2013年09月30日

熾烈なサービス競争

 とある会社の通販を利用しました。
 こちらの勘違いで注文ミスをしてしまい、メールフォームから返品をお願いしました。
 すると、翌日には、「着払いで送ってくれ」という返事が届きました。
 昨年暮れに同じ会社で返品をした時は、送料はこっち持ちでした。
 という事は、今年に入ってルールが変わったのでしょうか。特に、そのような連絡やニュースは見なかったのですが…。
 まあ、前回と今回では、購入総額の桁が二つほど違います。そのため「送料サービス」になった可能性も否定できませんが。
 いずれにせよ、先方の会社は何も悪いことをしていないのに、往復の送料並びに、返品の手続きの分、丸損したわけです。そこまで「サービス」をしていいのだろうか、と得をしたにも関わらず、気になってしまいました。
 先日、佐川急便がアマゾンの値下げ要請に耐え切れず、契約を切った、というニュースを何処かで見ました。
 これなども、この業界の競争が非常に激しい事を物語っていると言えるでしょう。
 「送料無料で返品できた」という喜びよりも、業界に対する不安のほうが強く残った「大サービス」でした。

2013年09月29日

6回目の同期会

 昨日、中学の同期会がありました。2008年から始まったのですが、年々参加者は減っており、前々回、前回と参加者が10人を切りました。
 ところが、今年は一転、参加者が増え、三年ぶりに二桁に戻りました。
 この同期会は、もともとmixiにあった中学のコミュニティがきっかけで始まりました。
 したがって、mixiを主な連絡手段にしていたのですが、昨年から、Facebookを連絡手段の中心に変えました。
 それと人数増加に関連性があったかどうかは何とも言えません。とはいえ、SNSの世界の潮流が如実に現れているな、と思いました。

 ところで、今回、初めて参加した人の一人にY君がいました。中学卒業以来、会うことはなかったので、28年ぶりの再会です。
 そのY君に、中学時代、自分と喧嘩をした記憶がある。ただ、何が原因かは覚えていない、と言われました。
 その記憶は、自分にもありました。そして、自分には喧嘩になった理由も記憶に残っていました。
 当時の自分は、Y君に何か迷惑を被った事など一切ありませんでした。にも関わらず、Y君に対して極めて失礼な替え歌を作って、本人の前で歌ったりしたのです。
 Y君の名前を使ったのは、単に席が近かったのと、替え歌にした際に語呂が良かっただけでした。我が事ながら、本当に失礼極まりない中学生だったと思います。
 その歌詞は、あまりにもひどすぎるものでした。したがって、いくら30年くらい前の話で、酒が入っている場とはいえ、この「真相」を言う事はできませんでした。というわけで、「とにかく自分が100%悪かった」とだけ言っておきました。
 よく、事件において、加害者の記憶は薄れやすいが、被害者はずっと覚えている、と言われます。しかしながら、本件においては逆だったわけです。それを知った時だけは、他人事みたいに、「そのような事もあるんだな」などと思いました。
 それにしても、なぜこんな事を30年近く経っていても覚えているのか、本当に不思議です。まあ、「他人に不当かつ失礼な事をすると、後々まで祟る」という教訓なのだろうな、と思うことにしました。

2013年09月27日

「松本さん」

 最近、仕事でFさんという方と知り合いました。たびたび会うのですが、なぜかFさんの顔を見ると、「あ、松本さん」と思ってしまいます。
 別に、Fさんが、昔知り合いだった「松本さん」と似ている、などという事はありません。にも関わらず、なぜか本当の苗字の代わりに、そちらが頭に浮かんでしまうのです。
 一つ考えられる理由として、Fさんと同じ苗字の方に、長年にわたって大変お世話になっている、という事が考えられます。
 つまり、自分にとって「Fさん=長年世話になっている方」なので、新たに知り合ったFさんの事を、その苗字で認識できない、という可能性が考えられるわけです。
 そこまでは納得出来ましたが、ではなぜ「松本さん」なのか我ながらわかりません。
 いずれにせよ、間違えても本人に「松本さん」と言ってしまわぬよう、早く、Fさんの顔と苗字を正しく結び付けねば、と強く思いました。

2013年09月26日

神様のベレー帽

[ 漫画 ]

