2005年09月28日

合っていない語呂合わせ・その2

 電車の中吊り広告に、長野新幹線の安中榛名駅前の不動産の広告が出ていました。新幹線の駅前の住宅地というと凄そうですが、この駅は開業時に「新幹線史上、最も寂しい駅前」とまで言われたほどの辺鄙な駅。宅地開発する場所も有り余っているわけです。宣伝文を見ても東京まで新幹線で59分だの、買い物に行くにも新幹線で軽井沢に行かねばならないなど、不便さが伝わってきます。さらに言うと、山の中に並ぶ宅地の写真を見ていると、冬の風の冷たさを想像して、見るだけで寒気を感じてきます。
 そのあたりも気になったのですが、より気になったのは申し込みの電話番号。最初の3数字が「179」でこれに「あんなか」とルビが振ってあるのです。「な」が「7」なのは分かりますが、1のどこが「あん」で9が「か」というのは、どうやったら読めるのでしょうか。以前ネタにしたラーメン屋の変な数字の語呂合わせも変でしたが、こちらはかなりの宣伝費を投じて作った中吊り広告なだけに、余計驚かされました。まあ、宅地の環境の宣伝そのものに無理があるだけに、電話番号の語呂合わせにも無理があるのは仕方のないところでしょうか。

2005年09月28日 23:49