2011年04月30日

強風の中を歩く

 仕事帰りに、図書館で借りていた本を返しに幕張西の公民館へ行きました。本郷から歩いたのですが、かなり強い風が吹いていました。
 13年半も住んでいますので、この地域の強風には慣れています。しかしながら、それにさらされるのは、駅から自宅までの間の5分程度でした。休みの日で風が強ければ遠出は避けますので、それ以上の時間、風にさらされた事はありません。
 そのため、初めて10分以上も強風にさらされる経験をすることになってしまいました。途中、風にあおられ、真っ直ぐ歩けなくなったりもしました。
 これまで、自転車が倒れる・布団が飛ぶ・ビニール傘が壊れるなどの「現象」において、並外れた風の強さを感じる機会はありました。しかし、今回は、目で見ていたのとは違う、「風の強さ」を身を持って感じました。
 ちなみに現在、外からはかなり強い風の音が聞こえてきます。夕方よりもその強さは増している感じです。
 何度も聞いている音ですが、実体験をした直後だけに、その中を歩く人達の事が心配になりました。

愛媛FC、ホームで大敗し今期初黒星

 ホームで愛媛FC対ギラヴァンツ北九州戦が行われました。2連勝中の愛媛に対し、北九州は2連敗中。前節ではJFLから昇格してきた鳥取にJリーグ初勝利を献上しています。
 昨年もリーグで1勝しかできずに最下位でした。ただし、松山での試合は、愛媛が先制したものの追いつかれ、引き分けに終わっています。
 スタメンには川北選手が復帰しました。また、齋藤選手がはずれ、代わりに大木選手が今季初登場となりました。
 仕事があったので、携帯メール観戦となりましたが、前半は好機を作りながら、先制できなかったようです。そして、後半21分に失点してしまうと、4分後にもう1点奪われました。
 そのままズルズルと行ってしまい、アディショナルタイムに追加点を奪われ、0-3とまさかの惨敗で、北九州にJ2での通算2勝目を献上してしまいました。
 試合後の監督の談話を見たところ、「動いていない選手が5人もいた。もっと点差が離れていてもおかしくなかった」との事でした。よほど散々な内容だったのでしょう。
 他の試合も、FC東京が引き分け、千葉と湘南が共に敗れるなど、意外な結果が多々ありました。その結果、唯一3連勝となった栃木が単独首位となっています。

2011年04月29日

ソニー大量情報流出事件

 ソニーがクレジットカードも含めた個人情報を、最大7,700万人分盗まれ、それを一週間後に発表した、という事件が数日前に発表されました。
 その日の見かけた夕刊では一面トップで報じられていましたが、その後の続報はあまり目立ったところに出ていません。タイミングの問題なのかもしれませんが、大手サイトのニュース欄の見出しで、この情報を見た記憶がありません。
 個人的には、ソニーには何ら情報を預けていないので、何ら実害はありません。とはいえ、事件の規模の割に報道が目立たないのは気になりました。

 また、以前から気になっていた事ではあるのですが、大手ネットショップは、一度打ち込んだクレジットカード情報を記憶しています。もちろん、売る側の意図としては、「買い物する人の利便性」のみならず、「衝動買いをしやすくすることによる売上増大」があるのでしょう。
 こちらも、今までは、「有名サイトだから大丈夫だろう」と思い、心に引っ掛かりはしたものの、あまり気にしてはいませんでした。ただ、こうなると状況は変わります。買うたびに12桁のカード番号を打ち込むのは確かに面倒ですが、たいして時間や手間がかかるわけではありません。
 というわけで早速、通販サイトに登録していた自分のクレジットカード情報を削除しておきました。他の件についても、ネット通販での個人情報の預け方は随時見なおそうと思っています。

2011年04月28日

コミックハウス

 大学時代、水道橋を歩いていたら、偶然に「コミックハウス」という漫画専門店をみつけました。神保町の書店街からひと駅離れたところで、周囲には書店はほとんどありません。自分でも、なぜここを「発見」できたか覚えていません。
 当時、買いたい本は神保町で事足りていたのですが、一定時間内なら立ち読みが自由にできる、という事もあり、たまに通っていました。