 一昨日、「神様のベレー帽」という題名のTVドラマが放映されました。漫画に詳しい人なら、題名を見ればわかると思いますが、故・手塚治虫さんを題材とした作品です。「ブラック・ジャック」を連載していた頃の逸話を題材としていました。
 先日も書きましたが、実写のフィクションを30分以上見ると飽きてしまう体質です。したがって、途中からとはいえ、TVドラマを1時間近く観るなど、かなり久しぶりです。ひょっとしたら今世紀に入って初かも知れません。
 しかしながら、別にドラマが優れていたわけではありません。
 もともと、このドラマの存在を知ったのはツイッターでした。「ブラック・ジャック」掲載時に、同じ雑誌で連載していた、吾妻ひでおさんのツイートが面白く、「元ネタ」として見たくなったのです。
 吾妻さんのツイートは絶妙で、ドラマで「手塚先生は原稿を落とさなかった」などという描写があると、即座に「嘘です。私、代原(※本来の連載作家が原稿を落としたため、穴埋めとして掲載される読み切り漫画)描かされました。」というツッコミを入れる、と言った具合です。
 他にも、色々な漫画家さんのツッコミを見ました。中には、中学時代大好きだったものの、その後、縁遠くなった漫画家さんのツイートなどもあり、「そうか、まだお元気でやっているのだな」などと再会(?)を懐かしんだりもしました。

 ところで、この作品の終盤で、草なぎ剛さん扮する手塚治虫さんが、アニメーションのスタッフに「私ができるのだから、貴方にもできますよ」という場面がありました。
 これは、このドラマの「決め台詞」らしく、何度か繰り返して流されました。
 しかし、見ている方としては、「そんなわけあるかい!」としか言いようのない、典型的なツッコミどころとしか思えませんでした。
 もちろん、当時すでに手塚さんは、「漫画の神」の異名を持つ、日本を代表する漫画家だったわけです。本人にとっては、それでいいのかもしれませんが、言われたほうにとってはたまったものではないでしょう。
 このドラマを作った人が何をもって、この台詞を使ったのかわかりません。とはいえ、こんな無茶かつ、他人に無理を強いる台詞はないのでは、と思いました。
 まあ、元々ツッコミを観るためにつけたドラマでした。その目的は十二分に達せられたと言えるでしょう。そういう意味では、「見る価値のあった作品」でした。

2013年09月25日

標準体重と理想体重と美容体重

 久しぶりに体重計に乗ってみました。
 ここ10数年ほど、体重は65kgから68kgの間を推移していました。
 しかし、本日測ったところ、62.5kgになっていました。
 そこで、この体重は問題があるかどうかをネットで調べてみました。すると、自分の身長だと、標準体重は67kgという計算式がありました。
 ところが、さらにサイトを見ていると、「理想体重」と「美容体重」なるものが書かれていました。それによると、自分は、「理想体重」より1kg足りなくて、「美容体重」よりは1kg多い、となっていました。
 この結果だけ見ると、自分の体重は痩せすぎているのか、普通なのかわけが分からなくなります。
 しかも、この三つの概念ですが、サイトによって異なります。ウィキペディアには「標準体重=理想体重」と書いてありますし、また別のサイトには「理想体重=美容体重」と書いてありました。さらに、「標準体重」の定義は、「身長(m)の二乗X22」なのですが、「それは誤りだ。自分の定義した計算式のほうが正しい」などと書いてあるサイトもありました。
 というわけで、サイトを調べれば調べるほど、自分の体重が適正なのかどうか分からなくなりました。

 こんな事を書くと、「やはりネットの情報などあてにならない」と思う向きもあるかと思います。
 しかしながら、今回は確かにそうですが、ネットで調べた情報のおかげで便利な思いをしたり、助かったりした経験も、これまで山ほどあります。
 結局のところ、「ここに掲載(放送)されている情報は必ず正しい」などという媒体はありません。ネット同様、TVや新聞が流す情報も、鵜呑みにはせず、自分で考えたり比較検討したりして、正しいかどうかを判断しなければならないわけです。
 なお、自分の体重の件ですが、とりあえず、来月に健康診断があるので、とりあえず一番信頼性が高そうな「お医者さんの見解」を尋ねて確認しようと思っています。

