2015年01月31日

若い後輩との別れ

 16歳年下の大学の将棋研究会の後輩の葬儀に行ってきました。
 昨夏に将棋大会で会った時、暑い盛りだというのに毛糸の帽子をかぶっていました。その時は、変わったファッションを始めたな、くらいにしか思っていませんでした。しかし、実は、放射線治療の影響を隠すためだった、と今にして知りました。
 その日も、強敵相手に勝ったりしていたのですが、結果的に、それが彼に会った最後になってしまいました。

 なんでも、2年半くらい前にガンを発症し、何とか抑えながら闘病生活を続けていたそうです。そんななか、暑い盛りに、一日かけて、将棋大会に出てくれたわけです。
 自分だって、朝から晩まで将棋大会に出続けるというのはかなりの重労働です。それを、放射線治療を受けている状態で、やったのですから、よほどの精神力だったと言えるでしょう。
 年が離れていたので、一緒に遊びに行ったりするような機会はありませんでした。とはいえ、大会の打ち上げなどで席が近い時は、色々と話したものでした。
 自分は、将棋研究会のOB会の運営をやっているのですが、そろそろいい年なので、だんだんと後輩に譲ろうと考えています。それを担ってくれる候補の一人だと思っていたのですが、まさかこんな形で別れてしまう事になるとは、夢にも思いませんでした。
 このような別れは、常に哀しいものですが、若い人とだと、より一層、それが強くなります。
 非常に辛い状況であるにも関わらず、笑顔で我々に挨拶をしてくれた、ご両親を見ていると、その心中が伝わってくるようで、何ともいえない気分になりました。

 

2015年01月30日

配慮したふりを見せた無配慮

 先日、ある猟奇的な事件が発生し、連日報道されています。
 そのなかで、容疑者とされる人がツイッターに書いた言葉が報じられていました。
 一応、「配慮」され、容疑者のツイッターアカウントはモザイクをかけられて報道されていました。
 しかしながら、そのツイッターに投稿した言葉は極めて特異です。
 したがって、その言葉で検索すれば、一発でそのアカウント並びに、過去のツイートも閲覧することができます。
 技術的にもそんな難しくなく、インターネットを初めて一ヶ月の小学生でも、そのくらいの検索はできるでしょう。
 つまり、モザイクをかけた意味など、ないに等しいのです。

  そして、そのツイートにはマスコミが紹介した事以外にも、色々と不適切な事が書かれていました。その中には、他人の人権を侵害するようなものもありました。
 別に、新聞社がその容疑者のツイートを公開しなくても、世の中で困る人など一人もいません。ただ、猟奇的な事件だから「晒した」だけの話です。
 アカウント名にモザイクをかける必要がある、と判断した時点で、そのツイートそのものの公開をすべきかどうか、もう一度じっくり考える必要があったのでは、と思いました。

2015年01月29日

21世紀の焼き芋

 差し入れで焼き芋をもらいました。
 焼き芋は嫌いではないのですが、金払って積極的に買おうという気にはなりません。
 そのため、今世紀に入ってからは、焼き芋焼酎を飲んだことはあっても、焼き芋を食べたことがありませんでした。
 というわけで、20年ぶりくらいに焼き芋を食べました。
 皮ごとひとくち食べたのですが、ちょっと驚きました。
 食感が、過去に自分が記憶していた「焼き芋」と大幅に違うのです。
 見てみたところ、芋の部分がかなりペースト状になっており、甘みが増していました。
 スイートポテトのなりかけ、という感じです。
 品種改良によるものなのでしょうか、それとも焼き方の改良があったのでしょうか。
 軽トラで売っている様子を見た時は「昔から変わっていないな」と思っていました。しかし、その「中身」は大きく変わっていたんだな、と感心させられました。

2015年01月28日

白鵬関の発言問題

 初場所で、白鵬関が大相撲史上最多記録の33回目の優勝を達成しました。
 その翌日の記者会見で、13日めの相撲が同体取り直しになったという審判裁定について、「子供が見てもわかる誤審だ」と痛烈に批判しました。
 さらに、「肌の色は関係ないんだよね」と、相撲界での人種差別に言及した発言も見せました。
 これに対し、相撲協会もマスコミも、白鵬関が一方的に悪いというような対応をしています。
 率直に言って、この反応には呆れました。

