2012年10月31日

謎の新聞投函

 職場のポストを開けたら、取ってもいない新聞が二部も入っていました。日付は同じです。
 発行元は、悪名高い宗教団体です。自分も、個人的な事から、生活に関する事まで、この宗教団体ならびにその信者には、さまざまな迷惑を被っています。
 その新聞についても、何度か、電車で近くに読んでいる人がおり、偶然記事に目が入った事があります。そこでは「宗教の敵」に対して、どぎつい言葉で罵倒していました。ちょと見ただけで不快になるようなどぎつさでした。
 というわけで、ポストにゴミを投げ込まれたのと同じ気分になりました。もちろん読むことなどせず、即座にゴミ袋に直行させました。
 不快感を及ぼしたのと同時に、なぜこのような行為が行われたのだろうか、と不思議に思いました。
 布教目的と考えるのが普通ですが、事業所のポストに入れても効果があるとは思えません。ましてや、二部入れるなど、完全に無意味です。
 もしかしたら、その宗教に嫌気をさしながら、新聞配りを命じられた信者が、途中で嫌気が指して、配布を放棄し、ついつい目に入った我が職場のポストに残りをまとめて入れたのだろうか、と思いました。それならまあ、筋は通っています。
 とはいえ、よりによって、我が職場を選ぶ事はないのに・・・。と思いました。いずれにせよ、えらく損をした気分になりました。

2012年10月30日

七年前のすれ違い

 夏にFacebookを活用した高校の同窓会が行われたのがきっかけで、何人かの同窓生と「友達」になりました。そのため、ちょくちょく彼らの近況を知る機会を得ています。
 その中の一人、先日、プロフィール写真を更新しました。それは、千葉ロッテマリーンズが2005年10月に福岡でリーグ優勝を決めた試合において、本拠地で開催されたパブリックビューイングで撮影した写真でした。
 自分もその日は、同じ球場にいました。驚いてその旨をコメントしたところ、前日から通っていた、との返事をもらいました。
 こちらも後半三試合は全て球場に行っていました。したがって、この旧友とは、二日連続で同じ場所で同じ事をしていたわけです。
 いろいろあって、野球観戦という趣味は廃業状態です。とはいえ、このような事を知ると、当時の熱気や歓喜を思い出し、懐かしくかつ嬉しい気分になることができました。
 もしこれが現在だったら、ツイッターかFacebookを用いて、同じ場所にいた事がリアルタイムで分かっていた事でしょう。もしそうだったら、一緒に応援していたかもしれません。
 それができなかったのは残念ですが、もしこのようなツールがなければ、永遠にそれを知ることはできなかったでしょう。7年後とはいえ、それが分かったのは非常に興味深く、嬉しいことでした。
 他にも、色々な形で、ネットを介した「再会」を経験しています。今後も、SNSが進化するにつれ、さらに意外な形での「出会い」「再会」は増えると思われます。
 次はどのような形でそのような経験ができるのか、楽しみに思っています。

2012年10月29日

肉体労働で筋肉痛

 昨日は年に5回ほどある、朝から夕方まで肉体労働をする日でした。
 しかも、昨日は普段の半分くらいの人員で、2平方メートルもある展示台を台車に積んだり、荷物が詰まった高さ二メートルくらいのワゴンをエレベーターで荷捌き場に降ろした上でトラックに積む、という作業をやる破目になりました。
 おかげで、作業の終わった直後から筋肉に違和感が生じ、今朝起きたら完全な筋肉痛になっていました。
 年に5回のこの作業を長い間続けていますが、ここまで体に影響を及ぼしたのは初めてです。
 まあ、仕事の大変さに加え、作業する自分が年をとっているのだから、仕方ないとは言えるでしょう。
 その事を振り返っても仕方ないので、とりあえず、「筋肉痛が翌々日でなく翌日に出るくらいだから、自分はまだまだ若い」と満足することにしました。

2012年10月28日

幼女子会?

 居酒屋で飲んでいました。ちょっと席を立ったついでに真後ろにいるグループが目に入りました。
 それを見た時、一瞬固まりました。なんと、そのテーブルには小学生から幼稚園くらいの女の子だけしかいなかったのです。そこだけ見れば、子供だけで飲み会をやっているようにしか見えません。
 しかし、改めてよく見たところ、すぐ隣のテーブルはいかにも、「お母さん」という感じの女性のグループでした。
 つまり、何組かの親子で居酒屋に行き、「大人組」「子供組」でテーブルを分けていた、というわけです。
 子供連れで居酒屋に行く、という家族は何度も見たことがあります。したがって、居酒屋に子供がいても驚きはしません。とはいえ、「子供だけしかいないテーブル」というのは、20数年の居酒屋経験の中で、初めて見た光景でした。
 世の中の変化というものを実感させられました。もう何年かしたら、乳児ばかりいるテーブル、などというものを居酒屋で見ることになるのだろうか、などと酔った頭で思ったりもしました。

