2007年07月30日

地域と性格

 「薩摩隼人」とか「土佐のいごっそう」など、地域とそこの出身者の性格を結びつける言葉があります。そういう事もあり、ついつい、出身地を聞くと、その地域出身者らしい性格を想像してしまいます。
 ところが、先日知り合ったある県の出身者は、その「地域的性格」と百八十度違う性格の持ち主でした。
 最初は少々驚きました。しかし、冷静に考えれば、同じ地域の出身者だからだといって、皆が同じ性格をしているわけではありません。もし、一定の地域で全ての人の性格が同じだったら、非常に不気味です。
 ちょっと考えてみればすぐ分かる事です。しかしながら、その人に出会うまで、なぜかその事を気づきもしませんでした。先入観というのは恐ろしいものです。

エラーメッセージ

 ここしばらく、サイトを更新すると、かならずエラーメッセージが出ます。同じ会社で別契約で借りているサーバーには同様の現象が発生する事はたまになので、いちがいにサーバーのせいとは断言できません。他にもいくつか思い当たる原因はあるのですが、とりあえず、その後に定まった操作をすれば無事表示される事もあり、ついつい対策を先延ばしにしてしまっています。
 というわけで、エラーが出るのはある意味自己責任です。しかしながら、問題はそこで表示されるエラーメッセージです。エラーの通知だけならいいのですが、そこにはいくつかの広告リンクが掲載されているのです。しかも、一番目立つところにあるのはサラ金系です。
 普通に考えてエラーが出た際に、「お、こんなリンクがあるのか、クリックしてみるか」と思う人がいるかどうかは疑問です。しかし、それはともかくとしても、エラーが出て困っている状態を「広告スペース」とされる事自体、あまり気分のいいものでありません。下手すると、「広告表示機会を増やすためめに、あえてエラーの出やすい状態にしているのか?」などと思ってしまいます。
 インターネットを用いた広告は相変らず様々な可能性を秘めているとは思います。しかしながら、やはりもう少し表示をされた人の気分も考えて広告場所を考えてほしいものです。

2007年07月29日

反撃およばず、接戦で敗れる

[ 野球 ]

 帯広のファイターズ対マリーンズは吉川投手と小野投手が先発。今日はから指を怪我した早川選手が復帰し即スタメン二番。そして、最近不振の福浦選手が何年かぶりの八番に下がりました。代わりに昨日猛打賞の里崎選手が三番に、また左の吉川投手相手という事で竹原選手が七番指名打者で入りました。
 二回表にマリーンズは無死1・2塁の先制機を逃します。するとその裏、先頭のセギノール選手に二塁打され、そこから2死としますが、そこで鶴岡選手に適時打されて先制されます。

 しかし直後の3回表、今江選手に約2ヶ月半ぶりとなる5号ソロが出て、マリーンズが即座に追いつきます。しかしその裏、先頭の森本選手の二塁打から、田中賢選手・稲葉選手に連続適時打が出て、即座に2点を勝ち越されてしまいます。
 4回表にマリーンズは無死1・3塁と好機を作りますが、ここは併殺の間の1点のみで追いつけません。しかもその裏、田中賢選手に二打席連続の適時打が出て、再び2点差となってしまいます。
 5回にもマリーンズは1点を返し、再び一点差と迫りますが、そこから反撃が止まります。7回に1死から、二番手の武田久投手の代わりばなに今江選手が久々の猛打賞となる二塁打を放つも、1・2番が凡退。8回にも1死から連打し、ここで代わったマイケル中村投手からもベニー選手が安打して満塁とします。しかし、代打で登場の大松選手は浅い右飛でタッチアップできず。続く福浦選手も倒れ、結局1点も取れません。
 そして9回はマイケル中村投手の前に三人で抑えられ、4対3でファイターズが勝利。マリーンズも継投陣が好投して終盤は0点に抑えたのですが、反撃できませんでした。これで再びファイターズとの差は4に開いています。観客数は2万2千8百人ほどでした。

 福岡のホークス対ライオンズは杉内投手と涌井投手という、勝星首位と2位の対決。初回に川崎選手の2号ソロでホークスが先制し、4回には連続四球の後に犠打が内野安打となって無死満塁に。ここで昨日4打点のブキャナン選手に2点適時打が出て追加点を挙げます。
 一方の杉内投手は4回まで完璧な投球。しかし5回に連打で無死1・2塁とされ、そこから2死を取ったものの、続く細川選手に9号3ランが出てライオンズが追いつきます。
 7回表にライオンズは1死2・3塁、その裏にホークスは1死2塁とともに勝ち越し機を作りますが、両先発が踏ん張り、同点のまま最終回に。9回裏、ホークスは安打と四球で無死1・2塁とし、犠打失敗の後に本間選手の適時打で満塁に。ここで涌井投手は大村選手は打ち取りますが、続く川崎選手が一・二塁間を抜くサヨナラ打を放ち、ホークスが4対3で勝って7連勝となっています。杉内投手は直接対決を制し、涌井投手に並ぶ13勝目を挙げています。観客数は3万3千5百人ほどでした。

 神戸の合併球団対イーグルスは岸田投手とドミンゴ投手が先発。初回に安打の後犠打と暴投で1死三塁とした合併球団が内野ゴロの間に先制。さらに4回にはローズ選手の31号ソロで追加点を挙げます。
 イーグルスも6回に高須選手の適時打で1点差に迫りますが、その裏、先頭の村松選手が歩くと、ドミンゴ投手がこの日2度目の暴投で危機を広げ、ラロッカ選手とアレン選手の適時打で2点を追加します。
 イーグルスも9回に加藤大投手から山崎武選手が35号ソロを放ちますが、反撃はそこまで。4対2で合併球団が勝ち、三日連続で最下位が入れ替わっています。観客数は1万8千2百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ベイスターズはジャン投手と高崎投手が先発。3回に佐伯選手の8号ソロでベイスターズが先制します。その裏、タイガースは2死満塁とし、打席はシーツ選手。昨日は二度の二死満塁で凡退していましたが、三度目の正直で走者一掃の3点適時二塁打を放ちます。その後も中盤に得点を重ねたタイガースが9対4で勝ち、再び貯金1としています。観客数は4万8千4百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ドラゴンズは館山投手と中田投手が先発。初回に1点ずつ取り合った2回表に、スタメン抜擢の堂上剛選手がプロ初本塁打を放って2対1でドラゴンズが勝ち越します。スワローズも4回に2死から満塁とし、代打の切り札真中選手を投入しますが、ここは中田投手が凌ぎます。そして6回表終了時点で雨が強くなり、そのまま2対1でドラゴンズが降雨コールド勝ちしています。観客数は1万5千4百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは福田投手と佐々岡投手の先発でカープが負けたようです。観客数は4万2千人ほどでした。

2007年07月28日

子供向けサッカー教室と相撲巡業は運動量が同じ?

 この前の名古屋場所で優勝した朝青龍関が、腰の疲労骨折で夏巡業の休場届を出しながら、モンゴルで政府や日本外務省の依頼を受けて子供を指導するサッカーイベントに10数分ほど出場して、中田英寿氏のパスを受けてシュートなどをしたそうです。
 これをフジテレビが報道したところ、例のごとく「朝青龍バッシング」が発動。産経新聞などは「引退勧告すべきだ」などと騒いでいます。

 記事を見ていると大事件が発生したようですが、果たしてそのような大騒ぎすべきことなのでしょうか。仮にこれが「朝青龍関は、相撲の横綱とモンゴルのプロサッカー選手を兼任しており、相撲は休んだにも関わらず、モンゴルの公式戦には出た」などという事なら、確かに力士として問題があるかもしれません。しかしながら、出場したのは、子供向けの行事です。別に全力を尽くしてサッカーをやったわけではありません。少なくとも、相撲を取ることに比べれば、散歩レベルに等しい運動量でしょう。
 対して、相撲の夏巡業は、群馬を起点に東北さらには北海道を回り、最後は群馬に戻る、という行程で、ほぼ毎日異なる場所で、お客さんの前で稽古・土俵入り・花相撲などを行う、というものです。子供向けサッカー教室とは消費する体力・怪我の悪化の危険性とも、次元が違うのは明白です。
 だいたい、朝青龍関は先週の日曜日に本場所で優勝したばかりです。そして千秋楽の一番で怪我したわけでもないようです。その横綱が、場所終了の数日後に行われた子供相手のサッカー教室に出れないほどまでの状態だった、というのでしたら、むしろそのほうが異常です。
 とくにこのバッシングで大袈裟に騒いでいるのが、日頃から「愛国心教育」を宣伝している産経新聞だというのが笑えます。普段の論調からすれば、「夏巡業に出れないほどの故障をした朝青龍関だが、母国政府、さらには第二の故郷である日本の外務省の要請もあり、あえてサッカー教室に出演し、シュートまで放った。これぞ愛国者の鑑だ」とでも褒め称えるべきではないでしょうか。
 一連の報道を見て思ったのは、相も変わらずバッシングを繰り広げる商業マスコミの「品格のなさ」と、高砂親方はまた弟子の足を引っ張るような発言をしているな、という事だけでした。もちろん、同様に感情的な発言を続ける協会幹部にも呆れています。朝青龍関については、こんなに身内に対して冷たい部屋・協会には早く愛想をつかし、33回目の優勝をした時点で相撲は引退して別の格闘技に転向し、そちらで頂点を目指すほうが、人生として得なのでは、とまで思えてきてしまいます。

成瀬投手の好投で連敗止める

[ 野球 ]

 釧路のファイターズ対マリーンズは成瀬投手と金村投手が先発。成瀬投手は今季ファイターズ戦初登板です。今日はサブロー選手が3試合ぶりにスタメンに復帰して四番に。また、前の試合で2安打2打点の角中選手が今日もスタメン二番に。また、里崎選手が久々にクリーンアップを外れて七番に、代わって五番にはオーティズ選手が入りました。
 初回、先頭のTSUYOSHI選手がいきなり二塁打を放つと、続く角中選手も1・2塁間を抜き、いきなり無死1・3塁に。ここで福浦選手の内野ゴロで先制すると、サブロー選手も失策で出塁。さらにオーティズ選手の犠飛で2点目、ベニー選手の安打の後に里崎選手が適時打と、初回から打線がつながり、3点を先制しました。失策もそうですが、福浦選手の内野ゴロも正しくさばけば併殺にはできた当たりでした。今日の釧路は朝に雨が降っていた事もあり、ただでさえ慣れない球場という事もあって、ファイターズ守備陣はかなり守りにくい感じでした。

 一方の成瀬投手のほうは、先頭の森本選手から三球三振を奪う立ち上がり。初回を三人で抑えます。
 2回は三人で終わったマリーンズ打線ですが、続く3回、福浦選手・サブロー選手が連打し、ここでオーティズ選手が左翼席にライナーで3号3ランを放ち、早くも6対0に。金村投手を早々とKOしました。さらに、二番手のスウィーニー投手からも1死後の連打で追加点機を作ります。しかしここで今江選手が二飛に。今日は風も強く、守備はしづらいのですが、田中賢選手は、一度グラブから球を弾き、さらにその球が帽子に当たるものの、なんとかグラブに収めます。もっとも、上がった瞬間にインフィールドフライが宣告されていたため、仮に落としてもアウトではありましたが・・・。さらにTSUYOSHI選手も倒れ、一気に試合を決めるには至りませんでした。
 序盤から援護をもらった成瀬投手ですが、変わる事なく好投を続けます。3回も先頭打者に安打されるも、連続三振などで後続を断ち、5回まで二塁を踏ませません。
 一方、打線は、制球の良くないスウィーニー投手をなかなか打てません。4回に先頭の角中選手が2試合連続マルチとなる安打を放ちますが、盗塁失敗で結局三人で終わります。5回の満塁、7回の2死1・2塁も得点できず、スウィーニー投手は5イニングで109球という内容でしたが、1点も取れませんでした。
 成瀬投手は6回に先頭の森本選手に二塁打されますが、そこから三人を抑え、稲葉選手を欠くファイターズ打線を押さえ込みます。しかし続く7回、先頭の小谷野選手に二塁打されると、1死後に田中幸選手に本日2本目となる安打を打たれ、さらに失策もあって2・3塁となります。そして2死後に陽選手が中堅フェンスに当たる適時二塁打を放ち、2点を返されます。ただし、二塁走者については失策がなければ得点にならかった、という判断で成瀬投手の自責点は1。防御率を下げることにはなりませんでした。
 続く森本選手の打席で豪雨が降って試合中断。そこは再開し、8回表のマリーンズの攻撃も行われましたが、その攻撃終了時に再度雨が強くなり、結局ここで試合終了。その結果、成瀬投手は「3試合連続完投勝利」となり小林宏投手に並ぶチーム首位タイの9勝目を挙げています。
 これでチームの3連敗と対ファイターズ4連敗を同時に止め、首位ファイターズとの差を3に戻しています。観客数は1万9千2百人ほど、空模様が悪いにも関わらずほぼ満員でした。

 福岡のホークス対ライオンズはガトームソン投手と帆足投手が先発。今日のライオンズのユニフォームは「夏ユニ」として全盛期ビジユニの復刻版。しかしながら帽子は、もう一つの「夏ユニ」から使われた、「Lマーク」でした。首から下は「復刻版」なのに、帽子は「最新版」というのは何か奇妙でした。
 ライオンズは初回に先頭の福地選手が安打するも、続く片岡選手が放った安打性の当たりを一塁のブキャナン選手が好捕してライナー併殺となり、三人で終わります。
 するとその裏、川崎選手の二塁打を足がかりに、松中選手の適時二塁打でホークスが先制し、続く小久保選手にも22号2ランが出ます。
 さらに2回にはブキャナン選手の9号ソロで追加点。1点を返された3回裏には、2死から長打三本で2点を追加し、さらに本多選手が三盗をすると、細川選手の送球がなんと打席の山崎選手のバットに当たってあらぬ方向にそれ、一気に生還。序盤にして8対1の大差となってしまいました。
 一方のガトームソン投手は8回を2失点。打っては5回にブキャナン選手が本日4打点目となる10号ソロを放って追加点。ライオンズも9回に二番手のスタンドリッジ投手から3点を返すものの、序盤の大量点が大きく、9対5でホークスが勝って5連勝。首位ファイターズに1ゲーム差と迫っています。観客数は3万3千6百人ほどでした。

 神戸の合併球団対イーグルスはカーター投手と田中投手が先発。イーグルスが2回に礒部選手の4号ソロで先制し、4回には山崎武選手の34号ソロで追加点を挙げます。
 しかしその裏、先頭の北川選手に8号ソロが出ると、大引選手に適時打が出て同点に。さらに平野恵選手がスクイズを決め、一気に合併球団が逆転します。,br />  しかし6回、先頭の山崎武選手が二塁打を放つと、続くリック選手が犠打で進め、礒部選手に適時打が出てイーグルスが追いつきます。
 一方、田中投手は4回こそ失点したものの、走者を出しながらも5・6回を抑えます。
 そして7回、先頭の渡辺直選手が安打するも、続く高須選手が犠打を二回失敗し、さらに内野ゴロで走者を進められません。しかし、盗塁して犠打失敗を帳消しにし、さらに内野ゴロで三塁に。ここで山崎武選手が左前に弾き返し、イーグルスが逆転に成功します。
 その裏、田中投手は2死から1・3塁としますが、先ほど本塁打された北川選手を抑えます。今日は7回を8安打4四死球ながら3失点に抑えるという内容でした。
 そして8回を牧野投手が押させると、9回は先日プロ初セーブを挙げた小山投手が1番からの攻撃を三人で抑え、4対3でイーグルスが勝ち、一晩で最下位を脱出しています。またも連敗を止めた田中投手は8勝目を挙げています。観客数は2万5百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ベイスターズは岩田投手と吉見投手が先発。初回に2死2塁から金本選手と林選手の連続適時打で連勝中のタイガースが幸先良く先制します。
 しかし、岩田投手は直後の2回に先頭の佐伯選手に安打されると、連続暴投で自ら三塁に進め、内野ゴロで1点を返されてしまいます。
 タイガースは2回・4回と満塁の追加点機を逸します。そして5回、岩田投手は簡単に二死を取り、プロ初勝利の権利まであと一死とします。しかしそこから野中選手に内野安打されると、四球の後に村田選手に適時打されて追いつかれ、続く佐伯選手に四球を出して降板となってしまいます。
 ここでタイガースは二番手に渡辺投手を投入。吉村選手に1-3としますが、ここで雨が強くなり、試合は一度中断します。ちなみに、比較的近くの神戸では特に問題もなく試合は進んでいました。
 しばらくの中断を挟んで再開しますが、渡辺投手はボールを投げてしまい、押し出しとなってベイスターズが勝ち越し。さらに渡辺投手は鈴木尚選手に連続押し出しした後、相川選手に適時打され、この回一挙4点を失い、逆転されます。
 タイガースはその後も継投陣が打たれ、一方の打線は、ベイスターズ継投陣の前に拙攻を繰り返します。結局13安打3四球ながら13残塁で初回の2点のみ。7対2で敗れ、連勝は6で止まっています。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ドラゴンズは藤井投手と小笠原投手が先発。初回にガイエル選手の21号2ランで先制したスワローズが、3回にはリグス選手の2点適時打で4対0とリードします。
 しかしドラゴンズは谷繁選手の4号2ランで反撃し、6回には1点差に。そして7回は先頭の井端選手が歩いて犠打で進みますが、李選手は打ち取られ、2死2塁となります。ここでスワローズはウッズ選手を敬遠しますがこれが失敗。続く森野選手に同点適時打が出ると、中村紀選手も連続適時打。敬遠で出したウッズ選手が勝ち越しのホームを踏みます。
 そこからドラゴンズは平井投手・岡本投手とつなぎ、9回は岩瀬投手が登板。ところがいきなり安打され、さらに盗塁を許して無死2塁に。しかし、続く宮出選手が犠打を失敗し、その後も好機は作りましたが、最後は岩瀬投手が踏ん張り、5対4でドラゴンズが勝って連敗を脱しています。6回を抑えたクルス投手が来日初勝利を挙げました。観客数は2万2千人ほどでした。

