害を行う「パワハラ」と同一視しているわけです。
 この「調査」で一番不可解に思ったのは、なぜ「妻」が「夫」に対するダメ出しばかりを調査したのだろうか、という事でした。
 憲法24条に明記されているように、婚姻において、夫婦は同等の権利を有しています。
 したがって、「家事ハラ」なるものの調査をするならば、逆のパターンである、女性が家事をした際に配偶者の男性からダメ出しされた例も調査するのが普通です。しかしながら、この「家事ハラ調査」なるものに、そのような調査結果はありませんでした。

 実際、食事の味が気に入らなかったり、他の事で機嫌を損ねたりした男性が、せっかく女性が作った料理を「ちゃぶ台返し」などで全否定する、というのは、ある種の「日本の伝統」だったわけです。
 そのような現状があるなか、このような女性のみを「悪者」にするような恣意的な「調査」を行い、さらにそれを大々的に発表したこの会社の神経を疑いました。
 ちなみに、この件で検索をかけたところ、ネットで多く批判されており、その事を広報部に尋ねたところ「広報担当者は『大変申し訳なく思っております』と話した。」と書かれていました。
 ところが、旭化成ホームズなる会社のサイトをみたところ、トップページの新着情報の一番上にはいまだにその「家事ハラ」なる「調査結果」へのリンクがありました。記事を見ても、批判に対するお詫びの類は一切載っていません。
 つまり、広報が「申し訳なく思っている」と取材した所に言ったことが、会社のサイトに全然反映されていないわけです。
 世の中には酷い会社もあるものだ、と呆れました。同時に、金さえ出せば、そのような会社の歪んだ「調査結果」が電車をはじめ様々な媒体で流すことができる、という事がまかり通っている世の中に自分がいる、という事を再認識させられました。

2014年07月20日

井戸水で流し素麺をやってホタルを見る

 農家で開催されたバーベキューに参加しました。
 畑で取れた野菜と肉の取り合わせに満足しながらビールを飲んでいたると、「流し素麺をやる」という声が聞こえました。
 TVでは見たことがありますが、実物を見るのは初めてです。気になったので言ってみると、裏の竹林から斬った竹を真っ二つに割った「樋」が置いてありました。
 そして、その竹に井戸水を流し、そこに素麺を流すという、「総天然流し素麺」を体験することができました。
 さらにしばらくすると、「ホタルを見に行こう」という声がかかりました。
 驚きつつも、少し離れた田んぼに行ったら、本当に、光の点が見えました。さらに、隣にいた人が持っていた団扇にホタルが止まりました。
 ホタルを直接見たのも初めてです。想像していたのよりずっと小さかった事および、その光に驚きました。
 そうこうしつつ、あっという間に楽しいバーベキューが終わりました。
 帰りは電車が空いていた事もあり、千葉までの外房線は、ボックスシートを独占し、靴を脱いで前の席に足を乗せました。
 かつて、鉄道旅行を頻繁にしていた時、これは楽しみの一つでした。それを久しぶりに行うことができました。
 片道40分という「小旅行」でしたが、貴重な経験や懐かしい事をすることができました。
 ちなみに、このパーティー参加において、自分は千葉市から一歩も外に出ていません。改めて千葉市の広さに驚かされた一日にもなりました。

2014年07月18日

屋台で22年ぶりに食品盛り付け

 お世話になっている団体の手伝いで、近所で行われた夏祭りの屋台で揚げ物を売ることになりました。
 屋台で買い物したことが多々ありましたが、売る側になったのは初めての事です。
 自分の担当は、フライヤーで揚がってトレイに乗った餃子や鶏肉を、皿に盛り付ける事でした。
 学生時代、ホテルの洗い場でバイトをしていました。その中で、たまに調理補助の仕事があり、サラダやデザートを盛り付けたりしました。
 それ以来、約22年ぶりとなる、「他人に売る食べ物の盛り付け」となりました。
 お祭りは大盛況で、盛っても盛ってもすぐに売れてしまう、という感じでした。というわけで、初めての屋台で物を売るという経験や、22年ぶりの盛り付けに感慨をひたる暇もありませんでした。
 というわけで、てんてこ舞いの時間を過ごしましたが、おかげで売り上げは非常に良く、終わった時はかなりの満足感がありました。
 来年もぜひ参加し、その時は、かつての盛りつけの経験をより活かし、効率的にやりたいものだ、と思いました。