 店のほうも好調だったようで、数年後に新宿西口に「2号店」を出しました。その頃、東中野に住んでおり、仕事帰りに新宿に寄る生活をしていたため、この店は貴重な「本拠地」となりました。
 あの頃は、平日はほぼ毎日と言っていいほど、その店に寄っていました。
 通っていた時の感じでは、水道橋店以上に盛況だったように見えました。しかし、一等地の地代に見合った利益はでなかったのか、数年で閉店となりました。あの時の寂しさは10年以上経っても忘れられません。また、今でも店のあったビルを見ると、当時の事を思い出します。
 ただ、元祖の水道橋店のほうは、その後も健在でした。こちらも、千葉に住むようになり、水道橋が帰り道になった事もあり、そこそこ利用していました。
 ところが、二つ隣の秋葉原に大型漫画専門店が出来、そこに客を取られらのか、ある時期から、店はかなり寂しい状態になっていました。
 一年程前に、二ヶ月近く休んだあと、店名も変えてリニューアルオープンしました。しかし、これも完全に失敗だったようで、より一層、客数は減っていました。
 そして先日行ったところ、シャッターが閉じており、「20年間有難うございました」という張り紙がありました。
 昨年の長期休業の事もあり、ある程度予感はしていましたが、やはり、閉店の表示を見ると、寂しいものがありました。
 立地といい、営業方針といい、他にはない独自性があり、そこが好きでした。新宿店を含め、色々な事を思い出しなgら、また、いつの日か、このような本屋に出会いたいものだ、と思いました。

2011年04月27日

IEバージョンアップ

 IE9の正式版が出た、というニュースを見たので、早速落としてみました。とりあえず、いまだに販売会社がIE6以上の動作保証をしていない、業務用WEBアプリの動作確認をしました。
 いくつかの機能を触っただけですが、とりあえず普通に動きそうな感じでした。これで、深夜に会社の人から携帯がなっても、問題なく動作確認ができるな、と一安心(?)しました。

 続いて、自分のところのサイトを見てみました。トップにある、相方のpixivサムネイルをクリックしたら、いきなり警告が出たので驚きました。まだまだ、Microsoftにとってはメジャーなサイトではないのだろうか、と思いました。
 ちなみに、画面に表示されるボタンは「一度だけ接続」と「オプション」しかありません。もちろん、「オプション」をクリックすれば「常に許可」のボタンはあります。とはいえ、かなり不親切な表示だと思いました。
 あと、タブの色がデフォルトで紫、というのもいかがなものかと思いました。一体、誰のセンスでこうなったのでしょうか。
 まあ、プライベートでこのブラウザを使う比率は1%程度です。それを考えれば、タブのデフォルト色が紫だろうが山吹色だろうと別にどうでもいいよな、と思いながら動作確認を終えました。

2011年04月25日

キャラで町おこし

[ 漫画 ]

 大分県で、“萌えキャラ”による地域活性化を目的としたおおいた萌えおこしプロジェクトなる企画が始まったそうです。
 この類の「萌えキャラ」もしくは「ゆるキャラ」による地域振興というのは、すっかり定番化しており、あまり新鮮味がありません。

 しかも、大分といえば、地元色あふれる漫画が一度ならず発表された県です。なぜ、そのような「地元特産品」を使わなかったのだろうか、と思いました。
 なにしろ「大分県漫画」である、県立地球防衛軍およびデトロイト・メタル・シティは、いずれも、「萌え」や「ゆる」よりも印象度が高い「異様キャラ」がたくさんででてきます。
 どうせなら、それらの作者に頼んで、「各市町村を異様キャラ化する」という企画をやったほうが、桁違いに印象度が上がったのでは、などと思いました。

2011年04月24日

30年ぶりくらいの「観察」

 帰宅してアパートに着きました。すると、庭に大量の蟻がいました。例年、暖かくなるとここに蟻の巣穴ができ、何匹かの蟻が歩いています。しかし、こんなに大量に見かけたのは初めてでした。
 不思議に思って見てみたら、ちょうど「食料運搬中」でした。何匹もの蟻が、自分の5倍ほどの大きさがある虫を、巣に向けて運んでいます。