 東京ドームの読売対カープはパウエル投手と高橋投手が先発。0対0で迎えた4回に喜田選手の適時打でカープが先制。続く5回には森笠選手の2点適時打で追加点を挙げます。
 高橋投手は7回途中まで4安打2四球無失点。終盤はともに継投陣が打たれて点を取り合いますが、最後は永川投手が抑え、5対2でカープが勝っています。観客数は4万3千4百人ほどでした。

木陰

 昼下がりに外に買い物に出たら、ムワっときました。日差しが肌に刺さるかと思えるほどの熱波でした。店舗の脇を歩いていて空調の室外機の風が当たったら、それが心地よく感じるほどの暑さでした。
 そんな中、改めて周囲を見回すと、一本の大きな木が目に入りました。以前にも書きましたが、職場の周囲は現在再開発の真っ最中。建築中のマンションが多々ある中、築40 年くらいの民家があり、その隣は地上げ済みで駐車場になっている、といった風景があったりします。その目に入った大きな木は、そのような民家の庭に生えていました。その葉で道を覆い、ちょっとした木陰を作っています。
 マンションやビルには当然ながらそのような木は生えておらず、そういう意味でもその民家と木の存在は際だって見えました。
 見ていると、周囲にいくら高層マンションが建とうと、この民家と木だけは残ってほしい、と思えてきました。それほどまでに、猛暑の中に安らぎを感じさせられた木陰でした。

タイガース、6連勝で久々の貯金

[ 野球 ]

 明日から道東でファイターズと連戦のマリーンズは今日は試合がありませんでした。また、福岡で予定されていたホークス対ライオンズは、ライオンズが乗る予定の飛行機が整備不良で飛ばず、到着が3時間遅れたた、という珍しい理由で中止となっています。
 パリーグで唯一行われた神戸の合併球団対イーグルスは川越投手とバス投手が先発。初回に先制した合併球団が3回にローズ選手の29号3ランで追加点を挙げ、バス投手をKO。二番手として久々の一軍登板となった一場投手が上がりますが、4回にローズ選手に2打席連続の30号ソロを喫するなど追加点を奪われます。イーグルスも終盤に反撃したものの及ばず、合併球団が7対5で勝利。ゲーム差なしながらイーグルスが最下位転落となっています。1万8千5百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ベイスターズは上園投手と三浦投手が先発。連続無失点記録を更新中の三浦投手に対し、タイガースは4回まで1安打。しかし上園投手も、3回2死1・3塁からの投球を捕手が後逸するも、本塁で好ブロックをして三塁走者をアウトに。さらに中前に抜けそうな当たりを、「足技」で投ゴロにする好守備もあり、5回を無失点に抑えます。
 4回途中で連続無失点の球団記録を作った三浦投手ですが、5回に桜井選手の二塁打を足がかりに、矢野選手の代打二点適時打でタイガースが先制します。連続無失点中だった三浦投手は34ニングぶりに適時打を喫したわけでしたが、その35イニング前にも矢野選手に適時打を喫しており、矢野選手に始まり矢野選手に終わるという形になりました。
 さらに6回には金本選手の23号ソロに始まって。3点を追加して三浦投手をKO。6回からの継投陣はダーウィン投手が吉村選手に14号2ランを喫したのみで、5対2でタイガースが勝利。6連勝で4月以来となる貯金を達成しています。観客数は4万8千4百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対ドラゴンズは川島投手と朝倉投手が先発。2回に川島投手の2点適時打で先制したスワローズが3回にはガイエル選手の19号ソロで追加点。終盤にも着実に追加点を挙げ、11対4で大勝し、連敗を止めています。観客数は1万7千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは内海投手と長谷川投手の先発でカープが負けたようです。観客数は3万9千3百人ほどでした。

2007年07月27日

水没予定地であり続ける土地

[ 交通 ]

 スカパーをつけたら、「みんなの鉄道」で吾妻線を取り上げていました。9年ほど前に、この線に乗って、川原湯温泉に行った事がありました。その時は、この川原湯温泉一帯は、吾妻線の線路も含め、2006年には建設中のダムの底に沈む、という案内がありました。
 今は2007年ですが、まだダムは出来ていません。というより、本格的な工事は始まっていないようです。国土交通省のサイトによると、本年度の事業内容は、水没予定地の代替地のに関するものが主で、ダムのほうは「本体工事の準備工として仮排水トンネルや工事用道路の着手を行います。」だそうです。

 何でも、このダムが計画されたのは1950年代とのこと。その間、川原湯温泉をはじめとするこの周囲には、ずっと水没の話が出ていたのでしょうか。
 それにしても、それだけ着工が遅れているわけです。一体、その遅れによる実害というのは何かあるのでしょうか。ダムの「目的」と言えば、治水・利水・発電などが考えられます。しかしながら、少なくとも私は、「群馬のあそこにダムがあれば、○○のような事態にならなかったのに・・・」などという話を聞いた事がありません。そのように考えていくと、この問題に関しては、9年前の温泉旅行以外に何ら知識のない筆者ですら、「そんなダム、造る必要があるのだろうか」と思います。
 まあ、いつもの事ながら、そのダム建設によって儲ける人は存在します。その人々に力がある限り、この地区は「水没予定地」であり続けるのだろうな、などと思いました。

サヨナラで3タテを喫する

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは西山投手と小林宏之投手が先発。マリーンズは一昨日に続き角中選手が二番中堅でスタメンに。また、橋本選手が8番DHで久々のスタメンとなりました。
 小林宏投手は初回・2回と先頭打者に安打されますが、何とか0点に抑えます。しかし3回、またもや先頭の大村選手に二塁打されると、そこから2死を取りますが、その後に松中選手以下に三連打され、3点を失ってしまいます。

 4回まで西山投手の前に1安打のマリーンズ打線ですが、5回にベニー選手に9号ソロが出て1点を返します。続く6回に先頭の角中選手にプロ初安打が出ると、ホークスは早くも継投に。マリーンズは1死1・2塁と好機を広げますが、反撃できません。
 しかし続く7回、2死から今江選手が四球を選ぶと、続くTSUYOSHI選手が安打でつなぎ、2死1・2塁で先ほどプロ初安打の角中選手が、今度はプロ初打点となる2点適時打を放って追いつきます。
 一方、小林宏投手は3点を失った後は完璧な投球。4回から8回まで走者を一人も出しません。しかしそのまま同点で上がった9回裏、先頭の小久保選手に本日初の四球で3回以来となる走者を出すと、続く柴原選手が犠打で1死2塁とします。ここでホークスはここまで無安打のブキャナン選手に代えて本間選手を起用、これが成功し、本間選手は左中間を抜くサヨナラ打を放ち、ホークスが4対3で勝利。マリーンズは痛い敗戦で3タテを喫し、4位のライオンズとのゲーム差が2となっています。観客数は3万4千8百人ほどでした。

 神戸の合併球団対ファイターズはユウキ投手とダルビッシュ投手が先発。ローズ選手の3試合連続となる28号ソロで合併球団が先制するも、そこから細かい点の取り合いに。そして9回裏、1死から大引選手が安打を放つと、続く日高選手が一塁線を抜くサヨナラ適時二塁打を放ち、合併球団対が4対3でサヨナラ勝ちしています。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは宮越投手と朝井投手が先発。4回に山崎武選手の33号ソロでイーグルスが追いつくも、その裏に福地選手の適時二塁打でライオンズが勝ち越し。さらに8回にも失策二つで満塁として犠飛でダメ押ししたライオンズが3対1で勝っています。観客数は1万1千人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは川上投手とボーグルソン投手が先発。6回に李選手の4号ソロでドラゴンズが先制しますが、直後の7回表に金本選手の22号2ランで逆転したタイガースがさらに林選手の三塁打から1点を追加します。
 タイガースも8回から登板の久保田投手が打たれて1点を返されますが、その回途中から登板した藤川投手が抑え、3対2でタイガースが勝利。21年ぶりとなる、対ドラゴンズビジターでは21年ぶりとなる3タテを達成しています。観客数は3万5千4百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対カープはグライシンガー投手と青木高投手が先発。初回にスワローズが4点を先制しますが、その後に細かく得点したカープが7回に追いつきます。そして同点で迎えた9回表にカープが栗原選手の適時打で勝ち越し、さらに1点を追加。その裏は永川投手が三人で抑え、カープが6対4でスワローズを3タテしています。観客数は1万2千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは高橋尚投手とマットホワイト投手の先発でベイスターズが負けたようです。観客数は4万1百人ほどでした。

2007年07月26日

1億8千万では足りない?

 以前書いたように、5月に携帯を代えました。その時、携帯屋さんから提示された番号は20くらいあったのですが、その中から語呂の良かった「090」で始まる番号を選びました。
 ところが、この番号、携帯を買ったその日から間違い電話がかかってきました。その後も月に何人かの割合で間違い電話が。しかも、かけてくる人はいずれも50代と思しき人ばかりです。しかもいずれも携帯からかかってきます。つまるところ、登録された番号にかけてきているわけです。中には深夜1時に平然とかけてくる人もいて、少なからず困っています。

 明らかに、私の番号は、彼らの知り合いである人がかつて持っていた番号だったわけです。携帯の番号は8桁で、しかも「090」と「080」があるわけですから、「0*0-0***-****」という番号がないと仮定しても、約1億8千万ほどの番号が存在しうるわけです。したがって、5千万くらい解約があっても、日本人一人あたりに異なった番号を割り振れる計算となります。しかしながら、何の手違いか知りませんが、私にはその解約済みの番号が割り当てられてしまったわけです。
 既に、解約済みの番号を割り当てざるをえないほどの状況に達しているという事なのでしょうか。このままでは、「090」「080」に続く携帯局番を作るか、東京や大阪の固定電話のように、携帯番号の桁数をさらに増やしでもしない限り、私のような被害者が発生し続ける事でしょう。いずれにせよ、当面の間は携帯を新規契約する際に「090」で始まる番号は選ばないほうが無難なようです。

逆転負けで三位転落

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは和田投手と清水直行投手が先発。今日は昨日代打本塁打の竹原選手がスタメンで左翼手に。堀選手が久々の二番二塁でスタメンに入り、代田選手が九番中堅手で、サブロー選手は連日のスタメン落ちとなっていました。
 2回に起用に応えた竹原選手が二打席連続となる3号2ランを放ち、今日はマリーンズが先制します。しかしその裏に小久保選手の21号ソロで1点を返されると、3回には2死1塁からの三連打で2点を奪われて逆転されます。さらに4回にも2点を追加されて、清水直投手はここでKOとなってしまいました。

 5回に1死から代田選手が四球で出塁すると二盗さらには三盗を決め、さらに送球失策もあり、無安打ながら足だけで1点を返し、これまたスタメン起用に応えます。
 しかし中盤以降に出てきた継投陣が皆打たれてしまい、着実に追加点を奪われて二桁失点。10対3で破れ、3位に転落してしまいました。観客数は3万2千3百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対ファイターズは武田勝投手とデイビー投手が先発。初回に2死満塁から工藤選手の2点適時内野安打で先制したファイターズが、3回にも工藤選手に適時打で追加点。武田勝投手は7回を3安打1四球2失点に抑え、ファイターズが4対2で勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスはジョンソン投手とドミンゴ投手が先発。2回にライオンズが4点を奪い、早々とドミンゴ投手をKOします。しかし、4回に山崎武選手の32号ソロで反撃したイーグルスが、5回に1点を返した後、鉄平選手の9号3ランで逆転。イーグルスは2回途中から登板の永井投手が好投。そして9回には肘を痛めて登録抹消となった福盛投手に代わって抑えにまわった小山投手が無失点に抑えてプロ初セーブ。イーグルスが7対4で勝っています。観客数は1万1千2百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは山本昌投手と下柳投手のベテラン対決。初回から点の取り合いとなりますが、同点で迎えた8回に四球三つでもらった好機に途中出場の藤本選手が適時打を放ってタイガースが勝ち越し。9回にも1点を追加し、8対6で勝っています。観客数は3万5千8百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対カープは石井一投手と大竹投手が先発。序盤から栗原選手の2本の本塁打などで主導権を奪ったカープが6対4で勝っています。観客数は1万4千2百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは木佐貫投手と寺原投手の先発でベイスターズが負けたようです。観客数は4万1百人ほどでした。

2007年07月25日

抜擢も成功せず球宴明け黒星発進

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは斉藤和投手と渡辺俊介投手が先発。マリーンズはサブロー選手をスタメンから外し、代わりに二番中堅に一軍初出場となる角中選手を起用。また、怪我から復帰した今江選手も即スタメン三塁で九番に、四番にはオーティズ選手が入りました。
 しかし初回、先頭のTSUYOSHI選手が安打するも、その角中選手がプロ初打席で併殺打を放ってしまい、続く福浦選手にも安打が出たものの、結局0点に終わります。

 初回こそ三人で抑えた渡辺俊投手ですが2回に1死から三連打されて先制されます。三回裏には2死1塁から二塁打を打たれますが、これは角中選手の好返球もあって追加点は許しません。しかし5・6回と1点ずつ追加され、6回途中での降板となってしまいました。
 その6回途中から三番手としてプロ初登板を果たした中郷投手は好投して7回まで無失点に抑えます。しかし8回に継投陣が打たれて5失点。9回に竹原選手の2号ソロとサブロー選手の代打適時打で2点を返すものの、反撃はそこまで8対2で敗れて球宴明け初戦を黒星スタート、ホークスとのゲーム差も0となっています。観客数は3万2千2百人ほどでした。なお、ホークスは「鷹の祭典」との事で灰色と黄色を基調にしたユニフォームを着用していました。

 大阪ドームの合併球団対ファイターズは平野佳投手とグリン投手が先発。3回に平野恵選手の1号ソロで先制した合併球団がその後も細かく追加点。平野佳投手は今季初完封の好投で6勝目を挙げ、合併球団が3対0で勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは西口投手と岩隈投手が先発。ライオンズは夏ユニフォーム第2弾とのこと。既存のビジターユニフォームの背中に赤を入れた意匠は普通でしたが、帽子には所沢移転後初めて、「レオ」の絵でなく、「L」を入れていたのは斬新でした。
 久々登板の岩隈投手が好投し、イーグルス打線も序盤で4点を挙げます。しかしライオンズが7回に中村選手の満塁本塁打で同点に。9回に渡辺直選手のプロ初となる2ランでイーグルスが勝ち越しますが、その裏に福盛投手が打たれ、7対6でライオンズが逆転サヨナラ勝ちしています。観客数は1万2千3百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは山井投手とジャン投手が先発。ジャン投手は3回途中で2失点で早々と降板しますが、そこから継投陣が頑張り、同点で9回表に。ドラゴンズは岩瀬投手を投入しますが、タイガースは狩野選手の代打適時打で勝ち越し、さらにシーツ選手にも2点適時打が出て3点リード。その裏、藤川投手が無死満塁としますが、そこから三振と併殺で無失点で切り抜け、タイガースが8対5で勝っています。観客数は3万5千6百人ほどでした。

 東京ドームの読売対ベイスターズは金刃投手と工藤投手が先発。初回に金城選手の適時打で先制したベイスターズが5回に村田選手の12号満塁本塁打で追加点。その後1点差まで迫られますが、9回に金城選手に7号3ランが出てダメ押し。その裏はクルーン投手が抑え、8対4でベイスターズが勝ち。2位読売とのゲーム差を0.5としてます。観客数は4万2百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対カープは館山投手と黒田投手が先発。初回に栗原選手の14号ソロで先制したカープが6回に嶋選手の8号ソロで追加点。
 黒田投手は6回に青木選手に16号ソロを喫するなど8安打2四球1失点でしたが、完投勝利で三年連続となる10勝目を挙げ、カープが4対1で勝っています。観客数は1万3千5百人ほどでした。

2007年07月23日

献血漫画

[ 漫画 ]

 献血に行きました。混んでいたのでとりあえず何か漫画を読んで待つことにしました。書棚には色々あったのですが、その中に、ゴルゴ13で読んでいなかった34巻があったので、それを読むことにしました。
 すると、二話目が何と、献血を主題にした話でした。発展途上国で身よりのない子供を攫って血を奪い、それで儲けていた製薬会社の差し金で献血運動をやっていた女性が殺され、ゴルゴがその復讐を依頼される、という内容です。
 献血センターで偶然手にした一冊にそのような作品が収録されていた、というのには、何か得したような気分になりました。それと同時に、献血運動するのが命がけ、という時代もあったんだな、と、こざっぱりした献血センターの室内を見回しながら、奇妙な感慨をおぼえました。

2007年07月22日

街頭テレビ

 夕方、津田沼の昭和堂に行きました。帰りがけに階段を下りると、なぜか人だかりがしています。不思議に思って近づいてみたら、皆、壁についているTVの相撲中継を見ていました。ちょうど、朝青龍関と白鵬関のという、約五年ぶりとなる「横綱同士の一番」でした。それを20人くらいの人が見ていたのです。もちろん、年配の人が多くいましたが、中にはかなり若い人もいました。
 相撲のほうは、朝青龍関の快勝でした。終わった瞬間、隣の人は残念がっていました。もし負ければ琴光喜関との優勝決定戦となり、結果如何では約一年半ぶりの日本人力士の優勝の可能性があったわけです。やはり、多くの人はそれに期待していたのでしょうか。
 そのTVをとりまいて、結果に一喜一憂する人たちや、通りかかってその輪に加わる人などを見ているのはなかなか面白い物でした。かつて存在した「街頭テレビ」というのは、こんな雰囲気だったのだろうか、などとも思いました。

1985年気分

[ 野球 ]

 昨日のオールスター第2戦に、ランディ=バース氏が来て、タイガースの岡田監督と会話などもしたそうです。
 そんなニュースを見た翌日に、高校野球の県予選を見ました。すると、神奈川の座間高校というところの試合をやっていました。そこでは、そのバース氏の応援歌を流していました。さらに、岡田監督の現役時代や、真弓明信氏の曲なども使っています。岡田監督のは早稲田の曲で、応援の定番ですし、真弓氏のはディズニー曲です。したがってそれだけを取れば、別にタイガースというわけではありません。しかしながら、それと一緒にバース氏の曲をやるのですから、明らかに応援団にあの1980年代のタイガースの応援が好きだった人がいたのでしょう。
 久々に聞いたら、懐かしさがわきました。そしてついつい座間高校を応援していました。しかしながら、残念ながら、途中まではいい勝負でしたら、最後は突き放されて敗れてしまっています。
 余談ですが、バース氏が諸事情によりユニフォームを脱いだのは1988年でした。甲子園の予選に出ている高校生は1989年以降の生まれですから、いずれもバース氏の引退後となります。改めて時の流れを感じさせられました。

2007年07月21日

2007/7/21の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

約束を守れない体質?

