2006年06月21日

一年でこの日時にしかない幸運

 今日は夏至でした。私はこの「一年で一番日照時間が長い日」になぜか強い思い入れがあります。かつては夏至の日の仕事が終わってから19時まで散歩した事もあったほどでした。
 今日は電車で一時間ほどかかる地方での仕事のため、散歩は出来ませんでした。ちょっと残念に思っていたのですが、仕事が終わったのがちょうど18時前。そのまま直帰で電車に乗りました。気も曇りで日は出ていません。また、観光地に行ったわけでもないので、車窓風景は市街と田んぼと平原だけです。とはいえ、18時台だというのに暗くならない車窓風景を1時間近く見続ける事ができました。もちろん、夏至だけ日照時間が長いわけではなく、前日でも翌日でもかまわないとはいえます。しかし、私にとっては、この日のこの時間帯に電車に乗って車窓を見れるというのは、偶然得ることができた大幸運でした。
 仕事そのものは不本意な事もあったのですが、この帰りの「夏至の車窓」のおかげで、それも吹っ飛んだと思えたほどでした。それにしても、こんな事で喜ぶのは広い世間でも私くらいしかいないかもしれません。

2006年06月21日 21:52