 その虫を運んでいるのは5匹ほどです。ところが、その周辺では、その3倍くらいもの蟻が、周囲を歩きまわっていました。
 確か、蜜蜂は、餌になる花を見つけると、仲間を集めるためにダンスをする、といいます。しかし、この蟻たちは、そのような感じではありません。運んでいる虫と巣穴までの距離は10cmほどなのですが、その外周10cmくらいのところを、それらの蟻は歩きまわっているのです。
 途中、草の根などに引っかかり、運搬している蟻たちは悪戦苦闘しています。しかしながら、周囲の蟻は、手伝うわけでもなく、仲間を連れてくるわけでもなく、歩きまわっています。
 その動きおよび、運搬部隊の頑張りぶりが気になり、10分くらい、見入ってしまいました。これだけ虫の動きを見続けたのは、小学校時代に理科の授業であった「観察」以来でしょうか。
 結局、最後は何とか虫を巣穴に入れることができました。それを見届けたので帰りましたが、最後まで、周囲で歩きまわっている蟻たちの目的は理解出来ないままでした。

愛媛FC、1ヶ月半ぶりの公式戦に勝って連勝

 震災で中断されていたJリーグが今週より再開されました。土曜日には被災した水戸が、まだメインスタンドが壊れたままの本拠地で逆転勝利をしています。また、同じく被災した仙台はアウェイで勝ちましたが、鹿島は国立競技場で負けました。
 さて、愛媛FCですが、駒沢でヴェルディ東京との対戦となりました。昨年は、ホームで勝ってアウェイで負けています。
 愛媛のスタメンですが、昨年後半から不動のキーパーとなっていた川北選手がベンチ入りもしていませんでした。以前も怪我で長期離脱していましたが、また再発したのでしょうか。心配です。

 代わりに、移籍してきた萩原選手が初出場となりました。また、MFには、ともに1988年松山生まれでで愛媛FCユースに在籍し、大学を経て今年から加入した小笠原選手と前野選手が初出場初スタメンで入りました。
 出かけていたので携帯速報でしか観ていないのですが、開始19分に開幕戦で大活躍した、齋藤選手のJリーグ初ゴールで愛媛が先制します。そして、小笠原選手が得たPKを、ジョジマール選手が決めて追加店と、新戦力の活躍が目立ちました。
 一方、愛媛初出場となった萩原選手は、前半に1点を失います。しかし、後半には何度も危ない場面を作られるものの、愛媛ゴールを死守し、そのまま2対1で愛媛が勝ちました。
 これで、前期昇級争いをしていた相手に勝ち、開幕2連勝となりました。新戦力が活躍したのは大きかったと思います。
 なお、千葉では圧倒的な優勝候補と思われたFC東京が0-3と大敗しています。まだまだ2試合終わっただけですが、優勝争いがどうなるのでしょうか。混戦になり、愛媛が絡んでくる展開になることを願っています。

2011年04月22日

撤退宣言

 約一年ぶりに平日に休みを取り、イトーヨーカドーへ買い物に行きました。そして、2006年に開業したバス路線で帰りました。
 バス停で時刻表を見たところ、5月1日から千葉シーサイドバスはダイヤ改正を行う、となっていました。そこで、幕張本郷行きはどうなるのかと思い、新時刻表を探したのですが、何と平日朝の一本のみとなっていました。

 現在に比べると、15分の1減となります。元の本数が少ないとはいえ、ここまで減るのは、相当ないのでは、と思いました。
 ちなみに、幕張本郷発のほうは、そのバスが車庫に戻るための幕張駅行き一本のみとなっていました。実質的に撤退と言えるでしょう。
 開業時は、わざわざこの路線用の新車を購入していました。また、平和交通との実質的な共同運行であるにも関わらず、わざわざ独自のバス停ポールを立てるなど、かなり力を入れていました。しかし、今になってはいずれも、無駄な投資に終わってしまった感じでした。
 ちなみに、今日は初めて、平和交通が運行するバスに乗りました。こちらは来月以降も開設時と同じ「平日1日10往復」を維持するようです。使用しているのは、千葉シーサイドバスの半分くらいの小型バスでした。
 結果的に、身の丈にあった運行をした平和交通が生き残った、という事なのでしょう。こちらは、ぜひとも末永く続いてほしいものだ、と思いました。