 ある人と待ち合わせの約束をしました。すると、当日になって「1時間遅れます」という連絡が来ました。次の待ち合わせをした時は、当日の変更はありませんでした。しかし、約束の時間に彼は来ませんでした。その言い訳は「待ち合わせの場所につかない電車に乗ってしまった」でした。
 そして3回目、前日に電話がかかってきました。「さすがに二度も遅れたのだから、今度は気をつかっているのかな」と思って話を聞いたところ、いきなり「待ち合わせの日は明後日でしたよね」などと言われました。会う約束をした時に、曜日を指定していましたし、相手がそれを手帳に書くのも見ています。したがって、勘違いが生じる可能性がありません。

 というわけで、おそらく、別の約束を予定の日に入れてしまい、ごまかして変更しようとしたのでしょう。実際、私が「明日でしたよね」と言ったら「あれ、そうでしたっけ」などとわざとらしい反応をしていました。本当に明後日に約束したという確信があるのなら、向こうだって予定というものがあるのですから、「いや、明後日でしたよ」と主張するはずです。まさしく、語るに落ちる、といったところでしょう。
 別に一日ずらしても差し支えがなかったのですが、あまりにも不快だったので、会うのをやめました。向こうはまだ会いたいみたいな事を言っていました。次回約束して、今度はどういう破り方をし、どう言い訳するかを聞きたい、という好奇心はあります。もっとも、ここまで約束を守れない人間と関わっても、百害あって一利なしなので、仮に会ってもそれが最後になることは間違いありませんが・・・。

オールスター第2戦は降雨コールドでセ連勝

[ 野球 ]

 仙台で行われたオールスター第2戦は田中投手と高橋尚投手が先発。田中投手は初回をいい当たりこそされながら、三者凡退で抑えます。するとその裏、1死から中島選手が二塁打を放つと、二死後に山崎武選手がオールスターでは初となる本塁打を放ち、今日はパリーグが先制します。
 しかしその裏、ウッズ選手の安打から始まり、連打の後に3ラン。さらにそこから安打が続いて六連打。さらに1死後にも2点適時打が出て合わせて7安打6得点。一気にセリーグが逆転し、田中投手をKOします。直球を主体にして打込まれた田中投手ですが、降板後に放送席で行われた特別ゲストの野村監督との「公開説教」において、「今の直球では通用しないことがわかった。今後はさらに直球を磨く」との発言をしていました。

 続く3回も杉内投手が打込まれ、序盤で8対2の大差に。しかし、4・5回は成瀬投手が昨日の小林宏投手に続いて2回を完璧に抑えます。その間にパリーグは4回に1点、6回に2点を返し、3点差にまで迫ります。
 しかし7回には新井選手のソロで追加点を挙げられ、8回には昨日に続いての登板となった薮田投手がラミレス選手に2試合連続となる2ランを喫し、11対5と大差になります。交流戦あけ以降、二試合に一回の割合で失点している薮田投手ですが、オールスターでも同じ結果となってしまいました。
 そしてこの2ランの後に雨が激しくなり、そのまま11対5でオールスターでは初となる降雨コールドとなりました。その結果、早川選手はついに最後まで出番なし。どこかで代走としての起用はできなかったのでしょうか。また、9回に登板する予定だったと思われる福盛投手も登板無しで終わりました。天気も天気だし、薮田投手を連投させるなら、そこで福盛投手を出しても良かったと思うのですが・・・。
 マリーンズ勢は、今日は里崎選手が内野安打。無走者と好投した成瀬投手ですが、優秀選手賞は取れませんでした。観客数は2万9百人ほどでした。

ギザ十

 財布の中の小銭を確認していたら、「ギザ十」が出てきました。1950年代に発行された縁にギザギザがついている十円玉です。
 小学三年くらいの頃、なぜかこの「ギザ十」がクラスで流行した事がありました。その頃ですら「貴重品」だったわけですから、それから30年近く経った今ではさらに珍しい存在と言えるでしょう。
 その小学校の頃を思い出したりしながら製造年を確認したら、1953年との事でした。それから54年もの間、ずっと流通し続けているわけです。その間、どれだけの人が、どのような使い方をしたのだろうか、などと、ついつい考えてしまいました。
 珍しいとはいえ、流通量が多いので、収集品としての価値は全くないそうです。とはいえ、そのギザギザだけで、懐かしさをおぼえたり、その歴史に思いを馳せたりできたわけです。そう考えると、非常に価値の高い十円玉と言えるかも、などと思いました。

オールスター第1戦も投手戦に

[ 野球 ]

 東京ドームで行われたオールスター第1戦は上原投手とダルビッシュ投手が先発。初回、パリーグは先頭のTSUYOSHI選手が内野安打で出塁すると、続く森本選手の打席ですかさず盗塁。そして三盗も試みます。これで捕手の送球がそれていれば、昨日のフレッシュオールスターの再現でしたが、残念ながら三塁アウトになってしまいます。
 その後2死からラロッカ選手が得意の死球で出塁しますが、続くローズ選手が倒れ、結局パリーグは先制できません。
 一方、パリーグも先発のダルビッシュ投手が無走者に抑え、続く涌井投手・薮田投手もともに安打されますが、0点に抑え、投手戦の様相となります。

 今日のセリーグは一人1イニングの継投。その投手陣の前に、パリーグは2回以降、走者を出すことすらできなくなります。パリーグも4番手の小林宏之投手が5・6回を完璧に抑え、0対0のまま7回を迎えます。
 パリーグは7回から馬原投手が登板しますが、1死からウッズ選手が二塁打すると、続くラミレス選手に2ランが出て、ついに得点が入ります。さらに続く前田智選手も代打本塁打を放ち、この回計3点。さらに8回には武田久投手から森野選手が本塁打を放ちます。
 一方、セリーグの継投の前にパリーグはその後も走者を出せず、結局1安打1死球のまま、9回まで完封リレーを喫してしまい、4対0でセリーグが勝利しました。試合時間は2時間8分、観客数は3万9千7百人ほどでした。,br />  MVPは先制2ランのラミレス選手。マリーンズからは2回を完璧に抑えた小林宏投手が優秀選手に選ばれました。他のマリーンズ勢では、TSUYOSHI選手がチーム唯一の安打および盗塁を、薮田投手が1イニングを1安打無失点に抑えました。しかしながら、里崎選手は6回こそ同僚の小林宏投手を好リードしたものの、7回には3失点、また打席もありませんでした。成瀬投手と早川選手には出場機会がありませんでした。指を怪我して登録抹消となった早川選手には代走での出番しかなさそうなので、明日のパリーグの選手は今日のような事なく、出塁してほしいものです。

2007年07月20日

添加物が売りの飲料

 電車の中に「微糖缶コーヒー」の広告がありました。「微糖ながら美味さを出すため」という事で、原材料の紹介をしています。しかしながら、そこで売りになっているのは、「主役」のコーヒー豆ではありません。それどころか、水・牛乳・砂糖といった、「脇役」すら書かれていません。
 代わりに書かれているのは、「ラクトJ」「L-アラビノース」「中鎖脂肪酸」なるものでした。宣伝文によると、これが、微糖コーヒーの美味さを引き出すのだそうです。しかし、そのへんの食品工学(?)が分からない私が見る限り、それは化学の説明文にしか見えませんでした。
 かつては、食べ物に人工の物質を入れるというのは、負の印象しかありませんでした。それが今では、その物質が売りになっているわけです。意外なところで「時代の変化」というものを痛感させられました。

フレッシュオールスターは投手戦に

[ 野球 ]

 松山でフレッシュオールスターが行われました。「球界再編」にともない、ここ2年はパ対セでしたが、今年は3年ぶりにイースタン対ウエスタンに。とりあえず、ウエスタン所属の選手は出場機会の点で得だな、と思いました。
 先発はウエスタンがホークスの甲藤投手で、イースタンがマリーンズの大嶺投手でした。1回裏、ウエスタンは先頭中東選手(カープ)が安打すると、すかさず盗塁成功。さらに三盗を決めると、捕手の銀仁朗選手の送球がそれ、一気に生還されます。

 さらに大嶺選手が坂口選手(合併球団)に歩かれるものの、今度は銀仁朗選手が盗塁阻止。続く堂上直選手(ドラゴンズ)に安打されるも、続くその兄の堂上剛選手(ドラゴンズ)は抑えて、1点に抑えます。
 するとそこから試合は超投手戦に。特にイースタンは銀仁朗選手の2安打しか出ません。ウエスタンも計4安打で、結局そのまま1対0で試合終了。大嶺投手は自責点0ながら負け投手に。そして、両チームあわせて唯一の得点を足で挙げた中東選手がMVPを獲得しています。観客数は1万3千人ほどでした。

2007年07月18日

中国にカレー屋はない?

 最近、たまに聞く投資話に「中国でカレーのチェーン店を展開する。これまでなかったから、高確率で成功が見込める」というのがあります。
 実際に中国に行った事はないですし、もちろん資料を調べた事もありません。しかしながら、この話を聞いただけで「本当なのだろうか?」と思います。
 何せ、あれだけ人口がいるわけです。それだけ、多様な商売が存在するわけで、その中にカレー屋だけがない、というのはちょっと考えにくい物があります。
 さらに言うと、中国とインドといえば、それこそ三蔵法師がお経を取りに行ったほど、昔から交流があるわけです。それだけのつきあいがあれば、カレーが伝わらないわけがなく、逆にそれで中国にカレー屋がないのでしたら、よほど中国人とカレーは相性が悪いことになります。
 というわけで、何の情報を持っていなくても、とりあえず信用できなそうな話です。にも関わらず、一度ならず耳にするのですから、不思議なものです。
 なお、念のため、「中国 カレー」で検索しましたが、予想通り中国には「カレー食文化」はいくらでも存在していました。

成瀬投手、連続完投勝利

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は成瀬投手とデイビー投手が先発。今日は三試合連続で無安打の福浦選手が外れ、また、ベニー選手も二試合連続の欠場。代わりにオーティズ選手が三番に入り、六番は大松選手、七番は青野選手、八番はワトソン選手、九番が塀内選手、という布陣でした。一方の合併球団は昨日乱闘で退場したローズ選手に一試合の出場停止処分が下り、欠場となっています。
 成瀬投手は2回1死からアレン選手の二塁打を足がかりに1・3塁とされると、木元選手に犠飛を打たれ、今日もマリーンズが先制を許します。
 一方、打線は昨年苦手にしたデイビー投手の前に3回まで無安打に抑えられます。しかし、4回に先頭のTSUYOSHI選手がチーム初安打を放つと、内野ゴロで二塁に進み、続くオーティズ選手に昨日に続く同点適時打が出てマリーンズが追いつきます。さらに2死後に里崎選手が適時打を放ち、逆転に成功しました。

 成瀬投手はその後も走者を出しますが、要所を締める安定した投球。しかしデイビー投手の前になかなか追加点を奪えません。6回は先頭のTSUYOSHI選手が安打するも、続く早川選手が犠打失敗。しかも、その際に球を指にあてて負傷交代となってしまいました。その代走の代田選手が盗塁するも、結局追加点を奪えません。
 しかし続く7回、一死から大松選手が左翼席に今季1号となるソロ本塁打を放ち、貴重な追加点が入ります。大松選手の本塁打は約1年1ヶ月ぶりでした。
 直後の8回表、成瀬投手は先頭の大西選手に安打され、さらに2死からラロッカ選手を内野ゴロに打ち取りますが、失策があって一気に2・3塁と一打同点の危機を迎えます。しかし、2回に二塁打されたアレン選手を三振に打ち取り、ここも0点に抑えます。
 そして9回も続投しますが、先頭の阿部真選手に二塁打されます。昨日はここで継投して追いつかれましたが、今日は続投。この無死二塁から三人を打ち取り、3対1でマリーンズが勝利。約半月ぶりの連勝を飾っています。
 成瀬投手は2試合連続完投で8勝目。防御率・勝率ともに1位でオールスターを迎える事になりました。ヒーローインタビューはその成瀬投手と、決勝点および好リードの里崎選手。里崎選手は昨日のローズ選手に暴力をふるわれた件を、まだ怒っているようでした。
 マリーンズはファイターズとのゲーム差も3に縮めています。観客数は1万6千5百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ホークスは金村投手と杉内投手が先発。初回に大村選手が安打すると、川崎選手の犠打は失敗するも、そこから連続四球で1死満塁に。ここで小久保選手に2点適時打が出てホークスが先制、さらに失策でもう1点入ります。さらに2死後にブキャナン選手に適時打が出て、早くも金村投手はKO。ホークスがいきなり4点リードします。
 ファイターズもその裏に即座に1点を返します。しかし直後の2回表に二番手のスウィーニー投手から1点を追加したホークスが、5回には小久保選手の通算1,000打点となる適時打などで2点を追加し、前半で大差となります。
 杉内投手は初回こそ失点したものの、8回まで5安打無四球でその1点のみ。ファイターズもオールスター前という事もあり、豪華な「敗戦処理陣」で追加点は防ぎますが、結局そのまま7対1でホークスが勝っています。観客数は2万2千5百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ライオンズはバス投手と涌井投手が先発。4回にイーグルスが山崎武選手の31号ソロで先制しますが、5回にイーグルスが逆転してバス投手はKO。しかし6回にリック選手の適時打でイーグルスが追いつきます。
 イーグルスは5回途中から登板の朝井投手が9回もマウンドに上がりますが、先頭の細川選手に7号ソロが出てライオンズが勝ち越します。さらに福盛投手も打込まれ、この回ライオンズは計4点を勝ち越します。
 その裏、イーグルスも憲史選手の適時三塁打と関川選手の適時内野安打で2点を返して涌井投手を降板さえますが、グラマン投手に抑えられ、ライオンズが6対4で勝っています。観客数は1万8百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対読売は下柳投手と金刃投手が先発。タイガースは3回に四球で2死1塁とすると、鳥谷選手のチーム初安打が適時二塁打となり、先制します。さらに続く金本選手が21号2ランを放ち、3対0とします。直後に犠飛で1点を返されますが、5回には林選手に適時二塁打が出て、タイガースが5対1とリードを広げます。
 肩痛でウイリアムス投手が登録抹消という事もあり、ここで二番手には橋本健投手が登板。ところが、2球投げたところで腰を痛めて降板します。しかしここで緊急登板したダーウィン投手が1イニングを無失点に。7回から登板の久保田投手は小関選手に1号2ランを打たれて2点差となりますが、8回は2死まで抑えます。そして藤川投手が四人を完璧に抑え、タイガースが5対3で勝利。借金3でオールスター前を折り返しています。観客数は4万7千5百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対スワローズは小笠原投手とグライシンガー投手が先発。現在、勝星と防御率でリーグ1位のグライシンガー投手に対し、初回にドラゴンズがウッズ選手の犠飛で先制。4回にスワローズが追いつきますが、その裏、ウッズ選手の24号ソロでドラゴンズが勝ち越し、さらに中村紀選手にも適時打が出ます。
 さらに1点差に迫られた6回にはウッズ選手が2打席連続の25号。その後もドラゴンズが着実に得点を重ねて8対2で快勝。首位折り返しでオールスターを迎える事となりました。観客数は3万2千2百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対カープは三浦投手と青木高投手が先発。ともに安打は出るものの得点は入らず、7回まで0対0という展開となります。そして迎えた8回裏、三試合連続完封がかかった三浦投手にベイスターズは代打。まあ、中四日でここまで121球ですから仕方ないかもしれません。その代打の鈴木尚選手は倒れたものの、2死二塁から3連打でベイスターズが一気に3点を先制します。
 そして9回はクルーン投手が抑え、ベイスターズが3対0で勝利。三浦投手は31イニング連続無失点で8勝目を挙げています。青木投手は7回まで無失点の好投でしたが、援護なく、またもや2勝目はなりませんでした。ベイスターズは貯金後で、首位に2.5ゲーム差の3位でオールスターを迎える形となっています。観客数は1万2千人ほどでした。

2007年07月17日

「あと一球」から追いついて引分けに

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は清水直行投手とユウキ投手が先発。今日はワトソン選手が六番左翼で久々のスタメンに。昨日本塁打のオーティズ選手が七番に下がり、八番はDH大松選手で九番は三塁で塀内選手と下位に左を入れる布陣でした。
 初回はともに先頭打者が安打するも無得点に。しかし2回、清水直投手との相性の良さを買われてスタメン入りした後藤選手に5号ソロが出て、今日も合併球団が先制します。
 続く3回、1死で打席にローズ選手、という場面で、清水直投手は初球を顔近くに投じます。すると、ローズ選手が里崎選手を襲撃して乱闘に。ローズ選手に加え、両チームからコーチ一人ずつが退場となる騒ぎとなりました。
 その裏、1死から塀内選手とTSUYOSHI選手の連打で好機を作り、早川選手が歩いて満塁とした後、福浦選手に犠飛が出て、マリーンズが追いつきます。