2014年07月17日

阪急電車が阪神の線路を走る

 関西ローカルのニュースで、阪急電車が阪神の線路を走った、というのが話題になっています。
 かつて、この両者は大阪と神戸を結ぶ「宿命のライバル」でした。1930年代、両社がプロ野球チームを持った際に、非公式戦で阪神が阪急に負けると、経営陣から責任論が出て、監督が解任された、などという逸話もあったそうです。
 しかしながら、何年か前の「村上ファンド事件」を契機に、両社は共通の持株会社を設立し、「グループ会社」となりました。それゆえに、実現した「乗り入れ」と言えるでしょう。

 もっとも、阪急と阪神の車両が並ぶこと自体は珍しくも何ともありません。45年ほど前に、神戸高速鉄道が開通し、神戸以西では阪急と阪神の車両が並ぶのは、何ら珍しくもない風景になっていました。
 実際、自分が関西に住んでいた1979年から1980年の間にも、両社の電車が並んだ風景は何度も見ています。
 というわけで、参照サイトのような写真を見ても、別に新鮮さは感じませんでした。
 あと、参照サイトにも書かれているように、かつては、今津駅で阪急と阪神の線路はつながっていました。
 関西在住時にそれを見た記憶があったため、「どうせ直通運転するなら、ここでやってほしかったものだ」などとも思いました。

2014年07月15日

新京成が塗色統一

 新京成電鉄が先月から、会社のマークと色を変えました。会社の色はピンクとのことです。
 ちなみに、マークは新京成の路線図をモデルにしたもので、グネグネと曲がっています。サイトのファビコンもその新マークを使っているのですが、色が赤いこともあり、何かYahoo!のファビコンみたいでした。
 そして、今後4年かけて、全ての電車の塗色を、会社の色にあわせてピンクに塗り替えるとも発表されました。

 現在、新京成には4種類の車両が在籍して、それぞれ異なる塗色になっています。
 それぞれ、独特の味があるのに、なぜそれを統一してしまうのだろうか、と思いました。
 阪急のように、何十年にもわたって、全ての車両を同じ色で統一、ともなれば、立派な伝統ですし、それを維持すべきだと思います。
 しかし、これまで多様な色の電車を走らせていたのに、いきなり、塗色を統一する、というのは何か勿体無いと思いました。
 電車の色が統一されていない事によって誤乗が生じる、などという問題が起きているわけでもありません。
 そんな塗替えに使う金があるなら、最近進めている、ローカル駅の夜間無人化を改善すべきなのでは、と強く思いました。

2014年07月14日

懐かしの写真

 ひょんな事から、旧・公団住宅(現・UR賃貸住宅)を再生する、という仕事をされている方のツイッターアカウントを知りました。その、再生対象に、自分が生まれ育った団地が入っており、その写真を投稿したのを見たのがきっかけです。
 それ以来、ちょくちょく故郷の写真を見て懐かしがっていたのですが、先日見た写真は、特に懐かしいものでした。
 一見すると、どこかの公園のようにしか見えません。しかし、実はこれが団地の構内なのです。
 故郷の団地は、かなり余裕のある作りをしており、このような公園みたいな所が何箇所もありました。
 その中でも、ここは特に変わった所で、自分の住む団地ながら、ここに来ると、なんか特別な所に来たような気分になったものでした。
 そういう事もあり、写真を見た時、即座にどこだか解りました。
 自分がここを走り回っていたのは、40年近く前の事です。その空間がほとんど変わらず残っている事に驚きました。同時に、そのような風景を千葉にいながら見ることができるという、インターネットというものの便利さに、改めて感心させられました。

