2009年07月31日

渡辺俊介投手の好投と終盤の逆転で連敗止める

 千葉で行なわれた、千葉-東北は渡辺俊介投手と田中投手が先発。今季既に二度この顔合わせがあり、いずれも渡辺俊投手に黒星がついています。
 今日は一番から六番までは昨日同じでした。そして七番には里崎選手がスタメンマスクで入り、八番はばーな、九番は二度目のスタメンとなる塀内選手でした。
 渡辺俊投手は立ち上がり、いきなり先頭打者に死球をぶつけ、犠打で進まれますが、そこから三・四番を抑えます。
 その裏、千葉も先頭の西岡選手が安打するも、盗塁失敗もあって三人で終わります。

 今季ここまで僅か1勝の渡辺俊投手ですが、今日は遅い球がよく決まり、東北打線を抑えます。二回には竹原選手の好守備もあり、先頭打者の死球以降は走者を出しません。
 しかし、毎回渡辺俊投手を援護できない打線は、今日も好機を作れません。3回には1死からバーナムJr選手が得意の(?)死球で出塁するも後続がなく、5回2死から里崎選手がチーム2本目の安打を放ちますが、これも活かせません。
 5回まで無安打投球だった渡辺俊投手は、6回も簡単に二死を取ります。しかし、続くリンデン選手の当たりはバックスクリーンに飛び込み、初の被安打で1点を先制されてしまいます。
 続く7回も渡辺俊投手は先頭打者に安打されますが、ここは四番以下を抑えて追加点は許しません。
 その裏、千葉も先頭のサブロー選手が安打して盗塁成功し、さらに2死から竹原選手が四球を選びます。しかしここで、前の打席で安打している里崎選手が倒れ、ここも0点に終わります。
 今日も援護がない渡辺俊投手ですが、好機を逸した直後の8回表も安打はされますが、0点に抑え、最少得点差を維持します。
 そしてその裏、こちらも続投の田中投手に対し、先頭のバーナムJr選手が右翼ポール際中段に4号ソロを放ち、同点に追いつきます。さらに1死から西岡選手が二塁打を放つと、続く井口選手の中前打で本塁をつき、ブロックした捕手に体当たりしてボールを弾き、逆転に成功しました。
 さらにサブロー選手の安打で田中投手が降板すると、大松選手の四球で満塁にした後、竹原選手に犠飛が出て、もう1点を追加します。
 これでこの試合初めて勝ち投手の権利を得た渡辺俊投手が、9回のマウンドにも上がります。しかし、先頭打者をいきなり歩かせると、鉄平選手にも安打され、無死1・2塁になります。続くは四番の山崎武選手。ここ二日の事があるだけに、「一発出れば・・・」と不安でしたが、ここを遊ゴロ併殺に打ち取ります。そして、最後は宮出選手のファウルフライを、バーナムJr選手がカメラマン席に突っ込みそうになりながら好捕して試合終了。3対1で勝ち、連敗を6で止めています。
 お立ち台は5月6日以来の2勝目を挙げた渡辺俊介投手と同点本塁打のバーナムJr選手でした。渡辺俊投手は、白星が上がっていない中の登板について尋ねられ、「今日は12勝くらいしているつもりで投げました」と言っていました。また、インタビュー後に右翼席前での万歳の後、スタンドから流れる自分の応援歌を聞き入るバーナムJr選手も印象に残りました。観客数は2万3千7百人ほどでした。

2年10ヶ月前から進歩なし

[ 交通 ]

 会社帰りに駅まで行ったら、京葉線が止まっている、という情報が流れていました。まあ、立地条件の関係で強風などがあれば止まる路線です。それに、自分の帰宅には関係ないが、沿線に住む同僚は災難だな、などと最初は軽く思っていました。
 ところが、詳しい情報が入った時は、唖然としました。14時ちょっと前からずっと止まっており、復旧の見込みは立っていない、との事です。ならば余程の突発的な事故なのだろうか、と思ったら、原因は「変電所でのトラブル」との事でした。

 帰宅した時点で見た報道は、変電所で火災発生の警報が鳴ったものの、煙や火は確認されず、まだはっきりとはわかっていない。ただ、「煙が出ていた」との目撃情報もあるというというものでした。その後しばらくして、実際に変電所の機器が焼けこげていた事が発表されました。
 実は、2年10ヶ月前に、発生した変電所こそ違えど、ほとんど同じ事故が発生し、その時も長時間不通になりました。発生当初に「変電所の火事」という事実を正確に発表しなかった所まで、ほとんど同じです。
 つまり、2年10ヶ月前に発生した事故の教訓が全く生かされていなかったわけです。長時間運休はもちろんですが、火災に関する予防策並びに事後対応に一切の進歩がない、というのは大問題でしょう。
 JR東日本のトップページを見ると、未だに3年半前に発生した死傷事故のお詫びが一番上に書かれています。
 しかし、この現状を見ると、あれは誠意によるものではないことがよく分かります。「反省」「安全重視」を出すことが企業イメージ向上に結びつくから、という計算ゆえの事なのでしょう。
 このことは、ちょうど昨日に発表された社長インタビューを読めばよく分かります。一応、経営の最優先課題である「安全」を求めるひたむきさなどとは言っていましたが、「安全」という言葉が出てきたのはその一箇所だけ。あとはひたすら金儲けの事ばかり言っていました。その翌日に、このような事が発生したのです。
 グループ全体で何度事故を起こして乗客に迷惑をかけても、全然学ぶことなく利益ばかり追求するという、JRらしさを改めて感じさせられました。

6対0から逆転され、6連敗

 千葉で行なわれた、千葉-北海道は成瀬投手とスウィーニー投手が先発。今日は井口選手が初めて中軸を外れて二番に。入れ替わりで竹原選手が五番に入りました。また、橋本将選手がスタメンマスクをかぶり、指名打者にはベニー選手が入りました。
 1回裏、1死から井口選手が二十数打席ぶりの安打となる二塁打を放つと、四球二つで満塁にします。しかし、橋本将選手が倒れ、先制できません。
 一方、前回の札幌ドームでは8回2失点だった成瀬投手は、立ち上がりから好調で、最初の一巡を無走者に抑えます。

 そして3回裏、この回先頭の西岡選手が左中間を抜く三塁打を放つと、井口選手が二打席連続となる二塁打を放ち、先制点を挙げます。さらに四球の後、大松選手に適時打が出て2点目を挙げ、なお続く無死1・3塁で竹原選手の三遊間を抜きそうな当たりは小谷野選手に好捕されたものの、その間に三塁走者が生還し、3点目を挙げます。
 直後の4回表、成瀬投手は田中選手に二塁打されると、さらに安打で1・3塁に。しかしここで稲葉選手からの中軸三人を抑え、0点に切り抜けます。
 そしてその裏、1死からランビン選手が二塁打すると、西岡選手の適時打で追加点を挙げ、続く井口選手が右翼席に13号2ランを放ちます。これまでの不振がうそのように猛打賞で3打点の活躍。アメリカ時代に慣れ親しんだ二番が性にあったのでしょうか。
 これで前半を終わって6対0に。昨日、2点リードの9回2死無走者から逆転された時は、「これを負けるなら、もう勝てる試合はないのでは」と思いましたが、さすがにこれなら大丈夫、とこの時は思っていました。
 また、甲子園は試合の展開が早く、千葉で5回裏の花火が上がった時点で久保投手が移籍後初完封をしていました。この時も、まあ、今日は成瀬投手も完封しそうだからいいか、と思っていたほどでした。
 ところが7回表、途中の守備から入っていた糸井選手に右翼席に運ばれて1点を返されます。さらに安打されますが、成瀬投手は三振の後、相性の悪い鶴岡選手を併殺に打ち取ります。この時点では、最少失点で、しかも鶴岡選手を抑えたのは大きいと思っていました。
 しかし続く8回、先頭の金子誠選手に安打され、1死後にも安打されて1・2塁に。続く稲葉選手を抑えて二死となりますが、高橋選手に右前に弾かれます。大松選手の送球がいいところに行き、橋本将選手のブロックも良かったのですが、金子誠選手がわずかな隙間に左手を入れ、もう1点が入ります。そして、続く糸井選手を歩かせて満塁とし、昨日逆転打の小谷野選手を迎えたところで、荻野投手に交代となりました。
 ところが、荻野投手は左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を喫します。しかし続く二岡選手を三塁ゴロに打ち取ってこれで終わり、と思いきや、ランビン選手が弾いてしまい、さらに一塁に悪送球。これで一気に同点になってしまいました。
 こうなると、完全に流れは北海道に行ってしまい、続く鶴岡選手の適時二塁打で7対6と大逆転されてしまいました。
 8回は建山投手に対し、先頭のバーナムJr選手が安打し、犠打で進むも後続がありません。そして9回も武田久投手に対し、1死からサブロー選手が安打し、一発のある大松選手、竹原選手に回りましたが、いずれも打ち取られ試合終了。昨日を上回る大逆転で、6連敗となってしまいました。
 ここまで来ると、もう疫病神に取り憑かれているとしか思えません。まあ、正確に言えば「疫病球団社長」になるわけですが・・・。観客数は1万5千1百人ほどでした。

2009年07月29日

住む町を俯瞰

 テクノガーデン最上階にある店で食事をしました。海浜幕張にある高層ビルのいくつかは、最上階で食事できるのですが、これまで行ったのは、幕張プリンスホテル(当時)だけでした。
 また、そこの立地の関係で、見えた景色は東京湾および海辺に建つ施設および街でした。それに対し、今日座った席は、陸側を向いています。したがって、自分の住む幕張本郷および幕張の街並みを見渡すことができました。このような位置から見るのは、初めての事です。

 普段歩きやバスで普段からよく移動している地域ですが、このような位置から見ると、意外な事が分かりました。特に驚いたのは、海浜幕張地区の道が、意外に曲がっている事でした。
 埋め立て地に造った街なだけに、もっと整然としていると思っていただけに意外でした。まあ、幕張駅など、既存の地区と連絡する必要性などもあるのでしょう。
 他にも、意外な位置関係など、この位置からしか分からない事を知ることができ、楽しめました。
 あと、はるか向こうには、高層ビルが三本建っている地域がありました。自分の知る限り、そちらの方向には大きな街はないため、少々不思議に思いました。
 なお、窓から外も楽しめましたが、食事のほうも値段・味とも十分満足できました。というわけで、かなり有意義に過ごせた昼の一時となりました。

9回2死無走者から逆転され、単独最下位に

 千葉で行なわれた、千葉-北海道は清水直行投手と多田野投手が先発。ここまで4回やられている多田野投手に対し、今日は打順を組み替えました。竹原選手が対右では初めてとなる二番に入り、三番はサブロー選手、五番は井口選手と入れ替えました。また、六番は橋本将選手が指名打者で入りました。
 初回、清水直投手はいきなり田中選手に二塁打されます。さらに暴投で進まれた後、森本選手に二塁打されてあっという間に先制され、さらに続く稲葉選手にも二塁打されます。
 ここで早くもバレンタイン監督がマウンドに行って檄を飛ばしますが、続く高橋選手にも二塁打でまた1点。何でも、四者連続二塁打はリーグタイ記録だそうです。
 そこから後続は抑えましたが、昨日同様、初回から3点を失う展開となってしまいました。

 しかし援護を貰った多田野投手も本調子でなく、いきなり西岡選手がストレートの四球を選びます。さらに竹原選手が安打で1・3塁となると、サブロー選手が三遊間を抜き、新打順が功を奏した形となり、即座に1点を返します。しかし、なお続く無死1・2塁から、後続が倒れ、最少得点に終わります。
 さらに3回、1死から竹原選手が四球を選ぶと、2死後に大松選手が左中間を抜く適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄ります。
 2・3回と走者を出しながら抑えてきた清水直投手ですが、その直後の4回、先頭打者を歩かせると、犠打と安打で1・3塁に。続く田中選手のゴロは自らの好守備で本塁アウトにしますが、森本選手を歩かせ、満塁でリーグ打率1位の稲葉選手を迎えます。一打出れば試合の流れが大きく決まるところでしたが、ここは踏ん張り、内野フライに打ち取りました。
 清水直投手は、5回も2死からこの試合6本目となる二塁打を打たれますが、後続を抑えます。
 するとその裏、先頭のランビン選手が久々となる安打を放つと、続く西岡選手が二塁打を放って無死2・3塁に。ここで竹原選手が詰まりながらも二塁の後ろに落とし、同点に追いつきます。
 さらにサブロー選手がこの試合2本目となる適時打を放って逆転に成功。ここまでやられ続けていた多田野投手をKOします。
 北海道の二番手は林投手でしたが、いきなり大松選手に死球で満塁。さらに井口選手が押し出しで久々の打点を挙げ、2点差をつけました。
 なお無死満塁と、ここで一気に決めたいところでしたが、続く橋本将選手の一塁ゴロがホームゲッツーとなり、里崎選手も倒れます。結果的には、ここでの逸機が最後に大きく響きました。
 勝ち投手の権利を得た清水直投手は、6回を初めての三者凡退に抑え、ここで降板。7安打3四球3失点ながら、2回以降は0点に抑え、ここで交代となりました。
 続く7回は川崎投手が登板。そして1死から稲葉選手に二塁打されると、すかさず荻野投手に交代。後続を断った荻野投手は8回も続投し、先頭打者を歩かせるも、0点に抑えます。
 そして9回はシコースキー投手が登板。一番から始まる攻撃でしたが、あっさり二死を取り、連敗脱出まで「あと一人」となります。しかしそこから稲葉選手が安打し、高橋選手も追い込んだものの安打されます。さらに、スレッジ選手も追い込みながら最後は四球を出し、ついに満塁となってしまいます。
 続く小谷野選手の当たりはライナーで右翼へ。大松選手も懸命にジャンプしますが、打球はその上を越えてフェンスを直撃。3点適時三塁打となり、一気に逆転されてしまいました。
 その裏、武田久投手に対し、先頭の竹原選手が本日四本目となる安打を放ちます。続くサブロー選手が犠打で進め、大松選手が四球を選び、長打で逆転サヨナラ、という場面になりました。しかし井口選手、さらには途中出場の田中雅彦選手がともに内野ゴロに倒れて試合終了となりました。
 これでチームは5連敗で対北海道は8連敗。そして合併球団が勝ったため、ついに約2ヶ月半ぶりの単独最下位となってしまいました。観客数は1万7千8百人ほどでした。