 別に、この一番に負けていても、結果的に白鵬関は優勝していたでしょう。
 何しろ、15戦全勝で優勝した白鵬関に続く「準優勝力士」は11勝4敗というほど、差が開いていたのです。
 そんな余裕で優勝した場所です。別に黙っていても何ら損することはありません。
 にも関わらず、そこまで言ったという事は、よほど今回の判定がおかしく、かつこれが最初ではない、という事なのでしょう。
 実際、半年前には、行事も審判も気付かなかった反則を、控え力士だった白鵬関がものいいを付けて、反則勝ちが成立した、という事がありました。
 ちなみに、この結果、反則されたのに負けにされそうだったのは、モンゴル出身の力士です。
 さらに言えば、ある場所で、稀勢の里関が2横綱を倒したとはいえ、11勝しかできなかった場所後、横綱審議委員長は全勝優勝したなら内容次第では。日本国民の願いじゃないかというのもありますしと全勝優勝すれば横綱推薦がある事を示唆する発言していました。
 要は、稀勢の里関は日本人だから、昇進の内規に達しない成績を挙げられなくても横綱にしたい、と言っているわけです。
 こんな発言を堂々とし、何らお咎めがないわけです。外国人の力士が「肌の色に関係がある」と思うのも当然でしょう。

 相撲界はずっと、「伝統」の名のもとに、今回の白鵬関のような批判を許してきませんでした。
 その「伝統」を守り続けた結果、相撲部屋でリンチ殺人が発生し、大規模な八百長が発覚し、さらにその際に、八百長に関与していない外国人力士が不当解雇される、という異常事態が次々と発生しました。
 その相撲界の危機を救ったのが、白鵬関の活躍だったわけです。
 にも関わらず、その歪んだ「伝統」にしがみついて、角界最高の功労者である白鵬関を一方的に悪者扱いしているわけです。
 その尻馬に乗って白鵬関を叩くマスコミともども、本当に救いようのない集団だと思いました。

 

2015年01月27日

美談?

 定期的に、SNSに「美談」が流れてきます。
 その中で見る一つのパターンに「電車内で不適切な発言をした若い人に、同行者が厳しい態度を取る」というのがあります。
 今日見たのは、「電車の中でダウン症の人をバカにする発言をした彼女を、彼氏がその場で振って去っていった」という筋書きでした。
 これまで見たのも、男と女の役割が逆だったりなど、細部に違いはありますが、基本的に同じ構造です。
 一件、喝采を上げたくなるような逸話です。しかし、読んでいて非常にひっかかりました。
 今回挙げた「美談」だと、なぜ、彼氏は、その女性の発言の何が誤っているかをたしなめず、いきなり振るのだろうか、と思いました。
 世の中には色々な差別があります。そして、それがいけない事だと知らないまま大人になってしまった人も山ほどいます。
 差別がいけないのがわかっているなら、そのような世の中の実情も分かっているはずです。にも関わらず、いきなりそのような態度を取る、というのは強い違和感がありました。
 もしかして、彼女と別れたくてその口実をずっと考えており、その差別発言を口実に、これ幸いと別れたのでは、なとどまで思いました。
 多くの人にリツイートやシェアされるためには、「たしなめて彼女が謝る」より「いきなり振る」のほうが筋書きのほうが受けるのでしょう。そのような意図がかなり透けていると思った「美談」でした。

2015年01月26日

17年目

 今日は17回めの結婚記念日でした。
 17という数字を認識した時は、自分が17歳の頃の事を思い出しました。
 当時は高校二年生でした。その頃の自分は、大学受験を意識しつつ、図書館で本を借りて読みまくったり、都営バス全路線完乗を目指したり、漫画や同人誌を読みまくったり、「国鉄分割・民営化」によって生じる不具合を調べまくったり、と色々な事にはまっていました。
 生まれてからそのようになる期間と同じだけの時間を、相方と過ごしてきたわけです。
 そう考えると、改めて、長い時間を一緒に暮らしてきているのだな、と思いました。
 こうやって、結婚してからの年数を振り返りつつ、自分の年齢を振り返るのが毎年の恒例になるのでしょうか。
 これから迎える、20周年や30周年の時、どのような感慨を迎えるのだろうか、などと先の事を思い浮かべながら、記念に頼んだウイスキー「山崎17年」を二人で飲みました。

