2012年06月30日

レバ刺し終了

 本日を最後に、飲食店におけるレバ刺しの販売が禁止されたとのことです。もともと、レバーはよく焼いたものでないと匂いがきついと思うタイプでしたので、これまで食べたことはありませんでした。したがって、「禁止」と聞いても駆け込みで食べようとする気も起きませんでした。
 禁止のきっかけは、牛肉生食に伴う食中毒だと聞いています。ならば、この時勢では仕方ないのでは、と思いました。
 社員をこきつかって過労自殺をさせたワタミを筆頭に、あの類の業界は、いかに安い人件費で調理人・ホール係をこき使って利益を挙げるか、と最優先しています。その結果、調理する人の能力も下がる上に、過重労働で仕事の質も下がります。その結果、危険性のある食べ物で食中毒のリスクが上がるのは当然です。死者を出さないためには規制するよりないわけです。
 このような「人件費節減」が続く限り、「食べれなくなる料理」は今後も増え続けるだろうな、と改めて思いました。

2012年06月29日

コンビニ戦争

 先日書いた、セブンイレブンの新店が職場近くの駅前にオープンしました。本部とおぼしきところから社員が応援に来て、「おにぎり50円引き!」などと呼び込みをやっていました。
 そこから10数メートル離れた所には100円ローソンがあります。個人的には、セブンイレブンと100円ローソンは客層がかぶらないのでは、と思っています。しかしながら、ライバルグループに対抗するためか、こちらも本部から社員が来て、「フランクフルト70円です」などと呼び込みをしていました。
 長年のライバルであるだけに、それだけ力を入れているのでしょう。ちなみに今朝は、セブンイレブンの開店と関係なく100円ローソンに用がありました。しかし、自分が買いたいものの前に、仕入れ品が箱を開けていないまま積まれ、買うのに苦労しました。
 それを見た時は、「本社の社員もフランクフルトの呼び込みをする暇があるなら、現場の店員さんの荷解きを手伝えばいいのに・・・」と思いました。
 あと、先述したように、この新店から見える所に、既存のセブンイレブンがあります。そこの責任者の事を考えると、本部はそちらにも人を出してあげるべきでは、とも思いました。

2012年06月27日

違法駐輪教育

 自宅付近でも、職場付近の駅前にも日常のように違法駐輪が見られます。路上はもちろん、駅に近い店舗やアパートがあると、その前には必ずといっていいほど、違法駐輪で埋まります。
 その対策として、行政側は違法駐輪に印をつけ、それでも放置されれば撤去するわけです。
 ある朝、駅前で、その印付き違法駐輪自転車をみました。その中に一つ、子供用自転車がありました。
 並び方からみると、勘違いした子供が間違えて置いた、という感じではありません。親と一緒に来た、並べて駐めた、という感じです。
 もしそうなら、この子の親はわかっていて、違法駐輪をさせた、という事になります。
 教育方針として、法律違反しても、安価に自転車を止めれればいい、という考え方なのでしょうか。そのような育てられ方をした子供が、法律や規範をどのように認識するのだろうかと思い、朝から楽しくない気分になってしまいました。

2012年06月26日

冷や汗をかいた押し間違い

 駅のホームで電話をかけようとしました。スマホの電話ボタンを押し、画面を見たのですが、そこには電話番号リストでなく、若い女性の脚が写っていました。
 どうやら、電話ボタンの近くにあるカメラボタンを間違えて押したようです。その結果、目の前にいた人が画面に映されてしまったわけです。
 慌てて画面を消して電話ボタンを押し直しました。
 スマホはちょくちょく固まります。もしかしたら、電話ボタンを押そうとした瞬間に固まり、カメラボタンが反応したのかもしれません。
 もしこの時、後ろから自分の携帯画面を見ていた人がいたら、通報されてもおかしくないな、と思いました。
 とにもかくにも怖すぎます。慌てて、カメラボタンのアイコンを、電話ボタンから大きく離す処置をとりました。