 あと、今日は12時から、海浜幕張のテクノガーデンで、「決起集会」が行なわれました。ちょうど仕事が休みだったので、見物に行きました。
 基本的には、このビル街で働く人向け企画のようで、選手と握手できる整理券が300枚配られるのですが、うち200枚はビル街の人専用との事でした。そんな中、100枚の整理券を求めて、徹夜で並んだ人もいたそうです。
 夏休みでしたが、子供の姿はあまり見かけませんでした。内容は、キャラクターとチアガールのショーの後に、井口選手・サブロー選手・竹原選手のトークショー、その後に握手会、というものでした。
 この類のイベントは、時間がおす事が多いのですが、今日は「オフィスビルの昼休み企画」という事で、最初のダンスはぴったり10分で終了。その後、待たせる事なく、選手が登場しました。他のイベントも見習ってもらいたいものです。
 ただ、チーム状態が状態なだけに、肝心のトークショーはあまり盛り上がりませんでした。こういう場合、選手のかけあいが面白いのですが、特に合いの手などもありません。ちょっと盛り上がったのは、ビールの話になったとき、井口選手が「家で飲みます」と言った後に、竹原選手が「井口さんに連れて行ってもらっています」と言って苦笑いされた時くらいでした。

最悪のタイミング

 少々時間が余ったので、ドトールに入りました。コーヒーを飲みながら、ふと「そろそろ月末だが、携帯料金はどのくらいだろう」と気になりました。そこで、マイメニューから料金確認サイトへ行こうとしたのですが、そこへのリンクが見あたりません。
 以前は簡単に分かったのですが、トップページ変更に伴い、分かりづらく「改悪」されてしまっています。そこで、適当にそれっぽい名前のリンクをクリックしたのですが、残念ながら間違い。ドコモが運営する、クーポン配布サイトみたいな所に紛れ込んでしまいました。

 その中の一つに「ドトールコーヒー」がありました。ちょうど今いる事もあって気になり、ページを開いたのですが、なんとそこには「この画面を提示すると、S→MもしくはM→Lに、無料で増量」と書かれていました。
 別に喉が渇いていたわけでもないですから、コーヒーの量が少々増えようと、特に変りはありません。しかしながら、該当商品を買った直後に見てしまったため、とてつもない損をしたような気分になってしまいました。かなりの損失感です。
 同様の悲劇(?)を起こさないためにも、今後は店の中でネットクーポンがあるページを見る際は、自分が今いる店のページは絶対に開かないようにしよう、と強く心に誓いました。

2009年07月28日

対北海道7連敗で同率最下位に

 今日の千葉は、今季二度目で最後になる「ビアスタジアム」でした。入場料が全席1,500円(FC会員は1,000円)で、ビールが半額の300円という恒例企画です。今日は仕事でしたが、早く上がれるので、観戦を決定。相方に、午前中の場所取り並びに、入場後の席取りをしてもらったため、試合開始直前に球場入りしたにも関わらず、バックネット裏7列目くらいに座ることができました。
 その、千葉-北海道ですが、オールスター前にも札幌で三連戦をやっています。そして今日から三連戦なので、合わせて同一チームと6連戦やる事になりました。オールスター休みを挟んでいるとはいえ、かなり珍しいと思われます。
 先発は小林宏之投手と八木投手でした。打順のほうは、一昨日、「後半は楽しい野球をやっていく」と宣言したバレンタイン監督なだけに、大幅な入れ替えを期待していたのですが、一番から七番までは、前半戦同様の「対左投手固定打線」でした。ただ、八番に田中雅彦選手がプロ初の指名打者で入り、九番三塁にはランビン選手が入っていました。

 小林宏投手は立ち上がり、先頭の田中選手を1-3から歩かせます。さらに犠打で進まれた後、稲葉選手には死球を当ててしまいます。しかし、続く高橋選手が放った安打性の当たりは西岡選手が好捕して二死に。これで何とかなるかと思ったのですが、続くスレッジ選手に、右中間へ3ランを叩き込まれてしまいます。
 投げる前から援護を貰った八木投手は、低めの変化球が面白いように決まります。大松選手を除く八人が右打者だったのですが、その内角低めに落ちる緩いカーブが、振れば空振り、見逃せばストライク、という感じでカウントを稼ぎます。さらに、低めに落ちるスライダー系の球および直球の「三択攻撃」に、千葉打線は翻弄されました。
 3回にこの回先頭の田中雅選手が起用に応えてチーム初安打を放ち、盗塁も決めますが、そこから後続が三者連続三振に打ち取られます。4回の時点で早くも六人が三振し、この調子なら、今季三度目の「先発全員三振」もあるのでは、とまで思いました。
 一方、立ち上がりに制球が悪く3点を失った小林宏投手ですが、段々と本来の投球を取り戻します。3回には先頭の森本選手に二塁打を打たれ、内野ゴロで三塁に進まれますが、2死後に先ほど本塁打のスレッジ選手を打ち取ります。なお、この打席でなぜかスレッジ選手は何度かバントの構えをしており、不思議に思いました。
 さらに4・5回も先頭打者に安打されて犠打で進まれましたが、ここも0点に抑え、「1回表以外は投手戦」という展開になります。
 6回まで2安打に抑えられていた千葉打線ですが、7回に先頭のサブロー選手が安打すると、続く竹原選手が四球を選び、初めて二人の走者を出します。ここで北海道ベンチは完封の可能性がある八木投手をあっさり見切り、菊地投手を起用。そして里崎選手三振の後に、代打で橋本将選手が登場すると、宮西投手に交代します。
 すると、千葉ベンチは代打の代打でベニー選手を起用しますが三振に。さらに続くランビン選手に今江選手の代打を告げ、北海道が7回ながら、この回四人目となる建山投手を起用すると、またも代打の代打でバーナムJr選手を起用します。
 というわけで、「二者連続代打の代打」対「三者連続投手交代」の対決となったわけですが、ここは北海道継投陣の勝利となりました。
 続く8回も小林宏投手はマウンドに上がり、連続三振で簡単に二死を取ります。ところが、続くスレッジ選手に、初回とほぼ同じ所にソロ本塁打を打たれてしまい、次打者に安打されたところで降板となりました。
 この回は満塁にしながら、何とか追加点は防ぎました。しかし続く9回は伊藤投手が打たれ、ついに5点目を失います。
 その裏、林投手に対し、連続三振で簡単に二死となります。しかし続く竹原選手が、左翼席に打った瞬間に分かる5号ソロを叩き込みます。これで、2試合連続「完封目前の9回2死からのソロで1点を返す」になりました。しかしながら、この点差では焼け石に水で、そのまま5対1で敗戦。合併球団が勝ったため、勝敗の数が全く同じになり「同率最下位」となってしまいました。また、対北海道は7連敗で早くも負け越しが決まっています。観客数は2万4千5百人ほどでした。

2009年07月27日

体感時間の謎

 駅から会社までは歩いて5分くらいです。ところが、毎朝出勤の時に限り、この5分がやけに長く感じます。
 別に仕事場に入るのが嫌なわけではありません。その証拠に昼休みの時も、弁当を食べた後は外に出て休息を取り、同じように駅から会社まで歩いて戻ります。その時は別に長く感じません。
 会社までの経路は見晴らしが良く、駅舎から出ればもう会社の看板が見えます。そのような中で、朝に限ってなかなか会社が近づかない、というのは奇妙なものです。
 まあ、まだ朝なうえに、行きの電車の中では寝ているので、目が覚め切れていないためなのかもしれません。
 なお、同じ距離を一番短く感じるのは、当然ながら仕事が終わって帰るときです。まあ、これについては、仕事が好きかどうか、という問題以前の理由だと思っています。

2009年07月26日

三枚組(?)の広告

 京成バスに乗っていて、窓につり下がっている広告を見ていました。よく見てみると、その広告の下には、別の広告が隠されて(?)いました。さらにそれをめくると窓が見えたのですが、そこには、シール形式の広告がありました。
 別に、めくっていく度に話が進んでいき、一番下にオチがある、といった趣向ではありません。関連性はないですし、広告主も全て異なります。しかも、一番上にあるのは、京成バスグループという「自社製」で、その下に、他企業の広告を隠して(?)のです。

 別に車内が広告で埋まっているわけではありません。三枚とも見えるようにすることができる場所は十分にあります。
 理由は分かりませんが、これを見た広告主はもちろん、広告出稿を検討している人が見てもいい思いはしないでしょう。営業的には損することはあっても得することはありません。
 というわけで、その「階層構造」ばかりが印象に残ってしまいました。おかげで、埋められた二枚はもちろんの事、一番上に出ていた自社広告に何が書いてあったかも、降りてすぐに忘れてしまったほどでした。

2009年07月25日

オールスター第2戦、一発攻勢でパが雪辱

 広島で行なわれたオールスター第2戦は大竹投手と涌井投手が先発。1回裏にブランコ選手の適時打でセリーグが先制すると、直後に中村選手の本塁打でパリーグが追いつくなど、序盤は昨日同様、1点ずつの取り合いとなります。
 そしてセリーグが2対1で迎えた4回表に松中選手のソロで追いつくと、その裏、杉内投手から宮本選手が左翼2階席に飛び込むソロで再び突き放します。

 ところがまた直後の5回表、この回から登板の藤川投手に対し、先頭のサブロー選手がこれまた左翼2階席に飛び込むソロを放ち、再び追いつきました。交流戦でも藤川投手から決勝の適時三塁打を放つなど、今季のサブロー選手は藤川投手に相性がいいようです。もっとも、この相性の良さを秋に活かせる可能性は、現時点ではかなり低くなってしまっていますが・・・。
 さらに続く6回表、この回から登板の吉見投手から松中選手が今度は右翼ポール際に二打席連続となる2ランを放ちます。このような弾道の本塁打は久しぶりで、解説の衣笠氏も打ち方を絶賛し、本人もかなり喜んでいました。
 その裏、先頭の金本選手が安打すると、初選出されたものの、豆をつぶして投球できない由規投手が代走で出場。そして、続く栗原選手の二塁打で2・3塁となると、本塁でのクロスプレーを意識してか、由規投手には「代走の代走」で内川選手が起用されました。
 しかし、この無死2・3塁を金子投手が踏ん張り、1点も与えません。
 そのまま2点差で迎えた9回、マウンドには地元の永川投手が上がります。ところが、1死からの三連打で満塁とすると、里崎選手の犠飛と中島選手の適時内野安打で2点をダメ押ししました。
 その裏、パリーグ選出投手でここまで唯一出ていなかったシコースキー投手が満を持して登場。しかし、地上波の哀しさ(?)で広告が終わった時はもう「腕回し」は終わっていました。
 投球のほうは、いきなり先頭打者を歩かせてしまい、さらに満塁にして犠飛を打たれます。しかし、その1点に抑え、7対4でパリーグが逃げ切っています。観客数は3万8百人ほどでした。

人気作品を買うはずが・・・

[ 漫画 ]

 年に数回くらい、その時流行の漫画を買いたくなります。作品に興味があるというより、流行調査みたいな感じです。というわけで、今日、本屋に行きました。当初あたりをつけていたのは、「けいおん」が本命で、他の候補は「咲」「ちはやふる」といったところです。
 しかし、いずれも表紙などを見た結果、購入する意欲がわきません。そこで、他に何かないかと思い、漫画コーナーを歩いていました。

 すると、その中に一つ印象に残る表紙がありました。女性二人が殺気だった顔で向かい合っている絵の上に「嫁姑の拳」と書いてあります。一部立ち読み出来たので見てみたのでしたが、かなり斬新な内容でした。
 「嫁姑ネタ」も「格闘アクション」も昔からある定番の題材ですが、それを組み合わせる、というのはなかなか思いつけない発想です。それに感心した事もあり、買うことにしました。
 「けいおん」を買う予定だったのに「嫁姑の拳」を買ってしまう、というのは我ながら奇妙だと思いました。まあ、そういうのを含めて漫画好きで良かった、とも思いました。

2009年07月24日

オールスター初戦など

 札幌で行なわれたオールスター初戦は、ダルビッシュ投手とゴンザレス投手が先発。しかし、ダルビッシュ投手は初回に肩に打球を受け、そこで交代となりました。ただ、その後はベンチで普通にしていたようなので、今後に影響はなさそうです。
 序盤でパリーグが2対0としますが、そこからセリーグが小刻みに点を重ね、6回表に逆転。しかしその裏から登板の川井投手が不調で、満塁から里崎選手が押し出しを選んで追いつきます。

 さらに続く7回裏、続投の川井投手に対し、この回から登場のサブロー選手が安打し、さらに失策で無死1・2塁に。ここで、稲葉選手はバントの構えを見せて2球見送ったあと、三塁にバントを敢行。これが悪送球を呼び、その間に走者二人が帰り、パリーグが再び勝ち越します。
 さらに、中村選手の二塁打の後、高橋選手の2点適時打が出ます。そして金子誠選手が安打でつないだ後、併殺の間にもう1点入り、地元北海道勢の活躍で5点リードとなります。
 ところが、直後の8回表に登板んした有銘投手が乱調。いきなり四球を出し、連打で1点返された後、さらに四球で満塁と、完全に雰囲気に飲まれている感じでした。さらにそこから内野ゴロと内川選手の2点適時打で4点を返されて1点差となり降板となりました。
 そして迎えた9回表、武田久投手が登板しますが、先頭の石原選手に安打されると、続く青木選手に逆転2ランを喫します。さらにそこから1点を失って逆に2点差となります。その裏は前の回から登板の三浦投手が抑え、10対8でセリーグが逆転勝ちしました。観客数は3万8千8百人ほどでした。
 久々に地上波での野球中継を見ましたが、相変らず、野球が行なわれている最中に余計な事をする、という放送に不快感を強く覚えました。
 サブロー選手に至っては、二打席たったものの、いずれもその時に、他の選手だの監督だののインタビューが入っていました。選手のインタビューなどは、打席の合間に談話で流せばいいわけです。ましてや、8回の打席では、大石監督と解説の江川氏を並べて、25年前のオールスターで「9打席連続三振を阻止した内野ゴロ」の思い出話を映像まで流してやっていました。
 過去の記録を大切にすることは悪くありませんが、今行なわれているプレーより優先していいものではありません。
 毎度の事ですが、地上波野球中継の衰退の原因には、このような「野球軽視」の放送姿勢もあるのでは、と改めて思いました。