 今日の清水直投手は、3回以降、完璧な投球を見せ、走者を出しません。一方、打線は4回に無死1塁の追加点機を逃しましたが、6回2死から里崎選手が7号ソロを放ち、ついに勝ち越します。そして続く7回も先頭のオーティズ選手が歩いた後、「ピンチバンター」で登場した堀選手のバントを菊地原投手が二塁に悪送球して無死1・2塁の追加点機をもらいます。しかし、さらなる「ピンチバンター」青野選手の打席で、オーティズ選手が捕手の牽制に刺され、さらに青野選手は併殺と、結局三人で終わってしまいました。
 その後も清水直投手は万全の投球を続け、3回から8回まで無走者。2回2死から数えて19人を完璧に抑えます。
 そして今季二度目の完投勝利をかけて9回のマウンドに上がりますが、先頭のラロッカ選手に安打されます。ここでベンチが動いて小林雅英投手に交代しますがこれが失敗。犠打で二塁に進まれた後、アレン選手に同点適時二塁打が出てしまいます。さらに2死1・2塁として、大引選手が右前打を放ちますが、これはサブロー選手の強肩と、猛然とタックルする二塁走者のアレン選手の当たりを受け止めた里崎選手の守備の前に同点は許しません。
 追いつかれたものの1点を取ればサヨナラ勝ちのマリーンズですが、それを意識したのか、攻撃が淡泊になります。9回は7球、10回は8球でともに三者凡退。11回は早打ちこそないものの、やはり三者凡退で、7回裏から13人連続での凡退となります。
 一方、10回表は薮田投手が三安打で満塁とされながら何とか凌ぎ、11回表は荻野投手が三人で抑えます。ところが12回表、1死から村松選手の抜けそうな当たりをTSUYOSHI選手がよく抑えますが送球がそれて記録は失策に。さらに辻選手の犠打で二塁に進みます。ここでマリーンズは高木投手を投入しますが、途中出場の木元選手が左中間を抜く三塁打を放ち、合併球団が勝ち越します。
 その裏は当然、加藤大投手が登板。半月前のマリンで2度とも抑えに失敗している加藤大投手ですが、今日はあっさり二死を取ります。そして続く代打の竹原選手も2-0と追い込まれますが、続く三球目を右翼線に弾き返して二塁打に。すると続くオーティズ選手もしぶとく一二塁間を抜き、土壇場でマリーンズが追いつきます。続く橋本選手が倒れてサヨナラこそはなりませんでしたが、3対3で何とか引分けにしています。
 観客数は昨日より2万人減で今季下から二番目となる8,313人。まあ、連休明けの上に開始前から雨が降り続ける天候でしたから仕方ないでしょう。

 札幌のファイターズ対ホークスは武田勝投手と新垣投手が先発。4回にホークスが2死満塁の先制機を逃すと、その裏、1死から四球と二塁打でファイターズが先制機を作ります。しかし工藤選手が三振し、続く小谷野選手も落ちる球を空振りします。しかしこれを山崎捕手が取れずに振り逃げに。広い札幌ドームのファウルグランドを球が転がるうちに、二塁走者まで生還してファイターズが2点を先制。また、新垣選手は年間暴投の新記録を作りました。
 さらに7回、先頭の工藤選手が安打すると、新垣選手の本日二つめの暴投で進塁し、陽選手の適時打で追加点を挙げます。
 武田勝投手は8回途中まで6安打1四球ながら無失点。以下は武田久投手とマイケル中村投手の継投で抑え、完封リレーでファイターズが3対0で勝っています。観客数は2万1千5百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ライオンズはドミンゴ投手とジョンソン投手が先発。ドミンゴ投手は日本復帰後初登板初先発です。同点で迎えた5回裏に2死1塁から鉄平選手が7号2ランを放って勝ち越し。7回にも高須選手に2点適時打が出ます。9回にライオンズも2点を返しますが、最後は福盛投手が何とか抑え、5対3でイーグルスが勝って連敗を止めています。観客数は9千1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対読売はジャン投手と福田投手が先発。ともに4回まで2安打無失点で迎えた5回表、ジャン投手は安打と二塁打で無死1・3塁とされます。しかし、続く内野ゴロで三塁走者が飛び出してアウトに。その後も抑えて、ここを0点で凌ぎます。
 するとその裏、先頭の林選手が二塁打を放つと、桜井選手が歩き、矢野選手が送って1死2・3塁に。ここでタイガースは早くも藤本選手に代打で桧山選手を起用。そして敬遠で満塁とされると、ジャン投手に代えて庄田選手を代打に。すると押し出しの四球を選んでタイガースが先制します。さらに赤星選手の2点適時二塁打、さらには坂選手に犠飛が出て、この回2安打で4点を挙げます。
 そして4点差の6回から必勝継投に入り、6回はウイリアムス投手が三者連続三振。7回から登板の久保田投手が8回2死から連打されると、藤川投手が登板。ここを抑えると、9回は三者連続三振を挙げ、タイガースが4対0で完封リレーを達成しています。観客数は4万5千7百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対スワローズは朝倉投手と石井一投手が先発。ドラゴンズ1点リードで迎えた7回に1死1・3塁から代打で登場の真中選手に犠飛が出てスワローズが追いつきます。しかしその裏、1死2・3塁からウッズ選手が二塁ゴロを放つと、野手は前進守備でしたが、英智選手が快足を飛ばして生還。これでドラゴンズが再び勝ち越します。
 そして昨日と同じく、3対2で迎えた9回表に岩瀬投手が登板。いきなり安打され、さらに犠打と内野ゴロで三塁まで進まれますが、最後は抑えて昨日の雪辱を果たし、25セーブ目を挙げています。観客数は3万1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは高橋投手と土肥投手が先発。初回に先制したカープが4回に5点を追加して序盤で大差に。その後も追加点を挙げ、一方投げては完封リレーで、11対0とカープが大勝しています。観客数は5千人ほどでした。

2007年07月16日

先祖の祟り・その二

 以前、一人の「先祖」に対しての子孫の数を考えれば、一人の(もしくは複数の)先祖が特定の子孫に対し、「供養が足りないから祟る」などという事はありえない、という事を書きました。
 まあ、これだけでも十分といえば十分なのですが、別の観点が浮かんだのでちょっと追記します。
 今の日本の家系制度から考えると、ちょっと母系に進むと、すぐに先祖が分からなくなります。それらを調べ、さらに遡って「供養」するなど、どう考えてもできるわけがありません。よほどの名門でない限り、母親の母親の父親の墓がどこにあるか、など知っている人はいないでしょう。

 まさか、父系だけは供養しなければ祟るが、あとの祖先は放っておいても問題ない、などという事はないでしょう。というわけで、結局、「供養で先祖の祟りを防ぐ」なる事は絶対不可能なのです。
 結局、このテの商法は、「振り込め詐欺」と同レベルなのでしょう。冷静に考えれば分かるのですが、予想しない状況で心が落ち着かないところで、予想しないことを言われて、ついつい信じてしまうわけです。
 まあ、いくら広報しても「振り込め詐欺」がなくならないのですから、それより伝統のある「先祖の祟り商法」がなくならないのも無理はないでしょう。それにしても、他人の辛い状況を金にしよう、というのは、本当に嫌な考え方だと思います。

小林宏投手の粘投と効率的な攻撃で連敗止める

[ 野球 ]

 マリンスタジアムで行われたマリーンズ対合併球団戦を観戦に行きました。土日と流れた事もあり、今日は早い時間からかなりの客の入り。試合前に昼食を買うのに、最近愛用しているカレー屋はほぼ売り切れ状態の上に長蛇の列なのであきらめ、無難な売店にしたものの、それでもかなり並ばされました。
 先発は小林宏之投手と川越投手。小林宏投手は二日連続で先発が流れてのスライドです。もっとも、天候的に最初から土日の実施は難しく、中止も早々と決まっていたので、あまりスライドの影響はなかったでしょう。打順のほうは、五番までが標準で、六番にオーティズ選手が二塁で、七番にはベニー選手が左翼で入り、指名打者は大松選手、九番三塁は青野選手でした。
 今季9イニングあたりの与四球が1.6という制球力を誇る小林宏投手ですが、立ち上がり、いきなり村松選手に四球を出します。さらに続く阿部真選手の犠飛が小飛球になりますが、取り切れずに犠打成功。そしてラロッカ選手に死球を当てた後、ローズ選手に先制の適時打を喫します。

 一方、川越投手の前に、初回を三人で終え、続く二回も簡単に2死を取られます。しかしここでオーティズ選手が移籍後マリン初となる2号ソロをバックスクリーンに叩き込み、マリーンズが追いつきます。
 小林宏投手は、2回以降も、6回まで毎回安打されます。うち3回は先頭打者による安打で、何度も得点圏まで走者を進めますが、そこからは抑え、2点目は与えません。
 一方、打線は川越投手をなかなか捕らえられません。3回に先頭の大松選手が安打して青野選手の犠打で進むも、1・2番が倒れ、5回には1死からベニー選手の安打と大松選手の四球で1・2塁と初めて二人の走者を出しますが、先ほどは犠打を決めた青野選手が止めたバットに球が当たったような三塁ゴロで併殺を喫します。
 そして迎えた7回、先頭の大引選手の一塁のボテボテのゴロを福浦選手が弾いて出塁を許します。さらに犠打と四球で1・2塁とし、阿部真選手は三振に打ち取ったものの、ラロッカ選手を歩かせ、満塁にしてしまいます。ここで打席は初回に先制打を喫し、ここ2試合連続で決勝点を挙げていたローズ選手。しかし、2-1と追い込み、最後も空振りの三振。この危機を凌ぎます。
 これで流れが変わったのか、続く7回裏、先頭のサブロー選手の打球が左翼席に入り、約1ヶ月ぶりの6号ソロになりました。これで勝ち越すと、続く里崎選手の当たりを川越投手は足で止めようとするも、弾んで内野安打に。そしてオーティズ選手が四球を選んだところで交代となります。二番手の金子投手に対し、ベニー選手が三振した後、大松選手の右翼への飛球は惜しくも捕られますが、里崎選手がタッチアップで三塁に進みます。ここでマリーンズが左のワトソン選手を代打に送ると、合併球団は左の吉田投手に交代。すると代打の代打に堀選手が登場します。すると吉田投手の変化球が抜けて堀選手の背中に当たり、満塁となります。
 ここで合併球団は今季希望枠入団でプロ初登板となる小松投手を起用。しかし、そのプロ初球をTSUYOSHI選手が右前に弾き返し、2点適時打になります。さらに8打席連続凡退だった早川選手も適時打を放ち、この回一挙4点。一気に試合の流れをつかみました。
 小林宏投手は8回も続投し、1死から二塁打されるものの連続三振で抑えます。そして9回は簡単に2死を取り、これで本日初の三者凡退かと思いきや、そこから連打で1・3塁に。しかし最後はローズ選手にいい当たりをされるものの、サブロー選手が好捕し、試合終了。5対1でマリーンズが勝ち、連敗を3で止めました。
 小林宏投手は9安打4四死球で毎回走者を出しながらも、要所を抑えて今季2度目の完投(ちなみに前回は7回コールド。また、9回を投げきったものの延長になった試合2つあり)で約1ヶ月ぶりの9勝目を挙げています。観客数は2万8千7百人ほどでした。
 ヒーローインタビューは小林宏投手とサブロー選手。また、試合後の球場正面ステージにはオーティズ選手が登場していました。

 今日は千葉以外は全てナイター。札幌のファイターズ対ホークスは和田投手とグリン投手が先発。初回に1点ずつ取り合い、その後ともに好機は作りながら点は取れずに6回に。ここで1死から初回に先制打の松中選手の安打を足がかりに、柴原選手の二塁打で走者をためると、ブキャナン選手に2点適時打が出てホークスが勝ち越し、さらに7回には多村選手の適時二塁打で追加点を挙げます。
 和田投手は6安打2四球ながら初回の1点に抑えて完投で8勝目。一方のグリン投手の連勝は7で止まっています。観客数は3万2千1百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ライオンズは田中投手と西口投手が先発。初回にライオンズが先制するも、その裏、フェルナンデス選手に11号2ランが出てイーグルスが逆転します。そのまま1点差で迎えた7回、田中投手は2死を取りますが、そこから中村選手に4号ソロを喫して追いつかれます。
 続く8回、2死1塁からGG佐藤選手が盗塁を決めると、和田選手に適時打が出てライオンズが勝ち越し。さらに中村選手も適時打を放って4対2となります。
 イーグルスも9回にグラマン投手から先頭の礒部選手が安打して一発同点の好機を作りますが、フェルナンデス選手が三振して、山崎武選手が併殺で試合終了。田中投手に約1ヶ月ぶりの黒星がついています。観客数は1万4千4百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対スワローズは山井投手と川島投手が先発。スワローズが初回にいきなり無死満塁とし、ガイエル選手の犠飛で先制。しかし初回はその1点止まりで、2回にも1死満塁とするも追加点を挙げられません。
 するとドラゴンズがその裏、中村紀選手の適時打で追いつき、直後にスワローズが勝ち越したものの、4回裏に今度は中村紀選手に12号2ランが出て、ついに逆転します。
 そのまま1点差で進んだ9回表、ドラゴンズは当然ながら岩瀬投手を投入。しかし1死から連打で1・3塁とされると、宮出選手の内野ゴロで同点に。さらにそこから何と4連打で3点を取って勝ち越し、岩瀬投手をKO。さらにもう1点を追加し、一挙5点を挙げます。
 その裏、ドラゴンズも2点を返すものの、7対5でスワローズが大逆転勝ちしています。観客数は3万5千9百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対カープは寺原投手と佐々岡投手が先発。初回、仁志選手の先頭打者本塁打で先制したベイスターズが、さらに佐伯選手の適時打で1点を追加します。さらに3・4回に追加点を挙げ、5回には今季初登板の小島投手を打込んで前半で8点を取ります。
 一方、寺原投手は7回を8安打3四球ながら2失点。ベイスターズが8対2で勝って貯金を5にしています。ヒーローインタビューは寺原投手と4安打3打点の佐伯選手。その佐伯選手は、「お帰りの際はホームで白線の内側を歩いて」などと駅のアナウンスみたいな事を言っていました。試合終了後に異常な混雑を見せるJR関内駅から何か頼まれたのでしょうか。観客数は1万5千1百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売は福原投手と内海投手の先発でタイガースが負けたようです。観客数は4万8千5百人ほどでした。

2007年07月15日

2007/7/15の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

タイガース、連勝止まる

[ 野球 ]

 今日も千葉のマリーンズ対ホークス・仙台のイーグルス対ファイターズ・横浜のベイスターズ対スワローズは雨で中止。三連休中の2試合中止は営業的に辛いものがあるでしょう。さらに、日程的な問題もあるとか。場合によっては10月にダブルヘッダーもあるそうです。
 台風が去ったため、屋外で唯一行われた甲子園のタイガース対ドラゴンズは上園投手と川上投手が先発。先週土曜日と同じ顔合わせになりました。
 初回は三人で抑えた上園投手ですが、2回に前回本塁打されたウッズ選手から返り討ちにあう23号ソロをバックスクリーンに打込まれ、先制されます。

 さらに続く3回は1死から連打されると、福留選手の適時打で追加点を喫し、失策もあって2・3塁に。さらに捕逸で1点を追加され、四球で1・3塁となります。続く森野選手は投ゴロに打ち取りましたが、飛び出していた三塁走者を挟殺しようとすると、送球が走者に当たり、生還された上に打者走者にも二塁まで行かれて2・3塁に。ここで井上選手が2点適時打を放ち、この回、2失策に1捕逸という守備の乱れもあって一気に5点を失い、6対0となります。
 タイガースは4回まで毎回の5安打ながら無得点。しかし5回には、代打の狩野選手の安打を足がかりに、坂選手と鳥谷選手の連続適時打で2点を返し、7回にも林選手の適時打でもう1点取って3点差まで迫ります。
 そして4回以降は4人の継投で走者を出しながらもドラゴンズに追加点は許しません。しかしドラゴンズも川上投手が11安打されながらも7回を3失点に抑え、以下岡本投手さらには岩瀬投手に完璧に抑えられ、6対3で敗れ、連勝は4で止まりました。一方のドラゴンズはゲーム差なしながら、約1ヶ月半ぶりの首位に返り咲いています。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 東京ドームで行われた読売対カープは高橋尚投手と長谷川投手が先発。初回2死から栗原選手の放った打球は左翼フェンス直撃かと思われましたが、ギリギリ入っており13号ソロに。一度は二塁に滑り込んだ栗原選手は照れたように立ち上がって本塁まで戻っていました。
 長谷川投手は2回まで1安打でしたが、3回1死から高橋尚投手に安打されると、続く谷選手に9号2ランを喫して逆転されます。長谷川投手はその後も毎回安打されましたが、6回まで投げて、その2点のみに抑えました。
 一方、前回カープにKOされた高橋尚投手は6回まで2安打投球。しかし7回、広瀬選手に5号ソロが出てカープが追いつきます。その裏、読売は二番手の宮崎投手に対し、先頭打者の安打から犠打、敬遠、四球で満塁に。ここで五番の二岡選手の打順で何と今季初一軍の小関選手を代打に起用。しかし、この奇策は実らず三振。続くホリンズ選手も倒れ、勝ち越せません。
 そして9回、前の回から登板の豊田投手に対し、新井選手が内野安打すると、アレックス選手も続いて無死1・2塁に。ここで先ほど本塁打の広瀬選手がバントしますが、投手正面に転がって三塁アウトになります。しかし続く石原選手の二塁ゴロで、一塁走者の広瀬選手は、タッチしようとする二塁手を見て一塁方向に逃げ、一塁送球を見ると再び二塁に進んで併殺を防ぐとともに2・3塁に。先ほどのバント失敗の汚名を返上する好走塁を見せます。ここで代打で登場の嶋選手が、三番手の林投手から2点適時打を放ち、カープが勝ち越しに成功します。
 その裏は永川投手が登板。二週間前には読売相手に抑えを失敗して二軍再調整となりましたが、その成果を生かして今日は二者連続三振。そこから安打と四球で走者を出しましたが、最後は代打の矢野選手を抑えて試合終了。カープが4対2で連勝しています。観客数は4万5千4百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対ライオンズは岸田投手と帆足投手が先発。合併球団は久々一軍復帰の辻選手がスタメン捕手となりました。初回に北川選手が約1ヶ月ぶりの7号ソロを放って合併球団が先制します。しかし3回2死無走者から中村選手が二塁打を放つと、福地選手の同点適時三塁打、石井義選手の逆転適時二塁打と、3連続長打でライオンズが勝ち越します。
 帆足投手は5回まで3安打でソロの1点のみでしたが、6回に先頭の阿部真選手に安打されると、1死からローズ選手が右翼三階席に25号2ランを放って逆転。さらに満塁から大引選手に2点適時打が出て計4点。続く8回にもアレン選手の適時打で追加点を挙げます。
 合併球団は6回途中から高木投手と大久保投手が抑え、9回はセーブがつかない場面という事もあり吉田登板。そして失策と四球で1死1・2塁とセーブのつく場面になると加藤大投手が登場。連続三振で打ち取り、13セーブ目。6対2で合併球団が連勝しています。観客数は1万8千4百人ほどでした。