2012年10月27日

ハーバーシティ蘇我に行く

 かつての川崎製鉄工場跡地を「再開発」したハーバーシティ蘇我に映画を見に行って来ました。隣接するサッカー場には二回ほど行ったことがありますが、そこはあくまでもハーバーシティの入口という感じです。というわけで初めての「ハーバーシティ蘇我見物」となりました。
 蘇我駅につくと、ちょうど発車する無料シャトルバスに乗ることができました。これならすぐ着くな、と思ったのですが、予想以上に時間がかかりました。バスはまず、ハーバーシティと反対側にある家電量販店の前で止まり、そこからサッカー場の敷地をかすめてからハーバーシティに入って行きました。
 メインの施設として、ホームセンターとヤマダ電気などが入っている「ホームズ」、イトーヨーカドーなどが入っている「アリオ蘇我」、目的地の映画館などがある「フェスティバルウォーク蘇我」の三つがあるのですが、これがそれぞれかなり離れています。
 特に、アリオ蘇我を出てからフェスティバルウォークに行く間、バスはいったん、敷地に隣接しているJFEスチール(元川崎製鉄)の入口前でUターンしてからフェスティバルウォークの敷地に入りました。それゆえ、より一層「まだ着かないのか」という気分が強くなりました。
 しかも、「フェスティバルウォーク」のバス停から、目的地の映画館まで、そこそこの距離を歩かされます。それだけに、映画館に着いた時は「やっとたどり着いた」という、満足感と疲労感が入り混じったような気分になりました。

 土曜の夜という時間帯のせいもあるのでしょうが、全体的にかなり閑散とした雰囲気が漂っていました。バス停から映画館の間も他に人が歩いていない上に、店もかなり閉まっており、寂寥感がありました。ちなみに、サイトを見たら、半月前にも一店舗の撤退があったと書かれていました。
 千葉市もかなりの資金を投じて「再開発」したと聞いていますが、今日見た限りでは、その投資がどのくらい活きているのかは疑問に思わざるを得ませんでした。
 もちろん、一度見ただけでは何ともいえないので、また機会があったら明るい時間に行ってみようかと思っています。

2012年10月26日

2012/10/26の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2012年10月24日

厚かましすぎる「商談」

 とある所から紹介を受け、ある団体の事務所に出向いて商談をしました。社会人になって20年目になりますが、これまで行った商談には一度を除いて全て共通点がありました。それは、「打ち合わせをする双方に利益が見込める」というものです。
 一番多いパターンは、片方が金銭を支払い、それに見合った物品・サービスをもう片方が提供する、というものです。
 ただ、10数年前に一度だけ奇妙な売り込みがありました。それは、「とにかく自分に得させろ」というものでした。もちろん、そんな無意味なものを相手する必要はありませんので、丁重にお断りしました。
 そして今回の話ですが、一応、その「金銭を支払えば、サービスを提供する」という「公式」は満たしていました。しかしながら、その「提供されるサービス」は、どう考えても価値が見いだせないのです。
 対象となる「物」は見させてもらいましたが、金を払う価値は一切感じませんでした。
 普通なら、こちらの芳しくない反応を見れば、自分が売ろうとしているサービスの価値について宣伝するものです。ところが、そのような事はありません。「興味ないんですか。じゃあいいですよ」という態度に終始していました。
 約10年ぶりの経験でした。しかしながら、前回のは相手が当時自分が勤めていた所に出向いての売り込みでした。しかしながら、今回はこちらが出向いているのです。
 こちらも、紹介した人の義理もあって出向いたのですが、まさかこんな「提案」をされるとは思わず、びっくりしました。
 当然ながら、話は流れました。こちらとしては時間と交通費をドブに捨てたようなものです。まあ、時間は数十分で、交通費は数百円でしたから、その部分の「被害」は微小ではありましたが・・・。
 ちなみに、その商談先は、官民協力でやっている団体でした。自分の窓口になった人は、かなり有名な会社の名刺を出していました。にも関わらず、こんなふざけた話をしてくるわけです。
 まあ、世の中にはこんな事を堂々できる団体・人もあるのだな、という事を知ることができました。それで、無駄にした時間・交通費の元くらいは取ったと思うことにしました。