2011年04月20日

新鮮さに昔を思い出す

 仕事で、来月にビッグサイトで行われる業務用の展示会に行くことになりました。その話を先月入社した後輩としたのですが、彼は昨年も前職の関係でその展示会に行ったとのことでした。
 そして、後輩は、その広さについて力説していました。調べたところ、ビッグサイトの東西全ホールを使って行っているとのことでした。確かに、普通の人なら驚いて当然です。

 その話を聞いているうちに、15年前の正月に、できたばかりのビッグサイトを初めて見物した日の事を思い出しました。
 その時は、東にある3ホールをぶちぬきで見た時の広さに驚いたり、渡り廊下の広さを見て、「ここだけでも小さいイベントなら開けるよな」思ったりしたものでした。
 しかし、盆暮れに通っているうちに、だんだんとその「広さ」が当然のものかのようになってしまいました。そして、移動の際のボトルネックに悩まされた時は、「なんでこんなに狭苦しい導線なんだ・・・」などと心のなかで愚痴ったものでした。
 というわけで、他人の発言で久しぶりにあそこが、普通なら感動的なまでの広さを持っているものである、という事を認識させられました。同時に、あの初めての時の感動を思い出し、懐かしさを覚えました。

2011年04月17日

「痛い目」の記憶が薄れた結果

 4年ほど前に携帯電話を水没させて以来、ストラップはクリップ付のものにしていました。
 ところが先日、ストラップのクリップが壊れたのですが、何か買い替えが面倒で、そのままストラップなしの状態を続けていました。
 そして今日、船橋で買い物をした後、帰りの電車を待ちつつ、携帯を取り出しました。すると、手が滑り、携帯が落ちて電池カバーが外れました。落ちた所はホームのへりから20cmくらいしかなく、一歩間違えれば線路に落ちていました。

 そこで慌てて改札を出て、駅前のビックカメラでクリップ付きストラップを購入しました。
 実際に4年前に悲惨な経験をしており、こうなる危険性があることは分かっていたわけです。
 にも関わらず、4年という時間の経過の間に当時の記憶が薄れ、クリップ付きストラップの購入を先延ばしにしていました。結果的に被害はありませんが、一歩間違えれば大変な事になっていたわけです。
 ルールというものは、他人が決めたものも含め、何らかのリスクを回避するために存在するわけです。もちろん、盲従すればいいというものではありません。とはいえ、せめて自らの失敗に基づいて定めたルールくらいは、厳重に守り続けねば、と改めて思いました。

2011年04月16日

転売の進化

[ 漫画 ]

 ややマニアックな不用品を売りに秋葉原の古本・古グッズ屋に行きました。査定町の間、店内にいたのですが、明日の「サンシャインクリエイション」という同人イベントについての案内放送および掲示がありました。
 それによると、この店は、そこに企業ブースとして出展しているとの事でした。そして同時に、明日限定で、そこで発行された新刊の買取の際につけるポイントを5倍にするキャンペーンを行う、との事でした。

 要はイベント会場で新刊を買い、その足で持ち込んで転売してほしい、という事なわけです。実際、コミケ当日の秋葉原で、新刊を転売しにきた人をたくさん見た事はありました。
 また、数年前から壁際サークルの行列整理をやるようになり、それっぽい買い方をしている人もよく見ました。
 したがって、「転売するために同人誌を買う」というのは知っていましたが、ここまでシステム化されているとは思いませんでした。
 買うほうがそうなっているという事は、売る方も同様なのでしょうか。そのうち、同人誌転売を生業とする会社なども誕生するのでは、などとも思いました。