2013年09月24日

言葉の変化

 年に一回くらい、新聞などに 本来と違う意味の擬態語、3人に1人使用「きんきんに」などという、記事が載ります。
 これによると、「きんきんに」の「本来の意味」は、「声が高く不快に響くさまなどを示す擬態語」なのですが、「きんきんに冷えたビール」と「本来の意味と違った使われかたをされている」のだそうです。
 自分は「きんきんに冷えているビール」という言葉は使った事がありませんが、かなり昔から聞き慣れています。一方、「きんきん声」という単語はたまに見ますが、「本来の意味」らしい、「きんきんに」という言葉で「声」を修飾した表現など、見たことがありません。
 そんな事を言うなら、「あわれ」も「おかしい」も、紫式部や清少納言が使っていた「本来の意味」から比べると、180度くらい意味が変わっています。しかしながら、それを「本来の意味と違う使われ方をしている」などという人はいません。
 実際に言葉の使われ方が変わっているわけです。にも関わらず、あたかも多くの人が間違えているみたいな文化庁の発表ならびに、それをそのまま記事にするマスコミの感覚には大いに疑問があります。
 単に、「きんきんに」は、かつては声を修飾する言葉だったが、現在はビールの冷たさを表す言葉に変わった、とすればいいだけの話なのでは、と思いました。

2013年09月23日

観光客の比率

 ネットに、支笏湖にある売店の写真が載っていました。
 店員さんが「台湾的客人便宜50円」と書かれた札を持っています。他にも各所で中国語表記があり、一見すると、台湾か中国の店であるかのようでした。
 北海道に台湾からの観光客が増えている、というのは色々な人から聞いてはいました。
 とはいえ、そこまで台湾からの人が「上得意」となっているとは思っておらず、驚きました。
 台湾での人気に加え、長期慢性不況により、日本人の旅行者が減って、相対的に比率が増えた、ということもあるのかも、などとも思いました。
 数年前、全国各所に出張で飛び回っていたとき、各空港に東アジアからの観光客が多くいて驚いた記憶があります。それから数年、その流れはさらに強くなっているのだな、と改めて驚きました。

2013年09月22日

三つ子の魂・・・

 朝、浜松町に用事があり、午後から仕事、というスケジュールでした。
 そこで、大門から浅草線→京成線の直通を使う経路を調べました。
 予定している到着時刻に間に合うには、大門駅を12時過ぎに出る必要があります。
 ここで、選択肢が二つありました。
 一つは、大門発12時5分のエアポート快特に乗る経路です。これですと、高砂で京成本線の特急に接続し、さらに京成津田沼で各駅停車に接続します。乗り換えが二回になりますが、いずれも同一ホーム乗り換えで待ち時間もほとんどなく、50分で着きます。
 もう一つは、4分待って大門発12時9分の快速に乗る経路です。こちらは、6分余計に時間がかかりますが、乗り換えがありません。
 快速で行っても、予定している時間に遅れることはありません。ならば、朝早起きしていた事を考えれば、電車の中でゆっくり寝れる、後者を選ぶのが普通でしょう。
 しかしながら、結局、5分初のエアポート快特を選んでしまいました。おかげで、途中、うたた寝して、「まさか寝過ごしたのでは?」と青くなったりする破目にもなりました。
 我ながら、非合理的なことは分かってはいます。とはいえ、「同じ運賃で最速の経路があるにも関わらず、それより遅い経路を選ぶなど許せない」という幼少時から培った信念に逆らえませんでした。
 ある意味「三つ子の魂百まで」の分かりやすい例と言えるでしょう。とはいえ、もう少し、柔軟になれないものか、などと自分にツッコミを入れたくもなりました。