2014年07月13日

やっと馴染みに

 2年ほど前に、今の所で仕事をするにあたって、行きつけの床屋をその街にある店に変えました。
 腕も悪くない上に、同じ価格帯の他店に比べるとサービスがいい、というのが理由です。
 それから毎月ほぼ欠かさず通っていました。しかしながら、なかなか覚えてもらえず、毎度毎度、どのように切るのか説明していました。
 しかし先月行ったら、座った途端に、理容師さんから、「短くてスポーツ刈りにならない程度ですね」と、自分がいつも頼んでいる髪型を言ってきました。
 そして、今日行ったら、「いつものですね」になっていました。そのまま「はい」と言って切ってもらい、途中で眼鏡をかけて鏡を見せてもらったら、「いつもの髪型」になっていました。
 二年間通い続けて、やっと「馴染みの客」になれたようです。嬉しいと思うと同時に、馴染まれるまでの時間、というものを考えさせられました。
 同時に、二年間この仕事をしているわけですが、まだまだ自分がこの地に馴染まれてはいないのだろうな、などとも思いました。
 そして、床屋の次は、この地域全体の「馴染み」にならねば、とも強く思いました。

2014年07月12日

サッカー全日本選手権2回戦

 サッカーの全日本選手権が先週より開始され、2回戦の一部が行われました。
 全日本選手権は、準々決勝や準決勝あたりより、むしろ2回戦や3回戦あたりのほうが盛り上がるのでは、と思っています。
 なぜならば、このあたりで、「ジャイアント・キリング」と呼ばれる番狂わせが例年生じるからです。
 今日も、J1で現在3位の神戸が関西学院大学に、同じく4位の鹿島がJFLのソニー仙台に、11位のベガルタ仙台が関西1部リーグの奈良クラブに負けました。

 今年から、Jリーグは、J1・J2・J3という構成になっています。その下にあるのがソニー仙台が所属しているJFLで、さらにその下にあるのが、奈良クラブが所属している地域リーグ1部です。
 要は鹿島は3クラス、ベガルタ仙台は4クラス下のチームに負けたわけです。
 とはいえ、これは大珍事というわけではありません。毎年この時期には、必ずこのような「ジャイアント・キリング」が発生します。
 にも関わらず、毎年のように、このような結果を見ると、勝ったチームの所属リーグを調べ、どれくらい差があったのかを調べてしまいます。まあ、夏の風物詩と言った感じです。
 一方で、格の差通りの結果だった試合もありました。
 清水は大学チームに5対0で、FC東京はJ3のチームに8-0で、名古屋に至っては地域リーグ1部のチームに12-0という、サッカーとは思えない点差で勝っていました。
 このような、普段はありえないような結果が生じるのも、この全日本選手権2回戦ならではです。
 というわけで、試合を見たわけではなかったのですが、色々と楽しめました。
 勝ち上がったアマチュアチームは、ぜひとも3回戦でも目立ってもらいたいものです。
 なお、自分的にとってはもちろん、明日初戦を迎える愛媛FCの結果が、一番大切です。