 一方、昨日は同じ札幌ドームでフレッシュオールスターが開催。試合のほうはイースタンが7対0と大勝し、中田選手がMVPとなりました。
 なお、湘南シーレックスは運送業者の手違いで、ユニフォーム並びに用具が届かず、選手達は北海道の練習ユニフォームを借りて試合をする羽目になりました。そして、その中の松本選手が優秀選手でお立ち台に上がったときは、観戦しているファンの方が来ていた応援用ユニフォームを借りて着ていたそうです。
 自分も、配送手配の仕事をした事があり、「物が届いていない」「入れ忘れがあった」などという連絡を受けて、血が凍るような気分になったことがありました。それだけに、今回の件は他人事とは思えませんでした。あと、ファンの着ているユニフォームを借りた関係者の機転には感心させられました。

2009年07月23日

噂をすれば・・・

 会社の飲み会が横浜でありました。その帰路、ホームで雑談しているうちに、横浜にある取引先の営業担当者が話題になりました。「あの人の営業の姿勢は・・・」などとホームで話しているうちに電車が来たので乗ったところ、なんと、その人が一つ隣の扉から入り、10mも離れていない所に座りました。
 無視するのもなんなので、一応、挨拶だけはしましたが、相手はかなり驚いていました。まあ、都内で働いている取引相手と、夜の横浜で乗り合わせるなど、普通は想像しないでしょう。
 向こうとしては、遅くまでの仕事が終わって帰りの電車に乗ったのに、また仕事モードに戻らされた、みたいな感じだったでしょう。自分たちが原因とはいえ、運が悪い日だったのだろうな、と同情してしまいました。

2009年07月22日

クールビズ雑感

 クールビズもすっかり一般化しました。今では、朝の通勤電車で、ネクタイを締めている人を見ると珍しく思えてしまうほどです。またその効果なのか、電車の冷房が以前ほど寒くなくなったように思え、大量の客が降りた後の車内で寒さに震えることもなくなりました。
 ただ、相変らず、「他社を訪れる時はネクタイをつける」というのは存続しています。別に、訪問先でもつけていないのですから、仮に相手がノーネクタイで来たから非礼、という事にはならないと思うのですが・・・。

 涼しい社内にいる間はノーネクタイでもいいのに、暑い外に出るときはネクタイをしなければいけない、というのも妙な話です。
 定着したおかげか、最近はあまりクールビズの宣伝を見ません。ここは一つ、さらなる温暖化防止と、外出する人の辛さを快勝するためにも、「客先を訪れるときもクールビズ」という宣伝をやったほうがいいのでは、などと思いました。

2安打完投負けでまたもや三タテ

 札幌で行なわれた、北海道-千葉はダルビッシュ投手と成瀬投手が先発。今日も今江選手は欠場で、九番にランビン選手が入りました。また、スタメンマスクは橋本将選手でした。
 立ち上がり、西岡選手が四球を選び、さらに2死から大松選手も四球で1・2塁としますが、サブロー選手が打ち取られます。
 一方の成瀬投手もその裏、先頭打者を安打で出し、犠打で進まれますが、3・4番を打ち取って0点に抑えます。

 初回こそ走者が出ましたが、そこから打線はダルビッシュ投手に抑えられ、安打が出ません。3回にはこの回先頭のランビン選手がいい当たりを放ちますが、稲葉選手に好捕されます。
 その裏、成瀬投手は3回に先頭の鶴岡選手に安打されますが、犠打失敗さらに盗塁失敗があり、三人で抑えます。
 千葉は5回二死からバーナムJr選手が四球を選んで、久々の走者が出ましたが、ここも得点には結びつきません。
 その裏、この回先頭のスレッジ選手は初球で意表のセーフティバントを見せ、ファウルになります。さらに2-0と追い込みますが、そこからの三球目を打ち返すと、左中間を破る二塁打になりました。さらに内野ゴロなどで2死3塁となると、成瀬投手に相性がいい鶴岡選手がフェンス直撃の適時打を放ち、ついに均衡が破れました。
 直後の6回、1死から福浦選手が四球を選ぶも、井口選手が併殺に倒れて三人で終わります。続く7回、1死からサブロー選手が振り逃げで出塁すると、橋本将選手が右前にチーム初安打を放ち、1・2塁とします。しかしここも後続なく、得点はできません。
 5回の失点の後、6・7回を三人で抑えていた成瀬投手ですが、続く8回2死を取った後、またしても鶴岡選手に今季1号となるソロを打たれ、2点目を失ってしまいます。
 そして9回もマウンドにはダルビッシュ投手が上がり、簡単に2死を取られます。しかしそこから、サブロー選手が初球を左中間に弾き返すと、これが伸びて12号ソロとなりました。しかし結局反撃はそこまでで2対1で敗戦となりました。
 これで最近4カードで三度目の三タテとなり、対北海道はいまだビジター勝ちなしの8連敗となってしまっています。観客数は2万3千5百人ほどでした。

2009年07月21日

重要書類を干す

 朝イチで複数の印刷物を読み込んで一枚のPDFにする仕事を頼まれました。それ用のスキャナとソフトがあるので、ボタン一つですむはずなのですが、なぜか紙が何枚かまとめて読み込まれます。
 たまたま機械の調子が悪いのかと思い、紙を捌いてやり直そうとしたら、奇妙な手応えがして、紙が捌けません。どうやら、湿気で紙がくっつき、それが原因でスキャンも失敗したようです。何度か捌いたあと、再度読み込もうとしましたが、やはりダメでした。

 紙は普通のコピー用紙ですし、仕事を頼んだ人が汗をかいていたわけでもありません。にも関わらず、ここまで紙がくっつくのですから、相当の湿度なのでしょう。
 仕方ないので、紙をバラして「干す」事にしました。とはいえ、渡された印刷物はかなり重要度が高く、そこらへんにぶら下げておくわけにはいきません。紛失でもしたら一大事になります。
 そこで、目の届く範囲に一枚ずつ並べ、万が一にも飛ばないように、数分間、神経を使いながら「干し」ました。
 短い時間でしたが、そこそこ効果があったようで、三度目の挑戦で、なんとかスキャンできました。
 読み取れた事もそうですが、これ以上、このような神経を使う資料に関わらずにすむ、と思って一安心した次第です。
 こういう仕事をしていると、コンピュータに関わる、ありとあらゆる依頼が入ります。とはいえ、まさか書類を干し、それを監視するような事までするようになるとは思いませんでした。

追いついた直後に突き放される

 札幌で行なわれた、北海道-千葉は多田野投手と清水直行投手が先発。ここまでの3勝を全て千葉相手に挙げている多田野投手は、前回の1安打完封の直後に登録抹消され、今日再登録されての登板。過去の成績から見れば当然といえ、完全にねらい打ちにされています。
 対する打線は、昨日途中で退いた今江選手が今日も出場できず、再登録されたばかりの塀内選手を九番三塁で入れ、六番に指名打者で橋本将選手が入りました。

 初回は三人で終わりましたが、続く2回、前回無安打無得点を阻止した大松選手が二塁打を放ち、2死3塁から竹原選手が先制適時打を放ちます。
 一方、2回まで無安打に抑えていた清水直投手ですが、3回に先頭打者に安打されると、1死後にバント安打を決められ、さらに安打で満塁となります。しかし、続く高橋選手の安打性の当たりを西岡選手が好捕して遊直にし、スレッジ選手も打ち取って、ここは0点に抑えます。
 しかし続く4回、先頭の小谷野選手に二塁打され、そこから1死1・3塁となって金子誠選手に同点適時打を打たれます。続く田中選手は清水直投手にとって通算1000個目となる三振に打ち取ります。ところが、そこから四球で満塁にした後、稲葉選手に2点適時打を打たれて逆転されます。次打者を打ち取ってベンチに戻る際に通算1000奪三振の花束が渡されましたが、その時の清水直投手の気持ちは複雑だった事でしょう。
 3回から5回まで1安打に抑えられていた千葉打線ですが、6回2死から大松選手が右翼席に12号ソロを放ち、1点差に迫ります。
 さらに続く7回には、先頭の橋本将選手が歩き、犠打で進んだ後、2死後に代打で登場のバーナムJr選手が適時二塁打を放ち、ついに追いつきました。
 その裏、千葉は二番手に松本投手を起用します。清水直投手は6回110球6安打5四球3失点で、先頭打者が2安打されている稲葉選手ですからすから交代自体は妥当でしょう。しかし、ここ二日続けて好投していた松本投手が誤算で、いきなり死球を当てた後、安打でつながれ1・2塁に。そして、スレッジ選手には2-0と追い込みながら左翼線を抜く二塁打を打たれ、即座に2点を勝ち越されます。さらに変わった荻野投手が2死後に金子誠選手に適時打され、6対3となってしまいました。
 続く8回、先頭の森本選手が詰まりながら左前に持っていき、緩慢な守備を見て一気に二塁まで進みます。そして内野ゴロと四球で1・3塁とした後に二塁ゴロで生還と、足でダメ押し点を奪われます。
 打線は建山投手と武田久投手の必勝リレーの前に8・9回を無安打に抑えられ、そのまま7対4で敗れています。観客数は1万8千7百人ほどでした。

2009年07月20日

1点差まで迫るも及ばず、早くも対北海道10敗目

 札幌で行なわれた、北海道-千葉は藤井投手と大嶺投手が先発。大嶺投手は1ヶ月ぶりの一軍登板となりました。今日は田中雅彦選手が九番二塁で今季初のスタメンに。また、竹原選手が五番に上がって、井口選手は指名打者にまわり、堀選手が八番一塁でした。
 大嶺投手は初回、1死から連打されますが、そこから4・5番を抑えます。直後の2回表、2死からサブロー選手と里崎選手が連打しますが、堀選手が倒れます。

 大嶺投手は2回に先頭打者に安打されながら後続を抑え、3回は1死から連続四死球で走者を溜めますが、またもや4・5番を抑え、0点で切り抜けます。
 ところが続く4回、先頭の小谷野選手に安打を決められ、犠打で進まれた後、大野選手に左中間を抜かれて先制され、さらに田中選手にも適時打を打たれます。
 さらに続く5回、この回先頭の糸井選手に8号ソロを右翼席に打ち込まれると、2死後にスレッジ選手に12号ソロをバックスクリーンに打ち込まれて4対0となり、ここで降板となりました。
 一方、打線は3回以降は藤井投手の前に無安打に抑えられ、4回から6回まで走者を出せません。
 続く7回、先頭の大松選手が2回以来となる安打を放つと、北海道ベンチはまだ3安打無失点80球という藤井投手を降板させ、菊地投手が登板します。しかし、この継投は失敗し、続く竹原選手が右前に落とすと、サブロー選手が右翼席に11号3ランを放ち、あっという間に1点差となります。
 これは一気に逆転という流れかと思いましたが、そこから里崎選手と福浦選手が倒れ、田中雅選手が安打はしたものの、結局追いつくことができません。
 千葉の継投陣も、松本投手・上野投手・内投手の三人で北海道打線に追加点を許しません。しかし打線のほうが8回を建山投手に、9回を武田久投手に無安打に抑えられ、そのまま4対3で敗れました。これで対北海道は2勝10敗となっています。観客数は2万2千人ほどでした。

 ところで、4月末に報道された怪文書騒動ですが、3ヶ月弱にも及んだロッテ本社の調査がやっと完了し、昨日重光オーナー代行の会見がありました。
 当初、瀬戸山球団社長兼代表は、「偽造」と全面否定しました。しかし、今回の発表では、実際に書かれた社内文書が流出した、とのこと。もちろん、担当者の捺印がされていない以上、正式な議事録ではありませんが、実際に会議で話された事が書かれていた、という事になります。
 さらに、この「未捺印議事録」の信憑性についてですが、「本拠地移転」と「バレンタイン監督シーズン途中解任」のみは否定しましたが、それ以外については、「「全然違うかと言えばそうではない」との事でした。
 以上の発表をまとめると、瀬戸山球団社長兼代表が「千葉のくだらないファン」と言ったのは事実、となります。
 かなりの問題だと思いますが、以前からこの件を熱心に取り上げている日経を除くスポーツ紙・一般紙はその事を言及すらしていません。
 とりあえず、「くだらない」と罵倒されたファンの一人として、近日中に感想と分析を書こうと思っています。

2009年07月19日

配信停止手続き

 学生時代からロッテリアを愛用していました。そういう経緯もあり、携帯メルマガを受信していました。率直に言って、それを見て店に行きたくなった事はありませんが、週に一回くらいなら、と思ってそのままにしておきました。
 ところが、先日大々的に宣伝した「絶妙バーガー」が出てから、やけに頻繁にメールが届くようになりました。
 もともと、今回の商品の宣伝戦略である「食べて美味しくなかった場合、食べ残しを持っていけば新品と交換。それでも不満なら料金返却」というのにかなりの不快感を覚えていました。食べ残しを前提とする事自体が食物を粗末に考えている上に、食品を提供する窓口に食べ残しを持ってこさせる、というのが不衛生に思えたからです。

 というわけで、宣伝メールが届けば届くほど不快さが増し、配信停止をすることにしました。
 そこで、メルマガにある配信停止アドレスをクリックしました。すると停止ページが現れたのですが、「ボタンを押して空メールを送れ」となっています。その通りにメールを送り、返信が来たのでこれで終わりかと思ったら、「URLをクリックしろ」と書かれています。それをクリックして表示されたページの停止ボタンをクリックしたら、やっと停止手続き完了メールが届きました。
 つまりこちらは、「URLをクリック・ボタンを押す・空メールの送信ボタンを押す・URLをクリック・ボタンを押す」と5回も操作をさせられたわけです。
 先方としては、停止までのステップを増やす事で、途中で諦めたり操作を間違えたりして、失敗することを願っているのでしょう。確かに、担当者にとってはメールの部数が自分の評価に響くわけでしょうから、そのようにしたくなる気持ちは分かります。
 ただ、それによって無駄な操作をさせられた配信停止者が、どのような気分になるだろうか、という想像力も働かせるべきでは、と思いました。
 少なくとも私は、一連の経緯がきっけけで、今後、ロッテリアで食事をする確率は大幅に下がりました。その「とどめ」になったのは、配信停止手続きの煩雑さでした。

序盤の二発と小刻みな継投で久々のカード勝ち越し

 千葉で行なわれた千葉-福岡戦の観戦に行きました。今日は、今季から導入された17時開催試合なので、16時20分頃に球場入りしました。
 今日の始球式は、ロッテ製品の広告に出ているということで、人気アイドルの亀梨さんが登場。事前の告知がなかったため、球場は大騒ぎになり、少なからぬ人が、金網に向かって走っていました。
 そして亀梨さんは、背番号26と名前の入った縦縞ユニを着てリリーフカーに乗って登場。ラインを走って飛び越し、腕を回すという、シコースキー投手の物まねを見せます。
 打者は親交のある西岡選手で、捕手は早坂選手です。亀梨さんが野球をやるという事で、通常の始球式と違い、早坂選手が捕手の防具をつけるという、「真剣モード」でした。そして、西岡選手は打ち返したものの遊飛に打ち取られ、大喝采となりました。