2015年01月25日

ニャン孫、なでられる

 相方は、ここ数日、ニャン孫と出会えず、ちょっと凹んでいました。
 ところが今日、ニャン孫の住んでいるビルの前に二人でいったら、我々の姿を見たニャン孫が「ニャー」と言って現れました。
 そして、相方が手を延ばすと、嬉しそうになでられました。
 これまで、接触を許した事はありませんでした。少しずつ、距離が近づいている感じで、非常に嬉しく思っています。
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2015年01月24日

ナラシド

 しばらく前に、習志野市がイメージキャラクターとして「ナラシド♪」なるものを作った、と発表していました。
 そして、商店街の横断幕やコミュニティバスの車体にそのイラストが掲示されるようになりました。
 なんとなく目に入ってはいましたが、具体的な形状まで気にすることはありませんでした。
 ところが先日、ちょっとした機会があり、その「全貌」をじっくり見る機会を得ました。
 改めて見ると、鳥に音符がくっついているだけです。この「鳥」は谷津干潟に来る鳥を、「音符」は、習志野市立の小中高が、学校音楽コンクールで実績を残りしている、というのを意味しているのは即座に分かりました。
 逆に言えばそれだけです。何のひねりもありません。
 これでは、全国的に有名な「くまモン」や「ふなっしー」はもちろん、県内ローカルではなかなかの存在感を持つ「チーバくん」の足元にも及ばないでしょう。
 せっかく税金使ってキャラクターを作るのなら、発想も造形ももう少しちゃんとした人に頼むべきだったのでは、と強く思いました。

2015年01月23日

破綻しているマニュアルトーク

 営業の電話がきました。冒頭で、社名を早口で言ったあと、「NTT東日本の代理店」と名乗りました。
 電話の中身を判断する際、この言葉は便利です。なぜならば、この言葉を聞いた瞬間、この電話の話に乗ることは、百害あって一利なし、だという事が決まるからです。
 というわけで、すぐに切っても良かったのですが、ちょっと時間が余っていたので、何を言うのか聞いてみる事にしました。
 すると、「今お使いのBフレッツが今度値下げすることになったのをご存知ですか?」と言ってきました。
 これは、「NTTの代理店」からかかってくる電話の決まり文句みたいなものです。
 そこで、「うちはBフレッツ使ってないんですけど」と答えました。
 「値下げ」の話が本当なら、この時点で先方は「間違いでした」と切るのが普通の反応です。なにしろ、「お使いのBフレッツが値下げになります」とBフレッツを使っていない家に電話してきたのです。
 ところが、先方はさぞ当然のように「という事はJCNですか?」と話を続けてきました。
 ケーブルテレビを使っている家ならこう続けるように、とマニュアル化されているのでしょう。
 それが聞けただけで、こちらとしては十分「満足」しました。そこで、「なんでそんな事に答える必要があるのですか?意味がわかりません」と言って切りました。

 タネが分かっていれば破綻した戯言なのでしょう。しかし、いきなり「NTT」の名前を出されて、流れるような口調で言われると、信じる人も多いのでしょう。それゆえ、この「NTTの代理店ビジネス」が長年続いている理由なのでしょうが…。
 ちょうど、昼間に「パソコンもないのにBフレッツを引いてしまい、無駄に回線料を払っていた」という話を聞いたばかりでした。
 それゆえに、より一層、「代理店」並びに、それを使って儲けているNTTに対する不快感を強く感じた電話となりました。

2015年01月22日

今更「蒲蒲線」

 大田区が、2020年の五輪にあわせて「蒲蒲線」を開業させる、という方針を発表したそうです。
 変わった名前の路線ですが、これは、800mほど離れている、東急の蒲田駅と、京急蒲田駅を結ぶ、という路線です。
 それにより、東急の池上線や多摩川線から京急空港線に乗り入れ、大田区中央部や世田谷区から羽田空港に行く時間を短縮する、という路線を造るのが目的だそうです。

 しかし、そのためには障害が山ほどあります。
 まず、新線の終点となる京急蒲田駅は2階・3階にホームがある高架駅です。
 しかしながら、住宅が密集している蒲田において、そこに乗り入れる高架線を、東急蒲田駅から造るわけにはいきません。
 したがって、直通運転をするには、東急蒲田駅を地下化した上に、地下で京急蒲田まででなく、そこから空港線に並走する地下線を建設し、空港線が地下に潜る場所まで線路を引く、という計画になってしまっています。
 さらに、東急と京急では線路の幅が違います。そこで、「フリーゲージトレイン」という、日本では実用化されていない、異なる線路の幅に対応した車両でないと羽田空港までの直通運転はできません。
 つまり、一部は既存路線と重複するという効率の悪い地下鉄道を莫大な金をかけて造った上に、専用の車両まで用意しなければならないのです。