2012年10月23日

宇宙の果てと丸大ハンバーグ

 なぜか分かりませんが、「宇宙は有限か無限か」という事がいきなり相方との話題になりました。
 ともに全然分からない事なのですが、その中でふと「最大の素数は存在しない、というのは背理法で証明されていたように、これも証明されていたような気がする」と言いました。
 すると途端に、相方が笑い出しました。別に自分の説が面白かったとか、あまりにもひどくて呆れた、というわけではありません。ただ単に、「背理法」という言葉から、かつて丸大ハンバーグの広告で流れていた、「ハイリハイリフレハイリホー」を思い出した、という理由によるものでした。
 そこから急に話が飛び、「丸大ハンバーグは今でも売られているのか」という話題になってしまいました。つい数秒前まで、宇宙の深淵について話していた事を考えると、とんでもないスケールダウンです。
 あまりにも気になったので、ネットで調べてみました。その結果、宇宙が有限か無限かは結論が出ていないようでした。また丸大ハンバーグは現在も販売中のようでした。
 疑問が解決したことに満足しつつ、今後我が家では、宇宙の果てに思いを馳せるたびに、丸大ハンバーグが連想される事は間違い無いだろうな、と思いました。

2012年10月22日

電車の窓に関する時代の変化

 朝、京成に乗っていました。通学時間帯に4両編成の電車だったので、車内はかなり混んでいました。一駅しか乗らないのですが、ちょっと暑いな、と思いました。その直後、10月後半だというのに、冷房が動き出しました。
 全ての電車の窓が開かない、この区間のJR総武線でしたら、よくある話です。しかしながら、この京成の車輌は古く、見た限りでは可動式の窓でした。
 かつてならば、いくら冷房車とはいえ、普通に窓を開ているところです。しかしながら、車内が暑くなっても、誰一人窓を開けようとする人はいませんでした。そして、当然のように冷房が流れたわけです。
 どうやら、首都圏の少なからぬ地域において、「電車の窓を開ける」という行為は、過去のものになってしまったようです。
 時代の流れを感じました。同時に、まだこの風習が定着していないどこかのローカル線に乗って、窓を前回にして外から入ってくる風を堪能する、という事を無性にやりたくなった、朝のひとときでした。

2012年10月21日

お祭り二つ

 仕事のつきあいの関係で、幕張小学校で開催されているお祭りに相方と行きました。病院が主催しており、体育館では無料健康診断などをやっています。一方、外では少ないながら模擬店が出ており、餅つきの実演もやっていました。餅つきが完了すると、その場で加工して売りに出します。このような「つきたての餅」を食べるのは初めてでした。
 自分が世話になっている所は、揚げ餃子と春巻きを売っていました。ちょうど、自分が買った直後に完売しており、これはかなり嬉しく思いました。
 このような小規模かつユニークな祭りはいいものです。また来年も行きたいものだ、と思いました。

 幕張に行ったついでに千葉にでたところ、そこでもかなり大きな祭りをやっていました。商店街国道を歩行者天国にして、色々なイベントをやっています。
 そして、メイン会場である中央公園では、舞台も設置され、多くの模擬店も出ていました。なかには、社会保険労務士による年金相談、などという店も出ていました。
 ここでは、ご当地ものも含めたアイスクリームが売られていました。その中にあった、千葉産落花生入りのアイスクリームを食べました。
 これまで、豆腐味や塩味も含め、色々なアイスを食べたことがありました。しかしながら、ピーナッツ味というのはありそうでなく、初めて食べることとなりました。
 当然ではありますが、普通にピーナッツ味のアイスで、美味しく食べることができました。また、機会があったら食べたいものだと思いました。
 というわけで、二つの祭りをはしごする、という秋の一日を過ごすことができました。ここのところ、家族で休日を楽しむ機会があまりなかった事もあり、有意義な一日となりました。

2012年10月20日

逮捕と解雇と起訴

 8月23日に、現役プロ野球選手が強制わいせつの容疑で逮捕される、という事件がありました。そして、翌日、所属球団はその選手を解雇処分にしました。
 その元選手に関する記事が、久々にニュースに流れました。それによると、「強制わいせつ1件は不起訴に」という見出しのもと、「不起訴処分としたのは8月に逮捕された事件で、残る1件は捜査中。」と書かれていました。
 逮捕された後に起訴され、裁判で有罪が確定してはじめて、「犯罪者」という事になるわけです。逆に言えば、起訴されなかった時点で、この元選手は、その逮捕された事件において、「犯罪者になりえない」わけです。
 他にも別件で再逮捕され、うち一件については起訴されたとも書いてありました。しかしながら、これはまだ「犯罪者になる可能性が残されている」だけの話です。裁判の結果によっては、無罪になる可能性も十分にあります。
 いずれにせよ、この元選手が解雇された「8月23日の逮捕」の結果が、「犯罪の疑いがあって逮捕されたが、犯罪をしたわけではなかった」という事だけは確かです。ならば、球団の解雇という処分は、不当なのではなかろうか、と思いました。
 ここしばらく話題になっているように、警察とは、「踏み台」という典型的なウイルスの事も考慮せず、発信元のIPアドレスだけで無実の人を平気で逮捕するようなレベルの捜査能力しかもっていません。
 にも関わらず、「逮捕されたら解雇」というのが当然のごとく行われるのは、かなり異常なのでは、とこの「不起訴決定」という報道を見て、改めて思いました。