 試合のほうは、小野投手とホールトン投手が先発。今日は竹原選手がスタメン復帰し、ベニー選手が外れました。
 初回、小野投手は一死から川崎選手を歩かせますが、盗塁失敗もあって三人で終わらせます。
 その裏、打席には先ほどの打席(?)で打ち取られた西岡選手が。しかし、ここでは何と初球をバックスクリーンに叩き込む7号ソロを放ちます。今日の風は本塁方向へ風速9mだったのですが、この球場独特の跳ね返る風に乗せた、という感じでした。
 続く2回、1死から竹原選手が四球を選ぶと、続く里崎選手の打席で二盗を決めます。さらに2-3から意表のスタートを切り、里崎選手は三振するも、捕手は送球できず、連続盗塁を成功させます。すると続く福浦選手が右翼席中段に、本拠地では昨年4月以来となる2号2ランを放ち、序盤で3点差をつけました。
 序盤から援護を貰った小野投手は、得意の風を味方につける投球で福岡打線を打たせて取ります。2回・3回とも打者三人を、それぞれ右飛・中飛・左飛に打ち分けさせて(?)打ち取り、4回も先頭の本多選手を三邪飛と、七人連続でフライアウトにします。その後、四球を出した物の後続を抑え、4回まで無安打投球でした。
 しかし、続く5回表、攻撃前に福岡は円陣を組みます。そこでの指導が早速効果を発揮し、先頭の小久保選手が中前打で出塁し、1死後には長谷川選手が中堅フェンス直撃の長打を放ちます。
 スタートを切っていた小久保選手は一気に本塁へ。それに対し、サブロー選手の返球を受け取った西岡選手は打者走者を見ているように見えましたが、一転してバックホームします。守備陣が諦めたかと思った小久保選手はスライディングしておらず、ちょうど本塁手前に送球が戻り、まさかのタッチアウトとなりました。
 続く田上選手に適時打が出て1点は返されますが、この守備が大きく、最少失点で抑えます。
 一方、序盤で2本塁打されたホールトン投手ですが、その後は立ち直り、3回に内野安打が出たのを最後に、千葉打線は安打が出ず、追加点を奪えません。
 続く6回、小野投手は2・3番を打ち取りますが、そこから三連打され、満塁となります。ここで先ほど長打された長谷川選手を迎えたところで投手交代。本日登録されたばかりの松本投手がマウンドに上がります。
 二軍落ちする直前の内容がかなり悪かっただけに、この長打が出れば逆転の場面で大丈夫かと思ったのですが、1-3とボールが先行したものの、そこからファウルを打たせてフルカウントとし、最後は八球目を投ゴロに打ち取りました。
 続く7回は内投手が登板。田上選手は打ち取りますが、続く村松選手を歩かせます。するとベンチが素早く動き、川崎投手を起用。昨日は適時打されていましたが、今日はきっちり抑えると、続く8回も三者凡退に打ち取ります。
 打線は相変らずホールトン投手から安打は出ません。そして、7・8回と先頭打者が四球で出るものの犠打失敗と、良くない流れで最終回を迎えます。
 9回はシコースキー投手が登板。いきなり小久保選手をストレートの四球で歩かせ、続く多村選手の初球もボールとなります。しかしそこから本来の投球に戻って後続を抑えて試合終了。3対1で勝って久々のカード勝ち越しを決めました。

 観客数は2万8千9百人というかなりいい入りでした。ただ、試合開始時の17時の時点では、かなり空席が目立っていました。今月から始まった日曜ナイター17時開始ですが、この状況を見ると、適切な告知をしているとは思えません。ポスターやメルマガを見ても、書いてはいるものの、分かりやすい表示はされていませんでした。
 企画自体は悪くないと思いますが、せっかく来た客が「試合前に来たつもりが、もう始まっていた」という経験をしないよう、考える必要があるのでは、と思いました。
 あと、試合終了後の右翼席には「石川(副代表)はベンチから出て行け」という横断幕が二つほど出ていました。石川氏の顔は知りませんが、私も試合後のテレビで、背広を着た人が偉そうに選手に話しかけている画像は何度か見ており、不快感を覚えていました。
 本来あるべき姿でないわけですし、改善を求めたいところです。まあ、そのような意見が直接届いたところで、「真摯に受け止めるが、既に決まっていることだから」という「真摯」とほど遠い反応をする事は、過去の例から分かっていることですが・・・。

2009年07月18日

立地と品揃え

 かつてよく利用していた飯田橋の本屋へ久々に行きました。全国展開のチェーン店で、他の系列店にも何度か行った事はあるのですが、この店だけ入口周辺の品揃えが違います。
 いわゆる「右翼系」の雑誌や本がかなり目立つところにあるのです。特に、ここの系列店も含めた普通の本屋では目立つところに置かれる事がない、かなり過激な右翼雑誌が二箇所で平積みにされていたりしました。
 前々から、なぜこの店だけ、と不思議かつ不気味に思っていました。ところがこの前、その本屋に行こうとして飯田橋駅を降りたら、浴衣姿の人が多数見かけました。何かあるのか、と思って見渡したところ、「靖國神社・みたままつり」という提灯が出ていました。どうやら、浴衣の人たちは、それの参加者のようです。

 自分の感覚だと、「靖國神社=九段下駅」という認識が強く、飯田橋から靖國神社に行く、という認識はありませんでした。しかし、「みたままつり」があると、飯田橋にこれだけ浴衣姿の人がいる、という事から考えば、「参拝者」が飯田橋駅を利用する可能性は、私が思っていた以上に高いわけです。
 というわけで、「なぜチェーン店でここだけ右翼雑誌・書籍が大量に」という二年越しの謎が解けました。
 それにしても、「みたままつり」は毎年やっていたのに、飯田橋で働いていた二年前の夏にはそれに気付かなかったというのは奇妙だと我ながら思いました。まあ、あの頃は色々と余裕がなかったので、そこまで頭が回らなかった、というのもあるのでしょうが・・・。

5点差を追いつくも、直後に突き放される

 千葉で行なわれた千葉-福岡は大場投手と唐川投手が先発。昨日のヒーローであるバーナムJr選手は打順を一つ下げて九番で指名打者に。竹原選手が久々にスタメンを外れ、代わりにベニー選手が八番で戻りました。
 初回、唐川投手は1死を取った後、川崎選手に三塁打され、続くオーティズ選手の二塁打であっさり先制されます。しかしそこから満塁にしますが、そこは凌ぎました。
 その裏、千葉も四球三つで二死満塁とします。しかし、そこからあと一打が出ず、こちらも三者残塁に終わりました。

 続く2回、唐川投手は先頭の松田選手に二塁打され、犠打の後に本多選手の適時打で追加点を与えます。さらに3回も1死から二塁打され、2死後に適時打されて3点目。さらに、満塁から失策でもう1点失います。
 その裏、先頭の西岡選手がチーム初安打となる二塁打を放ちますが、そこから後続が倒れます。その後も、大場投手相手に四球で走者は出しますが、なかなか安打は出ません。
 唐川投手は4回から6回まで無走者と、立ち直りを見せた後に降板します。しかし、7回に登板した橋本健選手が小久保選手に9号ソロを打たれ、ついに5対0となってしまいました。
 7回まで大場投手の前に2安打に抑えられていた千葉打線ですが、8回、1死から井口選手が四球を選ぶと、続く大松選手が右翼席最上段に飛び込む11号2ランを放ちます。
 さらに代わったファルケンボーグ投手に対し、2死から里崎選手が6号ソロを放つと、連打で走者を溜めた後、バーナムJr選手がフェンス直撃の適時三塁打を放ち、一挙に5点を取って追いつきました。
 ところが直後の9回表、この回から登板の伊藤投手が1死から松中選手に、打った瞬間に分かる15号ソロを打たれて再びリードを奪われます。さらに小久保選手に二塁打されて降板し、川崎投手が上がりますが、村松選手の適時三塁打とスクイズで2点を取られ、再び3点差とされてしまいました。
 しかしその裏、馬原投手に対し、先頭の今江選手が安打すると、井口選手に適時二塁打が出て2点差とし、なおも無死2塁とします。この時はもう一波乱を期待していたのですが、そこから三者連続三振に打ち取られて試合終了。8対6で敗れました。
 5点差を追いついただけに、惜しい敗戦となってしまいました。観客数は2万9千1百人ほどでした。

2009年07月17日

バーナムJr選手の勝ち越し弾で連敗止める

 半月ぶりに千葉で行なわれた、千葉-福岡は小林宏之投手とジャマーノ投手が先発。今日は昨日に続き今江選手が二番に。そして昨日3打点のベニー選手と福浦選手が外れ、バーナムJr選手とランビン選手が久々のスタメンで8・9番に入りました。また、スタメン捕手は橋本将選手でした。
 小林宏投手は立ち上がり、1死から川崎選手とオーティズ選手に連打されると、続く松中選手に適時打と3連打で先制されます。

 一方ここまで5戦4勝負けなしのジャマーノ投手に対し、打線は初回は三者凡退に。2回は2安打で2死1・2塁とし、バーナムJr選手がいい当たりを放つも、一直となり、得点できません。
 直後の3回表、小林宏投手は先頭打者を歩かせると、続く本多選手の犠打がちょうど野手の間に転がって内野安打に。そして川崎選手の犠打の後、オーティズ選手に死球をぶつけて1死満塁とします。
 ここで前の打席適時打の松中選手を一塁ゴロに打ち取り、二塁はアウトにしたものの、一塁は微妙なタイミングながらセーフの判定でその間に三塁走者が帰ります。さらに、一塁ベースカバーに入った小林宏投手が判定に抗議するそぶりを見せている間に、二塁走者の本多選手も一気に本塁をつき、慌てて送球するもセーフになり、3対0になってしまいます。
 結局、1安打でしかも外野に打球が飛ばずに2点を追加されたわけです。この時点では首位と7連敗中という勢いの差が如実に出ていると思いました。
 しかしその裏、1死から西岡選手と今江選手が連打し、井口選手が四球を選んで満塁となります。続く大松選手の併殺崩れで1点を返した後、サブロー選手と橋本将選手に連続適時打が出て、一気に追いつきます。
 そこからは両投手が踏ん張り、そのまま3対3で6回裏を迎えます。するとこの回先頭の橋本将選手が安打し、続く竹原選手が犠打を決めます。ここでバーナムJr選手選手が久々のスタメン起用に応え、右翼席に3号2ランを放ち、千葉が勝ち越しに成功しました。
 直後の7回表、小林宏投手は先頭打者に安打され、犠打で進まれるも、後続を抑えます。
 その裏、2番手の三瀬投手に対し、先頭の井口選手が内野安打で出ます。そして1死後、サブロー選手がフルカウントから四球を選ぶのですが、この球が暴投に。スタートを来ていた井口選手は三塁に到達します。そして、橋本将選手の代打・里崎選手があわや本塁打というような犠飛を打ち上げ、もう1点を追加。続く8回もプロ初登板の金投手から今江選手が適時打を放って7対3とします。
 8回表は荻野投手が抑えると、9回はシコースキー投手が登板。八番からの攻撃を三人で抑え、7対3で千葉が勝ち、連敗を7で止めました。一方の福岡は3連敗で、北海道と同率首位になっています。観客数は1万8千3百人ほどでした。

再開発と名残

 前いた会社のすぐそばで飲み会がありました。そこを辞める時、丁度周囲は再開発の真っ最中で、至る所で工事が行なわれていました。一年三ヶ月ぶりに訪れたら、工事は完成しており、かつての古さが残った街は、すっかりマンション街になっていました。
 前の会社が入っていた建物の向かいも、かつては千代田区にあるとは思えないような、古い民家が二軒並んでいました。しかし、いずれも地上げされ、マンションが建っていました。

 そんななか、敷地の前に一本の樹が立っていました。地上げの際に葉を全て切り落とされ枝だけになっており、切り倒されるのは時間の問題か、と思っていたのですが、なぜかその樹だけはそのままでした。
 まあ、おそらくは切り倒して根を抜いて整地するより、放置していたほうが安く上がる、という経済的理由によるものでしょう。
 同じ樹ですが、民家の前で葉を茂らせてささやかな木陰を作っていたのと、マンションの前で枝だけの異様な姿で立っているのは全然違います。残っている分、当時との違いがより際だってしまっていました。
 とはいえ、命あっての物種です。いつかまた状況が変わり、この樹が再び葉を茂らせる可能性もあります。そんな事を考えながら、無惨な姿をさらしている樹に対し、応援のような感情が浮かびました。

2009年07月16日

3点差を一度は逆転するも、7連敗

 大阪ドームで行なわれた、合併球団-千葉は山本投手と渡辺俊介投手が先発。今日は対左の定番メンツでしたが、普段とは違い、今江選手が二番で、堀選手が九番でした。
 2回に、2死無走者から安打と四球で好機を作り、ベニー選手の適時打で先制します。しかしその裏、連打で無死2・3塁としてしまい、犠飛で追いつかれたあと、一輝選手に適時打されて逆転を許し、さらに2点を加えられます。

 しかし4回、サブロー選手の10号ソロで1点を返すと、続く4回には安打の後に併殺で2死無走者となりながら、そこから再び走者をため、サブロー選手の適時打で1点差とします。
 さらに6回、先頭の竹原選手が四球を選ぶと、続くベニー選手が5号2ランを放ち、ついに逆転します。
 ところが、3回以降は追加点を許さなかった渡辺俊投手が、6回に連打で走者をため、小瀬選手の適時三塁打で逆転した直後に再逆転されます。
 さらに7回は二番手の内投手が溜めた走者を三番手の上野投手が返して4点を追加。10対5と大差がつき、そのまま敗れました。
 これでチームは7連敗となってしまっています。観客数は1万2百人ほどでした。