 この計画が出来たのは、1987年という、バブル華やかなりし頃でした。
 さらに当時の京急蒲田駅のホームは地上1階にありました。
 そのため、「なんか全国で色々と大規模な工事計画があるな。ならついでに、蒲田と京急蒲田の間にも鉄道くらい引けるだろう」程度の軽い気持ちで計画を立てたのではないでしょうか。
 もちろん、その後もバブル崩壊で、この話は実質立ち消えになりました。もし、この計画が具体的な形で残っていたら、京急蒲田駅の立体化は高架でなく、地下化で実現していたことでしょう。

 そのような、もはや完全に忘れ去られた「新線構想」を、なぜ発表したのか、と思いました。
 2020年の五輪にあわせてのどさくさ紛れ、という事なのでしょうか。
 大田区の財政事情などはよく知らないのですが、そんな大して需要もないにも関わらず、経費ばかり山ほどかかる「蒲蒲線」を造るより、もっとすべきことが山ほどあるのでは、と思わざるを得ませんでした。

2015年01月21日

風呂吹き大根

 今日はえらく冷える日でした。
 そして、寒い中、自転車で帰宅したら、夕食のおかずは風呂吹き大根でした。
 風呂吹き大根といえば、幼いころに読んだ童話が強く記憶に残っています。
 寒がりで、動物を狩ってはその皮製品を身にまとう殿様に対し、貧しい農民である主人公が、風呂吹き大根で体を温める、という事を教え、乱獲をやめさせた、という筋立てでした。
 何故かこの話が非常に印象に残り、読んだあと、親に「風呂吹き大根を作ってくれ」とねだり、出てきた大根をワクワクして食べた事は、40年近く経った今でも、よく覚えています。
 そんな事を思い出しながら、風呂吹き大根を食べました。
 そして、今回の風呂吹き大根も、童話のように、寒さを和らげてくれるものでした。
 そういう事もあり、懐かしさと温かさを感じた夕食となりました。

2015年01月20日

自転車講習

 悪質な自転車運転者に対し、安全講習を義務化する、という政策が発表されました。
 基本的には賛成なのですが、どうせやるなら、一つ追加してもらいたい事があります。
 自分は、1年半ほど前から、自転車通勤を始めました。しかしながら、今ひとつ、自転車の交通ルールが分かっていません。
 なにせ、自動車の運転免許を持っていないので、交通ルールを本格的に学ぶ機会がなかったのです。
 そこで、自転車通勤をはじめるにあたり、公的機関による交通ルール講習会をやっていないものか、とネットで検索したのですが、それらしいものはありませんでした。
 という事もあいr,この安全講習は、希望者は誰でも無料で受けられるようにしてもらえないものだろうか、と思います。
 要は、「義務化」だけでなく、「権利化」もしてほしい、というわけです。
 そうすれば、悪質運転を減らす効果もあるのではないでしょうか。ぜひ検討してもらいたいものです。

2015年01月19日

方向性の転換?

 2年半前から、職場の近くにある床屋を行きつけにしています。
 最初に来た日からずっと、中年の店主と、それより年上の雇われと思われる理容師さんの二人で散髪をし、たまに店主の娘さんと思われる若い人が、会計と掃除を担当しに店に顔をだす、という構成が続いていました。
 ところが先日行ったところ、スタッフ構成が大幅に変わっていました。
 店主さんと若い人はいたのですが、もう一人の理容師さんがいません。代わりに若い男性一人と女性二人がいました。
 最初は店主さんに髪型を整えて貰ったのですが、一段落すると、若い女性に代わりました。
 近くでよく見ると、東南アジア系といった感じです。さらに、若い男性も来たのですが、こちらも同郷で、二人で向こうの言葉で会話をしていました。
 そのコンビに洗髪してもらう、という流れになりました。

 というわけで、これまでとかなり違う散髪になりました。
 もしや、もう一人の理容師さんが急遽やめて、そのため外国から代わりの人たちを呼んだのだろうか、などと思いました。
 しかし、数日後に店の前を通りかかったので除いたら、その理容師さんがいて、さらに新しい人もいました。
 いったいどのような方向性を考えているのでしょうか。
 とりあえず、新しい理容師さんコンビの洗髪は悪くはありませんでした。いずれにせよ、行きつけの店なだけに、今後がどうなるか気になっています。