2014年07月11日

念願の店についに行く

 2年くらい前の事ですが、ドイツ風のビヤホールに行きたくなりました。そこで、検索をしたところ、船橋の「ダンケ・シェーン」という店が、かなり本格的なドイツビールを提供する、という情報を得ました。
 そこで、行こうと思ったのですが、なかなかその機会が得られませんでした。そして、昨年ついに行ってみたのですが、満席で入れませんでした。
 それ以降も、なかなか行く機会がなかったのですが、ついに今日、早い時間に行くことができました。
 まだ日が落ちていない事もあり、余裕を持って座ることができました。
 まずは、定番で、ドイツビール・ソーセージ盛り合わせ・ザワークラフト・ジャーマンポテトを頼みました。
 陶器のビアカップで提供されたドイツビールは、この暑い季節なのに、冷たすぎることなく、美味でした。
 また、ドイツ料理の定番として頼んだ食べ物は、いずれもこれまでで最高の味でした。特に、ザワークラフトは、「これぞ本物」という感じの絶品でした。
 他にも、各国のビールに加え、黒パン・ハムとレタスのピザなどを頼んだのですが、いずれも最高の味でした。
 長年の期待に見合った酒と食べ物でした。文字通り、念願がかなった、といったところでした。
 メニューにはまだまだ美味しそうな料理がたくさん書かれていました。またぜひ行きたいと、強く思いました。

2014年07月10日

ファミマの10m向こうに新たなファミマが

 京成幕張本郷駅に行ったら、昼間だというのに売店が閉まっていました。
 不思議に思って近づいてみたら、ファミリーマートに転換するための改装、と書いてありました。
 もともと、京成幕張本郷駅のすぐそこには、京成のグループ会社が経営するファミリーマートが既に営業しています。閉鎖中の売店とは10mも離れていません。
 ということは、もう少ししたら、京成幕張本郷駅では、通路を隔てて二つのファミリーマートが向かい合う事になるわけです。
 ちなみに、職場に近い京成大久保駅ホームにあった売店は営業終了し、更地になってしまいました。儲かる売店はファミマに、そうでないのは廃止、という方針なのでしょう。
 時代の流れなのでしょうが、駅売店の雰囲気が好きだったものとしては、少なからぬ寂しさを感じました。

2014年07月09日

割の合わないこと

 ちょくちょく書いていますが、自分はとある団体で副会長を、別の団体で理事をやっています。
 などと書くと、なんか凄く偉い人間みたいですが、残念ながらそのような事はありません。
 いずれも実質的には雑用係です。「副会長」の仕事といえば、近所に団体の会報を配ったり、打ち合わせに参加したり、団体のメールの不具合を直すことです。
 また、「理事」の仕事は、1,000人ほどの人が参加するイベントで、机・椅子をはじめとする備品を運搬・設置・片付けをすることです。
 今週は、この二つの仕事がかちあい、日曜日には「理事」として早起きして机や椅子を運搬しました。そして、「副会長」として、火曜は23時すぎまで、そして今日も3時間ほど、胃の痛くなるような打ち合わせを行いました。
 我が事ながら、えらく割のあわないことをやっていると思います。ちょっと賢い人なら、すぐに放り出して、もっと利益率の高い事に、その時間を有効活用するでしょう。
 とはいえ、自分はこの二つをやめる気はありません。もちろん、偉そうな肩書を持ち続けていたいからではありません。仮に二つの肩書を「雑用係」に変更されても、なんら異議はありません。
 世の中には、割のあわないことが色々あります。しかし、それを引き受ける人がいないとどうなるのでしょうか。
 全員が割のいいことばかりしたら、何事も回って行かないのではないのでは、と思っています。
 もちろん、それによって、自分や家族を犠牲にする気は毛頭ありません。しかしながら、これからも、その枠内においては、割のあわないことを続けていこうと思っています。

数日で崩壊した「社会」

 朝、出勤したら、職場の植え込みに、食べかけのアイス菓子のカップが落ちていました。不法投棄した輩がいたようです。
 そこには既に、小さいアリがわんさか群がっていました。なんだかな、と思ったのですが、下手に触って、職場の中にアリが入ると面倒なので、放置していました。
 そして、翌朝植え込みを見たら、なんとそこにアリが巣作っていました。まさか、こんな簡単にアリが巣を作る場所を決めているとは思わず、ちょっと驚きました。
 まあ、植え込みに巣を作っても別に実害はないと思い、食糧源であるアイス菓子のカップともども放置しておきました。