2012年06月25日

ファーストサーバ事件

 ファーストサーバというホスティング会社が、一部ユーザーのデータを全部喪失してしまった、というニュースを見ました。企業のサイトやWEBシステムなどが全て消えてしまったわけです。
 さらに、この会社はサイボウズを用いたASPサービスもやっていたとのことです。そこに登録した、社内メッセージ・各自の予定・掲示板なども同様に全て消えてしまいました。
 自分も前職で、グループウェアを使っていたのですが、それが落ちるとグループ会社全ての仕事が止まります。
 その時にいた会社では、サーバは自社運用していましたが、ちょっとでも止まるとすぐ大騒ぎになりました。あの3月11日の時も、サーバの電源ケーブルが抜けて、落ちてしまいました。それに気づいた時は、余震の恐怖を感じながらも、整理されていないサーバ室に潜り込んで、復旧作業を行ったものでした。
 それだけに、サイボウズを使っていて被害に遭った企業が受けた損害はかなりのものだと想像できます。

 先方のアナウンスでは、「ユーザーが自分でバックアップしたデータがあれば復旧できる」との事でした。
 しかし、これは現実的に難しいでしょう。業務にとって極めて重要なグループウェアサーバの運用を他社に依頼する、という事は、それだけシステム管理要員が不足している、という事です。
 したがって、外出ししたサーバから細かくバックアップを取り、別途ローカルに保管する、という事は現実的に難しいでしょう。そんな要員がいるなら、最初から外部サーバでグループウェアを運用しないと思います。
 というわけで、被害にあった企業のこれからを思うと、他人事ながら愕然としました。

 報道によると、事故の原因は、ミドルウェアの修正パッチを当てた際の不具合とのことです。したがって、ファーストサーバという会社もある意味被害者とはいえます。
 しかしながら、もし熟練した技術者が、余裕をもって作業をしていたら、このような事故は回避できたのでは、とも思いました。
 もちろんその会社の内情は分かりません。とはいえ、今の「人を減らして利益を出す」という企業全般における傾向が影響していないとは思えません。
 原因は全て解明されていないので断言はできませんが、そのような日本全般に蔓延している「人件費削減で営業利益向上」体制が生み出した悲劇なのでは、と思っています。
 そして、この傾向が変わらない限り、同様の事故はより一層悲惨な形で発生しそうだ、とも思いました。

2012年06月24日

手続きをして初めて分かった金額

 仕事が変わった関係で、これまで給与天引きだった税金や社会保険料の請求書が来ました。
 給料を貰っていたこれまでの20年間は、「自分の収入=手取り金額」という感覚でした。したがって、それらのお金は、「きちんと義務を果たしている」という意識はあっても、「払っている」という意識はほとんどありませんでした。
 しかし、このように請求書をもらい、実際に振り込み手続きをやってみると、改めて「かなりの金を払っているな」という事を実感しました。特に、国保料の高さにはびっくりしました。軽く、昨年の手取り収入の一割を越えていました。
 また、住民税についても、改めて考えらせられました。特に、私の住む街は、県知事が自分の選挙運動としか思えない「ひったくり防止広告」に出演したり、市長がツイッターで自分の意見に反対する人を嘲笑するなど、ろくでもない連中がトップについています。
 そういう事もあり、これまで自分が払ってきたお金並びに、これから払うお金の事を改めて考えさせられました。
 もし、これまでの給与生活を続けていたら、定年退職するまで、このような事を考えられなかったわけです。それを思うと、給与生活の人も、十年に一度くらいはこのような手続きを自分でする制度にしてもいいのでは、などとも思いました。