2012年10月19日

六段平積みの京成時刻表

 八千代台駅に直結している、ときわ書房という本屋さんに行きました。漫画と来週のダイヤ改正に合わせて発売された京成時刻表を買おうとしたのですが、漫画はあったものの、鉄道書のコーナーに行っても京成時刻表はありません。
 ちなみに、最初に行ったのは駅構内にあるコンビニでしたが、そこにも置いてありませんでした。そこで「やはり、そんなマニアックな本など、普通の所にはないのだな」などと諦めかけました。
 ところが、よく見たところ、なんと思いもよらぬ所に、それは売られていました。駅から入ってすぐ、という「ベストセラー置き場」とも言うべき平積み用の棚があるのですが、そこを占拠して、六段くらい並んで積んであったのです。
 時刻表を買い始めて30年以上経ちますが、このような形で時刻表が売られているのを見たのは初めてでした。それだけ、この店では京成時刻表の需要があるという事なのでしょうか。
 今日、八千代台に行ったのはいくつかの偶然が重なっての事でしたが、まさかこのような経験ができるとは夢にも思いませんでした。世の中にはまだまだ自分の想像を絶することがあるものだと驚きました。

2012年10月18日

予想外の業務

 ひょんな事から、とある業務を行うことになりました。正直言って、これまで働いてきた仕事と全く関係のない事です。強いて共通点を挙げるとしたら、「コンピュータを使って行う仕事である」くらいしかありません。
 というわけで、悪戦苦闘の連続でしたが、何とか目鼻が立ちました。今日などは追い込みもあり、何と「昼食」にありつけたのは18時でした。これまでも、忙しくて昼が遅くなった事はありましたが、ここまで遅くなったのは初めてでした。そのように、かなり苦労しましたが、貴重な経験にはなりました。
 改めて、世の中にはいろいろな「仕事」があるものだ、と驚かされました。今後も、このような意外な経験を積んでみたいものではあります。もっとも、できれば次回以降はもう少し苦労をせずにしたいものですが・・・。

2012年10月17日

多彩なわりに得ではない「割引」

 呑みにいきました。店を探していたら、ある店員さんに、「1,260円で飲み放題」という案内に一割引の券がついたチラシを渡されました。
 興味を持ったので、その店の前に行った所、「40代グループの方は総額から二割引き」という案内が出ていました。
 ならば、飲み放題と二割引きを合わせれば、かなりお得だと思い、その店に入ることに決めました。
 ところが、入ってみると、飲み放題と割引の組み合わせはできない、と言われました。ならば、入口で貰った、「飲み放題と10%割引」にしようとしたら、それもできない、と言われました。
 確かに、総額二割引きかつ飲み放題、というのはあつかましいかもしれません。とはいえ、配布している紙に「一割引き」と「飲み放題」が書いてある以上、それすらできないのはどうなのか、と思いました。
 結局、一番お得かと思われる、総額二割引を選びました。ただ、飲み放題との差額がついつい気になったため、酒の注文はあまり進みませんでした。
 最終的には、かなりリーズナブルな勘定になったため、特に不満は持ちませんでしたが、今ひとつしっくりしない気分で店を後にせざるを得ませんでした。

2012年10月16日

時の人?

 ここ数日、やってもいない手術をやったと称して、それを読売新聞が一面で報じた事がきっかけで、一躍「時の人」となった人が、マスコミを賑わせています。
 報道だと、その人が「極悪人」であるかのように扱われています。しかしながら、別に世の中には嘘をつく人など腐るほどいます。
 たとえば、自分の住む千葉県の知事は、選挙中、「完全無所属」という肩書きを最大の売りとしていました。しかしながら、その間ずっと、自民党の支部長という役職を持っていました。しかしながら、氏の大嘘である「完全無所属」をそのまま報じたマスコミは、その虚言については、いつの間にやら有耶無耶にしてしまいました。
 また、西のほうには、府の借金を増やし、財政を悪化させたにも関わらず、粉飾決算を行なって「自分は府の財政を改善した」と大嘘をついた前知事がいました。今となってはそれが粉飾である事は明らかですが、それを追求するマスコミはありません。
 このように、嘘つきの戯言をそのまま「報道」したくせに、その嘘を追求しないのがマスコミです。しかしながら、その「手術」に関しては、あたかも「巨悪を暴いた」みたいなノリで「嘘」を責めているわけです。
 だいたい、この件における最大の問題点は、嘘をついた人でなく、その戯言を真に受けて一面で大々的に報じたという、新聞社の程度の低さです。にも関わらず、それを追求するマスコミはほとんど存在しません。
 というわけで、この「嘘つき手術追求報道」に対する最大の感想は、マスコミの低レベルぶりを今以上に実感させられた、という事しかありませんでした。