2013年09月21日

2013/9/21の更新

 談話室アパート騒音問題顛末記を掲載しました。

自転車と大人と子供

 何度か書いていますが、今月から自転車通勤しています。坂道や交通量の関係で、行きは住宅街の中を通っています。
 さほど車が通るわけではないのですが、曲がり角が多く、近づくたびに神経を使います。そして、自転車で町中を走る事によって生じるリスクを常に感じます。
 同時に、ちょっと不思議に思うことがあります。
 小学生の時はよく自転車に乗っていました。特に、3・4年の頃は、環八を通って、荻窪から井荻に通ったりしていました。
 その間、さほど車に気をつけた記憶がないのです。
 もちろん、30年以上前の事ですから、ほとんどの事は忘れてしまっています。とはいえ、今のように、曲がり角に近づくたびに、道路反射鏡を気にした、などという記憶がまるっきりない、というのも変な話です。
 当時はそのようなものに無頓着で危ない運転をしても、通りかかった自動車の運転手が子供が走っていると気づいて、こちらが気づかないうちに事故を回避できていたのだろうか、などと思いました。
 もちろん、今となっては真相は分かりません。いずれにせよ、これからも道路反射鏡をはじめ、さまざまな手段を駆使して、安全運転をせねばなるまい、と思いました。

2013年09月19日

スーモの増殖力

 アパートの契約更新が近づいています。
 もちろん、今の所に住み続けるのが一番ラクなので、更新するのが基本路線です。
 とはいえ、賃料設定に疑問がある事と、先日、半年もかかって解決したトラブルにおける管理会社の対応への不信感(詳しくは近日中に掲載)があり、今回は転居も選択肢に入れています。
 そこで、ネットを使ってアパート探しを始めました。
 その中で、一番使い勝手のいいのは、リクルートがやっている「スーモ」というサイトです。
 ところが、このサイト、一度使ってみたら、不気味な事が起きました。
 スーモを使ったブラウザで、新聞社のサイトから、趣味のサイトまで、様々な所でスーモのバナー広告が出てきて、自分が検索した条件の間取図を表示させるのです。
 もちろん、さほど大げさな技術を使っているわけではありません。とはいえ、どのサイトを見ても、同じバナー・同じ間取図が出てくるのは、見ていてかなり気味の悪いものでした。
 現時点ではまだ、今の部屋を更新するのが本線です。しかしながら、仮に転居を考えるようになっても、このサイトはあまり使わないようにしたほうがいいかも、などと思わざるをえませんでした。

2013年09月18日

御予約席

 一年半ぶりに近所の定食屋に行きました。
 昼食時間の営業終了間近に入ったのですが、なぜか奥のテーブル二つに「御予約席」と書かれたダンボール紙が乗っていました。
 こんな時間に予約する人などいるわけない。単に、テーブル拭くのが面倒だから、客が座れる席を制限しているのだろうな、などと思っていました。
 そんな事を考えながら食事をしていたのですが、しばらくすると、その「御予約席」に天ぷら蕎麦が三人前並べられました。
 そして、昼食営業時間が終了となり、のれんが仕舞われます。続いて、店員さん達がその席で天ぷら蕎麦を食べ始めました。
 つまり、そのテーブルは、店員さのまかない昼食席として「御予約」されていたわけです。
 そのユーモアの感覚には思わず笑ってしまいました。
 この店は、近くにあるものの、営業時間と我が家の行動パターンが合わない事などもあり、なかなかいく機会はありません。
 とはいえ、このような自分好みのセンスを見せられると好感度が上がります。また近いうちに行かねば、と思いました。

2013年09月16日

台風直撃とその後

 予報通り、台風が直撃しました。
 午前中に用事が入っていたのですが、この天候ですので、早々と中止になりました。そこで、日中はずっと家に引きこもっていました。
 ここ数年、関東に台風が直撃した時は、常に都内で仕事でした。そのため、かなり久々に、自宅で台風を迎えた事になりました。
 ベランダにはすだれを吊るしているのですが、それが暴風に揺らされ、窓を叩きます。さらに、網戸が風に煽られ、自動ドアのように何度も動いていました。
 とはいえ、自宅アパートはとりあえず何ら被害はありませんでした。
 千葉県内では、千葉より南や東で停電などの被害があったようです。
 また、近畿地方もかなりの被害で、京都の嵐山では、旅館が床上浸水し、宿泊客が川のようになった道の上をボートに乗って避難した、という写真を見ました。
 毎度の事ですが、災害がもたらす被害の大きさには驚かされます。一日でも早い復興を願っています。

 そして、夕方になり、台風が去った後、これまで見たことのないような空の色になりました。これも台風の影響なのでしょうか。
 被害の事を考えると、「台風のおかげでこんな夕焼けが見えた」などと喜ぶわけにはいきません。とはいえ、貴重な風景なので、写真を撮ってみました。
※クリックすると同じ窓に大きな画像で写真が開きます。
20130916.jpg