2012年06月23日

10分間睡眠

 前にいた会社では、一応、1時間の昼休みがありました。実際は50分くらいですし、休み中に呼び出しを食らったりしたことも普通にありましたが、とりあえず、食後の20数分は昼寝に当てることができました。
 しかし、今の仕事では、その20分の昼寝時間を取るのも難しいものがあります。まあ、自業自得みたいなものなので、仕方がないのですが・・・。
 そこで編み出した(?)のが、10分睡眠でした。何とかそれだけの時間が取れた時に、10分後に目覚ましをかけ、椅子に座って仮眠を取るのです。
 たかが10分と思うかもしれませんが、これが意外に眠れます。目を閉じてしばらくすると意識が落ち、夢まで見たりします。そして、目覚ましの音とともに我に返るのです。
 そして、起きた後は、そこそこ頭がすっきりします。というわけで、最近、これをかなり愛用することにしています。
 とはいえ、もちろん昼寝は長くとれるに越したことはありません。何とか仕事の段取りを改善し、以前並に寝れる時間を取りたいものだ、と思っています。

2012年06月22日

情報源としての価値

 本日、首相官邸に原発再稼働反対を主張する人が4万人も集まってデモを行いました。仮にも政治の中枢に、ちょっとした市の人口並の人数が押しかけてきたわけです。
 その人々は、いわゆる「原子力村」の住人である、NHKを含めたほとんどの報道業者と利害関係が相反します。したがって業者達が集まった人々を快く思わないのは仕方ないところです。
 とはいえ4万人もの人が集まったわけです。仮に批判的な立場でも、それを伝えるのが「報道機関」としては当然でしょう。
 ところが、いくつかのTV局・新聞社サイトがちょこっと報じたものの、大半の業者は現時点で完全に無視しています。
 あったかどうかすら伝えないのでは、もはや「報道」とはいえません。完全に「原子力村の広報機関である」と宣言したようなものでしょう。
 このような状況が続けば、ネットなどにおいて、商業マスコミが「ソース(※信頼にたる情報源)」とlして扱われなくなる日も遠いことではないかも、などと思ってしまいました。

2012年06月21日

嵩高荷物専用車両

 今月に入ってから京成で通勤しています。わずか二駅ですが、乗換駅である京成津田沼におけるホーム混雑は身の危険を感じるほど、凄いものがあります。その対策として、先日より乗る車輌を先頭車両から催行日車輌に変えてみました。
 そして、千葉線で京成津田沼に着いたところ、隣のホームに本線からの上野行きが入って来ました。もちろん、その接続については、以前と変わりません。
 ところが、目の前に止まったその上野行きの最後尾を見た時はかなり驚きました。
 そこには「嵩高荷物専用車両」という札がついています。そして、他の車輌は通勤客で立ち客もいるに関わらず、その車輌だけはあまり人が乗っていませんでした。しかしながら、その人たちは、いずれも50代を過ぎた女性ばかりでした。そしれ全員、かなり大きな荷物を小脇に置いています。同じ列車にも関わらず、他の車輌とは完全に別の空間となっていました。
 ネットなどの情報で、京成には行商専用車両があるとは聞いていました。しかし、それを実際に目にする機会があるとは思いませんでした。ちなみに、この「嵩高荷物専用車両」が運行されるのは、一日一本・この上野行きのみです。そして、関東でこのような行商の人のために特別に配慮された列車は、現在はこれ以外にありません。
 これまで毎日見てきた上野行きですが、乗る車輌を替えただけで印象がこれまでと百八十度変わってしまいました。仮に、混雑対策を行わず、いつもの車輌に乗り続けていたら、一生、このことに気づかなかったでしょう。
 ちょっと視点を変えるだけで、ものの見方が大きく変わることはよくあります。その象徴とも言えた、この「嵩高荷物専用車両」でした。