2012年10月15日

「伏」スタンプラリーと馬加(まくわり)

 しばらく前から、京成の駅に、映画「伏」のスタンプラリー宣伝ポスター(PDFによる案内ページ)が掲示されていました。知らない作品なので特に興味もなかったのですが、先日CATVを見ていたら、偶然、宣伝番組が流れたので見てみました。
 それによると、里見八犬伝をベースに、吸血鬼ハンター的な風味の作品とのことでした。舞台が江戸で、ベースの八犬伝が房総半島から始まっている、という事もあり、東京と千葉を結ぶ京成がタイアップをしてスタンプラリーをやっている、という事なのでしょう。
 作品自体にはさほど興味は持てませんでしたが、その中に出てきた悪役顔の「馬加(まくわり)」というキャラには興味が持てました。この「馬加」というのは室町時代に、現在の幕張を本拠にしていた豪族の姓です。それが変化して、現在の「幕張」という地名を生んだわけです。
 それほどの「ご当地キャラ」なのだから、当然彼のスタンプは幕張駅か幕張本郷駅にあるに違いない、と思い、今朝は普段見過ごしていたポスターをじっくり見ました。
 ところが、彼のスタンプが設置されているのは八幡駅でした。これは、東京出身とはいえ、15年ほど幕張に住んでいる身としては、認めがたいものでした。
 スタンプラリーに参加する気も映画を見る気もありませんが、今後、この「伏」という作品を見るたびに、この「馬加のスタンプを幕張に設置しなかった」という事を思い出すのだろうな、と思いました。

2012年10月14日

ハイドライドな一日

 子供の頃、「ハイドライド」というRPGをちょっとだけやった事があります。自分は本質的にRPGゲームは苦手で、他のゲーム同様、途中で投げ出してしまいました。したがって、ゲームの全容はほとんどわかりませんが、一つだけ今でも覚えている事があります。
 それは、ゲームのキャラが疲れると、回復のために草原の上に寝っ転がる、という設定でした。もともと、自分が草原の上に寝っ転がるのが好きだったのに加え、魔法の力を使う主人公が、そのような平凡な方法で体力を回復するという設定が面白く、強く印象に残りました。
 そして今日ですが、朝からえらく疲労感がありました。最初は、回復のためにマッサージか風呂にでも行こうかと思ったのですが、天候不良もあり、外に出る気すら起きません。そこで、結局、ほぼ一日中、布団の上で昼寝したりぼーっとしたりしながら過ごしていました。
 それこそ、「ハイドライド」と同じ体力回復方法を使ったわけです。
 ゲームの主人公は、この「疲労回復」を行った後は、かなりパワーアップしていました。同じように、明日以降の自分も、疲労回復してパワーアップしたいものだと思っています。

2012年10月13日

担当者が不在で取材ができない?

 会社の不祥事が色々と問題になっています。それに対し、マスコミが取材しようとると、問題を起こした会社の九割が「今、担当者が不在で回答できない」とコメントし、それをそのままマスコミが掲載します。
 今、不在なら、何時間かすれば帰ってくるわけです。少なくとも、24時間以上不在という事はないでしょう。仮にそれほど長期不在ならば、代理となる「担当者」が存在するはぞです。
 したがって、遅くとも翌日再取材すれば「担当者」を通じで、その会社のコメントが取れるはずです。しかしながら、そのような事をするマスコミはまずありません。
 そして、そのままその問題はうやむやになります。ひどい話だと、そこで不祥事を起こした会社のトップが、「立派な経営者」ヅラして、新聞社主催のトークイベントに出演し、それを新聞社が大々的に宣伝する、などという事例すらあります。
 つまるところ、この「担当者不在でコメントできない」というのは、悪質企業とマスコミの間における「阿吽の呼吸」みたいなものなのでしょう。
 言い換えれば、マスコミと不祥事企業が八百長をやっているわけです。こんな状況がまかり通り、かつ多くの人が商業マスコミの「報道」が事実であると信じ続けている限り、そのような犯罪企業は反映を続けるだろうな、と思いました。