2013年09月15日

快晴→豪雨→快晴

 今日は午後から仕事でした。
 台風接近という情報があったのですが、午前中買い物に行った時に、そこそこ強い雨が降りました。しかしながら、出かける時間になると、雨が上がり、晴れ間が見えました。
 夜の予報も雨だったので、自転車はやめ、歩いて行きました。出掛けに相方に傘を持つように言われたのですが、職場には置き傘が4本もあったので、持たずにでかけました。
 そして5分くらい歩くと、雲行きが怪しくなり、ポツリポツリと降りだしましたました。この時点で、「そうか、帰るときの傘は用意してあっても、行きしに雨が降ったらどうしようもないのか」とこの時点で気づきました。ちなみに、これから歩く区間は1キロ以上コンビニはなく、傘を買うことができません。我ながらアホすぎると思いました。
 仕方なく、傘なしで歩いていたのですが、さらに5分くらいたつと、かなりの豪雨になり、ついに雨宿りせざるをえなくなりました。
 しかし、ここまで来たら、と思い、ある程度雨脚が収まった時点で外に出ました。
 その後、もう一度強い雨になって雨宿りしました。ところが、しばらくすると、雨があがり、一気に快晴になってしまいました。
 というけで、日差しが強い中でかけ、途中で豪雨にあい、日差しの強い中で職場に着く、という結果になりました。
 短い時間で、ここまで天候が急変する、というのはなかなかない経験でした。
 明日は台風が上陸するというニュースが流れています。仕事は休みですが、午前中には外で用事があります。どんな天候になるのでしょうか。いずれにせよ、傘は必ず持っていかねば、と思っています。

2013年09月14日

2013/9/14の更新

 大野隆別ブログこれでいいのか?憲法九条で核攻撃は防げない?を掲載ました。

2013年09月13日

インチキソフトへ誘導する広告

 最近、インターネット初心者の方に「パソコンが遅い、という警告が出た」という問合せを一度ならず受けました。
 詳しく聞いたところ、ヤフーで検索をしていて出てきたサイトに、そのような表示があった、という事でした。
 ヤフーなどで検索をすると、多くの場合、一番上に広告が出てきます。その中で、「ask.com」なるサイトが非常に多く掲載されています。よほど多くの広告料をヤフーに払っているのでしょう。
 しかしながら、それだけ広告が掲載されているにも関わらず、サイトに掲載されている情報は役に立ちません。たとえば、「鋸山 登山」で検索して、このask.comの広告をクリックすると、一番上に出てくるのは「東京23区内で森林浴ができるところ」です。
 他にも、関西の山の情報などばかりが載っており、鋸山登山に役立つ情報などありません。
 そして、画面右には、真っ赤なFlash画像が派手に点滅して「お使いのパソコンの性能が低下しています」だの「スパイウェアを発見しました」だのと出てきます。
 言うまでもなく、一瞬でパソコンの性能を調査したり、スパイウェアを発見する事などできません。つまり、これは偽ユーティリティソフトの広告なのです。
 もしこれを真に受けてクリックなどしたら、百害あって一利ないインチキソフトを買わされかねません。
 おそらく、このask.comなるサイトは、ヤフーに広告料を払って自分のサイトを開かせ、そこに掲載されているインチキ広告で儲ける、というビジネスモデルなのでしょう。
 そのような商売が存在するのはまあ仕方がありません。しかしながら、日本最大のポータルサイトでありながら、そのようなサイトの広告を掲載し続け、利用者をリスクの高いサイトに誘導し続けるヤフーという会社はかなりおかしいのではないでしょうか。
 もっとも、「日本を代表する大企業」が行っている様々な不祥事や違法行為を連日のように発覚するご時世です。ヤフーばかりを責めても仕方ないのかも、とも思いました。

2013年09月12日

ゑひもせす

 「あさきゆめみし」がドラマ化される、という情報を見ました。
 最初に見た時、大和和紀さんの源氏物語漫画のドラマ化かと思いました。しかし、よく見たところ、八百屋お七を題材にした、全く別の小説が題材、との事でした。
 今度ドラマになる小説を書いた人は、大和和紀さんの漫画を知っていたのでしょうか。ちょっと気になりました。
 あと、ぜひとも、続編を作って題名を「ゑひもせす」とつけてほしいものだ、などと、しょうもない事を思ったりもしました。
 ちなみにこれは、子供の頃、大和さんの漫画を知った時も思ったりしました。我ながら、進歩がありません。