2009年07月15日

文献でしか存在を知らなかった料理を初めて見る

 夕食で味噌汁を注ごうと、鍋の蓋を空けました。我が家の味噌汁の具は、豆腐と若布が基本で、日によって油揚げ・ほうれん草・大根などが入る、という感じです。
 ところが、今日の鍋の中には、若布と麩が入っていました。麩の吸い物は食べたことはありましたが、味噌汁は40年間生きていて、一度もありませんでした。
 そこで、つい心の中で「今日、麩の味噌汁か・・・」と思ってしまいました。
 ご存じの通り、このフレーズは、子供向けの脱力ギャグ本に、高い確率で収録されています。当時読んだ時は「なんだこの実際にありえないネタは・・・」と思ったものでした。その時はまさか、自分が本当にそれを見て「今日、麩の・・・」と思う日が来るとは夢にも思いませんでした。
 世の中、何が起きる(?)か分からないものです。

十六分の一に圧縮された漫画

[ 漫画 ]

 少年サンデー1983という雑誌が発売されました。題名の通り、1983年の週刊少年サンデーに連載されていた漫画を再録しています。それに加え、作者のインタビューや対談も掲載されています。
 載っているのは少年漫画ですが、対象は当然ながら30台後半から40台なわけです。そういう富裕層(?)相手なのか、ほとんど再録で236頁にも関わらず、630円という値段設定でした。
 最初宣伝を見たときは、「ちょうど自分が初めてサンデーを買ったのは1983年だったな。だからと言って買う気は起きないな」と思っていました。しかし、よく見ると当時の人気漫画とともに、安永航一郎先生のうで立て一代男が再録される、と書かれていました。

 この作品はその初めて読んだサンデーで、最も印象に残った漫画でした。というわけで、この作品だけのために630円を払い、購入しました。
 ところが、その扱いを見たときは、驚き呆れました。前後編あわせて36頁なのですが、前編扉だけは原寸で、2頁目から33頁までは16分の1に縮小され、元々32頁だったものを2頁に押し込めているのです。
 当然ながら、目をこらしてやっと台詞が読める、というほどの小ささです。安永先生の特徴の一つに独特の描き文字や、コマのスミに書かれた「キャラへの突っ込み」みたいなギャグがあるのですが、もちろん判読することは不可能です。
 最終ページでは、残りの3頁を縮小率4分の1で載せていました。当然、1頁余るのですが、そこには作者による「(前略)、今回は、エコ企画で36ページを4ページに圧縮してお送りします。だからまあ、えー、読むのが面倒な人は飛ばしてもいい。」という笑えない自虐ギャグか書かれていました。そして、残りのスペースには穴埋めで「完」という文字がありました。この文字だけで、前の頁に載った漫画2頁くらいの大きさがあります。
 確かに原寸で36頁載せるのは他の作品との釣り合いもあって難しいかもしれません。しかし、あと6頁使って、全てを4分の1で載せることくらいはできるでしょう。
 作り手の作者およびファンに対する悪質な嫌がらせとしか思えませんでした。さすがは、原稿を乱雑に扱って、作者から裁判をおこされた前歴のある会社なだけの事はあります。改めて、この会社が漫画家や作品をどのように認識しているが分かりました。
 その上、かつての編集者たちが、「漫画への思い入れ」みたいな談話を書くのですから、余計に不快感が増します。冗談抜きで、こんな会社は潰れたほうがいい、とまで思いました。
 ただ、載った漫画そのものには何ら罪はありません。目をこらしながら何とか読んだ内容は、26年前と同様、楽しむことができました。そして、当時の台詞をほぼ正確に自分が覚えていた事も確認でき、改めてその言い回しがいかに当時の自分の心に焼き付いていたかを再認識できたのも嬉しいことではありました。
 そしてあらためて、こんな非常識な大きさでなければ、より一層楽しめたのに、と悲しく思いました。

守備の乱れで逆転負けし、6連敗

 大阪ドームで行なわれた、合併球団-千葉は小松投手と成瀬投手が先発。今日は福浦選手が二番に戻り、ベニー選手が八番指名打者と、対右投手の標準的なオーダーでした。
 初回、先頭の西岡選手が四球を選ぶと、続く福浦選手の犠打が失策となり、さらに四球でいきなり無死満塁。ここで大松選手が適時打を放ち、幸先良く先制します。
 さらに無死満塁と大量点を挙げる好機が続きますが、三振と併殺で1点に止まりました。

 成瀬投手は初回は三人で抑えましたが、2回に先頭の北川選手に安打されると、続く大村選手に適時二塁打を打たれて追いつかれます。
 さらに続く3回は1死から安打と二塁打で2・3塁と犠飛でも勝ち越される、という局面で中軸を迎えます。しかしここはフェルナンデス選手・カブレラ選手を打ち取り、0点に抑えます。
 直後の4回表、先頭のサブロー選手が三塁打を放ちます。しかしそこから2死となり、好機がついえるかと思われましたが、ベニー選手四球の後、今江選手に適時打が出て、千葉が勝ち越しに成功しました。
 最近、中盤で崩れることが多い成瀬投手ですが、今日は4回の無死1塁、6回の無死2塁など、先頭打者を出しながら、後続を抑えて凌ぎます。一方、打線は小松投手に4回以降無安打に抑えられ、昨日に続き、投手戦となりました。
 7回裏、成瀬投手は先頭打者に安打され、犠打で進まれます。しかし、代打で登場のラロッカ選手を打ち取り、そこから安打と四球で満塁としますが、フェルナンデス選手を見逃し三振に打ち取り、リードを守ります。
 直後の8回、この回先頭の福浦選手がチーム4本目となる安打を放ちます。しかし、続く井口選手が併殺に打ち取られ、結局三人で終わってしまいます。
 その裏、2番手に伊藤投手が登板します。しかしいきなり安打され、犠打失敗で1死1塁としたものの、大村選手に左翼へ弾き返されます。これを、竹原選手がまずい守備でそらして一塁走者が生還して同点になります。
 さらにここで代わった荻野投手は2死1・3塁とし、続く鈴木選手は一二塁間に弾き返します。これを井口選手が飛びついて好捕したまでは良かったのですが、一塁への送球がそれ、記録は内野安打となり、その間に勝ち越しを許してしまいます。
 9回も続投の小松投手に対し、1死から里崎選手が二塁打しますが、反撃はそれだけ。後続が打ち取られ、3対2で敗れ、4試合連続1点差負けでチームは6連敗となってしまっています。
 観客数は9千6百人ほど。中継のアナウンサー氏によると、今日は大阪市の在住・在勤の人は特別料金で入れる企画があったそうですが、効果はなかったようでした。

2009年07月14日

二試合連続の延長サヨナラで借金10に

 大阪ドームで行なわれた、合併球団-千葉は岸田投手と清水直行投手が先発。今日は、橋本将選手が2番指名打者で入り、福浦選手は七番となりました。
 2回、先頭の大松選手が二塁打を放つと、犠打でで進み、2死後に福浦選手に適時打が出て、千葉が先制します。
 続く3回、1死から西岡選手と橋本将選手の連打で追加点機を作りますが、ここは井口選手が併殺に打ち取られます。

 一方、初回・2回と三者凡退で抑えた清水直投手は、3回に先頭打者に安打されるも、そこから後続を抑え、4回も三者凡退と、ほぼ完璧な投球を見せます。
 しかし打線は、5回に1死から竹原選手が安打するも盗塁失敗し、続く今江選手が二塁打と、ちぐはぐな攻撃もあり、なかなか追加点を挙げることができません。
 1対0の状態が続く中、清水直投手は5回に2安打されますが、ここも凌ぎます。しかし6回、先頭の坂口選手に二塁打され、犠打で進まれると、2死後にカブレラ選手に適時打され、追いつかれてしまいます。
 両先発投手とも譲らす、7・8回も無得点に終わり、速いペースで9回を迎えます。
 その9回表、先頭の大松選手が安打し、続くサブロー選手が犠打と、2回に先制した時と同じ攻撃で勝ち越し機を作ります。しかしここも金子投手に抑えられます。
 その裏、清水直投手は1死から安打され、続く下山選手にあわや中前打をいう当たりを打たれますが、上手く処理して投ゴロ併殺に。結局、両先発投手とも9回を無四球1失点に抑えるという投手戦のまま、延長に入りました。
 10回表、この回から登板の香月投手は制球が悪く四球二つと犠打で1死1・2塁としたところで降板となります。続く菊地原投手に代打の田中雅選手が抑えられましたが、さらに代わった大久保投手から井口選手が適時打を放ち、ついに勝ち越しに成功します。
 ところがその裏、シコースキー投手が先頭打者に安打され、犠打で進まれた後、北川選手を追い込みながら死球で出してしまいます。そして坂口選手に詰まりながら中前に落とされて同点となると、2死後にフェルナンデス選手にサヨナラ適時打を喫し3対2で敗れました。
 これでチームは5連敗となり、借金10となってしまっています。観客数は9千人ほどでした。

 ところで、タイガースの久保投手が、ドラゴンズに初勝利し、12球団勝利を達成したそうです。4年目での達成というのはおそらく最速記録でしょう。もちろん、交流戦があるからこその記録ですので、過去の例と比較するのは意味はありません。とはいえ、素晴らしい記録です。
 一方、福岡ではオーティズ選手の先制2ランがそのまま決勝点となり2対1で首位攻防戦を制しました。ちなみにオーティズ選手はシーズン途中の入団であるにも関わらず、千葉のどの打者よりも打点・本塁打数とも上回っています。規定打席に達すれば打率もそうなる事でしょう。
 昨年まで千葉にいた選手が活躍するのは、ユニフォームが変わったとはいえ、やはり嬉しいことではあります。ただやはり、同時に、「なぜ放出したのだろうか?」という疑問がより一層強くなりました。

2009年07月13日

謎の廃品回収業者

 夕方、呼び鈴が鳴りました。いつものように扉を開けずに「はい」と答えると、相手は黙って立っています。まっとうな人なら「宅配便」とか「集金」とすぐ名乗ります。逆に言えば、これだけで相手が我が家に何らかの不利益をもたらそうとしている事は分かります。
 もちろん、扉を開けると大変な事になるので、「なんかご用ですか」と声をかけました。すると、「廃品回収に来ました」と答えます。もちろん、廃品の引き取りを頼んだ記憶がないので、その旨を伝えたところ、「来月からでいいので・・・」と早速語るに落ちました。
 どこの世の中に、一般家庭に戸別訪問し、月決めで廃品回収の契約を集める業者がいるのでしょうか。まあおそらくは新聞でしょうが、しょうもない嘘を考えつくものです。まあ、それだけ売るために知恵を絞っているのでしょう。
 もっとも、彼らが工夫すればするほど、より強く「謎の客には扉を開けず、応対も早めに切り上げる」という防御策が徹底されます。典型的な「北風と太陽」だな、と思いました。

2009年07月12日

666円

 コンビニで買い物したら、合計額が666円になりました。一部では縁起の悪い数字とされていますが、それを題材とした映画も、その元になった書物も読んでいないので、特に気にせず、珍しい「ゾロ目」を喜んでいました。
 さらに、財布の中を見たら、ちょうど500円・100円・50円・10円・5円・1円の全種類の硬貨が入っていました。それを一枚ずつ出したら、ちょうど666円になるわけです。もちろん、こんな支払いをしたのは初めての事です。
 請求額といい、支払いといい、なかなか珍しいことだと思いました。ぜひとも次は、18,666円の請求を、全ての紙幣・硬貨を使って払ってみたいものだ、などと思いました。

土壇場で追いつくも、サヨナラ負けで三連敗

 札幌で行なわれた北海道-千葉は、スウィーニー投手と小野投手が先発。今日は昨日出番がなかった福浦選手が二番一塁に戻り、また指名打者には橋本将選手が入っていました。
 初回、先頭の西岡選手が安打で出ますが、犠打失敗などもあり、先制できません。その裏、小野投手も四球を二つ出しますが、0点に抑えます。

 両先発投手とも本調子とはいえない状態ながら0対0で迎えた3回裏、先頭の金子誠選手が左翼席に8号ソロを放ち、北海道が先制します。
 しかしその裏、1死から大松選手が投手強襲安打で出塁すると、2死後に里崎選手がフェンス直撃の適時二塁打を放って同点に。さらに続く橋本将選手が右中間を抜く二塁打を放って逆転に成功します。さらにそこから連続四球で満塁と、一打出れば大量点という場面を作ります。しかし、西岡選手が倒れ、三者残塁に終わります。
 先制された直後に追いついてもらった小野投手ですが、その裏、先頭の高橋選手に詰まりながら中前に落とされます。さらに、連打で無死満塁とされます。そこから1死は取りますが、続く大野選手に左翼席へ満塁本塁打を打ち込まれ、逆転されてしまいました。
 直後の5回表、先頭の福浦選手が安打すると、井口選手が今月初の長打となる二塁打を放って無死2・3塁とします。しかし、続く大松選手が犠飛を放ったものの、その1点しか取れません。
 その裏から上野投手が登板。前回は打たれましたが、今日は北海道打線を抑え追加点を与えません。しかし、千葉打線も相手継投陣に抑えられ、点差を縮めることができません。
 そして8回、前の回の途中から登板していた荻野投手が金子誠選手にこの試合二本目となる9号ソロを喫し、ついに3点差に。この時点ではダメ押しかと思われました。
 しかし9回表、今季ここまで防御率0点台の武田久投手に対し、先頭の今江選手が安打すると、西岡選手が続き、福浦選手も詰まりながら中前に落として無死満塁となります。
 そこから、井口選手の内野ゴロの間に1点が入るも、大松選手が三振して二死1・3塁と「あと一人」になります。
 しかしそこから、サブロー選手が適時打を放って1点差とすると、続く里崎選手が詰まりながらも右前に落とします。かなり浅い当たりでしたが、代走で出ていた早川選手が快足を飛ばし、ついに追いつきました。
 その裏、前の回から登板していた川崎投手は、1死から安打されると、続く飯山選手をバント失敗で追い込みながらも、エンドランを決められ、1・3塁とサヨナラの危機を迎えます。しかし、ここで登板したシコースキー投手が抑え、試合は延長に入りました。
 10回表、先頭のランビン選手が四球を選ぶも、犠打失敗もあり、得点できません。続く11回も1死から大松選手が安打しますが、後続が連続三振に打ち取られます。一方、シコースキーも走者を出しながら11回まで抑え、ついに12回になりました。
 表は三者凡退で、勝ちのない状態となって、12回裏を迎えます。この回から伊藤投手が登板しますが、先頭の小谷野選手に安打され、犠打のあと、金子誠選手に一二塁間に打たれます。しかし、これは早坂選手が好捕して内野安打に止めます。そして2死まで行きましたが、そこで代打に出た二岡選手にサヨナラ打を喫して7対6で試合終了。9回に土壇場で追いついたものの、結局三タテとなってしまいました。観客数は3万4千7百人ほどでした。