2011年04月15日

ブラウザバージョンアップ

 FireFoxとOperaを相次いでバージョンアップしました。FireFoxは、なぜか「再読込」のボタンが消えていました。別に右クリックで更新を選ぶなり、F5ボタンを押せば済む話ですから、さほどデメリットはありません。
 とはいえ、今までできた事ができない、というのは不便さがあります。一応、表示させようかとメニューを探しましたが、それらしい項目はありません。おかげで、使い勝手が少々下がりました。

 それにしても、ホームページボタン、さらにはスカイプボタンまでデフォルトで表示されているのに、なぜ再読込ボタンはないのでしょうか。ついでに出しておけばいいのに・・・と思いました。
 一方、Operaですが、バージョンアップしたとたん、「ブックマークバー」に表示されている文字の一部が見えなくなりました。ここには、よく使うサイトを画面いっぱい登録しています。
 不可解に思いながらも、ブックマークの項目を確認したところ、勝手にアマゾンなどのサイトがいくつか追加されていました。そこで早速削除し、元の状態に戻しました。
 提携先の会社のサイトを加えることにより、何らかの利益が先方よりもたらされる仕組みなのでしょう。その意図は理解できますが、使う側とすれば、そんなもの邪魔なだけです。
 その結果、削除された上に、「何勝手なことをするんだ」と悪印象を持たれるのは当然の帰結と思うのですが・・・。
 多分、見えないところでは改良が加えられているとは思います。とはいえ、使い勝手だけを考えると、双方とも改悪点ばかり目立ったバージョンアップでした。

2011年04月13日

腹には代えられぬ

 昨晩寝ていると、猛烈な腹痛に襲われました。即座にトイレに行ったものの、その後も間断なく痛みが続きます。頭のほうは半分寝ていますが、やはりそんな時は悪夢しか見れません。
 そのため、腹痛と悪夢を往復するような感じで、布団の上でのたうちまわっていました。
 この状況を回避するにはどうすれば、と朦朧とした頭で考えているうちに、冷蔵庫にある正露丸の事を思い出しました。確かに、過去の経験から、これを服用すれば腹痛は止まることは分かっています。

 しかし、しばらく前に、正露丸というのは腹痛の元となる病原菌を殺すのでない、という情報を複数の病院サイトで書かれているのを読みました。神経を麻痺させて腸の動きと痛みを止めているだけで、根本的な要因はむしろ悪化する可能性がある、とそれらのページには記載されていました。
 そのへんは頭で分かっていたのですが、実際にこの苦しみのまま朝まで過ごせないな、と思い、服用することにしました。おかげで、とりあえず腹痛と悪夢のコンボからは逃れることができました。
 害がある可能性が高いと分かっていながら、目先の辛さから解放される道を選んだわけです。実際の苦しみの前には、理屈というものは弱いものだな、と痛感させられました。

2011年04月11日

余震と慣れ

 夕方くらいにかなり強い余震がありました。後で調べたところ、都内では震度4とのことでした。
 仕事場は5階にあるため、かなり揺れました。しかし、一応、社内に置いてあるサーバの動作確認だけはしましたが、あとは、揺れる中、普通に仕事を続けていました。
 昔はこれくらいの地震があればもう少し驚いていたと思いますが、この一ヶ月ですっかり慣れてしまったのでしょうか。もっとも、周りには机の下に潜っていた人もいたので、みんなが同じわけではないようです。

 確かにここのところ、地震の他にも色々と面倒な事があって、なかなか疲れが抜けません。それだけに感覚が鈍っているのでしょうか。それとも、年齢的に人生の折り返し点をこえたため、生への執着心が薄れているのでしょうか。
 そのような事を考えて、地震に驚く人たちと自分を他人事みたいに比較しながら、キーボードを叩き続けていました。

2011年04月10日

花見川で花見

 千葉市花見川区に住んで13年半になります。しかしながら、町内で桜の花を見ることがあっても、「花見」をすることはありませんでした。
 ところが、今日は、近所に住む弟と選挙に行った後に花見をする事になりました(※相方は地震の事もあり、松山に長期滞在中のため不在)。投票所は幕張駅方面にあります。そこで、最初はそのまま幕張駅に出て、そこから千葉公園にでも行こうか、と思っていました。