2013年09月11日

花見川サイクリングロード

 今日は休みですが、いろいろあって、職場→検見川→職場近くの客先、という移動をしました。
 職場と検見川の間には花見川という、自分が住む区を象徴する川が流れており、その沿道はサイクリングロードになっています。
 かなり有名で、自分も自転車を持っていない時分からその名前は知っていました。
 せっかくなので、そのサイクリングロードを使って検見川まで行くことにしました。
 花見川区民になって来月で16年目になります。しかしながら、これまで花見川をじっくり見たのは、二年前に区役所の近くで花見をした時だけでした。
 というわけで、二度目の花見川となりました。政令指定都市を流れる川ですが、護岸工事はあまりされておらず、天然の河原がかなり残っていたのには驚きました。
 また、沿岸には田んぼも多々ありました。ちょうど収穫期で、稲が実っている所と、稲刈りが終わっている所がありました。
 いまだかつて、スーパーで「花見川区産の米」を見たことはありません。収穫した米は自家用なのだろうか、などと思いました。
 普通の道だと、車の心配をしなければならないので、このように周囲をのんびり観ることはできませ。サイクリングロードならではの「観光」と言えるでしょう。
 今日は仕事なので、あまりサイクリングを楽しむ、という感じにはなりませんでした。そういう事もあり、いつか、完全に休みの日に再訪し、今度はサイクリングロードを端から端まで楽しんでみたいものだ、と思いました。

2013年09月10日

記憶の混同

 昨晩、えらく寝付きがよくありませんでした。
 そこで、時間つぶしに、かつて行った長期旅行を色々と思い出そうとしました。
 すると、かなり記憶が曖昧になっている事が解りました。たとえば、1989年の2月に北海道旅行をしたのですが、その年の5月に廃止された名寄本線に乗ったかどうかが全く思い出せません。
 さらに驚いたのは、自分が旅行した記憶と、旅行記や鉄道情報本を読んだ記憶の混同でした。
 ○○線に載った時、こんな風景を見たよな、と思い出したりします。よくよく振り返ると、それは自分の経験でなく、故宮脇俊三さんの本で読んだ描写だった、という事が何回かありました。
 まあ、一番古いものだと四半世紀近く前の事だから仕方ないとはいえます。しかしながら、それらの旅行はいずれも、当時の自分にとって、二年がかりくらいの大イベントでした。
 その記憶がここまで薄れてしまうとは…、というのは驚きでした。
 当時の自分は、旅先で写真も撮りませんでしたし、文章で記録したりもしませんでした。
 旅行の想い出など、記憶に入れておけばそれでいい、という考えだったのです。しかしながら、このように記憶が風化・混同する現状を鑑みれば、もう少し記録しておいてもよかったかも、とも思いました。
 もっとも、ほとんどの記憶が薄れた中、今でも鮮明に覚えている事も少ないながらあります。それらの貴重な記憶は、これからも大切に残しておきたいものだ、と思いました。

2013年09月09日

五輪と優先事項

 7年後の五輪が東京に決まったそうです。
 TVによると、日本中が歓喜の渦となっているそうですが、自分の身の回りには、そのような気配は一切ありませんでした。
 ちなみに我が家における五輪決定の反響といえば、毎週日曜朝に放映されている相方が好きなTV番組が特番のためにつぶされ、相方が残念がっていた、という事だけでした。
 招致活動については、2016年の時からやっていました。その意味では四年越しの願いがかなったと言えるのでしょう。
 ただ、四年前と今では、日本の状況は大きく異なっております。地震の被災者はいまだに仮設住宅ぐらしですし、原発事故で家を追われた人たちは、いまだに帰れる見通しすらたっていません。
 五輪に使えるお金がどれくらいあるか分かりませんが、どう考えても、それらの人々の生活が五輪より優先されます。
 その事を最も重視してほしいものです。その結果、仮に、「歴史上最も質素な五輪」になろうと、もしくは結果的に中止となろうと、自分的には全然かまいません。