マピオンBBの謎

 子供の時から地図を見るのが好きだった私にとって、マピオンBBはよく見るサイトの一つです。自宅はもちろん、会社でも出先の場所を調べたり、初めて来る客を電話で道案内する時などのために、常にOperaのタブの一つとして、出しっぱなしにしています。
 ただ、極めて不思議な事が一つ。Operaのバージョンは自宅も職場も同じにしているにも関わらず、マピオンBBについては、自宅では新たに開くと東京の全体図が、職場では前回開いた地図が表示されます。

 ちょうど、自宅では、その時によってさまざまな場所を見るのに対し、職場では事務所周辺が大半で後も都心部のみしか見ません。そういう意味では、ある程度適切な「初期ページ」とはいえます。
 しかしながら、同じサイトを同じブラウザで見ていて、なぜこうなるのか不思議です。小さい事務所と言うこともあり、ネットワーク構成も家庭レベルとさほど違いはないのですが・・・。
 Windowsとインターネットを使い出してはや10年。最後に触らなかった日はいつだったか、というくらい使っています。にも関わらず、まだまだ日常よく使う事でも、不可解な事が多いわけです。毎度の事ながら、奥の深い世界だと痛感させられます。

2007年07月14日

黒田投手、通算100勝達成

[ 野球 ]

 今日は台風という事もあり、千葉のマリーンズ対ホークス・仙台のイーグルス対ファイターズ・甲子園のタイガース対ドラゴンズ・横浜のベイスターズ対スワローズと、屋外球場は地域に関わらず全て中止でした。
 東京ドームの読売対カープは木佐貫投手と黒田投手が先発。カープは4回、アレックス選手が左翼席に3号ソロを放って先制します。

 さらに6回、カープは連打で好機を作ると、1死から新井選手に犠飛が出て追加点を挙げます。
 黒田投手は5回まで3安打無失点でしたが、2点目をもらった6回裏、1死2塁から適時打で1点を返されます。しかしそこから3・4番を抑え、同点にはさせません。
 そのまま1点差で迎えた8回、1死から松本選手の内野ゴロを小笠原選手が失策。すると続く栗原選手が左翼線を抜き、カープが追加点を挙げます。
 栗原選手は三塁手前でアウトとなり、二死無走者となりますが、そこから四球で再び走者を出すと、安打に失策が重なってさらに1点。さらに嶋選手の適時打が出た後、倉選手にとどめの4号3ランを放ち、この回一挙6点を追加して試合を決めました。
 黒田投手はその裏も三者凡退に抑えて9回に。その回先頭の古城選手のあわや中前、という当たりを足で止めて投ゴロにします。その後、ソロ本塁打を喫したものの、最後は抑え、6安打無四球で2失点完投。これで通算100勝目を挙げています。観客数は4万4千6百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対ライオンズはカーター投手と岸投手が先発。初回にライオンズがGG佐藤選手の適時打で先制しますが、その裏、1死2・3塁からローズ選手が右翼線を抜く適時二塁打を放って逆転。さらに3回には1死満塁から北川選手が犠飛を放って追加点を挙げます。
 2回以降も毎回走者を出しながら得点できなかったライオンズですが、5回に先頭の中村選手が二塁打すると、そこから2死3塁となりますが、中島選手とGG佐藤選手の連続適時打で追いつきます。さらに続く6回も2死から再び中村選手が二塁打を放って勝ち越し機を作りますが、ここで登板した二番手の菊地原投手が福地選手を抑えます。
 岸投手は4・5回と三人で抑え、6回も4番からの攻撃で簡単に2死を取ります。それを見て解説の小林宏氏・アナウンサー氏ともども、立ち直ったと評しましたが、その言葉が終わらないうちに、続く下山選手が初球を左翼席に運び、合併球団が再び勝ち越します。
 一方、菊地原投手は8回まで無安打に抑えると、その裏、二番手の正津投手から下山選手が二打席連続となる6号2ランを放って貴重な追加点。9回は加藤大投手が抑え、合併球団が6対3で勝っています。観客数は1万4千5百人ほどでした。

 なお、合併球団はセラフィニ投手の解雇を発表しました。昨年からここまで2勝では仕方ないかもしれません。結果的には、昨年「交換要員」としてマリーンズで1年プレーしたバーン投手の3勝を上回れなかった事になります。
 怪我だから仕方ない部分もあるでしょう。まあ、「オリックスから不要扱いされた」というのは、最近(特に今年)のプロ野球では一つの「ブランド」となりつつあります。2005年は二桁勝利に加え、プレーオフと日本シリーズでも1勝ずつしたほどの実績の持ち主なわけですから、怪我を完治させ、また頑張ってもらいたいものです。

 一方、アメリカではイチロー選手が総額約109億円でマリナーズと5年契約を結びました。本人が語った年俸が500万円だとしても、弥生時代からプレーしなければ達成できない数字というのが、非常に分かりやすく、その額の高さを伝えています。
 ちなみに、記者会見では、
――誰が一番影響を与えたか?
「一弓ですね」
――なんて?
「ワンワンワン言ってた」
という謎かつ笑える談話もありました。「ワン」一吠えで約36億円の価値があったと思うと、恐るべき犬と言えるかもしれません。
 それにしても、「弥生時代」といい、この人、野球のみならず、言語センスもかなり常人離れしている、と改めて思った次第です。

フリードリンクの罠?

 セルフサービス焼肉居酒屋でランチを食べました。ソフトドリンクがセルフサービスで飲み放題、というのはランチとしてはまあ普通の設定です。ところが、この店は夜もビールやサワーをセルフサービス、というシステムになっていました。
 ちょっと早い昼食だったので、店は開いたばかりで、客は我々だけでした。暑い中歩いていたので、早速ウーロン茶をセルフサービスで注ぎ、飲みました。
 ところが、飲んだ瞬間、口の中には、予想外の味が広がりました。ウーロンはウーロンでも、茶だけでなく、焼酎の味も混ざっていたのです。

 酒を飲むのは大好きですが、さすがに午後からも仕事があるのに飲むわけにはいきません。コップごと交換してもらう際に店員さんに確認したところ、昨日のウーロンハイの設定を変更していなかった、との事でした。おかげで、本日最初の客であった私が、不幸な(?)犠牲者となったわけです。
 それにしても、暑いとはいえ、湿気が高かったのであまり水分を欲していなかったのは幸運でした。これが、日の照りつける暑さだったら、一気に一杯開けていたかもしれません。もしそうしていたら、今日の午後の仕事はどうなっていただろうか、などと肉を食べながら思いました。

9回2死無走者から逆転負け

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは渡辺俊介投手とガトームソン投手が先発。スタメン捕手は一週間ぶりに橋本選手でした。また、今日は2試合ぶりにサブロー選手がスタメン復帰で四番に。また、青野選手も4試合ぶりのスタメンで九番に入りました。
 初回、マリーンズは昨日同様、初回2死から福浦選手が出塁し、サブロー選手の適時二塁打で先制します。
 渡辺俊投手は2回まで無安打投球。しかし3回、こちらも2死無走者から3連打で得点され、追いつかれます。

 ここから非常に細かい点の取り合いに。追いつかれた3回にサブロー選手の内野ゴロの間に即座に勝ち越すものの、直後の4回表に松中選手に久々となる12号ソロが出て追いつかれます。しかしその裏、1死満塁からTSUYOSHI選手の犠飛でまた勝ち越します。
 ところが6回に、2死無走者から小久保選手の20号ソロで三度追いつかれると、続く7回はこれまた2死無走者から川崎選手が安打すると、続く多村選手の内野フライを青野選手が福浦選手と激突して落球し、ついに勝ち越されてしまいます。
 5回から7回までガトームソン投手の前に無走者に抑えられたマリーンズ打線ですが、8回にこの回から登板の水田投手に四球と内野安打で2死ながら1・2塁とすると、ベニー選手に2点適時二塁打がでて一気に逆転します。
 そして9回は小林雅英投手が八日ぶりに登場します。ところが2死無走者から大村選手に安打されると、川崎選手にもポテン安打をされ、多村選手の適時打で同点に。さらに松中選手に勝ち越し適時二塁打を喫してしまいます。マリーンズはここ二日で計11失点でしたが、うち10点までが2死無走者からの失点でした。
 その裏は馬原投手に三人で抑えられて試合終了。これで早くも今月二度目の三連敗で、ファイターズとのゲーム差は4.5と開いてしまいました。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ファイターズはバス投手とダルビッシュ投手が先発。バス投手は来日初登板です。初回にイーグルスが先制しますが、3回に稲葉選手に10号2ランが出て逆転。さらに5回には連続死球でバス投手が自ら走者をため、田中賢選手の適時打で追加点を挙げます。結局バス投手は5回を6安打1四球3死球で3失点でした。,br />  ところがその裏、ダルビッシュ投手は一番からの攻撃を三人で抑えるも、体調不良で後退します。
 すると6回、二番手の萩原投手が山崎武選手に30号ソロを喫して再び1点差となりますが、直後にファイターズが3点を追加、これで試合は決まり、そのまま6対2でファイターズが勝っています。観客数は1万1千9百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ライオンズは平野佳投手と宮越投手が先発。3回に3試合連続で四番に入ったGG佐藤選手の2点適時打で先制したライオンズが5回にも2点を追加。一方、約1年1ヶ月ぶりの先発となった宮越投手は6回途中まで1失点と好投します。結局5対2でライオンズが勝って3連勝。一方の合併球団は3連敗です。観客数は1万2千3百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対スワローズは三浦投手と館山投手が先発して投手戦に。三浦投手は2安打、館山投手は5安打で9回をともに無失点に抑えて延長戦に。そして三浦投手は10回も続投して0点に抑えます。
 その裏、館山投手も続投するも、2死1塁から仁志選手にサヨナラ適時打を喫して1対0でベイスターズがサヨナラ勝ち。三浦投手は2試合連続の完封勝利で23イニング連続無失点に。一方の館山投手も9回終了時点で18イニング連続無失点でしたが、援護なく敗戦投手となっています。観客数は8千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは金刃投手と大竹投手の先発でカープが負けたようです。観客数は4万1百人ほどでした。
 なお、甲子園のタイガース対ドラゴンズは雨で中止でした。

2007年07月13日

発想自体は鋭いと思うが

 かつては、「納豆には醤油をかける」というのは常識と言ってもいいほどでした。しかしながら、20年くらい前に、醤油に鰹だしなどを入れた「納豆のたれ」が同梱されるようになると、それが一気に一般化しました。中には、「おろしだれ納豆」などと、本家の納豆より、たれのほうが主となる商品名まで誕生したほどです。
 私も、それらのたれを納豆ともども愛用しています。しかし、最近ちょっと困ったたれが入っている納豆がありました。普通、たれは透明なビニール袋に入っているのですが、その商品のたれは、アメリカンドッグのケチャップ・辛子やマクドナルドのドレッシングに使われている、「両端をつまむと、中の液体が出てくる」というパックに入っています。それ自体は、袋を切る手間が省けて便利です。ところが一つ問題があります。それは、その「たれパック」に、辛子が同梱されている事です。
 納豆に辛子を混ぜる人は、ワンタッチでたれと辛子を同時に混ぜ込めて、非常に便利でしょう。しかしながら、その風習がない身としては、押す際に、辛子の部分が破れずに、たれだけ入るよう、細心の注意を払う必要が生じます。これなら、ちょっと手間をかけて袋を切った方がまだ楽です。
 切らずにたれが出せる、という発想のすばらしさは素直に認めます。しかしながら、できれば、もっと「たれのみ入れる派」の事ももう少し考えてほしかったものだ、とこのテの納豆を食べる度に思います。

平均37.5歳の継投も実らず連敗

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは涌井投手と吉井投手が先発。今日の打線は昨日と全く同じ打線で臨みました。
 初回、2死無走者から福浦選手が安打を放ち、さらに二塁に。すると続くオーティズ選手が適時打を放ち、マリーンズが先制します。
 しかしその裏、吉井投手も簡単に二死を取ったものの、そこから安打と四球で走者をためると、和田選手の適時打で同点に。さらに栗山選手と貝塚選手に連続で適時打となる内野安打が出て、一気に3点を失います。さらに吉井投手が続く細川選手に死球を当てると、早くもここで降板。この2死満塁で42歳の吉井投手の後を受けたのは39歳の高木投手。いきなりの救援となりましたが、ここを抑えます。

 続く2回、安打・併殺・二塁打という流れの悪い攻撃で0点に終わると、その裏、高木投手が2死無走者から中島選手に安打されると、昨日から四番に入ったGG佐藤選手に18号2ランを喫し、早くも5対1となってしまいます。
 高木投手が3回を抑えると、4回からは41歳の小宮山投手が登板。1番からの攻撃を三人で抑えます。すると直後の5回表、1死からTSUYOSHI選手と早川選手の連打で好機を作ると、2死後にオーティズ選手の本日2打点目となる適時打で3点差に迫ります。しかし、続く6回は先頭の大松選手が二塁打を放ちますが、後続が倒れ、0点に終わります。
 小宮山投手は5回以降も安打こそされますが、得点は許しません。7回も2死から連打で2・3塁となりますが、ここも凌ぎ、4回を無失点に抑えます。
 しかし打線は本調子とは言えない涌井投手から安打は放つものの得点には結びつきません。8回も先頭のオーティズ選手が本日三本目の安打を放ち、1死後に大松選手も安打を放って続きます。しかし、ベニー選手がここで三振。さらにここで登板の三井投手に対し、サブロー選手を代打に送るも、左飛に打ち取られます。
 8回は本日初の20代投手となった神田投手が抑え、9回もグラマン投手に対し、1死からTSUYOSHI選手と早川選手の連続二塁打で2点差に迫りますが、反撃もそこまで5対3で敗れ、またもやカード負け越し。平均年齢37.5歳というベテラン陣の継投が生きませんでした。これで首位ファイターズとのゲーム差は3.5となっています。涌井投手は早くも12勝目を挙げています。観客数は9千5百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対合併球団は吉川投手とデイビー投手が先発。2回1死から4連打で先制したファイターズが、森本選手とセギノール選手の2点適時打などでこの回一挙7点を挙げ、さらに4回にも1点を追加します。
 立ち上がりこそ2四球を出した吉川投手ですが、大量援護もあって合併球団打線を押さえ込みます。結局5安打3四球ながら、9回を投げきり、今季二人目となる高卒新人でのプロ初完封を達成しています。観客数は1万5千2百人ほどでした。
 福岡のホークス対イーグルスは杉内投手と青山投手が先発。久々の先発となった青山投手ですが、2回に小久保選手の19号ソロで先制され、さらに大村選手の適時二塁打で計3点を失います。
 イーグルスは3回途中から、昨日先発して初回KOの有銘投手が好投。6回まで0点に抑えます。そしてイーグルスは6回にフェルナンデス選手の適時打で1点を返しますが、反撃はこれだけ。8回に失策で1点を追加したホークスが4対1で勝ち、対イーグルスの連敗を止めています。観客数は3万2千9百人ほどでした。

 東京ドームの読売対タイガースは福田投手と岩田投手が先発。4回に読売が先制し、タイガース打線は6回の無死1・2塁を逃すなど、7回まで5安打しながら0点に抑えられます。
 しかし1点を追う展開なら最早当然、とばかり7回からは勝ちパターン継投に入ります。すると8回、2死1・2塁から矢野選手に適時打が出て、タイガースが追いつきます。
 タイガースは9回から藤川投手が登板。しかし、どこか悪いのか、速球はほとんどなく、フォーク主体の投球。10回には2死満塁としますが、ここで代打の小坂選手を抑えます。
 11回はともに1死2塁を逃してむかえた12回。前の回から登板の会田投手が1死から金本選手が追い込まれ、さらに自打球を足に当てますが、四球を選びます。さらに林選手も四球を選ぶと、続く昨日プロ初本塁打の桜井選手が、左中間に2号3ランを放ち、タイガースがついに勝ち越します。
 その裏、前の回から登板のダーウィン投手が、2死から三連打で2点を失いますが、最後は何とか凌ぎ、タイガースが4対3で勝ち、連勝を4に伸ばしています。観客数は4万1千人ほどでした。

 神宮のスワローズ対カープはグライシンガー投手と青木高投手が先発。4回にカープが2点を先制し、投げては青木高投手が7回途中を4安打1四球無失点に抑えます。ところが8回、スワローズが青木選手と田中浩選手の連続本塁打で同点に。これは7連勝中と7連敗中の勢いの差が出たかと思いきや、9回に広池選手が代打で登場して4号ソロを放って再びカープが勝ち越し。そしてその裏は、一軍に復帰したばかりの永川投手が三人で抑え、カープが3対2で勝っています。観客数は1万1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは工藤投手と中田投手が先発。5回にドラゴンズが追いつかれますが、7回に井上選手の適時打で再びドラゴンズがリードを奪います。しかし8回に追いついたベイスターズが、9回に2死1・3塁から佐伯選手が5号サヨナラ3ランを放ち、ベイスターズが6対3で勝っています。観客数は7千6百人ほどでした。

