2005年07月22日

御中元

 この時期は、職場に御中元がちょくちょく届きます。そのおすそ分けみたいな感じで缶ジュースなどが配られてきます。配られる際にはむきだしで来るので、どこの社が贈ったものなのか分かりません。まあ、贈り元のほうも、事務的に処理しているだけなので、どこに何を贈ったか、などとは意識していないのでしょう。そう考えると、この御中元には何の意味があるのかな、などとジュースを飲みながら考えてしまいます。
 もっとも、だからといって、御中元などの儀礼が無意味だと思っているわけではありません。かつて大変世話になったけれど、今は会う機会のない方がいます。その方との現在のつきあいは、年賀状のほかは御中元・お歳暮のみ。個人でやりとりをしている人は他にいない事もあり、家に届く御中元・お歳暮を見たり、返礼の品を選んだりするたびに、かつて世話になったり教わったりした事を思い出します。
 というわけで、なんか相矛盾するような結論になりました。まあ、儀礼にも形式的なものから、そうでないものまでいろいろある、という事でまとめさせていただきます。

2005年07月22日 23:45