2009年07月11日

2009/7/11の更新

 漫画資料室第三世界の長井・第三話の感想を掲載しました。

豪華ベンチ

 しばらく前から、幕張本郷駅改札脇に、「特急電車の椅子」が設置されています。椅子の上には、赤とクリームという「国鉄色」の枠に入った行先表字幕まであります。
 その脇には旅行のパンフが置いてあるので、観光の販促で置かれているようです。「出かける前に、特急電車の乗り心地を体験」という意図なのでしょうか。いずれにせよ、改札脇に置かれている椅子と方向幕は、不思議な雰囲気を醸し出しています。

 これまでは、帰りがけに眺めながら「意図は分かるが、試しに座る人はやはりいないな」などと思っているだけでした。
 ところが、今朝、駅に着いたら、次の発車まで、5分以上の待ち時間がありました。その時、ちょうど毎夕見ている、椅子が目に入りました。どうせ待つなら、立ったりホームのプラスチック製の椅子に座るよりは、こちらに座る方がいいに決まっています。
 さらに、寝起きでやや頭がボウッとしており、「照れる心」がやや麻痺していたのも後押ししたのかもしれません。というわけで、座ってみた特急の椅子は、なかなかの座り心地でした。
 通りかかる人はかなり奇妙に見えたかもしれませんが、幸い、知り合いに会う可能性はありません。というわけで、5分弱の間、かなり豪華な「ベンチ」に座って電車を待ちました。
 一度経験すると、「怖い物なし」みたいな心境になります。というわけで今後も、駅の待ち時間が長いときは利用することになりそうです。

二度追いつくも、終盤に競り負け

 札幌で行なわれた北海道-千葉は八木投手と唐川投手が先発。対左ということで、一昨日までの対東北三連戦と同じ顔ぶれになりました。
 初回・2回とともに無安打で迎えた3回、先頭のベニー選手が約2ヶ月ぶりとなる4号ソロを放って千葉が先制します。
 しかしその裏、唐川投手は1死から二塁打されると、続く小谷野選手の適時打ですかさず追いつかれ、さらに連打されて勝ち越されます。さらに二死から糸井選手に2点適時三塁打を打たれ、逆に3点差をつけられてしまいました。

 しかし直後の3回表、四球二つで2死1・2塁とすると、里崎選手に5号3ランが出て同点に追いつきます。さらに続くベニー選手が二塁打を放ちましたが、後続が倒れ、逆転には至りませんでした。
 追いついてもらった唐川投手ですが、4回は三人で抑えたものの、5回1死から稲葉選手に11号ソロを喫し、再びリードを許します。そして、次打者に安打されたところで交代となりました。
 直後の6回表、先頭のサブロー選手が四球を選ぶと、竹原選手が犠打を決めます。ここで里崎選手が適時打を放ち、またもや突き放された直後に追いつきます。続くは、ここまで長打二本のベニー選手でしたが、ここは併殺に倒れ、ここも同点止まりとなります。
 5回1死1塁から登板の川崎投手は、6回までは完璧に抑えます。しかし7回、先頭の金子誠選手に二塁打され、犠打で進まれたところで伊藤投手に代わります。ところが、その代わりばな、小谷野選手に適時打され、三度目の勝ち越しを許してしまいました。
 直後の8回表、1死から大松選手とサブロー選手が連打して好機を作ると、続く竹原選手が長打性の当たりを放ちます。しかし、フェンス手前で糸井選手に好捕され、続く本日4打点の里崎選手も倒れ、三度目の同点はなりませんでした。
 そして、9回は武田久投手に抑えられて試合終了。5対6で敗れて連敗となり、対北海道の成績は2勝8敗となってしまいました。観客数は3万7千1百人ほどでした。

2009年07月10日

栄養

 栄養士の人と話す機会がありました。雑談程度ですが、少なからぬ栄養士が、「みな、もっと栄養を意識して食事した方がいい」と思っているらしい、という事が分かりました。
 考えてみれば、40年ちょっと生きていますが、断片的な知識はともかく、体系だった「栄養理論」について考えた事はほとんどありません。一例を挙げると、野菜を食べる必要があるのは分かっているものの、一日・さらには一週間でどの野菜をどれだけ食べればいいのか、などは見当もつきません。
 家の食事は相方まかせですし、「食」に関する本はよく読んでいてくれます。したがって、日頃の食事については問題ないと思っています。とはいえ、実際に食べるのは自分なわけですから、何も知らなくていい、というものではありません。
 とくにこれから直面するであろう「老い」に対処するためにも、ある程度、自分でも栄養に関する基本くらいは学ばねば、と短い会話の中出痛感させられました。

9回2死からの初安打で記録だけは阻止

 札幌で行なわれた北海道-千葉は多田野投手と小林宏之投手が先発。7月にして、今季初の札幌上陸となりました。スタメンは二番に福浦選手が入るという対右の標準パターンといった感じ。サブロー選手が珍しく指名打者となり、早川選手が九番中堅に。また、スタメンマスクは橋本将選手でした。
 1回表、あっさり三者凡退に終わると、その裏、先頭の田中選手の当たりは、詰まりながらも左翼線ギリギリに入る二塁打に。そして犠打などで2死3塁となった後、高橋選手に左前に運ばれ、先制を許します。

 多田野選手は先週の土曜には二軍の千葉戦に登板し、その時は7安打3失点で敗戦投手になっています。しかし、今日は一軍相手に完璧に近い投球を見せ、最初の一巡を無走者に抑え、4回二死から四球で初の走者を出しますが、続く大松選手が打ち取られます。
 一方、小林宏投手は2回以降は北海道打線を無安打に抑え、投手戦の様相に早いテンポで試合は進みます。
 そして無安打のまま迎えた6回表、1死から西岡選手が失策で出塁します。しかし、盗塁に失敗し、ここも三人で終わってしまいました。
 小林宏投手は、6回に久々の安打を許しますが、ここも0点に抑え、1対0のまま、終盤に入ります。
 そして迎えた7回裏、先頭のスレッジ選手の二塁ベース右の当たりに対し、シフトを引いていた西岡選手が捕球。しかし、送球がそれ、失策で出塁となります。そして1死後、糸井選手の安打でつながれると、小谷野選手に左中間を真っ二つに破られる2点適時打を喫します。
 8回表も簡単に二死を取られますが、そこから今日、いい当たりをしていた今江選手がストレートの四球で出塁します。そして、代打で登場したバーナムJr選手がフルカウントからの落ちる球にバットが止まって四球に。この試合初めて得点圏に走者が進みます。しかし、続く西岡選手が一塁ゴロに倒れ、無安打無得点のまま8回を終えます。
 小林宏投手も続投しますが、その裏、高橋選手に6号ソロを打たれ、4対0に。試合はほぼ決まりました。
 というわけで大記録のかかった9回表、福浦選手と井口選手が倒れ、「あと一人」になります。しかし続く大松選手が中前打を放ち、何とか記録は阻止。しかし結局完封を許し、4対0で敗れました。
 多田野投手は「あと一人」で記録は逃したものの、プロ初完投を完封で達成しています。一方、昨日は東北の連敗を8で止めた千葉は、今日は北海道の連敗を5で止めるという「連敗ストッパー」となってしまいました。観客数は2万5千6百人ほどでした。

倒れる瞬間

 朝、駅に向かって歩いていました。途中にある駐輪場の前を通ったとき、音がしたので見たところ、一台の自転車が倒れ、ドミノ式に何台か倒れている最中でした。
 我が町は風が強く、倒れた自転車、というのはよく見ます。とはいえ、自転車が倒れる瞬間を見たのは初めてでした。
 別に、その時に突風がふいたわけではありません。おそらく、ふき続ける風に、段々と傾いていって、さほど強くない風が「とどめの一撃」になったかと思われます。
 「空気の力」の強さ並びに意外性を、リアルタイムで見る、という貴重な経験をした、朝のひとときでした。

元同僚を打てず、一日で五位に戻る

 仙台で行なわれた東北-千葉は川井投手と渡辺俊介投手が先発。またも左腕相手という事もあり、今日も、昨日・一昨日と同じスタメンでした。バレンタイン監督になってから、三戦連続同じスタメン、というのはかなり珍しいのでは、と思いました。
 初回は2死から連続四球、2回は2死から連打とともに好機をつくりますが、いずれも先制には至りません。
 一方、渡辺俊投手は、2回に2死満塁となります。しかし、続く中谷選手の放った意表のセーフティーバントを冷静に処理し、得点は許しません。

 直後の3回、二死から大松選手が安打すると、続くサブロー選手が左翼に二塁打を放ちます。しかし、相手の好守備もあって大松選手は三塁に止まり、結局、ここも先制できません。
 続く4回は先頭の竹原選手が二塁打と、初めて無死の走者を出しますが、盗塁失敗もあって三人で終わり、4イニング続けて得点圏に走者を進めながら1点も取れません。
 5回に渡辺俊投手は制球が定まらず、先頭打者を歩かせ、2死後に連続死球で満塁とします。さらに続く鉄平選手にもボール先行の後、一・二塁間にいい当たりを放たれますが、これを一塁手の堀選手が好捕し、0点で凌ぎます。
 直後の6回、先頭の大松選手が安打し、続くサブロー選手も0-3となります。川井投手は足を痛めた模様ですが、東北ベンチは動かず、サブロー選手が安打したところで降板し、二番手に福盛選手が登板します。
 この試合5度目の先制機でしたが、続く里崎選手のバントが飛球となり、中谷選手に好捕され、後続も倒れてここも得点できません。
 その裏、渡辺俊投手は簡単に二死を取りますが、そこからリンデン選手に安打されると、中村紀選手に左中間を抜かれ、ついに先制を許してしまいます。
 さらに続く7回、安打と失策で1死1・3塁とし、鉄平選手に適時三塁打を打たれ、渡辺俊投手は降板します。さらに代わった内投手が山崎武選手に16号2ランを打たれ、5対0となってしまいました。
 続く8回は上野投手が登板。デビュー戦はほぼ完璧でしたが、今日は2死満塁から鉄平選手に2打席連続の適時三塁打を打たれて3点を失い、8点差になってしまいました。
 8回まで8安打2四球8残塁で無得点だった打線ですが、9回に3安打で満塁とすると、捕逸と西岡選手の2点適時打で3点を返します。しかし、続く福浦選手が併殺に倒れ、試合終了。一日で5位に戻ってしまいました。観客数は1万6百人ほどでした。

2009年07月08日

しんせん丼

 季節料理で深川丼を出している蕎麦屋で食事していたら、40代後半から50代と思しき男性が入ってきました。そして、いきなり「しんせん丼」と注文しました。
 一瞬、店員さんも何のことだか分からなかったようですが、数秒後に「ふかがわ丼ですか?」と確認し、お客さんも「そう、それ」みたいに答えて、注文が成立していました。
 普通に使われる日本語で「深川」を「シンセン」と読むことはありません。ただ、香港の隣に「深セン(漢字は土へんに川)」という大都市があります。誤読した人は会社員風ですから、中国関係の仕事をしているのだろうか、などと思いました。

 深川といえば、かつては「深川区」が存在したほどで、あのあたりを代表する地名でした。しかし、「深川駅」すら存在しないこともあり、地元の人以外にはなじみのない地名になっています。
 一方、「深セン」を調べてみたところ、30年前までは小さな漁村でした。ところが、香港に隣接するという地理的事情もあって経済特区に指定されて大発展し、現在は人口一千万人を越えるそうです。
 確かに、それだけ大差がつけば、深川から数キロしか離れていない蕎麦屋でも、「深川丼」を「シンセン丼」と呼んでしまう客が出てしまうのも無理はないな、と思いました。
 意外な所で、深センの発展ぶりを知ることができた、昼のひとときでした。

終盤の大量点で逆転し、4位浮上

 仙台で行なわれた東北-千葉は藤原投手と成瀬投手が先発。対左ということで、投手を除けば、スタメンは昨日と全く同じ打順・守備位置でした。
 成瀬投手は、初回に先頭打者に安打された後に犠打で進まれ、2回も安打と失策で2死1・2塁としますが、いずれも0点で凌ぎます。
 一方、プロ三試合目となった藤原投手ですが、過去2試合はいずれも5回持ちませんでしたが、今日は立ち上がりから好投。最初の一巡を無走者に抑えられます。

 そして3回裏、先頭の渡辺直選手に安打されると、次の打席で成瀬投手のワンバウンドした投球が里崎選手の股間を直撃。里崎選手はうずくまって動かず、一時は担架が用意され、田中雅彦選手が防具をつけます。しかし、結局里崎選手はそのまま復帰しました。
 その後、外野フライで1死3塁となり、続くセギノール選手の打球は一塁線を抜けて、ワンバウンドしてスタンドに入る、エンタイトル二塁打となり、東北が先制します。さらに、続く山崎武選手が、今度は三塁線を抜いてやはりスタンドに入る連続エンタイトル二塁打を放ち、もう1点が入りました。
 援護を貰った後も藤原投手の投球は快調のまま。速球と緩いカーブの組み合わせの前に、千葉打線は翻弄されます。5回に先頭の大松選手が放った一塁ゴロが失策となり、初の走者が出ますが、続くサブロー選手が打ち取られます。
 続く6回もベニー選手が1死から四球を選びますが、二死後にスタートを切った所を牽制で刺され、結局6回まで無安打18人で終わってしまいます。
 しかし続く7回、1死から堀選手が得意の右打ちを店、右中間を抜き、失策もあって一気に三塁まで進みます。そして、井口選手死球の後、大松選手の当たりは二塁ゴロに。しかし、これを捕った草野選手がバックホームか併殺かを迷ってしまい、結局オールセーフになってしまい、1点を返します。
 さらに、サブロー選手が四球を選んで1死満塁としますが、続く里崎選手が投ゴロ併殺打に倒れます。
 その裏、続投する成瀬投手に対し、先頭の鉄平選手が右翼席に3号ソロを放ちます。一打逆転を併殺でつぶした直後に突き放されただけに、この時はまずい流れだと思っていました。結局、成瀬投手は2死から失策で走者を出したところで降板し、二番手の荻野投手がここを抑えます。
 ところが続く8回裏、1死からベニー選手が二塁打を放つと、続く今江選手も三塁線を抜く二塁打を放ち、1点差に迫り、ここで藤原投手は降板となります。
 代わった小山投手に対し、西岡選手が安打で1・3塁とし、堀選手の所で代打に橋本将選手が出ます。すると東北は有銘投手に交代し、千葉は代打の代打に田中雅選手を起用します。
 この駆け引きは千葉に軍配が上がり、田中雅選手は、左中間にエンタイトル二塁打を放ち、同点となります。なおも井口選手敬遠で満塁とし、大松選手との左対決となりますが、ストレートの四球で押し出しとなり、逆転となります。
 ここで東北は日本復帰後初登板となる福盛投手を起用しますが、サブロー選手がフルカウントから四球を選びます。さらに里崎選手の犠飛でもう1点入ると、この回10人目の打者となる竹原選手の適時打でこの回6点目。7対3となりました。
 その裏、荻野投手が続投しますが、先頭のセギノール選手に安打された後、山崎武選手に通算1500安打となる15号2ランをバックスクリーンに打ち込まれます。試合前から「1500安打は本塁打で」と言っていた山崎武選手は、公約を果たした形になりました。
 しかし、ここで代わった伊藤投手が三人で抑えると、9回もシコースキー投手が三人で抑え、7対5で試合終了。三連勝となった千葉は、これで東北を抜いて久々の四位となっています。観客数は1万2千4百人ほどでした。