2015年01月18日

あれから20年

 昨日は、阪神・淡路大震災が発生して20年目でした。
 あの日は、当時月に一度だけあった仕事が非常に暇な日でした。
 そこで、のんびりしていたら、関西で地震があった事を知ったものものでした。
 様々な被害の中で、一番衝撃を受けたのは、阪急の西宮北口と夙川の間の高架が落ちた事と、夙川の駅ビルが倒壊した事でした。
 子供の頃、一年ほどこのあたりに住んでいた事がありました。西宮北口と夙川の間の高架は、電車で何度も通ったものでした。
 また、倒壊した駅ビルは、自分がそこに住んでいた時に建ったものでした。その時の記念式典を見た記憶があります。
 それだけにかなり驚いたものでした。そして、数年後、夙川駅を再訪したら、その駅ビルだけは跡形もなく消えていて、他は以前と変わらない形で「復興」していたのにもまた驚きました。
 それからもう20年も経ったんだな、と思いました。
 ただ、あまり報道はされないようですが、まだまだ「復興」していない所はたくさんあるそうです。当時の借金をまだ背負っている人もいる、という情報も見ました。
 「復興」が完了するのはいつの事になるのでしょうか。そのような現状も、20年前の事と同様に、忘れてはならないな、と思いました。

2015年01月17日

愛媛FC、粉飾決算が判明

 愛媛FCが、2012年・2013年の決算で、本当は赤字だったにも関わらず、不適切な処理をし、黒字決算にしていた、と発表しました。
 Jリーグの規定では、3期連続赤字だとクラブライセンスが発行されなくなります。すなわち、チームが終わってしまいます。
 それを防ぐために、そのような事をしたのでしょうか。

 公式発表では、昨年10月に退職した経理担当者が行った、となっていました。
 これは率直に言って、印象を下げる発表だと思いました。
 その経理担当者には上司となる役員がおり、さらにその上に社長がいるわけです。それらの経営陣が経理担当者を管理できていなかったから、こうなったのです。
 経理担当者の不正より、それを見逃したほうが責任重大なのではないでしょうか。
 というわけで、この談話を見た時は、かなり興ざめしました。

 とはいえ、もちろん選手や監督・コーチ及びその他スタッフには罪がありません。
 経営の責任者にしかるべき制裁が加えられるのは避けたいところです。
 しかしながら、フィールドで頑張っている人たちや、スタンドやTV・ネットで応援し続けているファンには、害が及ばないような「処分」が下る結果になることを願ってやみません。

2015年01月16日

1年9ヶ月ぶりにパサール幕張に行く

 久々に相方とパサール幕張に行きました。前回行ったのが2013年の4月ですから、1年9ヶ月ぶりになります。
 上り線のほうは、全体的な雰囲気こそ変わらないものの、いくつか店がなくなっていました。相方は、自分が好きだった店が軒並みなくなっている、と残念がっていました。
 下り線のほうでは、メインレストランが閉店となっていました。開設当初は「千のぶどう」という千葉県産品の食材を売りにしたブッフェレストランで、その後、中華料理屋になっていました。
 しかし、昨年9月に閉店したと張り紙が出ていました。
 上り線のほうも同様に、開業当初はブッフェレストランがありました。そちらのほうも、閉店後に別の店が入ったものの潰れました。
 その時点で、もう通常型レストランの運営を諦めて跡地を工事し、フードコートに統合されました。

 下りのほうも、閉店して4ヶ月たって、いまだに後釜が見つからないわけです。
 現在では、サービスエリアではフードコートに客が流れ、通常型のレストランは厳しい、という事なのでしょうか。
 開業当初のブッフェレストラン「千のぶどう」が盛況だった事を思い出しながら、時代の流れを感じました。
 次行くのはまた1〜2年後でしょうが、その時、このレストラン跡地はどうなっているのだろうか、と思いました。