2012年10月12日

圧倒的大差が確定

 以前から何度か書いていましたが、Yahoo!の路線検索は、幕張近辺において、千葉シーサイドバスなどのダイヤは掲載しても、肝心の京成バスのダイヤは掲載されていませんでした。
 そのため、幕張本郷から海浜幕張の経路を検索すると、鉄道利用か、幕張まで行ってバスか、という結果しか出ません。
 そのあまりの使えなさに呆れていたところで、Googleの路線検索「ルート・乗り換え案内」に出会いました。こちらも、当時は京成バスは掲載されていませんでした。しかしながら、地図との連動などの便利さがあったため、こちらに乗り換えました。
 そして今日も、京成大久保から検見川までの時間を、Googleで検索していました。すると、候補の中に、大久保から津田沼に行く京成バスが含まれていました。
 驚いて、色々と検索をしてみました。すると、何と幕張本郷から海浜幕張に行く路線の時刻表も完全網羅していました。朝の「1時間60本ダイヤ」まで全部収録されていました。
 こうなると、もうこの地域では、Yahoo!路線検索は使い物にはならない、と断言できてしまいます。
 これまでも、色々な所で、「Googleルート・乗り換え案内」がYahoo!路線検索を凌駕しているのを見てきましたが、自分的にはこれは決定的でした。
 この大差が縮まる日がいつか訪れるのか、気になるところです。

2012年10月11日

グルジアとジョージアとサカルトヴェロ

 何の気なしにグルジアのことを調べていたら、興味深い情報が目に入りました。なんでも、この「グルジア」というのはロシア語ベースの読み方なのですが、現在、グルジアはロシアと対立しています。そこで、ロシア語読みでなく、英語読みである「ジョージア」を呼び名にしてほしい、と日本に申し入れている、とのことでした。
 日本がどこかの国に対して、「ジャパン」と呼ばず、「ハポン」と呼ぶようにしてくれ、と要請している、という感じなのでしょうか。それだけ、ロシアおよびそこの言語であるロシア語が嫌いなのでしょう。
 ただ、グルジア語では、この国名は「サカルトヴェロ」というそうです。ならば、そのままそれを呼び名にしてくれ、と要請したほうがいいのでは、とも思いました。
 国際社会のさまざまなルールにより、それは要請できないのでしょうか。いずれにせよ、「ジョージア」だと、アメリカの州や、それに由来した缶コーヒーブランドと紛らわしいよな、とも思いました。

2012年10月10日

携帯電話の置き忘れと対策

 スマートフォンにしてから、携帯電話は可能な限り常に充電するようにしています。自宅ではコンセントに繋げて、職場ではノートパソコンに繋げています。
 おかげで、たまに遠出をする時を除けば、電池切れに悩まされることはありません。しかしながら、「携帯の定位置がポケットでなく電源コードのある場所」になってしまったため、よく「携帯を置きっぱなしで出かける」というのをやらかすようになりました。
 今のところ、それで特に問題が起きたり困ったりしたことはありません。とはいえ、今の体制だと、いつ携帯に重要な電話が入ってくるか分かりません。そのため、置き忘れに気づくたびに冷や汗モノとなります。
 そこで最近半ば真剣に考えているのが、電力を食わない、通話専用の携帯電話の購入です。特に今後、計画通りに仕事を増えると、携帯の持ち忘れが命取りになりかねません。
 なんか色々間違っているようにも思えますが、仕事の都合で、Androidのスマートフォンをフューチャーフォンに戻すわけにもいきません。もし実現したら、iPod touch・Androidスマートフォン・携帯電話の三つを持ち歩くという生活になるわけですが、果たしてどうなることでしょうか。

2012年10月09日

ZOZOBASE

 幕張本郷駅の近くを歩いていると、よく「ZOZOBASE」と書かれたバスが走っています。色は真っ黒と真っ白の二種類があり、窓は塗られており、中身は見えません。
 たまに駅のロータリーに止まって、若い人が降りてきたりすることがあります。
 その雰囲気を見ると、どうやら海辺の工場などで働く人の送迎バスなのだろうかと思いました。しかしながら、その単色で護送車みたいなバスは不気味です。なんか、悪の組織が戦闘員を運んでいるような印象がありました。
 気になって調べたところ、この「ZOZOBASE」というのは、急成長している衣料通販会社の物流センターの名前という事でした。
 服飾業界の事は全くわかりませんが、急成長しているだけに、さぞかし華やかな服を売っているのでしょう。しかしながら、そのセンターで働く人は、そのようなバスで送迎しているわけです。
 その落差はあまりにも強いものでした。そのため、その運営会社の名前を見るたびに、その「白黒の護送車」と「それに運ばれている若い人々」しか頭に浮かぶようになってしまいました。