2012年06月19日

スパムまがいと真性のスパム

 以前務めていた会社の都合で、某ネット銀行に口座を作ったことがあります。それ以来、そこから毎日のように宣伝メールが届くようになりました。
 もちろん、そんなもの読んでいる暇はありません。とはいえ、件名はどうしても目に入ります。特に、その銀行は、宣伝メール件名の頭に【JNB】と自社の頭文字をつけるので、見るだけで発信元がわかります。同時に、それを見た瞬間、自動的に「見る必要のないメール」と判断するのが、もはや脊髄反射となっています。
 ところが最近、その銀行に登録していないメルアドにも、【JNB】という文字が件名につくメールが届くようになりました。
 不思議に思ってよく見てみたら、差出人がなぜか「Googleマップ」などとなっていました。
 つまり、スパムメールの配信者が「本物のメール」であるように見せかけようと、それらしい件名や配信元を騙っているわけです。
 もちろん、そんなメールに騙される事はありません。とはいえ、この「件名【JNB】」にはちょっと笑いました。ほとんどスパムと化している銀行からのメールが、真性のスパムに使われたからです。
 同じように認識している銀行ユーザーは自分以外にも多いでしょう。したがって、多くの人はその「件名【JNB】」を本物だと誤解しても、「またあそこからうざいメールが来ている」くらいにしか思わなかったのでは、と思いました。
 今後も、このようなスパムメールは増えるのでしょう。特に、買い物ページに大量の「トラップ」をしかけて、大量のメールを送りつけようとする、R社やG社を騙るスパムは増えるのでは、などと思いました。

2012年06月18日

駅前二号店

 職場に行く商店街の入口にあった薬局チェーン店がつぶれました。この駅前には、薬局三大チェーンが揃っており、駅から一番遠いその店が競争に負けた、という感じです。
 その跡地の工事が始まり、今日見たらセブンイレブンの看板がついていました。それを見た時は、少なからず驚きました。なにしろ、その商店街の入口から数十メートル離れた所にはセブンイレブンがあり、しかも先日改装を終えたばかりだったからです。
 確かに、この商店街には他にコンビニがありません。そのため、わざわざそのセブンイレブンまで行く必要が発生し、不便を感じた事はありました。
 そういう意味ではありがたいのですが、いかんせん、既存店との距離が近すぎます。駅前の交差点からはどちらの店舗も見える、というくらいの近さです。
 コンビニの大量出店はよく問題になります。果たしてこの出店が既存店との共存が可能と計算してのものなのか、そのへんを無視したものなのか、非常に気になりました。

2012年06月16日

32年ぶりにネットで再会

 小学校の頃に1年数ヶ月ほど住んでいたかつての家に行き、その現状についての感想や当時の思い出を、このサイトに10年ほど前に書いた事がありました。
 具体的な写真などは一切載せていません。したがいまして、読んでも意味が分かるのは、自分の家族ぐらいだと思っていました。まあ、ご存知の通り、当サイトは昔も今も、そのような「自分が書いて楽しければそれでいい」という文章や日記が多々掲載されます。
 ところが、そのページを偶然発見した、当時のお隣さんからメールを頂きました。その家について言及したわずかな描写と運営者紹介にある自分の名前から、もしやと思われた、との事でした。
 わずか1年数ヶ月のお隣づきあいだったわけです。それが、そのような短い文章一本で32年ぶりに「繋がった」わけです。ネットの力とは不思議かつ凄いものだと改めて思いました。このサイトをやっていて本当に良かったと思いました。
 そして、人違いのリスクもありながら、そのようなメールを送って下さった、当時のお隣さんには本当に感謝しています。改めて、御礼申し上げます。

2012年06月15日

出来レース?

