取引先などとメールでやりとりしていると、たまに「ppt」という拡張子のファイルが添付される事がある。少し丁寧な人だと「パワーポイントのファイルで送りました」などと本文に添えてくる事もある。
これのパワーポイント(以下PowerPoint)は、MicrosoftのOfficeシリーズのアプリの一つで、プレゼンテーションなどに使われる。したがって、営業や企画で働く人にとっては、ある意味、WordやExcel以上の必須アプリなのかもしれない。ただ、逆に言えば、それ以外の仕事をしている人にとっては、全く持って縁のないアプリだ。
もちろん、仕事をしていれば社内外を問わず他の人のプレゼンテーションを受ける機会はあるだろう。しかし、そのプレゼンテーションはPowerPointで作られるが、それを見るのは自分のパソコンではなく、プロジェクタなどだ。
というわけで、一部の人にとっては必須すぎるにも関わらず、そうでない人にとっては、縁もゆかりもないのがこのPowerPointだ。というわけで、筆者が「開けない添付ファイルがある」という事で他の部署の人に質問される場合、たいていはこのPowerPointで作られた「ppt形式」のアプリである。
さて、そのppt形式の添付ファイルが来たらどうすればいいのだろうか。筆者の業務用マシンでは、Accessを使う事もあって、Officeは最初からProfessionalEditionにしていたため、PowerPointも入っている。そこで、そのテのメールが来たら、筆者のメルアドに転送してもらって、そこから打ち出す事にしていた。
しかし、一度や二度ならともかく、同様の事が何度も続くと、手間もバカにならなくなる。だからといって、毎日来るわけでもないppt形式の添付ファイルを読ませるためだけに2万以上もするPowerPointを購入するのも不合理だ。
そこでちょっと悩んだが、そのうちにOpenOfficeの存在を思い出した。フリーソフトだが、Word・Excel・PowerPointに相当する機能を持つ上に、Word・Excel・PowerPointで作られたファイルのほとんどを読むことができる。しかも、それらのデータをPDF形式で書き出す事もできるので、MicrosoftOfficeを入れている筆者も重宝している。
そこで、頻繁にppt形式の添付ファイルが来る人のマシンに、それをインストールする事にした。インストール時に、MicrosoftOffice形式のファイルをデフォルトでOpenOfficeで開くかどうかを尋ねてくるので、「ppt形式」を選択すれば、後は何もせずに、メールに添付されたppt形式のファイルをクリックするだけでOpenOfficeのプレゼンテーションソフトが開いて、表示してくれる。
我ながら、いい解決法を思いついた、と喜んでいたら、嫁さんに「それならPowerPointViewerを入れればいいんじゃないの」と突っ込まれた。筆者はそれまで存在を知らなかったのだが、Microsoftがフリーで出しているpptファイル閲覧専用のアプリがあるとの事だった。
確かに、PowerPoint形式のファイルを見るだけなら、こちらのほうが便利なのは明らかだ。それにしても、Microsoftもそのようなものを無料で配布するならば、最初からOfficeのpersonal(Word・Excel・Outlookのみの入ったパッケージ。たいていのパソコンの「Officeモデル」にプリインストールされている)に、このPowerPointViewerもついでに入れておいてくれれば、と思った次第である。