テンプレート

 京都府石材業協同組合のサイトを見る機会がありました。典型的な、「どこかからのテンプレートを拾ってきて、機械的にページを当てはめた」という感じです。
 その象徴は、画面下にある著作権表示です。この部分の存在に気付かなかったようで、テンプレートのまま「 Copyright(c)2007 サイト名を入れてください All rights reserved.」となっていました。
 確かに元の意匠は専門家が作ったわけですから、パッと見はきれいです。しかしながら、ちょっと細部を見れば、その雑さばかりが気になります。このような形にするなら、もっと基本的な部分から自分の手で作ったサイトのほうが、視覚的に劣ってもまだいいのでは、と思いました。
 もちろん、だからと言って、意匠が古くさくていい、というわけではありません。テンプレート丸出しのサイトのダメっぷりには呆れつつも、、自分のサイトの視覚的な改良をそろそろしないとな、と強く思いました。

2009年07月07日

初回の大量点が大きく、快勝

 福島で行なわれた東北-千葉は長谷部投手と清水直行投手が先発。今日は対左という事で、四番の大松選手と両打ちの西岡選手以外は全て右打者。一昨日、「聞き間違い」でスタメン三塁だった堀選手も、普通に二番一塁で出場。今日は今江選手もスタメンだったので、聞き間違いではなかったようです。
 初回、1死から、その堀選手が中前に安打を放ちます。そして、死球と四球で満塁となり、サブロー選手の併殺崩れの間に先制しました。さらに、再び四球で満塁となると、七番に入った竹原選手が、左翼席にライナーで飛び込む3号満塁本塁打を放ち、初回に一挙5点を挙げました。

 登板前に大量援護を貰った清水直投手は、初回は三人で抑えます。しかし、2回に1死から四球を出すと、続く山崎武選手に三塁線を抜かれて2・3塁に。ここでリンデン選手に詰まりながら左前に落とされて1点を返され、さらに内野ゴロの間にもう1点入ります。
 初回は制球が乱れていた長谷部投手ですが、だんだんと調子を取り戻します。また、千葉も3回に先頭のサブロー選手が二塁打するも、バント空振りでタッチアウトになるなど、勿体ない攻めもあり、追加点を奪えません。
 一方の清水直投手も、3回の2死1・2塁を凌ぐなど、東北打線を抑え、序盤とはうってかわって、点が入りません。次に点を取るのはどちらか、という展開で中盤を終えます。
 6回、先頭の里崎選手が安打すると、初回に満塁本塁打を放った竹原選手が犠打で1死2塁とします。しかし、ここで登板の青山投手に抑えられ、ここも追加点が入りません。
 しかし続く7回、1死から井口選手が四球を選ぶと、続く大松選手がエンドランを決めます。そして、鉄平選手の三塁返球が悪送球となり、そのままベンチに入ります。これで井口選手は生還して、意外な形で貴重な追加点が入りました。さらに、規定によって大松選手は三塁まで進み、続くサブロー選手が犠飛を打ち上げ、もう1点が入りました。
 5・6回と三人で抑えていた清水直投手ですが、その裏、リンデン選手にこの試合3安打目となる本塁打をバックスクリーンに打ち込まれ、1点を返されます。
 しかし直後の8回表、この回から登板の朝井投手に対し、先頭の竹原選手が初回と同じ所に、今度は飛球で飛び込む4号ソロを放ちます。さらにベニー選手が歩いた後、高校の同期である今江選手が左翼ポール際に7号2ランを放ち、10点目が入りました。
 清水直投手は、9回にリンデン選手に適時打を打たれたものの、点差もあってそのまま完投。124球を投げて、8安打1四球4失点でした。うち、4安打3失点はリンデン選手によるものでした。
 これで千葉は連勝し、一方の東北は7連敗。これで両チームのゲーム差は0となり、明日千葉が勝てば4位浮上となります。観客数は8千6百人でした。

バスくん?

[ 交通 ]

 隣の席の人たちが、沖縄の事業所で働いている人のバス定期代を調べていました。バス会社名「沖縄バス」だと分かったので、ヤフーで「沖縄バス 運賃」で検索たのですが、出てきたページが分かりにくく、困っているようでした。
 のぞいてみたら、やけに詳しい運賃表が表示されています。見てすぐ、バスファンの方が作った個人サイトである事が分かりました。そこで、「これは個人サイトだから、単に『沖縄バス』で検索したほうがいいですよ」と説明しました。予想通り、そうしたら公式サイトが開きました。

 そのあと、隣の人たちは、「こんなマニアックなバスサイトをつくるなんて、凄いと言うより怖い」と言い、その場で「バスくん」なる造語を作成し、「『鉄ちゃん』はまだいいけど、『バスくん』はやだね」などと言っていました。
 高校時代に都バス完乗を目指して95%くらいの路線に乗り、今でも近所を中心にバス路線に乗ってはその感想をサイトに乗せている身としては、隣で「バスくん」を気味悪がる会話が繰り広げられるのは、奇妙なものでした。
 もっとも、長年隠れヲタクみたいな事をやっていれば、こんな会話を聞く事はいくらでもあります。特に不快になることもなく、「バスくん」という造語は面白いなとか、あれだけ報道された効果か、「鉄ちゃん」は気持ち悪がられなくなったんだな、などと思いながらその会話を聞いていました。

2009年07月06日

小野投手の好投と序盤の集中打で連敗止める

 今更ですが、日曜の試合について。千葉で行なわれた、千葉-合併球団は小野投手と平野投手が先発。今日は打撃不振の井口選手がスタメンでの試合では初となる四番を外れ三番に。四番には大松選手が入りました。また、三塁には堀選手が入り、早川選手が久々のスタメンで九番に入りました。
 小野投手は立ち上がりにいきなり二塁打されますが、後続を抑えて0点に。2回も1死から連打されますが、併殺で凌ぎます。

 その裏、この回先頭のサブロー選手が9号ソロを放って千葉が先制します。そして、橋本将選手の安打と里崎選手の二塁打で2・3塁都市、堀選手の犠飛でもう1点を加えます。
 援護を貰った直後の3回、小野投手は2死から安打されますが、得意の牽制で刺して三人で終わらせます。
 その裏、1死から井口選手がこの三連戦初となる安打を放つと、大松選手の二塁打で好機を広げます。さらに四球で満塁とした後、橋本将選手の適時打と、里崎選手の四球でもう2点を追加しました。
 点差が広がった後も小野投手は安定した投球を見せます。特に4回の三番から、6回の二番からといった主軸が登場する回をいずれも三人で抑え、5・7回も走者は出しますが0点に抑え、ここまで三塁を踏ませません。
 これで、完封も見えるかと思いましたが、8回1死から二塁打され、ファウルフライのタッチアップでこの試合初めての三塁走者を許します。そして、続くラロッカ選手に適時打され、完封がなくなった事もあり、ここで降板となりました。
 以下、荻野投手が8回を抑え、9回はシコースキー投手が三人で抑えて試合終了。千葉が4対1で勝ち、対合併球団今季二勝目をあげています。
 今回は、千葉では初の試みとなる、17時開始ナイターでしたが、雨の気配がないにも関わらず客足は悪く、1万7千9百人ほど。雨が降らない土日で、二日とも2万を割る、というのはかなり珍しいでしょう。ちなみに昨年同時期に行なわれた福岡戦では、土曜に3万人、日曜も夏のデーゲームに関わらず2万6千人入っていました。

 ところで、試合後に変わったニュースが報じられました。スタメンの八番三塁は堀選手でしたが、これは、バレンタイン監督が「ゴリ」と言ったのを、西村コーチが「堀」と聞き間違えてメンバー表に記入したため、というものでした。
 そのせいか、堀選手は2回の最初の打席で犠飛を放ったものの、怪我も投手交代もなかったにも関わらず、この回で退いて今江選手に交代しています。
 ただ、バレンタイン監督も、交換するメンバー表は見ているはずです。漢字の意味は分からないかもしれませんが、「今江」とあるべき所に「堀」と書いてあれば気付くのではないでしょうか。そう考えると、少々不思議な気もするニュースでした。,br />  一方で、今日は井口選手が初の三番に入り、その効果があったのか、6月21日以来となるマルチ安打を放っています。ただ、入団時には球団代表氏は「彼のポジションは契約で決まっており、これは監督でも関われない聖域だ」などと、誇らしげに言っていました。そして実際、怪我で休んだりDHに入った時以外はずっと「四番二塁」だったわけです。
 果たして、この日の打順変更と契約との兼ね合いがどうなっているのか気になるところです。そして、そのような日に、「ゴリ堀事件(?)」が伝えられた、というのは奇妙な符牒だと思いました。

2009年07月04日

献花式

 今日は、ディファ有明で、三沢光晴選手の献花式がありました。本来なら行きたいところです。しかしながら、先週からの風邪が抜けきれず体調に不安がある上に、明日から七日連続で休めない予定になっています。そんな中、屋外に長時間並ぶ自信はなかったので断念し、家でG+での中継を見ることにしました。
 テレビをつけながら、ネットでも状況を見ていたのですが、一般参加の行列は凄いことに。14時から一般受付開始であるにも関わらず、13時半前には、最寄り駅から一駅離れた「市場前」駅まで列の最後尾が伸びていたとのことでした。最終的には、さらに一つ隣の新豊洲駅のさらに向こうまで伸びていたとの事です。
 最終的には約2万5千人のファンが訪れたとのことでした。

 この二駅、特に市場前駅の周辺には何もなく、普段はほとんど人が乗降しません。それを考えると、今日は両駅に取って降車人数の最高記録になったのでは、などとも思いました。
 会場内では、13時より、関係者による献花が始まり、それの中継が行なわれていました。元大善関こと富士ヶ根親方の、「また夢の中で会った時には、カラオケでアニメソング聞かせてください」という一言が印象に残りました。
 その後は、随所でノアの選手をはじめ、参列したプロレス関係者のインタビューが放映されました。
 その中で、強く印象に残ったのは、やはり小橋建太選手の談話でした。あれから三週間経ちますが、いまだに、三沢選手の死を「信じたくない」という気持ちが強い、と繰り返し語っていました。また、会場に流れる「スパルタンX」について、今からでも、この曲にあわせて、ファンの「三沢コール」が始まり、三沢選手が姿を現すような気がする、とも言っていました。
 最近ではたまにTVで試合を見るだけだった自分ですら、当日は「信じたくない。全マスコミが誤報しているのではないか」という気持ちがありました。したがって、何十年も共に過ごし、何度も極限に近い闘いをしていた、小橋選手が今でも「信じたくない」と思うのは、無理のないことでしょう。聞いている途中、気がついたら、TVの前で正座して聞いていました。
 その後も、伸び続ける行列を見ながら、改めて三沢選手が多くの人に慕われていたことを痛感しました。

淡泊な攻撃で連敗

 千葉で行なわれた、千葉-合併球団は唐川投手と岸田投手が先発。今日は今季初の土曜日ナイターでした。明日が誕生日の唐川投手にとって「10代最後の登板」となりました。今日は今江選手が復帰し、左翼にバーナムJr選手が入ったのが目立つくらいの、普通の打順でした。
 唐川投手は、初回を三者連続内野ゴロ、2回も先頭打者に安打されるも、併殺で三人で終わらせるなど、順調な立ち上がりを見せます。

 一方、怪我から復帰で久々の登板となる岸田投手に、2回まで1安打に抑えられていた打線ですが、3回に先頭のバーナムJr選手が四球を選びます。すると、今江選手がヒットエンドランを決めて1・3塁とし、西岡選手の適時打で千葉が先制しました。
 さらに福浦選手が犠打を決めて1死2・3塁と一気に大量点を挙げる好機を作りますが、大松選手と井口選手が倒れ、1点のみに終わります。
 そのまま試合は投手戦となり、唐川投手は5回まで2安打無失点に抑えます。
 しかし6回、先頭の坂口選手に二塁打され、犠打で進まれた後、フェルナンデス選手が詰まりながら左前に落とし、同点に追いつかれます。さらに二塁打でつながれた後、北川選手に適時打が出て、逆転を許してしまいました。
 一方、逆転された後、打線は淡泊な攻撃を続け、走者を出すことができません。
 そして9回に伊藤投手が打たれて2点を失い4対1に。その裏は加藤投手にこれまた三人で抑えられ、試合終了となりました。
 3回に得点した時を除くと、攻撃陣に動きがなく、いつの間にか終わっていた、という感じでした。昨日とあわせて試合時間は5時間32分ですから、2試合合わせても、木曜の試合に満たない、という計算になります。
 これで対合併球団戦は1勝7敗となっています。観客数は雨の気配があったわけでもないのに、1万9千4百人ほどでした。

ヤフートップの凄さ

 夕方、パソコンを交換する仕事がありました。一通り設定が終わり、最後に交換前のPCと同様に、ブラウザを立ち上げたらYahoo!が表示されるようにして、作業完了となりました。
 そこで何気なくトピックスを見ると、「定期券分割で買うとなぜ安い」という見出しがありました。「このサイトで7年前に書いているのに、何を今更」などと思い、記事をクリックしたところ、しばらく前に「プレジデント」に載った記事が出ていました。
 その記事は雑誌掲載時に立ち読みしていましたので、別に読もうとも思いませんでしたが、その下を見た時は、驚きました。「記事全文」と書かれたリンクの真下に、「◇「分割購入」を解説しているサイト・ 通勤定期券の分割購入 - つれづれの館」と書いてあったのです。
 つまり、その時点で、Yahoo!のトップから2クリックで、自分の記事に行ける状態になっていたのです。