 昨晩、Googleニュースかツイッターだったかに、「○○容疑者、明日逮捕へ」というニュースが流れていました。そして、「予定」通り、その容疑者が今朝逮捕された、というニュースが流れました。
 なんでも、その容疑者は漫画喫茶で逮捕されたそうです。という事は、その人もネットを見れる環境にあったわけです。もしそのような情報をネットで見て、慌てて逃亡したらどうなっていたのでしょうか。もしかして、最初から、両者合意の上で今朝の逮捕が決まっていたため、そのような「事前情報」を流しても問題がなかったのでしょうか。
 いずれにせよ、とっくの昔に首謀者の刑が確定しているのですから、今更部下の一人や二人が逮捕されたところで、社会的にはどうでもいいことです。しかしながら、今日のテレビにとってはこの逮捕事件が最大のニュースとして扱われているそうです。
 その一方で、首相官邸前に1万1千人も人が集まって原発再稼働反対デモをやった、というのはほとんど報じられなかったそうです。今の世の中にとって、この二つの重要性は、圧倒的に後者のほうが高いと思うのですが・・・。
 昨年、これまでずっと無い事になっていた、相撲界の八百長が明らかになりました。同様に、こちらの世界の八百長もいつか暴かれる日が来てほしいものだ、と思いました。

話題のずらし方

 4月末に、格安ツアーバスが交通事故を起こし、7人の方が犠牲になったのはまだ記憶に新しいところです。
 その後しばらくは、この事件に関するニュースはかなり多く報じられていました。ところが、ある時期から、話がずれてきました。
 まず、事故を起こした運転手が、運行を担当した会社の名義を利用して、違法な営業を行なっていた、という事が話題になりだしました。さらに、その会社も、その「犯罪」に関わっていた、という事で、その会社の社長も逮捕されました。それ以来、この事件の関連報道は見なくなりました。
 確かに、運転手が違法営業をし、契約していた会社がそれに噛んでいた事は良くない事です。しかしながら、それと、7人が亡くなった事故には何ら関係がありません。そしてこの大事故が発生した事に比べれば、まったくもってどうでもいい事です。
 それによって、そのような問題のある会社が長距離バス運行に参入できる、という制度の本質的な問題点はそのままとなってしまいました。
 7年前にJR西日本が福知山線で大事故を起こした時もそうでした。なぜかいつの間にか「100人以上の死者を出した人事管理および施設管理」よりも「その日の晩にJR西日本の一部社員が飲み会を行った事」のほうが大問題であるかのように、報道がずれていきました。
 そして結局、事故の根源的な問題は、遺族による裁判の時くらいしか取り上げられる事はなくなりました。
 その理由は、報道を行なっている会社が、事故の本質的な原因である「バスの規制緩和」「JRの『民営化』と同時に確立した安全軽視体制」を持ち上げていたからです。したがって、その事故の本質がどこにあるかが明らかになると、マスコミの報道がいかにおかしかったかも同時に明らかになってしまうわけです。
 それを防ぐために、このような「枝葉末節な事ばかり取り上げて、本質を隠す」という報道が行われるわけです。
 毎度の事ですが、その姑息さと無責任さには呆れてしまいました。

2012年06月13日

いろいろな「おかげ」

 2012年6月13日は、自分にとってかなり重要な一日になりました。あと何年生きていられるか分かりませんが、この一日については、人生最後の日まで絶対に忘れる事ができない、というくらいの日でした。
 そのような日にすることができたのも、全てはこれまで自分と関わって下さった方々のおかげだと思っています。
 生まれた時から世話になりっぱなしの両親を初め、姉弟妹・相方など、これまで長い間、本当に色々と助けてもらいました。
 他にも20代の頃に人として生きる道を教えてくれた、今はなき師匠や、学生時代以来のつきあいとなる先輩・仲間もいます。そして、今世紀に入ってからは、ネットのみで、一度も会ったことがないつきあいであるにも関わらず、心から感謝できるほど、お世話になった方もいらっしゃいます。
 そのような方々のおかげで、ここまで自分なりに満足して生きることができました。
 これから、どんな人生を過ごせるのかは分かりません。ただ、できる限りそれらの方々から頂いたものをお返しできるように生きていきたいと思った、この重大な転機となる一日でした。