2007年07月12日

逆転満塁弾を喫する

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズはジョンソン投手と小野投手が先発。今日は約2ヶ月間四番に定着していたサブロー選手がスタメンから外れ、代わりに昨日満塁本塁打のオーティズ選手が四番二塁で入りました。また、ベニー選手が五日ぶりに出場。大松選手と塀内選手が連日のスタメンに入りました。
 0対0で迎えた3回、先頭のワトソン選手の安打を足がかりに、TSUYOSHI選手の内野安打でつなぐと、昨日無安打の早川選手の適時打でマリーンズが先制。さらに続く4回には、昨日から好調を維持している塀内選手に適時打が出て追加点を挙げます。

 ここ2ヶ月以上勝星のない小野投手ですが、今日は4回まで5安打されながらも無失点。しかし5回に1点を返され、6回に1死から連打されたところで降板します。
 この6回は高木投手が併殺で凌ぎます。ところが続く7回、ここまで約2ヶ月間、18回2/3無失点中の荻野投手が登板するも、安打と四死球で2死満塁に。ここで中島選手が9号満塁本塁打を放ち、5対2と逆転されます。
 そして8・9回はライオンズの継投陣の前に無走者に抑えられ、そのまま敗戦。ジョンソン投手が来日初勝利を飾っています。観客数は1万1百人ほどでした。

 北九州のホークス対イーグルスは新垣投手と有銘投手が先発。初回に3点を先制したホークスが5回に1点を追加して楽勝ペースかと思いきや、6回に草野選手に5号2ランが出てイーグルスが反撃。また、この回、新垣投手はプロ野球タイ記録のシーズン20暴投を達成してしまいました。
 さらに7回、この回から登板のスタンドリッジ投手が簡単に2死を取りながらそこから連打で1点を失い、二コースキー投手を挟んで登板した水田投手が、渡辺直選手に3点適時打を喫した後、鉄平選手に6号3ランが出て、イーグルスがこの回一挙7点を挙げて逆転。その後、ホークスが二度追いつきましたが、9回表に出た高須選手の適時打が決勝打となり、イーグルスが11対10で逆転勝ち。対ホークス4連勝を果たしています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対合併球団は金村投手とユウキ投手が先発。初回に合併球団がラロッカ選手の20号ソロで先制するものの、5回に追いついたファイターズが7回にセギノール選手の適時打で勝ち越し。さらに8回にも工藤選手の適時打で追加点を挙げます。金村投手は「スミ1」の完投で約2ヶ月ぶりの5勝目を挙げています。観客数は1万7千2百人ほどでした。

 東京ドームの読売対タイガースは木佐貫投手と若竹投手が先発。初回に読売が先制しますが、直後の2回表に金本選手の20号ソロでタイガースが追いつくと、連続失策でもらった好機に野口選手の適時打で逆転した後、さらに適時打を重ね、一挙5点を挙げます。
 さらに1点還された直後の5回に無死1・2塁から桜井選手にプロ1号となる3ランが出て3点を追加。8回にも林選手の適時打で追加点を挙げたタイガースが9対4で勝ち、連勝を3に伸ばしています。二番手の江草投手が今季初勝利を挙げています。観客数は4万2千1百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対カープは松岡投手と高橋投手が先発。初回だけで両チームあわせて5本塁打が出る乱打戦になります。7回に再逆転したカープが8回に2点を追加しますが、9回にラミレス選手とガイエル選手の連続本塁打で追いついたスワローズが、11回にラミレス選手が2打席連続となる13号2ランを放ってスワローズがサヨナラ勝ち。連勝を7に伸ばしています。観客数は1万3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは土肥投手と小笠原投手が先発。3回に中村紀選手の適時打で先制したドラゴンズが6回に井端選手の2点適時打で追加点。3対1でドラゴンズが連勝しています。観客数は9千4百人ほどでした。

2007年07月10日

酒飲みにも関わらず

 一年のうち三百日以上飲酒する生活を二十年近く続けています。それだけ酒を飲んでいる身ですが、実はいまだに「一合」という単位がよく分かりません。おそらくは徳利一本分か、升酒一杯分のいずれかとは思っていますが、正確なところは未だに分かりません。
 別に日本酒が嫌いな訳でもなく、出てくれば喜んで飲みます。しかしながら、「一合」という言葉はあまり聞いた記憶すらありません。不思議なものです。
 ちなみに、「一升」が1.8リットルであることは理解しています。こちらはいつの間ににか覚えていました。

成瀬投手の完封とオーティズ選手の満塁弾で連敗脱出

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは西口投手と成瀬投手が先発。今日もベニー選手は欠場。また、オーティズ選手が初めて守備につき七番二塁に。また、六番左翼手大松選手、八番指名打者ワトソン選手で、九番には二試合連続三塁スタメンとなる塀内選手が入りました。また、今日からライオンズは夏のユニフォームという事で、黄金時代のビジターユニフォームを着用しました。見ていると、和田選手の背中を見てもつい、「辻発彦選手?」などと思ってしまいます。
 マリーンズは初回に安打・併殺・安打で無得点、2回は無死1・2塁から無得点と、前の試合から続いたような効率の悪い攻撃を見せます。
 一方、ここ2試合で計2失点ながら、援護がなく白星のついてない成瀬投手ですが、対ライオンズ今季3戦3勝と相性のよさもあり、3回までを2四球のみの無失点に抑えます。

 0対0で迎えた4回、この回先頭の福浦選手が安打を放つと、1死から里崎選手が二塁打を放ち、続く大松選手が歩いて満塁となります。ここで打席には移籍後2試合で3安打ながら長打はまだないオーティズ選手。しかしここは真ん中低めの球を左翼席に運び、移籍後1号が貴重な満塁本塁打に。マリーンズが4点を先制します。さらに2死後に塀内選手が安打して盗塁を決めると、TSUYOSHI選手に適時打が出て、さらに1点を加えます。
 成瀬投手は4回2死から初安打され、続く5回も1死から二塁打されますが、いずれも得点は許しません。
 すると6回、2死無走者からワトソン選手がポテン安打を放つと、塀内選手が二塁打で好機を広げ、TSUYOSHI選手に2打席連続となる2点適時打が出て7対0と大差になりました。
 成瀬投手は大差がついても、相変らずの好投。8回に自らの失策と安打で初めて走者を二人出しますが、ここも0点に。そして9回も先頭打者に死球を当てたものの、4番以下を三人で抑え、3安打3四死球で今季2度目の完封。7勝目を挙げると同時に、杉内投手を抜いて防御率1位となっています。7対0で快勝したマリーンズは連敗を3で止めました。観客数は1万2百人ほどでした。

 福岡のホークス対イーグルスは斉藤和投手と田中投手が先発。久々の登板となった斉藤投手ですが、3回に高須選手に不運な適時打を打たれて先制を許します。その裏、ホークスも大村選手の適時打で追いつきますが、直後の4回にリック選手の3号ソロですぐさま勝ち越され、5回にも1失点。結局5回を7安打1四球3失点と、本来の投球にはほど遠い内容でした。
 対する田中投手は3回こそ3安打で失点したものの、5回まで3安打のみ。6・7回は先頭打者に安打されるもののいずれも併殺で切り抜けます。
 8回に先頭打者に安打されて田中投手は降板しますが、続く渡辺恒投手が代打の田上選手を併殺に打ち取り、結局三人で終えます。
 そして9回、渡辺恒投手が先頭の川崎選手に安打されると、三番手の小倉投手が登板。多村選手を打ち取ると、今度は河本投手が登板と、イーグルスは「一人一殺」で逃げ切りをはかります。そして河本投手が松中選手を歩かせると、福盛投手が登板。小久保選手を歩かせて1死満塁としますが、今季サヨナラ本塁打2本の柴原選手は止めたバットにボールが当たって内野ゴロに。続く代打明石選手の打席で暴投があって1点差となりますが、最後は抑え、3対2でイーグルスが逃げ切りました。田中投手はこれで7勝目。うち4勝がホークス戦。また、今季5度目の「連敗ストッパー」にもなっています。観客数は3万5千1百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対合併球団は武田勝投手と川越投手が先発。同点で迎えた6回裏に、無死満塁から鶴岡選手のスクイズで勝ち越したファイターズが稲田選手の適時二塁打で2点差とします。
 以下、江尻投手からの勝ちパターン継投かと思われた7回、1死2・3塁から村松選手の代打適時打で同点に。さらに代わった武田久投手からラロッカ選手が19号2ランを放ち、一挙4点を挙げた合併球団が逆転。8回には古巣相手に移籍後初登板となった萩原投手から1点を追加します。なお、ファイターズは続く9回には歌藤投手も古巣相手に移籍後初登板を果たしています。
 結局合併球団が7対4で勝って4連勝となっています。観客数は1万3千2百人ほどでした。

 東京ドームの読売対タイガースは内海投手と福原投手が先発。序盤の3回をともに九人で抑えるという投手戦の立ち上がりとなります。そして0対0で迎えた6回、先頭の矢野選手の2試合連続となる第2号ソロを放ち、タイガースが先制します。
 今季まだ1勝の福原投手ですが、今日は6回を3安打無四球無失点の好投。そして7回に金本選手の19号ソロで追加点を挙げると、その裏からいつもの継投に入ります。
 ところが7回はウイリアムス投手が7球で終えたものの、8回から登板の久保田投手がいきなり二塁打。そこから連続三振で二死を取ると、タイガースは前倒しで藤川投手を送ります。
 ところが、藤川投手は四球と適時打で1点を返され1点差へ。しかしなお続く2死1・2塁は、小笠原選手を打ち取ります。そして9回は三人で抑え、タイガースが2対1で勝っています。観客数は4万1千人ほどでした。

 神宮のスワローズ対カープは藤井投手と佐々岡投手が先発。4回まで毎回安打されながら0点に抑えてきた佐々岡投手でしたが、5回に早くも藤井投手に代打を送るスワローズの作戦が成功し、ラミレス選手の2試合連続となる11号3ランでスワローズが先制します。
 カープも6回に1点を返しましたが、スワローズは着実に追加点。6回から四人の投手で1点に抑え、5対1で勝って6連勝。逆にカープは6連敗となっています。観客数は1万人ほどでした。
 平塚のベイスターズ対ドラゴンズは寺原投手と朝倉投手が先発。2回に井上選手さらには朝倉投手の適時打で先制したドラゴンズが続く3回には森野選手の10号2ランで追加点を挙げ4対0に。朝倉投手は8回を5安打1四球で1失点。9回は岩瀬投手が抑え、4対1でドラゴンズが快勝しています。観客数は1万1千3百人ほどでした。

迷った末の決断なだけに

 ショッピングセンターのレストラン街で夕食を取ることになりました。三店ほど候補があり、うち一店は、私が二番目に好きなビールの銘柄が店頭に置いてありました。かなり心ひかれたのですが、飲みに行くわけでなく、主は食事なので、メニュー優先で別の店に入りました。
 そこでビールを頼んだところ、よりによって、私が唯一苦手としている銘柄が出てきました。飲み屋だったら同じ会社の黒ビールなどを頼んで回避できるのですが、レストランですので、それもできません。迷った末の決断だったので、失望感は高いものがありました。料理自体は期待通りだったので、失敗とは思いませんでした。とはいえ、あらためて「最初の一杯」の重要性を認識させられた一件でした。

2007年07月08日

警告メッセージ?

 相方のPCの画像表示がおかしくなりました。いきなり画面がチラついたりします。とりあえず、グラフィックボードを確認しようとしてPCを開けてみたら驚きました。なんと、チップセット用のヒートシンク(放熱器)が外れて、グラフィックボードの上に落ちていました。これでは表示がおかしくなるのも道理です。
 よくよく見たら、ヒートシンクをマザーボードに取り付ける金具があるのですが、その金具をマザーボードにつなげる部品が外れていました。その部品をつけた後、ヒートシンクをつけなおすと、表示は正しく戻りました。

 もしヒートシンクがグラフィックボードに落ちず、画像に影響がなかったら、近いうちにチップセットが熱でおかしくなっていたでしょう。そうなると、最悪の結果になるまでありました。そう考えると、画像の以上がアラートになったわけです。もちろん、それを意識してチップセットのヒートシンクとグラフィックボードの位置を設計したわけではないのでしょうが、とりあえずおかげで助かりました。
 それにしても、金具を止める部分が振動などで自然に外れ、事故につながったわけです。パソコンというのはどこから壊れるのかわからないものだ、と改めて驚かされました。

12安打1得点の拙攻で今季初の3タテを喫する

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズはグリン投手と清水直行投手が先発。今日は早川選手が復帰したものの、ベニー選手は欠場。また、青野選手とワトソン選手がスタメン落ちしました。三塁には青野選手が入り、大松選手と堀選手が連日のスタメンとなりました。また、新加入のオーティズ選手は、打順を一つあげ、6番指名打者での出場となりました。
 6連勝中のグリン投手に対し、初回に2死から福浦選手が安打しますが、続くサブロー選手との「6月の月間MVP対決」は、2-3から微妙ながらハーフスイングを取られ、三振に終わります。
 その裏、清水直投手はいきなりの連打で無死1・3塁に。しかし、連続打点中の稲葉選手の打球は一塁正面のライナーとなり併殺に。結局0点に終わります。

 この幸運があってはいい流れになると思いきや、ここからマリーンズは驚異的な拙攻になります。2回は1死からオーティズ選手と大松選手が連打しますが、後続がありません。そして3回には無死からTSUYOSHI選手と早川選手がまたも連打しますが、先ほど安打の福浦選手が併殺となってしまい、結局ここも0点に終わります。
 するとその裏、清水直投手はこちらも稲田選手と陽選手に連打されると、続く森本選手に適時打が出て先制されます。さらに田中賢選手の犠打の後、稲葉選手を敬遠。続く高橋選手を打ち取って敬遠策成功と思いきや、昨日ヒーローとなった小谷野選手が2点適時打、さらに工藤選手にも適時打が出て、敬遠で出した稲葉選手まで還してしまい、計4点を失ってしまいました。
 直後の4回、先頭の里崎選手が二塁打し、1死後に大松選手も安打で続いて1死1・3塁としますが、ここも8・9番が倒れ、4回にして早くも7安打を放ちながら1点も取れません。
 続く5回に、先頭のTSUYOSHI選手が三塁打を放つと、続く早川選手にやっと適時打が出て1点を返しますが、なお続く無死1塁で福浦選手が二打席連続となる併殺打を放ってしまいます。さらにその後、サブロー選手が安打し、ボークと暴投で三塁に進むも、里崎選手が打ち取られる、と極めてチグハグな攻めを見せ、イラつき初めていたグリン投手を打ち崩せません。
 清水直投手も、失点した後は4回から6回までを1安打のみに抑えて立ち直りますが、いかんせん、援護がありません。結局、6回8安打1四球で降板。うち5安打1四球が3回に集中してしまいました。
 打線は6・7回はグリン投手の前に走者を出せず、8回は武田久投手の前に二死から安打するもこれまた0点で、3点差で9回を迎えます。そしてマイケル中村投手の前に、先頭の大松選手が猛打賞となる安打を放ちますが、ここも後続がなく、終わってみれば12安打を放ちながら9残塁2併殺の大拙攻。4対1で敗れ、この首位攻防戦で今季初の3タテを喫してしまいました。
 4回1死1・3塁での堀選手や、5回2死3塁での里崎選手の打撃は、巧く合わせて安打にしようという当たりでしたが、いずれもこれが内野手の正面に。運が悪かったのか、グリン投手の球威が勝ったのかわかりません。とにかく、3試合とも痛い敗戦となってしまいました。観客数は3万2千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは帆足投手と和田投手が先発。開幕時の打線に戻したホークスが、初回に川崎選手の二塁打の後、松中選手に適時打が出て先制します。
 一方、ライオンズは初回に2死から中島選手が安打するも盗塁失敗、すると次の回先頭の江藤選手に安打が出る、というチグハグな攻撃。その後も和田投手に抑えられ、6回まで3安打1四球で無得点となります。一方、ホークスも3回の1死2塁にはじまり、4回の無死2塁、5回の1死2・3塁を逃すという、昨日のような拙攻で、追加点を挙げられません。
 そして迎えた7回、1死から和田選手が安打すると、続く高山選手が二塁打を放ちます。しかし、大村選手から川崎選手の好中継で和田選手を本塁で刺し、ホークスがリードを守ります。
 和田投手は7回を5安打2四球で無失点。するとホークスは8回から早くも馬原投手を投入します。その馬原投手が三人で抑えて迎えた9回表、二番手の岩崎投手に対し、小久保選手の二塁打などで満塁とすると、代打の明石選手が安打してようやく追加点。するとそこから押し出しに川崎選手の適時打と失策、そしてとどめは松中選手の2点適時打で、この回打者一巡で6点を追加。試合は一気に大差となりました。
 その裏も馬原投手が抑え、ホークスが昨日の完封リレーのお返し。連敗を4で止めています。観客数は2万1千6百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対合併球団は山村投手と岸田投手が先発。岸田投手は、前の週に2度中継ぎしての先発です。1点を追うイーグルスが7回裏に高須選手の適時二塁打で追いつきますが、8回2死満塁から大引選手に走者一掃の適時三塁打が出て合併球団が勝ち越し、9回にも4点を追加し、終わってみれば9対2の大差でした。観客数は1万5千人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは山本昌投手とジャン投手が先発。3回にドラゴンズが井端選手の適時打などで2点を先制しますが、直後の4回表に林選手に13号2ランが出て同点に追いつきます。
 その裏、ドラゴンズも無死から連打しますが、井上選手が送れずに併殺に。さらに2死1・3塁から山本昌投手がいい当たりを放ちますが、前進守備の林選手が追いつき、勝ち越しを許しません。
 5回表にタイガースが金本選手の適時打で勝ち越すと、その裏にウッズ選手の適時打と、ともに4番の活躍で再び同点になります。
 そして迎えた6回表、この回先頭の矢野選手に遅ればせながら今季1号が出て再びタイガースが勝ち越し。さらに2死二塁から鳥谷選手の内野安打で赤星選手が好走塁を見せて生還し、もう1点を加えます。
 こうなると、6回裏からはいつもの継投に今日はウイリアムス投手が2回を投げますが、三人合わせて4回で1安打にドラゴンズ打線を抑え、5対3でタイガースが逆転勝ち。名古屋では2年ぶりとなる三連戦勝ち越しを果たしています。観客数は3万8千2百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対読売は石井一選手と高橋尚投手が先発。読売が高橋由選手の先頭打者本塁打で先制しますが、3回に飯原選手の7号ソロでスワローズが追いつくと、さらに2死からラミレス選手の10号2ランで勝ち越します。
 すると昨日以上にスワローズ打線が爆発。4回には四死球で走者をためると、飯原選手の2打席連続となる8号3ランで追加点。5回には2番手の野間口投手から、昨日のヒーロー・川本選手の適時三塁打が出ると、続く飯原選手に3イニング連続打点となる適時二塁打が出ます。飯原選手は本日5打点でした。
 その後、読売も反撃し、最大3点差までに迫りますが、継投陣が総崩れ。7回には打者一巡で4点を加えたスワローズが14対7で圧勝。連勝を5に伸ばしています。観客数は2万1千6百人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズは長谷川投手と吉見投手が先発。カープが先制しますが、3回に村田選手の13号で逆転。続く4回にも1点を追加します。
 カープは6回に1死1塁から石原選手があわや同点2ランという当たりを放ちますが、鈴木尚選手が好捕し、追いつけません。しかし続く7回には新井選手の20号2ランでついに追いつきます。
 8回に1点ずつ取り合い、同点で迎えた9回に、カープは永川投手に代わる抑え候補の大竹投手を投入しますが、これが大誤算。安打と犠打で1死2塁とすると、連続暴投で自ら勝ち越し点を献上してしまいます。さらに吉村選手の12号2ランなどでこの回計4点を追加。その裏は久々登板のクルーン投手が抑え、8対4でベイスターズが連勝しています。カープは15安打4四球ながら14残塁1併殺という大拙攻でした。観客数は1万1千8百人ほどでした。