 仕事が終わって駅に行き、携帯を見たら、アメリカにいる妹から祝辞が届いていました。
 帰宅した時は、「トピックス」からは外れていましたが、一つ隣の「経済」タブにはまだ載っていました。というわけで、アクセス数は想像を絶する事に。トップのアクセス数記録は、6年ほど前、北尾光司さんが立浪部屋のアドバイザーになった時に、Yahoo!の「関連ページ一覧」の三番目くらいに、当サイトの記事が出た時の「319」でしたが、軽くその倍は超えていました。
 そして、該当記事のアクセス数は、先日見た時は13万台だったのが、現時点で18万5千を超えていました。つまり、半日ちょっとで5万アクセスくらいあったわけです。
 あらためて、「Yahoo!トップの威力」の影響力に驚かされました。自分に関しては有難いでしたが、同時に、「もし意図的な操作で、この影響力が使われたらどうなるのか・・・」と思い、少々怖くもなりました。
 なお、このサイトは完全に趣味でやっているので、別にアクセス数が5万だろうと10だろうと、何の違いもありません。というわけで、何か得したわけではありません。
 しかしながら、それを見て、わざわざ太平洋の向こうから妹がメールをくれたのは嬉しいことでした。おかげで、今日はいい日になりました。

逆転直後に、まさかの連続失策で再逆転負け

 千葉で行なわれた、千葉-合併球団は小林宏之投手と山本投手が先発。対左ということで、今日も大松選手以外は、右打者か両打ちで、堀選手が二番一塁に入りました。また、今江選手は休養なのか、ランビン選手が九番三塁で入っています。
 初回は三人で抑えた小林宏投手ですが、2回も簡単に二死を取ったものの、そこから連続二塁打を喫して先制を許します。

 その裏、こちらも1死から連打しますが、後続がなく、得点できません。一方、小林宏投手も直後の3回表は、1死1・2塁を併殺で凌ぎます。
 するとその裏、この回先頭のランビン選手が安打で出ると、一死後に堀選手がバックスクリーンに飛び込む2号2ランを放って逆転に成功します。
 ところが直後の4回表、1死から北川選手の放った三塁へのゴロをランビン選手が捕りきれず、記録は内野安打となって出塁されます。しかし、続く大村選手を二塁ゴロに打ち取って併殺、と思いきや、これを井口選手が失策。さらに、続く日高選手のゴロは一度小林宏投手がグラブに当てて弾き、それを取った西岡選手が二塁にグラブトスを試みるも、送球がそれて記録は西岡選手の失策と、内野ゴロ三つで満塁となってしまいます。
 ここで小瀬選手の犠飛で同点にされると、続く山崎浩選手の適時打で、自滅としかいいようのない形で再逆転されてしまいました。
 その裏、先頭のサブロー選手が安打するものの、進めることすら出来ず、0点に終わります。
 直後の5回表にフェルナンデス選手の7号2ランで合併球団が勝ち越すと、流れは完全に向こうへ。6・7回と1点ずつ追加され、着実に差を拡げられます。一方、千葉は5回の1死2塁、7回の1死2・3塁をいずれも活かせません。
 7回途中で小林宏投手が降板すると、二番手にはプロ初登板となる上野投手が上がります。いきなり安打されましたが、そこから連続三振で追加点を許さず、さらに8・9回は走者を出さず、あわせて打者九人に対し、1安打無四球6奪三振という好投を見せました。
 しかし、打線は走者は出るもの得点には至らず、11安打2四死球で2得点。そして9残塁という拙攻でした。
 これで、対合併球団の成績は1勝6敗となってしまっています。観客数は1万2千8百人ほどでした。

2009年07月02日

教員の存在価値?

 とある雑誌に「はらぺこあおむし」というロングセラーの絵本を描いた、エリック=カールさんの記事が載っていました。なんでもその作者はドイツ系アメリカ人で、第二次大戦中はナチス時代のドイツで過ごしていたそうです。
 その時、彼が持つ絵の才能に気付いた美術教師は、ナチスに「退廃芸術」と烙印を押された、ピカソなどの絵を隠れて紹介したそうです。当局にバレたらその教師は制裁を受けた可能性はあります。しかし、その危険を冒しても、その才能を開花させたかったのでしょう。その効果もあって、カールさんは、世界中で読まれる本を初め、様々な作品を世に生み出したわけです。
 だからと言って、別にその美術教師が後世に名を残しているわけではありません。もちろんその人も、自分が名声を得たいために危険を冒してまでピカソなどを教えたわけではないでしょう。

 一方、日頃から従軍慰安婦否定など、右翼的発言で知られる埼玉県知事が、「国旗・国歌が嫌いな教員は辞めるしかない」などと発言したそうです。今だとある程度物議をかもすでしょうが、カールさんが高校生だった頃の日本では、このような事は誰も言いませんでした。
 何しろ、当時は全ての学校に「ご真影」が配布され、それを紛失だか破損だかした校長が、責任を感じて自殺した、という時代でした。当然ながら、少なくとも表向きには「国旗・国歌が嫌いな教師」などという存在はあり得なかったわけです。
 当然、県知事氏の目指すのも、そのような世の中なのでしょう。何しろ、高い地位にいる人たちがより一層効率的に儲けるには、そのような教育で「国旗・国歌」に象徴される、「上からの命令」に従順な人ばかりが世の中にいたほうが都合がいいからです。
 ちなみに、mixiの日記などを見ると、この知事に賛同する人も多数います。その中には「死ね」だの「国から出て行け」などと言う、これまたカールさんが高校時代の日本で一般的だった思想を表明している人もいました。また、産経新聞も「賛成のメール殺到」などと喜んで報じています。
 抑圧されていた時代に、危機を冒してでも、才能を伸ばそうと努力した教師がいた一方で、その頃に比べれば進歩したはずの現代日本にはそのような発言をする政治業者とそれの賛同者がいるわけです。
 まあ、その県知事氏および賛同者のおかげで、その美術教師の偉大さをより一層認識することができたとも言えます。だからと言って、彼らに感謝する機は毛頭起きませんが・・・。

2度逆転されるも、最後に勝ち越し、パリーグ史上最長試合を制す

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は西口投手と渡辺俊介投手が先発。今日は、昨日打ち込まれた中郷選手が登録を外れ、上野投手が一軍登録。今季入団の新人では初となりました。
 今日は今江選手が二番に入り、里崎選手が九番でスタメンマスクを被りました。
 初回、西岡選手が二塁打し、さらに四球二つで1死満塁としますが、そこは後続が倒れます。しかし続く2回、1死から福浦選手が失策で出塁すると、2死から西岡選手が右翼席に7号2ランを叩き込み、千葉が先制しました。

 一方、前回の対埼玉戦では大量失点した渡辺俊投手ですが、今日は4回まで無安打に抑えます。そして、5回には西岡選手の四球を足がかりとし、大松選手の適時打で追加点と千葉ペースで試合が進むかに見えました。
 ところがその裏、渡辺俊投手は、GG佐藤選手に初安打されると、さらに安打と犠打で1死2・3塁とし、続く銀二朗選手に3号3ランを喫し、あっというまに追いつかれます。
 さらに続く6回には中村選手に25号ソロを打たれ、逆転されます。結局渡辺俊投手はこの回で降板でしたが、4安打ながらその走者が全て本塁に帰った形になってしまいました。
 しかし直後の7回表、続投する西口投手に対して、先頭の里崎選手が安打し、西岡選手の四球と今江選手の犠打で1死2・3塁に。ここでベンチは、スタメンマスクの里崎選手に代走を出して勝負をかけます。埼玉も二番手で三井投手を起用しますが、大松選手が右翼席に10号3ランを放ち、即座に逆転しました。
 ところがその裏から登板した荻野投手が先頭打者を歩かせて盗塁を許し、片岡選手の適時打で1点差になります。さらに二死になったところで中島選手に対して伊藤投手に交代しますがこれが誤算。初球を右翼席に叩き込まれ、二度目の逆転となってしまいました。
 直後の8回、里崎選手に代走が出た関係で、指名打者から捕手に入っていた橋本将選手が安打すると、代走に早坂選手を出し、この時点で捕手は田中雅彦選手のみになります。そして、1死後に福浦選手の安打で1・3塁とし、四球で満塁になった後、西岡選手に本日三安打目となる適時打が出て追いつきます。しかし、なお続く1死満塁は後続が倒れます。
 その裏、続投の伊藤投手は先頭打者を歩かせ、敬遠と内野安打などで2死満塁となります。ここで先ほど適時打の片岡選手の打球は高いバウンドで投手の頭を抜けるかと思いましたが、伊藤投手がジャンプしてこれを好捕します。
 直後の9回表、四球と安打で無死1・2塁としますが、犠打失敗があり、その後四球で満塁となりますが、ここも後続が倒れます。これで千葉は2イニング続けての三者残塁。直前の西武の攻撃も三者残塁でしたら、3度連続となりました。
 その裏はシコースキー投手が二番からの攻撃を無安打に抑えて延長に入ります。
 10回はともに先頭打者が安打しましたが、ともに犠打失敗などもあり、0点に終わります。
 そして11回表の1死1塁も併殺でつぶし、その裏から川崎投手が登板します。いきなり先頭の片岡選手に安打され、犠打と敬遠で1死1・2塁とし、中村選手は打ち取るものの、走者は進んで2・3塁に。ここで代打の江藤選手の当たりは中前に抜けるかと思われましたが、西岡選手がこれを好捕し、さらに一塁に送球。サヨナラ負けを免れ、12回に進みます。
 埼玉のマウンドには三年目の山本投手が前の回から上がっています。対して、先頭の田中雅選手のセーフティーバントは失敗したものの、ランビン選手・さらには西岡選手が四球を選んで1・2塁に。ここでここまでいい所がなかった今江選手が本日初安打を放って満塁とすると、大松選手が本日5打点目となる適時打を放って勝ち越し、続く井口選手にも適時打が出てついに9対7と、二度目の逆転に成功します。
 ところがその裏、前の回から続投の川崎選手が1死を取った後、大崎選手に三塁打され、四球の後に適時打で1点差に。さらに片岡選手を歩かせ、1死満塁と、一打逆転サヨナラの危機を作ります。
 この時点で登板可能だったのは、本日初めて一軍に上がったばかりの上野投手と、昨日1死も取れずに降板し、防御率が20点の内投手でした。
 ここでベンチは内投手を選択。栗山選手相手にボールが先行するも、そこからファウルが続きます。しかし、これで逆にペースをつかめたのか、最後は三振。そして、昨日安打されていた中島選手も遊ゴロに打ち取って試合終了。9対8で何とか逃げ切りました。
 試合時間は5時間42分でこれはパリーグ史上最長記録とのことです。試合中、オーロラビジョンには、何度も終電時刻が案内され、最後には終電後の臨時電車の案内も出ていました。
 これで内投手はプロ入り初セーブを挙げ、初のお立ち台にも上がりました。また、川崎投手にも今季初勝利がつきました。観客数は1万1千1百人ほどでした。

2009年07月01日

風邪抜けず

 先週の金曜に貰った薬は飲みきったのですが、未だに風邪が抜けきれません。当初の喉の痛みは治ったものの、頭痛と咳などが止まりません。使い古された言葉ですが、「夏風邪は治りにくい」を痛感しています。
 そんな中、今日の午後は外回りで倉庫整理・施設見学・商談がありました。机に向かっていると、体調の悪さを実感しますが、外で動いたり話したりしていると、不思議と辛さを忘れる事ができます。そういう意味では、今日このスケジュールが入っていたのは幸運でした。
 とはいえ、こんな事続けていれば全快はできません。しかも、日曜にはかなりハードな予定を入れています。というわけで、何とかそれまでに治したいものです。そのためには休養に専念すべきか、同じ病院に再度行くか、別の病院にあたるか、などと色々な選択肢があり、その段階でまた迷っている今日この頃です。

4点差を一度は逆転するも最後は大差で敗戦

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は岸投手と成瀬投手が先発。交流戦日程の関係で登録された成瀬投手とともに、早川選手が久々の一軍復帰となり、二番中堅でスタメンに入りました。代わって、大塚選手と塀内選手が登録抹消となっています。また、今日は橋本将選手がロク番でスタメンマスクをかぶり、福浦選手は八番に下がっていました。
 初回、井口選手の適時打で千葉が先制しますが、その裏、中島選手の、昨日から数えると二打席連続となる適時二塁打を打たれ、即座に追いつかれます。

 続く2回裏、成瀬投手は連打と犠打で1死2・3塁とされると、犠飛で勝ち越しを許します。さらに走者を溜めて連続適時打を喫し、一気に4点差となってしまいました。
 しかし、3・4回は立ち直り、さらなる追加点は許しません。すると5回に先頭の今江選手が6号ソロを放ち、点差を縮めます。
 さらに続く6回、サブロー選手と橋本将選手の連打で好機を作り、1死後に福浦選手が内野ゴロに打ち取られるも失策があって1点を返します。そして続く今江選手が二打席連続となる7号3ランを放ち、一気に6対5と逆転します。
 リードされている間は粘りの投球を見せていた成瀬投手ですが、勝ち投手の権利を得た直後に乱れます。この回戦闘のGG佐藤選手に安打されると、犠打の後、佐藤選手に適時三塁打を打たれ、即座に追いつかれます。ここで二番手に川崎投手が上がりますが、銀二朗選手に犠飛を打たれ、再びリードを奪われます。
 直後の7回表、続投する岸投手に対し、大松選手とサブロー選手の安打で1・2塁とし、2死後に打席にはバーナムJr選手が。本日無安打でここも簡単に2-0と追い込まれますが、次の球が死球となって二死満塁とします。しかし、続く福浦選手が打ち取られ、逆転できません。
 その裏、前の回から続投の川崎投手が先頭の栗山選手に安打されます。続いて登場したのは内投手でしたが、安打と暴投、さらに四球で満塁とし、1死も取れずに降板します。
 続いて登板した中郷投手ですが、フルカウントにはしたものの、そこから押し出し。さらに暴投でもう1点加えられました。続く8回も2点を奪われて11対6とこの試合最大の点差がつきます。
 9回も2死から走者は出たものの最後は抑えられてそのまま敗戦。一度は4点差をひっくり返しただけに、後味の悪い敗戦となってしまいました。これで連勝は2で止まっています。観客数は1万1千6百人ほどでした。