2012年06月12日

氷抜き

 若い頃から猫舌なので、基本的にアイスとホットの選択になるとアイスを選んでいます。とはいえ、実はさほど冷たいものが好きなわけではありません。ちょっと体調を崩すと、すぐに冷たさが腹に来ます。
 にもかかわらず、猫舌の優先度が高く、相も変わらずずっとアイスコーヒーを初めとする冷製飲料を購入していました。
 そんなある日、とあるファストフード店にてアイスコーヒーを頼もうとすると、目の前の人が、衝撃的な一言を放ちました。それは「アイスコーヒー、氷抜きで」というものでした。
 確かに、カップ式の自販機には「氷抜き機能」はあります。とはいえ、その際、コーヒーは範囲外でした。まあ、熱いコーヒーに氷を入れて冷やして「アイスコーヒー」を作る事もあり、「コーヒーにはない機能だ」という固定観念を持っていました。
 それだけに、この「氷抜き注文」は自分にとってコロンブスの卵みたいなものでした。それ以来、ファストフードのアイスコーヒーはもちろんの事、居酒屋での注文でもこの「氷抜き」を愛用しています。
 飲んでみると、腹が冷えない上に、氷がない分、飲み物の量が増える、という利点まである事に気づきました。何でこんな便利なシステムをもっと前から使わなかったのか、と後悔に近い感情すら覚えている今日この頃です。今後、この「○○、氷抜きでお願いします」は自分にとって定番となることでしょう。

2012年06月10日

詭弁と恥

 ある数十年の開催履歴があるイベントの運営をやりました。すると、50過ぎの人が、一つの運用規則について、「これはおかしい。かなり久しぶりに参加したが、前回はこうではなかった」とクレームをつけました。
 自分もこのイベントには20年近く参加しています。しかし、そのあいだ、ずっと同じルールでやっています。念のため、30年以上運営をやっている先輩に確認しましたが、やはりその通りでした。
 その旨を回答した所、何とその人は、嘘をついた事に対する弁解もせずに、「しかし、問題は問題だ。改善する必要がある」と言い出しました。
 あほらしくなったので、「そうですか。でもこの規則を変える必要は感じません」と答え、話を終わらせました。
 もちろん、考え方は人それぞれです。その人が、その運用規則に反対する事自体は、一つの意見だと思います。
 とはいえ、最初に「以前はこうだった」と嘘をつき、それを指摘されても、謝罪もせずに開き直るようでは、話になりません。
 いい年こいて、何でこんなみっともない事ができるのだろうか、と不思議に思いました。
 もっとも、最近のテレビでは、同じように、話に矛盾があろうと、嘘があろうと、とにかく大声で強弁する人がもてはやされる傾向にあるようです。もしかしたら、その人も、TVの影響を受けて、そのような「弁論術」を用いたのかもしれません。
 その人の態度および、その手法がもてはやされているという現状を思い、かなり暗澹たる気分になりました。

2012年06月09日

驚異的な接続

 現在の仕事場は京成大久保にあります。経路的には大回りなのですが、本数が多くて安い、という事もあり、京成電車で通っています。
 駅数は二駅ですから、電車に乗っている時間は6分ほどですみます。ところが、電車を待つ時間が異常に長い事が多々あるのです。
 今日などは、京成大久保で待った挙句、やっと来た電車が京成津田沼駅のホームに入ろうとした時に、向かい側から千葉線の電車がホームを出ました。
 そして、次の幕張本郷方面行きまで16分も待つ破目になりました。
 この千葉線は全線複線で普通電車しか走っていません。また、京成津田沼以外の駅で、他の路線と接続を取る事もありません。
 したがって、京成津田沼駅での接続だけを考えてダイヤを組めばいいはずです。
 ところが、このような「本線の電車が入るのと同時に千葉線が発車」というのは、既に何度も食らっています。また、幕張本郷から行く時にも、同じような経験を一度ならずしています。
 もしや、会社の都合で京成千葉線の乗客を減らす方針があり、そのために乗り継ぎが不便なダイヤを作っているのだろうか、とまで思ってしまいました。
 定期を買ったので、当面はこの経路を使うつもりですが、この調子でストレスが溜まるようでは、次からは別の交通機関も検討すべきかも、などと思っています。

