2006年04月18日

700円+貴重な(?)経験

 先月末に携帯を買い換えた時、販売員の人から「携帯決済サービスの『iD』というのに加入すると2,000円安くなる」と言われました。なんかよく分からないし、SUICAもEdyもある中で新たな電子マネーなど不要だと思ったいました。しかし、その販売員さんは今の仕事をする前にうちの近くで宅配をやっていたという面白い偶然があり、待ち時間で地元話をして盛り上がりました。そこで、この人の成績になるならばと思い、加入を了承しました。
 するといきなり、クレジットカードの申込書が出てきました。「何で電子マネーに?」と尋ねたところ、この「iD」というのはチャージしなくても支払え使える代りに、三井住友カードへの加入が必須とのことです。しかも支払いはリボが必須。要は金利を取られるわけです。このあたりで、申し込みはするけれど、実際に使う気はかなり減退していました。
 そして昨日、カードが到着。その間に、この「iD」が、まだ使えないにも関わらず、am/pmで使えるみたいな広告を大々的に打っていたのを知って印象がさらに下がった事もあり、そのまま解約することにしました。仕事の昼休みに手続きを行ったのですが、予想以上にこれが高性能でした。電話にカード番号を打ち込むと担当者がそれを元に本人確認し、あっさり完了。「iD」は一度も使うことはありませんでしたが、その最先端の解約システムには感心させられました。
 カード初年度年会費は1,300円ほどでしたから、割引と差し引いて700円得した計算になります。まあ、それ自体はあまり意味がないのですが、「iD」なるものの仕組みを知ることができ、さらに使い勝手のいい解約システムを体験することができました。その経験も含めて、「よりお得な買い物」をしたと言えるかも、などと思いました。

2006年04月18日 23:54