 ところが、歩いているうちに、幕張駅の向こうを流れる花見川の存在を思い出しました。詳しい情報は知りませんが、花見川と名のるのですから、花見はできるはず、と安直に考え、そこまで足を伸ばす事にしました。
 しかし、確かにソメイヨシノや山桜が何本か咲いてはいるものの、花見ができるレベルではありません。一瞬、失敗したかと思いましたが、上流のほうを見ると、桜が咲いているようにも見えます。そこで、そちらに向かって歩きました。
 そして、三年ほど前に開通した「みずほ橋」を過ぎると、桜並木と花見をしている人たちが見えました。何本かは樹齢の長そうな樹もありましたが、多くは添え木がしてあり、最近になって植えた感じです。また、地面にも草が生えており、座りやすくなっていました。
 普段は昼酒は飲まない自分ですが、今日は昼酒好きの弟につきあい、シルクエビスを買いました。そして、自分としてはかなり珍しい「ビール片手の花見」となりました。
 画像をクリックすると同じ窓で大きな画像が開きます。
20110410-1.jpg
 その裏手は区役所になっています。帰って地図を見たところ、「花見川千本桜緑地」となっていました。花見川区役所の近くに花見の名所を作ろう、という発想なのでしょう。
 家族連れが多く、騒ぐ人もおらず、かなり雰囲気のいい花見風景でした。犬を散歩させている子どもや、バレーボールを始める学生さんなど、老若男女で楽しんでいる、という感じでした。
 というわけで、桜のみならず、それを見人を含め、楽しい時間を過ごすことができました。また、折角、「花見」がつく区に住んでいるのですから、来年以降も「区内での花見」を続けていこう、と思いました。

2011年04月09日

2011/4/9の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

選挙前日

 明日は県議選と市議選の投票日です。そのため、しばらく前から、朝の駅前などで選挙運動をしている人の姿が見えました。
 選挙のたびに書きますが、たいていの候補は、ひたすら自分の名前を言うだけです。今日の夕方、地元在住の候補者の選挙カーが近くを通りました。そして、「私は毎朝毎晩、駅頭に立って、政策を語り、皆様の声に耳を傾けていました」などと流していました。

 確かに、その人はよく駅で見かけました。しかし、覚えているのは、名前を連呼している事と、当初は「既存政党」所属だったのに、ある時期から「第三極の政党」に鞍替えした事くらいです。
 また、教育に関する政策を言っていたような気もしますが、特に具体的な話はしていませんでした。しかも、ちょっと政策みたいな事をワンフレーズ言った後、すぐに名前を言う、という感じでした。
 この演説方法とも、マスコミがヨイショする政党に移籍することも、「当選技術」としては正しいのでしょう。ただ、その正しさは「政治業者」としてのただしさであり、政治家としての正しさではないよな、と思いました。
 もちろん、全員がそのようなわけではありません。買い物に行った際にスーパーで演説していた候補の人は、ひたすら政策を言い続けていました。特に老人や子供のような弱者向けの政治に力を入れているようです。したがって、自分のような「千葉都民」の利害とはあまり関係がありません。
 とはいえ、どうせ議会に行くのなら、名前の名乗り方が上手い人でなく、政策を語れる人のほうがいいよな、と思い、明日の投票を誰にするかを決めました。

2011年04月07日

不安をいたずらに煽る人たち

 総務省が、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請したと発表しました。
 確かに、震災やそれに伴った事件に対し、様々なデマは流れました。とはいえ、その内容は「千葉の石油会社の火災で、有毒物質が大気中に流れた。千葉で雨が降ったら必ず傘などをさして雨水に触れないように」などと言ったものです。仮にそのデマ信じた人が、小雨で傘をさしても、別に実害などはないでしょう。