2012年10月08日

11万円の包丁

 出先を歩いていたら、包丁の専門店がありました。考えてみれば、専門店はもちろん、「包丁を売っている店」というのも見た記憶がありません。包丁を買う気など毛頭ないのですが、他のお客さんで賑わっていたので、見物がてらに入ってみました。
 当然ですが、店内は至る所包丁だらけでした(一部に十徳ナイフもありましたが)。そして、出刃包丁・柳刃包丁などが、種類別にそれぞれ陳列されていました。柳刃包丁という名前は何度か聞いたことがありますが、実際に見るのは初めてです。確かに、その名前の通りの形状をしていました。
 さらに、店内には「実演上」もあり、そこでは、まな板の上に沢庵が乗っていました。そして、店主がお客さんに、その沢庵を切ってもらって、包丁の切れ味を体感してもらっていました。
 ちなみに、一番高い包丁は11万円という値札がついていました。おそらくは、超高級料亭の板前さんなどが買い求めるのでしょう。ある意味、想像を絶する価格ですが、店が醸し出す雰囲気のため、あまり違和感はありませんでした。
 世の中には、色々な商売があるものだと感心しました。文字通り見聞が広がった気分になりました。

2012年10月07日

冤罪と「逮捕」報道

 他人のPCを「踏み台」にして殺人予告を書き込む、という犯罪がありました。しかしながら、警察は「踏み台」にされた人を犯人だと誤認して、逮捕・起訴してしまいました。それが判明し、その人達は、やっと釈放されたとのことでした。
 その中で一人、そこそこ立場のある人はいました。その人は逮捕された時点から「身に覚えがない」と言い続けていました。しかしながら、氏名・職業・住んでいる市まで書かれました。一部のテレビでは自宅まで映したとのことです。
 この類いの事件でしたら、「踏み台」という可能性は常に存在します。にも関わらず、無実の人を誤認逮捕・勾留し、起訴までした警察の能力の低さはもちろん問題視すべきです。
 そして同様に、その情報を鵜呑みにして、罪もない人を犯罪者呼ばわりして個人情報付きで「報道」した、商業マスコミの報道も大いに問題視されるべきです。
 この類の事件が起きるたびに書いていますが、逮捕された時点では犯人でも何でもありません。ただ、警察が「犯人の可能性がある」という理由で身柄を拘束しただけの話です。
 したがって、その時点で被逮捕者があたかも犯人であるかのような記事を書き、氏名を初めとする個人情報を書くこと事態が根本的に間違っているわけです。
 このような問題は、何十・何百回も発生しています。そのたびに、無実の人が多大な迷惑を被っているわけです。いくら冤罪での訂正報道が出た所で、その被害が取り消されるわけではありません。
 改善策は単に、「逮捕された時点でなく、裁判で有罪が確定した時点で初めて、必要ならば犯人として報じる」という社会のルールにのっとった扱いをすればいいだけです。なぜ、それができずに、このような迷惑千万な虚報を続けるのでしょうか。本当に理解できません。

2012年10月06日

案ずるより産むが易し?

 見たい映画がありました。普段、映画の券は、津田沼のイオンに入っている金券屋さんで買っています。ところが、その映画の件は、その映画の券は売られていませんでした。
 もちろん、当日券を買えばいい話ではあります。しかしながら、予め見ることはもちろん、いつ行くかまで決めているわけです。にも関わらず、前売り券を買わないというのは、いくら500円程度の違いとはいえ、非常に勿体なさを感じました。
 何とかいい方法はないかと思いながら、それとは別に当日の上映時刻を確認しようと、映画館のサイトを見ました。
 その映画館に行くのは初めてなのですが、何とそこのサイトでは、手数料なしかつ通常の前売りより100円安い値段で、クレジットカード決済の前売りを売っていました。
 色々な映画館のサイトを見たのですが、このようなサービスをやっている所は初めて見ました。
 というわけで、予想外の形で前売りを購入し、映画を見ることができました。
 たかだか100円安いだけですが、それまでの経緯もあり、えらく得をした気分を味わうことができました。

2012年10月05日

ベルトを忘れる

 出勤しようと道を歩いていたら、腰のあたりに違和感がありました。見てみたところ、ベルトがありませんでした。
 別に慌てていたわけではありません。単に、ベルトの事が頭からすっぽり抜けていたようです。
 これまで20数年働いていますが、このような「忘れ物」をしたのは、おそらく初めてです。
 家を出るまで、それに気づかなかったということは、腹回りがそれだけ大きくなった、という事もあるのでしょう。まあ、夏の暑さで体重が数キロ落ちてしまったので、これはある意味、喜ばしいことでもあります。
 とはいえ、やはりみっともない事には変わりありません。「当たり前の事を当たり前にやる」という事の意外な難しさを感じた一日となりました。