2012年06月08日

2012/6/8の更新

 夏コミの告知を掲載しました。
 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2012年06月07日

急性シンナー中毒になった蝶

 屋外で有機溶剤を使う作業をしていました。作業中に一休みしていたら、蝶が飛んできました。そして、その蝶は私の体にまとわりつきました。
 蝶にまとわりつかれる、などという事は初めての経験です。不思議に思っていたら、そのうち、その蝶は軍手に止まり、動きを止めました。見てみると、口から管を出して、それを軍手にさしていました。
 これを見て、一連の不可解な行動の謎が解けました。この蝶、何故かわらりませんが、有機溶剤を花の蜜と勘違いしていたようです。
 慌てて振り払いましたが、時は既に遅しでした。蜜の代わりに有機溶剤を吸った蝶は、フラフラと飛んでいきました。何とか飛び続けられていたので、命には別状がなかったように思われます。
 中学時代、不良の人がビニールに入ったシンナーを吸っているのを見たことがありましたが、それ以来となる「シンナー中毒者(?)」の目撃となりました。
 改めて、中毒性のあるものは適正に使わないと大変な事になる、と思いました。
 それにしても、我々人間の嗅覚では、花と有機溶剤は似ても似つかないにおいです。それを混同する蝶の感覚器官はどうなっているのだろうか、と不思議に思いました。

2012年06月06日

電飾が似合わなすぎる展示物

 都内に用事がありました。帰りに電車に乗っていたら、新橋のSL広場が見えました。ずっと前から見慣れていた広場ですが、今回はかなりの違和感がありました。何故ならば、展示されているSLの動輪に電飾がほどこされていたからです。
 その電飾は、時間によって赤くなったり、青くなったりと、商業施設の看板のような「輝き」を見せていました。
 蒸気機関車の魅力の一つに、石炭を燃やして推進力を得て、煙突から煙を吹きあげて走る、というのがあります。要は電気のようなスマートな技術とはある意味対極の所にあるわけです。
 懐かしさのみならず、その力強い走りが、「現役」から引退して40年近くたった今も根強いファンを持っている理由だと思っています。
 そういう事もあり、この「動輪が様々な色に輝く蒸気機関車」というのは、「電飾を施してはいけないものの見本」みたいなものだな、と思いました。

 あと話はちょっとずれますが、先月、最後の原発が止まりそうになってからずっと「夏場の電力不足」が大げさに騒ぎ立てられています。しかし、このような「無意味な電飾」を見ると、「まだまだ山ほど無駄に使われている電気があるだろうに」と思わざるをえません。

2012年06月05日

「評論家」にふさわしい格好

 ラーメン屋さんに、新商品のポスターが貼られていました。そこにでは、「ラーメン評論家の○○さん」が、その新商品を絶賛していました。
 その評論家さんですが、なぜか海賊みたいな帽子を被っています。それだけでも十分変なのですが、その帽子の真中には、そのラーメン屋の店名が書かれていました。
 もちろん、「店の広告に出る」というだけで、その「評論家」の発言から客観性は失われます。とはいえ、何も店の屋号まで身に着けて、「自分はこの店べったりの『評論家』です」と宣言することもないのでは、と思いました。
 この仕事をする分にはこれでいいのでしょうが、他の仕事をする際の信頼性に問題は生じないのだろうか、と他人事ながら気になりました。

 話は変わりますが、同じ通りにあるラーメン屋には、「伝説の製麺師」が宣伝ポスターに載っているのですが、この製麺師さん、なぜかプロレスラーみたいな覆面をかぶっています。
 ラーメン業界の事はよくわからないのですが、この世界では変な格好をするのが流行なのだろうか、と不思議におもいました。