 他にも、色々なデマは流れましたが、「デマが流れた」という話は聞いても、「デマを信じて被害を受けた」という話はさほど聞きません。震災がらみで最も目立った「誤った行動」は一部食料品や電池などの買い占めでした。しかしこれは口コミで広がったという感じで、ネットの影響ではありません。
 にも関わらず、なぜここまで「ネットの情報」に過敏になっているのでしょうか。不思議としか言い用がありません。
 そのため、この報道を見たときは、政府としては知られたくない何かとんでもなく危ない事実があり、それがネット経由で広まるのを防ぎたいために、先回りしてネット規制を始めたのでは、などと思い、帰って「不安をいたずらにあお」られてしまいまいた。

2011年04月05日

折り返し

[ 交通 ]

 本屋で「阪急電車」という本が平積みになっていました。映画化される、みたいなポップもついており、かなり話題の本のようです。
 子供の頃、一年程ですが阪急沿線に住んだ事がありました。それもあって手にして目次を見たところ、当時自分が住んでいた所から数キロ離れた所にある「今津線」を舞台にした話であることが分かりました。
 そして、各話の題名も全て今津線の駅名となっています。そして、起点の宝塚駅から始まり、途中の西宮北口駅まで着くと、今度は折り返しで同じ駅を逆にたどって宝塚に戻る、という構成になっていました。そして、線名の由来である今津駅は出てきません。

 本では折り返し点になっている西宮北口駅の先には、阪神国道駅があり、その次が終点の今津駅となっています。しかしながら、その二駅は無視されているのです。それは、27年前に、それまでつながっていた今津線が西宮北口で分断されたためです。
 作者がどのように阪急電車と接していたのかは分かりません。ただ、27年もその状態が続けば、そのように書くのは当然でしょう。地元の人も違和感がなく読めると思います。
 ただ、私が住んでいたのは、その「分断」が行われる三年前でした。当時は、西宮北口駅構内で、今津線と神戸線の線路が直角に交わっていました。その交点を通るときに、パンタグラフが光っていた事などは、今でもよく覚えています。
 そして、分断前に引っ越した事もあり、自分的にはいまだに今津線がつながっている印象が強くあります。
 そういう事もあり、目次を見たときは、少々違和感がありました。そして同時に、そんな事を感じるのは、自分のように、分断前に住んでいた人たちだけだろうな、などとも思いました。

2011年04月03日

相似形の街

 ちょっとした用があって、新検見川駅から国道14号の方に向かって歩きました。歩き進んでいるうちに、ちょっとした既視感を覚えました。駅から14号への道は下り坂になっているのですが、ところどころで、幕張本郷駅から国道14号へ向かう道と似たような雰囲気があるのです。
 さほど離れていないうえに、地形が似ており、同じように国道14号や高速道路があるわけですから、雰囲気が似るのも当然なのかもしれません。

 いずれにせよ、歩き慣れた街と似たような街を歩く、というのはなかなか面白い経験でした。
 ただ、似ているとはいえ、駅が出来て30年しか経っていない幕張本郷と、倍となる60年の歴史がある新検見川ではいろいろと違います。
 特に、「とうふ屋」を見かけた時は、街の歴史が違うことを強く実感しました。
 いずれにせよ、いろいろと面白い経験ができました。また、時間があったら、この街を歩いてみたいものだと思いました。

チャリティ試合

 土曜日に、中四国にあるJ2の4チームが集まってのチャリティ試合が松山で行われました。今期、この4チームは、「Pride Of 中四国」と題して共同企画を行っていました。その「揃い踏み」がこのような形で実現するとは、結成当初は誰も思わなかったでしょう。
 愛媛は岡山との対戦でした。仕事があったので、携帯メール中継観戦となりました。開幕戦で大活躍した齋藤選手がベンチ入りもしていなかった事が気になりました。
 とりあえず、愛媛のほうが攻めていたようですが、結果は0-0で引き分けでした。

 チャリティ試合とはいえ、順位が下のチームにホームで引き分け、というのはあまりいいものではありません。もっとも、開幕した直後の長期中断という事で、調整的な意味合いもあったのでしょう。
 再開までまだ20日近くありますが、うまく調子を上げていってほしいものだと思いました。