2012年10月03日

京成ダイヤ改正・後編

 昨日の続きです。ダイヤ改正概要のPDFデータの殆どは、スカイライナーおよびアクセス特急で占められていました。そんななか、京成本線関連の情報がひとつだけありました。それは、「シティライナーの運転時刻を【別紙】のように変更します」というものでした。
 その【別紙】を見たところ、半分以上が白紙でした。それもそのはず、これまで建前上7往復あった「シティライナー」はわずか1往復になっていたからです。

 この「シティライナー」とは、2010年7月に成田スカイアクセスが開業した時に誕生した特急でした。それまで京成本線を走っていたスカイライナーが新線経由に変わった穴埋めに、本線の有料特急として設定されました。
 しかし、スカイライナーと所要時間に30分も差があるため、上野や日暮里から空港に行く人は誰も使いません。
 途中、青砥・船橋・成田に止まりますが、それらの駅に有料特急で行こうと思う人の数などたかがしてています。そういうわけで、かなり低い乗車率でした。
 そのため、誕生から約半年後に発生した大地震の際に、全て運休となりました。その後、計画停電などがなくなっても、7往復中5往復は「震災に伴う節電」という口実で、いまだに運休中です。
 実際、ある日の船橋駅で、シティライナーを見かけたのですが、ガラガラでした。せっかくなので数えてみたところ、8両編成にあわせて20人しか乗っていませんでした。この乗車人数でしたら、幕張本郷と海浜幕張を結ぶ連接バスでも余裕で運べてしまいます。
 これでは「運休」並びに、1往復へのさらなる減便も当然でしょう。むしろ、よく廃止にならなかったものです。何か地元の市との兼ね合いでもあるのでしょうか。
 成田スカイアクセスの華やかなテコ入れの一方で、ついでのように発表された事もあり、より印象に残ったこの「シティライナー1往復化」でした。

2012年10月02日

京成ダイヤ改正・前編

 京成のサイトを見たら、ダイヤ改正の案内が出ていました。毎日のように乗っていますが、駅でも車内でもダイヤ改正の案内をみた事がありません。なぜサイトだけなのだろうか、と不思議に思いました。
 それはともかく、改正の目玉は、スカイライナーの増発と、アクセス特急の速度向上でした。後者については、押上-成田空港間が9分も速くなるとのことです。
 普通なら、車輌・停車駅・経路のいずれも変えずに9分も時間を短縮することは不可能です。しかしながら、アクセス特急に乗った際に、そのダイヤのおかしさを痛感した経験があるので、この発表には驚きませんでした。

 自分が乗ったのは空港第2ビルからだったのですが、しばらく走ると、いきなりなにもない所で停車しました。その区間は、京成とJRが並走しており、ともに単線となっています。
 その止まった場所だけ信号所ということで複線となっており、そこで対向列車を待っていたのです。
 数分後にすれちがい、次の成田湯川駅に着いたら、またアクセス特急は止まりました。今度は、スカイライナーの追い抜き待ちとの事でした。
 せっかく、北総線内では120キロ出しても、これでは意味がありません。実際、既存の京成本線経由である快速特急と、所要時間は10分も違いませんでした。
 その無意味な待避をやめれば、確かに9分くらい短縮できるでしょう。今更という気もありますが、まあ、改善することはいい事だと思いました。
 その改善ができるのならば、ぜひとも京成津田沼における成田方面と千葉線の接続改善も行なってほしいものです。ここでは、片方の電車が到着するのと同時に、もう片方の電車が出発する、という利用者に喧嘩を売っているとしか思えないダイヤが普通に組まれています。
 サイトの改正概要にはそれについて何も書かれていませんでしたが、ぜひともアクセス特急同様、「ちょっと利用者の立場で考えればすぐに直せる改正」をしていてほしいものだ、と思いました。

2012年10月01日

わいん

 スーパーの酒売場に行ったら「わいん」というラベルがついた酒が売られていました。
 ひらがなにすることによって「日本語感」を出そうとしているのでしょうか。
 しかしそれなら、本来の日本語である「ぶどう酒」を使えばいいだけなのでは、と思いました。
 もしかしたら、最早「ぶどう酒」という言葉は、酒造業界では死語となってしまったのでしょうか。
 というわけで、ラベル一枚で色々と考えさせられました。その一方で、このぶどう酒を飲もう、という気分にはなりませんでした。