2005年07月30日

恐怖の理科実験

 昨日の記事に関連して、アトリエどどどさんより、災害用伝言ダイヤルについて教えていただきました。有難うございました。

 さて今日の本題ですが、今月あたりから、「アスベスト(=石綿)による中皮腫」に関する報道が毎日のように流れています。
 私も小中学校で「石綿金網」で理科の実験をやった記憶があります。金網によって、石綿がボロボロになって穴だらけになっていたものがありました。当時は、「ボロいな」としか思っていませんでしたが、今になってその剥がれた石綿がどこに行ったかを考えると、ゾッとさせられます。まあ、理科の実験を数回しただけで被害が出るとは思えませんが、理科の先生なんかは大丈夫なのでしょうか。
 何でも、アスベストの有害性については30年以上前から指摘があったというから驚きです。我々も一種の「実験台」だったのでしょうか。このへん、なぜ指摘があっても学校で使いつづけていたかについて、現文科省には、当時の資料を調査するなどしてぜひ開示してもらいたいものです。

2005年07月30日 23:59