 ところが、その晩、雨が振りました。すると、アイス菓子の蓋には水が溜まっており、中では大量のアリの溺死体が浮いていました。
 その時点では、まだ巣の方ではアリは忙しそうに動いていました。しかし、次の朝に見てみたら、巣はもぬけの殻になっていました。
 植え込みの部分は土ですが、そこから離れればあとは舗装された道しかありません。アイス菓子のカップがない今、アリが食料を得るのは至難の技です。したがって、このような結末になるのも仕方ないところでしょう。
 思わぬ形で、ひとつの社会の成立から崩壊までを見ることができたと思いました。
 その時は、たかがアイス菓子のカップ一つで、巣まで作るのは無理があったよな、と思いました。
 しかしながら、長いスパンで見れば、アリのことを笑うことができません。たとえば、この50年くらいを見ても、炭鉱があった街は、一時期は大いに栄えたものの、今は廃墟のようになっているわけです。
 46億年の歴史を持つ地球の観点からは、数日で構築・滅亡した植え込みのアリ社会と、20~30年の間に、構築から隆盛、さらには衰退までの道をたどった炭鉱街には何ら違いはないでしょう。
 そんな事を感じさせられた、この数日間に見たアリの巣の栄枯盛衰でした。

2014年07月07日

ネイマール選手、重症

 相も変わらず、W杯は見ていません。しかしながら、ネットを開けばニュースは自然と目に入ります。
 その中で、かなり驚いたのが、ブラジルの若きエース・ネイマール選手が重症を負った、というものでした。
 当初は骨折と聞いていたので、まあ、転んだはずみにで手か足を剥離骨折でもしたのだろうか、くらいに思っていました。
 ところが、詳しいニュースを見たところ、腰椎骨折で、今大会絶望との事でした。
 理由は、相手選手の激しい当たりだった、とのことでした。
 とりあえず、全治4週間とのことでしたから、選手生命に影響する、という事ではなさそうで、その点ではひと安心しました。

 別にネイマール選手にそんな詳しいわけではありません。というか、プレーを見たのは一回しかありません。しかし、その一回は強烈な印象がありました。
 三年前、キリンカップで、日本に各大陸のリーグ優勝チームが集まりました。ネイマール選手は、南米の優勝チームの選手として出場しました。
 相手は前年にJリーグを制覇した柏でした。キーパーの菅野選手は、前の試合で、中米代表チームと闘っています。その試合は同点のままPK戦になったのですが、菅野選手のファインセーブで柏が勝利しました。
 その次に、ネイマール選手が所属するチームと柏の対戦がありました。その試合の序盤、ネイマール選手にボールが渡りました。すると、ネイマール選手は、一瞬、右足でシュートするような素振りを見せました。
 ところがその直後、右足でボールを浮かせ、左足でシュートをしたのです(※もしかしたら右と左の順番は逆だったかもしれません)
 前の試合で、PKを止めた菅野選手ですが、これに全く反応できませんでした。それに対し、解説者も、これは仕方ないと言い、ただネイマール選手に驚いていました。
 サッカーの試合中継などほとんど見ない自分ですら、これは桁違いの技であることが容易に理解できました。同時に、その初めて聞いた「ネイマール」という名前は忘れられないものになりました。
 それだけに、今度の件は心配しています。この大会で、あれだけの人の選手生命が絶たれたり、本来の実力を発揮できなくなってしまったら、それは世界のサッカーにとって大きな損失でしょう。

 相手選手が、なぜそこまで異常な勢いで当たったのかわかりません。たまたま勢いがついてしまったのでしょうか、それとも、チーム(=祖国)の勝利のために、普段ならやらない激しさで当たってしまったのでしょうか。
 そのあたりは分かりません。ただ、これを機に、「相手選手を壊してでも、チームの勝ちを目指す」というようなプレーが減ることを願っています。