2015年01月15日

早朝トレーニング

 早朝に自転車に乗っていたら、知り合いがやっている美容院に電気がついていました。
 不思議に思って見てみたら、中では、美容師さんたちが、練習をしていました。
 確かに、最新の髪型の研究など、美容師さんも日々の研鑽は必要です。
 しかし、外から丸見えの環境ですから、営業時間外や休日も含め、人目につく時間帯にやるのは難しいのでしょう。
 それゆえ、こうやって人目が存在しない早朝にトレーニングをしているのだろうな、と思いました。
 優雅に水上を浮かんでいるように見えるものの、実は水中で懸命に水をかいている水鳥のようなものなのでしょうか。
 皆、色々と、人知れぬところで努力をしているのだな、と驚くと同時に、自分ももっと努力をせねば、と思いました。

2015年01月13日

「準備中」という存在感

 ここ数日、道を歩いていると、梅の樹が非常によく目につきます。
 もちろん、まだ花は咲いていません。
 まだ、つぼみが枝についているだけです。
 しかしながら、先週までは全然目にも止まらなかった梅の木が、非常に気になるのです。
 見た目は同じ「枝だけ」です。にも関わらず、これまでと違う、「もう少ししたら花が咲く」という潜在能力(?)みたいなものが伝わってくるのでしょうか。
 これまで、こんな事を感じた経験はありませんでした。1年4ヶ月間も自転車通勤を続けた効果で、自然の移り変わりに敏感になっているのでしょうか。
 なんか、梅の「やる気」を感じたようで、面白く思いました。

 

2015年01月12日

四半世紀前成人式

 中学時代の友人二人と飲みました。
 品川で待ち合わせたのですが、ちょうど、成人式帰りでこれから飲みに行く、という雰囲気の青年たちが集合していました。
 それを見ていて、25年前にあった自分の成人式の事を思い出しました。
 その時は、中学時代の仲が良かったメンバーと一緒にベイブリッジまでドライブし、その後一杯やりました。
 それから25年後の成人の日にも、同じメンバーと飲んでいる、というのは興味深いものがありました。
 ちなみに、25年前のかすかな記憶の一つに、田中芳樹さんの小説の話をした記憶があります。そして今日もまた、田中芳樹さんの話がちょっと出ました。面白い偶然もあるものだ、と思いました。
 あと、写真の話になった時、友人の一人に、「お前がスマホで撮っている猫の写真」と話を振られました。
 このサイトおよび、ニャン孫写真を読んでくれているわけです。さりげない一言でそれを伝えてくれた事を嬉しく思いました。
 次の四半世紀後の成人の日も、このメンバーで飲みたいものだ、などと思いました。

2015年01月11日

カメムシ入りサラダ

 最近、「飲食店が提供した食事に異物が混入」という記事が連日のようにニュースになっています。
 読んでいて、一年ほど前の「○○ホテルで食材を偽装していた」が連日ニュースになっていた事を思い出しました。
 その時と同様に、「他にもっと報じるべきことがあるのではないだろうか」と強く思います。

 それはともかく、自分も「レストランで虫入りの料理」というのを20年近く前に経験したことがあります。
 自分は、今も昔もファッションセンスがありません。すると、当時独身だった自分を心配してくれた二人の妹が、新宿の高島屋で自分のために、服を選んでくれました。
 上の妹が大学生、下の妹が高校生だった頃だったと記憶しています。
 そして、服を選んでもらったお礼に、近くのレストランで食事をおごりました。
 その時出てきたサラダに、カメムシが入っていたのです。
 若い女の子ですから、怖がったり起こったりするかと一瞬思ったのですが、そのような事は一切ありませんでした。
 店員さんを呼んで指摘はしたのですが、その際に、妹は笑顔で「安全な野菜を使っているから、虫もいたのですね」と店員さんに言っていました。
 服を選んでもらったうえに、このような対応を見せてくれた妹たちを見て、「このような妹たちを持てて本当に良かった」と思ったのは、20年近く経った今でも鮮明に覚えています。
 ちなみに、その時に選んでもらった服は、今の相方に初めて会った時に着ていました。
 さすがにくたびれて一張羅ではなくなりましたが、今でも着ています。

 というわけで、一連のニュースのおかげで、その懐かしく、嬉しかった事を思い出しました。
 同時に、ある程度は仕方ないことなのだから、店員さんを責めないでほしいものだ、とも思いました。
 もちろん、だからと言って、異物混入を容認しているわけではありません。
 このような事が多発する原因は、利益を上げるための人員削減・労働強化により、働く人の注意力が追いつかなくなったためだからです。
 経営者においては、利益を減らしてでも、そのあたりを改善し、「食の事故」を減らすべく、全力を尽くすべきなのでは、と思いました。