2007/7/7の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。
 つれづれの乗換案内を更新しました。

2007年07月07日

今月3度目の延長でサヨナラ負け

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズはスウィーニー投手と小林宏之投手が先発。今日は新加入のオーティズ選手が登録即スタメンで7番指名打者に入りました。一方、昨日死球で途中退場のベニー選手が欠場、また早川選手も休養日なのかスタメンを外れました。代わりに二番には堀選手が、左翼手には今日もワトソン選手が、右翼手には大松選手が入りました。
 初回は三者凡退に終わったマリーンズですが、2回に1死から里崎選手が二塁打を放ちます。続くワトソン選手が四球を選び、オーティズ選手のマリーンズ初打席は三振となりますが、大松選手も四球を選んで満塁に。続く青野選手の打席で暴投があり、マリーンズが先制します。

 小林宏投手は3・4回と二死から連打されて走者をためますが、いずれも得点は許しません。すると5回表に先頭の青野選手が二塁打を放ち、TSUYOSHI選手が送った後、前の打席でフェンス直撃の二塁打を放っていた堀選手が、今度は左翼フェンスを越える今季1号2ランを放ち、リードを3点に広げます。
 ところがその裏、先頭の森本選手の二塁ゴロを先ほど本塁打の堀選手が失策。さらに盗塁を許し、内野ゴロ二つで無安打で1点を返されます。
 ところが、直後の6回表に6号ソロを放ち、再び3点差に。そして1死後にオーティズ選手が前の打席に続いて安打を放ったところで、スウィーニー投手は降板となりました。余談ですが、オーティズ選手の応援歌には、現イーグルスのフェルナンデス選手のマリーンズ時代の曲が使われていました。
 6回は二番手の押本投手に抑えられて1点止まり。そしてその裏、小林宏投手は1死から、4回と同じ小谷野選手と稲田選手に連打されると、ジョーンズ選手に適時二塁打を打たれて1点を返され、さらに内野ゴロで1点差となります。
 続く7回裏は、左の田中賢選手からという事もあり、高木投手が登板。しかし、田中賢選手を追い込みながら巧い打撃で左中間を抜かれる二塁打を喫し、続く稲葉選手には球場の揺れがおさまらない初球に一・二塁間を抜かれ、ついに同点に追いつかれます。
 なお続く無死1塁の逆転機は荻野投手が三人で抑えます。さらに続く8回も先頭打者に安打され、さらにバント安打も決められますが、ここも無失点に抑えます。
 しかしファイターズの継投陣が完璧に近い投球を見せます、6回途中から上がった押本投手、さらには8回から登板の江尻投手の前に、9回まで走者を一人も出せません。
 その裏、薮田投手が三番からの攻撃を三人で抑え、マリーンズは2週連続、そして今月早くも3試合目となる延長戦に入ります。
 そして10回表、3イニング目となる江尻投手に対し、先頭のTSUYOSHI選手が本日初安打を放つと、塀内選手が苦手の犠打を決め、1死2塁と久々の得点機を作ります。しかしここでも福浦選手・サブロー選手がともに内野ゴロに打ち取られ、得点できません。
 その裏、マリーンズは前の回に続いて薮田投手が登板。ところが、先頭の小谷野選手に投じた二球目を弾き返されると、それが左翼席に入る4号サヨナラ本塁打に。マリーンズは逆転で連敗し、ファイターズとの差は1.5となりました。観客数は3万4百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは岸投手とガトームソン投手が先発。ライオンズは初回に先頭の栗山選手が初球を二塁打すると、犠打の後に中島選手の適時打で先制。さらに、4回には失策を足がかりにGG佐藤選手の犠飛で追加点を挙げ、6回にもGG選手が2打席連続となる打点を挙げます。
 ホークスは3・5・6・7回と先頭打者が安打しますが、いずれも得点できないという拙攻。自責点2で完投したガトームソン投手を援護できず、4投手の前に完封リレーを喫して3対0でライオンズが勝利。岸投手は6勝目、グラマン投手が来日初セーブを挙げています。観客数は2万1千2百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対合併球団は朝井投手とカーター投手が先発。初回にリック選手の好返球でイーグルスが先制を防ぎ、そこから4回まで0対0の投手戦となります。
 5回にイーグルスが嶋選手の適時打で先制しますが、7回に大引選手の犠打で同点になると、続く日高選手に適時二塁打が出て、合併球団が逆転に成功します。
 イーグルスには7回に2死1塁から三番抜擢の草野選手のバント安打で好機を広げますが、続く山崎武選手が0-3から内野ゴロに倒れて追いつけません。そして9回、前の回から登板の大久保投手に対し、2死からフェルナンデス選手が四球を選びます。すると、続く鉄平選手の打席で合併球団は吉田投手を投入。イーグルスは右の代打に中島選手を起用しますが、三振で試合終了。吉田投手は4年ぶりのセーブを挙げています。観客数は1万5千1百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは川上投手と上園投手が先発。ともに初回の好機を逃すと、両先発が好投し、3回まで0対0という展開となります。しかし4回裏、この回先頭の福留選手を歩かせると、続くウッズ選手が22号2ランを放ち、ドラゴンズが今日は先制します。
 タイガースも継投陣が好投して追加点は許しませんが、川上投手の前に7回まで4安打無四球で抑えられます。ところが続く8回、先頭の野口選手の打球を川上投手は取りに行くも、鎖骨のあたりを直撃。結局川上投手は病院に直行となってしまいました。急遽登板の岡本投手の前に、タイガースは2死1・2塁としますが、ここでドラゴンズは岩瀬投手を投入。赤星選手が三振に打ち取られます。なお、この試合で岩瀬投手は五百試合登板を達成しています。
 その裏、四番手の橋本健選手が1死満塁とし、立浪選手の内野ゴロの間に1点を追加されてダメ押し。9回は岩瀬投手の前に三者連続三振を喫し、ドラゴンズが3対0で勝っています。観客数は3万8千1百人ほどでした。

 広島のカープ対ベイスターズは黒田投手と三浦投手のエース対決。ところが黒田投手が立ち上がりに乱れ、いきなりの連続四球から四連打され、いきなり4点を失います。
 対照的に三浦投手は最初の一巡を無走者に片付ける立ち上がりを見せます。その後、黒田投手も立ち直りましたが、6回にも1点を追加され、計5失点で降板。一方の三浦投手はその後も好投を続け、カープ打線を5安打1四球で今季二度目の完封で7勝目。ベイスターズが8対0で大勝しています。観客数は1万4千2百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は館山投手とGG投手が先発。スワローズは今月に入って絶好調の福川捕手が自打球の影響で欠場し、代わって三年目の川本選手がプロ初出場初スタメンを果たしました。
 スワローズは青木選手の12号ソロで先制すると、さらに宮出選手の適時打でこの回2点、3回にも宮本選手の適時打で追加点を挙げます。
 一方、館山投手は初回に安打されたものの、そこから読売打線を抑えます。すると5回、二番手の深田投手から、1死からの4連打で2点を追加。さらにここまで好リードの川本選手のプロ初安打が左翼席に飛び込む3ランになり、この回5点を追加します。
 館山投手は8回を2安打5四死球で無失点。その裏に宮出選手の4号ソロでダメ押ししたスワローズが9回は西崎投手で抑え、9対0と大勝。今季初の4連勝を達成しています。観客数は2万3千4百人ほどでした。

 客先に行く用事がありました。少々待ち合わせ時刻より早く着いたため、事務所の前にある公園のベンチで待っていました。その公園は道路沿いにあり、さほど広くもないのですが、鳩と雀がかなりいました。普通、これらの鳥は人間が近づくと逃げるとしたものです。ところが、面白いことにこちらがずっとベンチに座っていると、特に警戒もしません。
 そのうち、雀が近づいてきました。1mも離れていないところをピョコピョコ歩いています。いつも逃げられていたこともあり、こんな近くで雀を見たのは初めての事でした。目や体の模様もくっきり見えます。そうやって見ると、これまで持っていた雀の印象とかなり違うものがありました。
 このまま動かずにいればもっと近寄ってくるのでは、などと期待していたのですが、残念ながら、少ししたら雀は飛び去っていき、それ以上の観察をすることはできませんでした。

1安打完封でまたもや渡辺俊投手を援護できず

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズはダルビッシュ投手と渡辺俊介投手が先発。今日は昨日サヨナラ打の里崎選手が久々にスタメンから外れ、橋本選手が7番に。また、ワトソン選手が昨日に続いてスタメンに入り、二塁は根元選手、三塁は塀内選手と、九人中右打者は二人だけ、という夫人でした。
 渡辺俊投手は、初回に四球と犠打で走者を二塁に進めますが後続を断ちます。直後の二回、先頭のサブロー選手が安打すると、続くベニー選手が死球を受け無死1・2塁と先制機を作ります。続くはここ2試合で5打点のワトソン選手ですが、併殺に打ち取られます。さらに橋本選手も倒れ、先制できません。

 渡辺俊介投手もその裏安打されますが0点に抑えます。そこからともに走者を出さず、5回までにともに1安打1四死球という投手戦となります。そして6回裏、渡辺俊投手は2死を取りますが、田中賢選手に安打されると、続く稲葉選手に9号2ランを喫して先制されます。
 先制されたマリーンズ打線ですが、その後も走者を出せません。渡辺俊投手もその後も好投し、8回を4安打1四球2失点で完投しますが、とにかく走者が出ないことには援護のしようがありません。終わってみれば9回を1安打1死球で完封負け。渡辺俊投手はここ2試合あわせて3失点で連続完投ながら、援護が全くなく、連敗しています。観客数は2万2千8百人ほど。試合時間は今季最短の2時間14分でした。

 仙台のイーグルス対合併球団は永井投手と平野佳投手が先発。初回にいきなりの四連打で3点を先制した合併球団がその後も大引選手のプロ1号ソロなどで追加点。イーグルスも山崎武選手の29号ソロなどで反撃しますが、失点が大きく10対5で合併球団が勝っています。観客数は1万1千5百人ほどでした。

 名古屋のタイガース対ドラゴンズは山井投手と下柳投手が先発。初回にタイガースが2死満塁から林選手の2点適時打で先制します。下柳投手がその裏、安打と犠打で得点圏に走者を進めますが、盗塁失敗もあって0点に。その後も好投し、6回を3安打3四球無失点に抑えます。打線は何度も好機をつぶし、12残塁の拙攻でしたが、下柳投手の後を受けたいつもの三人が抑えて完封リレーを果たし、2対0で勝利。下柳投手は通算100勝目を挙げています。観客数は3万7千4百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対読売はグライシンガー投手と金刃投手が先発。2点を追うスワローズが4回に飯原選手の適時二塁打で1点差とすると、続くグライシンガー投手の内野ゴロの間に追いつきます。
 そして続く5回には宮本選手の3号ソロでスワローズが勝ち越し。6回には福川選手に3試合連続となる6号ソロで追加点を挙げたスワローズが9回に1点差に迫られるものの逃げ切り、5対4で勝利。グライシンガー投手は10勝目を挙げています。観客数は2万人ほどでした。
 なお、広島のカープ対ベイスターズは雨で中止でした。

2007年07月06日

サヨナラ勝ちで約20日ぶりの連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は吉井投手とデイビー投手が先発。吉井投手は移籍後初登板初先発を先週まで所属していた球団相手に果たした事になります。昨日決勝打のワトソン選手が久々スタメンで左翼手に入り、三塁には青野選手が、二塁には根元選手が入りました。
 初回にデイビー投手が制球を乱して押し出し二つで2点を先制するものの、2回に吉井投手打込まれて一挙5点を奪われて逆転。しかし、3回には連打で好機を作り、里崎選手の犠打の後、ベニー選手の犠飛とワトソン選手の犠飛で2点を返して1点差に迫ります。

 3・4回は抑えた吉井投手ですが、5回に無死から連打されて降板。しかしここで約三ヶ月ぶりに一軍復帰を果たした神田投手が好投。この危機を併殺と三振で凌ぐと、8回までの4回を2安打無四球無失点に抑えます。
 打線は4回から8回まで無安打に抑えられましたが、9回から登板した加藤大投手に対し、先頭の代打・橋本選手が安打し、犠打と四球などで2死1・2塁とした後、福浦選手に適時打が出て追いつき、一昨日に続く延長に入ります。
 9回から登板の薮田投手が無安打で2回を抑えます。10回裏のサヨナラ機は逃すものの、11回は荻野投手が安打されたものの連続無失点記録を伸ばし、12回は小林雅英投手が無失点に。そして負けが亡くなったその裏に先頭のサブロー選手が二塁打すると、続く里崎選手がフェンス直撃に二塁打を放ち、マリーンズがサヨナラ勝ち。6対5で勝って、6月14日以来の連勝を果たすと同時に首位に復帰しています。観客数は1万2千6百人ほど。なお、この試合は、マリーンズでは初となる、本拠地でのビジターユニフォーム着用試合でした。

 仙台のイーグルス対ホークスは有銘投手と杉内投手が先発。7回にイーグルスが追いついて延長に入ると、10回に前の回から登板の馬原投手から1死満塁としたイーグルスが高須選手の安打で4対3でサヨナラ勝ち。牧野投手は今季初勝利。馬原投手は今季初敗戦です。観客数は1万人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ライオンズは吉川投手と涌井投手が先発。3回に四球二つで好機を作ったライオンズが和田選手の適時打で先制。その後も着実に得点します。一方、涌井投手は8回を4安打1四球で無失点。9回に打者一巡で大差をつけたライオンズが8対0で快勝。涌井投手は11勝目を挙げています。観客数は1万5千3百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは若竹投手と松岡投手が先発。若竹投手は高卒二年目で初登板初先発です。2回にスワローズが交流戦開け後絶好調の福川選手が5号3ランを放って先制。タイガースも野口選手の2号ソロで反撃しますが、直後にラミレス選手の9号ソロで突き放されます。結局スワローズが4対1で勝利。若竹投手は2回以外は完璧に抑え、5回を2安打1死球ながら一発に泣いて3失点でプロ初登板は黒星となっています。観客数は3万8千5百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対カープは中田投手とフェルナンデス投手が先発。ドラゴンズが最大9対4までリードしますが、その後得点を重ねたカープが7回に10対9と逆転。しかし8回から登板の梅津投手が制球が定まらず3四球で満塁とし、井上選手の2点適時打で逆転。9回は岩瀬投手が抑え、11対10でドラゴンズが勝っています。観客数は3万1千3百人ほどでした。

2007年07月05日

2007/7/5の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

ワトソン選手の代打の代打勝ち越し3ランで勝利

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は小野投手とユウキ投手が先発。今日は昨日途中出場で二塁打を打った塀内選手が久々のスタメンで三塁に。二塁は根元選手、左翼は大松選手と、下位を左で固めて臨みました。
 2ヶ月以上白星に恵まれず、登録抹消して二軍での調整を経て登板した小野投手ですが、雨の降る中で始まった初回に内野安打と内野ゴロ野選で走者をため、ローズ選手が専制適時打、さらに不振の北川選手にも適時打が出て、2点を先制されます。
 その裏、マリーンズも先頭のTSUYOSHI選手の二塁打を足がかりにサブロー選手の犠飛で1点を返します。しかし、続く2回は先頭の大松選手が二塁打を放つものの、三塁にも進められません。すると直後の3回、連打で無死1・2塁とされ、併殺で2死3塁とするも、そこからアレン選手に適時打という、昨日の9回表の再放送のような形で1点を追加されます。