2012年06月04日

谷津バラ園

 先週末、家族と谷津バラ園に行きました。ここは、幕張本郷から電車で二駅、という所に位置しているのですが、これまで一度もいった事がありませんでした。
 相方とは何度か行こうかと話していたのですが、予定していた日に雨が降るなどで、行けずじまいでした。というわけで、15年目にして初の谷津バラ園となりました。
 バラ園自体は、入り口から全体を見渡せるほどの広さしかありません。しかしながら、そこに咲いているバラの種類の多さと数の多さには圧倒されました。
 一部には、「バラのトンネル」という形になっている所もあり、そこを歩いている時は、少し散り始めた花びらが空中に舞うのを見ることもできました。
 また、各国で作られたバラがあるのですが、その中に、この谷津バラ園で作られたものも多々入っていました。さすがは50年もの歴史を持つ所なのだな、と思いました。
 また、秋や冬に咲く季節に行ってみたいものだと思いました。
(写真をクリックすると同じ窓で大きな画像が開きます。)
yatu1.jpg  yatu2.jpg

2012年06月03日

子猫の成長

 一ヶ月ほどまえに、生まれたての子猫を口にくわえて運ぶ母猫を見ました。その後も、たまに猫の親子を見る機会はありました。ただ、人の姿に気づくと、母親はすぐに子猫を隠していたので、あまりじっくり見ることはできませんでした。
 しかし、今日は親子で座っていたのですが、こちらの姿を見ても、子猫を逃がしませんでした。そして、親子揃って堂々と座り、こちらを見ています。
 おかげで、久々にじっくり子猫を見れたのですが、かなり成長していました。まだまだ親猫の半分くらいの大きさですが、わずか一ヶ月前に、その親猫の口に加えられて運ばれていたとは思えないほどでした。
 赤ん坊の頃を知っているだけあり、その成長ぶりを見た時は、かなりの嬉しさがありました。これからも無事大きくなってほしいものです。

2012年06月02日

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 ブログが普及し始めた頃にはよく使われていましたが、最近、とんと見なくなりました。確かに、今にして思えば、あまり効率のいい機能だとは思えません。まあ、当時は「ブログにはコメントとトラックバックがある」という事が「常識」になっていたため、皆が使っていた、という事もあるのでしょう。
 ちなみに、スパムの世界でもこの機能は見捨てられたようです。かつては自分の所にも「スパムトラックバック」が「スパムコメント」と同じくらいに来ていたのですが、最近は全くもって見なくなりました。
 まあ、一種の淘汰と言えるのでしょう。自分としては、その一方で生き残っている「コメント機能」にも少なからぬ疑問を持っています。そのため、この機能についても、今後どのようになっていくのか、と思っています。

2012年06月01日

日本食の塩分

 昨日に続いて病院の待合室ネタです。その病院は壁に、いくつもの「健康情報ポスター」が貼ってあります。その中の一つに「和食は健康的と言われているが、実は塩分が多い」というものがありました。
 松屋の朝食セットのような「ご飯・味噌汁・焼き鮭・漬物・海苔・納豆・おひたし」というメニューの写真があり、それぞれの塩分およびその合計が記載されています。
 それ自体は参考になったのですが、「で、どうすればいいのか?」と思いました。このメニューを見直し、たとえば、おひたしを酢の物に替えればいいのか、それともこのような和食自体を見なおせばいいのか分かりません。
 もし見直すなら、中華にすればいいのか、洋食がいいのかも特に提示がありませんでした。
 病院の掲示物ですから医者に尋ねればいい、という事なのかもしれません。しかしながら、他に待っている人も多い中、そのような事を尋ねるのも気が引けますし、詳細なアドバイスを貰えるとも思えません。
 というわけで、勉強にはなったものの、今後のメニューへの影響力は発揮できないな、というのが率直な感想でした。