2013年09月08日

オリジナル映画

 仕事上のつきあいで券を買って映画を見ました。
 毎年、映画は平均で二本くらい見ます。しかし、いずれもTV番組を映画化したものばかりなので、キャラクターの外見・為人などが分かっている状態で見ていました。
 それに対し、今回見たのは、オリジナル作品でした。一応、ネットで簡単な設定は読んでいました。とはいえ、各登場人物の名前も設定も全然分からないまま、見る形になりました。
 しかも、ストーリーは長時間に及んでおり、1969年から1996年までとなっています。しかも、その中で、登場人物の外見はもちろん、考えや立場が何度か変わります。
 したがって、この人は以前の誰だったっけ、などと追いかけるのにかなり苦労しました。特に、後から登場してきた人については、新キャラなのか、以前からいた人が成長したのかを確認するのに苦労しました。
 TVの長時間ドラマを含め、このような完全オリジナルの長編を見たのはもしかしたら初めてかもしれません。
 それだけに話を理解するのに苦労しましたが、これまでにない楽しみ方をする事ができました。
 基本的に、原作や歴史の下敷きがない長編を観るのは苦手です。しかし、作品の出来が良かった事もあり、たまにはこのようなオリジナル長編を観るのもいいか、などと思いました。

2013年09月07日

おでん狂騒曲

 9月1日から今日まで、セブン-イレブンが、おでん70円均一セールをやっていました。
 そのキャンペーンの過剰宣伝ぶりがすごく、近所のセブン-イレブンでは、8月上旬からレジの上に「おでん70円均一セールまで、あと○日」などという「カウントダウン」をやっていました。
 これを見た時は、「9月になれば安くなるから、8月中に定価で買うのは損だから買うな」とでも言いたいのだろうか、などと驚きました。
 しかし、これは地元の店だけの事ではありませんでした。全国各店舗で異様なまでの過剰宣伝が行われていたようです。(参考サイト
 売上のみならず、事前のPR・店舗装飾を含め、全店舗でのコンテストでも行っていたのでしょうか。
 ちなみに、最終日の今日、買い物をしたら、店員さんの名札の下にまで、おでんセールの宣伝がぶら下がっていました。ここまで来ると、驚きを通り越して不気味になります。
 この日本を代表する流通グループの中で、何か変な事態でも発生しているのでは、とまで思えた、「おでん狂騒曲」でした。

2013年09月06日

ドコモがiphone

 ニュースサイトを見たら、TV・新聞各社がドコモがiPhoneを今秋から販売する、という情報を流していました。
 ドコモからiPhoneと言えば、まず思い浮かぶのは「日経の飛ばし記事」です。過去3回も「ドコモがiPhone発売」という事実と異なる記事を発表した「実績」があります。
 それだけの「信頼」もあり、今回の記事を日経のサイトで見た時は、「日経に載っているのだから、また嘘なのではないだろうか」などと一瞬思ってしまった事でした。

 それはともかく、なんでも、ドコモは相変わらず他キャリアへの流出が激しいそうです。今回のiPhone販売も、新規顧客獲得というよりは、既存ユーザーの流出防止の意味合いが強いのかも、などと感じました。
 実際、自分も、その「元ドコモユーザー」の一人だったりします。
 自分がキャリアを変えた理由は、加入しているケーブルテレビがauと提携して通話料・通信料が安くなったからでした。
 というわけで、さほどドコモに不満があったわけではないのですが、乗り換えてしまったわけです。このような理由で変えた人も多かったのかもしれません。
 もっともその後、spモードの不具合でのメール誤送信など、ドコモは色々とやらかしました。それによる流出もかなりのものなのでしょうが…。
 携帯電話業界にはさほど興味はないのですが、この新展開が勢力地図に影響をおよぼすのかどうか、ちょっと気になりました。

2013年09月05日

出会いと別れとその両方

 今日は、ちょっと面白い経験をしました。もっとも、面白いからといっても、また経験したい、という気分ではありません。一度だけなら面白いが、二度目はありえない、というような事でした。
 その件で、四人の人に初めて会いました。うち二人は電話やメールでやりとりした事はありますが、残る二人は、完全に初めての接触です。
 電話やメールでのつきあいがあった二人については、「なるほど、これまでやりとりしていた人はこんな顔をしていたんだな」みたいな感慨がありました。
 そして用件が終わり、その場を離れました。よほどの事のない限り、この四人と会うのは今日が最初で最後になります。
 ある意味典型的な「一期一会」です。この出会いは、自分の記憶層にどのような形で刻まれるのだろうか、などとも思いました。