2015年01月10日

交通系ICカードにシール

 ネットで、「交通系ICカードに貼るシール」の話、並びに「そのシールを貼るのは契約違反」という情報を見ました。
 別に、改札を通るときや買い物をするときなら、シールが貼ってあろうとなかろうとかまいません。
 しかし、チャージする時には機械に入れるわけで、その時に、トラブルが発生する可能性があります。それを考えれば、シールを貼るのが契約違反だという事は比較的たやすく理解できるのではないでしょうか。
 この話を見た時、思い出したのが、約9年前に転職して入った会社でした。
 ICカードで打刻する勤怠管理システムを売っている会社なのですが、入社早々、社長が「新商品」として、「ICカードを使った店舗ポイントシステム」を開発した、と言ったのです。
 その際に言ったのが、「利用者のICカードに店のシールを貼って、ポイントカードとして目視できるようにする」というものでした。
 その話を聞いた時に、真っ先に気になったのが、先述した「機械に入れてチャージした際に問題にならないのか」という事でした。
 そんな、9年前の事を思い出した、「交通系ICカード用シール」の話題でした。
 もっとも、その「店舗ポイントシステム」は一件も売れませんでした。したがって、この「ICカードにシールを貼っていのか」という問題が表面化することはなかったのですが…。

2015年01月09日

ニャン孫の初鳴き

 いつもの場所に行ったら、今日は珍しくニャン孫が一人でいました。
 そして、筆者の姿を見ると、「ニャー」と鳴きました。
 これまで、こちらを見ることがあっても、鳴くことはありませんでした。少し親しみ度がアップされたのでしょうか。もしそうでしたら、嬉しい事です。
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LEDデビュー

 洗面所の電球が切れました。そこで、代わりの電球を買いにいったのですが、当てはまる型のものがLEDしかありません。そこで、必然的に「LEDデビュー」となりました。
 使ってみて、その明るさに驚きました。なんか、洗面所の雰囲気が違って見えたほどでした。
 あまりの違いに、相方が「今ある電球も買い換えよう」と言ったほどでした。
 以前から興味はあったのですが、まさかこれほどまで違うとは思いませんでした。これで、消費電力も安くなるわけです。
 久々に、「文明の進歩」に感心させられました。

2015年01月08日

連動広告

 体重計が壊れたので、代替品をヨドバシのネット通販で買いました。
 すると、その直後からスポーツ新聞などのサイトを見ると、上に体重計がたくさん並んだヨドバシのバナーが表示されるようになってしまいました。
 体重計などというものは、一度買ったら、次の購入は少なくとも十年以上は後の事になります。
 つまり、現在の我が家は、一番体重計を買う可能性が低い世帯なわけです。
 にも関わらず、購入履歴だけを見て、大量の体重計を表示しているわけです。
 最新の技術を駆使している割には、えらく効率の悪いことをやっているな、と思いました。
 まあ、いずれにせよ、このような現象を見ると、監視されているようであまり気持ちがいいものではありません。
 先日、身内が引っ越して、その住所をWEBメールで送ってもらったら、ニュースサイトなどに、その身内が住むマンションの広告が表示されるようになりました。
 たしかに、新居の名前を覚えるのには便利とは言えます。とはいえ、やはりこれもあまり気持ちのいいものではないですね。

2015年01月07日

土下座力?

 相方と柔軟体操の話になりました。
 自分は、膝を伸ばした状態だと、手がつま先につきません。
 しかし、正座した状態なら、額も後頭部も畳につけることができます。
 これまで、後頭部はともかく、正座しながら額をつけるのは、誰でもできると思っていました。
 なぜなら、様々な作品で見る土下座の場面で、みな、普通にそうしていたからです。
 しかし、それを見せたら驚かれました。なぜならば、相方にとってそれは至難の業だったからでした。
 「ならどうやって土下座するの?」と尋ねたら、当然のごとく、腰を浮かしてその仕草を見せてくれました。
 やられてみれば、目からうろこでした。世の中、「これが当然」と思い込んではいけないのだな、と改めて思いました。
 同時に、この、二人して土下座しあう、というこの状況は、傍から見ればかなり変な風景だよな、などとも思いました。