2014年07月06日

雲泥の差

 東京モノレールが浜松町駅で大規模な改修工事を行いました。そのため、今日の午前中は、浜松町-昭和島間は運休で、その間は代行バスを走らせていました。
 ちょうど今朝は、浜松町に用事があり、その代行バスの様子を見ることができました。
 最初に走っていたのは、京急の乗合バスでした。普通に街なかを走っているものです。それが満員状態で走っている様子を見た時は、その後の移動時間もあって、これはお客さん、えらい目にあったと思っているだろうな、と思いました。
 その後、次の代行バスを見かけました。今度は、高速バスの車両を使っており、椅子もリクライニングします。さっきのバスとは雲泥の差があります。
 これに座れたお客さんは、むしろ得したと感じるのでは、と思ったほどでした。
 まあ、いずれにせよ自分にとっては他人事です。何十年に一度あるかないかの東京モノレールの工事代行バスを、しかも2パターンを見れた事に、大いに得した気分になりました。

2014年07月04日

構内踏切

 京成の検見川駅を利用しました。この駅は、大都市圏では珍しい「構内踏切」を未だに運用しています。
 生まれ育った町にあった駅にも、当時は「構内踏切」があった事もあり、見る度に懐かしさを感じます。
 今日もそれを渡ろうとしました。その時、柱に何か貼られているものに気づきました。そこには、「構内踏切の遮断機が降りたら渡らないで下さい。特に通過列車にはご注意下さい」と書かれていました。

 検見川駅を通る京成千葉線は全て各駅停車です。にも関わらず、なぜこんな注意書きをしているのだろうか、と不思議に思いました。
 そこで、調べてみたところ、40年前まで、千葉線にも快速が走っていた事が分かりました。ちなみに、停車駅は、京成津田沼・京成幕張・京成稲毛・黒砂(現:みどり台)・国鉄千葉駅前(現:京成千葉)・京成千葉(現:千葉中央)とのことでした。
 その時の表示が、いまだに残っているという事なのでしょうか。
 なかなか年季の入った表示だと思いました。あわせて、これが再び役に立つよう、京成千葉線の優等列車を復活させて欲しいものだ、とも思いました。

2014年07月03日

忙しくて疲れたけど充実した一日

 今日は朝イチから忙しい一日でした。かなりエネルギーを使いましたが、充実度はかなり高いものがありました。
 そして9時から20時近くまで仕事をし、夜は気心の知れた身内と一杯やりました。ここでは、文字通り多種多様にわたる話で盛り上がりました。
 忙しかったために、体力はかなり削られましたが、精神的には公私とも満足度の高い一日となりました。
 この流れが続けば、そう遠くない内に、体力が消耗せずに精神的に満足できる日常を送れそうだな、と思えた一日になりました。

2014年07月02日

千葉市内をドライブ

 今日は、千葉市内の4箇所で仕事をし、さらにその後、市内の別のところで打ち合わせ、というハードスケジュールでした。
 もっとも、最初の仕事場所には家から20分歩いて行ったものの、後の所は、仕事先の方の自家用車で送っていただきました。
 そのため、その20分以外は全てドアツードアで、最後は家の前まで送ってもらう、という形になりました。
 というわけで、花見川区並びに稲毛区を「ドライブ」したわけです。部分部分では知っている場所はあります。しかしながら、相対的な位置関係はよくわかりません。
 そのため、知らない所を走っていると思ったら、気がついたら知っている所にいた、という事が何度もありました。
 自分は、子供の頃から、今いる所が地図上のどこにあるかが分からないと嫌になる、という本能の持ち主です。
 そのため、車に乗りながら、少なからずもどかしい気分になりました。
 今後の仕事において、この地域との縁は深くなる予定です。その必要性と、自分の本能のためにも、一日でも早く、このあたりの地理情報を頭になじませねば、と強く思った一日となりました。

2014年07月01日

2014年7月1日の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。
 大野隆別ブログこれでいいのか?「集団的自衛権」がもたらすものを掲載しました。