 また、同時に、ある別れが決まりました。まだ残務処理で何度か会うかもしれませんがそう遠くないうちに無縁になります。一年ちょっとのつきあいで、結果的には、つきあいを持った事自体が失敗だったと言わざるを得ない人間関係でした。
 まあ、それも自分の不徳の致すところと言わざるを得ません。失った時間や物は取り戻せません。とはいえ、頑張れば別のものを取り返すことができるはずです。何とか、それを実現させたいものです。

 また一方で、新たな、かつ意外な出会いもありました。その人達とどのようなつきあいになるか分かりません。
 これまでの失敗を繰り返さないためにも、いい形の出会いにしたいものです。楽しくない別れの後だけに、より期待が膨らみました。

2013年09月03日

自転車通勤開始

 ここ数日書き続けていたように、自転車通勤を始めました。
 経路については、普段歩いている道とさほど変わりません。
 ところが、アパートを出て、自転車を漕ぎだした時、これまで見なかった風景が目に入りました。
 などと書くと大げさですが、目に入ったのは、青空と大量の入道雲でした。
 しかしながら、これまでの出勤で駅に向かって歩いている時は、目の前の道路と、前を歩く人の背中、すれちがう人の動線しか目に入りません。したがって、空や雲が見えた事などなかったのです。
 他にも、色々と新鮮な形で物を見ることができました。中には、仕事の参考になった事もありました。
 視点がちょっと変わると見えてくるものがここまで変わるのか、と驚きました。これを機に、新しい「交通機関」を使って、色々と新たなものを見てみようと思っています。

2013年09月02日

ネットでの「尋ね人」?

 よく、ツイッターで「身内の○○が行方不明になりました。年齢・背格好・いなくなった時の服装は▲▲です。見かけた方は、私か※※警察に連絡してください」などという内容のツイートがRTされてきます。
 助け合い意識の強いひとが多いのか、かなりのRT数がついています。
 しかしながら、見ていて不思議な事があります。
 見かけたらまず警察に保護してもらうのが安全です。にも関わらず、警察の電話番号が書かれていません。まさか、見かけた人は番号案内を使って※※警察の連絡先を調べろ、とでも言いたいのでしょうか。
 あと、このような「探してください」はよく流れてきますが、「おかげさまで見つかりました」が流れてきたのは見たことがありません。
 実際に見つからなかったのか、最初からそんな「尋ね人」など存在しなかったのかわかりません。いずれにせよ、この現状を見る限り、「行方不明者を探すツイートは今ひとつ胡散臭い」と言わざるをえません。
 にも関わらずRTする人は、「この情報は本当か」と検討しているのでしょうか。そういう事もあり、その類のRTを見た時は、その拡散した人をフォローし続けるかを再検討するようにしています。

2013年09月01日

青信号で轢かれかける

 朝、横断歩道を渡ろうとしていました。歩道の信号は青なのですが、そこに左折してくる車がありました。
 当然、青信号なのですから、普通に道を渡るべきです。寝起きで頭がボーっとしていた事もあり、信号のない道で車に出くわしたような感覚に陥ってしまいました。
 そこで、一瞬、車に道を譲る感じで足を止めかけました。しかしながら、当たり前ですが、左折した車は止まったままです。ならばと思って再び歩き出したのですが、その直後、左折車が動き出しました。
 こちらの動きがもうちょっと遅ければ接触事故になっていたかもしれません。朝っぱらからちょっと肝を冷やしました。
 自分の行動がちょっと変だったというのもあるのですが、やはり、青信号で歩行者がいるのに、このような発進をするのはいかがなものかと思いました。
 このような運転の積み重ねが、いつか交通事故につながるのではないでしょうか。
 いずれにせよ、これから道路を移動する機会がこれまでより増えることになります。朝でも頭をはっきりさせて動かねば、と強く思いました。そういう意味においては、今回の「ヒヤリ」は価値がありました。