2004年12月17日

身近にありながら遠い世界

 職場の後輩につきあって新宿の宝くじ売場に行きました。私は宝くじを買わないので、売場が目に入っても、次の瞬間には認識から外れます。そのため、特に観察した事もなかったのですが、その後輩と一緒に歩いていと、売場に並ぶ長蛇の列や、呼び込みをする人の存在に気づきました。まさか宝くじを買うのに行列まで作る人がいるとは思わず、驚いたのですが、後輩は平然とその行列に並んでいました。普段親しく会話する相手が「別世界」に行ったような感じで、ちょっと不思議な気がしました。

 無事購入を見届け、改札に行こうとしたら、駅構内で今年話題になった波田陽句さんががライブをしていました。見ている人はみな、携帯のカメラを向けながらその歌(?)を聞いています。芸の内容はどこかのTV雑誌の宣伝企画のようで、歩きながら聞いていたのですが、何が「残念!」なのか、どこが面白いのかも全然分かりませんでした。しかし、ファン(?)は相変わらず食い入るように携帯カメラを向けています。
 その「お笑い」そのものにも、自分の目より携帯カメラを優先するファンの姿にも、自分には理解できない世界を感じました。
 ほんの10数分の間に、身近ながら自分が理解できない「世界」を二つも見れたのですから、お得な一日だったのかな、などと思いました。

2004年12月17日 23:39