2015年01月06日

早期治療

 昨日、仕事を始めたら、軽い頭痛と喉の痛みを感じました。
 年末年始の間、相方が喉の風邪で寝込んでいました。それが伝染りかけたかと思いました。
 まだ「軽い風邪気味」程度でしたが、このまま悪化しては仕事に差し支えます。
 そこで夜に入っていた予定をキャンセルし、病院に行って薬を飲み、ここの更新も休んで早寝しました。
 すると、翌朝にはほぼ完治していました。
 診療費と薬代をあわせて1,800円ほどかかりました。ケロッと治った朝にふりかえると、なんかかなり出費したようにも感じます。
 しかしながら、同じ症状で病院に行かなかった相方が3日ほどダウンしていた事を考えれば、それ相応の費用対効果があったようだ、とも思いました。
 せっかく健康を維持できたので、それ相応に仕事を頑張っていかねば、と思いました。

2015年01月04日

CMに使うキャラクター

[ 漫画 ]

 栄養ドリンク・リゲインの広告を見ていたら、「うる星やつら」のヒロインの実写キャラクターが出ていました。
 彼女が疲れているサラリーマンに電撃を食らわすと、彼らは元気になって(?)働き始める、という筋立てでした。
 漫画では、この「電撃」は、主人公がバカな事をした際の「制裁」としてヒロインが行うものです。それを食らった主人公は感電してしばらく動けなくなる、というのがお決まりの展開でした。。
 にも関わらず、その「本来の用法」と正反対の「効果」を描くというのには、少なからぬ違和感がありました。
 もっとも、今の「ブラック企業」は、社員に苛烈な罰則や制裁で脅して無理やり働かせ、利益を得ています。
 それを考えれば、「疲れた社員に電気ショックを与えて働かせる」と解釈できるこの広告は、現状を適切に把握しているとも言えるのかもしれませんが…。
 まあ、いずれにせよ、こんな質の低い広告に、「うる星やつら」を使ってほしくなかった、というのが偽らざる本音です。

2015年01月03日

2015年初ニャン孫

 1日、2日と見かけなかったニャン孫が、今日は母親と日向ぼっこをしていました。
 そこで、年始の挨拶をしたあと、撮影させてもらいました。
 「おすまし」という感じの表情と、母親に頬ずりして甘えている様子が撮れました。
今年も、健やかに成長してもらいたいものです。
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2015年01月02日

初夢

 以前から、「多くの人が12月31日から1月1日になる時点で起きているのに、なぜ初夢は1月1日から2日にかけて見る夢なのだろうか」と不思議に思っていました。
 ところが、昨日、「日本ではかつて、一日の始まりは日の出が基準だったから」という話を見ました。
 確かに、この説なら、「初夢」は1月1日から2日にかけて見る夢以外の何物でもなくなります。
 長年の疑問が解け、すっきりした気分で、元旦の夜をむかえる事ができました。
 さて、そのように納得した気分で見た初夢ですが、普通に仕事をする、という特に変哲もない内容でした。
 面白みがない「初夢」とも言えます。まあ、「一年間、普通に過ごせる」という事を暗示しているのだ、と勝手に「夢占い」することにしました。

2015年01月01日

寝正月のあと色々動く

 元旦は、昼間まで寝ていました。それから、おせち料理を食べたのですが、日本酒を飲んだら、また眠くなりました。
 自分は、酒飲みですが、昼から飲むのは元旦のみ、という自己規定があります。
 というわけで、一年ぶりの「昼から酒」となったのですが、これが思ったより回ったようで、また眠くなってしまいました。
 その眠気に勝てず、もう一寝入りするという、典型的な寝正月となりました。
 ただ、その後は、正月早々職場に行って、いくつかの雑事をこなすなど、新年早々仕事をしました。
 そのあと、相方と職場近くの神社に初詣に行ったり、津田沼に出て買い物や食事をするなど、のんびり過ごしました。
 寒かったため、近所の猫は、屋内にこもっていたようです。そのため、「新年のニャン孫を撮影する」という元旦の目標を達成できないのは残念でした。
 もちろん、「一年の計」も立てました。まあ、昨年からずっと考えていた事をまとめただけ、という感じですが…。
 いずれにせよ、本日立てた計画の実現に向け、全力で頑張っていく所存です。

 

2015/1/1の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みならブログめもちょうを更新しました。

 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中も、当「つれづれの館」をご覧いただき、有難うございました。
 本年もよろしくお願い致します。
 2015年 元旦