 4回にまたしても無死2塁から走者も進められずに0点に終わり、悪い流れになったかと思われました。しかし続く5回、1死からTSUYOSHI選手が安打すると、続く早川選手が三遊間にヒットエンドランを決めて1・3塁に。ここで福浦選手が2点適時二塁打を放つと、同点に追いつきます。
 5回まで8安打1四球3失点ながらこれで負けが消えた小野投手ですが、追いついてもらった直後の先頭打者に初球を安打されます。さらに犠打を決められたところで降板となりました。二番手は藤田投手と川崎投手の降格で、現時点での「左の中継ぎエース」となった高木投手。代打の水口選手にフルカウントから弾き返された球が、高木投手の胸のあたりに当たります。ところがその球がダイレクトで二塁ベース真上に。取ったTSUYOSHI選手が自動的に二塁ベースを踏み、二塁走者は戻れず、幸運もあって危機を凌ぎます。
 するとその裏、先頭のベニー選手が前の回から登板の金子投手から四球を選ぶと、三番手の高木康成投手に対し、「ピンチバンター」の田中雅彦選手がきっちり役割を果たします。さらに代打の青野選手が安打で1・3塁とすると、三人連続の代打で堀選手が登場。対する合併球団が右の本柳投手を投入すると、代打の代打でワトソン選手が登場。この作戦が功を奏し、ワトソン選手は勝ち越しとなる4号3ランをバックスクリーンに叩き込みます。
 さらにTSUYOSHI選手と早川選手の連打で再び好機を作ると、二死後にサブロー選手に2点適時二塁打が出て、この回計5点を挙げます。
 7回は荻野投手が抑え、8回からは小宮山投手が登板。その小宮山投手は1点は失ったものの、降りしきる雨の中、合併球団打線を抑え、8対4でマリーンズが勝っています。体を張って危機を凌いだ高木投手が昨年9月以来となる勝利を挙げています。観客数は8千7百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ライオンズは金村投手とジョンソン投手が先発。久々登板となった金村投手は、栗山選手に先頭打者本塁打を喫しますが、その後は抑えます。一方、ファイターズは2回に高橋選手の適時二塁打で追いつくものの、そこからは得点が入りません。両投手とも走者は出しながら8回を投げて1失点でした。
 そのまま延長に入った10回表、前の回から投げていた武田久投手が先頭の細川選手に二塁打を打たれ、犠打で三塁に進まれた後、栗山選手の適時打でライオンズが勝ち越し。さらに二死後に2点を追加します。その裏は、初の抑え登板となった岩崎投手が先頭打者を安打で出すものの、そこから三人で抑え、プロ初セーブ。ライオンズが4対1で勝っています。観客数は1万8千人ほどでした。
 なお、仙台のイーグルス対ホークスは雨で中止でした。

 甲子園のタイガース対スワローズは福原投手と藤井投手が先発。初回にタイガースが先制しますが、直後の2回表に福川選手の4号3ランでスワローズが逆転します。しかし、タイガースも5回に1点をを返すと、6回には金本選手に18号ソロが出て追いつきます。1
 ところが直後の7回表、この回からウイリアムス投手が登板するも、先頭の度会選手が安打。続く青木選手を三塁ゴロに打ち取りますが、これを今岡選手が悪送球して無死1・3塁に。そして1死後、ラミレス選手の二塁への詰まった当たりが適時内野安打となり、スワローズが再び勝ち越します。
 そして1点を追う9回、先頭の林選手の当たりは二塁の頭を越しそうでしたが、これを田中浩選手に好捕されます。しかし、ここから登板の遠藤投手に対し、庄田選手が四球を選ぶと、続く藤本選手が右前に弾き返して1死1・3塁と、長打で逆転サヨナラの絶好機に。ここで遠藤投手の投球を捕手が弾きますが、ほぼ真上に上がります。ところが、これを見た庄田選手が本塁に突入しようとし、戻った三塁でタッチアウト。なお2死3塁で打席の坂選手の当たりは三塁線を抜いたように見えましたが、惜しくもファウルに。さらに坂k選手は安打でつないで2死1・3塁としますが、鳥谷選手が倒れて試合終了。スワローズが4対3で勝ち、タイガースの連勝は3で止まっています。観客数は3万9千5百人ほどでした。
 福岡での読売対ベイスターズは木佐貫投手と工藤投手の先発でベイスターズが負けたようです。観客数は2万3千7百人ほど。毎年の事ながら、ホークス戦の平均観客数より1万人以上少ないわけです。このカード、もしかして「福岡では60何試合やるホークスより、年に一度の読売主催試合のほうが動員力がない」という証明のためにやっているのでしょうか。
 なお、岐阜で予定されていたドラゴンズ対カープは雨で中止でした。

2007年07月04日

通園路に工事車両

 職場のあたりは「再開発」真っ盛り。数カ所で高層建築の工事が行われています。敷地内には大きな機械がが色々と設置されており、それに関連して工事用の大型車両も少なからず通ります。
 しかしながら、その大型車が通る道は、1~1.5車線。交差点ですれちがう乗用車が動けなくなって仕方なく後退するほどです。
 さらに、このあたりには幼稚園があるため、私が出勤する時間帯は、前後に幼児とその手を引く母親がたくさんいます。
 ある朝も、そんな園児が歩く中、長さ10mもあるトラックが角を曲がっていました。しかも、曲がろうとしたのを見て、現場の誘導の人が走ってやってきて「オーライ」と言い始めるといった案配です。子供がちょっと走り出したりしたらどうなるんだ、と見ているだけで怖くなるような風景でした。

2007年07月03日

再三の勝機を生かせず、延長で敗れる

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は成瀬投手と川越投手が先発。今日は福浦選手とTSUYOSHI選手がスタメン復帰。しかし、ベニー選手が外れました。指名打者はワトソン選手で、左翼手には大松選手が、二塁には根元選手が入りました。
 初回、1死から早川選手と福浦選手の連打で好機を作ると、2死後に里崎選手に適時打が出てマリーンズが先制します。さらに続く大松選手も安打しますが、福浦選手が本塁でアウトになり、1点にとどまります。
 一方、2回まで無失点に抑えていた成瀬投手ですが、3回2死から下山選手に4号ソロを打たれ、追いつかれます。

 追いつかれた後の成瀬投手は、4回から6回まで走者を出さないという投球内容で合併球団打線を抑えます。しかし、前回に続き、打線が援護できません。3・4回は2死から得点圏に走者が進むも得点できず、6・8回は先頭打者が安打で出ながら、二塁にも進めずに終わってしまいます。
 成瀬投手は7回の無死1塁、8回の1死2塁を凌いで9回まできます。しかし、先頭のラロッカ選手に二塁打され、続くローズ選手にも四球。ここで降板となりました。5安打3四球ながら、援護がなく、勝ち投手の権利はつきませんでした。
 2番手は今日も荻野投手。続く北川選手を併殺に打ち取って2死3塁としますが、続くアレン選手に適時打を打たれ、ついに勝ち越されます。さらに代走の平野恵選手が盗塁し、阿部真選手が三塁線に強い当たりを打ちますが、これは青野選手が好捕し、1点差にとどめます。
 そして9回裏、加藤大投手に対し、先頭の大松選手がいきなり左越えに二塁打を放ちます、続くワトソン選手が歩いて無死1・2塁に。しかし、続いて「ピンチバンター」で登場の渡辺正選手のバントは投手真正面。二塁走者は大松選手の代走で出た代田選手でしたが、その俊足をもっても余裕のアウトでした。しかし、2死後にTSUYOSHI選手が追い込まれてから左中間に二塁打を放ち、土壇場で同点に。続く早川選手敬遠で2死満塁となって本日2安打の福浦選手に回りますが、初球を弾き返すも遊直に終わり、サヨナラ勝ちできません。
 続く10回は2死無走者から代打で登場のベニー選手が安打を放ちます。ところが、続く代打の橋本選手が1-3とした所でスタートを切り、余裕のアウト。2-3と勘違いしたのでしょうか。
 続く11回に薮田投手が上がりますが、いきなり下山選手に四球。続くラロッカ選手は打ち取りますが、ローズ選手に真ん中低めのボール気味の球を左翼席に運ばれ、これが24号2ランとなり、2点を勝ち越されます。
 その裏、マリーンズも前の回から投げている岸田投手に対し、1死から塀内選手が二塁打で出塁。さらに2死から再びTSUYOSHI選手が左前に落ちる幸運な安打を放ち、1点差に。そして早川選手が内野安打の後、6番手の吉田投手から福浦選手が四球を選んで満塁とします。しかし、7番手の大久保投手に対し、サブロー選手が2球目を打ち上げてしまい、試合終了4対3で敗れました。
 9・11回に2度の満塁でのサヨナラ機を逃した事もあり、14安打4四球で残塁は13という拙攻。好投の成瀬投手を援護できませんでした。また、薮田投手のここ数試合の不振も気になるなど、後味の悪い試合でした。観客数は1万9千7百人ほど。実は今日は全席1,500円(FC会員は1,000円)均一だったのですが、それを考えると寂しい入りと言えるかもしれません。

 札幌のライオンズ対ファイターズは西口投手と武田勝投手が先発。初回にファイターズが高橋選手の適時打で先制します。ライオンズは4回に中島選手の8号ソロで追いつきますが、その裏、坪井選手の二塁打を足がかりに、ジョーンズ選手の犠飛でファイターズがすかさず勝ち越します。
 6回にライオンズが佐藤選手の今季1号で追いつきますが、その裏に内野安打から犠打失策がからみ、ファイターズが1死満塁に。ここでスタメンに復帰した金子誠選手に走者一掃の3点適時二塁打が出てファイターズが3点を勝ち越し、さらに田中賢選手の適時打で計4点。8回にはジョーンズ選手の来日1号でダメを押します。武田勝投手はソロ2本を打たれたものの8回を4安打無四球で2失点。9回は金森投手が抑え、7対2で快勝したファイターズが2位とのゲーム差を1.5としています。観客数は1万5千人ほどでした。

 盛岡のイーグルス対ホークスは田中投手と新垣投手が先発。2回に小久保選手の久々の安打を足がかりに、高谷選手の適時二塁打でホークスが2点を先制。その裏、1点を返されるものの、小久保選手が今度は適時打を放って再び2点差とします。
 イーグルス打線は5回まで2安打1得点でしたが、6回に1死から連打で1・2塁とし、草野選手の適時二塁打で1点差に。すると今季初一軍初スタメンの吉岡選手の打席で、新垣投手に今季19個目の暴投が出て同点に。さらに吉岡選手に勝ち越し適時打が出ると、さらに安打が続き、この回一挙7点を挙げて逆転します。
 その後、ホークスにも多村選手の10号2ランなどで2点差に迫りますが、最後は福盛投手が抑え、8対6でイーグルスが逆転勝ち。田中投手は6勝目を挙げています。観客数は1万人ほどでした。

 倉敷のタイガース対スワローズはジャン投手と石井一投手が先発。3回にスワローズがラミレス選手の2試合連続となる8号ソロで先制するも、4回にタイガースが林選手の12号ソロで同点になります。両先発は走者を出しながら、ともに7回を1失点。そこから継投合戦に入りますが、今日のタイガースは相性のいいスワローズ相手という事もあって、三投手を1イニングずつと無理させずに使います。
 そして11回の表は五番手の橋本健投手が三人で抑えると、その裏、先頭の金本選手が四球を選び、林選手の安打などで2死2・3塁とすると、藤本選手が投手強襲となるサヨナラ安打。2対1で勝ったタイガースが連勝を3としています。観客数は1万9千人ほどでした。

 長崎の読売対ベイスターズは内海投手と土肥投手が先発。初回に村田選手の適時打で先制したベイスターズが序盤から着実に得点を重ねます。一方、土肥投手は4回に1点を返され、5回にも失策で1点差となります。しかし7回、先ほど失策の金城選手が満塁から走者一掃の適時三塁打を放って3点を追加。さらに1点を加えてこの回計4点。結局8対3でベイスターズの快勝となっています。観客数は2万6百人ほどでした。
 福井のドラゴンズ対カープは朝倉投手と高橋投手が先発。3回までともに無走者の投手戦でしたが、4回に福留選手の13号2ランでドラゴンズが先制すると、続く5回にも井上選手の2号ソロなどで2点を追加。その後、カープも反撃するも、8回に2点取ってダメを押したドラゴンズが、最後はセーブの着かない局面ながら岩瀬投手で抑え、6対4で勝ち、連敗を4で止めています。観客数は8千人ほどでした。

2007年07月02日

2007/7/2の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

2007年07月01日

幕張本郷一番地

 何気なく駅周辺の地図を見たら妙な事に気づきました。幕張本郷駅とその周囲にある電車区の場所に、「1」という文字が何個もあるのです。数えてみたら計6つもありました。よく見たら、幕張本郷という町は七丁目まであるのですが、うち一丁目から六丁目は全てこの鉄道用地に接しており、全ての「一番地」がここにある、という事がわかりました。
 もともと、「幕張本郷」という町は、幕張町の西に幕張本郷駅が出来た事から、幕張町から独立して出来た、というのは聞いたことがありました。そういう意味では「駅からできた町」ではあります。とはいえ、一丁目から六丁目までの全ての「一番地」を一つの鉄道用地に割り当てるとは思い切った区割りをしたものだ、と思いました。

清水直投手、好投でホークス戦の連敗を止める

[ 野球 ]

 今日は全試合デーゲーム。ドームはともかく、屋外はそろそろ大変そうです。
 福岡のホークス対マリーンズは和田投手と清水直行投手が先発。今日も福浦選手とTSUYOSHI選手が外れ、一番は昨日同様に田中雅彦選手が、そして三番には久々にベニー選手が入り、竹原選手が六番、9番二塁には根元選手という打順でした。
 初回、1死から早川選手が二塁打を放ち、2死後にサブロー選手に適時打が出て、マリーンズがあっさり先制します。
 さらに3回、この回先頭の早川選手がまたも二塁打を放つと、ベニー選手の安打とサブロー選手の四球で満塁とします。ここで里崎選手が三遊間を抜いて追加点を挙げ、さらに竹原選手・青野選手の連続犠飛で4対0と、今日も序盤で4点差をつけました。

 一方、清水直投手は3回まで走者を一人も出さない完璧な投球。4回に失策で初の走者を出し、その後松中選手に初安打されますが、今季打込まれていた小久保選手をここも抑え、0点で抑えます。そして続く5回も三人で抑えますが、6回に先頭の松田選手に二塁打され、そこから1死1・3塁とした後、川崎選手の適時打で1点を返されます。
 続く7回も柴原選手とブキャナン選手の安打で1死1・3塁に。ここでマリーンズは昨日同様に荻野投手を起用。松田選手に適時打を打たれて1点は失いますが、続く大村選手は併殺に抑え、最少失点で切り抜けます。
 一方、打線のほうは、4回以降立ち直った和田投手の前に7回まで2安打に抑えられます。8回には二番手のスタンドリッジ投手から大松選手が安打し、さらに失策で走者をためますが、ここも追加点は挙げられません。
 というわけで、序盤でリードしながら追い上げられるという展開で8回裏に。マウンドには昨日2失点の薮田投手が上がり、先頭打者も昨日と同じ本多選手です。薮田投手はその本多選手を歩かせ、川崎選手にも安打されて無死1・3塁とまたもや危機を作ります。しかし、昨日適時二塁打された松中選手を抑え、さらに小久保選手を三球三振で打ち取った後、柴原選手も抑え、無失点で切り抜けます。
 続く9回は昨日2失点の小林雅英投手が登板。1死から連打され、これまた昨日の再現かと不安になりましたが、大村選手さらには本多選手を打ち取り試合終了。4対2で逃げ切り、この福岡三連戦を1勝1敗1分で終えました。清水直投手は2005年4月以来のレギュラーシーズンでの対ホークス戦での勝利を挙げています。観客数は3万4千9百人ほどでした。

 大阪ドームのファイターズ対合併球団はカーター投手とグリン投手が先発。同点で迎えた6回に2死無走者から田中賢選手が三塁打を放つと、続く稲葉選手が適時二塁打を放ってファイターズが勝ち越し。さらに失策もあって稲葉選手も生還し、3対1となります。
 グリン投手は交流戦MVPの勢いのまま7回を5安打2四球1失点。以下、武田久投手・マイケル中村投手の継投で抑えたファイターズが3対1で勝って首位を守っています。観客数は1万6千2百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは帆足投手と山村投手が先発。初回にライオンズが中島選手の適時打などで3点を先制し、今季初登板の帆足投手を援護します。イーグルスも3回に1点を返し、山村投手も2回から5回まで抑えますが、6回にライオンズが2点を追加。その後もイーグルスの継投陣を打込んだライオンズが10対1で圧勝してこのカード3連勝と なりました。観客数は1万6千2百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対タイガースは寺原投手と上園投手が先発。3回に今季二度目のスタメンとなった坂選手のプロ初となる本塁打でタイガースが先制しますが、4回1死から、上園投手は高校時代の同期である吉村選手に9号ソロを喫して同点となります。
 しかし直後の4回表、野口選手と坂選手の連打で1死2・3塁として打席には上園投手が。ここで上園投手は、ライオンズの細川選手ばりの「バスター打法」で犠飛を打ち上げ、自らのバットで勝ち越します。続く鳥谷選手にも適時打が出て、この回計2点を挙げました。
 上園投手は5回を4安打2四球で1失点。以下はいつもの継投に入ります。そして6回には金本選手の17号ソロ、8回には野口選手の適時二塁打と着実に追加点を挙げたタイガースが5対1で連勝しています。観客数は2万6千2百人ほどでした。

 秋田のスワローズ対ドラゴンズは館山投手と山本昌投手が先発。初回に森野選手の2点適時二塁打で先制したドラゴンズが、6回にはウッズ選手の21号ソロで追加点。一方で山本昌投手は5回を2安打無失点と、ドラゴンズペースで進みます。
 しかし6回裏に青木選手の適時打などで反撃したスワローズがラミレス選手の適時打で同点に。さらに7回には二番手の岡本投手から青木選手の二打席連続となる適時打で勝ち越したスワローズがラミレス選手の7号3ランで4点差とします。
 直後の8回表にドラゴンズも二死無走者からシコースキー投手から4連打で3点を返して1点差とします。しかし、ここで登板の遠藤投手が同点機を凌ぎ、9回も走者を二人出しながらも0点に抑えて、昨年解雇された球団相手に移籍後初セーブを挙げ、スワローズが7対6で連勝しています。観客数は1万5千1百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は青木高投手と高橋尚投手の先発でカープが負けたようです。観客数は1万8千8百人ほどでした。